男「…」
許嫁「おいなんか喋れよカス、口ついてんだろ」
男「そ、そんなに嫌なら出てけばいいじゃん…」
許嫁「家のあれでそうもいかねーんだよ知ってんだろ」
男「でも今どき許嫁なんて…」
許嫁「まーそりゃ当然あたしもそう思うけどな」
許嫁「とりあえずお互い旧家に生まれちまったもんはしょうがねえか」
許嫁(……今日からようやく男と暮らせるんだ…嬉しすぎて泣きそう)
許嫁「なんか面白い話してよ」
男「話?…でも今後の事とか家事の分担とか色々決めないと」
許嫁「家事は全部あたしがやるからいいよ」
男「そ、そうなんだ…」
許嫁「とりあえずあんたとは古い付き合いだからよく知ってるけどさぁ」
許嫁「家遠くてあんまり会えなかったじゃん」
許嫁「だからその、こっちでどうやって暮らしてたか知りたいなって…」
ピンポーン
幼馴染「男ー?いるのー?」
男「お、幼馴染」
幼馴染「おはよ!あんたの事だからまた洗濯物たまってるんじゃないかと思って」
幼馴染「見慣れない靴があるけどお客さん来てるの?」
男「えっと…ちょっと親戚が来てて」
幼馴染「ふーん、まあとにかくちゃちゃっと洗濯物片付けちゃうわね」
幼馴染「お昼も作るからよかったらその後一緒に買い物に…」
許嫁「誰この女」
幼馴染「あ、えと、こんにちは男の幼馴染です」
幼馴染「(ちょっと、何よこの美人!)」
男「はは…」
許嫁「幼馴染って…」
許嫁「あたしが居るのになんで他の女と仲良くしてんの」
幼馴染「えっ」
男「…」
幼馴染「あの、親戚って聞いたけどどういう…」
許嫁「男の許嫁」
幼馴染「許嫁?じょ、冗談でしょうそんな漫画じゃないんだから」
許嫁「冗談でもなんでもねーよ、なあ?」
男「あ、うん…本当のこと」
幼馴染「そんなの聞いてないよ…」
男「ごめん…家の事言うとその、周りに引かれるかと思って…」
幼馴染「…考えてみればこんな大きな家に一人で住んでるんだもんね」
許嫁「まあそういう事だからもうウチ来るのやめて欲しいんだけど」
幼馴染「えっ」
許嫁「今日から一緒に暮らすんだよ」
許嫁「洗濯がどうこう言ってたけどそれあたしの仕事だから」
幼馴染「…」
許嫁「つうかそもそもなんでただの幼馴染がそんな事してんだよ」
幼馴染「だって…」
許嫁「だってじゃねーよまさか男が好きなんじゃね―だろうな?」
幼馴染「ち、ちが…」
許嫁「まあどうでもいいけどもう来んなよ」
幼馴染「ふ、ふざけないでよ!!」
幼馴染「おかしいよ…この年で同棲なんて」
許嫁「ふざけてんのはてめーだよ」
許嫁「こっちはやっと男と暮らせんだよ…」
許嫁「なのに来てみたら他の女がいるってどういうことだよ」
幼馴染「別にそういうつもりで来てるわけじゃ…」
許嫁「ならいいじゃねーかもう来んな」
幼馴染「…」
許嫁「お前やっぱ男の事好きなんだろ」
幼馴染「……そうよ」
許嫁「どうせ顔に惚れただけなんだろ、かっこいいもんな」
幼馴染「違う…そんなんじゃない」
許嫁「まあ優しいし勘違いしちまうのもしょうがねえか」
許嫁「お前の事考えるとあたしのこと言い出せなかったんだろう」
許嫁「でももう諦めろ、男はあたしにベタ惚れだからな」
許嫁が幼馴染に意地悪したら、切れた男の膝の上にうつ伏せにさせられ、お仕置きだっ!ってスパンキングしてるうちに男がフル勃起して、それを腹部で感じとった許嫁が興奮してきて叩かれる度に『あっあっ』って嬌声あげちゃって、おぱんつをグッチョリ濡らす展開を希望します。
幼馴染「…それはないんじゃないかな」
許嫁「なに?」
幼馴染「だって許嫁さん口が悪いし」
幼馴染「前に男に聞いたら女らしい人が好みだって」
許嫁「…」
幼馴染「だから私は女らしくするようにしてきたし」
幼馴染「家事だってなんだって勉強したの」
許嫁「家事はあたしだって得意だよ…」
許嫁「男の嫁になるためだけに育ったんだから」
許嫁「それに口調だってこの方が話しやすいって男が言ってくれたから…」
幼馴染「でもそれは昔の話なんじゃないかな」
幼馴染「許嫁さんは今の男の事あんまり知らないみたいだけど」
幼馴染「私はずっと一緒に育ってきたんだからよく知ってるよ?」
許嫁「…」
幼馴染「男の好きな映画とか知らないよね?」
許嫁「…」
幼馴染「好きな食べ物も知らないんでしょ?」
許嫁「あ、それは知ってる、あんまん」
幼馴染「あ、うん…」
幼馴染「まあとにかく!男の事を全然分かってないあなたが男を幸せにできると思わない」
許嫁「…」
幼馴染「男と一番気が合うのは私だし、あなたは婚約解消しなさい」
許嫁「…うぅ」
男「いい加減にしろよ!!」
幼馴染「えっ」
許嫁「男…?」
男「2人の気持ちはよく分かったよ」
>>40の続き
興奮と恥ずかしさから『見んといて!見んといて!』と腰をくねり出す許嫁、フル勃起でガマン汁出まくりの男の亀頭に許嫁の腰の動きが絶妙の刺激となり、たまらず男が射精、
その射精でイキんだ際に許嫁の股間を鷲掴みにするのだが、グッチョリ濡れたおぱんつで滑って、指がお○んこにダイレクトイン!たまらず許嫁も絶頂!という展開で是非お願いいたします。
男「俺、許嫁の事勘違いしてた」
男「あんまり会えないうちに俺の事嫌いになったんだと思ってた」
男「でもそれは照れ隠しだったんだよな」
許嫁「う、うん…」
男「俺は許嫁のことがずっと好きだった」
男「でもいつか婚約解消されるんじゃないかって怖かったんだ」
男「それで、幼馴染に逃げてた部分もあったと思う」
幼馴染「…」
男「でも俺が好きなのは許嫁なんだ…!!」
許嫁「男……」
あれ?
この展開だと嫉妬で意地悪するの幼馴染になっちゃうな。
まぁ幼馴染が『見んといて!』でも構わないです。
許嫁「男…今までごめんね…会うたびにあんな」
男「いいんだよ…」
男「これからは本当の俺達で向き合っていこう」
許嫁「うん」
男「幼馴染…そういうわけだから」
幼馴染「嫌よ…」
幼馴染「いやああああああああああああああ」
バタン!!
男「幼馴染!?」
男「くそ!」
許嫁「行かないで!!」
男「でも」
許嫁「そばに居てほしいの…」
男「…ああ」
許嫁「……」
男「でも幼馴染はどうしたら…」
許嫁「他の女のことなんて考えないで」
許嫁「私だけを見て…んちゅっ」
男「ん……許嫁…!」ガバッ
このSSまとめへのコメント
亀米で悪いけど吹き出しました
そこは幼馴染ルートだルォォン?