【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る3【安価進行】 (1000)

注意書
・前作【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】シリーズの続編。よって初見の人はそちらから読むこと推奨
・今回もオリキャラ出るので苦手な人はすいません
・当然展開次第でバッドエンドあり
・ネタバレあり

名誉ある過去スレ
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390055397/)

【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る2【安価進行】
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る2【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390463564/)

前スレ貼れてなかったら>>1の語尾に「それと便座カバー」が付く

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1391226036

【超高校級の鍵師】夏目開人(ナツメカイト)男
集中力・7(+2)
交友力・6
スキル
状況判断能力→裁判パートのすべてのミニゲームで使用可能
集中力を1消費し、選択肢を絞る
お人好し→困ってる人は助けないと気が済まない質。他にも損な役回りをすることがあるかも
注目の発言力→とあるプリマドンナを見習った結果。裁判時の発言力プラス2

【超高校級の幸運】影山詩乃(カゲヤマシノ)女
集中力・6
交友力・0
スキル
不幸と幸運→不幸が訪れるとその後それに見合うだけの幸運が必ず訪れる
推理力→普通より高めの推理力。すべてのパートで集中力にプラスの補正値
ネガティブ思考→普通よりかなり後ろ向きな思考の持ち主? 親密度が上がりづらい

【超高校級の写真家】雪咲影撮(ユキサキエイト)男
集中力・3
交友力・1
スキル
独自の拘り→写真にかける自分だけの拘りがある
アグレッシブ→気に入った光景の写真を撮るときは積極的

【超高校級の童話作家】五十隅陽毬(イスズミヒマリ)女 【Dead】
集中力・1
交友力・1
スキル
空想好き→職業柄空想が好きで、物事の順序を組み立てるのも得意
能天気→おっとり? 交友力に少しの補正値
前向きマジック→辛いときこそ前向きに行こうという自分なりのポリシー

【超高校級の声優】湯川ほのか(ユカワホノカ)女
集中力・9
交友力・4
スキル
生真面目→自分のやるべきことになると生真面目になる。場面によって集中力にさらなる補正値
萌えキャラ→職業柄かその声の癖が抜けずにいる。相手によっては交友力にマイナス補正値
天然→普段はどこかずれている発言をする場合も

【超高校級の獣医】兎呑巳弧(トノミミコ)女
集中力・9
交友力・6
スキル
怪しい魅力→大人の色っぽさ? 怪しい魅力で人は集まりやすい
無口→あまり進んで喋りはしないけど、だからといってまったく話さないわけではない

【超高校級のマジシャン】ジョー・ホイットニー 男
集中力・1
交友力・7
スキル
器用な指先→手先はかなり器用
過剰演出→マジックやその他のときでも何かと過剰演出しがち

【超高校級のアイドル】最咲愛花(サイザキアイカ)女
集中力・0
交友力・4
スキル
ヤンデレ→もはや言うまでもあるまい……
ライバル意識→仕事も恋もライバルがいればそれだけで燃えるタイプ
世話好き→甲斐甲斐しくも健気に世話を焼きます

【超高校級のパシティエ】甘露寺慶紀(カンロジケイキ)男 【Dead】
集中力・5
交友力・5
スキル
プライドの塊→パシティエとしてのプライドを汚されたと思うと親密度が減少する傾向に
容姿端麗→整った顔立ちと背丈で相手によって交友力に補正値

【超高校級の書道家】筆原鈴莉(フデハラスズリ)女
集中力・5
交友力・8
スキル
抜群の集中力→場面により集中力に補正値
努力家→どんな状況でも努力をすることを怠らない

【超高校級のランナー】足立千里(アダチセンリ)男
集中力・5
交友力・5
スキル
俊足→常人より足が速く、体力もある
さわやか→スポーツマン特有のさわやかさの持ち主。一部を除いた全員に交友力でプラスの補正値

【超高校級の狙撃手】砂射才斗(スナイサイト)男
集中力・6
交友力・9
スキル
鷹目→暗闇の中でも比較的遠くまで見える。ただしその時々で目が慣れるまでのラグあり
自信家→自分の才能にかなりの自信がある

【超高校級のデザイナー】姶良雪華(アイラユキカ)女 【Dead】
集中力・6
交友力・6
スキル
美的好奇心→職業柄か美に対しては厳しく、新たな美を求める傾向にもある
突然の閃き→全パートにて時々的を射抜くようなことを言う

【超高校級の棋士】棋儀歩(キギアユム)男 【Dead】
集中力・6
交友力・6
スキル
名手の采配→各人の役割を分担する際に適材適所に置くことができる
直感→土壇場での感は冴えてる方

【超高校級の拳法家】正道健一(セイドウケンイチ)男
集中力・7
交友力・8
スキル
戦闘狂→とにかくバトルが大好き。常日頃戦いを求めてる?
正義の拳→この拳は弱者を守るため、というのがポリシー

【超高校級の論理学者】言乃木揺(コトノキユラメ)女
集中力・6
交友力・3
スキル
言葉攻め→言葉で相手を追い詰めるのを好む。そこに愉悦を感じるのかも
疑いの心→人嫌い、とまではいかないがまず他人を疑うところから物事を始める傾向にある

【通信簿】

>>2
>>3
>>4
>>5
>>6
>>7

身長体重バスト忘れてた……
とりあえず離脱

前スレ>>1000確認

え、なにこれ最咲加害者にならないとか
これは叶えるべき……なのかね

なんかそのうちオリロンパまた建てそう……欲望に負けて建てちまったらよろしくです

そしてスマホに戻ったら結局最新の書き込みが表示されなくて返信ができない……

てす

書き込めた!

人いたら始めます
あとまた1でオリロンパ建てたら参加してくれる人っていますかね……



……。


夏目「なんだよこれ……?」

モノクマ「クリアおめでとう! やったね夏目クンに湯川さん!」

俺がそのキャスト欄で驚いていると、モノクマがどこからか現れた。

モノクマ「これはですね、オマエラの希望ヶ峰学園での生活をモチーフにして作ったゲームなんだよ!」

夏目「は……? ま、待てよ! 俺にこんな記憶なんて……!」

モノクマ「そりゃないよね。だってオマエラ記憶奪われてるもん!」

モノクマ「このゲームの登場人物の一人である夏目クン……その記憶がないのなら、信じるしかないんじゃない?」

そんなの……!

モノクマ「でね、クリアしてくれた二人にクリア特典をあげたいんだけど……」

モノクマ「あげません!」

湯川「どっちなんですか……?」

あーっと、ならキャラ決めだけやっていいですかね
ていうか確かに才能ネタがないよね……

以降やっぱり書き溜めて投下の形取りますね

建ててきました
こちらも当然完結させますのでワガママをお許しください……

30分頃に才能募集行いますね

>>1はもしかして無印好きなの?

>>36
ストーリーや雰囲気、動機やおしおきは無印が好き
でもキャラ的には2が好き

って言うとまるで2はキャラしか好きじゃないうえに無印はキャラが嫌いって聞こえそうですが、そんなことはないので誤解なさらないよう

モノクマ「だってクリア特典をあげたくてももうあげちゃったから!」

モノクマ「先着1名! 早い者勝ちだったのだ!」

湯川「なるほど……それなら、貰えないわけですね」

モノクマ「そういうこと! じゃあ捜査頑張ってね!」ピョーン

……。

夏目「結局……どうしたらいいのか……」

いや、どうしたらいいのかわからないなんてことはないか。
あのゲームが動機なら、今回事件に関わってるのはあのゲームの登場人物で間違いない。

湯川「……まあ、わからないことだらけだけど一つの方針は決まりましたね」

湯川も同じ考えに至ったのか、そうして頷いた。

湯川「あのゲームの登場人物たちに話を聞くんですよね? 私もお手伝いしますよ」

夏目「ああ、頼む」

そうして俺たちはジャバウォック公園を後にする……。


【Info】
コトダマ【クリア特典】ゲット!
動機のゲームを最初にクリアした人物にはクリア特典が与えられていたようだ。



影山「あら、また会いましたね」

その先で俺たちはまた影山に会った。

夏目「お前……まだいたのかよ」

影山「あなた方もあのゲームをクリアしたんですよね?」

影山「なら考えることはお互い様……一つ行動を共にするのもいいんじゃありません?」

夏目「どの口でそんなこと言うんだよ……!」

影山「……私としては夏目さんにも聞きたいところですが……」

影山「その様子だと事件についての心当たりはないみたいですしね」

当たり前だ。俺は今回事件とは無関係なんだ。
……例え、あのゲームに俺が出てたとしても。

影山「ということで……ええっと、最咲さんと雪咲さんは最初の島にあった空港に集まってもらってます」

影山「私は先に行くので……どうぞ、よろしくお願いしますね」

そうして言うだけ言って影山はここから立ち去ってしまった。

夏目「……どうする?」

湯川「行くしかありません……よね」

そうだよな……仕方ない、行くか……。



【空港】


最咲「……あ、夏目さんに湯川さん」

雪咲「僕らに話があるのはお前たちか……」

雪咲「こっちだって捜査があるんだ。早く済ませてくれ」

雪咲「そもそも……影山と行動を共にしてる理由も聞いておきたいがな」

そうして胡散臭そうに雪咲は俺たちを見る。
……まあ、そうなるよな。

影山「あはは……嫌われてますね、私たち」

夏目「俺たちとお前を同列に扱わないでくれないか」

さて、まずはどっちから話を聞くか……?

↓2
どちらから話を聞く?

雪咲
夏目くんも他の人から見れば今回はクロ候補なんですがそれは・・・

>>42
ごめんなさいです


あちらのキャラ作成始めたいですが、よろしいですかね

捜査再開してもいいかなー?



雪咲はあのゲームもやっているし、それなら雪咲から話を聞くか。

雪咲「まずは僕からか。仕方ない、話を聞いてやる」

そうしてやけに上から目線の雪咲に俺は気になることを尋ねた。


↓2
1今朝何をしていたか
2あのゲームから何を思ったのか

なおどちらか一つしか聞けません



夏目「お前はあのゲームをしたんだよな?」

雪咲「今更隠す必要もない。そのとおりだ」

夏目「なら、あのゲームをしてどんなことを思った?」

雪咲があのゲームの登場人物なら、少なくとも何かしらのことを感じたはず。

雪咲「ナンセンスだな、としか」

雪咲「所詮はゲームの話だろう? そんなもので誰かを殺すなど……馬鹿げているな」

夏目「そうか……」

そういえば雪咲はそういう男だったな。
……だとしたらコイツは犯人ではない? いや、この言葉を鵜呑みにするのはまだ早計だな。

雪咲「それよりもだ。あのゲームが動機になるのなら、夏目もクロ候補だと思うんだがそのあたりはどうなんだ?」

うっ……確かにあのゲームに俺の名前があった以上、そう捉えられても不思議ではない。

湯川「雪咲さん、あのゲームをしたなら夏目さんがどのキャラの役割なのかもわかってるんですよね?」

そこで不意に湯川が問いかける。

雪咲「だいたいはな」

湯川「なら夏目さんが犯人じゃないことは明白なのでは?」

夏目「え?」

それはいったいどういう……?


【Info】
コトダマ【雪咲の見解】ゲット!
雪咲はあのゲームをやってみてナンセンスと切り捨てた。
これで殺人なんてするわけがない、とのこと。

コトダマ【湯川の見解】ゲット!
湯川が言うにはあのゲームをしたのなら夏目が犯人ではないことは明白らしいが……?



最咲「それで……私の番なんですよね」

雪咲との話が終わり続いて最咲に話を聞くことにする。
最咲はゲームをやったのかはわからないが……何を聞くか?


↓2
1今朝は何をしていた?
2あの動機のゲームはやったのか?
3その他自由安価




夏目「今朝は何をしていた?」

そういえば今朝は珍しくレストランに来ていなかったのを思い出し尋ねる。

最咲「ええっと……ご飯前に運動しようと思って最初の島をランニングしていました……」

は? ランニング?

夏目「なんでまたそんなことを……」

最咲「ですから私の姿を目撃している人はいません……」

それなら最咲のアリバイは不成立なわけだけど……


【Info】
コトダマ【最咲のアリバイ】ゲット!
最咲は今朝はずっとランニングしていたらしく、アリバイは不成立



□■□■□


影山「……どうでしたか? 聞きたいことは聞けましたか?」

二人が帰ったところで影山がそんなことを聞いてきた。

湯川「うーん……どうなんですかね?」

夏目「……」

確証の持てないことは言いたくはないので黙っていると影山が小さく笑う。

影山「推理がまだ確かなものになってないのなら、もう一度現場を確認するのはどうですか?」

影山「私も先ほど現場の捜査は終えましたが……少し気になることがあったので」

夏目「気になること?」

何がだよ、と聞く前に湯川がそれに答えてしまう。

湯川「やっぱり影山さんも同じ考えなんですね」

影山「はい。ですのでよろしければ二人は現場にもどるのがいいかと」

影山「私は私でやることがあるので……それではまた」

そうして影山はさっさと立ち去ってしまう。

夏目「なら俺たちは……」

湯川「現場の捜査ですね」

俺と湯川はそれを確認すると現場のビーチハウスに戻るのだった。


□■□■□


【ビーチハウス】

さて、湯川は早速自分の方の捜査に入ってしまったけど……俺はどうする?


↓2
1入口付近
2兎呑に聞き込み
3シャワー室
4ジョーに聞き込み
5正道に聞き込み
この中から夏目の行動を三つお選びください



兎呑「おや……夏目君、また戻ってきたのかい?」

夏目「兎呑……一つ聞きたいことがあるんだ」

夏目「姶良はともかくとしても、五十隅はどうやって殺されたと思う?」

兎呑「? 絞殺だろう?」

夏目「じゃなくて……なんていうか、もっとこう具体的な感じでだよ」

兎呑「なるほどな。おそらく私の推測だと……」

兎呑「五十隅さんは向こうの方で犯人の犯行を目撃してしまい、その口封じのために殺されたんだろう」

兎呑「逃げる際にクローゼットに連れてこられてな」

やはりそうなのか……。

兎呑「そしてそのまま犯人に抵抗するも抗えず、絞殺された……ダイイングメッセージはそのときに残されたものとみて間違いない」


【Info】
コトダマ【兎呑の見解】ゲット!
五十隅は姶良が殺されるのを目撃してしまいその口封じのために殺されたと推測。
ダイイングメッセージはクローゼットで絞殺される際に残されたものだろう



【シャワー室】

モノミ「くすん……すいません、シャワー室はただいま修理中でしてシャワーが使えないほわぁ!?」

夏目「邪魔だ」

そんなモノミを押し退け俺はシャワー室を確認する。
中はなかなか広かったが、言うなればそれだけ。逃げ道もあの窓くらいしか――ん?

夏目「なんだこれ……」

その窓の向かい側にある壁の下。そこに靴が落ちていた。
なんとも言えないファンシーなデザインの靴だけど……これってまさか五十隅のか?

夏目「でもなんでこんなところに……?」

クローゼットで殺されてた五十隅の靴がこんなところにある意味がわからない。
犯人が隠したのか? なんのために……?


【Info】
コトダマ【五十隅の靴】ゲット!
シャワー室に落ちていた。

コトダマ【シャワー室】ゲット!
現在修理中のためシャワーは使えないらしい



正道「俺に聞きたいことだと?」

夏目「ああ。お前、今日昼にダイナーに来なかったからさ」

正道「そのとき何をしていたのか、ということか」

正道「そのときなら足立の見舞いに行っていたな。時間に遅れるかもとは思ったが、どうしても気になってな」

夏目「なるほど……」

正道「ああ。筆原が付きっきりで看病していたらしく、体調はそれなりに回復したみたいだが」

ううん……収穫はなし、か。



キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、オマエラ準備はいいかな?』

モノクマ『え? もう少し待て?』

モノクマ『ごめん無理!』

モノクマ『ってわけでオマエラはまたモノクマロックに集まれー!』

モノクマ『楽しい楽しい学級裁判の始まりだーい!!』


……もう時間か。
今回は、おおかたの目星は付いてるけど……だからって油断はできないな。
いや……すでに今回のクロを犠牲にするのを前提に話しているのも嫌なことなんだが。


【Info】
捜査パート終了

ってことで捜査終了
次回裁判前までやって裁判突入

少しスクールモードやっときたいけど人はいますかね



【モノクマロック】

二度目。まさかまた来ることになるなんて夢にも思わなかったモノクマロックの前に俺たちは集まっていた。

ジョー「くっそ……またあんなことしないといけないのかよ……」

正道「だが、やらねば全員纏めて殺されるのなら……やるしかない」

言乃木「随分とムカつく話だけどね」

湯川「これで最後です。殺し合いなんて、もうこれで最後にしないといけないんです」

足立「そうだな……こんなみんなを疑うようなこと、もうしたくない」

それぞれ思い思いのことを口にする。
俺も同じ気持ちだった。こんなことはもう、したくない。

モノクマ「みんな元気にしてた!?」

夏目「モノクマ……!」

そこにこれでもかと言わんばかりに場違いな声をあげてモノクマが現れた。

モノクマ「なにさ夏目クン。そんなに怖い顔しないでよぉ」

影山「モノクマの言う通りですよ。ほら、深呼吸深呼吸」

雪咲「そんな呑気なことしてる場合じゃないだろう……」

兎呑「そもそも、影山さんがここにいること自体私たちからしたら納得してないんだけどね……」

モノクマ「学級裁判は全員参加なの!そりゃ例外はあるかもしんないけど、基本的に欠席は認めません!」

最咲「例外、ですか……」

砂射「そんなことはどうでもいい。それより、これで全員揃ったはずだぞ」

筆原「あ、まだモノミさんが……」

モノクマ「アイツは一足先に裁判場に連れてったよ!」

モノクマ「ってわけでボクもそろそろ先に行くから、オマエラも早く来なよ!」

そうしてモノクマがいなくなる。
するといつぞやのようにモノクマの顔岩がゴゴゴと動き、そこからエスカレーターのようなものがこちらに伸びてきた。

夏目「いつ見ても不気味な演出だなこれ……」

言乃木「悪趣味極まりないね」

ジョー「あのクマを作った奴の根性は捻じ曲がってやがるな!」

兎呑「そんなのは最初から知ってたけど……」

なんて話をしつつも最初の一歩を誰も動かさない。
それもそうだ。みんな、前回の裁判の恐怖が頭に染み付いているのだ。
俺も……恐怖のあまり肝心の足が動かずにいた。

湯川「……」

そこで湯川がすとんと一歩を踏み出した。

湯川「行きましょう。いつまでもここにいても意味がありません」

夏目「……だな」

それに続いて俺たちもエスカレーターに乗る。
そうして全員が乗り、入口に吸い込まれると、顔岩は地面に潜っていった。



□■□■□


超高校級のデザイナー、姶良雪華……

その屈託のない笑顔と親しみやすい態度で、とてもお嬢さんとは思えなかったアイツ……
それに惹かれて俺もアイツとはそれなりに話もしたし、ここから出た後の約束もした。

そんなアイツが……この中の誰かに殺された?


そして、超高校級の童話作家、五十隅陽鞠……

独特な話し方と甘い菓子が大好きで、まるで妹のような存在感を放っていたアイツも、この中の誰かに殺された……?


正直信じたくないというのが本音だ。
この中に二人を殺した犯人がいるなんて……

でも、それが本当なら暴かなくてはならない。
二人を殺した犯人を暴いて……それを犠牲にして俺たちは生き延びないといけない。

もう、無傷で生還なんて綺麗事は通用しない。
それなら、最小限の犠牲で済むように動かないといけないのだ……


そうして始まる。
希望と絶望が渦巻く命懸けの学級裁判が……

始まる。

次回裁判

コトダマリスト間違えて消してまって俺涙目……

コトダマリスト

コトダマ【モノクマファイル2】ゲット!
被害者は姶良雪華。死体発見現場はビーチハウス。
死亡推定時刻は午前6時25分。死因は絞殺のもよう。
なお頭部を鈍器のようなもので一度殴られているようだ。

コトダマ【モノクマファイル3】ゲット!
被害者は五十隅陽毬。死体発見現場はビーチハウスのクローゼット内、そのサーフボートケースの中。
死亡推定時刻は午前6時30分。死因は絞殺のもよう。
こちらはそれ以外の外傷はないようだ

コトダマ【壊されたドアノブ】ゲット!
道路側のドアのドアノブは根本から破壊されていた。

コトダマ【死体発見時のジョー】ゲット!
道路側から入れなかったので砂浜側から回り込み、そのときに姶良の遺体を発見。

コトダマ【クローゼットの扉】ゲット!
まるで何かで削ったかのような跡がある。
よく確認すると僅かに血痕も見られた。

コトダマ【ゴミ箱】ゲット!
昨日の時点で何も無かったが、事件後には水のペットボトルが捨ててあった。

コトダマ【姶良の殺害順序】ゲット!
モノクマファイルと照らし合わせると、犯人は姶良を殴ってから絞殺したと思われる。

コトダマ【ロープ】ゲット!
姶良を殺害した凶器と思われる。何故かクローゼットの扉の影に落ちてた

コトダマ【31398】ゲット!
クローゼットの壁に書かれた血文字。3139と8は僅かに離れているものの、ダイイングメッセージと見て間違いはなさそうだ。

コトダマ【消えた五十隅の靴】ゲット!
五十隅の死体の足には靴が両足とも履かれてなかった。

コトダマ【五十隅の死体】ゲット!
五十隅の首にはロープとは違う、平たい痕があった。

コトダマ【散乱しているクローゼット】ゲット!
犯人と五十隅が争ったのかクローゼット内はかなり散乱していた。

コトダマ【クリア特典】ゲット!
動機のゲームを最初にクリアした人物にはクリア特典が与えられていたようだ。

コトダマ【雪咲の見解】ゲット!
雪咲はあのゲームをやってみてナンセンスと切り捨てた。
これで殺人なんてするわけがない、とのこと。

コトダマ【湯川の見解】ゲット!
湯川が言うにはあのゲームをしたのなら夏目が犯人ではないことは明白らしいが……?

コトダマ【最咲のアリバイ】ゲット!
最咲は今朝はずっとランニングしていたらしく、アリバイは不成立

コトダマ【兎呑の見解】ゲット!
五十隅は姶良が殺されるのを目撃してしまいその口封じのために殺されたと推測。
ダイイングメッセージはクローゼットで絞殺される際に残されたものだろう

コトダマ【五十隅の靴】ゲット!
シャワー室に落ちていた。

コトダマ【シャワー室】ゲット!
現在修理中のためシャワーは使えないらしい

コトダマ【散乱した水槽】ゲット!
物理室の床に落ちてた水槽

コトダマ【犯人の逃走経路】ゲット!
物理室の窓が割れていた。鍵のことも含めて犯人はここから逃げたと思われる

コトダマ【紛失したE子のスクール水着】ゲット!
当日、E子のスクール水着が紛失していた。

コトダマリスト載せたしこれで裁判準備は整ったお

裁判前にバレンタインネタでもやろうか。いや、需要ねぇな



キーン、コーン……カーン、コーン……。

「おーい、夏目。お前いつまで寝てるわけ?」

……ん? この声は……?

ジョー「ったくよぉ……いくら成績が悪くないとはいえ、授業中に寝るなんてオレからしたら考えられないぜ」

夏目「……本音は?」

ジョー「授業中寝てたらオレの場合手遅れになるくらい成績が芳しくないからだよ悪いかちくしょう!」

それなら最初からそう言えばいいだろう。

足立「はは、君たちは相変わらずだな」

そんな俺とジョーのところに足立がやって来た。

ジョー「おう、足立も今から飯か?」

足立「まあ、そんなところだ。夏目君とジョー君も一緒に食堂に行かないか?」

夏目「っても足立、先約とか無いのかよ」

俺のその言葉に足立はポカンとしたあとでははっと笑ってみせた。

足立「生憎俺はフリーなんだよ。甘露寺君とは違ってな」

ジョー「けっ! 右も左も前もイケメン揃いとかオレに対する挑戦なのかよ!」

足立「ジョー君もイケメンに属する部類だと思うけど……」

ジョー「うっせ! 足立に言われると嫌みにしか聞こえないんだよ!」

何故ジョーがこんなにもご乱心なのかというと話は簡単で、今日は2月14日。

つまり、バレンタインなのだ。

やるとしたらこんな感じになりそう

人いたらやってみようと思う



【食堂】

ジョー「そんでよ。今日はバレンタインだってっから放課後はクリスマスみたいに一般開放してるらしいんだよ」

夏目「ふーん……」

足立「そういやさっきから予備学科生の女の子もちらほら見かけるけど……」

ジョー「それな。なんでも1個上の学年に女子に絶大な人気を誇る生徒がいるらしくて、たぶんそいつら目当てなんじゃねぇ?」

食堂で男三人昼飯を食べながらそんな会話をする。

足立「へぇ、よほどカッコイイ先輩なんだろうな」

ジョー「んー……どうだろうな。何せその1個上の先輩も女らしいし」

夏目「は?」

女に人気のある女……? どういうことだ。まるでわからんぞ……。

ジョー「オレも直接その人を見たわけでもないからなんとも」

足立「まあ、1個上なら面識とかもあまり無いしな」

そうしてふと視線を横に向けるとなにやら騒がしい空間を見つけた。あれは……


↓2
1女子生徒にチョコを渡されてるスタイルの良い女子生徒
2同じく女子生徒にチョコを渡されてる男子--に見えるけどあれは女子か
3巫女服の女子と中性的な顔立ちの男子

なおこのバレンタインネタは本編との関係性は無いもよう



『御陵さん! これ受け取ってください!』

それは予備学科生の女子にチョコを渡されてる、本学科の女子だった。
名前は御陵……とかいうらしい。

御陵「あ、チョコだよね?」

御陵「ありがと。嬉しいよ」

予備学科女子「い、いえ! わたしも渡せただけで凄く嬉しいですから!」

御陵「それじゃ、さっそく食べてみようかな」

そうして御陵という女子が一口チョコを食べる。

予備学科女子「あの……どうですか?」

御陵「うん、凄く美味しいよ。キミお菓子作り上手いんだね」

予備学科女子「そんなこと……」

そうしてあははと笑う予備学科女子の手元を見て御陵が顔をしかめる。

御陵「あ……手、怪我してる」

予備学科女子「あっ……」

さらに自然な動作で予備学科女子の手を取る御陵。
相手の顔も心なしか赤い。

御陵「もしかしてチョコを作るときに?」

予備学科女子「えっと……」

御陵「それはいけないよ。ほら、保健室に行こう。保健室なら私の信用できる先輩もいるだろうし」

予備学科女子「だ、大丈夫ですよぉ!」

御陵「ダメだって。こんな綺麗な手に怪我なんて私が許さないよ」

その言葉にさらに顔を赤くした予備学科女子の手を引っ張り食堂から去る御陵。

ジョー「……おお、あれだよあれ。オレの言った女子から絶大な人気を誇る生徒っての」

ジョー「超高校級のレスキュー隊員御陵書乃と、超高校級の男装麗人神代真琴……この二人にチョコを渡したい! はたまた貰いたい! なんて女子が予備学科にわんさかいるとかいないとか」

足立「それはまた……」

夏目「なんとも濃い世代なんだな」

ジョー「オレらも相当だと思うけどな」


□■□■□


【夏目の教室】

そうして教室に戻ってきた俺は二人と別れ席に座る。

夏目「……ん?」

すると机の中になにやら入ってるのに気づいた。なんだこれ……?

