俺「ストライクウィッチーズ復活ッッ」(608)
-── - _ ,. ⌒ヽ
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/::/::: |:N __ ィ==-、 }::い :| \.N O T I C E/
|::ハ/^{:|〃´⌒` ,, ハ|∧:l \ /
|,'ハ(小. '' ' ー/ ';! \ /
|! `、:ーヘ、 v ァ イ:,′ j| `´
\:::l> _ , イ/:::i
';:::|::::r|> ー '´|::Ⅳ:::::| 作品の製法上、隊長の年齢が
r-、 |:::L:八 |/│::::| 高めに見えますが、
\\ fヘ-―t―ェェ|:::|<\\ //;>|::::::l>、 18歳です。
\ヽ__ |│ヘ  ̄ ̄j::∧\>ィ介ト<;/∧::::|丶、辷>、_
/'´ヘl│ '、 |/ ヽ{ ̄{{_} ̄}/ ヽ:| / | 安心してお楽しみください。
{ ヘ'.} ∨ ∨ / `7/{{ヘ匕. 丶 / │
まとめwiki:ttp://www16.atwiki.jp/vip_witches/pages/1.html
避難所:ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/14336/
前スレ
避難所
まとめwiki運営スレ
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雑談スレ
強さ議論スレ
>>1乙!!
>>1おーつ
.ミヽ ミヽ .ミヽ ミヽ
i |__`i | ,===,====、 i |__`i |
, '●-●ヽ .||___|_____||_ , '●-●ヽ || ̄8 ̄ ̄ 8 ̄||
.. .ミヽ ミヽイ/ノ|/ノiリ|!|!/ /||_ .|^ ノ|/ノiリ|!|! まるぽっぽ! .ミヽ ミヽ /゙ .||
.. i |__`i | (‘ω‘*|リし//|| .|口| |‘ω‘*|リし i |__`i | /゙ .. .||
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ノi|*‘ω‘*)i :::: " ,, , ::: " :: :i(^ω^*|リし
(イ( つП0___________0Пと )レ) まるぽっぽ! 新スレです
(( (;;;;;;(_);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;(◎);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;(_);;;;;;) )) " ,, , ::: " :: : 仲良く使ってね!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〕〔 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ : : : : 楽しく使ってね!
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
>>1乙
>>1乙!
それじゃ始めるとします
ほぼ跡形もなくなってるけど、大元はストパン8話
前回のあらすじ
大和へとやってきた俺と宮藤
しかしそれは、俺を連れ帰す為の罠だった
そして都合良くリトルボーイ型のネウロイ襲来
確かこんな感じだったはず
きめええええええwwwwwwwwwwwww
支援しぇ
>>16
逃げんな逃げんな、お前の事が好きだったんだよ(迫真)
*大和格納庫内
宮藤「どうして、どうして動かないの……どうして……」
俺「芳佳……、結論からいってしまうとそのストライカーユニットではもう芳佳の強大な魔法力を受け止めきれなくなってリミッターが強制的に発動しているんだよ」
宮藤「リミッターがですか……?」
俺「そう。そのせいでストライカーユニットが起動しなくなっているようだね」
宮藤「ならそのリミッターをはずしてください!」
俺「無理だ。時間がかかりすぎるうえに、危険すぎる。ここは私一人に任せておきなさい」
宮藤「俺さん一人で大丈夫なんですか?」
俺「大丈夫だとおもうよ。啓示も大丈夫って言っているから心配しなくていい……ネウロイを倒さないといけないわけじゃないからね、大和を逃がせばこちらの勝ちだ」
宮藤「でも、大和を逃がすとなると攻撃を全部防がないといけないんですよ?」
俺「わかってるよその位」
宮藤「俺さんの魔法力の事は私もわかっているから心配で……」
俺「大丈夫さ。シールドを張るわけではないから何とかなるだろう」
ここをホモスレにしよう(提案)
姉「芳佳さん、俺を信じなさい。俺ならこの状況を何とかしてくれます」
宮藤「お姉さん……でも」
姉「俺、この子を連れていきなさい。役に立つでしょう」
姉の使い魔「ご主人何を言っているんです!?」
姉「何をって、ピーコ。今この時点をもって私はあなたとの契約を終え、これからあなたは俺の使い魔として働きなさい」
姉の使い魔「そんなの聞いていませんよ。私はイヤです!私はご主人だから使い魔となったわけで……」
姉「あれにもあの血は流れています。私からのお願いです……」
姉の使い魔「ご主人のお願いなら仕方ないけど……いいですか、嫌々契約するんですからね?身は捧げても心はご主人のモノですからね?」
俺「姉さん本当にいいの?姉さんの使い魔を借り受けてしまっても……」
姉「もちろん構いません。不死鳥、今の俺には必要な力でしょう?」
姉の使い魔「力を貸すといっても、瘴気を抑える事しかしてあげませんから。戦闘はポチを使ってくださいよ?」
使い魔「私はそれで構いません。これからよろしくお願いしますピーコ様」
支援しえん
>>24
マジレスすると、ストパンスレはVIPも本スレも全てホモスレだから変わりないです
, ´  ̄ ̄ヽ
ノ イ( ィハ从 )i、
"ヾ *^ω^*)゙` お務めご苦労様です!
( o旦o) よければお茶を……
`u―u
――――――――――――――――――――――――
o
_ , ´  ̄ ̄ヽ 。
(ノ イ( ィハ从 )i、_ ……お茶、片づけなきゃ……
⊂,_とヾ ;;)ω;*)⊃
__
゚*・:.。
おちんちんちょくえ~
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<二二二/∥\二二二>
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| ―━- -━― |
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支援
連投するとサルっちゃうぞー支援
俺「何か色々引っかかるけど、よろしく頼んだよピーコ」
姉の使い魔「フン!ピーコでなくピーコ「様」とお呼びなさい」
姉「これは私以外には口は悪いがしっかり働く奴だから安心するがいい」
使い魔「ご主人様、早くピーコ様と契約を済ませてネウロイの迎撃へ向かいましょう。直、大和が射程圏内に入ってしまいます」
俺「そうだった……ピーコ様、姉と違い出来損ないの死にぞこないに今しばらく力をお貸しください」
姉の使い魔「仕方ないですから力を貸してあげます」
ペトッ
俺「よし……ポチ、お前も来い!」
使い魔「了解です、ご主人様!」
俺「(ポチ、ピーコ様はちゃんとやってるか?)」
使い魔B「(失礼な。ご主人の頼みですから、相手が誰であろうとしっかり働きますよ?お前が死んだら悲しむのはご主人だし……)」
荒らしだって支援の肥やしになるからね
しえーん
>>37
むしろサルさんを理解してなくて可愛いレベル
やだ……興奮してきた///
俺「姉さん、1つ手紙を預かってくれないか」
姉「手紙?」
俺「俺が発進したら、姉さん一人でそれを読んで欲しいんだ」
姉「大事な手紙のようですね、わかりました」
宮藤「俺さん、無茶はしないでください。私も出来る限りすぐに応援に向かいます」
俺「芳佳、無茶はしなくていいからな……よし、発進する!」
*上空
俺「あのネウロイだな……何だかずんぐりむっくりしてるし速度はそこまで早くないようだな……」
使い魔B「(敵を見た目で量ろうとは未熟……!)」
使い魔A「(ご主人様、ネウロイの射程圏に入ります。それと、ネウロイが速度を上げてきました)」
俺「ここから一歩も先へは行かせる訳には行かないな……光子収集……フォトンアーマー展開!この身を盾にする、ポチ、アーマーの再展開のタイミングはお前に任せた」
使い魔A「(了解ですご主人様)」
使い魔B「(私の魔法力を使って侵攻を抑えてあげるから全力でやりなさい、大和に乗っているご主人の為に)」
ネウロイ「」
ビッ、ビッ……
俺「大和へ攻撃なんてさないよ……!」
使い魔A「(ご主人様、あのネウロイの攻撃かなり重いです!一発で相当持って行かれてますよ)」
俺「(今のでどの位持って行かれた?)」
使い魔A「(今の2発を受けただけで50%近く持って行かれてますよ。4発毎に再展開させないといけません)」
使い魔B「(何チンタラやってるのよ!ご主人から聞いてるわよ?太陽光でばーっと焼き払っちゃいなさいよ!大和に少しでも攻撃がかすりでもしたら許さないわよ)」
俺「(無茶を言う……太陽光を集めてる間にこっちがやられる。あれをやるにもまだ大和との距離が近すぎる……)」
使い魔A「(ご主人様、アレをやるつもりですか!?)」
使い魔B「(アレってなんなのよポチ。さっさと吐きなさい)」
使い魔A[(ええと……ピカーってしてドーンってなってずばばーってなる凄い奴です)」
使い魔B「(ポチぃ、あんた何いってんのよ。わけわかんないわよ)」
俺「(量子レーザー核……ですよピーコ様)」
使い魔B「(核ぅ!?何かんがえてんのよバカ!大和が巻き添え食らっちゃうじゃない!)」
俺「(だからまだ距離が近すぎてやれないって言ってるんです)」
使い魔A「(ご主人、のんきに会話をしてる場合じゃないですよ!アーマーを再展開させてください」
俺「了解……収集・再展開」
使い魔A「(この調子で大丈夫かなぁ……大和が逃げる前にこっちが持たないような気がしてきた……)」
*大和
杉田「……大和とネウロイの距離は?」
樽宮「先ほどより距離は開いています。じきに安全圏へと退避完了します」
杉田「そうですか……俺大佐は健在か?」
姉「うちの弟がそう簡単にくたばる訳ないでしょう?」
宮藤「でも……ずっとネウロイの攻撃を一人で受け続けてます」
姉「ピーコを持たせてあるから魔法力に関して大丈夫ですが、ピーコが協力するかどうかにかかってますね」
杉田「俺大佐、申し訳ありません。我々は今ここで大和を失うわけにはならんのです……逃げる事しか出来ない我々をお許しください」
姉「あれも承知の上さ。ウィッチ一人に任せて逃げるしか出来ない悔しさはよくわかります」
杉田「扶桑皇国軍人として恥じる……!」
宮藤「俺さん……無事に戻って来てください」
*上空
俺「ハァ……そろそろいい加減諦めてくれると助かるんだけどね、おっとっと」
使い魔A「(不味いですね……攻撃が早くなってきてますよ)」
俺「まずいな……大和は?」
使い魔A「(まだダメです。範囲内に……)」
俺「これは、もしかしたら帰れないか……?」
使い魔A「(かもしれませんね……、大和が安全圏まで後退した後、アレを仕留める為に核を撃ちこむ魔力をさっぴくと)」
俺「よくて、墜落。まずいとアーマーが張れなくて俺も一緒に巻き込まれるか」
使い魔B「(……)」
*大和
樽宮「大和、安全圏への退避完了しました!」
杉田「急いで俺大佐にこの事を連絡するんだ」
姉「私が連絡しましょう……俺、聞こえますか?」
<俺「姉さん、大和はどうやら俺からの安全圏まで後退できたようだね」
姉「ええ。もう大丈夫です……俺、あのネウロイを跡形もなく思う存分滅ぼしなさい」
<俺「わかった。大和が安全圏へ退避し終わったなら全力を持ってネウロイを駆逐できるよ」
<俺「……姉さん、後の事は頼みました。芳佳の事をよろしく頼みます」
姉「ええ、任せなさい」
宮藤「俺さん、どういう事ですか!?」
<俺「少し魔法力を使いすぎてしまってね……あのネウロイを倒したら墜落かな。ネウロイを倒した後は救出待ちになると思うからまた後で会おう」
*上空
俺「コレでよし……ポチ、大和は安全圏へ退避した。やるよ、そして今までありがとう」
使い魔A「(いえ、私も楽しかったですよ。最後の最後までお供します。あ、ピーコ様は早く逃げてください、巻き込まれますよ?)」
使い魔B「(あんたらねぇ……何勝手に死のうとしてんのよ。そんな事したらご主人が悲しむでしょーが!あと、宮藤とか言う豆ダヌキもきっと悲しむでしょーが!)」
俺「手紙を渡してきてあるし、姉さんなら分かってくれるかな。芳佳には大口を叩いた割にはまだ何もしてあげてないのが心残りだけど」
使い魔B「(もう、私の魔法力も貸してあげるわよ。そのためにご主人は私をあんたと契約させたようなものなんだから)」
俺「ありがとうございます、ピーコ様」
使い魔B「(ならさっさとアレを倒して帰るわよ!)」
俺「フォトンアーマー・フォトンシールド・フォトンフィールド総展開。光子レーザー収束……」
使い魔A「(ネウロイからの攻撃が激しさを増してますよ!?)」
俺「問題ない、ピーコ様からの魔法力でフィールドもシールドも貼った。最悪アーマーだけ残ってれば何とかなる」
俺「量子レーザー核……発動。攻撃範囲はネウロイ中心100mに制限。魔力によるセーフティ解除」
俺「シールド・フィールド・アーマー全て健在……光子レーザー収束完了、ターゲットの位置確定……使い魔による最終セーフティ、ポチ!」
使い魔A「(最終セーフティの解除完了。いつでもいけますやれます)」
俺「後は、コレ撃ったあとちゃんと私を回収してくれる事を祈るだけだな」
俺「さ、自身が核爆発の材料となる恐怖を味わえ……ネウロイに恐怖という概念があるかわからないが」
俺「爆ぜろ」
今回はここまで。支援ありがとうございました
核の元ネタは解る人は解るであろうアレ
乙
次の投下予定は?
