【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】 (1000)

注意書
・前作【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】シリーズの続編。よって初見の人はそちらから読むこと推奨
・今回もオリキャラ出るので苦手な人はすいません
・当然展開次第でバッドエンドあり
・ネタバレあり

こんなものかな。あと前作の最初のスレと同時進行のスクールモードも貼っときます


【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】
【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1383925062/)

【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【スクールモード】
【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【スクールモード】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389238864/)


前作より難易度高めを目指します(無茶)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1390055397

前作からお付き合いしてくださってる人はまたしばらくよろしくお願いします
今作が初めてな方ははじめまして

ではさっそくですが登場キャラの才能決めです
幸運枠を除外しての15人分ですね

なお今回ももしかすると不採用が出るかもしれません、そこはすいません……

あ、すいませんここから15人出揃うまで安価取ります
ではどうぞ

超高校級の鍵師
超高校級のデザイナー
超高校級の書道家
超高校級のマジシャン
超高校級の獣医
超高校級の論理学者
超高校級のアイドル
超高校級のランナー
超高校級の狙撃手
上記9名確定採用。残りの枠はすいませんが不採用

では残り6人分の才能が出揃うまで安価取ります
なお前作の剣道家や探偵、今作のアイドルのように原作にある才能でも構いません(そればかりだとアレですけどね)
同学年じゃなければ才能被っててもいい……んだよね?

ではどうぞ

超高校級の童話作家
超高校級の拷問官
超高校級の写真家
上記3名確定採用。残りの枠はすいませんが不採用となります

あまり難しくなさそうな才能だと嬉しい……
残り3名の才能ですね

この際多めに↓7くらいまで取ります

超高校級の棋士
超高校級のパティシエ
超高校級の拳法家
上記3名確定採用

これで幸運を含めた16人が出揃いました
連投……いないよね? 何か不手際があれば指摘ください

拷問官をそのままはまずい気もする
何か隠れ蓑なりがあれば…

超高校級の鍵師 男
超高校級のデザイナー 女
超高校級の書道家 女
超高校級のマジシャン 男
超高校級の獣医 女
超高校級の論理学者 女
超高校級のアイドル 女
超高校級のランナー 男
超高校級の狙撃手 男
超高校級の童話作家 女
超高校級の拷問官 女
超高校級の写真家 男
超高校級の棋士 男
超高校級のパティシエ 男
超高校級の拳法家 男
超高校級の幸運 女

性別を均等に分けさせていただきました
では次は主人公判定。↓5までで男に割り振られた才能を一つ書き込んでください
コンマ一番高いレス採用

マジシャン

棋士

鍵師やね

棋士

つーか軒並み高いんだけどどういうことなの…

圧倒的コンマ率……!!
主人公は鍵師さんになりましたー

あと拷問官についての指摘があったので↓5くらいまでで女の才能を再安価
その中にも適したものがなければこれまでの中から一つ採用します

どこかのチャプターで真っ先に疑われることになりそうだ、それもまた楽しみ

看護師

検察官

吹奏楽部

悩み抜いた末に決めました
超高校級の拷問官を不採用にして代わりに超高校級の声優を女枠に採用します

拷問官の安価くださった人、すいません……

続いて主人公のステータス決め
↓3までで名前とスキルキーワードを二つどうぞ
なお↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします

割と平凡?

【超高校級の鍵師】夏目開人(ナツメカイト)
集中力 7
交友力 6
スキル
状況判断能力→裁判パートのすべてのミニゲームで使用可能
集中力を1消費し、選択肢を絞る
お人好し→困ってる人は助けないと気が済まない質。他にも損な役回りをすることがあるかも

(あ、これ主人公兼貧乏くじ枠だ…)

では続いて幸運枠の判定だけでもしておきますか
↓3までで女の名前とスキルキーワードを二つどうぞ
さらに↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします

白帆 銀子(しらほ ぎんこ)
ツッコミ気質 姉御肌

都築 優姫(つづき ゆうき)
ケンカ両成敗

言薙蒔絵(ことなぎまきえ)
楽天家、存在感マイナス

この速さみんな用意してたんだな、流石だ

【超高校級の幸運】影山詩乃(カゲヤマシノ)
集中力 6
交友力 0
スキル
不幸と幸運→不幸が訪れるとその後それに見合うだけの幸運が必ず訪れる
推理力→普通より高めの推理力。すべてのパートで集中力にプラスの補正値
ネガティブ思考→普通よりかなり後ろ向きな思考の持ち主? 親密度が上がりづらい

うん、マジで女狛枝だ

名前どうしよ……言薙蒔絵をリロってなかったから見逃してまった

(書いた本人なので余計なこと言わんでおく)

今決まってるの

【超高校級の鍵師】夏目開人(ナツメカイト)
集中力 7
交友力 6
スキル
状況判断能力→裁判パートのすべてのミニゲームで使用可能
集中力を1消費し、選択肢を絞る
お人好し→困ってる人は助けないと気が済まない質。他にも損な役回りをすることがあるかも


【超高校級の幸運】影山詩乃(カゲヤマシノ)
集中力 6
交友力 0
スキル
不幸と幸運→不幸が訪れるとその後それに見合うだけの幸運が必ず訪れる
推理力→普通より高めの推理力。すべてのパートで集中力にプラスの補正値
ネガティブ思考→普通よりかなり後ろ向きな思考の持ち主? 親密度が上がりづらい

もう少し決めておこう……

超高校級の童話作家
↓3くらいまでで女の名前とスキルキーワードを二つどうぞ
さらに↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします

白帆 銀子(しらほ ぎんこ)
ツッコミ気質
苦労人

有賀 橙花(ありが とうか)
空想好き

めんどくさそうな子に…

【超高校級の童話作家】五十隅陽毬(イスズミヒマリ)
集中力 1
交友力 1
スキル
空想好き→職業柄空想が好きで、物事の順序を組み立てるのも得意
能天気→おっとり? 交友力に少しの補正値
前向きマジック→辛いときこそ前向きに行こうという自分なりのポリシー

留学生枠入れたいが…

あと写真家と声優だけ決める

まずは写真家から
↓3までで男の名前とスキルキーワードを二つどうぞ
さらに↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします

久野 十蔵(くの じゅうぞう)
ポーカーフェイス
激情家

大碕 坤(おおさき ひさ)
スケベ男

日野映一(ひのえいいち)
観察眼、アグレッシブ

全体的に低いぞ今回の連中!

【超高校級の写真家】雪咲影撮(ユキサキエイト)
集中力 3
交友力 1
スキル
独自の拘り→写真にかける自分だけの拘りがある
アグレッシブ→気に入った光景の写真を撮るときは積極的

今回ラスト。

↓3くらいまでで女の名前とスキルキーワードを二つどうぞ
さらに↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします

あと声優繋がりで好きな声優の名前もどうぞ

時槻 調(ときつき しらべ)
関西弁 どんな汚い字でも読める

湯川ほのか(ゆかわほのか)
萌えキャラ、アピールセンス
当然田村ゆかり

古都 響
(こと ひびき)

サービス精神旺盛
プロ根性

名前書いた分遅れたァ!

灰戸 唯音(はいと いおん)

声真似
パフォーマー

ほんでタフだなこの子は

声優そこまで詳しくないんだよな…
たみー

【超高校級の声優】湯川ほのか(ユカワホノカ)
集中力 9
交友力 4
スキル
生真面目→自分のやるべきことになると生真面目になる。場面によって集中力にさらなる補正値
萌えキャラ→職業柄かその声の癖が抜けずにいる。相手によっては交友力にマイナス補正値
天然→普段はどこかずれている発言をする場合も

現在決まったお方

【超高校級の鍵師】夏目開人(ナツメカイト)
集中力 7
交友力 6
スキル
状況判断能力→裁判パートのすべてのミニゲームで使用可能
集中力を1消費し、選択肢を絞る
お人好し→困ってる人は助けないと気が済まない質。他にも損な役回りをすることがあるかも


【超高校級の幸運】影山詩乃(カゲヤマシノ)
集中力 6
交友力 0
スキル
不幸と幸運→不幸が訪れるとその後それに見合うだけの幸運が必ず訪れる
推理力→普通より高めの推理力。すべてのパートで集中力にプラスの補正値

【超高校級の写真家】雪咲影撮(ユキサキエイト)
集中力 3
交友力 1
スキル
独自の拘り→写真にかける自分だけの拘りがある
アグレッシブ→気に入った光景の写真を撮るときは積極的
ネガティブ思考→普通よりかなり後ろ向きな思考の持ち主? 親密度が上がりづらい

【超高校級の童話作家】五十隅陽毬(イスズミヒマリ)
集中力 1
交友力 1
スキル
空想好き→職業柄空想が好きで、物事の順序を組み立てるのも得意
能天気→おっとり? 交友力に少しの補正値
前向きマジック→辛いときこそ前向きに行こうという自分なりのポリシー

【超高校級の声優】湯川ほのか(ユカワホノカ)
集中力 9
交友力 4
スキル
生真面目→自分のやるべきことになると生真面目になる。場面によって集中力にさらなる補正値
萌えキャラ→職業柄かその声の癖が抜けずにいる。相手によっては交友力にマイナス補正値
天然→普段はどこかずれている発言をする場合も

もう少し決めとく? むしろ人まだいます?

あ、ちなみに作者の好きな声優は沢城さんです

むしろ個人的にはババっと行きたいが>>1に任せる

いないと思ったか?
別に今決めなくても

【超高校級の鍵師】夏目開人(ナツメカイト)
集中力 7
交友力 6
スキル
状況判断能力→裁判パートのすべてのミニゲームで使用可能
集中力を1消費し、選択肢を絞る
お人好し→困ってる人は助けないと気が済まない質。他にも損な役回りをすることがあるかも


【超高校級の幸運】影山詩乃(カゲヤマシノ)
集中力 6
交友力 0
スキル
不幸と幸運→不幸が訪れるとその後それに見合うだけの幸運が必ず訪れる
推理力→普通より高めの推理力。すべてのパートで集中力にプラスの補正値
ネガティブ思考→普通よりかなり後ろ向きな思考の持ち主? 親密度が上がりづらい

【超高校級の写真家】雪咲影撮(ユキサキエイト)
集中力 3
交友力 1
スキル
独自の拘り→写真にかける自分だけの拘りがある
アグレッシブ→気に入った光景の写真を撮るときは積極的

【超高校級の童話作家】五十隅陽毬(イスズミヒマリ)
集中力 1
交友力 1
スキル
空想好き→職業柄空想が好きで、物事の順序を組み立てるのも得意
能天気→おっとり? 交友力に少しの補正値
前向きマジック→辛いときこそ前向きに行こうという自分なりのポリシー

【超高校級の声優】湯川ほのか(ユカワホノカ)
集中力 9
交友力 4
スキル
生真面目→自分のやるべきことになると生真面目になる。場面によって集中力にさらなる補正値
萌えキャラ→職業柄かその声の癖が抜けずにいる。相手によっては交友力にマイナス補正値
天然→普段はどこかずれている発言をする場合も

もう二、三人決めときます

超高校級の獣医
↓3くらいまでで女の名前とスキルキーワードを二つどうぞ
さらに↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします

灰羽 優子
無口
動物には優しいが人には厳しい

犬飼千恵
あほの子

犬山音子(いぬやまねこ)
スキンシップ、宥めすかし

直後にほのかちゃんを凌ぐスペック!

【超高校級の獣医】兎呑巳弧(トノミミコ)
集中力 9
交友力 6
スキル
怪しい魅力→大人の色っぽさ? 怪しい魅力で人は集まりやすい
無口→あまり進んで喋りはしないけど、だからといってまったく話さないわけではない

罪木枠か七海枠か…

超高校級のマジシャン
↓5くらいまでで男の名前とスキルキーワードを二つどうぞ
さらに↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします

秋穂 穣(あきほ みのる)

人見知り
諦め癖

ジョー・ホイットニー
ショータイム、過剰演出

チャラ男枠?

【超高校級のマジシャン】ジョー・ホイットニー
集中力 1
交友力 7
スキル
器用な指先→手先はかなり器用
過剰演出→マジックやその他のときでも何かと過剰演出しがち

もうなんか恥ずかしいことになりそうwwwwww

今回ラスト!

超高校級のアイドル
↓5くらいまでで女の名前とスキルキーワードを二つどうぞ
さらに↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします

彩宮 倫(あやみや りん)

世話焼き
味覚音痴


神無月 和美(かんなづき かずみ)
よく思いつきだけで行動

しかも精神力0…やべえよ

すまぬ?

【超高校級のアイドル】最咲愛花(サイザキアイカ)
集中力 0
交友力 4
スキル
ヤンデレ→もはや言うまでもあるまい……
ライバル意識→仕事も恋もライバルがいればそれだけで燃えるタイプ
世話好き→甲斐甲斐しくも健気に世話を焼きます

(アカン)
この子は他の人に任せよう、そうしよう!ただでさえ貧乏くじ引きそうな主人公なんだもの!

現在決まったお方


【超高校級の鍵師】夏目開人(ナツメカイト)
集中力 7
交友力 6
スキル
状況判断能力→裁判パートのすべてのミニゲームで使用可能
集中力を1消費し、選択肢を絞る
お人好し→困ってる人は助けないと気が済まない質。他にも損な役回りをすることがあるかも

【超高校級の幸運】影山詩乃(カゲヤマシノ)
集中力 6
交友力 0
スキル
不幸と幸運→不幸が訪れるとその後それに見合うだけの幸運が必ず訪れる
推理力→普通より高めの推理力。すべてのパートで集中力にプラスの補正値
ネガティブ思考→普通よりかなり後ろ向きな思考の持ち主? 親密度が上がりづらい

【超高校級の写真家】雪咲影撮(ユキサキエイト)
集中力 3
交友力 1
スキル
独自の拘り→写真にかける自分だけの拘りがある
アグレッシブ→気に入った光景の写真を撮るときは積極的

【超高校級の童話作家】五十隅陽毬(イスズミヒマリ)
集中力 1
交友力 1
スキル
空想好き→職業柄空想が好きで、物事の順序を組み立てるのも得意
能天気→おっとり? 交友力に少しの補正値
前向きマジック→辛いときこそ前向きに行こうという自分なりのポリシー

【超高校級の声優】湯川ほのか(ユカワホノカ)
集中力 9
交友力 4
スキル
生真面目→自分のやるべきことになると生真面目になる。場面によって集中力にさらなる補正値
萌えキャラ→職業柄かその声の癖が抜けずにいる。相手によっては交友力にマイナス補正値
天然→普段はどこかずれている発言をする場合も

【超高校級の獣医】兎呑巳弧(トノミミコ)
集中力 9
交友力 6
スキル
怪しい魅力→大人の色っぽさ? 怪しい魅力で人は集まりやすい
無口→あまり進んで喋りはしないけど、だからといってまったく話さないわけではない

【超高校級のマジシャン】ジョー・ホイットニー
集中力 1
交友力 7
スキル
器用な指先→手先はかなり器用
過剰演出→マジックやその他のときでも何かと過剰演出しがち

【超高校級のアイドル】最咲愛花(サイザキアイカ)
集中力 0
交友力 4
スキル
ヤンデレ→もはや言うまでもあるまい……
ライバル意識→仕事も恋もライバルがいればそれだけで燃えるタイプ
世話好き→甲斐甲斐しくも健気に世話を焼きます

イメージはモバマスのまゆとか、ラインバレルの九条さんとかその辺か

というわけでちょうど半分決まったところで中断なの

おかしいな……愛花さんに神代さんの影が見えるよ……?(白目)

あとは七海枠、罪木枠決めないとなぁ……
ふへへ、未来機関の裏切り者は誰かなぁ?(錯乱)


ちなみにその枠に収めるつもりで入れたのがあったり…

乙 才能決め過ぎてから参加だったのでほぼ即興だった ショボン

乙 言いたいことはあるけどただの採用されなかったやつのわがままなんで自重しとく

乙なの
おれ、前作の始めでキャラ安価取れなかったから
今度こそは安価取るんだ…

乙です
夏目くんは現時点で既に好青年のイメージに溢れてるなぁ
名前も南の島に合った爽やかさでいいカンジ

なんか始まってもないのに既にガンダムWのデュオとかペルソナ4の花村とか、その辺りのイメージが

超高校級のデザイナー 女
超高校級の書道家 女
超高校級の論理学者 女
超高校級のランナー 男
超高校級の狙撃手 男
超高校級の棋士 男
超高校級のパティシエ 男
超高校級の拳法家 男

残りはこの8名ですね
次の更新はあらかじめ予告しますので、それまでに考えておいてくれると助かるの

俺・・・1の十神枠 狙うんだ 狛枝枠ならもう詩乃ちゃんいるし


七海枠、罪木枠そして豚神枠
夏目君マジジュネス

>>224
そんな思惑には乗らんよ!

>>225
誘導して少ししてからやるべきでしたね……すいません

>>226
拷問官の安価くださった人ですかね
すいませんでした……

>>227
頑張ってください! 女の子はまだ残ってますよ!(錯乱)

>>228
御陵さんと違いまさに平凡そうな子に仕上がりました

拷問官の安価とったの自分ですよー
考えなしに異常者枠の才能をぶちこもうとして申し訳なかったと反省している

乙。1人、田中枠の中二病いれたいな

>>231
頑張るのです!

>>232
夏目君死なないよね……?

>>234
そして考えもなしにその異常者枠に女の子ぶちこんでた自分……

>>235
狙撃手かランナーあたりがオススメ……?
ぶっちゃけこられても捌きに困る。中二病ムズいのさ

寝る。乙でした


馬鹿野郎!普通の学生だったはずが極限状態で壊れて行くのが面白…スリルがあるんだろ!

ヤンデレっぽいのが三人ぐらいいる

>>241
これは殺しが捗る


おはようございます
今日は21時30分頃から残りのメンバーを決めたいと思います
前みたいに本編途中で決めてけばええやん、とも思いましたがそうするといろいろややこしいかなと。決めるものは先に決めときたいしね

すでに夏目君が苦労する展開がありありと予測できるという……御陵さんなんてたいしたことなかったんや

いや、昨日の言いたいことというのは採用基準ってどうなってるのかなーっと
自分が考えてるのこのままだと採用されなさそうだったんでそう思っただけ

どの道時間的に取れそうにないけど

>>243
一応↓3くらいまでとか表記して、その間にある名前やスキルキーワードを可能な限り採用してます(名前とスキルキーワードは別々の人から採用してることもある)
範囲外の人のでも出来る限り採用してるつもりなのですが……
すいません、前作はこのやり方で問題なかったので引き続きこのやり方を取らせてもらいました

他の人も思ったことはどんどん言ってもらって構いませんのでよろしくお願いします

22時頃になりそうです
お願いします

それでは少しの間のあとで引き続き残りのメンバー決めを行いたいと思います
人いればよろしくお願いします

行くんだべ

超高校級のパシティエ
↓5くらいまでで男の名前とスキルキーワードを二つどうぞ。その中から作者が組み合わせます
なお↓3のコンマ十の位を集中力、一の位を交友力とします

【超高校級のパシティエ】甘露寺慶紀(カンロジケイキ)
集中力・5
交友力・5
スキル
プライドの塊→パシティエとしてのプライドを汚されたと思うと親密度が減少する傾向に
容姿端麗→整った顔立ちと背丈で相手によって交友力に補正値

お次は超高校級の書道家で

↓5くらいまでで女の名前とスキルキーワードを二つどうぞ。その中から作者が組み合わせます
なお↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします

筆豆 小豆(ふでまめ あずき)
書物中毒
隠れ美人

【超高校級の書道家】筆原鈴莉(フデハラスズリ)
集中力・5
交友力・8
スキル
抜群の集中力→場面により集中力に補正値
努力家→どんな状況でも努力をすることを怠らない

超高校級のランナー
↓5くらいまでで男の名前とスキルキーワードを二つどうぞ。その中から作者が組み合わせます
なお↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします

佐倉 華菜芽(さくら かなめ)

細マッチョ
中性的

【超高校級のランナー】足立千里(アダチセンリ)
集中力・5
交友力・5
スキル
俊足→常人より足が速く、体力もある
さわやか→スポーツマン特有のさわやかさの持ち主。一部を除いた全員に交友力でプラスの補正値

超高校級の狙撃手
36分までで出た男の名前とスキルキーワードで決めます
さらに↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします

遠雁寺 四季(えんがんじ しき)
被害妄想
動物好き

虹谷 風穴

瞬発力 びびり

【超高校級の狙撃手】砂射才斗(スナイサイト)
集中力・6
交友力・9
スキル
鷹目→暗闇の中でも比較的遠くまで見える。ただしその時々で目が慣れるまでのラグあり
自信家→自分の才能にかなりの自信がある

今日のコンマは恵まれてんべ!

