加賀「提督」 (1000)

・艦これss

・更新速度遅め

・日本語がおかしい場合があります



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392021504

加賀「失礼します」

加賀「本日付で秘書艦となりました。正規空母、加賀です。よろしくお願いします」

提督「やあ、初めまして。俺の名前は提督…っと、言わなくてもわかるか。ま、よろしく頼むよ」

加賀「ええ、こちらこそ宜しくお願いします」ペコリ

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

加賀「…何をしているのですか?おもちゃの銃など持ち出して」

提督「いやぁ、この前見たアニメで二丁拳銃をスタイリッシュに扱ってるのがかっこよくてさぁ!俺でもできるんじゃないかーって思ってさ!」

加賀「…ハァ、バカなことをしていないで仕事をしてください。デイリー任務すら、こなせていないでしょうに…」

提督「ちぇっ、つっまんねーの。はいはいわかりました仕事します仕事ー」

加賀「最初からそうしてください…全く…」

提督「……オニババ」

加賀「………」ギロッ

提督「~♪」ピュー

加賀(こんなんじゃあ先が思いやられますね・・・)

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

加賀「トランプタワー、ですか」

提督「うん、その通りさ!はっはっはぁ!どうだい、すごく良くできてるだろう!?」

加賀「無駄なことへの集中力は凄いんですね...まあ、よくできてるとは思いますよ」

提督「そうだろうそうだろう!?いやぁ、三時間かけた甲斐があったよ!」

加賀「さっ...!?......呆れて物も言えません...」

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

加賀「...双眼鏡を使って何をしているのですか?雪風の真似ですか?」

提督「あー違う違う。深い意味は無いさ。ただずーーーーーっと向こうを見つめてるだけ」

加賀「......何か意味はあるのですか、そんなことをして」

提督「甘いなあ。物事全てに意味を求めちゃnon! Non non non!!」

加賀「......」イラッ

提督「たまには意味のないことをして、リフレッシュしたいのさ。いつも仕事ばかりしてると死んじまうよ」

加賀「貴方はいつも意味のないことをして仕事をしてないじゃないですか」

提督「ありゃ...ばれてた?」

加賀「ばれるも何もないと思いますけど」

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

加賀「...なんです、それ」

提督「ん?ああ、12,7cm連装砲」

加賀「見ればわかります。なぜ持っているのですか?」

提督「いやー、なんかさ、吹雪とかさ、艦娘といえど俺よりちっちゃい女の子じゃん?女の子に出来て俺に出来ない筈がない!と、いうことで試し撃ちしたくて拝借してきました」

加賀(もうこの鎮守府はダメかもしれないですね)

提督「まぁまぁ、見てなって.....あそこに浮かんでる木に窓からドカンと当てて見せるってば!」

加賀「は、はぁ...」

提督「ターゲット、ロックオン......俺は...俺は死なない!」ドゥン





軍医「あー、両肩脱臼してますねー。暫く安静にしておいてください」

提督「...........ウィッス」

加賀「......はぁ」ヤレヤレ

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

加賀「本日の仕事はあらかた終了しました。ただ...」

提督「ただ...なんだい?」

加賀「書類の至る所に落書きするの、やめてもらえませんか。消すのが非常に面倒なのですが」

提督「えっ!?け、消したのか!?傑作だっただろ!それを消したのかお前は!」

加賀「...なにを書いてたつもりだったんですか?」

提督「えっとー...鰯、鮪、鰤、あとは加賀の似顔絵だ!そっくりだっただろ!」

加賀「......正直に言わせてもらいますと、魚には全く見えませんでした。そして私の顔、全く似ていませんでしたよ」

提督「」

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」ブロロロロ

加賀「ひゃっ...か、艦載機?」

提督「んーん、ラジコン戦闘機。ラジコンヘリ改造して作った」ブロロロロ

加賀「なるほど...それにしても良く出来てますね...」

提督「だろー?ちょっと本気だしたからなー」ブロロロロ

提督「......それにしても...プフッwww」

加賀「......?どうかしましたか?」

提督「『ひゃっ』って...『ひゃっ』って...加賀もあんな声出すんだなぁ、って思ってさ」

加賀「っ...あ、あれは......」

提督「『ひゃっ』www」

加賀「ッ~!!!!こ、このっ......!!」

提督「wwwwwwwww」

加賀「あ、頭にきました...烈風!!」バクゲキー

提督「って...ああああああ!?お、俺の戦闘機がぁああああ!?」

戦闘機「ハイキショブンマッタナシ」

加賀「自業自得です」プンプン

こんな感じでグダグダと書いてきます

誤字脱字など指摘がありましたらお願いします

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

加賀「これは...ウサギ型林檎ですね。提督が?」

提督「おうよ!どうだ、器用なもんだろ?」

加賀「ええ、そうですね。尊敬しますあ。しかし、なぜ執務室で林檎を?厨房を使わないのですか?」

提督「ヒント:赤城が補給中」

加賀「あぁー...なるほど」

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

島風「あ、加賀だー。やっほー」

加賀「何をして...アニメ、ですか」

提督「ああ、島風が『速くてかっこいいものが出るアニメが見たい!』って駄々こねてさ。まいったもんだ」

島風「あのねー!青っぽいロボットがね!ぎゅーんって加速して、ぐぃーんって移動して、ズバババーって発砲してかっこよかったの!」

加賀「随分、楽しんだみたいですね。何のアニメを見させたんです?」

提督「んー...ちょっとした戦争アニメさ。今度加賀も見てみるか?」

加賀「いえ、私はいいです」

島風「ねーねー提督ー、なんであのロボット最後自爆しちゃったのー?島風だったらあの程度余裕だよっ?」

提督「あー...そうだな。あのロボットは、自分の限界を超えたんだ。自分自身の力に耐えられなくて、自爆しちゃったのさ。......島風は絶対にそういうことしちゃダメだぞ?」

島風「うんっ、わかった!」

提督「ほら、俺も仕事しないといけないんだ。アニメはおしまいな。加賀、書類の処理、手伝ってくれ」

加賀「了解しました...秘書艦としての責務しっかりと果たさせてもらいますね」

カガーコレタノムーアトコレモー

リョウカイシマシタ

島風「.........」ジー

提督「...ん?どうした?」

島風「提督と加賀、仲いいね!夫婦みたい!」

加賀「ふ、夫婦...?」

島風「あっ、演習の時間なの!提督、ありがとね!アニメまた一緒にみよーね!」ピュー

提督「夫婦、ね...」

提督「......平和だなぁ」

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

加賀「提督、この鎮守府にも先程雪が......って、炬燵、もう出したんですか」

提督「当たり前だろjk...雪が降ったら炬燵にみかん。鉄板だよ...」ヌクヌク

加賀「はぁ...もうちょっと、こう、提督らしくしゃきっとしてくださいよ...」

提督「そう言いつつ炬燵に入るんだね」

加賀「別にいいじゃあありませんか...って、何か足に...?」チラリ

球磨「クマー......zzz」

多摩「にゃー...zzz」

加賀「」

加賀「提督」

加賀「......留守、ですか。困りましたね...」

加賀「とりあえず炬燵に入って待ちましょう」ヌクヌク

加賀「んー...眠くなってきました......zzz」



ろ...きろ......が...

提督「加賀ー?起きろー」ユサユサ

加賀「......ふわぁ...寝てしまってたのですね」

提督「ぐっすりだったぞ。気の毒だから起こさんでおいた」

加賀「あら...起こしてくださってもよかったのに」

提督「いつも頑張ってるしな、俺なりの優しさ、ってやつだ」

加賀「...それを自分で言いますか...」

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

加賀「先程、響の新しい改装が終わりましたので報告しておきます」

提督「おっ!終わったのか!また戦力が増えたな!」

加賀「すぐそこまで連れてきてるので、呼んでみたらどうです?」

提督「来てるのかー。おーい、響ー!新しいお前を見せてくれー!」

???「...司令官、違うよ。もう響じゃあない」

提督「まっ...まさかッ!」

提督「その帽子の色ッ!その格好ッ!ロシアのッ!ロシアのッ!!!」

提督「Верный!」

Верный「Yes I am!!」ビシィッ



加賀(彼等は何がしたいんでしょうか)

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」カチカチカチカチカチカチ

加賀「......そんなクリックして、なにしてるんですか」

提督「クッキー焼いてる」カチカチカチカチ

加賀「ああ...一時期流行ったアレですか」

提督「そう、あれ。仕事片付いたし暇つぶし」カチカチカチカチカチカチ

加賀「...私には面白さが理解できません」

提督「大丈夫、俺も面白いと思わんから」カチカチカチカチカチカチ

加賀「じゃあやらなくてもよくないですか...」

提督「ちょっとした戯れだよ」カチカチカチカチ

加賀「......理解しがたいですね」


加賀「提督」

加賀「いつもふざけて仕事もせずにぐだぐだとしていて」

加賀「よくわからないことを言い出したり」

加賀「急に遊びはじめたりしてとても迷惑です」

加賀「...でも、何故でしょうか」

加賀「そんな提督と、一緒にいたい、離れたくない、と思うのは、おかしいことなのでしょうか......」

加賀「よくわかりませんね...提督のことも、自分の気持ちも」

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

加賀「本日はバレンタインだそうで。一応、提督は上司という扱いになっているので、チョコを渡しに来ました」

提督「なんで俺そんなぞんざいに扱われなきゃいかんの」

加賀「その程度の人間だからですよ。......チョコ、置いておきます。赤城さんに見つからないうちに食べてくださいね。それでは」

提督「うーむ、これが反抗期という奴か...いやちょっと違うな...」


提督「......ふむ、手作りか。なんか嬉しいねえこういうの」

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

加賀「こたつむり状態ですと威厳も何もありませんね...」

提督「いいだろ別に。こたつ気持ちいいじゃん」

加賀「それには同意しますが...だらけすぎるのもどうかと。最悪そのこたつを撤収することにもなりかねますよ」

提督「えっ!?それはこm球磨「それはダメクマ!」

球磨「このこたつが無いと球磨も多摩も凍え死んでしまうクマー!撤収はんたーい!クマー!」

加賀「......あなた、どこにいたんですか...」

球磨「こたつの中クマ」

加賀「......そういえば以前もこたつの中に居ましたね...ご心配なく、提督がだらけたりしなければ撤去しませんよ」

球磨「提督!仕事!今すぐ仕事クマ!だらけんなクマー!」

提督「イヤイヤイヤイヤ、今日の分は終わったからだらけてたんだよ!?ずっと仕事してろと!?」

球磨「その通りクマ。こたつだけはなくしちゃいけないクマ」

提督「こいつ......!」

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

加賀「...なんです、このお菓子の家は」

提督「んー?ああ、駆逐艦のチビ共が「提督!お菓子の家作って!!」って言うから作ってみた。上出来だろう?」

加賀「相変わらず器用ですね...して、プレゼントしないのですか?食べないと痛んでしまいますよ?」

提督「それがなー...「見たかっただけ!食べたくはなーい!なんか勿体無い!」とかなんとか言いやがってさ...どうしようかと思ってたところよ」

加賀「...でしたら、私が貰っても構いませんか?」

提督「なんだ、この家食いたいのか?」

加賀「...興味がないと言えば嘘になりますね」

提督「ふ~ん...まあいいや、持ってけよ」

加賀「ありがとうございます......流石に気分が高翌揚します」

提督「喜んでくれて何よりだよ」





赤城(......加賀さんに無理言ってもらうこと、出来るかしら...オイシソウ......)ジュルリ

補足ですが
加賀「提督」

の時に加賀さんは執務室に入ってるということで一つ

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

加賀「先ほど、他の鎮守府から演習をしたいとの申し出がありましたので、承諾しました。明日の09:00から演習を開始することを報告しておきます」

提督「え、俺聞いていないんだが?」

加賀「提督に話しておりませんので...」

提督「なんで!?別に演習どうこうはいいけど、せめて何か一言言おう!?」

加賀「どうせ提督『演習~?めんどい、パスパス』とかいうのでしょう?」

提督「イヤイヤイヤイヤ、仕事とかそういうのはしっかりするよ?そんなに俺ダメ人間に見える!?」

加賀「ダメ人間に見えるというか、ダメ人間ですね」

提督「」

提督「えー...此度の演習お疲れ様でした。相手方が論者積みだったこともあり、勝利することは出来ませんでしたが、みんな頑張ったと思います」

赤城「提督っ!そんな長ったらしい挨拶入りません!早く!会食!しましょう!!!!」

提督「あーはいはい...そんじゃあ、かんぱーい!」

「「「「「かんぱーい!!!」」」」」



加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

加賀「それにしても、急にパーティをしようだなんて...気でも狂いましたか?」

提督「お前最近結構毒舌だよな...」

加賀「だって...今までこのようなこと、しなかったでしょう?なにか特別なことがない限り」

提督「んー...ま、その時の気分だ気分。あれこれ考えずに今を楽しみたまえ加賀さんや」

加賀「......本当に、貴方のことがよくわかりませんね......」

提督「俺のことなんざわからんでもいい。ほれ、食え食え。赤城に全部もってかれちまうぞ」

赤城「バリムシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

加賀「...そうですね、深く考えないようにしましょう。ご馳走様です、提督」



加賀(ゆっくり、少しづつ...知っていけばいいですよね)

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

加賀「...少々顔色が優れてないようですが、二日酔いですか?」

提督「んー...そうかもしれんな」

加賀「早く寝て体調を治してください。仕事に支障が出ます」

提督「俺より仕事をとるのか」

加賀「ああもう、そういうわけではありませんよ...あとは私がやっておきますから...」

提督「んじゃ、お言葉に甘えさせてもらいますわ...いやぁ、加賀はいい秘書艦だ。愛してるよー」

加賀「感情がこもってない愛の言葉など入りませんよ。おやすみなさい」






加賀「愛してる...か。少し恥ずかしいですね」

加賀「提督」

提督「やぁ、加賀」

北上「やほー加賀さん」

大井「こんにちは、加賀さん。提督と二人きりにさせられなくてごめんねぇ?」

加賀「......二人きりにならなくていいです。お気遣いなく。......またゲームですか?」

提督「おう、北上が相手してくれーっていうからな」

北上「とか言っちゃって、提督結構ムキになってたよね~」

大井「ええ、確かに...」

加賀「はぁ......仕事をしてくださいよ...」

提督「えーっ......あ、じゃあ俺とゲームして勝ったら仕事するよ!どうよ!?」

加賀「......こういった遊びは、あまり得意ではないのですが...」

北上「おっ、どっち勝つかな~?どっちも頑張れー」





提督「」LOSE

加賀「やりました」WIN!!