━宿舎自室夜━
壁<コラハルカ!ドコサワッテンノヨ!グヘヘヘトモコチュウイィィィ!
俺(うるせぇ…)
ゴソゴソ
俺「どうしたビューリング。俺の布団に入ってきて」
ビューリング「ちょっといいか?」
ダキッ
俺「!?」
ビューリング「あいつらのを聞いてると,な。嫌か?」
俺「……」ギュッ
ビューリング「///」
俺「///」
ビューリング「…なんかすまないな」
俺「?」
ビューリング「…あいつらみたいにできなくて。男ならやりたいだろ?」
俺「…別に俺はビューリングと一緒にこうしていられればそれだけでいいよ。こっから先はお互い落ち着いてからやればいいさ」
くっ……隣にニパがいなければ即死だった!
>>91
残念私だ 支援
ビューリング「…」チュッ
俺「!?///」
ビューリング「おやすみ」
俺「おやすみ」
終わり
続け
おつんつん ちょっとしたら自分も保守投下しようかな
ほしゅ
そろそろいこう
あらすじ
死んだ→分岐→ここ
時間軸的には買い物後あたりで
次から投下開始
ウヒャア!支援
501基地 廊下
今日も今日とて雑用雑用。心なしか私の一日は掃除から始まることが多い気がする。
何時も通りにミーナの執務室前まで掃除を終えると、これまた何時も通りに背伸び。
私「んー……」
カチャン
背後から扉の開く音。
振り向くとミーナが何やら悩んでいるような表情で出てきた。
私「どうかしたか?」
ミーナ「あら私さん。……それがね、今日一般人のお客様が来るのよ」
私「珍しいな」
結構な時間を基地で居候しているが、基地にやってくるのは輸送機と軍の高官のみ。
そんな中で一般人が来るとは、一体何者なのだろう。
ミーナ「あ、正確には元ウィッチの一般人の方よ」
私「なんだそうか」
数日後の私はこう答える あの時気が付くべきだったと
ミーナ「以前に宮藤さんとリーネさん、そしてペリーヌさんがお世話になったの」
私「お世話になった?」
ミーナ「3人は一度ストライクウィッチーズを解散してから再結成するまで、少しの間戦線から離れていたの。それで、一時期鍛え直してもらってたのよ」
頭の中の以前巣で記憶した資料に再結成をしたと書かれていたのを思い出す。
確かにここは最前線基地、一週間程度ならまだしも、半年や一年も前線から遠ざかっているとカンも鈍るだろう。
私「鍛えてもらった人がよかったんだな」
ミーナ「美緒もお世話になった人よ」
私「坂本もか……私も昔ある人に散々しごかれてな」
ミーナ「そうなの?」
私「厳しかったが優しい人だった。今は何をしてるんだろうな」
窓から外を見ると青々とした空が広がっている。
確か妹と一緒に訓練を頼みに行った日もこんな天気だった。
ミーナ「私さんにもそういう時期があったのね」
私「まあな。いい思い出……とはいいにくいがな」
主に妹的な意味で。
私「さて、今日は私が夕飯を作るか」
ミーナ「でも今日は宮藤さんが当番のはずだけれど……」
私「恩師が来るんだ。仲が悪いなら別だが、積もる話もあろうだろうさ」
ミーナ「……そうね。じゃあわたしから宮藤さんに伝えておくわ」
私「頼んだ」
ミーナは私に背を向けて宮藤を探しに向かう。
私は師匠の顔を思い浮かべながら、教えられた通りに箒にまたがってみる。
魔力をコントロールする。ふわり、と体が宙に少しだけ浮かんだ。
私「まだ何とかなるもんだな」
魔力を止めて床に足を付ける。
箒を元の場所に戻すため、私は自室へと戻ることにした。
台所
夕食までまだ相当時間があるが、いざ作る時になって何もありませんでした。では笑い話にもならない。
扉を開くとひんやりとした空気が漂ってきた。
私「……ふむ」
一通り冷蔵庫の中身を確認したが、これなら問題ないだろう。
確かこの間倉庫の方に補給物資も届いていたし。冷気が漏れ出さないうちに手早く扉を閉じる。
夕飯の準備までまだ時間がある。偶には部屋で昼寝でもするのもいいかもしれない。
ルッキーニ「やっほー」
シャーリー「やー」
振りかえるとそこには椅子に座って待機している二人の姿があった。
一体どうやって音も立てずに椅子に座っていたのかはこの際考えないことにする。
私「……何が食べたい?」
尋ねると二人は顔を見合わせた。
ルッキーニ「まだあたし達なにもいってないよ」
シャーリー「まあ正解なんだけどさ」
ため息をつきながら、手を洗うために服の袖をまくりあげる。
私「ちょっと待ってろ。……期待はするなよ」
何を作るか考えながら、とりあえず冷蔵庫の扉を開いた。
数十分後、オーブンから取り出されたのはアップルパイ。
少し焦げ目が付いてしまったがこのくらいは問題ないだろう。
熱いうちに包丁を入れると、サクサクとパイ生地のいい音と、シナモンの香りがした。
切ったそれを白い皿に移して、フォークも一緒に乗せて二人へ持っていく。
私「出来たぞー」
ルッキーニ「わあい!」
ルッキーニは両手を上げて喜ぶ。やはり笑っている時が一番可愛らしい。
って何考えてるんだ私は。
シャーリー「アップルパイにしては早かったんじゃないか? パイ生地とか作るの大変だろ?」
私「あ、ああ。昨日はペリーヌが食事当番だったろ? その時、作りすぎて余ったから私が貰って冷蔵庫に入れておいたんだ」
右片手で左腕軍服の袖を直しながら、左手で椅子をひきルッキーニの隣に座る。
既にルッキーニは黙々と食べ始めていて、切り分けた分が半分無くなっている。
私「美味しいか?」
ルッキーニ「うん! すっごく美味しい!」
私「そうか。ならよかった」
支援
④
普段のあいまいな感情ではなく、心から凄く嬉しいと感じた。
だがこの感情も裏切った時全て無くなってしまうと考える。
嫌、だな。
凄く嫌だ。自分がそんな感情を持つことは、許されないと思っても。
私「……」
シャーリー「どうしたんだ? 急に黙ったりして」
シャーリーの声にハッとして顔を上げる。
どうやらいつの間にか俯いていたようだ。
私「何でもない。ちょっと考え事してただけだからさ」
シャーリー「そうか。ナニか悩みがあったら遠慮なくいってくれよ」
シャーリーはアップルパイをフォークで一口くらいの大きさにして、それを突き刺すと私の前まで持ってきた。
シャーリー「遠慮するなよ。親友」
歯を見せてシャーリーは笑う。
私「……」
少し、本当に少しだけ泣きそうになって、全てを洗いざらい吐いてしまおうとも思った。
けれど心の中で言ってはいけないと叫んでいる。
感情と言葉を飲み込むと、こちらも少しだけ笑みを浮かべる。
私「そのうちな。親友」
ルッキーニ「ねえねえあたしは!? あたしは!?」
少し不満そうにルッキーニが声を上げる。
シャーリー「んー、なんていうかな」
シャーリーは右の人差指を額に当てた。
ルッキーニ「何?」
シャーリー「あたしはルッキーニのことを親友だと思ってるし、妹みたいにも思ってる」
それは周知の事実だろう。一体どこを悩む必要があると言うのか。
シャーリー「でも私はそれに加えて別の感情持ってるんじゃないか?」
私「……は?」
思わず反応が遅れた。
シャーリー「違うのか?」
私「違う!」
いや違わないけど。
私「それに前にもこんな話を――」
ルッキーニ「違うの?」
目に涙を浮かべつつ、ルッキーニは私を上目づかいで見てくる。
反則だろうそれは色々と。
私「う、うぐぬぬぬ……」
散々うめいた後、ため息をついた。
私「……私もシャーリーと同じ気持ちだ」
ルッキーニ「ホント?」
私「ホントだ」
シャーリーはニヤニヤしながら私を見ている。
ああもう親友って呼ぶんじゃ無かったよちくせう。
ルッキーニ「ね、ね、ね。シャーリーが言ってた別の感情って?」
体をこっちに向けて身を乗り出すように顔を近づけてくる。
私「あ、そ、それはだな……」
返答に困る私に救いの神は降臨した。
ガチャッ
扉の開く音に、私を含めた全員の視線が扉へ向かう。
坂本「おお、お前達こんなところにいたのか」
現れた坂本は私には女神のようにも見えた。
坂本「そろそろ客人がくるから知らせておこうとおもってな」
シャーリー「もうそんな時間かー」
ルッキーニ「まだ食べてるのにー」
私「皿ごと部屋に持っていっていいぞ。ただしあとで皿は後で返してくれよ」
その言葉に二人は皿を抱えて食堂から飛び出して行った。
こういう時の行動はとんでもなく早いな。
坂本「……もうちょっとあの行動の速さを訓練に生かしてくれればいいんだが」
私「やることはやってるし問題はないだろうさ」
坂本はため息をついた。が、直ぐに顔を上げて立ち直る。
坂本「さてわたしは滑走路に迎えに行かなきゃな」
私「ところで、誰が来るんだ? お前や宮藤達がお世話になってたと聞いたんだが」
坂本「ああそれはくs……」
ゲフンゲフンと咳払いをした。
坂本「アンナ・フェラーラ。元ウィッチで今も時々ウィッチの訓練をしてくれている人だ」
私「そうかアンナ・フェラーラか……アンナ……?」
どこかで聞いたことがあるような。
私(アンナ……アンナ……アンナ・フェラー……ラ……――あっ)
私「……」
坂本「どうした? 急に顔色が悪くなったようだが……」
私「ナンデモアリマセンナンデモアリマセン」
思わずカタコトになってしまう。
ダラダラと背中に嫌な汗が流れているのがわかる。
坂本「そうか? じゃあわたしは行くからな」
坂本が扉から出て行ったのを確認すると、頭を抱えて机に突っ伏した。
私(やばいよやばいよ今までで一番やばいよ……)
アンナ・フェラーラ。
忘れもしない、私達姉妹を鍛え上げたクs……ではなく、師匠。
そして自分の正体を知っている人物。
一体どうやって誤魔化そうか。
冷や汗を流しながら私はとりあえず台所の後片付けを済ませることにした。
今回はここで終わり
支援してくださった方々ありがとうございました
保守代わりになったなら幸い
生存に必要なフラグ
1 アンナさんに出会う
2 ルッキーニの魔力を奪わない
乙!
