上条「たまんねえな!」(701)








あなたは上条当麻はどんな人間だと思っていますか?








SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1369550318

青ピ「カミやん?ああ、ええ友達やと思とるよ?ただちょっと頭の方がアレなんやけどね」

吹寄「上条?あいつは不幸不幸って言って自分から動こうとしないだらしない奴よ!…ま、たまには凄く真面目な面も見せるけど」

姫神「上条くんは。私を救ってくれた。」

黄泉川「上条?ああ、子萌先生んとこのガキね。あいつは面白いじゃん!うちんとこのつっまんねえ優等生達なんかよりずっとね」

小萌「上条ちゃんにはもうちょっと学校に来て欲しいのですー!いつもいつも怪我ばっかりしていて、心配なのですよー…」

雲川「上条当麻か…面白い奴だよ。彼と居ると毎日が刺激的で、興味は全く失せないのだけど」

ステイル「上条当麻?ふん、彼女を助けたことには感謝すれど、気に食わないのには変わりないさ。生憎、僕は奴と仲良く手を繋ぐなんてごめんだね」


神裂「上条当麻ですか…彼には恩を作りっぱなしです。本当に、申し訳ないです」


オルソラ「上条様でございますか?あの方は私を闇から引っ張り上げていただいた、命の恩人でございます」


アニェーゼ「上条さんですか?まあ、私達を救ってくれた事には感謝しますよ。ただ、女の顔を躊躇なく殴っちまうその神経はどうかと思いますがね」


建宮「上条当麻か。奴は骨のあるいい男なのよな。なんなら天草式に是非とも迎えたいくらいだ」


五和「上条さん…はい、私は上条さんのこと、好きです。今迄は引っ込み思案で言えなかったけど、もう迷いはないですね。ライバルも多いですし…これからは本気で行きます」



エツァリ「上条当麻ですか。彼には約束を守っていただけませんとね。え?約束って何、ですって?いやあ、それは彼との秘密ですよ」


結標「上条当麻…えーっと、誰?え、写真ある?ちょっと見せて…

   ああ、彼ね。前に助けてもらっただけの仲だけど、あの時は助かったわ。またちゃんと会ったらお礼がしたいわね」


黒子「上条さん、ですか。お姉さまの関係で類人猿、と思う部分もありますが…
   基本的には風紀委員として、見習うべき物を沢山持っている方だと思っていますわ」


ウィリアム「幻想殺しであるか。奴には色々と世話になった。次会う時は戦場ではなく、また別の機会で会えると良いであるな」



オッレルス「幻想殺しか。不思議な少年だよ、彼は。
      その足はなぜ動くのか、何を基にして動かしているのか、まったく説明ができないな」



フィアンマ「幻想殺しに言われ、世界を見て回ってみて…まあ、多少、俺様の人生にやりがいってものが出てきたよ。
      その点では、あの男に感謝すべきかな」

浜面「ああ、大将ね。良い奴だと思うぜ?まるでどこかの小説の主人公みたいだ」


御坂「アイツ?最初は電撃が効かないムカつく奴だったけど、一方通行を倒してくれて、それからは……//って!何言わせてるのよ!
   とりあえず!アイツは馬鹿だけどすっごく正義感がある良い人!以上!!」



一方通行「…さァな。俺には奴のことなンて全く分かンねェ。何故、無能力者の奴がロシアの戦争で最も深い部分に居たのか、とかな。
     不幸とか、そンなチャチな話じゃねェだろ、アレは
     まァ、少なくとも奴がただの「善人」かって言われたら善人だろォな」



土御門「カミやんがどんな人間かと言われてもな。簡単に言えるような性格じゃあないぞ、アレは
    どんな生き方をすれば、あんな風になれるんだろうな
    …まー何にせよカミやんは俺の友人であることには変わりないぜよ!」









インデックス「どんな人か、って言われても…とうまはとうまだよ?」



















トール「ふーん…これが今までの意見?」

はい。

トール「深刻な個人情報の流出ってやつじゃないかこれ?約1名、告白してる人も居るし」

了解は取ってますから

トール「なら問題ないか」

では改めて。あなたの意見をお聞かせ願えますか?

トール「あー、そうだな」






トール「上条ちゃんは、過程の違いなだけで、根底は俺と同じだ。
    他人を巻き込むのは嫌う、しかし一方で、戦う事によって自分を充実させているんだ
    上条ちゃんは善人なんかじゃない。俺と同じ、一種の戦闘狂だよ」

と、いうわけで、このお話は上条さんとトールさんによるお話になります
カプ要素は上インです

とりあえず今回の投下は終了です

トールは>>1と話しているのか?
まぁ面白いにかわりはないけど

アレイスタークロウリーを倒してから数か月

今日も学園都市は平和…とは言えない。

理事長が代わっただけで不良達がみな改心する程世の中甘くはない。

黒子「はぁ…またですの?」

白井黒子はため息をついた。理由は現在追っている事件のせいである。

黒子「今日で12件目…まったくどういうことですの?これだけ周りが壊れているのに人的被害はゼロ、しかも爆発音すら誰も聞いていないなんてありえないですの」

初春「監視カメラにも爆発した瞬間が映ってないですね。普通に映ってるコンテナ達が、突然コマが飛んだかのように壊れた姿になってます」

黒子「今日も収穫ゼロ…うぅー」

固法「とりあえず、今回は帰還してちょうだい」

黒子「はいですの」シュン

固法「それにしても不思議な事件ね」

初春「現場は全て廃屋や廃棄場など、現在は使われていない所ばかりですね。犯人の目的は何なんでしょうか?」

固法「うーん…これは犯行というより…決闘でもしてるのかしら?」

初春「決闘…ですか。(さすが元不良ですね。視点がそれっぽいです)でも、もう12件目ですよ?」

固法「そうねえ…つまり、



決着がつかないほど互角なんじゃない?」


~それから3日後の深夜~



上条「…」ソー

インデックス「…とうま」

上条「(ギクッ)イ、インデックス…起きてたのか?」

インデックス「そう何度も夜中に抜け出されたら流石の私でも気配で起きるんだよ。…今日も出かけるの?」

上条「…ああ」

インデックス「…そっか」

上条「止めないのか?」

インデックス「とうまは止めて欲しいのかな?」

上条「…いや」

インデックス「なら止めないんだよ。というより止めちゃダメな気がするんだよ。
とうまが夜中に何をしてるのかはわからないけど、それはとうまにとっては凄く大事なことなんだと思う。
前も言ったけど…私はもう、どうだっていいんだよ。とうまがちゃんと帰ってきてくれるのなら、それだけで十分かも」

上条「インデックス…ありがとう」ナデナデ



インデックス「…むぅー」カプッ

上条「って、なんで甘噛みしてくるんでしょうか、姫?」

インデックス「そこは撫でるんじゃなくて抱きしめるべきなんだよ!」

上条「…わかったよ。これでいいか?」ギュッ

インデックス「うん…エヘヘ」

上条「(…かわいい)」

インデックス「とうま」

上条「なんだ?」

インデックス「絶対に、帰ってきてね」

上条「…ああ」

そう言って、名残り惜しそうにインデックスから離れた。

上条「それじゃあ、行ってきます」

インデックス「うん、いってらっしゃいなんだよ!」

~第17学区、倉庫街~




トール「…よお、上条ちゃん」

上条「随分早いな。まだ予定時刻の30分前だぞ?」

トール「そりゃあ楽しみにしてたからな」

上条「遠足前の子供じゃねえんだから」

トール「はっ、違いねえな」

トール「で、今日で何回目だ?」

上条「グレムリンとしての時に1敗、アレイスターを倒した後に1勝、それから12回の引き分け」

トール「14戦1勝1敗12分か…こんなに戦った相手は上条ちゃんが初めてだわ」

上条「俺だってもちろん初めてだよ…さて、そろそろやるか?」

トール「ああ、準備はいいぜ」

上条「結界は?」

トール「結界と人払いを半径3キロで貼ってある」

上条「それは重畳。じゃあ」

トール「ああ」





上条・トール「「始めるか!」」



以上です。うん、今日は終わろうかと思ってたけど書いちゃった。

>>21あれだ、湘南純愛組の、鬼塚と弾間がやりあって建物から落ちて行方不明、的なシーンの後にあるインタビュー的なあれで考えといてください

ういういおーです。
今日は飲み会でしこたま飲んだったんで書けそうにないですー。頭痛い…
明日書きますです。おやすみなさい

原作でエイワスが「……彼が背中を追う幻想殺しは、そもそも善意に属するから行動しているのではなく、自身の内からら湧き出る精神活動に従った行動が、他人からは勝手に善意に評価されているだけなのにね」
またバードウェイが
「お前は完璧にイカれてる。以前から妙な片鱗はチラついたが、今のは決定的だ。……何故、お前が戦う事が前提なんだ。お前はが奪われることが当たり前なんだ。平穏な日々の中で居場所を失った戦闘狂じゃない。死闘を知らない温室育ちがテレビの向こうの世界に憧れている訳でもない。お前の突き動かしているものの正体が私には見えない……ッ!」とか言われているし……

他にあったけ?

>>36過去条さんの偽善使いもある意味そうだね。あとはステイルの「英雄気取りの異常者(ミュータント)が!」とか…これはちょっと違うか。

さて、投下したいと思います

戦闘開始から約1時間が経過した。


度重なる破壊と調和の応酬により、辺りは荒廃していた。


トール「流石俺の敵だな。全能としての力を出しても全く食らいやしねえ」

上条「そっちこそこっちの全力(竜王の顎)を悉く受け止めやがって」

トール「だから楽しいんだろ?」

上条「違いねえ…なっ!」

トール「っ!あっぶねえ……あん?」

突然、2人が動きを止めた。

トール「…はぁ、今日はここまでか」

上条「仕方ねえよ。逃げるぞ」

トール「へいへい。全く、何時になったら決着が付くんだ?」

上条「さあな。とにかく急ぐぞ!」

土御門「…また一足遅かったか」

土御門「(魔術の反応を感知してから今日で13回目。一体なにがどうなっているんだ…ん?)」

土御門「(あれは…カミやん?どうしてここに…)」

土御門「(まさか…)とりあえず、警備員に連絡を…っと。あ、もしもしー?黄泉川先生ですかにゃー?」





~次の日の放課後~

土御門「カッミや~ん、ちょいと付き合ってくれないかにゃー?」

上条「なんだよ土御門?俺は今から特売に…っておい引っ張るな!特売に遅れ…ちくしょー!なんなんですかー!?」



-体育館裏-



上条「(なんだろう、この既視感)なんなの?愛の告白なの?それとも人には見せられない喧嘩なの?個人的には後者の方がありがたいんだが」

土御門「随分と偏った考え方だにゃー」

上条「はぁ…で?一体なんの用だよ?」

土御門「単刀直入に聞く。カミやん、お前昨日の夜中どこに居た?」

上条「(っ…!)ど、どこに居たって、そりゃ夜中なんだから家に居たに決まってんだろ」

土御門「ほう?だが禁書目録はそうは言っていなかったぞ?」

上条「…!(インデックスが喋っただと…?まさか…)土御門!てめえインデックスに何しやがった!?」

土御門「何故俺が何かしたと?」

上条「インデックスがお前に俺の事をすんなりと話す筈がない!もし話したとすれば、魔術が何かで強引に聞き出したに決まってる!」

土御門「なるほど。それもそうだ」

上条「っ!土御門、てめえ許さn「まあ、禁書目録に聞いたっていうのは嘘だがな」


…嘘?」

土御門「そう、嘘!カミやん、前にも言ったはずだぜい?

『俺って実はウソツキなんだぜ』

ってな」

上条「謀りやがったな…!」

土御門「騙される方が間抜けなんだよ。さて…本題に入るか。カミやんが昨晩あの場所に居たのはわかっている。

あの日、カミやんは何をしていた?あの事件にどう関わっている?」

上条「…」

土御門「答えろ!あの事件は、ただの暴動なんかじゃ済まされない。あれだけの魔術の跡だ、世界中が黙っちゃいない。現にイギリス清教も動き出している」

上条「…へえ」

土御門「カミやん、状況がわかっていないのか?このままだと、再び戦争になるぞ?」

上条「もしそうだとしても…俺がお前に話すことは何もない。俺はあの日、たまたまあそこに居ただけだ」

土御門「ほう…」





土御門「…飽くまでシラを切るつもりか?」







上条「シラを切るもなにも、俺は何も知らない」

土御門「…そうか。しょうがない、これだけは避けたかったが仕方がない。無理矢理にでも聞くしかない…か!」

土御門の不意打ちが上条の顔面を捉えた、かに見えたが

上条「…悪いな」

土御門「なっ…ぐっ!?」

上条はそれを「知っていた」かのように避け、土御門の鳩尾に拳を突き立てた。

土御門「くっ…!この野郎!」

上条「生憎、俺は話せない。話すわけにはいかないんだよ」







土御門「(…なんなんだ)」

その後も土御門は上条に攻撃を仕掛けた。
ありとあらゆる反則技も幾度となく使った。しかし、それらは上条には届かない。

土御門「(…なんなんだこれは!?)」

土御門「何故だ…何故なんだ!カミやん、お前の身に何があった!?」

上条「…」

土御門「答えろ!どうしてカミやんがここまで戦える!?
カミやんはここまで格闘は強くない筈だ!なのにこの力…



これじゃあまるで神裂火織やウィリアム=オルウェルと同じ聖人じゃないか!!」

上条「…そうか」

土御門「普通の人間が身に付けられるような代物じゃない!答えてくれカミやん!お前は一体、『何と関わっているんだ!?』頼む、教えてく…っ!?」

次の瞬間、上条の蹴りが土御門の側頭部を薙ぎ払った。





上条「…もう、そこまでの領域に居るのか。『俺達』は」

意識が途切れる寸前、上条の呟きが聞こえた気がした。

以上です。うーん、この感じ。あれだな。

投下は3日後以内にやりますかの。そいじゃね

その後、上条は気絶した土御門を保健室へと運び、学校を後にした。


上条「まずったなあ。まさか見られてたとは…」

インデックス「どうしたの、とうま?」

上条「ああいや、ちょっとな」

インデックス「…もしかして、また危ないこと?」

上条「大丈夫だ。ちょっと土御門と軽く喧嘩しただけだからさ。今度ちゃんと謝っておくって」

インデックス「それならいいけど…あんまり無茶はしないで欲しいかも。とうまはもう、誰かに巻き込まれる必要なんて無いんだから」

上条「そうだな…俺もさすがにあれこれ首を突っ込むのには疲れたよ。心配してくれてありがとな」ナデナデ

インデックス「えへへ…じゃあ、私はもうそろそろ寝るね」

上条「おう、おやすみ」




上条「(とりあえず、明日トールと相談するか。聞きたいこともあるしな)」

~次の日~


トール「…前にテレビでさ、ここの店員はみんなポテトを測らなくても量を均一にできるって言ってたけどあれ絶対嘘だよな」

上条「んなもん嘘に決まってるだろ。これなんてL2つ分って宣伝文句なのに実際はM2つ分くらいしかねえし」

トール「まあ、本当にL2つ分だったら多すぎるけどな……

で、だ。話は戻るけど、土御門元春だっけ?あの陰陽術師の言葉が気になってるんだったな」

上条「ああ。ここ最近、お前とばかり戦ってたから自覚は無かったんだがな…どうやら『俺達』の身体能力は聖人並らしい」

トール「んなもん可笑しくも何とも無いだろ」

上条「そうなのか?」

トール「いいか、上条ちゃん。そもそも聖人ってのは神の子に似た身体的特徴や魔術的記号を持った一部の人間に与えられる、聖痕ってもんを持った人間のことなんだよ。
つまり、聖人様には力のオリジナルになる『神の子』ってのが存在するんだ。」

