にこ「ファッションドールは恋をする」 (33)

意外性マイナーカプ「ことにこ」です。

ことほのやことうみ、にこまき推しなどの原理主義者の方々は怒りを抑えつつも読んで下さると光栄です。

では……

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にこ「うーん、これも中々良いわね……」

にこ「だけど、こっちのショートパンツと合わないし……」

にこ「あっ、こっちのレギンスとなら!」

にこ「って思ったけど、足がほんのちょっぴり短いにこにはレギンスは合わないわよね……」

にこ「このスカート可愛い! さっき見かけたパーカーとブーツに合いそうね、キープよ!」


ドンッ!


にこ「きゃっ! いたた…… 何すんのよ!」

ことり「ご、ごめんなさい! 怪我とかは……」

にこ「って、ことりじゃない。奇遇ね?」

ことり「あっ、にこちゃん! ことりはこの洋服屋さんによく来てるんだ」

にこ「あら、あんたも?」

ことり「『あんたも』ってことはにこちゃんも?」

にこ「ええ、ここは品ぞろえが豊富だし、店員のファッションセンスもにこと合うとこがあるし」

ことり「へえ、そうなんだー?」

にこ「ええ、それじゃにこはそろそろ帰るから……」


ことり「待ってにこちゃん、折角だからことりのファッションセンスも試してみない?」

にこ「あんたの? まったく、仕方ないわねぇ……」

ことり「やった♪ それじゃこっちこっちー♪」


ギュッ


にこ「ちょっと! そこまではしゃがなくても良いじゃない……」



ことり「まずはこれとこれと、それからこれね!」

にこ「『まずは』って、何着試着させるつもりなのよ!?」

ことり「良いでしょー? にこちゃん可愛いから、どんどんイメージが膨らんじゃって♪」

にこ「か、可愛い…… しょーがないわねぇ、そこまで言われたら乗ってあげるわよ!」

ことり「ありがと、にこちゃん♪」

にこ「それじゃ、ちょっと待ってなさい」


シャー スルスルッ キュッキュッ


にこ「どう?」フフン

ことり「可愛い! にこちゃんとっても可愛いよ!」

にこ「当然よ、だってトップアイドルのにこにーなんだから♪」

ことり「さすがにこちゃん! それじゃ次はこっちね!」

にこ「おっけー、ちょっと待ってて……」



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ことり「はぁ、今日はスッゴク楽しかったよ♪」

にこ「そうね、普段は一人で服を見てるから新鮮だったかもしれないわね」

ことり「ホント? なら良かった♪」

にこ「どうしてことりが喜ぶの?」

ことり「だって、自分が選んだ服を着てもらって喜んでもらえるなんて、とっても嬉しい♪」

にこ「そんなもんなの?」

ことり「そんなものなんです!」

にこ「まあ、にこのファッションセンスと比べれば劣るけど、ことりの服選びも素敵だったわよ」

ことり「やった、褒められちゃった♪」

にこ「もっと精進しなさいよね?」

ことり「それじゃ、こんなのはどう?」

にこ「……?」

ことり「またにこちゃんと一緒に服を見に行くの」

ことり「そうすれば、にこちゃんはたっくさん可愛い服を着られてことりはにこちゃんに服を着てもらえる」

にこ「なるほど、悪くないわね……」

ことり「でしょ? じゃあ来週の日曜日とかどうかな?」

にこ「ええ、どうせスクールアイドルの練習が無い日は暇だし」

ことり「友達と遊んだりしないの?」

にこ「えっ!? そ、そうね、遊んだりもするわよ!? ただ来週はたまたま遊ばなくて……」

ことり「そ、そうなんだ……」

にこ「あっ、にこはこっちだから」

ことり「うん、それじゃまた明日ね♪」

にこ「ええ、それじゃあね」



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にこ「それでね、その洋服屋でたまたまことりに会ったのよ」