俺も15~投下しようかな
フォオオオオオオオオオ
ではぼちぼち
前回のあらすじ
加東「ウチの隊員の力になってくれるのはありがたいんだけどねー」
竹井「またライバルが増えた……」
――トブルク 司令部――
俺「帰国命令、ですか」
アラメイン防衛戦の数日後、司令部に呼び出された俺に伝えられたのは、扶桑本国からの帰国の指示。
『試験は十分にされたものと認む。第1混成航空隊は内地に帰還せよ』とのことだ。
ロンメル「うむ。俺中佐ほどの者を帰すのは非常に惜しいのだがな。
……中佐には随分と助けられたよ、ありがとう」
名残惜しそうにしながらも握手を求めてきた将軍の手を握り返す。
俺「いえ、自分は感謝されるほどのことはしておりません。
自分に課せられた任務をこなしただけです」
ロンメル「ふっ、謙遜しなくても良い。アフリカが君によく助けられたことは事実だ。
私だけではなく、アフリカ軍団は皆君に感謝している。
……ああ、特にカトーやマルセイユは随分と君に感謝していたよ」
加東は、お互いわだかまりが消えてすっきりしたといったところか。
マルセイユは自分の進むべき道は見えたことだろうし、もう大丈夫だろう。
俺「自分のような者が皆の力になれていたならば……光栄なことです」
ロンメル「うむ、今後も君の活躍には期待しているよ。
……さて、1週間後に扶桑の飛行艇がトブルクに到着する手筈になっている。
俺中佐はそれで帰国することになるだろうが、それまではここでゆっくりしていると良い」
俺「そうさせてもらいます」
そうして、適当なところで話を切り上げ、司令部を辞する。
すると、司令部の外に出たところで竹井が駆け寄ってきた。
この様子だと、俺が出て来るのを待っていたのか。
俺「どうした、何かあったか?」
俺に報告するようなことでも起きたのかと思ったが、どうやらそういうことではないらしい。
竹井「いえ、中佐が司令部に入っていくのが見えましたので」
眠る前の最後の支援である
どの程度時間がかかるかもわからないのに、ずっと待っていたのか。……忠犬かこいつは。
そのことに若干呆れつつも、労いの意味も込めて竹井の頭を軽く撫でつつ、少し忠告しておく。
俺「貴様も軍人とはいえ、一人の女性であろう。
少しは自分の体を大切にしておけよ」
竹井「あ、はい……」
それに対して頬を若干赤く染めながら俯く竹井。
む、やはり無理をして体調でも崩したのか?
俺「……竹井、ちょっといいか」
そう言ってから、それまで撫でていた手を竹井の額に移し、顔を覗き込む。
竹井「えっ、……!?」
……ふむ、熱はないか。
しかし、頬が少し赤いのは気になるな。
そんなことを考えつつ、額から手を離す。
俺「竹井、気分が悪いようなら少し休んでおけ」
竹井「……はい」
少し呆けた表情で頼りなく返答する竹井を見て、また少し心配になる。
うーむ、脱水症か?アフリカの昼は暑い上に乾いているからな。
俺「貴様、本当に大丈夫か?辛いようなら少し休んだ方が良いぞ」
竹井「あっ、別に体調が悪いわけでは――
……いえ、中佐の天幕で少し休ませてもらってもいいでしょうか?」
俺の?
まぁ、確かにここ司令部から見える場所に俺の天幕があるわけだが……。
俺「……そうだな、自分の天幕まで戻るのが辛ければ俺のとこに来ても構わん」
竹井「では、お言葉に甘えて!」
そうして急に元気になる竹井。
……貴様、先ほどとは全然違うじゃないか。
その変わり身に若干呆れつつも、俺は自分の天幕に足を向ける。
隣を歩く竹井の姿を確認しつつ、ふと竹井に伝えるべきことを思い出した。
俺「あぁ、先ほど本国から我々に帰国命令が出た。
出発は1週間後になるだろう。覚えておいてくれ」
竹井「1週間後ですか?」
俺「うむ。今度補給のためにトブルクに来る二式大艇に乗り、我々は扶桑へ帰国する」
整備士と技術士もその便で共に、彗星は主翼を取り外して積み込むらしい。
……これほどの荷を積めるとは、流石に傑作飛行艇と噂されるだけのことはあるな。
俺「そういうわけで、1週間後だ。
……場合によっては貴様に直掩を頼むことになるかもしれん、それまでに体調はしっかり整えておけよ」
竹井「わかりました」
竹井の返答を確認し、気がつけば既に到着していた俺の天幕に竹井と共に入る。
竹井をベッドに寝かせ、水を飲ませたところで俺は自分の作業に。
そこまで多いわけではないが、今のうちに荷を纏めておくか。
――――
マルセイユ「俺!」
数少ない自分の荷を纏め、竹井と談笑しているところで、マルセイユが大声と共に俺の天幕へと突入してきた。
よく見れば、その後ろには加東の姿も見える。
俺「騒々しいぞ、マルセイユ」
そう窘めるが、意に介さずにマルセイユは俺の傍まで大股で近づいてきた。
マルセイユ「……お前、扶桑に帰るんだってな」
俺「ああ、その通りだ。今回のアフリカ派遣における主目的は達せられた、と判断されたらしい。
……まぁ、まだ1週間ほどはここにいるが」
マルセイユ「むぅ……」
その言葉にマルセイユは押し黙り、責めるような目で見つめてくる。
いったい何なんだと思って加東を見ると、苦笑しながら説明し始める。
支援支援
戦闘機積めちゃうとか二式たんぱねえ
>>136九七式の輸送力をそのまま向上させただろう妄想と、2期初めの機内を見たところからの妄想っす
加東「これからは気持ちよく一緒に飛べると思った矢先のことだったので、ね」
俺「……なるほど」
――『娘』の反抗期は終わった、ということか。
口に出さずともそのことが伝わったらしい加東と共に少し笑う。
と、笑われたことに対して不機嫌になったのか、マルセイユは口を「へ」の字にして俺と加東を睨んでくる。
その微笑ましい態度にまた笑いそうになりつつも、マルセイユの頭を撫でつつ宥めにかかる。
俺「すまんすまん。まぁ、そう怒るな」
マルセイユ「む……むぅ……」
幾分か機嫌が直ってきたな。もう一押しか?
俺「まだ1週間はここにいるんだ。その間に共に飛ぶ機会もあるだろう」
だからそれで許してくれ、と懇願すれば、マルセイユは渋々といった感じで頷く。
その様子を眺めていた加東と竹井は、何かに思い当ったのかこっそりと話し合う。
竹井「……まるで、単身赴任の父と遊びを強請るパパっ娘の図ですね」
加東「あら、それなら父の不在の間は母の私がしっかりと面倒を見ないとね」
竹井「既に捨てられたような母はさておき、中佐は私が責任を持ってお相手させていただきますので、ご安心を」
加東「……あんたねぇ……」
竹井「何か?」
……はぁ、またこいつらは険悪になりおって。
最早見慣れてしまった光景に呆れつつ、先ほどからずっと撫で続けていたのが功を奏したのか、
いつの間にかご満悦な状態になっているマルセイユを眺めて現実逃避をする。
同じ『鷲』同士、何やら黒い雰囲気を撒き散らしている二人を尻目に、仲良くしばらくそのままでいると――
――ウウウゥゥゥーー!!――
突然の警報。
咄嗟のことではあったが、加東もマルセイユも竹井も、皆慣れたように俺の方に向き直って指示を待つ。
……加東とマルセイユは俺の隊ではないから指示を待つ必要は無いはずだが、最早気にするだけ無駄か。
俺「ふむ、存外早く機会が訪れたな。……スクランブルだ!各自出撃準備!」
その言葉に、弾かれたように加東とマルセイユは自分のユニットの許へ向かう。
俺も竹井を従えて彗星の許へ。
俺「竹井、貴様、体は良いのか?」
竹井「ええ。もう大丈夫です」
彗星に乗りこむ前に、気になっていた竹井の状態を確認する。
いつも通りの調子で返答する竹井を見て、ひとまずは安心。
足取りも目もしっかりしていることであるし、これなら大丈夫だろう。
……しかし、そうするとますます先ほどまでの様子が謎になってきたな。
俺「……まぁいい」
今はとにかくネウロイを撃退することを考えるべきか。
そう考えて機体を発進させようとしたところで、通信が入ってきた。
モントゴメリー『――こちらモントゴメリーだ。出撃中止。
奴等はこちらではなく、アルアシブ市場に向かっている』
竹井「えっ……?何を言って……!?」
モントゴメリー『町の防衛はエジプト軍の管轄だ。君達の任務ではない!』
……つまり、「我々は町がどうなろうと知ったことではない」ということか?