超高校級のデザイナー
49分までで出た女の名前とスキルキーワードで作ります
なお↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします

彩波 真帆(あやなみ まほろ)
トラブルメーカー
チャンスメーカー

彩波 真帆(あやなみ まほろ)
トラブルメーカー
チャンスメーカー

今井 莓(いまい まい)

寂しがり屋
喘息持ち

【超高校級のデザイナー】姶良雪華(アイラユキカ)
集中力・6
交友力・6
スキル
美的好奇心→職業柄か美に対しては厳しく、新たな美を求める傾向にもある
突然の閃き→全パートにて時々的を射抜くようなことを言う

地雷が来ないな……

超高校級の棋士
23時までで出た男の名前とスキルキーワードで作ります
なお↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします

棋儀 歩(きぎ あゆむ)
棋上の空論
名手の采配

駒場 遊戯 (こまば ゆうぎ)
感覚派 怖いもの知らず

【超高校級の棋士】棋儀歩(キギアユム)
集中力・6
交友力・6
スキル
名手の采配→各人の役割を分担する際に適材適所に置くことができる
直感→土壇場での感は冴えてる方

本日6人中4人のコンマ判定がゾロ目な件


超高校級の拳法家
12分までで出た男の名前とスキルキーワードで作ります
さらに↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします

甲斐力 菖蒲(かいりき あやめ)
心は乙女
体は世紀末覇者

無吹 健(むぶき けん)

ピンチに燃える
マゾっ気

長いですかね? 一応5分は取ってるのですが……

というわけでここまで!

【超高校級の拳法家】正道健一(セイドウケンイチ)
集中力・7
交友力・8
スキル
戦闘狂→とにかくバトルが大好き。常日頃戦いを求めてる?
正義の拳→この拳は弱者を守るため、というのがポリシー

ラスト!

超高校級の倫理学者
20分までで出た女の名前とスキルキーワードで作ります
さらに↓3のコンマの十の位を集中力、一の位を交友力とします



論依 翔子(ろんより しょうこ)
並列思考
ダメ人間

屋久張 林檎(やくはり りんご)

好奇心旺盛
ツッコミ

数導 有価 (すうどう ゆうか)
人嫌い 軽薄

つーかよく見たら「論理学者」じゃなくて「倫理学者」だったわ。
しまった。

【超高校級の倫理学者】言乃木揺(コトノキユラメ)
集中力・6
交友力・3
スキル
言葉攻め→言葉で相手を追い詰めるのを好む。そこに愉悦を感じるのかも
疑いの心→人嫌い、とまではいかないがまず他人を疑うところから物事を始める傾向にある

倫理学者→論理学者に訂正
すまない! ホントにすまない!

通信簿

【超高校級の鍵師】夏目開人(ナツメカイト)男
集中力 7
交友力 6
スキル
状況判断能力→裁判パートのすべてのミニゲームで使用可能
集中力を1消費し、選択肢を絞る
お人好し→困ってる人は助けないと気が済まない質。他にも損な役回りをすることがあるかも

【超高校級の幸運】影山詩乃(カゲヤマシノ)女
集中力 6
交友力 0
スキル
不幸と幸運→不幸が訪れるとその後それに見合うだけの幸運が必ず訪れる
推理力→普通より高めの推理力。すべてのパートで集中力にプラスの補正値
ネガティブ思考→普通よりかなり後ろ向きな思考の持ち主? 親密度が上がりづらい

【超高校級の写真家】雪咲影撮(ユキサキエイト)男
集中力 3
交友力 1
スキル
独自の拘り→写真にかける自分だけの拘りがある
アグレッシブ→気に入った光景の写真を撮るときは積極的

【超高校級の童話作家】五十隅陽毬(イスズミヒマリ)女
集中力 1
交友力 1
スキル
空想好き→職業柄空想が好きで、物事の順序を組み立てるのも得意
能天気→おっとり? 交友力に少しの補正値
前向きマジック→辛いときこそ前向きに行こうという自分なりのポリシー

【超高校級の声優】湯川ほのか(ユカワホノカ)女
集中力 9
交友力 4
スキル
生真面目→自分のやるべきことになると生真面目になる。場面によって集中力にさらなる補正値
萌えキャラ→職業柄かその声の癖が抜けずにいる。相手によっては交友力にマイナス補正値
天然→普段はどこかずれている発言をする場合も

【超高校級の獣医】兎呑巳弧(トノミミコ)女
集中力 9
交友力 6
スキル
怪しい魅力→大人の色っぽさ? 怪しい魅力で人は集まりやすい
無口→あまり進んで喋りはしないけど、だからといってまったく話さないわけではない

【超高校級のマジシャン】ジョー・ホイットニー 男
集中力 1
交友力 7
スキル
器用な指先→手先はかなり器用
過剰演出→マジックやその他のときでも何かと過剰演出しがち

【超高校級のアイドル】最咲愛花(サイザキアイカ)女
集中力 0
交友力 4
スキル
ヤンデレ→もはや言うまでもあるまい……
ライバル意識→仕事も恋もライバルがいればそれだけで燃えるタイプ
世話好き→甲斐甲斐しくも健気に世話を焼きます

【超高校級のパシティエ】甘露寺慶紀(カンロジケイキ)男
集中力・5
交友力・5
スキル
プライドの塊→パシティエとしてのプライドを汚されたと思うと親密度が減少する傾向に
容姿端麗→整った顔立ちと背丈で相手によって交友力に補正値

【超高校級の書道家】筆原鈴莉(フデハラスズリ)女
集中力・5
交友力・8
スキル
抜群の集中力→場面により集中力に補正値
努力家→どんな状況でも努力をすることを怠らない

【超高校級のランナー】足立千里(アダチセンリ)男
集中力・5
交友力・5
スキル
俊足→常人より足が速く、体力もある
さわやか→スポーツマン特有のさわやかさの持ち主。一部を除いた全員に交友力でプラスの補正値

【超高校級の狙撃手】砂射才斗(スナイサイト)男
集中力・6
交友力・9
スキル
鷹目→暗闇の中でも比較的遠くまで見える。ただしその時々で目が慣れるまでのラグあり
自信家→自分の才能にかなりの自信がある

【超高校級のデザイナー】姶良雪華(アイラユキカ)女
集中力・6
交友力・6
スキル
美的好奇心→職業柄か美に対しては厳しく、新たな美を求める傾向にもある
突然の閃き→全パートにて時々的を射抜くようなことを言う

【超高校級の棋士】棋儀歩(キギアユム)男
集中力・6
交友力・6
スキル
名手の采配→各人の役割を分担する際に適材適所に置くことができる
直感→土壇場での感は冴えてる方

【超高校級の拳法家】正道健一(セイドウケンイチ)男集中力・7
交友力・8
スキル
戦闘狂→とにかくバトルが大好き。常日頃戦いを求めてる?
正義の拳→この拳は弱者を守るため、というのがポリシー

【超高校級の論理学者】言乃木揺(コトノキユラメ)女
集中力・6
交友力・3
スキル
言葉攻め→言葉で相手を追い詰めるのを好む。そこに愉悦を感じるのかも
疑いの心→人嫌い、とまではいかないがまず他人を疑うところから物事を始める傾向にある

【通信簿】

>>391
>>392
>>393
>>394
>>395
>>396

ごめん。甘露寺を書き込んだ者だけど慶紀では無く慶喜
何か紛らわしくてスマン

作成終了!

いやあ、今回は女キャラが地雷だね
前作で言うところの神代さん枠に原作の狛枝枠……大丈夫なのか夏目さん!

今のうちに仲良くしたい子とか定めておけばいいと思う

>>398
次回直しておきます

やっぱり参加できなかったなー残念

プロローグをある程度書き溜めたら(原作で言うところの狛枝と自己紹介のため島を散策しようとするところくらいまで)投下していきます
安価はないですが、読んでくださる方がいたら是非お願いします

ジョーはチャプター2を生き残ったらほっといても生き延びそうなので仲良くして一緒にバカやりたいとか思ったり

あと多分言乃木は生き延びない

あの嘘オープニングが流れる手前まで書きました
人はいますか? いれば投下していきます

おるよ

それでは投下していきます
投下中の反応は構いませんので、お気軽にどうぞ






??「あの……大丈夫ですか?」

心地よい波の音と共にそんな声が聞こえた。

??「……だいぶ参ってるみたいですね」

??「でも……それも、仕方ないです」

??「私も……いえ、他の人たちもそんな感じみたいですから」

……俺は、何を……? いや、それよりここはどこだ?
思い出せ……思い出せ……。

停止した思考を無理矢理動かし、頭を働かせる。
思い出せ思い出せ思い出せ思い出せ思い出せ。

…………。

……そうだ、俺は……。










Starting PCS Version 1.01
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………OK


SUPER DANGANRONPA 2 サヨナラゼツボウガクエン

〉Game Start






??「あの……大丈夫ですか?」

心地よい波の音と共にそんな声が聞こえた。

??「……だいぶ参ってるみたいですね」

??「でも……それも、仕方ないです」

??「私も……いえ、他の人たちもそんな感じみたいですから」

……俺は、何を……? いや、それよりここはどこだ?
思い出せ……思い出せ……。

停止した思考を無理矢理動かし、頭を働かせる。
思い出せ思い出せ思い出せ思い出せ思い出せ。

…………。

……そうだ、俺は……。










Starting PCS Version 1.01
………………………………………………………OK


SUPER DANGANRONPA 2 サヨナラゼツボウガクエン

〉Game Start



その日は俺にとってまさに特別な日だった。

私立希望ヶ峰学園。あらゆる分野で活躍する一流の生徒を育てる、超が何個も付くほどの有名校。
入学もその学園からのスカウトがないと不可能と言われ、卒業したらその後の人生が約束されるとまで言われているその学園の前に……俺は立っていた。


俺の名前は夏目開人。
この希望ヶ峰学園には『超高校級の鍵師』として入学することになった。

地味な肩書きだな、と思われても仕方ない。
十中八九、他の新入生と比べても明らかに地味な才能だろうしな。

それでも、俺はこの才能を邪魔だと思ったことはない。
だって才能なんて得ようとしてもなかなか得られるものじゃないからな。
だから……俺は……。


俺は★才能をこんな必要♪ふざけるなどうして誇りに思えるそんなわけ邪魔だ☆●俺は俺は希望なんて絶望どうでもいい--






そこで俺の意識は途切れた。



□■□■□


次に目を開けると、そこは扉があった。

……扉? なんで?

疑問が出るが俺はこの扉を潜らなければならない気がした。

…………なんで?

わからない。けど俺はその扉に吸い込まれるようにして手をかけた--






夏目「……あれ?」

そこにいたのは同い年くらいの男女。数にして15人……か?

??「これで16人目だな……」

??「あ、もしかしてキミもここの新入生かなぁ?」

夏目「そうだけど……」

夏目「ってことは、そっちも……?」

??「そういうことだな。俺たちはここの新入生というわけだ」

……これが希望ヶ峰学園にスカウトされた奴ら……。
なんというか、オーラからして独特だな。

??「どうやらここにはわたしたちのような新入生が集められてるらしい」

??「……つーかよ、とりあえず中に入れば?」

夏目「あ、ああ……」

促され、俺は後ろ手に扉を閉めたあと近くの席に座る。

??「……さて、これで頭数は揃ったみたいだな」

??「ですね。この人ですべての席が埋まりましたし……」

??「あとは話し合うことを話し合うしかないですね」

? 話し合うこと……?

夏目「……なあ、話し合うことってなんだ?」

??「……一つ聞くが、お前はここに来るまでの道のりを覚えているか?」

不意にそう尋ねられる。
何を言うか。そんなの覚えて--




夏目「…………覚えて、ない……」


--なかった。
校門にいた記憶と、ここの扉の前にいた記憶はある。
それなのに、その間の記憶が抜け落ちていた。

??「……ま、そういうことだ。つまり今から話すことは……」

??「何故私たちがここに集められてるか、です」

夏目「え? 誰もここに来るまでの道のりを覚えてないのか?」

俺の問いに答えるものはいない。
すなわち、ここにいる全員がその記憶を覚えてないということになる。

??「でも、おかしくない? 一人や二人ならともかく全員が覚えてないなんて……」

??「偶然にしてはできすぎだな」

??「ならば、必然だったまでのことだろうね」

女が小さく言った。

??「必然だと?」

??「偶然でないなら必然と考えるのが自然」

??「つまりアタシたちがここに集められたのには『何者かの思惑』があると考えるべきだと思うけど?」

??「マジかよ……」

??「ていうか、その前に一ついいか?」

夏目「? なんだよ」

??「誰彼の思惑よりも、まず閉じ込められた現状を打破しないことには……」

夏目「はっ……!?」

反射的に扉に戻り開けようと手をかける。
……が、その扉は先程と違って開くことはなかった。

??「やっぱりか……」

夏目「どういうことだよ!?」

??「たぶんその扉、外側からしか開かない仕組みなんじゃない?」

外側からしか開かない?

夏目「なんだよそれ……聞いたことないって!」

??「落ち着けよ。でもこれでとりあえずはわかっただろ?」

??「原理はわからないけど、俺たちはここに閉じ込められたんだよ」

閉じ込め、られた?
何を言って……。

??「……つーかよ、俺たちもしかして何かに巻き込まれたとか?」

??「誘拐……とか?」

??「ふぇぇっ!?」

??「……というよりは、入学試験の可能性もあるのでは?」

不意に赤下フレームの眼鏡の女が小さく言った。

??「でも、入学試験はやらないって話だったはずだぞ?」

??「ですが、ここは希望ヶ峰学園です」

??「表向きにはそう言ってても、何か実際にはそういうことをしてるのかも……」

そこでさらに不意に何かの声がした。




??「あ、違いますよー! これは入学試験なんかじゃありまちぇん!」

夏目「……ん? なんだ今の声は」

??「あっちの教壇から聞こえてきたけど……」

その言葉につられて俺たちは教壇に視線を向ける。
するとそこから現れたのは--






ウサミ「やっほー! あちしはウサミ! みんなの先生でちゅ!」

--ピンクのヌイグルミだった。

??「…………なんですか、あれは」

??「ヌイグルミ……だよな」

??「喋るヌイグルミとかなんだよそれ! 俺のマジックでもやれねぇぞ!」

??「それはアンタの力量の問題だろう……」

と、様々な反応を見せる中俺はぼんやりとそのウサミなるヌイグルミを見つめていた。

ウサミ「うふふ……みなさん先生のサプライズに驚いてまちゅね!」

??「……まあ、この際あなたがどう動いてるのかは置いておきますが」

??「先生ならば知ってるのでは? 今の私たちの置かれてる状況を」

ウサミ「当然でちゅ! あちしは修学旅行の引率の先生でちゅからね!」

修学旅行……?

??「どういうことだ? 修学旅行……?」

ウサミ「では! 修学旅行に出発ー!!」

突如、おかしなことが起きた。
俺たちがいた教室の四面の壁がまるで箱のように外に向かって倒れ、そこに現れた光景は--






夏目「……は?」

心地いい波の音。
澄んだ空気。
照り付ける日差し。

そこはまさに南国と呼ぶに相応しい場所だった。

??「……は? は?」

??「なんだこれ!? イリュージョン!?」

??「…………頭痛くなってきた……」

??「というかここはどこですか!?」

ウサミ「ミナサン落ち着いてくだちゃい!」

ウサミ「修学旅行が始まっただけでちゅから!」

あわてふためく俺たちにウサミはそう言う。

??「いろいろ言いたいことはあるけど! なんでいきなり修学旅行なんだよ!?」

夏目「そ、そうだ! 俺たちは入学したばかりで……!」

ウサミ「あー……それでちゅか」

ウサミ「ご安心あれ! この修学旅行は希望ヶ峰学園での出来事を忘れるためでちゅから!」

……は?

夏目「な、なんだよそれ!」

??「……何を企んでるのですか?」

ウサミ「は、はわっ!? 企むなんてとんでもないでちゅ!」

ウサミ「先生はただミナサンの希望を育てるべくでちゅね……」

ウサミ「つまり、ミナサンはこの島で希望と絆を育むのでちゅ!」

言ってる意味がわからない……希望? 絆?

ウサミ「それがこの『どっきどき修学旅行』なのでちゅ!」

??「は? どっきどき修学旅行だって……?」

とんでもないネーミングに言葉を失う男子を放置して話は進む。

ウサミ「えー……というわけででちゅね。少し巻いた感はありまちゅが……」

ウサミ「『どっきどき修学旅行』が始まりまーちゅ!!」


……ついていけるわけがなかった。

こんな奇想天外な展開に。
徹底的に間違ってる展開に。
そんなおかしな展開に。


そうして俺はそのままゆっくりと……思考を停止させた……。

ジョーくんプロローグから早速辛辣な言葉を受けてるんだがwwwwww

以下、作者が風呂から出てくるまでの間あのオープニングを脳内で再生しててください



そうして、話は冒頭に戻る。


??「……それで、落ち着きましたか?」

短めの黒髪に赤下フレームの眼鏡の女が俺に尋ねてくる。

夏目「ああ……なんとか、な」

夏目「えっと……」

俺が言葉に困っていると、女が小さく笑って口にした。

??「ごめんなさい。自己紹介がまだでしたね」

??「私は影山詩乃と言います」


【超高校級の幸運】 影山詩乃


夏目「影山か……俺は夏目開人だ」

影山「夏目さんですね。以後よろしくお願いします」

そうして言葉を交わすと、不意に俺の懐から電子音が鳴った。

ほう、メガネか…

夏目「……なんだこれ。いつの間に……」

その音の正体を確かめると、なにやら電子手帳のようなものが俺の胸ポケットに入っていた。

影山「ああ、それは電子生徒手帳です」

夏目「電子生徒手帳?」

影山「はい。先程のウサミとやらの話にもありましたが、どうやら私たちは他のみなさんとの『希望のカケラ』とやらを集めないとここから帰ることができないみたいなのです」

影山「……っと。夏目さんは先程から茫然自失といった感じでしたね」

夏目「……まあ、そうだな」

そう答える俺に対し、影山はくすりと笑う。
知的美人、が似合いそうなこの影山の微笑みはなんというか雰囲気とミスマッチしているというか……まあ、そんな印象を受けた。

影山「とは言え、私たちが受けたウサミさんからの説明もたいして理解はできませんでした」

影山「ウサミさんの言う希望のカケラはみなさんと仲良くなると自然に溜まるらしく、それが全員分集まるまで私たちは帰れない……」

影山「それが私がギリギリ理解できたことです」

そうして悩ましげにため息を吐く影山。

夏目「へぇ……っていうか、他の奴らは?」

影山「他のみなさんなら島の探索に行きましたよ」

影山「ここでしばらく暮らす、なんてことになるのはもう確定のようですので」

影山「食べるものは大丈夫なのか? 寝るところは? 危険はないのか?」

影山「そういった確認も兼ねての、探索だそうです」

なるほど……それは確かに賢い選択だ。
ここから帰るにしても、見たところどこかの島のようだしそう簡単には帰れそうにない。
それなら他の奴らの選択は間違ってないだろう。

影山「ということで、どうです? 夏目さんも探索も兼ねて他のみなさんと自己紹介でもしません?」

夏目「……それもそうだな」

影山「よろしければ私も同行しましょう。私は他のみなさんとはすでに自己紹介を済ませておきましたけど」

影山「……どうします? もう行きますか?」

そうだな……他に何か聞いておくことはないか?


