男「選択」 (83)

男「明日、結婚か…」

女「………」

男「絶対に幸せにできる自信は、ない…」

女「………」

男「それでも、構わないのか?」

女「……男さんと、一つになれるのなら、どんな困難も乗り越えられます」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1381569313

男「俺の愛は君に向いていないのかもしれないのに?」

女「はい」

男「………、他の女の人が好きなのに?」

女「…はい」

男「………、それが本当に君の────」

女「どんなことがあっても!…私は、男さんが好きなんです。あの時も言ったように、この想いはいつまでも、変わりません」


明日、俺は彼女と結婚する。

自分では望んでいない、と思う。

あいつに、この娘をあいつと重ねて見てしまうからだ。

………、あいつと会ったのは12年前。
気持ちのいい晴れ空の日だった。

男(15)「あぁ、いい天気ですなー…」

友「ジジィかよ…」

男「でもいい天気なんだからしょうがない」

友「はい、そうかい…っと」

男「ん、どした?」

友「お邪魔虫は退散しますね」

男「ん?」

幼馴染(以下幼)「男ぉーー!!」

男「うおっ!…幼か、びっくりした」

幼「えへへー、おはよう!」

男「おう、おはよ」

幼「さっき居たのって、友君?」

男「そうだよ」

幼「ふーん、おホモ達?」

男「なっ!?ちげぇーよ!」

幼「んっふっふー、男が好きなのは私だけだもんねー!」

男「はぁ、…今日も宇宙一可愛いですね、好きですよー(棒)」

幼「感情込めて!?」

男「………嘘だよ、本当に好きだから」

幼「ッ!!///急に言うなぁ///」カァァァァァ

男「幼は?」

幼「ふぇ?」

男「だから、幼は俺のこと好きなの?」

幼「んとねー、大っ嫌い!」

男「そうかー、嫌いなのかー。なら明日からは後輩ちゃんと学校に行こう」

幼「ちょ、ウソウソ!大好きだから!!」

男「わかってるよ」ナデナデ

幼「んみゅ………」ウットリ


「朝からイチャイチャして、私への当てつけですか?」


男「お、後輩ちゃんか。おはよう」

幼「あっ、…後輩さん、おはよう」

後輩「男先輩、幼先輩おはようごさいます」

男「後輩ちゃん、今日朝練は?」

後輩「今日は無いんですよ」

男「そうなのか」

後輩「そうなのです!」

幼「そういえば、二年生に転校生が来たって本当?」

男「初めて知ったんだが」

後輩「男先輩はそういうの疎いですもんね、あと本当ですよ!って、噂をすれば何とやら……」

途中で送信されてる。゚(゚´Д`゚)゚。


どういうことですか?
泣いてもいいんですか?

ていうより見てる方居ますか?


男、幼「ん?」

後輩「金髪さーん、おはよー!!」


金髪「………………?」


幼「むぅ、かわいい……………」

後輩「ですよね!超可愛いんですよ!」

幼「あれ?どしたの、男?」

男「………………………………」ジーーー

後輩「男先輩?」

男「………………………かわいい」ボソッ

幼「………………………」

後輩「ちょ、男先輩!幼先輩の前で何言ってるんですか!!」ボソボソ

金髪「後輩さん?この方たちは?」

後輩「えと、三年生の男先輩と幼先輩だよ!」

金髪「男さん、かぁ…」

今日はここまでです。
もし見てる人が居たらレスしてください

驟峨▽縺代∪縺吶?

蜀埼幕

────放課後


後輩「男先輩!一緒に帰りましょ!」

男「え?俺幼待ってるんだけど…」

金髪「あの、お願いします………」

男「きみは、…えっと」

幼「おやおや、彼女が居るのに他の女の子とイチャイチャしとるとは何事だ?」プンプン

男「イチャイチャなんかしてねーだろ!変なこと言うなって!!」

幼「本当かー?」ジトーーー

後輩「先輩方?聞いてますか?」

男、幼「どした?」

後輩「一緒に帰りましょうよ!」

男「幼が良いならいいけど」

幼「んー………、まぁいいかな?」

後輩「ありがとうございます!」ヤーリィ!