北上「......す、凄い......!」

tsts

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

提督「どうだった、久しぶりの休暇は」

加賀「とても有意義に過ごせました。何処かの誰かみたいな怠け者を気にしなくていいので、大層楽でしたよ」

提督「相変わらずキツイね」

加賀「ところで...私がいない間は誰が秘書艦を?」

提督「ああ、秘書艦は島風にやってもらったよ。以外とあいつ、働くんだぜ?」

加賀「そうだったのですか...わかりました。では早速仕事に入りましょう。提督、書類は?」

提督「切り替えはやっ!?えーっと...書類......書類はーっと......」

加賀「.........はぁ、相変わらずのダメっぷりですね...しっかり管理しておいてください......」



加賀(まぁ...そういうところも含めて......ですけどね)

提督「おーい加賀ー」

加賀「...何ですか?」

提督「ネタ勢三銃士を連れてきたよ」

加賀「ネタ勢三銃士?」

提督「艦隊、もとい解体のアイドル」

那珂「なっかちゃんだよぉー!よっろしくぅ!」

提督「この日なんの日ねっとりボイス」

子日「ねぇのひぃだぁよぉ~」

提督「爆発物」

陸奥「えっ」

加賀「提督」

加賀「......居ませんか」

加賀「.........提督ではなく、他の艦娘も見えませんね」

加賀「...提督ー?赤城さーん?」

提督「.........やあ、加賀」

加賀「あ、提督...他の艦娘は何処へ?私一人しかいない気がするのですが...」

提督「.........そりゃそうさ」

提督「だっテおまヱhA」

提督「SHIんだnダKAら」






加賀「~~~~~~~~ッ!?」ガバッ

加賀「夢、ですか...嫌な夢ですね......」

加賀「少し、水でも飲んできましょう...」



加賀「.........」ゴクゴクゴク

加賀「ふぅ...少しは落ち着きましたね......」

加賀「.........どうせ夢で会うならば、もう少しいい夢で出会いたかったですね...」

提督「誰かが夢に出てきたのか?」ヒョコッ

加賀「て、提督!?どうして...今は真夜中ですよ...?」

提督「それ言ったらお前もだろ...なーんか喉が渇いちゃってさ、水飲みにきたわけよ。お前は?」

加賀「まあ、私もそんな感じです......あの、提督」

提督「んー?」ゴクゴクゴクゴク

加賀「もし、もしもですが...私が轟沈してしまったら...提督はどうしますか...?」

提督「んー......轟沈、轟沈ねえ.........知らんっ!!」

加賀「え」

提督「そんな暗いこと考えるなよなー。目覚めが悪くなっちまうっつーの。だいたい?加賀が轟沈とか無い無い。なんたってウチのエースなんだから」

加賀「で、ですが...もしも、という場合も」

提督「させないよ。轟沈なんかさせない。いざとなったら俺が飛び出してお前さんのこと守るから。だから安心せい。な?」

加賀「......はい、わかりました」

提督「わかったならよろしいっ。よし、早く部屋に戻って寝ろ寝ろ。明日も仕事だ仕事」

加賀「では...失礼します」




提督「......ふーむ、年頃の女性がなに考えてんのかはサッパリだわな...難しいもんだ」

いつも通りの執務室
俺はいつも通りに自分の机に座っていた
少し身体がふわふわと浮いている感覚がする
さて、全てがいつも通りならここらで加賀が部屋に入ってくる頃だが、一行にそんな気配はない

提督「ふーむ...一体全体どういうことだ?」

瞬間、景色が変わる
目の前には机では無く大海原が広がっていた
目と鼻の先には一人の少女と一人の女性が居た

提督「夕立と...祥鳳?」

夕立が此方に顔を向ける
祥鳳も同じように顔を向ける

「「どうして私達を沈めたの???」」


提督「うわあああああああああああああっ!?」

提督「......夢...?クソッ、最悪な夢だ...」

ふと時計を見ると深夜二時半
なんとも中途半端な時間帯だ
流石にこの気分じゃ寝る気にはなれないのでなにか飲み物を飲むことにした


水を飲みに行くと加賀がいた。俺と同じく夢でも見たのだろうか。暫く話したあと、加賀は部屋に戻って行った
それにしても、嫌な夢だった
これが正夢にならぬよう、努力せねば
そう思って俺はもう一度床についた

少しシリアス(?)と地の文に挑戦してみました


...慣れないことはするもんじゃあないですね
とりあえずいつも通りスローペースで更新して行くので、どうぞ宜しくお願いします

加賀「提督」

提督「あっ、加賀いいところに!!ちょっと手伝ってくれ!!」

加賀「...何かしたんですか?」

提督「いや、特にどうってことはないんだが...実は暇で窓から釣りをしてるんだよ。しかし!今しがた急用ができてしまったのだ!そこでだ...!」

加賀「私に竿を見張ってろ、と」

提督「そういうこと!じゃ、頼んだ!」

加賀「あっ...もう、いつもこうなんですから...」

加賀「......どうして窓から釣りをしようと考えたんでしょうか...しかも餌が岸にあがってますし......一体彼はなにがしたいんでしょうか...理解に苦しみますね...」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「えー...最近、鋼材が変に減っています。建造、開発にも鋼材は使用していますが...それ以上に消えています。提督、何かご存知ですか?」

提督(やっべ...鋼材使ってメタルスライム作ってんのバレてる...?)

加賀「提督...?」

提督「ん!?知らない知らない、鋼材のことなんか知らないよ!?」

提督(乗り切ったか!?)

加賀「そうですか...では、この提督が本棚の裏に隠していた本を眺めているところを鎮守府内に放送するしか無いようですね」

提督「すいませんでしたああああ!!!鋼材使って遊んでましたあああああ!!!」

加賀「......ほんと、馬鹿ですね貴方は」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「またアニメですか...仕事は終わったのですか?」

提督「そこんとこは大丈夫よ。バッチリバッチリ」

加賀「ならいいのですが...これはなんのアニメですか?」

提督「前に島風と一緒に見てた奴の別シリーズ」

加賀「...程々にしてくださいね」

提督「へいへい...あ、加賀も一緒に観ない?アニメ」

加賀「一緒、に...い、いえ、私はまだやることがありますので。では、失礼します」





加賀「一緒に...はぁ、アニメじゃ無かったら、喜んで観ていたのですが...」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

提督「なあ、加賀。最近俺は舐められてる気がするんだ...鈴谷からはタメ口だし、熊野は俺の金でブランドバッグとか買ってるし...赤城なんかはついに出撃回数より補給回数の方が多くなってきたよ...」

加賀「えっと...逆に聞きたいのですが、提督はなぜなめられてないと思っているのですか?」

提督「当たり前でしょ!?俺提督!!指揮官!!偉い!!」

加賀「そうやって権力をひけらかしたりするから艦娘に舐められたりするんですよ」

加賀「後はそうですね...仕事しない、無駄に資材使う、話が通じない、馬鹿...」

提督「なんでそんなに悪口言うんですか...俺だって傷つくんだぞ!!」

加賀「...言わなきゃ自覚しないでしょう...?」

提督「うぐっ!」

加賀「それとも何か?私の言ってる事が間違っているとでも...?」

提督「イエ!加賀様のおっしゃる通りでございます」

加賀「わかったならいいです...はぁ、まさにダメ提督、ですね」

提督「......返す言葉もございません...」

島風「...ねーねー、提督ー。私今以上に速くなったら残像出せるかなー?」

提督「なんだ急に。アニメに影響でもされたか」

島風「だってー!アニメだと急に速くなって残像ビュンビュン出しながら敵倒したんだよー!?私が残像だせたらもう怖いものなしでしょー!?」

提督「あのなぁ...あれ残像出してるけど実際ただの塗料が剥げてるだけだぞ。言ってしまうと一枚づつ服脱いでるようなもんだ」

島風「...?だから?速けりゃそれでいーじゃーん!!」

提督「つまりだ...俺が今上半身裸になったら何時もより早く動けるだろう」

島風「ふんふん」

提督「実際脱いでみたわけだが...まあ身体が軽くなったわけだ」

島風「そうだね」

提督「で、まあもしこのタイミングで加賀が入ってきたとすr 「提督」

提督「.........」

加賀「......見損ないました...もう末期だったんですね...」

提督「ち、違う!これは違うんだ!」

加賀「何が違うんですか...この、変態がッ!」ドスゥ

提督「痛い!!!」





提督「と......こ、こんな感じ、に、やられやすくなるから、ダメ、だ......」

島風「身に沁みたよ提督...ご教授ありがとう」

教示?

>>67 ご指摘ありがとうございます
教示のほうがこの場合最適ですね

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「...今度は何をしているんですか?」

提督「紙飛行機作ってる」

加賀「子供じゃないんですから...仕事してくださいよ...」

提督「まあ見てろって...この紙飛行機は20秒近く滑空できるんだぞー...そーれっ!」

紙飛行機「」ポトッ

加賀「.........」

提督「も、もう一回っ!それっ!」

紙飛行機「」ポトッ

加賀「.........」

提督「......さ、仕事するか」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「本日は真面目に仕事しているのですね......明日は雪でも降るのでしょうか」

提督「そこまで言うことないだろう...俺だって悲しむんだぞ」

加賀「それくらいは知っています......馬鹿にしてるんですか?」

提督「いやいやいや、バカにしてたのはそっちだったろ!?なんで俺が悪者見たくなってるの!?」

加賀「......冗談、ですよ。さ、仕事を再開してください。私も手伝いますから」

提督「腑に落ちないなぁー...なーんか負けた気分...」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「工廠で新しい艦が建造されたようですよ。見に行きますか?」

提督「んー...そうだね、いってみよう」


妖精「あっ、提督さん、新しい艦が出来てますよー」

提督「うむ。それを確認しに来た。で、新しい艦はどこに?」

妖精「あ、建造場所で待機してるはずですよ。今連れてきますねー」




妖精「本日出来上がったのは、こちらです!」

かが「こうくうぼかん、かがです!あなたがわたしのてーとくなの?それなりにきたいはしているわ」

提督「加賀!?......だけどちっちゃいな。ちび加賀だ」

妖精「まだlv1ですしねー」

提督「......そんなもんなの?」

妖精「そんなもんです」

提督「そんなわけでちび加賀が加わりました」

かが「がいしゅーいっしょくよ」

加賀「えっと...それで私にどうしろと?」

提督「ちびのお世話を頼んでもいいかい?俺だと無理そうだし」

加賀「別に構わないんですが...どうしてこの容姿で建造されたんですか?」

提督「あー...なんでも『稀にこういうことあるんですよー。永遠の謎ですね』って妖精が」

加賀「答えになってないじゃないですか...それ。まあいいです。では私の方で預かりますね」

提督「おう、よろしくー」

加賀「ほら、行きましょう...えーっと...」

かが「にごう、でいいわ。そのほうがよびやすいでしょ?」

加賀「では...二号、行きましょう」

かが「うんっ!よろしくね!」

提督(...大人の加賀と幼女加賀......アリだな)

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「本日提出する分の書類です。それと資源の増減をグラフにしてみたので後で目を通しておいてください」

提督「ういー了解了解。...あ、そうだ、ちびにこれやっておいて」

加賀「...おもちゃの戦闘機、ですか」

提督「まー一応正規空母だし、こういうのやると喜ぶと思うんだわ。よろしくねー」




かが「わぁー!かっこいい!これわたしにくれるの?」

加賀「提督から貴女へ、とのことです。後でお礼をちゃんと言っておいてくださいね」

かが「うんっ!わかった!」

加賀(小さくても一応私...なんですよね。なんだか変な感じですね)

ちびちゃんの容姿については各自で脳内補完オナシャス!

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「本日の仕事、終了しました。...ああ、そうだ、提督」

提督「んー?なしたなした」

加賀「...最近、ケッコンカッコカリをした艦娘を演習先で見るようになりました。......提督は、ケッコンカッコカリしないのですか?」

提督「あーあれか。パスパス。今はそんな気分じゃない」

加賀「...そう、ですか。では失礼します」

提督「あいよーお疲れさん」




加賀「はぁ...もしかすると、なんて淡い期待を抱いていましたが......」

かが「あれー?おねーちゃんかなしいの?だいじょうぶ?」

加賀「2号...ふふ、私は大丈夫ですよ。ほら、夜も遅いです。早く寝ましょう?健康を保つのも任務の一つです」

かが「わかったー...おやすみなさい!」

加賀「おやすみなさい」

加賀(それにしても...もうちょっと積極的にいくべきなのでしょうか......困りましたね...)

3/11、東日本大震災
被災により亡くなった方々、心よりご冥福お祈り申し上げます
早く復興が終わるといいですね

さて、このスレもぼちぼちと続けて100レス近くなりました
ので、次の話はどんな話にするかを
>>100 さんに決めてもらおうと思います
ネタがないわけじゃないですマジで

まあこういうのも面白いかなあと思いまして
ご協力お願いします

水母の方々の未来について

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「相談があるとお聞きしましたが...どういった相談で?」

提督「いやね、水母の姉妹いるじゃん。ちとちよ姉妹」

加賀「ああ...あの二人がどうかしたんですか?」

提督「...なんとなーく改造したはいいけどさ、ぶっちゃけこう...なんつーか...倉庫番と言いますか...」

加賀「使い道がなくて困ってる、ということですね?」

提督「いやまあ...うん...正直あいつらの未来が見えない」

加賀「...提督。私たちに使い道がない、何てことはありません。どんなに欠点が多くても、どれだけ装備が貧弱だろうと、必ず他に負けない一面を何かしら持っている...と私は思います。提督ご自身で、彼女らの利点を見つけ出してみては?」

提督「んんんー...言ってることはもっともなんだけどなあ......ま、善処して見ることにするよ。いやあ、それにしても加賀にはかなわないな」

加賀「いうほどのものではありませんよ。では、失礼しますね」

提督「うーい、お疲れー」




提督「利点か...確か姉の方は加賀に負けず劣らずの巨乳だったな...!」

こんな感じでしょうか?
>>1は艦これ歴が浅く水母にはノータッチだったので>>100 さんが期待しているものとは違ったかもしれません...すいません

とりあえず100の区切り目では安価でお題を決めていただきたいと思っています

かが「.......zzz」

かが「.......ん...といれ.......」


かが「......あれ?おへやどこだったかしら?」

かが「えっと、えっと..........」ジワッ

かが「ぐすっ......おねえちゃぁん......どこぉ......」

かが「......そういえば、てーとくのへや、ちかくにあったはずね......」

かが「てーとく......たすけてぇ......」


提督「んー.........っあー、朝か...」

提督「......なんだ?腹部に違和感が......」

かが「」ギュッ

提督「!?!?」

提督(おいおいおい、なんでちびがここにいるんだ?加賀の部屋から脱走でもしたのか!?)

