舞園「リセットしましょう」 (67)

舞園「リセットしましょう」
苗木「そうだね」

これはログ速から拾ってきた「舞園」というキーワードの含まれるVIPのスレ群をネタにしたSSです
※スレ群というのは、立て逃げスレ、未完SSスレ、釣りスレ、1レススレ、糞スレなど

つまり、舞園SSの残骸を片っ端から拾ってきて魔合体・魔改造したスレ
みんなの力が合わされば絶望に勝てるって先生が言ってた
※基本スレタイからの連想、ところにより書き込まれていたレスを再利用させていただきました

人のものを利用した短編(連作?)SS集に近いかもしれません。ある意味、リセットというよりリサイクル
※ある意味、規模の大きい乗っ取りです。もしくは舞園スレの総供養。まぁ、ある意味今日が命日ですし
※基本乗っ取りのノリなので、スレの選択およびその利用度合いにばらつきがあるかもしれませんが、ご容赦を

このスレを開くような方なら分かると思いますが、普通に下ネタなスレタイもあります
※詳細なガチエロはないので、パンツは脱がないでね

上記を見ればあたりまえだけど、メインは舞園さん
※スクールモードや通信簿のネタバレもあります。

似たようなネタが多数あり
※添い寝系マジ多すぎぃ

それでよければ保守や支援をお願いいたします




舞園「それでは、一つ目を……」
苗木「……始めるよ!」

【舞園「私と一緒に寝てくれませんか…?」 苗木「それは違うよ!」】

苗木「お、同じ部屋はまずいんじゃないかな……!」

舞園「もし誰かに襲われるかもしれないと思うと不安で眠れないんです」

舞園「でも苗木君がすぐそばにいてくれたら安心して眠れそうなんですけど…」

舞園「…ダメですか?」

苗木「…わ、わかったよ」

苗木「じゃあ僕は隅っこで眠っているから」

舞園「いいえ、一緒にベッドで眠ってください」
   もし苗木君が風邪でも引いたら大変です」

苗木「…え?」

舞園「…?」

苗木「そ、そんな風に首を傾げられても…」

舞園「やっぱり、ダメですか…?」

苗木「う、うん……」

舞園「私と一緒に寝てくれませんか…?」ジワリ

苗木(な、涙……)

舞園「私…怖くて……殺すとか殺されるとか……そんなことばかり頭をよぎって……」ポロポロ

舞園「おかしくなっちゃいそうなんです……」

苗木(舞園さん……)

舞園「だから…苗木君……一緒にいてください……」

苗木(…………)

舞園「ダメ……ですか………? そう…ですよね……」

苗木(………………………………)

舞園「ご、ごめん…なさい……迷惑かけて…………」

苗木(………………………………………………………………)

舞園「やっぱり……帰ります…………お邪魔しました……」

苗木「それは違うよ!」

舞園「えっ…」

苗木「迷惑なんかじゃない!」
苗木「舞園さんが怖がっているんだ。そんな舞園さんの頼みを迷惑だなんて……」
苗木「絶対に! ボクは思わないよ! 絶対にだ!」

舞園「苗木君……」

苗木「だから遠慮しないで! 舞園さん……遠慮しないでいいから!」

舞園「……はい! ありがとうございます……」

苗木(やった。舞園さんが泣き止んでくれた)

舞園「…………そ、それじゃあ」ギュッ

苗木「……え?」ドクン

舞園「今晩はよろしくお願いします」ギュゥ

苗木「う、うん……そそそそうだね……」ドクンドクン

苗木(わ、忘れてた……。やばい、心臓がやばい……)

舞園「あ……苗木君はシャワーはまだですか?」

苗木「しゃ、シャワー!?」ドクンドクンドクン

苗木(ど、どういうこと…寝るって!? あれ?」

舞園「私、すぐ眠れるように……もう浴びて来たんですけど…」

苗木「うん、分かってた…」

苗木(そういう意味じゃないってことくらいね! ははははは……)

舞園「…?」

【苗木「舞園さんと眠ることになった……」】

苗木(緊張して眠れないなぁ…)

舞園「…苗木君、まだ起きていますか?」

苗木「…え?あ、起きてるけど」

舞園「…その、眠れないので手を繋いでも良いですか?」

苗木「…え、い…いいけど」

舞園「…よかった、では」ギュッ

苗木(どうしよう…胸が高鳴って余計に眠れなくなったよ……)ドキドキ

舞園「…苗木君」

苗木「…は、はい!何かな?」

舞園「…ちょっとくっついても良いですか?」

苗木「…え、えぇ!?」

舞園「……ダメですか?」

苗木「あ、いや……その、いい…けど」

舞園「よかった…、ふふふ…私、苗木君とくっついていたら安心して眠れそうなんです」スリスリ

苗木「そ、そう……」ドクンドクン

舞園「うふふ……!」スリスリ

苗木「…………うん」ドクンドクンドクン

舞園「苗木君あったかい……です…………」クンクン

苗木「…………うん」ドクンドクンドクン

舞園「今夜は安心して眠れそうです……」ムニャ

苗木「…………うん」ドクンドクンドクン

舞園「おやすみなさい……」

苗木「…………うん」ドクンドクンドクン

舞園「……zzzzz」

苗木(ボクはそうして舞園さんと一緒に眠った……)

苗木(正確に言うと……舞園さんは眠って……ボクは眠れなかった……)

苗木(眠れるはずない……)

舞園「……zzz…ん…苗木君……えへへ…………」

苗木「こんな幸せそうな顔見せられたら……! 」ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン

【苗木「舞園さんが頬擦りしてきて眠れない…」】

舞園「…苗木君」ピトッ

苗木「ま、舞園さんっ…!? 起きて!?」 ビクリ

舞園「…んふふ」スリスリ

苗木「あ、あの…あまりくっつかれると熱くて眠れないんだけど…」

舞園「…zzz」

苗木「……寝てるんだ」

苗木(じゃ、じゃあ今のうちに離れてっ…と)グイッ

舞園「…んんっ」ガシッ

苗木「ちょ…っ!?」

苗木(首に抱きついてきた…!?)