何気なしにその物体を取り出す。
それは可愛らしく包装された小さな物で……チョコだというのがなんとなく察することができた。

夏目「…………」

……誰だ? 送り主の名前も無いしイタズラか?
いや、教室にあった以上他学年の生徒は入ってこれないし……それならこのクラスの奴が入れたのか……?

そうして冷静に分析していると背後から声をかけられた。


↓2
1湯川
2最咲
3兎呑
4影山



「だーれだ?」


そんな声と共に俺の視界が何者かの手によって塞がれる。
さらに背中の少し上、肩あたりになにやら柔らかい感触が--っておい!

夏目「兎呑だろ!? いきなり何をするんだ!」

兎呑「ははは。ものすごい慌てっぷりだな夏目君?」

そうして俺の後ろから離れて前の席に座り体をこちらに向けるのはやはり兎呑。

夏目「まったく……」

こいつはほぼ毎回こうしたことをしてくる。
これが普通の女ならまだよかったのだが、兎呑はこのクラスの女子の中でもスタイルがかなり良い方なので毎回やられるこちらの身にもなってほしい。

兎呑「ふふ……それで夏目君、その手にあるチョコの包みなんだけど」

夏目「ん?」

兎呑「あったのはそれ一つかな?」

夏目「みたいだぞ?」

俺がそう言うと兎呑は満足げに笑みを浮かべた。

兎呑「そうだったか……私が一番乗りのようだな」

? 一番乗り?

どういう意味なのか聞き返す前に兎呑にさらに話を続けられてしまう。

兎呑「さあ夏目君。昼休みもまだあるしここはぐいっと食べてみるのも良いと思うぞ」

夏目「というかこれ、もしかして兎呑が作ったのか?」

さっきの一番乗りとかいう言葉も合わせて考えるとその可能性が高いか。

兎呑「いかにも」

夏目「へー……ならあとで食べるよ」

兎呑「ダメだ、今食べてくれ」

なんでだよ、と思わずにはいられない兎呑の態度。

夏目「なんで今--」

兎呑「抵抗するのなら口移しででも食べさせて……」

夏目「いただきます」パクリ

冗談じゃない! 公衆の面前で女子と口移しなんて羞恥プレイは勘弁だ!


直後コンマで判定
高ければ高いほど美味に



夏目「…………」

なんて言おうか。
このなんとも言えない味は……うーん、市販のやつに比べても格段に劣るというか……

という俺の葛藤を目ざとく察したのか、兎呑は心配そうに俺を見つめてきた。

兎呑「む……も、もしかして不味かったか……?」

夏目「…………」

兎呑「そうか……いや、すまなかったな。私は実は料理らしい料理はほとんどできなくて……お菓子作りも今回が初めてだったんだ」

それはまた意外な……じゃなくて!

夏目「いや、初心者なら仕方ないだろ? それに食べれないほど出来が悪いわけでもないし気にするなよ」

夏目「それに俺は例え義理とはいえこうしてお前から手作りのチョコが貰えて素直に嬉しいしな」

そうして言ってやると兎呑は何故か複雑そうな顔をした。
なんだ? 何か言い方が悪かったか?



兎呑「はぁ……そうだな。キミはそういう人だったな」

夏目「???」

兎呑「気にしないでくれ。こっちの話だから」

夏目「ならいいけど……っていうか、本当さっきみたいなことイタズラはやめてくれよ。そのうち変な勘違いされても知らないぞ」

と先ほどの行為を注意すると兎呑は何故だか笑みを浮かべた。

兎呑「私としてもそんな勘違いはされたら困るからな。もうキミ以外にはしないさ」

夏目「なんで俺にはそういうことするんだよ!?」

兎呑「さて、なんでだろうな?」

くそっ……こいつには未来永劫叶いそうにないな……!


□■□■□


というわけで放課後。
特にやることもないので寮に戻ろうと廊下を歩いていたら誰かに話しかけられた。


直後コンマで判定
50以下で最咲、それ以上で影山



影山「夏目さん、今帰りですか?」

夏目「影山……」

影山詩乃。超高校級の幸運として入学してきた女子生徒。

夏目「そうだな」

影山「そうですか。時に夏目さん、チョコは貰えましたか?」

夏目「まあ、兎呑からなら義理を1個な」

影山「義理……」

すると影山は露骨にため息を吐いたあと、手元の鞄から1つのチョコを取り出した。

影山「それなら私からもチョコを進呈しましょう」

夏目「お、おお。そうか。義理とはいえこれで二つ目だ、ありがとう」

影山「何を言ってるんですか? 私のは当然本命ですよ」

俺の言葉に影山は兎呑のような、挑発的な笑みを向けてきた。

……まあ、普段は希望だの才能だのバカの一つ覚えみたいにうるさい奴だが影山は影山で十分美人の部類だ。
そんな女に本命と言われてしまえば意識してしまうのが男の性というか……


影山「だって私はみなさんの希望溢れる才能を愛してますからね。だから当然それは本命なんです」

夏目「…………ああ、そう……」

バレンタインでも影山は平常運転なのか……

影山「当然、夏目さんのことも愛してますよ」

夏目「っ……チョコ貰うからな!」

直前の言葉が無ければ愛の告白なのに、なんなんだこいつは。
そしてこの流れでなお動揺してしまう俺もなんなんだ……。

そうして俺は影山のチョコを一口食べる……


直後コンマで判定
高ければ高いほど美味に

か い め つ

作者はお風呂。
影山さん個人的にはお菓子作り上手そうだったのに……

コンマ判定やめといた方がいいかねこれは

影山「この絶望(チョコ)の先には素晴らしい希望(希望)がありますよ!」とか言いそう

そして説二つがどっちもゾロ目……これは関係ないや

今度こそ風呂
こんな企画でも需要あれば続ける

希望(希望)ってなに……



甘くも苦い、チョコレート特有の味わいが口に広がり--その後で謎の塩味が俺を襲った。

夏目「しょっぱっ!? お前なんだよこれ! 甘味苦味辛味が絶妙に喧嘩しててもはやチョコじゃないんだけど!?」

影山「三つ巴の戦いを再現してみました」

夏目「そんなもん再現しなくていいんだよ! 素直に甘味だけを求めてくれ!」

影山「ですがこれで希望のための踏み台にはなりました。以降夏目さんが貰うチョコは素晴らしい美味となるでしょう」

夏目「菓子1つにお前独自の理論をねじ込むのはやめてくれないか……マジで」

というか俺が貰うチョコが影山ので最後ならどうするんだよおい……


【Info】
兎呑 24→食べれないことはないと思う
影山 07→謎の三つ巴の戦い、勃発

これただ夏目が女の子からチョコ貰うだけになりそうだけど大丈夫?

風呂上がりのドーナツ食べてた

了解。あまり長くならない程度にやりたいと思う

とりあえず次遭遇する人を直後コンマで判定
50以下で最咲、それ以上で湯川
さらに最咲の場合は下一桁が奇数で舞園もご一緒

こういうときに最咲さん来ないとかどゆこと?


【寄宿舎】

そうして寄宿舎に戻ってきたところで俺の部屋の前でなにやらぽけーっと立ち尽くしてる湯川を見つけた。

夏目「なにしてるんだ?」

湯川「あ、夏目さん。よかった来てくれましたねぇ」

声優という職業柄なのかは知らないがその特徴的な声で俺に反応する湯川。

湯川「ほら、今日はバレンタインじゃないですか?」

湯川「だから湯川お手製チョコを作りました!」ドヤッ

夏目「……くれるのか?」

どや顔についてはスルーでいいだろう。

湯川「もちろんですよ。むしろ夏目さんにあげるために作ったんですから」

なら食べるけど……何故だろう。これまでの二つがアレだったからか少し戸惑ってしまう。

湯川「? 夏目さん?」

ええい! 湯川を信じるしかない!!


直後コンマ判定
高ければ高いほど美味に



夏目「…………おお、美味いぞ。少なくとも兎呑と影山のよりは全然」

湯川「本当!? やったぁ!」ギュウッ

夏目「やめろやめろ抱きつくな!」

兎呑といい湯川といい何故俺のクラスの女は過度なスキンシップを求めてくるのか……

夏目「ったく……でも、湯川って意外と菓子作り上手いんだな」

湯川「あ、意外とってどういうことですかぁ」

夏目「いや、なんか過程の最中でもぽけーっとしてそうだし」

湯川「酷い!?」ガーン

なんて話を湯川としていると誰かに声をかけられた。


直後コンマ判定
65以下なら最咲、それ以上で言乃木と五十隅

最咲さんマダー?


言乃木「おっと、ようやく見つけたよ夏目」

五十隅「夏目君に湯川さんだぁ!」

夏目「言乃木に五十隅……」

それは言乃木と五十隅だった。主に五十隅の手に何個もチョコが抱えられている。

湯川「どうも。何をやってるんですか?」

言乃木「五十隅が男子みんなにチョコを配るっていうから、その手伝いを無理矢理ね」

五十隅「無理矢理じゃないもん!」

夏目「どっちなんだよ」

それにしても全員にチョコを配るとはこれまた五十隅らしい。言乃木がそれに参加したのは意外だったが。

五十隅「とりあえずそういうわけだから夏目君にもはい!」

言乃木「こっちはアタシのだよ。味は……保証しないけど」

夏目「んじゃさっそく……」


↓1で五十隅と↓2で言乃木判定
高ければ高いほど美味に

あい

言乃木さんチョコ作り上手っ

夏目「うーん……意外と五十隅より言乃木の方が美味いぞ」

五十隅「ふえっ!? ま、負けたっ!!」

言乃木「そ、そうかい? それはよかった……」

湯川「むー……女としてお菓子作りで負けるのは許せませんな」

何故そこで対抗心を燃やすのか。

夏目「それにしても全員にチョコを配るなんて大変だろ?」

五十隅「そんなことないよぉ。みんなに幸せをお裾分けするとわたしも幸せだから」

湯川「あはは……五十隅さんらしいですね」

言乃木「それについては同感だ」

そうして軽く談笑したあとで三人はそれぞれの部屋に戻っていった……


直後コンマ判定
75以下なら最咲登場。それ以上で別の展開

最咲さんのターン(5ターン目でやっと)



最咲「夏目さーん!」

夏目「お、最咲」

あの舞園さやかと同じアイドルの世界に生きる最咲愛花が声をかけてきた。
手にはもうすっかり見慣れたチョコの包みが。

最咲「今日はバレンタインですよね? なのでチョコを持ってきました!」

夏目「おお、ありがとう」

これで累計6つか。
数だけ見ればジョーあたりに殴られそうだな……。

最咲「本当はもっと早くあげたかったんですけど、なかなかタイミングがですね……」

夏目「? タイミング?」

最咲「さすがに他の女の子にチョコを貰ってるところに割り込むわけにはいきませんから」

見てたのか!?

最咲「夏目さんの考えることはお見通しですよ。エスパーですから」キリッ

夏目「はは……」

冗談に聞こえないからやめてほしいな、うん。

最咲「なんて冗談はさておき、どうです? 夏目さんの部屋でチョコの感想でも聞かせてくださいよ」

夏目「俺の部屋? まあいいけど」

せっかくだしコーヒーも飲みたいしな。
そういうことなら……。

夏目「じゃあ上がってくれよ」

最咲「ふふ……お邪魔しまーす」


□■□■□


【夏目の部屋】

というわけでお互いにコーヒーを用意し俺はさらに最咲のチョコも持つ。

最咲「ささっ! どうぞ食べてください!」

夏目「じゃあさっそく……」


直後コンマ判定
高ければ高いほど展開変化

なんじゃこりゃあーー!!



うーん、思ったよりは美味しくはないけどまあ妥協の範囲内か……?
なんて思ってるとふといきなり強烈な眠気に教われた。

夏目「ふわ……なんだ? いきなり眠く……」

欠伸を堪えようにも止まらない。
眠気も収まる気配がない。

最咲「な、夏目さん?」

夏目「わ、悪い……なんだか眠く……」

そしてそのまま机に突っ伏して眠ってしまうのだった……。

(アカン)



最咲視点

最咲「…………」

布団の中で静かに寝息をたてて眠る夏目さんを見る。
なんて可愛らしい寝顔なんだろう……と思えてならない。


『恋に遠慮はいりません! 思うがままに進むべきなんです!』


前アイドル仲間の子に言われた言葉を思い出す。
その子も好きな人がいるんだったっけか。

最咲「夏目さん……私、今日ずっと夏目さんのこと見てたんですよ……」

兎呑さんからチョコを貰ってるところも。
影山さんからチョコを貰ってるところも。
湯川さんからチョコを貰ってるところも。
言乃木さん、五十隅さんからチョコを貰ってるところも。

全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部。

最咲「…………」

もぞもぞと夏目さんの眠る布団の中に入って夏目さんを抱き締める。

ああ……夏目さんは私だけの夏目さん。
誰にもあげたくないし、誰にも譲らない……。

最咲「夏目さん……」

この目も
この鼻も
この口も
この耳も
この手も
この足も

全部、全部誰にも譲らない。

最咲「…………」チュッ

そう思いながら私は眠ってる夏目さんの唇に何度も何度も口付けをした……


Bad End

なんじゃそりゃああーーーー!!?

唐突に終わったバレンタインネタ。今になって思うと筆原出てねぇやん! と気づくが時すでに遅し

最咲可愛いと思うよ。本編でも機会があれば仲良くしてあげてね?

たぶん最咲は神代さんと仲がいい

お断りします(迫真)

>>159
最咲がクロになるときってなんとなく兎呑か湯川あたり狙いそう(偏見)

番外編がBad Endとか考慮しとらんよ……
御陵さんと夏目くんがデートしたら恐ろしいことになりそう

>>161
確実に暴動が起きますね
主に最咲さんと神代さんで


以下1レスに纏めて普通のバレンタインネタ投下

夏目くんが複数人に刺されそう



影山「夏目さん、本日はバレンタインなわけですが。夏目さんもチョコという名の希望を求めてますか?」

夏目「お前の中でチョコはどれだけ神格化されてるんだ? まあ、欲しいと言えば欲しいけど」

影山「それならどうぞ。私からのバレンタインチョコです」

夏目「お、ありがとう--って兎呑に最咲? どうかしたのか?」

最咲「夏目さん! 私もチョコを用意しました!」

兎呑「無論、私もだ」

夏目「そうか--って今度は湯川に姶良?」

湯川「わたしもチョコを持ってきました!」

姶良「あ、えっと……わ、わたしも!」

夏目「待て待て待て! さすがにこんなにも持ちきれな--!?」




正道「モテる男は辛いな……」

ジョー「くっそ! なんで夏目ばっかり!?」ドンドン!!

言乃木「おい、壁が砕けるだろ」

足立「そうだよジョー君」

筆原「あ、あのっ! 足立さんこれどうぞ!」

足立「あ、ごめんねありがとう」ニコッ




ジョー「せいっ! せいっ! せいっ!」ドンドン!!

言乃木「ダメだこれは……」

五十隅「あ、ジョー君よかったらあげるよぉ」

ジョー「っ……!? 五十隅! お前は天使だ!」

五十隅「ふえっ!?」

雪咲「……チョコ作り教室は終わったのか?」

甘露寺「やっとな。学園長め……こういうときだけいいように使いやがって……」

首括「…………」カタカタ

神原「首括さーん」ユサユサ

首括「やめろ揺らすな僕は今忙しいんだ」カタカタ

神原「うぅー、せっかくチョコを作ってきたのに……」

首括「……あー、そういえば今日はバレンタインだったか?」カタカタ

首括「…………食べ物を粗末にするのはいけないな。よし、貰ってやる」

神原「ありがとうございます!」

首括「なんでチョコをくれる側が礼を言うんだよ……」

神原「あ……えへへ」

首括「まったく……」




御門「リア充は!」

玄鐘「爆発しろ!」

涼川「……どかーん?」

御陵「氷ちゃん。そんな棒読みで言わないで?」

神代(わたしも御陵さんからチョコ欲しいな……)

声伽「はは……これはまた物凄い青春オーラだねあの二人」

香澄「ですねぇ」ポッキーカリカリ

荒巻「あっ、香澄さん口にチョコ付いてる……」フキフキ

花笠(平和だな……)

なおBad End後の夏目君



キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』


夏目「うあっ!? ……ってなんだ、夢か」

夏目「しかしおかしな夢だったな……会ったばかりのここのメンバーで生活をしてて、バレンタインでいろいろやって」

夏目「あげくのはてには最咲……」

……やめよう。これ以上考えるのは心臓に悪い。
そもそもあれは夢だったんだ。なら必要以上に考えても意味がない。

夏目「……うん、とりあえず飯だ飯」

そうして俺は頭に残るおかしな夢を振り払いながらレストランに向かうのだった。


□■□■□


【???】

モノクマ「あっれー? なんか夏目クンがおかしな夢見てたけど、なんだろ……バグ?」

モノクマ「でもあんなバグ意図的に起こせるとも思えないしなぁ……外部からの仕業? それもないか……」


□■□■□


【???】

「ひゃあっ!? ど、どうしましょう! 何かおかしなことをしてしまいました!!」

「だからお前はこれに触るなとあれほど……! ええい、退け! 僕が直す!」カタカタ

「僕も手伝うよぉ!」カタカタ

「あはは……まあ、このくらいなら大丈夫じゃない?」

「かもしれんが……」


終われ。

夢オチって便利だね。どんなオチでもこの一言で全部解決なんだから!(錯乱)

……えーと、今日明日で裁判書き溜めて明日の夜には投下したいと思います

まあバレンタインネタは夢オチだったから、これでみんなも心置きなく最咲さんと仲良くできるよね! この裁判で死ななければだけど!(白目)

でもほら、今回はアイランドモード無いし早くしないとキャラが薄いまま退場なんてことも……

いや、兎呑湯川最咲はすでに濃いけど

本当にその3人でその他女性キャラ食っちゃってるからね…姶良さんなんて死んでから夏目くんとフラグ立てる始末だし

個人的にジョー、足立、夏目、影山、兎呑、最咲あたりは濃いと感じる
生存メンバーで一番分かりづらいのが砂射かな……

>>173
死んでからフラグ立ったところで夏目には何もできないしこれはこれで絶望的だから……(震え声)
個人的には姶良好きなんですがね

>>174
ジョーが死んだらどうなることやら


chapter3はいろいろと判定が多いんでよろしくお願いしますね(予告)

とりあえず明日裁判の前半やれたら幸せ
時間はまたご連絡する

絶望病って夏目もかかりそうだよね、なんとなくだけど

(再開するなら今しかない……?)

さて、それはどうだろうな?(十神くん風)

スマホなのでもうしばらくお待ちを……

22時までに回復しなかったら明日に持ち越します

明日に持ち越します
ごめんなさいごめんなさい

ようやく回復したけどもうこんな時間

明日は平日ですし人もいなさそうなのでやはり明日に持ち越しかな……

最初のノンストップ議論まで進めたいけど人がある程度いなかったら明日に持ち越す

おうよ

学級裁判 開廷!!


モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めます!」

モノクマ「学級裁判の結果はお前らの投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、クロだけがおしおきですが……」

モノクマ「間違った人物を指摘した場合は、クロ以外がおしおきとなり……」

モノクマ「みんなを欺いたクロだけが、晴れて卒業となりまーす!」

モノミ「うう……何度聞いてもゲスいルールでちゅ……」

モノクマ「じゃあまずは、あのゲームの話から始めようか!」

ジョー「ゲームってあのトワイライトシンドローム殺人事件とかいうのだっけか?」

筆原「ほ、本当にあのゲームが関係してるんですか……?」

影山「それはもちろんそうですよ。なにせあのゲームは動機なんですからね」

影山「そしてその登場人物はこの中にいるんです!」

影山「ふふ……なかなか面白い発想だとは思いませんか? 実際の事件をゲームにするなんて」

ジョー「変 態 は 黙 っ て ろ !」

正道「待てジョー。影山が変態なのには概ね同意だが1つ気になることがある」

同意なのか……

正道「そのゲームの登場人物がこの中にいる……と言ったな?」

影山「そうですね。正道さんはきちんと話を聞いてくれるので助かります」

筆原「で、でもそれって誰なんですか?」

影山「その話は夏目さんにしてもらいましょうか」

夏目「俺!?」

足立「夏目君は知ってるの? そのゲームの登場人物が誰なのか」

砂射「誰だ……早く教えろ……」

……仕方ない。俺から話すしかないようだ。

あのゲームにはAからGまでの7人がいた。それを順番に紐解くとしよう。

まずA子、あのキャラの正体は……


↓2
1サイザキ
2ユキサキ
3イスズミ
4アイラ

1

正解!

夏目「これだ!」解!


夏目「A子は最咲愛花……最咲のはずだ」

最咲「私……ですか?」

夏目「ゲーム内での話し方を参考にしてスタッフロールの中の名前から選ぶなら、お前しかいない」

ジョー「アイドルなのにプライバシーがない!?」

言乃木「黙ってな……」

影山「夏目さんの言う通り、A子は最咲さんと見て間違いないでしょうね」

最咲「…………」

湯川「それじゃあ次はB子さんの正体ですね」

B子……財閥云々の台詞を考慮すると、モデルになったのはアイツしかいない……


↓2
1キギ
2アイラ
3イスズミ
4ユキサキ

2

正解!

夏目「これだ!」解!


夏目「B子はゲーム内で自分の家が裕福で財閥を築いていると思わせる発言をしていた……」

夏目「この中で家がそれほどまでに裕福なのは姶良雪華……アイツしかいない」

影山「そうですね。それで正しいと思いますよ」

足立「A子が最咲さん、B子が姶良さんか……」

湯川「じゃあ、次々行きましょうか。次はC子の番です」

C子……他のキャラの台詞からするとC子は菓子類が好物のはず。
それならC子に当てはまるのは……


↓2
1キギ
2イスズミ
3ナツメ
4ユキサキ

2

正解!

夏目「これだ!」解!


夏目「C子は五十隅で間違いない」

湯川「お菓子が大好きっていう描写があったし、お菓子好き=五十隅さんですもんね」

正道「ならC子は五十隅で間違いないな」

言乃木「それなら早く進めようか。えっと、次はDでいいのかい?」

影山「待ってください。D男は飛ばしてE子……も飛ばしてF男にしましょう」

ジョー「なんでだ?」

影山「いえ……D男が存外地味なキャラでしたから、消去法で残った名前にした方が確実かなと思いまして」

……確かに、言ってることはなんとなく理解できるが。

兎呑「なら次はF男だね」

F男……携帯のカメラを使ったりして写真好きの描写があったあのキャラは……


↓2
1キギ
2ユキサキ
3ナツメ
4ジョー

正解!

夏目「これだ!」解!


夏目「F男は雪咲……お前だ」

雪咲「ふっ……僕か」

夏目「しきりに携帯をいじってたし、F男がカメラを使うシーンもあった。間違いないだろうな」

これで残りはG男とD男なんだが……
正直なところ、G男は答えたくない。

夏目「…………」

そうして思わず黙ってしまうと影山がいやらしい笑みを浮かべた。

影山「じゃあ私からの質問タイムです」

夏目「は?」

影山「ゲームをクリアした人はわかるでしょうが、G男はA子とB子とE子の3人に好意を抱かれてたんですが……」

影山「そのG男が誰なのか、夏目さんに答えて欲しいですねぇ」

夏目「…………」

こ、こいつ……!!

足立「そのゲームがノンフィクションなら、そのG男は最咲さんと姶良さんには好意を抱かれてたってことだね」

ジョー「オレだな!? Gのジはジョーのジだもんな!?」

言乃木「ふざけるのなら爆散してくれ……」

最咲「あ、あの……ゲームの話なんですしそこまでムキにならなくても……」

そうだ……これはゲームの話。そう割り切ろう。
A子とB子とE子に好意を抱かれてたあのG男のモデルは……


↓2
1キギ
2ジョー
3ナツメ
4アダチ

ジョー(笑)
3

正解!

夏目「これだ!」解!


夏目「G男はおそらく……」

影山「夏目さんでしょうね」

夏目「お、おい……!」

自分から答えさせようとしたくせに……!

砂射「というと、あの二人から好意を抱かれてるっていう男子は……」

足立「夏目君?」

ジョー「爆散しやがれ!!」

夏目「おい! 落ち着け!」

言乃木「……どうしたんだい兎呑。なんだか顔が険しいけど」

兎呑「なんでもないよ……」

最咲「…………」


閑話休題。


筆原「さてと。それで残りのD男とE子なんですが……」

(主にジョーが原因だが)騒ぎも収まり、改めて筆原がそう仕切る。

影山「残りのスタッフロールの名前からするとD男が棋儀さん、E子が竹本さんでしょうね」

湯川「まあ、竹本さんっていうのは私たちには関係のない人みたいですけど」

砂射「となると、A子が最咲でB子が姶良。C子が五十隅D男が棋儀……」

正道「E子が竹本、F男が雪咲でG男が夏目ということになるな」

影山「そうですね」

こうして改めて確認すると本当に数が多い。
間違えないようにきちんと頭の中で整理しておかないとな……

モノクマ「あのさー、そろそろあのゲームの謎について話し合って欲しいんだけど!」

モノミ「謎……でちゅか?」

影山「E子がなんで殺されたのか、ですね?」

足立「E子は……竹本さんだったね?」

ジョー「んな名前も顔も知らない奴の事件について話せとか言われてもよぉ……」

言乃木「だけどそれを話し合わないと話が進まないのなら話すしかないだろう」

夏目「そうだな」

影山「ならまずはE子が殺された理由からはっきりさせましょうか」

影山「とはいっても、ゲームをプレイした限りだと理由は2つに絞られそうですがね」

2つか……

影山「夏目さん、ここまで言えばわかりますよね?」

夏目「また俺かよ!」

落ち着け……影山のペースに惑わされるな……

ええと……E子がなんで殺されたのかだよな。
その理由として思い浮かぶものの1つ目は……


↓2
1最初に殺された女子生徒に関しての復讐
2事故
3金銭問題

正解!