上条「ふむふむ…御坂妹たちの力のオリジナルに御坂が居るのと同じ感じか」

トール「力の次元は違うけど、まあ大体そんな感じだ。

それでだ、じゃあ『神の子』ってのはどうやってその力を手に入れたと思う?」

上条「最初から力も持ってたわけじゃないのか?」

トール「違うんだな、これが。神の子であるイエス・キリストが力を得た切っ掛けは『荒野の誘惑』って出来事があってだな」

上条「荒野の誘惑っていうと…悪魔がイエスに四十日間の過酷な試みを行った、とかいうあれか?」

トール「へえ、結構勉強してるんだな」

上条「生憎、うちの居候は敬虔なるシスターさんなんでね。この手の話はよく聞かされるんだよ」

トール「ちゃんとシスターの仕事やってたんだな、インデックスちゃん」

上条「あれでもシスターとしては凄い方だと思うぞ?所々のシスターらしからぬ部分は否定できないけど」

トール「所々なんてレベルじゃない気がするがな。暴食は七大罪のうちの一つ…まあいいか、とりあえず話を戻そう。

詰まる所、イエスはあの荒野で力を得る程の『経験値』を得たわけだ。40日間で力に目覚めた所からして、相当にエグい経験をしたんだろうな」

上条「なるほど。つまり聖人の力っていうのは結局、イエスが修行した成果みたいなものか」

トール「その通り。さて、ここまで言えばあとはわかるよな?」

上条「ああ、わかった。


つまり、俺達は図らずとも神の子と同等か、それに近いほどの経験を積んじまってるってわけだな?」


トール「御名答。まあ、まさか神の子の力が「この程度」で得られるとは思ってもみなかったがな」

上条「実は、神話の殆どがそこまで大したことないものを、人間が後付けして誇大化して語り継いだだけだったりして」

トール「可能性は無きにしも非ず、だな。現に神の子の力も蓋を開ければこんなもんだったわけだし」

上条「イギリス清教の奴らに聞かれたら一大事だなこれ…」

トール「もう遅い気がするけどな。あの陰陽術師に見つかった時点で。それで、結局これからどうするんだ?」

上条「しばらくは様子見だな。といっても、そんなに長くは休戦できないけど」

トール「やれやれ。経験値が上がる戦いってのは嫌いじゃないが、猶予があるってのは難儀だよな」

上条「仕方ないだろ?強すぎる力にはある程度の制約がつきものだ。ある意味自業自得だよ、特にお前は」

トール「随分と手ごわい錆が出たもんだ。さて、んじゃあ具体的な事を決めようか。こういうのは計画的にやっていかねえと」

上条「とりあえず、1週間は様子見で、それから3日経っても無理なら最悪『外』で、とかどうだ?」

トール「OK、それじゃあ1週間後にまたここで、だな」

上条「ああ。楽しみにしてるぜ」

トール「…はは、一番最初の時は「お前とは戦う理由がない」とか言ってた善人様が戦いを楽しむなんて誰が予想できたことやら」


上条「…俺は善人でもヒーローでもないさ。俺は俺の都合で動く、ただそれだけだ。ジャンヌダルクやロビンフッドになんかなれやしない」

トール「上出来だ。そんな「下らない」人間になるよかずっと良い。それでこそ俺の敵ってやつだ」

上条「おいおい、仮にもトールの力を持つお前がそんなこと言っていいのかよ?」

トール「勘違いしちゃいけないぜ、上条ちゃん。神と人間とでは考え方もスケールも全く違う。

ゼウスなんてヘラに浮気がばれないようにする為だけに浮気相手を殺したような奴だしな」

上条「ああ…だからお前ちとズレてんのか」

トール「失礼だな。俺はまだまだ人間やめてねーよ」

上条「どうだかな…さてと、日取りも決まったし、また連絡するわ」

トール「ああ。こっちも楽しみにしてるぜ?」

そうして、2人はハンバーガーショップを後にした。

以上です。そういやsagaつけ忘れてたな。運よく文字が伏せられてる場所はなかったけどこれからは付けておこう

トールが女の子?そんな幻想はぶち殺す!

そんじゃすっげえ短いけど投下します

学園都市が平和になり、上条当麻は事件に巻き込まれることはなくなった。そのため、普通に学校に出席…というわけにはいかないようだ。

今日も上条当麻は学校を休み、別の目的へと足を運ぶ。

辺りは学園都市とは似ても似つかない風景。彼の目の前にはヨーロッパで最も壮大、と名高い滝が見える。


そう


上条当麻は今、北欧のアイスランドに居る。



上条「……ここか」

上条はトールとの決戦の為の下準備をする為、単身でアイスランドへと赴いていた。

上条「この滝の裏側に『入口』があるんだろうけど…こんなもんにモロに打たれたら死ぬな…」

目の前の滝、ディティフォスはヨーロッパで最も水量が多い。流れ落ちる水に巻き込まれたらひとたまりもないだろう。

上条「仕方ない、ここはゴリ押しで行くっきゃ…ねえか、なっ!」

上条の右手に竜王の顎が形成されていき、アッパーカットの要領でそれを滝に打ち付けた。その瞬間、竜王の顎が滝の水を真っ二つに裂き、人が入れるほどの隙間ができた。

その光景は、まるで竜が滝を昇っているかのようであった。




上条「お、あったあった。」

滝を抜けた上条の目の前には、2メートル四方くらいの石で出来た簡素な扉があった。


何時作られ、何の為に存在しているのか不明であるその扉に右手をかざす。


その瞬間、扉はガラスの割れるような音を立て、上条をその先へと導くかのように開いた。








上条「へえ…扉の先もまたすぐ滝なのか」

扉を抜けた先で上条を待っていたのは、再び滝。

しかし、その滝はディティフォスのような荒々しい水流とは違い、まるで楽園の中にある穏やかに流れる滝
のようである。

上条は、滝壺からそのまま水中へと潜り、水の流れに沿って進んでいった。

どれだけの間泳いでいたのだろう。

2分かもしれないし、1時間、もしかしたら1日は潜っていたのかもしれない。

時間の感覚が薄れている中、上条は構わずひたすら泳ぎ続け、そして…

上条「(…あった!)」

水底で銀色に光る何かを見つけた。

それはおそらく銀で作られたペンダントのようで、どこか網のような形をしている。

上条はそれを『右手』で掴み、そのまま首にかけて地上へ上がった。






上条「ふう…やっと見つけた。随分探すのに手間どったけど…これで残りは2つか」



上条が右手で触れても壊れないこの霊装は、まるで長年求めていた主を見つけたかのように、一瞬鈍く光った。

以上です。明日授業ダルイよう…

んじゃおやすみなさい。更新はまた近いうちにー

さて、投下しましょうかの

なんか広げた風呂敷を仕舞えなくなりそうで怖い…投下ー

霊装には、2種類のパターンがある。

1つは神話を基にして作られたもの

そしてもう1つは、人が作ったものではない、所謂「神具」である。

一般的に用いられている霊装は前者であり、後者の霊装に関しては殆どが謎に包まれている。

それらはこの世界と繋がる別の世界に存在しており、そこに辿りつける者は

「神の代行者」として神自身に選ばれた極僅かな者だけ…と、言われているが、実は過去に辿り着いたと言われる者は誰ひとりとして居

なかった。

かの隻眼の魔神でさえ、神具に選ばれ、導かれることは無かったのだから。



「これは只のお伽噺なのだ、神具なんて存在しない。」




魔術師達がそう言って、この話はそのような結論のまま締められようとした。



しかし、現れてしまった。






全能の力を持つ豊穣神と、右手に終わらせる力を持つ狡知神、2人の代行者達がその存在を証明してしまった。







上条「今度は此処か」

滝を後にした上条は、すぐにデンマークにあるメーラレン湖へと向かっていた。

上条「(慣れると便利だな、あの飛行機…)」

そのような事を考えながら、上条は湖の中へと潜っていく。

水中で目を閉じ、強く念じる。

すると突然、天地が逆転した、かのような感覚が上条を襲い…

上条「…ぷはぁっ!」

湖から上がると、其処は一面銀色の世界であった。


上条「さっむ…!異常だろこの寒さは!?」

一応防寒具は用意していた…が、そんなもので凌げる寒さではない。

なぜなら此処は九つの世界で最も寒いとされる霧の国『ニブルヘイム』なのだから。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


上条「こ、こんな所に本当にあんのかよ…」ガチガチ

歯の根が合わないまま歩き続けること1時間。目的地らしきものは何も見えてこない。



上条「…もしかして、迷った?


…いやいや。そもそも、『この世界』に方角なんていう概念があるのか…?一向に辿り着かなってことは、辿り着く為の条件を満たして

いないんだろうけど…

まいったな、『フラーナングの網』の時はすんなりと行けたのに……って」

考え事をしながら歩いていたのもあり、上条は目の前の大きな裂け目に気が付くのが遅れた。
どうやらギンヌンガの裂け目にまで来ていたようだ。

上条「やば…!」


慌てて体制を立て直そうとするも、一度傾けた重心を戻すことは適わず、上条はそのまま裂け目へと転落していった。







上条「どこまで続いてんだよこの穴…!」


あれから大分時間が経過したが、一向に底が見えてこない。

上条「(マズい…このままだと帰られなくなる。何とかしないと!…でも、どうすればいいんだ!?)」


考えている間も、上条はひたすら落ち続けている。



上条「(考えろ…何か方法があるはずだ)」

しかし、今の上条にこの裂け目から抜け出す術はなかった。

上条「くそ…こんな所で終わっちまうのかよ…

…………………………………………………………え?」




終わる?このまま、約束の日を迎えないままで?


(トール「楽しみにしてるぜ」)


彼女に何も告げぬまま?

(インデックス「私はもう、どうだっていいんだよ。とうまがちゃんと帰ってきてくれるのなら、それだけで十分かも」)


そんな…


上条「そんなふざけた話があるか!



…いいぜ、上条当麻。



てめぇが何もせずに諦めるって言うのなら…まずは」







上条「その幻想をぶち殺す!!」

そう言って上条は、裂け目の氷壁を殴り砕き、その中から銀色の腕輪を取り出す。




次の瞬間、上条の体は落下をやめ、凄まじい速度で上昇していき、地上へと舞い戻った。





上条「はあ、はあ…っうし!これであと1つ…!」



上条は、そのまま手に入れた霊装を強く握りしめた。





決戦まで、あと4日。

しゅーりょー。今更だけど上条さんも魔術的なのをごりごり使う予定ですよー

んじゃ寝るぜ。おやすみー

わ、ワスレテタワケジャナインダカラネッ(震え声)

と、投下します

-学園都市-


御坂「…なるほどね。だけど、いくらなんでもそれはやりすぎじゃない?」

『現場の状態から鑑みる限り、それが最善だという判断が下りました』

御坂「そんなにすごいわけ?」

『はい。何かしらの巨大な兵器を使ったのではないか、という位の規模です』

御坂「ふーん…わかったわ。で、集合場所は…うん、了解…それじゃあ切るわよ」ピッ

御坂「はあ…」

黒子「お姉様、どうかなさいまして?」

御坂「ちょろっと野暮用でね…明日研究所に行くから帰りが遅くなるわ。あ、寮監にもちゃんと言っとくから心配しないで」

黒子「はあ…わかりました」


御坂「それじゃ、私はもう寝るわね。おやすみー」

黒子「おやすみなさいませ」

決戦の日まであと3日。

上条は最後の霊装を手に入れるべくスウェーデンへと向かった。


まだ秋の半ば頃であるはずなのに、上条が居る一帯はひどく冷える。


上条は、寒さに耐えながら目的地へとたどり着いた、が…











上条「…で、なんでお前ここに居るの?」

トール「そりゃ、目的地が近いからだろ」

上条「…まあいいや。とりあえず最後の霊装が先だ」

トール「ここが『入口』でいいのか?」

上条「多分。んじゃ行くぞ」

上条・トール『せーのっ!』



ズドンッ!!




