渋谷凛「流派東方不敗?」 (82)

凛「何それ」

ちひろ「このプロダクション、アイドルと事務員はいるでしょ?...でも、プロデューサーがいないのよ」

凛「それで、この人なの?」

ちひろ「何でも社長の知り合いの765プロさんの社長さんが紹介してくれた人のお弟子さんらしいのよ」

凛「何かややこしいけど、前に観客全員ケガしたってやつでしょ?...大丈夫なの?」

ちひろ「そうねぇ...でもプロデューサーがいないのも事実だし、断るのも何だかあれじゃない?」

凛「ふーん。まあいいけど、その人いつ来るの?」

ちひろ「明日よ?」

凛「もう断れないじゃんそれ」

ちひろ「そ、そうよね。でも先方からは「期待しててくれ!ワシの愛弟子だからな!」と言われているし、きっと大丈夫よ!」

凛「心配だなぁ」

翌日

ちひろ「ドモン・カッシュさんですね?ようこそいらっしゃいました。私CGプロダクション、事務員の千川ちひろです」

ドモン「ドモン・カッシュです。よろしくお願いします」

ちひろ「今日からプロデューサーとして活動してもらうわけですが、今まで彼女達はセルフプロデュースで活動してきましたので、ある程度は大丈夫です。慣れてきたら、本格的に始めて下さって構いません」

ドモン「分かりました。それと、この事務所にアイドルは何人いるんですか?」

ちひろ「そうですね...全部で10人、一人でプロデュースするには少し大変かもしれませんが...」

ドモン「年齢層がバラバラだな...」

ちひろ「はい。では説明していきますね」

>>5
>>6
>>7
>>8
>>9
>>10
>>11
>>12
>>13
>>14

安価となります

星輝子

シュバルツ・ブルーダー

キョウジ・カッシュ

ウルベ・イシカワ

熱気バサラ

間違えた
とりあえずしぶりんは固定ということで

なかなかカオスだなぁ

働きたくない子よくしらんけど

臭作

遺作

鬼作

>>9
マクロスは見てないから分からんなぁ
残り
>>17
>>18
>>19
>>20

間違えた
>>21まで

こひなたみお

アスラン・ザラ

分かった。今のところ
しぶりん
しょーこ
ちゃんみお
こひなた
あんず
シュバルツ
ウルべ
アスラン
沖縄枠で時子さん
まさかのキョウジ

でいいんだな?
この...バカ野郎!!!!

ドモン「え...?何故兄さんやウルべが...?奴らは倒したはずなのに!?」

ちひろ「どうしたんですか?...ああ、確かにうちには男性アイドルもいます。ですが皆さんとても優秀ですよ?」

ドモン「な、何なんだこの事務所は...!!!」













「倒したはずのウルべ、死んだはずの兄さんやシュバルツ。分からないことだらけの上、また何か不穏な空気を感じるドモンでありました。
彼はこれからどうなるのでありましょうか?
それでは、ガンダムファイト、レディ!ゴー!」

3日後

凛「あ、プロデューサー。おはよう」

ドモン「凛、プロデューサーはよしてくれ。俺はまだ一人前じゃないんだ」

凛「じゃあ、ドモンさん?」

ドモン「ドモン、でいいさ」

凛「そっか...ねぇ、ドモン?凄い怖い顔してたけど何かあったの?」

ドモン「?...ああ、いや、昔の知り合いがここで働いてるモンだからな。ちょっと感慨深いものがあったんだ」

凛「?」

いかん...この子達は純粋なアイドルなんだ。それに名前と顔が同じなだけかもしれない。しかし、もし俺の悪い予感が当たっていたら...巻き込むわけにはいかない。


ドモン「ちひろさん、この三人は今何をやってるんだ?」

ちひろ「ああ、その人達なら今営業から帰ってくるころですよ?」

ドモン「!?...そうか。分かった」

??「久しぶりだなドモン!!ここで貴様とまた会うとはな!!」

ドモン「!?...その声、シュバルツ・ブルーダー!!」

シュバルツ「いかにも!しかし、この私たちの気配を感じ取れんとは、修行が足らんぞ!ドモン!!」

キョウジ「久しぶりだな、ドモン。...また会えて良かった」

ドモン!

