ユミル「…動けるかクリスタ」

クリスタ「え？ うん」

ユミル「…ならミーナの所に行ってやれ 大分落ち込んでたぞ」

クリスタ「！ そんな、ミーナのせいじゃないのに……」

ユミル「今この宿舎に居る筈だ その後ロッゾって人に報告に行きな」

クリスタ「うん」ｶﾞﾁｬ

ﾊﾞﾀﾝ

ユミル「………起きろ、狸」

エレン「………悪いユミル 助かった」

ユミル「…次からどんな顔でクリスタと顔合わすんだ？」

エレン「……いつかちゃんと話す その時は手を貸してくれ」

ユミル「アホか」

エレン「………なぁ、ユミル」

ユミル「あ？」

エレン「………力抜けた」

ユミル「…（喋り方が一変したなコイツ）」

ミーナ「…」

ミーナ「………はぁ」

クリスタ「………ミーナ！」

ミーナ「！ くく、クリスタ!?」ﾄﾞｷｯ

クリスタ「…ミーナ！」

ミーナ「な 何でしょう？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

クリスタ「ゴメンね」

ミーナ「え？」

クリスタ「私が勝手な行動したから、ミーナを危ない目に遭わせちゃった」

クリスタ「ゴメンなさい、ミーナ 」

ミーナ「…」

クリスタ「…」

ミーナ「…何言ってるの？」

クリスタ「」ﾋﾞｸｯ

ミーナ「それはコッチのセリフよ！」

クリスタ「…え？」

ミーナ「私があの時もっと強く引きとめてたら………クリスタやエレン、皆に危害が加えられることもなかった」

クリスタ「…ミーナ」

ミーナ「…ごめんなさい、クリスタ」

クリスタ「…」

クリスタ「…じゃあ」

クリスタ「私たち、お互い様だね」ﾆｺｯ

クリスタ「………友達なんだから、迷惑かけて当たり前、助け合って当たり前」

クリスタ「…でしょ？」

ミーナ「クリスタ………」

クリスタ「……みんな、無事で良かった」

ミーナ「…うん！」

クリスタ「あ、でもエレンが…… ……!!!」

ミーナ「……もう一度お見舞いに行こ ……クリスタ？」

クリスタ「…//」ﾌﾟｼｭｰ

ミーナ「…クリスタ、どうかした？ 顔が林檎になってるけど」

クリスタ「！ な、なんでもないよ」

ミーナ「？ そう？ …………あ」

クリスタ「？」ｸﾙｯ

クリスタ「…あ」

ミーナ「アニ」

アニ「…もう元気になったんだね」

クリスタ「う、うん」

アニ「…アイツは？」

クリスタ「…エレンのこと？ もう起きてたよ…」

アニ「…そうかい」

クリスタ「……そういえばミーナ」

ミーナ「うん？」

クリスタ「…エリメガはどうなったの？」

ミーナ「…兵士を止めさせられるって それ以上のことはまだ……」

クリスタ「…そう ……何か少し怖いな」

ミーアニ「？」

クリスタ「…同じ兵士に、人を殺そうとする人がいるなんて」

アニ「!!!!」

ミーナ「…そんなのエリメガだけよ！ 気にすることないって！」

クリスタ「…それに、友達同士で殺し合うなんて………私、嫌だな」

ミーナ「だ、大丈夫だってば！」ｱｾｱｾ

クリスタ「…」

ミーナ「く、クリスタ… …アニも何か言ってあげ………あれ？」

ミーナ「……アニ？」

総本部用宿舎、外―――――

アニ「はぁっ、はぁっ……」

アニ「……友達を殺す、か …ハハッ」

アニ「…はぁっ、はぁっ…」

アニ（…殺す？ アイツらを？）

アニ（…私が、殺す …アイツらを）

アニ（…『巨人化』して、この手で）