苗木「いや、あの…離れてもらわないと眠れないんだけど…」

舞園「苗木君……zzz」スリスリ

苗木「…困ったな」ドキドキドキドキ

【苗木「舞園さんが気になって仕方ない・・・」】
※スレタイのみ利用

苗木「舞園さん……本当にもう寝ちゃったんだよね?」(小声)

舞園「……zzz ……ん……」ギュッゥゥゥ

苗木「…………!」

舞園「………なえぎ……くん……」

苗木「…………?」

舞園「あったかい……ですぅ……zzz」ギュゥゥゥ

苗木「…………!!」

舞園「……なえぎくん。……zzz……きいて……」スリスリ

苗木「…………??」

舞園「…………すき……zzz……」

苗木「……!? ……!! …!!!?!?」

舞園「だいしゅき……で……すぅ…zzz」

苗木「……!? ……!? …!? …!!!?!? ……!!!!!!!!!!」

苗木(こ、今度はボクの方が睡眠不足でおかくなりそうだよ……)

苗木(好きって……ボクのことで……でいい……んだよね?)

苗木(それとも……寝言……? 特に意味はない寝言……?)

舞園「…………」スヤスヤ

苗木(どういうことだよ、舞園さん! 説明してよ!)

舞園「……えへへ。……冗談…ですよ」ニヘラ

苗木(……え?)

舞園「私…エスパーですから……」ニッコリ

苗木(ど、どういうこと? 起きてるの?)

舞園「…………助手です」キュッ

苗木(どこまでが本当なのかもう何が何だか分からないよ!)