かが「.......zzz......パパぁ.....すき......」ギュッ

提督(アッもうなんだっていいや)

加賀「.........ふぁぁあ....朝ですか...」

加賀「二号、朝ですよ、起きましょう...........」

加賀「二号........?」



加賀「提督!!!」

提督「うわっ、朝から元気だな、加賀」

加賀「提督、二号が..!二号が...!」

かが「あ、おねーちゃん、おはよう!げんきいっぱいだね!」

加賀「......へ?ど、どうして提督の部屋に......?」

提督「逆にこっちが聞きたいくらいだわ。朝起きたら俺のベッドに侵入してた」

加賀「......二号、どういうことですか?」

かが「えっとね、えっとね、よるにといれいったんだけど、おねーちゃんのおへやがわからなくなっちゃって...パ......てーとくのおへやはおぼえてたから、てーとくといっしょにねたの!」

加賀「そういうことだったんですか...よかった...」

提督「ちびがな、寝言で俺のことパパーって言ってきたんだぜ.....もうあれやべえよ...」

加賀「提督......いつか憲兵に捕まりますよ」

提督「シャレにならないようなことを言うのはやめて」

提督「提督のお菓子作りコーナー」

加賀「いきなり何言ってるんですか」

提督「ホワイトデーが近づいてきたのでご返却のチョコを作ってみようかと」

加賀「そういうのはせめて本人がいない前でとか...」

提督「細かいことは気にすんな。えーまずチョコを湯煎で......溶かしたのがこちらです」

加賀「料理番組恒例のあれですね」

提督「で、湯煎で溶かしたちょこにフルーツグラノーラを入れてクッキングシートの上にいい感じにこう......やります」

加賀「せめてもうちょっと言葉選びませんか?」

提督「で、冷やして完成したのがこちらです」

加賀「もうできてたんですか」

提督「効率とスピードが全てさ。さ、味見してくれ」

加賀「では一つ、いただきます。......うん、美味しいですね。クランチみたいにサクサクしていて、ドライフルーツもいいアクセントになっています」

提督「手軽に作れるからおすすめだぜ。じゃあ渡すのは明後日ということで」

加賀「その辺はしっかりしてるんですね」

提督「裸のままはいどーぞってわけにもいかんだろ」

加賀「まあその通りですけど...」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「最近鎮守府で風邪が流行しています。指揮官が倒れてしまうと艦娘に示しがつきませんので、予防などの対策をお願いします」

提督「え、艦娘も風邪とかひくんだ」

加賀「ひきますね。まあ、艦娘という存在自体私たち自身でもわからないことがあるのでそう不思議なことではありません」

提督「ふーん......もし俺が風邪ひいちゃったら加賀とかが看病してくれるんだよね?」

加賀「え、何を言ってるんですか。自分で療養してくださいよ」

提督「えっ」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「本日の仕事終了しました。大井が北上の部屋に侵入し窃盗行為を働いていたので注意しておきました。あとで提督からも一喝いれておいてください」

提督「また大井か...懲りないなぁ...」

加賀「何度言っても注意聞きませんからね、彼女は」

提督「んー...根はいいやつなんだけどなあ...レズと馬鹿は死んでも治らないっつーしなー...」

加賀「初めて聞きましたよそんな言葉」

加賀「提督」

提督「やあ...加賀」

加賀「話とはなんでしょうか?」

提督「なぁーに...バレンタインのお返しに.........キミを頂いちゃおうかな、なぁんて思ってさぁ...」

加賀「!?て、提督!?」

提督「俺は本気さ...さぁマドモアゼル、その麗しい瞳をcloseして......」





加賀「それ以上いけませんっ!!」ガバッ

かが「わっ......おねえちゃん、おきたの?」

加賀「......へ?夢......?」

かが「おねえちゃん、ぐっすりぐっすりねてたよ!ちょっとねごといってったけどー」

加賀(うわあああ......一体なんて夢を見てしまったのでしょうか......)



加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「近くの鎮守府では海外艦がどうとか騒がれていますが...提督は海外艦を迎える準備はできているのですか?」

提督「ああ、海外艦か。俺は迎える気はないよ」

加賀「......は?何故、ですか...?」

提督「んー...そうだなあ...一言言うとすれば、 俺は日本の軍人である ということだ」

加賀「......つまり、どういうことですか...?」

提督「あー、深く考えなくてもいい。考え思想は個人によって違うさ」

加賀「......よくわかりませんね」

提督「わかんなくていーんだよ、ほらさっさと部屋行ってちびの相手してろ」

加賀「はぁ...では、失礼します」




提督「...プライドの問題だよなぁ......あーあ馬鹿らしい...」

まあとりあえず私は日本軍艦でやっていきたいなーっておもってるだけです

別に海外艦反対!!!っていうわけではないです

夕張「.........」コソコソ

夕張「...誰もいないわよね...?」

夕張「えへへ...家具箱から毎回少しちょろまかした家具コイン...ようやく欲しいものが買えたよ...」\メロン/

夕張「いやあ...バレなくてよかったぁ...」ロックオン!

夕張「へんしーん!!!...なんちゃって...えへへへぇ...」\メロンア-ムズ!/

かが「.........」ジ-ッ

夕張「くぅ~っ!これこ......れ......」

かが「.........おねーちゃんたのしそうだね!」

夕張(え!?e!?えええ!?誰これ?加賀さん!?ちっさ!!!!あれか、提督が言ってたチビちゃんってこれか!?!?)

かが「おねーちゃん、あそばないの?もっとおねーちゃんあそんでるところみたいなー」

夕張「あ、アハハハハ!今日の遊びはもうおしまい!ほら、はやく自分の部屋に帰って帰って!!」

かが「えーっ......じゃあまたあした、わたしにみせてくれる?」

夕張「うんうんうん!幾らでも見せるから!さあ、はやくはやく!!!」

かが「ぜったいだよ!ばいばーい!」

夕張「..................行ったか...危機一髪、って感じね......はぁ...天罰って奴なのかしら...」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「本日は豪雨と共に落雷もあります。出撃、演習、遠征は厳しいかと」

提督「あーじゃあ今日は全員休みってことにしといて。休み休み。加賀も今日一日自由に過ごしていいぞー」

加賀「相変わらず適当ですね...失礼します」



加賀(まったく...提督はもう少し自分の立場というのをわかった方がいいですね...)スタスタスタ

加賀(あのような適当さでは示しがつかないというのに...)ガチャ

加賀「二号、今日は休みだそうですよ......二号?」

かが「」ガタガタガタガタ

加賀「一体どうしたのですか?毛布に包まって......」

かが「.........かみなり、こわい......」

加賀「全く......ほら、こっちに来なさい。大丈夫、雷なんて怖くないわ」ナデナデ

かが「だ、だって......こわいものはこわいんだもの......」

加賀「大丈夫、大丈夫ですよ...ここには私が居ます。提督が居ます。皆が居ます。守ってあげますから...ね?」

かが「ほんと...?」

加賀「ええ、本当です」ニコッ



加賀(それにしても......まるで娘のように感じますね...)



加賀「...あら、提督」

提督「よっ、加賀。隣空いてるだろ?いいかい?」

加賀「空いてますよ。どうぞ」

提督「さんきゅー。加賀は昼飯何頼んだんだ?」

加賀「間宮さんの日替わり定食ですよ。それがなにか?」

提督「いやー、せっかくすぐ隣に座ったんだし、どうせなら互いに違うの頼んで味を楽しみたいじゃん?」

加賀「貴方は女子高生か何かですか」

提督「そんな突き放すようなこと言うなよ...ま、いいや。俺も日替わり定食頼んでこよっと」




加賀(食べさせあい...あの人と........って、何故私はあの人を意識して.....!)

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「.........その蟹、何処から持って来たんですか」

提督「凄くねこいつ?めっちゃデカいよね?聞いて驚け、さっきそこの岸辺にいたのを連れてきたのだ!!!」

加賀「今すぐ戻してきてください」

提督「Oh...加賀はveryveryクールだねえ...嫌だと言ったら?」

加賀「赤城さん呼びます」

提督「ちょっとこいつ帰してくるわ」

提督「......おっぱい」

加賀「なに馬鹿馬鹿しいこと言ってるんですか。仕事してください」

提督「......おっぱい!!!」

加賀「はぁ......貴方は馬鹿ですか?現実から目を背けないでちゃっちゃと書類を処理してくださいよ」

提督「.........加賀は胸が大きいなあ...そういう子俺大好き」

加賀「.........憲兵呼びますよ」

提督「.........なんだか俺もうダメみたいだな」

加賀「自覚あったんですね」

提督「そりゃあな。艦娘を轟沈させるようなクソ提督っていう自覚はあるさ」

加賀「......あまり卑屈にならないでください。過ちを認め、それを次の糧にすればいいんです」

提督「なあ、加賀」

加賀「はい」

提督「お前は、お前だけは俺のそばから消えないよな?」

加賀「.........貴方がそう望むのであれば」

提督「.........そうか.........なあ、加賀。俺と???」




提督「っていう夢を見たよ」

加賀「オチのない夢ですか...なんだかむず痒い夢ですね」

提督「本当それだわー...あーなんか気になるなぁ~......」

提督「枕の下に写真とか入れるとその夢を見れるってよく言うじゃん」

加賀「まあ...よく聞きますね、そういう話」

提督「んで、この前加賀とメイドさんの写真を枕の下にいれて寝てみたんですよ」

加賀「ちょっと待ってください。何処で私の写真を」

提督「青葉から買った。いっっっつもさぁ、加賀は俺に風当たり強いじゃん?メイドさんの写真を一緒に入れたらお前が俺に尽くしてくれる夢見るかなあって思ったんだよ」

加賀「貴方は本当に救い用が無い馬鹿ですね」

提督「まあ夢は見ることができたよ。でもメイドさん要素皆無ってどういうことなの!?夢の中でまで説教されてたんだよ!?」

加賀「自業自得です」

提督「加賀はキッツイなぁ...夢でも現実でも...」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「大事な話があると聞きましたが...どうせまたろくでもないことなのでしょう」

提督「あー、それな。お前明日から一週間くらい秘書艦チェンジな。お知らせ終わり。部屋戻ってゆっくりしといてー」

加賀「..................え?」

提督「え?じゃなくて。お前、秘書艦、チェンジ。以上」

加賀「え、えっと...いきなりすぎ、じゃないですか...」

提督「まあいきなりだわな。理由聞きたい?」

加賀「ええ、まぁ...」

提督「んーとよ、まずお前働きすぎなんだな。いや、俺がサボってるのもあるんだけどそれを引いてもかなり働いてる。一つは休暇の意味。んでもう一つ。まあ...なんだ。お前多分、俺のこと嫌いだろ?」

加賀「っ...そ、そんな...こと...」

提督「あーOKOKわかってる。お前俺といる時、あまり感情表に出さないし、まあ言葉には棘があるし...きっとお前も俺と一緒にいるのが嫌なんだろう、と思ったんよ。まあ仕事もあるから一週間しか休みあげられんのが悔しいが...すまんな」

加賀「.........いえ、別に......」

提督「ま、そんなわけだから一週間休暇をやる存分に楽しんでくれよ」

加賀「..................は、い。失礼、します」

提督「あいよー」







加賀「.........私は......馬鹿は、私の方だったの、です、ね......」グスッ

金剛「.........Hey、提督。あんなにズバっと言っちゃってよかったんですカー?」

提督「金剛か...事実だろ。言ったところで何も変わりゃしないさ」

提督「それになんだかんだ言って加賀はしっかりしてるさ。大丈夫大丈夫」

金剛「提督、それ本気で言ってるんですカ?だとしたらYouはとんでもないお馬鹿さんデス」

提督「はは、お前にも馬鹿って言われちまった」

金剛「今は巫山戯てる場合じゃネーヨ。いいですカ、提督。乙女心はダイヤより硬くて硝子より脆いデース。do you understand?」

提督「...?なんだよそれ」

金剛「Fuck!!いいから提督、貴方ははやく加賀のとこに言って発言を撤回するベキデース!今!直ぐニ!」

提督「撤回するっつったって...あいつが俺を嫌いなのは事実だろう」

金剛「Aaaaaグダグダとやかまシイ!自分の価値観で!相手を!決めつけちゃいけまセン!!わかりましたカ!?」

提督「お、おーけー...撤回してくりゃいいんだろう?」

金剛「YES!!さあはやく行きなサーイ!!」

金剛(加賀...後はYouがどうするかデスヨ!)


提督「加賀ぁああ!!!ちょおおおおおっと待ったぁ!」

加賀「っ...て、提督。どうしたのですか...?」

提督「いや...さっきの発言を、撤回、しようかと思って......」

加賀「さっきの...ああ、あれですね。......急に何故?」

提督「お前の意思を無視して、勝手に決めつけちゃっただろ...あれ、とんでもなく失礼じゃないか...だからさ...」

加賀「だから......?」

提督「お前が俺のことどう思ってるか、本当のこと教えてくれないか?」

加賀「わ、私は......その......」

提督「.........成る程ね。口も聞きたく無いほど.......か」

加賀「.........!」

加賀(違う...そうじゃないの提督...!)

提督「.........なんか、ごめんな...じゃあな」

加賀「ッ.........ま、待ってください...行かないでっ!」

提督「.........?どうした?」

加賀「私は、提督と一緒にいるの、嫌じゃないです...貴方と一緒に居ると、たの、しくて...嬉しくて...!」ポロポロ

加賀「わ、私、はっ、提督、貴方が、好き、なんです」ポロポロ

提督「.........」

提督(マジで?)

提督(加賀が?俺を?好き?)

提督(ヤバイヤバイヤバイヤバイ)

提督(誰か助け舟...金剛!!)

金剛『抱きしめろ』

提督(.........抱きしめっ......ええいままよ!)ギュッ

加賀「て、提督...?」

提督「あー、なんだ。その、すまなかった。お前がそのー...なんというか、俺のことを想ってくれてたなんて夢にも見なかったよ」

提督「ま、まず泣き止んでくれ。綺麗な顔に泣き顔は似合わないぞ」

加賀「き、きれ......」

金剛(Oh...なんて歯の浮くような台詞...柱の影からでも加賀が紅くなってるのがわかりマース)

提督「.........加賀。その...答えはちょっと待ってくれ。どうせなら、お前を99lvまでにしてからにしたい」

加賀「.........そ、それって......」

提督「あ、あーあー!仕事しなきゃなー!!じゃーな!!」

加賀「あっ......ふふ、何時もの提督、ですね」

金剛(やれやれデスネ。さて、と。ダイヤモンドはクールに去りマース)




提督「う゛ぇ゛え゛え゛え゛え゛え゛」

金剛「提督ーしっかりしてくだサーイ。加賀は今休暇中デスヨー」

提督「何言ってんだ。全然いつもと一緒だぞ」

金剛「.........じゃあこの手のつけてない書類の山とカも...?」

提督「いつもと一緒だ!!!」

金剛「Oh...ジーザス。加賀の苦労がわかった気がしマース...」

提督「金剛ー」

金剛「ハイハイ、なんでショウ」

提督「これとこれとこれと...あとこの書類やっといて」

金剛「Why!?ほぼ全部の書類じゃないデスカ!」

提督「そうだよ」

金剛「これは本来提督がやるべき仕事でショウ!押し付けはNO!なんだからネ!」

提督「いいじゃんいいじゃんやっといてよ~...つーか今から釣りしてくるから。んじゃ、お願いねー」

金剛「提督ゥウウウ!!!!.........はぁ、こんなに秘書艦っていうのは難しいのデスカ...加賀...速く休暇終わってくだサーイ...」

更新速度が異常に速くなってますね
おお、怖い怖い

さて、200行きそうなのでキリ番安価タイムでち

「2」00なので >>200>>202 の二人にお願いしようかと思います

これからの季節、花粉が飛び交うので花粉症に気をつけてくださいね

3つのうち一つだけ酸っぱいガムで酸っぱいの食べちゃう加賀さん

雪風でひとつ

加賀「しかし...休暇といってもやることがなく退屈ですね...あと4日、どうしましょうか...」

かが「...おねーちゃん、おひま?」

加賀「ええ。今は暇ですよ。どうかしましたか?」

かが「あのね、ゆーばりちゃんからガムもらったの!みっつ入ってるからおねーちゃんにもいっこあげる!」

加賀「まあ...ありがとう、二号。じゃあ一個貰おうかしら」パクッ

加賀「.........!?な、なにこ...す、すっ...ぱ...~ッ......!」

かが「あははは!おねーちゃん、ハズレひいちゃったね。これね、みっつのうちひとつはすっごくすっぱいガムなんだよ!」

加賀(くっ...油断してました...)

雪風「しれぇ!しれぇ!」

提督「お、雪風か。どうしたー」

雪風「しれぇ!大変です!つちのこを捕まえちゃいました!」

提督「はは、つちのこなんているわけないだろ?いたとしても見せられるのかい?」

雪風「これです!」

つちのこ「ウィッス」

提督「!?!?!?」

雪風「しれぇ!つちのこ飼ってもいいですか!?」

提督「お、おう...逃がしたりしないならいいぞ」

雪風「やったぁ!ありがとうございます!」

提督(つちのことか幻の存在だろ...奇跡の駆逐艦はやっぱ違うな...)

