マフォクシー♀「や、やめてガチゴラスさん、何を……あん//」 (48)

10月20日
ようやくマフォクシーに進化した私を、トレーナーのレッドさんは
すこぶる好んでバトルに使ってくれました。

炎/エスパーというタイプのバランスに加えて、
私はとくこうとすばやさの値が高かったので
使い勝手が良かったのでしょう。

レッド「いけ! マフォクシー! サイコショック!」

マフォクシー「はいっ!」

私はバトルでも圧勝。
レッドさんの一番のお気に入りポケモンとなりました。

レッド「すごいぞマフォクシー! お前が一番使いやすいや」
マフォクシー「ありがとうございます//」(ポケ語)

その日、連続でバトルに駆り出された私はクタクタに疲れていて
ボールに入るとすぐにベッドに倒れ込んでしまいました。

マフォクシー「はぁ。今日も疲れました……。
       最近、ずっと私しかバトルに出てないから
       肩がこってしまいました」

すでにレベルは70にまで上がっており、
手持ちの他のポケモンさんとのレベル差は
ひらいていくばかりです。

マフォクシー「私ばかり強くなってるけど、
       これでいいのでしょうか?」

ふとつぶやいてしまいます。
一匹のポケモンでチャンピオンになれるほど
ポケモンバトルは甘くない。

他のタイプのポケモンさんも育てないと
四天王には勝てないのでは? とポケモンながらに心配になってしまいます。

マフォクシー「それに……
       なんだか最近、他のポケモンさんからの視線も
       辛いんですよね……」

今日のお昼ご飯の時のこと。

他のポケモンさんが妙によそよそしく、
いつも一緒に食べてくれているマリルリちゃんや、
先輩のニョロボンさんも、どこか私を避けていたような気がします。

マフォクシー「やっぱり、私ばっかり可愛がられてるから……ですよね」

進化した時は、みんなでお祝いパーティーを開いてくれるくらい
関係は良かったのですが、レベル60を超えた頃からギクシャクしてしまっています。

マフォクシー「はぁ……強くなるのも、いいことばかりじゃないですね」

コンコンッ

マフォクシー「あら? 誰でしょう。はい、どうぞ~」

ガチゴラス「俺だよ、マフォクシーちゃん」

マフォクシー「が、ガチゴラスさん」

やってきたのは、ガチゴラスさんでした。
ドラゴン/いわタイプのポケモンさんで、
私が進化する前は、恐竜みたいでかっこいいとレッドさんの
一番のお気に入りポケモンでした。

今は、元ですけど……それでもパーティーの中では
レベルがかなり高いほうです。

マフォクシー「ガチゴラスさんが私の部屋を訪れるなんて珍しいですね。
       どうしたんですか? こんな夜中に」

ガチゴラス「いやね、ちょっと話があってさ」

ガチゴラスさんは挨拶もなくベッドに腰をおろします。
一応、身内とはいえ、♀のベッドなんですけど……
こういうずぶといところは、ちょっと苦手です。

ガチゴラス「ほら、まぁ、こっち座りなよ」

マフォクシー「は、はい」

私はガチゴラスさんのとなりに座ります。

マフォクシー(う、く、くさい……)

