苗木「このパンティは一体…!?」 (108)

苗木「山田君の次はボクがトラッシュルームの当番か…。モノクマから指名されたから仕方ないな」

山田「苗木殿、よろしく頼みましたぞ!」

苗木「わかったよ。共用スペースのゴミはボクが集めるけど、個人の部屋のゴミは皆各自で持って来てね!」

朝日奈「お~い苗木ぃ~! ちょっとキッチンの掃除をしたら多めにゴミが出たから手伝って欲しいんだけど~!」

苗木「朝比奈さんちょっと待ってて、すぐ行くよ!」

朝日奈「さくらちゃんがトレーニングしてる間に片付けて驚かそうと思ってさ。手伝ってくれてありがとね、苗木!」

苗木「ううん、いいんだよ朝日奈さん。手伝って欲しい事があったらなんでも言ってよ」

朝日奈「おっけ~!じゃあまたね!」

苗木「ふう、台所も結構ゴミが出るんだなあ。まあ15人もいればしょうがないよね」

苗木「あ、ちゃんと燃えるゴミと燃えないゴミが分別されれてるか調べなくっちゃ」

苗木「だいたいちゃんと分けてあるな。朝日奈さんって意外としっかりしてるんだなあ」

苗木「焼却炉の中も一応確認しておくか」

苗木「………」

苗木「!?」

苗木「こ、これは女性用のパ、パンティじゃないか…! なぜ焼却炉の中にパンティが!?」

苗木「朝比奈さん、ちょっといい?」

朝日奈「な~に?苗木」

苗木「あ、あのさ。さっきキッチンからゴミを預かったけどその時に焼却炉に何か捨てた?」

朝日奈「え~? なんにも捨ててないよ。だって苗木と一緒にゴミ袋を運んでもらったじゃん。苗木も見てた
でしょ?」

苗木「そ、そうだよね。」

朝日奈「苗木、そんな事聞くなんてどうしたの?」

苗木「それがさ、焼却炉の中にパンティが入ってたんだ」

朝日奈「」

朝日奈「え? は? ちょっとちょっと~! 何言ってんのよ苗木~!」

苗木「だから焼却炉の中に女性物のパンティが入ってたんだよ」

朝日奈「パパパ、って、ちょ、ちょとやめてよ! 私じゃないよ!」

苗木「そうだよね………。でも、もしかしたら何かの犯罪の証拠かも知れない! みんなに知らせないと!」

モノクマ「うぷぷぷぷ。どうしたのかな~?」

苗木「モノクマ!? もしかしてお前がこのパンティを仕込んだのか!?」

モノクマ「ボクはそんなことしません! これは明らかにここの生徒のパンティだと思うよ」

苗木「そうか…モノクマ、ちょっとお願いしたいことがあるんだ」

モノクマ「お願い?なんでボクがおマエらのお願いを聞いてあげなくちゃいけないんだよ」

苗木「このことを皆に知らせて欲しいんだよ!」

モノクマ「仕方ないなぁ~、もう」

モノクマ「ピンポンパンポ~ン、みなさん、パンティが発見されました! 生徒の皆さんはトラッシュルームに集まって下さい」

腐川「な、なんなのよ…。死体じゃなくてパンティで集まるってどういうことなのよ…」

セレス「あら、発見されたのが死体じゃなくて良かったじゃありませんか」

江ノ島「ちょっと~、ネイルの手入れしてたのに下らないことで呼び出さないでくれる~?」

不二咲「そ、そんなもの一体誰が捨てたんだろう…」

大神「不要だから捨てたのであってわざわざ追求する事でもあるまい」

舞園「……………。」

霧切「……………。」

十神「フン、こんなくだらん事で呼び出して欲しくないな」

葉隠「た、大変だべ~! 誰がパンティなんて捨てたんだベ~!」

桑田「つか言っていいか? さっきからパンティパンティってお前らおっさんかよ!」

山田「いやいや、女性物の下着をパンツと言うのは風情がなさすぎですぞ? パンティという響きに男の夢とロマンが詰まっているのですぞ?」