舞園「……zzz ……………」

苗木(舞園さんが気になるううううううううう。うわあああああああああああ)

~~~~~~~~~~

苗木(しかも……このときボクは思ってもみなかった…………)

舞園「…………」スゥスゥ

苗木(まさか……その後、舞園さんが毎晩のように……ボクの部屋に添い寝に来るなんて……)

苗木(まったく……思ってなかった……)

苗木(おかげで舞園さんが誰かと殺し殺されたりの関係にならなくて済んだから良いのかもしれないけど……)

苗木(今度はボクの方が睡眠不足でおかくなりそうだよ……!)

苗木「…………」

舞園「……zzzz」ニコニコ

苗木「………!」

苗木(まぁ! ……けど!!)

舞園「…………」ニコニコ

苗木(舞園さんの嬉しそうな笑顔を見てると我慢できる気がしてきた……!)

苗木「おやすみ……。舞園さん…………」(小声)
舞園「……zzzz」ウフフ

⇒添い寝編1終了

舞園「リセットです!」

舞園「別の話に行きます!」

苗木「それぞれの話で設定に食い違いがあるかもしれないけど」

苗木「きっと色々な世界があるということで……」

舞園「もしかしたら……繋がっているかもしれないですけどね」

舞園「つまり……また、あとでまた私が苗木君に添い寝の続きをしてもらうかもしれません」

苗木「ははは……」

舞園「では……行きましょうか」

【舞園「苗木君、お茶淹れたんですけど飲みませんか?」】
※スレタイのみ利用

苗木「急にどうしたの?」

舞園「コーヒーやミルクティーなど入れるのが上手な人が多いですよね。うちのクラス」

苗木「……味にうるさい人がいるからね」

舞園「ですから、次は普通の緑茶あたりにはまる人が出てくるかなって思いまして」

舞園「あえて練習してみてるんです」

舞園「紅茶みたいに、温度や水も大切なんですよ」

舞園「うふふ……。ちょっと通な感じがしませんか?」

苗木「へぇ……。あ……、本当だ。なんかおいしい」

舞園「良かったです!」

苗木「大神さんとかがすごい喜びそう!」

舞園「朝日奈さんも最近和菓子にはまってるみたいですし、あの2人の練習が終わったら、今度持っていきましょうか?」

苗木「それ、すごいいいと思うよ!」

舞園「他だと大和田君、石丸君なんかも好きそうですよね」

苗木「意外とコーヒーや紅茶より好きな人が多い……?」

舞園「なんだかんだで日本人ってことなんですかね?」

苗木「まぁ……。まだ緑茶が好きだって決まったわけじゃないけどね……」

舞園「じゃあ! かけましょうか!?」

苗木「え!?」

舞園「私は4人とも好きだと思います!」

苗木「ボ、ボクもどちらかと言うと、そうだと思うよ!?」

舞園「先着1名までです」

苗木「えぇ…………」

舞園「賭けるものは、明日の放課後の時間です!」

苗木「へ?」

舞園「それでは、試してきますね!」

苗木「舞園さん!?」

舞園「どっちにせよ、デートですよ、苗木君」

⇒学園ほのぼの編1 完

【苗木「舞園さんに料理作ってもらったらラー油が出てきた…」】

苗木「ラー油?」

舞園「はい、ラー油です! 手作りです」

苗木「えぇ……」

セレス「そして、こちらが餃子です」

苗木「せ、セレスさん!?」

舞園「では、セレスさん。こちらが頼まれていたラー油です」

セレス「はい、舞園さん。これがわたくしのオススメする宇都宮の餃子ですわ」

苗木「……?」

舞園「はい、ちゃんと3人分ありますね」

セレス「それではいただきましょうか?」

苗木「え……? え?」

舞園「あ、おいしいです。苗木君もはやく食べてみてください」

苗木「あ、うん……。本当だ!? おいしい!」

セレス「わたくしのおすすめですから」

セレス「このラー油も中々ですわね」

舞園「でしょう……! 父が好きでしたので、作るのを練習したんですよ」

セレス「お父様への愛とラー油に対する確かな愛を感じます。合格ですわ」

舞園「ありがとうございます」

セレス「今後もご贔屓させていただきましょう」

舞園「よろしくお願いします」

苗木「2人ともいつの間にそんなに仲良くなったの?」

セレス「衣食住は重要ですわよ」

舞園「ですね」

女子2名「「うふふふふふふふふふふふふ」」

苗木「……………………」

苗木「まぁ、仲が良いのはいいことだよね……」

苗木「あ……!」

苗木「やっぱおいしい」ムシャムシャ

⇒学園ほのぼの編2 完

【苗木「舞園さんにオタ芸してみるよ」】


*     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *    。

      +    。  |  |     舞園!
   *     +   / /   +    。     +    。 +    *
       ∧_∧ / /
      (´∀` / / +  ./ 》〉   。     +    。   *    。
      ,-     f    | | ∧_∧      舞園!

      / ュヘ    | *  ヽ ヽ ´∀`)_    。     。
     〈_} )   |      ヽ    _ヽ          〉
        /    ! +    。 .|  ({__〉 +      ○ノ   舞園♪
       ./  ,ヘ  |       |   |         <ヽ |
 ガタン ||| j  / |  | |||    ||| .| ,ヘ \ || |||ガタン i!i/, |i!ii ガタン


舞園「」

苗木「ふぅ……。どうかな、舞園さん! 頑張って覚えて来たんだけど!」

舞園「え、え、えええっと。ど、どうしたんですか。苗木君……急に?」

苗木「舞園さんに感謝の気持ちを伝えたくて……。今、オタ芸ってのがアイドルファンの間で流行ってるんでしょ?」

舞園「……」フルフル

苗木「……え?」

舞園「……誰から聞いたんですか?」

苗木「……山田クンだけど。3次元はダメだけど、オタの付くものなら任せなさいって……」

舞園「セレスさ~ん! お願いします~!」

  「合点承知ですわ!
   やまだあああああああああああああああああああああああああああああああ!」

