京子「黒歴史現在進行形」(834)

京子「あっ…私、ちょっとトイレ行ってくるね~?」スク

結衣「開始早々、いきなりかよ!?」

京子「よっしゃ~行くぞぉ~~♪」

京子「ばびゅーーん☆」ガラ

ピシャン

ちなつ「TT」ジト

結衣「TT」ジト

ちなつ「結衣先輩…今、私と同じ事考えてますよね?」

結衣「多分…」

ちなつ「京子先輩って、ちょっと痛くありませんか?」

結衣「嫌じゃないんだけどさ…」

結衣「一緒に居て、たまに恥ずかしくなる時があるよ…」


京子(…)

京子(そういうのは、少し間を置いてから言えよな…)

あかり「あれ、京子ちゃん?」

京子「うわぁ!?……何だ、あかりか」

あかり「部室の前でどうしたの?中に入らないの?」

京子「いやぁ…ちょっとトイレ行こうとしてたんだけどさぁ…」

あかり「うん?」

京子「私って…痛いかなぁ……?」

あかり「そんな事、無いんじゃないかなぁ~?」

京子(おぉ、即答!?)

あかり「京子ちゃんと居ると、あかりは楽しいよぉ~~」

京子「それはどうも///」テレ

あかり「じゃあ、あかりは先に部室に行ってるね~?」ガラ

京子「おう!」

ピシャン

京子「…」

京子(あかりは子供だから、そう言うの分からないかなぁ~?)

京子「はぁ…」

京子(ずっと馬鹿やってたいのに、心はどんどん成長していく…)

京子(あかりみたいな純粋な子供になりたいよ…)

京子「…」ガラ

あかり「あっ京子ちゃん、おかえり♪」

結衣「やけに遅かったね…」

ちなつ「どうせ、また生徒会室でお菓子食べに行ってたんじゃないですか~?」

京子「…」

京子「そんな事…無いよ……」

あかり「京子ちゃん?」

京子「あかり、隣座るね」ストン

あかり「いいけど…あかりの隣なんて珍しいねぇ~?」

京子「うん、ちょっとね…」

京子(あれを聞いた後だと、なんとなく結衣の隣に座りにくい…)

結衣「それで、今日は何するんだよ?」

ちなつ「体育があって疲れてるので、体を使うのは嫌ですよ?」

京子「…」

京子「じゃあ、みんなで勉強とかする?」

結衣「おっ、今日は珍しくまともだな?」

ちなつ「流石の京子先輩も遂にネタ切れですか?」

京子「ははは…」

京子(いつもなら楽しい事が、ポンポン浮かんで来るのになぁ…)

京子「はぁ…」

あかり「…」

結衣「ふぅ…今日の部活は充実してたな…」

ちなつ「たまには頭を使わないと、馬鹿になっちゃいますよ!」

京子「…」

結衣「あれ、京子は帰らないの?」

ちなつ「まさか勉強会は前振りで、これから活動開始とか言うんじゃ…?」

京子「そんな事、言わないよ…」

京子「みんなは先に帰っていいから」

結衣「そっか、じゃあ私達は帰るよ…」

ちなつ「キチンと戸締まりして下さいね…」

ピシャン

京子「…」

京子「…すぅ」

京子「よし、今日の部活は卓球だ!早速網張るぞ~!!」

あかり「お~~!!」

京子「!!……あかり!?」

京子「結衣達と一緒に帰ったんじゃないの!?」

あかり「酷いよぉ!ずっと、京子ちゃんの隣に居たでしょ~?」

あかり「あかりの隣に座ったのは、京子ちゃんだよねぇ~?」

京子「あはは、そうでした…」

あかり「もう、京子ちゃんってばぁ~!」プンプン

京子「わりぃわりぃ…」

あかり「…まあ、いっか!それより早く卓球やろうよぉ~!」

あかり「卓球の道具は持って来てあるんだよね、京子ちゃん?」

京子「…あかり、何か勘違いして無いか?」

あかり「…えっ?」

京子「娯楽部が普通の卓球をしてどうする!?」

さて、皆さんに謝らなければいけないことがあります

あかり「じゃ、じゃあ…どんな卓球をするの?」

京子「帰卓球!!」

あかり「帰卓球!?」

京子「早い話が、もう帰ろうぜ!って事だよ」

あかり「帰宅と卓球をかけたんだね…」

あかり「うん、いいよ!早く帰ろ、京子ちゃん♪」

京子「よっしゃー行くぞぉーー!!」

あかり「イェイ!」

京子「結衣先輩~」ダキ

あかり「あかりだよ!?」

人がいるかどうか知らないですけど書きますね

全裸でラムレーズンの人と呼ばれている者ですが、

結衣「京子が00:00:00.00ゲットするってうるさいんだけど」のスレを昨日、今日と立てられずにすみませんでした

仮眠をとってたら00:00:00.00を二日連続で寝過ごしました…面目ないです

帰り道

あかり「2人で帰るのなんて、珍しいよね~」

京子「うん、そだね」

あかり「昔は、あかりと京子ちゃんと結衣ちゃんの3人だったし…」

あかり「今は、ちなつちゃんも一緒でいつも4人だもん♪」

京子「うん…」

あかり「京子ちゃん…?」

京子「あかり…しばらく2人で帰ろうよ……」

あかり「えっ…なんで?」

京子「いや、特に理由は無いけどさぁ…」

京子「あかりは、私と2人きりじゃ嫌かな?」

あかり「!!……嫌じゃ無いよ!」

あかり「京子ちゃんの方こそ…」

京子「…えっ?」

あかり「あかりと2人きりなんかで、いいの?」

京子「うん、あかりしか居ないからね…」

あかり「えっ?」

京子「!!……ううん、何でも無いよ!?」

あかり「そっか…しばらく京子ちゃんと2人きりかぁ…」

あかり「えへへ、あかりの影が薄くならずに済みそうだよぉ♪」

京子「あかり~?あかりの癖に、この私を利用する気か!?」

あかり「ふぇぇーっ!?」

京子「いいだろう…ならば、この影踏んでやる!!」ゲシゲシ

あかり「あぁん、あかりの影を虐めないでよぉ~~!!」

京子「わっはっはっは、どうだ!参ったか~?」

翌日

ピンポーン

結衣「おい、京子!あかりを迎えに行くぞ?」

京子「結衣かぁ…」

京子「私が1人で行くから、結衣は先に行ってていいよ~?」

結衣「そうか、悪いな…」

結衣「じゃあ、また学校でね!」タッタッタ

京子「おうよ!」

京子「…」

京子(初めて断ってみたけど、あっさり行っちゃうんだな…)

京子「…」

京子「おっと、私はあかりを迎えに行きますか~」

ピンポーン

京子「お~い、あかりぃ~~!」

京子「迎えに来てやったぞぉ~~!」

あかり「あっ、京子ちゃんだぁ!」ガチャ

あかり「えへへ、おはよう……あれ?」

京子「どうかしたか?」

あかり「えっと…結衣ちゃんは?」

京子「あ~~結衣なら先に学校行ったよ」

あかり「どうして?今日、日直か何かなの?」

京子「いんや、私が1人であかりを迎えに行くって言ったからだよ」

あかり「え~~何でぇ?」

京子「特に理由は無いけどさぁ…」

あかり「?……変な京子ちゃん」

京子「あかり…」

あかり「何、京子ちゃん?」

京子「あかりはさぁ…結衣の事、どう思う?」

あかり「う~ん、結衣ちゃんはねぇ~」

あかり「凄く大人で格好いいよね!」

京子「…」

あかり「はぁ~あかりもいつか、結衣ちゃんみたいに」

あかり「ブラックコーヒーが飲めるようになりたいよぉ!」

京子「…じゃあさ、あかりは結衣みたいになりたい訳?」

あかり「あかりにブラックコーヒーは無理だよぉ~」

京子「いや…そっちじゃなくて……」

あかり「えっ?」

京子「結衣みたいな、格好いい大人になりたいのかって…」

あかり「どうかなぁ…?」

京子「おいおい、ハッキリしないなぁ」

あかり「だって、あかりは結衣ちゃんの事も大好きだけどぉ…」

京子「…」

あかり「京子ちゃんの事も大好きなんだもん♪」

京子「ドキ(棒)」

あかり「酷い!!」

京子「だって…それってさ、私を言い訳に使ってない?」

あかり「言い訳?……何の?」

京子「結衣みたいになれないって事のさぁ…」

あかり「?」

京子「じゃあ私が居なかったら、あかりは結衣になりますかって話じゃん」

あかり「あっ……」

あかり「あかりは、そういう意味で言ったんじゃないよ!?」アセアセ

京子「分かってるよ…揚げ足取っただけだから……」

あかり「!!……もう、京子ちゃんったら~」プンプン

京子「わりぃわりぃ…」

京子「あかり、今すっげぇ~嫌な気分になっただろ?」

あかり「そ、そんな事ないよ!?」

京子「私は結衣と違って、あかりに冷たいしなぁ…」

京子「私より、結衣と居た方があかりの為になるかもよ?」

あかり「京子ちゃん…」

京子「…」

あかり「あかりはね…」

あかり「京子ちゃんの事……大好きだよ?」

京子「ドキ(棒)」

俺「ボッキ」(棒)