大和田「ンなこたどーでもいいんだよ! 要は誰のパンツか突き止めればいいんだろ?あ?」

石丸「そ、そんな事は女性に聞くものではない! そ、そうだ!このパンティの持ち主は今すぐ挙手したまえ!」

朝日奈「はぁ~? あんた何言ってんの~? だいたいさ、そんなこと追求する意味あるの?」

石丸「それはそうだが…」

苗木「それは違うよ!」

苗木「いいかい、女性にとってパンティとは身を守る最後の鎧だろ!? そんなものを焼却炉に捨てるなんて何か犯罪に関係あるかもしれないじゃないか!!」

石丸「た、確かにそうだな。状況を最初から説明してくれないか苗木くん!」

苗木「それじゃ説明するよ。ボクはモノクマから山田クンの次にトラッシュルームの当番に任命された」

苗木「それでまず共用スペースのゴミを集めて燃やそうと思ったんだ」

朝日奈「そこに丁度キッチンを掃除してた私が苗木に頼んでキッチンのゴミ捨てを手伝って貰ったんだよ」

苗木「そう。ボクは朝日奈さんから受け取ったゴミを分別して、念のために焼却炉の中もチェックしたら…」

苗木「そこに女性用のパンティが入っていたんだよ!」

十神「成る程。事情はわかったが肝心のパンティはどこなんだ」

苗木「これだよ!」

女子一同「」

苗木「何かの犯罪の証拠になるかも知れないから素早くビニール袋に入れて保存しておいたんだ!」

十神「フン、苗木にしてはわかってるじゃないか。どれ、見せてみろ」

腐川「い、嫌よ! 白夜様が他の女のパンツを触るなんてやめてえええええええ!!」

セレス「あら、気絶してしまいましたわ。ニコッ」

ジェノ「なになにー? 皆集まってなんの話してんのぉー!?」

十神「ジェノサイダー、ちょっと聞くがお前はここに自分のパンティを捨てたか?」

ジェノ「はぁ? あたしがなんでそんなとこに自分のパンツ捨てなきゃなんないのー? 意味わっかんないしー!」

十神「……ということだ、わかったな?」

苗木「そうか、わかった! ジェノサイダー翔は自分がパンティを捨てた事を知られて恥じらうような性格じゃない」

苗木「それに、さっきの腐川さんの反応を見るとこれは腐川さんのパンティじゃないってことだね!」

葉隠「ってことはそのパンティは残った女子の誰かのものだべ!」

桑田「つかよ、どういうパンティか見れば誰のか大体わかんじゃねーの?」

山田「ではそのパンティをじっくりと検分させて貰いましょうか」

桑田「いやいやちょっと待てよブーデー! それが舞園ちゃんのパンティだったらどうすんだよ?」

舞園「…!! わ、私のパンティじゃないです!!桑田君、酷いです!」

葉隠「そうだべ、桑田っち何言ってるんだべ! そして桑田っちもパンティって言ってるべ!」

朝日奈「桑田サイッテ~!」

桑田「い、いや違うって! 舞園ちゃんゴメン! 俺はそういうつもりじゃなくて…つか、山田が女子のパンティ観察するとか画的にヤベえだろ!」

石丸「確かにそうだな! よし、ここは発見者の苗木くんに検分して貰おうではないか!」

山田「みんな結構酷いですぞ!」

霧切「ちょっといい? 検分の前に、聞いておきたいんだけど…」

苗木「なんだい霧切さん?」

霧切「そのパンティはいつからそこにあったのかしら? 確か、前の当番は山田君よね」

霧切「山田君は最後の当番の時に焼却炉の中をちゃんと確認したのかしら?」

山田「最後にゴミを燃やした後、ちゃんと焼却炉の中に不燃物などの燃えカスが残っていないかどうか確認してから苗木殿に鍵を渡しましたが、その時にはパンティなどありませんでしたぞ!」

