神楽「織姫？誰それ」

新八「いいかい神楽ちゃん、織姫っていうのはね」

　　(中略)

新八「…ということなんだよ。わかった？」

神楽「へ～。まあどうでもいいや。その井上織姫っていう巨乳が願いを叶えてくれるアルな」

新八「だからそれBLEACHの織姫！僕の説明は何だったの！？」

神楽「いいから早く行こうヨ！アネゴも一緒に行くってさ」

銀時「アイツも行くからなんなんだよ。むしろ行きたくなくなるわ」

お妙「なんか言ったか」

銀時「いえなにも言ってません」

神楽「早く行こ、アネゴ！」

お妙「そうね、神楽ちゃん」ﾆｺﾆｺ

お妙「アナタ達ももちろん行きますよね？」ﾆｺﾆｺ

銀時「…行こうか、新八君」

新八「…そうですね」

―七夕祭り―

ガヤガヤワイワイガヤガヤ

新八「早めに着いたのに結構人居ますね」

神楽「短冊！短冊！」

お妙「もう願い事書いてる人たくさんいるわね」

銀時「どれどれ」

【みんながしあわせにくらせますよーに　たろう】

【受験 受かりますように　健二】
　
【今年こそ彼氏をつくりたい　優美】

銀時「なんかありがちなのばっかりでつまんねーな」

新八「そうですか？太郎君とか 家族思いの良い子じゃないですか」

銀時「んー…」

神楽「あっ、これ」

【吉原の人間が平和に暮らせますように　月詠、日輪】

【友達がもっとたくさんできますように　晴太】

銀時「アイツらも平凡なの書くのな」

新八「あっ、真撰組の皆さんのもありますよ」

【死ね土方　沖田】

【お前が死ね沖田　土方】

【まあまあ、落ち着け２人とも　近藤】

【あんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱん　山崎】

銀時「明らかに会話してるじゃねーかコイツら！」

お妙「猿飛さんのもありましたよ」

【銀さんとセッ○スしたい　猿飛】

神楽「生々しいアルな」

【この腐った世界を壊したい　桂】

新八「アレ？なんかパクってません？」

【この腐った世界を壊せますように　高杉】

新八「パクられたことに気付かないで同じこと書いちゃってるよこの人！」

【この世の全員死にさらせ 滅びろ世の中　長谷川】

銀時「怖ェェェェ！！攘夷志士共より怖いこと書いてるよ長谷川さん！」

【若にゴスロリを着てほしい　東城】

神楽「うわっキモいアル」

【いい加減 東城ウザい　九兵衛】

新八「ウザがられてる！ウザがられてるよ東城さん！」

【髪が生えてきますように　星海坊主】

神楽「無理だヨ」

【家賃払えよ万事屋　お登勢】

銀時「いやです」

【チャイナウゼーナ。アイツガ居ナカッタラワタシガヒロインニナレルノニ　キャサリン】

神楽「なれるわけねーだろが！」

【ガガガ ピー　たま】

銀時「なに？故障してんの？故障してんの？」

【妹 めっちゃ可愛い　晴明】

お妙「知らんがな」

【新しい彼氏ができますように　公子】

銀時「ん？公子って誰だっけ」

新八「ほらあの、麻薬中毒だった…」

銀時「ああ、ハムの」

新八「そう、ハムの」

公子「アタシはハムじゃねェェェェェェ！！」

銀時「…えーと、どちら様？」

公子「公子だよ公子！」

新八「ハム子さん！？痩せましたね～」

神楽「豚からポッキーになったアルナ」

公子「そこまでやせてないしぃ！ポッキーとかマジありえないじゃん！」

お妙「初めましてハム子ちゃん」ﾆｺﾆｺ

公子「公子だっつの！マジムカつくんですけどぉ！」

公子「公子だっつの！マジムカつくんですけどぉ！」

お妙「あ？なんか言ったか小娘」

公子「いえなにも言ってません」

公子「…そろそろアタシ帰るぅ。親が心配するしぃ」

銀時「帰る途中チョコレートかけられないように気を付けろよ」

公子「ポッキーじゃねーっつってんだろ！」

神楽「じゃーなハム子」

お妙「そろそろ私達も短冊書きます？」

銀時「いや、もう少し見てこーぜ。どーせ暇だし」

神楽「知り合いが書いた短冊探すの楽しいし」

新八「まだ人の見んのかよ…」

【人に『食べてよかった』と思われるようなラーメンを作りたい　幾松】

銀時「ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ」

【お通ちゃんが幸せに暮らせますように　寺門通親衛隊一同】

神楽「ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ」

【彼女欲しい　寺門通親衛隊軍曹】

新八「オイ軍曹ォォォォォォォォォ！！」

【昆布食べたい　亀梨】

お妙「食べれば？」

【家も妻もいて幸せだったあの頃へ戻りたい　御子柴】

銀時「悲しいな！」

【キュウリ食べたい　海老名】

お妙「食べれば？」

【皆が余のようにラブ＆ピースの心を持てますように　ハタ皇子】

神楽「ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ」

【バカ皇子が幸せに暮らせますように　じい】

新八「いいこと書いてるっぽいけどバカじゃなくてハタね」

【お客様に喜んでもらえる…それだけで十分です　狂死郎】

銀時「ﾂﾏﾝﾈ」

神楽「…なんか飽きてきたアル」

長谷川「…ん？おーい銀さん達～！なにやってんの？」

お妙「アラ 長谷川さん」

銀時「見りゃ分かんだろ。短冊見てたんだよ」

新八「長谷川さんこそなにやってんスか？」

長谷川「折り紙の鶴 折ってたんだよ さっきまで」

神楽「なんでそんなことやってんだヨ」

長谷川「だから～ 七夕祭りってさ 千羽鶴あるじゃん？ 寺子屋に通ってる子供達が作ってくれた ってやつ」

お妙「ああ ありますね」

長谷川「それを折ってたんだよ 俺が」

4人「「「「…は？」」」」