夏目「これだ!」解!


夏目「まず1つ目の理由は最初に殺された女子生徒に関しての復讐……だな」

砂射「最初に殺された女子生徒だと?」

湯川「あのゲームの最初はさっき挙げた生徒……G男を除いた6人がその殺された女子生徒を発見するところから始まるんです」

影山「その最中の会話でその女子生徒も一部に縁のある人というのがわかったんです」

兎呑「なるほど……」

兎呑「……ん? となるとその女子生徒を殺した犯人は……」

影山「E子と考えて間違いないですね。そしてそのE子を殺した犯人はその最初に殺された女子生徒と親しかったはずですよ」

正道「なるほど……親しかった友人を殺したE子に復讐をしたというわけか」

言乃木「……それで、もう1つの理由っていうのは?」

影山「夏目さん、どうぞ」

……E子が殺されたもう1つの理由……それは……


↓2
1恋愛のトラブル
2事故
3モノクマの陰謀

正解!

夏目「これだ!」解!


夏目「恋愛のトラブル……じゃ、ないか……?」

影山「G男さんはA子さん、B子さん、E子さんの他にさらに最初に殺された女子生徒にも好意を抱かれてました」

影山「その可能性もありえますね」

ジョー「かーっ! なんだそのトンデモな状況は!」

夏目「お、落ち着けっての!」

だから言いたくなかったんだよ!

筆原「……つまり、E子さんが殺された理由は復讐か恋愛のトラブルかということですか?」

影山「そうですね。そしてその容疑者となるのが……」

ジョー「それはG男こと夏目お前だ!!」

……は?

夏目「ま、待てよ! なんで俺が殺さなきゃならないんだ!?」

言乃木「アンタ……嫉妬に狂って頭おかしくなったのか?」

ジョー「なんでだよ! 恋愛のトラブルだってんならその当事者が怪しまれるのは当然だろ!?」

ジョー「しかも復讐だとしても、最初に殺された女子生徒とG男が恋仲だとしたらその女子生徒を殺したE子を殺してもおかしくはない!」

足立「それはまぁ……そうなのか?」

お、おい……!?

兎呑「落ち着くんだジョー君。キミも他の人たちと同じでゲームをクリアしたわけじゃないんだろう? なら……」

ジョー「うっせうっせ! とにかくオレのこの考えは曲げないぞ!」

影山「ふふ……これは困りましたね夏目さん?」

何が困りましたねだ……こいつ、楽しんでやがる……!

【カゲヤマげきじょう】

影山「というわけで今回はここまで。次回はノンストップ議論からスタートです」

影山「しかしジョーさんが良い意味でも悪い意味でもムードメーカーになってますね……これも希望なんでしょう」

影山「何かあればお気軽にどうぞ。可能な限りはお答えしましょう」


本当ジョーいいキャラ


影山が可愛く見えてきて困る

単純問題狛枝の事どう思う?
後陽毬と始良のスキルは何だったのか

>>218
影山「左右田さんと揃えば場がうるさくなること間違いないでしょうね」

>>219
影山「ふふ、それは光栄です」

>>220
影山「狛枝さんは良き同士として仲良くできそうですね」

影山「私と同じ幸運なので希望と呼べるかは定かではありませんが……」

影山「というわけで私--ではなくて作者はお風呂に入るそうです」

影山「スキルについてはまた機会があれば教えましょう」

というわけで今回はここまで

作者は影山さん大好きよ。眼鏡っ子いいと思います

なんか好きなキャラとか書き込んでくれたらすごい嬉しい
支援絵とかも引き続き歓迎

乙でした!

乙。地味に好きだった姶良さん… 男では砂射が好きかな…モデルガン没収されるとしょんぼりするとことか。反論の台詞も格好いい

>>224
作者も姶良さんは好きキャラでしたよ
なのになんで死んだかって? コンマ判定の仕業やで……

足立と最咲が好き
愛ゆえに足立には絶望病に罹患してほしい

では今度こそ乙でした

余談ですが当然影山さんが死なないパターンもありますので頑張ってください
とはいえ彼女には絶望病やファイナルデッドルームで活躍してもらいますがね

>>226
足立が絶望病にかかったら男子頼みの綱がジョーしかいない……!
最咲さんは絶望病にかかったふりとかしそうだよね(偏見)

鯖落ち? か何かで接続できなかったので本日の更新は持ち越しです

質問なんてないとは思いますが受け付けますのでそちらは何かあればどうぞ

最咲さんってなんか舞園さんみたいな風貌してそうだよね

鯖落ち久しぶり。>>1的にヤンデレ書きにくかったりする?

最近なかったから油断してた・・・次の更新楽しみにしてます

☆ 各キャライメージ ☆
影山→SAOの朝田詩乃
雪咲→コープスパーティーの森繁朔太郎
兎呑→やはり俺の青春ラブコメは間違ってるの平塚静先生
言乃木→ココロコネクトの稲葉姫子
最咲→ダンガンロンパの舞園さやか?
足立→クラナドの岡崎智也
ジョー→遊戯王初代の城之内
五十隅→リトルバスターズの神北小毬
筆原→リトルバスターズのあーちゃん先輩……?
夏目→SAOのキリト……?
砂射→フェイトの切嗣……?

一部おかしなのいるけど作者の脳内ではだいたいこんな感じ

☆ 各キャライメージ ☆
影山→SAOの朝田詩乃
雪咲→コープスパーティーの森繁朔太郎
兎呑→やはり俺の青春ラブコメは間違ってるの平塚静先生
言乃木→ココロコネクトの稲葉姫子
最咲→ダンガンロンパの舞園さやか?
足立→クラナドの岡崎智也
ジョー→遊戯王初代の城之内
五十隅→リトルバスターズの神北小毬
筆原→リトルバスターズのあーちゃん先輩……?
夏目→SAOのキリト……?
砂射→フェイトの切嗣……?

一部おかしなのいるけど作者の脳内ではだいたいこんな感じ

俺は完全に最咲さんがラインバレルの九条美海だわ

てす

>>230
好きなんですが、書きにくいです

>>231
すまんね。次からはきっちり予告します

>>234
わからなかったのでググってみた
なるほどと思った(感想)

本日20時頃再開予定

お願いします

なお今回の裁判が終わったら割りと重要な分岐安価があるのでよろしくお願いします

とやchapter3だけでも3回コンマ判定あるからさあ大変

鯖落ち長すぎやでぇ……

復旧した?

速報復活しましたね
このスレ忘れられてませんよね

ぶっちゃけ書き溜めできてないので……

あと専ブラ? の2ちゃんMate使ってるけどSS速報VIP見れないという

パソコンから書き込みテスト

いけてる
速報落ちてたころはネタだけは無駄に出てきたのにこんなことになるなんてね

夏目主人公のギャルゲ風味の安価スレとかダンガンロンパから離れて中二病のファンタジー安価スレとか

というわけでこちらも近々再開します

ギャルゲースレとか需要あればそっちもやるよ
スクールモードやアイランドモードの設定もそっちで一纏めにすればええかなと

あと避難所で立てた中二病スレをどうするべきか……

明日20時頃から裁判再開お願いします

今少し再開しても人は……いるのか?

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・湯川の見解
・ゴミ箱
・散乱したクローゼット
・シャワー室
・犯人の逃走経路


ジョー「恋愛のトラブルだろうが復讐だろうが……」

ジョー「【夏目ならどっちの理由でも女子生徒を殺せたはずだぞ!】」

言乃木「……まあ、言ってることはわからなくもないけど」

筆原「というか両方の動機を満たす人なんて……」

砂射「話を聞く限りでは【夏目しかいなさそうだな】」

湯川「本当にそうなんですか?」

湯川「『そもそも私にはG男が二人を殺したようには思えなかったんですが……』」

ジョー「なんでだよ!? これほど怪しい奴もなかなかいないだろ!?」

影山「『男の人の嫉妬は怖いですねぇ』」

足立「笑顔で言うことじゃないよなそれ……」


↓2
論破or同意

正解!

夏目「それは違うな!」論破!


夏目「俺があのゲームの犯人じゃないのは、湯川の言葉を聞けばわかるはずだ」

夏目「湯川、お前ゲームをやったときこう言ってたよな?」


湯川『あのゲームをやってるのなら、夏目さんが犯人じゃないのは明白ですよ』


夏目「……みたいなことを」

ジョー「な、なんだよそれ?」

湯川「えっと……あのゲームには確かにG男として夏目さんが出てたんですけど……」

湯川「……名前だけ、だったんです」

言乃木「名前だけ……?」

影山「そうです。しかも一度だけ、E子の台詞で出てきただけ」

影山「そんなキャラが事件の犯人だなんて思えません。これは根本的にはゲームなんですから、脇役が犯人はあり得ないですよ」

影山「ですよね? モノクマ?」

モノクマ「そうですね。さすがに一度だけ名前が出てきたキャラを犯人にはしませんよ」

ジョー「なんだそりゃ!?」

だがこれで俺がゲームには関係してないことがみんなにわかってもらえたはずだ。

筆原「じゃあ次は最初に殺された女子生徒の事件を解明するんですね?」

夏目「そうだな……」

言乃木「と言ってもアタシのようにクリアしてない人間もいる。改めてどんな事件だったか説明してもらおうか?」

湯川「じゃあ、それは私から説明しますね」

ここで湯川が名乗り出る。

湯川「事件は玄関ホールにA子、B子、C子、D男、F男の5人が集まったところから始まったんです」

湯川「彼らは玄関ホールで窓ガラスが割れる音を聞いて……その音が物理室から聞こえたので物理室に向かったんです」

湯川「そうしたら廊下にE子がいて、中で何かが起こってるという話を聞きました」

影山「中に入ろうとしたA子たちだったんですが、物理室の扉には鍵がかかっていたんです」

影山「なので鍵を職員室から持ってきて鍵を開け、中に入ると……」

夏目「……女子生徒の死体があったってことだ」

言乃木「なるほどねぇ……」

正道「……だが、それが何か問題があるのか? 犯人がE子なら、外から鍵を掛けて5人を待ち伏せてただけなんだろう?」

足立「いや、その直前で職員室から鍵を持ってきてる以上それは難しいんじゃないか?」

影山「ちなみにスペアキーについては考えなくていいと思いますよ。ゲーム内で言及されませんでしたから」

正道「……なら、鍵は中から掛けられたんだな?」

正道「そしてE子は窓から脱出して、そのまま職員室に鍵を戻したあとで5人が来るまでに物理室の前に戻ってきたわけだ」

ジョー「どんだけ脚力ずば抜けてんだよ……足立じゃあるまいし……」

湯川「というよりは、その方法を取るのなら5人がいる玄関ホールを通らなければなりませんから……」

夏目「……無理だな」

正道「……なら、後は任せた」

筆原「投げました!?」

砂射「おい、本当にE子が犯人なのか?」

雪咲「確かに……全然答えにたどり着かないな……」

確かにそうだが、E子が犯人であるのは間違いないはずなんだ。

それなら、どこかに穴があるはず……

【ノンストップ議論開始】
コトダマ
・モノクマファイル2
・散乱したクローゼット
・クローゼットの扉
・犯人の逃走経路
・散乱した水槽


ジョー「A子たちが玄関ホールにいたときにE子が物理室から逃げたトリックか……」

足立「A子たちが物理室でE子と会ったとき……」

足立「【鍵は職員室にあったんだよな?】」

言乃木「中から鍵をかけ窓から逃げて職員室に鍵を戻すには……」

言乃木「【A子たちのいる玄関ホールを横切る必要がある】」

筆原「【何かが割れた音というのは窓ガラスの割れた音】でしょうし……」

ジョー「手詰まりじゃねぇか!」

影山「何か見落としがあるかもしれませんよ?」

影山「何かと【勘違い】をした、とかね」


↓2
論破or同意

不正解!


筆原「それが本当ならA子さんたちが物理室に来たのは水槽が割れる音だったのですか?」

筆原「でも、それだとしてもE子さんが使ったトリックを解明できないと思いますけど……」

しまった……間違えたみたいだ……!


発言力
6→5


↓2
論破or同意

不正解!


影山「……すいません夏目さん、いったい何が言いたいのかよくわからないのですが」

しまった……また間違えたみたいだ……


発言力
5→4


↓2
論破or同意

精神力
9→8

夏目(見極めろ……!)


【ノンストップ議論開始】
コトダマ
・散乱したクローゼット
・犯人の逃走経路
・散乱した水槽


ジョー「A子たちが玄関ホールにいたときにE子が物理室から逃げたトリックか……」

足立「A子たちが物理室でE子と会ったとき……」

足立「鍵は職員室にあったんだよな?」

言乃木「中から鍵をかけ窓から逃げて職員室に鍵を戻すには……」

言乃木「【A子たちのいる玄関ホールを横切る必要がある】」

筆原「【何かが割れた音というのは窓ガラスの割れた音】でしょうし……」

ジョー「手詰まりじゃねぇか!」

影山「何か見落としがあるかもしれませんよ?」

影山「何かと【勘違い】をした、とかね」


↓2
論破or同意

安価把握寝ます
何かあればお気軽にどうぞ

少し遅れて21時頃再開
よろしくお願いします

合言葉は
その矛盾……解錠してやる!

正解!

夏目「それは違うな!」論破!


夏目「いや、A子たちが聞いたあの音は物理室の窓が割れた音じゃなかったんだ」

筆原「そ、そうなんですか?」

影山「事件後、現場の隣の教室から割れた花瓶が発見されてるんです」

最咲「それがどうしたんですか?」

最咲が首をかしげ、湯川が答える。

湯川「……つまり、A子さんたちが聞いたあの音は隣の教室の花瓶が割れた音」

湯川「事件はA子さんたちが玄関ホールに集まったところですでに終わってたんですよ」

正道「な、なにっ!?」

砂射「……詳しく聞かせろ」

湯川「E子さんは前もって女子高生を殺し、物理室の窓ガラスを割っておいたんです」

湯川「そして外から鍵をかけて一度職員室に鍵を戻す……」

影山「その後再び物理室の方に戻り、A子さんたちが玄関ホールに集まったのを見計らって隣の教室で花瓶を割る」

影山「あたかも今事件が起き、今犯人が逃げたように見せるためにね」

ジョー「な、なるほどな……」

筆原「ですが、これで謎が解けましたね……」

筆原の言葉に賛同しようとしたら、モノクマがそれを大きな声で遮ってきた。

モノクマ「ちょ! まだ謎は解けてないよ!」

雪咲「……なに? 犯人はすでにE子と判明しただろう?」

兎呑「他に何かわかってないことがあるのかい?」

モノクマ「あるよ! まだ凶器もわかってないじゃん!」

凶器か……確かに、凶器についての話は出てないけど。

ジョー「んなもんどうだっていいだろ!」

モノクマ「よくない! これを解かないと議論の再開は許さないよ!」

言乃木「……めんどくさいねぇ」

夏目「だけど、ゲームをプレイした感じだと女子高生の死因は首を絞められたことと頭を殴られたことのどっちかだと思うけど」

夏目「まさか二つとも当てろとか言う気か?」

モノクマ「あー、うん。それなんだけどね……ちょっとオトナの事情で、殴打に使った凶器だけでいいよ」

オトナの事情?

影山「どういう意味ですかね?」

モノクマ「うっせ! いいから早く話し合えよ!」

モノクマ「ヒントを言うなら、ゲームにも出てきた意外なやつだよ……うぷぷ」

ゲームにも出てきた意外なやつ、か……

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・散乱した水槽
・盗まれたE子のスクール水着
・犯人の逃走経路


ジョー「意外な凶器……」

ジョー「『割れたガラスの破片』でどうよ!」

影山「調べるべきは殴打に使われた凶器なんですよ?」

筆原「なら、『水槽でガツンと叩いた』とかですか?」

足立「本当にガツンといったな……」

ジョー「ならあの『ピアノ』……」

言乃木「黙ってな」

ジョー「…………」

最咲「逆に『砂利で殴った』とか……?」

雪咲「確かに持ち運びには苦労はしなさそうだが……」


↓2
論破or同意

正解!

夏目「それに賛成だ!」同意!


夏目「それだ。砂利で殴ったんだ!」

最咲「あ、本当にそうなんですか?」

ジョー「いやいや! 砂利でどうやって人を殴るんだよ!?」

兎呑「……何かの袋のような物に詰めたとか、か?」

夏目「そうだ。さらに意外なものというモノクマの発言も踏まえると……」

夏目「スクール水着が使われたんだろうな」

正道「スクール水着だと……?」

正道が何を言ってるんだこいつと言わんばかりの目で見てくる。

湯川「スクール水着を縛って袋状にし、そこに砂利を詰めてもう片方も縛る……」

言乃木「なるほど。それなら証拠隠滅も不審者の仕業にすればいいし、その線もありそうだね」

雪咲「だからスクール水着が盗まれたことになってるんだな?」

夏目「どうだモノクマ。何か間違ってるところはあるか?」

モノクマ「うーん……やっぱり創作の掛け持ちはよくないね。結局推理されちゃったし」

モノクマ「でも大正解! そのとおりだよ!」

相変わらずわけのわからないことを言うが、どうやらゲームの話については満足したらしい。

ジョー「でもよ、本当にそのゲームが二人を殺した事件と関係してるのか?」

足立「……確かに、犯人がそのゲームをやってない可能性もあるな」

夏目「いや、それはない。犯人は間違いなくあのゲームをプレイしている」

それはあの証拠を見せればわかるはず……


↓2
証拠を提示しろ!

不正解!


影山「それはゲームを最初にクリアした人が貰えるだけですよね?」

影山「それを持ってる=ゲームプレイ済みにはなっても、それを持ってる=犯人にはならないのでは?」

しまった……間違えたみたいだ……


発言力
4→3

↓2
証拠品を提示しろ!

不正解!


ジョー「は? つまり犯人はゲームなんてやってないってことか?」

ジョー「お前どっちなんだよ! はっきりしろ!」

しまった……また間違えたみたいだ……!


発言力
3→2

↓2
証拠品を提示しろ!

正解!

夏目「これで証明できる……!」


夏目「ゲームの被害者と今回の被害者の一人である姶良……」

夏目「この二人はともに殴打され、さらに首を絞められてる」

雪咲「なるほど、ゲームをプレイしてないのなら二つの凶器を使うわけがないということだな」

夏目「ああ。そんな面倒なことをゲームをプレイしてない人間がするはずがない」

兎呑「確かに、そんなことをしたところで証拠品が増えるだけだからね」

影山「ちなみに姶良さんを殺した凶器が何か、夏目さんはわかってますよね?」

姶良を殺した凶器、それは……


↓2
証拠品を提示しろ!

正解!

夏目「これで証明できる……!」


夏目「姶良を殺した凶器はロープだ。クローゼットの陰に隠れてたよ」

湯川「モノクマファイルを見ると殴打で気絶させてから首を絞めてるとなってますし……」

湯川「間違いないですね」

足立「凶器がわかったところで一ついいか?」

不意に足立が言う。

足立「モノクマファイルによると姶良さんと五十隅さんの死亡時刻は数分しか違わないけど……」

足立「これはつまり犯人と姶良さんのやり取りを目撃した五十隅さんが口封じのために殺された……と考えるべきなんだよな?」

言乃木「だろうね……」

足立「なら、そのあたりを整理しておくべきじゃないのか?」

最咲「ですね……五十隅さんの死体はサーフボートケースの中にありましたし、一度何故そうなったのか議論すべきだと思います」

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・クローゼットの扉
・ロープ
・モノクマファイル2
・クリア得点
・姶良の殺害順序


ジョー「えーと、【五十隅は姶良が殺されるところを見て口封じのために殺された】んだよな?」

湯川「モノクマファイルに書かれた時刻の差は僅か5分……」

湯川「そう考えて間違いはないかと」

砂射「【姶良はビーチハウスの中で殺されていた】な」

正道「対する【五十隅はクローゼットの中】だった」

雪咲「……つまり、五十隅は犯人にクローゼットの中にまで連れ込まれたのか」

ジョー「それで【抵抗もできないまま】ってわけか……」


↓2
論破or同意

正解!

夏目「それは違うな!」論破!


夏目「いや、五十隅は無抵抗だったってわけじゃない」

夏目「クローゼットの扉、あそこは何かで削ったような痕があった。おそらくクローゼットに連れ込まれる際に五十隅がそこを掴んで抵抗したんだろう」

兎呑「……あそこには血痕も付着していたし、それは間違いないだろうね」

ジョー「なら、五十隅はそうして抵抗しつつもクローゼットに連れ込まれたわけか……」

最咲「それでロープで首を絞められたんですね……」

ロープで首を絞められた……?
いや、それは違うはずだ……!


↓2
証拠品を提示しろ!

正解!

夏目「これで証明できる……!」


夏目「いや、五十隅の首にはロープとは違う平たい痕があったんだ」

足立「平たい痕……それなら、ロープが凶器じゃないのか」

正道「だが、それなら何が凶器なんだ?」

湯川「あのロープじゃないのなら……たぶん、クローゼットの中にある物を使ったんじゃないですか?」

クローゼットの中にある物を?

雪咲「あのクローゼットの中に五十隅の首を絞めた凶器がある、だって?」

筆原「でも、そんなものありそうじゃなかったですが……」

湯川「だから、もしかしたら意外なものなのかも……」

意外な物……?
あのクローゼットの中にある意外な物を使ったってことなのか……?

【セレクトスポット 開始!】

クローゼットの中……そこで五十隅の首を絞めたものがある……?

どれのことだ……考えろ……!


↓2
1ウェットスーツ
2釣りざお
3水着

不正解!


言乃木「水着で首を絞めた?」

言乃木「確かにできないことはないだろうけど、平たい痕がそれでできるのかい?」

しまった……また間違えたみたいだ……!

発言力
2→1


↓2
再安価

不正解!


正道「……釣りざおを使って首を絞めるとなると、釣糸の部分を使うしかなさそうだが」

正道「それだと、ロープで首を絞めるのと何ら変わらないんじゃないか?」

しまった……また間違えたみたいだ……!


発言力
1→0



みんなが俺を疑ってる……もう誰も俺の言葉を信じてくれない……!

モノクマ「うぷぷ……さあて、それじゃあ始めますか! 投票タイムでーす!」


□■□■□


モノクマ「えー、投票の結果クロとなったのは夏目クンなのですが……」

モノクマ「見事に不正解でーす!」

モノクマ「ってわけで本当のクロは見事この島から出ることを許可します!」

モノクマ「それ以外のみんなは……」

モノクマ「お し お き 確 定 ね」

夏目「ま、待てよ! おい!」

俺の言葉も虚しくクロ以外の全員のおしおきが始まるのだった……


ウィーン……ピコンッ☆

Game Over
クロ以外全員のオシオキがきまりました
オシオキをかいしします

本日はここまで

まさか釣りざおが選ばれるとは思わなかった(真顔)

何か質問あればどうぞ
というかこの質問タイムいらんかね

もしかしたら21時頃に再開するかもしれない

生 存 報 告

前半の暇っぷりが嘘のように忙しくてなかなか来れませんでした
今月は少し更新しにくそうですすいません

お詫びと言ってはなんですが、↓5までで2女子と適当なシチュを各1つお願いします

湯川とアニメ観賞

>>338
↑コンマ一番高いので今日明日で1~2レスでこれ書きますね
何のアニメかについては作者の趣味となります



希望ヶ峰学園。その一階にある視聴覚室。
そこに超高校級の鍵師である俺と――超高校級の声優である湯川ほのかはいた。

夏目「なぁ……本当にやるのか?」

湯川「当然です!」

ふんす、と言わんばかりに言う湯川。
彼女はその肩書き通り、アニメ好きであったりする。
そして今日俺たちが何をするのかと言うと――アニメ観賞会だ。

別に俺は別段アニメ好きというわけではない。というかそもそもあまり興味すらない。
それなら何故今日湯川と観賞会をすることになったのかというと――まぁ、有体に言うなら10割影山のせいなのだが、ここでは割愛させてもらおう。

湯川「今日はいろいろ持ってきましたよ! えっとですね、小さな白い生き物と契約して魔法少女になる女の子が主役のアニメとか、死後の世界で繰り広げられる戦いのアニメとか、ゲームの中に閉じ込められるアニメとか!」

夏目「わかったわかった。って言っても俺はアニメには詳しくないから、そのへんのチョイスは湯川に任せるよ」

湯川「ならまずはこれから見ましょう! ちょうどイヤホンもありますし、大音量で見ても迷惑にはなりません!」

そうして湯川が取り出したるは魔法少女のアニメ。
別にそれはいいし、イヤホンで見るのも問題ないのだが……一つ、気になることが。

夏目「二人で見るのにイヤホンって難しくないか?」

DVDをセットしている湯川に尋ねる。
基本一つの機械に接続できるイヤホンも一つだ。それに対して俺たちは二人。

湯川「そのあたりは大丈夫です!」

夏目「……そうなのか?」

疑問に思う俺を尻目に湯川はイヤホンの片方を右耳に付けると、ちょいちょいと手招きをした。
俺は素直に湯川の隣に座ると、湯川はもう片方の部分をすっと差し出した。

夏目「……あの、湯川さん? これはつまり……」

あれか? 一つのイヤホンを二人で分けろってことか?

湯川「そういうことです。ほら、早くしてください!」

よほど今回のアニメ観賞会が楽しみだったのか。そしてよほどアニメが大好きなのか。
その行為に恥じらいなど微塵も感じていないような湯川がそうしてせがんでくる。

夏目「わ、わかった」

そうしてイヤホンの左耳の方を付ける。
まぁ当然そんなことをしているとお互いの距離がかなり近づくわけで。

湯川「よし、それじゃあスタートですよ!」

――正直な話、アニメの内容が頭に入ってくるとは思えなかった。


□■□■□


――結論。何も入ってこなかった。

湯川「ふぅ……どうですか? 面白かったですか?」

イヤホンを外した湯川がそう尋ねてくる。

夏目「あ、ああ。面白かったよ」

正直あんまり内容が入ってきてないのだが、そう当たり障りのない返答をする。

湯川「そうですか! それじゃあさっそく次の……」

夏目「ま、待て!」

湯川「? どうしましたか?」

このまま観賞会を続けてはタイミングを逃しそうなので俺はそうして制する。
湯川が不思議そうに首をかしげるが、この際それは気にせずに俺はポケットから小さめの包みを取り出した。

夏目「少し遅れたけど、これ。ホワイトデーの」

湯川「あ……」

夏目「本当はもう少し早めに渡したかったんだけど、なかなかタイミングがだな……」

そういう意味では影山には感謝してもいいと思える。
――普通ならただの偶然なのだろうが、あの女ならそれくらいは考えてそうだからな。

湯川「……嬉しいですっ。ありがとうございますっ」

そうして湯川は満面の笑顔でそう言ってくれた。

……ただの市販のチョコなのにこうして喜んでくれるとは予想外だったが……まぁ、こうして喜んでくれたのなら良しとしよう。

リハビリがてら書いてみたらおかしなことになった。反省も後悔もしている
とりあえずイヤホンを分け合うみたいなことをやらせたかったです

兎呑で抱き枕とかにならなくてよかったです
なってたらおそらく思い切り悩みまくってたかと

しばらく疾走してたお詫びとしてはなんですが、これで許してください(低姿勢)

疾走→失踪ですね
いったい自分はどこを駆け抜けてたんでしょうか……

乙ー!アニメは最後はわからんがまどマギとAB!かな?