ミスった

ドモン「兄さん...!?いや、兄さんやシュバルツは、あの時確かに...!!」

ウルべ「それについては、私が説明しよう」

ドモン「ウルべ!!貴様まだ生きて...!」

シュバルツ「まあ待てドモン、話を聞いてからでも遅くない」

ドモン「ッ...分かった。だったら聞かせてもらおうか!」

ウルべ「うむ、私が君たち、シャッフル同盟に敗れたのち、DG細胞は無くなったように思えた」

ドモン「DG細胞だと?あれはもう、俺たちが...」

ウルべ「デビルガンダムは、保険を残しておいたのさ。君もギアナ高地での出来事は覚えているだろう?」

ドモン「あ、ああ。あそこにはシャイニングが眠って...」

ウルべ「そのシャイニングガンダム。あの機体にDG細胞が眠っていた」

ドモン「何だと!?」

シュバルツ「私たち二人は、死んだと思った瞬間、シャイニングに眠るDG細胞に意識を移され、復活した」

キョウジ「勿論、復活するまで途方もない時間がかかったがな」

ウルべ「かくいう私も、それと同様に僅かに残ったDG細胞によって蘇ったというわけさ」

ドモン「...だからどうした。俺は!まだあんたを許したわけじゃない!!いや、ウルべ!貴様のレインにしたこと!忘れたとは言わせんぞ!!」

ウルべ「分かっている。すまないと思っているさ」

ドモン「...!?そ、そんな言葉で...!!」

ウルべ「しかし、私たちが蘇ったのには、何か理由があると思ったのだ。
考えてみれば、私は、DG細胞によって生かされ、DG細胞によって死んだ。今となっては情けない人生だよ」

シュバルツ「...」

キョウジ「...」

ウルべ「聞くところによると、東方不敗がアイドル事務所のプロデューサーをやっていると聞いてな。私たちも同じようにすれば、いつかは会えると思ったのだ」

キョウジ「だが、何時の間にかこうなっていた、というわけさ」

ドモン「いやその理屈はおかしい」

ウルべ「しかし、何か理由、いや、何らかの陰謀があると思ったのだ。
実を言うと、もう一人ガンダムファイターがこの事務所にいる」

ドモン「何だと!?それは誰だ!?チポデーか?サイ・サイシーか?」

ウルべ「アスラン・ザラという男さ。一度会いに行くといい。ちひろ、渋谷くん、今アスランはどうしてる?」

ちひろ「?今ならラジオのゲストに呼ばれているはずですよ?」

凛「良かった、私たち一応空気じゃなかったんだ」

ドモン「アスラン・ザラ?知らない名前だな...最近参加したガンダムファイターか?」

シュバルツ「いや、彼は恐らく、ガンダムファイターというものすら知らない」

ドモン「何故?ガンダムに乗っているんだろう?」

シュバルツ「...私たちには、まだまだ分からないことが多いということさ。
もし、ガンダムという世界が一つではないとしたら?」

ドモン「!?...つまり、パラレルワールド、ということか?」

キョウジ「有り得ない話ではないんだ。そもそも宇宙において、生命がある惑星がこの地球しかない、ということ自体おかしい」

ドモン「そう考えれば、そうかもしれないってことか...分かった、ひとまずこの男に会って話を聞こうじゃないか」

ちひろ「ドモンさん。その話は置いといて、輝子ちゃんを次の仕事場まで送ってあげて下さい!」

ドモン「!?...そうだ、俺は今プロデューサー。今はとりあえず流れに身を任せねば!」

ドモン「で、輝子はどこに?」

ちひろ「あなたのデスクの下です」

ドモン「!?...何だと!!?」





輝子「フヒ...み、みんな忙しそうだったから、声、かけられなかった...」

ドモン「す、すまない気づかなくて...(何て奴だ...気配を消せるのか)」

輝子「い、いいよ、大丈夫だよ。ふ、フヒ...わ、私、存在感もともと無いし...」

車の中(一応ドモンは運転出来る設定で)