教室

結衣「来たか、京子…」

京子「結衣に会う為に来たよ~」

結衣「嘘つけ、あかりと2人きりで楽しかったか?」

京子「…焼き餅?」

結衣「馬鹿!あかりと2人で登校したいって言われたらさ」

結衣「普通、気になるだろ?」

京子「結衣の期待してるような事は何1つ無かったよ…」

結衣「だから、違うって!」

京子「第一、私は別にあかりの事をそんな風に見てないし」

結衣「だよな…だから、ますます不思議なんだけど」

京子「あかりってさ…便利だよな……」

結衣「…ハァ!?」

京子「特に人間関係がさぁ…」

京子「誰と一緒に居たから、あれこれとか言わないし…」

結衣「それ、私の事を言ってるの!?」ガタ

京子「別に…誰とは言ってないけど……」

結衣「~~~っ!!」

結衣「…分かったよ、もういい!」

結衣「京子はあかりとずっと一緒に居ろよな!!」クル

京子「何1人で勝手に怒ってんだよ…」

結衣「…別に怒ってないし」

京子「はぁ…」

京子(これが大人かよ…)

京子(まあ私がワザと怒らせてるんだし、ノーカンか…)

部室

結衣「…」

京子「…」

ちなつ「えっと…先輩方、何かあったんですか?」

京子「別にぃ~?」

結衣「!!……ちなつちゃん、こっちにおいで」

ちなつ「えっ…は、はい!」

結衣「ちなつちゃんの髪の毛、前から触ってみたかったんだ…」

ちなつ「えっ!?……結衣先輩!?」ドキ

結衣「触らせてよ……」

ちなつ「は、はいぃぃぃぃぃ!!」

京子「…」

あかり「えっと…京子ちゃん……隣、座ってもいい?」スク

京子「いや、いいよ…私は帰るから……」スク

あかり「えっ……京子ちゃん?」

京子「じゃあな、結衣!」ガラ

結衣「あぁ」

ピシャン

あかり「…」

ーーーーー

京子「はぁ…」

京子(今の私、すっげぇ痛いよな…)

京子(仕返されて、ヒスって逃げるなんてさ……)

京子(でも…)

京子(あの場面で、あかりにだけは逃げたく無かったし…)

あかり「京子ちゃ~ん!」タッタッタ

京子「あかりか…着いて来ると思ったよ……」

あかり「えっ!?」

京子「あかりは取り敢えず、1人ぼっちの方につくもんな…」

あかり「!!……違うよ、京子ちゃん!」

のどごし生

京子「あかり…?」

あかり「だって、しばらく2人で帰るって約束したでしょ!?」

京子「あぁ…そういやしたな……」

あかり「あかりは京子ちゃんとの約束を破れないよ!!」

京子「いや、約束を忘れて帰ろうとしたのは私なんだけど?」

あかり「あかりが追いついたから平気だよ♪」

京子「振り切るか…」

あかり「なんで!?」

京子「冗談だよ…」

あかり「もう、京子ちゃんったら~」プンプン

京子「ははは…」

あかり「あっ今日、初めて笑った京子ちゃん見たよ!」

京子「…これは笑った内に入んのか?」

あかり「入るんじゃないかなぁ…多分」

京子「…」

京子「私はあかりのその、ハッキリしない所が嫌いだ…」

あかり「えっ!?」

京子「あかりの全台詞の頭に『とりあえず』をつけても違和感無いよ?」

あかり「…」ジワ

あかり「…酷いよ」ポロポロ

あかり「京子ちゃん…あかりの事が嫌いなの……?」ポロポロ

京子「別に…嫌いじゃないけど……」

あかり「じゃあ、どうしてそんな事言うの!?」ポロポロ

京子「あかりしか居ないからだよ……」

あかり「…えっ?」

京子「あかりにしか、八つ当たり出来ないからだよ……」

あかり「京子ちゃん…」

京子「結衣とちなつちゃんには嫌われたく無いからねぇ…」

京子「あかりなら、どれだけ虐めても私の事を嫌いにならない」

あかり「…」

京子「あかりは本当に便利だよ…」

あかり「京子ちゃん…」

京子「分かったら、早く部室に戻れよ!」

あかり「嫌だよ…」

あかり「あかりは京子ちゃんと一緒に帰るの…」

京子「…まだ分からないのか?」

京子「私はあかりの傷付く事を、何分でも何時間でも言い続けられるんだぞ?」

京子「そんな事を言われながら帰って楽しいのかよ!?」

あかり「…」

京子「1人にしてくれよ…」

>>1
おやすみ

あかり「京子ちゃん!」ギュッ

京子「…離せよ」

あかり「離さないよ!京子ちゃんを1人にしたくない!!」

京子「それも、どうせ『とりあえず』…だろ?」

あかり「京子ちゃん…」

あかり「あかりはね、京子ちゃんがあかりの傷付く事をいっぱい言えるって事」

京子「…」

あかり「すっごく嬉しいんだよぉ!」

あかり「だって、それだけあかりの事を見てくれてたって事でしょ?」

京子「…」

京子「…それは流石に苦しいんじゃないか?」

あかり「それじゃあ、試してみようよ!」

京子「はっ?」

あかり「京子ちゃんがあかりの悪口言い終わるまで、あかり離れないから!」

京子「…止めとけよ」

あかり「あかりの傷付く事、言い続けられるって嘘なの?」

京子「…後悔するぞ」

あかり「ここで京子ちゃんを行かせた方が後悔するよ!」

京子「…」

京子「…あかり、公園行くか」

あかり「!」

あかり「…うん!!」

ーーーーー

京子「…それで、いつまで私にくっついてんだよ?」

あかり「公園に着くまでに、京子ちゃんが逃げるといけないから」

京子「…」

京子「そろそろ着くぞ…最後に言っておきたい事ある……?」

あかり「…あかりは京子ちゃんの事が大好きだよ!」

寝ます
落としても構わない

京子「公園に着いたぞ」

あかり「うん・・・・」

ガサガサ

京子「うわっ!?あ、あかり、あの繁みに何かいる・・・」

あかり「ホ、ホームレスさんかな?危ないからあっち行こうよ京子ちゃん・・・」

京子「待てあかり、何か声がしないか?」

あかり「や、やめようよ~。早く帰ろうよ~///」

京子「悲鳴・・・?何か喘ぎ声が聞こえる・・・」

あかり「お願いだからも帰ろうよ~///」

京子「こっそり覗いてみよう・・・」コソコソ

京子「え・・・?生徒会長・・・?」

りせ「・・・・・・・・・・・・・」

西垣「ハァ・・・ハァ・・・、逃げろお前達!巻き込まれるぞ!」

あかり(あの声は西垣先生だったんだ・・・///)

京子「巻き込まれる・・・?何にですか先生?」

りせ「・・・・・・・・・・・」ブピッ…

西垣「遅かったか・・・」

りせの尻から漏れた音を皮切りに、辺り一帯は茶色、黒色、黄土色・・・
色とりどりの糞便の奔流で満たされた

あかり「・・・プハァッ!これじゃ・・・息が・・・ゴボボ

京子「何なのこれは!ヒトの体内に納まる量じゃない・・・!それに、ヒトの肛門から一度に出せる量でも・・・」

糞便の波に押されながらも京子は西垣に尋ねる

西垣「私が作った薬の影響さ・・・。ヒトをヒトという在り方から根本的に変えてしまう試薬さ」

りせ「・・・・・・・・」

西垣「赤座はうんこで溺れたか・・・。歳納!ここはもう危険だ。じきにこの街はうんこの海になる。そうなる前に早く!」

京子「で、でも先生は・・・」

西垣「私は責任を取らないといけない。こいつで・・・、な」クイッ

そう言うと西垣は両手を組み合わせ、カンチョーのしぐさをした

京子「無理だよ!そんなのでこの波を止められるわけn

西垣「フッ、そうかもしれないな。だが、やってみるまでわからないさ。行くぞ!松本ぉー!」ザパァッ

西垣は糞便の波をかき分けりせへと迫った





京子(私が生きて最後に見た光景は、糞の海に沈んだ日本だった)

あかり(京子ちゃん、もう行こう)

京子(ああ。天国か・・・。あかりと一緒なら悪くもないかな・・・)