正直もう更新されないんじゃないかと思ってたからホッとしました

>>348
だいたい正解

>>349
いきなり失踪してすまんな
もともとパソコン使う時間が限られてるうえに月末まで忙しくて……
いや、いつもがあまり忙しくないだけですが

ただ明日は休みなので何かしら書き溜めはできそう
なのでもうしばらくお待ちくだされ

最後はSAOかな?

>>352
そんなところですね


ちなみに最咲でしたら音楽室でマンツーマンのコーチ
兎呑でしたら夏目が兎呑の抱き枕にされるみたいな感じになってました

影山とのデートはわからない
女子会なんてもっとわからない

御陵っちを下回る歌下手王を矯正するなんて超高校級のボイストレーナーでも不可能

最咲さんなら愛の力でいける……かもしれない

>>354
御陵さんは歌下手でもまだいろいろあったのに夏目ときたら……

>>355
さすが最咲さんやで


たぶん明日の朝~昼である程度書き溜めれたら明日の夜に投下するかも
未定だけどね

おはようございます
本日20時頃かな? 可能でしたら更新したいです

なおもしかしたら無理な可能性もあります。その場合は素直に見送ります


久々に過去作読んだけど悶え死になりそうだった(意味深)

どのシーンで悶え死にそうになった?

>>358
主に首括さんのくだりで「うわああああ」ってなりましたね

もう少ししたら始まります

久々の再開
なおどこかおかしい個所があったらすいません
前回のセレクトスポットからリロード。なお強制的に正解したことにします




正解!

夏目「ここだ!」!


夏目「ウェットスーツ……」

言乃木「え?」

夏目「ウェットスーツの袖の部分……あそこなら五十隅を絞殺するのに使っても平たい痕ができるんじゃないか?」

ジョー「はは……なーに言ってるんだよ。そんなことありえるわけ――」

湯川「私は賛成です」

ジョー「ありえた!?」

湯川の賛成の意にジョーがそんな声を出す。

兎呑「……なるほど。確かに普通ではありえない発想だけど……」

正道「だからこそ、突発的犯行に使った凶器としてはあり得そうだな」

ジョー「そ、それでよ。結局のところ今までの議論の流れ的にどういう感じになったんだ?」

雪咲「このアホが……話を聞いてなかったのか?」

ジョー「聞いてたよ!!」

だが、そうだな。確かにここで一先ず話を整理してもいいかもしれない。

夏目「まず、犯人は事件当日の朝姶良をビーチハウスに呼び出したんだろう。そしてそのままか口論になったのかはわからないが、その際に姶良を殺害したんだ」

影山「モノクマファイルを見た限り、彼女は絞められてから殴られたんじゃなく……殴られてから絞められたんでしょうね」

湯川「そうして姶良さんを殺害した犯人だったんですけど……ここで一つ誤算が生まれたんです」

砂射「それが五十隅……」

夏目「そうだ。なんで五十隅があんなところに行ったのかはわからないが、その五十隅の予期せぬ登場で犯人の思惑は大きく外れたんだ」

湯川「犯人は相当慌てたはずです……なにせ本来はそこで犯行が終わるはずだったのに、目撃者が出来てしまったんですから」

足立「それで、五十隅さんは口封じのために……」

夏目「……そうだ」

だからこそ五十隅はあんな目をしていたのだろう。
何故自分がこんな目に。そう訴えるような目を。

筆原「……えっと、それで一つ聞きたいんですが」

そこで不意に筆原が口を開く。

筆原「犯人が二人を殺したというのはわかったんですが……そのあと、犯人はどこから出たんでしょうか?」

正道「……そんなもの、普通に道路側の出口から出たのではないのか?」

いや、それはあり得ない……!


↓2
コトダマを提示しろ!

正解!

夏目「これで証明できる……!」!


夏目「いや、それは不可能なんだよ」

正道「何……?」

夏目「あの扉のドアノブは根元から破壊されていた。そうなると犯人は中からドアノブを破壊したことになる」

言乃木「それだと……あの扉を使うには無理があるね」

雪咲「それなら犯人はもう片方――ビーチ側の扉から出て行ったのか?」

湯川「でも、あそこには足跡が二つ……ビーチハウスの中に入って外に出ていくものと、中に入るだけのものがあっただけです」

ジョー「あ、その中に入るだけのものはオレの足跡だと思うぜ。オレが最初の発見者だからよ」

それは俺も同感だ。
そうなるとそのもう片方の足跡は……

影山「あ、少しいいですか?」

夏目「……なんだよ」

そうしていると今度は影山が加わってきた。
なにやら顔にはこの場に似つかわしくないほどの笑みが。

影山「いやぁ、皆さんが困ってるだろうなと思って」

ジョー「お前が言うのかよ……」

影山「そう言わないでください。一応この話の流れに役立つ証拠もありますから」

最咲「ほ、本当ですか!?」

雪咲「待て。お前、自分が前の裁判で何をしたのか忘れたのか?」

砂射「そんな女の言うことなんて誰が信用する?」

雪咲・砂射に立て続けに言われるがそれでも影山は笑みを崩さない。

影山「あれはほら、私の求める希望を見極めるための意味がありましたから」

影山「でも今回はなんていうか――それもする必要もないみたいなんですよね」

……なに?

夏目「おい、それってどういう――」

影山「というわけでご開帳です。はい、どうぞ」

そうして影山は俺の言葉を無視してなにやら何枚もの紙を取り出した。

兎呑「これは?」

影山「みなさんの足跡を採取させていただきました」

筆原「採取!?」

さらりととんでもないことを言う影山に筆原が驚きの声をあげる。

言乃木「待て。アタシの部屋には鍵がかかっていたはずだが」

足立「俺の部屋だってそうさ」

影山「そうですね。ほとんどの人の部屋には鍵がかかってました」

最咲「それならどうやって……!?」

影山「とても不本意なのでしたが、モノクマにお願いしました」

モノクマ「ド、ドキィ!?」

不意に話を振られてモノクマが驚く。

モノミ「そうなんでちゅか!?」

モノクマ「うう……仕方ないじゃないか……。捜査を円滑に進めるために必要だって言われたらボクとしても反対はできないし」

モノクマ「それに影山さんの愛撫も気持ちよかったしね……」ハァハァ

……何をさせたんだよ。

影山「……どうしてもと言われたのでね。それで情報が得られるのなら安いものです」

事情はまったくと言っていいほどにわからないが、まぁ気にすることでもないんだろう……

湯川「それで、本題に戻ってほしいんですけど……」

影山「すいません。……えっと、それでそのジョーさんの足跡じゃない方なのですが、どうやら五十隅さんの足跡で間違いないです」

言乃木「五十隅の足跡……?」

正道「そうなると、五十隅は一度ビーチハウスから出てることになるのか?」

湯川「ですが、それだとしてもそうなる意図がわかりませんしそもそも彼女の死体はビーチハウスの中にありました。その線は薄いかと」

そうなると……どういうことだ……?


↓2
1犯人が五十隅の靴で外に出た
2本当は五十隅の足跡じゃない
3すべては夢だ



正解!

夏目「これだ……!」!


夏目「それは、犯人が五十隅の靴で外に出たんじゃないのか?」

正道「犯人がか……?」

夏目「ああ。五十隅の死体の靴はなかったし、その代わり――」

夏目「――あいつの靴はシャワー室の中にあった。おそらくは犯人が五十隅の靴を履いてビーチハウスを出ていったあとで……そこの天窓から中に投げ入れたんだろう」


ジョー「あの窓から投げ入れただって!?」

言乃木「さすがにそれは無理があるんじゃないかい? あそこの窓はかなり高い位置にあったし、柵のようなもので蓋がされていたはずだ」

夏目「確かにそうなんだが……」

だがそうでないと五十隅の靴があそこにあった理由がわからない。
……くそっ! 何か、何かみんなを納得させられるだけの理由はないのか!?


影山「はいはい、みなさん。さらに一つ私から言いたいことがあります」


パンパンと手を叩いて注目を集めたのはまたも影山だった。

ジョー「またお前かよ……」

雪咲「今度は何の用だ? そもそも、お前はこの裁判に対してどういうスタンスなんだ?」

影山「当然私は強い希望の味方ですよ? ただ、なんていうか今回の事件はとても単純にしか思えないのです」

湯川「単純……?」

影山「やっぱり次世代の希望と言われていても、殺し合いとなれば常人のそれにしかならないんですかね……」

影山「だから、なんていうか私個人としては今回の犯人はさっさとおしおきされてほしいというのが本音ですね」

なっ……!?

夏目「どういう意味だよ!」

影山「そのままの意味ですよ。希望の象徴を二人も犠牲にしておいてこの程度の事件しか起こせない……」

影山「それならいっそのこと、希望の象徴らしく抵抗はやめて死んでいったほうがまだいいってものです」

兎呑「……ダメだね。変態だ変態だとは思っていたけど……まさかここまでなんて」

最咲「それで……その、そこまで言うには何か決定的な証拠があるんですか?」

影山「もちろんありますよ? ダイイングメッセージ……五十隅さんが残した犯人の名前がね」

その言葉に一部を除いてざわりとどよめく。

ジョー「お、おい! そんなのがあるなら早く出せよ!」

影山「すいません。本当はもっと早く出すつもりだったんですが」

砂射「言い訳は後で聞く。とにかく、そのダイイングメッセージとは何なんだ?」

影山「31398……これが彼女の残したダイイングメッセージですよ」

言乃木「31398……?」

影山「五十隅さんの指にはわずかに血も付いてましたし、この文字が彼女の手によって書かれたのは間違いないでしょう」

31398……そのダイイングメッセージが意味するのはおそらく――

雪咲「……なるほどな」

不意に雪咲が言った。

言乃木「……まさか」

ジョー「え? え?」

それに続いて言乃木も何かの気付いたような顔になる。
おそらく、気付いたのだろう。

言乃木「31398……この血文字を日本語に無理やり見るなら……」

雪咲「さ い ざ き ……少し苦しいかもしれないが、そう見えなくもないか?」

最咲「なっ!?」

その言葉に最咲が露骨に動揺する。

ジョー「……あー、確かに言われてみればな」

砂射「では、二人を殺したのは……」

足立「最咲さんってこと?」

最咲「ま、待ってください! 私、そんなこと……!」

雪咲「なら聞くが、お前。事件当日のアリバイはあるか?」

最咲「それは……無いですけど」

その言葉を最後に俺や一部の人間を除いたメンバーの視線が最咲に集まる、

最咲「で、でも待ってくださいよ! 本当に私、二人を殺してなんか……!!」

……どうなんだ?
二人を殺したのは最咲……それで正解なのか!?

一時離脱
なんか久しぶりの裁判だからおかしなことなってる……ごめんなさい

あと御陵さんの口で慰める事件は掘り返さないでください。あれは作者も意図せず起きたことなのです

再開前になったらまた告知します
それまでは意見質問雑談等どうぞご自由に

ダイイングメッセージが読み解けない

最咲さんを示すと最後の8がよく分からん・・・
つまり最咲さんはクロじゃないんですよ!やったね

>>380
>>381
気合いでお願いします(無茶)

始まるってよ! いいですか!

再開


【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・兎呑の見解
・モノクマファイル2
・ロープ
・クリア特典
・モノクマファイル3
・31398


ジョー「確かにあの【ダイイングメッセージ】の31398……」

ジョー「最咲と読めなくもないよな!」

最咲「だ、だから私じゃありません!」

雪咲「だが【事件当日のアリバイがお前には無い】んだろう?」

砂射「それにお前は【動機のゲームにも出てきている……】」

足立「【動機があってアリバイがない】」

足立「さらに【五十隅さんのダイイングメッセージにも名前が示されている】となると……」

言乃木「これは致命的だね……」

最咲「だ、だから……!」

兎呑「待ってくれ。もしかしたら、『違う見方がある』かもしれない」

ジョー「違う見方だぁ?」


↓2
論破or同意どうぞ

不正解!
発言力
6→5


ジョー「いや、31398をそのまま読んだら最咲になることねぇ?」

ジョー「そのダイイングメッセージ自体に他の見方があるとは思えないけど……」


しまった! 間違えたみたいだ……!


↓2
再安価どうぞ

お手上げ 読み返してたけど
状況判断能力って使えますか?

久々の更新だとやはりあれでしたかね

またもや離脱します

>>391
使うのは構いませんよー

これだけ載せたらこんどこそしばし離脱


夏目「見極めろ……!」


精神力9→8


【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・兎呑の見解
・モノクマファイル2
・ロープ
・モノクマファイル3


ジョー「確かにあのダイイングメッセージの31398……」

ジョー「最咲と読めなくもないよな!」

最咲「だ、だから私じゃありません!」

雪咲「だが【事件当日のアリバイがお前には無い】んだろう?」

砂射「それにお前は【動機のゲームにも出てきている……】」

足立「動機があってアリバイがない」

足立「さらに【五十隅さんのダイイングメッセージにも名前が示されている】となると……」

言乃木「これは致命的だね……」

最咲「だ、だから……!」

兎呑「待ってくれ。もしかしたら、『違う見方がある』かもしれない」

ジョー「違う見方だぁ?」


↓2
論破or同意どうぞ

そろそろ再開やで



正解!

夏目「それに賛成だ!」同意!


夏目「いや、兎呑の言うとおりだ。あのダイイングメッセージには違う見方がある」

ジョー「だから……それはなんなんだっての」

兎呑「思い出してほしい。五十隅さんは口封じのために犯人にクローゼットの中に連れ込まれ、そこで絞殺された」

兎呑「つまり彼女は立ったまま首を絞められて殺されたんだ」

湯川「そんな状態でダイイングメッセージを残したら、その文字は本来どうなると思います?」

正道「それは……」


↓2
1上下逆さまになる
2そもそも書けない
3消えてなくなる



正解!

夏目「これで証明できる……!」


夏目「そうか! そんな状態で字を書いたら普通は上下逆さまになるんだよ!」

ジョー「すると、31398はそのまま上下逆さまになるってことか?」

兎呑「そうなるね。よかったら全員同じようにして字を書く仕草をしてみるといい。するとわかるはずだ」

最咲「……」

ふと最咲を見る。
すると最咲の目には疑いが晴れそうになっている安堵の意よりも、疑われたことに対しての負の意が強く感じられた。

筆原「で、ですがそうなるとダイイングメッセージ自体意味を成さなくなるのでは……?」

足立「うーん……」

……いや、それは違う。
今の話を踏まえてダイイングメッセージの31398を見ると、わかるはずだ。

――犯人が誰なのかが!


↓2
怪しい人物を指名しろ!



正解!

夏目「お前しか……いない!」!


夏目「……雪咲」

俺の言葉に雪咲の顔がピクリと動いた。

夏目「お前なんじゃないか? 二人を殺した犯人って」

雪咲「ほう……そうかそうか。俺が犯人だと言うのか」

雪咲「それなら証拠はあるのか? ダイイングメッセージが上下逆さまにならなければならないという話になり、それは犯人の偽装だと思えるのだが」

雪咲「それでもなお、お前は俺が犯人だと言うのか?」

影山「……偽装じゃないとしたら?」

ポツリと影山が言う。

雪咲「何?」

湯川「ですね。私もそれに賛成です。いえ、正確に言うなら……」

湯川「あのダイイングメッセージは偽装であるし、偽装でないってことです」

ジョー「なんだそれ!」

影山「夏目さんなら持ってるはず……いや、この場にいる全員が持っているはずです」

影山「あのダイイングメッセージが偽装であって偽装でないという根拠を……」

俺たち全員がすでにその根拠を持っている?
それってもしかして……!!


↓2
コトダマを提示しろ!

すいません本日ここまでで
やはり一週間近く消えてたので人も少なくなりましたね……自業自得ですが

とりあえず安価は把握しましたが不正解とだけ言いましょう
ぶっちゃけこっちの書き方がややこしかっただけだろうですけど

何かあればどうぞ

えー、おはようございます
今日も20時か少し早めにやりたいのでお願いします

19時頃再開予定よろしくなんです?

くたばってた今からスタート

不正解!

発言力
5→4


影山「は?」

影山「……おっと。失礼しました」

影山「夏目さん、遊ぶのもほどほどにしてくださいよ」

……今一瞬素が出てなかったか?


↓2
再安価どうぞ

不正解!

発言力
4→3


影山「……夏目さん? もしかしてふざけてるんですか?」

湯川「な、夏目さん! もっと単純に考えてください!」

くっ……影山の視線と湯川の視線が痛い……!!


↓2
再安価どうぞ
もしかして自分の書き方がおかしかったですかね……

不正解!

発言力
4→3


湯川「夏目さん! えっと、最初は一部の人しか持ってなかったですけど、この議論で全員が得た証拠品ですよ!」

影山「……」

しまった……また間違えたみたいだ……!!


↓2
再安価どうぞ
久々の裁判だから少しおかしいことなってたかな

不正解!
3→2


兎呑「……私の考えはあくまであのダイイングメッセージが絞殺――つまり五十隅が立ってるときに書かれたものと示しただけだよ」

兎呑「あのダイイングメッセージが偽装であって偽装でない……そんな謎かけみたいな言葉を解くカギにはならないんじゃないかい?」

しまった……また間違えたみたいだ……!!


↓2
再安価どうぞ

ご飯で離脱します

あれ、今回裁判難しい? そんなことないよね?(震え声)

何かあればどうぞ
次回の裁判はもう少しなんとかします……

>>76のコトダマの中にあるよね・・・?

>>432
5回くらい見直しましたけど大丈夫です、ありますよ

30分ほどしたら再開します

次から再開

不正解!
発言力
2→1


影山「…………」

影山の無言の威圧が凄い……どうやらまた間違えたんだな……


↓2
再安価どうぞ



正解!

夏目「これだ!」!


夏目「そうか! その言葉の根拠はあのダイイングメッセージ自体なんだよ!」

筆原「ええっ!?」

兎呑「……そうか。あのダイイングメッセージは3139と8が少し離れていたな」

夏目「そうだ。同一人物が書いたにしては不自然なくらいにな」

そうなるとあのダイイングメッセージは犯人の偽装と五十隅の書いた本物に分けられることになる。

五十隅の書いた本物のダイイングメッセージは――


↓2
1 3139
2 8



正解!

夏目「これで証明できる……!」!


夏目「五十隅が書いたダイイングメッセージは上下逆さまになってなければならない」

夏目「そうなるとあの3139の方は偽物になる」

湯川「そうなると五十隅さんの残したメッセージは8の放になりますね」

雪咲「それがなんだっていうんだ……」

雪咲「確かに五十隅の書いたメッセージが8なのかもしれない。だがそれでどうして俺になる?」

夏目「雪咲……」

こんなのは苦し紛れの抵抗でしかない……それなら、いっそのこと俺が言ってやるしかないんだ。

――五十隅の残した8というダイイングメッセージがどうして雪咲を指すのか!


↓2
閃きアナグラム
う た か も び じ ま ん よ
ダミーあり



正解!

夏目「これしか……ない!」!


夏目「……五十隅の、みんなに対する呼び方を思い出してみてくれ」

砂射「なに?」

夏目「いいから。まず男子はなんて呼ばれていた?」

その言葉に男子が顔を見合わせる。

ジョー「オレはそのままジョーだよ」

砂射「名字だ」

正道「……同じく」

足立「俺も……」

夏目「俺も名字だったな。じゃあ次は女子だ」

そうして今度は女子が顔を見合わせる番になった。

影山「私は名字でしたね」

湯川「私もです」

言乃木「アタシもだよ」

筆原「同じく……」

兎呑「私も名字呼びだったな」

最咲「私もですね……」

夏目「……さて、これを踏まえた上で聞くぞ。雪咲、お前は五十隅になんて呼ばれていた?」

雪咲「っ……!?」

その問いに雪咲は顔を歪ませた。
そんな雪咲を見て影山がくすりと笑う。

影山「お答えできないなら私が代りに答えましょう。雪咲さん、あなたは五十隅さんに影撮くんと呼ばれていましたよね?」

影撮――えいと。つまり、8。

夏目「そうだ。五十隅はこのメンバーの中で唯一お前だけを名前で呼んでいた」

夏目「さらにその名前を意味する8は上下逆さまにしようが形自体は変化しない……」

夏目「つまりお前を指示しているんだ!」

雪咲「ぐっ……!?」

夏目「……なぁ、雪咲。もう正直に言ってくれよ」

夏目「お前が二人を殺したことは変わらない――ならせめて」


夏目「――それを認めて、後悔してくれよ!!」



【クライマックス推理 開始!】

事件当日の朝、犯人は( A )をビーチハウスに呼び出したんだ。
そこで口論になったのか、はたまた不意の一撃だったのか……隠し持っていた鈍器で( A )を殴打したんだ
その鈍器は見つかってないことから、おそらく小さくて持ち運びが簡単な物だったんだろう

殴打は( A )の意識を刈り取っただけにすぎなかったことに気付いた犯人は、そのままあらかじめ用意しておいた( B )で首を絞めた。だから死因が絞殺になっていたんだ

本来はそれで終わるはずだったんだが、そこで予期せぬ人物が訪れた
それは( C )だ。犯人の犯行の一部始終を目撃していた( C )はそのまま犯人にクローゼットの中に連れていかれた
その際に当然抵抗したんだろうな。クローゼットの扉には何かを削ったような跡と、血痕が付着していた

( C )をクローゼットの中に連れていった犯人は、その中にあった( D )で( C )の首を絞めたんだ
凶器に使えるとは思えないような物だが、よほど切羽詰まっていたんだろう

そうして二人を殺した犯人は( C )の残したダイイングメッセージの( E )に気付いた。
犯人はそれに偽装として( F )を加えた。犯行の疑いを( G )に向けるためにな

一連の行動を終えた犯人は( C )の靴を奪い一度外に出て、そのまま外からその靴を( H )に投げ入れた

――その犯行を重ねた犯人こそ、( I )! お前なんだ!


すべての記号に適する言葉をどうぞ
↓3までで全問正解が一人でもいればクリア


正解!


事件当日の朝、犯人は姶良をビーチハウスに呼び出したんだ。
そこで口論になったのか、はたまた不意の一撃だったのか……隠し持っていた鈍器で姶良を殴打したんだ
その鈍器は見つかってないことから、おそらく小さくて持ち運びが簡単な物だったんだろう

殴打は姶良の意識を刈り取っただけにすぎなかったことに気付いた犯人は、そのままあらかじめ用意しておいたロープで首を絞めた。だから死因が絞殺になっていたんだ

本来はそれで終わるはずだったんだが、そこで予期せぬ人物が訪れた
それは五十隅だ。犯人の犯行の一部始終を目撃していた五十隅はそのまま犯人にクローゼットの中に連れていかれた
その際に当然抵抗したんだろうな。クローゼットの扉には何かを削ったような跡と、血痕が付着していた

五十隅をクローゼットの中に連れていった犯人は、その中にあったウェットスーツで五十隅の首を絞めたんだ
凶器に使えるとは思えないような物だが、よほど切羽詰まっていたんだろう

そうして二人を殺した犯人は五十隅の残したダイイングメッセージの8に気付いた。
犯人はそれに偽装として3139を加えた。犯行の疑いを最咲に向けるためにな

一連の行動を終えた犯人は五十隅の靴を奪い一度外に出て、そのまま外からその靴をシャワー室に投げ入れた

――その犯行を重ねた犯人こそ、雪咲! お前なんだ!


complete!



雪咲「……ふふっ」

雪咲「あははははははははははははは!!」

突如、雪咲が狂ったように笑う。

砂射「な……!?」

言乃木「コイツ……いきなりどうしたんだい?」

雪咲「そうさ! お前の言うとおりだ!」

雪咲「あの没落貴族のご令嬢も! そして五十隅陽毬を殺したのも!」

雪咲「全部! 俺の仕業なんだよ!!」

夏目「……認めるんだな?」

俺が再度尋ねると雪咲はそのまま答える。

雪咲「そうさ……ダイイングメッセージを偽装して、最咲に罪を擦り付けようとしたのも全部俺の行動だ」

最咲「なんで……!」

雪咲「ふっ……なんだ、言ってほしいのか? 俺がどうしてお前を犯人候補にしたのかを?」

最咲「っ……!!」

ぎろりと最咲が雪咲を睨むが、雪咲は鼻を鳴らしてそれを無視する。

モノクマ「ん? もう終わりでいいのかな?」

モノクマ「じゃあオマエラ! 投票タイムだよ!」

モノミ「うう……雪咲クン……!!」

雪咲「ふふ……ふふふ……」

モノクマ「さぁ! 投票の結果クロとなるのははたして誰なのか!? そしてそれは正解なのか!?」

モノクマ「どうなんだー!?」


雪咲「ははははははははははははは!!」




      MONOKUMA
       VOTE
|ユキサキ|ユキサキ|ユキサキ|


学級裁判 閉廷!!

すまんな。長い失踪とデータ消失を経て自分でもおかしいと思える裁判になってまった
それは元からでしょうがね

一気に進めるんでよろしくねー



モノクマ「ひゃっほー! 大正解!」

モノクマ「超高校級のデザイナーの姶良雪華さん。そして超高校級の童話作家の五十隅陽毬さんを殺したクロは……」

モノクマ「超高校級の写真家の雪咲影撮クンなのでした!!」

言乃木「……本当にアンタだったんだね」

雪咲「何度も言ってるだろう? 二人を殺したのは俺だと」

ジョー「な、なんで悪びれもなくそんなこと言ってるんだよ!」

ジョーが困惑したように言うと雪咲はこれまた馬鹿にしたような顔を向ける。

雪咲「わざわざ言うほどのことか? おい、モノクマ。ここから出るためのルールを言ってみろ」

モノクマ「『殺人をして誰にもバレナイこと』だね!」

雪咲「そういうことだ。いつまでもここに居座るくらいなら俺は黙って誰かを殺す」

筆原「なっ……!?」

足立「それが君の本性ってわけか」

兎呑「そうして私たちを騙してたってわけなんだな……」

一人、また一人と雪咲に対しての視線が強くなっていく。
仲間を見る目から、異物を見る目に。

モノクマ「うぷぷぷぷ……」

――だが、俺にはどうしても雪咲のこれが演技に見えて仕方ない。
どうする? 口を出してみるか……?


