士郎「とんでもないモノを飲まされた」(676)
大河「かんぱーい!!あ、乾杯って言ってもみんなは未成年だからお酒は飲んじゃ駄目よー?」
桜「藤村先生も飲みすぎないようにして下さいね」
大河「わーかってるわよ!さぁじゃんじゃん持って来ーい!!」
イリヤ「ほら、お兄ちゃんも飲んで飲んで」
士郎「ああ、悪いなイリヤ」グビグビ
士郎「ん?なかなかイケるじゃないか、これなんて飲み物だ?」
イリヤ「んーと、わかんない。お城にあったの適当に持ってきちゃった」
遠坂「ちょっとそれ大丈夫なの?」
士郎「いや、でもかなりイケるぞ?遠坂も飲んでみろよ」
イリヤ「あ、もうなくなっちゃった。ちょっとしか入ってなかったみたい」
士郎「そうか、全部飲んじゃって悪い」
遠坂「別にいいわよ、でもあんた本当に大丈夫なの?」
士郎「あー大丈夫大……丈……ぶっ……!ぐっ、あっ……がっ!」
桜「先輩!?」
遠坂「士郎!?」
士郎「ん、ごほっ、ああ何ともないよ、むせただけだ」
桜「ふぅ、びっくりしました」
遠坂「イリヤの持ってきたモノなんて飲んじゃ駄目よ?何が起きるか分かったものじゃないわ」
イリヤ「失礼ねー、なんともなかったじゃない」
遠坂「今まで散々事件起こしといてよく言うわ!」
士郎「本当に大丈夫だからさ」ドクン
士郎「みんなじゃんじゃん食べてくれ」ドクンドクン
セイバー「ごちそうさまでした、今晩も素晴らしい料理でしたよシロウ」
士郎「ん、ああ、喜んでもらえて、嬉しいよ」ドクンドクン
桜「藤村先生ったら酔いつぶれて寝ちゃいました」
遠坂「あれだけ飲んだらね」
士郎「桜、あと片付け、するから、手伝ってくれ」ドクンドクン
桜「わかりました」
士郎「ふぅー、なんだから胸が苦しいな……食いすぎたかな」ドクンドクン
ガチャンッ
士郎「おっと、落としちまった」
桜「あーあー、破片踏まないでくださいね先輩」
士郎「すまん、拾っておいて……くれ……る、か」バタッ
セイバー「シロウ!」
遠坂「士郎!?」
イリヤ「お兄ちゃん!!」
士郎「あががががががが」ガタガタガタ
セイバー「シロウ!しっかりしてください!シロウ!」
ライダー「ハッ……先ほど飲んだ怪しい飲み物のせいでは!?」
イリヤ「えー!?」
シロウ「あばばばっばっばばばあ」ガクガクガク
遠坂「しっかりしなさい士郎!イリヤ!これはなんて飲み物なの!?」
イリヤ「分かんないよぅ!本当に適当に持ってきただけだもん!」
ライダー「アインツベルンの城にあったということは何らかのマジックアイテムかもしれませんね」
遠坂「得体の知れない飲み物の効果か……」
桜「姉さん」
遠坂「分かってるわ、キャスターに聞いてみましょう」
遠坂「あなた電話かけてくれる?」
桜「はい!」
士郎「あががっがおぼぼぼあっばあば」ガクガクガクガク
バゼット「シロウくん!しっかり!」
prrrrrrrrrrrr
キャスター「はいもしもし、柳洞ですが」
桜「キャスターさん!先輩が、先輩が!」
キャスター「あなた……落ち着きなさい、何があったのか詳しく教えて頂戴」
キャスター「なるほど……それでボウヤの症状は今どうなってるの?」
桜「えぇと、白目を剥いて口から泡を吹きながら、全身ものすごく震えています」
キャスター「他には?」
桜「えっと、その、言いにくいのですが、アレがものすごく大きくなってます……」
キャスター「体のどこかに痣が出たりしてないかしら?」
桜「痣ですか?よく見てみないと分かりません、ちょっと待ってください!」
桜「姉さん!先輩の体に痣はありませんか!?」
遠坂「痣!?ちょっと待って……見えてるところには無いわ!」
ライダー「服を脱がしてみましょう」
遠坂「!!あった!あったわ桜!!胸に……これは数字……かしら?」
ライダー「かなり変わった字体ですが恐らくそうでしょうね」
遠坂「30……よねこれ」
ライダー「はい、私にもそのように見えます」
遠坂「桜!胸に数字で30って痣があるわ!」
桜「胸に痣があって数字で30らしいです!」
キャスター「そう、やっぱりね……」
キャスター「桜ちゃん、落ち着いて聞きなさい」
キャスター「このままではボウヤはあと3日で……死ぬわ」
桜「……!」
桜「そんな!嫌です!!いったいどうしたら!?」
キャスター「落ち着きなさいと言ったでしょ」
キャスター「ボウヤが飲んだのはある特殊な呪いのかかる飲み物よ」
桜「呪い?」
キャスター「ええ、私の時代のゼウスという好色な神が作らせた飲み物でね」
キャスター「その数字は誰かと口づけをする度に減っていくわ」
キャスター「3日間が過ぎるまでに数字を0にすれば完全に呪いが解ける」
キャスター「逆に3日以内に0に出来ないと死ぬ、そういう呪いよ」
キャスター「俺に口づけしないと死ぬぞとか喚いて大変だったんだから……」
桜「はぁ・・・・・、と、とにかく先輩が30回キスすれば命は助かるんですね?」
キャスター「30回じゃないわ」
桜「え?」
キャスター「30人と、よ」
桜「はい、はい……ありがとうございました」ガチャッ
遠坂「で、どうだった?」
桜「はい、かくかくしかじか、らしいです……!」
遠坂「ハァー、とんでもないもの飲ませてくれたわね」
イリヤ「ご、ごめんなさい」
遠坂「とにかくこのままじゃ士郎が死ぬわ」
遠坂「……やるしか、ないでしょ」ドキドキ
桜「……ゴクリ」ドキドキ
ライダー「ではまず私が」スッ
チュッ
桜「ラ、ライダー!そんないきなり!」
遠坂「そうよ!心の準備ってもんがあるでよ!?」
ライダー「しかし急がないとシロウが死んでしまいますよ、さぁ早くして下さい」
セイバー「見て下さい、シロウの胸の痣が変わりました!」
ライダー「29になっていますね」
遠坂「スゥー、ハァー」ドキドキ
遠坂「これは士郎のため……しないと士郎が死んじゃうんだから仕方ないわよね」ドキドキ
遠坂「……」ドキドキ
遠坂(あ、士郎の顔、こんなに近く……)スッ
チュッ
遠坂(……!体中に電気が走ったみたい……)チュム
遠坂「ぷはぁ」ドキドキ
遠坂(まだまだドキドキしてる……)ドキドキ
桜「すみません先輩……意識がないのにこんな……」スッ
チュッ
桜「んっ……」チュ
桜(先輩の唇……やわらかい……)チュッ
桜(先輩……先輩……)トローン
チュッ チュム チュプ
桜「ふっ……チュッ……んむっ」チュッチュゥ
セイバー(サクラ……あのように激しく……)ゴクリ
桜「ふぇんぱい……チュゥ……ふぇんぱい……」チュルッ
遠坂「……」ボーッ
遠坂「ハッ、ちょ、ちょっと桜!もう十分でしょ!目的が変わってるわよ!!」
ライダー「数字は28に減りました、どうやらキャスターの言っていたことは確かなようです」
桜「っぷはぁ」
士郎「ん……む……」
士郎「お、俺はいったい……」
セイバー「どういうことでしょう、目を覚ましましたね」
遠坂「呪いそのものは意識を失うものではないんでしょ」
ライダー「ゼウスも俺に口づけしろと喚いてましたし、そうでしょうね」
士郎「遠坂、俺は眠っていたのか?なんで裸で……うわ、なんだこの痣」
遠坂「かくかくしかじか、ってことになってるの」
士郎「なんてこった……」
イリヤ「シロウ、ごめんなさい……」ショボン
士郎「いや、俺の方こそごめん、皆は女の子なのにこんなことさせてさ」
カレン「皆……?私もそこに入っているのですか?」
士郎「や、もちろん嫌なら構わないさ、いざとなったら柳洞寺の人たちに土下座してでも……」
チュッ
士郎「……ふぇ?」
カレン「……さっさと済ませたかったので。もう寝室に戻りますね」
遠坂「あと26ね、ほらセイバーもバゼットもさっさとやっちゃいなさい」
セイバー「えっ、う……シ、シロウ……」ドキドキ
士郎(うっ、セイバーの上目遣い……可愛すぎる……)ゴクリ
士郎「悪いな……セイバー」スッ
セイバー「いえ、私はシロウのサーヴァントですから……」ドキドキ