視界が、暗転する。

-人間の国ミズガルズ-


トール「…ふう、成功っと……あん?」


ヨルムンガンド『………』


トールの前に、巨大な蛇のような怪物【ヨルムンガンド】が立ちはだかっていた。


トール「よお。お前が俺の敵か?てっきりスリュム辺りが来ると思ってたんだが…なるほど」


ヨルムンガンド『グルァァァァァァァ!!!』


トール「まさか、『雷神の槌』無しでこいつと戦うとはな…」


かつて、トールが戦い、相討ちとなった相手、ヨルムンガンド。


これはもしかすると、『トール』による試練なのかもしれない。


この私を超えてみせよ、と。



トール「面白え…いいぜ。超えてやろうじゃねえか!神話の『トール』をな!!」

-虹の橋ビフレスト-


上条「トールもそろそろ戦ってる頃か…んじゃ、俺らもやりますか」


ヘイルダム『まさか、再び貴様と対峙する時が来るとはな』


上条「へえ、喋られるのか。天使とは違うんだな」


トールと相対するのがヨルムンガンドであれば、上条と相対する相手は勿論ヘイルダムであった。


ヘイルダム『あの時の決着、今度こそ着けさせてもらう』


上条「俺自身は『ロキ』じゃねえけどな…」


いや、お前はロキだよ


上条「(うるせえよ)」


どこかしらから男の声が聞こえた気がしたので、とりあえずそう返した。


上条「…まあいい、上等だ。ついでに、てめぇが隠し持ってる『ソレ』も渡してもらうぞ!!」





その日、4つの巨大な力が衝突し、一日だけのラグナログが巻き起こった。



しゅーーーーりょーーーーー

ねみい。また近いうちにくるよ

-第3学区、個室サロン-


御坂「えーっと…集合場所は確かここよね?」


食蜂「あらぁ?御坂さぁん?」


御坂「げっ!?…なんでアンタが居るのよ」


食蜂「私も今回呼ばれたのよぉ」


御坂「アンタも?…ってことはまさか「あん?超電磁砲と第五位じゃねえか」…やっぱり」

麦野「なに、アンタらも呼ばれたの?つうことはこりゃもしかしてレベル5全員集合ってわけ?」


食蜂「どうかしらねぇ。第六位は多分来ないと思うんだけどぉ」


御坂「…あまり喜ばしくない顔合わせね」


麦野「しょうがないでしょ、そんくらい割り切りなさい。ほら、そうこうしてる内に他のも来たわよ」

削板「む、そこの女は久しぶりだな!」


御坂「ああ、削板さん久しぶり。…で、そこの人は誰?」


垣根「そういえばお会いするのは初めてでしたね。学園都市第二位の垣根帝督です」


食蜂「へぇ…あなたが第二位の」


麦野「…」


御坂「?どうしたのよ」


麦野「いや…前身を知ってる身としては、この顔で丁寧な口調で話されると凄い違和感がね…」


垣根「ははは…その気持ちは分からなくもないです。…あとは第一位の方だけですね」

アンチスキル「その件についてですが…」


削板「誰だ?」


アンチスキル「失礼。私が今回依頼させて戴いた者です。

正確に言えば、今回の依頼は私達アンチスキルという組織からの依頼となります」



麦野「アンチスキルからって…私達が『どういう世界』に居たか知らないわけじゃないでしょうに」


御坂「ちょっと、アンタと一緒にしないでよ!」


食蜂「私達は無関係だしねぇ」


削板「?何の話だ??」


垣根「(…この場合、「垣根帝督」は関わってたけど、私は関わっていないので違うのでしょうか?)」


麦野「…あぁ、そうか。この場合「裏」に居たのは私だけかよチクショウ!なんで居ないんだよ第一位!!」

垣根「まあまあ、落ち着いてください。それで、第一位がどうかしたんですか?」


アンチスキル「あ、ああ。彼にも協力を仰いだんですが…良い返事は得られませんでした」


御坂「一方通行が?こういう事には敏感な男なのに…」


削板「なんだ?根性が足らんなその男は」


アンチスキル「いえ、断られた、というわけではなく…今回の事件の詳細を話した途端、血相を変えてそのままどこかへ去ってしまいましたので…」

麦野「…おいおい、第一位の野郎そいつに心当たりがあるんじゃないの?」


垣根「そのようですね…しかし、その様子を見るに、彼が犯人の正体を教えてくれるというのは無いでしょう」


食蜂「そうねぇ…それにしても厄介よねぇ、相手が第一位だと私の能力が効かないから犯人の特徴を読み取る事もできないしぃ」


御坂「かといって実力行使だと勝てる気がしないのが悔しいわね」


削板「…血相を変えたってことは、第一位にとってそれだけ重要な事なんだろう。

例え実力で第一位を倒したとしても、聞き出せるとは思えん。

俺達は俺達で、別の手段で犯人を捜すべきだ」


御坂「…そうね。それじゃあ犯人に心当たりがありそうな人に聞き込みをするしかないか」

食蜂「犯人と第一位が関わりあるのなら、第一位の知り合いが犯人の手掛かりを持っている可能性が高いわねぇ」


垣根「となると…あの子達ですか」


麦野「あー、あのちっこい超電磁砲とでっかい超電磁砲ね」


御坂「なんかその言い方嫌なんだけど…とりあえず、そういう感じで探してみます」


アンチスキル「了解しました。こちらも色々と事件現場周辺に住んでいる人達への聞き込みを続けていきます


…ああ、それと伝え忘れていましたが、現場の近くに居た人の証言に




『竜を見た』



というものがいくつかございまして…」

麦野「竜、ね。水流系か発火系の能力者が能力で作ったか何かかしら」


御坂「発電能力者が砂鉄で作り出したって可能性も有るわね」


食蜂「まぁ、いくつか候補はあるにしても、犯人像は大きく絞れそうねぇ」


垣根「(…本当に、そんな単純な話で済むのでしょうか…?第一位が血相を変えるような相手なのに)」

-スウェーデン-



トール「…やっと来たか」


上条「…ギリギリだった…」


トール「おいおい、随分ボロボロじゃねえか。そんなに苦戦したのかよ?」


上条「うるせえ、なんだよあれ!未来予知なんてチートだチート!」


トール「上条ちゃんだって前兆感知やってるじゃん」


上条「感知するのと予知するのとじゃ全然違うんですぅ!

つうかお前なんで無傷なんだよ!?」


トール「はあ?当然だろ。そもそも前のラグナログの時のトールだって、最後に油断して毒をくらったから相討ちになっただけで、それまではほぼ無傷だったんだからな。

毒さえ気を付ければヌルゲーもいいとこだ」


上条「ずっりい…不公平だ」

トール「まあそれは置いといて…取れたか?」


上条「おう。そっちは?」


トール「オーケーだ。それじゃあ戻るか」


上条「了解。今日は疲れたし、早く帰って寝たい」


トール「浴槽で?」


上条「言うな」


トール「そろそろ一緒に寝てもいいんじゃね?」


上条「いやいや…間違いが起こる可能性が…」

トール「へー、上条ちゃんってばインデックスちゃんの寝姿に欲情するんだー?」


上条「なっ…///そういうことじゃなくて万が一 トール「いい加減、腹括れよ」」


トール「正直な話、薄々気が付いてただろ?

自分を好いてくれている女が多いってことをさ」


上条「…それは」


トール「まあ…(みこっちゃんには悪いけど)自分から大してアプローチをしないような奴らなんてどうでもいいさ。


でも、あの子だけはずっと、上条ちゃんに好意を向けてたはずだ…ずっとな」


上条「…。」

(とうま!とうま!)






(とうまは今回も今回も今回も、一人で問題を抱えていたんだね。少しは相談とかしてくれないと、いいかげんに本気で説教しなくちゃならないかも)






(そんなの、もう、どうでも良いよ。いつものとうまが帰って来てくれたら、何でもいいよ)






(とうま、覚えてない?





 インデックスは、とうまの事が大好きだったんだよ?)

上条「…そうだな。そろそろ、俺も素直になってもいいのかもしれない」


トール「やっとその気になったか」


上条「でも、今度の戦いが終わったらだな。そしたら、あいつに想いを伝えにいくさ」


トール「おま…それ死亡フラグじゃねえか…」


上条「そんなの、漫画やアニメの話だけだっての」


トール「上条ちゃんが言うとマジで洒落になんねえよ」


上条「うるせえ!とにかくさっさと帰るぞ!!」


トール「へいへい」

Q.なんで前回の書き込みからほぼ1月経ってるの?

A.上条vsヘイルダムの戦いをどう書こうか四苦八苦しているうちにテスト期間に突入してしまったから。
結局戦闘描写は無しに…いやあ、やっぱオリキャラってのは色々と困るね





ご、ごめんなさい…(震え声)夏休みに入ったから、今度からは安定して書ける…はず

あと、グーグルクロームいいね。すごくいい。メール欄のとこでエラー吐いて停止しないのが素晴らしいよ

短いけど投下

-ファミレス-


麦野「あー疲れた…ったくなんなのよ?あれだけの被害現場なのに、目撃者が少なすぎるっつーの」


絹旗「お疲れ様です、麦野」


麦野「結局収穫は無し…あーだるいわー」


滝壺「ごめんね、むぎの。AIM拡散力場さえ解れば犯人を追跡できるんだけど…」


麦野「仕方ないわ。現場にはAIM拡散力場の痕跡が残っていなかったし」

浜面「でもよ、そんなことがあり得るのか?もし能力を使ってAIM拡散力場を隠蔽したとしても、滝壺が隠蔽した方のAIM拡散力場をキャ

ッチするだろうし」


絹旗「もしかして、能力を使っていないんじゃ?」


麦野「あり得ないわね。あの状況を能力無しでやるなんて、雪合戦感覚でミサイルの撃ち合いでもしない限り無理よ」


麦野「それに、目撃者からの情報に『竜を見た』ってのがあるしねえ…」


浜面「ーーーっ!!」




(上条『一方通行、浜面…周りを頼む。俺は、このまま奴を倒す』)

ガチャン!!


浜面「っと!あぶねえ…危うく零すとこだった…」


麦野「ちょっと、気を付けなさいよね」


浜面「す、すまねえ…」


絹旗「手に持ってるコップを取り落とすなんて、寝ぼけてるんですか?」


浜面「い、いやな。最近車の整備とかしてたら寝不足で…

あ、そうだ。俺この後注文してた車の部品取りに行くんだった!

わりいな、会計は俺が払っとくから!」


麦野「ちょっ浜面!!…行っちまった」


滝壺「(…はまづら、どうしたんだろう…?)」

prrrrrr…ガチャ


半蔵『もしもし、浜面か?』


浜面「よう半蔵。悪いけど、ちょいと頼まれてくれないか?」


半蔵『そりゃあ構わんが…どうした?』


浜面「例の倉庫にあるアレのメンテナンス、頼めるか?」


半蔵『アレって…おいおい何するつもりだ?』


浜面「いやあ、大したことじゃねえよ。






これから死にに行こうとしてる仲間を止めなきゃならなくなっちまってな?


レベル5を1人と、レベル4を2人ほど」

一旦切り。風呂はいってきます

これでトールが、麦野、滝壺、絹旗、フレンダ、フレメア、郭に擬態したら・・・・・ 浜面、気ぃつけな。

そして、各々の勢力が動き出す


-イギリス清教-


土御門「準備はできたか?」


神裂「ええ。しかし…俄かには信じがたいですね」


建宮「俺達の時のように魔術によって一時的に聖人と同等の力を得る方法もあるが…しかしあいつは右手の力でそれはできないはずなのよな」


土御門「だが事実だ。俺はそれを身を以て体験している」


ステイル「ふん、そんなことはどうでもいい。要はあの男を叩きのめせばいいんだろ?」


土御門「殺すなよ?あくまで捕獲が目的だからな」


ステイル「善処するよ」


五和「上条さん…」

-学園都市-


垣根「皆さん、準備はいいですか?」


麦野「ええ、問題ないわ」


御坂「私もよ」


食蜂「どんな相手なのかしらねぇ?」


削板「奴さんがどのくらいの根性の持ち主か、楽しみだぜ」


垣根「それと、今回はあくまでも捕獲です。殺さないでくださいよ?」


麦野「善処するわ」


御坂「善処ってアンタ…」

-???-


オッレルス「例の現場の惨状、そして竜ね…」


フィアンマ「間違いなく、奴だな」


ブリュンヒルド「状況から見て、誰かと闘っているようだが」


シルビア「おそらく、あの雷神あたりだろうねえ」


オッレルス「まったく…事情があるとはいえ、もう少し力を抑えられないのかな?

あそこまで派手にやれば科学側も魔術側も黙ってないことくらい…いや、今の彼らにとっては、それすら『その程度』なのかもしれないな

…それにしても、明日は雪でも降るのかい?君が共闘を要請してくるだなんて」






オティヌス「…こちらにも事情があるんだ。マリアンの奴がうるさくてな」

シルビア「ほう?随分と仲間想いになったじゃないか」


オティヌス「…『完全な』魔神としての力を失ったこんな私を、あいつはずっと仲間として支えてくれていたんだ。

あいつは、トールが消えた事に心を痛めている。今度は私があいつを支え、助けてやらなくてはな。

…力を失ったことで、魔神の称号を手放してまで人助けをしたお前の気持ちが少しずつわかってきたよ」


オッレルス「…いいね。魔神の時なんかよりもずっと良い顔をしてる。


…さて、それじゃあ『人助け』といきますか」





決戦の日まで、あと2日。

次の日。


-とある高校-


上条「おーっす」


青ピ「カミやんおはよーさん。今回は珍しく理由の有る欠席やったね」


上条「珍しくってのは余計だろ(ん?今回も無断欠勤だったはずだが…小萌先生辺りが気を利かしてくれたのか?)」


青ピ「つっちーも最近欠席続きやし、ボク寂しかったんやで?」


上条「その程度で寂しがってんじゃねえよ、気持ち悪いなあ…」


青ピ「ちょ、それ酷ない!?」


上条「(土御門はやっぱり休みか。おそらく今頃イギリスかな)」

吹寄「上条、貴様また学校を休んで!そんなんじゃ留年するわよ!!」


上条「(別に留年してもいいんだがな…本当は、アレイスターとの戦いの後に退学しようとしてたし…小萌先生に泣かれて残ったけど)

しょうがないだろ?事情が事情だったんだ。ギリギリで上がるようには努力するよ…ほら、もうすぐ先生くるぞ」


吹寄「まったく…土御門もそうだけど、貴様達は休みすぎ!確かに事情があるのかもしれないけど…とにかく!もし小萌先生を泣かしたらただじゃ済まさないからね!」


上条「へいへい…」

キーンコーンカーンコーン

小萌「みなさーん!席に着くのですー!出席を取るのですよー!」


上条「(決戦まで、あと1日か…)」


オイ、ナンダヨアレ?

コウテイニダレカイルゾ


上条「あん?って、あいつは…」

-とある高校、校庭-




一方通行「………」


一方通行「……ッ!」ギリッ…












一方通行「上条当麻ァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」










上条「あ…一方通行!?」

…てな感じで投下終了。オティヌスさんデレ期到来
このオティヌスさんは先の戦いで完全な魔神の力を失ってます。といっても、オッレルスと同じ感じの力になってるってだけです

ここで>>184に残念なお知らせ。郭は出ないし脱ぎません。悪しからず

今のところ
上条andトールと魔神に近いやつコンビとその仲間たち
VS
学園都市Level5(6位除く)全員
and(まだ共闘するかは分からないが)
イギリス清教(天草式含む)
ってとこ?
一方通行と垣根がどうなるか分からんが

正直上条さんサイドの方が強いと思うんだが...
まあまだオッレルス達が味方するとは限らんが
6位は出さないの?
ここで第3勢力とかはさすがにないか

>>214
なんか変なかんじの文章だww
あとアイテムも追加で

-校庭-


上条「…で?どういうつもりだ。学園都市第一位のお前がこんな所までわざわざ来て…

学校の奴らが怯えてるじゃねえか」


一方通行「…お前こそどういうつもりだ?」


上条「いきなり何の話だよ?」


一方通行「ここ数か月に渡る一連の暴動事件」


上条「…!」ピクッ


一方通行「お前の仕業だよなァ?」

上条「…知らねえな」


一方通行「シラ切ってンじゃねェよ。目撃情報の中には『竜を見た』っつゥのもあるンだよ


お前、正気か?それとも振ってる力の強さに自覚がねェのか?丸めた新聞紙を振って遊ぶのとはワケが違うぞ」


上条「(…トールが人払いを忘れてた時に見られたか…)心配すんな。結界はちゃんと貼ってある」


一方通行「…本気で言ってンのか?お前はあの力で――


学園都市理事長を殺してンだぞ?」

上条「…そうだな。でも、周りには被害を出してないんだから問題無いだろ」


一方通行「…あァ。ダメだな、こりゃもうどうしようもねェか。


学園都市を救ったヒーローも随分と堕ちたなァ?」


上条「…俺が、ヒーローだと?」


一方通行「そうだ。まさか、かつては世界を救った男が、今度は世界を脅かして「やめろ」…あァ?」

上条「俺は、そんな『下らないモン』になった覚えはねえよ。


学園都市を救った?世界を救った?冗談はよせ。そんなものは所詮副産物だ。俺は俺の為に動いた、そしたら世界が勝手に救われた。


ただ、それだけだ。」






一方通行「…ほォ」









一方通行「つまりテメェは、自分の為なら世界が壊れても問題ねェンだな?」




上条「その程度で壊れるんなら勝手に壊れとけよ、そんなもん」




一方通行「オーケー、今のテメェは危険だ。…あいつらに危害が及ぶ前にここで殺しとくぜェ!!」




上条「上等だ、最強。今の俺の最強はかなり響くぞ!」

青髪「なんや…まさかここで喧嘩するつもりかいな!?」


吹寄「あのバカ!」


姫神「上条くん…!」










一方通行「周りの奴らに危害は及ばせねェ…瞬殺してやるよ」


上条「心配いらねえよ。最初から周りに被害をださせるつもりはねえからな」


そう言って、上条は首に掛かっている網の形をした霊装『フラーナングの網』を掲げた。


魔力の網が上条と一方通行をドーム状に覆う。


一方通行「(これは…魔術か!)なンでテメェが魔術を扱える?」


上条「教える義理は無い。だけど、これだけは教えてやる。

その網は、かつて狡知の神であるロキを捕えたっていうやつだ。そう簡単には壊せないぞ」

一方通行「…竜の腕に魔術ねェ…テメェ、本当にこっち側の人間か?」


上条「…『俺達』はどっち側でもねえよ」


一方通行「…まァいい。テメェはどうせここでくたばるンだからな」


上条「そうか。んじゃ…行くぞ」


一方通行「(向かってきた瞬間…そこで終わらせ)」


ゴッ!