↓2
重要安価
1口を出してみる
2まだ様子を見る

なおこの選択肢によってこれからの展開に大幅な変化が現れる
どちらかは王道ルート
どちらかは絶望ルート



ルート分岐
ようこそ絶望ルートへ

なおどうしても無理難題が生じたらどこかで王道ルートに切り替える模様


夏目「……なぁ、雪咲」

雪咲「なんだ。お前も俺に何か言いたいことがあるのか?」

ちらり、と雪咲が視線だけをこちらに向ける。

夏目「お前が姶良を殺した動機、あのゲームで間違いないんだよな?」

雪咲「そうだが、それがどうかしたのか?」

夏目「……お前と仲の良かった人間が殺されたから、なんだよな?」

雪咲「そうだ。……なんだ、言いたいことがあるならはっきり言え」

やはりそうか……

夏目「なら、雪咲。お前が起こしたこの事件にお前自身が負い目を感じてないはずがない」

夏目「少なくとも、自己の欲求のために誰かを犠牲にするなんてするはずがない」



雪咲「なに……?」

夏目「だってそうだろ! 確かにやってることは間違ってるけど、でもお前はその友人を想ってのことだ!」

夏目「そりゃ、許されることじゃないかもしれないけど……」

夏目「でも! 私利私欲で動くような人間じゃないと俺は思うぞ!」

こうなってしまった以上、雪咲の死は免れないだろう。
だからこうして俺が思うことをすべてぶつける――それだけのつもりだった。




モノクマ「でもさぁ、それってただの夏目クンの妄言だよね?」

――モノクマが横やりを入れてこなければ、本当にそれだけで済むはずだった。



夏目「なに……?」

モノクマ「だってそうじゃない? というかボクからしたら雪咲クンは結局自己の欲求で動いただけの人間だと思うけどな」

モノクマ「ゲームをやった人たちならなんとなくはわかるんじゃない? 雪咲クンと五十隅さんってここに来る前――少なくとも他の人たちと知り合う前から知り合いだったってこと」

モノクマ「ううん。それどころか五十隅さんって雪咲クンに対してだけ名前で呼んでたよね? これって二人がそれなりに親しい関係だってことだと思うんだけどな」

砂射「……確かにな」

モノクマ「つまり、雪咲クンは友達の仇を討とうとしたけどそれを違う友達に見られて、仕方なくその友達を殺したの!」

モノクマ「たぶん心中穏やかじゃなかったと思うよ? だって友達のために動いた結果、友達を自分の手で殺しちゃったんだからさ!」

モノクマ「……だよね? 雪咲クン?」



雪咲に視線を移す。
すると雪咲はふるふると拳を震わせていた。

雪咲「そうさ……全部、モノクマの言うとおりさ」

雪咲「俺は五十隅を、この手で殺した。唯一ここで心を許してた人間をな」

雪咲「だから、お前らに全部見抜かれたときせめて『友人をこの手で殺した哀れな人間』じゃなくて『自分の欲のために二人を殺した人間』として死のうとした」

雪咲「……そうすればせめて残ったお前たちに余計な感傷は与えなくて済んだ……それなのにっ!」

キッと雪咲が俺を睨む。
そこに隠されたのは、憎悪の視線。

雪咲「夏目! お前が余計なことを言うから!」

雪咲「俺に余計な同情はするな! 黙って俺の死にざまを見届けていればいいんだ!」

雪咲「そして仲間を失ったんじゃなく! 危険分子が消えたと思って清々してればよかったんだ!」

いつもの雪咲はそこにはいなかった。
そこにいたのは、訪れる死の恐怖に怯える雪咲の姿。
俺に怒りの感情をぶつける雪咲の姿。



モノクマ「えーと、せっかくなのでこのままオシオキタイムにしますか」

夏目「ま、待てよ!」

こんなのっておかしいだろ……せめて、もう少し何か雪咲に……!

雪咲「だから……せめて、せめて……!」

モノクマ「では! 超高校級の写真家の雪咲影撮クンのために!」

夏目「待てよ……待ってくれって!」

だがモノクマはやめない。




モノクマ「スペシャルなオシオキを用意しました!!」

雪咲「お前たちの仲間として! 最後にそれくらいさせてくれよっっっ!!!」


ウイーン…ピコンッ☆

Game Over
ユキサキクンが クロにきまりました
オシオキを かいしします

なんだこれは
絶望でもなんでもないな。嘘ついてごめんよ
やっぱりシリアス展開は苦手……


オシオキ案のためしばらく間が空きます



【超高校級の写真家 雪咲影撮処刑執行】
【特別記念! 雪咲影撮記念展覧会!】

十字架に磔にされた雪咲。その少し離れたところに一体のモノクマがカメラを構えて待機しています

ドスリ。刃物が雪咲のわき腹に刺さります。
パシャリ。モノクマがシャッターを切ります。

ドスリ。刃物が雪咲の瞳を貫きます。
パシャリ。モノクマがシャッターを切ります。

グシャリ。雪咲の顔があらぬ方向に曲がります。
パシャリ。モノクマがシャッターを切ります。

そうして雪咲の体が異変を起こすたびにモノクマがシャッターを切り、それが数十枚にも及んだ頃。周囲から何体ものモノクマが雪咲であったものに群がります。

そしてカーテンでそれは隠され、中で何かが行われます
その外ではモノクマが写真を必死に壁に貼り付けていきます


……数分後。
そこにあったのは写真を眺める多くのモノクマと、それを見守る人体模型のようなオブジェ。

自分が体を張って用意した写真をこんなにも多くの人が見てくれる
きっと雪咲クンも本望でしょうね



筆原「ひっ……!?」

正道「下衆が……!!」

二度目の公開処刑を見て反応を示すのは二通りだった。
凄惨なその光景に言葉を失う者。
その処刑を実行したモノクマに怒りを露にする者。

モノクマ「ボクが下衆なんていまさらでしょ? もう、これだから若者は!」

足立「ふざけるな! こんなことをしてどうするんだ!?」

ジョー「もうやめろって……マジで胸糞悪くなってきた……!」

湯川「……」

他のメンバーも同じようにそうしていたが、俺はひたすら雪咲の最後の言葉を反芻していた。


――もし、俺があのとき余計な口を出していなかったら

――もし、雪咲を異常者と認識したままだったら

――こんなにも、虚無な気持ちにはならなかったのではないか?


モノミ「うう……」

モノミのすすり泣く声がした気がした。
でも、それすら気にしていられない。

俺は――結局のところ、どうすればよかったんだ?



【???】


??「……まだなの!? まだ、進展しないの!?」

??「黙ってろ。こっちも全力でやっている!」

とある場所のとある部屋の中で若い男女がそんなことを言っていた。
女の隣にいる背の高い男が口を開く。

??「少し落ち着いてよ。ボクたちはこういったことには疎いから、せめて邪魔はしないようにしないと」

??「っ……!」

まさに険悪なムードの中、部屋の扉が開きそこから金髪の背の高い男が入って来た。

??「――すまない。1つ確認したいことができた」

??「……なんですか?」

??「あの事件での生き残りはお前たち6人。犠牲者は10人。間違いはないな?」

??「はい……」

するとその男は、
続けてこんなことを言った。




??「――例の部屋から見つかった遺体は9個だった……これは、何を意味する?」


【11日目リザルト】

影山 知人(1/6)
足立 知人(1/6)
ジョー 知人(1/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 知人(1/6)
湯川 顔見知り(1/6)
兎呑 気になる相手?(2/6)
正道 知人(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)Dead
最咲 友人(2/6)
姶良 知人 (1/6) Dead
五十隅 友人(1/6) Dead
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 顔見知り(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)Dead

プレゼント
【星の砂】
【戦刃ナイフ】
【トイカメラ】
【碁石】
【シナモンティー】
【Mr.ホチキス】
【エプロンドレス】
【女子力アップ詰め合わせセット】

モノクマメダル
17枚


Chapter2 海と罰。罪とココナッツ 非日常編 完
生き残りメンバー
12人→11人

――To Be Continued

嘘だろ多和良生きてたんか……

お風呂で離脱だよ
でもたぶん時間も時間だからここまでだよ

次はみんな大好き磯の香りのデッドエンド
頑張って絶望になればいいな

何かあればどうぞ

いよいよ最咲さんが動くのか

一人くらいバターになったんじゃないんですかねぇ(錯乱)

>>481
なんでこんなときにも多和良出てくるの?

>>483
動く前に殺されなければいいんですが……

>>484
甘露寺君のことですかな?(白目)

ではchapter3の前に注意点並べましょうかね

・夏目含む数名(詳しくは明かさない)が絶望病にかかる
・その際の視点変更は絶望病にかからなかったメンバーの中で親密度の高い男女1名ずつでコンマ判定
・chapter2が連続殺人だったからchapter3は連続殺人じゃない? いいえ、そんなことはありません

くらいです
あとは現在のそれぞれの動きでも載っけて終わります

夏目→今Chapterで地雷を踏んでしまい現在精神的に参っている
いずれ立ち直るとしても時間はかかりそうで、その間のメンバー間での空気は悪くなっていきそう

ジョー→ジョ左右田。クロになる絵が想像できないらしいが最初の事件ではクロ候補
とにかく場の空気を和ませるべく奮闘しているが基本空振り。裁判での活躍もいまいち
夏目の調子が優れない場合、ジョーがその代役を担う?

足立→豚神の役割を担っていたがそのフラグを回避して現在生存中
とはいえその仲間を思う姿勢は誰よりも強く、以降も意図せずともリーダー的役割を担っていきそう
有府の二の舞だけは勘弁な

正道→あまり出番がないがどっしりと物事を見ている感じ
だが口下手なのもあってか仲間内の空気についてはあまり関与できない

砂射→こちらもあまり出番がないが決して空気ではないと思う
今のところは目立った活躍はしていないが、そろそろ何かするか?

影山→希望大好き女の子
基本的には狛枝みたいな立ち位置だけど以降から狛枝とは違う役割を担いそうな予感
現在緊縛から解放され野放し状態

兎呑→現在他の女子を引き離してヒロインしてるエロ姉
それもこれもイン・ビトロ・ローズを渡した人のせい。出てこいや
裁判では連続で決め手を夏目に授けてる前作の声伽的役割も担うまさに超人

最咲→歩くバッドエンド要因。キャラ作成のときのスキルを見てなんとなく読者側の意図が察せた
現在雪咲の偽装工作により情緒不安定気味。場合によっては瞳のハイライトがお仕事しない展開も

湯川→殺し合いを止めるべく行動しているも基本的にはこちらもいまひとつ効果無し
だが仲間思いの面が強いのでよほどの展開が無い限り絶望したりはしないと思われる

筆原→他の女子のせいで出番が少ない子
でも足立の看病をしたりやることはきちんとやってる
なんとなく周りに流されがち?

言乃木→筆原同様出番は少なめ
当初では前作でいうところの首括役をしてもらうはずがどうしてこんなことに……
最初に比べてメンバーを信用してはいるものの、まだ完全とは言えない

では最後に本編前の投票だけしたいですが、よろしいですかね

↓5までで夏目以外のキャラ3人どうぞ
集計後、上位3人の裁判後を次回書きます

言乃木 4票
最咲 3票
影山・足立 2票

朝になったら影山足立でまた投票設ける
とりあえず言乃木トップと兎呑1票は意外だった

おやすみなさい、おやすみなさい

質問にお答えする前に↓1から影山足立でどちらかに投票お願いします
先に3票集まった方にしますので

足立把握
言乃木・最咲・足立となりますね

あと今回のクロ候補は雪咲、五十隅、兎呑でしたー

ファッ!?
ってか2/3の確率で死ぬ運命だった五十隅ェ…

>>513
五十隅ファン(いるのかは知らないけど)には悪かったと思ってる
でもあの動機だとどうしても雪咲や五十隅たちがクロ候補になってまうんや……

あー、もしかして五十偶がクロになった場合も雪咲が目撃してた?
にしても兎呑は意外だ

>>515
そうなると連続殺人になるので目撃はしませんでした


18時頃から再開となります



【二度目の裁判後 ホテルミライ敷地内】

ジョー「結局夏目の野郎、終始無言だったな」

裁判後のホテルミライ敷地内で俺はジョー君と話をしていた。
雪咲君のこと。最咲さんのこと。今後のことと話すべき議題はいろいろあったが、今回ジョー君と話をしたのは夏目君に関してだ。

足立「仕方ないさ。あんな最後になっちゃあね……」

ジョー「いや、それはそうなんだろうけどさぁ……」

ジョー「なんだかんだ夏目ってオレらのフォローに回ってくれてたし、その夏目がああだとオレらも不安っつーかさ。勝手なこと言ってるのはわかってるんだけどよ」

それには俺も賛成だった。
夏目君はここに来たときから全員のことを考えてくれている。それはあの影山さんに対してもそうかもしれない。
そんなお人よしの彼がこうなってしまうのは必然だったのかもしれないが……

足立「とにかく、今は夏目君を信頼しよう。それでどうしても彼が倒れそうになったら支えてあげればいいさ」

ジョー「……お前、結構そういうセリフ真顔で言うのな」

足立「何か変だったかな?」

ジョー「いや、オレには到底無理な芸当だなって」

そうしてジョー君がははっと笑う。


□■□■□


【言乃木のコテージ】

……アタシは最初、すぐにでもここから出ようと目論んでいた。
でも、甘露寺や雪咲の最後。そして影山の本性を見てからその決意はすぐに揺らいでいった。

怖い。素直にそう思えた。

――人間は規模に程度はあれど、絶対的に黒いものだと思っていた。
さらにアタシたちはここで知り合っただけの他人。生き残るための犠牲と割り切ること自体は容易だったのに……

夏目を初めとしたあんなお人よしの集まりにアタシがいつまでも仲良しごっこを続けれるわけがない。
アタシは、どうすれば……


□■□■□


【最咲のコテージ】

私は一人ベッドにうずくまっていた。
今回の裁判で一度みんなから疑われたのが心に来たのか、気分も優れない。

生き残るためだと理解はしている。理解はしていても心の中では不満に思っていた。

――私を疑ったみんなを許せない。

そんな身勝手な結論を抱き、私はまた自己嫌悪に陥る。
そしてその悪い流れのまま私は外の同じアイドルのみんなのことを考えてしまう。

やっぱり私の心の支えはあの仲間たちなんだ。
でも、今はその支えがない。ないから精神的に参ってしまっている。

――ナニカ ワタシヲササエテクレルヒトハイナイノカナ……?

【裁判リザルト】

ゲームオーバー1回

よってすべてのミニゲーム等の成績に関係なく↓1のコンマ下一桁(0は10)の数でモノクマメダル判定

モノクマメダル
17枚→23枚

次からChapter3に入ります……



キーン、コーン……カーン、コーン……


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も前回気分で張り切っていきましょう~!』


……体が重かった。
昨夜はよく眠れなかった。何度も、何度も目が覚めた。

モノクマの処刑で死んでいった甘露寺と雪咲。
その二人にそれぞれ殺されてしまった棋儀と姶良、五十隅。

アイツらのことを考え、もっと上手くやっていれば事件は起きずに済んだのではないかと自分を疑ってしまう。

……よそう。これで俺までおかしなことしたらそれこそモノクマの思う壺だ。
とにかくレストランでみんなと合流して……それから、今後の方針を考えないと。


Chapter3 磯の香りのデッドエンド(非)日常編



【レストラン】

だけど、レストランに来ていたのは全員ではなかった。

砂射「……夏目か」

言乃木「……」

砂射や言乃木といったメンツすら来ているのに唯一来ていない人間。

夏目「……最咲は?」

そう。最咲の姿が見当たらなかった。

兎呑「最咲さんなら、コテージから出てこないよ」

湯川「前回の裁判がやっぱり精神的に来たらしくて……私と兎呑さんで今朝様子を見たんですけど」

確かに、昨夜の裁判は最咲にとって苦痛だっただろう。
なにせ人殺しの疑いをここのほとんどのメンバーから向けられたんだ。

ジョー「なんつーか、オレらもどうしたらいいかわからなくてよ……」

足立「あの場面で彼女を疑ってなかった湯川さんと兎呑さんに任せてもダメだったんだ。これじゃあどうしようも……」



影山「何をそんなにも引け目を感じているんですか?」

壁に背を預けていた影山が話に加わってくる。

筆原「何をって……」

影山「みなさんは生き残る希望のために彼女を疑ったんですよね? それも希望のためなら仕方ないです」

正道「お前はまだそんなことを……」

影山「むしろ私としてはあんなにもくだらない事件よりそっちの方がよっぽど有意義な時間と思いましたがね」

夏目「お前……!」

俺が影山を睨むと、影山は降参したかのように両手を上げた。

兎呑「変態の言葉を鵜呑みにしちゃダメだ。それよりも今後の方針を考えないと」

ジョー「って言ってもよぉ……」

そうして陰鬱な空気になるこの場にアイツがやって来た。


モノミ「てんてけてーん! みなさん、ちょっといいでちゅか?」



……

正道「……なんだ、モノミか」

砂射「お前はとことん空気を読まないな……」

言乃木「帰ってくれ」

モノミ「あれ!? あちしってもしかしてかなり嫌われてる!?」

少なくとも歓迎はされてないだろうな……

兎呑「それで、何か用なのかい?」

モノミ「あ、そうでちゅ! えっとでちゅね! あれからまたモノケモノを倒したんでちゅけど!」

モノケモノっていうと、あの門のところに居座ってるおかしな機械のやつだったな。

足立「とすると、また別の島に行けるわけか」

モノミ「だから、もうモノクマの思惑に乗ったりしないでみんなで仲良く……」

筆原「なら行きましょう! そして今度こそ外に出る手掛かりを……!」

モノミ「あれ!? あちしの言うこと全部無視でちゅか!?」

モノミの言葉を聞かずさっさと話が進む。



……

正道「……なんだ、モノミか」

砂射「お前はとことん空気を読まないな……」

言乃木「帰ってくれ」

モノミ「あれ!? あちしってもしかしてかなり嫌われてる!?」

少なくとも歓迎はされてないだろうな……

兎呑「それで、何か用なのかい?」

モノミ「あ、そうでちゅ! えっとでちゅね! あれからまたモノケモノを倒したんでちゅけど!」

モノケモノっていうと、あの門のところに居座ってるおかしな機械のやつだったな。

足立「とすると、また別の島に行けるわけか」

モノミ「だから、もうモノクマの思惑に乗ったりしないでみんなで仲良く……」

筆原「なら行きましょう! そして今度こそ外に出る手掛かりを……!」

モノミ「あれ!? あちしの言うこと全部無視でちゅか!?」

モノミの言葉を聞かずさっさと話が進む。



言乃木「いや、アタシらにとって有意義なことを教えてくれた。さすがだね」

モノミ「あ、そうでちゅか? えへへ、だってあちしは皆さんの先生でちゅからね! 生徒第一に考えるのは当然でちゅ!」

言乃木「ならアタシら生徒のことを考えてもう帰ってくれないか?」

モノミ「す、すいまちぇんでちた!!」

言乃木の言葉に従いモノミがこの場から立ち去る。

兎呑「はは、さすがだね」

ジョー「なんか言乃木ってそっち方面に人気ありそうだよな……」

言乃木「あ?」

ジョー「なんでもないです」

足立「ジョー君の性癖はともかくとして、とにかくこれからその次の島の探索ってことでいいのかな?」

ジョー「待て! 勝手な決め付けはやめろ!」

正道「だが、最咲についてはどうする?」

ジョー「聞けよ!」



だがそれ以上は空気を察したのか、ジョーもおかしなことは言わないでいた。

筆原「私たちはたぶん行っても逆効果でしょうし……」

湯川「なら、私が行きますよ」

そうして名乗りを上げたのは湯川だった。

足立「確かに湯川さんは裁判で彼女を疑ってなかったし、俺たちよりは適任だろうけど……」

影山「あれ? そうなると私も適任なんですかね?」

正道「黙っていろ」

影山「……」

兎呑「なら、私も行く。何ができるかはわからないけどね」

さらに兎呑もそうして名乗りを上げた。


↓2
1俺も行くよ
2……今はいいか。女子のことは女子に任せよう



夏目「……俺も行くよ。って言っても、何ができるかはわからないけど」

兎呑に続いて名乗りを上げると湯川が嬉しそうに笑った。

湯川「うん、そうしてくれると最咲さんも喜びますよ」

足立「まぁ、夏目君は男子の中で唯一彼女を疑ってなかったしね」

正道「適任と言えば適任か」

兎呑「……それなら各自の探索が終わったら一度ホテル前に集まろうか。その後で彼女のコテージに行くんだ」

話がそれで纏まり、俺たちは次の島へと向かうのだった。


【Info】
湯川との親密度が大きく上昇しました
湯川との関係が『友人』になりました
兎呑との親密度が僅かに減少しました



【第三の島】

ここが新しく行けるようになった島か……
なんていうか、西部劇を思わせる場所だな

さて、俺はどこを調べるか?


※夏目が三か所を調べ終えると、自動的にイベントが進行します


↓2
1病院
2映画館
3モーテル
4電気街
5ライブハウス

安価把握作者は少し離脱

やっぱり絶望病だと病院は気になりますよね

再開時間は21時30分頃

兎呑さんも女の子。これテストに出ます

22時頃になりそうすいません

今回こそは絶望させてあげられれば幸いです

始まるってよ


【病院】

夏目「ここは病院か……」

歩いて少し。hospitalと書かれた看板が見えたので入ってみるとそこは言葉どおり、病院のようだった。

兎呑「……おや、夏目君。キミもここに来たのか」

夏目「兎呑か」

そこに先に来ていたのは兎呑。
奥から来たようだが、もう中の方も調べたみたいだ。

夏目「兎呑はもう中の様子は調べたのか?」

兎呑「ああ。結構広くて、二階もあるみたいだ」


↓2
1最咲のことを話す
2病院について詳しく話す
3その他自由安価



夏目「それにしても、1つ前の島に薬局みたいなところがあったからまさかとは思ったけど……病院まであるなんてな」

兎呑「だが、無いよりはマシだろう? 私も医者じゃないにしても、医学の知識はそれなりにある。夏目君たちが病気や怪我をしてもこれで本格的に手当てしてあげられる」

夏目「そりゃそうなんだがな」

モノクマが俺たちのためになる施設を用意するとは思えないし、何か裏がありそうな気もするが……。

兎呑「……それで、だな。夏目君、もう調子は良くなったのか?」

夏目「は? いきなりどうした?」

兎呑「とぼけるな。キミ、昨日の裁判が終わってからあからさまに様子がおかしかったじゃないか。なんていうか上の空みたいな……」

……見抜かれてたか。


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
夏目の返答をお願いします



夏目「いつまでもくよくよしてられないしな。少しずつだけど前を向いて行くさ」

夏目「心配してくれてありがとう。兎呑も何かあったら相談してくれよ?」

兎呑「そうか……キミは強いな」

俺の返答に思うところがあったのか、兎呑はそうして俺を見つめてきた。

夏目「強いと言うよりは、強がってるだけだ。じゃないと、誰も守れないからな」

夏目「だから兎呑のことも、守ってみせるよ」

兎呑「なっ……」

途端に顔を赤くしてそっぽを向く兎呑。

兎呑「キミは罪作りすぎる……もう少し言葉を選んでくれ!」

夏目「えっ、もしかして怒ってるのか?」

兎呑「そ、そういうわけではないが……」


【info】
兎呑との親密度が上昇しました
☆●□♪%▼!!



【第3の島】

そうして病院の探索を終えた俺は別の場所に行くことにした。
ちなみに兎呑はもう少し病院の探索をするらしいが……あれ以上調べるところがあるのか?


↓2
1映画館
2電気街
3ライブハウス
4モーテル

あくまで相手に対する返答なのでその先の会話はこちらが決めてます
意見あれば改善しますが


【電気街】

ここは、電気街か?
何か機械の類いがたくさんあるが……まさかこんなところまであるなんて。

足立「うーん……ジョー君、これ何かわかるか?」

ジョー「待てって! オレはあくまでマジシャンであって機械は専門じゃねぇの!」

足立「でもジョー君、マジックのネタのヒント探しとかでパソコン使ったりもするんだよね?」

ジョー「だからってこんなめんどくさいこと……」カタカタ

ふと声がした方を見るとそちらには足立とジョーの姿が。

少し離脱
ここでパソコンのメール見てコロシアイ学園生活のことを知る……でよかったですよね

コロシアイ学園生活じゃなくて人類史上最大最悪の絶望的事件の方でしたね

再開



夏目「おい、何してるんだ?」

俺が声をかけると二人は気づいたらしく、顔だけをこちらに向けた。

ジョー「おお、夏目か。いやなに、こんだけパソコンあったらネットとか使えるんじゃね? って話になってよ」

足立「だからちょっとジョー君にパソコンを調べてもらってるんだよ」

ジョー「たっく、起動させて適当にファイル漁るくらい簡単だろうに……」

足立「それが、俺ってこういう機械はてんでダメでね」

なんて話をしていると、ジョーの手の動きが止まった。

夏目「なんだ? 何かあったか?」

ジョー「おう。えーっと……ウサミファイルX? とかいうのがあった」

足立「待ってくれ。こっち、モノクマの顔があるけど」

言われてそちらを確認すると、そこにはモノクマファイルXというアイコンが。



ジョー「なんだこれ……どっちも怪しすぎるだろ……」

足立「でも、せっかくだ。どっちかは見た方が良さそうだけど」

夏目「…………」


↓2
1ウサミファイルXを見る
2モノクマファイルXを見る



夏目「なら、こっちのウサミファイルXを見てみよう。モノクマの方はなんていうか……嫌な予感がする」

ジョー「だな。そんじゃ……」カタカタ

そうしてジョーがマウスを操作し、そのファイルを開ける。
それは文章形式になっていて、報告書みたいな感じになっていた。


【人類史上最大最悪の絶望的事件について
その畏怖すべき事件の発端となったのは……私立希望ヶ峰学園における、一部の学生達の蜂起だった。
本科との待遇格差に不満を持つ予備学科の生徒達が、学園側を相手取り武装闘争を始めたのだ。
当初は学園紛争程度のもので、いずれ収束に向かうと楽観視されていたが……その目論見は大きく外れることになる。
その運動の裏には巨大な権力が加担していたらしく……やがて各地で暴動を誘発しながら、伝染するように広がっていったのだ。
それはテロともクーデターとも違う……もっと別の目的を持っているようだった。
だが、いかように仮定しても、その純粋な破壊活動に意味は付けられない。
とは言え、それは無秩序な破壊ではなく……計算された悪意に基づく破壊であり……

だから■そ……絶望的なま■の破壊活動だっ■。
その最中、事件の発端とな■た希望ヶ峰学園も■の長い歴史に終止符を打つことになり……そし■生き残っ●生徒達も“絶望の見せしめ”と■て殺■合い■強■■れ■×■】



……ダメだ。ここから先は全部文字化けしてる。

ジョー「なんだこれ……」

足立「さぁ?」

夏目「…………」

そうしてパソコンを前に悩む俺たちのところにやって来た、あの存在。

モノクマ「うーん……普通だね。びっくりするくらい普通だね」

モノクマ「オマエラわかってんのかよ! これ重要な場面なんだぞ!?」

ジョー「うげっ! 出た!」

それはモノクマだった。
本当に唐突に現れるな……。

足立「とは言っても、人類史上最大最悪の絶望的事件だのなんだの言われても……」

夏目「お前が作ったファイルなんだろ、これは!」

モノクマ「えー? 勝手にそう決めないでよー!」

夏目「それにこの予備学科って、聞いたこともないぞ!」



すると俺の言葉にモノクマは途端にうぷぷ……と笑った。

夏目「な、なんだよ……?」

モノクマ「そうだよね。覚えてるわけないよね」

モノクマ「ジョークンや足立クンは知らないだけかもしれないけど、夏目クンが知らないわけないもんね。それも学園生活の記憶と共に失ったのかな? それとも自分で記憶の奥底に封じちゃった?」

夏目「……何を言ってるんだ?」

俺は本当に予備学科なんてものの存在は知らない。
それなのにモノクマは何を言ってるんだ?