おしまい

おそくなったけど
>>66
京子「私はあかりのその、ハッキリしない所が嫌いだ…」

あかり「とりあえず、えっ!?」

京子「あかりの全台詞の頭に『とりあえず』をつけても違和感無いよ?」

あかり「とりあえず…」トリアエズジワ

あかり「とりあえず…酷いよ」ポロポロ

あかり「とりあえず京子ちゃん…あかりの事が嫌いなの……?」ポロポロ

京子「別に…嫌いじゃないけど……」

あかり「とりあえず、じゃあ、どうしてそんな事言うの!?」ポロポロ

京子「あかりしか居ないからだよ……」

あかり「…(ロリアエズ)えっ?」

京子「あかりにしか、八つ当たり出来ないからだよ……」

あかり「とりあえず京子ちゃん…」

いわかんありすぎだろ

公園

あかり「えへへ…公園、懐かしいね…」

京子「…もういいだろ、離れろよ」

あかり「うん…」

パッ

京子「…」テッテッテ

あかり「…京子ちゃん?」

京子「…すぅ」

京子「あかりのばぁぁぁぁぁーーーかッ!!」

あかり「!!」ビクン

京子「はぁ…はぁ……」

京子「何で嫌な思いをするの分かってて、わざわざ私に着いてくる訳!?」

京子「部室に居る結衣やちなつちゃんと一緒にダラダラしたりぃ!」

京子「家帰って、優しい姉ちゃんに甘えてた方がずっと楽しいだろ!?」

あかり「…」

あかり「…あかりは京子ちゃんと一緒に居るの、すっごく楽しいよ?」

京子「…ぐっ!」ダッ

あかり「待ってよぉ、京子ちゃん!!」タッタッタ

京子「」ヨジヨジ

あかり「京子ちゃん、あかりはジャングルジム登れないよぉ…」

京子「はぁ…はぁ……」

京子「私と…一緒に…居るのが…どう…楽しいんだよ!?」

あかり「…」

京子「ほらな……言えないん…だろ…?」

京子「あかりは口だけだからさぁ!!」

あかり「…」

京子「もう、ハッキリ言っちゃえよ…」

京子「いい子してるの、疲れるだろ…?」

京子「構ってちゃんに付き合うの、面倒くさいだろ!?」

あかり「…」

あかり「…あかりは京子ちゃんの事、そんな風に思ってないよ?」

京子「じゃあ、どう思ってるんだよ!?」

あかり「あかりは京子ちゃんの事が大好き…」

京子「また、それかよ!?」

京子「だから、どう好きなんだよ!?」

あかり「…」

京子「あぁ、もうイライラするなぁ!!」ピョン

あかり「京子ちゃん!?」

ドサ

京子「」タッタッタ

あかり「ま、またなの!?待ってよぉ~~!!」

キーコーキーコー!!

あかり「ブランコそんなに漕いだら危ないよ!!」

京子「うるせぇー!!」

京子「私はさぁ!あかりの事、見下してるんだよ!!」

あかり「…」

京子「結衣やちなつちゃんだって、きっとそうだ!!」

あかり「…うん」

京子「それでも、楽しいのかよ!?」

あかり「…」

京子「この際、生徒会にでも入ったらどうだ!?」

京子「生徒会のみんなはあかりの事、すっごく評価してるぞ!!」

あかり「あかりは…」

あかり「あかりはみんなと一緒に居れるだけで、楽しいよ?」

京子「どうせまた、どう楽しいか言えないんだろ!?」

あかり「…」

京子「」ピョン

ドサ

京子「…」

あかり「もう…あかりから逃げないの……?」

京子「…」

京子「あかり…」

あかり「何…京子ちゃん……?」

京子「あかりはさぁ…どうしたら私の事、嫌いになってくれんの?」

あかり「あかりは京子ちゃんの事、絶対嫌いになんてならないもん!」

京子「…何で?」

あかり「…」

京子「…」

京子「私が、あかりだったらさぁ…」

あかり「…えっ?」

京子「友達だから、で済ませちゃうんだけどな…」

京子「実際、その通りだろ?」

あかり「…」

京子「何で、それが口に出して言えないのか…」

京子「私、考えたく無いんだけど…」

あかり「…」

京子(そう…あかりはきっと、私達の誰かがくっ付いた時に……)