アニ（……エレンを、殺す）

アニ「っ!!!」ｿﾞｸｯ

アニ（…今、『何てバカなことを考えている？』と思ってしまった自分がいた）

アニ（…ダメだね、これじゃあ）

アニ（…こんなことでは、役目を果たすことすら出来やしない）

アニ（…だけど、出来るのか？）

アニ（…アイツらを殺すなんて）

アニ（私は……!!）ｷﾞｭｳｯ

ベルトルト「……アニ？」

アニ「!!」

アニ（…今一番会いたくない奴が来た）

ベルトルト「報告終わったの？」

アニ「…まぁ」

ベルトルト「…何かあったりした？」

アニ「！（ほら来た コイツは、嫌な時ほどコッチの感情を読む）」

アニ（いつもライナーの後ろで相手の出方を見る癖がついてるんだ）

ベルトルト「……何かあったらさ………」

アニ「何にもないよ それに私とアンタはあまり関わりがない『設定』の筈だ …………馴れ馴れしく話しちゃダメだろう」

アニ「ほら、戻るよ」ｽﾀｽﾀ

ベルトルト「……アニ」

エレン「なんで寝なきゃいけねぇんだ」

ユミル「当たり前だろ 全治半年の大怪我しててなんで安静にしないんだよ」

エレン「訓練する …起きよ」

ユミル「バカ 寝ろっつってんだろ」ﾊﾞｯ

エレン「ぐっ！ 痛い痛い痛い!!!」

ユミル「あ、わり……!?」

ユミル（…顔近っ!!）

エレン（…ユミルの睫毛がはっきり見える…）

ユミル（なんで!? なんで離れないんだ!?…離れにくいじゃねぇか畜生…////）

エレン（…なんで固まってんだ、コイツ）

ユミル「…」

エレン「…」

ｺﾝｺﾝ

エレユミ「!!」

ユミル「っ!!」ｶﾞﾊﾞｯ

エレン「痛っ!! なんで隠れんだよ、布団から出ろ！」

ユミル「黙ってろ!!」ﾋｿﾋｿ

ユミル（とっさに隠れちまった！ でも今出たら変人だし…）

「入るぞ」

エレン「…どうぞ」

ｶﾞﾁｬ

エレン「！ リーゼ、ニクールさん」

ニクール「あら」

リーゼ「起きたか」

ユミル（憲兵団か …隠れていよう）

リーゼ「…他には誰もいないようだな」

ニクール「クリスタちゃんは？」

エレン「報告に行きましたけど…」

リーゼ「何!? チッ、ニクール！」

ニクール「えぇ 行ってくるわ」ｶﾞﾁｬ

エレン「…なんだ？」

ユミル（どういうことだ？）

リーゼ「エレン、お前に頼みがある」

エレユミ「！」

リーゼ「（妙に布団が大きい…）…まぁ、聞け」

リーゼ「………お前とヒストリア・レイス、もう一度狙われてくれ」

エレン「は」

ユミル「なにっ!?」ｶﾞﾊﾞｯ

リーゼ「!?」

エレン「あ」

ユミル「…………やべ」

クリスタ「………というわけです」

ロッゾ「………少しこっちに来てくれないか」

クリスタ「？ はい」

ロッゾ「…」ｷﾞﾛ

クリスタ「!?」

「…失礼します！」

ロッゾ「………なんだ」

「レンズ訓練兵がピクシス司令に呼ばれておりましたので、呼びに来ました！」

ロッゾ「…連れていってくれ」

「はっ！ 失礼しました！」ｶﾞﾁｬ

クリスタ「し、失礼しました」ﾊﾞﾀﾝ

ロッゾ「…ちっ」

クリスタ「…あの」

「………これでよろしかったのですね？」

クリスタ「え？」

「ニクールさん」

ニクール「えぇ ありがとう」

「では、失礼します」ｽﾀｽﾀ

クリスタ「………もしかして、嘘を…？」

ニクール「…悪いわね、今すぐに病室に戻ってもらうわ」

クリスタ「…？ …はい」

一時間後、病室―――――