希「おお、運命の出会いってやつやね?」

にこ「そこまで大仰な話でもないわよ……」

にこ「それでね、ことりにいろんな服を着せ替え人形みたいに着せられちゃって大変だったわ」ハァ

絵里「とか言いながら、とても楽しそうに話すじゃない?」

希「もう、にこっちは素直じゃないね?」

にこ「そ、そんなことないわよ! ホントに大変だったんだから!」

絵里「はいはい、分かったわよ」

希「それで、それから何かあったん?」

にこ「うん、それでね、来週の日曜日に一緒に出かけることになったのよ」

希「ほほう……」

にこ「なんでも、またいろんな服をにこに着せたいんだって。ホント疲れるわ……」キラキラ

絵里「やっぱり楽しんでるでしょ……」

希「にこっち、こういう風に出かけたりできるお友達が少なかったからね……」

にこ「それでね……」ニコニコ


         



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にこ「はぁ、集合時間より早めに来ちゃったわね」

ことり「あれ、にこちゃんもう来てたの!?」

にこ「あら、集合時間はもっと後なのに、ことりも早いわね?」

ことり「にこちゃんとのお出かけがずっと楽しみだったんだもん♪」

にこ「ふ、ふーん……」

ことり「あっ、もしかしてにこちゃんも?」

にこ「そ、そんなわけないじゃない!? ただ暇だっただけよ! ホントよ!?」

ことり「あ、あはは……」

にこ「そんなことより、さっさと行くわよ?」

ことり「はーい♪」


          



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ことり「それじゃにこちゃん、どんな感じのコーディネイトが良いですか?」

にこ「そうね、まずはことりに任せるわ。好みも割と近そうだったしね」

ことり「了解しました♪」タッタッタッタ

にこ(全く、楽しそうにしちゃって……)

にこ(まあ、楽しみにしてたって言えばにこも同じだったけど……)

にこ(こんな風にオシャレに関してお話しできる相手がいなかったし、新鮮だわ)

ことり「お待たせしましたー!」

にこ「待ってたわよ、どれどれ……」

ことり「観るよりまずは着てみてよー?」

にこ「はいはい、ちょっと待ってなさい……」


シャー スルスルッ ヌギヌギッ サッサッ キュッキュッ


にこ「良いわよ」

ことり「どれどれ……」

にこ「にこに似合う服をよく分かってるじゃない? さすがμ'sの衣装担当ね?」

ことり「だってにこちゃん可愛いから、この前も言ったようにイメージが湧いちゃうんだよ!」

にこ「ま、また可愛いって……/// と、とにかく合格よ合格!」

ことり「ありがとうございます♪」

にこ「さあ、どんどん持ってきなさい!」

ことり「了解!」


          



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ことり「楽しかったぁ……」

にこ「まあ、ことりが選ぶ服はどれもセンスあるしにこも結構楽しかったわ」

ことり「ふふふっ、ありがと♪」

にこ「それにしても、帰るにはまだ早いわよね……」

ことり「お互い、集合時間より早く来ちゃったもんね……」

にこ「そうだ、ことりはお腹空かない?」

ことり「おお、そういえばお昼食べてないんだったね」

にこ「近くのファミレスにでも寄りましょ?」

ことり「はーい♪」


          



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ことり「どれにするか悩んじゃうなぁ……」ペラッペラッ

にこ「好きなの頼んでいいわよ、先輩が奢ってあげるわよ」

ことり「えっ、そんなの悪いよ!」

にこ「良いのよ、先輩に良い顔させなさいよね?」

ことり「でも……」

にこ「にこの奢りじゃ食べられないっていうの?」ムムッ

ことり「そ、そんなことないです! いただきます!」

にこ「それでいいのよ。メニューは決まった?」

ことり「うーん、カルボナーラとミートスパゲティで悩んでるんだよね……」

にこ「なるほど、そういうことなら……」ピンポーン

店員「ご注文はお決まりですか?」

ことり「ちょっとにこちゃん、まだことりはまだ決めて無いよ?」

にこ「カルボナーラとミートスパゲティ、あとドリンクバー二つお願いします」

店員「はい、少々お待ちください」

にこ「両方頼んで、二人で食べちゃえばいいんでしょ?」

ことり「でも、にこちゃんが食べたいメニューとか……」

にこ「服屋ではことりがにこを楽しませてくれた、だから今度はにこの番よ」

ことり「にこちゃん……///」


          