戦力温存の慎重派の将軍だとは聞いていたが、市民を見捨てるほどとは……!
俺「……竹井、出撃中止」
竹井「中佐!?」
俺「……整備士!」
竹井の抗議の声を余所に、機体の近くにいた整備士に声をかける。
俺の呼びかけに応じて操縦席の傍まで駆けつけてきた整備士に、いくつかの質問をする。
俺「今、彗星の武装はどうなっている?」
整備士「はっ、前回の出撃時と同様の翼下の37mm航空機関砲に加え、爆弾倉に五十番があります!」
俺「機関砲の弾数は?」
整備士「前回の倍の、片側30発であります!」
俺「ほう、これはまた重武装だな。……ところで、これは『試験的』な武装かね?」
わざと「試験的」を強調して質問した俺に、整備士は少し面喰っていたが、
俺が何を言いたいのかを理解すると、少し意地の悪い笑みを浮かべながら同調してきた。
整備士「ええ、この重装備は『試験的』な武装でありますので、
操縦性等の実際に運用した際のデータが欲しい、と技術屋も言っていましたね」
俺「わかった、下がってよい」
整備士「はっ、……ご武運を!」
そして、整備士は一つ敬礼をしてすぐに立ち去る。
その間にこちらに近づいてきた竹井を一瞥すると、俺は再度エンジンの出力を上げる。
竹井「中佐!」
俺「竹井、我々の出撃は無しだ。
よって、俺はこれからこいつの試験に出かけてくるとするが……貴様はどうする?」
悪戯っ子のような笑みを浮かべつつ、竹井に問う。
ここにきてようやく事態を把握した竹井も、控えめに笑いながら同調する。
竹井「……ふふっ。……では、私もお供させてもらいます」
俺「よろしい、では俺の直掩につけ。ネウロイと鉢合わせるようなことがあれば目も当てられんからなぁ」
竹井「了解です」
竹井の了承の意を受け、俺は彗星のエンジン出力を最大に叩きこみ、機体を勢いよく加速させる。
管制官『俺中佐!出撃は中止だぞ!俺中佐!』
ここで、滑走路上を加速していく俺と竹井に気付いた管制官が止めに入ってきた。
だが、もう遅い。
設計時の想定以上の武装を備えた彗星は、今まさに地上から足を離したところだ。
俺「こちら俺中佐。出撃が無いようであれば、我々は機体の試験を行わせてもらうことにする。オーバー」
市民を守らずして、何が軍人だ、何が軍隊だ。
町が襲われている様を腕を組んで眺めているなど、言語道断。
そうして一方的に通信を切り、俺と竹井は大空へ飛び立っていった。
――――
マルセイユ「……む、あそこを飛んでいるのは、俺の機体じゃないか!」
加東「ちょっと、マルセイユ!出撃は――」
マルセイユ「モンティはケイが適当に言い包めておいてくれ!私は先に上がってるぞ!」
加東「ああもう、待ちなさいって!……まったく」
稲垣「け、ケイさん、どうしましょう……?」
加東「……ライーサはマルセイユの後を追って。マミは私と一緒にモントゴメリーにちょっと挨拶しに行くわよ」
稲垣「挨拶、ですか?」
加東「ええ。……『出撃がないなら、市場にお買い物に行ってきます』ってね!」
今回はここまでっす。
ちょっとばかし久々だったので、書き方とか若干忘れてたり目茶苦茶だったりしたかも。
こんな深夜に支援してくださって大感謝!
乙!
よし、ホモしかいないな!
俺「俺の事を罵ってくれ」
エーリカ「………え?」
俺「だから!俺の事を…罵ってくれ!!頼むっ!!」
エーリカ「えっと…どういう事?」
俺「俺は…マゾに目覚めたんだ。昨日、蜂に刺されたのを痛いとも思わず、むしろ気持ち良く感じた!」
エーリカ(うわぁ…)
俺「だから…頼むっ!!」
エーリカ「んー よく分からないけど、やってみるよ」
俺「ありがとう!!」
----------------------------------
おつおつ!
モンティの行為は間違いではないんだよね
ただ、それを正解という人は少ないだろうっていう話で
更新ェ……
エーリカ「ほら、早く足を舐めてよ。早漏君」
俺「は、はいっ!」
ペロッ ペロッ
エーリカ「次はこっちの足も舐めて」
俺「喜んで!」
ペロッ ペロッ ペロッ
エーリカ「……飽きた。 次は、これをしてもらおうっかな~ じゃじゃーん!首輪だよー」
ガチャッ
エーリカ「さてと。 器もおち●ちんも小さい俺君、お手!」
俺「わん!」
エーリカ「おすわり!」
俺「わん、わん!」
エーリカ「もっと早くしないとダメ! 言う事聞かない子には、オシオキしなくちゃね」
エーリカ「この硬い鞭で叩いてあげる♪」
玉職人エーリカの朝は早い
ビシッ!
俺「あうっ!」
ビシッ! ビシッ!
俺「あっ!! くぅっ!!」
エーリカ「どう?気持ちいい?」
俺「はい!気持ちいいです!」
エーリカ「にしし!それじゃぁ次は、私の目の前で、この"戦場のオナニスト"って本を朗読して」
俺「は、はい!!」
俺「…オレは瓦礫が散乱する街中で、聖剣オーティンコをしごき続けた。こみ上げてくる快感と羞恥感」
終われ
酒を飲んだ勢いで書いちまったぜェ…
玉を砕くだけの簡単なお仕事
被虐の美学を感じない
スピリタス追加
さて、寝ましょうマティルダさん
ミーナ「今日のイェーガー、ラストーー!!!」
シャーリー「それは知りません」
ミーナ「また来週~!」
ミーナ「問題、マロニー空軍大将が連れてきた、対ネウロイ用最新兵器とは?」
ミーナ「はいトゥルーデ」
バルク「ホの字なアイツ」
ミーナ「wwww トゥルーデの?」
バルク「いや、大将の」
ミーナ「ww はい、エイラさん」
エイラ「トント」
ミーナ「違います。はい美緒」
エイラ「ちょ、ソリャネーヨ!」
坂本「ジャスタウェイ三郎」
ミーナ「誰よそれwwwwwwww 近いです、結構近いですよ! はい、ルッキーニさん」
ルッキーニ「パイオツカイデーなチャンネー」
ミーナ「んー、離れました。宮藤さん」
宮藤「結局竹槍を持って大将が特攻した」
ミーナ「wwwwwww えー、じゃあはい、ルッキーニさん」
ルッキーニ「パイオツカイデーなジャスタウェイ三郎」
ミーナ「wwwww 10ポイン!」
宮藤の解答が好きです
この時間帯に安価の間隔4じゃ遠すぎた気がしてきた
えっ、過去安価誤爆じゃなかったの?
>>169
この書き込みから4つ下という意図だった
何事もなかったかのように再安価いくよ!
安価で適当な俺を作って遊ぼう
飽きたら未定にあげよう
出身国:>>174
階級:>>178
一人称:>>182
使い魔:>>186
固有魔法:>>190
体型:>>194
使用武器:>>198
必殺技:>>202
ksk
島根県
火星
宇宙から来たウィッチとか新しい
想像できねえ
がんばって全項目埋めたい
ksk
大将
火星出身
大将
なにかおおきなもののいんぼうをかんじる!
自分
火星出身
大将
一人称は「自分」
あれ、普通の人……?
使い魔はサラマンダーのフレイムちゃん!
タコ!
使い魔はタコでいいんじゃないかな
火星出身
大将
一人称は「自分」
使い魔はタコ
頭からタコの足が伸びるのかあ
生臭そう
ksk
右手から醤油
左手からマヨネーズを出せるという固有魔法
さらに両手を合わせるとなんと醤油マヨが出てくる
火星出身
大将
一人称は「自分」
使い魔はタコ
固有魔法は右手から醤油、左手からマヨネーズが出る
両手を合わせると醤油マヨが出る
なんで大将になれたのこの人
人?
絵を使ったもの
・魔法力をこめて描いた絵を具現化できる
・空間にも描け、囲った部分をポスターを剥がすようにその空間を切り取る
事が出来る、ただし切り取られたところはブラックホール化する為すぐにその
部分の色に合わせた絵の具でその部分を描かなければならない。
まぁ火星人だから体格は20mは固いだろ
>>192
その設定は自分用にとっておくんだ!
火星出身
大将
一人称は「自分」
使い魔はタコ
固有魔法は右手から醤油、左手からマヨネーズが出る
両手を合わせると醤油マヨが出る
全長20m
あっ、人じゃなかった
使用武器はホカホカのごはんとタコのお刺身でどうかな
体型の前に質問、主人公の性別、年齢は決定済み?
タコ足
火星出身
大将
一人称は「自分」
使い魔はタコ
固有魔法は右手から醤油、左手からマヨネーズが出る
両手を合わせると醤油マヨが出る
全長20m
使用武器はタコ足
こういうたこ焼き屋のマスコットいるんじゃね?
あとこんな時間帯だし勢いなんて元から有って無いようなもんだ
20mもあったらストンピングでも立派な必殺技
>>190 をウォーターカッターのように使い切り刻む技
火星出身
大将
一人称は「自分」
使い魔はタコ
固有魔法は右手から醤油、左手からマヨネーズが出る
両手を合わせると醤油マヨが出る
全長20m
使用武器はタコ足
必殺技は、醤油とマヨネーズを高圧で射出し相手を切り刻む『>>211』だ!
醤油光線
醤油マヨサイクロン ~青のりを添えて~
まよビーム醤油添え
火星出身
大将
一人称は「自分」
使い魔はタコ
固有魔法は右手から醤油、左手からマヨネーズが出る
両手を合わせると醤油マヨが出る
全長20m
使用武器はタコ足
必殺技は、醤油とマヨネーズを高圧で射出し相手を切り刻む『まよビーム醤油添え 』だ!