霧切「そう。じゃあ苗木君に尋くけど、あなたはキッチンのゴミを燃やそうとした時に初めて焼却炉の中のパンティに気付いた…そうよね?」

苗木「そうだよ」

霧切「つまり山田君から引き継いだ時には焼却炉の中は確認しなかった」

苗木「あっ、確かにそうだ」

山田「ご、誤解ですぞ! 拙者は嘘などついておりませんぞ!」

霧切「そしてもうひとつ確認したい事があるのだけれど」

霧切「あなたはがトラッシュルームにいると朝日奈さんに呼ばれてキッチンへ行ったのよね。その時ちゃんとトラッシュルームに鍵をかけたのかしら?」

苗木「あっ……、そういえば…! すぐに戻って来ると思って鍵はかけてはいなかった」

霧切「そう、それならあなたがトラッシュルームを離れた隙に、誰でも焼却炉にパンティを捨てる事が出来たという訳ね」

桑田「(き…霧切ちゃんが…)」

葉隠「(何回もパンティって言ってるべ…)」

石丸「なんだと苗木くん! 当番の君が責任を持って戸締まりをしてもらわないと困るじゃないか!」

苗木「ごめんよ石丸クン、ボクが迂闊だったよ。まさかこんな事件が起こるなんて思わなかったんだ……」

江ノ島「てかさ、焼却炉にパンティが捨ててあったぐらいでみんな騒ぎ過ぎじゃね?あたしもう部屋に帰りたいんですけどぉ~」

大和田「ったくその通りだぜ、くっだらねぇ。しかもまだ誰も死んでねえし事件もクソもねえだろ」

苗木「それは違うよ!」

苗木「ゴミを勝手に捨てる人がいると規律が乱れる。そういう小さな事を取り締まる事で大きな事件を未然に防ぐ事が出来るんだよ!」

石丸「た、確かにそうだ! 規律の乱れは精神の乱れ、風紀委員としては断固として取り締まらねばならん!」

苗木「その前に皆に一応訊いておくけど、誰かパンティを捨てた人はいる?」

女子一同「…………」

苗木「わかった。じゃあ今からこのパンティを調べるからみんなも見てて!」

苗木「まず手袋をはめてビニール袋から取り出すよ!」

苗木「これは……総レースのパンティっていうのかな? 色は白じゃなくて薄いピンク色だね!」

苗木「結構薄い素材なんだな……フリルが沢山ついてて前には小さいリボンがついてる」

山田「ふむ。総レースですか。なかなか大人っぽい趣味ですな」

セレス「総レースの下着ですって? ちょっと見せて頂いてもよろしいですか?」

苗木「あっ、ちょっとまって! このパンティにはなんだかシミのようなものがついてるぞ!」

女子一同「」

山田「シ、シミ付きパンティですとぉー!?」

桑田「おいおいおいおいおいおいおいおいシミっておいおいおいおいおいおいおい」

葉隠「ヤベー!! これは超ヤベー事件だべ!」

大和田「なんだぁ!? つまり誰かが汚れたパンツを捨てたってそれだけの話じゃねーかよ!」

セレス「それはわたくしのパンティではありませんわ」

苗木「えっ、セレスさんはどうしてそう思うんだい?」

セレス「だってわたくしはパンティなど捨ててはいませんし、わたくしのパンティにシミがついてるなんて有り得ませんもの」

苗木「それは違うよ!」

苗木「絶対にパンティにシミがつかない人間なんていないよ!」

セレス「」

石丸「そうだ! 人間なのだから誰でもパンティにシミぐらいつくだろう! セレスくん、恥ずかしがる事はないのだぞ!」

セレス「」

朝日奈「うわぁ…」

ちょっと休憩

朝日奈「でもレースのなら私のでもないや。私ってこういう動きやすいスポブラとか、シンプルなスポーツ用のパンツしかはかないから。ホラ見てよ!」

苗木「うわっ、あ、朝日奈さん!?」

山田「おおっ!?」

桑田「(見えた)」

葉隠「(白だったべ)」

大神「朝日奈よ、お主は女子なのだからそうやって人前で軽々しく下着など見せる物ではない」

朝日奈「あっ、さくらちゃんごめ~ん! でもゴムの部分をちょっと見せただけだし、平気だよ!」

朝日奈「てか、さくらちゃんのでもないよね! サイズが違うし」

大神「ああ。我の物でもないな」

江ノ島「てかソレ、あたしのでもないし~い。あたしはアウターに響かないTバック愛用してんだよね~」

葉隠「おい桑田っち、鼻血出てるべ」

桑田「い、いや、これはちげーし!!」

苗木「うーん、ここまでの情報をまとめると、どうやらこのパンティは腐川さんのものじゃないよね」

苗木「朝日奈さんと大神さんのものでもない。そしてTバックしかはなない江ノ島さんのものでもない」

十神「おいおい、大神のものではないのは当然として、朝日奈や江ノ島が今日はいているのと同じようなパンティをはいてるとは限らんぞ。いくらでも偽証は出来るのだからな」

苗木「うん、でもとりあえず今の情報だけで判断すると、このパンティは舞園さんかセレスさんか霧切さんか不二咲さんのものだってことになるんだよ」

不二咲「あの、ボ、ボクのでもないよ」

苗木「不二咲さん、どうしてそう言えるんだい?」

不二咲「えっと…、あの、その………。あ、そう!ボクの下着のサイズはSサイズなんだ! そ、そのパンティのサイズを確認してみてよ」

苗木「サイズ…? あっ本当だ。このパンティのタグにはMサイズって書いてあるよ!」

朝日奈「そっかぁ~、不二咲ちゃん背ぇちっちゃいもんね!」

苗木「生徒手帳によると、舞園さんが165cm、セレスさんが164cm、霧切さんが167cm……」

苗木「不二咲さんは148cmだし、同じサイズのパンティのわけないから不二咲さんは外してもも良さそうだね」

十神「苗木、どうしてそう言い切れるんだ?」

苗木「小さいパンティを無理矢理伸ばしてはく人はいるだろうけど、ブカブカのパンティをはく人はいないと思うんだよ」

苗木「だって女子はスカートなんだよ? ブカブカのパンティをはいていてパンティがずり落ちたら大変じゃないか!」

十神「…フン、言われてみれば確かにそうだな」

桑田「あ、それで納得するんだ」

苗木「念のため舞園さんとセレスさんと霧切さんに聞くけど、Lサイズのデカパンをはいてる人はいないよね?」

セレス 舞園 霧切「!?」

セレス「…わたくしがLサイズだなんて有り得ませんわ」

舞園「私、これでもアイドルですから。グラビアを見てもらえばわかると思います」

霧切「……私だってMサイズよ。デカパンだなんて言葉に気をつけなさい」

苗木「わかった。ということはやっぱりこのパンティは舞園さんかセレスさんか霧切さんの物ってことなんだよ!」

セレス 舞園 霧切「」

舞園「あの…苗木君」

苗木「なんだい舞園さん?」

舞園「そ、そのパンティは私のじゃないです。捨てた覚えなんかないですし、それに私、総レースのパンティなんてアイドルのイメージとは違うからはかないんですよ。ニコッ」

桑田「ヒャッホー!!さすが舞園ちゃんは超高校級のアイドルだぜ! パンツまで完璧にアイドルのイメージで選んでるんだな!」

山田「なるほど、超高校級のアイドルはパンティにまでこだわりがあるということですな!」

舞園「(ギロッ)」

桑田「あっ」

山田「むむむ…、舞園殿の視線が痛いですぞ!」

苗木「うーん、舞園さん、言いたい事はわかるけどアイドルって表の顔と裏の顔が違うじゃないか。恋愛禁止って言いながら合コンとかやってたりするし、画像流出だってよくあるし、その証言はボクにはちょっと信じられないよ!」