金髪「あの、ありがとうございます」

幼「いいよいいよ、気にしないで?」

幼「あ、今日ちょっと早めに帰らなきゃなんないんだった!」アセッ

男「何かあんの?」

後輩「用事があるなら早く帰った方がいいですよ!」

幼「うー、男!浮気したら顔面パンチね!」 

男「しねーっての、つかお前の顔面パンチなんて痛くねーよ」

幼「とりあえず、急ぐから!じゃね!」

男「おう」

後輩「はい!」

金髪「………………」

後輩「さて、女先輩が居なくなったとこで聞きますよ!」

男「ん?何をだ?」

後輩「………………………、よしっ」ボソッ

金髪「………………………………?」


後輩「男先輩、好きです!」


男「そうか、ありがとな。けど俺は幼が好きだから」

後輩「ですよねー、はい。わかってますよーだ…」

金髪「………………………ッ??」ズキッ

男「そんじゃ、俺こっちだから」

後輩「あ、はい。それじゃまた明日!」

金髪「あの!…また明日」

男「おう!」

金髪「……………………………」

先に忠告しておきます。
かなりドロドロの展開になることが予想されます。
そういうのがアウトな方はそっとじをお勧めします。

────後輩、金髪 Side


後輩「わかった?金髪さん…、男先輩は幼先輩のことが大好きなんです」

金髪「えと………」ウツムキ

後輩「これで、四回目。全部振られちゃった」

金髪「えっ?」

後輩「最初の告白はまだ幼先輩と付き合ってないときだったけど、振られちゃったんだ、私」

金髪「………………………………」

後輩「でも、男先輩が好きな人と付き合えて、幸せならそれでいいかなって」

金髪「私は、この気持ちが何なのか分からない。けど、もしこれが"恋"なら、後輩さんみたいに、なにがあっても諦めない、諦めたくない!」

後輩「………………、ライバルが増えちゃったかー。でも、男先輩モテモテなんですよ?」

金髪「どれぐらい居るんですか?」

後輩「そうだなぁ、まずはサッカー部のマネージャーをやってる美女先輩とか理事長の娘の美人先生とかチア部のロリちゃんとか、あと財閥の一人娘のお嬢様先輩とか色々だよ?あと20人近くはいるかな?」

金髪「え、すごいモテモテ………」

後輩「聞いたことない?無名の流星、って」

金髪「たしか、無名校なのに中体連で全国大会出場まで上り詰めた学校のことですよね?」

後輩「説明ご苦労、と言いたいとこだけどちょっとちがうかな?正しくはある一人の生徒についた呼び名なんだけど、そのある一人の生徒っていうのが男先輩なんだよねー」

金髪「そんなすごい人だったんだ………」

後輩「でも、先輩ってシャイボーイだからインタビューとかは断ったらしいの。だから無名の流星」

金髪「………………かっこいい///」

後輩「その先輩を勝ち取ったのが幼先輩ってわけ」

金髪「………………、幼先輩もなにかあるんですか?」

後輩「なんていうかねー、幼先輩のお家って実は…………………………」

幼父「うん、だいぶ良くなってきてる。これならあと二、三ヶ月でまたバスケができるようになるはずだ」

男「ありがとうございます」

幼父「………………一つ、聞いても良いかな?」

男「?何ですか?」

幼父「君は、幼のことを愛しているかい?」

男「え!!な、えっ!?きゅ、急に何ですか?!」カーーーッ

幼父「どうなんだい?」

男「え、えっと………、愛してます」カオマッカッカ

幼父「………………そうか、わかった」

男「えと、それじゃ俺帰りますね!」

幼父「あぁ、気をつけて帰りなさい」

男「失礼しました!」

幼父「………………………………」


男「びっくりしたぁ、急にそんなこと聞かれたら焦る………」ドキドキッ

幼母「あら?男ちゃん、今帰りなの?」

男「えぇまぁそうですけど、なにか?」

幼母「いえね、まだ幼が帰ってきてないのよ………」

男「へっ?………あいつ、用事あるから早く帰るって言ってましたけど」キョトン

幼母「おかしいわねぇ、用事なんてないわよぉ?」アラアラー

男「………………………………」


「ただいまぁー、って何で男が!?」


男「なんでって、脚診てもらってたんだよ」

幼母「それより幼?男ちゃんに嘘付いてまで何してたの?」プンプン!