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ことり「はむはむ……」

にこ「もぐもぐ……」

ことり「あっ…………」ジーッ

にこ「ど、どうかしたの?」

ことり「いや、えっと……」

にこ「なによ、気になるじゃない!?」

ことり「ここ、クリームソースが付いてるよ」

にこ「えっ、恥ずかしいわね……」フキフキ

ことり「そっちじゃなくて……」ペロッ

にこ「ちょ、ことり!?///」ボフッ

ことり「ご、ごめん!」

にこ「いいい、いきなり舐めとるなんて……///」

ことり「ま、周りから見たらことりたちって恋人同士に見えるのかなぁ、って考えてたから、つい……///」

にこ「も、もう……///」


          



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にこ「~~♪」ニコニコ

希「にこっち、嬉しいことでもあったん?」

絵里「珍しく顔が綻んでるけど?」

にこ「別に何でもないわよ♪」

希「絶対ウソやん……」

絵里「絶対ウソね……」

にこ「ふふーん、そんなに気になる? 気になっちゃう?」

希「え、まあ……」

にこ「実はね、また今度ことりとお出かけするのよ!」

絵里「そう、それは良かったじゃない」

にこ「今度は服だけじゃなくて小物も見に行くのよ♪」

希「た、楽しんでき?」

にこ「もちろんよ♪」


          



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あれから、ことりとはよくお出かけするくらい仲良くなったわ

毎週末は必ずお互いが予定は空けるようにしてるし

なに? にこはいつだって空いてるだろ、ですって!?

い、いつスクールアイドルの練習が入っても良いように敢えて空けてるのよ!


それと、最近はことりと一緒に居る時間が増えた気がするわ

ことりは唯一にこのファッショントークに着いてこられるし、スイーツのお話だって

何と言うか話が合うのよね、ことりは

そのせいで、ことりのことを考えることが多くなったかもしれないわね


べ、べつに深い意味はないわよ!?

確かにことりと一緒に居ると安らぐというか、安心できるというか……

それに、ことりは誰よりも女の子らしくて可愛いし、まさにアイドルって感じよね

まあ、にこほどじゃないけどね?

でも、ことりの可愛さは何か惹きつけるものがあって

だけど、時々ドキッとさせるような小悪魔っぽさもあったりするし


うん、やっぱりことりは掛け値なしに可愛い

μ'sの中でもにこの次くらいにね?


          



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穂乃果「最近ことりちゃんとにこちゃん、仲良いよねー?」

希「週末にはよくお出かけしてるみたいやね」

花陽「そういえば、昼休みに一緒にご飯食べてるところを見ました!」

凛「とっても仲良しだったにゃー!」

真姫「あの二人ってやっぱり付き合ってるのかしら?」

絵里「そうね、にこが口を開けばことりの名前ばかりだし」

海未「ことりもにこの話をすることが増えた気がしますね」

穂乃果「ってことはやっぱりあの二人は恋人同士なんだよ!」

花陽「はい、間違いありません!」


ガチャッ


にこ「廊下まで声が聞こえてるわよ?」

ことり「楽しそうなお話してたけど、どうしたの?」

絵里「違う学年なのに一緒に部室に来るなんて……」

海未「さっき教室で誘ったときは『先に行ってて』と言ってましたし……」

真姫「これは間違いないわね……」

希「二人はやっぱり……」


          