↓2
1そういえば影山はどんな才能があるんだ?
2そうだな、行こう

1

影山「そういえば影山はどんな才能があるんだ?」

影山も希望ヶ峰学園の一人なら、何かしらの秀でた才能があるはず。

影山「……それ、ですか」

夏目「? なんだよその反応」

影山「いえ、私の才能はなんというかがっかりというべきか……」

がっかりするような才能? なんだそれは。

影山「私……幸運みたいなんですよ」

夏目「…………どうしたいきなり」

影山「……希望ヶ峰学園は毎年普通の学生から一人、抽選で入学させてるみたいです」

影山「それが私なんです。肩書きとしては……超高校級の幸運ですね」

幸運? なんだそれ。才能……なのか?

影山「運で希望ヶ峰学園に来れたのは喜ばしいことですが、所詮はそれだけなんです」

影山「夏目さんや他の人と比べるとどうしても……ね」

影山「……すいません。すぐにネガティブになるのは私の悪い癖なんです」

夏目「そうか……まあ、気にするなよ」

確かに周りが凄い才能の持ち主で自分だけ幸運ってだけなのは辛い。いろいろと。

夏目「あ、俺は……」

影山「超高校級の鍵師、ですよね?」

俺の言葉を遮るように影山に言われる。

夏目「……知ってたのか」

影山「希望ヶ峰学園の新入生は毎年私のような抽選枠を除き、ネットでいろいろと噂されるのですよ」

影山「なので夏目さんについてもある程度は知ってました」



影山「さて……それじゃあお互い軽く自己紹介もしましたし今度こそ島の探索をしますか」

夏目「そうだな。よし、じゃあ道中よろしく」

影山「こちらこそ」

そうして俺と影山は砂浜を出て、行く先も無く足を進めた……。


↓2
夏目、影山以外の生徒の名前をどうぞ!

足立把握。作者は寝る

足立……イケメンアスリートかな?
あと影山さん眼鏡っ子に勝手にしてごめんなさい……作者の個人的趣味なんて死んでも言えない……

何かあればどうぞなの
朝に答えるの
なければ乙なの!


あくまで個人的にだがここまでのキャラに合致してここからの豹変ができそうなCVが戸松か名塚さんしか思いつかない

>>412
今日の更新が終われば交代であちらも進行させますよ

平日ですが作者が休みのためのんびりと更新します(まだですが)

自己紹介なら展開に支障も出ないしいいよね



【空港】

夏目「? ここは……空港か?」

影山「でしょうね。……まあ、ここは仮にも南の島のようですし、空港があっても不思議ではないでしょう」

それもそうだ。南の島だとしたらここに来るまでの移動手段となるものがあっても不思議ではない。
あそこにある飛行機もおそらく……。
……飛行機?

夏目「おい、あの飛行機なら帰れるんじゃないか?」

??「いや、それは無理だと思うな」

俺の問いに答えたのは影山ではなく、一人の男子生徒だった。

影山「あら、足立さん」

??「影山さん。それにそっちの人は……」

その男子は高めの身長に短めの髪。
さわやかなオーラを纏う、そんな感じだった。

夏目「夏目開人だ。超高校級の鍵師」

??「ああ、夏目君か」

??「俺は足立千里。超高校級のランナー、なんて言われてる」


【超高校級のランナー】足立千里。


足立「よろしく頼むよ」

そう言って軽く笑う足立。

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4816438.jpg
夏目くん支援です

影山「足立千里。超高校級のランナーとしてスポーツ界ではかなり有名で、次の五輪オリンピックの次期候補と評判」

影山「さらに前の学校では陸上部としても名高く、ランナーとしての才能だけでなく足を使った競技……ハードル走とかでも数々の大会で輝かしい成績を修めている」

影山「……これで間違いないですよね?」

足立「はは、だいたいアタリかな」

このさわやかな笑みといい、おそらくこいつは前の学校では女生徒に人気があったタイプだろう。

夏目「……それで、話を戻すけど」

足立「ああ、なんで飛行機が使えないかだっけ?」

足立「まあ、確認したから言えるんだけど。あの飛行機燃料が丸々抜かれてるんだよ」

夏目「……本当かそれ?」

足立「こんなところで嘘なんて言わないって」

影山「……まあ、燃料があったところで私たちの中に飛行機を操縦できる人がいるのかは疑問ですがね」

それもそうだと俺は一人納得する。

足立「ま、そういうわけだから正攻法での脱出は難しそうだな」

となると、あのウサミの裏を読んでの脱出か……はたまた希望のカケラとやらを集めるのか……。


↓2
空港内にいる生徒残り一名を指命してください



……もう一人いるな。少し話しかけてみるか。

??「止まれ」

夏目「え?」

後ろから近づこうとしたら、不意にそう言われた。

??「俺の背後に立つ気か?」

??「それは構わないが、後悔はしないな?」

??「俺のマジックは天下一品。心を強く持たないとすぐにやられてしまうぞ」

…………なんだこいつは。口調からしてよくわからん。

??「夏目開人に、影山詩乃だったか」

夏目「っ……なんで俺の名前を?」

それどころか今こいつは俺たちに背中を向けてる。それなのになんで名前を言い当てた?

??「この程度、序の口だ」

??「何故なら俺は超高校級のマジシャン……ジョー・ホイットニーだから!!」ドーン


【超高校級のマジシャン】ジョー・ホイットニー


そうしてそのジョーとやらは振り向き様にその帽子を取り、中から一羽の鳩を出した。

夏目「……それ、マジシャンって言うよりはエスパーとかそういう類いじゃないのか?」

ジョー「うっ……よ、余計な一言は要らないんだよ夏目開人」

しかしジョー・ホイットニーか。なんだか胡散臭い名前だけど本名なのかこれ。

影山「ジョー・ホイットニー。超高校級のマジシャンと名高く、テレビにも何度か出演してるマジシャン界の期待の新星」

影山「……なのだけれど、その過剰なまでの演出が一癖あって人気は賛否両論。好みの分かれる人間のようです」

影山「ああ、ちなみに今の名前当てはそこのガラスに反射した私たちの顔を見ただけです。私は自己紹介を済ませてますし、夏目さんも有名な方ですので知ってたのでしょう」

ジョー「ぬっ……!」

影山にすらすらと言われて言葉に詰まるジョー。

夏目「……狡いな」

ジョー「やめろそんな目で見るな!」

ジョー「そ、それに鳩出しは俺の正真正銘のマジックだ! だから俺の腕は確か!」

夏目「そ、そうだな。あれは純粋に凄かった」

ジョー「ふふん、そうだろう?」

一転して自慢気に言うジョー。

影山「ちなみにジョー・ホイットニーというのは俗に言う芸名でしたよね?」

ジョー「な、なんでそんなことまで知ってるんだ!?」

影山「インターネットを甘く見ないでください」

夏目「そうなのか?」

ジョー「うっ……た、確かにそうだな。芸名だ」

ジョー「ああいう世界は名前で印象づけるのも大事なんだよ!」

ジョー「本名は教えないぞ! 俺はあくまで超高校級のマジシャンのジョー・ホイットニーだからな!」

……こいつは足立と違い一癖ありそうだな。


↓2
まだ話してない生徒の名前をどうぞ!

>>457
いきなりの支援絵ありがとうございます!



【ロケットパンチマーケット】

夏目「ここは……なんだ、スーパーか?」

影山「そう表現して差し支えなさそうですね」

飲み物や食べ物、さらに雑貨品まで揃ってるあたりかなりの大型スーパーのようだ。

夏目「……でも、ここも人はいないんだな」

影山「ウサミさん曰く無人島みたいなので」

夏目「それもおかしな話だけどな」

??「あれ……影山となんか頼りなさそうな男子じゃないか」

そんなことを言われ振り向くと、そこにはこれまた女子にしては背の高めの人物がいた。

影山「言乃木さん」

夏目「おい、ちょっと待て。頼りなさそうな男子って、俺のことか?」

??「むしろ男子はアンタしかいないんだ。少し考えればわかると思うけど?」

??「……アタシは言乃木揺。超高校級の論理学者だ」


【超高校級の論理学者】言乃木揺


夏目「俺は超高校級の鍵師、夏目開人だ」

言乃木「ん、よろしく」

簡素にそう言って言乃木は近くの菓子袋を一つ手に取る。

言乃木「それにしても、あのウサミとかいうのといいこのスーパーといい……どれもこれもが胡散臭いね」

言乃木「この菓子一つにしてもそうだ。こんな孤立した島の中で用意されてる食料は今のところここだけ」

言乃木「……毒でも仕込まれてるかもしれないな」

夏目「……嫌なこと言うなよ」

言乃木「こいつは失礼。どうしても疑うところから始めがちでねアタシは」

そうして言乃木は菓子袋を元に戻す。

言乃木「まあ、今のは言葉のあやとしてもだ。これで当面の食料は問題なさそうだし……」

言乃木「食料について悩む必要はなさそうだな」

夏目「だからといって、あのウサミの言いなりにはならないけどな」

言乃木「同感だ」


↓2
ロケットパンチマーケット内にいる生徒一人をどうぞ!

安価把握作者は少し離脱

何かあったらお気軽にどうぞなの



影山「あそこにいるのは……筆原さんですね」

言乃木と反対側にいる女子を見つけ、影山が言う。

??「……あら、影山さん」

??「それとそちらは……夏目さんでしたか?」

夏目「あ、ああ。俺は夏目開人だ」

??「私は筆原鈴莉と申します、以後お見知りおきを」


【超高校級の書道家】筆原鈴莉


腰のあたりまで伸びた黒髪と柔らかな物腰。
どことなく大和撫子を彷彿とさせるその女子--筆原はそうして微笑んだ。

影山「筆原鈴莉。超高校級の書道家として有名で、すでに数々の賞を獲得してる人です」

影山「さらにその纏う大和撫子のようなオーラで男性ファンも数多くいるとかいないとか」

筆原「はは……ありがたい話です」

そうして照れ臭そうに筆原は笑う。

夏目「へぇ……人気あるんだな」

影山「おや、夏目さんも筆原さんのファンに?」

夏目「なんでそうなる……」

筆原「あはは……」

まあ、美人だとは思うけど……。


↓2
まだ話してない生徒の名前をどうぞ!



【牧場】


??「よしよし、いい子ですね」

牧場。そこでは鶏と戯れる一人の女子がいた。

夏目「……鶏と戯れてる」

影山「彼女は湯川ほのかさん。超高校級の声優と呼ばれてるらしいです」

影山「私はそういうアニメ等の知識には疎いので、よくわかりませんが……とにかく人気なんだとか」

夏目「へぇ……」

ともなれば自己紹介を済ませておく必要がある。
なので俺はその湯川なる人物に声をかけた。

夏目「ちょっといいか? 自己紹介したいんだけど……」

??「あ、はい」

??「私は湯川ほのか。超高校級の声優と呼ばれてます」

??「どうぞ、お見知りおきを」ペコリ


【超高校級の声優】湯川ほのか


少し特徴のある声だな……声優はそんなものかもしれないけど。

夏目「俺は夏目開人だ。超高校級の鍵師」

影山「私については言うことはないでしょうね。よろしくお願いします湯川さん」

湯川「夏目さんに影山さんですね、よろしくお願いします」

夏目「……それにしても、牧場なのに牛がいないなんてな」

ウサミ「おや? もしかして牛をご所望でちゅか?」テッテレテー

と、そこで突然ウサミ登場。

夏目「うわっ!? な、なんだお前!」

影山「ウサミさん……すいませんがあなたはお呼びではありませんので帰ってください」

ウサミ「影山さん辛辣!? うう……せっかくとっておきの小技を披露しようと思ってたのに」

湯川「とっておきの小技……ですか?」

しょぼんと肩を落とすウサミに湯川が問いかける。

ウサミ「そうでちゅ! ジョー君もビックリの魔法をお見せするでちゅ!」

そうしてウサミは手に持つステッキ? を自信ありげに鶏に掲げた。

ウサミ「先生も思ったんでちゅ。牧場なのに牛がいないとはこれいかに……と」

湯川「はぁ……」

ウサミ「なのでこの鶏さんを牛さんに変えてみるでちゅ!」

は? 何を言って……。




ウサミ「ちちんぷいぷい! えーい!!」


↓2のコンマ50未満でウサミの魔法を見た三人の反応に変化発生

うい



ぼふんっ! という音と共にウサミの言葉どおり鶏が牛に変化した。


湯川「ひゃあっ!?」

そしてその音に驚いた湯川が近くにいた俺にしがみつく。

夏目「お、おい湯川……?」

確かにいろいろと驚きどころ満載の出来事だけど、だからといって俺にしがみつかなくても……。
女特有のそういう感触が伝わってきて、凄く気恥ずかしい……。

ウサミ「ほわわ! すいまちぇん驚かしてしまって!」

ウサミ「……というか、湯川さん。男子の夏目クンに抱きつくのは先生としては見過ごせまちぇんよ」

湯川「へ? ……あっ! す、すいません!」

その指摘に顔を赤くした湯川が俺から離れる。

しかし意外だ、湯川ちゃんもっときゃるーんとしたキャラだと思ったのに

ウサミ「うふふ……恥じらう湯川さんも可愛いでちゅね」

ウサミ「これはもしかするとらーぶらーぶなことになるかもしれまちぇん……」

湯川「からかわないでくださいよぅ!」

むくー、と頬を膨らませる湯川にウサミは少し笑ったあとでそそくさとここから立ち去るのだった。

夏目「あー……まあ、なんというか……」

湯川「うぅ……い、今のは気にしないでくださいねぇ……?」

そうして困ったように視線を泳がせる湯川。

夏目「あ、ああ……そうだな」

そんな湯川を見ていたら俺も気恥ずかしくなり、視線を泳がせてしまう。








影山「……私がいることも忘れないでほしいのですがね」

そして影山がクールに眼鏡に手を当てつつ、この空気をばっさりと切り捨てた。


↓2
牧場にいる他の生徒をどうぞ!

きゃるーん、としたキャラなんて僕には表現できません(確信)

ぶっちゃけ>>420の??の上から二番目湯川ちゃんだと思ってた



??「……ふむ、ここは牧場と銘打つわりに動物の数が少ないのだな」

影山「あの、兔呑さん」

??「……ああ、影山か」

??「そっちの彼は……?」

もう一人いた白衣を着た女子に声をかける影山。

夏目「夏目開人だ。よろしく頼む」

??「……ああ、砂浜で頭を抱えてた彼か」

??「私は兔呑巳弧。一応、超高校級の獣医なんて呼ばれてる」


【超高校級の獣医】兔呑巳弧


兔呑「よろしく頼む」

そうして微笑む兔呑は背の高さやスタイルの良さも手伝って、俺たちより年上の印象を受けた。

夏目「よろしく」

夏目「……というか、その年ですでに獣医なんて凄いな。免許も持ってるんだろう?」

兔呑「いや、無免許だ」

さらりとそんなことを言う兔呑。

夏目「……はぁ?」

影山「希望ヶ峰学園に来たのは特別に免許を貰うことを条件にしたんでしたっけ?」

兔呑「そうだな。そうすればようやく獣医であることを公言できると思ってたのだが……」

まあ、こんなことになったらそれどころじゃないか……。

兔呑「……まあ、怪我でもしたら私に言うといい。獣医の仕事を覚える片手間にある程度の医療知識--人間に与える治療の知識も覚えたからな」

兔呑「それとも、同年代の女に裸を見られるのは気恥ずかしいかな?」

夏目「……変なこと言うな」

兔呑「ふふっ……すまない」

言ってることは少しギリギリラインなのに、それが様になってるのだから恐ろしい。
大人の魅力……というやつか? いや、同年代だけど。


↓2
まだ話してない生徒の名前をどうぞ!

それは別の人ですね

雪咲

安価把握作者は少し離脱

ふと思ったんだけど原作通り行けば影山さん狛枝みたいにchapter2で縛られるんだよね
……ふへへ(錯乱)

おのれジョー、女の子を殴るとは男の風上にも置けん!!!!(早計)

あ、キャラに対して何か不満や意見あればお願いしますね

一応キャラが被らないよう気をつけてはいますが……

影山→眼鏡っ子クール
言乃木→性格きつめ?
筆原→大和撫子
湯川→なんだろ……
兔呑→大人っぽさ目指してます

名前とメガネから、影山はSAOの朝田詩乃にみえるわ

>>501
前作の主人公の御陵さんのビジュアルイメージも同じキャラ…あっ(察し)
まだ数レスだけど湯川ちゃん神原さんとキャラかぶってしまうのではとヒヤッとした

兎呑さん漢字ちょっと違うけど意味も同じみたいだしいいか
なんかエロい雰囲気の先輩みたいでお近づきになりたいな

>>501
なるほど

>>502
何を察した!? 教えろ!(錯乱)

>>503
ごめん
本当、ごめん
弧→孤でしたね


誤字の多さに絶望やでぇ……前回の首括の反省はどこにいった……?
本当ごめんなさい許してくださいなんでもしますからー!!(混乱)

了解しました。以降は弧→孤で、詩乃はそのまま詩乃で貫き通します

あと兔呑さんをエロい眼で見るのはやめなさい。誘惑されっぞ?(白目)



【ホテル ミライ 前】

夏目「うわ……こりゃまた凄いホテルだな」

影山「ホテルミライ……日本語から付けられた名前ですね」

影山「とにかく、このような立派なホテルがあるのは助かりましたね。不本意ながらもここがしばらくの拠点になりそうです」

それはそうなんだが……なんだか嫌な感じだな。
こんなわけのわからないことに放り込まれて、あんなわけのわからないウサミとかいうのの言いなりになるなんて……。

??「……おい」

なんて思っていると声をかけられた。

影山「あら、正道さん」

??「そっちのは初めてだな……」

??「正道健一、超高校級の拳法家だ」


【超高校級の拳法家】正道健一


正道「よろしく頼むぞ」

夏目「俺は夏目開人。超高校級の鍵師だ」

正道「夏目、か……」

そうして正道は目を細めて俺を見ると、ペタペタと体を触ってきた。

夏目「なんだよ……?」

正道「体つきは平均的か。まあ、鍵師なら体を鍛えることも無さそうだし仕方ないと言えば仕方ないが」

正道「俺の練習相手は務まりそうにないな……」

影山「……よかったですね。正道さんの練習相手なんて一歩間違えればとんでもないことになりそうですし」

……超高校級の拳法家の練習相手、か……。


夏目「…………」

…………笑えないなそれ……。


↓2
ホテル前にいる生徒の名前を二名どうぞ
その二人と順番に話していきます

かんろじ、あいら

ついに来たよみんなのアイドル!
ただしまずは甘露寺からな!


??「おい、そこの」

夏目「? えっと……」

影山「あら、甘露寺君。ちょうどいいところに」

顔立ちの整った男子に声をかけられる。

??「そいつとはまだ自己紹介すらしてなかったからな……」

??「甘露寺慶喜。超高校級のパティシエだ」


【超高校級のパティシエ】甘露寺慶喜


甘露寺「とりあえず、よろしく頼む」

夏目「俺は夏目開人だ。こちらこそよろしく」

変わった名前だな……甘露寺慶喜、か。

甘露寺「……しかし、お前らはまだまともなようだな。希望のカケラとやらを集めるには好都合だ」

夏目「ああ……ウサミの言ってたっていう」

甘露寺「目的はわからんが、それさえ集めれば帰れるみたいだからな」

甘露寺「言い方はあれだが、今の俺たちは囚われの身と言っても過言ではない。逆らうのは得策ではないだろう」

影山「同感ですね。変に逆らっておかしなことになるのは避けたいです」

甘露寺「だというのに……一人、頭のネジが飛んでるのがいたな」

はぁ、とため息を吐く甘露寺。

夏目「? 誰だよそれ」

甘露寺「……ロビーの中にいる。話してみれば俺の言うことがわかるだろうさ」

??? どういうことだろうか……。

何も話してないのにもう壊れてるのか(困惑)



??「あの……」

とりあえずその頭のネジが飛んでるという奴を確かめにロビーの中に入ろうとすると、またも声をかけられた。

夏目「……あっ、もしかして最咲愛花……さん?」

??「はいっ。最咲愛花です」

??「よろしくお願いしますね」ニコリ


【超高校級のアイドル】最咲愛花


影山「おや、さすがに最咲さんのことはご存知でしたか」

そりゃ、最咲愛花と言えば全国的にも有名なアイドルグループの一人だ。
それにあまりそういうのに興味がない俺の唯一好きなアイドルでもある。知ってて当たり前だろう。

最咲「ありがとうございます」

夏目「えっ? 心読んだ?」

最咲「私、エスパーなんです」

…………は?