ガチゴラスさん、お風呂に入ってないようで
すごく岩タイプ臭い。

私の個人的な意見ですが、かくとうタイプといわタイプは、
特に体臭がキツイと思っています。

失礼な話ですが、前に対戦で出会ったメガフーディンさんも
「あいつらくせえから、出会ったら接触技使われる前にサイコで一撃にするんだ」
と同意してくれてました。

ガチゴラス「なあ、マフォクシーちゃんよ」

マフォクシー「はい、なんでしょう?」

ガチゴラスさんがずい、と顔を寄せてきます。
口も岩臭くて、つい顔を少し離してしまいます。

ガチゴラス「最近、お前さんの評判良くないの、知ってるか?」

マフォクシー「え……?」

ガチゴラス「薄々は気付いてんだろ?
      今日の昼飯、ハブられてただろう?」

私はつい黙り込んでしまいました。
そうじゃないかと思ってはいましたが
いざつきつけられると、いささかショックです。

マフォクシー「やっぱり、私ばかりひいきされてるから、ですよね」

ガチゴラス「なんだ、気付いていたのか。
      さすがレベル70にもなると、俺ら2軍ポケモンなんかに
      ハブられても気にもならねえってか?」

マフォクシー「そ、そんな風に思ってません!」

思わず、声を荒げてしまいました。
手が震えて、カタンと杖を落としてしまいます。

ガチゴラス「口ではそう言っても、無意識のうちに見下してんだろ?
      そういうの、みんな気付いてるぜ?
      例えば、マリルリとかなぁ」

マフォクシー「え……? マリルリちゃんが……?」

ガチゴラス「あいつ言ってたぜ。最近、マフォクシーは天狗になってて
      私たちを切ろうとしてるってな」

マフォクシー「そ、そんな」

私はショックでした。
マリルリちゃんは私の可愛い後輩で、ずっとなついてきてくれました。
ずっと一緒にお昼ご飯も食べてたのに、急に嫌われちゃうなんて……

マフォクシー「私、そんなつもりないのに……どうしたら誤解がとけるんだろう」

ガチゴラス「実は、いい方法があるんだよなぁ」

マフォクシー「え!? そ、それはどんな方法ですか!?」

私が身をのりだすと、不意にガチゴラスさんは
私の肩をかたいツメで掴んで、べろりと舌で頬をなめました。

マフォクシー「やっ…! な、なにを…!?」

ガチゴラス「へへへ、これがいい方法ってやつよ」

私はとっさに逃げようとしました。
しかし、ガチゴラスさんのこうげきの値は高く
非力な私では逃げられません。

ガチゴラス「お前が俺の女になれば、あいつらも納得するだろうぜ。
      なにせ、俺はパーティーの中でも一番の古参だからなぁ」

マフォクシー「……あ、あなたの女になれってことですか!?」

私は身震いしました。
レッドさんは交換を繰り返すタイプのトレーナーなので
私は昔からパーティーにいたというワケではありません。

新参がお気に入りになったら、ポケモン関係にヒビが入るのは必然…

しかし、最古参であるガチゴラスさんの女になれば
私は孤立をさけられ、ある程度、パーティーの中でも
地に足ついた立場になれるでしょう。しかし…

マフォクシー「お、お断りします!」

ガチゴラス「なんでだぁ? こんないい話はねーだろ。
      まさか、好きなやつでもいるってか?
      あんたみたいなガリ勉狐に?」

マフォクシー「わ、私にだって、好きな人くらい……!」

私の脳裏に一匹の先輩ポケモンが思い浮かびました。
ずっと私の世話をしてくれたニョロボンさん。
私は密かに、彼に想いを抱いていました。

ガチゴラス「ははぁ、さてはニョロボンの野郎だろ」

マフォクシー「え、な、なぜ…!」

ガチゴラス「分かりやすいんだよなぁ、お前」

ガチゴラスさんの爪が私の胸の先っぽに触れます

マフォクシー「あっ…//や、やめてください!
       大声を出しますよ!」

ガチゴラス「ニョロボン、あいつなぁ、マリルリとやってるぜ」

マフォクシー「え……?」

頭の中が真っ白になりました。
抵抗する手から、力が抜けます。

ガチゴラス「同じ水タイプ同士だしなぁ。レッドの旦那も
      そろそろ育て屋に預けようかなって言ってたし、
      二人でタマゴ作る練習でもしてんじゃねえかなぁ~?」

マフォクシー「そ、そんな……そんなこと、ありえません……」

ガチゴラス「どっちにしろ、炎タイプのお前とニョロボンじゃタマゴつくれないだろぉ~。
      だったら、無駄な恋愛なんてやめとけよ」

そういって、ガチゴラスさんは私のしっぽをゆっくりなでました。
びくん、と身体が震えてしまいます。

マフォクシー「あ、あ/// や、やめて」

ガチゴラス「拒否してる割には、手に力が入ってないな。
      お得意のサイコショックはどうしたんだぁ? ん?」

マフォクシー「だ、だってあなたは同じパーティーの仲間だし……」

その瞬間、ガチゴラスさんが私の胸にかみつきました。

マフォクシー「あああっ///」

ガチゴラス「こうかはばつぐんだろ?
      お前、ここしたでなめられたこと、あるかぁ? ふふふ」

ぺろ、ぺろ……ちゅぱ。
ガチゴラスさんは、私の胸を執拗になめてきます。
嫌なはずなのに、全身がマヒしてしまったかのように
ビリビリとしびれて動けません。

マフォクシー「や、やめて// あっ、ん、んん//
       こんなの、ダメですよ。今なら許してあげますから……!」

ガチゴラス「お前の愛しのニョロボンとマリルリも、
      今頃にゃんにゃんやってるだろうぜ」

マフォクシー「や、やめてください。彼らを汚さないで……あんっ//」

じゅるるるっ!
すごい勢いで胸をなめてきます。
なんて攻撃力でしょう。特殊タイプの私には出来ない芸当です。

ガチゴラス「次はこっちだ。フフフ」

マフォクシー「!! だ、ダメ!」

必死の静止も聞かずに、
ガチゴラスさんは私の足を持って大開きにしました。

マフォクシー「い、いやぁぁぁ/// やめて、見ないで!」

ガチゴラス「ほぅ。ここからタマゴが生まれるんだね~」

ガチゴラス「ほら、マフォクシーちゃんよ。俺のタマゴ生んでぇな」

マフォクシー「あ、あなたとは種族が違います!
       だからタマゴは生まれません!」

ガチゴラス「そんなのわかんねぇだろ!
      俺はドラゴンだぞ? もしかしたらイケるかもしれない
      いや、イケルって!」

マフォクシー「いやっ、いやっ! やめて! 入れないで!」

ガチゴラス「ハァハァ、い、いくぞ」

ガチゴラスさんはきんのたまを出し、ついに己の棒を取り出しました。
お、大きい……! いわタイプは大きいってきいてたけど
あんなの入れたら壊れちゃう……!