ザー

あかり「!!」

あかり「雨が降って来たよ、京子ちゃん!」

京子「言わなくても、分かるよ…」

あかり「風邪引いちゃうよ!屋根がある所に移動しようよ!!」

京子「はぁ…」

京子「…移動、すっか」

あかり「うん!」

ザー

京子「…」

あかり「…」

京子「…あかりってさぁ」

あかり「えっ?」

京子「…女の子同士の恋愛とか、百合って興味ある?」

あかり「あかり、そう言うの…よく分かんないよ……」

京子「そっか…」

京子「じゃあ、私がさぁ…あかりの事を好きだって言ったら…」

あかり「えっ!?」ドキ

京子「あかり…嬉しい?」

あかり「うん!あかりは、すっごく嬉しいよ!!」

京子「…どこが好き、とか言えなくてもか?」

あかり「!!」

あかり「…」

あかり「それでも…」

あかり「それでも、あかりは嬉しいよぉ~」

京子「…」

京子「私はあかりの事を見下してるし…」

あかり「…」

あかり「…うん」

京子「あかりは私の事、友達としてしか見てないけどさ…」

あかり「……うん」

京子「そんな最悪な状況でも…」

京子「私と、付き合ってみたい?」

あかり「うん!」

京子「なっ!!……即答かよ!?」

あかり「あかりは京子ちゃんと付き合いたいよぉ!」

京子「…おいおい」

京子「今のは、引いて駄目なら押してみろってやつでさぁ…」

京子「あかりに断らせる為に、言ったんだけど?」

あかり「そ…そうだったんだ……」

あかり「じゃあ…あかりと付き合ってくれないの……?」

京子「…」

京子「…きっと、付き合った事を後悔するよ」

京子「私が」

あかり「えぇ!?」

あかり「あ、あかり頑張るよ!!」

京子「…メール、途中で寝落ちするよ?」

あかり「朝まで待つよぉ~!」

京子「…デート、突然すっぽかすよ?」

あかり「あかり、1人遊びは得意だもん!」

京子「…手強いな」

京子「はぁ…」

京子「もう…あかりでいっか……」

あかり「京子ちゃん…」パァー

京子「あかりはこれから、私にいつ振られるのかヒヤヒヤだな」

あかり「いきなり酷い!?」

京子「いや…付き合ってる事を忘れるのがオチか……」

あかり「もう~京子ちゃんったら~」プンプン

京子「私の事を嫌いにならない、あかりが悪い!」

あかり「あかりのせいなの!?」

京子「いや、本当は全部…痛い私の……」

あかり「!!……京子ちゃんは悪くないよ!」

あかり「全部、あかりのせいなんだから!」

京子「…ここまで来ると、あかりも相当痛いな」

バシャバシャ

結衣「あっ、居た居た!!」

ちなつ「京子先輩、あかりちゃん!!」

京子「結衣…」

あかり「ちなつちゃん!」

結衣「京子んちから電話があってさ…」

結衣「こんな大雨なのに、まだ家に帰って無いって」

京子「そっか…まあ、そりゃ心配するよな…」

ちなつ「あかりちゃんの家からは連絡無かったよ?」

あかり「えぇ!?」ガーン

結衣「ほら、傘持ってきたから使えよ…」

ちなつ「あかりちゃんの分は持って来て無いよ?」

あかり「えぇ!?」ダブルショック

京子「結衣の傘に私を入れてよ!」

あかり「えぇぇぇぇぇ!?」トリプルショック

あかり「ちょっと、京子ちゃん!?」

京子「あん?何?」

あかり「京子ちゃんと付き合ってるのは、あかりだよねぇ?」

3人「「「!!!」」」

あかり「何で、京子ちゃんまで驚くの~!?」

結衣「それ本当なのか、京子!?」

京子「色々ありましてねぇ…」

ちなつ「よりにもよって、あかりちゃんとなんて…」

ちなつ「相当、痛いですよ?」

京子「うん、自覚はある」

あかり「3人共酷過ぎるよぉ~!!」

飯食う
落としても構わない

保守する

代行
私でよければお引き受けしますよ

>>171のIDが、アナル アヌス あるいは菊門 プレイは 24時間 OK

お待たせしました

今から書きます

京子「そういう事だから、この傘はあかりが1人で使えよ!」

あかり「…」

あかり「…ねぇ、京子ちゃん」

あかり「本当にあかりと一緒の傘に入ってくれないの…?」

京子「もう、私も走り回って疲れたしさぁ…」

京子「…傘も持ちたく無いんだよね?」

あかり「あかりが持つよぉ~?」

京子「…あかりが持つと傘が頭にべこべこ当たるんだよ」

あかり「そんなぁ…」

京子「悔しかったら、私に釣り合う女になってみろ~~!」

ちなつ「なってみろ~~!」

あかり「ちなつちゃんまで!?」

あかり「うぅ…分かったよ…あかり、決めた!」

あかり「絶対、京子ちゃんに釣り合う女の子になって見せるんだからぁ!!」

京子『それからしばらくして、あかりは娯楽部を辞めた』

1年後

京子「」ズスズ

京子「ふぃ~ちなつちゃんのお茶は、どこまでも美味しくなるねぇ~」

ちなつ「…褒めても何も出ませんよ?」

結衣「おいコラ、ちなつちゃんを口説いてんなよ!」

結衣「…お前にはあかりが居るだろ?」

京子「だってさぁ、あかりたまにしか顔出さねーじゃん!」

ちなつ「生徒会のお仕事が忙しいですからね…」

結衣「それにしても驚いたよな、まさかあのあかりが…」

ガラ

綾乃「としのぉ~きょぉ~こぉ~~!!」

京子「おっここに来て、新キャラ登場か!?」

綾乃「新キャラじゃないわよ!!」

京子「わぁ~かってますって!」

京子「生徒会『副』会長の杉浦綾乃さんでしょ?」

京子「…3年生なのに」

綾乃「うるさいわね!私の事はほっといて頂戴よ!!」

綾乃「それに、あなたに用があるのは私じゃなくて生徒会長よ!」

あかり「京子ちゃ~~ん!」

京子「出たな!ラスボス!!経験値よこせぇ!!」

あかり「えぇぇぇぇぇ!?」

あかり「せっかく会いに来たのに酷いよ、京子ちゃん!」

京子「冗談だよ、冗談!ほら、私の隣に座れよ!」

あかり「うん♪」

ちなつ「あかりちゃん、今お茶を入れるね!」

あかり「ありがとう、ちなつちゃん!」

結衣「こうしてると、あかりは昔のままなんだよな…」

綾乃「私だって、赤座さんが生徒会に入るって聞いた時は驚いたし…」

綾乃「役員選挙でダブルスコアつけられるなんて、思っても見なかったわよ!」

綾乃「先生方の間では、赤座あかねの再来と言われているわ…」

ちなつ「だって、あかりちゃん1年生に大人気ですもん!」

結衣「髪も長くなって、随分大人っぽくなったもんな…」

京子「皆さん、長々と解説ご苦労様でした!」

あかり「京子ちゃん、今日は一緒に帰ろ~」

京子「…生徒会の仕事は平気なのかよ?」

あかり「今日は櫻子ちゃんと向日葵ちゃんがやってくれてるから平気だよ!」

京子「…そっか、じゃあ久々に2人で帰るか!」

あかり「うん♪」

帰り道

あかり「…」

あかり「京子ちゃん…」

あかり「あかり、京子ちゃんに釣り合う女の子になれたかなぁ?」

京子「…その話、何回目だよ」

あかり「だって、あかりは京子ちゃんに振られるのが怖いんだよぉ」

京子「…大丈夫だよ、釣り合ってるからさ」

あかり「本当!?」

京子「…本当だよ」

あかり「わぁ~~い!!」

京子「はぁ…」

京子(釣り合ってる訳ないだろ…)

京子(あかりの方が重すぎる…)

京子(頑張り過ぎなんだよ、馬鹿!)

あかり「うわ~っ、影が出てて来ちゃったよぉ!」

京子「…」

あかり「早く逃げないと、京子ちゃんに影踏まれちゃうよ~!」

京子「…」

あかり「…京子ちゃん?」

京子「えっ、あぁ…ちょっと考え事してただけだよ!?」

あかり「?」

京子(ちょ、あかり顔が近いよ…)

京子(本当に美人になったよな…)

京子(化粧して無くてこれって反則だろ!)

京子「あかり…」

あかり「何…京子ちゃん……?」

京子「…口の周りにお菓子付いてる」

あかり「えっ!?……あっ、本当だぁ!」ペロ

京子「気をつけろよな、そんなんじゃ…」

京子「せっかくの1年生人気が、ガタ落ちするぞ?」

あかり「そんなの、あかりは気にしないよ~?」

あかり「京子ちゃんにさえ嫌われなけばね♪」

京子「ははは…」

あかり「あっ京子ちゃんが笑ってくれた!」

あかり「えへへ、あかりはとっても嬉しいよぉ~!」

京子「…」

京子(胃が痛い…)

京子(思えば、私とあかりは…)

京子(立場が変わっただけで、関係が変わった訳じゃない)

京子(未だに、私は心のどこかであかりの事を見下してるし…)

あかり「♪」ニコニコ

京子(…あかりも私の事を友達としてしか見てない)

京子(良くて恋人ごっこだ…)

あかり「あっ、あかりの家に着いたよぉ!」

あかり「じゃあねぇ、京子ちゃん~♪」

京子「…うん、またね」

京子「…」

生徒会

櫻子「向日葵~私、疲れた~~!」

向日葵「櫻子、無駄口を叩かずに手を動かしなさいな!」

櫻子「だってぇ~この量、絶対終わらないよぉ~~!」

向日葵「それは…そうですけど……はぁ」

ガラ

2人「「えっ?」」

あかり「はぁ…はぁ……」

櫻子「あかりちゃん!?」
向日葵「赤座さん!?」

向日葵「赤座さん…帰ったのでは、ありませんの!?」

あかり「一度…家に…帰ってから…また学校に…来たんだよぉ…」

櫻子「えっ!何で、どうしてぇ!?」

あかり「だって…お仕事…2人で…終わる量じゃ…無かったもん…」

櫻子「あかりちゃん…」
向日葵「赤座さん…」

あかり「ごめんね、あかりが居なかった間…辛かったよねぇ?」

向日葵「!!……そ、そんな事ありませんわよ!」

櫻子「そうだよ!あかりちゃんの顔を見たら、疲れが吹っ飛んじゃったよぉ!!」

あかり「向日葵ちゃん…櫻子ちゃん……」

あかり「じゃあ、早く終わらせて3人一緒帰ろうねぇ♪」ニコ

2人「「///」」ドキ

向日葵(!!……ちょっと櫻子!ドキっとは一体何ですの!?)

櫻子(向日葵の方こそ!おっぱいブルったじゃねーかよ!?)

向日葵(なっ……でも、赤座さんの笑顔が相手では仕方ないですわよねぇ…)

櫻子(あ~あ…あかりちゃん、早く歳納先輩と別れないかなぁ~?)

帰り道

櫻子「あかりちゃん、腕組んでもい~い?」

あかり「うん、いいよぉ♪」

櫻子「やったぁ~~!!」

向日葵「お待ちなさい、櫻子!」

向日葵「あなた、赤座さんに媚びを売る気ですのね!?」

櫻子「ちげーよ、ばぁか!向日葵と一緒にすんな!!」

櫻子「あかりちゃんの事が好きなだけだよぉ!!」

あかり「えっ!?」

向日葵「全く、櫻子ったら…」

向日葵「赤座さん、櫻子の言う事なんて気にしなくてもいいですわよ?」

あかり「う…うん……」

あかり「櫻子ちゃんは、あかりの事を好きって言ってくれるんだ…」ボソ

京子宅

ミラクルユルクルクルリンパッ☆

京子「おっ、メールだ!結衣かな?」カチャ

京子「…あかりか」

あかり『あかりは京子ちゃんの事が大好きだよ!(*^_^*)』

京子「…」

京子「必殺寝落ち落とし!」バフ

ーーーーー

あかり「…」

あかり「…京子ちゃん」

数週間後

京子「」ズズズ

結衣「最近、あかり部室に来ないな…」

ちなつ「京子先輩、寂しいんじゃないですか~?」

京子「…いんや、別に」

結衣「たまにはお前から、あかりを誘いに行ってやれよ!」

ちなつ「あかりちゃん、きっと喜びますよ!」

京子「…生徒会の仕事の邪魔しちゃ悪いだろ?」

結衣「まあ、それはそうだけどさ…」

ちなつ「会いに行くだけでも、いいじゃないですか」

京子「」ズズズ

結衣「おい、京子!!」

京子「…うるさいなぁ、お茶飲んだら行くよ!」

廊下

京子(ちぇっ、2人そろってなんなんだよ…)

京子(そんなにあかりに会いたけりゃ、自分達で行けばいいじゃんか!)

京子(私があかりの事を大して好きじゃないのを知ってる癖にさ…)

ガラ

京子「お邪魔しまーーす!」

向日葵「あっ、歳納先輩…」

京子「こんちわ、おっぱいちゃん!」

櫻子「」キッ

京子「ち…ちっぱいちゃんも……」

京子(すっげー私の事を睨んでるし…)

京子(私があかりの恋人だからか…?)

