モバP「ロック・ザ・ビート!」 (11)

P「夏樹、改めてロックフェスのLIVE、お疲れさま!」

夏樹「へへっ、Pさんもお疲れ!」

P「次のLIVEも期待してるぞ!」

夏樹「もちろん! 次はもっとアツいパフォーマンス、見せてやるよ!」

P「お、そりゃ楽しみだ! ……ところで」

夏樹「どうしたんだ?」

P「あそこに転がってるのはなんなんだ?」

李衣菜「助けてー!」ジタバタ

夏樹「ギターパフォーマンスの練習をしてたら、コードに絡まっちゃっただりーさ」

http://i.imgur.com/OHxb8sz.jpg

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P「なにやってんだ李衣菜……ほら、じっとしてろ。ほどいてやるから」

李衣菜「あぅぅ、すみません……」

夏樹「せめてコード無しでやればいいものを」

李衣菜「えー、だって本番じゃスピーカーに繋いでやんなきゃならないでしょ?」

夏樹「そういうのはもっとちゃんと弾けるようになってから言えよな?」

李衣菜「うっ。なつきち先生、これからもよろしくお願いしますっ」

夏樹「しょうがねーなぁだりーは……しっかりついてこいよ!」

李衣菜「うん!」

P「どうやったらもやい結びになるんだこれ」

———

P「ふいー、やっとほどけた」

李衣菜「ありがとうございますPさん! 自由だー!」

夏樹「悪いなPさん。だりーがいつも迷惑かけちまって」

P「いやいや、そうでもないよ。こういうところも李衣菜の魅力だしな」

夏樹「あぁ、分かる分かる! なんつーか、ほっとけないみたいな?」

P「そうそう! 李衣菜の可愛さってそこにあると思うんだよ!」

夏樹「さすがPさん! やっぱアタシたちのプロデューサーだぜ!」

P「ははは、よしてくれ。恥ずかしいじゃないか」

李衣菜「恥ずかしいのは私ですけど!?」

李衣菜「むー、二人して私のこと言いたい放題! これでもチームCoolなんだけど!」

P「Coolに入れたのは俺だけどな。出会った頃は、爽やかでかっこ可愛い感じの女の子だと思ったし」

夏樹「今じゃ見る影もないな」

P「まったくだ」

李衣菜「ひどい!」

夏樹「でもその代わり可愛いんだよな」

P「その通り。可愛さがあふれて留まることを知らない」

李衣菜「貶されてるのか褒められてるのか分かんないよ!」

P「なにを言う!」

夏樹「アタシらはだりーの魅力を語り合ってるんだぞ!」

李衣菜「う、うぐぐ……! で、でもそれなら、もっと私のクールなところを語ってよ!」

P「李衣菜のクールなところ……?」

夏樹「あ、あぁ。アレがあるじゃんPさん。アレだよ、アレ」

P「お、おうアレな。アレだろ、アレ! 言ってやれよ夏樹!」

夏樹「い、いやここはPさんだろ?」

P「な、夏樹は李衣菜のパートナーだろ!?」

夏樹「Pさんはプロデューサーじゃねーか!」

李衣菜「せめて一つくらい言ってほしい!」

李衣菜「いいもんいいもん、どうせ私はクールじゃないもん」イジイジ

夏樹「す、拗ねるなって……」

P「あ、でも」

夏樹「ん?」

P「ロックフェスの時は夏樹に負けず劣らず、すごくかっこよかったなぁ」

李衣菜「へ……?」

P「気合の入り方が違ったというか……李衣菜のアツい気持ちが伝わってくるようだったよ」

P「この調子なら、ロックなアイドルもそう遠くないうちになれるかもな!」

李衣菜「Pさん……」

P「李衣菜……」

李衣菜「それは、褒めてるんですよね? またからかってるとかじゃない?」ジトッ

P「う、疑り深い……もちろんだ。李衣菜が本気を見せてくれたんだ」

P「俺も本気で応えたいんだよ。李衣菜の本気をもっと見てみたい」

李衣菜「……へへへ、はい。私の本気、ファンのみんなに……Pさんに! 見せてあげますっ!」

P「あぁ!」

李衣菜「よぉーし、やるぞー! うおぉーっ!」ウッヒョー!

夏樹「……へへっ。よかったな、だりー」

P「夏樹?」

夏樹「あ、わりぃPさん。なんだかいい雰囲気だったな? 口説いてるみたいだったぜ」

P「なに言ってんだ。夏樹だってかっこよかったぞ?」

夏樹「へっ、当たり前だろ?」

P「それに、可愛かった」

夏樹「………………へっ?」

P「初めての大きなLIVEに緊張してたり、本当に楽しそうに歌ったり踊ったり、な?」

夏樹「な、な……!」カァァッ

P「あ、あとは髪を下ろした時だな! あれならファッションモデルとしても……」

夏樹「ちょ、ストップPさん! やめろってそういうの!」

P「えー、なんでだよー? 照れることないだろ?」

夏樹「てっ照れてなんかねぇよ! そうじゃなくて、アタシはもっと歌の仕事をやりたいんだ!」

P「うーん、でももう何社かモデルの依頼受けてるんだよな」

夏樹「今はその行動力と決断を恨むぜ!?」

李衣菜「んふー、な・つ・き・ちぃ?」

夏樹「んなっ、なんだよだりー!」

李衣菜「ダメだよなつきち、仕事を選り好みしちゃ。ロックじゃないよぉ?」ニヤニヤ

夏樹「だりーに言われたくねぇ……あ、アタシなんかがモデルなんて務まらねぇよ!」

P「そんなことないって。夏樹ならかっこ可愛く着こなせる!」

李衣菜「Pさんよく分かってる! 私が言っても聞いてくれないんですよ、アタシには似合わないーって」

P「なにっ、聞き捨てならねぇ! 似合うに決まってるだろ!」

李衣菜「そうだそうだー!」

夏樹「こ、こいつら……!」

P「なぁ夏樹、着てみよう。きっと似合う! 一回だけでもいいから!」

李衣菜「お願いっ、私もなつきちの可愛い服装見たい!」

夏樹「う…………わ、分かったよ……着るから。一回だけな!」

P「よしっ! よく言ってくれた!」

夏樹「ったく……ホント、しょうがないプロデューサーだぜ」

李衣菜「いぇーい! ひらひらな服とかあるんですか?」

P「それは李衣菜用に、別に用意してあるぞ!」

李衣菜「えっ」

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