幼「えっと、トイレ!途中でトイレに寄ってたら遅くなっちゃったの!」アセアセッ!

幼母「あら、そうだったの?もう、心配かけさせないでよぉ」モォー!

男「………………………………」

幼「男?」

男「あぁ、お袋も待ってるしもう家に帰るわ」

幼母「あらぁ?夕飯食べていかないの?」

男「来る前に食べてきたんで大丈夫です」

幼「そう言わずにさぁ…」

男「あ?」

幼「え、えっと、なんでもない」ゾクッ

男「んじゃ」

今日はここまでです。

次はなるべく早く更新できたらいいなと思います。

続きを書きたいと思います。

────自宅


男「………はぁ、何なんだろうな」prrr

男「ん?メール………いや、電話か。もしもし?」

幼『あ、男?ごめんね?』

男「何がごめんなの?」

幼『それは、えっと………』

男「言えないようなことなのか?」

幼『………………』

男「………わりぃ、調子悪いから寝るわ」

幼『あ、うん………。お大事に……』ピッ


男「本当に何なんだよ………」

────幼宅

男『………………わりぃ、調子悪いから寝るわ』

幼「あ、うん………。お大事に……」


幼「………………………」

幼父「幼、話がある。リビングに来なさい」

幼「………わかった」

────リビング


幼「話って?」

幼父「わかってるだろう?男君についてのことだ」

幼母「親が口出すようなことじゃ────」

幼父「お母さんは少し、黙ってて欲しい」キッパリ

幼「それで、男がどうしたの?」

幼父「今すぐ男君と別れなさい」

幼「は?何で?」

幼父「男君はおまえを愛してるそうだ」

幼「………………………」

幼父「その点、おまえはどうだ?男君に嘘を付いてまで他の男とイチャイチャして楽しいかい?」

幼「!!」

幼母「どういうこと?幼ちゃん、浮気してるの?」

幼「何を根拠に………………」

幼父「この写真を見なさい。これが証拠だ」スッ

幼「ッ!!」

幼父「このままでは、男君が報われない。聞くに彼はモテモテだそうじゃないか、他に女の子はいっぱいいる」

幼「でも、男が選んだのは私なの!」バンッ

幼父「だったら何故浮気した!!」ドンッ

幼「………」

幼父「金輪際、男君に近付くな」

幼「ふん、そんなの男が知らなきゃ意味ないわよ!」

幼父「…………………」


「やっぱり、浮気だったのか………………」


幼「!?」ウシロフリムキ

男「最後まで信じてたけど、ダメだったか」

幼「お、男?私が一番好きなのは男だよ?」

男「別れよう、もうおまえが信じられない」

急用のためここまで

少しだけ投下します

────三十分前


後輩「幼先輩のお家って実は病院なんだよ!すっごく大きいところ!」

金髪「へぇ………」

後輩「それでね、………………って、あれ?幼先輩?………………用事ってそういうことですか、そうですか」ボソッ

金髪「どうしたの?………あれは」

幼『あいつ、なんも手出さないからつまんない』

イケメン『はは、それが普通じゃないか?童貞からしたら』

幼『そうだね!しかも多分私のこと処女だと思ってるし………』

イケメン『それはありえないよ、幼みたいにカワイイ子は中学で処女なんか捨てるもんな』ハハッ

幼『私の処女はイケメン君にあげたもんね!』

イケメン『あそこにホテルあるから少し寄っていこうか』モミッ

幼『あんっ、もう!一回だけだよ?』

後輩「男先輩に報告かなー」

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To:男先輩
Sub:今から言うことは本当に見たことです
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添付.jpg

