さやか「へぇ…転校生かぁ…」(6)

ガヤガヤ ガヤガヤ

ほむら「あなたも楽しみなの?」

さやか「そりゃあ、知り合いが増えるってのは嬉しいじゃん?」

ほむら「そう」

タタタタッ・・・

杏子「さやかぁ!!ちょっと来てくれよ!!」ガラッ

ビクッ シーン

さやか「え?どうしたの杏子?」

杏子「た、大変なんだ…マミが…マミが…」オドオド

さやか「マミさんがどうしたの!?」ガタッ

杏子「屋上から飛び降りたらしい…」ブルブル

さやか「」

ほむら「……」フッ

『次のニュースです…本日、午前11時頃、見滝原中学の三年生の
女子生徒、巴マミさん15歳が屋上から飛び降り自殺し…』

詢子「全く…明日から転校しようって時に…」

詢子「まどか、あんた…本当にあそこに転校するので
いいのかい?言っちゃなんだけどこういう事が起きた
所にはあまり行かせたくないってのが親の本音でさ…」

まどか「……私はここに行きたい。その気持ちは
何があっても変わらないよ?ママ」

詢子「やれやれ、私には何でそこまでここに拘るのか
理解が出来ねえなぁ…でもまあ、あんたがそこまで
言うのは珍しいことだし、いいよ…ここに行きな」

まどか「……うん、ありがとうママ」

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ほむら「気分はどう?巴マミ」

マミ「嫌味のつもりかしら?」ギロッ

ほむら「フフッ…まあそんなところかしら」

マミ「……最低ね」

ほむら「さて、貴女は自分がこれからどうなると思う?」

マミ「殺すの?」

ほむら「まさか、確かに生首だけで私に生かされている
貴女を殺すことは造作もないけれど、それだと今生かしてる意味もない」

ほむら「少し聞きたいことがあるわ」

マミ「聞きたいこと?」

ほむら「ええ」

ほむら「まず貴女、鹿目まどかという人物を知ってる?」

マミ「その人を知ってたら、何か問題でもあるの?」

ほむら「まぁ、少し予定が狂うってところかしら」

ほむら「で、どうなの?」

マミ「知ってるわ…」

ほむら「!?」

マミ(今ね…)『・・・』

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