舞園「」

舞園「そ、そんな…! 苗木くん、ひ、酷いです…。うっ、グスッ」

桑田「おい苗木! 舞園ちゃん泣かしてんじゃねーぞゴラ!」

舞園「…桑田君、苗木君を悪く言わないで下さい」

桑田「えっ? お、おう」

霧切「一応言っておくけど、そのパンティは私のでもないわ。だって見覚えのないデザインだもの」

苗木「うーん、でもボクは霧切さんの普段はいてるパンティを見た事ないし、その証言だけじゃちょっと信じられないや」

霧切「…………」

セレス「みなさん、ちょっとよろしいですか?」

苗木「なんだい?セレスさん」

セレス「そのパンティを女子の誰かが捨てたことになっていますけど、誰かが女子のパンティを盗んで捨てたって可能性はないのかしら?」

葉隠「な、なんだってー!?もし誰かが女子のパンティを盗んで捨てたとしたら大事件だべ!!」

山田「ということはそのパンティは二重の意味で使用済みということになりますな!」

江ノ島「うっわこいつサラッとキモいこと言った」

セレス「だって、苗木君がトラッシュルームを離れた隙に誰でもパンティを捨てるチャンスがあったのでしょう?」

舞園「えっ、じゃあこの中に下着泥棒がいるってことですか…? やだ…、怖い…(チラッ」

山田「いやいや舞園殿、盗んだのは拙者じゃないですぞ!」

桑田「おいブーデー、てめえが舞園ちゃんのパンティ盗んだんだったら許さねーからな!」

不二咲「えっ…、で、でもパンティを盗むような人がこの中にいるとは思えないけど……」

朝日奈「う~ん、でも本当に盗んだ奴がいるとしたらちょっとやだな~」

石丸「下着泥棒とはなんたる風紀の乱れ! これは正さねばならん!」

大和田「おい下着ドロなんてセコい真似すんのは誰だコラ! 俺がブチのめしてやんよ!」

大神「うむ。本当にそのような人物がいるとしたらこのまま黙って見逃す訳にはいくまい」

十神「おい、貴様らちょっと落ち着け」

十神「それぞれの個室には鍵がついていているのだから、何者かが簡単に個室に入ってパンティを盗むなんて事が出来るはずがないだろう」

葉隠「た、確かにそうだべ…」

山田「そ、その通りですぞ! 盗みたくても盗めるはずがないのですぞ!」

舞園「……盗みたくても?」

苗木「ねえ、女子で誰か自分の部屋の鍵をかけ忘れた心当たりがある人はいない?」

朝日奈「う~ん、あたしはないけど。多分いないよね? みんな」

大神「うむ。我は戸締まりはしっかりとするタチでな」

桑田「いや誰もあんたには聞いてないと思うけど…って嘘嘘! 俺なんも言ってねーし!」

苗木「しっかり者の霧切さんや舞園さんがまさか部屋の鍵をかけ忘れるなんてないよね?」

霧切「それは勿論だけど」

舞園「私もプライベートな空間は守りたいので気をつけてます」

セレス「あら、わたくしだってそうですわ」

苗木「わかった。いないんだね。じゃあやっぱりこのパンティは盗まれた物じゃなくて本人が捨てたものなんだよ!」

女子一同「」

苗木「じゃあもう一度パンティの検分に戻るよ?」

苗木「よし、このシミは…念のために匂いを嗅いでみよう……くんかくんか」

苗木「ペロッ……、うん、これは精子じゃないよ!」

一同「!?」

江ノ島「あー…、苗木ってそういうキャラだったんだー…」

石丸「待て! 苗木くんは我々男子がパンティを盗んだという容疑を晴らす為にあえて汚れ役に徹してくれているんだよ!」

桑田「うーん、この……」

苗木「あっ……!!こ、これは……!?」

十神「どうした?」

苗木「ちょっとだけ茶色いシミがついてる!!」

一同「」

苗木「うわぁどうしよう、舐めちゃったよ……。ちょっと臭うなとは思ったんだけど……」

腐川「わ…、わかったわ…」

苗木「あれっ腐川さん、いつのまに戻ったんだい?」

腐川「な、なによ…。さっきからいたじゃない…、苗木のくせに……、ど、どうせ私なんか…」

苗木「ゴメンゴメン、何がわかったのか教えてよ腐川さん」