セイバー「いやそうではないですね……サーヴァントでなくても私はシロウになら……」ドキドキ
士郎「セイバー……」ドキドキ
セイバー「シロウ……」ドキドキ
チュッ
士郎「……っぷは」
セイバー「ぷは」ツツー
士郎(あ、唾液が垂れて……)
セイバー「も……もう終わりですか?」ドキドキ
士郎「一応……済んだし……でも」ドキドキ
遠坂「あーもう!どんだけイチャイチャするのよ!終わり!もう終わりよ!」
遠坂「次はバゼットよ!」
ライダー「私は昇天しそうなサクラを寝室に運んでおきます」
バゼット「わ、私ですか」ゴクリ
バゼット「スゥー」
バゼット「ハァー」
バゼット「……いつでもどうぞ!!」ドキドキ
遠坂「はい、とりあえずこの家にいる人は全員一応済ませたわね」
バゼット「……へ、部屋に戻ります、ふぅ」ドキドキ
イリヤ「ふぁ……お兄ちゃんとキス……しちゃった」ドキドキ
士郎「じゃあ続きは明日ってことでいいよな?」
遠坂「まぁ、時間は惜しいけど仕方ないわね」
藤村「zzz……むにゃ、士郎ぉもう食べられないよ~」
遠坂「あっ、藤村先生を忘れてたわ」
士郎「いやいや、藤ねえは!」
遠坂「何言ってんのよ!少しでも数字を減らしといた方がいいでしょ!?」
遠坂「それともアンタ死にたいの!?」
士郎「い、いや、死にたくはないけど」
遠坂「私も部屋に戻るし見ないであげるから、さっさとしちゃいなさいよ!」
士郎「藤ねえ……」
士郎「悪いな、藤ねえ」
チュッ
士郎「ほら、風邪ひくから布団かけとくぞ」ファサッ
士郎「……おやすみ」
藤村「zzzむにゃむにゃ」
藤村「……」
チュン チュンチュン
遠坂「さて、今日は外に出て積極的に攻勢をかけるわよ」
桜「先輩とキスしてくれそうな人ですか……」
士郎「なぁ、俺本当に柳洞寺で土下座してお願いしてくるよ」
遠坂「はぁ?何言ってるのよ、士郎アンタ馬鹿!?」
士郎「馬鹿とはなんだよ、俺だって出来るだけ誰も傷つかない方法をだな」
遠坂「なんて言ってキスしてもらうのよ?」
士郎「いや、罰ゲームでとかなんとか言ってさ、無理かな?」
遠坂「無理に決まってるでしょ!仮に受け入れられてもそれはそれで今後どうするのよ!?」
カレン「毎日鐘の突き合いでしょう」
桜「ふふっ」
遠坂「とりあえず手堅いところから行きましょう」
桜「あ、じゃあ美綴先輩とかどうですか?」
遠坂「そうね、綾子ならなんとかなるかもしれないわ」
士郎「え?どうしてそこで美綴の名前が出てくるんだよ、嫌がるだろ」
遠坂「あんたはちょっと黙ってて」
イリヤ「……そんなこと考えなくても片っ端から眠らせてキスしちゃえばいいじゃない」
イリヤ「何なら無理やりキスした後で記憶を消しちゃえばいいわ」
士郎「いや、無理やりなんて駄目だろ」
イリヤ「なんでー?昨夜大河には眠ってる間にしたんでしょ?」
士郎「うっ……それは、そうだけど」
遠坂「んー、そうね、手荒だけどいっそのことそうしちゃいましょっか」
桜「ごめんなさい、先輩。先輩の命がかかっているので許してください」
遠坂「じゃあそれでさっさと終わらせましょ。士郎が嫌がるならキャスターに催眠でもしてもらってね」
外
士郎「……なぁ、本当にやるのか?」
遠坂「しつこいわねアンタも、嫌なら無理やりやらせるわよ」
セイバー「シロウ、私たちは皆貴方に生きて欲しいのです、理解して下さい」
カレン「口づけするだけでしょう?別にピーしたりピーする訳じゃあるまいし」
遠坂「どうせ抵抗するだろうから……カレン、士郎の体をグルグル巻きにしちゃって」
カレン「わかりました」シュバッ
士郎「うわっ!おいやめろって!」グルグル
遠坂「口も塞いでおいて」
士郎「うむぅ!ん~!」
ライダー「とりあえずアヤコの家ですね」
ピーンポーン
美綴「はーい」
美綴「おう遠坂じゃん、どうしたの?」
遠坂「ちょっと綾子に用事があってね」
美綴「用事って?」
遠坂「あー、その前に今家にご家族はいるかしら?」
美綴「実典しかいないけど、それがどうしたの?」
遠坂「二人か、まぁいいわね」
遠坂「ごめんね綾子」キュイーン
美綴「ごめんって何……が……」バタッ
遠坂「……さ、さっさと済ませちゃって、私は弟君を連れてくるわ、ライダーちょっと来て」
ライダー「……私もアヤコにキスしたかったです」
士郎「ん~!む~!」
カレン「口元の布だけ外して無理やりやらせます、バゼット、手伝ってください」
チュッ チュッ
遠坂「よーし、2人ゲット!これで残りは20人ね」
ライダー「案外早く済みそうですね」
イリヤ「ね、言ったでしょ?」
遠坂「ライダー、綾子たちを部屋に戻しておいてくれる?」
ライダー「分かりました」
バゼット「念のため胸の数字を確認しておきましょう」
桜「先輩、布を取りますから、暴れないで下さいね?」
士郎「……ん」コクッ
カレン「流石に観念しましたか」
セイバー「……!?リン!胸の数字が昨日と変わっていません!!」
遠坂「何ですって!?」
遠坂「どういうこと!?確かに今二人とキスしたわよね?」
桜「はい、ぶちゅっとそりゃもう思いっきり」
ライダー「もう一度キャスターに聞いてみてはいかがですか?」
遠坂「そうしましょう」
バゼット「あ、私携帯電話持ってます」
桜「お借りしますね」
prrrrrrrrrrrrrrrrr
桜「―――という訳なんです」
キャスター「それは駄目ね、相手の意識が無い状態ではカウントされないわ」
キャスター「口づけのカウントのキーはボウヤの意識ではなく相手の意識なの」
キャスター「相手自信が口づけをしている、という認識を持った状態で行わねばならないわ」
キャスター「ボウヤが眠っている間にした口づけはカウントされるけど他人の場合は駄目よ」
桜「そ、そんな」
桜「―――と言っていました」
遠坂「嘘よ!だって昨夜眠っている藤村先生にキスして現に数字が減ったじゃない!」
ライダー「眠っていなかった、ということでしょう」
士郎「……!?なんてこった……!」
イリヤ「ふーん、タイガってばキスされるのに黙って寝たふりしてたんだ」
士郎「……藤ねえ」
遠坂「そのことは今言っていても仕方がないわ」
遠坂「でもそうなるとかなり厳しいわね……」
桜「でもやるしかないですよ」
遠坂「分かってるわ……とにかく綾子を起こして何とかキスしてもらいましょう」
遠坂「聞いてる?士郎、ここは全てあなたに任せるわ。私たちは少し離れたところから見てるから」
遠坂「自分の命がかかってるの、いい?私たちは士郎に生きていてもらいたいわ」
遠坂「ちゃんとやりなさい」
士郎「……あぁ」
美綴「……ん、ふぁ~、あれ?私どうして外で寝てるんだろ?」
士郎「よ、よう、美綴」
美綴「ふぇ!?え、え、衛宮!?どうしたの急に!?あれ?私確か遠坂と……え!?」
士郎「え?遠坂がいたのか?ははは」
士郎「俺は、今ここを通りかかったんだが、その、美綴が入り口のところで倒れてたから」
美綴「そ、そうなんだ、はは、おっかしぃなぁ」
士郎「貧血か何かで夢でも見てたんじゃないか?ははは」
美綴「うーんそうかなぁ……お、起こしてくれてありがとう」
士郎「あー、いや、うん……あのさ」
美綴(な、何?この雰囲気……)ゴクリ
士郎「……」
士郎「あ、あのさ」
美綴「うん」ゴクリ
士郎「キスしないか?」
遠坂たち「アホーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
美綴「あーキスね、キス……えぇ!?ってちょっと、何言ってるのさ衛宮!?」
士郎「いや、今無性にキスがしたいっつーか、なんというか」アセアセ
美綴「そそそそれって……?」ドキドキ
士郎「えぇと、その」チラッ
遠坂(カンペ)『貴方のことが好きだからー!』
士郎「あ」
美綴「……?」
士郎「貴方のことがー!好きだからー!!」
美綴「……!」ズッキューン!