  「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」

  「このブタがああああああああああ! 巣から出てくんなって言ってんだろおおおお!」

  「すみませぬすみませぬ。豚めが調子に乗ってしまいました……! あべし!」

苗木「…………」

舞園「すぐ人を信じちゃうんですから……」

舞園「そんなんじゃすぐ悪い人に騙されちゃいますよ」

苗木「……気をつけるよ」

舞園「うふふふふふふふ……」


  「ぬほおおおおおおおおおおおおおお。それは私達の業界でも拷問ですううううううう!」

⇒学園ほのぼの編3 完

【舞園「こう、寄せて、上げるんです」ムニュ】

霧切「寄らない……」

舞園「そんな……」

舞園「だって、私と霧切さんの間でサイズは1cmしか違わないはずじゃ……」

霧切「寄らないものは寄らない……」

舞園「…………」
霧切「寄らない……」
舞園「ご、ごめんなさい……」
霧切「……えい!」ペシ
舞園「キャッ……」
霧切「えいえい」ペシペシ
舞園「キャッ、ちょ、痛い、痛いです」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

霧切「ふぅ……嫌になるわね」

舞園「……そ、そうですね」

霧切「今度、ケーキとコーヒーでもおごってちょうだい。ケーキはチーズとかクリームとか乳製品を多めにつかった奴」

舞園「……はい」

⇒学園ほのぼの編 4 完

【舞園「私、実はカナヅチなんです…」 苗木「…え?」】
※実際の舞園さんは泳げるかどうかは分かりません

舞園「だから苗木君、私に泳ぎ方を教えてくれませんか…?」

苗木「ボクより朝比奈さんに教わった方がいいんじゃ…」

舞園「朝比奈さんは今取り込み中で頼みづらいから苗木君にお願いしているんですよ、ダメですか…?」

苗木「あ、うん…いいけど」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

舞園「…………」バシャバシャ

苗木「……だいぶ上手くなったね」

舞園「…………」プハァ

舞園「そうですね……」

苗木「息継ぎもできるようになったし……」

舞園「そうですね……」

苗木「どうしたの? 嬉しそうじゃないね?」

舞園「いえ! そ、そんなことはないですよ!」

苗木「そう?」

舞園(苗木君がびっくりするくらい手際がよくて……何も起きなかったな)

舞園「苗木君……教えるの上手ですね?」

舞園(ちょっとだけ……、デート気分も味わえると思ったんですけど……)

苗木「昔、妹に泳ぎ教えてたからかなぁ?」

舞園(なるほど……。妹扱いされていたわけですね……)

苗木「けど、舞園さんも覚えるのが早かったね! さすがだよ!」

舞園「えへへ……。運動神経自体はあるんですよ! 踊ったり跳ねたりしてますし」

舞園(けど、いいかな。頼りがいのある苗木君も……かっこよくていいかも)

苗木「じゃあ、次はクロールやってみる?」

舞園「……はい!」

舞園(これはこれで……)

⇒学園ほのぼの編 5 完

モノクマ「リセット」

モノクマ「ここらでリセット一度リセットだよ! うぷぷぷぷ」

モノクマ「幸せな学園生活とかよくないよね」

モノクマ「よーし、そろそろボクも頑張るぞ! 少しでもカオスになるように」

【舞園「私は苗木くんが大好きです」 舞園「僕も愛してるよ!(裏声)」】
※なぜか元レスではモノクマじゃなくて霧切さんだった。霧切さんはあんなに嫌な子じゃないと思うよ
※そこで、霧切さんをモノクマに置き換えてみた。意外としっくりきた(それに合わせてセリフも変更)
※ある意味、クマとしての一生を嫌がらせに費やしている奴なので、風評被害には当たらないね(真顔)
※とりあえず、全部黒幕が悪い。この世の対立煽りは全員モノクマヘッドつけてるに違いない。

舞園「苗木くん嬉しいです」マクラチュッチュ

舞園「例え他のみんなを敵に回しても僕は君のことが好きなんだ!(裏声)」

舞園「苗木くん……」マクラクンカクンカ

舞園「舞園さん、僕が君をここから助け出してみせるから(裏声)」

舞園「そんな……危険なことしないでください、私は苗木くんさえいてくれれば……」マクラクンスリスリ

舞園「でもこのままだと一生ここで過ごさないといけなくなっちゃうよ(裏声)」

舞園「私、苗木くんとならここで一生を過ごすことになっても構いません!」マクラギュゥー

舞園「舞園さんありがとう、嬉しいよ……(裏声)」

モノクマ「…………」

舞園「…………」

舞園「……い、いつからそこに?(汗)」

モノクマ「気にしないでいいよ! 続けて!」

舞園「さ、さーて。もう夜時間だから寝ませんとねー」

モノクマ「まだ眠くないよ! 舞園さんはもう寝ちゃうの!?」

舞園「それはアイドルですから、お肌のために睡眠時間は大切なんですよ」ニコッ

モノクマ「…………」

舞園「…………」

モノクマ「例え他のみんなを敵に回しても僕は君のことが好きなんだ(笑)」

舞園「ほぼ最初からいたんじゃないですか!やめてください!」

モノクマ「でもこのままだと一生ここで過ごさないといけなくなっちゃうよ(笑)」

舞園「わーわー!聞こえません!聞きたくありません!」

モノクマ「……舞園さん、ちょっといいかな?」

舞園「うう、何ですか? これ以上の嫌がらせはやめてくださいね……?」

モノクマ「あのままボクに気付かなければ、流れ的に次は……濡れ場シーン突入であってる? ハァハァ……」

舞園「この性悪クマ!!」

モノクマ「まぁいいや、本当は江ノ島さんについての相談があったんだ」

舞園「……江ノ島さんの?」

モノクマ「うん、江ノ島さんの発言って重要な手がかりになっちゃいそうだから、どうにかしたいと相談したかったんだ」

舞園「……??」

モノクマ「けどもうどうでもいいかな、冷静に考えると江ノ島さんはいつものことだから仕方ないよ」

舞園「どういうことですか? まさか江ノ島さんに何かあるんですか……?」

モノクマ「今日は帰ることにするよ、そうそう」カチッ

 『私は苗木くんが大好きです』 『僕も愛してるよ!(裏声)』