京子「おい、あかり?」

あかり「」

京子「…何だ、寝てんのか?」

京子「起きろよ、あかり!」ペチン

2人「「!!」」

京子「わざわざ京子ちゃんから、会いに来てやったんだぞ?」ベシベシ

櫻子「やめろぉぉぉぉぉーッ!!」ガブッ

京子「!!」ビクン

京子「痛い!痛いよ!ちっぱいちゃん!!」ブンブン

向日葵「こら!止めなさい、櫻子!!」グイ

櫻子「離せよぉ~!向日葵~~!!」ジタバタ

京子「…腕に歯形ついてるし」ヒリヒリ

向日葵「歳納先輩、櫻子がすみませんでした!!」ペコ

向日葵「…でも」

向日葵「赤座さんは毎日、遅くまで生徒会の仕事をしているんですのよ?」

向日葵「歳納先輩のように、ダラダラ起きて授業中に寝てるのとは訳が違うんです!」

向日葵「その赤座さんのささやかな居眠りを邪魔する権利が歳納先輩におありですの?」

京子「…私はあかりの恋人だから」

櫻子「!!……はぁぁぁぁぁ!?」

櫻子「恋人だったら尚更、あかりちゃんを大事にしてあげるべきだろぉ~!?」

京子「…」

櫻子「私が…私があかりちゃんの恋人だったら……」ジワ

櫻子「こんな事!絶対しないのにぃーーッ!!」ポロポロ

京子「…ちっぱいちゃんがあかりを好きになったのはさ」

京子「あかりが誰もが憧れる生徒会長になってからだろ?」

櫻子「…だったら、なんなんだよぅ!?」グス

京子「…それじゃあ、遅いね」

櫻子「えっ遅い……?」

京子「…ちっぱいちゃんはあかりと同じクラスだったじゃん?」

京子「そん時のあかりは誰とも恋愛して無かったハズだよ…」

京子「告白すれば良かったじゃんか~?」

櫻子「だって、まだその時は…」

京子「あかりに全然魅力が無かったから…だろ?」

櫻子「そ、そんな事無いもん!!」

京子「私だって、あかりがここまで立派になるとは思わなかったしねぇ」

櫻子「…」

向日葵「黙って話を聞いていれば、歳納先輩は一体何が言いたいんですの!?」

京子「…昔買った同人誌にプレミアがついたってだけの話だよ」

2人「「!!」」

向日葵「歳納先輩…あなたを軽蔑しますわ!」

櫻子「あかりちゃんを……あかりちゃんを解放しろよぉ!!」

京子「…いいよ」

2人「「えっ?」」

京子「…あかりが解放されたがってるのなら、してやるよ」

京子「どうなんだよ、あかり?」

あかり「…」

櫻子「あ、あかりちゃん!?」

向日葵「赤座さん…起きてらしたの?」

あかり「京子ちゃん…」

あかり「あかりは京子ちゃんが会いに来てくれて嬉しいよぉ~!」

帰り道

京子「あはははは、あの後の2人の顔ったら無いよなぁ~」

あかり「…」

あかり「京子ちゃん…」

京子「…あかり、やっと私に愛想つかしてくれた?」

あかり「やっぱり、あれはワザとだったんだね…」

京子「…嘘はついてないけど」

あかり「…うん」

あかり「あかりはずっと、京子ちゃんのプレミアでいるよ!」

京子「あかり…」

京子「…ちっぱいちゃんの事、どう思う?」

あかり「…可愛いくて、あかりは大好きだよ」

あかり「あかりの事、好きって言ってくれたし…」

京子「…そっか」

京子「あかり、別れちゃおっか!」

あかり「!!」

京子「…あかりだって、薄々気付いてるんだろ?」

京子「私達に明るい未来は無いってさ…」

あかり「そ、そんな事ないよ!!」

あかり「…あかりは、京子ちゃんと居るのが楽しいんだよぉ!」

京子「…それさ、もう通じないよ」

あかり「えっ…?」

京子「…だってさ、あかりは私と居ないじゃん」

あかり「!!」

京子「それじゃ、生徒会長…頑張れよ!」

あかり「…」

あかり「京子ちゃん!」ギュッ

京子「…離せよ」

あかり「離さないよ!あかりを1人にしないで!!」

京子「また、お得意の『とりあえず』…か?」

あかり「京子ちゃん…」

あかり「今度は…『とりあえず』なんかじゃ…ないよ…」

京子「…」

あかり「あかりね、京子ちゃんの好きなところを何十分でも何時間でも言えるの!」

京子「…」

京子「…私にそんなにいいところがある訳無いだろ?」

あかり「それじゃあ、試してみようよ!」

あかり「京子ちゃんがあかりの誉め言葉を聞き終わるまで、あかり離れないから!」

京子「…」

京子「…公園、行くか」

公園

あかり「…公園に来たの、1年ぶりだね…」

京子「…もういいだろ、離れろよ」

あかり「うん…」

パッ

あかり「…」テッテッテ

京子「…」

あかり「…すぅ」

あかり「あかりは京子ちゃんの事が、大好きだよ~~ッ!!」

京子「…」

あかり「はぁ…はぁ……」

あかり「あかりはメールを全然返してくれない京子ちゃんが好き!」

あかり「あかりはデートをすっぽかしてコミケに行っちゃう京子ちゃんが好き!」

あかり「あかりはあかりと別れようとしてる京子ちゃんが好き!」

京子「!!……待て待て!」

京子「ストップ!ストップ!!」

あかり「…えっ?」

京子「褒めてないから!」

京子「それ、全っ然!褒めてないから!!」

あかり「…」

あかり「…褒めてるよぉ?」

京子「あかり…実は怒ってる?」

あかり「…」

あかり「あかりは全然怒ってないよぉ♪」ニコ

あかり「…すぅ」

あかり「あかりは一度鼻をかんだティッシュを何回も使っちゃう京子ちゃんが好き!!」

京子「うわぁ~!大声で言うなよぉ!!」

あかり「あかりは結衣ちゃんのコップに間接キスする京子ちゃんが好き!!」

京子「ぐあぁ!」

あかり「あかりはちなつちゃんのスカートを覗こうとする京子ちゃんが好き!!」

京子「ふぐぅ!」

あかり「♪」ニコ

京子「…」

京子「もう…」

京子「もう、嫌だぁぁぁぁぁ!!」ダッ

あかり「あっ京子ちゃん!逃げないでよぉ!!」タッタッタ

あかり「あかりは杉浦先輩の靴の匂いをこっそり嗅いでる京子ちゃんが好き!!」タッタッタ

京子「何でそんな事、知ってんだよ!?」タッタッタ

あかり「あかりは向日葵ちゃんのおっぱいに釘付けだった京子ちゃんが好き!」タッタッタ

京子「いつから、起きてたんだよ!?」タッタッタ

あかり「あかりは櫻子ちゃんを剥がす時さり気なくお尻を触る京子ちゃんが好き!」タッタッタ

京子「最初からかよーーッ!?」タッタッタ

あかり「あかりは京子ちゃんの匂いがすればすぐ起きるんだよーーっ!!」タッタッタ

京子「犬かよーーッ!?」タッタッタ

あかり「あかりはぁぁぁぁぁ!!」タッタッタ

京子「!!」タッタッタ

京子「もう、いいよ!!」ピタ

あかり「…えっ?」ピタ

京子「はぁ…はぁ……」

あかり「…京子ちゃん?」

京子「お前は…」

京子「お前は、ヤンデレかぁーーッ!?」

あかり「…」

京子「…」

あかり「…すぅ」

京子「!!」

京子「ま、待てよ!待てって、あかりぃ!!」

京子「私が悪かった!今までの事を謝るよ、ごめん!!」

あかり「…」

京子「あかり…」

あかり「…すぅ」

京子「!!」

京子(謝っても駄目なのかぁ!?)

京子(え~い、もういいや!言っちゃえ!!)

京子「…あかり!」

京子「私も、あかりの事が好きだぁ!!」

あかり「!」ピク

京子(おっ?)

あかり「…京子ちゃん」

京子「あかり…」

あかり「…それって」

あかり「『とりあえず』だよね?」ニコ

京子「!!」

あかり「…すぅ」

京子「だから待てって!!」ガシッ

あかり「むぐっむぐっ!!」ジタバタ

あかり「」ガブッ

京子「!!……いってぇぇぇぇぇ~ッ!!」

京子(言葉でも駄目…力ずくでも駄目……)

あかり「あかりは頑張ったあかりを全く褒めてくれない京子ちゃんが好き!!」

京子(一体どうすりゃいいんだよ!?)

あかり「あかりはあかりの事をプレミア同人誌扱いする京子ちゃんが好き!!」

京子(このまま黙って聞いてろってか…?)

あかり「あかりはぁ……げほっげほっ!!」ピチャチャ

京子「!!」

京子「あかり!?」

あかり「あ゛がりはぁぁぁぁぁ!!」

京子「もう止めろよ!喉擦り切れて血、吐いてんじゃんか!!」ガシッ

あかり「京゛子゛ちゃんの事がぁぁぁぁぁ!!」

京子「あかりぃ!!」

コンビニ行ってくる、15分ぐらいで戻る

チュッ

あかり「!!」

京子「…」

あかり「…」

京子「…………」

あかり「………………」

京子「…ぷはぁ!」

あかり「はぁ…はぁ……」

京子「…見ろよ、あかり」

あかり「はぁ…はぁ……?」

京子「私の口ん中、あかりの血まみれ!」デローン

あかり「………ぷふっ」

京子「あかり…?」

あかり「あはは!あはははは!!京子ちゃん何それ~~?」

京子「はぁ…私達の初キスがこれかよ……?」

あかり「あかりは……京子ちゃんと…キス……出来て……嬉しい…よぉ♪」ニコ

京子「!!」

京子「とりあえず、プカリ買ってくるからしばらく喋るなよ!」

あかり「わ…かっ……た……」

京子「すぐ戻って来るから、そこで待ってろよな!」

あかり「…」

ーーーーー

京子「…」

京子(…遂にあかりとキスしてしまった)

京子(半ば強制的にさせられたようなもんだけど…)

京子(不思議と悪い気はしないな!)