写真にもあるように、幼先輩の浮気現場です。

金髪ちゃんも一緒に見てました。

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────自室


男「………まだ、きまったわけじゃない」ピリリリ

男「ん?メール?」

『From:後輩』

男「後輩ちゃんから………………、なんだよこれ」


────そして、幼宅


男「もう、証拠の写真も手に入ってる。別に、お前が処女じゃなかろうとなんだろうと俺にはもう関係ない。じゃあな」

幼父「すまない、男君」アタマサゲッ

男「いえ、気にしないでください。幼父さんは悪くないですし、また明日も病院行きますんでよろしくお願いします」

幼父「あ、あぁ………」

幼母「………幼、来なさい」

幼「………………………」


────帰り道


男「これで、よし」


    「先輩」


男「ん、後輩ちゃんか」

後輩「その、お話が」

男「………あぁ、わかった。あそこの公園でいいか?」

後輩「はい」

────公園


後輩「幼先輩とはどうなりました?」チラッ

男「さっき、話をしてきた」

後輩「それで……」チラッチラッ

男「別れてきた」

後輩「つまり、男先輩は今フリーってことですか?」チラチラチラッ

男「そ、そうだな」ドウシタンダロー

後輩「その、話っていうのはですね」ササッ

男「お、おう。なんだ?」チカヅイテキタヨー

後輩「もし、先輩が、よかったらですけど」ピトッ

男「よかったら、なんだ?」クッツイテルヨー

後輩「私と、付き合ってくれませんか?」

男「………………………………」

後輩「私は、その、処女ですし、ていうかキスもまだですし」

男「………………(薄々予感はしてました、はい。だって付き合っててもアレだからな)」

後輩「私の初めては、全部先輩に………」

男「悪い、それはできない」

後輩「えっ………」

男「浮気されてたわけでしょ?やっぱ、簡単には信じられない」

後輩「本当です!」

男「それでも!!………後輩ちゃんは悪いけど、女が信用できない」ポロッ

後輩「男先輩?」

男「俺さ、すっげぇ幼のこと好きだった。けどさ、あいつは俺を選ばなかった。あいつの選択はあの男なんだよ」ツーーーーー

後輩「………………ッ!!」

男「後輩ちゃんが、浮気するような子だとは思わないけど、それでももう女を信じることができない」

後輩「………………わかり、ました」

男「ありがとう」

後輩「でも私、諦めませんから。先輩のこと」

男「あぁ」

後輩「それじゃ!」

男「いや、こんな時間だし、一応送っていくよ」

後輩「………………もう、先輩のそういうところが本当に大好きですっ」ボソッ


男「え?なんだって?」


後輩「なんでもないです!」

今日はここまでです!

見てくれてる人います?