提督「飯だ!飯飯!!間宮さんの限定アイスは俺が......!」

金剛「HEY提督」ガシィ

金剛「ど・こ・に!行く気ですカ?仕事が残ってますヨ?」

提督「こ、金剛...いいじゃーんお前やっといてよー」

金剛「これは提督の仕事ですヨネ?ネ?」

提督「いや......そr「提督の仕事ですヨネ?」

提督「ウィッス......俺の仕事です」

金剛「明日から加賀が秘書艦に復帰しまス。少しぐらい相手の負担を減らすことを考えてくだサイ!このままじゃ貴方は...」クドクド

提督(うぇえ......まさかの説教...あああ、飯があああ......)

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「本日付で秘書艦になりました。加賀です。またよろしくお願いします」

提督「はいはい、よろしくー。金剛から引き継ぎとかした?」

加賀「既に済ませてあります」

提督「流石加賀だ。抜け目がないね」

加賀「一船戦たるもの、これくらいできて当然です」

提督「そう言うと思った。んじゃ、今日もこの書類お願い」

加賀「了解です......あら?提督、いつもより書類が少ない気が......」

提督「ああ、もう俺がでかした」

加賀「!?提督が...ですか!?」

提督「俺だって仕事するわ!...まあ、その、お前に負担かけすぎたなー、って思って」

加賀「提督......」







金剛(ちょーっと様子を見に来たら...very very sweet な空間作ってんじゃネーヨ!fuck!!)

青葉「しれーかんっ!ちょーっと面白い話があるんですけど......どうです?家具コイン300で買いませんか?」

提督「ふーん...ま、300ならいいか。買うよ。教えてくれ」

青葉「毎度ありぃ~?さて、肝心の情報ですが」

提督「面白いつってもつちのこ見かけたとかそういうのならいらんぞ」

青葉「そんなわけわからない情報じゃないですよ~...うちの艦隊に足柄さん、いますよね?今度、合コン、行くらしいんですよー......」

提督「ほう......まだ懲りてなかったのか足柄......で、合コン会場の場所の情報はいくらだ?」

青葉「さっすが提督!話が早い!そうですねぇ...コイン2000枚!」

提督「くっそ...足元見るな...いいよ払うよ...」

青葉「場所は...○○付近の居酒屋『鳳翔』です!」








金剛「......で?どうして私達がその合コンを偵察しに来てるんですカ?why!?」

提督『いやー俺が出歩くのめんどくさくてめんどくさくて。今度美味しいランチご馳走するから許してヒヤシンス』

加賀「はぁ...わざわざ小型無線機とカメラを資材使って開発して...本当にバカですね...」

金剛「まぁ、結構面白そうですし許すとしまショウ。...あ、そろそろ始まるっぽいデスヨ」

加賀「......任務、スタート」

金剛「以外と乗り気デスネ」

>>221
船じゃなく航じゃね

>>229
ご指摘ありがとうございます

船→航お願いします

金剛「いざ合コンが始まったのはいいデスガ」

加賀「足柄の方には誰も注目しておりませんね...」

金剛「数合わせで連れてきた羽黒と那智に全部持ってかれてマース...見るに耐えないデスネ......」

加賀「自己紹介で思いっきり鯖読んだ年齢言ってましたしね。...あ、鳳翔さん、唐翌揚げ一皿お願いします」

金剛「あそこまで必死になってるのを見ると誰だってひきますよネー...あ、私には軟骨お願いしマース」

加賀「あ、そろそろお開きになりそうですね...ああ、案の定足柄が一人ぼっちになってしまいましたね」

金剛「提督、合コン終わりマシタ。私たちももうちょっとしたら帰投しマス」

提督『あいりょうかいー。お疲れさん』

加賀「...この無線機意味あったのでしょうか」

金剛「あまり深く考えちゃNoデスヨ。すいまセン、お愛想お願いしマス......あ、領収書お願いしマス...ハイ、提督で」

加賀「では、行きましょうか。これにて任務完了、です」

金剛「いろんな意味で美味しい任務だったネー。ただ足柄が....」

加賀「もう...足柄さんの話はやめましょう...」

加賀「提督さーん?」

提督「......何やってんのさ赤城」

赤城「......あれ、わかりました?」

提督「そりゃあな...外見はそっくりだけど赤い着物だし」

赤城「いやー実はお願いがあって...」

提督「資材ならやらんぞ」

赤城「」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀...っと、チビも一緒か」

かが「おはよーございます、てーとく」

加賀「実は、この子に遊び道具を与えたいのですが...何が良いのか私ではいまいちわからないので、相談に来ました」

提督「うーん...遊び道具、ねえ...レ◯ブロックとかじゃダメか?」

加賀「あ、あんな小さいモノ、飲み込んじゃったらどうするんですか!」

提督「却下かよ......じゃあ積み木とか?」

加賀「積み木ですか...いいかもしれませんね」

かが「おねーちゃん、つみきってなーに?」

加賀「いろいろな形の木を組み合わせたりして遊ぶ道具ですよ...では提督、お願いしますね」

提督「...え?俺が用意するの?」

加賀「?当然でしょう?」

提督「えええ......」

かが「ぶー...とてもひまです」

かが「おねーちゃんはけっきょくてーとくさんといっしょにおかいものにいっちゃいました...」

かが「......おへやにひとりぼっちです......」

かが「..........グスッ」

かが「..........やっぱりさみしいです......」

夕張「お邪魔するよーっと...ありゃ、チビちゃん一人だけ?」

かが「!ゆーばりおねーちゃん!!」ガバッ

夕張「わっ!飛びついて来ちゃってどうしたのさ...寂しかったの?」

かが「そんなのじゃありません!ただ...その...!」ギュッ

夕張「はいはい...寂しかったんだねぇ」ポンポン

提督「な、なあ加賀さんや」

加賀「はい、なんでしょう?」

提督「買い物に来たのはいいんだが...手を繋ぐ必要はあるのかい?」

加賀「......嫌、ですか?」

提督「い、嫌じゃない!むしろ嬉しいっていうか...あ、いや、これは...!」

加賀「...なら、いいでしょう?」ギュッ

提督「......はい」ギュッ

提督「んー...」

加賀「どうしました、提督」

提督「んあ、いたのか加賀。いやね、ちょっと悩み事さ」

加賀「...まさか今日の夕飯は何か、などといったくだらない事で悩んでるのではないでしょうね」

提督「違う違う。駆逐艦のさ、単装砲とか連装砲あるじゃん。ちっこいやつ。あれ、俺でも使えるようにならないかなあ、と」

加賀「無理に決まってるでしょう」

提督「バッサリ切り捨てるねキミ」

加賀「そもそもあれは人間が使える装備じゃありません。貴方前それで肩脱臼したでしょう」

提督「ま、まあ確かにそうだけど...」

加賀「というか、何に使うんですか?」

提督「いや...その......好奇心?」

加賀「......呆れた」

どうでもいいことですけど次回のキリ番安価は
>>297 >>300 >>303 です
よろしければ狙ってみてください

業務連絡でした

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「提督宛に手紙が一通、きてましたよ」

提督「俺宛に?やっべ...シベリアに飛ばされちゃったりするんかな......」

加賀「いえ...上の方では無かったですよ。とりあえず、どうぞ」

提督「うわー...怖いな......ええい!」

【提督へ 明日演習しに行くから用意よろ 友提督】

提督「」

加賀「ご友人...ですか?」

提督「そうだよ...あいついっつも急なんだよなああああ...うわあめんどくさ...つかこれくらいメールでだな...」

提督「嫌だ...なんで友提督と演習せなあかんのです...加賀助けて...」

加賀「演習くらい、いいじゃないですか。死ぬわけではないのですから」

提督「だってあいついっつもいっつも急に予定入れてきて...俺の予定狂う......」

友提督「あれ、お前さん予定とかあったの?」

提督「あるよクソが!お前のせいで明日の.........!?!?」

友提督「おいっす。明日っつったけど待ちきれんかったから来たわ。今日泊めてくれ」

提督「お前.......どうしてお前はいっつもいっつも!!急に!!!」

友提督「あ、あんた秘書さん?俺友提督。まあよろしくね~」

加賀「あ、よ、よろしくお願いします」

提督「人の話を聞けよ!」

友提督「聞いてる聞いてるちゃんと聞いてるから」

提督「あああああああ!お前はほんっとにもう...!」

友提督「あ、そうだ。俺の秘書艦も連れてきたんだよ。あとで紹介するわ」

提督「こいつほんとなんなの話通じない」

加賀「なんというか...自由な方ですね」

58「友提督さん!先に一人で行かないでくだち!」

友提督「お、来たかゴーヤ。紹介するよ、俺の秘書艦の伊58だ」

58「初めまして!えっと...貴女が提督さん?友提督からお話は伺ってますよ!」

提督「おう、よろしくな、58ちゃん。えっと...俺の秘書艦は見ての通り加賀だ。演習、よろしくな」

友提督「ほっほー......これが正規空母ってやつか...いいねぇ、羨ましいね」

加賀「...よろしくお願いします」

友提督「うい、よろしくー。んで提督、演習のことなんだけど......」



58「加賀さん、加賀さん」

加賀「...?なんでしょうか?」

58「提督さんと、どこまでいったんでちか?」

加賀「!?ど、どこまで、と言いますと.....」

58「とぼけても無駄でちよ?キスでちか?まさか毎晩夜戦でちか!?」

加賀「あ、あの...その...そういった類の関係ではなく...!」

58「?まだお付き合いしてないの?」

加賀「いや...その...なんと言いますか、答えをもらってないのです。lv99になったら答える、と言われたっきりで......」

58「ほほー...提督さんもなかなかロマンチストでちね......がんばってくだち!」

加賀「......ありがとう、ございます......」


友提督「...じゃ、演習については4vs4形式っつーことでひとつ」

提督「はいはいわかりましたよっと...つか、一つ聞いていい?何でお前潜水艦を秘書にしてケッコン済みなの?」

友提督「え、単純にゴーヤが好きだからだけど?あ、ラヴの方ね」

提督「わーおストレートな答え。てっきりオリョクルとか呼ばれてんのやってるかと思ったよ」

友提督「あー...俺オリョクルとかめんどくさいし、艦娘に悪い気がするからしたくないんだよね」

提督「......ふーん、一応考えはあるのな」

友提督「当たり前だろ。...あー、なんか疲れたわ。提督、風呂と飯と加賀さんくれよ」

提督「風呂と飯はやるがあいつは俺のだ。誰が渡すか」

友提督「ちょっとしたジョークだっつーの...ま、今晩少し語り合おうぜ。久しぶりにな」

提督「へいへい......」

提督・友「ワーッハッハッハッハ!」ガシャン

提督・友「」ゴクゴクゴクゴク

提督・友「」ダァン

提督・友「モンエナだこれ!」

提督「えー...ではこれより4vs4の演習をはじめたいと思います」

提督「此方の艦隊は旗艦、加賀。他は金剛、夕張、雪風」

友提督「こっちは旗艦伊58。それに大和、武蔵、瑞鶴だ」

加賀「お手柔らかにお願いします」

58「お互いに全力でがんばろーねっ!」

提督「それでは......演習、開始ッ!」

提督「えー...演習お疲れ様でした。双方疲れてると思うので、本日はたくさん食べ、ゆっくりお休みください...乾杯!」

「「「「乾杯!!!」」」」

友提督「ようよう、お疲れさん」

提督「うい、お疲れさん...やっぱお前にゃまだまだ勝てねーな」

友提督「んなことないって。俺だって58と武蔵が大破した時は負けを覚悟したよ」

提督「結果としては俺の負けさ...ちぇっ」

友提督「ははは、そう拗ねんなって!」


翌日、友提督達は帰っていった
提督は「今度こそ...!」と一つ決心をしたのだった

こんばんは。3月も残すところあとわずか。一年の1/4が終わろうとしていますね

さて、キリ番安価の時間です
今回は以前も言いましたが
>>297 >>300 >>303 の方にお願いしようと思います

なんだかんだで300を超えそうです。ネタ切れしないようにコツコツと続けていきたいと思います

p.s
>>1は戦闘シーンなどは基本キンクリします。ご理解お願いします

宇宙戦艦ヤマト

リロードしっかりしようか。
ちび加賀の私服を買いに行く提督と加賀さんで。店員に親子と間違われるとか

山城「......お部屋を掃除したら昔のゲームが出てきたわ。どうしましょう......少しプレイしてみようかしら......」

山城「......やっぱりデータは消えてしまってるわね......しょうがない、しょうがないわ......不幸ではないわ...よくあることよ......」

山城「主人公の名前.........『ふそう』にしましょ......ってあら?キーが......」カチカチ

山城「............」カチカチカチカチカチ

山城「何よこれ...!名前『ああああ』しか出来ないじゃない!!」

山城「あああああああああああ.........やっぱり不幸だわ......」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「大型建造における大和建造率...はっきり言ってそこまでよくはありません。資材も馬鹿みたいに消費しますし...今、挑むべきではないかと」

提督「そっか...うーん、大和迎えたいんだけどなあー......」

加賀「...どうして大和を?」

提督「いや、ホラ。子供でも知ってるだろ?戦艦大和。かなりメジャーじゃん?有名どころを持ってないってなんかこう...ね?」

加賀「そんなくだらない理由のために、大型建造を試みたのですか?......本当に馬鹿ですね...」

提督「買い物に付き合って欲しい?」

加賀「はい。本来なら私と二号で二号の私服を買いに行くはずでしたが...二号がどうしても『提督と一緒で無いといやだ』と言うのですよ」

提督「ふーん。ま、いいよ。仕事はないし、暇だし。いつ?」

加賀「明日です。朝から出かけるので、そのつもりでお願いします」

提督「はいはい、了解ー」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀。...ふむ、私服の加賀もなんだか新鮮だな」

加賀「普段は身につけませんから」

かが「てーとくさん、てーとくさん」

提督「お、ちび。...少し大きくなったな。どうした?」

かが「あのね、あのね、おててつないでいっしょにあるきたいわ。...いいですか?」

提督「はは、そんなことか。いくらでも繋いでやるよ」ギュッ

かが「!ありがとう、てーとくさん。......おねえちゃんともおててつなぎたい。おねえちゃん、いい?」

加賀「...構いませんよ」ギュッ

かが「わぁい!ありがとう!」ニコニコ

提督(しかしこれだとまるで......)

加賀(親子みたい...ですね...)

提督「............」

加賀「二号にはこのスカートが似合うかもしれませんね...どうです?」

かが「えー、わたしこっちがいいわ」

加賀「......提督はどっちがいいと思いますか?」

提督「へっ?ああ、うん、どっちでも似合うよ、うん」

加賀「はぁ...曖昧な答えは一番困るんですよね...まあいいです。両方買いましょう............一応、服一式揃えられましたね。提督、レジに行きましょう」

提督「あ、はい」

提督(よくよく考えたらファッションとか俺からっきしだったわ)



龍驤「えーっと...合計九点、9848円やな。ま、お二人さんお似合いの夫婦やから、多少負けたるわ!9800円でええで!」

加賀「なっ...!わ、私たちは夫婦じゃあ...!」

かが「ふうふ...?てーとくさんがパパで、おねーちゃんがママ?」

龍驤「なんや、やっぱり夫婦やんか。それともあれか?奥さん、こういうこと言われんの慣れとらんのか?」

加賀「やっ......そ、その......」

提督「あ、アハハハ!9800円ですよね!?一万円からお願いします!」

龍驤「ん、はいはい、お釣り200円、レシートな」

提督「ありがとうございました!それではー!!!」

龍驤「いってもーた...なんや、ドタバタしとったなあ」



提督(夫婦夫婦夫婦夫婦夫婦)

加賀(わたしと提督が............)

かが(ぱーぱ、まーま......んー、いいかも!)