輝子「キノコーキノコーぼっちのこーほししょーこー...♪」

ドモン「輝子、お前キノコ抱えて土塗れになるぞ?
食ったりしないから、今度から事務所に置いてこいよ?」

輝子「で、でも、キノコはトモダチ、だから...」

ドモン「・・・大丈夫だ、事務所の皆はお前の事を友達じゃないなんて、思っていないさ」

輝子「で、でも、気持ち悪がられてるかも、しれないし」

ドモン「(一応、一般常識はあるようだな)...なら、俺はどうだ?」

輝子「?...プロデューサーが?」

ドモン「ドモンだ。今日、今から、俺はお前の友達さ」

輝子「フヒ...な、なら、親友がいいな、ど、ドモンさんと、親友がいい」

ドモン「なら、さんはいらないな。親友だからな!」

輝子「...ヒャッハァァァァァァァァ!!!!」

ドモン「!?」

翌日

アスラン「アスラン・ザラです。
貴方がドモン・カッシュさんですね?」

ドモン「ああ。単刀直入に聞こう。お前はガンダムファイターではないなら、何者なんだ?」

アスラン「...俺は、恐らく、違う世界に来てしまったみたいなんです」

ドモン「(ウルべやシュバルツ達の言ってる事も間違ってはいない、か)なら、お前の仲間はいないのか?」

アスラン「はい。...俺は、この世界で何をすべきなのか、分からないことだらけです」

ドモン「そうか...平和なだけならいいが、それではお前がもとの世界に帰れない。か...」

アスラン「すいません、何の関係も無い貴方まで巻き込んでしまいそうだ」

ドモン「気にするな!俺はプロデューサー!お前はアイドルなんだ。いくらでも巻き込んでくれればいいさ!」

アスラン「...はい!よろしくお願いします!」

ちひろ「おはようございます。ドモンさん!」

ドモン「おはよう、今日はなにをすればいいんだ?」

ちひろ「ええとですね...杏ちゃんが、レッスンをサボってるようなので、連れてきてもらえませんか?」

ドモン「あんず?」

ちひろ「はい。見た目は子供ですが、17歳ですよ?」

ドモン「サイ・サイシーより年上なのか...このナリで」


ドモン「ここか...一人で暮らしてるということだが、大丈夫なのか?」ピンポーン

ドモン「返事が無いな...おーい!開けてくれ!」

















ガチャガチャ

ガチャ

杏「何だよう。何も注文してないよ?」

ドモン「・・・とりあえず、説教は後だ」

杏「あー極楽極楽。どうせならこのまま家まで運んでくれよう」

ドモン「さっき家を出たぶんだろう。学生の本分は勉強、アイドルの本分はレッスンに仕事だ!さあ行くぞ!」

杏「うぇー」













??「...」

ドモン「全く、サイ・サイシーより酷いサボり魔だな」
時子「あれでもマシになったものよ」

ドモン「ん?...君は、たしか」

時子「財前時子よ、覚えておきなさい。何ならその身体に刻み込んであげてもいいわよ?」

ドモン「けっこうだ。収録の時間だろ?もう行った方がいいんじゃないか?」

時子「釣れない反応ねぇ。まあその方が調教しがいがあるのだけれど」