一方通行「っ!!?」

上条が向かってきた所にベクトル小石をぶつけようとした一方通行は――気がつけば宙を舞っていた。


一方通行「か…は…テメェ…何だ今の動きは!?」


上条「さっきから質問してばっかだな。第一位なら少しは自分で考えてみろよ」


一方通行「(人間であの動きは有り得ねえ…あれも魔術の一種か?

クソッ、視界がぼやけやがる…

あンなもン何度も食らってられねェな…仕方ねェ、全力でカタを付ける!!)」


次の瞬間、一方通行の背中から白い翼が生え、頭から白い輪が生じた。

上条「本気モードってやつか?…んじゃ、俺もコイツを使うか」


上条の右腕から、竜の顎が出現した。


一方通行「(来たか…!このまま突っ込ンだら、あの腕の餌食だ。なら…周囲を一瞬でブっ飛ばす!!)


ウオォォォォォォォォォ!!!」


上条「…へぇ」


ズドンッ!!


白い翼から発生した衝撃波が、一方通行を中心とした円周状に辺りを消し飛ばした。


一方通行「ハァ…ハァ…」


辺りには何も無い。上条は、跡形も無く消し飛んだのだろうか。








一方通行「…やったか?」










上条「やってねえよ」

一方通行「っ!!?」


声をした方を見る。すると


上条「発想は良かった。前の俺だったらやばかったかもな?」


上条は、一方通行の真上で、逆さまに『立っていた』。

一方通行「なン…だよ、それ」


上条「『空飛ぶ靴』ってやつだ。便利だぞ?重力とかガン無視で飛べるし、更にどこにでも壁があるかのように立てるしな」


一方通行「なンなんだ…テメェは一体なンなンだよォォォォォォォォォ!!!!」


上条から窺える底知れない恐怖によって、一方通行はまともな理性を失っていた。操車場で戦ったあの時のように。


そして、一方通行は、かつてユーラシア大陸全土を消滅させるほどのテレズマ砲を真っ向から受け止めた力を以て、上条に突進する。そ

の結果は…






上条「準備運動、にもならなかったか」


無傷のまま立つ上条と、翼を食いちぎられて倒れ伏す一方通行の姿だった。

いじょーです。

お盆ってほんと忙しいですね。


次はちょいと更新遅れるかもしれません。合宿行ってくるんで

上条「あーあ、学校の奴ら怯えちまってるじゃねえか。つっても、仕方ないか…」


もうこの学校には居られないな、そう思い上条は去ろうとした。が


一方通行「ま、待てよ…」


地面に伏したままの一方通行に呼び止められ、思わず歩みを止めた。


上条「なんだ、まだ意識あったのか」


一方通行「…一つだけ聞かせろ。テメェはさっき、自分の為なら世界が壊れても良い、って言ったよな?」


上条「それが?」


一方通行「じゃあ、今迄ずっと守ってきた、あの白いシスターはどうなる?


テメェは、自分の為ならあいつが泣こうが死のうがどうでもいいのか?」


上条「何言ってんだよ」






上条「あいつが泣くような事が、俺の為になる筈が無いだろ」



一方通行「…そうか、そうだったな。テメェ…いや、お前はそういう奴だったな。


…なら、俺から言うことはもう何もねェ。行きたかったらとっとと行け」


上条「…ああ。」


そして、今度こそ上条は学校を後にした。







一方通行「…死ぬなよ、上条」

色々あって書き溜めこんだけしかできなかった(´・ω・`)すんません
また少ししたら書きます

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


-上条宅-


上条「ったく、学校まで押しかけてきやがって…明日は余計な邪魔が入るのは勘弁してほしいんだけどなあ」


インデックス「?何か言った?」


上条「いや…あ、そうだ。明日は俺帰りが遅くなるから、子萌先生の所へ行っててくれないか?」


インデックス「…とうま、もしかしてまたなの…?」


上条「…まあな。でも、次のでようやく一段落着きそうだ。」

インデックス「そっか…うん、わかったんだよ」


上条「ごめんな、いつも心配ばかりかけて」


インデックス「ううん、とうまがちゃんと帰ってきてくれたら、それだけで十分なんだよ」


上条「ありがとな、インデックス…そうだ!これが終わったらさ…ふ、2人でどこかに出掛けないか?」


インデックス「ホント!?わーい!んふふ~♪お出掛けお出掛け~♪」


上条「(…うん、絶対帰ってこよう)」





prrrrrrrr




上条「ん?(電話…あいつからか)すまんインデックス、ちょっと出てくる」



インデックス「はーい!ねぇスフィンクス?とうまはどこに連れてってくれるのかなー?」






上条「もしもし」


トール『よう、上条ちゃん』


上条「わざわざどうしたんだよ?」


トール「いや、そういえば今回の場所決めてなかったと思ってな」

上条「…あ」


トール「つうわけで、色々地図を見てたらいい場所があったから、そこにしようぜ、って連絡だ」


上条「なるほど。で、どこだ?」


トール「ああ、それは…」





-学園都市-


垣根「今迄のデータから見て、次の戦場はここと見ていいでしょう」


麦野「だろうね」


食蜂「間違いないと思うわぁ」


削板「?そうなのか?」


御坂「!ここって…」




-イギリス清教-


神裂「彼の次の戦場は間違いなくここでしょう」


ステイル「そうだね。ここ以外は無さそうだし」


五和「(上条さん…)」


土御門「…よりにもよって、ここか」




-???-


オッレルス「彼らの次の舞台は…ここだろう」


シルビア「広さ的にも問題はなさそうだしねえ」


フィアンマ「力を振るうには、うってつけのようだな」


オティヌス「…さっさと行って、あの馬鹿を引き摺ってでもマリアンの所へ連れていってやる」






『次の戦場は、第十七学区の操車場だ(です)!』



投下終了。次から戦闘に入っていくかと思います

‐決戦の日‐


上条「…それじゃ、行ってくる」


インデックス「うん、行ってらっしゃい」

本当は行ってなんか欲しくない

上条「…今さらだけど、なんか今の新婚っぽくて恥ずかしいな」

インデックス「ふふ、とうまもやっとそれに気が付いたんだね」

本当に、ただ仕事へ行く夫を見送るだけならよかったのに

インデックス「ほら、急がなくていいのかな?」

上条「っとと、そうだった」

でも、私に止める資格なんて無い

やっと、彼が『自分の』戦いを見つけたのだから


インデックス「ねえとうま」

上条「ん?」

だけどせめて

インデックス「帰って来たら、一緒にお出かけの所探そうね!」

あなたの無事くらい、私にも祈らせてください

パタン


インデックス「…天にまします我らが父よ。私の行いが愚かであることは分かっています。ですが」


インデックス「どうか…どうか、上条当麻に神の御加護を…!」


ガチャ


「…それは、神に祈るような事では無いんじゃなくて?」

あー、忘れてた
一部の人が完全に設定捏造してます。口調とか背景とか動機とか



インデックス「―――生きてたんだ」


ローラ「当然よ。最大主教である私が、あの程度で死ぬわけないじゃない」


バードウェイ「…ちなみに私も居るぞ」


インデックス「バードウェイ…?なんで2人が一緒に居るの?」


バードウェイ「死にかけてたこいつを拾ったのは私だ。まったく…あのまま死ねばアレイスターを倒した英雄になれただろうに」


ローラ「冗談。私が今まであの男の尻拭いをどんだけされてきたと思ってるの?

あの男が『父親』だから。ただそれだけの理由で前任の最大主教に全ての責任を負わされ、周りには非情だの冷酷だの女狐だの言われ…


少しくらい自分の為に生きたいと思っても罰は当たらないはずよ」


インデックス「…それは同感かも。私も、あの人が居なければ『禁書目録』になんてならずに済んだのに」


ローラ「…私は、後悔してないわよ。たとえ10万2999冊の枷を付けたとしても、あなたにだけは生きていて欲しかったから」


インデックス「ううん、大丈夫だよ。あなたのお蔭で私は今も生きていられる。あなたのお蔭でとうまに会えた




ありがとう…『お姉ちゃん』」

バードウェイ「…話が見えてこないのだが」


ローラ「簡単な話よ。あの男がこの子に入れた1冊の魔導書を中和する為に、私が10万2999冊の魔導書をこの子に入れたってだけ」


バードウェイ「…中和に10万2999冊も必要なんて、一体どんな魔導書を「エイワスの降臨」…なんだと?」


インデックス「あの人は、私に聖守護天使の依代にするつもりだったんだよ」


バードウェイ「…成る程、これで納得がいった。ただの冷酷な女狐かと思っていたが、随分と妹想いのお姉さんやってるじゃないか、ローラ=スチュアート」


ローラ「あんなもの、ただの演技よ。イギリス清教徒の扱いがやや雑だったのは…まあ、ただの八つ当たりね。主に前任の最大主教関連の」


インデックス「あの可笑しな口調も演技だったの?」


ローラ「ええもちr「いや、あれは素だ。今はパトリシアとマークの奴が正しい日本語を教えたからちゃんと喋られてはいるがな」ちょっと!姉の尊厳とか無くなっちゃったらどうするのよ!?」


バードウェイ「元から無いだろ、そんなもん。さて、そろそろ本題に移るか…行くぞ、インデックス。あの男の所へ」


ローラ「どうやら、学園都市の超能力者や、私の居ない内にイギリス清教の上層部が何やら動いているみたいなの。今、彼の元に向かっているわ」


バードウェイ「オッレルス達も動いているらしい。悠長に考えてる時間はないぞ、どうする?」








インデックス「行く。私をとうまの元へ連れていって!」

なんかさ、グレムリンの中のフェンリルさんがやけに強そうに見えるのは俺だけかな?

んじゃ投下

-操車場-


トール「お、来たきた」


上条「…よう、待ったか?」


トール「5分程度だ。大したことねえよ…うし、結界できた」


上条「『神具』は持ってきたか?」


トール「勿論だ。…やっと、一段落だな」


上条「お互い、『神具』の入手に手間取ったしな」


トール「俺は『帯』と『手袋』は既に持ってたけど」


上条「『槌』が無きゃあんまり意味無いだろ、それ」


トール「違いねえな。…さて、挨拶も済んだことだし、そろそろ始めるとするか」


上条「ああ…」








上条「これが終わったらインデックスに告ってくるわ」



トール「んじゃ俺もこれが終わったらとりあえずマリアンに告ってみるかな」


上条・トール『だから…』











上条・トール『死なねえように死ぬ気で来な!!!』






そして、新たな戦い(ラグナログ)が始まった。

-操車場付近、西側-



突然襲い掛かってきた衝撃に、御坂達は飛ばされないように踏ん張った。


御坂「ちょっ、何よこの衝撃!?」


麦野「あら、始まっちまったか~。にしても凄えなこれ」


食蜂「(うん、凄く帰りたいわぁ…)」


垣根「これは急がないといけませんね」


削板「(…似ている。オッレルスという男の力に…いや、それ以上か?)」


絹旗「…今、麦野に付いてきちゃったことに超後悔してます」


滝壺「(…あれ?この感じ…まさか)」


食蜂「…ねぇ、あそこに誰か居ない?」


御坂「本当ね。まさか例の事件の犯人…って、アンタは…!」


麦野「…おい、なんでお前らがここに居る?まさか…お前らが犯人なのか?」







一方通行「残念ながら違ェよ。だが」




浜面「悪いな、麦野、滝壺、絹旗。ここから先には行かせられない」



-操車場付近 東側-



土御門「…何て衝撃だ。結界越しでこれだと?馬鹿げてるな」


ステイル「まったく、手間をかけさせてくれるね…こんな事ならアレイスターを殺したついでにあの男も殺しておけばよかった」


神裂「ステイル、下らない事を言ってる暇があるのなら急いでください。」


建宮「…こりゃ、予想以上なのよな。最悪死ぬ覚悟を持たねえとな」


五和「(待っててください、上条さん。もう、あなただけに戦わせたりはしません!)」





「ストップだ、『必要悪の協会』の魔術師」

-操車場付近 東側-



土御門「…何て衝撃だ。結界越しでこれだと?馬鹿げてるな」


ステイル「まったく、手間をかけさせてくれるね…こんな事ならアレイスターを殺したついでにあの男も殺しておけばよかった」


神裂「ステイル、下らない事を言ってる暇があるのなら急いでください。」


建宮「…こりゃ、予想以上なのよな。最悪死ぬ覚悟を持たねえとな」


五和「(待っててください、上条さん。もう、あなただけに戦わせたりはしません!)」





「ストップだ、『必要悪の協会』の魔術師」

土御門「なっ…お前は!」


バードウェイ「ここから先には行かせられないな。ここで足止めをさせてもらう」


神裂「レイヴィニア=バードウェイ!?なんで『明け色の陽射し』のボスがこんな所に!」


建宮「…おいおい、いよいよとんでもない大物が出てきたのよな」


バードウェイ「なに、お前達に上条当麻の戦いの邪魔をさせるわけにはいかないんでな」


ステイル「…ふん、君ひとりが出てきた所で、僕達全員を相手にできるとでも?」


バードウェイ「できるさ。…といっても、ギリギリだろうがな。だが、私は一度も『一人』とは言っていないぞ?なあ?」







ローラ「そうね、私と合わせて「二人」だものね」

-操車場付近 北側-


オッレルス「…どうやら、上条当麻達だけでなく、他でも戦闘が始まったようだ」


フィアンマ「バードウェイはあちらに居るみたいだな。正直、俺達の方を止めに来ると思っていたのだが」


シルビア「好都合じゃないか。被害ってもんはできるだけ小さい方が良いからね」


ブリュンヒルド「お前がそれを言うな…幹線道路をぶち壊したくせに」


オティヌス「…待て、誰か居るぞ」


オッレルス「…まさか、君が私達を止めるのかい?」



相手は魔神に近い2人に、元神の右席に、聖人2人。


一人で止めるなんて、馬鹿げてるのかもしれない。…でも


インデックス「魔神達は、同じく魔神に届く叡智を持つ私が止めないと…駄目だよね」


かつて…お姉ちゃんがくれた10万2999冊と、あの人…お父さんがくれた1冊の力。



インデックス「この『10万3000冊』を使ってでも…貴方たちには絶対、とうまの邪魔はさせない!!」

俺が書きたかったもの、その1

上条さんvsトール


その2

インデックスvs魔神組


その3

インデックス「お姉ちゃん!」


の3本でお送りいたしました。

次回は
浜面vsアイテム組を書いていきますね。そんじゃまたね

じゃんけんぽry

受験生ではないけど少しだけ忙しい
んじゃ投下してこうかの

浜面「さっき話した通り、一方通行は第二位と第七位の相手を頼む」


一方通行「お前、本当に無能力者で超能力者3人と大能力者2人も相手するつもりか?」


浜面「問題無い…と思う。むしろお前こそ大丈夫か?超能力者2人とはいえ、相手はその中でも化け物2人だぞ」


一方通行「誰に向かって言ってンだよ三下。それこそ問題無ェよ」


浜面「それもそうだな」



何言ってんだ、あいつら。浜面があたしら5人を1人で相手するって?
いや、そんな事はどうでもいい。なんで…


麦野「どうしてアンタがここに居るのよ?浜面」


浜面「お前らを、あいつの所へ行かせるわけにはいかないからな」


絹旗「…その感じですと、浜面はこの事件の犯人を超知っているみたいですね」


御坂「…」


食蜂「まあそんな事はどうでもいいけどぉ、それよりもあなた無能力者なんですってねぇ?