ところでこいつ結局タコ型なの?人型なの?
人型で魔力使用時だけタコっぽくなるんでしょ?
通常時は普通の人サイズで魔法使うと巨大化する、くらいのほうがいいかなあ
問題は20mの巨体を支えるストライカーか
圧倒的に高さが足りない
いっそのことタコ足で空中を泳げるようにとかなれば面白いかもしれないけど
ミーナ「皆に紹介します、タコ大将殿よ」
タコ大将「やあ、自分はタコだ。高いところからすまないね。自分の日影で休んでくれたまえ」
ミーナ「大将は火星出身なのよ。彼の固有魔法、まよビーム醤油添えは山を真っ二つに出来るの」
タコ大将「本気を出すと大陸を割りかねないけどね」
ミーナ「まあ、大将ったら。リベリオンをあの形に切断したのは大将だと聞きましたよ?」
タコ大将「おや、随分前の話だよ、懐かしいな」
バルクホルン「もう閣下一人でいいんじゃないかな」
こんな感じ?
この人火星出身だけどどこの国の軍所属なの?>>228さん教えて
この人独立国作れる気がしてきた
もう所属無しでいいや
最初に飽きたら未定にあげようとか考えてたけどこんななんちゃってウルトラマンが出来るとは思わなかった
こんな大きいの受け止めきれないよ
3分間レスがなかったらペロフェッサーとディープキス
3分は余裕みたいだよマリアちゃん
次はもう少し長めに頑張ろうね
ひゃっはー!!朝起きたらスレがあった喜び!!
保守
おはようヘルマ
ゴーカイジャー見逃した
一応お前ら確認しとくけど、イチャイチャが目的なんだよな? >>1的に考えて
それさえ考えてるならウェルカーム
塩か?
ふぇぇ…………ニンニク味噌がないなんて信じられないよサーニャ
えっ?臭い
閣下に会える道具
>>291
サンクス
保守
エイラの胸を触りたい
むしろ舐めろ
にっぱいペロペロ
じゃあ俺が投下したいなー、なんて。
差し支えなければ、13時頃から始める
おっ!投下がクルー!
では、僭越ながら失礼するぜ。
前回までのあらすじ
宮藤「おっぱい!」
俺 「おっぱい!」
エーリカ「エロ本のこと黙ってて欲しかったら、トゥルーデと仲良くなってよ」
シャーリー「私のことはシャーリーで良い」
ルッキーニ「シャーリーのおっぱいは私のものだからね!」
トゥルーデ「……お前を信頼するみんなを信頼している」
俺「大尉に認められた!? ひゃほう! これで晴れて自由の身」
エーリカ「ではないよ?」
俺「えっ」
── 数日後
俺「ふわぁぁ……ねみぃ」
大きな欠伸をしながら基地内を歩く。宮藤を探しているのだが、何やら見当たらない。
そういえば、今日は訓練してる姿も見てないな。
俺「せっかく整備兵から良いおっぱいを借りたのに……」
坂本「……真っ昼間から何を言っているんだ、お前は」
俺「うわぁ! もっさん!?」
聞かれてたか?
坂本「お前も男だからな。そういうことに興味を持つなとは言わないが、こんな往来で昼間からそんなことを言うのはどうかと思うぞ」
聞かれてた!
坂本「まあ良い。煩悩が浮かぶのなら、元気なのだろう? 俺、少し付き合え」
俺「えっ」
坂本「訓練だ!」
俺「」
俺「嫌だ! ちゃんと自分のメニューはこなしてる! なのに何故さらに訓練しなくちゃいけないんだよ!」
坂本「わっはっはっ! 良いではなか。訓練は大事だぞ。死なないためにもな!」
俺「縁起でもないこと言うな!」ダッ
脱兎の如く逃げ出す。
坂本「わっはっはっ! 逃がさん!」ダッ
俺「うわぁ! 追ってくるなよ!」
坂本「わっはっはっはっはっはっ!」
俺「怖っ!」
俺「はぁ…はぁ……」
別に興奮してるわけじゃないぞ。走って疲れてるだけだ。
俺「とりあえず、まいたか」
大きく息を吐く。さて、宮藤はどこかなー。
エーリカ「あ、俺ー!」
俺「げっ、エーリカ!?」
前方に黒い悪魔を確認。笑顔で駆け寄ってくる。
逃げ──。
エーリカ「俺ぇ!」ズダン!
悪魔が飛んできた。ズダン! なんて力強く地面を蹴り抜いちゃってまあ……。
俺「ぐふっ!」
頭が、鳩尾に……。
エーリカ「しっしっし。逃がさないよー」
俺「……う、うん。逃げないから今度からは止めてね」
俺「あのねぇエーリカ。本来は可愛い女の子に飛びつかれるというものは至福であってしかるべきなのだよ。わかるかい?」
エーリカ「私は可愛い?」
俺「いや、そういうことじゃなくて……」
エーリカ「?」ニコッ
俺「くっ」
いかん、このままではいいように籠絡されてしまう。
俺「正に悪魔だな……」
エーリカ「ん~?」ニコニコ
俺「なんだ、天使か」
天使なら仕方ないな。
俺「で、何の用だよ。俺は今宮藤探してんだよ」
エーリカ「宮藤ならしばらくいないよー」
俺「え、何故?」
エーリカ「何かどっかで特訓してるんだって。基礎から鍛え直すとかって少佐がいってたもん」
つまり合宿? なにそれ楽しそう。
扱く相手がいないからもっさんも暇してたのか。もう見つからないようにしないと……。
エーリカ「そんなことよりも俺、凄いんだよ! 狐が、尻尾が3本ある狐が!」
俺「狐? あー」
エーリカ「うん?」
俺「それ知ってるわ」
エーリカ「ほんと!?」
俺「まあちょうど良い機会か……おい、居るんだろ?」
俺の呼びかけに応えるように、ふわりと物陰からその姿を現したのは金色の毛並みが美しい3本尻尾の狐。
狐「……」
俺「紹介しよう。俺の使い魔で狐の陽子ちゃんです!」
エーリカ「え」
俺「陽子ちゃんはこう見えて超凄いんだぜ。何せ、俺達の何百倍も生きて」
狐「っ」ガブッ
俺「痛い!」
狐「ぬしよ、れでぃの年を軽々しく口にするのはどうかと思うのじゃが」
俺「噛みながら喋るなんて、器用ですね」
狐「……」グッ
俺「俺が悪かったので足から口を放してください。痛いです」
エーリカ「喋った!?」
俺「どうだ、凄いだろ」フフン
狐「何故ぬしが偉そうにする」
エーリカ「す、凄いよ俺! 尻尾が3本ある狐なんて、どこで見つけたの!?」
俺「見つけたというか……まあいろいろあってな」
エーリカ「いろいろ?」
俺「あれは、俺が魔力に目覚めた年の冬のことだった。俺はその頃、上手く魔力制御ができなくてな……」
エーリカ「長い。早送りしてよー」
俺「そんなわけで陽子ちゃんと契約することになったのさ!」
エーリカ「し過ぎ!」
俺「しろって言うから……」
エーリカ「じゃあ巻きも」
坂本「わっはっはっはっは! 俺ぇ! 見つけたぞ!」
俺「げぇ! もっさん!?」
まだ捜してたのかよ!? すげぇ汗だくになってやがる……
坂本「さあ俺、一緒に訓練をしようじゃないか。そうだ、久しぶりに剣の手合わせをしよう! きっと気持ち良いぞ?」ハァハァ
俺「お、落ち着けよ少佐殿……俺はほら、今からエーリカと用事が」
坂本「何を言っている。ハルトマンなどどこにも居ないではないか」
俺「えぇっ!?」
また居なくなってやがる! いったいどうなってんだ!? 逃げたな……
俺「よ、陽子ちゃん……」
狐「ん?」
俺「後は任せたぁ!」ダッ
狐「なぁ!?」
坂本「……」
狐「くっ……」チラリ
坂本「……」ニヤリ
狐「ふ、ふん。残念だが、妾に訓練は不要だぞ、坂本」
坂本「……わかっている。だが、久しぶりの再会なんだ。少し付き合ってもらおう」
── ハンガー内
俺「ぜぇ……ぜぇ……」
疲れた。もうこれが訓練な気がしてきた。
シャーリー「お? 俺じゃないか」
俺「な、なんだ。シャーリーか」
シャーリー「何してるんだ? こんなところで」
俺「いや……もっさん少佐から逃げていたらいつの間にか」
シャーリー「ははは、なんだそれ。まあ良いや、俺、ちょっと付き合えよ」
俺「いいけど、訓練はごめんだぞ」
シャーリー「はは、違う違う。お前のストライカーなんだけどさ」
俺「紫ちゃんがどうかした?」
シャーリー「少しチューンしないか?」
俺「ふむ……?」
シャーリー「ほら、前の勝負の時だって曲がれなくて困っただろ?」
俺「まあ確かに、今より性能が良くなるならそれもやぶさかではないが……誰がやるんだ? 俺は最低限の知識しかないからとてもじゃないができないぞ?」
シャーリー「それはわた」
整備兵「話は聞かせてもらったぞ!」
シャーリー「しが──って、え?」
俺「お?」
整備兵「俺よぉ、水臭いじゃないかー。そんなことだったら真っ先に俺に言えよな」
俺「いや、まあ無理してする必要もな」
整備兵「良い! みなまで言うな! わかってるさ、愛しの紫ちゃんが他人の手で弄られるのが嫌だって言うんだろう?」
俺「いや、そんなこと言ったら整備してもらってる時点で」
整備兵「うんうん。ウィッチにとってストライカーは相棒、いや、恋人と言っても過言じゃないもんな。だから、名前なんてつけてるんだろう?」
俺「いやいや、だからそういうことじゃなくて」
整備兵「安心しろ、俺が全部教えてやるからさ! ほら、行くぞ」ガシッ
俺「え、いや、待てよ。話を聞」
整備兵「では大尉、失礼します! うはは、楽しみだなー」
俺「ああああああああああ」ズルズル
シャーリー「……人の話を聞かない奴だったなー。私が弄くり回したかったのに……まあいいか。私は私のマーリンでも弄ろう」
整備兵「それで、いったいどんなふうに改良したいんだ?」
俺「……あのねぇ、友。俺は別に無理してチューンしたいわけじゃ」
友「建前は良いんだよ! エロ本を貸し借りする仲だろう?」
俺「はぁ……じゃあとりあえず、旋回性能を上げたい。できれば、トップスピードを下げないままで」
友「ふむふむ?」
俺「欲を言えば、俊敏性も欲しい。敵の攻撃に当たらないためのな……ともかく、今よりも性能が下がらなければ良い」
友「がはは、結構注文があるじゃねぇか! 良いぜ、1から10まで全部教えてやるよ」
俺「別にお前がやってくれても良いんだけど」
友「まあそういうなよ、ストライカーに詳しくなっといても損はないぜ?」
俺「はぁ……はいはい。わかった。わかりましたよ」
────
狐「で、話とは何だ?」
坂本「俺のシールドについてだ。あいつに直接聞いてもろくに答えてはくれないだろうからな」
狐「……」
坂本「やはり、駄目なのか?」
狐「その問いには、昔答えたはずだ」
坂本「だが、もしかしたら、ということもある。魔力減衰は始まっていないのだろう?」
狐「あやつのシールドの脆弱性は先天性のものじゃ。魔力減衰の有無は関係ない。じゃが……あやつももう18だ。減衰がいつ始まってもおかしくはないのぅ」
坂本「……」
狐「坂本、この事は他言無用じゃぞ」
坂本「しかし……」
狐「妾はあやつの頼みを無下にはできん」
坂本「それで俺が危険に晒される可能性があるとしてもか」
狐「ああ」
坂本「……わかった。だが、もしもの時はみんなに話す」
狐「うむ、それで構わん。もっとも、あやつがまともに被弾するような事があれば死ぬかもしれないがの」
坂本「陽子!」