ロッゾ「…失礼するよ」ｶﾞﾁｬ

エレクリ「」ﾊﾞｯ

ロッゾ「いや、敬礼はいい ……君ら二人だけかね？」

エレン「…はい」

ロッゾ「…そうか ……まだ寝ていたまえ、疲れているだろう ……何か暖かいモノを煎れてあげよう」

クリスタ「！ あ……」

ロッゾ「いや、大丈夫だ 私がやろう」

クリスタ「…ありがとうございます」

エレン「…」

ロッゾ「」ｶﾁｬｶﾁｬ

ロッゾ「」ｺﾎﾟｺﾎﾟ

ロッゾ「…」ｽｯ

ロッゾ「」ｻﾗｻﾗ…

ロッゾ「さ、出来たぞ」

エレクリ「ありがとうございます」

クリスタ「ん…」

エレン「」ｺﾞｸｺｸ

クリスタ「」ｺﾞｸｺｸ

エレン（…紅茶なのに苦い………？）

クリスタ「…」

クリスタ「」ﾊﾞﾀｯ

エレン「！ しまっ………」

エレン「…うっ」ﾊﾞﾀｯ

ロッゾ「………」

ロッゾ「………よし」ｸﾞｲｯ

クリスタ「」

ロッゾ「……ふふ」

「なにをなさってるのですか？」

「クリスタ・レンズをどうするおつもりで？」

ロッゾ「っ!!? ………何だ、お前たちか」

ニクール「…」

リーゼ「…」

ロッゾ「丁度良いところに来た 誰にも見つからないようにこのクリスタ・レンズを………」

ロッゾ「……ウォール教まで連れていってくれ」

リーゼ「…」

ロッゾ「………おい？」

ニクール「それは出来ない相談です」

ロッゾ「!?」

リーゼ「…訓練兵を眠らせて連れ去ろうとするなど、厳罰ものです」

ロッゾ「!? バカなことを言ってないで………………!?」

ロッゾ「お前たち、まさかナイル側につくのか!?」

ニクール「…言い方に語弊がありますが、結果的にはそうなります」

リーゼ「現場を押さえました …あなたは終わりです」

ロッゾ「………お前たちは私と同じ憲兵団 私怨にしか思われず、信じられはしないぞ」

リーゼ「確かに、私たちだけならそうです………しかし、外部の者も見ていたら、どうします？」

ロッゾ「何!?」ｷｮﾛｷｮﾛ

…ﾓｿﾞﾓｿﾞ……ｶﾞﾊﾞｯ

ユミル「……私が見た」

ロッゾ「！ 布団の中に!?」

リーゼ「………さぁ、お休み」ﾊﾞｯ

ロッゾ「がっ!?」ｺﾞｸﾝ

ロッゾ（紅茶を!!?）

ロッゾ「……っ」ﾊﾞﾀﾝ

ユミル「…寝たんですか？」

リーゼ「あぁ」

ユミル「コイツらも…」

ニクール「寝てるだけのようね」

リーゼ「ロッゾがヒストリア・レイスを殺すはずがないからな …それに、足をつけたくはなかったのだろう」

ユミル「…さて、説明してもらう」

リーゼ「…ヒストリア・レイスのことを知っているのだったな？」

ユミル「えぇ」

リーゼ「…ロッゾと私たちはウォール教に秘密裏に依頼をされていた」

リーゼ「『ヒストリア・レイスをさらってくれ』とな」

ユミル「!? じゃあアンタらは…」

ニクール「私たちにその意志はないわ」

リーゼ「現にこうして邪魔をしただろう …私たちはヒストリア・レイスを護りたかったんだ」

ユミル「え…」

ニクール「私がリーゼに頼んでね …これ以上彼女の人生を狂わせたくないって…」

クリスタ「」ｽｰ

ニクール「この子は既に人生を壊されたの なのに更に大人たちのせいで振り回されるなんて……おかしいでしょ？」

ユミル「…」

リーゼ「…私たちはロッゾよりも先にヒストリア・レイスが誰か、を突き止めてな……エレンを守護にたてた」

ニクール「あまり意味なかったけどね…」

ユミル「…なら、良いです」