モノクマ「うぷぷ……なんでもなーい! それにオマエラがそっちを開いたのも予想どおりだったし、これ以上教えてやる必要はないもんね!」

ジョー「あ? それってこっちのモノクマファイルXの方か?」

言いながらマウスを操作するジョーにモノクマが飛びかかる。

モノクマ「させるかぁ!」モノクマダーイブ

ジョー「うおっ!?」

その間にモノクマが滑り込み、そそくさとパソコンを操作する。

……というか、こいつもしかしてファイルを消してないか!?



ジョー「あっ! こら、お前何をして! ……ああっ!?」

モノクマ「ふっふーん! どっちも見れると思った!? んなわけあるかぁ! 世界はそこまで優しくない!」

夏目「本当に消したのか……!」

モノクマ「こっちは後々のお楽しみだよ! じゃあねぃ!」

そしてそのまま嵐のように消えるモノクマ。

ジョー「な、なんだよあれ……」

足立「……今の話……」

するとジョーは呆気にとられ、足立は真剣な顔つきになる。


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
何も話すことがなければその旨を書き込んでくれればそのまま解散となります

なんか最大値来たのでこのまま進行



夏目「……モノクマの嘘に決まってるだろ」

ジョー「はは……だよな? あんな荒唐無稽な話が真実なわけ……」

足立「……そうだな」

むしろ、俺の頭を支配してるのはあんなふざけた創作話じゃなく……

予備学科。それだけだった。


【info】
ジョー・足立との親密度が上昇しました



【第3の島】

……時間的に次が最後か? どこを調べるか……


↓2
1ライブハウス
2映画館
3モーテル

ライブハウス把握作者はお風呂

ライブハウスか……音楽関連がいないから誰を動かすか悩むな

なにかあればどうぞー

もう少し……もう少しだけ進めたい……!
よろしいですかね

久しぶりにオリロンパ進めてるとやっぱり楽しいですね。オシオキ案考えるのも楽しみになってきてます

次から再開



【ライブハウス】

そこはバンドがライブに使いそうな、ライブハウスだった。
中の広さもそれなりで、意外と大きい。

そんなライブハウスの中に佇むあれは……


夏目「湯川」

湯川「……あ、夏目さん」

ぼんやりと壇上を眺めるのは湯川だった。

夏目「何してるんだ?」

湯川「えっと……少し、考え事をしてました」

夏目「考え事?」

湯川「はい……最咲さんのこと、今の現状のこと……」


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
最咲のこと、今の現状のこと。それ以外でも構いません。夏目の台詞をどうぞ



……そうだ。一応湯川にも確認しておかないとな。

夏目「なぁ、湯川。希望ヶ峰学園に予備学科ってのがあるって話、聞いたことあるか?」

湯川「予備学科、ですか?」

一瞬きょとんと首を傾げたかと思えば俺をじっと見つめ……やがてふるふると首を振った。

湯川「……わかりません。少なくとも私は聞いたことが……」

夏目「ない、よな。……やっぱりモノクマのデタラメだったのか」

そうだよな。才能の育成に力を注ぐ希望ヶ峰学園に予備学科なんてあるわけがないよな。

……ない、んだよな?


【info】
湯川との親密度が上昇しました



【イベントパート 最咲のコテージ前】

そうして探索を終えた俺たちはレストランで報告会を終え、そのまま最咲のコテージの前まで来ていた。

夏目「…………」

湯川「……鳴らしましょう」


ぴんぽーん!


湯川がインターホンを鳴らし、そんな音が鳴る。

兎呑「……最咲さん、私だ。あと、湯川さんと夏目君も来ている」

夏目「少し話がしたいんだ……開けてくれないか?」

俺の言葉に最咲は少し扉を開け、

最咲「……どうぞ」

と言った。



【最咲のコテージ】

最咲「…………」

最咲がベッドに腰掛け、俺たちはそれぞれ適当な場所に座る。

兎呑「……最咲さん。酷なことを言うようで悪いが、少し元気を出したらどうだい?」

兎呑「前の裁判で他の人たちが最咲さんを疑ったかもしれないけど……でも、それは彼らだって仕方なく、」

最咲「仕方なく、私は人殺しの罪を被せられそうになったんですか?」

湯川「そういうことじゃなくて……」

よほどあの裁判での流れが心に来たのか、最咲の瞳は暗かった。
言い方1つにも敵意のようなものさえ感じられる。


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
夏目の台詞をどうぞ。何もなければ二人に任せる等の書き込みをお願いします



夏目「他の奴らがどう思おうと俺は最咲のことを信じ続けるよ、絶対にな」

夏目「だから、さ。元気出せよ」

そうして元気付ける意味を込めて頭を撫でてやる。

最咲「う……」

すると最咲の瞳からじわ……と涙が出てきた。

夏目「お、おい?」

何か失敗したかと思い、手を離して俺が思わず狼狽えると……これまた不意に、最咲が俺の体にしがみついてきた。

兎呑「なっ……」

最咲「本当ですか? 本当に、私の味方でいてくれますか?」

夏目「それは……当たり前だろ」



最咲「そうですか……わかりました。それなら、少なくとも夏目さんだけは……私の味方でいてくださいね……」

そうして涙目で笑う最咲を見ては下手なことは言えず。

夏目「……ああ」

としか言えなかった。

……何はともあれ、これで少しは元気も出たんだろう。
隣の二人の視線が少し痛かったが……


【info】
最咲との親密度が大幅に上昇しました
最咲の希望のカケラゲット!
スキル『一途な心』ゲット!
『自由行動時の親密度の上がり方に補正あり』
兎呑・湯川との親密度変化なし
☆●△×●□♪!?



【夏目のコテージ】

自由行動・昼

時間はすっかり昼頃。何をしようか?


↓2
1誰かと話す
2モノモノヤシーン



【砂浜】

久々に来た気がする砂浜にはモノモノヤシーンが。

何回回そうか?


↓2
何回回す?(最大5回)

今回からモノモノヤシーンの判定変更
回す回数だけコンマ判定し、ゾロ目が出たらモノクマからのプレゼント(意味深)

今回は↓5までですね
なお出てくるプレゼント自体はゲームで実際に回します

二回も出した!

ガチャガチャ……ポン!
【アンティークドール】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【ボールペンロッド】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【天使の果実】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【百年ポプリ】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【ココナッツジュース】ゲット!


うーん、まずまずなのか?
なんて思いつつ帰ろうと振り返る。

モノクマ「…………」

夏目「っ!?」ビクッ

するとそこに何故かモノクマが。



モノクマ「夏目クンさぁ……なんていうの? 凄い幸運の持ち主だよね。数字の神様が微笑んでるよ」

夏目「は?」

モノクマ「ただまさか二つも出るとは思わなくてね……だから神様! 彼に何を授ければいい!?」

モノクマ「あと夏目クンは誰でもいいから一人誰かの顔を思い浮かべること!!」


↓2
夏目にプレゼントするアイテム(ゲーム内のアイテムでもそれっぽいものでも構いません)

↓3
夏目以外で生徒の名前指定

この時間に↓3はアホでした
エラーで上がってないし加速がてらどうぞ



モノクマ「えっと、ならまずはこれ! 可愛い可愛いとあるレスキュー隊員さんの人形だよ!」

そうして渡されたのは黒髪の女をモデルにしたであろう人形。

夏目「なんだこれ。モデルになった奴は実在するのか?」

モノクマ「当然! 天然イケメンで瞬く間に女の子を口説くことで有名な子だよ!」

……なんだそれ。

モノクマ「あとはこれ! 影山さんによかったらプレゼントしなよ!」

さらに渡されたものは黄色のぬいぐるみ。
これは……?

モノクマ「とある場所で有名な梨の妖精さんのぬいぐるみだよ! ボクと同じで愛らしいよね!」

か、影山にぬいぐるみ……? 鼻で笑われそうなんだが……


【info】
【可愛いとあるレスキュー隊員のぬいぐるみ】ゲット!
モノクマ曰くどこかのレスキュー隊員の人形らしい。顔や服装等無駄に完成度高い

【梨の妖精ぬいぐるみ】ゲット!
なんだかゆるいぬいぐるみ。背中にボタンがあり、押すと全力のボイスが流れる



【夏目のコテージ】

自由行動・夕

……しかしこの人形無駄に完成度高いな。顔といいスカートの造形といい……なんだこれ本当。

そしてこっちのぬいぐるみも……影山に渡した方がいいのか? というか、背中にボタンが……


ぬいぐるみ『希望は前に進むなっしー!!』

夏目「」


↓2
1誰かと話す
2モノモノヤシーン

影山把握今回はここまで

ふむ。これで夏目の部屋には御陵さんフィギュアが飾られてるわけか……
どういうことやねん……

何かあればどうぞ


影山さんも涼川さんみたいに可愛い(?)ものが好きなのかな

>>626
足立やジョー、言乃木あたり来るかと思って身構えてたら影山になる→少し前に『身動きの取れない影山さんに梨汁ぶしゃーしたい』とかいうレスがあったのを思い出す→ふなっしー召喚

だいたいこんな感じであれ出したっす

寝るね。乙でした
次回更新時間は未定ですがどうせ早くに再開しそう

御陵さんフィギュアとか貰った相手によってはスカートの中チェックする変態とか出てきそう--いや、なんでもないです

改めて、乙でした

神代さんとか神代さんとか神代さんとかな

最咲さんに御陵さんフィギュア見付かったらどうなるのかなと思った

>>629
御陵さんフィギュアを隅々まで確認して、
神代「……黒か」
って呟くんですね?

>>630
趣味と勘違いして翌日から真似して黒の下着になるんじゃない?(適当)

というわけでおはようございます
本日22時頃再開予定ですお願いします

祝日なのにお仕事なのね私


パンツ確認するのはノノちゃんのイメージ
神代さんは自分そっくりの人形作って並べてそう

>>633
それで御門が本物のパンツを確認する中、神代はその二つの人形をうっとりと眺めてるんです?


少し早めて20時頃更新予定にしますお願いします
なかなか始まらないようでしたら飯食ってんだなーと思っててください

過去データ漁ってたら御陵サイドの女子メンバーのパンツデータ出てきたこれどうしよう……

>>パンツ
ギャルゲースレで再利用とか……

>>635
そんなことしたら夏目君変態のレッテル貼られ……今さらか

途中離脱しますが始まってもいいですか?



【レストラン】

とりあえず晩飯でも食べようかと訪れたレストラン。そこにいたのは……影山だった。

夏目「うげっ……」

予期せぬ人物の存在に俺が思わずそんな反応をしてしまうと、それに気づいた影山がこちらを見る。

影山「あら、夏目さん。夏目さんも夜ご飯ですか?」

夏目「そんなところだけど……」

影山「それでしたらご一緒にどうです?」

あんなことがあったのにどの口が言うのか。微笑みながら影山がそんなことを提案してくる。

夏目「……わかった」

だけどこれもいい機会だ。
これで影山の考えが少しは理解できたら……


↓2
1影山の言う希望とはなんなのか尋ねる
2……それ、美味しそうだなと影山の食べる料理を見る
3その他自由安価

安価把握いきなり離脱

一時間くらいで再開するんで何かキャラやストーリーに対しての意見感想雑談あればお気軽にどうぞ

はじまるってよ



夏目「お前の言う希望って、結局のところなんなんだ?」

影山「前も言いませんでしたか? みなさんのような次世代の希望になり得る人たちのことです」

夏目「でも、それならその希望である俺たちを切り捨てるみたいなことはしないだろ? ……なぁ、隠してることがあるならこの際はっきり言え。俺はお前のこと、まったくと言っていいほどに理解できてないから……少しでも、お前の思考を理解したい」

影山「…………」


↓1のコンマ10以下で影山が詳しく話を進める



影山「……いえ、今はまだ時ではありません。まだ、見極めないと……」

夏目「だから、何を……」

俺が再度聞き返すも影山はそのまま食事に没頭してしまう。

……結局、わからずじまいか。


【info】
影山との親密度、変化なし


↓2
プレゼントを渡しますか?(その場合何を渡すかも)



……そういえばあのぬいぐるみ、試しに渡してみるか。

夏目「なぁ影山。これなんだけど……」

そうしてあの奇怪なぬいぐるみを影山に渡そうとする。

影山「これは……」

夏目「砂浜のモノモノヤシーンで取ったんだけど、よかったらいるか?」

影山「……是非」

あれ。もしかしてわりと喜んでる?

夏目「お前、こういうの好きなのか?」

影山「嫌いではありません……何か文句でも?」

夏目「いや、そういうわけじゃないが……なんていうか、少し影山のことわかった気がする」

影山「へぇ」

夏目「意外と可愛い面あるんだな」

影山「…………」

俺の言葉を相変わらず無視してぱくぱくと食事を進める影山。
その速度は何故か先程より少し早くなっていた……。


【info】
影山との親密度が大幅に上昇してしまいました
影山との関係が『少し解りあえた仲?』になってしまいました



□■□■□


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『ただいま午後10時になりました。波の音を聞きながら穏やかにおやすみくださいね』

モノクマ『ではでは、いい夢を。グッナイ……』


【11日目リザルト】

影山 少し解りあえた仲?(1/6)
足立 知人(1/6)
ジョー 知人(1/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 知人(1/6)
湯川 友人(1/6)
兎呑 気になる相手?(2/6)
正道 知人(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)Dead
最咲 友人(3/6)
姶良 知人 (1/6)Dead
五十隅 友人(1/6)Dead
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 顔見知り(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)Dead

プレゼント
【星の砂】
【百年ポプリ】
【アンティークドール】
【ボールペンロッド】
【天使の果実】
【ココナッツジュース】
【戦刃ナイフ】
【トイカメラ】
【碁石】
【シナモンティー】
【Mr.ホチキス】
【エプロンドレス】
【女子力アップ詰め合わせセット】
【とあるレスキュー隊員の人形】

モノクマメダル
17枚

【12日目】


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』


……朝、か。
とりあえずレストランに行って……飯を食べるか。
最咲はまだ来れないだろうな……


□■□■□


【レストラン】

さてと。誰と食べるか……


↓2
1言乃木
2正道
3ジョー
4兎呑



夏目「正道。隣いいか?」

正道「……夏目か。もちろん、いいぞ」

こうして正道とまともに話すことは少ないので、これを機に少しでも仲良くなれればと思い声をかける。が……

正道「…………」パクパク

夏目「…………」パクパク

寡黙なのか口下手なのかわからないが、なかなか話を振り難い。

正道「……ところで夏目」

夏目「ん、どうした?」

どうしたものかと悩んでいると、なんと正道から話を振られた。

正道「最咲は、どんな様子だった?」

夏目「最咲か……」


↓2
1結果だけ答える
2過程も含めてすべて答える
3その他自由安価


バッドエンド回避!


夏目「まあ、少しだけかもしれないけど元気出たように見えたな」

正道「そうか……さすがだな。俺はああいうタイプの女の扱いには困る……俺には到底できないことだ」

夏目「はは……湯川や兎呑も一緒だったし、たぶんそういう同性の人間がいたからってのもあると思うけどな」

正道「それでも、だ。女との接し方がいまいちわからない俺からすれば凄いものだと思うが」

まさかそこまで言われるとは……。

というか、正道ってシャイ?


【info】
正道との親密度が上昇しました



【夏目のコテージ】

自由行動・朝

……さて、どうしようか。とりあえずこの人形は机に飾ってはあるが……正直、場違い勘が凄い。


↓2
1誰かと話す
2モノモノヤシーン



【ジョーのコテージ】

夏目「お前……何してるんだ?」

何気なく訪れたジョーのコテージ。そこでその主は何やらマジックの道具をごそごそ漁っていた。

ジョー「あ? いや、少しな。つーか何の用だよオレ忙しいんだって」

夏目「忙しいのはなんとなくわかるけど、だから何をして……」

ジョー「まだ秘密だ!」

そうして頑なに説明しようとしないジョー。


↓2
1何かのマジックの練習でもするのか?
2別の話題を振るか(内容も)
3……なんだあれ。手紙?



夏目「何かのマジックの練習でもするのか?」

ジョー「まあ、そんなところだな。ほら、こんな島にいつまでもいたら腕が鈍るしよー」

ジョー「つってもこんなところじゃ大がかりなマジックはできないけどな……設備と道具さえあれば消失マジックくらいやってみせたんだけど」

消失マジック?

夏目「へぇ。さすがは超高校級のマジシャンだな」

ジョー「だろ? なんなら今度オレのアシスタントでもやんねぇか?」

夏目「それは遠慮する」

ジョー「なんでだよ!?」


【info】
ジョーとの親密度が上昇しました


↓2
プレゼントを渡しますか?(何を渡すかも)



夏目「これいるか? 釣竿みたいなやつなんだけど」

ジョー「おっ! 釣りか! いいね。オレ釣り嫌いじゃないぜ」

ジョー「つっても料理できないからなぁ……ま、ありがとよ!」

意外と喜んでくれたみたいだな。


【info】
ジョーとの親密度が上昇しました
ジョーとの関係が『友人』になりました



【夏目のコテージ】


自由行動・昼

もう昼か……最咲はどうしてるかな? 少し様子を見に行ってみるか?


↓2
1誰かと話す
2モノモノヤシーン



【最咲のコテージ】

最咲「何度も足を運んでもらってすいません……」

夏目「いや、俺が勝手にやってることだから気にするなよ」

最咲は結構元気が出てきたのか、意外とあっさり俺を部屋の中に招き入れてくれた。

夏目「でも、こっちこそ悪いな。迷惑じゃなかったか?」

最咲「そんなことないですよ!」

夏目「そうか。ならいいんだけど」

……というわけで俺と最咲は現在ベッドに腰かけている状態。何を話すか。


↓2
1でも、男子をそんなに簡単に中にいれるのもダメだろう?
2何か気分転換できる話でも……(内容はこちらで決めてます)
3少しでも元気になれたなら嬉しいよ
4その他自由安価



夏目「まあ、なんだ。少しでも元気になれたなら俺としても嬉しいよ」

思わずそんな恥ずかしい台詞を言うと、最咲は照れたように笑いつつも返事をしてくれた。

最咲「ありがとうございます。でも、よくそんなことを言えますよね夏目さんって」

夏目「うっ……まあ、少しキザだったかなとは思ったが」

最咲「はい、とても」

そうしてからかうように笑う最咲。
はぁ……やっぱり慣れない言葉は言うものじゃないな。

最咲「でも、凄く嬉しかったです。……ありがとうございます」


【info】
最咲との親密度が上昇しました


↓2
プレゼントを渡しますか?



夏目「これ、いるか? 女子力アップ詰め合わせセットとかいう……男の俺が持ってても仕方ないやつなんだけど」

最咲「わぁ……裁縫セットに料理のためのレシピ、それにマイ包丁まで」

最咲「本当にいいんですか?」

夏目「ん、いいよ。アイドルには女子力は必要不可欠だろ?」

最咲「あはは。よーし、それなら近いうちに頑張って料理振る舞いますからね!」

おお、これは思わぬ展開……超高校級のアイドルの手料理か……


【info】
最咲との親密度が大幅に上昇しました

【???】

↓1のコンマ70以上で☆●□■♪

兎のシチュー



【夏目のコテージ】

自由行動・夕

もうこんな時間なのか……今日はあと一回の行動で終わりか?


↓2
1誰かと話す
2モノモノヤシーン

足立把握作者はお風呂

何かあればどうぞお気軽に書き込みください

一旦乙
女子力アップ詰め合わせセットは流れ的にはしょうがないけど
エプロンドレスあげて中和とかできないかなー

>>694
エプロンドレスに身を包む最咲さんか……

>>688
や め ろ


40分頃再開



【中央の島 周辺】

夏目「……あれ? 足立、こんなところで何してるんだ?」

中央の島。そこにあるジャバウォック公園の周辺でランニングをする足立を見つけた。

足立「ん? おお、夏目君か」

足立「見てのとおり、ランニングだよ。少しでも体を動かさないと、さすがにね……いろいろ参るから」

夏目「……そうか」

ランナーならではの気分転換ってわけか。でも、わざわざこんな時間にやらなくても……


↓2
1ランナーとしての記録を聞く
2あまり遅くまでやらないよう注意する
3俺もやるよ



夏目「まあ、あんまり遅くまでやらないようにしろよ? そこのモノケモノに襲われるぞ」

足立「ああ、あれね。俺たちが橋を通ろうとするか、モノケモノに戦おうとしない限りは何もしてこないみたいだよ」

夏目「そうなのか?」

足立「でも、あまり無理してまた風邪になって筆原さんに迷惑かけるのも悪いし……少し自重しておこうかな」


【info】
足立との親密度が上昇しました

忘れ物

↓2
プレゼントを渡しますか?

この書き込みから三分後、締め切ります



夏目「ランニングしてて喉渇いてるだろ? これ、いるか?」

足立「これは……ココナッツジュースか。ははっ、夏目君は本当気配りが上手だな」

足立「ありがとう。ありがたく貰っておくよ」

あー、やっぱり喉渇いてたんだな……


【info】
足立との親密度が上昇しました
足立との関係が『友人』になりました



□■□■□


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『ただいま午後10時になりました。波の音を聞きながら穏やかにおやすみくださいね』

モノクマ『ではでは、いい夢を。グッナイ……』


【12日目リザルト】

影山 少し解りあえた仲?(1/6)
足立 友人(1/6)
ジョー 友人(1/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 知人(1/6)
湯川 友人(1/6)
兎呑 気になる相手?(2/6)
正道 知人(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)Dead
最咲 友人(3/6)
姶良 知人 (1/6)Dead
五十隅 友人(1/6)Dead
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 顔見知り(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)Dead

プレゼント
【星の砂】
【百年ポプリ】
【アンティークドール】
【天使の果実】
【戦刃ナイフ】
【トイカメラ】
【碁石】
【シナモンティー】
【Mr.ホチキス】
【エプロンドレス】
【とあるレスキュー隊員の人形】

モノクマメダル
17枚

【モノクマげきじょう】

モノクマ「どうも。着々と物語が進んでるね」

モノクマ「一応バッドエンドは回避してるから、この調子でいけばバッドエンドにはならないんじゃないかな?」

モノクマ「クロ判定についてはなんとも言えないけどね」

モノクマ「じゃ、もう一日分自由行動していい?」

モノクマ「↓3くらいで決めちゃうよ!」

【13日目】


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』


とりあえずモノクマからの介入はないけど、代わりに手がかりも見つからないな……

まあいい。とりあえず朝飯を食べて、それから行動だ。


□■□■□


【レストラン】

さてと。誰と食べるか……


↓2
1湯川
2兎呑
3ジョー
4足立・筆原



夏目「よう。隣いいか?」

ジョー「ん? おお、夏目か。いいぞ」

朝の挨拶を交わし、ジョーの隣に座る。

ジョー「しっかし、お前と朝飯食うのって初めてじゃねぇ? お前って意外と女と結構朝飯食ってっからよ」

夏目「だっけか?」

ジョー「かーっ! お前といい足立といい、モテる男は憎いねホント!」

そうしてつまらなさそうに言うジョー。


↓2
1俺ってそこまでモテるわけでもないぞ?
2足立がどうしたって?
3話を切り替えマジックの話を
4その他自由安価



夏目「足立がどうしたって?」

ジョー「いや、だから足立も普通にモテるタイプじゃね? ほら、爽やかイケメン的な」

ジョー「それにほら見てみろ。足立の野郎、今日だって筆原と飯を食ってる」

見ると確かに足立は筆原と朝飯を食べてるようだった。
……言われてみると、たまにあの組み合わせは見かける気もするが。

ジョー「あーあ、オレに春は来ないのかねぇ……」

夏目「こんな状況で何言ってるんだよ……というかお前、言乃木と仲良くなかったか?」

ジョー「アホ。あれは虐められてるだけだ」

すっぱりと言い切ったな……


【info】
ジョーとの親密度が上昇しました
ジョーの希望のカケラゲット!
『親しみやすいジョーだが、やはり根本は普通の男子なのか女関係に憧れを持ってる? ようだ』



【夏目のコテージ】

自由行動・朝

でもまぁ、言われてみれば確かにジョーと言乃木ってそんなに甘ったるい関係じゃないよなぁ……

さて、朝はどうするか。


↓2
1誰かと話す
2モノモノヤシーン



【ロケットパンチマーケット】


夏目「お、筆原。こんなところで会うなんて珍しいな」

スーパーに立ち寄るとそこには商品棚とにらめっこする筆原が。

筆原「あ、夏目さん。どうも」

長い黒髪をなびかせ、ペコリと頭を下げる筆原。

夏目「何してるんだ?」

筆原「いえ……改めて見ると、いろいろ品揃えが豊富だなと思いまして」

夏目「あー、まあ確かにな」

その分事件とかでいろいろ使われもしたけど。


↓2
1書道家の活動について聞いてみる
2足立について聞いてみる
3現状について聞いてみる
4その他自由安価

安価は把握したのですが少し人が少ないのでここまでとさせていただきます

質問意見感想等あればお気軽にどうぞ

女性陣の身長体重スリーサイズデータ見つけたんでそれも要望あれば載っけます。無くてもたぶん載っけますが

見たいです
前は胸のサイズだけ載せてたっけ

>>725
そうですね。完全版の方は若干バストも変化あるかもしれませんが

あと御陵サイドも完全版見つけたからそっちも載せます?