狐「……案ずるな。シールドだって全く使えないわけではない。光線の余波を防ぐぐらいならできる」
坂本「だが、直撃には……」
狐「固有魔法を使えば、たとえ0でも1000になる」
坂本「だが俺は、普段は防御の上昇に全く能力を使っていないではないか!」
狐「当然じゃ。俺は当たらないために能力を使っておる。もしも当たったら、などと後ろ向きな考えはあやつには無い」
狐「それよりも……シールドを使えないのは坂本、ぬしもだろう?」
坂本「っ!?」
狐「あやつの心配をする前に、自分の心配をすることじゃな」
坂本「わ、私はっ! 私は、まだ戦える……」
狐「ぬしの実力と決意を疑いはしない。俺の心配をしてくれていることも礼を言おう。じゃがな、坂本」
狐「俺の足を引っ張ることは許さん。ましてや、それが原因であやつの身に危険が及んでみろ。妾は────」
狐「ぬしを空から引きずり落ろし、その喉を喰い千切る」
次回予告
俺「リトヴャク中尉が風邪?」
坂本「そこでお前には今夜の哨戒をお願いしたい」
トントン、ガチャ
エイラ「失礼しま──ゲっ、何でコイツがいるンだヨ」
坂本「エイラと一緒にな」
────
俺「……普段は魔力をセーブしてるんだ。全開にすると、すぐに空になっちまうからな」
エイラ「お前は魔力量が少ないノか?」
俺「いや……燃費が悪いんだ」
────
俺「おいおいマジかよ。こっちはまだ視認もできてないんだぞ!」
エイラ「俺、また来る!」
────
エイラ「……ユーティライネンじゃなくて、エイラで良い」
といった感じで今回は終わります。長々と失礼しました。そして、支援等ありがとうございました!
おつおつn
おつおつ
今日は予約いっぱいだよやったねルッキーニちゃん
サーニャ「ヘルマちゃん、いきなりだけどこの服を着てみてくれない?」スッ
ヘルマ「そんなフリフリの付いた服、私を子ども扱いしてるでありますか!? 嫌であります!嫌であります!!」ムスー
シャーリー「えー、だけどこれってせっかくバルクホルンの奴が買ってきたのに」
ヘルマ「それを早く言うであります!」ガッ
ヌギヌギ
ヘルマ「似合うでありますかー? なにやら胸の部分がスースーするでありますが。
ていうかサイズがぶかぶかです」
シャーリー「ああ、似合ってるぞ。そのバルクホルンが(私にプレイ用に)買ってきた衣装」
ヘルマ「マジカルな服であります! もう何も怖くないでありますwwwピィwwwwww」
サーニャ「あ、それはマズいです」
ヌゥゥ……
*<ソウカ
ヘルマ「えっ?」
/ ∥ =只= ∥ ヘ
i / ´ ` ヘ i
゙、 ヘ.___,ヘ__,ノヾr’
|=.|.| | ´╂`.| |..|.=|
; ,|//.・╋> ;ヽ| i.
/´,`ヾ、∥, /`ヽ、.i
/ / | `´冫 丶. \
/ / | / .丶 ゝ
\ /⌒へ、 | 丶,ィ´⌒冫 ノ
` ` .| |ソ__,ノ |-_〆、 ノノ
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冫; ; ;! |. l : 〈
! l .l l| i l l l i,.
/\/| |\/:i
|..:::::::::| i.::::::::::|
.!:::::::::| !.::::::::|
|::::::::! !:::::::|
,|:::_:| / レ、
`|. l / 丿
\_/ ヽ-´ 彡
俺「ケンタウロス」
ゲルト「そうか」
よく見たら明日だったでござる切腹してくる しえんぬ
学芸会の馬二役を見ながら俺は何を考えてるんだろうねサーニャん
脳みそが蕩けてるのかな
\ ヽ ! | /
\ ヽ ヽ / / /
ホモスレはお断りだああああああああああぁぁぁ!!
\ | / /
,イ
 ̄ -- = _ / | --'''''''
,,, ,r‐、λノ ゙i、_,、ノゝ -  ̄
゙l ゙、_
.j´ . .ハ_, ,_ハ (.
─ _ ─ { (゚ω゚ ) /─ _ ─
). c/ ,つ ,l~
´y { ,、 { <
ゝ lノ ヽ,) ,
ふぇぇ……ほもこわい
その 幻想を ぶち殺す
不屈の鉄十字エースはどうだ?
<<352
いいな探しても中々見つからないんだけど、どこで買ったんだ?
>>356
大学の近くの図書館で借りてた
>>357
なるほど図書館という手もあったか・・・気付かなかったぜ
っ
しらねーよ
ここは俺ストスレだ
保守
デュダーン!
投下したいんだがよろしいか?
毎度おなじみルーデルさんの短編だ!!・・・そろそろ小説の名前考えようかな・・・
ある日の昼下がり。滑走路に大型の輸送機がやってきた。
俺「ふう、やっと物資が来たかぁ」
飛行機の後部ハッチからエッコラ荷物を運びながらハンナ・U・ルーデル大尉の専属整備士である俺がニコニコ顔で呟く。
整備士「今回は扶桑からの物資が多いらしいぜ?よかったな俺」
俺「ええ、本当によかったですよ」
ニコニコ笑いながら俺は答える。それほど嬉しかったのだろう。ここ最近扶桑からの物資が少なくて若干困っていたのだ。
俺「ふう・・・後は食料や部品とわかて「おーい俺!!」あ、はいなんですか?」
誰かに呼ばれ俺が振り向くと、そこには整備班長が立っていた。その手にはなにやら包みらしきものがあった。
整備班長「この荷物はどうやらお前個人宛に送られてきたぞ」
俺「なんだろ?・・・あ、実家のじいちゃんからだ」
包みについていた住所を見て、俺の祖父が送ってきてくれた荷物のようだ。まあ包みといっても麻袋に荒縄で肩掛けを作った包みなのだが・・・
細かいことは気にしないでおこう。
俺「いったいなにが入ってんのかな・・・ってこれは・・・!!」
俺は入っていたものに驚愕する・・・はたしてそれは・・・?
~~しばらくして~~
ルーデル「ん?・・・何をやっているんだ俺は・・・」
カツカツと廊下を歩いていた急降下爆撃航空団第十中隊の隊長ルーデル・U・ルーデルは、窓の外でなにやらせっせと枯葉を集めていた。
俺「~~♪」
そして集めた枯葉の中になにやら・・・新聞紙で巻いた何かを枯葉の上におき、マッチで枯葉に火をつけた。
ルーデル「(焚き火・・・?でも何か置いていたようなきもするが)・・・行ってみるか」
幸いいまは暇だ。聞きにいくこともできるだろう。ルーデルはよしっと頷き俺の元へと向かった。
俺「早く焼けないかな~」
わくわくとした顔をしながら俺は新聞紙で巻いたものが焼けるのを待っていた。そこら辺に転がっていた枝でつつきながら転がしていると、
ルーデル「何をやっているんだ俺?」
ルーデルが後ろから声をかけた。俺はそれに驚き肩をビクリと動かし、後ろを振り向く。
俺「な、なんだルーデル大尉ですか・・・脅かさないでくださいよ・・・」
てっきり整備班の奴らだと思った・・・といいながら俺は胸をなでおろす。ルーデルはその俺にふふと笑い、話を続ける。
ルーデル「いやなにお前が何かしているのが見えてな・・・何をしていたんだ」
ルーデルの言葉に、俺はふうと息を吐く。
俺「な、なんだそんなことですか・・・これは芋を焼いているんです」
ニコリと笑い、俺はルーデルに答える。それを聞いたルーデルは頭をかしげる。
ルーデル「芋?じゃがいもを焼いているのか?」
ルーデルにとっては芋とはじゃがいも・・・物心付いたころから食べてきたものだ。だが、俺は違いますよ。と言いながら手を振る。
俺「俺が焼いているのはサツマイモ・・・扶桑の有名な鹿児島の芋です」
俺の故郷は鹿児島で、祖父は畑を耕している。これはその一部だろう。俺はそろそろいいかな、といいながら塊を取り出した。
俺「あちあち」
手の内で何度も転がし、別の持っていた新聞紙を取り、パカリと割る。ルーデルはその内側を見て驚く。
ルーデル「・・・黄色になっているのか」
じゃがいもとはまた違う色にルーデルは驚く。ここまで黄色いのは見たことがないのだ。俺はそんなルーデルの言葉にニコリと笑い、
俺「よかったらどうぞ」
新聞紙で包んだもう一つを俺に差し出した。ルーデルはそれをきょとんとした目で見て、
ルーデル「・・・いいのか?」
俺「ええ、それにまだたくさんありますから大丈夫ですよ」
少なくとも、俺が確認しただけでもあと十数本はあるためぜんぜん余裕である。ルーデルはそれをありがとうといい受け取る。
ルーデル「どれじゃあいただこうか」
ルーデルは焦げた皮をとりその実にかぶりついた。そして目を見開き、口の中の芋を飲み込んだ後
ルーデル「・・・甘い」
サツマイモのほのかな甘さにルーデルは若干驚く。
俺「サツマイモは別名甘藷とも言われていますからね。扶桑では甘味に使うこともあります」
俺は軽く説明をしながら自分もうまそうに食べる。ルーデルはパクパクとサツマイモを食べ
ルーデル「・・・うまいな」
俺「ええ、とても」
二人はふふと笑いながら芋をパクつく。
扶桑の秋の味覚に触れるルーデルであった。
ルーデル「そういえば俺。これは甘味の材料にも使われるといったな」
俺「?ええ、言いましたね。芋ようかんは特に有名ですね」
ルーデル「お前は作れるのか?」
俺「・・・作って欲しいんですか?」
ルーデル「・・・(コクリッ)」
俺「・・・(クスッ)わかりました作りましょう」
ルーデル「・・・ありがとう」
顔を紅く染めながら礼を言う。秋の味覚をさらに楽しもうとしているルーデルだった。
オワリ
拙い文でしたがお付き合いありがとうございました。
サーニャんこっちきて一緒に探偵物語見ようね
保守
ホ
ほ
ん、そう?(CV:松田優作)
サーニャんこっちでトイストーリー3いっしょに見ようね
だれかもっさんと土方と俺の三角関係を題材にして書けよ
もちろん最後は土方に殺されるendで
>>465
土方「天国を追い出された天使は、悪魔になるしかないんです。そうでしょう、俺さん」
坂本「……どうして、私を愛したんだ」
男たちは、過去を拭うために血の涙を流す。
女たちは、その血を拭うために手を差し伸べる。
坂本「……これは、夢だな」
俺「ああ……悪い、夢さ」
昔のことは忘れた。先のことは分からない。
ただ、今だけは、今この瞬間だけは、全てを感じることが出来る。
喜びも、悲しみも……愛も。
俺「……少佐は行っちまった。終わりにしようぜ」
土方「望み通りに」
俺はただ、醒めない夢を見ていただけ……
こんなかんじですかわかりません
トイストーリー3終わったね
年取ると涙もろくなってやばいねサーニャん……
むせる
ルッキーニちゃんパイズリしてよ
>>487
おう(野太い声)
またホモか・・・(呆)
時々、ロリコンとか貧乳好きをホモといっしょとか言う人がいるけど、全然違うよな
貧乳っていうのはあのあるかないかの瀬戸際の膨らみと柔らかさを味わうものであってペリーヌさん痛いよ何すんの!?