ピッ

京子「…あっ、間違えてお汁粉押しちゃった」

京子「まあ、お汁粉は私の分でいいか!」

京子「あとはプカリを買って…」


ドサッ


京子「…」

京子「…はっ?」ドクン

京子「おいおい……今の音、何かの冗談だろ?」ドッドッド

京子「あ…あぁ……」ドッドッド

バッ

京子「あかりぃぃぃぃぃ!!」ダッ

京子「!!」

あかり「」

京子「おい、起きろよ!あかり!!」ペチペチ

あかり「」

京子「あかり……あかりぃぃぃぃぃ!!」

数週間後

綾乃「としのぉ~うっ、きょ~こぉぉぉぉぉ!!」ガラ

ちなつ「…」

結衣「…」

綾乃「って、居ないじゃん!!」

ちなつ「京子先輩なら、あかりちゃんのお見舞いですよ?」

結衣「綾乃もいきなり会長職を押し付けられて大変だね…」

綾乃「!!」

綾乃「べ、別にいいわよ…元から立候補してたんだし……」

綾乃「ま、まぁ…赤座さんが学校に戻ってくるまでの間だけだけど!」

ちなつ「戻って来れれば…ですけどね」

結衣「!!……ちなつちゃん!」

ちなつ「あっ!」

綾乃「…」

3人「「「………」」」

寝ます
落としても構わない

あかり部屋

京子「入るぞ~!」ガチャ

あかり「あっ、京子ちゃんだ!」

あかり「…今日もあかりに会いに来てくれたんだね」

京子「あぁ、アリの様子が気になってな!」

あかり「真ん中に『か』が足りないよぉ!?」

あかり「…」

あかり「…本当にアリさん見に来たの?」

京子「…いんや、アリの観察よりあかりの観察の方が面白いからさ」

あかり「もぉ~京子ちゃんったら~!」プンプン

京子「病人なんだから大人しくしてろよ!」

あかり「騒がせたのは京子ちゃんだよねぇ!?」ガーン

京子「ははは…」

京子(あかりは1年間溜めた過労のしわ寄せなのか)

京子(満足に身動きの取れない状態になっていた…)

京子「ほら、アイス買って来たぞ!ラムレーズン…」

あかり「…それ、どうせ京子ちゃんのなんでしょ?」

京子「なぬっ!?まさか、あかりに突っ込まれるなんて…」

京子「…死のう」

あかり「!!……ご、ごめんね!京子ちゃん!!」

あかり「わぁ~あかりラムレーズン食べたいよぉ~~」

京子「あかりはお汁粉」

あかり「アイスですら無い!?」

京子「心も体もぽっかぽかに温まるよ~」

あかり「京子ちゃん…」

あかり「…京子ちゃん、あかりが倒れてから優しくなったよね?」

京子「…そんな事、ないよ」

あかり「…」

京子「…なんだよ、いつものアレ言わないのかよ?」

あかり「いつもの…アレ?」

京子「あかり、京子ちゃんが優しくなってくれて嬉しいよぉ~」アッカリーン

あかり「…」

あかり「…だって、京子ちゃん無理してるでしょ?」

京子「…無理して倒れたのは、あかりの方なんだけど」

あかり「ごめんね…あかりが倒れたせいで…」

京子「謝るなよ!私の為に頑張って倒れたんだろ!?」

あかり「あかりが初めからプレミアじゃなかったのが悪いんだよ…」

京子「初めからプレミアついてる同人誌なんてあるかよ!?」

あかり「ごめんね…ごめんね、京子ちゃん!ごめんね!」

京子「あかり…」

チュッ

京子「…」

あかり「…」

京子「………」

あかり「…………」

京子「…っはぁ」

あかり「……京子ちゃん」

京子「あかりを黙らせるには、これが一番だからね!」

あかり「もう!キスをそういう事に使わないで!」プンプン

京子「お汁粉味」

あかり「///」カァー

京子「おっ、そろそろ日が暮れるな…」

京子「…あかり、また来るよ」

あかり「うん、またね…京子ちゃん」

帰り道

京子「…」トボトボ

京子(…あかりのお見舞いの後はいつも1人だ)

京子「…」トボトボ

京子(昔は私とあかりと結衣の3人…)

京子(少し前はちなつちゃんを含めた4人…)

京子(あかりと付き合い始めてからは…)

京子「…」トボトボ

京子(…あの時、あかりが私を引き止めてくれ無かったら)

京子(私、ずっと1人ぼっちだったんだろうな…)

京子「…」

京子「…あかり」

京子「おっ」

向日葵「あっ」

櫻子「あぁ~~~!!」

京子「おっぱいちゃんに、ちっぱいちゃんか…」

向日葵「歳納先輩…」

櫻子「出たなぁ!このジゴロ野郎ぉ!!」

京子「ジゴ…!?」

向日葵「櫻子、それを言うならジゴレットですわよ」

櫻子「ジゴレット!?何それ、凄くかっけぇーじゃん!!」

京子「…」

櫻子「!!……じゃなくてぇ!!」

京子「…2人共、あかりのお見舞いでしょ?」

向日葵「…えぇ、歳納先輩はお見舞いの帰りですわね?」

櫻子「病人のあかりちゃんを虐めんなよぉ!!」

向日葵「こら、櫻子!いくら歳納先輩でも、そこまではしませんわよねぇ?」

京子「…お汁粉味」ソッ

櫻子「へっ?」

京子「ごちそうさまでした」

2人「「!!」」

櫻子「病人のあかりちゃんを台所に立たせたのかよ!?」

向日葵「と、歳納先輩!そ、そんな破廉恥な事を!?」

京子「はっ?」

櫻子「それで、あかりちゃんのお汁粉は美味しかったのかぁ!?」ダラダラ

向日葵「そんなぁ、櫻子…美味しかったかなんて……///」カァー

京子「…ただのキスなんだけど」

櫻子「キ、キスぅぅぅぅぅ!?」ガーン

向日葵「何だ、キスでしたの…」ホッ

京子「ははは…」

京子「つまり、私もちゃんしたお見舞いをしてる訳だ!」

櫻子「ふぇ~お見舞いってキスしていいんだ~」ドキドキ

向日葵「…恋人同士で無くては出来ませんのよ?」

櫻子「ちぇ~~!」

京子「…」

京子「…生徒会の仕事、やっぱりあかりが居ないと大変?」

櫻子「そりゃ~~もう!大変に決まってるだろぉ!!」

向日葵「如何に赤座さんが有能であったかを実感してますわ…」

京子「そっか…」

京子(…綾乃じゃ駄目駄目か)