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「...何やらこの部屋、異臭がするのですが...原因は何ですか?」

提督「ん?あー、臭い残ってたか。これこれ、接着剤」

加賀「...接着剤?有機溶剤に近い臭いがするのですが」

提督「まあプラスチックの接着をするためのやつだしね。換気はしたんだけどなぁ」

加賀「あまり危険なことはしないでくださいね。......それより、本日の仕事、どれくらい進んでますか?」

提督「.........」

加賀「.........進歩なし、ですか」

提督「.........ハイ」

かが「てーとく」

提督「やあ、加賀...ってちびの方か。どうした?」

かが「あのね、あおばからもらったほんがむずかしくてよめないの。よんでー?」

提督「そんなことかよ、お安い御用だ」

提督「どれどれ......」





「何時もとは全然違うじゃねえか。その表情、その息遣い。どうした?いつもみたく『問題ありません』って言ってみろよ」

「問...だ、っ...!ぁ、り......」

「ははっ、言えてないじゃないか。天下の一航戦様も、雌同然だなぁ!!」




提督「待て。待て待て待て。おいちび!青葉からコレ何ていって貰ったんだ!?」

かが「んー...もらったっていうか、あおばがおとしたのひろった!」

提督「」

かが「あとね、あとね、たしか『これでおおもうけですね!ぐふふふ...』って!」

提督「」

赤城「提督、失礼します」

提督「お、赤城。どうした?珍しいな」

赤城「ちょーっと提督とお話したいことがありまして.......提督、ぶっちゃけ加賀さんと何処まで行きました?」

提督「!?な、なんだよいきなり!?」

赤城「いいから答えてください。キスはしましたか?デートは?......もしかしてもう夜戦しちゃったんですか!?」

提督「す、ストップストップ!!加賀とはまだなんもない!」

赤城「......まだ、ですか」

提督「!い、いや、その......」

赤城「少し安心しました...清い交際で何よりです」

提督「だ、だから...!」

赤城「ふふ、言わなくても大丈夫ですよ。もう十分にわかってますから」

提督「な、何がわかってるっつーんだよ!」

赤城「全部ですよ。一航戦にはお見通しです」

貧乳達から逃げる潮と浜風
RJ『誰がまな板じゃゴラァ!?』
瑞鳳『確保ー!』
大鳳『(無言の圧力)』

>>386
逆に巨乳が貧乳追うでもおけ

提督「......出来た!島風に頼まれてたプラモ...!」

提督「もうやだ疲れた......神経すり減る......」

提督「......布団しいて俺は寝る...仕事ヤダ......おやszzz...」




加賀「提督」

加賀「......昼寝、ですか。仕事が残ってるというのに......」

加賀「.........布団、もう一人くらいなら......い、いえ、いけません....!」

加賀「.........少しくらい......いいですよね......」






提督(目が覚めたら隣に加賀が居た)

提督(しかも少し服がはだけて鎖骨が見えてる。エロい)

提督(アイエエエエエエ!?ナンデ!?)

夕張「......はー!今週の分も面白かったー!」

夕張「でも日曜日は08:30から出撃なのが辛いなあ...録画してるからいいけどさ......」

夕張「あ、ヤバッ!遅れちゃう!」




天龍「.........」コソコソ

天龍「...夕張は行ったか?」

天龍「.........前にちらっと見たこのアニメ!最高に面白いんだよなぁ!」

天龍「夕張は全部録画してるからいつでも...ってわけにゃいかんがバレない内は見ることが出来る!」

天龍「はぁ~...いいなあ。俺もあんな風に可愛く変身したいぜ.........」



夕張(......ちょっと忘れ物とりにきたらナニコレ)

夕張(天龍もニチアサ好きなのね......今度DVD貸してやろうかしら)

提督「加賀、いるか?」

加賀「...どうしました、提督。部屋を訪ねて来るなんて珍しいですね」

提督「なに、ちょっとな。今暇だろ?着替えてちび連れてちょっと出かけるぞ」

加賀「はぁ?いきなりすぎませんか?確かに暇ではありますが......」

提督「じゃあいいだろ。鎮守府の入り口で待ってる。早く来いよ」

加賀「あ、ちょっと...!行ってしまいました」

かが「おきがえしておそといくの!?わーい!はやくきがえよう?」

加賀「......二号は乗り気、ですか。相変わらず強引な方......」

加賀「提督」

かが「てーとく!」

提督「ん、来たか。少し歩くけど大丈夫だろ。行くぞ」

加賀「......こんな夜に、いきなり出かけるなんてどういうことですか?二号ももう少しで寝るところでしたのに......」

かが「わたしぜんぜんねむくないわ。おねーちゃん、しんぱいしないで?」

加賀「そういうことを言ってるのでは無いのですが......」

提督「はは、すまんな。どうしてもお前らと来たかった場所があるんだ。っと、ほら、あれ見てみろ」

加賀「......桜の木、ですか」

かが「わー!おっきー!きれー!!!」

提督「こいつを見せたかったんだ。いいもんだろ、夜桜って」

加賀「確かに綺麗ですけど...どうしてこの場所へ?メジャーな場所ではないですよね?」

提督「ここは穴場でな。なかなか人が来ないんだ。...まあ、なんだ。お前と一緒にこの桜、見たかったんだ」

加賀「.........提督、それって、どういう.....」

提督「なあ、加賀。 月が綺麗だなあ? 」

かが「おつきさま?......きょうはでてないけど......?」

加賀「.........!はぁ、私、死んでもいい......なんて言いませんよ」

提督「ありゃ、残念」

加賀「私が死んだら...赤城さんとか他の艦娘に、貴方を盗られちゃうわ」

提督「っ、加賀......」

加賀「提督......」

加賀(顔が、近い。もういっそ......)

提督(ええい、覚悟を決めろ!男だろ、俺!)




青葉「どもーーーーーっ!!恐縮です!青葉ですぅ!!今日は夜桜花見の穴場スポットを生中継でお送りしまーーっす!!」

提督「!?」バッ

加賀「あっ.........提、督」

青葉「おやおやあ?どうやら先客の方々が居たみたいですねぇ!すいまーせん!ムードブチ壊しちゃいましたぁ!あはは!」

提督「あんのやろぉおおおおお......!」

青葉「えへへへ、すいませぇーん......さて、ではではこの夫婦に突然ですがインタビューしてみましょう!...どうです?桜みて?」

加賀「そうね...流石に気分が高翌揚します」

提督「お、おい!それ以前に俺たちはまだ結婚なんか......って加賀、どうし......」



チュッ



青葉「うおおおおおおお!!!見ましたかテレビの前の皆さん!大胆!大胆な旦那さんへの愛のアピール!これは夜桜どころじゃあありませんねえ!!......っと、中継もそろそろ終わりのようですね!ではでは、さよ~なら~」



友提督「」ポカ-ン



金剛「ワオ!加賀も大胆ですネー!so good!!」

赤城「......ここは譲れません、っていうことですかね...加賀さん......」

誤字してたので轟沈します
正しくは高翌翌翌揚→高翌揚です

???????(’ω’)??????? うわあああああああああああ
翌いらねえよなんで勝手に
┗┗(⌒)(?´?ω?`?)(⌒)┛ミニチュアダックス憤怒!!!!

高揚...です
ほんと申し訳ありませんでした...以後気をつけます

加賀「提督」

提督「や、やあ、加賀」

加賀「本日の開発についてですが......」

提督(なんでこいつこんな平然としていられんの。今でも俺少し恥ずかしいんだけど)

加賀「......なので...提督、聞いてますか?」

提督「ンンンン!?あ、うん、聞いてる聞いてるOKOKそれでいこう」

加賀「では、工廠で開発してきます」

提督「おう、いってらっさい」

加賀「.........見送りの、.........は...?」

提督「ん?なんか言ったか?」

加賀「いえ......特になにも」



加賀(私だって勇気を出したのに...提督から来てくれても......)

提督「おーい、北上。邪魔するぞー」

北上「お、提督じゃーん。なになに、ゲームしにきたの?」

提督「そんなとこだ。お前一番ハード持ってるしな」

北上「ま、すわんなよ。当然対戦でしょ?」

提督「もちろん」

北上「大井っち居なくて暇してたんだよね~...アタシはこれっと」...オレノジバクショーヲ

提督「んじゃ俺はこれっと...」ソウカ、リョウカイシタ





提督「完封負け、だと...!?」ホリョニナルツモリハナイ

北上「まだまだだねぇ~、提督ぅ」トウゼンノケッカダナ

提督「北上強いな...さすが鎮守府内最強ゲーマー...」

北上「ゲーマーの称号は伊達じゃないからねぇ~...ねね、提督。ところでさぁ...」

提督「ん?なんだよ」

北上「加賀とケッコンしたの?あの中継見てたけどさぁ...なかなかにイイもんみせてもらったよ~」

提督「なぁっ!?あ、いや、その......ノーコメントだっ!!!」

北上「あっ、ちょっとぉ...逃げ足だけは速いなあ、提督...」

山城「......タンスの整理でもしようかしら」

山城「...ああ、やっぱり虫喰いになってる......はぁ......」

山城「......プランターで育ててる、トマトは......」

山城「ああああ......全部枯れてる」

山城「......買い物に行きましょう......ってあら...?」

山城「なによこれ...!財布に穴が...!」

山城「.........もういやぁ......」

加賀「......提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「本日の建造任務終了です......体調が優れないので本日は休ませて貰いますね。それでは」

提督「えっちょっと仕事まだ残って......えええええええ......どゆこと......」

金剛「OK!提督ゥ!その疑問には私が答えマース!!」

提督「どっから出てきたお前」

金剛「本日の建造任務で四回中二回がおんなじ艦娘だったのデス。しかもそのうちの一人はおちびチャンでしタ」

提督「またちびが増えたのか...んで、誰が来たんだ?」

金剛「翔鶴デス」

提督「なるほど。そりゃあ機嫌も悪くなるわなぁ...」

金剛「翔鶴に罪は無いンですけどネー。加賀の性格にも困ったもんデース」

加賀「.........」

翔鶴「.........」

翔鶴(き、気まずい...なんで私が先輩と一緒の部屋にいないといけないの...?)

加賀(提督も何を考えてるんでしょう......急に変なこと言い出して...)


提督『加賀の五航戦嫌いを治すために暫く加賀と翔鶴相部屋な。異論は認めない』


加賀(頭にきました...どうして私が五航戦なんかと一緒に......!)イライラ

翔鶴(ひいいい!先輩凄く機嫌悪そうな顔してる!......瑞鶴、私貴女に会えないかも...)

かが「てーとくさん、おなかすいたわ」

しょうかく「わ、わたしも...」

提督「ハイハイちょっと待ってなー!金剛!ちょっとちびに食うもん用意してやって!」

金剛「了解デス!ほーら、リトルガールズ美味しいスコーンですヨー」

提督「あ、ちゃんと噛んで食べるんだぞ!すぐごっくんするのはダメだからな!!」

かが「はーい」モグモグ

しょうかく「は、はい...」モグモグモグモグ

金剛「Oh、リトル翔鶴は食べるのがはやいですネー」

しょうかく「あ、そ、その......」モグ...

金剛「ハハハ、遠慮しなくていいんデスよー?どんどん食べて......ってもう無くなってマース!?」

かが「.........これはゆずれません」

金剛「ジーザス...流石一航戦」

翔鶴「...あ、あのぉ......」

加賀「............なに?」

翔鶴「......なんでもないです...」

加賀「そう......」

翔鶴(相部屋生活が始まって一週間......いつ胃に穴が空いてもおかしくないです......)

加賀(.........私は五航戦の子を嫌ってるわけでは無いのに...提督ったらいつ気付くのかしら...)




赤城『すいません、何か瑞鶴の周りにどす黒いオーラ的な物がまとわりついてるのですが……誰かフォローをして下さい』
瑞鶴『………』

電「司令官、失礼します」

提督「お?電か。どうした?」

電「加賀さんと翔鶴さんの事でお話があるのです。えっと...」

提督「加賀は翔鶴を嫌ってないってことならもう知ってるぞ」

電「!?知ってて相部屋にしたのですか?」

提督「そう。加賀は確かに嫌っちゃいない。が、翔鶴が加賀を怖がってるし、怖がってる翔鶴に加賀は嫌悪感みたいな何かを抱いてる。......そういう、モヤっとした嫌な感じ、俺は嫌いなんだ」

電「それをなくすためにわざと......」

提督「そういうこった」

電「......それを聞いて安心したのです。やっぱり司令官は司令官なのですね」

提督「?どういうことだ?」

電「秘密、です」


電(やっぱり司令官は優しい人なのです。私たちのことをしっかり考えてくれる...あったかい人なのです!)

加賀「.........んん......」

加賀「今は......03:00時...明け方ですか」

加賀「変な時間に目が...寝直しましょうか...」

翔鶴「.........あの、先輩」

加賀「あら、貴女も目が覚めてたの?聞いてたのならわかるでしょう?私、寝直すから要件なら手短にお願いするわ」

翔鶴「.........私、そんなに駄目でしょうか...?」

加賀「...質問の意図がわからないわ」

翔鶴「先輩、何時も五航戦は、五航戦は...ですよね。自分に努力が足りないのはわかってるんです。けれど...そんなに私、足を引っ張てしまってるでしょうか...?役立たずでしょうか...?」

加賀「...別に。貴女の最近は駄目というより寧ろいい方よ。戦果もあげているし」

翔鶴「じゃあどうしてっ...!」

加賀「......私たちの様にはなって欲しくないからよ。索敵を怠り、慢心し、挙句には轟沈......貴女には、そうなって欲しくないから......」

翔鶴「えっ...?」

加賀「さ、答えたわよ。おやすみ翔鶴。貴女も早く寝なさい。......それと、さっき寝言を言ってしまったみたい。忘れて頂戴」

翔鶴「先輩......はい、そうですね。おやすみなさい」


金剛「Hey提督ゥ!」

提督「おう......」

金剛「どうしましたカー?元気無いですネー」

提督「いやぁ...昨日ちょっと筋トレしたんだよ。腕立てとかな。そしたらもう...筋肉痛で筋肉痛で...」

金剛「Why!?提督そんなに弱かったんですカ!?ジャパニーズサムラーイ足るもの日々精進デスヨ!」

提督「俺侍じゃないし......」

金剛「言い訳はNo!thankyou!!今日から一緒にランニングでもしまショウね!!」

提督「嘘でしょ...」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「.........先日で終了した相部屋の件ですが、何か意味があったのですか?」

提督「あったよ。うん。大収穫」

加賀「しかし私はどうにも納得が......」

提督「まあいいだろどうだって。ほら、ちびと遊んでこいよ。ちび翔鶴もいるから大変だぞ」

加賀「.........貴方って人は本当に......失礼します」

提督「あいよーっ」


提督「変なわだかまりは消えてよかったなあ...うんうん。.........加賀がいなかった時の分の仕事も消えないかな」

加賀「提督」

提督「おお、来たか。夜にすまんの」

加賀「いえ、別に構いませんが...何か用ですか?急に夜中に呼びたしたりして...」

提督「あー、えーっとだな...その...まあ今日、新しい布団と毛布買ったんだ」

加賀「ええ、知っています。少し大きめの...」

提督「そうそれ。まあそれでな?一人じゃちょっと広いわけだ」

加賀「......はあ」

提督「......あー、えっと...加賀。無理にとは言わんが今日一緒に「いいですよ」

提督「へ?」

加賀「一緒に寝ないか、ということでしょう?いいですよ。寝ましょう」

提督「えっちょっなんでそんな簡単に」

加賀「.........提督少し此方へ」

提督「あ、はい......」



チュッ





加賀「.........貴女を心から......からです。駄目、ですか?」

提督「駄目、じゃあ、ないが...!あ、ええと...ううう......」

加賀「やれやれ...威厳もへったくれもありませんね。.........なんだか私、眠くなりました、提督。さ、布団を敷いて寝ましょう?」

提督「.........はい」

しょうかく「.........」ビクビク

加賀(あれは...翔鶴の小さい方?草むらに向かって何をビクビクと...)