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にこ「に、にことことりがここ、恋人同士ですって!?」

ことり「そ、そんなんじゃないよ!?」

穂乃果「ええっ、違うの!?」

希「にこっちだって、毎日ことりちゃんの話してるやん!?」

ことり「そ、そうなのにこちゃん?」

にこ「ま、まあね……」

海未「ことりこそ、毎日日曜日が楽しみだ、と言ってたではありませんか?」

にこ「そうなの?」

ことり「あ、あはは……」

絵里「で、にこはことりのことどう思ってるの?」

花陽「やっぱり好きなんですか!?」

にこ「い、いきなり何聞いてんのよ!?」

真姫「ここではっきりさせといた方がいいんじゃない?」

にこ「そんな必要ないわよ!」

海未「ことりはどうなのですか?」

穂乃果「ことりちゃんはにこちゃんのことどう思ってるの?」

ことり「えっ、ことり? もちろんにこちゃんのことは好きだよ?」

にこ「えっ!?」

ことり「オシャレのお話とか、スイーツのお話とかとっても楽しいし」

ことり「いいお友達だと思ってるよ」

凛「お友達として好きってこと?」

ことり「う、うん、そんな感じかな……」

にこ「だから言ったでしょ? にことことりは何にもないわよ!」

穂乃果「なーんだ……」

希「まあ、これが普通なんやけど……」


          



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にこ「ま、全く…… とんだ勘違いよね?」

ことり「ことりは全然いいけど、にこちゃんは嫌だった?」

にこ「えっ、どうして?」

ことり「だって、にこちゃんこんなに可愛いし」

にこ「か、かわ……///」

ことり「にこちゃんみたいな子と恋人同士になれたら、その子はきっと幸せだよね」

にこ「や、やめなさいよ!///」

ことり「あはは、ごめんごめん」

にこ「もう、先輩をからかうんじゃないわよ……///」

ことり「ごめんごめん…… それじゃ、また日曜日にいつもの場所ね♪」

にこ「ええ、ことりこそ遅れんじゃないわよ?」

ことり「分かってるよ、それじゃっ」

にこ「ええ、またね」


          



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にこ「全く、にこがことりと恋人同士なんて……」

にこ「にことことりが、恋人同士……」


よく考えたら、いつもことりとお出かけしてるのって

世間的に言えば、デートじゃない!?

服を見て、ご飯を食べて、映画を観たりして……

そう考えたら、希や穂乃果達が間違えちゃうことだって納得ね……


そうよね、つまりいつもにことことりが一緒に居る様子って

周りからすればまるで恋人同士ってことじゃない!


そんな風に見られるのって、ことりは迷惑よね……

なら、もうちょっと抑えるべきかしら……


だけど、にこはことりと一緒に居る時が一番楽しいし

ことりと一緒に居られないなんて、そんなの嫌よ!

ずっとことりと一緒に、オシャレの話とかスイーツの話とかしたいし……


仮に、ことりが周りからにこと恋人同士だって見られることが嫌じゃなかったとしたら

ことりはにこのことが好きってことなんじゃないかしら……?

仮に、ことりとにこが本当に恋人同士になったとしたら

や、やっぱりキスとかするのかしら……


にこ「こ、ことりとキス……///」ボフッ


は、恥ずかしいけどことりとだったら……

だってことりはとっても可愛いし

だから、嫌ではない……

いや、むしろことりとキスしてみたいかも……


って、何考えてんのよ!

これじゃまるで、にこがことりのことを本当に好きみたいじゃない!


あれ、もしかしてにこって……


にこ「ことりのこと、好きなの……?」


          



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にこ(はぁ、あれから余計にことりのことを意識するようになっちゃったわ……)

にこ(そのせいで待ち合わせに遅刻しそうだし!)

にこ「はぁ、はぁ……」タッタッタッタ

にこ(やっぱり、今日のお出かけもデートみたいなものよね……)

にこ(そ、そんなこと考えてたらドキドキしてきたじゃない!)