時子「この子も一緒に行かなきゃいけないからね」ペシッ

美穂「あぅ...す、すいません!時子さまぁ!眠ってしまいましたぁ!!」

時子「いいえ許さないわ!収録が終わったら個人レッスンといこうじゃないの!!」

美穂「ひいいいいいいん!!」









ドモン「・・・・・・・・」

シュバルツ「どうだドモン。少しは慣れてきたか?」

ドモン「少しはな。だが、目的を忘れたわけじゃないさ」

シュバルツ「うむ。我々がこうして集まってしまったこと。別の世界のガンダムファイターが来たこと。謎は多いが、悩んでも仕方あるまい」

ドモン「ああ。だが黙ってやられる訳にはいかないんでな。とりあえず、いつでもいけるようにしておくさ」

シュバルツ「ふっ...変わっておらんな、ドモン。

久しぶりに修行をつけてやるとしよう!」

ドモン「その言葉、待ってたぜ!!
行くぞシュバルツ!!」

シュバルツ「こいドモン!叩きのめしてくれるわぁぁぁぁぁぁ!!!」

凛「ドモンって頭良い方?」

ドモン「何だ藪から棒に...」

凛「私と未央の勉強見て欲しいなーって」

未央「てへ☆」

ドモン「あのなぁ...」

ウルべ「ならば、私が見るとしようじゃないか!!」

凛、未央「あ、それはちょっと」

ウルべ「」

ドモン「何だ杏、帰らないのか」

杏「うーん...何だか落ち着かなくてさぁ」

ドモン「お前が?冗談だろ?熱でもあるんじゃないか?」

杏「そうかなぁ...」

ドモン「輝子、悪いがタオルを濡らして持ってきてくれないか?」

輝子「フヒ...わ、分かった」

ちひろ「そういえば、765プロさんをモチーフにしたシミュレーションゲームがあるらしいですね」

ドモン「ああ、師匠から聞いたよ。だがそれがどうしたんだ?」

ちひろ「いやー人気に乗っかってみようかなって...」

ドモン「確かに、ここのアイドル達も人気は出てきたが、それでもそんな上手くいくのか?」

ちひろ「一応試作品はあるんですよ?やってみます?」

ドモン「やめておくよ。俺は実際のプロデューサーなんだから、十分楽しいさ」

ちひろ「杏ちゃんはやってくれたんですけどねぇ」

凛「ねぇドモン。ドモンって武術家なんでしょ?」

ドモン「ああ。だがまだまだ未熟だがな」

未央「いいねー謙虚で。そういうの男らしくてかっこいいよ!」

ドモン「そ、そうか?」

未央「何か

またミスった

未央「何か凄い動きとかできるの?」

凛「物凄いジャンプしたり」

未央「音速で動いたり」

凛「巨大化したり」

未央「口から火を吹いたり!!」




ドモン「人間にできる事にしてくれ」

未央「冗談だってー。...でも冗談といえば、最近杏ちゃんすごいよねー」

凛「サボらなくなったしね...何かあったのかな?」

ドモン「それが普通なんだがな。確かに珍しいな...」

杏「ドモン。今日も杏はサボらず来たぞ。飴ちょーだい」

ドモン「サボらないのが普通なんだよ」

杏「むー...せっかく杏が真面目になろうとしてるのに、酷いぞ!」バシン!!