/{,
! ヽ,
| ヽ, ,イ
l, ヽ / /
!, \ / /
ヽ i、 ,i" /
\ ヽ、 ,rーー、 ,r' /
\ ゝ、 iレ<ッソ ,r' /
\ `、 ,rーッヽ'イ、 ,r' /
\ ヽ_ ,.-'´ : ;リ`ヽ;iヽ\ ,r'" ,/
\ ヽ ,. - ': : :_;、: ::/l_;};;;{_ヾ! / ,/
ヽ_, ,.-ヘ─'´: : ;.-‐'´ `\;〉イi;7i':::\ / /
_,,..------.、 ヾ彡ヘ-─'´ r'`フ=={ヽ: :`ヽ-;ッ-、 /
 ̄ ̄ヾ、:.`ヽ、 _ヽ〉 ,rー'´_;ノ:;;:i};:ヽ\``'7'クシ'´ _,..--‐;:=ー
,-=;' ´ ̄ ̄ ̄: : : : : :.``ー─‐‐'"ブ´:::-、::::リシ::\``'ー'--‐'' ´ /´`
〈 ;:、 ;:: -─-,.-ッ: : : : : : : ;/:ヾヽ:;:-'ヘ:;:::/ヘiヽ、: : : : : : : :ヽ、__
/'´ '´ ,rー'´: : ;: : :,.-‐ヘ\:::;>"´: : : : :``'、:::!レ彡、: : : : : : : : : : : :`ー- 、
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´  ̄`ヽ;.:- '´ /::::::゙ヾゞ'´: : : : : : :; : : : :.'!;::::;i  ̄r'^‐<、,、:(⌒′
,ヘヽ;::::/ヽ、: : : : : //-─ー^ー'`` ̄` `
/::::::ツ'´ ゝ─-i'´ ′
,..〈;::::::/
/:ヽニソ'
i' ̄ヽ;/
ヽ._,/
美綴「ふぇ、へへへ、そうなんだ……」ドキドキ
美綴「え、衛宮が……えへへ……」ニヤニヤ
美綴「……」ニヤニヤ
美綴「……いいよ、衛宮になら」
衛宮「え?いいのか!?」
美綴「その代わり、初めてだから優しくしてね……」
衛宮「あ、ああ……ゴクリ」チラッ
遠坂(カンペ)『一発ぶちかませ!』
衛宮「じゃあ、いくぞ美綴……」スッ
美綴「うん……」スッ
チュッ
遠坂「はいおやすみ綾子」キュイーン
美綴「う……うん……んん」バタッ
遠坂「ごめんね綾子。これは夢、夢なんだから」
遠坂「ライダー、綾子を寝室のベッドの上に寝かせてきて」
ライダー「寝室に!?ふふふ分かりました」
桜「おイタしちゃダメよライダー」
ライダー「……はい」ショボン
遠坂「あ、ついでに弟君を連れてきて」
遠坂「桜、ちょっといい?」
桜「…?はい、なんでしょう」
弟逃げてえええええええええええええ
ライダー「連れてきました。まだぐっすり眠っていましたよ」
遠坂「桜、頼んだわよ」
桜「いざ自分の身になると気が進みませんが、仕方ありませんよね」
桜「ごめんね、実典くん」
桜「実典くん?起きて、実典くん」
実典「ん……ふああ……あ、部長」
実典「……え!ぶ、ぶぶぶ部長!?」ガバッ
実典「俺なんでこんなところで寝てるんだ!?」
桜「もう、実典くんったらこんなところで眠っちゃって」
桜「私が通りかからなかったら大変なことになってたかもね、うふふ」
実典「部長……///」
よりにもよって想いを寄せる桜にはめられて、桜の目の前で恋敵とチューさせられるのか
弟の純情蹂躙されすぎ泣いた
待機部屋
臓硯「・・・・・・//////」
綺礼「・・・・・・」
宗一郎「・・・・・・」
遠坂「―――はい、今度こそ2人分ちゃんと減ったわね」
ライダー「桜が誘惑して手で目隠ししてる間にシロウがキスですか、やりますね」
桜「二人にはすごく悪いことしちゃいました……」
遠坂「まぁね、謝っても謝りきれないけど、こっちも命がかかってるから」
カレン「実際は良い夢が見れたぐらいにしか思ってないでしょうけどね」
士郎「……ごめんな二人とも」
イリヤ「あのお兄ちゃん、あんな薬持ってきて本当にごめんなさい」グスッ
セイバー「泣いてはなりませんイリヤスフィール」
セイバー「私たちは友たちの屍を乗り越えて進まなくてはなりません、行きましょう」
遠坂「次は学校に行きましょう」
遠坂「あ、あれって後藤くんじゃない?」
士郎「本当だ」
遠坂「士郎」
士郎「え?」
遠坂「行きなさい」
士郎「え、ど、どうやってキスするのさ?」
遠坂「男は根性よ」
士郎「……もう、立ち止まることは許されないんだよな」
士郎「……」ザッ
なんだろう・・・・リズはともかく、セラが顔真っ赤にして涙目になるような悪寒がしてきた
後藤「おや、衛宮殿ではござらんか!」
後藤「いやぁ、奇遇でござるなぁ!こんなところで出会うなどとは!」
後藤「我らは何某かの深い縁で結ばれておるのかもしれませんな!!ハハハ」
士郎(後藤くん、昨日は時代劇を見たのかな)
士郎「後藤くん、お願いがあるんだ」
後藤「何でござろう?奇縁の衛宮殿の願いとあらば何でも聞き届けますぞ」
士郎「俺と……キスして欲しいんだ!」
後藤「ほう、衛宮殿も衆道に興味がお有りか、拙者も少し嗜んでおりましてな!」
士郎「え?」
後藤「そこの草陰でよろしいかな?ささ!」グイッ
士郎「え、ちょっ、待ってくれ!後藤くん!?」
後藤「拙者もう我慢できないでござる!さぁ!」
ブチュウ
後藤くん、イロモノとは思っていたがまさかホモだったとは
遠坂「すごいものを見たわ……」
セイバー「私の時代にもありましたが、実際目にするとこれは……」
桜「先輩、大丈夫ですか?」
士郎「……俺の記憶を……いやなんでもない」
カレン「最後までしてあげてもよかったのでは?」
バゼット「男同士の……初めて見ました……」ドキドキ
ライダー「しかし思いがけず一人消化できましたね」
遠坂「学校に急ぎましょう」
士郎「着いたはいいけどどうするんだ?」
遠坂「そうね、いくつか心当たりがあるわ」
遠坂「まずは職員室に行きましょう」
待て。宗一郎様標的にしたらキャス子に呪い殺されるぞ
衛宮(遠坂のヤツ、葛木ならイケるとかなんとか言ってたけど)
衛宮(どう見ても一番難しいだろ……)
衛宮「……葛木」
葛木「む、どうした衛宮、今日は休みだぞ」
衛宮「アンタに話があるんだ」
葛木「今は職務中なのだが、急を要するのか?」
衛宮「ああ」
葛木「いいだろう、少し待て」
衛宮「ああ、屋上で待ってるよ」
思いつかない疲れた寝る
>>186
おのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれええええ
一成は士郎のためなら協力してくれるだろうな。何故か頬染めながら
ワカメもちょっと黒桜が笑顔でお願いしたら喜んで従うだろう
ZEROはステイナイトもホロウもやった上で見た方がニヤニヤできる
つーかネタバレも何も、ZEROの結末は確定してて展開を楽しむもんだから恐れることはない
おい、美綴あれで終わりかよ
もっとこう、なあ!あるだろ!
ライダー「アヤコ・・・よく眠っていますね」
ライダー「少しだけ、なら・・・・・」じゅるり
美綴「・・・・・ん・・・・っ」
桜「ライダー。ハウス。」
ビクッ
桜「・・・・おイタしちゃダメって、言ったじゃないですか」
ライダー「あ、あああ・・・」ガクガクガクガク
桜「それに・・・・勝手なつまみ食いも禁止って、何度も言ってますよね?ライダー」
ライダー「ごごごごごめんなさ・・・・・」ガクガクガクガクブルガクブル
桜「今夜は久しぶりに間桐の家でゆっくりお話(お仕置き)しましょうか。ねえ、ライダー?」
>>222
もっとしようとしたらごらんの有様だよ!