加賀「......どうかしましたか」

しょうかく「ふぇっ!?...あ、かがおねーちゃん...えっとね、かみひこーきであそんでたんだけどね...かみひこーきがどこかいっちゃって...」

加賀「...そんなことだったのですか。紙飛行機ぐらい諦めてください」

しょうかく「だって...だって...」

加賀「はぁ...でしたら私が一緒に作ってあげますから」

しょうかく「えっ...?ほ、ほんと?」

加賀「嘘をついてどうするんですか。...ほら、行きますよ」

しょうかく「......うんっ!」ニコッ

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「本日は何か御用ですか?急に呼び出したりして......まさかまた相部屋などとふざけたことを......」

提督「待て待て落ち着け落ち着け。今日呼び出したのは完全にプライベートだ」

加賀「そうですか...ならいいのですが」

提督「どんだけ嫌なんだよ...まあいい、本題に入るぞ。なんだ、ほら、先日、緊急特別任務を完遂出来ただろう?」

加賀「そう...ですね。あれは辛い戦いでした」

提督「だからさ、ほら、お疲れ様ってことで。二人で飲もうかと思ってさ」

加賀「...私だけ、ですか?金剛や陸奥、伊勢なども奮闘していましたよ?」

提督「あー...えーっと...はぁ...お前と二人きりがいいんだ。お前とだけじゃなきゃ駄目なんだよ」

加賀「......そうですか。ふふ、珍しい言葉を聞けました」

提督「何笑ってるんだよっ...ったく、じゃあ乾杯といこうぜ」

加賀「ええ、そうですね...」

提督・加賀「「乾杯!」」








加賀「だぁからぁああ!あそこで私が被弾してなきゃ姫級を叩けたんれす!」

提督「うん...うん...それさっき聞いた...」

加賀「しっかりきぃてくらひゃいよぉ~提督ぅ~」

提督「聞いてる...聞いてるよ...うん...」

提督(こいつやばい。酒癖悪い)

加賀「もぉ~...しょんな態度の提督にはちゅーれす!」チュッ

提督「!?お、おい!いきなりなにを...!」

加賀「何って...ちゅーですよ。キスです。接吻れす」チュッチュッチュッ

提督「待て待て待て待て待て待て!!お、おちt「提督ぅー...愛してますぅー...」チュッチュッ

提督(アッもうどうだっていいです)


しょうかく「あの...てーとくさん...」コソコソ

提督「お?ちび翔鶴か。どうした?」

しょうかく「えっと...あの...」モゴモゴ

提督「なんだー?何かお願いかー?」

しょうかく「...だっこして、ください......だめ?」

提督「......だっこ?ははっなんだそんなことかよ。それくらいお安い御用よ...っと」ヒョイ

しょうかく「わ...わ...!...えへへ、ありがとう、てーとくさん...」ギュッ

提督「はは、どうした。今日はやけに甘えん坊さんだなぁ」

しょうかく「...こわいゆめみちゃって、...その......」

提督「可愛いやつだなぁ。大丈夫大丈夫、怖くなんかないぞー?」ナデナデ

しょうかく「てーとくさん...ありがとう......」

かが「.........」

提督「お、ちびか。どうした?お前も抱っこか?」

かが「.........ふんっ!」ドスッ

提督「いてっ!!脛は反則だろ......いつつ.....」

かが「......あたまにきました」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「提督宛に大きな荷物が来ていました...翔鶴、早くなさい」

翔鶴「す、すいませぇん......これがその荷物ですけど...なんですこれ?」

提督「ああ、それな。それ五月人形。実家の倉庫にあったやつ送ってもらったんだ」

加賀「五月人形をわざわざ...提督、貧乏というわけでもないですしコインを使えばよかったのでは...?」

提督「んんー...そういう訳にもいかんのよな。なんつーかな...思い入れ?があるんだよ。だからそう簡単には変えられないんだ」

加賀「...そうだったのですね。失礼しました」

提督「いや、気にしなくていい。そう思うのが普通だ。...さて、と。じゃあせっかくだし二人にゃ出すの手伝ってもらおうかね?」





翔鶴「うわー...すごい立派なものなんですね」

加賀「そうね...流石に気分が高揚します」

提督「へへ、かっこいいだろ?俺も小さい頃はこれみて興奮してたもんさ...っと、ちび達にも見せてやるか。ちょっと待っててくれ」

加賀「...?構いませんが...どうして二号達を?」

提督「んー...まあほら、子供みたいなもんだろ。俺らの。んじゃ」

加賀「......!も、もう.....あの人は何を言って......」

翔鶴(ご馳走様です)

提督「お、終わった...世間じゃゴールデンウィークだっつーのになんで仕事あるんだ...」

しょうかく「......てーとくさん」コソッ

提督「...お?ちびの翔鶴か。どうした?今日は夕張と一緒に出かけたんじゃなかったっけ?」

しょうかく「えっと、えっと、ゆーばりおねーちゃんおねつだしちゃってね、おでかけちゅうしになったの」

かが「...さすがにきぶんがおちこみます......グスッ」

提督「ちび加賀もか...あー、ほら泣くな泣くな。ほらこっちこい」

かが「...おひざかります...グスッ」

提督「おーよしよし...仮にも正規空母あろうもんがこんくらいで泣くなっつーの」ナデナデ

かが「...んん...これはいいものですね。きぶんがこうようします」

しょうかく「......あ、あの...てーとくさん、わたしも...」

提督「お前もか...すまんなちび加賀、一回降りてくれるか?」

かが「...ここはゆずれません」

提督「お、おい...んー困ったな...」

しょうかく「......かわってっ!」ペチン

提督「あっこら!はたいちゃだめだろ!」

かが「.........あたまにきました」ペチン

しょうかく「ふぇっ...いたいよぉ......」シクシク

提督「はぁー...お前らなにやってんだ...ほら、ちび加賀いなくなったぞ。こっちこい」

しょうかく「うぅうう...」グスッ

提督「全く...手を出しちゃダメだろ?わかったか?」ナデナデ

しょうかく「はい...ごめんなさい...」

提督「わかったならいいんだ.........夕張はこいつらをいつも相手してるのか...」



加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

翔鶴「すいません...思いの他人がいっぱい居て帰りが遅くなっちゃいました...」

提督「いや、いいさ。買出しありがとう、二人とも」

翔鶴「ところで...二号ちゃん達は提督のお膝の上で何を?」

しょうかく「てーとくさんのおひざうえにいるとね、なでなでしてもらえるの。だからね、なでなでしてほしくて、えっと...」

かが「てーとくのなでなではわたしのです。ゆずれません」

翔鶴「......へぇ、なるほど。ねえ二号ちゃん達、少しだけ提督さんの上からおりてくれないかしら?」

しょうかく「おねーちゃんのたのみなら、いいよ。わたしおりるっ」

かが「じゃあ、わたしも...」

提督「おいおい、翔鶴も俺のひざの上に乗りたいのか?」

翔鶴「ええ、そうです。......失礼しますね」

加賀「!?」

提督「お、おいおいおい。冗談だろ!?しかもなんで対面なんだよ...!?」

翔鶴「いいじゃあありませんか...、ね、提督...?」

提督「しょ、翔鶴!顔が近い近い近い!!あと、......む、胸、が...!」

翔鶴「わざとですよ?...こういうのも、たまには......」

加賀「.........」ドンッ

翔鶴「いたっ......加賀さん、何も突き飛ばすことは......」

加賀「すいません。提督に害獣が寄って居たものですからつい......」

翔鶴「.........へぇ?」

しょうかく「......てーとくさん」、もういっかい、なでなで......」

かが「わたしにもしてください」

提督(あかんあかんあかんてこの状況。なんでこんなことなったんだよチクショウ!!!)

提督「おーい、夕張」

夕張「ん?あら、提督。何か用?」

提督「ちょっと聞きたいことと頼みたいことがあるんだが...時間いいか?」

夕張「そうね...いいわよ。丁度暇してた所なの」

提督「助かる。...まず聞きたいことだ。お前たちが使ってる弾薬あるだろ。あれでなきゃ、深海なんたらにダメージは与えられないのか?」

夕張「...はぁ?何を今更当たり前のことを...そうに決まってるでしょ?」

提督「...まあやっぱりそうだよな。んじゃあ次。頼み事の方だ。その弾薬を改造なりなんなりして、人間が装備できる武器を作れるか?」

夕張「...さあ、わからない。やったことがないもの」

提督「やれと言ったら、やってくれるか?」

夕張「......命令とあらば」

提督「そうか...わかった。すまんな、邪魔して」

夕張「別にいいわ。気にしてない」




提督「やっぱ無理か...まあ、当然と言えば当然か」

加賀「......提督」

提督「やあ、加賀。...わお、怖い顔だ。そんな仏頂面は似合わないぜマイハニー」

加賀「巫山戯てる場合ではないです。...何を開発しようとしたんですか。貴方は何故、前線に立とうとしたんですか」

提督「あらららら...ばれちゃった?この前のこと?」

加賀「夕張から全て聞きました」

提督「んんー...やっぱりこうなっちゃうよねー...」

加賀「答えてください。何の為に、貴方用の装備を作ろうとしたのですか...!」

提督「......言わなきゃダメ?」

加賀「......」

提督「......その、前、肩脱臼したじゃん?......最高にカッコ悪いじゃん?だから、その......かっこ良く砲撃してドヤ顔したくて......」

加賀「......へ?」

提督「......うん、マジで」

加賀「............やっぱり貴方、馬鹿ですね」

提督「サッセン.........」

提督「......もしもし、母さん?ああ、俺俺。...はは、詐欺じゃねってばさ。うん」

提督「うん、元気元気。地元の米っこけねのはしてこ残念だども、うん。俺が選んだ道だんして。後悔してねって」

提督「はははっ。俺だってたまにはカッコつけたくなるって。...うん、うん。元気そうで安心した」

提督「ああ、こっちで採れる海の幸、送っておいたからついたら食ってくれ。...うん、へば、まず」

加賀「......何方に電話されてたのですか?」

提督「おわっ!?いたのか、加賀...」

加賀「ええ、いましたよ。...随分と訛っていましたね。東北の方の言葉、ですよね?」

提督「そうだよ。よくわかったな...」

加賀「伊達に一航戦やっていませんから...お母様にですか?」

提督「当たり。母の日だったからね、少し声が聞きたくてさ」

加賀「...仕事はしないくせに、そういうところはキッチリしてるんですね」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「最近雨になる事が多くなってきています。出撃にも多少、影響が出てきていることを報告しておきますね」

提督「あーやっぱりか...雷とか多いからなあ...」

加賀「それと...駆逐艦の子達が『蛙をどうにかして欲しい』との要望が」

提督「ははは、確かに最近増えてきたもんな。少しグロッキーだもんな」

加賀「いえ...そうではなく『赤城さんが蛙を生で食べていて怖い。』などといった声が...」

提督「そっちは予想できなかったなあ...」

ドーモ、閲覧者

一体全体どういうことなのか「ドーモ、閲覧者」だけで終わってしまっていて非常に困惑しております
日ごろの行いが悪いせいなのかこういうところににじみ出てきてますね

>>595の本当の内容を簡潔にまとめると、
・次安価は >>600 >>603 >>606
・イベント、どうでしたか(小声)
・下唇噛んでろくに物食えなかった時期があるので皆さんも気を付けて

ということです
なぜだかスマフォは不具合が多いですね...
次回からはなるだけ気を付けます故

一体全体どういうことなのか「ドーモ、閲覧者」だけで終わってしまっていて非常に困惑しております
日ごろの行いが悪いせいなのかこういうところににじみ出てきてますね

>>595の本当の内容を簡潔にまとめると、
・次安価は >>600 >>603 >>606
・イベント、どうでしたか(小声)
・下唇噛んでろくに物食えなかった時期があるので皆さんも気を付けて

ということです
なぜだかスマフォは不具合が多いですね...
次回からはなるだけ気を付けます故

まさかのちび瑞鶴&瑞鶴の登場

無理なら安価↓

ちび加賀VSちび翔鶴
提督との添い寝争奪戦

一航戦翔鶴

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「お客様が見えています、提督に」

提督「俺に客?誰だ...?」

友「やっほ。俺だよ。ちょっとお願いあって来ちゃった」

提督「お前かよ...あのさあ、何回も言うけど来る前は事前に連絡を...」

友「あんさ、俺んとこの瑞鶴。あれ今日から異動でお前んとこのにしておいたから」

提督「お願い話聞いて」

加賀「...五航戦が増えるんですか」

友「いやー、なんかちびっこい瑞鶴がいつの間にかいてさあ。お前んとこにちびっこいの二人いるって聞いたから、ちょうどいいかなーって」

提督「こっちの都合ガン無視ですかそうですか」





瑞鶴「...本日付で此方に配属になりました、瑞鶴です」

ずいかく「ずいかくですっ!」

加賀「.........チッ」

かが「.........チッ」

提督「おいこら、二人して舌打ちするな。...はは、すまんな。根はいい奴なんだ。許してくれ」

瑞鶴「ええ、大丈夫です。まあ私はぁ!?誰かさんみたいにぃ!?舌打ちとかしないんでぇ!!」

加賀「今すぐ外に出なさい。七面鳥」

瑞鶴「望むところよ、焼き鳥サン...?」

ずいかく「てーとくしゃん!よろしくおねがいしますっ!」

提督「はいよろしく。じゃあここは危険だからあっち行ってようねー。いい子だからねー」


提督(下手したら命がない気がする)

提督「天気がいい...珍しいな。こんな日は仕事ほっぽって昼寝に限る」

提督「幸い加賀も金剛も出撃中だ...邪魔者はいない......」

提督「おやすみ世界............zzz」




かが「てーとく!」

しょうかく「か、かがちゃん...おおきいこえはだめだとおもうよ...?」

かが「...チッ...うるさいわね。......あら、てーとくおねんねしてる.....」

しょうかく「ほんとだあ.........いっしょにねんねしちゃお.....」

かが「!......しょーかくはだめっ!」ドンッ

しょうかく「いたいっ...!な、なんで...?」

かが「ここはゆずれません...」

しょうかく「ず、ずるい...!わたしもいっしょにねんねしたいのにぃ.....」


ギャ-ギャ-ギャ-


提督(寝れないんだが?)