最咲「なーんて。アイドル仲間の子がたまに言うのを真似ただけです」

そうして小さく舌を出して笑う最咲さん。
あざとく見えるこの仕草も最咲さんがやれば様になるのだからアイドルは不思議だ。


↓2のコンマが高ければ高いほど最咲の夏目に対する印象がよくなります

あと頭のネジが飛んでる=最咲さんの方程式はやめなさい!

低めでお願いします(迫真)

うわあメッチャ際どいライン…

そ、そうだ!他にもっと好印象のやつがいるかもしれない!

普通より高めか……


最咲「でも、夏目さんみたいな人に応援してもらえてるのは素直に嬉しいですね」

夏目「そ、そう?」

最咲「はい。だって夏目さん、いい人そうですし」

そうしてアイドル特有の満面の笑顔を向けてくる最咲さん。

夏目「はは……そ、そうか」

その笑顔に照れ臭くなり俺は視線を逸らす。

最咲「あ、私のことは最咲で大丈夫ですので」

夏目「あ……そうか。わかった」

また心読まれた……本当にエスパーなんじゃないのか……?


↓2
ロビーの中にいる生徒一名をどうぞ
さらにすでにロビーの中にいる頭のネジが飛んでる生徒(甘露寺談)と先にどちらから話すかもお選びください

あいらさん
飛んでるのは後回しで…

最咲さんじゃないとなるとトんでるのって空想癖の子か…



【ロビー】

影山「……外観だけでなく、内装もちゃんとしてるみたいですね」

夏目「そうだな……」

??「あ、影山さんにそちらはー……誰でしたっけ?」

ロビーに入るとまたも女子に声をかけられた。

影山「誰でしたも何も、姶良さんとこの人はまだ話したこともないですよ」

??「ああ、そっかそっか。ならまずは自己紹介からだね」

??「私は姶良雪華。超高校級のデザイナーだよ」


【超高校級のデザイナー】姶良雪華


姶良「よろしくね」

夏目「俺は夏目開人。よろしく」

超高校級のデザイナー、か。またクリエイティブなのがきたな……。

服装が派手そう(小並感)

影山「彼女はデザイナーとして多岐に渡る活躍をしているそうです。最近では服のデザインとかを担当してるとか」

姶良「そうだね。結構若い子にも評判いいんだよ?」

影山「その反面、若者以外の人にはあまり好まれないらしいですがね」

姶良「うっ……それは、ほら。価値観の相違ってやつ?」

まあ、美的センスなんて人それぞれだしな……。

姶良「でも最近なんていうか、マンネリ化してるんだよねー」

姶良「だからいろいろ閃きが欲しいのにこんなことになって……不服だよ私は!」

夏目「まあ、俺もこんなところに閉じ込められるのは不服だけど」

というかそれは全員が思ってることか……。

姶良「あーあ、何か刺激的なこと起きないかなぁ……」

そうして姶良はつまらなさそうに言うのだった。

そういえばこのまえ?が文字化けしたんですがこれどういうことですかね
とりまテスト

~
?
テスト

~←これの全角って文字化けしてしまうものなんですかね……

誰か解決策知ってる方いたら教えてください……ちなみにスマホです


これ?機種というかOSの問題なのかね



??「うーん、甘いお菓子は美味しいなぁ……」

ロビーの机でチョコなどの甘いお菓子を頬張る小柄な女子を見つけた。

影山「……さっそくスーパーから持ってきてますね」

夏目「適応してるなぁ……」

とりあえず自己紹介しとかないと……。

夏目「あ、少しいいかな」

??「ほわあっ!?」

よほど菓子を堪能してたのか、その女子は前から声をかけたのにも関わらずそんな声を出していた。
…………驚いた拍子に動かした足の隙間から見えたものについては黙っておこう。

??「ってなんだ影山さんと……え、えーっと……?」

夏目「夏目だ。夏目開人」

??「夏目君だねぇ。私は五十隅陽毬だよぉ」


【超高校級の童話作家】五十隅陽毬


五十隅「よろしくねぇー」

なんだかのんびりとしたスローペースな話し方だな……。

>>548
それです。とりあえずは ー ←これでやってきますね


影山「五十隅陽毬。超高校級の童話作家としていくつもの作品を出してる人です」

五十隅「えへへー……たいしたことないよぉ」

影山「それよりも、です。五十隅さんよくこんな状況でお菓子なんて食べれますね」

それもそうだ。悲観的になったり他の奴等みたいに探索するのならまだしも、菓子を食べるなんて並大抵の肝じゃできない。

五十隅「うーん……確かによくわかんないことになっちゃったけどさ、だからこそいつも通りに行けばいいと思うのです」

五十隅「何かのアニメでそういうの見たなぁ……確か、前向きマジックとかなんとか」

五十隅「だからこそ私も前向きに行くのです。えいえい、おー!」

…………、




影山「なるほど……確かに甘露寺さんの言うとおり、頭のネジが飛んでるみたいですね。いろんな意味で」

冷静にそんなことを言わないでくれ……。


↓2
レストランにいる生徒二名の名前をどうぞ
さらにどちらから話すかもお選びください

棋儀



【レストラン】

ここはレストランか……。

影山「食事はここで摂ればいいみたいですね」

影山「もっとも、自給自足になりそうですけど」

夏目「うわ……俺料理は得意じゃないんだよなぁ」

甘露寺あたりが作ってくれないかな……?

影山「っと……あそこに棋儀さんがいますね」

影山「おーい、棋儀さーん」

??「……なんだ。影山と……」

夏目「夏目だ、夏目開人」

??「俺は棋儀歩だ。よろしく頼む」


【超高校級の棋士】棋儀歩


棋儀「夏目は確か……超高校級の鍵師、だったか?」

夏目「そうだな」

棋儀「ふーん……」

そうして俺に意味深な視線を送る。

影山「棋儀さんは島の探索は済みましたか?」

棋儀「……生憎、俺は体力には自信がなくてな。あれからホテルで待機してたよ」

夏目「おいおい……」

棋儀「適材適所というやつだ。そういう体を使う仕事は足立や正道にでもやらせればいい」

さりげなくその二人を小馬鹿にしてないかそれ……。

棋儀「まあ、奇妙な縁とはいえここで会ったのも運命だ」

棋儀「これからよろしく頼むぞ」

夏目「おう、そうだな」

そうして俺は棋儀と握手をするのだった。



影山「……で、あそこにいるのが砂射才斗さん。超高校級の狙撃手として名高い人です」

窓際で外を眺めてる男子を眺め、そう言う影山。

夏目「……なんだか、近寄りがたいな」

??「おい、変に気を使ってないでこっちに来たらどうだ」

なんて話してると向こうから声をかけられた。

影山「聞こえてたんですね」

??「まあな」

??「俺は砂射才斗。超高校級の狙撃手だ」


【超高校級の狙撃手】砂射才斗


砂射「……よろしく頼むぞ。いろいろとな」

なにやら含みのある顔でそう言う砂射。

砂射「……お前たちは確か、他の奴等との自己紹介をしているんだったか」

夏目「知ってたのか?」

砂射「さっきから島を徘徊してるのをここから見てたからな」

ここから見てたって……。

夏目「嘘だろ?」

砂射「こんな状況で嘘なんか言うか」

影山「さすが超高校級の狙撃手ですね。目の良さは人並み外れてます」

いや、これはそんなレベルじゃない気がするぞ。

砂射「そんなお前らに朗報だ。最初の砂浜の近くにあった橋の向こうに雪咲が向かったから、よかったらそっちにも行くといい」

影山「そうでしたか……わかりました、ありがとうございます」

砂射「……いや、気にするな」

そうしてまたも含みのある笑みを浮かべるのだった。



【ジャバウォック公園】

砂射の言う橋の向こう。そこの公園に俺と影山はやって来た。

夏目「おお……なんていうか、不気味な銅像だな」

影山「おや、そうでしょうかね。なかなか素敵なものだと思いますけど」

公園の中央にある銅像を見て正反対の意見を述べる俺と影山。

影山「おそらくこの島の象徴的なものなのでしょう」

夏目「象徴的ねぇ……」

と、銅像を眺めていると不意に近くからパシャリとシャッター音が。

夏目「カメラの音……?」

影山「……雪咲さんがあちらにいますね」

確かにそこには眼鏡をかけ、首からカメラをぶら下げた男子がいた。

??「……ちっ、邪魔が入ったか」

その男子は俺たちを見ると露骨に舌打ちをした。
……なんだ、こいつ。

影山「すいませんね、雪咲さん」

影山「ほら夏目さん、自己紹介を」

夏目「……夏目開人。超高校級の鍵師だ」

??「……僕は雪咲影撮。超高校級の写真家だ」


【超高校級の写真家】雪咲影撮


雪咲「……これでいいだろう? ほら、邪魔だからどこかに行ってくれ」

そうしてさっさと俺たちを追い払う雪咲。
見たところあの銅像を撮ってるみたいだけど……。

影山「……仕方ありませんね。とりあえずここから離れますか」

その言葉に従い俺たちは公園から出るのだった。

まずい、まずいぞ…男子の賑やかし担当がジョー一人にかかっている
足立は賑やかしってより場の進行担当って感じだし



ピロリロリーン!


夏目「なんだ、また生徒手帳が……」

影山「どうやら私を含めたみなさんとの最初の希望のカケラを集めたみたいですね」

生徒手帳を確認すると、確かに全員との希望のカケラが一つずつ埋まっていた。

影山「カケラは6つ。それをすべて集めるのが私たちの目的だそうです」

夏目「……変な話だな」


キーン、コーン……カーン、コーン……。


不意にそんな学校のチャイムの音が鳴り、近くのモニターが作動する。


ウサミ『どうやらミナサン無事に最初の希望のカケラを集めたみたいでちゅね』

ウサミ『なので先生からミナサンにプレゼントでちゅ! お手数でちゅが最初の砂浜に集まってくだちゃーい!!』


…………、

夏目「ずいぶん手の込んだことするな……」

影山「最初の砂浜、でしたか」

ここで行かないのも簡単だが、それだと何をされるかわからない。
……行くしかないか。



□■□■□


【砂浜】

そうして戻ってきた最初の砂浜。
全員が集まったのを見計らってウサミがなにやら大きな袋を持ってやって来た。

正道「おい、プレゼントとはなんだ?」

雪咲「わざわざ全員を集めたんだ。くだらないものだったら……」

ウサミ「まあまあ! 慌てちゃダメでちゅよ!」

ウサミ「ではミナサンに質問でちゅ! 南の島に来たとなればおそらく誰しもがやりたいことがあるはずでちゅが……それはなんだと思いまちゅか?」

ウサミ「夏目君! お答えくだちゃい!!」

夏目「お、俺か!?」

いきなりそんなこと言われても……。


↓2
1南の島……海水浴とか?
2果物……?
3スイカ割りだな

謎のスイカ割り推し

夏目「スイカ割りだな」


…………シーン。


夏目「あ、あれ?」

最咲「ふふっ……何言ってるんですか夏目さん」

湯川「そっかー、夏目君は南の島に来たらスイカ割りがやりたいのかぁ」

正道「……一理あるな」

ジョー「あんの!?」


【Info】
最咲、湯川、正道、ジョーとの親密度が上昇しました


ウサミ「ええっとでちゅね、残念ながら外れなんでちゅ!」

姶良「なら何が正解なのさー?」

足立「もしかして、海水浴とか?」

ウサミ「正解でちゅ! 足立君の言う通りでちゅ!」

ウサミ「というわけでミナサンへのプレゼントはー……水着でちゅ!」

うてうさウサミはその袋の中から学校で使うような水着を取り出してきた。

多分正道くんはcv立木文彦だな

ウサミ「どうでちゅ? 嬉しいでちゅか?」

夏目「な、何を言ってるんだよ! こんなところで泳ぎなんか……」

と俺が反論する前に次々と言葉が上がる。

ジョー「お! いいね海水浴!」

正道「ふっ……泳ぎも鍛練のうちだ!」

足立「アスリートとしては、乗らないわけにはいかないね」

五十隅「私も賛成だよぉ」

姶良「よーし、五十隅さん遊びましょう!」

言乃木「たまには体動かすかな……」

影山「…………」

あれ? 意外とかなりの人数が賛成のようだ……俺がおかしいのか?

ウサミ「水着にはホテルのコテージで着替えねくだちゃいねー!」

その言葉に七人は水着を手にコテージに向かっていった。
そして数分後……。



足立「うわっ! 正道君泳ぐの速いな!!」

正道「この程度、まだまだ……」

影山「……五十隅さんに姶良さんは何を?」

五十隅「砂のお城作ってるのー」

姶良「影山さんもやりましょう! 誰が美しい砂のお城作れるか勝負です!」

ジョー「よーっし! ここいらでいっちょ南の島らしいマジックをだな……」

言乃木「くだらないこと言ってないであんたも入りなよ……つめたっ」


…………そこに広がるのはまさに修学旅行を楽しむ学生の姿が。

ウサミ「うふふ……ミナサン喜んでくれてるようでなによりでちゅ」

ウサミはウサミで微笑ましげにその光景を見てるし……どういうことだこれは……?


↓2
誰に話しかける?
1最咲
2兎呑

2



夏目「……兎呑は行かないのか?」

兎呑「ん……まあ、行ってもいいんだけどね」

兎呑「日焼けが怖いんだよこういうのは」

そういう心配か……それはそれで違うような……。

ウサミ「あ、日焼け止めならスーパーにありまちゅよ?」

そんな言葉を聞いて近くのウサミがそんなことを言う。

兎呑「そうか。なら大丈夫そうだな」

夏目「何が……」

兎呑「というわけで兎呑君。もしよかったら私に日焼け止めを塗ってくれないか?」

…………。

夏目「はぁっ!?」

兎呑「ああ、できる限り優しく頼むよ。激しくされては変な声が出てしまいそうだからな」

どこまで本気かわからない兎呑の提案に俺は--


↓3までで多数決
塗る? 塗らない?

なんか兎呑さんお色気担当になってんな……



夏目「……わかったよ。塗ればいいんだろ塗れば」

そうして俺は動揺をできる限り内側にしまったまま答える。

兎呑「なんてな、冗談だ冗談」

すると兎呑はおかしそうに笑ってそう言った。

夏目「……は?」

兎呑「? なんだ。私に日焼け止めを塗りたかったのか?」

夏目「バッ……な、なんでそうなる!」

兎呑「ふふ……そうか、それはすまないな」

俺の反応を見ておかしそうに笑う兎呑。
こいつ遊んでやがる……!

兎呑「それなら、そうだな……」

そうして兎呑は笑いながら俺の耳元に口を寄せ、


兎呑「……後日、二人っきりのときに頼むよ」

そう囁いてきた。

夏目「っ……!?」

そちらの耳を押さえて兎呑を見ると、その本人はこれまたクスクスと笑っていた。
……悪女だ。


【Info】
兎呑との親密度が上昇しました


□■□■□


そうしてそのまま少し時間が流れ……変化は不意に訪れた。

お風呂なの。何かあればお気軽にどうぞなの

作者的に影山、足立、姶良、雪咲、兎呑が動かしてて今のところ楽しいかな
兎呑が悩殺系お姉さんの称号を得たのは……まあ、いいとしよう

七海枠このなかにいるんだよな...少なくとも序盤では死なないのか?

もう、各キャラの設定とかは>>1の中で決まってる感じ?
安価とかはあるの?

五十隅さんがどうも七海枠っぽい雰囲気 でもこれはミスリーっぽいな

今のところ裏切り者かも?ってのは言乃木か姶良か五十隅辺りかな…
とりあえずジョーは絶対に生存させようと思った、こいつ死んだらかなり辛気臭くなっちまいそうだ

あだっちー爽やかイケメンだな
ここには多和良系男子はいないのか

>>574
やはり七海枠は気になりますか
でも今のところはノーコメントなのよ

>>575
おおまかな設定は決めてますが、もしかしたら安価登場するかも

>>576
ふへへ、さてどうかなぁ?(ゲス顔)

>>577
ジョー君マジ左右田枠
正直原作も左右田死んでたらなかなか辛気くさいことになってたと思います!

>>578
多和良系男子はいませんすいません

というわけでプロローグ終わりまでのんびりと書いていきます
安価はありませんが投下中の書き込みは歓迎ですのでお気軽にどうぞ



ジョー「っておい! なんだよこれいきなり天気悪くなってきたじゃねぇか!!」

五十隅「ふぇぇ……」

姶良「こりゃ海水浴どころじゃないかもしんないね……」

ジョー「とりあえず海から出て--うわっぷ!? おい正道水しぶきを俺にかけるな!!」

海水浴を楽しんでたメンバーが喧騒に包まれる。

夏目「な、なんだよこれ……いきなりこんな天気になるなんて異常だぞ……」

砂射「ウサミ、これもお前の仕業か?」

砂射が尋ねるが、そのウサミは答えない。
代わりになにやらぶつぶつと喋ってるだけ。

最咲「あの……ウサミさん?」

ウサミ「ほわわ……なんでこんなことに? ありえないでちゅ……」

ウサミ「まさか、アイツの仕業……?」

夏目「おい、ありえないってどういう--」


キーン、コーン……カーン、コーン……。


俺の言葉を遮るようにチャイムが鳴る。


??『あー! あー! マイクテスマイクテス……』

??『やっほー! みんな元気にしてた?』


さらに聞こえるのはこの空気にまったく合わない、陽気な声。

棋儀「なんだこの声は……」

雪咲「妙に嫌悪感を抱く声だな……」

確かに、その声からは得体の知れない嫌悪感を感じていた。
何故かは、わからない。


??『あのねぇ……ボク、今までのオマエラの行動を見てたけどさ……』

??『温いよ! 温すぎるよ! 世間様はそんなの求めてないんだって!』

??『てなわけでオマエラ! 中央の島にあるジャバウォック公園に来るんだ!!』

??『来なかったらどうなるか……まあ、言わなくてもなんとなくはわかるよね?』


それでその声は終わった。

甘露寺「……なんだ今のは」

ウサミ「あわわ……なんで、なんでアイツが……?」

ウサミ「こうしてはいられまちぇん! 必ず食い止めてみせまちゅ!」

夏目「あ! おい!」

俺の言葉も虚しくウサミはここから立ち去ってしまう。

最咲「ど、どうしましょう……?」

兎呑「行くしかなさそうだな」

雪咲「……なら僕は先に行くぞ」

筆原「な、なら私も……お先失礼しますっ」

そうして雪咲と筆原が去り、さらに海水浴をしなかったメンバーの大半がジャバウォック公園に向かう。

夏目「おい、あっちのメンバーはどうする?」

棋儀「……放っておいても来るだろう。俺たちも行くぞ」

夏目「……わかった!」


□■□■□


【ジャバウォック公園】

ジャバウォック公園に着くとまずウサミの叫び声が聞こえてきた。

ウサミ「やいやい! どこに隠れてるんでちゅか!?」

夏目「誰に言って……」

??「うぷぷぷぷ……」

……え?

ウサミ「ど、どこに隠れてるんでちゅか!? 早く出てくるでちゅ!」

??「アーッハッハッハ!!」

そんな笑い声と共にそいつは現れた--



モノクマ「お待たせしました! そして、お久しぶりでございます!」

モノクマ「ボクはモノクマ! この学園の学園長なのです!」


--それは白と黒で彩られた、ヌイグルミだった。

モノクマ「さてと……まずはさっそうと登場したところで……」

モノクマ「ボクはオマエラに一つ言いたい!」

モノクマ「なんだよドッキドキ修学旅行って! 茶番はやめろよ!」

ウサミ「なんで……なんでモノクマが……!?」

……モノクマ?