ドモン「!?...お前、どうしたんだ?」

杏「へ...?何これ、杏こんなに力強かったっけ?」

ドモン「杏、ここ最近で何か変わった事はなかったか?」

杏「?うーんと、新しいゲームが来たくらいかなぁ」

ドモン「...あのアイドルシミュレーションってやつか?」

杏「そだよ。ゴメンね、大丈夫だった?」

ドモン「ん?ああ、これくらいなら平気だ」

ドモン「それよりも、そのゲーム、ちょっと見せてくれないか?」

杏「それがさぁ。無くなっちゃったんだよね」

ドモン「無くなった?」

杏「うん。多分誰かが持って行ったのかな?部屋がいつも以上に荒れてたし」

ドモン「よく平気な顔していられるな...」

とりあえずここまで

続きは今日また書きます
何だかダルい感じだけど、付き合ってくれれば嬉しいです

再開します

時子「早いものね、もうあんたが来てから半年じゃない」

ドモン「ああ。はじめはどうなるかと思っていたがな」

時子「いいかげん私の奴隷になる気になったかしら?」

ドモン「無いな。生憎俺にも相棒がいるんでな」

凛「え?ドモンって奥さんいるの?」

ドモン「ああ。一応な。頼りになるパートナーだ」

凛「一応って...好きなんでしょ?」

ドモン「好きじゃなかったら、奥さんにしてないさ」

時子「残念だけど、仕方ないわね。祝福してやろうじゃないの」

ドモン「ああ。ありがとう」

ドモン「この事務所に来て半年。何か怪しい兆候は...あの杏のゲームだけか」

ドモン「念のためちひろさんに見せてもらったが、何も変な所は無かった。ただ杏が真面目に
なっただけというのも考えられる」

シュバルツ「レインには見せたのか?」

ドモン「それも考えて、送ってみたのだが、ただのゲームだと言っていた」

キョウジ「私も気になって、杏の部屋を見せてもらったが、特に怪しい所は無かった。強いて言うなら汚すぎる所かな...」

ドモン「真面目になっても本質は変わらず、か」

ウルべ「ふっ...フン!」

杏「おー。相変わらず筋肉ダルマだねぇ」

ウルべ「杏か。ここは男子専用のレッスン場だが、どうしたのだ?」

杏「ちょっとね。話があるって」

ウルべ「?杏がか?」

杏「ううん。この子が」













ウルべ「!?」

ドモン「どうしたウルべ。話があるとは」

ウルべ「何から話せばいいのか...先ずはこの杏を見てくれ」

ドモン「見た所、ただの小さい子供だが...!?」

杏のお腹「...」

ドモン「これは、紛れもない、DG細胞だ!何故杏にこれが!?」

杏「初めは黙ってたんだけどね。何だかどうしても大きくなっちゃってさ。ついには言葉が分かるようになっちゃって」

ドモン「そうなのか...やはり、あのゲームか?」

杏「そうかもね。あのゲーム、何かおかしかったんだよ。クリアしても終わらないし。セーブ出来ないし」

ドモン「サボりはそれが原因か...」

ウルべ「いずれにせよ、ちひろには話を聞かねばな」










キョウジ「大変だ!ちひろが行方を眩ましたらしい!」

ドモン「何だと!?」

ピーッピーッ

ドモン「!レインか!?」

レイン「ドモン!?今この間貰ったゲームを詳しく解析してみたの!
あのゲームには基盤すら無いのよ!」

ドモン「何!?ならどうして動いていたんだ!」

ウルべ「DG細胞...それなら有り得ない話ではない。奴らは日々進化している。
基盤に擬態するのも納得できる」

ドモン「つまり、それが杏に奇声

またミスった

ドモン「つまり、それが杏に寄生したということか」
です

シュバルツ「何にせよ、アスランにも協力を仰ごう。
ちひろを捕まえて、話しを聞かなくては」

ドモン「そうだな...アスランは今ラジオ出演か」











豊口「はい!負けたので西川さんのキラのモノマネのモノマネ、スタート!」

アスラン「ぐ、ぐぅぅぅ...!!」

ドモン「アスラン!」

アスラン「ドモンさん!...話しは大方分かっています。一刻も早く、ちひろさんを探し出しましょう!」




















豊口「あれ?関くん?」

寝落ちした
再開します

ガシャッバキィッ




ちひろ「はあっ...はあっ...こ、これで何とか、なるわね...!」

ちひろ「事務所のみんなを巻き込んじゃいけない...どうかしてたんだわ、私は...また目先の欲に目が眩んで...!!」

ちひろ「!?消えない!?...何で?このっ!潰れろっ!潰れろぉっ!」







ちひろ「い、嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ドモン「ちひろが行方を眩ましてから数日...手がかりになりそうなものと言ったら、杏の腹の人面相だけか...」