翔鶴「あ、あのう...提督、お話というのは...」

提督「ああ、翔鶴。話っつーのは他でも無い。お前、明日から暫く赤城と組んで出撃な。...それと、暫く五航戦じゃなく一航戦って名乗れ」

翔鶴「わ、私が一航戦!?そんな...お、畏れ多いです...」

提督「これはお願いじゃない、命令だ。...お前は一航戦も務めた事があるんだろう?なら大丈夫だろ」

翔鶴「う...は、はい...頑張ります」

提督「赤城も加賀ほど鬼じゃあないし、いろいろ教えてくれるだろ。赤城から学んで吸収しろ。いいな?」

翔鶴「わかり、ました......い、一航戦、翔鶴!頑張りますっ!」

すいません...自分、史実には強くなく、的外れなことを書いてしまってるかもしれません。何かおかしい所があれば遠慮なくご指摘お願いします

提督「雨だ」

加賀「...みればわかりますが」

提督「なんか、雨って暗い雰囲気だとか、悪いイメージ持たれてるよな、若干」

加賀「...そうですね。まあ、雨だと視界が悪く...私達空母としては少々発着艦が面倒になりますし、少し嫌ですね」

提督「な。みんなそう言うんだよなー...俺は雨好きなのに。このじめッとした感じ、雨が上がった後のコンクリートの匂い、なんか好きだ」

加賀「変わっていますね」

提督「よく言われる。...そんな変わり者の側に自分から居るお前も十分変わり者じゃないのか?」

加賀「...よく言われます」

金剛「提督ゥー!」

提督「お、金剛。どうした」

金剛「nー、最近島風がニンジャニンジャ言ってきマース。ワザマエ!とか、スリケン!とかー...」

提督「......ああー...大丈夫だ、害はない。大方漫画とかに影響されたんだろ」

金剛「Why!?ニンジャやシュリケーンが出てくる漫画があるのですカ!?」

提督「食いつきいいな...お前本当に帰国子女か?外人じゃ無いのか?」

金剛「ああ、ニンジャ!一度は御目にかかりたいものデス...シュシュっと参上しニンポーを使うスタイリッシュなアサシン...そう聞きましタ!」

提督「とりあえず落ち着け。そしていろんなもんがごちゃ混ぜになってるぞ」

提督「えー...三人に集まって貰ったのは他でもない」

加賀「...なんですか?私、鶴とつくツインテールの方と一緒の空間にいたくないのだけど...」

瑞鶴「チッ...私も焼き鳥になっちゃうような人と一緒に居たくなーい!」

加賀「...は?」

瑞鶴「......あ?」

翔鶴「ふ、二人とも...落ち着いて...」

提督「手短に済ませるから我慢して...。あー、ちび達三人の世話してた夕張が過労で倒れた!世話、お前達、する!以上!解散!」

瑞鶴「ええー...自分で自分の世話するのー...?」

加賀「私は構わないわ。...以前まで一緒に生活していたし」

翔鶴「私も特に不満は...」

提督「そういうことだ。ほら早く行け。ちびが泣くぞー」

瑞鶴「ちぇー......」

加賀「...そう。そこでそうするの。...じゃあこの問題は?」

かが「えっと......答えはこれです」

加賀「そうよ、正解。ふふ、よく出来たわね」

かが「えへへ...やりましたっ!」



翔鶴「ここでこう折って...最後に息を吹き込むと......はい、鶴さん」

しょうかく「はわー...!すっごい...!お、おねーちゃん。私もっと見たい...だめ..?」

翔鶴「ふふ、こんなのでよければ幾らでも。...じゃあ次は一緒におってみましょう?」

しょうかく「うんっ....!」


瑞鶴「ねーんねーんころーりーよ、おこーろーりーよー......ふぅ、やっと寝た...」

ずいかく「zzz......んう...おねーちゃん...」

瑞鶴「...何か少し、可愛いかも、ね...」

<突然のキャラ紹介>
<提督>
仕事しない。手先が器用。嘘はあまり好きではない
基本ぼんやりと外を眺めていることが多い。好きな言葉は「質実剛健」

<加賀>
秘書。厳とした態度で任務にも励んでいる。提督には少し甘い。
ちびかがを相手にしているせいか少し丸くなった
好きな言葉は「鎧袖一触」

<金剛>
提督と加賀の間を取り繕ったりする帰国子女。日本語も英語もそれほど得意ではない。提督LOVEだが提督が幸せでいることが自分の幸せ
好きな言葉は「損して得とれ」

<夕張>
特撮大好き。コインをよく横領している。なぜか子供に良く好かれる。
好きな言葉は「天下御免」

<翔鶴>
とても控え目な性格。ちび達には幼稚園先生のような態度で接している。折り紙が得意
好きな言葉は「自己犠牲」

<瑞鶴>
異動でやって来た艦娘。翔鶴と会えてテンション上がり気味。ずいかくを抱いて寝ると暖かいことに気付く
好きな言葉は「一撃必殺」

<かが・ずいかく・しょうかく>
ちびっ子三人組。鎮守府内の小さなアイドル。それぞれ大きい自分を目標に精一杯頑張っている
最近はぬいぐるみを抱いて寝るのが三人のお気に入り

提督「仕事が終わった」

提督「加賀はちびのお世話中」

提督「金剛も北上も出撃中」

提督「瑞鶴翔鶴は遠征」

提督「......やばいな、なんかさみしいや」

提督「いなくなって始めてわかるな...側にいる人の暖かさ、ってやつ...」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「その手の物は何ですか?」

提督「これ?お手製ブーメラン!ネットで帰ってくるブーメランの作り方調べて作ってみました」

加賀「へえ...帰ってくるのは聞いたことがありますが見たことはないですね」

提督「これをこう...シュッと窓の外に投げると.........」

加賀「.........帰ってきませんね」

提督「.........うん」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「本日の戦果は......どうしましたか?私の顔に何かついてますか?」

提督「いや...なんつーかお前さんなかなかに笑わないなあ、と思ってさ」

加賀「...そうですか?」

提督「そうだよ」

加賀「そうは言われましても...私、あまり感情表現は得意じゃあ...」

提督「うーん...まあ無理に笑えってことじゃあないさ」

加賀「...そうですか。では、失礼しますね」






加賀(無愛想な人と、思われてるのでしょうか...?はぁ...)

提督「......ふむ」

提督「朝方の散歩もたまにゃいいもんだな。風が気持ちいいや」

提督「.........静かだ」

提督「何時もは砲撃の音や船の音、鉄を打つ音で溢れかえってるって言うのに」

提督「...平和だって錯覚しちまうよちくしょう」

ずいかく「てーとくさん」

提督「...お?ちびか。どうした?」

ずいかく「あのね、あのね、おなかがすいたの。おかしがたべたいの」

提督「......瑞鶴とか、翔鶴から貰えばいいんじゃないのか?」

ずいかく「おねーちゃんも大きいしょーかくねえもお出かけしてていないの......」

提督「それで俺のとこに来た、と........んー、っと......お、あったあった。チョコしか無いけどいいか?」

ずいかく「ちょこ!わたしちょこだいすき!」

提督「それは良かった。少ししか無いけどな」

ずいかく「てーとくさん、ありがとっ!」

提督(小さい瑞鶴はとても素直なのに...大きくなると......性格がなあ)

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「本日はお願いがあるのですが...よろしいですか?」

提督「ふむ、加賀がお願いとは珍しい。いいよ、なんだ?」

加賀「二号たちが遊園地へ行きたい、と騒いでいて...私達は出撃等で忙しいですし、提督に連れていって欲しいのです」

提督「なんだ、そんなことかい。OKOK、わかった」

加賀「そう、ですか。よかった...あ、チケット等は自腹でお願いします」

提督「えっ」

かが「......!すごいですね。さすがにきぶんがこうようします!」

ずいかく「うわー!てーとくさん、みてみて!すごそうなのいっぱーい!」

しょうかく「てーとくさん、ありがとうございます...」

提督「こらこらはしゃぐなよ。いいか、俺から離れるな。絶対にだ。迷子になったら探し出せる自信がない。わかったか?わかったら返事!」

「「「はーい!」」」




提督「うわ、うわわわわっ!回し過ぎじゃあ無いのか!?」

ずいかく「あははは!こーひーかっぷおもしろーい!ぐるぐるー!」



かが「..........」ギュウ

提督「おいおい、かが。お化け屋敷ぐらい怖く無いんじゃあなかったのか?」

かが「こ、こわくなんか......きゃぁっ!」ギュウウウウウウウ

提督「...はいはい、こわがってないこわがってない。いいこいいこ」




しょうかく「てーとくさん、めりーごーらんど、いっしょにのってはずかしくないのですか?」

提督「少しは恥ずかしいが...まあ、お前らの望みとあらば...ってな」

しょうかく「...ありがとう、ございます...だいすきです、てーとくさん」

提督「そいつはどうも」





提督「よっ...と。全員寝ちゃったか。しかしおんぶにだっことはこういう状態だな......」

提督「はは、幸せそうに寝てら。......かわいいなあ」

提督「あ゛っ゛つ゛う゛......」

加賀「ここ数日で気温が急上昇しています。艦娘も、自分達で工夫して暑さ対策をしていますよ」

提督「マジか...そういえば加賀も袖が短くなってるな...」

加賀「ええ...まあ、去年から別の鎮守府で使っていたものですので少し小さくなってしまっていますが」

提督「ふむ......そう言われると...こう...張ってるよな。どことは言わんが...」

加賀「殺されたいんですか?」

提督「いえいえ、滅相もない.....そうだ、加賀。夏服買いに行こうぜ。はい決定。提督命令。明日買いに行きます」

加賀「は...?」

提督「俺も涼しい服が欲しくてさ。幸い。以前仕事抜け出した時に赤城が服屋から出て来たところをみたんだ。赤城とお前、服装ほとんど一緒だろ?だからそこ行こう」

加賀「......相変わらず、勝手な人...」

龍驤「毎度ありがとございましたぁ~」

提督「これで夏服はよし、っと...」

加賀「あの、提督...本当に良かったのですか?私の新しい服を買ってもらって...」

提督「あーあー、気にすんな気にすんな。...ま、なんだ。久しぶりに二人きりだしな。ちょっとカッコつけさせてくれよ」

加賀「......もう、貴方って相変わらずキザな人」

提督「悪いか?」

加賀「いえ、全然」



次の日から加賀の夏服は提督に買ってもらった服になった

提督(一体いつから俺は此処にいるんだろうか)

提督(突然の腹痛。それに伴う便意。あまりにも急すぎた)

提督(これじゃあ仕事出来ねえ...いや普段から仕事してないけど)

提督(それでも加賀が出してきた最低ノルマはこなさんと殺される!やべえ!)

提督(やだ...もうやだ...こんなことなら正露丸買っとくべきだった......)


~その後提督は一時間トイレに篭り加賀からみっちり怒られた~

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「鎮守府裏の畑で苺が採れましたよ。食堂で出されているのでぜひお召し上がりください」

提督「苺か...いいねえ」

加賀「ただ、ここ数日雨が降ったせいで若干痛んでいます。お早めに」

提督「まじか...あれ、加賀は食ったの?」

加賀「......いえ、まだ」

提督「んじゃ一緒にいくか!ほれ、早くしないと赤城に全部食われるぜ!」

加賀「......もう、少し落ち着いてください」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「......とても甘い匂いがするんですけど」

提督「あ、やっぱり?」

加賀「なんの匂いですか?」

提督「コレです!!」

加賀「...苺ジャム?手作りですか?」

提督「Yes!この前の苺を少し寄せといて貰ってだな、作ったのだ。どうだい、一口食うか?」

加賀「では、お言葉に甘えて......ん、甘くて、美味しいですね。苺が丸ごと入っているのははじめてです」

提督「だろう?」

加賀「しかしまあ...器用な方ですね」

提督「一人暮らしできるようにはしてるからな!」

加賀「......ジャムは一人暮らしには必要ないスキルでしょうに」

美人女憲兵になら俺は悦んで吊るされよう

あきつ○「憲兵殿お疲れ様でございまする」
あきつ○「>>760はこちらで処分しておくゆえあとはお任せください」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「......あの、執務室でたこ焼き作るのはやめてください。ジャムもそうですが、執務室はキッチンではありません...」

提督「キッチンで料理すると赤城に食われちゃうだろ!!!」

加賀「それもそうですが......はぁ...」

提督「ま、火事起こさなきゃいいだろ。ほれ、アツアツのたこ焼き食えよ。美味いぞ~」

加賀「.........いただき、ます」

提督「......どうだ?美味いか?」

加賀「......っ、あ、あふい、れす...ん、少し、まっれくらはい...」

提督「はは、無理に喋るな」

加賀「......失礼しました。大変美味しかったです」

提督「そうだろうそうだろう!!」

加賀(なんで無駄に料理スキルが高いのでしょうか...)

ずいかく「ふぇぇ...しょうかくねぇ~!」

しょうかく「ずいかく、どうしたの?ああ、ほらなかないで...」

ずいかく「かがさんが、かがさんがぁ~...わたしのぬいぐるみとったぁ~...」メソメソ

かが「.........」フン

しょうかく「ちょっと、かがさん!ずいかくないちゃったじゃないですか!あやまってくださいよ!」

かが「.........ごこーせんのこにはくまさんのぬいぐるみはもったいないわ」

しょうかく「あなただってねこさんのぬいぐるみあるじゃない!かえしなさいよ!」

かが「い、や」

しょうかく「...この!」ペチン

ずいかく「あっ......!」

かが「いた......いっかいはいっかいです」ペチン

しょうかく「っ!...」ベシン??

かが「...ふぇ...い、いたいぃ...ばかぁ!」ベシン



ずいかく「てーとくさん!こっち!はやくはやく!!」グイグイ

提督「お、おいおいおい。いったいなんだぁ?」


しょうかく「かがさんのばかー!!おたんこなすー!!」ボカスカボカスカ

かが「このやくびょうがみ...!ねくら...!」ボカスカボカスカ

提督「うわわわ!何やってんだお前ら!喧嘩すんな!!」

しょうかく・かが「だってこのひとが!!!」

提督「...わかった。まず落ち着け。俺が話聞いてやるから」

提督「なるほどなるほど...喧嘩の原因はよーくわかった」

かが「わたしはわるくないわ」

しょうかく「わたしもわるくありません」

提督「これはどっちも悪い!いいか、かが。人のものをとっちゃいけない。今回は"ぬいぐるみかして"と言うべきだった。しょうかく、手を出しちゃいけない。先に手を出したらそれはあとお前が悪者になっちまう」

しょうかく「うー...」

かが「.........」

提督「今回はおとがめなしだが...次喧嘩したら間宮さんのおやつ抜きだからな!わかったら返事!」

しょうかく・かが「.........はーい」

提督「よろしい!」

いいお父さんじゃないか!!

>>>777、安価設定していましたが皆さんおぼえていたでしょうか?

>>>777 さんへ
安価踏みおめでとうございます
ご希望のお話の題材を一つ、提供してもらってもよろしいでしょうか?

提督「しかし肩車で散歩とかはじめてなんだが」

加賀「すいません...二号がどうしても、といって聞かなくて...」

提督「まあいいけどさ。どうだ、ちび、高いとこからの風景は?」

かが「すごい!すごいですよおねーちゃん!てーとくさん!!こーよーします!!」

提督「楽しそうで何よりだ」

加賀「無邪気なものですね...ふふ...」

鳳翔「...あら?提督さんですか?」

提督「あっ、鳳翔さん!こんにちは」

加賀「こんにちは」

提督「ほら、ちび。挨拶」

かが「こんにちはー!!」

鳳翔「ふふ、元気ですね。...お子さん、ですか?」

提督「い、いえいえ!子供とかではなくてですね!」

鳳翔「あら、そうなの?てっきり結婚済みかと...見ていて、幸せそうだったから...ね?」

かが「ねー?」

提督「ちび、何に同意してんだ!」

鳳翔「あら、いけない。仕込みの時間だわ。それじゃあ、お二人とも、さようなら。バイバイ、おちびちゃん」

かが「ばいばーい!!」

加賀「夫婦......」

提督「あ、あははは...よく言われるよな、なんかさ」


加賀(いつか、本物の夫婦に....)