モノクマ「あのねぇ、世間様はそんなの求めてないんだって!」

モノクマ「オマエラの楽しげな楽園生活なんて求めてないの! 世間様が求めてるのは……」

モノクマ「……他人の不幸、そして絶望だけだよ」

夏目「な、にを……」

甘露寺「なんだこのヌイグルミ……言ってることが無茶苦茶だぞ」

影山「そもそも、このヌイグルミは……?」

アイランドモードとかいう茶番やるとネタが苦しくなってしまうからな
やはりモノクマは正しいかもしれない

>>590
耳が痛いです……(スクールモードを振り返りながら)


ウサミ「ミナサン下がってくだちゃい! なんでモノクマがここにいるのかはわかりまちぇんが、このマジカルステッキさえあれば……!」

モノクマ「隙ありー!」

そのウサミの口上を遮るようにモノクマが飛びかかる。

ウサミ「ほわわっ!?」

モノクマ「ふへへ……オマエはここで終わりだ!!」

そうして俺たちの前で行われるヌイグルミ二匹の乱闘。それはモノクマがウサミのマジカルステッキとやらを折った形で幕を閉じた。

ウサミ「ああ! あちしのマジカルステッキが!!」

モノクマ「ふふん! 大勝利!!」

モノクマ「さてと……敗者には罰ゲームがないとねぇ……」

ウサミ「な、なにを……」

モノクマ「ボク好みに改造だー!!」

そしてさらに繰り広げられるその光景。
その結果は……。


モノクマ「これでオマエは今日からボクの妹のモノミだー!!」

モノミ「なんでちゅかこれー!? しかも表記までモノミになってるし!」


ウサミがおかしな改造をされ、幕を閉じた。

モノクマ「オマエって地味な立ち位置だったからね。ボクの妹のモノミにしたの」

モノクマ「……後付け設定だけど」

モノミ「そ、そんなの許しまちぇんよー!!」

なおもモノクマに立ち向かうモノミにモノクマは一つ、右ストレートを放つ。

モノミ「うぎゃぁぁぁぁぁっ!?」

モノクマ「バッカもーん! お兄ちゃんに敵うと思ったかー!」

モノミ「ぶたれると凄く痛いでちゅー!!」

モノクマ「アーッハッハッハ!! 思い知ったかぁ!!」

なんだ、これ……。
動くヌイグルミの喧嘩なんて、おかしすぎるだろ……!

言乃木「……そろそろ頭痛くなってきたんだけど、なんだこれ」

五十隅「ほわぁっ!? ふ、増えてるぅ!?」

姶良「ヌイグルミ増殖だね!?」

モノクマ「モノクマ! 学園長!」

遅れてやって来た残りのメンバーにモノクマは一喝でそう言う。

モノクマ「ふぅ……さて、ようやく全員揃ったみたいですし、学園長としてここに宣言します!」

最咲「な、なにを……ですか……?」








モノクマ「ここに! 『コロシアイ修学旅行』を開催しまーす!!」

コロシアイ……修学旅行……?

モノクマ「仲良くなるのが目的なんてツマラナイよね?」

モノクマ「だからこそのコロシアイ修学旅行です!!」

五十隅「コロシアイって、どういう意味ですかぁ……?」

モノクマ「そんなの、殺し合いに決まってるよ!」

ジョー「殺し合いぃぃぃ!?」

モノミ「だ、ダメでちゅ! そんな血生臭い展開は--」

そう反論するモノミにモノクマの蹴りが飛ぶ。

モノミ「うぎゃぁぁぁぁぁっ!?」

モノミ「蹴られると凄く痛いでちゅー!!」



モノクマ「さて、と。さっそくコロシアイ修学旅行の説明ですが……」

吹き飛んだモノミを無視してモノクマが話す。

モノクマ「ここから出たければ仲間の誰かを殺す! それだけ!!」

モノクマ「そして学級裁判を生き延びてください!!」

湯川「……学級裁判?」

モノクマ「そう! このコロシアイ修学旅行の醍醐味!」

モノクマ「オマエラの間で殺人が起きた場合、残りの人たちでその殺人について捜査し誰が犯人なのかを議論してもらいます」

モノクマ「そして多数決でその犯人……クロを選びます」

モノクマ「その結果が正解ならクロだけがおしおきされ、不正解ならクロ以外がおしおきされたあとでクロだけが外に出れるのです!」

ジョー「ま、待てよ! そのおしおきってのは何のことだ……?」

モノクマ「あー、噛み砕いて言うなら処刑だね!」

言乃木「処刑……!?」

砂射「くだらん……誰が人殺しなんかするか!」

棋儀「同感だ。俺はお前のようなのが一番気に食わん……!」

モノクマ「殺せ、なんて言ってないじゃん? 殺るか殺らないかはオマエラの自由だしね」

湯川「……殺人が起きなかったらどうなるんですか? 私たちはここから出れないんですか?」

モノクマ「どうでしょうかねぇ」

夏目「そもそもだ! なんで俺たちがコロシアイなんて……!」

モノクマ「そりゃ、オマエラにはコロシアイをする理由があるし?」

……え?

正道「待て。さっきから黙ってれば好き放題言うじゃないか……」

足立「暴力は好きじゃないけど……仕方ないよね」

正道と足立がモノクマの正面に立つ。
まさか……力でねじ伏せる気か……!?

モノクマ「あー! そういうことしちゃうの!? いいの!? それならこっちも奥の手出しちゃうよ!?」

モノミ「奥の手……?」

影山「生きてたんですね」

そうしてモノクマは大きく叫んだ。






モノクマ「助けてモノケモノー!!」



すると、モノクマの後ろに控えてた銅像が分離して巨大な獣の機械となった。


夏目「…………」

夏目「……は?」

姶良「な、なんなのさこれ!?」

雪咲「ふざけるな! 現実離れも大概に……!」

モノミ「ミナサン下がってくだちゃい!」

モノミ「あちしがミナサンを守りまちゅ!」

モノクマ「へぇー……これでもなお逆らうんだねモノミよ……」

モノクマ「なら見せしめはオマエだー!!」

途端、凄まじい音が鳴った。
あのモノケモノとやらの一つから銃弾が乱射され、一瞬でモノミを消し去ったのだ。

夏目「なっ……!?」

ジョー「なんだこれぇぇぇっ!?」

言乃木「本物……!?」

モノクマ「ふぅ……これでわかったかな?」

モノクマ「…………ボクは本気だよ。逆らう奴にはモノミみたいに容赦なくこうしちゃうかもね」

モノクマ「それでもなお、ボクに逆らう人はいるかな?」

…………誰も、何も反応しない。
それくらい目の前の非現実的な光景に唖然としていたのだ。

モノクマ「うぷぷぷぷ……なら、もう言うことはないね」

モノクマ「清く正しいコロシアイ修学旅行を楽しんでくださーい!!」



□■□■□


夏目「なんだよ、これ……」

モノクマとモノケモノが消えたジャバウォック公園。
取り残された俺たちは呆然と立ち尽くしていた。

正道「あんな機械の化物相手にどう立ち向かえと……」

筆原「わ、わけがわかりません……いきなりコロシアイ修学旅行なんて言われて……」

影山「…………」

足立「……みんな。いくら混乱したり取り乱しても構わないから、一つ心に留めてほしいことがあるんだ」

足立がみんなに話す。

足立「俺たちの本当の敵は……あのおかしな機械でも、モノクマとかいうヌイグルミでも、それを操る奴でもない」

足立「……自分自身なんだよ」

姶良「……どういう意味?」

足立「見ず知らずの人たちと南の島に閉じ込められ、力を見せつけて俺たちが逆らえなくなるようにする……」

足立「そうして俺たちに恐怖心を植え付け、それから逃げるために事を起こすことをたぶん狙ってるんだと思うんだ」

全員が全員、顔を見合わせる。
その顔つきを見れば一目瞭然だった。

自分も誰かを犠牲にするのでは? と思っている顔だった。

……かくいう俺もそうかもしれない。
必ずそんなことをしない! なんて言い切れないかもしれない。

足立の言う恐怖心は他の奴等への疑心
そして自分自身への疑心を生んでいた

誰かが自分を殺すんじゃないか?
自分は誰かを殺すんじゃないか?

……募る疑心はさらなる疑心を呼ぶ。

だからこそ、絶望的だった。
理不尽の連続。見せつけられた圧倒的な力の差。
そこから逃げるためには誰かを犠牲にしなければならない。

……まさに絶望的。それがコロシアイ修学旅行。





その日は俺にとってまさに特別な日だった。
それは悪い意味で……絶望的に特別な日だったんだ--


プロローグ だんがんアイランドへようこそっ! ドキドキ修学旅行で大パニック? END

生き残りメンバー
16人

To Be continued

【プロローグクリアボーナス】
↓2のコンマ下一桁でモノクマメダルの枚数判定
0は10で

【result】

【希望のカケラと相手との関係】
影山 顔見知り(1/6)
足立 顔見知り(1/6)
ジョー 顔見知り(1/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 顔見知り(1/6)
湯川 顔見知り(1/6)
兎呑 顔見知り(1/6)
正道 顔見知り(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)
最咲 顔見知り(1/6)
姶良 顔見知り(1/6)
五十隅 顔見知り(1/6)
棋儀 顔見知り(1/6)
砂射 顔見知り(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)

【所持プレゼント】
無し

【所持モノクマメダル】
7枚

プロローグ終わり。クソ長くてビックリした

さていよいよ本編やでぇ……頑張ってね夏目君
あとジョーが死んだら間違いなく男子は終わる。いろんな意味で(確信)

さて質問意見感想どうぞ。無ければ仲良くしたいキャラの名前でも教えてください

次からはまた【○○げきじょう】やるかもしんないから、たくさん名前挙がればそのキャラが担当すると思うよ?


まだ誰がやばそうなのかはまだあまり見えてこないけど楽しみだ
今のところ五十隅さんと兎呑さんがいいなー

ジョーの人気に嫉妬(白目)
次点で筆原足立か……おい! 影山の名前がないとはどういうことだ!?(錯乱)

ペットは未定ですが自販機は用意しますよ
ミラクルモノミは……まあ、うん……。

あ、兎呑姉さんプロローグでエロ姉の称号貰っておめでとうございます(棒)

>>618
露骨な地雷は最咲さんだけですからねぇ……
作者的には他に地雷候補は何人か潜ませるつもりですが

今回こそはちゃんとした裁判にしたい……

最咲さんヤバいって解ってるのになんかちょっかい掛けたくなる
押すなって書いてあるスイッチが目の前にあるみたいな

>>621
前作の神代さんは逃げる爆弾
今作の最咲さんは追ってくる爆弾
どちらが厄介かはもはや説明するまでもあるまいて……



…………俺はホテル内の中庭、そこにあるベンチに腰掛けぼんやりと考え事をしていた。

というよりは現実逃避か。
突然放り込まれた非日常に対しての、逃避。


……あれから俺たちは散り散りになり、消えていった。
それもそうかもしれない。こんな異常なことに巻き込まれたんだ。一人になりたいのは当然。
かくいう俺も、こうして一人でぼんやりしてるのだから。


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします』

モノクマ『ただいま、夜10時になりました。夜時間となります』

モノクマ『各自、コテージで休むことをオススメしますよ』

モノクマ『コロシアイ修学旅行は始まったばかり! 疲れはゆっくり取らなきゃね!』

モノクマ『……じゃ、ばいならっ!』


……くそっ……不吉なこと言いやがって……。

…………コテージ、か。



□■□■□


【夏目のコテージ】

各自に用意されたコテージ、その一つである俺のコテージに入る。

夏目「……まあまあ、立派なコテージだな」

寝床も用意されてて、その他の必要なものもすべて完備されてる。
……あくまで殺し合いをさせるのが目的ってわけか。

夏目「…………」

……寝よう。
寝て、起きて……すべて夢だったなんて最低な夢オチを期待するとしよう……。

そうして俺はベッドに潜り込み、現実から逃げるように眠りに落ちた……。



chapter1 絶望トロピカル(非)日常編


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします!』

モノクマ『オマエラグッモーニンッ! 朝7時になりました! 今日も絶好のバカンス日和です!』

モノクマ『今日も張り切っていきましょう!』


…………、
…………夢じゃなかったのか。

それもそうか。実際に夢だったら、なんて思いもしたけど……そんなわけないもんな。

夏目「……腹減ったな」

確かホテルの二階にレストランがあったな。朝飯があるかもしれない。
……行くか。

そうして俺はまだ疲れてる体に鞭打ち、コテージを出るのだった……。


↓2のコンマで判定
50以上でジョー、それ以外で姶良と鉢合わせ

あ、おはようございます



姶良「うわあっ!?」

夏目「うわっ!?」

コテージを出てすぐ。姶良と鉢合わせした。

姶良「って、なーんだ夏目君か。驚かせないでよね」

夏目「そりゃこっちの台詞だ……」

しかし姶良か……こんなところでなにをしてるんだ?

姶良「というか、夏目君も足立君に呼ばれたんだよね?」

夏目「……足立?」

姶良「そうそう。あれ、違った?」

残念ながらそうなる……。

夏目「なんの話だ?」

姶良「いや、なんかレストランに集まってくれーって」

姶良「なんかみんなに話があるらしいけど?」

話……まあ、今後についてとかだろうな。

姶良「ってわけだから夏目君も一緒に行こうそうしよう!」

夏目「……そうだな。よし、行くか」

そうして俺は姶良とレストランに向かうことにした。

……道中、何か話してみるか?


↓2
1今の状況、どう思う?
2なんかどれも一癖ある奴等ばかりだよな
3……黙って足を進めよう



夏目「なんかどれも一癖ある奴等ばかりだよな」

姶良「そうだね……って、それなんだか私も頭数に入ってる気がするんですけどー?」

夏目「まあ……うん」

姶良「否定しないんだ!?」

姶良「……でもそうだね。男子も女子も一癖ありそうな人ばかりだよ」

姶良「特に兎呑さん! 兎呑さんはあれいけないと思う!」

……兎呑?

夏目「なんでまた兎呑が?」

姶良「だって考えても見てよ……あの妖艶なオーラにナイススタイル」

姶良「やっぱり同じ女としては見過ごすわけにはいかないんだよねこれが!」

……そういう話か。

姶良「しかも普通の医者じゃなくて獣医ときたもんだよ」

姶良「『俺、兎呑さんのペットになってしっかり診てもらいたい!』なーんて思う男子も多いと思うよ?」

夏目「そんなバカな……」



…………。


姶良「あ! 今やらしいこと考えた!」

夏目「違うから! そんなこと考えてないから!」

姶良「ほんとにぃ?」

夏目「……本当だ!」

そうしてそんな話をしながら姶良とレストランに向かう。

……まあ、そういうことを考えなかったといえば嘘になる、な……。


【Info】
姶良との親密度が僅かに上昇しました



【レストラン】

そうして訪れたレストラン。俺たちで全員……のようではないみたいだった。

姶良「あれ? ジョー君は?」

言乃木「あいつならここに来るまでの間に逃げてったよ」

コーヒーを飲みながら言乃木が答える。

夏目「逃げたって……どこに」

筆原「どこ、なんですかね……?」

甘露寺「今正道が探してるところだ。どうせあまり遠くには行けないしな」

足立「ってわけだから、正道君とジョー君が来るまでは待機だな」

二人が来るまで待機か……。
せっかくだ、誰かに話しかけてみるか?


↓1
正道、ジョー以外でどうぞ



夏目「足立」

足立「ああ、夏目君。おはよう」

そうして足立がさわやかな笑みで挨拶を返してくれた。

夏目「朝からさわやかな奴だなお前は」

足立「そうか? そんなつもりはなかったんだけど……」

足立「まあ、それにしても朝からさわやかなのはいいことじゃないか? 確かにおかしなことになってはいるけど」

……それはまあ、確かに。

足立「それはともかくとして、俺に何か用か?」


↓2
1この料理は誰が作ったんだ?
2みんなに話ってなんだよ
3○○のこと、どう思う?(生徒の名前もどうぞ。夏目は除外)



夏目「この料理は誰が作ったんだ?」

昨日来たときにはなかったたくさんの料理。
甘露寺か、はたまた別の誰かが作ったのだろうと思い尋ねる。

足立「……さあ?」

夏目「さあって……」

足立「俺や他の人たちが来たときにはすでに用意されてたんだ。たぶんモノクマか、モノミが前もって用意していたか……」

夏目「そんなの食べて大丈夫なのか……?」

毒とか入ってそうだけど……。

足立「そのあたりは問題ないと思うけどな。だってほら、見てよ」

そうして足立は一人の生徒を指差す。



五十隅「この料理美味しぃなぁ?」


足立「……毒でも入ってたら五十隅さん、今ごろ大変なことになってるよ」

なるほど……それは、そうか。

足立「まあ、俺も止めたんだけど無理に食べられてな……」

足立「毒味役をさせた、というわけではないけど……あれでわかっただろ?」

夏目「……そうだな」

まあ、あれならこの料理に関して危険はない……のか?


【Info】
足立との親密度が僅かに上昇しました


もう一人くらいと話せそうか……?


↓2
誰と話す?

筆原把握なの
作者は夜まで消えるの

何かあればどうぞ。3時頃に一回戻ってくるのでそのときに答えます

今回の目標は自由行動でのキャラ立てと裁判の難易度アップでございます(宣言)

更新乙
昼休み中に覗いていたら結構進んでいた
仕事中は安価がとれないことが辛いところ

本家だとカケラ交換スキルとキャラMAXスキルとペットスキル(モノクマで明鏡止水、ウサミで集中+5)の3つに別れるけどどうするの?
後イベント用プレゼントやチャプタークリアのやつ(模擬刀とかマジ折れ)

裏切り者は…だれだーっ

しかし男でパティシエって現行ライダーのドリアンさんとかその他諸々がチラつくな
学級裁判で追い詰められたらブチ切れてオネエ言葉になったりしないかな?

>>647
本格的な更新は夜の21時頃になりますのでそのときはよろしくなのです

>>648
ペットは廃止。再現が難しいの
スキルはキャラのスキルだけを予定してますが……希望のカケラ交換システムもあった方がいいかな

>>649
裏切り者なんていません!(狂言)

>>650
男のパティシエなんて失恋ショコラティエしか出てこない……



足立「筆原……」

筆原「夏目さん、おはようございます」

声をかけると筆原はそうしてにこりと笑い、頭を下げた。

夏目「おはよう」

夏目「……昨日はどうだ? よく眠れたか?」

筆原「恥ずかしながら、あまり……」

筆原「……いきなりコロシアイ修学旅行だとか、帰りたければ誰かを殺せとか言われて……そう簡単に眠れませんよ」

……それもそうだ。俺は何を尋ねてるんだろう。

筆原「…………このままじゃ、夜が来る度に怯えるはめになりそうです……」

筆原「あ! みなさんを疑ってるわけじゃありませんけど……でも、やっぱりどうしても……」

そうして申し訳なさそうに下を向く筆原。


↓5までで選択安価。コンマ一番高いレス採用。どう答えましょう?

1何かあったらすぐに言えばいいさ
2俺は筆原を信じてるから
3その他自由安価

そして離脱でござる

安価内容把握
とりあえずスクールモードはまだ待ってね。こっちを自由行動手前まで進めときたい

そして続編になってもネタキャラな多和良君マジ相撲取り……


更新は21時頃から
某スレと時間被るけどよろしくです

生身の人間で転落死させるのも面白そうだけどね

というかてっきりみんなは磯の香りのデッドエンドが気にかかってるのかとばかり……
あそことトワイライトで原作は女半数以上死んだからね

最近2やってないから度忘れしてたお……(致命的)

あ。作者からいくつか言っときたいことがあるの
まず前作同様生き残り男女の比はまったく考えてないの
あと今回は難易度高くして予期せぬ展開が巻き起こる可能性も仕掛けておくの
連続殺人が2回起きたりとかなの
だからchapter1とかでも油断してると被害者二人とかなるの
……まあ、これは極端な話だけど

ということで飯食うの

じゃあ始めるよー!
みんなで兎呑お姉さんを呼んでみよう! きっと来るよ!