腐川「……ちゃ、茶色いシミがついてるってことはそのパンティの持ち主はお腹を壊していたんじゃないの……?」

苗木「どういうこと?」

腐川「つまり…、そ、そのパンティの持ち主はウンコを漏らしたパンティをそのまま捨てたってことよ…」

苗木「……あ! そういえばトラッシュルームのすぐ横はトイレだ!」

苗木「なるほど。つまりこのパンティの持ち主はお腹を壊し気味だった。しかしトイレまで間に合わず、少しウンコを漏らしてしまった」

苗木「そしてトイレの帰りに、ウンコで汚れたパンツをトラッシュルームに捨てたってことだね! すごいや腐川さん!」

腐川「な…、なによ…、お礼なんていらないわよ…(ニヤニヤ」

苗木「つまり、このパンティの持ち主は今ノーパンの可能性があるんだ!」

舞園 セレス 霧切「」

山田「ノノノノノノノノノノノーパンですとぉー!?」

桑田「あ、ヤベ。マジヤッベ。マジヤベーやつだわコレ」

葉隠「だべ!? だべ!? 喫茶店が開けるべ?」

石丸「せ、制服の下にはきちんとパンティを着用すべきではないかね!」

大和田「じゃあよ、スカートめくってみれば手っ取り早いんじゃね?」

男子一同「!!」

不二咲「な、なに言ってるんだよ! 男子が女子のスカートをめくるなんてそんなのダメだよ!」

大和田「チッ、…まあそうだよな。小学生じゃねぇんだし。今のは無しだ」

山田「べ、別に無しにしなくてもおごっ!?」

セレス「あら、何か言いまして?」

山田「ふぃ…、ふぃってまふぇん…」

葉隠「男子がめくっちゃダメってことは……、じゃあ女子ならめくってもいいんだべ?」

一同「!!」

朝日奈「い、いや…それはちょっとさすがにねぇ…、だってノーパンだなんて…ゴニョゴニョ」

大神「うむ、例え女子同士であろうと踏み込んではならぬ聖域がある」

腐川「だ…、だってノーパンでしょ? はいてないんでしょ? け…、汚らわしい。か、考えただけで吐き気がするわ…」

江ノ島「汚らわしいつーか、風呂入ってないあんたよりマシじゃね?」

腐川「な、なんですって…、あ、あんただって汚ギャルのくせに…!」

江ノ島「はあ?あたしはちゃんと毎日風呂に入ってるし汚ギャルじゃねーっつの!」

江ノ島「つかもう飽きたし~。あたし部屋に帰っていい? それあたしのパンツじゃないし、ウンコもらしてないし」

江ノ島「なんならあたしがその3人のスカートめくってやろうか?」

舞園「な、そ、そんなことやめてください!」

セレス「そ、そんなことが許されると思って!?」

霧切「…それ以上近付く事は許さないわよ」

ちょい休憩

苗木「しょうがないなあ。江ノ島さんは部屋に戻っていいよ」

江ノ島「あっそ。じゃーみんながんばって~」

十神「俺もこれ以上くだらんやりとりに付き合うのは御免だな。部屋に帰らせてもらうぞ」

腐川「びゃ、白夜さまが帰るなら私も帰るわ…」

大和田「なんだよ、全員いなくていいなら俺もいいだろ?」

不二咲「ボ、ボクも部屋に戻ってるよ…」

朝日奈「私は今週は食事当番だから、これから夕食の準備をしないといけないから行くね!」

大神「ふむ、ならば我も手伝おう」

苗木「うーんこれからどうしよう…? 女子のスカートをめくって確かめる訳にもいかないしな…」

石丸「よし! こんな時こそ挙手だ!」

霧切「………………」

苗木「あれっ? どうしたの霧切さん、顔色が悪いよ?」

霧切「別に…、そんな事ないわ。舞園さんも顔色が優れないようだけど」

舞園「わ、私は大丈夫ですよ! それよりセレスさんも顔が真っ青ですよ?」

セレス「あら、わたくしよりもあなた達の方が顔色が悪いように見えますけど?」

苗木「そうだ! これから舞園さんとセレスさんと霧切さんの部屋に行ってパンティを見せて貰おうよ!」

一同「!?」

苗木「ここでスカートをめくって直接見せて貰う事は出来ないよね? だったら普段使ってるパンティを見せて貰えばいいんだよ!」

