カントーのとある一日~過去編~ (18)

ポケモンリーグ、チャンピオンの間

エリートトレーナー♂「くっ…バタフリー!サイコキネシス!」

レッド「…遅い、隊長、電光石火から10万V!」

隊長「ピカッ」ドコッ

隊長「ピーカーチュー!」デンキショックー

バタフリー「フリィィ」パタッ

エリートトレーナー「バタフリー!」

レッド「電光石火で戻ってこなくてもいいだろww」ナデナデ

隊長「ピカァ」スリスリ

エリートトレーナー(くっ…何という動きをするんだ…2~3攻撃連続でしてくるとは…)

司会「勝者!チャンピオンレッド!」バッ

エリートトレーナー「ま…参りました…」ガクッ

レッド「…いいポケモンを持ってるね」

エリートトレーナー「…あんたには負けたがな…」

レッド「…君の使い手はまだまだ伸びる。彼らと君の目を見ればわかるさ…だからリベンジ待ってるよ」

エリートトレーナー「…あぁ!必ず!」グッ

エリートトレーナーは目の前が真っ白になった!

レッド「ジョーイさん、彼らをよろしくお願いします」

ジョーイ「はい。大丈夫ですよ」ニコッ

司会「勝利者インタビューです。レッドさん!おめでとうございます!」

レッド「…ありがとうございます」

司会「今回の勝利の決め手は?」

ワタル「あーあー!ごめん司会者、レッドはこの後タマムシ大学で講義なんだ!プテラ!空を飛ぶ!」

プテラ「Fly Away!」ビューン

レッド「うぉっ!」

司会「わっ!」

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レッド「相変わらず室内でもえげつない飛び方しますね…ワタルさんのプテラは…」フゥ

ワタル「レッド、昼飯だ」っオニギリとサラダとおいしい水

レッド「ありがとうございます」ムシャムシャ

ワタル「今日のチャンピオン戦の後はタマムシ大学での講義後、タマムシデパート屋上で特撮を行う」ササッ

レッド「むがむが」ムシャムシャ

ワタル「明日の予定なんだがポケモン触れ合いコーナーの後急遽チャンピオン戦が入った」

レッド「…マジふか」ムシャムシャ

ワタル「チャンピオンなるもの礼儀正しく…」

レッド「…口に物を入れて喋らない」

ワタル「よろしい!」

レッド「まぁ二人きりなんでいいじゃないですか…」

ワタル「その認識は変えたまえ、普段からの態度が人前に出るものだ」

レッド「はーい…」

ワタル「ついたぞ」

レッド「えっと今日の講義内容は…」コソコソ

ワタル「3時限にポケモンの可能性、4時限にポケモンコミュニケーションだ」

レッド「3限ポケ可、4限ポケコミュね…了解です」

ワタル「では終わり次第タマムシデパートに来るように!」

レッド「はーい」

…………………………………………………
3限ポケモンの可能性

学生「チャンピオン、その可能性とはどう言った感じですか?」

レッド「僕のイーブイは炎、氷、雷以外にも進化できると言ってまして、現に僕のイーブイは新種のポケモンに進化しました…こちらがそのイーブイです」

オオ!!ナンダアレハ!カワイイ!