マフォクシー「ね、ねえガチゴラスさん。もうやめましょう?」

ガチゴラス「はぁ、はぁ」

マフォクシー「今日のこと、誰にも言わないから。
       私、ハブかれても大丈夫ですから。
       明日からまた、普通の仲間として……」

ガチゴラス「ふんっ!」

ずぶずぶっ! ぶちっ!

マフォクシー「あ、ああああ――ッ!」

瞬間、とてつもない痛みと
何かが体内に入ってくる感覚が私を襲いました。
トゲトゲとした凶悪なモノが、私の♀としての大事な膜を破っていきます。

マフォクシー「だめ、だめ! これは好きな人に……あ、ああああっ///」

ガチゴラス「うっ、くぅ、さすが炎タイプ。
      アソコの中はマグマみてえに熱いな!」

ガチゴラスさんは強引に奥まで肉棒を入れていきます。
痛みが徐々に引いていき、冷静になった時にはすでに
私の処女膜はガチゴラスさんに引き裂かれてしまっていました。

マフォクシー「う、うう……ひどい……
       始めては好きな人にあげたかったのに」

ガチゴラス「ふふ、やはり処女だったか。
      安心しろ。俺がきっちりイカせてやるよ」

ぱん、ぱん、ぱん!

マフォクシー「う、ん、あっ、あっ……///」

ガチゴラスさんが力強く私の膣内に肉棒を入れたり抜いたり
ピストン運動をします。
膣内がこすれて、徐々に私の体に変化が訪れます。

マフォクシー(う、うそ。私、感じてる。好きでもないのに、
       犯されてるのに感じちゃってる///)

声をおさえようと手で口をおさえます。
けど、それでも口からは甘いなきごえが出てしまいます。

マフォクシー「あっ、あっ! あんっ!」

ガチゴラス「へへ、♀はそうやってないてりゃいいんだよ!」

悔しい。
私は歯ぎしりをしました。
けど、それでも、体は正直で交尾による快感を求めてしまいます。

マフォクシー「こ、こんなことして、あんっ、タダですむと思って
       ん、んんっ! るんですか……!」

ガチゴラス「おいおい、そんなに感じてるくせに何強がってんだ?」

マフォクシー「ん、んんん~~~」

ガチゴラスさんがピストン運動をしながら、キスをしてきます。
ざらざらした舌が入ってくる……
ああ、キスまで、奪われた。私のプライドはずたずたです。

マフォクシー「ん、ちゅ……ぷはっ!
       も、もうゆるしゃない……あ、あん//」

ガチゴラス「ほらほら、許さなかったらどうするんだ?
      こんなに、アソコをヌルヌルにみずびたしにしてよぉ!」

マフォクシー「あなたなんて、おにびで攻撃力を半減して……
       ん、んん、あっ…そこっ!」

ガチゴラス「その前にほら、地震だ。ほらほら」パンパンッ

マフォクシー「こ、このっ」

私は意を決して、杖に手を伸ばします。
これさえあれば、技が使える……
その時でした。

ニョロボン「マフォクシー。これは、一体……」

マフォクシー「え? にょ、ニョロボン先輩! どうしてここに!?」

ガチゴラス「おう、ニョロボンじゃねえかよぉ。
      悪いな、先に楽しませてもらってるぜえ」

ポトリ。
ニョロボンさんはほのおのジュエルを落としました。

ニョロボン「今日…レベル70のお祝いをやるって……聞いたんだけど」

マフォクシー「え、え……?」

私はこんらんしてしまいました。
どういうこと? だって、ニョロボン先輩は、マリルリと。。。

ガチゴラス「悪いなぁニョロボン。
      マフォクシーがどうしても我慢できねえっていうからよぉ
      先に気持ちよくさせてやってたんだわ」

マフォクシー「な、なにを……あん!」

しっぽをなでられて、つい言葉があえぎ声で途切れます。
ニョロボン先輩の目に、失望の色が浮かびました。

ニョロボン「そういうことか。
      そうだよな。うちのパーティーでレベル高いの 
      君たちだけだもんな」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年10月23日 (水) 17:05:11   ID: gRiaImzr

いい///

2 :  SS好きの774さん   2014年01月01日 (水) 23:44:20   ID: 18CGeZlC

どんな終わり方やねんww

3 :  SS好きの774さん   2014年01月15日 (水) 21:56:39   ID: DYn5jYGZ

いいね///

4 :  SS好きの774さん   2014年02月01日 (土) 21:10:12   ID: ogz7l4qq

終わり方ww

5 :  SS好きの774さん   2014年02月08日 (土) 15:37:35   ID: Dl7JpuT9

そんなことより炎のジュエルください

6 :  SS好きの774さん   2014年03月30日 (日) 18:30:22   ID: 3SY7XwEq

すばらしい///

7 :  SS好きの774さん   2015年08月12日 (水) 00:45:51   ID: YYQbvLSA

悲しい続きがないことに

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