前作の女性陣

御陵書乃
身長166cm
体重52kg
バスト 88cm
ウエスト 58cm
ヒップ 85cm

神代真琴
身長171cm
体重53kg
バスト 77cm
ウエスト 57cm
ヒップ 82cm

佐倉梢
身長162cm
体重49kg
バスト 86cm
ウエスト 58cm
ヒップ 84cm

御門ノノ
身長148cm
体重41kg
バスト 75cm
ウエスト 56cm
ヒップ 80cm

神原陽菜
身長153cm
体重46kg
バスト 89cm
ウエスト59cm
ヒップ 83cm

香澄伊里亜
身長161cm
体重48kg
バスト85cm
ウエスト 57cm
ヒップ 84cm

涼川氷
身長165cm
体重50kg
バスト83cm
ウエスト57cm
ヒップ 86cm

荒巻凪沙
身長167cm
体重51kg
バスト85cm
ウエスト59cm
ヒップ86cm

全体的にバストが1cmくらい大きくなってる

2も載せる

影山詩乃
身長166cm
体重51kg
バスト83cm
ウエスト57cm
ヒップ85cm

言乃木揺
身長170cm
体重52kg
バスト78cm
ウエスト61cm
ヒップ82cm

筆原鈴莉
身長163cm
体重47kg
バスト84cm
ウエスト58cm
ヒップ85cm

湯川ほのみ
身長162cm
体重48kg
バスト86cm
ウエスト59cm
ヒップ85cm

兎呑巳孤
身長173cm
体重53kg
バスト92cm
ウエスト59cm
ヒップ88cm

最咲愛花
身長165cm
体重47kg
バスト85cm
ウエスト57cm
ヒップ84cm

姶良雪華
身長167cm
体重49kg
バスト87cm
ウエスト57cm
ヒップ86cm

五十隅陽毬
身長157cm
体重47kg
バスト81cm
ウエスト56cm
ヒップ83cm

Fカップ
神原・兎呑

Eカップ
御陵・佐倉・香澄・姶良

Dカップ
荒巻・筆原・湯川・最咲

Cカップ
涼川・影山・五十隅

Bカップ
御門

Aカップ
神代

AAカップ
言乃木

おそらく巨乳キャラの大半は1のようで
しかしこんな時間に何を載せてるんだろうね……

ではおやすみなさい
次回の更新は朝に連絡します

エラーった

影山詩乃
身長166cm
体重51kg
バスト83cm
ウエスト57cm
ヒップ85cm

言乃木揺
身長170cm
体重52kg
バスト78cm
ウエスト61cm
ヒップ82cm

筆原鈴莉
身長163cm
体重47kg
バスト84cm
ウエスト58cm
ヒップ85cm

湯川ほのか
身長162cm
体重48kg
バスト86cm
ウエスト59cm
ヒップ85cm

わざとやないんや。すまない……

おはようございます
今日も昨日と同じくらいの時間から再開します

男子の身長体重は更新終わりかその前にでも載せますね

言乃木さん随分平たいな
兎呑さんは色々と大きい

>>741
言乃木さんは長身貧乳キャラをイメージしてしまいましたので……
バストウエストはなんとなくわかるけど、ヒップの基準的な数値がわからないからおかしなことなってると思う

20時頃か少し早めに始めます
よろしくなっしー

声伽学
身長172cm
体重64kg

首括くるり
身長164cm
体重57kg

多和良伍
身長190cm
体重104kg

神楽栄吉
身長177cm
体重69kg

有府修二
身長187cm
体重72kg

撫斬村正
身長180cm
体重68kg

花笠千景
身長179cm
体重66kg

玄鐘忌壱郎
身長181cm
体重70kg

夏目開人
身長177cm
体重65kg

足立千里
身長181cm
体重67kg

ジョー・ホイットニー
身長174cm
体重66kg

正道健一
身長173cm
体重62kg

甘露寺慶喜
身長184cm
体重67kg

棋儀歩
身長 181cm
体重 66kg

砂射才斗
身長 179cm
体重 67kg

雪咲影撮
身長 178cm
体重 65kg

始まるってよ



夏目「書道家って言ってるけど、具体的にはどんなことしてるんだ?」

筆原「うーん……なんていうか、これといって特別なことはしてませんよ? 書道部で受賞とかしていたら、いつのまにかそう呼ばれていて……」

筆原「でも、私の家が書道教室を経営してて、そういう影響も少しはありますかね」

夏目「書道教室?」

筆原「はい。たまに私も講師として生徒のみなさんに書道を教えたりしてました」

へぇ……さすがは超高校級の書道家。


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
夏目の返答をどうぞ。無ければその旨を書き込んでいただければそのまま進行となります

この書き込みから三分後、締め切ります



夏目「なら、いつか自分の店持ったら筆原に看板の字書いてもらおうかな」

筆原「夏目さんのお店の、ですか?」

筆原「それはもちろん構いませんよ! 任せてください!」

夏目「はは、よろしく」

あっかり承諾する筆原に思わず笑いながら言う。

筆原「でも……私なんかでいいんですか?」

夏目「いいから頼んだんだって。字は書いた人の心を映すみたいなこと、聞いたことあるし筆原の字なら凄く綺麗だろうからな」

筆原「そ、そうですか? ありがとうございます」


【info】
筆原との親密度が上昇しました


↓2
プレゼントを渡しますか?



夏目「あ、筆原にこれやるよ。碁石……なんとなく好きそうだし」

筆原「碁石ですか? 好きですよ。他には将棋とかも嫌いじゃないですね」

筆原「でもなかなか相手がいなくて……」

夏目「俺も少しくらいならできるし、今度暇あったらやってみるか?」

まあ、たまの気分転換も大事だろうしな。

筆原「本当ですか!? よーし、楽しみにしてますね!」

夏目「そんなにやりたかったのか……」


【info】
筆原との親密度が上昇しました
筆原の希望のカケラゲット!
『実家は書道の教室を経営していて、たまに筆原自身も講師として働いてるとのこと』



自由行動・昼

なんか勝手に約束してしまったが、まあいいだろう。これを機に筆原とも親しくなれるだろうし。

さて、何をするか。


↓2
1誰かと話す
2モノモノヤシーン



【牧場】

帰り際にふと通りかかった牧場。
そこで影山はなにやら牛とにらめっこしていた。

夏目「……何してるんだ?」

影山「あら、夏目さん。どうも」

声をかけると影山は顔だけこちらに向け、そう口にした。

夏目「牛とにらめっこなんて、なんからしくないな。何か思うところでもあるのか?」

影山「……いえ。私と牛は似ているなと思いまして」

は?


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
話を切り替えて別の話題にするのもあり

この書き込みから五分後締め切ります



夏目「は? どういう意味だ? 赤いもの見ると興奮でもするのか?」

影山「そんなわけがないでしょう。夏目さんはバカなんですか?」

なんだか理不尽にバカにされた気がする……。

影山「……私はみなさんの希望のためなら踏み台にだってなりますし、手助けもします」

夏目「どの口がそんなことを言うんだ」

影山「牛にしても、私たち人間のためにその身を犠牲にして私たちの生活の踏み台になってる……どうです? 少し似てるとは思いませんか?」

夏目「思わないよ」

というか、思えない。

影山「そうですか……私も、本当の希望が見つかればこの身を差し出す覚悟ですのに」

と、悩ましげに息を吐く影山。

夏目「この身を……って」

影山「ええ。文字通り影山詩乃という存在を差し出す覚悟です」

影山「その結果体を弄ばれようと、力で組伏せられようと……希望のためなら、仕方ないです」

そんなことを平然と言う影山。

……ダメだ。やっぱり影山の考えはわからない……


【info】
影山との親密度、変化なし


↓2
プレゼントを渡しますか?



自由行動・夕

……影山。あの言葉は本気なのか?

それは希望がどうとか超高校級がどうとかの前に……一人の女として、どうなんだ?

……何をするか。


↓2
1誰かと話す
2モノモノヤシーン



【ホテルミライ 前】

夏目「砂射……」

砂射「夏目か」

夜のホテル敷地内。そこで砂射はじっと星空を見上げていた。

夏目「何をしてるんだ?」

砂射「見てのとおり、星を眺めていた」

いや、それはなんとなくわかるけど……

砂射「星は嫌いじゃない。嫌なことを忘れさせる」

砂射「……逆に嫌なことを思い出させるときもあるがな」

嫌なこと?


↓2
1嫌なことってなんだ?
2結構ロマンチストなんだな
3俺はあんまり星は詳しくないな……
4その他自由安価



夏目「結構ロマンチストなんだな」

砂射「……やめろ。茶化すな」

お? もしかして、照れてる?

夏目「ははっ、砂射が照れるなんて明日は槍でも降って……」

砂射「撃つぞ」ガチャン

夏目「待て。お前どこでそんなモデルガンを……」

そういえば少し前のパーティーでもモデルガンを持ち込んでたな……

星の件といい、意外と子供っぽいところがあるんだな……


【info】
砂射との親密度が上昇しました
砂射との関係が『知人』になりました


↓2
プレゼントを渡しますか?



夏目「そんなお前にはこれをプレゼントだ」

砂射「これはっ……星の砂だな?」

砂射「……俺はお前を少し過小評価していたようだ。見直してやろう」

そんなこと言うなら返せ……と言いたいところだがすでに星の砂は砂射の手元に。

……まあ、喜んでるのならいいか。


【info】
砂射との親密度がかなり上昇しました



□■□■□


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『ただいま午後10時になりました。波の音を聞きながら穏やかにおやすみくださいね』

モノクマ『ではでは、いい夢を。グッナイ……』


今日も終わりか……さて、寝よう。

そうして俺は眠りに落ちるが、そのとき気づいていなかった。


??『…………』


俺のコテージの前でこそこそと何かをしてる人物の存在に……


【13日目リザルト】

影山 少し解りあえた仲?(1/6)
足立 友人(1/6)
ジョー 友人(2/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 知人(2/6)
湯川 友人(1/6)
兎呑 気になる相手?(2/6)
正道 知人(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)Dead
最咲 友人(3/6)
姶良 知人 (1/6)Dead
五十隅 友人(1/6)Dead
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 知人(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)Dead

プレゼント
【百年ポプリ】
【アンティークドール】
【天使の果実】
【戦刃ナイフ】
【トイカメラ】
【シナモンティー】
【Mr.ホチキス】
【エプロンドレス】
【とあるレスキュー隊員の人形】

モノクマメダル
17枚

30分ほど離脱! 何かあれば遠慮なくどうぞ!

始まる

【14日目】


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』


朝。相変わらずのそのアナウンスを聞いて俺は目が覚める。
……もうすっかりこの朝にも慣れて、複雑だ。

まあいい。とりあえず朝飯を食べて、それから行動だ。


□■□■□


【夏目のコテージ前】

そうして扉を開け、レストランに向かう。
その最中で俺は--


↓1コンマ判定
00~33は最咲
34~66は足立
67~99は兎呑を発見



……兎呑だ。何か神妙な顔でレストランに向かってるみたいだが。

夏目「兎呑、おはよう」

兎呑「……ん、夏目君か。おはよう」

夏目「元気がないな。どうかしたのか?」

兎呑「うむ……実は、今朝私のコテージに変な手紙が届いていてな」

手紙?

夏目「なんだそれ」

兎呑「これなんだが……」


【兎呑巳孤へ

今日の夜7時、ライブハウスに来るように】

その紙には定規で引いたような線でそんなことが書かれていた。



……なんだこれ。

兎呑「おかしいだろう? 差出人の名前も無いし、筆跡も誤魔化すために定規を使ってる」

夏目「本当にな……」

夏目「というかお前、これ行くのか?」

俺が尋ねると兎呑はしばらく迷っているかのように唸り、やがて頷いた。

兎呑「悪戯かもしれないがな」

夏目「そうか……」



……と言ってもこんな怪しい誘いに兎呑だけ行かせるわけにはいかないしな……

兎呑「だから、夏目君。すまないが夏目君も来てくれないか?」

なんて悩んでいると兎呑からそんなことを頼まれた。

夏目「そりゃいいけど……なんか、意外だな。兎呑からそんなこと言われるとは」

兎呑「私を守ってくれるんだろう?」

夏目「そういえばそんなことも言ったな。よし、ならわかった」

兎呑「ふふ……まさか私みたいなのが男の子に守られる日が来るなんてな」

そんなことを言いながら二人でレストランに向かう。



【レストラン】

足立「あ、二人とも!」

そうして訪れたレストランはまさに騒がしかった。
俺たちを見た足立が駆け寄ってくる。

夏目「よう。っていうか、なんだか騒がしいけど何かあったのか?」

確認してみるとなにやら何かの紙切れを見てがやがやと話してるみたいだが……

足立「ああ……実はこれが俺たち全員のコテージに届いてたんだ」

夏目「どれどれ……」

それは先程兎呑に見せられた手紙と同じ内容だった。
唯一宛名が変わっていたが。

兎呑「足立君のところにも来ていたのか……?」

足立「ってことは、兎呑さんにも? なら、夏目君は?」

そうして二人でこちらを見てくる。

…………。

夏目「……悪い。確認してない」

俺の返事に二人はガックシと肩を落とすのだった。
それにしても、全員を夜7時にライブハウスに集めるなんて……どういうことだ?


□■□■□


とりあえず、飯を食べよう。
話はそれからだ……


↓2
生徒一人指名(最咲含め全員レストランに来てはいる)



夏目「正道……隣いいか?」

正道「わざわざ確認するな。勝手に座ればいい」

正道「……それにしても、だ。こんな手紙を全員に出して差出人は何がしたいんだろうな」

夏目「だよな……俺はそんな手紙が来てるのかすら知らないけど」

正道「だが、聞くところによると影山にまで手紙は届いてたらしい。それなら夏目のところにも手紙が来てるんじゃないか?」

ならいいけどな……仲間はずれは嫌だぞ……


↓2
1夏目が来る前のレストランの様子はどうだったか尋ねる
2誰が書いたと思うか尋ねる
3正道はこの手紙に従うのか尋ねる



夏目「俺と兎呑が来る前のレストラン、どんな様子だった?」

正道「……みな、この手紙のことで話し込んでいたな。悪戯かもしれないから素直に従う必要はない、と足立が言ったりしていたが……」

なるほど……足立ならそんなことも言うよな……

正道「だが、何故か珍しくジョーが乗り気だったな。従わなかったから何かされそう、という気持ちだったのかもしれないがやけにこの手紙に従うよう勧めていた」

夏目「ジョーが?」

普段のジョーなら『誰がこんな誘いに乗るかバーカ!』とか言いそうだが……


【info】
正道との親密度、変化なし
本日の自由行動・夕がイベントパートになります



自由行動・朝

確認すると確かに俺のコテージにも件の手紙が来ていた。

この手紙……行った方がいいんだろうな……


↓2
1誰かと話す
2モノモノヤシーン

※会話対象によってコンマ判定あり

※会話対象影山により↓1のコンマ80以下ならイベント? 発生

イベント確定作者はお風呂

なんだか影山グイグイ来るね……なんで?

何かあれば遠慮なくどうぞー

影山さんとラッキースケベ起こしたろう思ったけど流れが無理矢理だしやめておこう

もしかしたらイベントなんて無かった展開になる
そして30分頃に再開

影山さんとラッキースケベ起こしたろう思ったけど流れが無理矢理だしやめておこう

もしかしたらイベントなんて無かった展開になる
そして30分頃に再開



【砂浜】

影山「……夏目さん。また会いましたね」

夏目「別に会いたくて来たわけじゃないんだけどな……」

だが確かに最近はよく影山と会う気がする。何故だろうか。

だが、影山を放置しておくのも気味が悪い……何か、話をしておきたいが。


★重要安価★
↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
この結果によって今後の影山が左右される……?



夏目「お前の言う希望がどんなものかはまだ分からないけど見つける努力はしてやる。だから皆とここから出るのに協力してくれ」

夏目「踏み台でも犠牲でもいいって言うなら別に仲間としてでもなんの問題も無いだろ」

影山「……おかしな人ですね夏目さんは。他の人は私にまったく話しかけようとしない……いや、話しかけようとしても最低限のことだけ」

影山「それなのに夏目さんは何度も何度も私みたいなゴミのために声をかけてくれて……」

珍しくそんなことを言う影山。

影山「ですが、すいません。私はどうしても本物の希望が欲しいのです」

夏目「…………」


★さらに重要安価★
1返事をする(具体的な内容も)
2おとなしく引き下がる

この結果で今後の影山の運命が確定

最大値出たのでそれで進行や



夏目「一緒に、仲間として乗り越えようとするのは……本当の希望にならないのか?」

影山「……それも一つの見方、です」

影山「でも私が……私が求めてる希望は……」

影山「……いえ、忘れてください。今の話、すべて」

最後にそう言うと影山は俺の隣を通ってここから立ち去る。

夏目「おい……!」

その去り際、影山はこんなことを言った。




影山「……もしかしたら、夏目さんが……」


【info】
影山との親密度がかなり上昇してしまいました
次chapterでの影山の運命が確定しました
プレゼントが渡せませんでした……



自由行動・昼

影山……いったい、何を考えている?

いや、それより……俺はなんでこんなにも影山を気にかけてる?

……何をするか。


↓2
1誰かと話す(影山以外)
2モノモノヤシーン



【兎呑のコテージ】

兎呑「こうして君とここで話すのも久々だな。さ、飲んでくれ」

夏目「ああ」

兎呑のコテージを訪ね、二人コーヒーを飲む。

前回はいろいろからかわれて散々だったが、今回はそんなこともなく普通な感じだった。

……ふと、視線を机の上に向けるとそこには以前俺がプレゼントしたイン・ビトロ・ローズが。
机に飾るくらい喜んでくれたんだな……よかったよかった。


↓2
1今朝の手紙について話す
2獣医になった理由について尋ねる
3今日は何もしてこないんだな?
4あれ、大事にしてくれてるんだな
5その他自由安価



夏目「そういえば、兎呑ってなんで獣医になったんだ?」

兎呑「まあ、たいした理由じゃないよ。ただ単に動物が好きだった、それだけさ」

夏目「でも、それだけの理由で獣医になるってなかなか大変だろ?」

本格的な医学に劣るにしても、それでも覚えることはたくさんあるだろうしな。

兎呑「確かにそうかもしれないな。だからこその超高校級なんだ」

なんだか適当にはぐらかされた感が拭えないが、そうして大きすぎる胸を張る兎呑。

…………結局兎呑と話してるといろいろ気を使うんだよなぁ……

兎呑「ところで夏目君」

夏目「んっ? な、なんだ?」

またからかわれるのかと身構えると、兎呑はこんなことを聞いてきた。

兎呑「君は犬派かい? それとも、猫派?」


↓2
1犬
2猫



夏目「猫、かな」

兎呑「やはりそうかっ!」ガタンッ

夏目「うわっ!?」

俺の返答を聞くと兎呑はそうして瞳を輝かせ俺の手を握ってきた。

兎呑「お、おっと……すまない」

そしてすぐに手を離してごほんと咳払い。

夏目「なんだ、兎呑も猫派だったのか?」

兎呑「ああ。実は前猫を飼っていてね。よく寝るときは抱いて寝たものさ」

夏目「へぇ……なんかいいな。可愛いと思うぞそういうの」

何気なく俺が言うと兎呑は小さく噎せた。

兎呑「ごほっ……だ、だから君はなんでそういうことを平気で……」

そんなことをしつつ、猫談義をして俺は兎呑のコテージを去った。


【info】
兎呑との親密度がかなり上昇しました
兎呑の希望のカケラゲット!
『猫派の彼女は昔よく寝るときに猫を抱いて寝てたとのこと』

これ忘れてた

【info】
スキル『安らぎ』ゲット!
『精神力二つ消費し、発言力一つ回復』



【イベントパート ライブハウス前】

そんなこんなで夜7時頃。俺はライブハウス前に来ていた。

言乃木「夏目も来たのかい?」

筆原「これで今来てないのはジョーさんと湯川さん以外ですね」

最咲「…………」

足立「……まあ、とりあえず中に入ってみるか?」

最咲の放つ空気に気圧されたのか、はたまた別の要因か。足立がそう提案した。

夏目「……だな」

そうして扉を開け、中に入る。


□■□■□


【ライブハウス】


ジョー「よっしゃあっ! お前らよく来やがったな!」

湯川「ですっ!」

夏目「へ……?」

最咲「これは……」

直後。左右から放たれるクラッカーの音とジョー・湯川の声。

ジョー「ほらほら、何しけたツラしてんだって!」

夏目「いや、お前……」

そうしてやけにハイテンションなジョーはシルクハットを被ってそんなことを言った。

湯川「ふふ……最咲さんも、もっと元気出してくださいよぉ!」

最咲「え? え?」

湯川は湯川でマジシャンのアシスタントのような服装で最咲に声をかけていた。

正道「……おい、詳しく話せ」

言乃木「あの手紙はアンタらの仕業ってことかい?」

足立「俺達をここに呼び出したのか……」

夏目「でも、何のために?」

俺の問いにジョーが黙ったまま、くいっと舞台の方を指差した。
そこには看板のような物が取り付けられていて、大きくこう書かれていた。


【最咲愛花を元気付ける会!】




……

…………

………………


夏目「……名前もうちょっとなんとかならなかったのか?」

ジョー「第一声がそれか! もうちょい何かあるだろ!?」

兎呑「なんというか、ジョー君らしいネーミングセンスだな」

言乃木「アホだね……」

ジョー「お 前 ら ! !」

俺の無粋な言葉に乗ってくる兎呑と言乃木。

最咲「ええっと……これは……」

そうして戸惑う最咲に湯川が言う。

湯川「やっぱり最近、最咲さんの元気がなかったから……私が提案したんです。ジョーさんってほら、マジシャンだからこういう場には欠かせないですし」

砂射「むしろどこでコイツを活かせるんだという話だがな」

ジョー「なぁ、お前らオレに対しての風当たりキツくない?」

最咲「湯川さん……ジョーさん……」

その言葉に嬉しそうに声を震わせる最咲。

足立「ははっ、そうなると盛り上げないわけにはいかないな」

筆原「ですね! 盛り上げますよ!」

正道「菓子類は用意してあるんだな」

言乃木「へぇ……」

ジョー「太るぞ?」

言乃木「あ?」

ジョー「ひいっ!?」

全員、その意図を察したのか途端にわいわいと騒がしくなる。

最咲「ええっと……」

だが、最咲はまだ状況が把握できてないのか困ったように狼狽えていた。


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用



夏目「まだ気持ちの整理がつかないかもしれないけど、みんなの気持ちが少しは伝わったんじゃないか?」

最咲「……ですね。ダメだなぁ私……こんなことまでしてもらったのに、笑いもしないなんて」

夏目「なら、笑えよ。思いっきりな」

そうして最咲の頭にぽんぽんと手を置く。

最咲「……はいっ」

すると最咲はようやく当初の頃の、眩しい笑顔を見せてくれた。


※以降、パーティーとなり合計三回各グループとの会話となります
最初の足立主催パーティーを思い出してくれればよろしいかと



パーティー・1

さて、まずは適当にそれぞれ菓子を食いながら話し込んでるみたいだけど……


↓2
1足立・筆原・砂射
2最咲・兎呑・湯川・ジョー
3言乃木・正道・影山

気にしちゃいかん



夏目「おーい、お前たち何をしてるんだ?」

湯川「しっ! 夏目さん黙っててください!」

兎呑「今ジョー君のマジックを見てるんだよ」

見ると確かにジョーが机にグラスを置き、それを最咲がじっと見つめていた。

ジョー「よーし、今このグラスには何も入ってないな?」

最咲「はい……」

ジョー「じゃあこのグラスにハンカチを被せて中が見えないようにする……そして--夏目! お前念送れ!」

夏目「は!?」

と、ここで何故か俺に話が向けられる。



ジョー「いいからこう……はぁ~! とかそりゃ~! とか言って念を送ればいいんだよ!」

んな無茶な……というか、そんなの俺のキャラじゃない……

最咲「ふふっ、いいじゃないですか! やりましょうよ!」

夏目「あー、わかったわかった! は、はぁ~……!」

と、慣れないテンションで念を送る。すると……


ジョー「あら不思議! 夏目の念力で何も無かったグラスの中から指輪が!」

湯川「おおー!」

カランカラン、と音を鳴らして指輪が姿を現す。

兎呑「へぇ……凄いね」

ジョー「こんなもんお手のものだぜ! つーわけで最咲に授与だ授与!」

そうしてジョーがその指輪を最咲に渡す。

湯川「……夏目さんの念力で現れた指輪ですか」

兎呑「つまり、それは夏目君からのプレゼントのようなもの……?」

夏目「なんでそうなる……」

最咲「え、えへへ……そうなるんですかね……?」

夏目「最咲!?」

すると最咲がなにやらうっとりとしたように指輪を見つめていた。

ジョー「な、なんだこの空気は……きたねぇぞ活躍泥棒だ!」

夏目「お前が俺に振ったからだろ!?」


【info】
最咲・兎呑・湯川・ジョーとの親密度が上昇しました

【モノクマげきじょう】

モノクマ「こんな流れでモノクマげきじょうなんて絶望的ィ!」

モノクマ「と、いうわけでモノクマです」

モノクマ「いやー、いいね。いい感じに希望してるね」

モノクマ「でも残念だよね……これ終わったら次の日絶望病蔓延するんだぜ……?」

モノクマ「さあ、何か質問あるかな? 受け付けるよ!」

全然あがらない……

感染者はもう決まっているのですか
運命には抗えないのですか

何せ主人公がかかるからなぁ……
てか御陵さん達勢が絶望病なったらどうなるんだろ

>>850
>>851
夏目は読者からの熱い要望により絶望病にかかってもらいます(曲解)
他の人はこのパーティー内での行動次第かな

御陵さんたちの絶望病……どうなるんですかね

あ、夏目の絶望病の内容に何か希望あればどれか採用します(他力本願)

じゃあさ……思い切って神代さん化してくれない?

甘え病……とか?
女殺しが加速する方向ならなんでもいいです

花笠は極度の甘えん坊に
多和良は男の胸を凝視
御陵さんはところ構わず歌い出す

夏目は甘い言葉を囁くプレイボーイ病

>>854
どういうことだ!? 説明しろ苗木!!

>>855
甘え病だとショタ化しそうやねん
かいと「お姉ちゃーん」
とかなりそうやねん

>>856
くっそ……こんなので笑ってしまうなんて……

というかプレイボーイ病とか下手したら全員攻略……はしないかさすがに

ショタ化ありだろ
「おねぇちゃーん」で兎呑の胸に飛び付くんだろ

>>858
92cmのバストに飛び付くんです?