リーゼ「…内密に頼む」

ユミル「大丈夫ですよ 元々言うつもりもないし」

リーゼ「ヒストリアにもだ」

ユミル「はい」

ニクール「…どうやら１日で効果が切れる睡眠薬のようね」

リーゼ「そうか …じゃあ、コイツの始末を頼む」ｸﾞｲｯ

ロッゾ「」

ユミル「…殺すんですか？」

リーゼ「…コイツは自分の出世しか考えていないような男だ 問題ない……それに、コイツは私たちの同胞の仇の可能性が高い」

ユミル「え？」

リーゼ「三年前、ウォール・マリアが破られた時……………私たちの代の訓練兵団に出撃命令が出された」

ユミル「!?」

ニクール「まだ訓練兵団だったのに、ね　………そのせいでたくさんの未熟な兵士たちが死んだわ」

リーゼ「その命令を出したのが憲兵団の上層部だったらしい そして上層部の中で誰がそんないやらしいことを一番するかと問われると…………コイツの名が挙がった」

ロッゾ「」

リーゼ「………大方、憲兵団の失態をカモフラージュする為だろう …そのせいで何百の命が無駄にされたか………」

リーゼ「………いかん 腹がたってきた 殴っていいか？」

ユミル「」

ニクール「起きるからダメよ」

ユミル「」

ニクール「じゃあ、元気でね」

リーゼ「たまには顔を見せてくれ」

ユミル「え？」

ニクール「私は兵士になった目的は達したの ………例え意味がなかったとしてもね」

ニクール「だからもう兵士をやる理由がないのよ」

ユミル（………目的）

ユミル（……私は、何のためにここにいるんだ？）

ニクール「山奥にでも引っ込もうかしら」

リーゼ「猟生活か？」

ニクール「今まで考えたこともなかったけど………良いかも …………ユミルさん、クリスタちゃんをお願いね」

ユミル「！ はい」

ニクール「またね」ｸﾞｲｯ

ロッゾ「」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

リーゼ「また、いつか、な……」

ｶﾞﾁｬ …ﾊﾞﾀﾝ

ユミル（……誰が為に、か）

リーゼ「……悪いがエレンとクリスタを見ていてくれ」ｶﾞﾁｬ

ユミル「………はい」

ﾊﾞﾀﾝ

ユミル「…」

ユミル「…………はぁ」

あれー？　ムキになって擁護してくる人がいないよぉー？

あっ、投下中に擁護はむりだよねぇ～、うっかりうっかり☆

って書くと何故か擁護する奴が出てきたりするんだぜ


そしてなぜか投下速度が遅くなる

>>1「残酷さを覆す力が要る」ｷﾘｯ


おまえら「まず>>1には現実を認識する力が居るな」


>>1「」

そろそろ応援してやるか


キャー>>1さまー
戻ってくるの待ってたわ死ね

>>68
長い
産業

>>69
シコシコやってねえで
遊ぶか働くか学ぶかしろ
この引きこもりが

ハイスペック系エレン「残酷さを覆す力が要る」

ミカサ「・・・エレンは何を急いでいるの？」

エレン「は？」

エレン「訓練兵団での訓練は終えた、俺も一人前の兵士だ」

エレン「なら、これ以上被害が出る前に巨人を駆逐する」

エレン「だが巨人は今のままでは駆逐できない」

エレン「力を欲するのは当たり前」

ミカサ「なぜ・・・私たちを頼らないの？みんなで連携すれば、可能性も高まる」

ミカサ「一人で出来ることには限りがある。それに、みんなだって『エレンにならできるかもしれない、私（ぼく）達も協力しなければならない』と、あなたはいつまでその思いを踏みにじるの？」

