兄「よし、よくお留守番できたな。」弟(10)「わんわんっ♪」 (27)

日記はここで途切れている。

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欲しいです!!
必要です!!!
欲してます!!!!

>>4
ーー続きが、欲しいか?

俺も欲しいわ

はよはよー!
頼むよ!
だれかああああああああああああ!!

兄を姉に変えて書いてもいい?

>>7
自分でスレ建てるなら

年の離れた弟を、鬱陶しく思う兄を責めるものはある一定数は居ることであろう。
しかしその反対に「いやそれは仕方がないだろう」と言うものも少なくはないはずだ。
ましてやタカシとショウタは一回り以上年齢が離れており、なおかつ連れ子同士の再婚によって
後天的に兄弟になったとなれば、兄が弟を鬱陶しく思うのも致し方がないだろう。
そもそも。そもそもタカシは父の再婚に反対だったのだ。
タカシは父が年老いてからの一粒種であったし、その上姉と呼んだほうが相応しいような女を娶るなど
気がふれていてるとしか思えなかった。
やれ金目当てだとかやれ老いらくの恋だと親戚中に攻め立てられ、
恥ずかしかったのは寧ろタカシのほうだった。
いたたまれない気持ちを抱えてまま、タカシの納得しない半ば無理やりの結婚はとんとん拍子に進み、
気づけばタカシにはどう足掻いても姉にしか見えない母と、幼い弟ができていた。
なんたることだ。こんなこと、あっていいはずがない。亡くなった母にも顔向けができぬ。
そんなタカシの憤りもむなしく、広い屋敷に二人は越してきた。

だが事件はそれからすぐに起きたのだ。
両親が、出先で交通事故に遭い亡くなった。
そして残された義理の兄弟は、ギスギスした違和感を抱えたまま、嫌々兄弟を続けていた。
いや、兄弟の関係を厭っていたのはタカシの方だろう。
どうしても、この純真で、臆面なく自身に懐く子供を「弟」と思うことができなかった。
ただただ鬱陶しい、そんな感情しか抱けぬのだ。
もとより面倒見がいいほうではない。もとより結婚には反対していた。もとより、子供は好かない。
元から、が多すぎて、つまりタカシはショウタをもてあまし、そして鬱陶しくて溜まらぬと
いつでも、常に、どんな時でも彼の顔を見るたびに思っていたのだ。
ショウタが不憫であるのは確かだ。だがそれはタカシの所為ではなかったし、寧ろそれは
彼の母親の所為だろう。
そして、飲み屋の安い女に惚れた父の所為。タカシにはなんの責任もないはずだ。
「おにいちゃん……」
「俺はお前の兄ではない」
ネクタイをシャツから外しながら、タカシは精一杯冷ややかに聞こえるよう発音した。
子供にはとても冷たく聞こえることであろう。
それでもタカシは怯むことなく、どこまでも冷徹に接し続けていた。

「でも……」
「でもでもなんでもいいが、とにかく俺に話しかけるな。俺はお前を弟とは思っていないし、
そしてどうでもいい」
着慣れぬ上等なシャツは父の趣味だ。どうせ子供は泥だの食事だので衣類などすぐに駄目にするのだろうに
父はこの子供にとにかくいいものを買い与えていた。
シャツに半ズボン、一そろいで最低でも五万はするはずだ。
馬鹿馬鹿しいことこの上ない。
「とにかく部屋から出て行ってくれ。俺は仕事がある」
「でも」
「出て行け!」
そんな風に、まだ幼い子供にむきになる自分こそが馬鹿馬鹿しい。
そんな自分を客観的に見つつも、それでも感情は制御を失っていた。
そんな応酬は両親の事故から半年が経過しても続き、そしてついにショウタは音を上げたのだ。
「なんでもするから無視しないでよぅ……」
泣きじゃくりながら、彼はそう言った。
タカシには秘密があった。
そう、秘密だ。
だからこそ、ショウタを遠ざけていたというのに……。