美綴「あれ、私……寝て……?」ムク
美綴「……」ボー
美綴「(なんかいい夢見たような……)」
美綴「……ふへへ」
実典「(目が覚めたら姉ちゃんが乙女な顔してる……)」
こう、女の子してる美綴とかさ!
ハートキャッチ美綴!
ほ
士郎「あれ、遠坂たちどこ行ったんだ……?」
士郎「それにしても葛木はやっぱり無理だろ……」
士郎「キャスターにバレたら殺されるぞ俺」
葛木「待たせたな」
士郎「あ、ああ仕事中なのに悪い」
葛木「用件はなんだ?」
士郎「あのー、その、あの、さ」
士郎(さっきまでみたくいきなりキスしてくれは通じないよな)
士郎(魔術のことを話しても大丈夫だし、一か八か普通に説明するか……)
士郎「実は―――」
士郎「―――という訳で、俺と……キスして欲しいんだ」
葛木「……」
士郎「や、やっぱ駄目だよな!キャスターにも殺されそうだし他を当たるよっ」
葛木「私は構わんぞ」
士郎「だよな、邪魔して悪かった……って、ええ!?」
葛木「構わんと言っている」
葛木「別に何が減るわけでもあるまい、するなら早くしろ」
士郎「あ、ありがとう!それと……キャスターには……」
葛木「メディアにも言っておこう」
士郎「いやいや、言わないでくれ!俺が殺されちまう!」
キャスター「あら、ボウヤ。誰に何をしたら私に殺されるのかしら?」
士郎「ひっ!」
_| ̄|_ //ヽ\
| '|/ / ノ "´ ̄ ̄''''‐-...ノヽ
|__|'' ̄! ! / 丶 |
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ヽ-''" 7_// _/^ 、 `、
┌───┐ / / 、_(o)_,;j ヽ|
|┌─, .| /. - =-{_(o)
└┘ ノ ノ |/ ,r' / ̄''''‐-..,>
// { i' i _ `ヽ
 ̄フ i' l r' ,..二''ァ ,ノ
n / 彡 l /''"´ 〈/ /
ll _ > . 彡 ;: | ! i {
l| \ l 彡l ;. l | | !
|l トー-. !. ; |. | ,. -、,...、| :l
ll |彡 l ; l i i | l
ll iヾ 彡 l ;: l | { j {
|l { 彡|. ゝ ;:i' `''''ー‐-' }
. n. n. n l 彡 ::. \ ヽ、__ ノ
|! |! |! l彡| ::. `ー-`ニ''ブ
o o o l :. |
キャスター「まったく、このような事態になったときから宗一郎様の周囲を警戒していてよかったわ」
士郎「キャスター、いつの間に……!」
キャスター「貴方その呪いについて教えてあげた恩を仇で返すつもり?」
士郎「い、いや、それは……」
葛木「……メディアよ」
キャスター「少々お待ちください宗一郎様、この悪戯ボウヤにお仕置きを……」
葛木「いや、私は構わんと言った」
キャスター「……!いけません宗一郎様!!男同士でなど宗一郎様のお口が穢れます!」
葛木「私なら大丈夫だ」
キャスター「くっ……!ボウヤァァァァァ……!」
士郎「ひぃっ!」
葛木「職務中だ。早く済ませよう」スッ
チュ
葛木「では私は戻るぞ」
士郎「ああ、ありがとう」
キャスター「くっ、私も帰るわ……」
キャスター「ボウヤ、覚えていなさいよ……」ボソッ
士郎「ひ……!」ビクビク
士郎「……」
士郎「行ったか……やばいぞ、後で何されるか分かったもんじゃねぇ……!」
遠坂「あら、終わったのね。言ったでしょ?簡単だって」
遠坂「あの男は生真面目だから、命がかかっている状況で唇を重ねる程度のことは拒否しないわ」
士郎「いやその代わりキャスターにはすごい恨まれたぞ!!」
遠坂「それは自業自得ね」
遠坂「それより次の準備が出来たわ、上手くいけば一気に5人分ゲットよ」
えんだああああああああああああああ
>>274
早漏乙
士郎「一気に5人も?いったいどうやって……?」
遠坂「それは行けば分かるわよ」
士郎「他の皆は?」
遠坂「今日はもう帰ったわ」
遠坂「さ、行きましょう」
慎二「遅いじゃん衛宮、呼んでおいて何やってたんだよ!」
一成「来たか、衛宮が来ないのなら帰るところだったぞ」
蒔寺「お、これで全部揃った?早く行こうぜ!」
氷室「カラオケか、考えてみれば初めてかもしれん」
三枝「緊張するなぁ~」
士郎「……」
士郎「遠坂……これは?」
遠坂「見て分からないの?名付けて、学友とカラオケでチュッチュ大作戦よ!」
士郎「そのまんまじゃねーか!」
慎二「ねぇ、早く行かないの?僕もう脚が痛いんだけどー?」
文字だけ見てるとワカメがギャルにしか見えない
三枝「ほぇ~、こんなところにこんな大きい店あったんだぁ」
蒔寺「ホントだ、アタシたまに通るけど初めて見たよ」
氷室「いや、実際ここには何もなかったはずだが……気のせいか?」
慎二「何でもいいじゃん、早く入ろうよ」
士郎「蒔寺たちはともかく、慎二や一成までよく来たな……」ボソボソ
遠坂「あー、慎二は私が直接誘ったら一発だったわよ」ボソボソ
遠坂「柳洞くんは士郎が来るって言ったらその気になってくれたわ」ボソボソ
士郎「そ、そっか」
一成「俺は最近歌はあまり知らないのだが大丈夫か?」
遠坂「ええ、大丈夫よ。私もあまり上手じゃありませんし、ふふふ」
子ギル「何名様ですか?」
士郎「えっ……!?」
蒔寺「ん?どしたの衛宮?あ、受付が子供じゃん!」
氷室「珍しいな、親の手伝いでもしているのだろうか」
慎二「そんなのいいからさぁ」
慎二「ってか何名様って、どこからどう見ても7人だろ?見ればわかるじゃん」
子ギル「時間とお飲物は?」
慎二「フリータイムでドリンクバー飲み放題でいいよ、早く部屋に案内してよ」
慎二「新しい機種が置いてあるところで大きい部屋を頼むよ?」
子ギル「かしこまりました、6番の部屋にどうぞ」
士郎「おい、遠坂……さっきのは?」ボソボソ
遠坂「カレンに言って協力させたのよ」ボソボソ
子ギル「お兄さんとキスさせられるのはごめんですからね」
士郎「うおっ、いつの間に……!」
子ギル「それに、こんなに面白そうなことは傍から見ているに限るでしょう?」
遠坂「アンタ小さくなっても性格は変わらないのね……」
子ギル「協力は惜しみませんから、存分にやっちゃって下さい」
遠坂「そのつもりよ」
慎二「おーい、遠坂たちも早く入れよ」
遠坂「えぇ、今行きます」
慎二「なかなかいい部屋じゃん」
蒔寺「うっわー、すっげーキラキラしてるぞ!」
氷室「……これは本物の金箔と宝石じゃないか?」
三枝「えぇ、そうなの!?私ますます緊張してきちゃった……」
一成「これはまた何とも悪趣味というか派手な部屋だな」
一成「カラオケ店の部屋はどこもこうなのか?」
士郎「いや、多分ここだけだと思うぞ」
遠坂「私飲み物取ってきますね」
三枝「あっ私も行きます!」
慎二「僕コーラね、ダイエットでもペプシでもない普通の奴しか飲まないから」
一方その頃
美綴「ふぁ~……はっ!え、衛宮!?」ガバッ
美綴「何だ夢かぁ……ハァ」
美綴「……」
美綴「……えへ」ニヤニヤ
美綴「えへへ……きゃー!」バタバタ
実典「ん……う……部長!って……ああ」
実典「夢か……」
実典「夢にしてはいい匂いだったな部長……唇も柔らかかったし……」
実典「……」
実典「……」シコシコ
後藤「衛宮殿!!衛宮殿ぉぉぉ!もうお腹がパンパンでござる!!」
子供「ママ、あそこの草むら」
母親「こら、見ちゃいけません!」
慎二「じゃあさっそく歌おうよ、僕の上手さに驚かないでよ~?」
蒔寺「ねぇねぇ!遠坂は何歌うの!?」
遠坂「そうですね、○△○×でも歌っちゃおうかな」
蒔寺「おぉ~!それいいよ!すっごく似合ってるぞ!」
三枝「うんうん!」
氷室「私は演歌でも歌おうか」
一成「俺も演歌ぐらいしか知らないな」
士郎「んー俺は何歌おうかなぁ」
士郎(普通にカラオケが始まったんだけどここからいったいどうするんだ?)