山田「ふむふむ、確かに普段使っているパンティを見れば好みもはっきりわかると思いますぞ!」

桑田「いや~、でもそれはさすがによ~。でも直接見る訳にはいかねえから仕方ねえかもなあ~、いやほんと仕方ねえよな~」

葉隠「しょうがないべ? しょうがないんだべ?」

苗木「じゃあ最初は誰の部屋に行こうかな…」

舞園「ビクッ」

セレス「………」

霧切「………」

苗木「舞園さん! キミに決めた!」

舞園「えっ…? わ、私の部屋からですか?」

苗木「うん。頼むよ舞園さん!」

舞園「で…、でも、私アイドルなんですよ? アイドルがみんなにパンティを見せるなんてイメージが…」

苗木「それは違うよ!」

苗木「舞園さんはアイドルだよね? だったらウンコをもらしたパンティを捨てたなんて思われる方がイメージが崩れるよ!」

苗木「だから舞園さんはボクらにパンティを見せて潔白を証明すべきなんだ!」

舞園「うう…っ」

ー舞園の部屋ー

苗木「やっぱり舞園さんの部屋はいい匂いがするなあ」

苗木「じゃあ舞園さん、クロゼットを見せて貰うよ」

舞園「はい……」

苗木「ここの引き出しには……うわあ! ブラジャーが一杯だ!」

山田「おほっ!」

苗木「すごいなあ…こんなに沢山のブラジャー初めて見たよ! 色んな種類があるんだなあ」

葉隠「(パラダイスだべ…)」

舞園「あ、あの…、苗木君…」

苗木「うわぁDカップ!?舞園さんすごいや! プロフィールは盛ってなくて本当にDカップなんだね!」

桑田「(Dか…、Dっと…)」

舞園「苗木君、パンティを見に来たんだから、ブ、ブラは関係ないと思います」

苗木「あっ、そうだった。ごめんごめん」

苗木「パンティは下の引き出しかな? よし、開けるよ?」

男子一同「ゴクリ…」

苗木「わぁ~これが舞園さんのパンティか~! すごいや! ブラジャーと一緒でたくさん種類があるんだね!」

苗木「フリルがついてても全然いやらしくないし、かわいい系っていうか清楚なイメージの物が多いね。舞園さんのイメージピッタリだ」

舞園「あ、あの、ほおずりしないで下さい…」

苗木「あの総レースのパンティは大人っぽすぎるし、やっぱり舞園さんの物じゃないのかなあ…」

舞園「そ…、そうですよ。ニコッ。じゃあもういいでしょう? 早く他の人のお部屋へ……」

苗木「でも念のため、下の方のパンティも調べておくよ」

舞園「!」

苗木「あれっ…? こ、これは…!!」

葉隠「苗木っち、どうしたべ?」

苗木「みんな見てよこれ! レースの透け透けのパンティだよ!」

桑田「ブフォッ」

苗木「それにこのヒモパンは布の部分がちょっとしかないよ!」

石丸「じょ、女子なのにフンドシを使用していたと言うのか…! なんと漢気があるんだ!」

大和田「いやちげーだろ」

山田「むむむむむ、清楚な顔とは裏腹にそのようなエッチなパンティを身につけているBICHIキャラだったとはむむむむ…」

苗木「舞園さんがこんなエッチなパンティをはいていたなんてショックだよ!」

舞園「ち、違うんです。それは……、」

苗木「こんな…、こんなエッチなパンティ舞園さんのイメージじゃないよ!」

舞園「そ、それはファンの方からプレゼントで、捨てられないけどはいたことはないんです!」

石丸「そうか、ファンのプレゼントも大切に保管する…。さすが超高校級のアイドル、舞園くんはアイドルの鑑だな!」

苗木「それは違うよ!」

あっ 間違って大和田出した 流してくれ

苗木「だってこのパンティを舞園さんがはいたことがないって証拠がないよ…。それにはかないパンティを引き出しの中に入れるかな? アイドルがファンからもらったプレゼントを全部保管していたら大変なことになるよね」

苗木「それにこのパンティからはどれも柔軟剤の匂いがする…。この匂いの強さは他のパンティから匂いが移ったんじゃない。このパンティを洗った時についたものだよね? 舞園さん」