モノクマ「相談は明日苗木クンとすることにしたから。おやすみ! いい夜を!」

舞園「」

 バタンッ








舞園「終わった……こんなの、苗木くんに引かれた挙句に嫌われちゃいます……うわぁぁぁ……」ポロポロ

【モノクマ「舞園さんと苗木クンは結ばれない運命だよ」苗木「それは違うよ」】

舞園(次の日、私が近くにいるのに声をかけられないことを知って、モノクマさんは苗木君に言います)

モノクマ「幼馴染は絶対結ばれないよ!」

モノクマ「今までで幼馴染が結ばれた事例は少ない」

モノクマ「つまり苗木君はボクと結ばれる運命なんだよ!」

苗木「いや、ボクと舞園さんは幼馴染っていうほど付き合いがあるわけじゃないし…」

苗木「たまたま中学校が同じだっただけでほとんど関わってなかったよ」

舞園「」

舞園(苗木君……。私のことそう思ってたんだ)

苗木(話しかけられれば良かったんだけどね。残念だけど……ボクと舞園さんじゃ釣り合わないし)

舞園(そうですか……。苗木君にとって私は中学時代に同じだった人に過ぎないんですね)

舞園(悔しいな……)

苗木(けど、モノクマはなんでこんなことわざわざ言うんだよ……)

モノクマ(うぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ)

舞園(私の気持ちばかりが大きくなって、苗木君の側はそれほどでもなかったんですね)

舞園(それもそうですね……)

舞園(あのとき、苗木君がいてくれたからこそ……私は人を殺さなくて済んだ)

舞園(苗木君が部屋に泊まっていけばいいとと言ったから……)

舞園(あのとき、苗木君は好意から私にそう言ってくれたんだと思ってました)

舞園(けど……、全部苗木君が優しいからだったんですね)

モノクマ「仲が良すぎると、異性としては認識できなくなることがあるんだよね」

苗木(あの日以来、舞園さんが明るい笑顔を浮かべてくれるようになったけど……)

苗木(こんなこと言われると、少し落ち込んでしまうなぁ」

苗木「分かったよ。モノクマ……。けど、モノクマと結ばれる運命とか意味が分からないよ」

モノクマ「細かいことは気にしない方がいいんじゃない? ここではヒトとクマの禁断の恋くらい認められるよ!」

苗木「はぁ……!?」

モノクマ「うぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ~」

舞園「……2人とも楽しそう」

舞園「ここから離れようかな……」

トボトボトボトボ……

モノクマ「……………」チラッ

モノクマ「……………」

モノクマ「そういえば、知ってる苗木クン?」

苗木「え?」

モノクマ「結局、紙自体は回収したらしいんだけど……舞園さんってさぁ……」

【苗木「昨夜、何で桑田君を部屋に誘ったの?」 舞園「…え?」】


・・
・・・

舞園「いや、それは…」

苗木「…そういうことか、わかったよ」

苗木「舞園さんは桑田君のことが好きなんだね」

舞園「そ、それは違いますよ!?」

苗木「ウソをつかなくてもいいよ」

苗木「桑田君が甲子園で優勝するぐらいの才能を持ってるし、ボクなんかより全然かっこいいし」

苗木「超高校級のアイドルと超高校級の野球選手、お似合いじゃないか」

苗木「最初に僕に声をかけてきた時に、ボクのことを覚えてるとか言われたから」

苗木「もしかして舞園さんはボクに気があるんじゃないかと思ったけどボクの勘違いだったみたいだね」

舞園「か、勘違いじゃ…」

苗木「…はぁ、舞園さんは桑田君と幸せになってね…ボクは影から応援しているよ」

舞園「」

舞園「……なんで」

舞園「…………なんでこんなことになっちゃったの?」ポロポロ

舞園「好きなのに……。苗木君のことが好きなのに……」ポロポロ

舞園「………………うう」グスグス

 ゴシゴシ

舞園「……ダメ。泣いちゃダメ。まだやれることはあるはず……」

舞園「……………………………………………………」

舞園「……せめて。私の本当の気持ちを伝えないと……」

【苗木「僕が超高校級のアイドルと両想いなわけがない」 舞園「」】

苗木「相手はなんたって超高校級のアイドルなんだよ?」

苗木「ボクみたいなどこにでもいるような平凡な人とは釣り合わないんだよ?」

苗木「ボクのことを覚えていたって聞いたときは少し期待してしまったけど、自惚れ過ぎたな…」

苗木「もしかしたらボクを観察して、他の人達と会話をするときの笑いの種にしていたかもしれないし」

舞園「それは違います!」

モノクマ「…………!?」

舞園(私はモノクマ相手に自嘲気味にこぼしていた苗木君を見つけて、そう声をかけました)

モノクマ「舞園さん……録音テープ」ボソリ

舞園「……いいです。流してください!」

モノクマ「……ッ!」

苗木「……え? 何?」

舞園「苗木君……。私が本当に好きな相手は苗木君です!」

苗木「え……。嘘?」

舞園「嘘じゃないです!」

舞園「私はいっぱい苗木君に感謝しないといけません」

舞園「……苗木君の部屋に泊まったあの日、私は桑田君を殺そうとしました」

苗木「……え? ええええええええ!?」

舞園「けど、苗木君が一緒にいてくれたから、私は安心できて……それを止める事ができたんです」

苗木「……舞園さん」

舞園「それ以来……、いえ、もしかしたら……それ以前から私は苗木君のことが大好きです」

舞園「苗木君のことを想いながら、枕を抱きしめていつも寝てます!」

苗木「え、本当に……? ドッキリじゃなくて?」

舞園「苗木君にとって、私は他人に過ぎないかもしれません」

舞園「けど、私にとって苗木君は一緒にいてほしい大切な人なんです」

舞園「だから……、苗木君も私のことをせめて友達だって……言ってください」

苗木「……舞園さん。いや、ボクも……」

モノクマ「ちょ、ちょっと、苗木君……」

苗木「ボクも君の事が――――」

⇒モノクマが全部悪い編 終了

舞園「そうして、苗木君と舞園さんはモノクマさんの嫌がらせにも負けず、幸せに暮らしましたとさ……」

舞園「めでたし、めでたし……モノクマさんはグッバイです」

モノクマ「」プシュー

舞園「なんか変な感じでしたけど、ひとまず終わりっと!」