見てるよ


見てない

おつ

幼馴染の浮気相手複数いそう

乙です。
これはホモ展開に期待ww

少し投下します

────翌日、学校


友「おっす、男おはよー」カタパンッ

男「おう」ガンメンドゴッ

友「ひでぇなおい………」イテテテッ

秀才「男君、おはよう。元気がないようだが、熱でもあるのかい?」オデコピトッ

男「うわっ!?何すんだよ、秀才!」カオマッサオ

友「Oh...」ホモォ・・・

秀才「君が心配なんだ///」カオマッカ

男「俺にそっちの気はない!」

秀才「そうか………」ショボンヌ

友「おっ、あそこに見ゆるは幼さん!」キラーン

男「…………………………、行こうぜ友、秀才」

友「あ?なんでだよ」

男「…………れた」

友「え?なんて?」

男「別れたって言ってんの」

友「はぁ!?なんでだよ!!?」オドロキッ

秀才「ほぅ………………………」ニヤリッ

男「浮気されてた」

友「え?まじかよ………。あの幼さんが?」

男「あぁ、まじだよ」


「おはようございます、男さん」


男「ん?美人先生か、おはようございます」


「男先輩!おっはよーございまーす!」


男「あぁ、ロリちゃん。おはよう」


「男、おはよう!」


男「おう、美女。おはよ」


「あら、男さん?おはようございます」


男「おはよう、お嬢様」

友「けど、女に苦労しないのが男なんだよなー」

秀才「このクソビッチどもがッ!!」ボソッ

美人「あ、そういえば」オモイダシ

ロリ「後輩さんから聞いたんですけど」ワダイニシテ

美女「男って、幼さんと別れたんでしょ?」シツモンシ

お嬢様「つまり、男さんはフリー、ということです間違いありませんわね?」サラニシツモンシ

男「あ、あぁそうだな」トイニコタエ

美人「なら私と」女

ロリ「いや、私と」の

美女「いぃや、私が!」争

お嬢様「私の方が」い

男「友、秀才!今のウチに逃げるぞ!」ソシテトウソウ

友「お、おう?」

秀才「もちろんさぁ!」

────教室


男「朝から災難だった」アセフキッ

友「クソッ、なんで男ばっかり!」


「男ばっかり、どうしたの?」


友「男ばっかりモテてずるい!」

男「お、おい?友?」オロオロ

友「ほぇっ?………女友?」

女友「つまり、ウチじゃ満足できへんいうことでえぇんやな?」ビキビキッ

友「お、女友がいれば十分骨が360度回転してるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」

男「いつ見てもすごい光景だな………」サーーーッ

友「男!助けて!」ナミダメ

男「さてと、ちょっくらトイレ行ってくらぁ!」

友「待て、男ぉぉぉぉ!!」

女友「今は一人にさせたれや」

友「………それもそうだな」ポリポリ

ここまでにします。
また夜に投下するかも?

>>33 ありがとう!

>>34 見てない…だと?

>>35-36 何?影分身の術か!?

>>37 ホモ展開はないけど、ホモは追加しました

せっかく面白いのに、見てますかアピールがウザすぎる。
見てると言ってくれる人がいなかったら書くのを止めるつもりなら、今すぐ止めちまえ。
どんなにレスを求められても書き込まないROM選がどれだけいると思ってんだ

>>44 すいません。ただ、見てる方がいるのなら早く投下していった方がいいかと思ってるので気になってしまいました。
もし、見てる方がいなくてもスレ建てしたので、最後まで終わらせるつもりです。

すみません!
勉強やら祖父の一周忌などで投下できませんでした!
今勉強が大変な時期なのでこれからも遅れるかもしれません。
とりあえず投下します。

────屋上


男「ふぅ………………、まさかとは思ってたけどな。まだ気持ちの整理が付かない」


「あの、男先輩………………!」


男「あ、えっと、金髪ちゃん、だよね」

金髪「は、はい!………あの、やっぱりあの事が………………」ウツムキ

男「はは、未練がましい男は気持ち悪いよね」ポリポリ

金髪「でもあれは、幼先輩が………」

男「俺が悪かった部分もあると思う。キスもまだ1、2回しかしてないし」

金髪「………………………」

男「だから、俺じゃあいつを幸せにできないんだよ、きっと………………」

金髪「でも、浮気は悪いことで………………!」

男「それでも、あいつは………………」


金髪「もういいです男先輩、少し黙ってください」


男「えっ?」

金髪「目を、瞑ってください」

男「えっと、はい」メヲトジ


金髪「んっ………」チュ


男「んむっ!?」

男「んはぁ!き、金髪ちゃん!?」

金髪「私、男先輩のことが好きなんです」ポロ

男「え?でも昨日初めて会った………」

金髪「一目惚れなんです。今まで恋に恋することはありました。けど、本気で恋をしたことなんてありませんでした。でも、先輩を見たときに人を好きになるということがわかりました」ポロポロ

