俺「愛してる」 月曜日「俺君…?」 (40)

俺「今まで死ねだのくんなだの暴言吐いて、お前を避けて来たけど…」

俺「今日一日お前と一緒に居て気づいた」

俺「やっぱお前が居てこその一週間だ」

俺「一週間の中で俺と最も関わりの深い奴は他でもない、お前だ」

月曜「俺…くん……?」

俺「愛してる、もうお前を離さない」

月曜「ちょっ…やだ火曜日ちゃんが見てる……///」

俺「そんなの構わないさ、こっち向いて目閉じて」

月曜「そんな……」

俺『しっ…静かに目閉じて……』

月曜「はむっ…ンぅ……///」

俺「んっ……」チュゥ―――

――――――チュパッ

月曜「プハッ……」

月曜「俺くん……」

俺「ん……?」

月曜「あり、がと……///」

俺「……///」

――――――
―――


月曜「俺君が小さい頃……」

俺「……?」

月曜「幼稚園に行くのが楽しみで、よく私を待っててくれたよね」

俺「そうだったか……?」

月曜「ふふっ、そうだよ……」

月曜「でも小学校に上がってからは私の事を待っててはくれなくなって……」

月曜「次第に日曜日ちゃんのことだけを考えるようになった……」

俺「……ごめん」

月曜「あっううん、いいの……」

月曜「みんなね、みんな大きくなるにつれて私の事がキライになっていくの」

月曜「嫌いじゃなくてもね、誰も私に見向きなんかしてくれなかった……」

月曜「昔からそうやって嫌われてきたし、私も仕方ない事なんだと思ってた」

俺「月曜……」

月曜「でも……」

俺「……?」

月曜「でもね、俺君がこうやって、改めて私を好きになってくれた」

俺「……」

月曜「告白してくれたのも、キスしてくれたのも、抱いてくれたのも……」

月曜「ぜんぶ俺君が初めてなんだよ?」

俺「……なんか照れくさいな」

月曜「うふふっ♪」

月曜「私……私、嬉しい」ポロッ

月曜「ありがと…俺君……♪」ポロポロ…

俺「な、泣くなよ……」

トンッ…―――――

俺「あっ、おい月曜!」

月曜「ありがと……俺…君……」ポロポロッ

俺「えっ……?」

月曜「もう行かなくちゃ……」フワッ…

俺「おい…月曜どこ行くんだよ……?」

月曜「もうすぐ日が変わる、次は火曜日ちゃんの番……」

俺「そんな……!」

俺「そんなの!そんなの構うなよ!」

月曜「それは出来ないのっ!!」

俺「!」ビクッ

月曜「それは……それは出来ないの……」

俺「そんな……」

月曜「俺君……」

月曜「ファーストキス嬉しかった……」

俺「……」

月曜「告白も嬉しかった……!」

月曜「俺君のあの時の目……かっこよかったよ……!」

俺「月曜……」

月曜「次逢う時にはもう好きじゃないかもしれないけど……」

俺「月曜……!」

月曜「今日の事、私ずっとずっと忘れないよ……!」

俺「月曜……!!」

月曜「俺君……」

ア…リ……ガ……――――

俺「月曜ォォォオオオオオオオオ――――――!!」

――――――
―――


火曜「ハーイ♪火曜日ちゃんだヨ!」

俺「あれ?何してたんだっけ……とりあえずお前帰れ」

~次の月曜~

月曜『来ちゃった♪』

俺「来んな死ね」

月曜(……ふふっ♪)



って言う妄想してたら今日をめいっぱい楽しもうと思いましたまる

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