どうやって私達を止めるのかしらぁ?」


浜面「はっ、元スキルアウトのリーダーを舐めるなよ?能力者との戦い方は熟知してるんだよ」


滝壺「…はまづら、本当に戦うの?」


浜面「…悪いな、滝壺。俺にも譲れないものがあるんだ、お前達も譲れないのなら、戦うしかない、だろ?」


滝壺「…わかった。じゃあ、私達もはまづらを倒して、ここを通るよ」


浜面「…おう、すまねえな」


御坂「…ねえ、アンタ」







御坂「アンタ達がここに居て、アイツが居ない。そして、私達を通さないってことは…そういう事なの?」











浜面「…さあな。それは、俺達を倒してから確認するんだな!いくぞ、能力者達!!」

一方通行「…向こうは始めたみたいだな」


垣根「どういうつもりですか?私達の邪魔をするなんて」


一方通行「さっきあいつが言ってたじゃねェか。お前達をここから先へ通すわけにはいかねェンだよ」


垣根「…この先に、あの人が居るんですね?」


一方通行「さァな。知りたきゃ俺達をブッ倒して見てくるンだな」


削板「…あの男、無能力者で5人の大能力者以上を相手にするとは、根性があるな」


一方通行「…あれは根性なんかじゃねェよ。勝つ自身があるのと…己のケジメってやつだろうなァ」


削板「ふむ…気に入った。それじゃあ次は…お前の根性を見せてもらおうか!」


一方通行「…チッ、暑苦しい」

御坂「(無能力者が能力者と戦う方法…)まさか、キャパシティダウンを使ってくるんじゃ…」


麦野「それは無いわね。向こうには一方通行が居るし、そんなもの破壊されたら終わりだからね」


食蜂「じゃあ、純粋な体術…?」


麦野「可能性は無くは無いけど、この人数相手でそれは無謀よ」


御坂「じゃあ残るは…!」





浜面「そう、駆動鎧しかねえよな?」

瞬間、浜面の背中から巨大な花が出現したと同時に、浜面の体を駆動鎧の装甲が覆い―――


そして、2枚の白い翼が生えた。



御坂「なっ!」


絹旗「なんで浜面が未元物質を!?」


麦野「その駆動鎧…まさかファイブオーバー!?」



浜面「正解。ファイブオーバー-Flower-…とあるいかれた科学者の一族が作りだした、狂気の産物ってやつだ」

一旦終了。浜面の駆動鎧は、恋査のアレの駆動鎧版と思ってください
つっても、あれは設定上量産不可なんで、仕組みとしては別物で考えていくつもりですが

FIVE OVER -flower-


かつてサイボーグである恋査が使っていた、各超能力者を個別に撃破する為の兵器を駆動鎧として転用した代物である。

恋査が用いていたものは本来、体の構造を組み替えることが可能なサイボーグだからこそ可能であり、人間にそれを使うことはできない筈であった。

しかし、1人の「木原」が、「6人の木原達」によって生み出された技術を用いることで、それを疑似的に可能にする事に成功した。

しかし、この駆動鎧は、恋査とは大きく違う部分がある。

そう



この駆動鎧では、人を殺す事ができない。



麦野「っ!」


未元物質の羽に、麦野達はあっけなく吹き飛ばされる。


御坂「あの男…!殺す気で私達を攻撃してきてる!!」


浜面「心配すんな、俺はお前らを『殺せねえ』…よっ!」


麦野「(…殺「せ」ないだと?)」


絹旗「未元物質なんかで超攻撃しておいてよくもまあそんな事が言えますね…!」


浜面「便利だからな、この羽」


食蜂「恐ろしい位似合ってないんですけどぉ…」


浜面「心配すんな、自覚はある」

ガドン!!と凄まじい音が鳴り響く。

未元物質と原子崩し、電撃、窒素装甲がぶつかり合う。


浜面「(…やっぱり無理か。まあ、だからこそ俺も全力で出来るんだけどな)」


御坂「(くっ、面倒な羽ね…!攻撃が全く通らないじゃない!)」


食蜂「(…ダメ。駆動鎧の補助のせいなのか私の能力が全く効かないわねぇ…私居る意味あるのかしらぁ?)」


絹旗「(…おかしいです。本来の未元物質なら私の窒素装甲なんてあまり意味を為さない筈…)」


麦野「(…どういうことだ?原子崩しや第三位の電撃を簡単に弾ける程の強度があるのに、何で絹旗の窒素装甲を貫けない?)」


浜面「(やべ…そろそろ「かえ」ないと気付かれちまうな。それじゃあ次は…)」

ガシャコン!!


浜面の背中の花が組み変わる


麦野「なんだ…?背中の花が…っ!?」


絹旗「な、なんですかこれ…!?」


思考がかき乱される。演算に集中できない。


御坂「なっ、これは食蜂の…!マズイ!2人が…」


麦野「(精神系!?しかもかなり強力…!)」


絹旗「(やば…意識が…とぎれ…)」




ピッ

その場に不釣り合いな軽い電子音が聞こえたと思えば、麦野達を襲っていた精神攻撃が嘘のように消えた。


麦野「…っはあ!助かったわ。第五位」


食蜂「どういたしましてぇ。でも良かった、あのままだと私居る意味なかったしぃ」


御坂「能力は通らない上に、あんた自体が運痴だもんね」


食蜂「煩いわねぇ!まあそれは置いておいて…その駆動鎧、私の能力も使えるのねぇ」


浜面「…やっぱ解除できるのか。残念だ、お前達を止めるのに一番良い手段だと思ったんだがな」


食蜂「そんな事、私の洗脳力をもってすれば簡単よぉ」


浜面「あー…羽も精神攻撃もダメか。じゃあ」




浜面「次は手数で勝負するかな」



ガシャコン!!

浜面「死にはしないだろうが、怪我はしちまうだろうから…ちゃんと防御してくれよ」


浜面が、腰辺りにある武器ストックから機関銃らしきものを取り出した。



御坂「(あれは…まさか!)」


そして、その機関銃が帯電していき…


御坂「みんな、避けっ…(間に合わない…!)」



っっっっっっっ!!



音にすらならない程の攻撃が、分間4000発撃ち放たれた。

ひとまず終了。直前までは木原の要素を入れる予定はなかったんだが、某サイトの木原一族の説明を見て付け足しくなったから付け足したった

-一方通行側-


垣根「なっ…いくらなんでもあれはやりすぎでは!?」


削板「あれだけの数、いくら根性があっても難しいぞ!?」


一方通行「心配すンな。奴には奴の考え方ってもンがあるンだろうからよォ」


垣根「しかし…!あんな物をまともに食らったら一溜まりも…!!」


一方通行「…『あの騒動』の時、俺達は途方もない数の敵とやり合って来た。


あァ、今思い出しても、ホントひでェ戦いだった。


俺は何百人か、何千人か…殺しちまった人数を数える事すらままならねェ。


…『アイツ』でさえ、あの時は人を1人殺しちまった。






だがな」







一方通行「あの男、「浜面仕上」だけは、あの戦いの中で誰一人として殺さずに無力化させていやがった。


一人の『木原』の願いを、その身に纏ってな」

垣根「…そんな事が、可能だったんですか?『あの戦い』で」


一方通行「あァ。あの駆動鎧なら可能だ」


垣根「しかし、あの駆動鎧を作ったのは『木原』なんですよね?なら何故…」


一方通行「それに関しては俺にも説明ができねェよ。何せ俺もオマエと同じ、木原なんてクソっつゥ感情しか湧かねェからな」


垣根「それなら「もういいだろう」!」


削板「その浜面という男は、純粋にあの女達を止めたいと思っている。それだけわかれば充分だ」


一方通行「…そうかよ。ンじゃこっちもそろそろ戦いの続きと行こうじゃねェの」

ボンッ!

一方通行の背中から、凄まじい勢いで翼が飛び出す。


何かを壊す為の黒ではない、何かを守る為の白い翼。


一方通行「生憎、オマエら2人は俺から見ても充分に化け物だ。殺そうとしても死なねェだろ。


つゥわけで、俺は奴と違って殺す気で行くから…」



ゴッ!!



一方通行「うっかり死なねェように覚悟しとけよ」


そして、化け物3人が衝突した。

うし、ひとまず投下終わり。


最初は一方通行に木原の意志を継がせようかと思ったけど、
木ィィィ原くゥゥゥゥン!!とかやってる男がそりゃねえかなって思ったから浜面にした。
スキルアウトだった浜面が木原の行動原理を一番理解できそうだし

あの戦いってオリ設定?

>>461アレイスターとの戦いのことなので完全オリジナルです

ちなみに、上条さんが殺した一人っていうのがアレイスターのことですね

土煙が視界を遮る。


あれほどの弾幕、本来ならば木端微塵になっている筈だ。


しかし、浜面仕上は表情を崩さない。彼女達が生きていると『確信』している。


彼女達を止める、その為にこの駆動鎧を纏っているのだから。

しかし、生きているとはいえ、流石に動けない、または動きが鈍る程度の怪我は負っている筈だ。


それで充分、彼女達を怪我程度で止められた。浜面仕上にとっては最上の結果だ。








土煙が晴れる








眼前には、少女達の中でも最も小さい…絹旗最愛が、両手を広げ立ちふさがっていた。

浜面「なっ…!!」


あれだけの数の超電磁砲を、彼女一人で受け切ったとでも言うのか。


いや、もしかして彼女はもう…




麦野「…助かったわ、絹旗」


食蜂「でも、あなたは大丈夫なの…?」


絹旗「ええ、超問題ありません。…ついでに、あの駆動鎧の秘密が、なんとなく解ってきました」

浜面「―っ!」


やはり、気づかれたか!!


絹旗「その駆動鎧…周囲の環境を感知して、人を殺さないように自動で威力を調整してしまうんですね?」


浜面「…わかっちまったか。やっぱ、あの時か?」


絹旗「ええ。本来ならですね、未元物質の攻撃を私の窒素装甲程度で防げるわけないんですよ」


浜面「…わかんねえな?そこまで未元物質の威力を知ってるのに、何でお前は未元物質の羽を受け止めたりしたんだ?」


絹旗「だって、浜面が超言ってたじゃないですか


俺はお前らを『殺せねえ』って」

浜面「そんな…たったそれだけの言葉でお前はあれを受け止めたのか…?死ぬかもしれないってのに!」


絹旗「何を言ってるんですか?超充分ですよ。だって、『アイテム』の仲間がそう言ってるんですから」


浜面「―――っ!!!」


何を言ってんだ、こいつは。


俺は、お前達を攻撃してるんだぞ?お前達を…裏切ってんだぞ!?


麦野「…浜面」


そう呼びかけてきた麦野の声は、ロシアの時のように、とても優しい声だった。


麦野「アンタと、『あの男』に一体何があったのかは知らないけど…アンタは、必死に私達を守ろうとしてる、そうなのよね?」


浜面「……ああ」


麦野「…正直ね、アンタに攻撃されるのって物凄く堪えるのよ。絹旗も、滝壺もそうでしょうね。



でも、いいわ」






麦野「アンタにも意地があるんでしょ?ならその意地、貫かせてあげる」

浜面「む…ぎの…」


麦野「ただし、私達もタダじゃやられないから覚悟しなさいよ?」


こんな俺を、許してくれるのか…


ありがとう…!







食蜂「…なんか、入り込みにくいんですけどぉ…」


御坂「あんたちょっと黙ってなさい」


食蜂「うぅ……あれ?そういえば、あのピンクのジャージの女の子は?」

あ、やっべえ大事な部分抜けてた。


>>470を修正


浜面「―っ!」


やっぱり、気づかれたか!!


絹旗「その駆動鎧…周囲の環境を感知して、人を殺さないように自動で威力を調整してしまうんですね?」


浜面「…わかっちまったか。やっぱ、あの時か?」


絹旗「ええ。本来ならですね、未元物質の攻撃を私の窒素装甲程度で防げるわけないんですよ」


浜面「だけど、いくら死なないとはいえ、怪我は負う筈だぞ?」


絹旗「私の窒素装甲は人体から数センチしかない上に、窒素なので超不可視ですからね。その駆動鎧、結構な安全マージンを取っているみたいですし、私の窒素装甲を認識できなかったんでしょう」


浜面「なるほど……だけどわからねえな。未元物質の威力を充分知ってるのに、何でお前は未元物質の羽を受け止めたりしたんだ?」


絹旗「だって、浜面が超言ってたじゃないですか


俺はお前らを『殺せねえ』って」

浜面「……」


駆動鎧の仕組みを知られた上、絹旗の窒素装甲の前じゃ、第一位~第六位までのシステムは意味が無い。


使うか?でも、あれを使っちまったら…



(麦野「アンタにも意地があるんでしょ?ならその意地、貫かせてあげる」)


…馬鹿か、俺は。何今更自分の心配なんてしてんだよ!


あいつらは、こんな俺の身勝手な意地を受け止めてくれてるんだ。なら俺もそれに応えなきゃ…










浜面「…システムコード、『No.Seven』…!」





失礼だろうが!!

途中ミスってしまったが、一応一旦投下終了です。


ちなみに、今まで滝壺さんを出さなかったのも、ちゃんと意味があります


…け、決して扱いにくいからとかそんなんじゃないんだからねっ!!

「木原一族は総じて目的自体は綺麗」だが、「素晴らしい目的を果たすためとなると、全体的な正当性が崩壊する」


どこぞの誰かが言っていた。


確かに、木原一族は「科学の悪用」の代名詞と言っても過言ではないだろう。


しかし


その「目的」が為された時、作り出されたものが一体どのような物になるのか、考えた者は誰か一人でも居ただろうか?


