八幡「平塚八幡…」ﾎﾞｿｯ 平塚「！？」 (58)
八幡「ないわー。これは無理だわー」
平塚「……」ｸﾞｽｯ
八幡「比企谷静…」ﾎﾞｿｯ
平塚「！！」
八幡「いけるわー。これなら即入籍、即挙式いけるわー」
平塚「///」ﾎﾟｯ
八幡「でもよく考えたら俺、先生に愛されてなかったわー。結婚は無理だわー」
平塚「ッ！？オ、オホン！比企谷ちょっといいか？」
八幡「何ですか平塚先生？」
平塚「アメ舐めるか？」
八幡「……」
平塚「え、あ……ダメ、かな？」
八幡「いただきます。俺、先生の優しいとこすごく好きですよ」
平塚「なっ…///先生をからかうんじゃない！」
八幡「本心っすよ」
平塚「っ～～～！！！そ、そうか…///」
平塚「……」ｿﾜｿﾜ
八幡「……」
平塚「……」ｿﾜｿﾜ
八幡「そういえば俺デートしたことなかったわー。デートしないで結婚は無理だわー」
平塚「よしっ！比企谷、今度の日曜買い物に付き合ってくれないか！？」
八幡「いっすよ」
平塚「あと水族館にも行ってみないか？久しぶりに行ってみたくなったんだ、急に！」
八幡「あ、俺も行ってみたいです」
平塚「比企谷はどこか行きたい所はないか！？」
八幡「先生と一緒だったらどこでもいっすよ」
平塚「なっ…あ……そ、それは一体どういう…///」
八幡「俺、先生のこと好きですよ」
平塚「そ、そうか///嬉しいぞ比企谷///」ﾌﾟｼｭｰ
平塚「私が男にちょろいという風潮……そんなことはないぞ！これでも身持ちは固いんだ！」
八幡「固すぎてそうなってしまったと？」
平塚「ああそうだ！まったく、私は別に男に餓えているわけではない！」
平塚「そうだ比企谷。ためしに私を口説いてみろ」
八幡「えー……めんどくさ」
平塚「ああん、なんだと」
八幡「不肖この私が口説かせていただきます」
平塚「うむ。やれ」
八幡「（えーと）先生、かわいいですね。結婚してください（棒）」
平塚「よし、するか！まずは両親に挨拶してもらおう！」ｸﾞｲｯ
八幡「ちょっと待てあんた、主旨が違うだろ！」
平塚「……」ｽｯｶﾁｯ
『先生、かわいいですね。結婚してください』
平塚「まさかこれが冗談だったというなら、セクハラとして訴えてもいいが」
八幡「は、はかったな！！」
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