男「ちょ、金髪ちゃん?どうして泣いてるの?」

金髪「そんな男先輩が、全部自分が悪いって、責任を背負ってる姿を見るのは辛いです!私の初恋なんです!それなのに………」ツーーーー


男「ごめん」ダキッ


金髪「男、先輩………?」グスッ

男「そんなに俺のことを思ってくれるなんて………。本当に嬉しいよ」

金髪「え?でも男先輩は………」

男「周りの奴ら、幼と友と後輩ちゃんは除くけど、みんな俺をバスケありきの俺でしか見てないんだ」

金髪「え?」

男「ロリちゃんや美人先生、美女先輩の俺への気持ちはわかってる。ただ、それが俺に向けてなのか、バスケをやってる男という人物に向けてなのかがわからないんだ」

金髪「………………………」

男「でも、金髪ちゃんはバスケをやってる俺を知らないだろ?だから、純粋に俺のことを思ってくれていることがわかる」

男「本当にありがとう」

金髪「!それじゃ!男「けどごめん」え?」

男「今は、誰かと付き合うって気になれないから………」

金髪「そ、そうですか………」

男「だけど、さ。気持ちに整理が付いたとき、まだ俺のことが好きだったら………いや、やっぱなんでもない。忘れてくれ」カァーーーッ

金髪「は、はい。でも忘れろと言われると忘れられなくなっちゃいます」クスッ

男「あ!そろそろ教室戻らないと!」アセアセッ

金髪「そうですね!」クスクスッ


後輩「………………………」

────放課後


後輩「男せんぱーい!」ダキッ

男「うおっ!?後輩ちゃん!?」

友「Oh...もう鞍替えですこと?」ヒキッ

男「ちげぇーよ。………して後輩ちゃん、何をしてるのかな?」

後輩「男先輩と愛の逃避行をするための準備をば」キリッ

男「そうか、おい友ー!さっさと帰ろうぜー」

後輩「ちょちょちょ、ちょっと待ってください!」

男「なんでせう?」

後輩「今日金髪ちゃんと何か話しましたか?」

男「………………いや、会ってないぞ」

友「(なんで今間があったんだ?)」クビカシゲ

後輩「へぇー、そうですか。ならいいです!」ニパァ

友「(あ、可愛い)」

男「お、おう(な、なんだ?すっげぇ寒気が………………)」ゾクッ

後輩「それじゃ、先輩!また明日ー!」ダッ

男「気をつけろよ」アセッ

友「なぜ俺は今関節をきめられているのだろうか」

女友「心の中、浮気、処罰、OK?」グググッ

友「OK、OK。本当すんません………」ゴリゴリッ

女友「あり?ちょっとヤバいかも?これで、どうだ!」セイッ

友「あっ」グリッ

ギャァァァァァ、セボネガァァァァァァァァ!!!!
マタヤッチマッタカ………、マァイッカ!!

男「くくっ、まぁこんなのもありかなぁ」

男「?」ウシロフリムキ



後輩「先輩は私のモノ、先輩は私が好き、先輩は私しか見てない」

後輩「邪魔する奴は、イナクナレ………」

ここまでです!
これからも遅い更新になるかもしれませんが、よろしくお願いします!