何度も言うが、木原の「目的」は総じて綺麗なのである。

木原一族の中に、木原加群と同じように研究職を引退し、教師として活動をしている者が居た。


彼女は同時に、この街を守る警備員を兼任していた。


ある日、彼女は疑問に思う。


「人を殺せる武器で子供達を守るのが、本当に正義と言えるのか」と。


そして、その疑問は確信に変わる。


白い髪をした少年が、武装したヘリや戦車に囲まれている現状を、正義と言って良い筈が無い!


そして彼女は、この駆動鎧を作りだした。


全ての子供達を、必ず生きたまま、大怪我を負わせずに守る為に。

ガシャコン!


ビキビキビキ


浜面「ぐうぅっ!?」


そして、その駆動鎧でも切り札と言えるシステム、「No.Seven」


この駆動鎧の通常システムを使っても、子供達を沈黙させられない際の最終手段。


これを使えば、第七位と等しい身体能力を得る事ができるだろう。しかし


浜面「がっ…あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


使った者は、ただでは済まない。


これは、本当に守りたい者が居る場合にのみ許される、諸刃の剣である。

麦野「浜面!!」


絹旗「無茶しすぎですよ!?」


御坂「ちょ、あれ止めないとマズイんじゃないの!?」


食蜂「って言っても迂闊に近づいたら危険よぉ!!」


浜面「はぁ…はぁ…心配すんな。これで『終わらせる』」


ヒュッ…


絹旗「っ!?」バキッ


麦野「絹旗!?」


食蜂「ちょっ、何よアレぇ!!幾らなんでも反則よぉ!?」


御坂「あれは…間違いないわ。あの動き、削板さんと同じ…っ!」バシッ


浜面「ぐっ…反応、でき、るのか…」


御坂「…前に削板さんと手合せをしたからね。といっても、こっちも向こうも本気じゃなかったし、今もぎりぎりの反応だったわよ」


麦野「絹旗!しっかり…だめね、気絶してる」

食蜂「どうするのよぉ!?このままじゃジリ貧じゃない!!」


御坂「そうでもないわ。あの様子を見ると、あの状態で戦い続けるのには相当な負担が掛かってるようね。

これ以上続けたら、向こうが保たないはずよ」


浜面「うっ…がっ、ごほっ!!」ビチャッ!!


三人『!!』


御坂「いくらなんでも吐血はマズイ!!いったいどんだけ負担掛かるのよアレ!?」


麦野「もういい浜面!!これ以上やったらアンタの体が保たない!!」


食蜂「な、なんなのよぉあの人…!」





浜面「…仕方ねえだろ」

浜面「無能力者の俺がお前達を止めるにはこんくらいやらねえと無理に決まってんだろ!!」







浜面「俺の命でお前達を止められるんなら、お釣りがでて困るレベルだろうが!!!!」




浜面「止めてやる…!絶対にここから先には行かせねえ!!!」


ガッッ!



御坂「ぐっ…!ダメ!それ以上は本当に危険…!」



麦野「浜面ぁ!!やめて!!もうやめてよぉ…!!」



ビキビキ…ビシッ!!!



浜面「ガフッ!?…ぐ――――オオオオおオオオオオオオおおおおオオオオオオオオッ!!」



麦野「(誰か…!誰か浜面を助けて…!!)」








『だめだよ、はまづら』

ピシィッ!!



浜面「……えっ…?(体が…動かねえ…)」


滝壺「もう…いいんだよ。これ以上、自分を傷つけるのはやめて」


麦野「た、滝壺…?一体何を」


食蜂「というか今まで何処に居たの…?」


滝壺「ごめんね、みんな。ちょっと集中する必要があったから…浜面自身のAIM拡散力場を解析するのに大分てこずってたの」


浜面「た、滝壺…一体何をしたんだ…?」


滝壺「浜面の能力って…念動力だったんだね。」


浜面「ま、まさか…干渉したのか?」


滝壺「うん…一時的に、能力を底上げさせて、自分を拘束するように干渉しちゃった」


御坂「そ、それって…もはやレベル5じゃ…」


滝壺「ううん…これはね、はまづらだからできたんだよ。こんなの、いつも近くに居たはまづらやむぎの、きぬはたにしかできないよ」


麦野「(滝壺…)」


浜面「…はは、まさか滝壺に止められるとは思わなかった」


滝壺「言ったはずだよ?「私」達ではまづらを倒す、って」


浜面「…そうだったな。…くそ」

浜面「だっせえ…ここまでやって、俺は大切な奴らを碌に守ることすらできないってのか…!」


滝壺「大丈夫だよ、はまづら。私達は、絶対に死なない。はまづらの想いは無駄にしない」









滝壺「だから…そんな私達を応援して?『しあげ』」

浜面「…わかった。どちらにしろ俺はお前達に倒されちまったしな。行けよ


…おい、第三位」



御坂「…何?」


浜面「実は、俺も大将がどんな相手と戦ってるのかは分からねえ。でも、これだけは分かる。


あいつに取って、この戦いは譲れない物だってことがな。そこん所、忘れちゃダメだぜ?」


御坂「…ええ、分かったわ」


浜面「ならいいや…じゃあ…死なねえように…がん、ばれよ………………………。」


麦野「浜面!?」


滝壺「…大丈夫、気絶してるだけみたい。でも、体はボロボロだと思う」


麦野「そうか…よかった…!


…第三位。私達はここでリタイアだ。浜面と、絹旗を病院に連れて行かないといけないしね」


御坂「わかったわ。あ、その浜面って男が目を覚ましたら言っといて。「その駆動鎧、できればもう二度と見たくない」ってね」


麦野「ええ、ちゃんと伝えとくわ」


食蜂「…あのぉ、私もリタイア…かな。正直、この先戦っていく自信がないわぁ…」


御坂「…そうね、あんたの能力が効く相手じゃないから、仕方ないわね。じゃあ、食蜂も麦野さん達の方をお願い。


私は…とりあえずあっちに加勢してくるわ」

-一方通行サイド-


垣根「…どうやら、向こうは終わったみたいですね」


削板「うむ。あの男…素晴らしい根性だったな」


一方通行「(あの野郎、倒せてねえじゃねェか…)


…ハァ…ンじゃ、これで終了だなァ」


垣根「おや、止めてしまうんですか?」


一方通行「俺の役目はあくまでお前らの足止めだ。お前ら2人は奴じゃどうしようも無ェからなァ。

奴が負けた時点で、俺の役目も終りだよ…つゥか、無限沸きする奴とほぼ不死身の奴をどうやって倒せってンだよ

あー疲れた」


御坂「あれ…加勢しようとしたら終わってたのね」


一方通行「あァン?オリジナルか。お前だけって事は…ンだよ、全員とは言わねェが、守りたかった奴らはちゃんと足止めできてンのか」


御坂「アンタはピンピンしてるのね。なんで戦闘を止めたのよ?」


一方通行「さっきも言った。何度も説明すンのだりィからそこの全身白い奴に聞け。俺は疲れたから帰る


…言っとくがな、オリジナル」


御坂「…何よ?」


一方通行「俺はこの先に行くのに関してはどォでもいいが、「あの野郎」の戦いを止めるとなると話は別だ


…これは、あの野郎の戦いだってことを承知しとけよ」



御坂「……」


一方通行「まァ良い、俺の用事は済ンだからなァ。じゃあな」






垣根「行ってしまいましたね…先へ行きましょう」


御坂「…ええ」


削板「…悪いが、俺はここまでだ」


御坂「えっ?」


削板「さっき2人が言ってただろう。この戦いは、この先に居る男にとっては譲れない物であり、その男の戦いだ、って。


ならば、それを俺に止める資格はない!」


御坂「削板さん…」


削板「だが、お前達2人は、その男を知っているんだろ?知っていて尚、それを止めたいと願うのなら…行けばいい。

全く面識の無い俺はここで降りる!ではな!!」シュン


御坂「あっ!…行っちゃった」


垣根「…急ぎましょう。色々と思うことはあると思いますが…とりあえず、結論を出すのは真相を見てからでも遅くはない筈です」


御坂「…そうね。待ってなさいよ…!」

投下完了っと。これで浜面戦、一方戦は終了です


え、一方戦が少ないって?いやだって、不死身相手を倒すって無理ゲーやん…こうするしかなかったry


次は魔術サイドです。もしかしたら間に上条サイドを挟むかもしれません

超電磁砲で上条と削板共闘してたべ?

上条「そういえばよ」

トール「あん?」

絶対的な力がぶつかり合う中、2人はこの場に似合わない声色で会話をしていた。

上条「お前の名前ってなんて言うんだ?」

トール「…頭打ったのか?今更何言ってんだよ。俺の名前はトールだろうが」

上条「いや、それは通称だろ?マリアンのドヴェルク的な」

トール「…あー、そういうことか…………忘れた」

上条「はあ?」

トール「ずっとトールで通してきたからな。いつの間にかそれが名前になってたんだよ」

上条「…お前みたいな奴をもう一人知ってるけどよ、普通忘れるか?」

トール「物事っていうのは長いこと確認してないと、案外簡単に忘れちゃうもんだぜ?上条ちゃん」

上条「……。」


上条「本当にそんな簡単な話なのか?」

あ、やっぱ眠い…明日書くわ明日。多分
>>524
まじかー超電磁砲は読んでないからしらなんだ。そこは出会ってない世界線だってことにしといてください

神裂「くっ…!
(流石は明け色の日差しのボスだ。3人掛かりでも顔色一つ変えていない。)」

建宮「おいおい…化け物か?」

バードウェイ「レディに向かって化け物とは失礼にも程があるな。それに、お前たちが未熟なだけだろう」


五和「建宮さん、このままだとジリ貧です。一気に畳み掛けましょう!」

建宮「了解なのよな!」

互いが互いの背中に触れる。

建宮「女教皇!」

神裂「ええ、行きますよ!」


『七教七刃!!』

バードウェイ「…肉体強化術式か」

風の刃で鋼線を切り裂き、同時に、次の動作に備える。


バードウェイ「それにしても不思議なものだ。何故私達は戦っているのだろうな?」

五和「…あなたが、この先へ行かせてくれないからじゃないですか」

バードウェイ「そこが分からんのだ。お前達はあいつに会ってどうするつもりだ?」

神裂「…上条当麻を、助けます。彼は今、私達の知らない所でまた自分を傷つけ、戦っています」

バードウェイ「…それがどうした。そんな事、お前達が出てくる理由にはならない筈だ」


建宮「充分だ。

『救われぬ者に救いの手を』

これが、俺達の信条なのよな」




バードウェイ「救われぬ者、だと?」

ステイル、土御門を軽くあしらいながらバードウェイ達を遠巻きに見ていたローラは、思わず溜め息をついた。

ローラ「どうやら、あなた達は上条当麻の現状をあまり知らないのね。誰と、何の為に戦っているのかも」

ステイル「…なんだって?」

土御門「知っているのか?相手のことを」


ローラ「ええ…だけど、教えないわよ。それよりいいのかしら?向こうはもう戦いが終わりそうだけど」


土御門「なんだと?」


ローラ「さっきの発言は少しまずいわね。彼女、結構『ブラコン』なのよ」

バードウェイ「…そうか。お前達は、あの男が救われていないと思っているのか、なるほど」

神裂「私は彼に沢山の借りがあります。だからせめて、彼が苦しんでいるなら「もういい」え?……っ!?」


次の瞬間、神裂は地に伏した。バードウェイの手には、一本の剣。


五和「女教皇!?一体何が…」


建宮「(切っ先を向けるだけで…まさか!!)刺突杭剣か!?」


バードウェイ「心配するな、レプリカだ。気絶はさせるがしにはかしないさ。

…そんなことよりも、だ。」

一旦終了。スマホ打ちにくい

ミスった。

バードウェイ「あの男が救われていないとはよく言えたものだな。
確かにあの男の本質は異常だ。イカれてるよ…だけど」

バードウェイ「それでも…!私はあの男…上条当麻を平穏へ戻してやりたかった!!」

レイヴィニア=バードウェイをよく知る者が見たら、大いに驚くであろう。彼女が目に涙を浮かばせる姿を見せるなど、かつて一度たりともなかったのだから。

建宮「…!」

バードウェイ「だけど出来なかった!多くの人間があいつを利用しようとする。あいつもまた、「誰かの為」に自発的に動こうとする!どれだけあいつが動く必要がないようにしても、それでもあいつは「奪われる」事を前提に戦場へと向かっていく!!」

五和「だったら!あなたも彼を止めに行きましょうよ!今彼を助けずにいつ助けるんですか!?」


バードウェイ「…ちがう!この戦いは、あいつがやっと「獲る」事ができる、「あいつの為」の戦いなんだ!!」

五和「どういう、事ですか?」

バードウェイ「…この戦いは、あいつが望んだものだ」

五和「どうして…どうして彼は私達に何も…」

バードウェイ「この戦いに第三者の介入は許されない。これはあいつらにとって「聖戦」なのだからな」

建宮「…俺達が力になれる事は何もないのか?」

バードウェイ「無い。出来ることは、見届けてやることだけだ。お前達にも、私にもな」

建宮「…そうか、わかった」

五和「建宮さん!?」

建宮「あの男がそれを望まないのなら俺達の出る幕じゃないのよ。
五和、お前さんは上条当麻を見届けてくるといい。女教皇の事は俺に任せるのよな」

五和「…わかりました。よろしくお願いします」

ローラ「どうやら向こうは終わったみたいね。ほんとお兄ちゃんっ子なんだから…で?あなた達はどうするの?」

ステイル「変わり無いね。貴女、いや、お前を倒して上条当麻を焼き付くすだけさ」

ローラ「…お前はその歳でもう耳が遠くなってるのかしら?
彼らの戦いに第三者は手出し無用だとバードウェイが言ってたじゃない」

ステイル「フン、関係ないね。そもそも僕の目的は他の奴らとは違う。
僕はただ、あの子を放ったままこんな下らない事をしてるあの男を焼くだけだ」

ローラ「…子供ね」

ステイル「ああそうさ。僕がここに居る理由は個人的な怒りさ」


ステイル「あの子に心配をかけた上条当麻が腹立たしい。大切な戦い?知ったことか。僕にとってはあの子が全てだ。例えあの子の気持ちが上条当麻に向いていたとしても、それは何一つ変わらない」


土御門「…ステイル、お前」


ステイル「だからあの子を悲しませるのであれば、誰であろうと焼きつくす。もちろんローラ=スチュアート、お前もだ!」


ローラ「…まあ、否定はしないわ。あの子を魔導図書館にしたのは確かだし」


ステイル「だから、お前だけは何がなんでも焼き殺す。

――灰は灰に」


ローラ「…ねぇ、ステイル?」



ステイル「――塵は塵に!」




ローラ「お前は、私があの子だけにそんな苦行を背負わせると…」

土御門「っ!?ステイル!待―――」







ステイル「吸血殺しの紅十字!!」











ローラ「思っているのか!!!!」




ズドン!!

