恒一「いつまで実家に寄生するんですか?」怜子「うぅ…」 (46)

恒一「こうなったら僕がお嫁に貰うしかありませんね」

怜子「!」

怜子「じゃあ子作りしないとね!」ヌギッ

恒一「ですね!」ヌギッ

恒一「怜子さん以外の女生徒を」

3組女子「」ガタッ

怜子「」

恒一「いつまで実家に寄生するんですか?」

怜子「うぅ…」

恒一「怜子さんくらいの年齢の社会人だったら、普通は一人暮らししてますよね」

怜子「うぅ…」

恒一「しかも料理もお婆ちゃんが僕任せで家ではぐーたらしてばっかりだし」

怜子「うぅ…」

先月はアナザーSS豊富で良かった
鳴「今日は何しよっか。榊原君?」
恒一「彼女?いないけど」
この二本がめちゃめちゃ良かった

お婆ちゃんが僕任せ→×
お婆ちゃんか僕任せ→○


恒一「学校で『あんな美人でしっかり者の三神先生と同居なんて羨ましい』って」

恒一「そんな風に言われる度に僕がどんな気持ちになるか分かりますか」

怜子「うぅ…」

恒一「家じゃだらしないのになーとか思いつつ、気を遣ってイメージを壊さないようにしてますけど」

怜子「うぅ…ありがとう、恒一くん」

恒一「どういたしまして……じゃなくてですね」

    

恒一「このままじゃ本当に嫁ぎ遅れちゃいますよ」

怜子「ぐさっ」

恒一「なんですかそれ……ふざけてます?」

怜子「……ごめんなさい」

恒一「はい。じゃあ続けますけど、良い機会だし一人暮らしを考えてみるのはどうですか」

怜子「……やだ」

恒一「『やだ』って……子供じゃないんですから」

恒一「怜子さんがそんなこと言っても可愛くないです」

怜子「ぐすっ」

恒一「またそうやってふざける」

怜子「」グスッ

恒一「えっ? 本当に泣いちゃったんですか? 嘘ですよね?」

怜子「うそです」

恒一「怒りますよ」

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