瑞鶴「てーとくさん、本当にいいのー?間宮さんのスイーツご馳走してくれるなんてさー」

ずいかく「はむっ、はむっ!おいしー!!」

提督「はは、構わんさ。瑞鶴だっていきなりの異動で戸惑ったろうしな。それにちびも甘いもん食いたいって言ってたし丁度いいだろ」

瑞鶴「ほんとにー?まあ有難くご馳走されちゃうけどさー」

間宮「お待たせしました、羊羹と緑茶です」

提督「あ、ありがとうございます」

ずいかく「!てーとくさん、わたしもひとくちたべたい!!」

瑞鶴「こらこら、あんま欲張らないの。私の一口あげるから我慢してよ」

提督「構わん構わん。ほれ、ちび」

ずいかく「わーい!てーとくさんだいすき!」

瑞鶴「ああ、もう...ごめんなさい、提督」

提督「いいっていいって、気にすんな」

間宮「あらあら...なんだか親子みたいですね、御二方」クスクス

瑞鶴「!?お、おやっ...!」

提督「あはは、冗談うまいなあ間宮さん。そんなんじゃありませんよ」

間宮「そうですか?瑞鶴さんは満更でもないようですけど...」

提督「へっ?」

瑞鶴「い、いやいや!そういうのじゃないから!もう、やめてよ!」

翔鶴「...すいません、なんか」

提督「気にするな気にするな。服の一着二着ぐらい、俺がどーんと払ってやるよ」

しょうかく「ていとくさん、ありがとう」ペコ

提督「おお、礼儀正しいな。流石翔鶴だな」

翔鶴「基本的なことは教えていますから...」

提督「ま、前も加賀とちび加賀に服買ってやったこともあるしな。漢は懐が広くなきゃあな」

翔鶴「......加賀さん、ですか」

提督「ん?そうだぞ。まあちびもいるおかげでしょっちゅう夫婦に間違えられるんだけどな。ハハハ」

翔鶴「......では、今私がこのように腕へ抱きつけば私達も夫婦に見られますでしょうか?」ギュッ

提督「!?しょ、しょしょ、翔鶴!?」

しょうかく「ふーふ?おねーちゃんママでていとくさん、パパ?」

翔鶴「そうよ、しょうかく。パパと、ママ」

提督「お、おい!悪ノリするな!」

ヒソヒソ フウフデスッテ
アラアラ
イイワネ-

提督「......ああ、もう!」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「巷では公務費用を私的に使う事例が多いですが...提督はそういうことしていませんよね?」

提督「はぁ?なんで俺が横領まがいのことしなきゃいけないんだよ?」

加賀「...万が一、の可能性もありますので」

提督「俺がそんなことするかよ。第一、俺の頭でそんな難しいこと考えられるか」

加賀「......そう言われれば、確かに」

提督「おい肯定するなよ」

ずいかく「......おねーちゃん」クイクイ

瑞鶴「......んー?なーにー?」

ずいかく「だっこ」

瑞鶴「......は?」

ずいかく「だっこして、おねーちゃん。だっこ」

瑞鶴「だっこ...?いや、まあいいけどさ...よいしょっと」

ずいかく「んー...おねーちゃんありがとー...」

瑞鶴「突然だっことか、どうしたのさ?今まであんまりお願いとかしなかったのに」

ずいかく「んー...なんでだろう?」

瑞鶴「自分も理解してないの......」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「...提督は出撃回数が他の鎮守府と比べて少ないみたいですが......何か理由があるのですか?」

提督「え、理由?」

加賀「はい。理由です。一ヶ月の出撃状況を見ても、どうも他の鎮守府よりも少ないのです」

提督「理由、理由ねぇ.....しいて言えば俺はまだまだ甘ちゃんだからな。今は無理するよりも確実にお前らの練度を上げることを優先したいし」

加賀「......の、割には演習回数も少ないみたいですが?」

提督「.........だって演習先に連絡いれるのめんどいじゃん」

加賀「.........呆れた...」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「......なんですか、その格好は」

提督「え、だってあっついじゃん」

加賀「......せめてTシャツくらい着てください。下着一枚というのは提督としても人としてもどうかと」

提督「えー......」

加賀「えー、ではなくです。艦隊の士気にも関わりますし」

提督「俺の身体見てみんなキラキラするしいいだろ」

加賀「その自身はどこから湧いてくるんですか......」

提督「.........うし、こんなものか」

加賀「提督」

提督「...やあ、加賀」

加賀「どうしましたか、こんな夜更けに」

提督「なに、少し話をしようと思ってさ」

加賀「話...?そんなもの、日中でも出来ますでしょう」

提督「んー...うん、まあそうなんだけど...まあちょっと言いにくい話、っていうかね?」

加賀「......?」

提督「.........ああもう!加賀ァ!」

加賀「!?は、はい。どう、しました?」

提督「あー、その、お前の練度、99になっただろ?だから、だ。結婚、してくれないか!」

加賀「............!?へ、て、てい、とく...?今、何と...?」

提督「前に言っただろ。お前の練度を99にしてから答えを出すって。...遅くなって本当に申し訳ない。建前としてカッコカリシステムを使うことになっちまうが......」

加賀「.........てい、とくっ...!私っ...!」ボロボロ

提督「だらしなくて、馬鹿でどうしようもないが......俺のそばにいてくれるか?加賀」

加賀「っ......!はい、喜んで......!貴方の隣だけは、譲れません......!」






金剛「n~...紅茶はいつ飲んでもいいものですネー」

提督「金剛」

金剛「Wow、提督ゥ!どうしました...カ......fm」

提督「や、なんだ。対したことじゃないんだけど、さ...実は「結婚おめでとうございマス」

提督「へ?」

金剛「左手の指輪。一時間ほど前には付けていなかったでショウ?今、この一時間で何があったのかは察しがつきマース。......conguratulation!!」

提督「......さすが金剛、なんでもお見通しってか。......まあ、お前のおかげでもあるんだ。お前があの時俺を叱ってくれなかったら、今の俺は無かったよ。ありがとう」

金剛「オーウ、そんな真面目にならなくてもOKOK。いつもみたくダラダラとしてればいいんデス。...ほら、私よりも、花嫁と一緒にいた方がいいんじゃないデスか?」

提督「それもそうだな...いろいろありがとうな、金剛!」





金剛「fm......やっぱり秘書艦には勝てませんネー。まあでも......提督がhappyなら、私もvery very happy デース」

(次あたりから何時ものに戻りますよー。そしてキリ番安価は >>900を最後とさせて貰います。此処からは終わりも近いのでなるべく毎日、更新して行きたいと思います{更新するとは言っていない})

提督「おーい夕張ー」

夕張「...?どうしました?」

提督「お前にちょっと聞きたいことあるんだけど」

夕張「私に?いいですけど...」

提督「夜中書類が雪崩起こしてな、朝方にそれに気づいたんだが...数字をちらっとみたらどうもね、家具コインが足りないんだわ」

夕張(あっこれやばいやつだ)

提督「で、だ。ちょっと詳しく調べて見るとお前が旗艦で遠征に出た時の家具コインが少なすぎるんだよなあ......ンンンッ!犯人は誰かなー?ンンンッ!」

夕張「い、いや...その...て、提督だってたまに書類シュレッダーにかけてるじゃないですか!この前見ちゃったんですから!」

提督「!?」

夕張「その上職務中に昼寝とかしたり...これ、大本営に言ったらどうなりますかね...?」

提督「うぐぐぐぐ.......!くそ、わかったよ...!」

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「...なんですかその蛸は。後丁寧に水槽に入れて...」

提督「釣った」

加賀「別にそういうことを聞いてるのではなくてですね、どうしてここに置いているのか、ということで...」

提督「いいじゃん、ペットだよペット」

加賀「蛸がペットって......ああ、頭が痛い......」

媚薬効果のある粘液を出しそうなタコだなきっと

提督「~~~?」ポチポチポチ

瑞・翔「「提督っ!」」バァン??

提督「!?うわわわっ...あっぶね、端末落とすとこだった......な、何?どしたの?」

瑞鶴「ちょっとちょっと!加賀さんと結婚したってマジぃ?なんでなんで!?あの人超性格悪いじゃん!」

翔鶴「提督、どうして先輩を...!?胸ですか?むねなんですか?私も先輩ほどじゃありませんけど、並以上は...!」

提督「お、おお、落ち着け!はい、座って!発言する際は挙手!」

瑞鶴「ハイ!」

提督「はい瑞鶴」

瑞鶴「どうして加賀さんと結婚したんですか!」

提督「愛してるからです!はい次!」

翔鶴「ハイ!提督、どうしてですか!私じゃダメなんですか!?私だって提督のこと...!」

提督「なんでって言われても...そりゃ加賀と前からそういう約束もしてたし...」

翔鶴「約束...!?約束すれば提督とご結婚できるんですか!?」

提督「いや、そうじゃなくて...」

瑞鶴「しょ、翔鶴姉、落ち着きなよ...」

翔鶴「じゃあ提督、私と約束しましょう?加賀さんが嫌いになったら私とすぐ結婚するって...ほら、指切りげんまん...!」

提督「いや、あの、だから」

翔鶴「はい、指切った!うふふ、提督、約束ですからね...!」

瑞鶴「あ、ちょっと待ってよ翔鶴姉...!」

提督「..........なんだったんだ」ポカン

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」デュクシデュクシ

加賀「失敗ペンギンを突ついてもなにも出ませんよ」

提督「もしかしたら何か......って思ってさ」デュクシデュクシ

加賀「...ありえません。いいから仕事を...」

提督「また仕事仕事と...真面目だねえ」デュクシデュクシ

加賀「貴方が不真面目すぎるだけです...全く、どうしてこんな人が提督になったんでしょう...?」

かが「......んー...ぅー...」スヤスヤ

加賀「......二号ったら、床で寝て...布団で寝なさいとあれ程言った筈ですのに。二号、二号。お布団で寝ましょう?」ユサユサ


かが「う、うー...んー.....」スヤスヤ

加賀「.........しょうがないですね.....っ、結構軽いのですね」ダキアゲ

かが「.........zzz」スヤスヤギュッ

加賀「.........二号、手を離してください。二号」

かが「んー......やー......」スヤスヤ

加賀「.........あの人といい二号といい......大概にして欲しいものね」

しょうかく「ずいかくー、ずいかくー...どこー...?」テクテク

瑞鶴「あれ、ちっちゃい翔鶴姉だ。どうしたの?私?それともちっちゃい私?」

しょうかく「あ、えっと...えっと...大きくない方のずいかく...おひるねしようっていったのに、どこかいっちゃって...」

瑞鶴「ふーん。...!じゃあさ、私と一緒にお昼寝、しない?ちっちゃい翔鶴姉、ぷにぷにであったかそうなんだよね~」ツンツン

しょうかく「わ、わ、わ...!い、いきなりほっぺつんつんは、だめよ、ずいかく?...おひるねのとき、ぎゅってしてもいい?」

瑞鶴「なによー、それくらいOKOK!ふふ、純粋で可愛いなあ、ちっちゃい翔鶴姉は!」プニプニプニプニ

しょうかく「あ、う、う...も、もう!つんつんもぷにぷにもきゅうにやっちゃめっ!」

???「はうっ!かぁいいのぉ」

???「おーもちかえりぃ(しょうかくを小脇に抱えて)」

提督「なあ金剛」

金剛「nー?なんデスカ?」

提督「お前らの艤装ってこう、変形とか合体しないの?」

金剛「するわけないでショウ...何を期待してるんデスカ」

提督「いや、ね。男のロマンと言うか......」

金剛「そんなのわかりまセン...第一、変形とか合体機能のせいで偽装の関節部とか弱くなる可能性もあるんデスから...」

提督「やっぱり?」

金剛「Oh...わかってて聞いたのですカ...」

提督「なあ金剛」

金剛「nー?なんデスカ?」

提督「お前らの艤装ってこう、変形とか合体しないの?」

金剛「するわけないでショウ...何を期待してるんデスカ」

提督「いや、ね。男のロマンと言うか......」

金剛「そんなのわかりまセン...第一、変形とか合体機能のせいで偽装の関節部とか弱くなる可能性もあるんデスから...」

提督「やっぱり?」

金剛「Oh...わかってて聞いたのですカ...」

かが「......」ジィ-

蛸「.........」

かが「.........」ジィ-

蛸「.........」

かが「.........」ツンツン

蛸「.........」ウネウネ

かが「.........!」ビクッ




提督(なんか見てて和むわ......)

蛸「……」(何だこのちっこいのは)
蛸「……」(なんかつつかれてるぞ)モゾモゾ


あと飼ってる種類はマダコかミズダコだよね? ヒョウモンダコだったら…
おそらく提督ごと加賀航空隊の餌食に…

ずいかく「.........」ジッ

北上「.........」ピコピコピコ

ずいかく「.........」ジッ

北上「.........うおっ、なんだこの小ちゃいの」

大井「あら、北上さん提督から聞いていないの?小さな空母が三隻ウチにいるって」

北上「えー何それ。聞いてないなー......ってかー、さっきからなんかこっち見てくるんだけどなにこれ」

大井「んー...北上さんのやってるゲームやりたいんじゃないかしら?」

ずいかく「!!!」コクコクコク

大井「ほら、当たり」

北上「...マジかー。駆逐艦じゃないけどなんかうざー......ほら、こっちおいで」

ずいかく「!!!おねーちゃんありがと!」トテトテトテ

大井(なんだかんだ言って、北上さん小さい子に甘いのよねぇ...)クスクス

ずいかく「.........」ジッ

北上「.........」ピコピコピコ

ずいかく「.........」ジッ

北上「.........うおっ、なんだこの小ちゃいの」

大井「あら、北上さん提督から聞いていないの?小さな空母が三隻ウチにいるって」

北上「えー何それ。聞いてないなー......ってかー、さっきからなんかこっち見てくるんだけどなにこれ」

大井「んー...北上さんのやってるゲームやりたいんじゃないかしら?」

ずいかく「!!!」コクコクコク

大井「ほら、当たり」

北上「...マジかー。駆逐艦じゃないけどなんかうざー......ほら、こっちおいで」

ずいかく「!!!おねーちゃんありがと!」トテトテトテ

大井(なんだかんだ言って、北上さん小さい子に甘いのよねぇ...)クスクス

連投はなんかもうすいません許してください

加賀「......ふぅ、」

加賀(これで書類は終わり...提督に報告しに行かないと)

加賀「加賀です。入りますよ」コンコン

加賀「提督」

提督「やあ、加賀」

加賀「相変わらず、変わらない返事ですね。別にいいけれど」

提督「ん、言われてみればそうだなはは、気づかなかった」

加賀「......貴方、やっぱり少し抜けているのね。...全く、自分の発言も覚えてないなんて本当に」

提督「馬鹿ね、だろ?」

加賀「っ......先に言わないでください」

提督「だってわかっちゃうしなあ。ずっと一緒にいるし、それにさ...」

加賀「それに...?」

提督「夫婦、なんだしな」

加賀「っ~~!......もう、馬鹿......」

提督「知ってるさ」

加賀「......あなた、本当に狡いわ」

提督「よく言われる」

加賀「.........提督」

提督「なんだ?」

加賀「.........愛して、ます」

提督「.........俺もだ」

くぅ疲w

始めた時は二月、気が付けば半年以上経ってました
三月あたりに鯖がダウンしたりして一時期一人で慌ててました

このSSはこれで一つ終わり、ということで
気が向いたら地の文が入ってるところを修正し支部にあげるかもです


半年間お付き合い有難うございました

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月18日 (火) 22:53:55   ID: rh9ccYUu

なんで烈風が爆撃してんねん

2 :  SS好きの774さん   2016年07月30日 (土) 03:44:03   ID: siD9adQV

1さん突っ込んだらアカンて

3 :  SS好きの774さん   2018年02月07日 (水) 01:08:53   ID: WA7_R930

一応、烈風も爆装備(30kgと60kgのを2発)できるんで・・・っと、基地整備妖精は、呟いてみたり

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