          



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ことり「あっ、にこちゃん!」

にこ「ご、ごめんことり……」

ことり「もう、遅れちゃダメって言ったのに……」

にこ「は、反省してるわ……」

ことり「ううん、気にしてないよ♪ それより、今日のにこちゃんの私服とっても可愛い!」

にこ「えっ、そうかしら……///」

ことり「うん、さすがにこちゃんだよ♪」

にこ「服選びに時間かけたんだし、当然よ!」

にこ(ことりとデ、デートだって考えたら気合入っちゃったわ……///)

ことり「それじゃ、いつものお洋服屋さんで良い?」

にこ「ええ、もちろんよ」

ことり「それじゃ、レッツゴー!」


ギュッ


にこ「っ!///」バッ

ことり「あっ! ご、ごめん…… 嫌だった……?」

にこ「そ、そんなことないけど……///」

ことり「う、ううん、ことりが無神経だったから。それじゃ行こっか?」

にこ「う、うん……」


           



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ことり「よっし、じゃあいつも通りよろしくね♪」

にこ「ええ、任せなさい!」

ことり「それじゃ、まずはこれとこれね!」


シャー ヌギヌギ スルスル キュッキュッ


ことり「あっ、にこちゃんこれ忘れてたよ」ヒョコッ

にこ「きゃあっ!」

ことり「わっ、ごめん嫌だった?」

にこ「そ、そんなんじゃないけど…… とりあえず着替えてる途中だから出てくれる……?」

ことり「あっ、ごめんね……」

にこ(こ、ことりに着替えてるところ見られた……)

にこ(はあ、こんな貧相な胸じゃことりも……)

にこ(って、ことりも何よ!? 別ににこの胸とことりは関係ないわよ!)

にこ(全く、今日のにこは何か変だわ……)

にこ(やっぱり、ことりのことを意識しすぎてるのかしら……)

にこ「はぁ……」


          



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その後、ことりと一緒に『いつも通り』に小物雑貨を見たり

『いつも通り』に食事をしたり

だけど、にこ自身は『いつも通り』じゃない……


ことりと一緒に居るだけで、手を握られるだけで

たったそれだけで胸がドキドキしちゃう


やっぱりにこは、ことりのことが……


          



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ことり「そろそろ暗くなってきたね」

にこ「そ、そうね……」

ことり「それじゃ今日はここまでにしよっか?」

にこ「え、ええ……」

ことり「…………」

にこ「…………」

ことり「お別れする前に、ちょっと公園で話さない?」

にこ「えっ?」

ことり「大切な話だから、ね?」

にこ「うん……」


          



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ことり「そこのベンチに座ろっか?」

にこ「ええ、そうね」

ことり「ふぅ……」

にこ「それで、話って何なの?」

ことり「うん……」

にこ「…………」

ことり「今日のにこちゃん、楽しそうじゃなかったよね?」

にこ「えっ、私が?」

ことり「うん、ずっと考え事してるような感じだったし」

にこ「そ、そんなことないわよ? とっても楽しかったわ!」

ことり「また、無理してるよね?」

にこ「うっ……」

ことり「にこちゃん、ことりのこと嫌いになっちゃった……?」

にこ「えっ……」

ことり「もしかして、ことりがにこちゃんを振り回すから……」

にこ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ……」

ことり「ごめんね、にこちゃん…… ことり、何も考えてなかった……」

にこ「にこがことりを嫌いに……」

ことり「うん、ごめんね……?」


      