……次からスタート

兎呑「ふふ。なんだ、そんなに私に会いたかったのか? 可愛い子達だな」

↓以下本編


夏目「……ならこの後みんなが集まったら、全員と色々話して仲良くなればいいんじゃないか?」

夏目「何もしないまま怯えて縮こまるより、誰もそんなこと考えないって思えるようにする方が健康的だろ?」

筆原「……そう、ですよね。まずは話してみることから始めないといけませんよね」

筆原「ありがとうございます……夏目さん、優しいんですね」

そうしてふわりと微笑む筆原の笑みを受け、俺は無性に気恥ずかしくなる。

夏目「……ちょっと偉そうだったかな」

筆原「いえ、とても素敵でしたよ」


【Info】
筆原との親密度が上昇しました



□■□■□


正道「連れてきたぞ」

不意に正道の声がした。

ジョー「嫌だ! 離せこの野郎!」

影山「……猛抵抗してますね」

さらに正道に襟を引きずられてるジョーもやって来た。

言乃木「はぁ……そんなんで大丈夫なのかい? なんていうか、ミステリーもので最初の被害者みたいな感じになってるよ」

影山「物語の引き立て役、ですか」

ジョー「そんな役目はごめんだっ!」

最咲「あはは……」

足立「ま、とにかくジョー君も座ってよ。ここから逃げるためにも、俺たちは協力しないといけないだろ?」

ジョー「むっ……」

正論を言われ口ごもるジョー。

棋儀「それよりもだ。足立、俺たちに話とはなんだ?」

足立「ああ、そうそう。実は俺今朝改めて島を探索してたんだけど……」

足立「……昨日のジャバウォック公園に気になるものがあったから」

? 気になるもの?

砂射「気になるものとはなんだ?」

足立「それが、言葉では説明しにくくて……」

足立「だから、飯食い終わったらジャバウォック公園に行くとしようか」


□■□■□


【ジャバウォック公園】

そうして訪れたジャバウォック公園。
そこには……おかしすぎる物があった。

湯川「な、なんですかこれぇ!?」

銅像があったはずの場所に黒い球体が置かれていた。
サイズもでかく、なにやら時間が刻まれてるみたいだが……。

足立「昨日の夜には間違いなくなかったよな、これ」

足立「でも俺が今朝来たときにはすでにあったんだよ」

となると、これは一晩のうちに用意されたことになるけど……。

夏目「というか、あのタイマーみたいなのはなんだよ」

雪咲「爆弾……とかな」

五十隅「ふぇぇ!? 爆弾!?」

言乃木「それは無いんじゃないか? 島を爆破させるのなら昨日アタシらを集めた時点で爆破すればいい」

足立「謎、だよな。でも謎はこれだけじゃないんだよ」

謎はこれだけじゃない?

夏目「どういうことだよ?」

足立「まず、俺たちはどうやってここまで連れられてきたのか?」

足立「どっかの廃ビルとかならまだしもここは南の島だ。よほどのことをしない限りこんなところに16人も拉致はできないだろう」

兎呑「それもそうだね……」

足立「さらにもう一つ。君たちはここの島の名前、聞いたことはあるか?」

その問いには影山と甘露寺が答えた。

影山「ジャバウォック島……でしたか」

甘露寺「ウサミから聞いたから、間違いはないだろうけど……」

足立「そう。ここはあの有名なジャバウォック島だ」

足立「……そのわりには観光客はおろか島民すらいない。観光地で有名なのに、だ」

姶良「そんなことありえるのかな……」

言乃木「単純にあのモノケモノとかいうので皆殺しにした……とか」

湯川「ま、まさか……」

棋儀「力で弱者をねじ伏せるのは単純ながら効果はある」

ジョー「おっかねぇこと言うなよな!」

影山「……結局のところ、謎だらけなんですね」

モノミ「でちゅねぇ……」

…………ん?

姶良「うわっ!? 生きてた!?」

モノミ「酷いでちゅ! その言い方はあんまりでちゅ!」

そこには昨日のモノケモノに倒されたはずのモノミがいた。

足立「……さて、そんな謎ばかりの今だけど俺は思うんだ。これだけ大がかりな謎を仕掛けてるってことはおそらく何かの組織が動いてるって」

モノミ「あれー? 足立くん、無視でちゅか?」

棋儀「……十神財閥、九頭竜組……あとそれと肩を並べる組織といったら……」

棋儀「…………姶良財閥、とかな」

モノミがスルーされつつ話が進んでく。
……というか、姶良財閥だって?

棋儀「おおっと、悪いな姶良。それは過去の話だったか」

姶良「……まあ、そうだね」

砂射「過去の話なら、今回とは無縁そうだが……」

影山「…………」

棋儀の発した言葉で場が静まるが、それを足立が壊す。

足立「はいはい。とにかくこれで俺たちの置かれてる状況が少しはわかったんじゃないか?」

ジョー「……謎だらけってことならな」

足立「そうだ。確かに俺たちを取り巻く状況は謎だらけだ」

足立「だからって目を背けて立ち止まるわけにもいかないだろ? 障害があるなら立ち向かわないとな」

そう足立はしっかりと言ってみせた。

筆原「そうですね……」

湯川「じゃあ、私たちのするべきことは……」

最咲「……少しでも多くの手がかりを見つけること、ですか?」

影山「……そうですね。コロシアイなんてふざけたことをする暇があるのなら、そっちに時間を使うべきです」

足立「そういうことだ。じゃ、みんなよろしく頼むぞ?」

その言葉に全員、とまではいかないにしても何人かが頷いた。
最初は小さな結束だけど、これが大きな結束になればいいなと俺は思う……。




モノミ「先生は嬉しいでちゅ……ミナサンが仲良くしてくれるみたいで」

モノミ「だから……あちしも輪に入れてー!?」


□■□■□


自由行動・昼

さて。一応コテージに戻ってはきたけど……何をするべきか。
俺はまだ他の奴等のことをあまり知らない……とにかく話をしてみることが大切か?


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン
3自販機



【ホテル ミライ 前】

棋儀「…………」

ホテルの中庭。そこにあるベンチに腰かけてる棋儀を見つけた。

夏目「あいつは……」

ジャバウォック公園で、棋儀は気になることを言っていた。
姶良財閥。それは過去の話だったか、と。

……よくわからないが、これは聞くべきことかもしれない。
あいつが正直に話すかどうかは疑問だが。

夏目「……なあ、棋儀」

棋儀「…………」

棋儀「……ああ、夏目か。すまないな、少し考え事をしていた」

棋儀「何か用か?」


↓2
1姶良財閥って何の話だ?
2何を考えてたんだ?
3このコロシアイ修学旅行、どう思う?



夏目「……姶良財閥って何の話だ?」

棋儀「…………さて、なんだろうな?」

俺の問いにそんなとぼけた返事をする棋儀。

夏目「俺は真面目に聞いてるんだぞ」

棋儀「……なら、一つだけ教えておいてやろうか」

棋儀「姶良財閥とはもう過去の話。今ではただの没落貴族……いや、貴族と表現するのも煩わしいほどの一族」

棋儀「姶良雪華とはそこの財閥の次期当主だったんだ」

夏目「そ、そうなのか?」

棋儀「今では世間的に殺されたから、知るものは少ないがな」

世間的に殺された一族の一人が、姶良?
……どういうことだろう。


【Info】
棋儀との親密度、変化なし


□■□■□


自由行動・夕

なんだかいきなり気の重い話を聞いたな……。


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン
3自販機



【ロケットパンチマーケット】

ジョー「うーん……」

夏目「ジョー?」

ジョー「うおっ!? なんだ夏目か! 驚かせるなよ!」

声をかけただけでそこまで驚くなんて……。

夏目「なにしてるんだ?」

ジョー「あー、いや。コロシアイ修学旅行っつー言葉を聞いた上でこのスーパーの品揃え見てるとなんつーか……殺しに使えって言わんばかりの物もあるなって」

ジョー「あ! 勘違いすんなよ!? 別にそういうこと企んでるわけじゃないからな!?」

……聞いてもないのにそういうこと言うから怪しく見えるじゃないか……!


↓2
1このコロシアイ修学旅行、どう思う?
2何か手がかりはあったか?
3○○、どう思う?(生徒の名前も。ただし夏目は除外)



夏目「何か手がかりはあったか?」

ジョー「いや、まったく。ダメだなこういう頭使う仕事は苦手だ」

どちらかというと頭より足を使いそうだけどな……。

ジョー「昔っからそうなんだよな俺って」

夏目「……まあ、見た目バカっぽいしなお前」

ジョー「うっせ! いきなり辛辣になんな!」

夏目「でもマジックとか頭使うんじゃないのか?」

ジョー「そりゃ多少は頭使うけど、どっちかっていうと閃きが大事なんだよ。なんつーの? タネ一つにしても頭柔らかい方が何通りも用意できるしな」

そういうもんなのか……?


【Info】
ジョーとの親密度が上昇しました

ごめんレクリエーションタイムってどのタイミングだっけか……少し離脱するね



【イベントパート】

ピンポンパンポーン!

夏目「今の……」

夜。不意にアナウンスが流れた。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『やっほー! お待ちかねのレクリエーションタイムだよ!』

モノクマ『というわけでジャバウォック公園に集まってね!』


ジャバウォック公園に集まれだって?
……あいつ、こんな夜中に何をする気だ……?

…………モノクマに逆らうのが禁止なら、行くしかないんだよな。くそっ!



【ジャバウォック公園】

公園に着くと、そこにはすでに他のみんなが集まっていた。

足立「夏目君で最後みたいだね」

言乃木「ずいぶん遅かったね……臆病風に吹かれたかい?」

……否定したいがそれもできない、か。

ジョー「つーかなんだよ。次は何やらされるんだよ……」

雪咲「ウダウダ言うくらいなら来るなよ、耳障りだ」

ジョー「いやいや、そんなことしたら何されるかわかんないし……」

雪咲「ふん……だからこそお前に試してもらいたかったのだがな。モノクマに逆らったらどうなるか」

ジョー「なにぃ!?」

その物言いにジョーが大声を出す。

姶良「そんな心にもないこと言っちゃダメだよ?」

雪咲「心にもないこと、ね……」

雪咲「はっ、諭そうとしたつもりかもしれないが残念だな。これは僕の本心だ」

本心……って。

夏目「お、おい。お前仲間がどうなってもいいっていうのか?」

雪咲「ほらそれだ。いつ僕がお前たちの仲間になった?」

雪咲「僕らはただの他人なんだぞ? それを仲間だなんて……笑わせるな」

湯川「そ、そんなの……」

影山「やめなさい。そうやって私たちが険悪になればそれこそモノクマの思う壺です」

雪咲の言葉をぴしゃりと影山が断ち切る。

雪咲「…………」

五十隅「そ、そうだよぉ! こういうときこそ前向きに! 前向きマジックだよ!」

雪咲「……ちっ」

さらに五十隅の言葉を受けると、雪咲は露骨に舌打ちをした。




モノクマ「あのう……」

姶良「うわっ!?」

と、そこでモノクマがおずおずと姿を現した。

兎呑「おや、スーツなんて着てどうしたんだい?」

モノクマ「放送にもあったけど、レクリエーションタイムだからね……その衣装だよ」

モノクマ「それで、もうそっちは終わったかな? 終わったならレクリエーションに移りたいんだけど」

言乃木「レクリエーションねぇ……手品か何かかい?」

ジョー「おい! それなら俺に任せろ!」

なんでそこでお前が食いつくんだ……。

モノクマ「いや、南の島っぽく漫才だよ!」

影山「……どこが南の島っぽいんですかね」

筆原「ですが、漫才は一人でやるには厳しいのでは……?」

モノクマ「当然! なので今回は相方も用意しました!」

その声にドレスを着たモノミがよたよたと出てきた。

甘露寺「……まあ、そんなことだろうと思ってはいたがな」

モノクマ「それじゃあさっそく始まるよ! 『大笑いモノクマ漫才ライブ』!!」

モノミ「ええっ!? まさかのぶっつけ!?」

モノクマ「ほら拍手拍手!」

五十隅「わー! 漫才だぁ!」パチパチ

棋儀「……一人場違いな奴がいるな」

兎呑「やれやれ、だね……」

そうして中央に用意された舞台に立つモノクマとモノミ。
そのまま二人の漫才が始まる……。

漫才前に作者はお風呂

何かあればお気軽にどうぞ。兎呑お姉さんが優しく教えてくれるかもしれません

残念! 作者のお気に入りキャラは影山さんでした! 男なら雪咲な!

……あれ? どっちにしても死亡フラグ背負ってそうな二人?(黒目)

風呂上がり
諸事情により漫才は省略するね。ごめんよ、スマホだと書くの大変なんだよ……

さーて! 今回はあの人を呼んでみよう!
せーの! 愛花ちゃーん!!



……とはいえ、その内容はなんというか三流芸人を彷彿とさせるような酷い内容だった。
一発屋の芸人の方がまだ面白いぞ……これ。

モノクマ「それじゃあ次は今まで隠してた秘密を告白しまーす! あ、ちなみにモノミのね!」

モノミ「なんであちしの!?」

漫才も佳境に差し掛かったのか、そんなくだりになる。
どうせつまらないネタだろうと思い俺は右から左へ流そうとし……それを聞いてしまう。




モノクマ「実はね……モノミってオマエラの記憶を奪っちゃってるんだよ!」

…………。
………………は?

モノミ「なんでやねーん! ……って、あれ?」

モノクマ「しーかーもー? その規模はなんとオマエラが希望ヶ峰学園で過ごした数年間の記憶なのです!」

モノクマ「つまりオマエラは新入生でもなんでもなかったのです! 記憶を失ったオマエラが勝手に思い込んでただけなのです!」

モノミ「ちょ! ちょっと!?」

モノクマ「ほなさいならー!」

モノミ「驚きのタイミングで終わり!?」



姶良「…………」

正道「…………」

筆原「…………」

…………。

夏目「…………は?」

足立「お、おいモノクマ! 今の話はなんだ!?」

隣にいた足立が声を荒げると、舞台裏にいたモノクマが出てきた。

モノクマ「んぁ? 今の話って……」

モノクマ「ああ! オマエラがモノミに記憶を奪われた件ね!」

記憶を奪われた……?

夏目「ふ、ふざけるな! そんなことあるわけが……!」

モノクマ「ない、なんて言い切れるの?」

モノクマ「それならオマエラが希望ヶ峰学園に来た時のあの目眩はなんだったの?」

なっ……!?

甘露寺「なんでお前がそれを……!?」

モノクマ「うぷぷ……つまり、あの瞬間がオマエラの記憶の接合点なのです!」

言乃木「つまり……あれからすでに何年も経っているというのか?」

最咲「じゃあ……私はもう何年もアイドルから離れてて……?」

ジョー「ふざけんな! そんなこと信じられるかよ!!」

モノクマ「いやいや、信じたくないだけでしょ?」

モノクマ「でも安心してよ。優しいボクがオマエラの記憶を戻してあげるから」

モノミ「ほえっ!?」

モノクマ「ただし! それには交換条件があります!!」

交換条件……?

湯川「まさか……」

モノクマ「察しちゃった?」

モノクマ「そう! それはオマエラがコロシアイをすることです!!」

兎呑「なっ……!?」

モノクマ「誰かを殺して記憶を取り戻せよ! ヘイユー!?」



影山「……ふざけないで……」

モノクマ「おろろ?」

影山「少なくとも私はそんな話は信じない。信じられない……」

珍しく怒気の籠った声で影山が言う。

モノクマ「うぷぷ……信じられないのは他の人たちのことじゃないのかな?」

夏目「どういうことだよ……」

モノクマ「だってオマエラって互いのこと何も知らないじゃん?」

モノクマ「だからこそ、この中にいる裏切り者に気づけてないんだよね?」

……は? 裏切り者?

モノクマ「なんでオマエラって16人もいるの? 希望ヶ峰学園に来る予定の生徒は15人のはずだったのにさ」

モノクマ「あ! そうか! この中に裏切り者がいるからだな!?」

モノクマ「……なんちゃって」

筆原「な、何を言って……記憶喪失だの、裏切り者だの……」

言乃木「そんなの信じられるわけないだろう!」

モノクマ「だから、なんで?」

モノクマ「オマエラって互いのこと何も知らないんだよ?」

モノクマ「……だから、誰かが殺しを企んでもそれに気づくことは不可能なのだー!!」


□■□■□


…………モノクマが去り、それを応用にモノミも消えた公園で俺たちは呆然と立ち尽くしていた。
誰も口を開かない。
この絶望に、打ちのめされてるようだった。

ジョー「……誰だよ、裏切り者って」

ポツリ、とジョーが呟く。

ジョー「さっさと出てこいよ! 後になるほど出るに出れねぇぞ!?」

そうしてあわてふためくジョーに正道が近寄る。


バキッ!


ジョー「うがっ……!?」

姶良「ひっ……!?」

途端、正道の拳がジョーの頬を捉えた。

正道「……頭を冷やせ。あいつの言葉を鵜呑みにするな」

正道「記憶喪失……裏切り者……そんなこと、あるわけがないんだ」

ジョー「なんでそんなこと言い切れるんだよ……!!」

足立「そこまでだ!」

そこに足立が割って入る。

足立「……兎呑さん、悪いけどコテージに戻ったらジョー君の怪我診てくれるか?」

兎呑「…………わかった。任せてくれ」

足立「正道君も。気持ちはわかるが手は出さないでくれ」

正道「…………すまなかった」

正道「ジョーも、すまない」

ジョー「あ、いや……」

そうして場の空気が重くなる。




キーン、コーン……カーン、コーン……。



モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『ただいま午後10時になりました。波の音を聞きながら穏やかにおやすみくださいね』

モノクマ『ではでは、いい夢を。グッナイ……』


足立「……とにかく、今日は解散だ」

足立「頭を冷やして……これからどうするか考えよう」

湯川「ですねぇ……」

そうして俺たちはゆっくりと、コテージに向かうのだった……。


【2日目リザルト】

影山 顔見知り(1/6)
足立 顔見知り(1/6)
ジョー 顔見知り(1/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 顔見知り(1/6)
湯川 顔見知り(1/6)
兎呑 顔見知り(1/6)
正道 顔見知り(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)
最咲 顔見知り(1/6)
姶良 顔見知り(1/6)
五十隅 顔見知り(1/6)
棋儀 顔見知り(1/6)
砂射 顔見知り(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)

【プレゼント】
無し

【モノクマメダル】
7枚



【3日目】


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』


……ダルい体を無理矢理動かし、ベッドから出る。

飯、食うか……。


□■□■□


【レストラン】

そこにはすでに何人か来ていたが、誰もが無言だった。
……当たり前か。


誰と食べる?
↓2
1兎呑
2最咲
3五十隅



夏目「……最咲。隣いいか?」

最咲「……夏目さん」

最咲「はい……どうぞ」

了承を得て最咲の隣に座る。

最咲「…………」

夏目「…………」

だが、無言のまま料理を口に運ぶだけ。
何か話はできないものかと悩んでいると……なんと最咲の方から話しかけてきた。

最咲「……私、今のアイドルの地位に上り詰めるのにたくさん頑張ったんです」

最咲「他のライバルを蹴落としてまで求めたアイドルの自分……なのに……」

最咲「……記憶を奪われてる、なんて話が本当なら私は今もアイドルなんですか? 忘れられてないですか?」

最咲「…………」

芸能界は流れが早いと聞く。
特にアイドルなんて、休みに長い期間費やすとファンからも忘れられてしまうだろう。
最咲はそのあたりを気にしてるのかもしれない……。


↓3までで自由安価。夏目の台詞をどうぞ。
コンマが一番高いレス採用。なおそのコンマによって最咲の親密度上昇に変化あり
このレスから5分経過しても三つ埋まらない場合、原作無印の苗木の台詞をベースに作者が考えます

たとえモノクマの言葉が事実だとしても、最咲がアイドルだってことも同じように事実だ
ファンが最咲のこと忘れるわけないだろ?無論、俺だって忘れてないぞ

これは……人がいないのか単純に時間が短すぎたのか……人いなかったのなら凄く恥ずかしいぞこれ……

とりあえずこのレスのコンマで最咲の親密度上昇幅の判定

と思ったら来てた
>>745採用しますね



夏目「たとえモノクマの言葉が事実だとしても、最咲がアイドルだってことも同じように事実だ」

夏目「ファンが最咲のこと忘れるわけないだろ? 無論、俺だって忘れてないぞ」

最咲「…………」

少し最咲がポカンとし、やがて柔らかく微笑む。
その目尻にはうっすらと涙があった……と思う。

最咲「ふふ……夏目さんは本当に優しいんですね」

最咲「そうですよね……ファンの方々を信じないといけませんよね」

夏目「そうだ。アイドルの底力見せてやれ」

うん、少しは元気になったみたいだ。

最咲「……最悪、夏目さんにだけでもアイドルとしての私を覚えてもらえればいい気がしてきました」

夏目「おいおい……」

最咲「……なーんて。これじゃあアイドルの言葉じゃありませんよね」

……まあ、こんな様子なら問題無さそうだな。


【Info】
最咲との親密度がかなり上昇しました
最咲との関係が『友人』になりました



自由行動・朝

さて、まだ昼前だしやることはある。
みんなの監視……ではないけど、様子見くらいはしないとな。


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン
3自販機



【砂浜】

……なんだこれ。メダルを使ってやるガチャガチャ……か?
やってみるかな……。


↓2
何回回す?(最大5回。現在7枚)

ちょっとリロード起動してくる



ガチャガチャ……ポン!
【菓子パン袋】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【ジャバの天然塩】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【百年ポプリ】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【エプロンドレス】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【シルバーリング】ゲット!