慎二「ねぇねぇ衛宮、どうだった?僕の歌、上手すぎて呆気にとられちゃったかな?」
士郎「あぁ、うん」
士郎「~~♪」←黄金の光熱唱中
一成「……上手いものだな、衛宮にこんな一面があったとは……」
慎二「なかなかやるじゃん……うん……」
三枝「衛宮くん上手いね~」
遠坂「ふふ、そうですね」
蒔寺「……!何だあんなの!うんこじゃん!うんこ!」
氷室「飲み物を補充してくるがさっきと同じのでいいだろうか?」
慎二「あ、僕次はカルピスね」
三枝「ここのジュースすっごく美味しいよね~」
遠坂「ええ」
一成「~~~♪」
蒔寺「アハハハハ!サブちゃんだ!!アハハハハ!!」
三枝「あはは、本当だ~!似てる~あはははは!!」
氷室「うふふふふ、えへへへ、なんだか、気持ちいいな」
慎二「あははうふえへおほはは、もっろ!もっろ持って来-い!」
士郎「おい、遠坂……!これどう見ても酔ってるだろ……!?」
遠坂「ええそうよ、ギルガメッシュに言ってジュースの味のするお酒を用意してもらったの」
士郎「やっぱり……!」
遠坂「いい?勝負はここからよ、気を引き締めなさい」
一成「ふぅ、ふふははは、どうだった衛宮ぁぁ?ははは」
士郎「どう見ても酔うってレベルじゃねーぞ……!」
遠坂「はい、みなさん注目!」
遠坂「お、王様ゲーム!」
凛「王さまゲ~ム!!」
セイバー「うぇ~い!」
皆「おーーーー!あははははは!!」
慎二「なんら遠坂、気が利くじゃーん、あはは」
氷室「ふふふ、そういえばやったことがなかったな、ははふふひ」
蒔寺「おー!やるぞー!おー!あははっはは!」
遠坂「ルールはみなさん知ってますよね?じゃあ早速始めましょう」
三枝「お~、もう準備してたんだぁ~、遠坂さんすご~いあははは」パチパチパチ
一成「なんらぁ?王様ゲームぅ?うむぅ……ひっく」
遠坂「はい、どうぞ、一人一本ずつ引いて下さいね」
遠坂「皆さん引きましたね?」
遠坂「はい、王様だーれだ?」
慎二「はーいはいはーい!僕は3番だぞー!あははは!」
遠坂「……王様は私ですね」ニヤッ
遠坂「では、3番が」チラッ
士郎(まさか……!)
遠坂「6番にー?」チラッ
士郎(俺の番号がバレている!?)
遠坂「キスー!キスしちゃってくださーい!」
蒔寺「おー!!」
氷室「キス、か、ふふふふ」
一成「なんと、学生どうしで、そんなふらちな、ははは」
慎二「おー?3番誰だー?おい、誰なんだよ3番は~?って!」
慎二「僕でした~!!あはははは!!」
三枝「じゃあじゃあ、6番は誰?」ドキドキ
士郎「……俺だ」スッ
慎二「おいおーい?男かよ~?勘弁してくれよまったく~」ジリジリ
三枝「きゃーきゃー、男の人同士できききキス!しちゃうんだぁ!」ドキドキ
慎二「いやぁ、まいったなぁ~?しかも衛宮かよ~無理だわ~僕無理だわ~」ジリジリ
士郎「とか言いながら近づいてくるなよ!!」
氷室「なーにを言っているんだぁ?ルールらろぉ?はい、キッス!キッス!」
一成「むぅ、えみやのやつぅ、きすだとぉ?」
蒔寺「きっす!きっす!」
慎二「ほらほらぁ衛宮ぁ、はやくしないと終わらないらろぉ?んー」チュー
士郎(覚悟を決めるか……)
士郎「いいぜ……来いよ、慎二……!」スッ
ブチュゥ
遠坂「はーい、次行きますよー」
みんな「おーーーー!!」
遠坂「はい、王様だーれだ?」
慎二「僕は5番だぞー!あはははは!」
遠坂「まぁ、また私が王様ですね」
遠坂「じゃあ」チラッ
士郎(またか……)
遠坂「1番と」
士郎「くっ……」
遠坂「4番がぁ?」
三枝「ふぇ!?」
遠坂「ポッキーゲーム!」
士郎「……」ポリポリポリ
三枝「……」ポリポリポリ
蒔寺「いけー!ぶちゅっといっちゃえー!あははははは!」
氷室「ゆきかー、大人になるんらぁ!」
慎二「あははは、もっとグイグイ食べなよ~!」
士郎(あと5センチ……!)ポリポリ
三枝「……」ポリポリ
一成「やめろぉえみややめろぉ~」
士郎(くっ、これはすごく……やめたい!)ポリ
三枝「……///」ポリ
蒔寺「ちまちまやってないで早く終わらせろよ衛宮ー!あははは!」ドンッ
士郎「んむっ!?」
三枝「……ふぇ!?」
チュッ
三枝「ごごごごめんね!衛宮くん!私なんかと!」
士郎「い、いや!俺の方こそ!ごめん!」
三枝「本当にごめんね!あっ、ハンカチ持ってるよ!!」
士郎「いや、そんな拭ったりしないって!三枝さんは可愛いしどっちかって言うと得した方だから!」
三枝「ふぇ!?そそそそんなことないよー!」
慎二「おーい!いつまでイチャイチャしてんだー?次行くよぉー?」
一成「……ぐぬぬえみやぁ」
士郎「ちょ、ちょっと待ってくれ、俺トイレ行ってくるよ」
遠坂「分かったわ、それじゃあいったん休憩にしましょう」
一成「俺もいくぞえみやぁ」
遠坂「ご苦労様、衛宮くん」
士郎「……あ、ああ……」
遠坂「監視カメラでギルガメッシュと見てたわ」
子ギル「ははは、面白いものを見せてもらいました」
遠坂「とりあえず一人減らせたしよかったじゃない?」
士郎「はぁ……ちゃんと記憶は消しておいてくれよ……?」
遠坂「ふふ、分かってるわ」
遠坂「さて、ここからの作戦を説明するわよ」
遠坂「ライダー」
ライダー「はい」シュン
士郎「うおっ!?いたのかライダー!?」
遠坂「ここからはライダーに協力してもらうわ」
遠坂「名付けて、ラッキースケベでチュッチュ作戦!!」
ハブアナイスデイ士郎
一成「では続きと行こうか」キリッ
慎二「なんらぁ柳洞、すっきりした顔しちゃってー、まさかあの程度の酔いで吐いてきたのー?あはは!」
蒔寺「お!遠坂たちも戻ってきた!よーし歌うぞー!」
三枝「……」スゥ スゥ
遠坂「寝ちゃったのね三枝さん」
氷室「……そっとしておいてやろう」
蒔寺「よーし遠坂!アタシの歌を聞けぇー!!」
蒔寺「前に出て歌っちゃうぜぇー!」
ライダー(仕掛けます、シロウ)
ライダー(足を引っ掛けますので、上手く前に回り込んで偶然のキスをしてください)
ガッ
蒔寺「うぉっ!?」
士郎「大丈夫か蒔寺(棒読み)」ガシッ
士郎(ミスった!)
遠坂「……下手くそ!」ボソッ
ガッ
蒔寺「うわっ!?」
ガッ
蒔寺「ひやっ!?」
ドンッ
蒔寺「にゃっ!?」
グイッ
蒔寺「な、なんだ!?」
士郎「おっと!」ガシッ
蒔寺「ま、またまた、ごめん衛宮!」
遠坂「ちょっと士郎!早くキスしなさいよ!」ボソボソ
士郎「無理だって!どうやったら受け止めた瞬間唇が重なるんだよ!」ボソボソ
蒔寺「あはは、おっかしいなぁ、さっきから足が覚束ないや……」
氷室「大丈夫か蒔字?酔いすぎたのではないか?」
蒔寺「あれー?アタシらが飲んでたのってジュースじゃなかった?」
氷室「そう言われればそうだな……」
慎二「……」グー グー
一成「体調が優れないならそろそろ帰るか?」
蒔寺「んー、そうするかなぁ」
遠坂(まずいわね、飲み物の効果が切れて冷静になってきたわ)
遠坂「……仕方ないですね、それじゃあ帰りましょうか」
ライダー(リン、あと一度だけ試させて欲しい)
ライダー(……私は勘違いをしていたのかもしれません)
ライダー(足を引っ掛けるべきは女性の方ではなかった……)
ライダー(ラッキースケベで転ぶべきなのは……シロウ!貴方の方です!)