綾乃「」クシュン

翌日

京子「ふぃ~数学ダルかったぁ~!」

結衣「…お前はずっと寝てただろ?」

京子「後でノート写させてよ!」

結衣「ほら…」ポイ

京子「おっと!危ねーなぁ、渡すの部室でいいだろ!?」

結衣「私、しばらく娯楽部には行かないし…」

京子「はっ?」

結衣「ちなつちゃんも…」

京子「おい、何でだよ!?」

結衣「…あかりが不在で、生徒会が忙しいからさ」

結衣「今日から2人で手伝いに行くんだよ…」

京子「…マジかよ」

京子「それじゃあ、私も!」

結衣「お前は駄目だ…」

京子「どうして!?」

結衣「…京子はあかりのお見舞いがあるだろ?」

京子「少しくらい遅れても、あかりなら…」

結衣「京子…」

京子「…結衣?」

結衣「全部、お前のせいなんだから責任とれよな!!」

京子「!!」

結衣「それに、京子が生徒会室に来ると気まずくなるんだよ…」

京子「…」

結衣「…ノート、明日返せよ」ガラ


ピシャ

あかり部屋

ガラ

京子「…」

あかり「あっ、京子ちゃん!」

あかり「…今日もあかりに会いに来てくれたんだ」

京子「あかりに会う以外の選択肢が無かったからね…」

あかり「?」

京子「…あかり」

京子「今日、数学で居眠りしちゃってさぁ…」

京子「…ここで結衣のノート写してていいかな?」

あかり「うん、いいよぉ!」

京子「…せっかく、あかりに会いに来たのに悪いね」

あかり「あかりは京子ちゃんが側に居てくれるだけで嬉しいんだよぉ!」

京子「あかり…」

京子「…」カリカリ

あかり「…」

京子(何故だろう…)カリカリ

京子(部室でみんなと勉強する時は集中出来ないのに…)カリカリ

京子(あかりと2人きりの時は驚くほど集中出来る…)カリカリ

京子(やっぱり、私はあかりの事なんて…)カリカリ

あかり「…京子ちゃん」

京子「」ピタ

京子「…何?」

あかり「あのね…」

あかり「あかりのお見舞いに来てくれるの、凄く嬉しいんだけどね…」

京子「…」

あかり「もう…あかりのお見舞い……来なくていいよ?」

京子「!!」

京子「」バン

あかり「きゃあ!?」

京子「はぁ!?何でぇ!?どうしてだよぉ!?」

京子「あかりは私のお見舞いが嬉しいんだろぉ!?」

あかり「京子ちゃん…」

あかり「あかりはね…京子ちゃんの足枷になりたく無いんだよぉ…」

京子「散々、私に迷惑かけて来て今更それかよ!?」

あかり「だって…京子ちゃんには娯楽部があるし…」

京子「本日をもって解散したよ!!」

あかり「!!」

あかり「あかりの…為に……?」

京子「あかりのせいで、だよ!!」

あかり「そんな…」

京子「だから私には、もうあかりに会う以外に無いんだよ!!」

あかり「…」

あかり「…京子ちゃん」

あかり「あかりと…お別れしよ……?」

京子「!!」

あかり「京子ちゃん…あかりと別れたがってたでしょ……?」

京子「…黙れよ」

あかり「いいよ…あかりは京子ちゃんと別れる……」

京子「黙れって言ってるだろぉーーっ!!」ガバ

チュゥゥゥゥゥ

あかり「!!」

あかり「」キッ

ガブッ

京子「!?」

京子「っ…あかり、私の舌を……!」

あかり「京子ちゃん!」

あかり「これ以上、あかりの大好きな京子ちゃんを汚さないで!!」

京子「」プツン

京子「…」

京子「そうか…あかりも、もう14歳だもんな」

京子「キスなんかじゃ…足りないよなぁ?」

あかり「京子ちゃん…何を言って……?」

ドン

あかり「!!」バフ

京子「」ノシ

京子「あかり…」

京子「服…脱がすよ……?」

あかり「!?」

あかり「駄目ぇ!離してぇ!!」ジタバタ

京子「…病人のあかりが私にかなう訳、無いだろ?」ガシ

あかり「京子ちゃん…」

あかり「顔が…顔が怖いよぉ……」

京子「あかりは…美人だよ……」

あかり「こんな事をしても…もう、あかりは……」

京子「…してみなきゃ、分からないだろ?」

あかり「変だよ…女の子同士で…こんな事……」

京子「!!」

ビリビリ

あかり「!!……いやぁぁぁぁぁ!!」

惰性で読んでる

京子「あかりぃ…」

京子「私は…私はあかりの恋人じゃなかったのかよぉ!?」

あかり「」ガクガク

京子「何だよ、女の子同士が変って…」

京子「結局、あかりは私を友達としてしか見て無かったんじゃないかぁ!!」

あかり「」ガクガク

京子「はぁ…はぁ……」

京子「何だよ…何か言い返せよ……?」

あかり「きょ…ょ……」ガクガク

京子「…」

京子「…あかり、触るよ」

サワサワ

あかり「!!」ビクン

京子「」サワサワ

あかり「んん…くぅ……」ビクビク

京子「…あかり」

京子「自分で…した事ある……?」

あかり「」フルフル

京子「…そっか」

京子「じゃあ、あかりが大人になる瞬間を見れるな…」

あかり「い…嫌だぁ……」

京子「…口が聞けるようになったみたいだね」

京子「これなら、終わった後のインタビューもバッチリだ…」

京子「」サワサワ

あかり「!!」ビククン

ジワワワ

京子「あ~あ…漏らしちゃったよ……」

あかり「スン…ヒック……」ポロポロ

京子「…終わったら布団、洗ってやるからさぁ」

京子「シミにならないように早く始めようぜ…」

あかり「グスン……」ポロポロ

ガチャ

あかね「ただいまぁ~!」

2人「「!!」」

京子(あかりの姉ちゃんか!?)キョドキョド

あかね「あかり~二階に居るのぉ~~?」

あかり「…けてぇ」

あかり「助けてお姉ちゃぁぁぁぁぁーーんっ!!」

京子「!!……しまったぁ!!」

飯食う
落としても構わない

ドドドドドドドドドドドッ!!

あかね「あかりッ!!」ズキュ~ン

あかね「URRRRRYYYYYYY!!!!!」

あかね「!!」ダッ

ガチャ

あかね「あかり!?」

あかり「お姉ちゃん……」

あかね「!!……どうしたのその服は!?」

あかり「上手く脱げなくて破れちゃったの…」

あかね「…どんな脱ぎ方をしたらそんなビリビリに破れるのよ?」

あかり「えへへ、おねしょしちゃったから慌ててて…」

あかね「あら、本当ね…怖い夢でも見たの?」

あかり「……うん」

あかり「あかり、お姉ちゃんにお布団洗って欲しいなぁ…」

あかね「ふふふ、お姉ちゃんに任せなさい!」

あかね「新品同様にしてあげるわよ♪」ニコ

あかり「ありがとう、お姉ちゃん♪」ニコ

あかね「じゃあ、私はお布団洗ってくるわね♪」ガチャ

バタン

あかり「…」

あかり「…もう、出てきても平気だよ」

ノソノソ

京子「…」

京子「あかり…」

京子「…どうして私なんかを庇ったんだよ?」

あかり「…」

京子「…言えば良かったじゃん?」

京子「京子ちゃんに乱暴されましたって!」

京子「その京子ちゃんは今ベッドの下に隠れてますってさぁ!!」

あかり「京子ちゃん…」

あかり「あかりは、京子ちゃんの事が大好きなんだよ…?」

京子「あんなに乱暴されたのにか!?」

あかり「…それでも、あかりは京子ちゃんの事が好き」

京子「あかり…」

京子「…」

京子「…分かった、別れよう」

あかり「…ごめんね、京子ちゃん」

京子「…私の方こそ、今までごめん」

京子「せめて、あかりが治るまでは側に居たかったんだけど…」

あかり「京子ちゃんが思い悩む事ないよ!」

あかり「全部、あかりのせいなんだから…」

京子「っ…」ズキ

京子「…」

京子「…あかり」

あかり「何…京子ちゃん……?」

京子「最後に…友達として…言うけどさぁ……」

あかり「…うん」

京子「私はあかりのその、何でも自分のせいにする所が嫌いだ!!」

あかり「…」

京子「私の罪を勝手に肩代わりしないでくれよ…」

あかり「…」

京子「…そんじゃ、またな」

京子「もう娯楽部も無いし、学校で一緒する事は無いけどね…」


バタン

帰り道

京子「…」トボトボ

京子(私は何であかりを押し倒したんだっけ…)

京子(そうだ…あかりから別れ話を出されたから…)

京子(あの時…私はあかりなんかに心配されたのが…)

京子(あかりなんかに見下されたのが悔しかった!)

京子「…」トボトボ

京子(…でも、最後は良かった)

京子(私からあかりを振れた…)

京子(私があかりを振ったんだ!!)

京子(これは誇ってもいい…)

京子(だって、あの生徒会長の赤座あかりを振ったんだぜ?)

京子「ふははは…」トボトボ

京子(…虚しい)

ミラクルユルキルクルリンパ☆

京子「!!」ビク

京子「…はぁ」

京子「着信音のせいで雰囲気台無しだ…」

京子「…誰からだよ」パチン

〇アッカリーン

京子「…」

京子「…アフターケアのつもりか?」

京子「本当に良くできた生徒会長さんだな…」

京子「今はあかりのメールの文章すら見たくないっての!!」パチン

京子「…」

京子「はぁ…」

京子「…公園で余興に浸るか」

公園

京子「…」

京子(…1人で公園に来たのは初めてだな)

京子(昔はよく来てたけど、最近だと…)

京子(あかりと付き合った時と、あかりとキスした時か…)

京子「…」

あかり『変だよ…女の子同士で…こんな事……』

京子(何で…)

京子(何で、私はあんな分かりきってた事で傷付いたんだろう?)