ローラが発した数珠状の光の弾が炎を砕き、ステイルの身体へと直撃した。

ステイル「がはっ…!?」

土御門「ステイル!!」

ローラ「とりあえず、3つだけ言っておくわ」


ローラ「あの子の為を思うのなら、まずは禁煙、それと大人になりなさい。それとね…」



ローラ「『妹』を大切に思わない『姉』なんて居ないのよ。覚えておきなさい」

土御門「今のは…原典か?」

ローラ「その通りよ。セフィロトの宝珠――性質は対象の浄化と殲滅」

土御門「お前も所持していたのか…いや、それよりもだ。お前と禁書目録が姉妹だと?」

ローラ「ええ、気がつかなかった?髪の色は違うけど、所々似ていると思うけど」

土御門「…聞いた話だと実年齢は4じゅ…ゴフッ!?」

ローラ「失礼ね!そういう事にしていただけよ。ほら、実年齢通りだと最大主教としての威厳とかそういうのが色々あるじゃない?」

土御門「ハァ…ハァ…正直すまなかった…
そ、それとだ。さっきの『あの子だけにそんな苦行を…』とはどういうことだ?」

ローラ「ああ、それは…





『私もあの子と同じ』ってことよ」

土御門「同じ?」

ローラ「ええ。ここが、ね」

そういって、ローラは自分の頭を指し示した。

土御門「――なるほど、そういうことか」

ローラ「言っとくけど、私の方が多いのよ?あの子には必要最低限しか入れてないし」

土御門「まあ、詳しい話は後で聞かせてもらう。取り敢えず、そこを通してくれ」

ローラ「…言った筈よ?彼らを邪魔するのであれば」

土御門「問題無い。事情もある程度理解した。俺もまた、見届けるだけだ」

ローラ「――そう。ならいいわ、行きなさい。ステイルは私が回収しておくわ」

土御門「ああ、恩に着る。それじゃあな」


ローラ「――土御門!!」

土御門「?どうしゴフッ!?」

ローラ「忘れてたけど、よくも変な日本語教えてくれたわね!おかげで大恥かいたじゃない!!」

土御門「おま…今言うかそれ…」ピクピク



トール「――なんだって?」

上条「いやいやあり得ねえだろ。自分の名前を忘れるなんて」

トール「俺にとっちゃ名前なんてその程度のものだったんだよ」

上条「親が聞いたら泣くぞ」

トール「生憎、親の顔も覚えてねえよ」

上条「そうか」











上条「やっぱお前、一回記憶失くしてんだろ」


トール「おう、上条ちゃんとお揃いだぜ」

オッレルス「……」


インデックス「………A R T V R M(攻撃の停止。術式は暴走し、術者へと返る)」

ドッ!!

オッレルス「ぐっ…!」

オティヌス「!……厄介だな。この術式を解析したのか」

シルビア「なら力技なら…っ!」

インデックス「G E B S L P(神は目を伏せ、聖人は力を失う)」

シルビア「なっ…!」ガクン

フィアンマ「…強制詠唱は、複数攻撃には対応できないのだったな」ブンッ

ガッ!!

インデックス「きゃっ…」

フィアンマ「悪いが、ここで寝てて…なんだと?」


インデックス「う…痛くはないけど、やっぱり転ぶのは不快なんだよ…」


シルビア「まいったねこりゃ。魔神の力もダメ、聖人もダメ。挙げ句の果てには…歩く教会の復活だって?」


ブリュンヒルド「反則だな。いつの間に歩く教会を直した?」


インデックス「ああ、それは――」







ローラ「はい、直したわよ。まったく、どうやればこれがこんな事になるのかしら?」


インデックス「うう…あれは事故だったんだよ…」


バードウェイ「事故で法王級の防御が壊れて…いや、あの男のせいか。それより何故お前はそんな簡単に直せるんだ」


ローラ「問題ないわ。作り方の本なら頭に入ってるし」

インデックス「――だってさ」


シルビア「あの女…とんでもないね」


オッレルス「…さて、どうやらこちらの攻撃は君には通じないようだ。しかし、君もまた我々に攻撃する手段が無い。というわけで、ここを通してもらうよ」


インデックス「…そんなこと、させると思ってるのかな?」


オティヌス「ならばどうする?私達にも目的がある。このまま無駄な戦闘をしている暇はないんだ」


インデックス「――目的」

インデックス「その目的っていうのは、とうまの戦いを邪魔することなんだよね?」

フィアンマ「――結果的にはな」

インデックス「――そっか。じゃあ、仕方ないよね」

オッレルス「?一体何を……っ!?」






インデックス「とうまの為なら、仕方ないんだよ。だから、力を貸して」


エイワス「ふむ、いいだろう。この戦いは、私にとっても興味深いからな」

自転車乗るからまた後で

エイワス「しかし、何故彼らの術式を解析できたのかね?魔神と聖人、どちらも解析しようのないものだと思うのだが」


インデックス「…ずっと、とうまのそばにいたから。
とうまの幻想殺しを見て、わかったんだよ。理不尽な力の存在っていうものを。そして、その力に相対した時、どうすればいいのかを」


エイワス「ほう…それで、結論は?」


インデックス「簡単なことだったんだよ。相手が理不尽な力なら――私も、理不尽な力で割り込めばいい、ってね。とうまの幻想殺しのように」




インデックス「仕組みなんて関係ない。
説明なんてしなくていい。
ただ、そこにある力を掌握すればいい。
隙間が狭ければ捩じ込めばいい。
隙間がなければ作ればいい。

―それが、私の答えなんだよ」

ブリュンヒルド「…無茶苦茶だ。魔導図書館たる者がそんな暴論を――」


インデックス「魔導図書館だからこそ、かも。知ってた?私の中には10万3000冊の『理不尽』があるんだよ?」


ブリュンヒルド「っ!」ゾクッ

エイワス「…成る程、素晴らしい答えだ。
不思議なものだ。どうやら私は今、人のそれと等しい『嬉しさ』を感じているようだ」


インデックス「…その感情の答えは、自分の身体に訊いてみればいいんじゃないかな?」


エイワス「――ああ、そうか。



これが、『母性』か」




インデックス「あなたの事は許せないけど、少しだけ感謝してあげるかも

――お母さんが、私を愛してたって教えてくれたから」

エイワス「さて、私が現出できる時間にも限度がある。早いところ片付けよう」


インデックス「うん――ねえ、そこの人達」



悪い人だけど、結果的には私に力をくれたお父さん

自分を犠牲にして私を守り、力をくれたお姉ちゃん

そして、エイワスとして私を守ってくれるお母さん














インデックス「これが、『家族』の力だよ」








その後、どちらが勝利を収めたのかは、言うまでもないだろう。






一旦終了。

書き忘れてたが、インデックスの母親はインデックスの代わりにエイワスの依代になったということで


父親 アレイスター=クロウリー

母親 エイワス

長女 ローラ=スチュアート

次女 インデックス



なんだこの家族

それぞれの戦いが終わり、それぞれが思う先へと向かう。


一つは治療へ




そして、もう一つは更なる戦場へ






ー操車場ー





上条「おかしいとは思ってたんだよ。戦う理由も分からねえ、自分の名前も、親の顔も分からねえなんてな」


トール「そりゃそうだ。ましてや俺は生まれた頃から親が居ないわけでもないし、戸籍を与えられなかったわけでもないしな

因みに上条ちゃん。俺はさっきお揃いって言ったよな?」


上条「あん?それは記憶喪失がってことじゃ――」


トール「それだけじゃないんだな、これが。俺が記憶喪失になった日は……



7月28日の昼頃って話だ」


上条「――っ!?」


トール「場所は北欧サンタクロースの国、フィンランドだ。

ここまで言えば、わかるだろ?」





上条「まさか…俺とお前は、ほぼ同じタイミングで記憶を失ったのか?」



トール「正解だ、上条ちゃん。」



上条「だ、だけどそれに何の意味があるんだ?」


トール「大有りだ。7月28日…占星術で対応するのはウルズ。
ウルズは大自然のエネルギーを表す。
俺たちが記憶喪失になる際に、偶然その力が発生した。
それも、一人だけならまだしも、二人同時に、だ。
それにより、神と人とを繋ぐ『扉』が開いたんだろうよ」


上条「そんなエネルギーなんて、どこにも…!」






(アレイスター「私は…彼(エイワス)とは、君と『上条当麻』のような関係になれなかったからね」)





上条「まさか、『上条当麻』が…?」


トール「だろうな。あの日、記憶を失ったことで死んだとされた『上条当麻』と、『トール』によってエネルギーが発生した」

トール「――さて、現状で解ることは整理できたな。で、何か質問は?」


上条「…なあ、俺達は『上条当麻』と『トール』か?」


トール「……いや、そいつらは別の人間だ。俺達じゃねえよ」


上条「じゃあ、俺達は何者なんだろうな…」


トール「さあな……」


上条「………」


トール「………」


上条「………」


トール「………」












上条「………プッ」


トール「………クッ」













『アーッハッハッハッハッハッ!!!!!』









上条「何だコレ!?ホント何だよコレぇ!!」


トール「やっべえツボった!最高じゃねえか!名無し同士の戦いって何処の掲示板だよ!?」


上条「いいねいいねェ最ッ高だねェ!!

地位も名誉も名前も人種も境遇も、何にも無い!!」



トール「誰にも縛られず、ただ自分の為に、目の前の相手の戦いに命を賭ける!!」











上条・トール「「たまんねえなっ!!」」







タイトル 回 収

クリスマスに合わせて回収できてよかった。
因みに、クリスマスに書き込んでる時点で色々お察しだろうが聞くな


んじゃメリークリスマス




御坂「…あそこね」

垣根「ええ…それにしても、凄まじいですね。身体中が衝撃でビリビリします…おや?あの子は…」

御坂「ん?…ってアンタ…アイツんとこの腹ペコシスターじゃない」

インデックス「短髪と…なんか白い人も来たんだね」

垣根「あなたが此処に居るということは…間違いないんですね」

インデックス「うん。この先に、とうまが居るよ」

御坂「この先にアイツが…ねえ、アイツは一体誰と戦ってるの?」





土御門「それは俺も知りたいにゃー」

御坂「あれ?アンタは夏休みの時にアイツと一緒に居た…」

土御門「土御門元春だにゃー。第三位の事は兼ねてから妹に聞いてるぜよ」

御坂「土御門?ってまさか…」

土御門「そう!舞夏は俺の義妹だにゃー!」

御坂「…なんかあいつの漫画の趣味が笑えなくなってきた…」


垣根「…あなたは」

土御門「…そういう自分は第二位か。成る程、どうやら他の超能力者は来てないようだな」

御坂「(あれ?雰囲気が変わった…?)」


インデックス「そんなことよりもとはる、バードウェイからなにも聞いてないの?」


土御門「…何をだ?」


インデックス「?だからとうまの戦ってる相手。北欧系の魔術師の、雷神トールなんだよ」


土御門「…は?」

バードウェイ「……ああ、そう言えば伝えてなかったな」

土御門「おま…よりにもよってあの戦争代理人だと!?」

御坂「トール…だれ?」

バードウェイ「…前に共闘していただろう」

御坂「えーっと…ああ、あの金髪のすっごく気安い奴?」

垣根「(…知らないですね)」








エイワス「…ここで話していても何だし、先に進むべきではないかね?」


土御門「」

バードウェイ「」

御坂「うわ、眩しい」

垣根「(なんか似てますね)」

インデックス「あ、そうだね。いこ?」


-移動中-


バードウェイ「…事情はわかった。何というか、お前の家系は無茶苦茶だ」


インデックス「えへ」


御坂「えーっと…つまりどういうこと?」


土御門「こいつの家族で地球がヤバいってことだ」


垣根「随分簡単にまとめましたね」


エイワス「安心したまえ。私達にはそのようなつもりはないのだからね…さて、着いたようだ」


御坂「え?何もないじゃない」


エイワス「…わかるかい?」


インデックス「…うん。ここだね」


エイワス「では、頼んだよ」


インデックス「…C E A W A T O A T O T S U T(全てを覆う絶対的な壁は我らを認め、その真実を明かす) 」


シュウゥゥ…


垣根「!何かが突然現れた…?」


バードウェイ「結界だ。禁書目録の強制詠唱で不可視の結界を可視化しただけだ」


御坂「あ、アイツらは?」


インデックス「あそこだよ」


エイワス「…ほう」

やっヴェ、五和の存在を素で忘れてた
>>615から書き直します




御坂「…あそこね」

垣根「ええ…それにしても、凄まじいですね。身体中が衝撃でビリビリします…おや?あの子は…」

御坂「ん?…ってアンタ…アイツんとこの腹ペコシスターじゃない」

インデックス「短髪と…なんか白い人も来たんだね」

垣根「あなたが此処に居るということは…間違いないんですね」

インデックス「うん。この先に、とうまが居るよ」

御坂「この先にアイツが…ねえ、アイツは一体誰と戦ってるの?」





土御門「それは俺も知りたいにゃー」

御坂「あれ?アンタは夏休みの時にアイツと一緒に居た…あとその後ろの人はあの時の…!」

五和「こ、こんばんわ、改めて、五和といいます」

土御門「土御門元春だにゃー。第三位の事は兼ねてから妹に聞いてるぜよ」

御坂「土御門?ってまさか…」

土御門「そう!舞夏は俺の義妹だにゃー!」

御坂「…なんかあいつの漫画の趣味が笑えなくなってきた…」


垣根「…あなたは、グループの…」

土御門「…そういう自分は第二位か。成る程、どうやら他の超能力者は来てないようだな」

御坂「(あれ?雰囲気が変わった…?)」

五和「(グループ…?)」


インデックス「そんなことよりもとはる、バードウェイからなにも聞いてないの?」


土御門「…何をだ?」


インデックス「?だからとうまの戦ってる相手。北欧系の魔術師の、雷神トールなんだよ」


土御門「…は?」

五和「…え?」

バードウェイ「……ああ、そう言えば伝えてなかったな」

土御門「おま…よりにもよってあの戦争代理人だと!?」

五和「雷神トール…そんな化け物みたいな人と戦ってるなんて…」


御坂「トール…だれ?」

バードウェイ「…前に共闘していただろう」

御坂「えーっと…ああ、あの金髪のすっごく気安い奴?」

垣根「(…知らないですね)」













エイワス「ふむ…ここで話していても何だし、先に進むべきではないかね?」


土御門「」

バードウェイ「」

五和「えっ…あの…これって…」

御坂「うわ、眩しい」

垣根「(なんか似てますね)」

インデックス「あ、そうだね。いこ?」


-移動中-


バードウェイ「…事情はわかった。何というか、お前の家系は無茶苦茶だ」


インデックス「えへ」


御坂「えーっと…つまりどういうこと?」


土御門「こいつの家族で地球がヤバい」


垣根「随分簡単にまとめましたね」


五和「こちら(魔術)側の身としては、本当に笑えないですね」


エイワス「安心したまえ。私達にはそのようなつもりはないのだからね…さて、着いたようだ」


御坂「え?何もないじゃない」


エイワス「…わかるかい?」


インデックス「…うん。ここだね」


エイワス「では、頼んだよ」


インデックス「…C E A W A T O A T O T S U T(全てを覆う絶対的な壁は我らを認め、その真実を明かす) 」


シュウゥゥ…


垣根「!何かが突然現れた…?」


五和「これは…結界ですね。それもかなり高度なものです」


バードウェイ「強制詠唱で不可視の結界を可視化したのか」


御坂「あ、アイツらは?」


インデックス「あそこだよ」


エイワス「…ほう」


ドッ!!