たぶん夏目はショタ化かプレイボーイになりそう。どっちになるかは知らない
あと他のメンバーもこういうのになってほしいとか希望あれば言ってくれれば仮にそのキャラが絶望病対象になったときに実現するかも
ほら、足立とか絶望病なれって言われてたし?

足立は真面目で爽やかな統率者キャラが崩壊するような絶望病を希望
正道は非暴力非服従

やたら他人に尽くしたくなる言乃木さんとか冷静なジョーとか?

>>860
足立難しいなそれ……いっそ変態化か?

>>861
言乃木さんのご奉仕(意味深)

というわけで寝るべ
次の更新は朝に連絡するから、それまで各キャラの絶望病で何か希望あれば頼むべ

しかし夏目の女殺しを加速させるなら男中心に絶望病蔓延させなきゃならないの? んなこたないか

乙やで

エラー多い

おはようございます
今日は21時頃再開となり、今日で絶望病感染者判定まで進めたいです

引き続きどういった内容の絶望病がいいかも受け付けてますのでお願いします

いろいろありがとうございます
あと判定次第ですが最咲・兎呑・湯川等のまだ出てないキャラ達についても希望あればお願いします

ぶっちゃけどういうのにすればいいかわからないんですわ

夏目 ショタorプレイボーイ
影山 ロリ
ジョー 冷静
足立 変態or高圧的?
砂射 自信喪失(ネガティブ)
正道 非暴力or非服従
兎呑 恥ずかしがりやor怖がり
最咲 ツンデレorいつも通り
湯川 空気読めないor女王様
筆原 めんどくさがり
言乃木 ご奉仕

出てきた希望はこんな感じかね……

あと兎呑で従順なペットもか

祭日・土・日と連勤終わってようやく休みや……

少し遅くなるかもしれませんが九時頃を目安に始めます



パーティー・2

なんだか理不尽にキレられた気がするぞ……

まあいい。さて、次は……


↓2
1影山・足立・兎呑
2最咲・正道・言乃木
3湯川・砂射・ジョー・筆原



足立「夏目君、ちょっと来てくれ」

適当にくつろいでいると、今度は足立に声をかけられる。

夏目「ん? なんだよ」

足立「いいから」

言われるがままそこに向かう。

影山「……」モグモグ

兎呑「……」モグモグ

するとそこには何やら会話もなく、ひたすら菓子を食べる影山と兎呑が。

足立「……どう思う? 彼女ら、ひたすらお菓子--カントリーマアムとポッキーを食べてるんだ。会話も無しで」

夏目「……居心地悪いな」

足立「だろう? だから、何か話題の提供を頼むよ」

とは言っても……


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用

※立ち去る選択もあり

自由安価多すぎやね、ごめん

この書き込みから五分後に締め切ります



夏目「そんなにその菓子が好きなのか?」

さすがにこのまま足立を見捨てるわけにもいかず、とりあえず無難なことを尋ねる。

兎呑「……違う。ただなんでここに影山さんまでいるんだと思ってるだけだ」

影山「とのことです」

しれっと影山もそう答える。
……まあ、あんなことしてきた影山がここにいたら普通はそんなこと思うよな。

足立「提案してきたのが湯川さんやジョー君なら、影山さんだけ誘わないのを嫌がったんじゃないか?」

足立「湯川さんは優しい人だし、ジョー君もジョー君で『ここで影山だけ誘わなかったらオレが嫌な奴みてぇじゃんか!』とか言いそうだし」

それはまぁ……確かに。

兎呑「だがなぁ……」

影山「わかりました。それなら一つ親睦を深める意味を込めて提案があります」

やれやれ、と言わんばかりに影山がそんなことを言う。

……なんだ。何か嫌な予感がする。

兎呑「提案?」

影山「はい。と言っても簡単なゲームみたいなものです。これで私と兎呑さんの間に交流が深まればと思うのですが」

足立「へぇ、いいんじゃないか?」

兎呑「内容次第だが……」

そうしてしぶしぶ、話だけ聞こうとする兎呑。

影山「まず、ここにポッキーがあります」

兎呑「ふむ」

影山「このポッキーの両端をお互いくわえます」

足立「ほうほう」

影山「そして少しずつ食べ進み、先にポッキーから口を離した方の負けということで」

なるほど……って、おい!

夏目「それ、ただのポッキーゲームじゃねぇか!」

影山「まあ、有り体に言えばそうなりますね」

兎呑「なんで私が影山さんとそんなことをしないといけないんだ……」

影山「ダメでしょうか? 親睦を深めるいいゲームだと思うのですが」

足立「合コン的発想だな……」


↓3までで選択安価。コンマ一番高いレス採用
1反対する
2賛成する

※2の場合最後の行動が無くなります



夏目「やっぱりおかしいだろそれは。というかお前の知識変じゃないか?」

影山「そうですか……」

まあ、そこまで本気で提案したわけでもなかったのかあっさりと引き下がる影山。

足立「……やっぱりあれだな。影山さんはよくわからない……」

兎呑「……よかった」


【info】
影山との親密度、変化なし
足立・兎呑との親密度が上昇しました



パーティー・3

さて、そろそろ夜時間だしお開きの時間も近いな……


↓2
1影山・筆原・正道
2ジョー・砂射・湯川
3最咲・兎呑・足立・言乃木



砂射「それで、お前たちに聞きたいんだが」

湯川「はい?」

砂射「影山まで誘った理由、それはなんだ?」

夏目「……おい?」

ジョー「おー! 夏目!」

少し険悪? な感じのそのグループに入る。なにやら砂射が湯川に質問をしてるみたいだが……?

夏目「何してるんだ?」

ジョー「いやぁ、なんていうか砂射が何で影山まで誘ったのかってしつこくて」

砂射「当然だろう? あのような異常者をこんな場に誘うなんて、誰が思う?」

ああ、やっぱりそうなるよな……

湯川「……確かに影山さんはしてはならないことをしました。甘露寺さんや棋儀さんのことを考えると、やるせない気持ちになるかもしれません」

湯川「でも、彼女も結局は人間なんですよ? 私には、誰かを見捨てるなんて真似はできません……」

夏目「…………」

足立の言う通り、湯川はやはり優しい人間のようで。
真剣な顔つきでそんなことを言った。

ジョー「オレは、影山自身はぶっちゃけまだ気持ち悪い女って思ってるけどな」

そこで今度はジョーが言う。

砂射「それなら……」

ジョー「だーっ! でもそれとこれとは話が別なんだよ!」

ジョー「オレは超高校級のマジシャンなんだ! 観客の差別はしない主義なんだ!」

なおも食って掛かる砂射にジョーがそう答える。


↓2
1ジョー・湯川に賛成
2砂射に賛成



夏目「俺も、二人に賛成だな。影山は許されないことをしたけど、でもそれでも俺は許してやりたい」

湯川「夏目さん……」

夏目「砂射の気持ちもわかるんだけどな。もし、影山が悔い改めて償ったら……そのときは、許してやってくれよ」

人間はそれぞれ思考が違うから、影山みたいな変わり者が現れることだってある。
もしそいつが取り返しのつかない過ちをしても……罪を償えば、俺は許してやりたい。

そもそも人間ってのは大なり小なりの過ちを犯すもの。
それなら、その過ちは許されないと……俺たちは何のために生きるんだ?

砂射「そうか」

ジョー「お、おい?」

砂射「別に俺もそれ以上とやかく言うつもりはないが……必要以上の仲良しこよしはやめておけよ」

砂射「思わぬところからしっぺ返しが来るかもな……」


【info】
湯川・ジョーとの親密度がかなり上昇しました
砂射との親密度が減少しました



□■□■□


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『ただいま午後10時になりました。波の音を聞きながら穏やかにおやすみくださいね』

モノクマ『ではでは、いい夢を。グッナイ……』


そうしてはしゃぎにはしゃいでいると、不意にそんなアナウンスが聞こえてきた。

夏目「もう夜時間か……」

最咲「ですね……」

言乃木「じゃ、そろそろ帰るか」

ジョーのマジックや湯川と最咲の即興劇等に夢中になっていて、すっかり気づかなかった。

最咲「あ! えと……みなさん、ありがとうございました……」

ジョー「おう! 気にするなって!」

筆原「私たちも楽しかったですし……」

そうして皆で笑い合う。
完全、とまでは行かないにしてもそれなりに結束できてきたことを俺は実感していた。

でも、忘れていたんだ。
絶望は、いつでも唐突にやって来ることを……


【14日目リザルト】

影山 少し解りあえた仲?(1/6)
足立 友人(1/6)
ジョー 友人(2/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 知人(2/6)
湯川 友人(1/6)
兎呑 気になる相手?(2/6)
正道 知人(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)Dead
最咲 友人(3/6)
姶良 知人 (1/6)Dead
五十隅 友人(1/6)Dead
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 知人(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)Dead

プレゼント
【百年ポプリ】
【アンティークドール】
【天使の果実】
【戦刃ナイフ】
【トイカメラ】
【シナモンティー】
【Mr.ホチキス】
【エプロンドレス】
【とあるレスキュー隊員の人形】

モノクマメダル
17枚

【???】

モノクマ「やれやれ……みんな健やかに健全に希望してるね」

モノクマ「でもさ、そんな希望を見せつけられたら絶望させたくなるのがボクなわけよ」

モノクマ「ちなみに今回自由行動増加の判定はないよ。すでにこっちは準備ができてるんだしね」

モノクマ「え? メタい発言はやめろ? ごめんごめん」

モノクマ「っていうわけで、始めますか?」

【絶望病感染者判定フェイズ】

↓1のコンマで判定
00~33パターンA
34~66パターンB
67~99パターンC

なおこれはクロ判定も含みます

パターンC確定
続いて視点変更フェイズ

現在親密度が高く、なおかつこのパターンで絶望病に感染しないキャラに視点が変更となります

↓1のコンマ50以下で男、51以上で女となります

確か最咲は加害者にならない願いあったな

というわけでパターンC・視点変更キャラ男となりました

とりあえず続けてみる?

>>910
さすがにクロ判定に影響する願いは受け入れれません(必死)

続けるよー

【15日目】


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』


昨日のどんちゃん騒ぎから時間が経ち、翌日。今日もそんなアナウンスで目が覚めた。

あー……なんだろうな。さすがにはしゃぎすぎたのか、体が疲れてる。

でも、これで最咲も少しは元気になっただろうし、結果オーライだろ!

ジョー「腹へった……とりあえず飯だ飯」

そうしてオレはコテージを出て、レストランに向かった。



【ホテルミライ 前】

のんびりと足を動かしながらレストランを目指していると、前方に見覚えのある背中を発見。

ジョー「あれは……足立だな」

ちょうどよかった。一人なのも退屈だし挨拶がてら話しかけよう。

ジョー「よう足立! おはようさん!」

そうして足立の背中を軽く叩く。すると足立はゆっくりと振り返り、こんなことを言った。




足立「なんだ。汚い手で俺に触るなこのゴミめ……」

ジョー「!?」

いつもの憎たらしいほどに爽やかな笑みは消え。
本当に道端のゴミを見るような眼で足立はそう言った。

ってかゴミってなんだよ! 足立だけはそんなことを言わないものだと思ってたのに……!

ジョー「え、ええと。足立さん? もしかして寝不足でいらっしゃる? それとも、何か嫌なことでも?」

足立「黙れ。気安く話しかけるな。むしろ息もするな」

ジョー「」

いつもの足立はどこへやら。
もはや寝不足とかが原因じゃないくらいに足立は凄みのあるトーンでそんなことを言う。

足立「まったく……これだから三流マジシャンは嫌なんだ。バカが移る」スタスタ

そうしてまともな反応すら取れないオレを置いて先に進む足立。

……あれは、寝不足だよな。足立でも寝不足で機嫌の悪いときはあるよな!

心の中でそう結論付けてオレもレストランに向かう。


□■□■□


【レストラン】

その日のレストランはまさに戦場だった。

しの「あっ! じょーおにいちゃんだ!」

ジョー「うわあああ!? 朝から気持ちの悪い声を出すなこの変態!!」

オレをお兄ちゃんと呼んでくる影山にうすら寒さを覚えたり、

言乃木「そんなことを言わないでくださいジョー様。とりあえず、食事がありますから」

ジョー「なんだお前は! あれか! オレを陥れるんだな!?」

オレにせっせと食事を運ぶ言乃木にうすら寒さを覚えたり、

砂射「俺はもうダメだ……自信をなくした。生まれ変わったら貝になりたい……死のう」

ジョー「おいこら! 朝から陰鬱なことを言うな! ……待て待て待て! 包丁を持つな早まるな!」

鬱モード全開の砂射にうすら寒さを覚えたりした。

……あれ? 今日やけに寒くねぇ?



□■□■□


閑話休題。


正道「……さて。お前達、もうすでに異変には気づいてるだろうが」

兎呑「ああ……さすがにこれはな……」

しの「あうー、さいとおにいちゃん! それ取って!」

筆原「どういうことなんでしょうかね……」

砂射「ほら、これか……」パリィン!

砂射「俺は何をやってもダメな人間だ……生まれ変わったらふじつぼになりたい……」

湯川「ええと……さすがに、予想すらつきませんねぇ……」

足立「貴様らうるさいぞ! 無駄に酸素を使うのなら黙っていろ!」

言乃木「いけませんよ足立様。そんなことをむやみやたらに言っては」

ジョー「うるせぇ! 真面目に話し合ってるのに邪魔するな!」

もはや話し合いが話し合いですらなくなるほどに負のスパイラルが発生している。

っていうか本当になんなんだよこれ!?

兎呑「これは困ったな……本当に、原因が何なのかすら予想できない」

筆原「というか、まだ夏目さんと最咲さんが来てませんね……」

正道「言われてみれば確かにな」

言乃木「朝寝坊は感心しませんね!」

ジョー「お前本当に黙ってろ。な?」

個人的に一番気味の悪い言乃木にそんなことを言っていると、入り口から誰かが来た気配が。

正道「夏目か!」

しの「かいとおにいちゃんだ!」

影山がそうしてダッシュで夏目に飛び付く。
あーあ……夏目の奴、絶対おかしな反応するぞあれ……


夏目「やぁ詩乃ちゃん。今日も可愛いね」

ジョー「うぼあっ!?」

そうして爽やかにそんなことを言う夏目に何故だかそんな声が出てしまう。

しの「え? 本当? しの可愛い?」

夏目「ああ。このまま離したくないくらいにね!」

しの「えへへやったぁ!」

うわわわわ!! なんだこの男女が抱き合ってるという決してありえない光景じゃないはずなのに抱いてしまう嫌悪感!

兎呑「お、おい! 影山さんちょっと……!」

オレが体全体で拒否反応を示していると、その光景に何か思うところがあったのか兎呑がそうして声をかける。

すると夏目は兎呑に顔を向け、
これまた足立にも負けないくらい爽やかすぎる笑顔で、


夏目「やあ、おはよう巳孤。巳孤も相変わらず綺麗だね」

などとのたまった。

いやあああああ!? いつもなら「おう。おはよう兎呑」くらいで終わるのになんでコイツ爽やかな笑顔で「相変わらず綺麗だね」なんて言ってるのおおおお!?

兎呑「んなっ!? な、何を言って……!!」

ジョー「おいっ! そこはいつもの余裕な態度で切り返せよ! 動揺しすぎだ!」

砂射「そうだぞ……」

言乃木「あれは女心というものですよ。二人とも、勉強が不足してますね」

砂射「……ジョーと同列にされた……!? もう生きる自信がない……」

ジョー「お前! なんでそこはオレと同列視されたことに自信無くすんだよ! そこは勉強不足の方だろ!?」

足立「黙ってろこのゴミ野郎!」

ジョー「お前らフリーダムか! 頼むから黙っててくれ!!」

やいのやいのとオレが騒ぐ中で残りの正道、湯川、筆原は戸惑いはしながらもオレみたいにツッコミに回るようなことはなかった。

というか今まともな面子オレ以外テンション低め!? ツッコミ間に合わねぇぞ!!

兎呑「ええっとだな……すまないが、もう一度言ってくれないか……?」

ジョー「おいっ! なんでそこでリクエストを頼む!?」

夏目「仕方ないな。いいよ、何度でも言ってあげる。……大好きだよ」

兎呑「あ……ぅ……!?」

ジョー「テメェ夏目! そこは普通にリピートしとけよ! ワンランク上の台詞かましてんじゃねぇ!!」

筆原「ジョーさん、少し冷静になってください!」

なれるわけねぇだろ!?

最咲「…………」

そこに最後の最咲がやって来て、くるりと夏目が振り向く。
あ、嫌な予感。



夏目「やぁ愛花。今日も笑顔が眩しいね」

ほら! また憎たらしいほどに爽やかな笑顔でこんなこと言う!
そして最咲は普通に来ただけなのに何故笑顔を指摘する!?

最咲「は、はあっ!? な、何言ってるの!? わけわかんない!!」

ジョー「お前もなの!? お前も頭のネジが吹っ飛んだの!?」

言乃木「それは大変だ! 私が死に物狂いで探してみせます!」

ジョー「物の例えにマジ意見やめろ! そしてお前はバカなの!?」

もう嫌だ! 誰か、誰か助けを……!

モノミ「な、なんでちゅかこれは!?」

正道「モノミ……」

ぎろり、と正道がその唐突な登場に睨みを効かせる。

夏目「やぁモノミ先生! 今日もそのピンクの生地が可愛らしいですね!」

ジョー「見境なしなの!? お前メスならぬいぐるみでも守備範囲内なの!?」

砂射「俺はそこまで守備範囲広くない……自信無くした……」

湯川「ええっと……さすがにそれは自信無くす必要は無いんじゃないですか……?」

しの「せんせーおはようございます!」

モノミ「はわわわわ……!?」

そのまさに超高校級の地獄絵図な光景にさすがのモノミも動揺を隠せない。

モノミ「だ、ダメでちゅ! 生徒と教師の恋愛沙汰はNGでちゅ!」

ダメだ! どっちかって言うとモノミもアホサイドの存在だった!

足立「黙ってろ粗大ゴミ!」

モノミ「ひえぇぇぇっ!?」

ジョー「グッジョブだ足立!」

お風呂行く。誰かジョーを労ってあげといて

現在まとめ

まとも
ジョー・正道・兎呑・湯川・筆原

絶望
夏目・影山・言乃木・砂射・最咲・足立

ちなみに原作の2倍の人数が絶望病してる件
よりによってここを選ぶとはな……

さて、ジョーに労りの言葉をさすげてくださったところで1つアドバイス
視点変更の基準はあくまで絶望病に感染するかしないか、です。
クロになるかならないか、被害者になるかならないかではないのでご注意を

あくまでアドバイスなので聞き流しても結構ですが

はいせんせー質問
女子視点だったら誰になってた?

ジョーが絶望病の誰かに殺されるとかマジ浮かばれんな

>>946
パターンCで今のところ絶望病に感染してないのが兎呑・湯川・筆原
この中で親密度が一番高いキャラに視点が切り替わってました……ここまで言えばわかるわね?

>>947
あくまで視点変更の基準がそうなだけで、このパターンがそうだとは言ってませんよー

問題ないならパターンA,Bの感染者を教えてほしいべ

>>950
夏目は割愛して……

パターンA
ジョー・正道・筆原・兎呑

パターンB
足立・湯川・最咲

ですかね

本当なんでCを引き当てたの?(白目)

もう少し進めて次スレ行ってもいいかな



モノクマ「あらあら……よりによってこんなにも感染したんですねぇ……」

ジョー「モノクマ!?」

さらにそこにモノクマまで加わってもう混沌。とんでもないことになってきた。

筆原「もしかして、モノクマの仕業なんですか……?」

正道「なるほど。確かにこんなことできるのはモノクマくらいだな」

しの「せんせーすごーい!」

足立「はっ! 自慢話なら聞きたくねぇぞ!」

モノクマ「……見れば見るほどカオスだね。混沌としてるよ」

はぁ、と退屈そうにため息を吐く。

ジョー「そんで? この状況はお前の--」


夏目「ねぇ、巳孤。この髪の毛凄く綺麗だね」

兎呑「あ……こら! や、やめろ……!」


…………

ジョー「--お前の仕業なのか?」

モノクマ「あれ? あっちのイチャイチャ空間にはツッコミを入れないの?」

無視だ無視。とにかく今はあの空間はスルーしよう。

湯川「それで、答えてください」

モノクマ「あー、はいはい。えっと、確かにこれはボクの仕業だよ?」

正道「やはりか……!」

しの「ゆらめおねえちゃん絵本読んで!」

言乃木「すいません、今手持ちが無くて……」

無視だ無視……神経を一点に集めろ……!

筆原「なんで、こんなことを?」

モノクマ「うぷぷ……もちろん、次の動機になるからだよ」

ジョー「……動機だと?」




モノクマ「そう! 次の動機はこの”絶望病“でーす!」

キリいいしここらで次スレとなります
が、残念ながらまだ少し空きがあります。何をしようか……

人いるかわかんないけどとりあえず思い付いたシチュ載っける

1兎呑視点で夏目と絡む(全力で口説かれます?)
2レストランでのドタバタで冷静沈着なジョー
3助けを求める生徒にドSに対応する湯川
4とんでもないくらい恥ずかしがりや(なのかな?)な兎呑

1はたぶん需要あるだろうから載っけた

人いれば見たいのよろしくなんだべ

だいたい把握
2を優先してあとは可能な限り実行します

そしておはようございます

1でショタ化した夏目と絡むかプレイボーイな夏目と絡むか思案中しばらくお待ちください……

20時頃投下予定お願いします……

始まる



翌日。俺――足立千里はモノクマアナウンスよりも前に目が覚めた。
なんてあらたまって言うが、これは俺の生活の中では基本的なことだ。俺は基本あのアナウンスよりも前に目が覚める。

足立「よし、行くか」

それでそのまま、適当に少し時間をつぶしたらレストランに行く。
これもいつも通り。

だったのだが、この日はここからが違っていた。


□■□■□


【ホテルミライ 前】

足立「……あれは、兎呑さんか?」

前方に背の高い女性の姿があった。
あの綺麗な黒髪。抜群のスタイルは超高校級の獣医、兎呑巳孤さんだ。

足立「やあ、おはよう兎呑さん」

兎呑「あ……おはよう」

俺の言葉に振り向き、小さく返事をする。

……しかし、なんというか彼女を朝から見るのはいろいろと不都合があるな。
これはジョー君を馬鹿にできない……

なんて思っていると兎呑さんが瞬時に顔を赤く染め上げ、

兎呑「っ……こ、この変態! どこを見ている……!?」

などと言って自分の胸を隠すようにして体を抱くようにした。

足立「ああ、すまない。そんなつもりじゃなかったんだが……」

予想を大きく外れた反応だったが、これは完全にこっちが悪いのでそうして謝罪の意を示す。

兎呑「あ……え、えっとだな……」

足立「?」

だが兎呑さんは兎呑さんで俺の謝罪に度肝を抜かれたのか、困ったようにそんな反応をする。
……どうしたんだろう。いつもなら「はっはっは。足立君も男の子だなぁ」とか言うだろうに。

足立「どうかしたの?」

そういえば彼女は最近最初と違って俺達男生徒を挑発するような行為はめっきりしなくなった。もしかして何か思うところでもあったのか?

そうだとしたら夏目君には後で感謝しておかないといけないな。

足立「ほら、兎呑さんも早くレストランに行こう?」

できる限りの笑顔でそう言うと、兎呑さんはまたも赤面して


兎呑「す、すまないっ! 先に行く!」


と言い残して走り去ってしまった。

……なんだったんだ?


□■□■□


【レストラン】

そこはまさに戦場と呼ぶに相応しかった。

しの「せんりおにいちゃんだー!」

かいと「せんりおにいちゃんあそぼう!」

足立「え? え?」

レストランに入ってまず、影山さんと夏目君にそう飛び付かれた。
170以上の背丈の夏目君に飛びつかれるのは誰が予想しただろうか……はっきり言ってさすがに気持ち悪い。

ふと視線をずらすとそこには正道君に四苦八苦してる言乃木さんの姿が。

正道「よし! ここで1つギャグをやります!」

言乃木「正道。アンタそんなキャラじゃなかっただろう?」

いつもの寡黙な正道君はどこに行ったのか、陽気なテンションでそんなことを言う正道君に困り果てている言乃木さん。

最咲「ゆ、湯川さんに筆原さん! みんなを止めてください!」

そんないつもと違う混沌とした状況に最咲さんが二人に助けを求める。

筆原「えー? なんていうか……めんどくさいです」

湯川「助けてほしかったら土下座して助力を乞うことですね! この雌犬!」

足立「待った! キミたちも本当にどうしたんだ!?」

だらーんとどこかのゆるキャラのような雰囲気を放ちつつ丁重に断る筆原さんと、なんだか女王様気質? になっている湯川さん。


ジョー「待て」

そんな二人に俺がついツッコミをしてしまうと、不意に凛としたそんな声が聞こえてきた。

よかった……ジョー君はまともなままなのか……!

そう思い俺はその声がした方に顔を向ける。




ジョー「オレに任せろ……すべて分析してやる……」

――そこにいたジョー君は“考える人”のようなポーズでこれまで一回も見たことのない真剣すぎる顔でそんなことを言っていた。

足立「」

しの「あうー! せんりおにいちゃん無視しないで?」

いや、普通この状況で冷静な人がいたら頼りに見えるはずなのになんだろう、この期待を裏切られた感は……



ジョー「普段と違う様子の皆。これはかなり一大事だ。そうは思わないか?」

足立「それは、そうだけど……」

ちらりと改めて周囲を確認する。
……あれ? 砂射君がいない?

かいと「さいとおにいちゃんならそこだよ?」

言われて視線をそちらに送るとそこには膝を折り両手を床についている砂射君の姿が。

砂射「俺はもう終わりだ……円環の理に導かれよう……」

……あれはとりあえず無視しよう。

ジョー「前日は全員まともだったのに、今朝はこの有様。これはどういうことか……」

足立「どういうことなんだい?」

ジョー「…………」




ジョー「どういうことだ……!? 説明しろ! 足立!」

足立「あれだけ自信ありげに語っておいてわかってなかったのか!?」

結局ジョー君はジョー君だったのか!!


終里

全部の世界戦を集束させたらこうなった。何がしたかったのかよくわからない
とりあえずジョーがいないといろいろ成立しないことに気付きました

そろそろ次スレ行くべき?



【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る4【安価進行】
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る4【安価進行】 - SSまとめ速報
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次スレ立てました
こっちは埋めてもらって構いません

砂射は切嗣の見た目であれいってんのか…

>>989
まさに絶望

埋め

>>1000なら影山とラッキースケベ

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