>>495
おい、どこに話してんだよ?
それに、ペリーヌさんは……もう……
エーリカに連結作業を申し込みたい(期待)
少しの間安価でもしようかな 突発があるなら譲る感じで
さあ来い
某クイズゲームとかやってたらこんな時間だった
1 乳の大きい女編(黒髪)
2 乳の大きい女編(銀髪)
3 袖の大きい男編(誰得)
+2
1
2
>>515
よくわかる前回までのあらすじ
記憶喪失で扶桑に流れ着く→謎の行商人に四肢拘束されてトイレに縛りつけられそうになる→脱走→
なんやかんやでみっちゃんの足をなめる→夢落ち→1日目終了
現在ルッキーニたちはローマで一泊しています
扶桑 宮藤家
私「……おはようございます」
清佳「おはよう。どうしたの? 凄いねぐせだけれど」
私「いえなんかものすごいいやな夢を見てしまったようで」
清佳「それは大変だったわね。朝ごはんできてるけど食べる?」
どうしよう そろそろ居候するのもどうかと思うし移動も有
+2
朝ごはんは芳佳の勝負ズボン
>>518
清佳「はいどうぞ」
私「……これは?」
清佳「芳佳のズボンよ」
私「見りゃわかりますよ! なんでこれが食卓に、しかもど真ん中に置かれてるんですか!?」
清佳「うちの人が大好物でね」
私「……誰ですかそれ」
清佳「夫です。……もう死んじゃってますけどね」
私「ああ、それは申し訳……で、なんであなたはそれを私にかぶせようとするんですか」
清佳「たったいまあの人からのお告げが!お告げが!」
私「うわああああああああああああああ!?」
コマンド 逃走 受け入れる その他(行動も書いてね)
+2
受け入れる
>>523
私(逃げないっ! 私は逃げないっ!)
清佳「どりゃああああああああああ!」
私「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
ピカアアアアアアアアアアアアアア
私「……」
清佳「……」
清佳「ご飯にしましょうか」
私「はい」
清佳「似合ってるわよ。それ」
私「……はい」
モクモクモクモク
私「ごちそうさまでした」
体力が40上がった 防御力が10上がった メンタルが100下がった
これからどうしよう+2
涙の別れからの~
>>528
私「そろそろ私は出発することにします」
清佳「もうちょっといてもいいのよ?」
私「そういうわけにもいきません。……誰かが呼んでる気もするし」
清佳「……そう。短い間だったけれど楽しかったわ」
私(酒飲んでリバースして自転車で事故起こしてトイレに縛りつけられて足なめて……)
私「碌な思い出がねえ!」
清佳「あらそうなの」
私「ま、まあ貴女と過ごした時間は楽しかったですよ」
清佳「またいつでも来てね」
私「……はい」
こうして私は旅立つ・・・のか?
そうびひん あたま 芳佳の勝負ズボン
これからどうする?+2
新たなる変態に会いに行く
ネウ子に見せに行く
>>531
私「とりあえずストライカーユニットを借りに基地に行こう」
ザワザワザワザワ
私「……視線が痛い」
私「やっぱり脱いだ方がいいよなそう思わないか?」
私「…………」
私「今、私は誰に話しかけたんだ?」
私「少し前までこういう話題の時は誰かがそばに……」
私「おもい、だせない」
私「……誰、なんだろう」
死亡END後なのでネウ子は死亡済み
現在基地前+2
同じく下着を被ったもっさん登場
>>535
ざわざわざわ
私「ん? さらに人がざわめき始めたな」
???「シャーリーにこの格好がリベリオンで最先端だと聞いたが」
???「扶桑にはまだ伝わっていないのか全く同じ格好をした人間を見ないな……はあ」
私(うっわーあの人ひとりごと呟きながら頭にズボンかぶってるよ)
???「お、ようやく一人同じ姿をした……っ!?」
私(なんか凄い表情でこっちに近づいてきてる)
???「私……か?」
私(うわあ知り合いだった)
私「そうだが……」
坂本「なんでお前は生きているんだ!?」
街中でズボンを被った女二人 おまわりさんこっちです
とりあえず説明すべきか逃げるべきか+2
とりあえずビール
24時間ほどかけて懇切丁寧に説明する
>>539
私「どうやら私を知っているようだな」
坂本「当たり前だ!」
私「ところが私は私自身のことを知らない」
坂本「どういうことだ?」
私「記憶喪失のようでな。ここ数年の記憶が抜け落ちているんだ」
坂本「なん……だと……」
私「まあ、とりあえず色々と話すこともあるだろうし説明しよう」
カクカクシカジカカクカクシカジカカクカクシカジカカクカクシカジカ
24時間後
私「カクカクシカジカ」
坂本「シカクイムーブ」
私「……なるほど、どうやら私はネウロイだったみたいだな。信じられないが」
坂本「……今のお前は本当に人間なのか?」
私「それは間違いない……眠いな」
坂本「わたしも同じだ……寝るか」
私「……そうだな」
つづく
安価なのに続くですよルッキーニちゃん!
今回はこれでおわり 安価を取ってくださった方々ありがとうございました
保守代わりになれたなら幸い
袖とネウィッチ(黒髪)使って安価でお手紙を読み上げたり振られたネタをするラジオ的なもの考えてるけどやるかは不明
乙
乙乙!
乙
予約が無さそうなので、久しぶりに投下
今までの流れはwikiを見てくれると、ありがたいです
今回は少しだけの投下になりそうです。では、いきます
― 俺が基地にきて3日目 格納庫にて ―
俺「んー あっ、いたいた! シャーリーさん」
シャーリー「おっ!俺か。 どうしたんだ?」
俺「えっとですね、この前食べたいって言ってた『アイアシェッケ』を作ってきました!」
シャーリー「おお!ちゃんと覚えていてくれたのか!」
俺「ええ、もちろんですとも」
シャーリー「んー でも今は、ストライカーの整備中だからなぁ… 後で食べるよ、ゴメンな」
俺「大丈夫です!手が塞がっていても問題ありません」
シャーリー「ん? どういう事だ?」
俺「こういう事です。 はい、あ~んしてください」
シャーリー「いっ!!?/////」
俺「"いっ"じゃなくて、"あ~ん"です」
シャーリー「こ、これは……////」
シャーリー(でも…ふ、普通…女の子が男の子にする行為じゃないか、これは…)
(それに、なんかドキドキする…///)
俺「あの…シャーリーさん?」
シャーリー「おわっ!?」
俺「どうしたんですか、ボーッとして」
シャーリー「いや、なんでもない…」
俺「では改めて…はい、あ~ん」
シャーリー「………////」ぱくっ
シャーリー「もぐもぐ……おおっ!美味しいぞ!」
俺「それなら良かったです!やっぱり、お菓子作りは良いですね」
シャーリー「どうしてだ?」
俺「シャーリーさんみたいな可愛い笑顔が見れるからです」
シャーリー「!!///」
俺「自分の作ったお菓子を食べて、笑顔になってくれるのは本当に嬉しいです」
シャーリー「………////」ドキドキドキ
俺「じゃぁ俺は、訓練があるんで失礼します」
シャーリー「……あ、ああ!またな!」
俺「では、また今度」タタタタタッ
シャーリー「………」ドキドキドキ
シャーリー(あんな事言われたら…ドキドキしちゃうじゃないか…)
続く
少ない投下でスマン
乙乙!
ふむ・・・じゃあ投下してよいかね?
カモンカモン
全開までのあらすじ
・EMT
・SMT
支援支援
おつおつん
キター!!兄貴キター!!
支援
【俺Side】
俺たちが基地へ戻ってきたころにはすっかりと日が暮れてしまっていた。
トラックの荷台から頼まれていた小麦粉と、シートのかかった機材が降ろされる。
ちなみにエーリカは基地に戻るなり顔を赤くして走り去ってしまった・・・。
トイレでも我慢していたのだろうか?