ライダー(行きます!)
ガッ
士郎「うわっ!?」ヨロッ
蒔寺「……え!?」
チュッ
蒔寺「……んむっ!」
蒔寺「……ぷは!えええ衛宮のアホ!馬鹿!死ね!死ねーっ!」
士郎「す、すまん!脚が!」
ガッシ!ボカッ!
士郎「んぐはっ!?」ヨロヨロッ
氷室「……は?」
チュッ
氷室「……ぷはっ、だ、大丈夫か、衛宮」
衛宮「わ、悪い!すまん!本当にごめん!」
遠坂(す、すごいわ!士郎を引っ掛けたら一気に二人とキスできた!)
士郎「―――はぁ、今日は疲れたな……」
遠坂「ご苦労様、でもこれであと13人よ」
遠坂「一番難しいところはもうクリアしてるし、あとは勢いで一気に行っちゃいましょう」
士郎「ちゃんと皆の記憶は消しておいてくれたか?」
遠坂「ええ、その辺りは抜かりはないわよ」
士郎「本当か?遠坂はうっかりしてるからなぁ」
遠坂「誰がうっかりよ!ちゃんと消しておいたわよ!」
士郎「……ありがとうな、頼りにしてるよ」
遠坂「……任せておきなさい」
ライダー「ふふ、私はお邪魔でしょうか?」
一方その頃
一成「今日の衛宮はすごかった……」
士郎「じゃあ俺はこのままバイトに行ってくるよ」
遠坂「ん、どうせならバイト先でも少しは減らしてきていいのよ?」
士郎「ネコさんかぁ、一人じゃ厳しそうだ」
ライダー「あと二日もあって残り人数も少ないことですし、無理はなさらないで下さい」
士郎「ああ、俺は記憶は消せないしそうするよ」
遠坂「じゃあね、いってらっしゃい」
ライダー「いってらっしゃいシロウ」
士郎「おう」
ネコさんの喋り方って関西弁だっけ
>>399
関西弁ではないかな
>>403
サンクス
なんか語尾が変な感じだったような気がしてさ
士郎「配達終わりましたー」
ネコさん「お疲れさんエミヤん」
ネコさん「ほらぁこっち来て飲もうよ」
士郎「うわっ、酒臭っ!また飲んでるんですか?」
ネコさん「いいだろ?どうせ暇なんだしさぁ、ヒック」
士郎「俺は未成年だし飲めませんって!」
ネコさん「なにぃ?アタシの酒が飲めないって言うのん?」
士郎「うわ、めちゃくちゃ酔ってる……こうなったら手に負えないんだよなぁ」
ネコさん「ほら、こっちゃ来い!」グイグイ
士郎「うわっと……!」
ネコさん「なぁ~、エミヤん?エミヤんは好きな人はいないの?」
士郎「いや、いないってことはないですけど」
ネコさん「ん?お姉さんに言ってみ?ん?」
士郎「い、いや……」
ネコさん「あ~、まさか藤村のヤツじゃないでしょねぇ?ヒック」
士郎「あ、あはは……」
ネコさん「あいつだけはやめときなって~!ヒック」
ネコさん「あいつはアタシが学生のときさぁ……」
士郎「また始まった……」
ネコさん「―――って酷くない?」
ネコさん「ねぇ、エミヤん聞いてるん?」
士郎「あ、はいそうですね」
ネコさん「むぅ、適当に流してるでしょ~?」
士郎「いや!そんなことないですよ!ちゃんと聞いてますってば!」
士郎(面倒くせぇ……早く帰りたい)
ネコさん「あはは、焦っちゃて、別に怒ってないってば、ヒック」
ネコさん「エミヤんは可愛いねぇ~」
士郎「ははは……」
ネコさん「んーお姉さんチューしちゃうよ~!」
士郎(……!?これはチャンスなんじゃないか!?)
ネコさん「ほれほれ~」グイグイ
士郎(ネコさん、すいません!)
チュッ
ネコさん「へ……?あ、エミヤんごめん!本当にしちゃった、ごめんね」
ネコさん「じゃあね、エミヤんお疲れさん~」
士郎「お疲れさまでした」
ネコさん「なんかごめんね」
士郎「いや、こっちこそすいません、逆にありがとうございましたって感じで」
ネコさん「へ?」
士郎「や、なんでもないです、失礼します」
ネコさん「うん、またね~」
士郎(これであと12人……)
士郎(なんとかなりそうだ)
士郎「ただいま」
セイバー「おかえりなさい」
遠坂「あーお帰り、どうだった?」
士郎「一つ減らしてきたよ」
遠坂「嘘!?補助なしでよくやったわねー」
士郎「あーうん、たまたまかな」
遠坂「何があったか気になるけどまぁ、とにかく残りはまた明日ね」
士郎「明日はどうするんだ?」
遠坂「んー、明日は身近なところを攻めるつもりよ」
士郎「身近?」
遠坂「明日になってのお楽しみよ」
チュンチュン チュン
桜「おはようございます先輩」
士郎「ああ、おはよう、桜は今日どうするか聞いてるか?」
桜「はい、私たちの身近なところで比較的どうにかなりそうなところを回るらしいです」
士郎「なぁ、桜の身近ってまさか」
桜「間桐の家にも来てもらうつもりですよ」
士郎「え?だって慎二はもうクリアしたし……」
桜「お爺様とそのサーヴァントがいます」
士郎「えっ」
カレン「あと私の方でランサーとギルガメッシュ……」
イリヤ「もちろんリズとセラとバーサーカーにもお願いするわ!」
遠坂「あらおはよう、その顔はどうやらもう説明は受けたみたいね」
遠坂「私もアーチャーを呼ぶつもりよ?頑張ってね」
士郎「……なんだろう、昨日よりも命の危険を感じる」
遠坂「今日は昨日と違って躊躇してたら絶対に逃げられちゃう相手も含んでるわ」
遠坂「だから士郎、あなた」
士郎「ん?俺がどうしたんだ」
遠坂「……理性を捨てなさい」
士郎「え?」
遠坂「少しの躊躇いが相手を逃がす隙になっちゃうって言ってるの」
遠坂「だから士郎には最初から全力で唇を貪りに行って欲しいのよ」
士郎「そ、そんな!!」
遠坂「イリヤ」
イリヤ「はーいお兄ちゃん、私の目を見てー、いい子ですねー」キュピーン
士郎「や、やめろイリヤ、や……め……」グルグル
士郎「う、うう」グルグル
士郎「うおおおおおおおおおおおおおお!!」
遠坂「それじゃ、行きましょう、まずは間桐の家ね」
桜「はい」
イリヤ「行くわよシロウ!」
士郎「クチビル……クチビル……」プルプル
バゼット「うわぁ、これは大変ですね……」
セイバー「シロウのあのような顔は見たことがありません……」
カレン「そうですか、いつもあれぐらいだったような」
士郎「クチビル……クチビル……」プルプル
士郎「クチビル……クチビル……」
桜「姉さんあれを見て下さい!」
遠坂「まずいわ藤村組の人たちよ、士郎に暗示をかけるのが早すぎたかしら……!」
イリヤ「いいんじゃない?ここで2人分稼いじゃおうよ」
遠坂「……それもそうね」
藤村組構成員A「あ、おはようございます!」
藤村組構成員B「はよござまーす!」
士郎「クチビル……クチビル……クチビ……?」
士郎「クチビル!」ガバッ
藤村組構成員A「あっ、ちょっと何するんですかっ!?」
士郎「クチビル!」
ブチュウ
士郎「ふんっ……ふもっ……チュピ……ふむぅ」チュパチュパチュパ
藤村組構成員A「んっ……むっ……!」
藤村組構成員A(舌が入って……くっ……嫌なのに……気持ちいいっ!)
藤村組構成員A「んっ……」トローン
藤村組構成員B「お、おい!大丈夫か!ちょっと!いったいどういうつもりで……!」
士郎「クチビル!!」
ブチュ!
士郎「ふむっふ……んん……チュルル」チュパチュパチュパ
藤村組構成員B(くっ、駄目だ!……上手すぎる!男なのに!男なのに!逃れられない!)