舞園「うう…っ」

桑田「あー、舞園ちゃんがエッチなパンティはいてる事がわかれば後どーでもいーわ」

葉隠「桑田っち、鼻血垂れ流しで清々しいべ」

苗木「でも、これだけじゃあのパンティが舞園さんのものじゃないとはわからないよね…」

苗木「じゃあ次はセレスさんの部屋に行こう!」

セレス「!!」

セレス「でも、あれはわたくしのパンティではないのですから霧切さんのお部屋から拝見した方がよろしいのでは?」

苗木「いや、セレスさんの部屋からでいいよ」

セレス「でも霧切さんのお部屋の方が近いですし、霧切さんのお部屋から見た方が事件が早く解決すると思いますわ」

霧切「…というよりもパンティを見れば犯人がわかるという考え方自体がおかいんじゃない?」

セレス「あら、霧切さん。パンティを見られてまずいことでもあるのかしら? それともスカートをめくって今はいているパンティを見せてくださるのかしら」

霧切「そんなことをする意味がないと言っているのよ。舞園さんのパンティを見ても結局何もわからなかったじゃない」

セレス「それはそうですけど…。じゃあ意味がないならここで解散しましょうか」

苗木「ちょ、ちょっと待ってよ! 事件はまだ解決していないんだよ!?」

山田「そうですぞ!まだセレス殿のパンティも霧切さんのパンティも見ていないのに終わらせるわけにはいかないですぞオフゥッ!」

セレス「ブタは黙ってなさい」

葉隠「二人ともなんでそんなにパンティ見られたくないんだべ? 二人のどっちかがあのパンティの持ち主なんだべ?」

セレス「そんなわけありませんわ」

霧切「そんなわけないじゃない」

苗木「なら見せて貰っても構わないよね? じゃあセレスさんの部屋に行こう!」

セレス 霧切「ギロッ」

葉隠「ひ、ひい! 睨まれたべ? 怖いべ? 俺なんかしたべ?」

ーセレスの部屋ー

苗木「わあ、ここがセレスさんの部屋か。部屋の構造は同じだけどやっぱり女の子の部屋はいい匂いがするね!」

セレス「ここまで来たならさっさと終わらせてくださらないかしら? わたくし喉が渇きましたの。山田、紅茶の準備をしておいて」

山田「は、はひぃっ!」

苗木「紅茶…?」

セレス「どうしました?」

苗木「ううん、なんでもないよ。じゃあセレスさんのパンティを見せて貰うね!」

苗木「へえ、やっぱりセレスさんのイメージにぴったりのクラシカルなデザインの物が多いんだね。 レースのパンティも沢山あるや!」

セレス「そう。わたくしレースは好きですの。主にシルクのパンティを愛用していますのよ。わかったなら早く霧切さんのお部屋へ行きま
しょう」

苗木「あっ…! ちょっと待って! これは…!!」

苗木「Lサイズじゃないか!」

セレス「!!」

苗木「セレスさんって見かけによらずお尻が大きいんだね! 普段はふくらんだスカートをはいているから全然気付かなかったよ!」

セレス「……」

苗木「も~、セレスさん、Lサイズのデカバンをはいてるなら最初からそう言ってくれれば良かったのに!」

セレス「……」

苗木「だってトラッシュルームで見つかったパンティはMサイズだったんだよ!?こんなLサイズのデカパンじゃないよ!」

セレス「……っ!」

苗木「ああ!? 人が黙ってればデカパンデカパンうっせえんだよこのクソガキが!!」

葉隠「ひっ!? デカパンが怒ったべ!」

舞園「デ、デカパンなんて言ったらかわいそうです……、ぷーくすくす」

訂正

セレス「ああ!? 人が黙ってればデカパンデカパンうっせえんだよこのクソガキが!!」


名前間違えたwwwwwwwwwww

苗木「Lサイズじゃないか!」

セレス「!!」

苗木「セレスさんって見かけによらずお尻が大きいんだね! 普段はふくらんだスカートをはいているから全然気付かなかったよ!」

セレス「……」

苗木「も~、セレスさん、Lサイズのデカバンをはいてるなら最初からそう言ってくれれば良かったのに!」

セレス「……」

苗木「だってトラッシュルームで見つかったパンティはMサイズだったんだよ!?こんなLサイズのデカパンじゃないよ!」

セレス「……っ!」

セレス「ああ!? 人が黙ってればデカパンデカパンうっせえんだよこのクソガキが!!」

葉隠「ひっ!? デカパンが怒ったべ!」

舞園「デ、デカパンなんて言ったらかわいそうです……、ぷーくすくす」

苗木「それに、さっきセレスさんは紅茶を飲みたいと言っていたよね」

セレス「あぁ!? それがどうしたんだよこのダボ!」

苗木「あのパンティの持ち主はウンコを漏らしていた…」

苗木「ということは、あのパンティの持ち主はお腹を壊していたということなんだ。だからそんな時に水物なんて飲みたくなるはずがないんだよ!」

セレス「だったらその時に言いやがれ! このビヂグソが!」

セレス「だいたいよぉ、なんでウンコ漏らした奴の為にわたくしのパンティまで見せなきゃなんねーんだよ!」

セレス「ウンコ漏らしたビチグソ女はその2人のどっちかに決まってるだろうが! キッ!」ドスッ!