杏「そんなこと言うなよー。これで楽して一躍有名になれるかもしれないのに」

ドモン「アイドルを辞めたいのなら構わないが、な」

杏「ちぇー」

凛「でも、ウルべさんとキョウジさん、もうすっかり事務仕事が板についたよね」

ウルべ「まあ、ドモン君のサポートにまわっていた時は、これくらいのことはよくやっていたからな」

キョウジ「それにパソコンの知識なら、それなりにあるしね。ちひろさんの代わりになれるかどうかは分からないけど」

凛「でも、何かむさ苦しいんだよね」

ドモン「それは勘弁してくれないか...」

未央「ねー凛ってさあ」

凛「ん?何?」

未央「ドモンさん来てから、何か明るくなったよね」

凛「え?そうかな...そこまで暗かったかな?」

未央「んーそうじゃないんだけど、楽しそうっていうの?」

凛「どうだろ...ほら、お互いに切磋琢磨してくっていうか、そんな感じじゃないの?」

未央「そう?何だかドモンさん関連の話題が多い気がするけど?」

凛「ぷ、プロデューサーだからだよ。からかわないでよ。それに奥さんがいるってのに...」

未央「ほら、ハイライト消えてる」

凛「!?」

アスラン「DG細胞、正式にはデビルガンダム細胞...こんなに恐ろしいものだなんて。ドモンさんはよく倒せたな」

シュバルツ「む?それはデビルガンダムの事件ではないか。興味があるのか?」

アスラン「ええ。まあ、何か手がかりが掴めればと」

シュバルツ「ふむ。原点に戻って、か。それで、何か分かったか?」

アスラン「素人目でしか語れませんが、進化し続け、何にでも擬態できるようになったということは、無機物や人間などにも可能ということですよね?」

シュバルツ「ああ。ゲームの基盤にもなれた、というくらいだからな」

アスラン「つまり、人がまるまるDG細胞ってのも有り得るんですかね?」

シュバルツ「ふむ。現に私達がそうだからな」

アスラン「それは、自覚はあるんですか?」

シュバルツ「?まあ、そうだな」

アスラン「そうなんですか...」

シュバルツ「どうした?何か心配事が?」

アスラン「あのゲームの入手ルート、ちひろさん一人でできたのでしょうか?」

シュバルツ「ちひろが居ない今、それを証明する方法は無いな...」

シュバルツ「杏。あのゲームの入手ルートだが、ちひろから何か聞かされてないか?」

杏「えー?何も言ってなかったよ。ただ試しにやってくれとしか」

シュバルツ「ならば、DG細胞がどのようにして寄生したかは分かるか?」

杏「それがさー。気付いてたらあったんだよね」

シュバルツ「というと、寝てる間か?」

杏「んーでもそれじゃ流石に気付くよ。杏だって」

シュバルツ「ならば、一体...」

ドモン「目?」

ウルべ「一つ仮説を立ててみたんだが、聞いてくれ。視界から情報を得るのは目だ。それは空間に映るものからの光の物質を目で受け止めている、ということだ」

ドモン「まぁ、そうなるのか」

ウルべ「つまり、液晶から発せられた光がDG細胞だったのではないかと、私は思うのだが。微量のDG細胞が少しづつ杏に寄生していった。と。」

ドモン「それなら、杏の体に気付かれずに寄生するのも納得だな」

ウルべ「一度杏の家のテレビを調べよう」

ドモン「分かった」

ピーッピーッ

ドモン「?レインか?」

レイン「ドモン!?大変よ!あなたがいる街から高エネルギー反応!間違いなく、で、デビルガンダムよ!!」

ドモン、ウルべ「!!?」

ドモン「まさか、また奴が蘇ったってのか!!?この街で!?」

ウルべ「マズイぞドモン君!ここで暴れられたら、事務所のアイドル達だけじゃなく、多くの市民に危害が及ぶ!」

ドモン「ぐっ!!仕方ない!一先ず避難させるしかないか!」

シュバルツ「その心配は無用!」

キョウジ「彼女達は遠い所まで避難させた!」

ドモン「二人とも...恩にきる!」

シュバルツ「それと、杏から伝言だ」

ドモン「?何だ?」

シュバルツ「『あえて言おう、死ぬな』と」

ドモン「...ああ!分かったぜ!」




パチィン!!

ドモン「出ろおおおおお!!!ガンダアアアアアアアム!!!!」

ドモン「レイン!デビルガンダムの反応は!?」

レイン「...貴方がいる。その真下よ!」

ドモン「!?...上等だぜ!」

ドモン「アルゴ!お前の技を貸してもらうぞ!ガイアクラッシャァァァァァァアアアア!!!」

ドモン「!?・・・早速お出ましか!復活したてで悪いが、今すぐ叩き潰してやる!」

デビルガンダム「・・・」ゴゴゴゴゴゴ...