舞園「リセット! リセット!」

苗木「そうだね……」

苗木「ひとまず、気にせず次に行こうか」

苗木(ボクも舞園さんのベッドに入ったとき匂い匂い言ってたしね……)

舞園「はい……!」

舞園「苗木君と一緒なら大丈夫です!」

苗木「はははは」

舞園「それでは次の世界に行きましょう!」

苗木「そうだね」

舞園「そういえば?」

苗木「?」

舞園「急に思い出したんですけど……
   苗木君って、前に私のためなら何でもするって言いましたよね?」

苗木「言ったっけ!?」

舞園「いえ、なんかそれっぽいことを……」

苗木「えぇっと?」

舞園「言いましたね?」

苗木「ちょっとまって……」

舞園「言いましたね?」

苗木「……ま、舞園さん?」

舞園「言いましたね?」

苗木「…………はい」

舞園「うふふ……」ニコニコ

舞園「じゃあ、行きましょう……!」

【舞園「衝撃のあまり立てなくなりました…」 苗木「それは違うよ!」】

苗木「舞園さん!大丈夫!?しっかりして!」

舞園「まさか、あんな内容のDVDを見せられるなんて…」

舞園「もう自分の力では立てません…」

苗木「ほら、ボクが肩を貸すから!」

舞園「それは嫌です」

苗木「え?」

舞園「私をお姫様抱っこして部屋までお持ち帰りしてください」

舞園「なんでもしてくれるんですよね!?」

苗木「それは違うよ!」

苗木「なんでもするって言ったのは、DVDを見た後だよ」

苗木「この世界じゃまだ言ってないよ!」

舞園「……………そうでしたっけ?」

苗木「そうだよ!」

舞園「こ、細かいことはいいじゃないですか!」

舞園「私をお姫様抱っこするのが嫌なんですか!?」

苗木「そ、そんなことはないよ」

舞園「じゃあ、してください!」

苗木「け、けど……」

周りの人達「…………」ジィィィィ

苗木(めちゃくちゃ見られてるよ……)

舞園「抱っこ! 抱っこ! 抱っこ!」ジタバタ

舞園「抱っこしてくれなきゃいやです!」ジタバタ

苗木「駄々っ子!?」

舞園「うえええええええええええん」

苗木「ま、舞園さん……そんなキャラじゃなかったよね」オロオロ

周りの人達「…………」ヒソヒソ

苗木「うう……」

苗木「…わ、分かったよ。舞園さん……」

苗木「抱っこするから……」

舞園「……本当ですか?」チラリ

苗木「うん……」

苗木「よいしょっと」

舞園「……きゃあ♪」///

苗木「これでいいかな……」

舞園「はい……」///

舞園「嬉しいです」///

 トコトコ

苗木「じゃあ、このまま舞園さんの部屋に……」

舞園「苗木君の部屋です」///

苗木「え?」

舞園「苗木君の部屋です」///

苗木「……分かったよ」

 トコトコトコトコ……

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大和田「なんか色々とどうでもよくなってくるな」

葉隠「……だべ。なんかバカバカしくなってくるべ」

桑田「そうだな……」

大和田「部屋に戻るか」

桑田「おう……」

その後、全員がなんとも言えない顔をして、部屋に戻っていった……。












モノクマ「殺し合いの雰囲気なくなっちゃったよ!?」

⇒苗木君が何でもするよ編1 終了

舞園「リセット!」

舞園「次の夢に行きましょう!」

舞園「……いえ! ……そろそろ、ここで前に見た世界のの続きをしましょうか!?」

苗木「前に見たって?」

舞園「添い寝です!」

苗木「………!」

舞園「行きましょう!!」

苗木「う、うん……」ドキドキ

【舞園「今夜も一緒に寝ませんか?」 苗木「それは違うよ!」】

苗木「ま、また…?」

舞園「ダメ、ですか…?」ウルウル

苗木「いや、ダメじゃないけど…」

舞園「苗木君は私と眠るのが嫌なんですか…?」

苗木「嫌じゃないけど…」

舞園「でしたら、良いですよね?」

苗木「…う、うん」

苗木(あの日からずっと……こんな感じなんだけど……)

舞園「……じゃあ」ピトッ

苗木(ち、近い……)

舞園「……えへへ」スリスリ

苗木(ま、舞園さん……舞園さんがボクの胸の辺りに頭をこすりつけてくる)

舞園「……ふにゃあ」

苗木(ね、猫みたいだ……)

苗木(む、無防備すぎる……)

舞園「やっぱり…苗木君といると安心します………」

苗木「そ、そう……」

舞園「はい……!」

苗木「それならいいんだけど……」

舞園「うふふ……」

苗木「けど、だいぶ元気になったよね……舞園さん」

舞園「……え?」

苗木「びっくりするくらい明るくなった」

舞園「…………」

苗木「あ、その元々が暗かったってことじゃなくて……」

舞園「……大丈夫です」

苗木「え?」

舞園「私、エスパーですから……。
   苗木君が何で喜んでいてくれるのか……分かっちゃいます」

舞園「それで、そのことがすごい嬉しいです。全部苗木君のおかげです」

苗木「まさか…ボクなんて……」

舞園「違います。ボクなんて…じゃないですよ……これは苗木君にしかできないことです
   自信を持ってください! 助手の私が言うから間違いありません!」

苗木(舞園さんがすごい笑顔でボクを見た)

苗木(あの見ているだけで元気になれる不思議な笑顔だ)

苗木(なんか久しぶりに見た気がする……やばい…胸がドキドキしてくる。何か言わないといけない気がする!)

苗木「あ……あの、あのさ、舞園さ…」ドキンドキン

舞園「うふふ……じゃあ、そろそろおやすみなさい」

苗木「え……?」ドキンドキンドキン

舞園「…………」

苗木「え、ちょ……嘘でしょ……舞園……さん?」ドキンドキン

舞園「………むにゃ」

苗木「………………」ドキン

舞園「………zzz」

苗木「…………今日もねるか」フゥ..

【舞園「苗木君、もっとくっつかないと寒いです」苗木「それは違うよ」】

舞園「えー? なんでですか? 近付いたほうがあったかいですよ!」

苗木(……次の日も、やっぱり舞園さんはボクの部屋にやって来てた)

苗木「そ、そもそも……そんなに寒くないよね…」

舞園「…そう……ですか?」ジー

苗木(そ、そんな…目で見ないでよ……)

舞園「……………」ジー