藤村組構成員B「んっ……くっ……ぷはぁ」トローン
遠坂「うわぁ……」
イリヤ「ちょ、ちょーっと暗示が強すぎたかしら、あはは」
遠坂「そ、そうね、あと少しだけ軽くしてもらえる?」
遠坂「着いたわ」
桜「今開けますね」
ガチャ
桜「まずはお爺様の部屋に行きましょう」
士郎「……」ボーッ
遠坂「ここが臓硯の部屋ね、入るわよ」
真アサシン「―――待て、そのような大人数でマスターに何の用だ」
もう無理
終わり
真アサシン「―――なるほど、事情は理解した」
遠坂「理解が早くて助かるわ」
遠坂「あっ、じゃあ貴方の唇も奪わせてもらえるかしら?」
真アサシン「いいだろう、その程度であれば特に不利益は被らん」
真アサシン「ただし、魔術師殿については別に同意を得て欲しい」
桜「それは任せてください」
真アサシン「うむ」
イリヤ「シロウ、キスしていいわよ」
士郎「キ……ス……」スッ
ブチュッ
真アサシン(……!!な、なんだこれは……!!)ゾクゾク
士郎「レロ、レロレロレロレロ……チュル…チュパ」ペロペロペロ
真アサシン(魂の底から揺さぶられるような衝動……!数瞬遅れてやってくるえも言われぬ快楽……!!)
真アサシン(耐えられぬ……堪えられぬ……!)
真アサシン「ンっ……あぁっ!!」
世の中にはずらし挿入という技術があってだな
ところで>>493は本人か?
真アサシン「フゥ……フゥ……ハァハァ」
桜「ありがとうございました」
イリヤ「これで後は9人…!」
遠坂「次は臓硯ね、入るわよ」
ガチャ
臓硯「……なんじゃ騒々しいのう」
真アサシン「魔術師殿……んっ……はぁこの者たちが……頼みがあると」ビクンビクン
臓硯「……出ていけ、儂は今落ちそうな葉っぱを見るので忙しい」
桜「そう言わないでくださいお爺様」
臓硯「しゃ、しゃ、しゃくら!!」ドキーン
臓硯「な、なんじゃ!儂は何も知らんぞ!何も知らん!何も知らん!」
桜「お願いがあるんです」
臓硯「嫌じゃ!アレはもう嫌じゃ!」
桜「お爺様」
臓硯「あっ……う、済まぬ、取り乱した」
桜「先輩の呪いを解くためにお爺様のお力を借りたいんです」
臓硯「……今の儂に何が出来ると?」
桜「簡単なことです、お爺様の……唇をお借りしたいんです」
臓硯「……?」
桜「先輩とキスして欲しいってことです」
臓硯「……度し難い」
臓硯「だがどうせ拒否など出来んのだろう……」
桜「理解が早くて助かります」
臓硯「……来い、小僧」
イリヤ「キスしていいよ、シロウ」
臓硯「ふわああああああああああああああああああ」ビクビク
臓硯「んっ、んっ、んぅううう!!」ビクビク
臓硯(何じゃこれは……!?知らぬ!儂はこのようなもの知らぬ!!)
臓硯「ふ、ふ、ふあああわああああああああああ」ビクンビクン
臓硯(圧倒的な快楽の奔流……!たかが接吻にあるまじき快楽……!)
臓硯(何か魔術を使われておるのか?否、これはこの小僧の……まごうことなき技術!!)
臓硯(いかん、これはいかん!!)
臓硯「あっあっ、ああああああああああ」ビクンビクン
臓硯(あ、あ、これが……長きに渡って求め続けた……我が……)
臓硯「…………」ガクッ
真アサシン「魔術師殿!!」
遠坂「安心なさい、失神しているだけよ」
遠坂「……ありがとう、臓硯」
遠坂「初めて貴方に感謝するわ」
>>495
せやで
イリヤ「よーし、じゃんじゃん行こー!」
遠坂「次は……アインツベルン城でいいわよね?」
イリヤ「うん」
イリヤ「行くわよシロウ!」
シロウ「……キ…ス」ボーッ
イリヤ「ただいま、今帰ったわ」
セラ「お帰りなさいませ、お嬢様」
リズ「おかえり」
セラ「このような団体で……何かご用でしょうか?」
イリヤ「うん、ちょっとねー」
イリヤ「かくかくしかじか、ってことになってるの」
イリヤ「それでねー」
セラ「お断りします」
イリヤ「もーまだ全部言ってないじゃん」
イリヤ「それでね、リズとセラとバーサーカーにもシロウとキスして欲しいの」
セラ「何度言われてもお断りします」
セラ「なぜ私がそのような下賤な男と口づけせねばならないのです」
イリヤ「もう、セラの分からず屋!」
セラ「それならその辺の人間に無理やりした後記憶を消していけばよいではありませんか」
イリヤ「それを言っちゃあお終いじゃない!」
リズ「いいよ、シロウもイリヤも好きだから」
イリヤ「ありがとうリズ」
イリヤ「バーサーカーも勿論いいわよね?」
バーサーカー「■■■■■■■■■■■■!!」
イリヤ「ふふっ、ありがとう、バーサーカー大好きよ!」
セラ「……私は断じてお断りします」
イリヤ「いいよもう、セラには頼まないもん!」
シロウのテクニックもう魔法だろこれ
イリヤ「それじゃあシロウ、やっちゃいなさい!」
士郎「■■■■■■■■■■■■!!」スッ
ブチュッ
士郎「チュルチュパペロチュパ……チュッチュッ」
リズ「……んっ」ピクン
士郎「チュッチュ……ペロペロペロペロ」
リズ(……シロウ……気持ちいい……シロウ)
リズ「ふぁ……んっ……んふっ……」チュパチュパ
リズ(シロウ……)スッ
イリヤ「わっ、わっ、リズったら腕なんか回しちゃって大胆……!」
士郎「チュッ……チュッ……チュゥ……」
リズ「……んっ……ぷはぁ」ツツー
士郎「……ペロ」
遠坂「ちょっと、口元から垂れた唾液まで舐めちゃって……士郎の奴だんだん上手くなってない?」
セイバー「強くなっているのです……戦いの中で」キリッ
イリヤ「次はバーサーカーとね」
イリヤ「行きなさい!バーサーカー!シロウ!」
バーサーカー「■■■■■■■■■■■■!!」
士郎「■■■■■■■■■■■■!!」
ブチュッ!!!
ドカーン!!
