モバP「事務所の玄関を開けたらちひろさんが発情してた」 (31)

ちひろ「……よし、仕事終わり。書類は……ないですね」


早苗「お? 終わったの? それじゃあ、ちひろちゃんは練習をやらないとね~」


ちひろ「……事務所で年末のかくし芸の練習をしないといけないんですか? やっぱり?」


早苗「だって、ちひろちゃんやるやるっていってもやらないし~」


ちひろ「そりゃ、ヘレンさんの世界レベルのボイパにはかないませんもん」


早苗「……確かにあれは反則だけど、今年はダークホースののあちゃんや、新株の則子ちゃんもいるからね。あたしも今年は本気だして、腹太鼓やるからね!」


ちひろ「それなら、早苗さん自分の芸の練習してくださいよ!」


早苗「だーかーら、ちひろちゃんも戦えるレベルにするの! さぁ、ネタは発情するネコよ! さぁ!」


ちひろ「……い、一回だけですからね!」









ガチャ
ちひろ「ふにゃああああああああ」
モバP「ただいま戻りましたー」


モバP「」


ちひろ「」


早苗「」(腹かかえて悶絶中)

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早苗「ハァ……ハァ……ご、ごめ、あ、あたし、外でていくねアハハハハ!」


ちひろ「え」


ガチャ


モバP「…………」


ちひろ「」


モバP「……とりあえず、もう一回やってください」


ちひろ「!?」


モバP「お願いします」


ちひろ(え、えぇ……)











ちひろ「ふ、ふにゃあああああああああ」


モバP「ありがとうございます!!」


ちひろ「!?」


モバP「あ、あと、お願いがあるんですが……」


ちひろ「え? えぇ?」


モバP「真剣に俺に告白してください」


ちひろ「!?」






ちひろ「え、えぇ。なら、行きますよ?」

ちひろ「ぷ、プロデューサーさん。仕事をする顔、アイドルをスカウトする顔、私は好きです。……だから、次は私を愛する顔が見たいです!」


ちひろ(なにいってんだわたしいいいいいい)


モバP「……喜んで」


ちひろ「は?」


モバP「これを」


ちひろ「ちょ、え?」


モバP「給料三か月分です」


ちひろ「え? えええええええええ!?」


モバP「俺と結婚してください」


ちひろ「……やったああああああああああああああ!!!!」


モバP「と、約束したな」


ちひろ「え? そ、そうですよね?」


ちひろ(まさか……)


モバP「あれは嘘だ」


ちひろ「なんでコマンドオオオオオオオオオオオオオオオ!?」

「……ちゃ……」


「…ひろ……ん」


「ちひろちゃん」


ちひろ「私はサリーじゃないいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」


早苗「ちょ、うわ!」


ちひろ「ああああああああああああああああ」


早苗「お、落ち着いてちひろちゃん!」


ちひろ「!? こ、これは……」


早苗「大丈夫? さっきうなされてたけど……何かあったらお姉さん相談に乗るよ?」


ちひろ「だ、大丈夫です……多分」


早苗「そう……なら」








早苗「かくし芸の練習、しないとね?」


ちひろ「!?」


終わり

スレタイ関連で頑張りました。
拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。

……もっと書くはずだったのになんでこうなったんだろ

なら少しだけ
エロなしでふつうに
書きダメないんで遅いですが




ちひろ「……やりませんよ」


早苗「ちひろちゃん仕事終わったんでしょ? ならいいじゃん」


ちひろ「わ、私は……」


ガチャ


モバP「帰りましたー」


ちひろ「!」


ちひろ「プロデューサーさんと式場の予約しにいくんで失礼します!」


モバP「え? ちょ、ちひろさん? 腕つかまんで急に走らないでええええええ!」








早苗「式場? へ?」

ちひろ「はぁ……はぁ……」


モバP「ちょ、そんなに急に走らないでくださいよ……はぁ……はぁ」


ちひろ「す、すいません。あのままいたら私が私でなくなるというか……」


モバP「……? それより、さっきいってた式場って?」


ちひろ「あ」








ちひろ(式場見に行くとか、どう考えてもプロデューサーさんと結婚するみたいじゃないですかああああ)


ちひろ「えっと、あ、アイドルたちの衣装と写真を撮る場所を見学に……みたいな?」


モバP「あ、あぁ、そうですよね……うん。なら行きましょうか!」


ちひろ「は、はい!」


ちひろ(ちょっとさみしがるとかプロデューサーさんもその気なんじゃ……? なんて)











「こちらが式場となっております。お二人は挙式をここで?」


モバP「え? い、いや、下見ってだけで……」


ちひろ「そ、そうですよ……」


「ん~? おせっかいかも知れませんが、結婚に一歩踏み切れないカップルみたいですよ?」


ちひろ「そんなんじゃありません! 職場のパートナーですけど!」


「人生のパートナーではないと」


モバP「はい! ……まだ」

「なら、ドレスの試着なんてどうですか? 今たまたまここにドレスがあってですね」


ちひろ「え? ちょ、そ、それは……」


ちひろ(いや、待てよ私。今はアイドルが衣装としてきるってなってるから、私がきて雰囲気だけプロデューサーさんに味あわせるってのもいいですね)


モバP「そうですよ! 申し訳ありませんが……」


ちひろ「あの、本当にいいんですか?」


モバP「ちょ、ちひろさん!」


ちひろ「いいじゃないですか。この人の行為を無碍にするわけにもいきませんし。ね?」


モバP「う、うぅ……」







「こちらがドレスとなっております。ささ、試着室へ。そのままあとは係りの者が誘導します」


ちひろ(これはアイドルのためこれはアイドルのため)


「では試着していきしょうね~」

「……できましたよ。いや~お客様、まるでアイドルみたいですね~」


ちひろ「いや、そ、それほどでも……」


「さぁ、未来の新郎様が待ってますよ?」


ちひろ「は、はい!」


ちひろ(これはアイドルのためこれはアイドルのため)











モバP「ちひろさん大丈夫かな……」


ちひろ「あ、あの……どうですか?」


モバP「あ、ちひろ……さん……」


ちひろ「……プロデューサーさん?」







モバP「……きれいです。とっても」


ちひろ「あ、ありがとうございます」


「(まだ一押し足りないか……)どうせなら、式場も使ってみますか?」


「「!?」」

モバP「……なんだか、結婚するみたいですね」


ちひろ「はい」


モバP「……俺、ちひろさんとならいいかも。なんて」


ちひろ「プロデューサーさん!」








ちひろ「それは、本気にして、いいん……ですか?」


モバP「……式場の空気にあてられてるってことで」


ちひろ「……もう。あ、プロデューサーさん、ちょっとかがんでください」


モバP「?」





チュ





ちひろ「……誓いのキス、ですよ?」


モバP「……はい」


「(これで式場を利用してもらえますね)」














早苗「何でかしら? フラグがばっきりと折れた音が聞こえたような……」


おわり

はい。本当に終わりです
駄文追加しただけでした。
こんなつもりは……
次はもっとかわいらしいちひろさん書きます

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