苗木「う……」

舞園「………………………」ジー

苗木「い、いいよ…もっとくっつこうか」

舞園「…………はい!」

苗木「ははは……」

舞園「では……」ダキッ

苗木「わっ……!」ビクン

舞園「いつもよりあったかいです……」ギュゥ スリスリ

【苗木「舞園さんのスキンシップがどんどん過激になっていってる…」】

苗木「ま、舞園さん……」ドキドキ

舞園「苗木君はどう……ですか……?」

苗木「え?」ドキドキ

舞園「あったかいですか? 私の身体?」

苗木「は、はい……!」ドキドキドキドキ

舞園「よかったぁ……」

苗木(き、昨日みたいに舞園さんがボクの胸のあたりに頭を摺り寄せてくる)

苗木(しかも、昨日はそれどころじゃなくて気づかなかったけど……)

苗木(舞園さんの身体は暖かいだけじゃなくて、いい匂いがするぞ……!)

苗木(髪の毛もさらさらしてるし、良い匂いがする……!)

苗木(黒幕の用意するシャンプーどうせ安物なのに……なんでこんなに良い匂いがするんだろう……?
ちょっと触って……確かめてみたい……ような……………あぁ……けど…………)

舞園「……あの。苗木君……お願いがあるんですけど……」

苗木「……!?」

舞園「頭……撫でてくれませんか?」

苗木「……え? いいの?」

舞園「……はい!」

苗木「じゃ、じゃあ……遠慮なく……」ナデナデ

舞園「………ん」

苗木「…………」ナデナデ

舞園「……うふふ」

苗木「…………」ナデナデ

舞園「……子どもの頃を思い出しちゃいます」

舞園「昔、お父さんが泣いて眠れない私をこうやって撫でてくれたことがありました…」

舞園「……なつかしい」

苗木「……舞園さん」

苗木(ちょっとエッチなことを考えてたよ……申し訳ないな…………)

舞園「あ……ごめんなさい…………」

苗木「……え?」

舞園「苗木君は同い年ですもんね……あんまりお父さんと比べられても嬉しくないですよね…?」

苗木「…そ、そんなことないよ!」

舞園「…………」

苗木「………いや、その……」

舞園「苗木君……」

苗木「な、なに?」

舞園「……ギュッと抱きしめてくれてもいいですよ」

舞園「私を強く……強く…………」

舞園「苗木君ならいいですよ」

舞園「私を抱き枕みたいにしてくれても……」

苗木「」

舞園「どう……ですか………?」

苗木「」

【舞園「苗木君を抱き枕にしようと思っていたら抱き枕にされてた…」】

苗木「」

舞園「……苗木君?」

苗木「……」

苗木「…………」ガシッ

舞園「……な、苗木君!?」オロオロ

苗木「……舞園さん」ギュゥゥゥゥ

舞園「……な、なんですか?」ドキドキ

苗木「……大事にするから!」

舞園「は、はい!」

苗木「舞園さんの身体やわらかい……」

舞園「…………////」

苗木「なんか安心できる……」

舞園「……それは良かったです////」

苗木「う…ん……ふぁぁ……」

舞園「…………………////」ドキドキ

苗木「…良い……匂いのする……………枕だなぁ…」ムギュゥ

舞園「な、苗木君………ぁあ…」ドキドキドキドキ

苗木「…………………………」スリスリ

舞園「……あの…やっぱり少し心の準備を……その…………////」ドキドキ
舞園「別に……苗木君が望むなら……か、かまわないんですけど……////」ドキドキ
舞園「む、むしろ! ……嬉しい………んですけど……////」ドキドキ
舞園「さ、最初はキ、キ、キ……キスからが……いいです…………////」ドキドキ

苗木「…………………………」

舞園「…………………………」ドキドキ

苗木「…………………………」

舞園「………………苗木君?」ドキドキ

苗木「………………zzzzz」

舞園「……寝てます?」ドキドキ.....

苗木「………zzzzzzzzzzz」

舞園「……え? えぇー………?」

舞園「苗木君……本当にもう寝ちゃったんですか?」(小声)

苗木「……zzz ……むにゃ……」ギュッゥゥゥ

舞園「…………!」

苗木「………舞園……さん……」

舞園「…………?」

苗木「あったかいよ……zzz」ギュゥゥゥ

舞園「…………!!」

苗木「……舞園さん。……zzz……きいて……」スリスリ

舞園「…………??」

苗木「…………ぜったい……守るから…………」

舞園「…………………」

舞園(……苗木君……………ありがとうございます)

舞園(ちょっと……不満もありますけど……それも含めて苗木君ですね……)

舞園(おやすみなさい……良い夢を……)

⇒添い寝編2終了

舞園「リセット! リセット!」

舞園「恥ずかしい思いをさせられました」

舞園「苗木君、責任取ってください!」

苗木「えー!?」

舞園「ということで、次です!」

【舞園「私の好きな人は身近にいるんですよ」 苗木「それは違うよ!」】

苗木「分かった!桑田クンだね!」

舞園「違います」

苗木「じゃあ十神クン?」

舞園「違います」

苗木「大和田クン?」

舞園「違います」

苗木「葉隠クン?」

舞園「違います」

苗木「山田クン?」

舞園「違います」

苗木「てことは最後に残った不二咲クンだね!」

舞園「違いますよ!」

苗木「うーん、他に男の人はいないし…もしかして、舞園さんって女の子が好きだったりするの…?」

舞園「そんなわけないじゃないですか! さっきからわざと間違えてませんか!?」

苗木「それは違うよ!」

苗木「だけど……。他にボクが知ってる人はいないし……」

苗木「……あ」

舞園「気が付きました!?」

苗木「もしかして……」ゴクリ

舞園「はい……!」ゴクリ

苗木「仁さん?」

舞園「は、はい?」

苗木「よくボク達のクラスに来るもんね」

苗木「舞園さんが言いづらいのも分かるよ!」

舞園「違いますよ! 同級生のお父さんを好きになってたら、こんなに明るくいられません! もっと悩みます!」

苗木「えぇ……。じゃあ、誰?」

舞園「そこで聞いちゃいますか……」

苗木「ご、ごめんね」

舞園「い、いえ、謝られても……。こちらこそごめんなさい」

「「……………………」」

苗木「………あ」

舞園「どうしました?」

苗木「も、もしかして………」