遠坂「!?」
桜「きゃっ!!」
セイバー「衝撃波です!!」
遠坂「何なのよこれ!でたらめじゃない!!」
バーサーカー「■■■■■■■■■■■■!!」
シロウ「■■■■■■■■■■■■!!」
セイバー「皆離れて下さい!!巻き込まれたら胴が真っ二つになりますよ!!」
バーサーカー「■■■■■■■■■■■■!!」ブチュチュパッレロ
士郎「■■■■■■■■■■■■!!」チュパチュパブチュ
バーサーカー「■■■■■■■■■■■■!!」チュパッ
士郎「■■■■■■■■■■■■!!」チュパチュパレロレロペロチュパレロチュチュ
遠坂「うそ!?士郎がバーサーカーを押してるわ!!」
バーサーカー「■■■■……■■■■■■■……■!!」チュ
士郎「■■■■■■■■■■■■!!」チュッパチュッパチュウウウウウウウウウウウウ
バーサーカー「■■■……!」ダラン
バーサーカー「……!……!」
士郎「■■■■■■■■■■■■!!」チュ レロ
イリヤ「バーサーカー……気持ちよさそう……」
士郎「……ぷはっ」
遠坂「終わったの……?」
士郎「みんな……」
イリヤ「え!?どういうこと!?私はまだ暗示は解いていないわ!!」
士郎「もう大丈夫、もう暗示はいらない……」
士郎「ここからは俺が戦う」
遠坂「……その顔、何かつかんだのね?」
士郎「ああ」
イリヤ「お兄ちゃん……」
士郎「心配いらないよイリヤ」
士郎「……みんな行こう、ランサーの元へ」
セラ「……!お待ちください」
セラ「……私の分も減らしていって下さい」
士郎「いいのか?」
セラ「お嬢様の喜びが私たちの喜び……」
イリヤ「セラ……ありがとう、大好きよ」
士郎「ありがとうセラ、……ありがとう」
チュッ
/{,
! ヽ,
| ヽ, ,イ
l, ヽ / /
!, \ / /
ヽ i、 ,i" /
\ ヽ、 ,rーー、 ,r' /
\ ゝ、 iレ<ッソ ,r' /
\ `、 ,rーッヽ'イ、 ,r' /
\ ヽ_ ,.-'´ : ;リ`ヽ;iヽ\ ,r'" ,/
\ ヽ ,. - ': : :_;、: ::/l_;};;;{_ヾ! / ,/
ヽ_, ,.-ヘ─'´: : ;.-‐'´ `\;〉イi;7i':::\ / /
_,,..------.、 ヾ彡ヘ-─'´ r'`フ=={ヽ: :`ヽ-;ッ-、 /
 ̄ ̄ヾ、:.`ヽ、 _ヽ〉 ,rー'´_;ノ:;;:i};:ヽ\``'7'クシ'´ _,..--‐;:=ー
,-=;' ´ ̄ ̄ ̄: : : : : :.``ー─‐‐'"ブ´:::-、::::リシ::\``'ー'--‐'' ´ /´`
〈 ;:、 ;:: -─-,.-ッ: : : : : : : ;/:ヾヽ:;:-'ヘ:;:::/ヘiヽ、: : : : : : : :ヽ、__
/'´ '´ ,rー'´: : ;: : :,.-‐ヘ\:::;>"´: : : : :``'、:::!レ彡、: : : : : : : : : : : :`ー- 、
,..‐'´: : : :;;r','/:::::::::::;ゞ'´: : : : : :.i"::::`ーッネぐ:::::ヽ: : : : : : : : ; -─'⌒`
´  ̄`ヽ;.:- '´ /::::::゙ヾゞ'´: : : : : : :; : : : :.'!;::::;i  ̄r'^‐<、,、:(⌒′
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/:ヽニソ'
i' ̄ヽ;/
ヽ._,/
桜「これであと5人ですね」
遠坂「ランサーは一筋縄じゃいかないわよ」
遠坂「絶対に拒否するし、全力で逃げられたらかなり難しくなるわ」
バゼット「そうでしょうか?私たち全員でかかれば楽勝な気もしますが」
カレン「いいえ、あの狗は逃げ足だけは速いのよ」
遠坂「そうなのよ、全員でかかっても逃げ回られれば無駄に時間を食っちゃうわ」
ライダー「……私に案があります」
遠坂「言ってみて」
ライダー「シロウを女装させましょう」
ライダー「シロウを女装させ、ランサーにナンパさせるのです」
ライダー「あとは流れでキスまで行きましょう」
遠坂「ライダー、あなた冴えてるわ!それでいきましょう!」
士郎「―――どうだ、似合ってるか?」
桜「はい先輩、可愛いですよ」
ライダー「パッと見ではシロウだとは思えませんね」
セイバー「これならばランサーをも騙し通せるはずです!」
遠坂「ちょっと、いやかなりケバいけどね……」
イリヤ「ナンパされるかなぁ」
カレン「よく見たら完全にエミヤシロウですからね」
士郎「なに、ナンパされなかったらこっちからナンパすればいいのさ」
遠坂「逆ナンってわけ……!珍しく冴えてるわね……!イケる!イケるわ!」
士郎「行こう!」
バゼット「こちらバゼット、ランサー発見、今日も暇そうにしています」
遠坂「了解、そのまま尾行して頂戴」
遠坂「いい?士郎、ランサーが商店街のところまで来たら出ていくのよ」
遠坂「そのまましばらくランサーの周りをうろついてナンパ待ち」
セイバー「もしナンパされなかったら逆ナンですね」
士郎「オーケー」
バゼット「こちらバゼット、対象がそちらに行きました」
ライダー「……来ました!」
遠坂「今よ!」
士郎「おう!」
士郎「あー、暇だわ!どこかにいい男はいないかしら!」
士郎「あー、暇だわ!どこかにいい男はいないかしら!」
士郎「あー暇だわ!ナンパとかされたら着いて行っちゃうかも!」
ランサー「な、なんだあのバケモンは……」
士郎「ああ、強そうな男の人に声かけられたらイチコロかも!」チラッ
ランサー「しかもこっちを見てやがる」ゾクゾク
ランサー「道変えよう」スタスタ
遠坂「逃げたわ!追いかけなさい士郎!!」
士郎「おう!」
ランサー「……!な、なんだと!?追いかけてきやがる!!」
セイバー「作戦通り逆ナンですシロウ!」
士郎「ちょっとお兄さん!お待ちになって!!」
士郎「ちょっとお兄さん!!」
ランサー「くそっ、つかまってたまるかよ!」
イリヤ「待ってリン!念のためバーサーカーも女装させて待機してあるわ!!」
イリヤ「バーサーカー!!前から逆ナンしなさい!!」
バーサーカー「■■■■■■■■■■■■!!」
ランサー「いっ!!?アレはどっからどう見てもバーサーカーじゃねぇか!!」
ランサー「ってことは後ろのは……アレはボウズか!!」
ランサー「なんのつもりだか知らねぇが……これは絶対に捕まっちゃいけねぇ!」
士郎「お待ちになって!お兄さん!」
バーサーカー「■■■■■■■■■■■■!!」
遠坂「ランサーのやつ今、バーサーカーって言った!?」
イリヤ「バレてるってこと!?」
バゼット「くっ、さすがはランサー!!」
遠坂「作戦失敗よ!!ここからはみんな全力でランサーを捕まえて頂戴!!」
全員「おう!!」
3時間後
ランサー「ゼーゼー、ハァ、ハァ、ハァ」
遠坂「そっちには!?」
セイバー「いません!!」
ライダー「まだ遠くには行っていないはず!空から探します!!」
遠坂「お願い!」
ランサー「……何だってんだ!俺が何かしたかよっ!!」
ランサー(とにかく今はここに隠れてやり過ごさねえと)
バーサーカー「……」ジーッ
イリヤ「ナイスよバーサーカー、そのまま押さえつけてなさい!」
バーサーカー「■■■■■■■■■■■■!!」
ランサー「もう好きにしやがれ……」
遠坂「ええ、そのつもりよ」
遠坂「でも安心して、これから天国が見られるから」
士郎「ランサー……」
ランサー「なんだよ」
士郎「ごめんな」
ブチュ
ランサー「んむ!?」
士郎「ツンツンツン……」
ランサー「もが…!むがが!!」
ランサー(舌で唇をノックしてやがる!!駄目だ開くな!その門だけは開いちゃいけねぇ!!)
士郎「ツンツンツン……レロ」
ランサー(くっ……!僅かに生じた隙間に一瞬で入ってきた!?)
\ / .::::::::::::::::::::::::;;:;;::,ッ、:::::: ) く ホ す
\ l ,ッィrj,rf'"'"'" lミ::::::: く れ モ ま
Y ,!ミ::::::: ヽ な 以 な
`ヽ、 | くミ:::::::: ノ い 外 い
|、__ ャー--_ニゞ `i::::,rく か は
``''ー- ゝ、'l  ゙̄´彑,ヾ }::;! ,ヘ.) ! 帰
゙ソ """"´` 〉 L_ っ
/ i , /| て r
≡=- 〈´ ,,.._ i 't-'゙ | ,へ ,r┘
,、yx=''" `ー{゙ _, -、 ; l レ' ヽr、⌒ヽ'
゙、`--─゙ /! `、
_,,、- ゙、 ー'' / ; `、
-''"_,,、-''" ゙、 /;;' ,' / 、\
-''" / `ー─''ぐ;;;;' ,' ノ
// / ヾ_、=ニ゙
士郎「レル……ヌリュン」
ランサー「ふもっ……!?」
ランサー(駄目だ!城門は完全に突破された……!)
ランサー(歯だけは開くな俺……!やられずとも分かる!この舌で舌に触られるのだけは絶対にやべぇ!)
士郎「……ツンツン」ジーッ
ランサー(ボウズ……!こっちの様子を観察してやがる!!)
士郎「……ぷはっ」
ランサー(!?やめた……!?どういうことd)
士郎「ニュルレロン!!」
ランサー「んっんううううううううううううううううううう!!」
ランサー(しまった!!油断して舌まで入られた!!)
ランサー(やべぇやべぇやべぇ!意識が遠くなってくる!!)
士郎「レロチュパピチャレロ」
ランサー「ほわぁ、ほわあああああああああああ」
ランサー「ハァ……ハァ……」
遠坂「流石はランサー、まだ意識が残ってたのね」
ランサー「ハァ……聞きたいことがある……」
遠坂「何?」
ランサー「なぜこんなことを……?」
遠坂「かくかくしかじかってわけ」
ランサー「舌は……入れる必要は……あったのか?」
遠坂「……んー?」
遠坂「あっ、ないわね」
ランサー「そうか……」ガクッ
バゼット「ランサー……幸せそうな死に顔です……」
士郎「……敬礼」ビシッ
全員「……」ビシッ
士郎「あとなんやかんやあって全部クリアしました」
完
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