レッド「こいつはなかなか人懐っこく、ずっと一緒にいたので進化したのではないかと思われています。僕の友人のグリーンは同等の進化を遂げ僕とはまた違う進化を…」

エリカ「…」カキカキ

………………………………………………

4限ポケコミュ

レッド「うーん、君のシャワーズは少し食事を取らせすぎだね」

学生「ええ!?でもご飯を食べた方が…」

レッド「人間でも食べ過ぎるといろいろとデメリットがあるよね?」

学生「ではこの場合は…」

レッド「食事量を○kcal減らしてその分水を飲ませる方向で、なにか頑張ったときはミックスオレをあげてみては?」

学生「フムフム…」カキカキ

レッド「あ、君それはダメ!」

学生「えっ!?」

レッド「君のタマタマここのこの部分に若干深いワレ跡があるからそういったふうにケアすると割る可能性があるんだ。その場合はこんな感じで…」

ナナミ「レッド君…頑張ってるね…」

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エリカ「お疲れ様ですレッドさん」っおちゃ

レッド「あーありがとうございますエリカさん」グビッ

エリカ「この後は特撮ですか?大変ですね…」

レッド「まぁ、これくらいならなんとか…」

エリカ「子供達も待ってますものね」ニコッ

レッド「ええ!」

エリカ「では、お気をつけて!」

レッド「はい!ありがとうございます!」

………………………………………………

グリーンはブラッキーか…

>レッド「…遅い、隊長、電光石火から10万V!」
>隊長「ピーカーチュー!」デンキショックー
10万ボルトなのに電気ショックって


モブ「やい!ロケット団幹部!ボスはどこだ!?」

幹部「くくくっボスは伝説のポケモンで手一杯なのでね、君たちの相手はこのドガース達が相手にするよ」

モブ「くっ…俺のコイキングでは歯も立たない…」

幹部「アーボック!観客席の子供に巻き付き!」(慎重にな!)

アーボック「シャーッ」マキマキ

子供「うわー!」バタバタ

モブ「あぁ!子供を人質に!」

幹部「さぁ!この子を話して欲しければ珍しいポケモンをよこすんだ!」

モブ「くっ…昨日サファリパークで見つけたレアなポケモンが…」

「待て!」

幹部「お…お前は!!」

レッド「悪は絶対許さない!正義のトレーナーレッドの参上だっ!」どん!

ワーワー!!レッドダレッドー!ガンバレー!

幹部「むむむ!ドガース!やってしまえ!」

レッド「リザ!火炎放射だ!」(弱火でな!)

リザードン「ぐおぉぉぉぉ!」ボァッ

ドガース「…」プスプスプス

幹部「くっ!ドガースがっ!」

レッド「隊長!子供を助けるんだ!」(優しくだぞ!)

隊長「ピカッ!」シュッ

子供「うわぁ!」

隊長「ピカァ」

オオ!アノピカチュウスゴイ!コドモヲセニシテデンコウセッカダトッ!

レッド「さぁ!観念してもらおうか!」

幹部「くっ…覚えてろよ!」スタスタ

レッド「怪我はなかったかい?」

子供「うん!ありがとう!」

レッド「では!さらばっ!」バッ

スタスタスタ

モブ「はい、ではお子さんを救ってくれたレッドさんとそのピカチュウに盛大な拍手を!」

ワーワー!パチパチパチ!!

………………………………………………


幹部「お疲れ様でーすレッドさん」

レッド「わざわざ名前が一緒だからって艦隊ヒーローやる意味ありますかね?しかも一人だけの艦隊とは…」

オーナー「でも実際レッド君が入ってから売上は3倍増しになっていてね、君のピカチュウ君の動き目当ての人が多い。やはりポケモン協会に申請してみて良かったよ」

レッド「はぁ、ではせめてグリーンを…」

オーナー「彼には断られたよ…残念だが…」

レッド「でしょうね…」

オーナー「というわけてこの後どうだい一杯?」

レッド「いきたいですが…」

ワタル「レッド、いるか?」

レッド「ワタルさん」

ワタル「疲れているところ悪いな、今夜は他リーグのチャンピオンと会食だ。海上での予定だからこのままサント・アンヌ号に乗る予定だ。とりあえずこの服に着替えておくんだ」