遅れてすみません……。
忙しくて時間がとれずにこうなりました。
今から少しだけ投下します。

───自宅


男「(最後、後輩ちゃん恐かったな)」ボーーー

男「(そういえば今日金髪ちゃんと………………」カーーーーッ

姉「あり?男って幼ちゃんと別れたんよね?」

男「え?あ、あぁそうだよ。何で知ってんの?」

姉「女の情報網なめんなよ?」ドヤァ

男「それでどうしたんだよ?」

姉「金髪ちゃんって誰?」

男「うぇ!?まさか声に出てた!?」アセッ

姉「ばっちり聞こえたぜ」キリッ

男「あぅ………………、後輩だよ。最近転校してきた子」

姉「つまり、友君たちと同じって事?」クビカシゲ

男「うん、知らないっぽい」

姉「んでんで?」

男「ん?」

姉「金髪ちゃんと………………、なに?」ニヤァ

男「ああっ!!いや!別に?なにもないけど!!」アセアセッ

姉「なるほど、キスしたのん」

男「ファッ!?なんでそれを!!?」

姉「うそん、ほんとなのかよ………………」

男「うわぁぁぁぁぁ!!!!」ドタドタッ

姉「逃げられたか………………」

─────自室

男「はぁ、………どうしたもんかな」ポリポリ

男「(やっぱり、まだ辛いな………)」カクンッ

男「(ちょっとだけ、寝るか……な……)」ボフッ


幼(5)『ねぇねぇ、あたしね?おっきくなったらおとこくんとけっこんすゆの!』

男(5)『ほんと?ぼくもおさなちゃんとけっこんすりゅ!』


幼(10)『男ぉー、一緒に帰ろー?』

男(10)『おう、いいぜ!』

モブ男『おまえら付き合ってんのかよー!』
『まじかよ』『うそー、狙ってたのにー』

幼『あぅ………………』

男『そうだよ!悪いか!?』


男(15)『幼、俺と付き合ってくれ!』ドキドキッ

幼(15)『!……うん!!』


幼『男、好きだよ!』幼『男ぉ!』幼『好きー』幼『男、大好きー』

幼『男ー!』
幼『男?』
幼『おっとこー!』


男「ッッッッ!!!!」グッショリ

男「ハァッ!ハァッ!………くっ!」ポロポロ

男「なんで、こんな夢………」ポロポロ

─────翌朝

男「おはよ………」

姉「どした?男。昨日の夜結構うなされてたけど」

男「べつに、なんでもないよ」

姉「………なんかあったら言えよ、姉ちゃんは完璧だからなー」

男「おう」

姉「んじゃ、飯食ったら学校行きなさい」ビシッ

男「ん、わかった」

姉「(バレバレだっつの、なんかあったら助けてやっか)」

─────学校

男「うぃーっす」ガラガラ

「あ、来たぞ」ヒソヒソ
「ほんとなの?」ヒソヒソ
「らしいよ?」ヒソヒソ

男「?」

友「男、ちょっとこい」

男「あ、あぁ………」

─────校舎裏

友「なぁ、おかしくなかったか?」

男「クラスの奴らか?」

友「あぁ、そうだ」

男「何があったんだ?」

友「知らないみたいだな、ってことはデマってわけだ」

男「?何のことだ?」

友「お前が後輩ちゃんや金髪ちゃんに手を出したから幼さんが浮気した、って話が出回ってるらしい」

男「は?意味わかんねぇんだけど」

友「ベネ、俺と女友で何とかしてみっけどお前からも言っとけよ」

男「あぁ、頼む」

─────教室

友「つーわけで、デマだから」

男「本当に違うんだ」

女友「誰かこの噂の発信元知らないか?」

「隣のクラスの佐藤って奴から聞いたぞ」

女友「佐藤、ね」

友「お、おい?女友?落ち着けよ?」

女友「しめてくっか」ガラッ、バタンッ

シツレイシマース、サトウサンイマスカー?
エッ、オンナトモサン? ボクニナニカヨウジカナ?
オマエガサトウカ、アノウワサオマエガゲンインカ?
エッ、チガ、チガウヨ
ホントカ?つベツニオコンネェカライッテミ?
ボクダヨ
ヤッパテメェカァァァ!!!!
ゴバァッ!!

ここまでにします。
次は早くできたらいいな…(遠い目)

