クリスタ「ユミル……私の名前……」(23)

クリスタ「下痢便ファイヤーっていうの……」

ユミル「……」ニコッ

ユミル「……」スゥ……

ユミル「……」


ユミル「えっ」

アルミン「み、みんなクリスタの本当をぷっ・・知ったってププッ・・笑ったりしちゃプッ・・・ダ、ダメだからね!あははははは!!ひーひー腹痛い・・・」

コニー「すまん!今なんて言ったんだ?もう一回言ってくれ!」

クリスタ「げ、下痢便ファイヤ・・・」ボソッ

コニー「ん?なんだって?」

クリスタ「下痢便ファ
コニー「んん?」

クリスタ「・・・・・下痢便ファイヤ・・・///」

コニー「んん?おいもっと大きい声で言ってくれよ!全然聞こえねえよ!」

クリスタ「下痢!便ファイヤー……」ボソボソ

コニー「ん!?」

俺「なんだって!?もっとはっきり!」

クリスタ「……スゥー」

クリスタ「下 痢 便 フ ァ イ ヤ ア ァ ァ ァ ァ ! !」

コニー「……」

俺「……」


俺ニー「ファーwwwwwwwww」

コニー「下痢www便wwwファイwwwヤーwwwwww」

俺「なんでwwwそんな名前wwwwwwつけちゃったのwwwwww」

クリスタ「うう……」グス

~15年前、とある市役所~

職員A「じゃあ今日のぶんの出生届け登録するから、名前読み上げてって」

職員B「はい、えー……まずマーシャル・マザーズ」

職員A「マーシャル……マザーズ、と。はい次」カタカタ

職員B「ドウェイン・カーター」

職員A「ドウェイン・カーター、はい次」カタカタ

職員B「えーヒス

俺「下痢便ファイヤー」

レイス」

職員A「下痢便ファイヤー・レイス、と。はい次」カタカタ

キース「貴様は何者だ!!」

下痢便ファイヤー「肥溜め出身!クソマミ・レンズです!!」

すまん
こんなクソレスでageちまった
水に流してくれ


クリスタ「12歳の頃、開拓地に出て・・・自分の名前がとてもひどい事を知りました」

クリスタ「だから祖父も祖母も、率先して話をしてくれなかったのだと悟ったのです」

クリスタ「あまりに長くしゃべると・・・つい、笑ってしまいそうなるから」

クリスタ「・・・そして二年後、皆と出会った」

クリスタ「訓練兵になれば、色んな人に出会える。きっと私の事を笑わない人が居る・・・そう思っていたのに」

クリスタ「唯一、噴出さずに放心するのみだった・・・私の唯一の心の拠り所だったユミル」

クリスタ「彼女は私を置いて行ってしまった、もういない」

クリスタ「だから」

クリスタ「もう壁の中の世界になんて、未練はないや」



クリスタ「ぽちっとな」ポチッ




きゃああああああ!!

レイス家の奴が壁を爆破するスイッチを押しやがった!

うわああああああ!

巨人がぁあああああ!!




ベルトルト「・・・あれ、ライナー。僕達が壁を壊す前に壁が壊れている」

ライナー「俺達にとってはハッピーエンドだな」





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