レッド「…というわけなんで…」

オーナー「ぉ…ぉぅ…大変だね…」

レッド「いや、まぁ、チャンピオンなんで…」

ワタル「行くぞレッド!あ、オーナー、報酬は彼の口座にちゃんとお願いしますよ!プテラ!空を飛ぶ!」

プテラ「ぐぉぉぉ!」(あーい)ビューン

幹部「…チャンピオンって大変なんですね…」

オーナー「歴代でもダントツの魅力を誇るチャンピオンだからね…協会も大きく売りに出してるよ…」

幹部「…まだ若いのに大変ですね…」

オーナー「まぁチャンピオンだからしょうがない!じゃあ飲みに行くか!」

幹部「はーい」

………………………………………………


※ポケモンブラホワは未プレイです

アデク「ほおほお!君がレッド君か!あえて嬉しいよ!私はアデクというんだ!よろしく!」っ

レッド「よろしくお願いします!」ギュッ

アデク「若いチャンピオンながらなかなかポケモンとコミュニケーションを取れてるらしいな!素晴らしいことだ!」

レッド「ありがとうございます!」

アデク「そんな君にいきなりこんな質問するのはどうかと思うがね、君はポケモンを失ったことがあるか?」

レッド「…僕自身はありません。しかし、悲しいコトですよね…」

アデク「うむ、君はよく理解してる!ポケモンの命も無限ではないことを君にも知って欲しい!」

レッド「はい!」

アデク「うむ、辛気臭くなったな!おーい!バーテンダー!」

従業員「は…はい!」(バーテンダーじゃねーよ)

アデク「彼らにお酒を!上等なものを頼む!」

従業員「少々お待ち下さい」テクテクテク

従業員「はい、どうぞ」

アデク「うむ、早い対応ありがとう!」

ワタル「アデクさん、申し訳ないですが彼にお酒は…」

アデク「君も飲むんだよ!ほらっ!」グイッ

ワタル「うぐっ」

レッド「あーあーあー…」

…………………………………………

〜とあるホテル〜

ワタル「ベットに下ろすぞ!」

レッド「は…はいぃ…」

ワタル「よっしょ、明日は朝から講義、CM撮影、児童施設訪問となっているからしっかり寝ること!じゃ!」パタン

レッド「ワタルさんよく普通に歩けるな…あんなに飲まされてたのに…」

レッド「大将、出てこい」

大将「ゴン?」

レッド「お前の上でねるわ…おやすみ…」

大将「ゴン」

zzz
zzz


そして…つぎの日

レッド「…むにゃむにゃ…かーさん…」

ワタル「起きろレッド、講義開始1時間前だ」

レッド「…おはようございます…」ボーッ

ワタル「顔洗ってさっさと行かないと飯が食えないぞ」

レッド「ふぁーい…」

…………………………………………

学生「チャンピオン?チャンピオン!」

レッド「…!!」ハッ!!

学生「大丈夫ですかチャンピオン!今ボーッとしてましたよ!」

レッド「あぁ…大丈夫…」

学生「チャンピオンも5月疲れですかぁ?しっかりしてくださいよww」

レッド「…うん、ごめん…で、この進化系統は…」

………………………………………

レッド「隊長、ポケモンと話してリラックスさせてやってくれ」

隊長「ピカ!」トコトコ

レッド「…(うーむ…少し疲れたかな?)」

隊長「ピカピカァ!」

学生のニャース「ニャァ!」

隊長「チュゥ!」

レッド「…隊長…頑張らないとな…」(ボソッ)

学生「チャンピオン?どうかしたんですか?」

レッド「いや、なんでもない!」

ナナミ「レッド君、大丈夫?」

レッド「あぁナナミさん、大丈夫ですよ?」

ナナミ「そう…無理はしないでね…」

レッド「はい!」

……………………………………


カメラマン「はい、これタマムシデパートの壁紙に使うからねーうん、そう、そんな感じ!はい、とるよー!」カシャッ

カメラマン「はい、ありがとうございました!またお願いしまーす」

レッド「…なれないものですね…」

ワタル「はは、最初はそんなもんだ!」

レッド「はぁ…」

ワタル「さ、次はヤマブキシティの児童施設訪問だ、さっさといくぞ!」

レッド「はーい…」

………………………………………

レッド「あれ、ナツメさん…こんにちは」

ナツメ「あらレッド君…いや、チャンピオン。仕事?」

レッド「はい、児童施設訪問です」

ナツメ「そう、頑張ってね」

レッド「はい」

ナツメ「…」ジーッ

ワタル「おい、さっさといくぞ」

レッド「はーい今行きます!では!」

ナツメ「…ふーん…」ピッピピッ

ナツメ「あ、もしもし、ナツメですが…」

………………………………………


先生「はーい、みなさん、今日はなんと!チャンピオンがここに来てくれました!盛大な拍手で迎えましょう!」

生徒達『ワー!!』パチパチパチパチ

レッド「みなさんはじめまして!チャンピオンのレッドと相棒のピカチュウです」

隊長「ピカァ!」チュウー

ワーカワイイ!ナデナデシタイ!