「ただいま」
「おかえりなさい!」
ショウタはタカシの帰宅を待ち焦がれていたかのように飛びついてきた。
この寒い中、ショウタは下着だけを身につけただけの格好でいたが、しかし彼には羞恥心がないのか
まるで気にした様子はなかった。そして首には皮製の首輪。
なんとも破廉恥な姿かたちである。
「ショウタ」
「え?」
細い顎をグッと掴み上を向かせると、ショウタの潤んだ目がタカシを見つめてきた。
「人間の言葉を話すなと言った俺の言いつけを忘れたか」
「あ……ご、ワン」
ごめんなさい。そういいかけ、ショウタはワン、と返事した。
サディストだ。そういう自分をタカシは自覚している。
今まで付き合ってきた女も、男も、つまりはその手の性癖を抱えた者ばかりであった。
相互理解のうえで、そういう関係を続けてきたのだが、今回は些か勝手が異なる。
「それから、服は着てもいいといったはずだ」
今時、犬でも服は着ているだろう。
「服は着てきなさい。今すぐに」
大人ならば丸裸でもよかったのだが、如何せん体力のない子供にそれを強いるのはいただけない。
タカシの命令に、ショウタは項垂れながら自室へと引っ込んだ。
おそらくこの手の趣味があることを、タカシの親友であるミユキに聞いたのだろう。
「まったく余計なことを吹き込んで」
後日きつく言っておかねばなるまい。
そんなことを考えてタカシは革靴を脱いだのだった。

それでも需要あるの?

犬と思えば何のことはない。ショウタを鬱陶しく思うこともない。
ようは弟でなく、愛玩動物と思えばいいだけの話だ。
この手のプレイは大人とするから楽しいわけだが、タカシはなにか妙な気持ちに目覚めつつある自分を
はっきりと自覚していた。
なるほど、意のままになる可愛いペットと思えば多少の粗相や失態も目を瞑って許せる。
しかし一緒に食事をするのはあまり好きではない。
タカシはペットと同室での食事は衛生面から見てあまり好きではなかった。
だから最初にこういった関係が結ばれてから、タカシはショウタには先に食事を済ませるように命令をした。
だからショウタとタカシが会うのは、朝と、タカシの帰宅したその時間と、就寝前だけだ。
ショウタはもうとっくに入浴を済ませ、タカシの部屋でスタンバイをしていることであろう。
その様子が少しだけおかしく、そして好ましく思えるのだから、人間、いつどんな具合で変化が訪れるのか
判らないものである。

まじか
久しぶりに見たな、翔太君系

俺は信じてる、コイツの文才を
だから俺が支援しなくてもたぶん落ちないでしょう、深夜だし

それに落ちた試しがないし

タカシが入浴を済ませ、書斎を後にしたのは午後十二時近い時間であった。
子供には厳しい時間であろうが、頭をこっくりこっくりとさせながら、それでもショウタは待っていた。
「ああ、待っていたのか」
判りきった言葉を紡げば、ショウタは「ワン」と顔をとろけさせながら返事する。
ベッドに乗っていることは許そう。
いかにタカシが鉄面皮の冷血漢であろうとも、ぬくもりが恋しい時もあるのだ。
「ショウタ」
「ワン」
呼ぶと子供は、教えられたように嬉しげに返事した。
「お前はこれでいいのか?」
尋ねると、ショウタは「意味が判らない」と言う風に首を傾げたあと、やはり元気よく「ワン」と
返事するのであった。
自分の不幸が判らぬとは、なかなかに苦しい環境だ。
「ふぅん」
頬をなで「早く寝ろ」と告げれば、ショウタはいそいそとベッドへもぐる。
二、三声を掛ければ、ショウタはその都度「ワン」と律儀に返事する。
その受け答えも徐々に遅くなり、そうこうするうちに「ワ」の字も聞こえなくなった。
どうやら眠ってしまったようだ。
自分の胸に顔を埋めるあどけない顔を見て、タカシは額に掛かる髪を払ってやる。
よくよくみれば、可愛い顔をしている。
タカシの好みになるのは、あと何年後のことだろう。
そんな楽しい未来に思いを馳せ、タカシは目を瞑った。
可愛いショウタ、可愛い犬。
どっちが飼い主なのかは、判らない。
案外この生活に楽しみを覚えているのはタカシのほうかもしれない。
「おやすみ」
タカシはそう言い、眠りについた。<終>

短くまとめてみますた

なんか俺の好きなショタと世間のショタがズレてる気がする今日この頃

俺もなんだか毎回、新境地を見たような感覚になる
年齢の違いからの価値観の相違って奴なんだろうか

じゃあどう言うのが好みなんだよ…真面目にわからん
正直虐待されてるショタがお兄さんに助けられて二人でひっそり暮らす、みたいな
話が一番好きなんだ

なんか俺の発想が幼稚すぎるって言うのかな……。
なんつうか、小説読んでる感じで新鮮なんだが
それと同時に俺自身の拙さが嫌になる

別に書きたい風に書きゃ良いと思うで。

最後まで読んだけど、スッキリしねえな!
もう少し続いてくれると嬉しいんだけどなー(チラチラッ チラチラッ

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