舞園「…………」

舞園(もう騙されませんよ……)

舞園「たぶん違いますけど……」

苗木「あ、やっぱりそうか……。はははは……」

苗木「ボク……なんてありえないよね」

舞園「!?」ガタッ

舞園「ち、違います」

苗木「だよね…………」

舞園「いえ、そっちの違うじゃなくて……」

苗木「いいよ。気を遣わなくて……」

舞園「違いますって。……あぁ。もう! これじゃダメなんですよね!?」

舞園「好きです! 苗木君! 私が好きなのは苗木君です!」///

苗木「えぇ!?」

舞園「好き! 好き! 好き! 好き! 好き! 好き! 好き! 好き! 好き! 好き!」///

苗木「舞園さん!?」///

舞園「大好き!」///

苗木「…………」///

舞園「…………」///

苗木「…………舞園さん」///

舞園「…………はい」///

苗木「今後も……末永く………よろしくね」///

舞園「…………はい!」///

「「………………」」///

⇒そろそろ一回爆発しろ編 完

舞園「リセット!」

舞園「さらに叩き込みます!」

苗木「え?」

【舞園「苗木君が寝惚けて私のお尻を触ってきた…」】

苗木「…zzz」

舞園「寝坊しますよ」

苗木「…んんっ、もうちょっと…」

舞園「ダメです、起きないとお仕置きしちゃいますよ?」

苗木「…zzz」

舞園「良いんですね?このまま私が布団の中に潜り込んで悪戯しても」モゾモゾ

苗木「…んん」サワサワ

舞園「ひゃっ!?な、苗木君…!?」

苗木「……んふ」モミモミ

舞園「ちょっと、苗木君!? いきなりお尻を揉まないでください!まだ私は心の準備が…」

苗木「それは違うよ!」

舞園「苗木君、起きたんですか!?」

苗木「…zzz」

舞園「なんだ、寝言ですか…眠っている時まで論破する夢を見てるなんて全く苗木君は…」

苗木「…zzz」モミモミ

舞園「…それでも私のお尻を触ってる手は動き続けているんですね、苗木君は本当にしょうがない人です…」ギュッ

舞園「良いですよ、目が覚めるまでそのまま私のお尻を揉み続けくれても……苗木君なら……もっと……」

苗木「…ん、あれ?」

舞園「……! め、目が覚めましたか!?」

苗木「舞園さん…舞園さんっ!?舞園さんが何で僕の部屋に…」

舞園「そ、それより苗木君、今もなお私のお尻を揉み続けているんですけど…」

苗木「…え?あっ、ご、ごめん!」

舞園「全く、アイドルのお尻を揉むなんて最低です!アイドルのお尻は高いんですからね!」

苗木「本当にごめん舞園さん!何でもするから許して!」

舞園「…ふぅん? 何でもしてくれるんですか?」

苗木「う、うん……」

舞園「うふふ…………」

舞園(それなら……!)

苗木「ま、舞園さん……?」

舞園「じゃあ、お尻だけじゃだめです……」

苗木「え……?」

舞園「他にも……色々……あります……よね?」///

舞園(な、苗木君なら恥ずかしいですけど……いいですよ!)///

苗木「えっと、どういうこと?」

舞園「あのですね。だから……色々……」///

舞園(え? なんでここまで言って分からないんですか?)

苗木「ごめん、舞園さん。その……色々じゃ分からないよ」

舞園(……えー!? 本当に分からないんですか!? もしかして、お、女の子の口から言わせるつもりですか!?)

舞園「……えぇっと」///

舞園(そ、それなら……言ってあげましょう……!)

舞園「…お、おっ……き、きぅ……えへへ」///

苗木「…………?」

舞園(い、いざ、面と向かって言おうと思うと恥ずかしいですね……)

舞園(……よし)

舞園「その、じゃあ、苗木君、目隠しをしてくれませんか?」

苗木「目隠し……?」

舞園「はい……」

苗木「よく分からないけど……じゃあ、とりあえずタオルでいいかな?」

舞園「はい」

苗木「これでいいかな?」グルグル..キュッ

舞園「ええ、大丈夫です……あとは外さないでくださいね」

苗木「……これでどうするの?」

舞園「……………」

苗木(……舞園さん?)

   チュッ

苗木「…………ん!?」

苗木(な、なんだ……い、今、唇にやわらかいものが……!? 

苗木(も、もしかして……これって……!?)

   ガシッ

苗木(こ、今度は……腕が……!? なに? なんなの!? 舞園さん!?)

   モニュ

苗木(……!? ほぁ!? ええ!? なんか手が……!)

苗木(て、て、手が柔らかいものを!? これって……!?)

   モニュモニュ

舞園「………ん」///

苗木(うわ、うわわ………い、今の声は……!?)

苗木「ま、舞園さん!?

舞園「………うふふ。なんだと思いますか?」

苗木(舞園さんはそう言うと、手を離してくれた……。ボクの手からも柔らかい感触が消える……)

舞園「もう目隠し取っていいですよ……」

苗木「う、うん……!」

苗木(ボクは急いで外した。そして、舞園さんの方を見た)

舞園「もうこれで今日はいいですよ……!」

苗木「……い、今、何をしたの?」

舞園「……内緒です!」///

苗木「…………ゴクリ」

舞園「じゃあ、苗木君……急がないと朝ごはんに遅れますよ……」

舞園「それでは……」

舞園「またあとで……うふふ…………」///

苗木「う、うん……またあとでね………」

苗木(舞園さんはそう言うと恥ずかしそうに……部屋を出て行った…………)

苗木(ボクはなんとなく手をわきわきさせながら……唇に振れた感触を思い出そうとした……)

苗木(そして……結局、ボクは朝食に遅れた……。しかし……妙に舞園さんは嬉しそうだった)

   「……明日は寝坊しないようにもっとはやく起こしに行きますね!」

⇒爆発する数十秒前編 終了

舞園「リセット!」

舞園「まだです! まだ行きます!」

苗木「え?」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年12月08日 (日) 10:39:55   ID: DicoNrM7

完結済みのが別にある
同一タイトルで、195レスのやつ

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