ドモン「!?...お前は!!?」

ちひろ「・・・」

ドモン「ちひろ!どういうつもりだ!話によっては、ただではおかんぞ!!」

ちひろ「・・・ドモンさん、私を、殺して下さい」

ドモン「!?」

ちひろ「今回の事件、全て私によるものです。そして今、私はその報いを受けています」

ドモン「どういうことだ!?お前は一体何者なんだ!!」

ちひろ「私は、人間ではありませんでした」

ドモン「!?」

ちひろ「おかしいとは思っていたんです。私には昔の記憶が無く、ある日突然『ちひろ』として、居た」

ドモン「...?」

ちひろ「そして、シュバルツさん達が来た時、色々話を聞いて・・・心当たりのある話ばかりでした」

ちひろ「でも、そんなわけは無い。あるわけないと自分に言い聞かせて過ごしていました」

ちひろ「その後、あのゲームの事を何となく思い浮かべていたら、私の体から、あれが産まれたんです」

ちひろ「薄気味悪かったですが、それで納得しました。ああ、私は人間じゃなかったんだなあって」

ちひろ「でも、驚きはしませんでした。むしろこれで、一儲け出来ないかなんて思っていました」

ちひろ「ですが、やはり天罰は下るのですね」

ちひろ「毎晩夢に出てくるんです。杏ちゃんの中のDG細胞が暴れて杏ちゃんを乗っ取ってしまう姿が」

ちひろ「良心の呵責、とでもいうのでしょうか?それを感じ、私は杏ちゃんの家からあのゲームを持ち出し、破壊を試みました」

ちひろ「するとどうでしょう。生存本能でしょうか。私は、杏ちゃんの代わりでもあるかの如く、身体を乗っ取られました」

ドモン「・・・何故、誰にも相談しなかった?」

ちひろ「もう、迷惑を掛けたくなかったんです」

ドモン「馬鹿、もう十分迷惑さ」

ちひろ「・・・すいません。だから、これで最後の迷惑です。私を殺して下さい」

ドモン「・・・」

ちひろ「それに、私はシュバルツさん達のようにDG細胞を制御出来ない。ここで殺さないと、また今回のような事件をおこします」

ちひろ「だから、止めて下さい」

ドモン「・・・俺の知り合いに、DG細胞に侵されながらも、必死に抗い、最後には打ち勝った女がいる」

ドモン「最も、そいつは人間だが、身体からDG細胞を取り除くのは不可能だと言われた」

ドモン「だが、奇跡は起きるんだ。そいつは人間に戻り、また俺を救ってくれた」

ドモン「俺は思うんだ。強く願えば、奇跡は起こるんだって」

ドモン「だからちひろ、戻ってk」バシィッ!!!

ドモン「ぐはっ!!」

ちひろ「言ったでしょう!私は、自分の中のこれを制御出来ない!私は、私は・・・もう、デビルガンダムなんですよ!!」

ドモン「くっ・・・!!」

ちひろ「それに私は、悪人なんです!人を陥れるような事をする!鬼!悪魔なんですよ!!」

ドモン「・・・!!俺は、ちひろを救えないのか!?」

??「この馬鹿者おおおおお!!」

ドモン「!?シュピーゲルガンダム、シュバルツか!!?」

シュバルツ「貴様、それでもキングオブハートか!!明鏡止水を身につけた男か!!」

ドモン「!!」

シュバルツ「見ろ、ちひろを...」

ドモン「・・・!」

シュバルツ「あんなに涙を流している者が、死にたいと本当に思っているのか!」

ちひろ「・・・シュバルツさんまで・・私はもう、死ぬしかないんです!」

シュバルツ「確かに、貴様が死ぬ事によって、デビルガンダムの脅威は去るだろう」

ドモン「!?シュバルツ!?」

シュバルツ「だが、それで凛達が喜ぶとでも思うか?」

ちひろ「・・・!?」

シュバルツ「あの子達は一度たりとも貴様を憎むような事は言わなかった。今でも貴様の帰りを待っている」

シュバルツ「貴様に良心の呵責が少しでもあるのなら、死ぬ事で逃げるより、生きて償うことを選ぶべきだ」

ちひろ「・・・でも、私は、ここから抜け出せません」

杏「んしょ」

ちひろ「杏ちゃん!?」

シュバルツ「私とともについてきたのだ。貴様に話があると」

ちひろ「ど、どうして話なんて・・・」

杏「ちひろさん?だよね・・・多分」

ちひろ「・・・」

杏「まあ、色々あったみたいだけどさ。別に杏、何も怒ってないよ」

ちひろ「!?」

杏「別に生活に支障は無いし、まあ衣装は困るけど、さ」

杏「それと、ゲームってさ、何度でもコンティニューしてやり直せるじゃん?」

杏「でも、人生はやり直せないじゃん?」

ちひろ「杏、ちゃん・・・」

杏「だったら、さ。頑張って生きてみた方が良いよ。杏も、これから頑張ってみるから」

ドモン「杏...」

ちひろ「・・・う、うぅ」


バリバリ!