舞園「!」

霧切「…ふぐッ!?」

桑田「セレスちゃんが霧切ちゃんに腹パン決めたー!」

石丸「なんという素早い身のこなし!」

苗木「霧切さん!」

セレス「あらぁ? 霧切さん、顔色がよろしくなくてよ?」

霧切「うっ……ぐっ……!」

セレス「霧切さんと舞園さんの二択、やっぱりあなたで正解ね」

霧切「くっ……!」

セレス「あら、超高校級のギャンブラーのわたくしをなめてもらっては困りますわ」

苗木「どういうことなの? セレスさん!」

セレス「ギャンブルと言うのは駆け引きですのよ? 私は相手の表情や仕草を観察する事によって相手がどんな気持ちなのか読む事が出来ますの」

セレス「まずいつもなら先頭に立って推理を展開する霧切さんの発言が生彩を欠いている。ここでわたくしに疑念が芽生えました」

苗木「い、言われてみれば確かにそうだ…!」

セレス「それにさっきから顔色が優れない霧切さんと、ただエッチなパンティを見られることを恥ずかしがっている舞園さんでは全く違いますもの。こんな二択、ちょろいのちょろいのお茶の子さいさいですわ!」

苗木「ねえ本当にそうなの霧切さん? あのシミ付きのウンコもらしちゃったパンティは霧切さんのなの?」

霧切「……………っ!」

葉隠「あれは霧切ちゃんのパンティだったんだべ…」

石丸「よし、霧切くん、皆に黙って勝手にパンティを捨てた事を謝りたまえ! それで事件解決だ!」

桑田「そういう問題だったんだ!?」

霧切「うっ……、そこをどいてちょうだい」

セレス「あ~ら、霧切さん、一体どこへ行くつもりなのかしら!?」

霧切「……どきなさい。でないと承知しないわよ」

セレス「あ~ら、どう承知しないのかしらフンッ!!」

霧切「うぐッ!?」

桑田「二発目の腹パンが…!」

葉隠「決まったべ!」

霧切「ふぅ、…ふぐぅっ……っ!」

苗木「き…、霧切さん!?」

霧切「ひゃ…っ、らめ、どいて……っ! トイレに行かふぇて……っ!」

セレス「あんたがあのパンティの持ち主のビチグソ女だって認めるなら行かせて上げますわよ!あんたのお陰でわたくしはデカパン女なんて不名誉な称号を賜ったんですからね!」

霧切「あ…、あ…、ひゃいっ……! ふ、ふぐぅ!らめぇ…!!」

苗木「あっ!」

桑田「!!」

葉隠「!!」

石丸「!!」

霧切「み、見ないでふぇえ…………!」

セレス「あーっはははは!盛大に漏らしやがった! やっぱりあんたがビチグソ女だったんじゃねーか! わたくしの勝ちですわ!!」

セレス「って、ここはわたくしの部屋ですのよ!! なにしてくれちゃってるんですの!?」

霧切「ふぐぅ……、ううぅ…、とまらないのぉ…! だ、誰か止めてぇえ………ッ!」

セレス「ちょっと! 山田はどこ!? 山田ー!」

霧切「ああ、はぁああああん、ふぐぅぅうう、ううっ……!」

葉隠「」

桑田「」

苗木「き、霧切さんがお漏らしシーンを見ちゃったよ…」

霧切「ふぅぅぅん、ふうぅ………ッ」

霧切「うっ……! でも…、トラッシュルームにあったのは、わ、私のパンティじゃないのよ…」

苗木「どういうことだい?」

霧切「わ…、私はお腹の調子が悪くて黙っていただけよ…。それを言ったら疑われると思って言えなかった……それがこんな事態を招いてしまった……くっ」

苗木「で、でもこの状況はどうみても霧切さんがあのパンティの持ち主じゃないか!」

霧切「そ…っ、それとこれとは話は別よ…! 私の部屋でパンティを見て貰えばわかると思うけど…。私は黒い下着を愛用しているのよ…」

葉隠「ウンコ漏らしても気丈な霧切っちに泣けるべ…!」

苗木「何故それを先に言わないんだよ? じゃあ、あのパンツは舞園さんのものだったの!?」

舞園「ち、違います!」

霧切「もし……あのパンティが舞園さんの物だったら、今舞園さんはノーパンのはずよね…」

舞園「わ、私、ちゃんとパンティはいてます!」

苗木「でも、ウンコを漏らした霧切さんが犯人じゃないとするともう舞園さんしか犯人はいないじゃないか…!」

舞園「し、しかたないですね…。ウンコを漏らしたと思われるよりはマシです……」

舞園「み、みなさん…、見て下さい…」

苗木「ま、舞園さんが…」

石丸「自ら両手でスカートをたくし上げ…」

桑田「パンティを見せた…」

葉隠「ピンクだべーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」

苗木「あれ…?ということは。トラッシュルームにあったあのパンティは誰の物なんだ…?」

霧切「16人目の高校生……!」

一同「!!」



ーそれからー

結局パンティは誰のものだかはっきりしないまま事件はうやむやに終わった。

霧切はリアルビチグゾ女という称号を得、

セレスはデカパン女という称号を得、

そしてセレスの部屋はビチグソルームという称号を与えられた。

4人の男子生徒は舞園の生パンティを目に焼き付け、その後しばらく4人は夜のおかずに困らなかった。

~エピローグ~

戦刃「…ックシュン!」
戦刃「あー、やっぱノーパンは冷えるわ」
戦刃「お腹も壊してるし、シャワー浴びてあったまって早く寝よっと……」



終里

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