京子「…」

あかり『それでも、あかりは嬉しいよぉ~』

あかり『あかりは京子ちゃんの事が大好きだよ~~ッ!!』

京子「!!」ジワ

京子「…やべ、来る場所を間違えた!」フキフキ

京子「百合百合緊急脱出!」ダッ

ポツポツ

京子「…へっ?」

ザー

京子「…」

ーーーーー

京子「はぁ…」

京子「…ここで雨宿りしていると、更にあかりを思い出す」

京子「私はここで、思い出死にするのか…」

あかり『京子ちゃん!』

京子「!!……うわっさっそく、来たこれ!」

あかり『京子ちゃん…』

京子「うわぁ~やめろぉ~~!」バタバタ

あかり「京子ちゃん?」キョトン

京子「……えっ?」

京子「…本物?」

あかり「本物って…何が?」

京子「いや、さっきそこで偽物を見かけたからさ…」

あかり「あかりの偽物!?」

京子「お団子の代わりにお汁粉乗せてた」

あかり「あかりよりキャラが濃いよ!?」

京子「そいつ、あかりを探してたぞ?」

あかり「何でぇ!?」

京子「オリジナルを倒して、私が主役になるんだってさ」

あかり「あ、あかり!偽物なんかに絶対、負けないんだからぁ!!」

京子「…冗談だよ、早く突っ込めよ!」

あかり「突っ込んだら、京子ちゃんが落ち込んじゃうよ~」

京子「…」

京子「…それで?」

あかり「えっ?」

京子「何で、私がここに居るって分かったんだよ?」

あかり「う~~んとねぇ…」

あかり「京子ちゃんからメールが返って来ないから、京子ちゃんちに電話して…」

あかり「そうしたら、京子ちゃんはまだ帰ってないって聞いたから…」

あかり「学校とか結衣ちゃんちを探してみて、居なかったからここかなって」

京子「しらみ潰しかよーっ!?一発でここに来いよな!!」

あかり「あかり、エスパーじゃないから無理だよ~」

京子「じゃあ、京子ちゃんの匂いはどうしたんだ!?」

あかり「雨で匂いが消えてて…」

京子「分かるんかい!!」

京子「慰める為にそこまでするかよ、普通!?」

あかり「慰める…って、何の事?」

京子「へっ?違うの…?」

京子「…じゃあ、一体何しに来たんだよ?」

あかり「あかりのメール、見てくれて無いんだ…」

京子「私の携帯、あかりから着信来ると勝手にマナーモードになるからね…」

あかり「携帯にまで!?」

京子「…どれどれ」パチン

あかり『結衣ちゃんのノート、あかりの家に忘れてるよぉ~~!!(汗)』

京子「…」

あかり「はい、ノート♪」

あかり「あと、傘もあるよ♪」ニコ

京子「あ、ありがとう…」

京子「…」

京子「えいや!」ブン

あかり「えっ!?」

京子「わりぃ、傘落としちゃった♪」

あかり「投げたよねぇ!?」

京子「もう、あの傘は使えないなぁ」

あかり「もぉ~京子ちゃんってば~!」プンプン

京子「…ま、そういう訳で」

京子「私は、この雨が止むまでここで待つからさ」

京子「…あかりは1人で帰れよな」

あかり「京子ちゃん…」

あかり「…」

あかり「えい!」ブン

京子「あかり!?」

あかり「えへへ、あかりも傘落としちゃった♪」

京子「あかり…」

京子「拾えば使えるよ?」

あかり「屋根ある所の外まで飛んでない!?」

京子「じゃあな、あかり!」

あかり「…」

あかり「…あかり、負けない!」

あかり「てぇ~いっ!!」ブン

ペコン

京子「…」

あかり「」ジワ

京子「!!……わ、分かったよ!一緒に雨宿りしよ!!」

ザー

あかり「えへへ、こうしてると恋人記念日を思い出すね♪」

京子「…何それ?」

あかり「あかりと京子ちゃんが恋人になった日の事だよぉ~!」

京子「…いや、それは分かるんだけどさぁ」

あかり「あかりが勝手にそう呼んでるんだよ♪」

京子「ふ~~ん…」

京子「じゃ、今日は失恋記念日か」

あかり「そんな記念日ヤダよ!?」

京子「ははは…」

あかり「あっ京子ちゃんが笑ってくれた!」

あかり「えへへ、あかりはとっても嬉しいよぉ~」

京子「…」

飯食う
すぐ食べて続き書く

京子「あかり…」

あかり「…何、京子ちゃん?」

京子「私、本当にあかりを押し倒したんだよな?」

あかり「……うん」

京子「なのに、あかりがいつも通り過ぎてさ…」

京子「…何か、怖いんだけど」

あかり「…」

京子「…まさか、私の事を許したとか言わないよな?」

京子「あんな事されて許してたら、あかりを人として疑うよ…」

あかり「…」

あかり「…」

あかり「」ガサガサ

京子(…ノートの入ってた鞄?)

あかり「」パカッ

京子(ソーイングセット…)

あかり「」チャッ

京子(ハサミ!?)

あかり「…」

あかり「京子ちゃん…」

京子「…」

京子「…ちょっと、これは予想外だったな」

あかり「ごめんね…京子ちゃん……」

あかり「あかり…京子ちゃんの事……」

京子「……いいよ」

京子「来て、あかり」

あかり「京子ちゃんの事、諦められないよ!」

京子「…」

京子「…はっ?」

あかり「だって、あかりを押し倒したのは…」

あかり「あかりと別れたくなかったからなんだよね?」

京子「…」

京子「…違うよ」

京子「あかりから別れたいって言った事に腹が立っただけだよ…」

あかり「京子ちゃん…」

京子「…前にも言っただろ?」

京子「私はあかりの事を見下してるって…」

京子「それは今だってそうなんだよ…」

あかり「…」

京子「あかりから私と別れたいって言う事はさ…」

京子「…あかりが私を見下してるって事だろ?」

あかり「!!」

あかり「…違うよ!」

あかり「あかりは京子ちゃんの足枷になりたくなくて…それで!」

京子「私を言い訳に使うなよ!!」

あかり「!!」ビクン

京子「はぁ…はぁ……」

京子「仮にそうだとしてもさ…」

京子「あかりが私を切ろうとした事には変わりないじゃん?」

京子「私の事なんて、その程度なんだろ!?」

あかり「京子ちゃん…」

京子「…これで、未練は無くなっただろ?」

京子「刺せよ」

あかり「どうして…?」

あかり「あかりはいつでも京子ちゃんの下に居るよ…?」

京子「立場が違うだろ!?」

京子「…あかりは生徒会長だからさ」

京子「私なんて一生徒なんかじゃ釣り合わないんだよ…」

あかり「京子ちゃん…」

あかり「…」

あかり「…分かったよ」

京子「あかり…」

京子「さあ、一思いにやってくれよ!」

チョキチョキチョキ…

京子「…えっ?」

バサ

あかり「…」

京子「あかり!?」

京子「何で…自分の髪の毛なんか……?」

あかり「京子ちゃん…」

あかり「あかりは…あかりはね……」

あかり「あかりは京子ちゃんの為に生徒会長を辞めるよ!!」

京子「…ハァ!?」

京子「何、馬鹿な事言ってんだよ!?」

あかり「もう決めたんだよ!」

あかり「京子ちゃんが苦しむのなら、こんな立場いらない!!」

京子「私のせいにすんなよ!!」

あかり「全部、京子ちゃんのせいだよ!!」

あかり「京子ちゃんが私と釣り合う女になれって言ったんでしょ!?」

あかり「その時と同じだよ!!」

あかり「京子ちゃんと釣り合う為にあかりは生徒会長を辞めるんだよぉ!!」

京子「あかり…」

あかり「あかりは京子ちゃんの事が大好きなんだよ!!」

あかり「どこが好きかは言えないけど、ここまで出来るくらい好きなのーっ!!」

京子「……」

京子「何だよ…それ……?」ジワ

京子「結局…私、いいとこ無いじゃんかよ……」ポロポロ

あかり「京子ちゃん…」

あかり「あかりと…付き合って……」

京子「…」

京子「…ここまでされて振ったらさ」

京子「面白いよな?」

あかり「んん!?」

京子「冗談だよ…」

京子「…私はあかりと付き合いたい」

あかり「京子ちゃん…」

京子「私はツンデレだからな!」

京子「ワザと嫌われるような事をしても、嫌いにならないでくれよ?」

あかり「うん!」

あかり「あかりはヤンデレみたいだから、浮気に気をつけてね♪」

京子「お…おうよ……」

ポカポカ

あかり「あっ晴れてきたよ!」

京子「私達の明るい未来への幕開けだな!!」

あかり「うん♪」

京子「あかり…」

あかり「京子ちゃん…」


チュッ


ドサ

あかり「…えっ?」

京子「キスだけで終わっちゃ、つまんないからさ…」

京子「行くとこまで行っちゃおうぜ!!」

あかり「ここで!?」

京子「…あかり」ガバ

あかり「京子ちゃん!だ、駄目ーー……あっ」

あかり「」

京子「あかりが病人なのを忘れてた…白目向いてるし」

京子「こんな所で気絶しちゃって、どうしよう……って」

結衣「…」

ちなつ「///」ドキドキ

京子「2人共、いつから居たの!?」

結衣「…京子の家から、まだ帰って無いって連絡があってさ」

結衣「傘…」

京子「もう晴れてるよ!!」

ちなつ「あかりちゃん大丈夫なんですか!?」

京子「…多分ね」

京子「取り敢えず、みんなであかりを家まで運ぼうぜ?」

あかり「」

数週間後

京子「あかり!復活&娯楽部再入部おめでとー!」

あかり「祝え祝え~……って、2人だけ!?」

京子「…前に娯楽部は解散したって言っただろ?」

京子「だから、私とあかりの2人だけだよ…」グイ

あかり「京子ちゃん…顔が近いよ……」

京子「部活の間は、あかりが死ぬほどイチャイチャしてやる!!」

あかり「あかりが死ぬまで!?」

京子「そんくらいで無いと、寂しく過ごした分を取り返せないだろ?」

あかり「京子ちゃん…」

京子「あかり…行くよ……」

あかり「うん…」

ガラ

綾乃「と~しのうっきょうこぉ~~!!」

綾乃「って、あなた達一体何してるのよぉ~~!?」

あかり「えっえっ!?」

京子「…お約束だねぇ」

綾乃「そんな破廉恥な行為は生徒会の杉浦綾乃が許さないわよ!!」

あかり「杉浦先輩、ただの生徒会!?生徒会長じゃないの~!?」

京子「生徒会長は結衣に、副会長はちなつちゃんになったよ?」

あかり「嘘っ!?」

京子「あかりの穴埋めに行ったのが縁で、そのままツートップだって~」

あかり「あかりの苦労は一体何だったの…?」

京子「それでも、綾乃よりはマシだろ?」

綾乃「ほっといて頂戴よ!!」

京子「そんで、綾乃は何しに来たの?」

綾乃「赤座さんの復活祝いに決まってるでしょ?」

綾乃「千歳以外みんな来てるわよ!」

結衣「お~、あかり元気そうだな!」

ちなつ「あかりちゃん、美味しいお茶持ってきたよ!」

櫻子「あかりちゃん、私に毎晩あかりちゃんの作るお汁粉を飲せてよぉ~!」

向日葵「ちょっと、櫻子!それを言うならお味噌汁ですわよ!」

あかり「みんなぁ…」ジワ

京子「…私に対するコメントが無いんですけど?」

あかり「京子ちゃんにはあかりがいるよ?」ギュッ

京子「あかり…」

あかり「えへへ、あかりは京子ちゃんの事が大好きだよ~♪」ニコ


お わ り !

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