にこ「なる訳、ないじゃない……」

ことり「えっ……?」

にこ「ことりのことを嫌いになんて、なるわけないじゃない!?」

にこ「逆よ、真逆なの! ことりの事を好きになっちゃったのよ!」

ことり「にこ、ちゃん……?」

にこ「この前、部室でみんなに恋人同士じゃないか、って疑われた時」

にこ「あの時から、ことりのこと意識するようになって……」

にこ「それからいろいろ考えてみたのよ……」

にこ「そしたら、やっぱり好きなのよ!」

ことり「…………」

にこ「にこはことりの事、好きよ、愛してるの!」

にこ「だから、今日はドキドキしっぱなしで」

にこ「ごめんね、ことりに心配させちゃって……」

にこ「ことりの答え、聞かせてくれる?」

ことり「……きだよ」

にこ「え?」

ことり「好きだよ」

ことり「ことりも、にこちゃんの事大好きだよ!」

ことり「笑顔でいろんな服を着てくれるにこちゃんが、とっても可愛くて」

ことり「もう、にこちゃんの笑顔が頭から離れないの!」

ことり「だから、ことりもにこちゃんが大好きだよ?」

にこ「……くくく」

ことり「にこちゃん?」

にこ「ぷぷぷっ、何よ…… ふふふっ……」

にこ「両想いだったなら、あんなに悩まなくても良かったんじゃない……」

ことり「ことりも、ずっと悩んでたんだよ? そして、今日にこちゃんに告白しようと思ってた」

にこ「そうだったの?」

ことり「うん、だけど先越されちゃった。さすがにこちゃんだね♪」

にこ「ふんっ、当然よ♪」


         

ことり「…………ねえ、ことりたちってもう『恋人同士』なんだよね?」

にこ「ことりがそれで良いなら、にこは賛成よ?」

ことり「それじゃ、キス、してみない?」

にこ「き、キス……?///」

ことり「うん、にこちゃんとキスしたいな、って…… ダメ、かな?」

にこ「早く、しなさいよ……///」

ことり「えっ?」

にこ「ほ、ほら! ことりから! キス、したいんでしょ……///」

ことり「う、うん……///」


チュッ


にこ「あ、あぅ……///」

ことり「キス、しちゃったね……///」

にこ「か、確認しなくていいわよ!///」

ことり「ご、ごめん……///」

にこ「…………」

ことり「…………」

にこ「あの、ことり……?」

ことり「ひゃいっ!」

にこ「えっと、良かったらなんだけど…… 今日、ウチに泊まらない?」

ことり「良いの?」

にこ「お、親がいなくて寂しかったから……/// 二人きりでも、良いなら……///」

ことり「えっ、それって……」

にこ「せ、説明させないでよね……///」

ことり「それじゃ、お邪魔しようかな……///」

にこ「う、うん……///」


          



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そしてにことことりは恋人同士になったの

えっ、その後何をしたのかって!?

べ、べつに何もしてないわよ!///


μ'sのみんなに思いっきりからかわれたとか

にこが卒業する時にことりが大号泣することになったとか

そういうのはまた別のお話、ってことで





とりあえずこれで今回のお話は終わり! ハッピーエンドよ!


          



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――――5年後


ことり「お疲れさま、にこちゃん」

にこ「まったく、何回アンコールするのよ……」

ことり「だけど、それだけファンのみんながにこちゃんのことを好きだってことだよ」

にこ「そうね、それは嬉しいことだわ」

ことり「それでねにこちゃん、帰ったら新しい衣装の試着をしてほしいんだけど!」

にこ「こ、このあとに!?」

ことり「うん、だって早くあの衣装を着た『可愛い』にこちゃんが見たいんだもん!」

にこ「しょ、しょーがないわねぇ……///」

ことり「さっすがにこちゃん♪」


          



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そして5年後、にこはアイドルに、ことりはファッションデザイナーになったわ

社会人になればお別れになっちゃうかと思ったら

ことりがにこと一緒に住みたいって言い出すんだもの

まあ、にこから切り出そうと思ってたんだけど


ってなわけで、結局にことことりはずーっと幸せに暮らしていくって訳ね

にこのスケジュールが空いたときは、あの時のように服屋でことりの選んだ服を試着したりしてるわ

ホント、いつになってもことりは変わらないんだから……


どうでも良いけど、にこのバストもサイズが変わらないんだけど……

ことりはサイズが変わらないおかげで服を作るときに毎回計らなくて済む

とか言ってるけど、それはそれでショックだっての……


はい、これで今回のお話は本当に終わりよ

これまでもこれからも、にこはことりとずっと幸せに暮らしていく

世界中のみーんなが嫉妬しちゃうくらいに、ね♪



    

はい、終わりです。

マイナーカプも面白そうなのがたくさんありますし、
どんどん開拓しましょうよ!

少なくとも、ことにこはアリだということが分かりましたし、ね♪

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