どもです。
時間とれたので少し投下しますね。

────放課後


男「はぁ、もうよくわかんねぇーわ」

友「おいおい、テンション低いなー」

男「あ?しょうがないだろ」

友「まぁ、そう深く考えないでさ…………って、なんかあの人こっち来てないか?」ウタガイ

男「え?誰?」ミマワシッ

???「………………………」スタスタ

男「気のせいだろ?」

友「でも、めっちゃおまえのこと見てんぞ?」

男「はぁ?んなわけねぇーだろ?」


???「君が男君?」

あ、酉ミスってる………、ので変えますね。
これからはこれでやります。

男「多分俺のことですけど、なんですか?」

???「君が………………」

友「おい男、そんな奴ほっといて帰るぞ」腕ヒッパリ

男「いや、誰かもわかんないだろ?」

友「だからこそ、だろうが!」

???「いや、心配しないで。怪しい人間じゃないから

友「そういう人ほど怪しいってわからない?」

男「確かに、胡散臭いな」

???「まぁまぁ、話だけでもいいから」

友「何がだよ………………」

???「話というのはね………………」


「ん?あっ!!おまえ!!」


男、友、???「?」

男「あ、後輩ちゃん」

後輩「何で先輩がこの男と一緒にいるんですか!?」

男「え?………今話しかけられたらとこなんだけど」


後輩「ほら!こいつあの写真の!!」

友「あの写真?」

男「………………まさか」ピッ、カチカチ、ピッ

友「どれだ?………………これって!」

???「僕の名前は『イケメン』っていうんだ」

男「おまえが………………」

友「てめぇが幼さんと………ッ!」

イケメン「君に、幼とよりを戻してほしくてね」

友「ふざけんな!」

イケメン「ふざけてなんかないさ!幼には、君しかいない」

男「ハハハッ、面白いこと言うじゃねぇーか………」

イケメン「なにがおかしい?」

男「墓に持ってくつもりだったんだけどなぁ」

友「おい?どうしたんだ?」

男「俺は処女厨なんだ。そして、童貞じゃない」

友、イケメン「え?」

男「俺の童貞は、姉貴に持ってかれたからな!」

後輩「なにがなんだか………………」

男「それに、あいつにはもう興味ないしな」

友「あぁ、そういえばこいつは………」

イケメン「でも………ガアッ!!」バタンッ

男「うっせぇな、疾く去ね」

イケメン「ひぃ!」ダダタダ

友「ていうか、さっきの話………………」

男「寸分違わず実話だ」

友「てか、本当に整理できたのか?」

男「あぁ、まぁな」キッパリ

後輩「男先輩?」

男「お?あぁ、後輩ちゃんか。どうした?」

後輩「お話があるんです」

友「行ってこいよ」

男「あ?お、おう」

後輩「こっちで話します」トテトテ

友「んじゃな!」テヲフリッ

男「おう」

とりあえずここまで。

少しだけ投下しますね。

─────近くの公園


男「んで、話って何だ?」

後輩「さっき、気持ちの整理はできたって言ってましたよね?」

男「あ、あぁ。一応は、な………………」ポリポリ

後輩「なら、私と付き合ってください」

男「え、あ、えっと………………」

後輩「いいですよね?私は先輩を裏切ったりしません」

男「………………………………」

後輩「どうして黙ってるんですか?」

男「………………………………」

後輩「………………沈黙は肯定として受け取ります」

男「その、だな………」

後輩「はい?なんですか?」

男「後輩ちゃんとは、付き合えない………………」

後輩「どうして?ねぇ、どうしてですか?だって先輩言ったじゃないですか。今は気持ちの整理がつかないって、返事はそのときって。整理はついたんですよね?なら、早く付き合いましょうよ。なんで付き合えないんですか?待ったのに、ずっと待ってたのに。………………金髪ちゃんですか?金髪ちゃんなんですね。あの女狐がッ!!先輩を誑かしてッ!!!!今すぐ先輩をあの女狐から取り戻して見せます。え?どうするのかって?そんなの決まってますよ。男と女、二人がする事なんて一つしかないじゃないですか。なにをするか、そんな顔してますね。本当はわかってるんですよね?ナニって、ナニをするんですよ」

男「お、落ち着けって!」ゾクリッ

後輩「私は落ち着いてますよ?」

男「で、でも!」

後輩「先輩はここで待っててください。すぐに女狐を殺ってきます」ユラァ

男「やめろ!!あの子は、金髪ちゃんは関係ない!!」

後輩「だぁ?かぁ?らぁ?、私見ちゃったんですよ?先輩とあの女狐がキスしてるところ」ユラリッ

男「それは、でも!」

後輩「ほら!先輩は毒されちゃったんですよ!あの女狐に!!」

男「何を言って………………………………」

後輩「それじゃ、行ってきますね。まぁ、逝くのはあっちですが」ニコォ

男「させるか!!」バッ

後輩「邪魔するんですね………………」

男「大事な後輩が、間違いを起こしそうになってるんだ。俺が止めなきゃ、誰が止める」

後輩「ならッ!!どいてくださいッ!!」

男「絶対にどかない!!」

後輩「どうして…………邪魔………を……」ドスンッ

男「後輩ちゃん?………………後輩ちゃん!!」

─────後輩宅


後輩母「どうもありがとね」

男「いえ、これくらい当たり前ですよ」

後輩母「本当にありがとう」

男「はい、それでは」

後輩母「えぇ、またいらっしゃいね」

男「機会があれば、また」


─────自宅


男「(けど、びっくりしたな。急倒れるもんだからさ)」

男「(でも、大丈夫だろうか。もし頭とか打ってたら大変だし)」

男「(て、ちょっと待てよ。俺今日とんでもないこと言ってなかったか?)」

男「あ、姉貴とヤったこと言っちまった!」

姉「私とヤったことがどうしたんだい?」ニヤニヤ

男「あ、うぇ!?だっ、ちょ、まっ、ちが」

姉「ま、さ、か、バラしちった?」ニコニコ

男「いや」別に?いってないっすよ?そメソラシ

姉「あぁーあ、これで男君の二回目の相手は私だねー」ニコニコ

男「いやっ!姉貴にも彼氏とか居るんだろ?だからやめた方が」

姉「アハハ、男きゅんらぶな私に彼氏なんか居るわけねーだろ、って言わせんな恥ずかしい///」

男「ちょっと待ってくんない?俺今そういう状況じゃなくてだな?」

姉「まぁまぁ、それを考える前に一発イっとこうぜ?」

男「絶対一発じゃすまないだろ!!」

姉「アハハハハハハハハハハ」

男「は、はなせー!!」

今日はここまでです。

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