ズドン!!


彼女らの視線の先には、凄まじい衝撃の中、人によっては狂喜とも言えるような笑みを浮かべる二人が居た。


トール「オラオラ!どんどん行くぞ!!」


幾つもの力の塊を上条へと放つが、上条は空中を蹴るようにし、全てを躱す。


上条「そんなもん当たらねえよ!!オラッ!」


上条もトールへと殴りかかるが、ガードで受け止められる。

トール「便利だな、空飛ぶ靴」

上条「やらねえぞ?」

トール「貰っても使えねえよ。さて、こいつはどうだ?」


上条「――!!」


トールが空に向かい手を翳す。その瞬間、トールの頭上に巨大な力の球が出現した。



トールが嘗て使っていた『投擲の槌』は、どうしても攻撃が広範囲に及んでしまい、無用な被害を
出してしまっていた。
無駄な破壊を望まないトールにとって、この被害は非常に心が痛むものであった。


しかし、彼の目の前に、その被害を抑えられる人物が現れた。


そして




そして。


その男との戦いを経て、彼は今『破壊と収束』の力を持つ『雷神の槌』を手にしている。









トール「神具『雷神の槌』はマリアンの『投擲の槌』とは威力も性能も段違いだぜ?」



彼が作り出したそれは、かつて一方通行が作り出した高電離気体(プラズマ)よりも一回り大きく、威力に至ってはまるで比べ物にならない。


トール「そら――よっ!!」

回避は不可能。

受け止める?それも愚策だ、打ち消している間を狙われる。

上条「(なら…)」


上条は、向かい来る球体へ立ちはだかるように向き直った。



これまでの上条当麻は、たった一つ、己の右手のみを武器として戦ってきた。

時には右手ではカバーしようがない攻撃もあった。中には右手で防ぎきれない攻撃もあった。

右手を使えなくされた事だって一度や二度ではない。


もし、そんな状況下で戦ってきた男の「戦術の可能性」が広がったとしたら――



それは、一体どれだけの心の余裕を生むのだろうか?

上条は、向かい来る球体に慌てず、魔翌力の網を作り出し、

上条「キャーッチ!」

球体を包み込むように捕まえ、

上条「アーンド…」

そして………










上条「リリィィィィィィス!!」


トール「うおぉぉぉぉぉい!?」


そのまま投げ返した。


ズズン…


上条「やべ…死んだか?」


トール「んな訳ねえだろ!!」


上条「なんだ、生きてたのか」


トール「当たり前だ…ったく、マジでずるいなお前の神具」

上条「代わりにお前みたいな強い攻撃魔術なんて無いけどな。それにしてもよく無事だったな」


トール「ああ…何とかな」


あの瞬間
トールは避けられないと判断し、投げ返しされた球体を『雷神の槌』で拡散させた。
しかし咄嗟の判断だった為、無傷とはいかなかったようだ。


トール「くっそ…服がボロボロじゃねえか」


上条「服だけかよ。あ、そういえば」


トール「ん?」








上条「お前、記憶を失った次の日に死にかけてんのか。大変だな」


トール「お、それが『見えた』のか。てことは…あー、時期も丁度いいな」

あ、佐賀忘れてたわ




御坂「……なに、あれ」

垣根「無茶苦茶ですね…」

物理現象が思考の基盤となっている二人だが、彼女達は過去に魔術を何度か体験している。その為、多少は魔術に対して理解がある。
しかし、それでも二人には目の前の光景が信じられなかった。

それは、今まで見てきたどの能力よりも強力、かつ異質だった。


五和「…これは」

土御門「ああ…恐ろしいな。こんな力があっていいのかってくらいにな」

一介の魔術師である彼女達でさえ、彼らの力に戦慄する。


バードウェイ「…まさかこれ程までとはな。あいつめ…(やはり私の見込みは正しかったか)」

バードウェイは、かつて上条と対峙した時を思い出す。



そんな中、インデックスとエイワスは、どこか達観していた。


インデックス「ねえ、とうま達は何故戦ってるんだろう?」

エイワス「ふむ…彼らはpjgptjf…おっと、どうやらヘッダが足らないようだ。まあ、こちらの言葉で言うならば
『己を知る為』さ」

インデックス「己を…知る…」

エイワス「大きな力には代償が付き物だ。その代償は、力が大きくなればなるほど大きくなる
君ならば、よく解るだろう?」

インデックス「………。」

かつて、自分の魔導書を使おうとした魔術師を想起する。

インデックス「…うん」

エイワス「彼らの力はとても強力だ。私程度では到底及ばないだろう。
だからこそ、彼らは自分の力の根源を知り、理解しなければならない。
自身の力に呑まれないように」


インデックス「……そっか」

トール「おらっ!」ドゴッ

上条「ごふっ!?」

その後も繰り返される力と力の応酬。





トール「…へえ、御使堕しか。面白えじゃん」


上条「…よりによってあれが『きっかけ』かよ!」


トール「8月28日に、御使堕しによる情報の混乱…時期も現象も妥当なんじゃねえの?」


上条「最低だ…インデックスが『巨人』になった日に『巨人』が入るなんて…」


トール「ドン…マイッ!」


上条「おっと」

上条「うおぉぉぉぉ!!」

トール「はあぁぁぁぁぁ!!」








その後も続く二人の戦いを、インデックス達は静かに見届けていた。


エイワス「…こう言ってはなんだが、君達はいいのかね?彼が戦い続けていても」


インデックス「…問題ないんだよ」


御坂「いや問題あるでしょ!なんなのアレ!?アイツ一体どうしちゃったのよ!!」


垣根「…いくらなんでも、私が共闘した時と違いすぎやしませんか?」


五和「あの…何で上条さんが魔術を…」


土御門「――イギリス清教の上層部にローマ正教とロシア凄教…後の事を考えると頭が痛くなるな」


バードウェイ「……全然問題なさそうには見えないんだが?」


インデックス「…も、問題ないんだよ。



だって…」

寝落ち?続きが気になる切り方うまいな








インデックス「とうま、すっごく楽しそうなんだよ」






投下おわりー

>>650
すまん飯食ってた。黒霧島うめえ鰈うめえ緋扇貝やわらけえうめえズワイと毛ガニうめえんだろうが俺は苦手だ食えねえ

それではみなさん、良い独身年越しをー
来年は彼女できますように、無理だろうけど




トール「おいおい上条ちゃん、お前ホンットに説教が好きだな!
まさにロキを表すルーン、アンスールの性質そのものじゃねえか!」


上条「うるせえ!お前だってその慎重さがまさにトールを表すソーンにそっくりだろが!」


トール「否定はできねえな!」


上条「同じくな!」



トール・上条「「あっはっはっはっは!!」」












インデックス「…ね?」


御坂「…うん。(なによアイツ、あんな顔もできるんじゃない…)」


五和「…まあ、上条さんが楽しいのならそれでいいんじゃないでしょうか(今度からは回復魔術効くんですかね?)」


垣根「…それでいいんですかね…?」


バードウェイ「…まあ、色々な面倒事はあるだろうが、そこを考えなければ問題はないか」


土御門「(その面倒事が問題な気がするんだが)…事後処理は最大主教に丸投げしよう」

ぶつかり合う度に、互いが互いを理解する。

『とある不思議な右手を持つ少年』は『トール』を

『雷神の力を携えた少年』は『上条当麻』を


始めは二人とも、自身の力を理解する為に戦っていた。

一人は「無駄」な戦いに気が乗らなかった。

一人は「無益」な戦いに気が乗らなかった。


しかし、いつしか二人にとって、戦う事と楽しむ事が同義となっていた。



「不幸」なんてどうでもいい。いつしか少年はいつもの口癖を言わなくなった。


「経験値」なんてどうでもいい。セーブのできない魔王戦を繰り返すのも悪くはない。





















上条「お前の名前、―――だとよ」


トール「そうか、どうでもいいな」


上条「自分の名前だろ」


トール「『そいつ』は俺じゃないだろ。そんな事より…」


上条「…ああ」

トール「『ロキ』ってのはウニ頭で辛気くさそうな顔してるのな。お前にそっくりだったぜ。つまり…」


上条「『―――』ってのは金髪でチャラチャラしてるんだな。お前そっくりだったぞ。つまり…」





上条・トール「お前の中の『上条当麻』『―――』が『ロキ』『トール』だったんだな」

「一一一」がひとついはじめに見えてきたΣ(゚д゚lll)

>>662
それ回避しようとーじゃなくて―にしたのに…ショックだorz=3

>>661
げ、これミスってるの今気づいた。修正



トール「『狡知神ロキ』ってのはウニ頭で辛気くさそうな顔してるのな。お前にそっくりだったぜ。つまり…」


上条「『雷神トール』ってのは金髪でチャラチャラしてるんだな。お前そっくりだったぞ。つまり…」





上条・トール「お前の中の『上条当麻』『―――』が『ロキ』『トール』だったんだな」



上条「――ずっと、気になってたんだ。『上条当麻』は何処で何をしているんだろう、って。
なんとなく、死んだとは思えなかった。
今も何処かで俺達を見ているんじゃないかってずっと思ってたんだ」


トール「ああ、それは俺も思ってた。それともう一つ、あの『声』は誰なんだろう、ってのもずっと気になってた。何処かで聞いたことのある声だとは思ってたが…自分の声は気付きにくいってのは本当だな。
まさかこんな所に居たなんて」


上条「…これで全部わかったな。『上条当麻』と『―――』は」


トール「依代、か」


かつて、インデックスがアレイスターにされかけたもの

そして、インデックスの母親が代わりに犠牲になったもの


『上条当麻』と『―――』は、それぞれロキとトールの依代となっていた。



上条「…ようやく辿り着いた」


トール「ああ…あとは、やることは一つ」

全ての謎が解けた。力の根源も理解した。

あとは、その力を制御するだけ。



上条・トール「『会い』に行くぞ」

垣根「攻撃が止まりましたね…」

御坂「お、終わったのかしら…?」

五和「いえ、これは…」

土御門「次の攻撃に備えてる感じだな…」

バードウェイ「恐らく、次で決着を着ける気だろう」

エイワス「ふむ…こちらも、余波で飛ばされないようにした方が良さそうだ」

インデックス「…くるよ」

トール「…いくぞ」

『雷神の鎚』を振り上げる。その鎚に、見えない「何か」が集束していく。

それは、説明するのも馬鹿らしい程の絶対的な『力』。

トールは、世界という『概念』そのものを破壊しかねない力を、たった一人の男に向けて放った。

上条「うおおおおお!」

当然、受け止めるのは不可能。しかし、下手に地面へ受け流せば被害は甚大。やむを得ず、上条当麻はそれを上空へと弾く。
結界は激しく震動したが、なんとか壊れずに形を保っていた。しかし――


トール「防がれるのは想定済みだぜ!」


上条当麻が気をとられている隙に、トールは上条当麻の左斜め後方――右手から一番離れた所へ攻撃を仕掛けた。

五和「上条さん!!」

美琴「ちょっと!あのままじゃ…!」

土御門「くっ…!(ここまでか…!?)」

エイワス「………」

インデックス「とうま…っ!」





トール「チェックメイトだ!!」

迫る『雷神の鎚』。
回避する時間も、受け止める為の右手も、全く間に合わない。
そんな中、上条当麻が取った行動は――



上条「―――っ!!!」



トール「―――なっ!?」


直後。



『雷神の鎚』と、上条当麻の『左手』が激突し―――――――――――――――。




このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年12月01日 (日) 16:28:23   ID: 5-OgrrPI

面白い〜

2 :  SS好きの774さん   2014年01月03日 (金) 19:46:37   ID: MWvSQ0ua

面白い!続き期待してます

3 :  SS好きの774さん   2014年01月09日 (木) 11:45:50   ID: GLeM94Ik

これは面白い!続き期待(・ω・)ノ

4 :  SS好きの774さん   2014年01月13日 (月) 17:55:46   ID: 9uLWYsiC

面白いんですけど設定が良く分からない。

原作との相違点を全部上げて欲しい。

5 :  SS好きの774さん   2014年01月18日 (土) 20:26:26   ID: _Q4xUgka

続き早くしてください!

6 :  SS好きの774さん   2014年01月20日 (月) 06:31:58   ID: iAl9-T8g

604とかハガレン二期のスカーとラースの台詞パクったろ。58~60の間にあったぞ 

7 :  SS好きの774さん   2014年01月21日 (火) 16:37:51   ID: QKrczRsn

パクリ?いや、どうでもいいだろ
他人の粗探ししかできないの?

8 :  SS好きの777さん   2014年01月30日 (木) 14:55:08   ID: dOtPPr1U

>>6
セリフのパクリとかどーでもいい
会話のやり取りなんか結局似た様な場面では似たり寄ったりになるって訳よ
そんなにも気にするのであるならば、貴方は今後一切、誰かが吐いたセリフは使わ無いでくださいね

何一つ喋る事の出来無いまま氏んでいくって事でどうぞよろしくお願いしますわ

9 :  SS好きの774さん   2014年03月21日 (金) 23:15:36   ID: kGTOunW1

更新待ってます!

10 :  SS好きの774さん   2014年05月11日 (日) 23:08:52   ID: zhVTEVoP

更新早くーってミサカはミサカはうP主に愚痴ってみたり!!!

11 :  SS好きの774さん   2014年05月21日 (水) 18:43:25   ID: bbe42zmZ

う~ん、一時期はすごく勢いがあったけど今では読者離れが激しいな…

12 :  SS好きの774さん   2014年06月01日 (日) 02:17:22   ID: jJ83isUL

とうとう失踪してしまったか

13 :  SS好きの774さん   2014年06月25日 (水) 18:37:04   ID: _fvkUXY5

続きスレ立ててくんないかな……凄い面白いのに

14 :  SS好きの774さん   2014年10月24日 (金) 14:09:14   ID: lgftgWx0

ずっと待ってるんだけどなあ…続き。

すごく面白いから…。

15 :  SS好きの774さん   2014年11月19日 (水) 08:02:21   ID: a576SA3w

激突してどうなるんだよおおおおお

1番美味しいところで寸止めしないでくれよおおおいおお

16 :  SS好きの774さん   2014年12月02日 (火) 19:51:58   ID: deWjzHKS

つづきぃぃぃぃ!!

17 :  SS好きの774さん   2014年12月02日 (火) 20:24:56   ID: JPUrexq9

なんだこの完結X18は?
終わってないのに完結タグ入れるな
こうゆうのが一番迷惑だよ

18 :  SS好きの774さん   2015年01月03日 (土) 15:39:34   ID: OhTcC7MG

続き下さい!!!!

19 :  SS好きの774さん   2016年10月29日 (土) 01:29:28   ID: 5EYwLjyJ

右手に竜飼ってるのに中身がロキって時点でね…聖人とかの解釈も少しずれてるし、お察し下さい

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