ミカサ「あのジャンだって夢をあきらめてついてきてくれた。なのにエレンは一人ですべて行動する。なぜ？私たちが弱いから？」

エレン「・・・を・・・・・・・・から・・・」

ミカサ「？聞き取れない、はっきり言って」

エレン「みんなを殺しｔくいうぇｊｆｃじぇｆ」

ミカサ「！！みんな、ブレードを握れ！（これは・・・エレンではない・・・？）」

ジャン「おう！（どうした、エレン）」

エレン「ｊｓｄ殺ふぇｆじうぃ４ｊｆ」

キース「ケケケ、エレンはすでに死んでいる」

キース「１２年前にな！あーーーーーはっはっはっは」

完

これにて終了！

第２話「焼け野原に咲く一輪の花は希望の色」
このスレを荒らし隔離所に使用させようと発言する俺氏。
はたしてお前らは何を思い、何を言うのか！
来週も絶対見てくれよな！

終わったので最期に回答を

ニートではなく学生です

自演はしたことがありません、やっても萎えるだけですから

後、ｗｗｗとか訳わからないのですよ 話し言葉でそれ使うのですか？

糞な続きを書けず申し訳ありません、終わりと言う人が居たので

ハーメルンの方では書けないのですよ、普通の携帯ですから

後、この時期に学校に何があるか知らないんですか？ 学年末テストや卒業式で早く学校が終わるときもあるでしょう

ではまた今度

＞ニートではなく学生です
だから？ｗｗｗｗ

＞自演はしたことがありません、やっても萎えるだけですから
まるでやったときに萎えたことがあるかのような言い草ｗｗｗ言葉のアヤですかね？ｗｗｗｗ

＞後、ｗｗｗとか訳わからないのですよ 話し言葉でそれ使うのですか？
ｗｗｗｗｗ←発音できる？　無理だろ？　馬鹿か？

＞糞な続きを書けず申し訳ありません、終わりと言う人が居たので
今度お前のスレ見かけたら「終わり」って言うわ。そうすりゃ終わるんだろゆとりｗｗｗｗ

＞ハーメルンの方では書けないのですよ、普通の携帯ですから
惰弱乙ｗｗｗｗ

＞後、この時期に学校に何があるか知らないんですか？ 学年末テストや卒業式で早く学校が終わるときもあるでしょう
そもそも皆はおまえのことをクソニートと思ってたんだけどさｗｗｗｗ
知らねーよカスｗｗｗｗｗ

＞ではまた今度
二度とｗｗｗｗくんなｗｗｗｗｗ

発言全部カウンター返されとるがな
マジで>>1だとしたら底抜けのアホやなこいつ
計算された荒らしなら天才やもしれん

>>102
そうか？荒らしの返し方が上手いとは思わんな。

ない知恵絞って考えぬいた返しがこれなら滑稽だわ。

>>103
俺には>>92が>>1本人だったとしたら底抜けなアホ認定で、
>>1じゃなくて計算された荒らしなら天才じゃね？　って>>102が言っているように読み取れるんだが、
>>103にはどんな世界が見えてるんだ？ｗｗｗｗ

つーか返し書いたの俺だけどさｗｗｗｗｗ無い知恵絞って考えましたｗｗｗｗ

でもまあ、無い知恵絞っても絞らなくても滑稽なのはおまえでしたねｗｗｗｗｗ

>>103
っていうかこの馬鹿さ加減から推測するに、おまえ>>1じゃね？

違ったらめんごだけど、>>1ならもうくんなって言ったろ？

「終わり」って言われてホイホイ従う奴隷根性なんだろ？ｗｗｗ

じゃあ「くんな」って言われたら、来ちゃダメでしょ？ｗｗｗｗ

いずれにしてもお勉強したほうがいいぜｗｗｗｗ

文章の読解でもしていなさいなｗｗｗｗ

悪いこと言わないからｗｗｗｗｗｗテスト０点じゃ進級できないって知ってたかｗｗｗｗマヌケｗｗｗｗ