レッド「どうぞみなさん一緒にあそびましょう!」

隊長「ピッカー!」

ワーワーワーワー

…………………………………………

ワタル「レッド、時間だ」ヒソヒソ

レッド「ええ!?これから面白いとこだったのに…」ヒソヒソ

ワタル「挑戦者が来てる。急ぐぞ」ヒソヒソ

レッド「あーまじっすか…」

ワタル「みんなごめんねー!チャンピオンは今日これから試合があるからみんなとこれ以上遊べないんだー!」

エーモットアソビタイー!

先生「チャンピオンが試合やるのでみんなでテレビで応援しましょう」

ハーイ!

レッド「みんな、俺の活躍見ていてくれ!」

ワー!ガンバッテー!ピカチュー!

ワタル「では行くぞ!プテラ!」

プテラ「ぐぉぉ!」

…ワァハヤーイ!

………………………………………


レッド「…」

エリートトレーナー♀「まっ…参りました…」

エリートトレーナーは目の前が真っ白になった!

レッド「…ジョーイさん」

ジョーイ「はーい」ニコッ

レッド「…」

司会「勝利者インタビューです!レッドさん!本日の対戦相手はどうでしたか!?」

レッド「強かったです」

司会「ズバリ勝因は!?」

レッド「…」ボーッ

司会「…チャンピオン?」

レッド「…あっはい、えっと?」

ワタル「…すまない司会者、今日のチャンピオンは疲れてるようだ、また今度お願いできるか?」

司会「ははは、流石の無敵チャンピオンも疲れには勝てなかったようです!ではこれにて!」

ワタル「…レッド、気をしっかりしろ。今日はこれで終わりだ。ゆっくり休め」

レッド「…はい」

ワタル「ではまた明日朝呼びに行く。プテラ!」

プテラ「グォォ!」バサッ!

レッド「…フゥ…」

イス「よう」

レッド「…」ヨッコラショ

??「たのもー!」

レッド「あ、はーい、今あけます」

タケシ「やぁ、レッド、久々だね」

レッド「タケシさん!」

タケシ「タケシでいいって言ってるだろ」

レッド「…すみません」

タケシ「まぁいい。いきなりだが君とバトルしに来た」

レッド「でも、ジムリーダーは…」

タケシ「君に挑戦しに来た!さぁ!バトルをしようじゃないか!」

レッド「はぁ…」

タケシ「勝負だ!」

レッド「本気で行きますよ!」

タケシ「いけ!イワーク!」

レッド「いけ!ピカチュウ!」

………………………………………………


タケシ「…最後の一体だ…」

レッド(さすがタケシだ…こちらの手持ち4体も落とされるとは…でもタケシは切り札も出し切った…後は何が来るか…残りの手持ちは…バナとタンク…なんとかなるか…)

レッド「この調子でいくぞバナ!」

タケシ「いけ!フーディン!」

レッド「何っ!?」

タケシ「フーディン!サイコキネシス!」

フーディン「…」

バナ「バナー!!」パタッ

レッド「バナ!」

レッド(くっ…タケシがフーディン持ってるとは思ってなかった…タンクで行けるか!?)

レッド「頼んだぞ!タンク!」

タンク「ガメー!」

タケシ「フーディン!サイコキネシス!」

フーディン「…」

タンク「ガメッ!」グググッ

レッド「タンクっ!」

タンク「…ガメー!」

レッド「よく耐えたタンク!ハイドロカノン!」

タンク「…」

レッド「どうしたんだよタンク!」

タケシ「…ありがとうカメックス…フーディン!止めだ!」

フーディン「…!」キアイダマー

タンク「ガメッ…」パタッ

レッド「タンク!」

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