□■□■□


自由行動・昼

へぇ……こういうのが手に入るのかあのガチャガチャ……。


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン
3自販機



【空港】


足立「ふぅ……」

夏目「よう、足立。こんなところで何してるんだ?」

足立「夏目君か……いや、少し考え事をな」

足立「俺たちはまだ、互いを詳しく知らないだろう? だから何か……そうだな。交流会みたいなことができたらと思ってるんだ」

夏目「交流会か……」

確かにそんな機会があれば互いを知るのに絶好だけど……。

夏目「……雪咲とか砂射が来るか、だけどな」

足立「そうだよな……ううん……」


↓2
1まあ、手伝えることがあったら言ってくれよ
2他の奴等にも回しておこうか?
3あんまり無理はするなよ



夏目「まあ、手伝えることがあったら言ってくれよ」

足立「……そうだな。そのときには遠慮なく頼らせてもらうよ」

そうして足立はにこやかに笑ってみせた。
……自然にこうしたことができるあたり、リーダーに向いてるのかもな。


【Info】
足立との親密度が上昇しました


↓2
プレゼントを渡しますか?



夏目「そうだ。これやるよ」

足立「ん? っておお、天然塩か」

足立「ずいぶん気がきくな。ありがとうありがたく貰うよ」


【Info】
足立との親密度が上昇しました
足立との関係が『知人』になりました


□■□■□


自由行動・夕

そろそろ外も暗くなりかけてるな……。


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン
3自販機



【ホテル ミライ ロビー】

影山「…………」

ロビーのソファー。そこで影山は何かを考えていた。

夏目「おい、何をして……」

影山「……こんなことしてられない。早く、なんとかしないと……」

後ろから近づいたところでそんな言葉が聞こえてきた。
……影山……?

影山「っ……な、夏目さんですか。何かご用ですか?」

すると俺に気づいた影山がそう尋ねてくる。


↓2
1何か考えてたみたいだったから
2……今、何呟いてた?
3特に用はないけど……なんとなく、影山と話したくて



夏目「……今、何呟いてた?」

影山「…………」

影山「……なんでもいいでしょう」

夏目「早くなんとかしないと……とか聞こえたけど」

俺の言葉に影山は目を見開く。

影山「聞いてたのですか……」

夏目「……早まったことはするなよ。何があったのかは知らないけど」

影山「そうですね……」

影山「ひとまずは、そう割り切るしかなさそうです……」


【Info】
影山との親密度、変化無し


↓2
プレゼントを渡しますか?



夏目「……これ、やるよ」

影山「シルバーリング……ですか?」

影山「…………」

影山「……すいません。気持ちはありがたいのですが……」

影山「……いえ。せっかくですのでいただきます。ありがとうございますね」

? 女子ならこういうの好きかなと思ったんだけどな……。


【Info】
影山との親密度が僅かに上昇しました



□■□■□


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『ただいま午後10時になりました。波の音を聞きながら穏やかにおやすみくださいね』

モノクマ『ではでは、いい夢を。グッナイ……』


【3日目リザルト】

影山 顔見知り(1/6)
足立 知人(1/6)
ジョー 顔見知り(1/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 顔見知り(1/6)
湯川 顔見知り(1/6)
兎呑 顔見知り(1/6)
正道 顔見知り(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)
最咲 友人(1/6)
姶良 顔見知り(1/6)
五十隅 顔見知り(1/6)
棋儀 顔見知り(1/6)
砂射 顔見知り(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)

プレゼント
【菓子パン袋】
【エプロンドレス】
【百年ポプリ】

モノクマメダル
2枚

【4日目】


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』


朝、か……。
今日も飯食べて……とにかく、みんなといろいろ話してみないと……。


□■□■□


【レストラン】

昨日と顔ぶれが少し異なってるな……。


↓2
1兎呑
2湯川
3雪咲



……湯川と食べるか。

夏目「湯川、隣いいか?」

湯川「はい、どうぞ……」

やはり元気がない。当たり前と言えば当たり前だが。

夏目「……湯川、元気出せよ。確かにおかしなことになったけど、殺し合いなんておきるわけ……」

湯川「……ええ、わかってます。殺し合いなんてやらせません。絶対に」

俺が言うと湯川は静かにそう断言した。

湯川「……ただ、私朝に弱いので……ふわぁ……」

……元気がないと思ったらただの寝不足か。


↓2
1きちんと睡眠は取れよ?
2何をしてたんだ?
3……湯川って、結構強いんだな



夏目「湯川って、結構強いんだな」

湯川「そんなことないですよ……ただ、強がってるだけというか……」

強がってる。ということは当然内心ではやはり怯えてるわけか……。

夏目「そうか。なら俺の前では無理して強がるなよ」

夏目「こんな状況なんだ。お互い支えあってこうじゃないか」

湯川「……夏目さん」

湯川「……えへへ、そうですね。それなら夏目さんが辛くなったら私が支えてあげますよ」

夏目「おう。その時はよろしく」


【Info】
湯川との親密度が凄く上昇しました
湯川との関係が『知人』になりました


□■□■□


自由行動・朝

さて、今日はどうするか……。


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン
3自販機



【ホテル ミライ 前】

夏目「……兎呑」

兎呑「おや、夏目君。どうかしたかい?」

偶然見かけた兎呑に声をかけると兎呑は微笑んだ。
……いちいち無駄に色っぽいから困る。

夏目「いや、なんていうか偶然見かけたから」

兎呑「つまり私に運命を感じたと?」

夏目「それはない」

兎呑「即答か。手厳しいな夏目君は」

言葉とは裏腹にクスクスと笑う兎呑。


↓2
1ジョーの怪我はどうだったんだ?
2モノクマのあの話、どう思う?
3…………(話しかけようとするもどうしても胸元に目が行く)

夏目君マジ男子(当たり前)


……しかしこいつ、胸大きいな。ここの女子の中で一番大きいんじゃないか……?

兎呑「……ふふ、なんだ夏目君。私の胸に興味があるのか?」

夏目「へっ? あ、いや……!」

しまった気づかれた! やけに澄ました笑いを見せるから怖いんだけどおい!

兎呑「なに、隠す必要はない。服の上からなら別に見られても構わないさ」

夏目「構わないのか!?」

本格的に兎呑巳孤なる女がわからなくなっていると、兎呑はすっと俺の隣に立ち何故か俺の腕にしがみついてきた。

兎呑「……ただし、服の下はもっと親密になってから二人きりでな」

夏目「っ……か、からかうな離れろ!」

兎呑「はっはっは」

さっきから腕に感触が伝わってきて明らかに動揺してしまう。
まさか兎呑、そうして動揺する俺を見て楽しんでるな……!?


乱入イベント……?

今回から話の展開によって乱入イベントが発生します
これはコンマ判定なので誰が出てくるかわからないよ!

↓2のコンマで判定。50未満で最咲、それ以外で湯川乱入


エロお姉さんがよくわかんない……

【トノミげきじょう】

兎呑「……む。まさか私がここを担当することになるとはな」

兎呑「さて、最咲さん乱入が確定したところで今回はここまでだ」

兎呑「何か質問があったら聞かせてくれ。私が答えてあげよう」

「予感」がする…既に足首辺りまで何かに絡め取られてしまったような感覚と共に…

乙でした
最咲さんの希望のカケラは本当に希望なのか…

苦労人夏目くんの支援絵を参考にドット絵を…
http://i.imgur.com/2pjqAS7.png

足立クンが着実に豚神クン的なフラグを建てている様だけど
彼がこの先生き残らせるにはどうすればいいのん?

もしこの先1回も自分から会いに行かなくてもランダムや強制で向こうから迫ってくるような…もう「手遅れ」になってしまったような予感がしている
判定の前後のコンマが回避してるっていうのがもうね

>>811
兎呑「作者はヤンデレにはあまり詳しくないからな……何か違うところがあっても許してやってほしい」

>>812
兎呑「何を言うか。最咲さんの希望のカケラもちゃんとしたものだぞ」

兎呑「ああ、あとドット絵は素直に感謝だ」

>>813
兎呑「リーダーになったからといって悲観するのはまだ早い、とだけ行っておこう」

2でソニアが去った後の場所に左右田がいる感じに夏目がさっきいた場所に最咲がいるようになったりして

>>814
兎呑「作者曰くまだ全然余裕らしいぞ? 前作の神代さんよりは地雷率高めてるらしいが

まったく関係ない話だけど、バストサイズは身長とウエストとのバランスも大切だよ

>>812
かわいい

香澄さんみたいにフラグをへし折れなかったら足立も死ぬかもな…
各員、爆弾解除の方法はあるだろうけど今回のボンバーマンたちは前作よりちょい癖が強そうだ

>>818
参考になります(真顔)

>>816
兎呑「それはありえそうだな……」

>>819
兎呑「前作は爆弾が温かったから今回強めにしたらしい」

兎呑「さて、物語はまだ始まったばかりだ。悲観せず仲良くなりたい人と仲良くなればいい」

兎呑「私のところにも来てくれよ? 作者はすでにいくつか私とのイベントを考えてあるみたいだからな」

兎呑「さて……次回の担当は最咲さんか」

兎呑「では、お疲れ」

乙でしたー
乱入イベントで出てきただけでこの扱い……最咲さんが何をしたか!

前回の神代さんと違ってえらい言われようやで最咲さん……

正道君はほら、口下手? だから……口より拳で語るから……

少し進める



最咲「あ、あのー……夏目さんと兎呑さんは何をしてらっしゃるんですか?」

夏目「さ、最咲……いや、これといって何も……」

兎呑「そうだ。強いて言うならいちゃいちゃしてた」

してない!? そんな甘ったるい空気じゃなかったよな!?
俺が即座に反論しようとすると、兎呑が声を小さくしてこんなことを俺に言ってきた。

兎呑(正直に『夏目君が私の胸をじろじろ見てきた』と言うぞ?)

夏目(うっ……!?)

それは困る。女子でしかもアイドルの最咲にそんなことが知られたら確実に軽蔑なりされてしまう。
この状況でそんなことになるのは致命的だ。

最咲「い、いちゃいちゃ……ですか」

兎呑「そうだな。それはもう恋人のごとく」

凄い反論したいのにできないというジレンマ……!
でも気のせいか、これはこれで何か致命的な気がしないわけでもない。

最咲「……恋人のごとくってことは、恋人同士ではないんですよね?」

夏目「当たり前だ……さすがにこんな状況で女口説くほどの度胸はない」

最咲「なら夏目さん! 私ともいちゃいちゃしましょう!」

すると何を思ったのか今度は最咲が反対の腕にしがみついてきた。

兎呑「はっはっは。両手に花とはこのことだな」

最咲「……でも少し恥ずかしいものですね、これは……」

夏目「ならやめてくれ。頼むから……!」

両腕に伝わる柔らかい感触のせいで気が気でなくなる……!

結局このあとしばらく俺は兎呑と最咲にからかわれるのだった。
……俺みたいな男にこういう方面でのからかいはしちゃダメだと思う。


【Info】
兎呑との親密度が大きく上昇しました
兎呑との関係が『知人』になりました
最咲との親密度が上昇しました

あ、乱入イベント時にプレゼントは渡せない仕様になりますので


自由行動・昼

散々な辱しめを受けた気がする……。
さて、まだ昼頃だし……何をするかな。


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン
3自販機

見えてる地雷は踏みにこない
なら地雷自ら来ればいいじゃない!
というわけで神代さんと違い最咲さんは追尾型です


【ジャバウォック公園】


言乃木「……おや、夏目じゃないか」

ジャバウォック公園のあのタイマーの前で言乃木は佇んでいた。

夏目「何してるんだ?」

言乃木「一通りの島の探索をまたしてたんだよ」

なるほど……。

言乃木「……私はあの記憶喪失の話は信じてないし、そんな妄想話で殺しをすることもない」

言乃木「でも、他の奴らはわからないからねぇ。もしかしたら今、夏目だって私を殺しに来たのかも……なんて疑ってしまってる」

夏目「なっ……!?」

その言葉に俺が言葉を失うと、言乃木はポケットに手を入れたままため息を吐いた。

言乃木「なんてね……嘘だよ嘘。少なくとも夏目については警戒してないよ」

言乃木「だってあんた、見たところお人好しの貧乏くじタイプだしね」

夏目「…………」

否定はできない。
けど、今の言乃木の言葉……。


↓2
1だったら他の奴らも信じてやれよ
2……よく言われる
3まあ、早まったことをしないのはいいことだ

作者ヤンデレは専門外だから……


夏目「だったら他の奴らも信じてやれよ」

言乃木「……無理、だね」

きっぱりと断言される。

夏目「無理って……」

言乃木「だってそうだろう? 私たちはここで初めて会ったんだぞ?」

言乃木「そんな見ず知らずの人間を無条件で信じるなんて……それこそ、夏目のようなお人好しのバカにしかできないことだ」

言乃木「私は違う。私は人間っていうものは根本的には黒いものだって知ってるからな」

言乃木「……お前も、寝首をかかれないよう気をつけなよ」

頑なに人間を信じるのを拒む言乃木。この様子だと俺のことも完全には信じてない……のだろうな。


【Info】
プレゼントを渡しますか?

【Info】
言乃木との親密度、変化無し


↓2
プレゼントを渡しますか?

ごめんこれに訂正

安価把握作者は離脱
3時頃に一回戻るから何か書き込まれてたらそのときに返信します

言乃木さんは……あれだね。ココロコネクトの稲葉みたいな?

ごめん少し時間できたから安価だけ取っとく


自由行動・夕

言乃木……少し難しそうな奴だな。
でも悪い奴ってわけでもなさそうだし……ううん。


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン
3自販機

今度こそ離脱
安価以外に今のところ好きなキャラ、気になるキャラの名前でも書いてくれると嬉しい

結構バラけてるけど最咲、湯川のコンビが人気やな……
なら最咲--は向こうから来るとしても、湯川とたくさん話さないとね!(錯乱)

昨日と同じくらいから更新
スクールモードは明日やる(宣言)

さて、少し早いですが始めてもよろしいですかな?



【ホテル ミライ ロビー】

五十隅「やっぱり甘いお菓子は美味しいなぁ」モグモグ

夏目「……おい、五十隅」

俺が声をかけると五十隅はこちらに向き直り絵へへぇと笑った。

五十隅「あ、夏目君だぁ」

五十隅「どうしたのぉ? 夏目君もお菓子食べる?」

ちら、と五十隅が食べてる菓子類を見る。
……チョコにウエハースにクッキー……甘い菓子ばかりだ。

夏目「……俺はいいよ」

五十隅「そう? 勿体ないなぁ」モグモグ

なんて言いながら五十隅はクッキーを頬張る。
……後ろ向きじゃないだけマシだけど、この状況で菓子食うのはどうなんだ……?


↓2
1菓子ばっか食べてると太るぞ
2よくこんな状況で菓子食えるな……
3塩っけのある菓子は食わないのか?



夏目「菓子ばっか食べてると太るぞ?」

五十隅「ふえっ!?」

五十隅「夏目君! 女の子にそういう話はめっ! だよぉ!」

気にはしてたみたいか。でもそれなら量を減らせばいいんじゃ……。

五十隅「むぅ……」モグモグ

…………気にはしてるんだよな? クッキーを食べる手が休んでない気がするんだけど……。

まあ、好きなものを無理にやめろとも言えないか。


【Info】
五十隅との親密度が僅かに減少しました


↓2
プレゼントを渡しますか?



夏目「なら、これも食べるか?」

五十隅「ふぇ? っておぉ! 菓子パン詰め合わせだぁ!」

五十隅「メロンパンにチョコパンもあるぅ! えへへ……ありがとう夏目君!」モグモグ

そうしてチョコチップメロンパンを取りだし頬張る五十隅。
……まあ、喜んでくれたのならよしとしよう。


【Info】
五十隅との親密度がかなり上昇しました
五十隅との関係が『知人』になりました



□■□■□


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『ただいま午後10時になりました。波の音を聞きながら穏やかにおやすみくださいね』

モノクマ『ではでは、いい夢を。グッナイ……』


【4日目リザルト】

影山 顔見知り(1/6)
足立 知人(1/6)
ジョー 顔見知り(1/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 顔見知り(1/6)
湯川 顔見知り(1/6)
兎呑 知人(1/6)
正道 顔見知り(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)
最咲 友人(1/6)
姶良 顔見知り(1/6)
五十隅 知人(1/6)
棋儀 顔見知り(1/6)
砂射 顔見知り(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)

プレゼント
【エプロンドレス】
【百年ポプリ】

モノクマメダル
2枚

飯で離脱なの

【5日目】

【イベントパート】


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』


□■□■□


【レストラン】

足立「やっと来たね」

夏目「? なんだよ」

いつも通りレストランに行くと、そこにはすでに俺以外の奴らが揃っていた。

筆原「足立さんが何か話があるみたいで……」

雪咲「……さあ、全員揃ったんだ。言いたいことがあるなら早く言うがいいさ」

足立「じゃあ、俺から皆に提案」

足立「今夜、そこにある旧館でパーティーしない?」

……ああ、そのことについてか。

棋儀「何を言うかと思えば……」

姶良「え、ええと……さすがにそんな呑気なことしてられないっていうか……」

五十隅「私は賛成だよぉ」



影山「……私も賛成ですかね」

言乃木「……へぇ? まさかアンタが賛成するなんてねぇ……」

影山「今、私たちはお互いのことをあまり知りませんし……」

影山「それならそういう交流会を設けてみなさんと親しくなるのは悪いことではありません」

影山「……足立さんも、そういう意味でそんな提案をしたのでしょう?」

足立「はは……まあ、そんなところかな」

足立「ちなみに夜通しのパーティーを予定してるから……あんまり無理に参加させたくはないけど、よかったら全員来てほしいかな」

夜通し!?

兎呑「あ、だけど確かあの旧館はモノミが立ち入りを禁止してたと思うぞ」

兎呑「改築予定……とか言ってたけど」

足立「ああ、そのあたりは抜かりないよ。すでにモノミの許可も得てるからね」

雪咲「……だが、パーティーをやるにしても掃除をしないといけないだろう」

砂射「改築予定なら、おそらくかなり汚れてると思うが……」

姶良「うわぁめんどくさっ!」

正道「だが、汚れたところでパーティーなんてできないだろう……」

ジョー「俺は嫌だからな! 掃除なんてごめんだ!」

影山「それなら、くじ引きで決めましょうか」

不意に影山がそう言う。

湯川「くじ引き……ですか?」

影山「ええ。こんなこともあろうかと思って」

何が起きると思ったんだよ……?

最咲「なら、恨みっこなしですね!」

ジョー「赤を引いても俺のマジックで……!」

言乃木「どうするんだい?」

そうして全員がその影山のくじを引いていく。
結果は……。



影山「……あら、私みたいですね」


なんと、影山本人だった。

夏目「はは……超高校級の幸運のわりには残念な結果になったな」

影山「……まあ、決まったことに文句は言えません」

足立「すまないな……」

影山「いえ、ご心配なく」

申し訳なさそうにする足立に影山が笑ってそう言う。

旧舘がどんな大きさなのかは知らないが、女一人に掃除をさせるのもな……。


↓2
1俺も手伝うよ
2……まあ、いいか

なお1を選んだ場合本日の自由行動すべてが消えます

自由行動すべてを消してまで影山と共にいたいのか!