パァァン!!!

ちひろ「杏ちゃああああん!!」

杏「ぐえっ」

ちひろ「ごめんねぇ...ごめんねぇ杏ちゃん」

杏「あぁ。今まさに死にそうだなあ」

シュバルツ「・・・ドモン!今だ!いくぞ!!」

ドモン「!!...おう!」

ドモン「行くぞ!流派!東方不敗の名の下に!」

ドモン「俺のこの手が真っ赤に燃える!!」

シュバルツ「勝利を掴めと轟き叫ぶ!!」す...

ドモン「ばぁぁくねつ!!!ゴッド!フィンガァァァァァアアアアアアア!!!!!」

シュバルツ「シュトゥルム・ウント・ドランクゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」

数日後

ドモン「あれから、ちひろは自分のDG細胞を制御するための訓練に励んでいる」

ドモン「ウルべや、シュバルツ、キョウジに扱かれているらしい」

ドモン「さて、今俺は、凛に屋上まで呼ばれた訳だが」

凛「誰に言ってんの?」

ドモン「独り言だ。気にしなくて良い」

凛「そっか。で、話なんだけどさ」

ドモン「ああ。何だ?」

凛「多分ね、私、ドモンのこと好きかもしれない」

ドモン「!?...おい凛、流石にそれは冗談が」

凛「冗談じゃないよ?本気だよ」

ドモン「あのなぁ...お前はアイドルだし、俺はプロデューサーだろうに」

ピーッピーッ







レイン「へぇ。奥さんいるからって言わないんだ」

ドモン「!?」

凛「なら、可能性はあるんだね。分かったよドモン」

ドモン「お、おい凛!違う!違うんだよレイン!!」

レイン「いいのよ。少し待っててくれれば。ライジングガンダムですぐに行くから」

ドモン「ヒッ...!!」

レイン「・・・待っててね?」ブツン!!

ドモン「はぁ...またゴッドガンダムに落書きされるなぁ」

杏「はっはっは。モテる男は辛いねえ」

ドモン「ああ?なんだよそりゃあ」

杏「そもそも鈍いんだよドモンは」

ドモン「凛が俺を好きだなんて、そんな兆候一切無かったがな」

杏「まぁ、初恋なんてそんなもんでしょ」

杏「ああ。後、杏もドモンのこと好きだから、後ろの奥さんによろしく」

ドモン「え?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・

ライジング「・・・・・・・・」

ドモン「」

ドモン「」

レイン「ふん!顔の落書きだけですんだんだから、有難いと思いなさい!」

杏「酷いねぇ。仮にも旦那さんなのに」

レイン「だからこそよ。一年も別居してて、女の子に目がくらむなんて!」

杏「ふーん。じゃあ杏がもらってもいいの?」

レイン「いいわけないじゃない!」

杏「好きだもんね。ちかたないよね」

レイン「!?そ、そうよ...!」

杏「でも、杏も負けてないよ」

レイン「あのねぇ...一応、私達結婚してるんだけど」

杏「人生は一度しかプレイ出来ないんだよ。だから、後悔したくないし、恋愛でもさ」

レイン「...まあ。警告として受け止めておきます。わたしも、譲る気は一切ありませんからね!」



東方不敗「ほう。それで、しこたま叱られた、と。ウワッハッハッハッハ!愉快だのう!」

ドモン「笑い事では無いですよ師匠!今だに額の落書きが取れないんですからね!」『レイン命』

東方不敗「・・・ぷっ」

ドモン「ああ!また笑った!師匠!」

東方不敗「ウワッハッハッハッハ!まあ怒るでない!今回の修行で学んだ事も沢山あるだろう?少し聞かせてくれんか。興味もある」

ドモン「はい!師匠!そうですね...まずは...」


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