俺「っと・・・これが俺の新しいストライカーか・・・。」
整備兵「はい・・・といっても、俺軍曹が使用していた零式艦上戦闘脚の改良型で魔道エンジンを大型にしただけのものです。」
整備兵から書類を受け取る。
機体名の欄には「零式艦上戦闘脚・改」と書かれていた。
整備兵「これから俺軍曹に合わせた調整をしたいのですが・・・。」
俺「それって夜間哨戒に間に合うか?」
整備兵「さすがに無理ですね・・・夜間哨戒の始まる時間まであと30分もありませんし・・・。」
俺「そっか・・・じゃあ今から調整頼むよ。」
整備兵「了解しました。」
俺と整備兵はストライカーの調整をするべく機体が固定されているラックへ向かった。
【サーニャSide】
サーニャ「・・・・・・。」
私は、お兄様が好き。
けど、お兄様は私のことを妹として見てる・・・ううん、妹としてしか見てない。
私の気持ちを知ったらお兄様はどう思うだろう?
もしも受け入れてくれたら・・・すごく嬉しいし、幸せ・・・。
サーニャ「けど、もしも拒絶されたら・・・。」
きっと、立ち直れない。
今の関係も粉々に砕け散ってしまうに違いない。
そうなるくらいなら・・・。
サーニャ「・・・?」
視界にレプシロ機が映る。
確か本国へ行っていたミーナ中佐や坂本少佐・・・あと宮藤さんが乗っているはずだ。
宮藤さんとはこの一週間一緒に夜間哨戒に出ていたがうまく会話ができていないままだ。
少し速度を出してレプシロ機の隣を飛ぶ。
機体の窓から宮藤さんが手を振っているのが見えた。
少し照れくさくなったのでレプシロ機から離れる。
そこで、魔道針が反応した───。
【俺Side】
そして、エーリカと街へ行った翌日。
俺はミーティングルームへやってきていた。
坂本「さて・・・今日から俺も夜間哨戒へ加わるわけだが・・・。」
俺「何か?」
ミーナ「先日の夜間哨戒でサーニャさんがネウロイの反応を捕捉しているの。」
俺「そうなのか?」
俺がサーニャのほうを見るとコクンと頷いた。
しかし、ミーナ中佐の言い回しに少し疑問が浮かんだ。
俺「・・・あれ?発見じゃなくて捕捉?」
坂本「その通りだ、魔道針に反応はあったが姿を見たわけではない・・・そうだな?」
サーニャ「はい・・・。」
エーリカ「けど攻撃もしてこなかったんでしょ~?ホントにネウロイだったの?」
エーリカがだるそうに言うとサーニャは少し縮こまってしまった。
・・・エーリカの口調が少し攻撃的なのは気のせいだろうか?
エイラ「オイ!サーニャを疑うのか!?」
俺「お前は少し落ち着けよ・・・。」」
坂本「魔道針に反応があった以上ネウロイが近くに居たことは間違いない・・・。」
ミーナ「そして未だに発見、撃墜できていない以上は警戒に力を入れようと思ってるわ。」
坂本「そこで・・・宮藤には悪いが俺と一緒に夜間哨戒のシフトに入ってくれ。」
宮藤「わかりました!またよろしくねサーニャちゃん!」
サーニャ「う、うん・・・。」
エイラ「大声出すなヨ、サーニャが驚いてるダロ!」
お前の声も大きいっつーの。
ミーナ「対象のネウロイはどんな相手かわからないわ。注意を怠らないようにね。」
エイラ「だ、大丈夫ダ!サーニャは私が守るからナ!」
必死に叫んでいるエイラをよそにバルクホルンが俺の隣にやってきた。
バルクホルン「もたもたしているとエイラに立ち居地を取られかねんぞ?」
俺「大丈夫だよ、サーニャは俺が守る・・・サーニャだけじゃない、他のみんなも俺が守るさ・・・。」
そして最後に「誰かさんとも約束したからな。」と付け加えた。
バルクホルン「ふっ・・・。」
バルクホルンは満足げに頷くと去っていった。
最近のバルクホルンは角が取れて親しみやすくなったと思う。
坂本「うむ、やる気があるのはいいことだな!はっはっは!!」
宮藤「俺さんが守ってくれるって!サーニャちゃん!」
サーニャ「うん・・・。///」
俺は見ていなかったが、サーニャは嬉しそうに顔をほころばせていた。
エイラ「むむむ・・・。」イライラ
その後しばらくして解散となり、ミーティングルームから出た俺たちに坂本少佐がこう言った。
坂本「お前たちは・・・寝ろ!!」
俺「それもそうだな・・・じゃあ俺は時間になるまで部屋で寝てるから・・・。」
坂本「・・・?わざわざ部屋まで戻らずとも、サーニャたちと一緒で良いだろう?」
俺「いいわけあるか!」
坂本「サーニャとは兄妹なのだし・・・。」
俺「い、いや・・・そうだけど!そもそも芳佳たちが嫌がるに決まって・・・!」
宮藤「えっと・・・私は良いですけど・・・。///」
サーニャ「私も・・・別に・・・。///」
芳佳ぁああああああああああああああ!!サーニャぁああああああああああああ!!
宮藤「俺さんは変なことする人じゃないですもんね!!」キラキラ
信頼してくれるのは非常に嬉しいんだが信頼の示し方が間違ってる!!
エイラ「だ、ダメに決まってるダロ!サーニャと一緒になんて寝かせないゾ!!」
ああ、お前の言ってることは正しい!
けどちょっと焦点がずれてる!
坂本「ふむ・・・まぁ、この際親睦を深めると思ってだな・・・。」
ゴツン!!
ミーナ「ダメに決まってるでしょう?」ビキビキ
坂本「み、ミーナ・・・殴ること無いじゃないか・・・。」
いつの間にか坂本少佐の背後に立っていたミーナ中佐が鉄拳制裁をかました。
あ、坂本少佐がちょっと涙目になってる・・・。
ミーナ「はい!俺さんが言ったとおり男女別の部屋で寝るように!そのあたりはきっちりしてもらいます!!」
そのまま俺は自分の部屋へと向かった。
別れ際にサーニャが残念そうな顔をしていた気がするがおそらく気のせいだ。
俺「・・・眠れん。」
とりあえずベッドに横になってみたがなかなか眠気はやってこない。
普段は訓練をしている時間なのだから当然といえば当然か。
俺「・・・体動かせば眠くなるかな?」
俺は稽古用に坂本少佐から借りている木刀を持って部屋の外へと出た。
そのまま廊下を歩いていき、建物の外へと出る。
俺「この辺で良いかな。」
木々に囲まれた場所で立ち止まる。
ここなら人目もないし集中できるだろう。
動くのに邪魔な上着は脱いでその辺に放り投げた。
俺「・・・ふっ!」ブンッ
まずは上段からまっすぐに振り下ろす。
そのまま横に薙ぎ、袈裟懸けに振り下ろした。
他の機動も試しながら何度も木刀を振る。
俺「・・・さてと。」ヴン
俺の意思に反応して使い魔の耳と尻尾が現れる。
正直これだけはいつまで経っても慣れない・・・獣耳の男なんて誰得だよ。
とりあえずいつもの要領で魔力放出を発動する。
木刀から放出された魔力はやがて剣の姿を形作った。
俺「翼はフォースウィングだし・・・これはフォースブレイドってとこかな?」
われながら厨二臭いなと思いつつ木刀を構える。
先ほどと同じように何度も木刀を振るう。
木刀を振るう途中で木刀から放出している魔力の量を増やす。
すると魔力の刃はその刀身を二割ほど長くした。
俺「・・・っ・・・はぁああああああああああああっ!!」
リーチを伸ばした状態で近くにあった岩に剣を叩きつける。
魔力放出によって威力を増したそれは、およそ木刀とは思えない威力で岩を粉砕した。
俺「・・・ふぅ、いい汗かいたな。」
一息ついてフォースブレイドの発動を解いた。
体にはいい感じで疲労感がたまっていた。
俺「・・・さすがに汗臭いな・・・。」
汗でべたべたの状態でベッドに横たわるのはさすがに気が引ける。
俺「シャワーでも浴びるか・・・ん?」
そういえば、近くから水の音が聞こえる。
近くに川でもあるのだろうか。
俺「・・・そうだ、水浴びでもしよう。」
幸い汗を拭くためにタオルは持ってきてある。
服は今着ているものを着なおすしかないが・・・まぁいいだろう。
俺「そうときまれば・・・!」
俺は放り投げていた上着を回収し、水の音がするほうへと駆け出した。
俺「おお・・・!こんなところがあったんだな。」
俺の目の前には小さめの川があった。
目測だが、深さは俺の腰あたりまでだろうか。
周りは森で囲まれてるし誰かに見られるようなことはなさそうだ
俺「んじゃあ服脱いで・・・ん?」
服を脱ごうと思ったときだった
~♪~~♪~♪
どこからか歌が聞こえてきた。
そのメロディーと歌声は聞き覚えがあった。
俺「これってサーニャの声だよな・・・それにこの歌は・・・。」
そう、以前この世界へ飛ばされたときにサーニャの父親が作った曲だ。
俺「こっちから聞こえるな・・・。」
俺は歌声のするほうへと歩き出した。
大した時間はかからず、岩の上に人影が見えた。
逆光でよく見えないが、シルエットからサーニャだと分かる。
俺「サーニャ、こんなところでどうしたん・・・だ・・・?」
サーニャ「えっ・・・お兄・・・様・・・?」
岩の上に居たのは確かにサーニャだった。
だが、普段とは一つだけ違う点があった・・・。
なぜか服を着ていないのだ。
俺「え・・・ちょっ・・・ええっ!?///」
サーニャ「え・・・あの・・・その・・・。///」
お互いに呆然とするが、サーニャはハッとわれに返るとあわてて自分の腕で体を隠した。
だが、サーニャの細い腕では体を隠しきれていない。
そしてその顔は真っ赤である。かわいい。
俺「・・・はっ!///」
若干見とれていた俺はあわてて後ろを向いた。
俺「さ、サーニャ!これ使え!!」
俺はサーニャの方を見ないようにして手に持っていたタオルを差し出した。
サーニャ「は、はい・・・。///」
タオルが俺の手から引き抜かれたのを確認する。
サーニャ「も、もうこっちを向いても大丈夫です・・・。///」
俺「そ、そう・・・?」
俺は恐る恐る振り返った。
そこには渡したタオルを腰に巻き、胸元は自分の腕で隠して顔を真っ赤にしているサーニャが立っていた。
って、ぜんぜん大丈夫じゃねぇ!!
俺「そ、そうだ!俺の上着を・・・!」
あわてて上着を脱いでサーニャに渡そうとしたときだった。
エイラ「オーイ!サーニャ!・・・!?///」
宮藤「おっ、俺さん!?なんでこんなところに!?///」
川の上流からエイラと芳佳が現れたのだ。
転載ありがとうございました
改めて今日はここまで
寝支援
このSSまとめへのコメント
この手の気持ち悪いssを何作品も書ける面の皮の厚さだけは評価出来るな