夏目「……俺も手伝うよ」

影山「えっ?」

俺の言葉に影山がそんな声を出す。

姶良「おお! 夏目さんも手伝うなら意外とあっさり終わるんじゃない?」

ジョー「物好きなやつ……」

兎呑「もし怪我でもしたら私のコテージを尋ねるといい」

周りがそうした空気になってしまえば影山も嫌とは言えず。


影山「……わかりました。では、お願いしますね」

そうして頷くのだった。


□■□■□


【旧舘】

そうして俺と影山はその旧舘へとやって来たのだが……。

夏目「……汚れすぎだろこれ」

そう。旧舘はすでにかなり汚れていた。

影山「これは、予想以上に酷いですね……」

はぁ、と影山が息を吐く。

影山「……パーティーをするとなると、大広間と厨房を一通り掃除しないといけませんね」

影山「まずは厨房を掃除しますか」


□■□■□


【厨房】

そうして俺たちはまず厨房を掃除していった。

夏目「汚いな、ホント……」

食器を片付け、邪魔な物を退かし。
やってることは単純なのにいかんせん汚さが尋常じゃなく、それだけの作業にもう結構な時間を費やしていた。

影山「ちょっと失礼します」

流し台を磨いていた俺の隣に踏み台に乗った影山が立つ。
どうやら俺の上のところにある食器棚? に食器をしまおうとしているようだ。


影山「あっ……!」

夏目「へっ? っていってぇ!?」

すると目の前に何かが落ち、ガシャアンという耳障りな音が響く。
そして手に伝わる痛み。

……要約すると、影山がしまおうとしてた食器が俺の手元に落ちてきたのだ。

影山「す、すいません!」

夏目「いや、大丈夫……じゃねぇわこれ……!」

食器がもろに俺の手に落ちてきたので、はっきり言って滅茶苦茶痛い。
さらに割れた食器の破片で切ったのか、血まで出てきていた。

影山「見してください……」

夏目「お、おい……?」

台から降りた影山が俺の両手を握って傷の確認をする。

……不覚にも緊張してる自分が情けない。

影山「……すいません、私の不注意です」

影山「とりあえず……」

そうして影山はなんと俺の右手人差し指をパクリと口に運んできた。

夏目「何をして……」

そして俺の人差し指に伝わるなんとも言えない感覚。
どうやら傷を舐めてくれてるみたいだけど……。



影山「ふぅ……とりあえず唾は付けときましたから、あとは兎呑さんに診てもらってください」

唾って……なんて原始的な……。

影山「ここの掃除は私が責任をもってやりますから……」

夏目「……まあ、この手じゃ手伝えないだろうし……」

それにここの掃除が終わればあとは大広間だけだしな……。

夏目「……すまない。あとは頼む」

影山「ええ、任せてください……」




影山「--いろいろとね」


□■□■□


【兎呑のコテージ】

兎呑「まさか本当に怪我をしたとは……」

夏目「はは……まあ、事故みたいなもんだし」

兎呑「まったく……」

ということで俺は兎呑のコテージを訪ね、応急処置をしてもらっていた。

兎呑「……ほら、これで一応の応急処置は終わった」

そうして俺の手に巻かれた包帯を見る。

夏目「……悪い、迷惑かけたな」

兎呑「ふふ……気にする必要はないよ」

そうして対面に座る兎呑な足を組んで笑いながら答えると、コーヒーを一口飲んだ。
……ついでだし、何か話してみるか?


↓3までで自由安価。コンマが一番高いレス採用
夏目の台詞か、はたまた簡単な動作をお願いします

兎呑と絡むと必ず一人は欲望に赴く件について


兎呑「……夏目君、キミはこんなときでも本能に従ってるのだな」

夏目「な、なにがだ?」

兎呑「私の足を見つめてくせにしらばっくれる気か?」

夏目「違っ……!」

確かに少し視線がそこに行ってたのは認めるけど……見つめてなんかない……!

兎呑「なに、恥じることはない。キミも男の子だからな、そういうことは当然だろう」

夏目「俺を変態扱いするな……!」

兎呑「それに、見る分にはタダだしな」

夏目「そういう問題じゃない!」

兎呑「……さて、そんなキミに特別サービスをしてやろう」

そうして兎呑はニヤリと笑ってみせると足を組んだまま、スカートの裾を少しずつ上に上げてきた。

夏目「バッ……何してるんだ!」

兎呑「何って、見てのとおりだ。君の欲求がどれほどの物かと思ってな」

そうしてさらにゆっくりと裾を上げていく。
慌てふためく俺をからかうかのように兎呑はその行為を続け……。

夏目「っ!!」

もう少しで下着が見えそうなところまで行き、俺は体ごと後ろを向く。

兎呑「はっはっは。夏目君は本当に可愛いな、からかいがいがある」

そんな俺の反応を見てクスクスと笑う兎呑。
……俺は用心のため背中を向けたまま、答える。


↓3までで自由安価。コンマが一番高いレス採用
夏目の台詞どうぞ

なんか前作にいないタイプだな兎呑……



夏目「俺が悪かった! だから別の話をしよう! 何かお互いのためになる話をだ!」

兎呑「そうは言われても……」

兎呑「……何も思い付かんな。夏目君、そう言うのなら何か話をしてくれ」

夏目「え? お、俺?」

兎呑「ああ。そんなことを言うということは、何かしらの話の用意はしてあるのだろう?」

……まったくしてないけど、そうだな……。


↓2
1今夜のパーティーについて
2○○のこと、どう思う?(夏目以外の生徒の名前も。兎呑から見たその生徒の印象が聞けます)
3先程の行為について注意する

安価把握作者はお風呂

兎呑さんキャラ濃すぎて他が薄くなってる……
エロお姉さん? って需要あるんかね

あ、どんな感じに注意するかも↓3くらいまでで安価取っとくね



夏目「……さっきの続きになるけど、年頃の女がああいうことをするのはよくないと思うぞ」

夏目「俺も……まあ、見てしまったからあまり強くは言えないけど。勘違いしたりおかしな気を起こす奴だっているだろうし」

夏目「ましてや兎呑はお世辞抜きで綺麗だからな。……いや、綺麗か綺麗じゃないかに関わらずそういうことはしないでもらいたいが」

兎呑「…………」

返事はすぐに返ってこなかった。
何気なく後ろを見ると、兎呑はいつもの余裕そうな顔を崩して照れ臭そうに笑っていた。

兎呑「う、うむ……まさかそんなことを言われるとはな」

兎呑「……存外照れ臭いものだな、はは」

……こういう顔ができるのだから、やはり兎呑も同年代の女なんだなと改めて認識する。
まあ、当たり前のことなんだけど。


【Info】
兎呑との親密度が上昇しました



□■□■□


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『ただいま午後10時になりました。波の音を聞きながら穏やかにおやすみくださいね』

モノクマ『ではでは、いい夢を。グッナイ……』


そのモノクマアナウンスを自分のコテージで聞き、俺はふと立ち上がる。
……傷はだいぶ楽になったし、これなら問題ないな。旧舘……行くか。


□■□■□


【旧舘】

足立「はいはい、ちょっとごめんな」

夏目「足立……?」

旧舘に入るとそこには足立と筆原が待っていた。

筆原「次は夏目さんですか……足立さん、お願いします」

足立「わかってるよ」

夏目「なんの話だ?」

足立「身体検査。ボディーチェックとも言うかな?」

夏目「なんでそんなことを……」

足立「……まあ、なんだっていいじゃないか。ほら、少し失礼するよ」

そうしてぱぱっと手早く、念入りにボディーチェックを済ませる。

足立「……うん、夏目君は大丈夫そうだね」

夏目「そりゃそうだろ……」

というか、夏目君はって?

筆原「実は……先程砂射さんが危険物を隠し持ってまして」

夏目「す、砂射が!?」

足立「ああ、そういうのは俺が没収してジュラルミンケースの中に入れてあるから安心していいよ」

でも、まさか砂射が危険物を持ち込んでたなんて……。

夏目「……ちなみに、何を隠し持ってたんだ?」

俺の言葉に足立は苦笑いを浮かべて一言


足立「モデルガン」

と言った。


□■□■□


【大広間】

姶良「あ! 夏目さん!」

夏目「姶良……」

大広間に入ると姶良がとことこと俺のところにやって来た。

姶良「凄いよね。これ全部甘露寺さんと最咲さんが用意したんだよ」

夏目「甘露寺と最咲が?」

甘露寺はまぁ、納得できるとして。
最咲料理できたんだな……。

言乃木「凄いと言えば……見なよ、砂射を」

夏目「砂射?」

砂射「…………」

うわ……見るからに肩落としてる。

言乃木「入り口でモデルガン没収されてからあの調子だ。子供かっての」

姶良「はは……」



甘露寺「ふぅ……これだけあればなんとかなるだろう」

最咲「ですね。足りなくなったらまた作ればいいんですし」

と、そこで甘露寺と最咲が戻ってきた。

甘露寺「おお、夏目。来てたのか」

最咲「あ、夏目さん! 怪我大丈夫ですか!?」

夏目「ん……まあな」

足立「これで全員か?」

さらに足立と筆原も戻ってきた。

五十隅「影撮君がまだだよぉ」

言乃木「雪咲ならアタシがここに来るときに会ってな」

言乃木「……僕は行かないからお前らだけで好きにやれ、だと」

足立「そうか……」

雪咲は不参加か……まあ、あいつ気難しそうだしな……。



モノミ「あのー……」

ジョー「げっ! なんか出た!」

突然現れたモノミにジョーが驚く。

棋儀「なんだお前は」

言乃木「せっかくこれから楽しいパーティーだってのに、邪魔しないでくれるかい?」

モノミ「あちし邪魔物!? あの……足立君に誘われたんでちゅ」

足立「……まあ、成り行きでね」

モノミ「本心の誘いじゃなかったんでちゅか!?」

湯川「ふふ……なんだっていいんじゃないかなぁ? 少なくとも、私はモノミが参加してもいいと思うけど」

モノミ「湯川ちゃん……!」

足立「んじゃ、そういうわけだから始めるぞ! 今日は朝までコースだから張り切ってけよ!!」

そうして全員参加、とまではいかなかったがパーティーが開催された。


□■□■□


どこのテーブルに行く?

↓2
1影山、兎呑、正道
2五十隅、湯川、モノミ
3足立、ジョー、最咲



ジョー「よーし、そのカードは……ダイヤのKだ!」

最咲「わ! 凄いです! 当たりました!」

足立「さすがはジョー君だね」

なにやら楽しそうなテーブルに行く。

夏目「……何してるんだ?」

足立「ああ、ジョー君のマジックだよ」

ジョー「って言っても初歩の初歩だけどなこんなの」

夏目「そうか……」

そうして食器を取り料理を盛り付けようとする。

怪我してるときに最咲に近づいたりするから……(遠い目)


最咲「あ、夏目さん手怪我してますし食べにくいですよね」

最咲「私が食べさせてあげますよ!」

夏目「へ? いや、いいから。自分で食えるから」

最咲「遠慮なさらず!」

そうして最咲が唐揚げを一つ箸で摘まみ俺の口に寄せてくる。

最咲「はい、あーんってしてください」

夏目「いや……本当に自分で食えるから……」

足立「夏目君……ここは最咲さんの優しさに甘えたら?」

ジョー「くそっ! 羨ましいぜ!」

足立もジョーも助けてくれない。
……仕方ない。ここまでさせて断るわけにもいかないし……。

夏目「じゃあ、いただきます」パクリ


↓2までの一番高いコンマで最咲の親密度の上がり方に変化
なお低いからといって親密度が下がるわけではないのでご安心を

結果 31


夏目「……うん、普通に美味い」

最咲「そうですか……よかった」

最咲「実はそれ、私が作ったんですよ」

夏目「そうなのか?」

最咲「はいっ」

なるほど。どうりで美味かったわけだ。

足立「……超高校級のアイドルの手料理を本人にあーんしてもらえるなんて、男として本望だね夏目君」

ジョー「爆発しろ! 爆発しろ!」

……確かに、普通に考えて嬉しいシチュエーションではあるな。


【Info】
足立、ジョーとの親密度が上昇しました
ジョーとの関係が『知人』になりました
最咲との親密度がそれなりに上昇しました
最咲の二つ目の希望のカケラが手に入りそうです……


↓2
1甘露寺、影山、湯川
2五十隅、兎呑、最咲
3正道、言乃木

最咲も別のテーブルに移動したんだよ(真顔)


影山「……あ、夏目さん」

甘露寺「やっぱりこういうのより菓子作りの方が向いてるんだよな俺は」

湯川「でも甘露寺さんの料理美味しいですよぉ」

甘露寺と湯川が話してる横で飲み物を飲む影山の隣に行く。

夏目「……頑張ってくれたんだな、掃除」

夏目「悪かったな。結局まともに手伝えてなくて」

影山「いえ……私こそ、夏目さんを怪我させてしまいましたし……」

影山「……すいませんでした、本当に」

そうしてやはりあのことを気にしてるのか影山が申し訳なさそうに下を向く。


↓3までで自由安価。コンマが一番高いレス採用
なんと答える?



夏目「気にすんなって、運が悪かっただけなんだしさ」

夏目「……しかしくじといい、超高校級の幸運なのに結構不運なんだな、影山って」

影山「……私の幸運は少し特殊なので」

? 特殊?

影山「……そうですね。私の幸運はその前に必ず不運が訪れるのです」

影山「そしてその不運に見合うだけの幸運が次に訪れるのです」

夏目「…………」

影山「なので、私はこんなちっぽけな才能でも無いよりはマシだと思ってます」

影山「こうして……希望の象徴と呼ばれるみなさんと一緒にいられるのですからね」

そうして影山はにこりと笑うのだった。


【Info】
影山、甘露寺、湯川との親密度が上昇しました
影山との関係が『知人』になりました



そうしてパーティーを楽しむことしばらく。変化は不意に訪れた。


--パチン。

『……え?』

トイレに行ったりする奴もいれば騒ぐ奴もいるで大忙しの大広間が停電したのだ。

『うわっ!? マジックの最中に停電とかマジありえねぇ!』

『お前ら落ち着け!』

『ひゃあっ!? だ、誰ですか今お尻触ったの!?』

『おい、どこに行くつもりだ!?』

と、約一名を除きパニックになる一同。


夏目「……お、回復したな」

それも数分だけ続いたものの、すぐに明かりは戻った。

正道「きっとトイレに行った奴がブレーカーを入れたんだろうな……」

確かトイレに行ったのは影山で、今厨房に行ってるのが甘露寺か。
ならここにはその二人と雪咲を除いたメンバーがいるはずなんだが……。




筆原「……あら? 足立さんの姿が見えませんよ?」



……確かに、足立の姿が見えなかった。

兎呑「……どこに行ったんだい?」

棋儀「停電の瞬間にはいたように思えるが……」

夏目「…………」

とりあえず部屋の中を探してみるか……。


↓2
1奥のテーブルの下
2机の物陰
3料理が乗ってるテーブルの下



姶良「ま、まさか地震と勘違いしてテーブルの下に潜ったとか?」

モノミ「いやいや、さすがにそれは……」

正道「……夏目?」

その言葉を聞き俺は奥のテーブルのテーブルクロスを掴んでいた。

姶良「あれ? まさか本当に??」

夏目「…………っ!!」

バッとテーブルクロスを捲る。












…………何もなかった。

五十隅「あれれ? 足立君いないねぇ」

五十隅ののんびりした声がしたと思えばすぐに誰かが大広間に戻ってきたのか、扉の開く音がした。




足立「おい……影山さん、しっかりしてくれ!」

影山「うう……」

言乃木「足立に……影山!?」

それは左腕からおびただしいほどの血を流した影山を支えている足立だった。

モノミ「な、なにがあったんでちゅか!?」

甘露寺「おい! とりあえず水汲んできたぞ!」

さらにそこに甘露寺も戻ってくる。

夏目「足立! お前いつの間に外に……!」

足立「停電になった際に、ブレーカーのある事務室に行こうとしたんだ」

足立「まあ……たどり着けなかったけどね」

正道「あの暗がりなら仕方ないだろうな……」

足立「それで停電から回復したときに大広間に戻ろうとしたら……トイレの前で倒れてる影山さんを見つけて……」

兎呑「……脈はあるね。ただ出血が酷い」

モノミ「ど、どうしましょう!?」

兎呑「……影山さんを私のコテージに連れていく。パーティーは中断だ」

夏目「それがいい」

足立「手を貸すよ」

本当は誰に襲われたのか聞きたいが、それは後回しだ。
まずは影山の治療が先……!


□■□■□


【ホテル ミライ 前】

雪咲「……なんだ、お前たち。パーティーは終わったのか?」

旧舘から出てきた俺たち。そこに偶然通りかかったのか、雪咲が声をかけてきた。

五十隅「それどころじゃないよぅ! 影山さんが血を流して倒れてて……!」

雪咲「……なに?」

夏目「とにかく詳しい話は明日、影山が目覚めてからだ!」

そうして状況が呑み込めてない雪咲を置いて俺たちは兎呑のコテージに影山を運ぶ。

俺も、状況は何一つ掴めてない。
聞きたいことも山ほどある。

でも、まずは仲間の命が第一なんだ……!



【5日目リザルト】

影山 知人(1/6)
足立 知人(1/6)
ジョー 知人(1/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 顔見知り(1/6)
湯川 顔見知り(1/6)
兎呑 知人(1/6)
正道 顔見知り(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)
最咲 友人(1/6)
姶良 顔見知り(1/6)
五十隅 知人(1/6)
棋儀 顔見知り(1/6)
砂射 顔見知り(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)

プレゼント
【エプロンドレス】
【百年ポプリ】

モノクマメダル
2枚

【事件発生フェイズ】

↓2のコンマ数値により加害者判定
翌日事件発生

てなわけでここまで
事件発生前には必ずこうして判定があるからね! 先走って足立殺すのやめてあげてよ!!

さて、誰が死んで誰が殺されるんでしょうかね! 今回は……まあ、前作ほどイージーではないと願いたい(切実)

何かあればどうぞなの!

なんかジョーってほんと人気? やな……


次スレもう少し行ったら立てますね

事件は現スレで起きるんじゃない! 次スレで起きるんだ!

というわけで事件は次スレに持ち越しとして……何かもう少し埋めないと
とりあえず身長体重でも載せとくか……

【超高校級の鍵師】夏目開人
身長 177cm
体重 65kg

【超高校級の幸運】影山詩乃
身長 168cm
体重 50kg
バスト 82cm

【超高校級のランナー】足立千里
身長 180cm
体重 67kg

【超高校級のマジシャン】ジョー・ホイットニー
身長 174cm
体重 66kg

【超高校級の論理学者】言乃木揺
身長 170cm
体重 52kg
バスト 78cm

【超高校級の書道家】筆原鈴莉
身長 166cm
体重 48kg
バスト 84cm

【超高校級の声優】湯川ほのみ
身長 163cm
体重 46kg
バスト 86cm

【超高校級の獣医】兎呑巳孤
身長 174cm
体重 52kg
バスト 91cm

【超高校級の拳法家】正道健一
身長 173cm
体重 62kg

【超高校級のパティシエ】甘露寺慶喜
身長 184cm
体重 67kg

【超高校級のアイドル】最咲愛花
身長 165cm
体重 47kg
バスト 84cm

【超高校級のデザイナー】姶良雪華
身長 167cm
体重 49kg
バスト 87cm

【超高校級の童話作家】五十隅陽毬
身長 157cm
体重 47kg
バスト 75cm

【超高校級の棋士】棋儀歩
身長 181cm
体重 66kg

【超高校級の狙撃手】砂射才斗
身長 179cm
体重 67kg

【超高校級の写真家】雪咲影撮
身長 178cm
体重 67kg

今回からの>>1000について

何か願えば基本的にはそれがどこかで叶いますが、無理なものは無理です

○○が喜ぶアイテム公開、とかでもおkですので

というわけでそろそろ次スレ建ててきていいかな……

次スレ

【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る2【安価進行】
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る2【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390463564/)

どぞ

通信簿書き込み終わり

兎呑さん朝日奈以上終里未満とはなかなかやで(白目)

支援絵ありがとうございます! そして加速!

>>1000なら男のマロンイベ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom