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─夜、寄宿舎─
エレン「…はぁ」
アルミン「どうしたの?ため息なんかついて」
エレン「あぁ、なんかここ最近なにやっててもつまんなくてよ」
アルミン「それはきっと、この環境に慣れてきたってことだよ。もう訓練兵になって3か月経つしね」
エレン「もうそんなに経つんだな…ここに来て」
アルミン「早いもんだよね」
エレン「そうだな」
アルミン「エレン…また眉間にしわ寄ってる。なんだかここに来てからエレンの笑った顔、あんまり見てない気がするよ」
エレン「あぁ?そうか?」
アルミン「うん、ずっと怖い顔してるよ」
エレン「おいおいひでぇな…だいたいしかめっ面してんのは俺だけじゃねぇだろ」
アルミン「あ、自分でもわかってたんだ、しかめっ面してるの」
エレン「…うっせーよ、日中へらへら締りのない顔してるよりはマシだろ?」
アルミン「はは、確かにね。でも笑顔は大事だと思うよ?確かに訓練はつらいし、巨人のことを考えると笑ってられないけどさ…」
エレン「あぁ、俺には巨人を一匹残らず駆逐して、外の世界に出るっつーお前との約束があるんだからな、うかうかしてられねぇよ」
アルミン「うん…でもさ、ずっと怖い顔してるといいことないよ?」
エレン「…?なにが言いたいんだよ…」
アルミン「つまり、笑うことで楽しくなれる!笑えばいいことがある!だからこのつらい訓練も乗り越えられる。エレンもつまらないなんて言ってため息つくこともきっとなくなる!」
エレン「お、おぉ…」
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─翌朝、食堂─
ジャン「で、なんだ、俺らを笑顔にするって?」
アルミン「いや、笑顔にするっていうか、笑える時に笑おうっていう…」
コニー「なるほどなー、よくわかんねぇけど笑えばいいんだな?」
ジャン「お前はいつも笑ってるじゃねーか」
コニー「おう、確かに!」
ジャン「ほんとお前は相変わらずバカだな!」
コニー「ひっでー!わははははは!」
ジャン「はっはっは!」
アルミン「…二人は楽しそうだね」
エレン「うるせーくらいにな」
ミカサ「エレン、アルミン、おはよう」
エレン「おー」
アルミン「おはよう、ミカサ」
ジャン「みっみみ、ミカサ、おhコニー「わはははははははは!!」
ジャン「うっせーぞコニー!いつまで笑ってんだよ!」
サシャ「みなさんおはようございます!なんだか楽しそうですねぇ」
ミカサ「なにか面白いことでもあったの?」
エレン「いや、なんでもねぇよ」
アルミン「(思ってみればミカサもずっと同じ表情だなぁ…)」
アルミン「ねぇミカサ、サシャ!二人も楽しいときは思いっきり笑おうね!」
サシャ「?いきなりどうしたんですか?」
ミカサ「私はエレンが楽しければ楽しい。エレンが笑顔になれば私も笑顔になれる」
エレン「…なんだそりゃ」
サシャ「私も食事のときは自然に笑顔になれます!」
アルミン「あはは、二人らしいね」
コニー「おーいみんな!見ろよ!ジャンのやつクシャミしてスープの中に顔つっこんでやがんの!わはは!」
ジャン「」チーン
エレン「ブフッ!無様だな、ジャン」
ジャン「なんだと!この死に急ぎ野郎が!」
アルミン「ちょ、ちょっと二人ともやめなよ!」
ミカサ「ジャン、鼻水が垂れてる、汚いからエレンに触らないで」
ジャン「………」グズッ
サシャ「(スープがこぼれてる。もったいないなぁ)」
ミーナ「なんだか騒がしいねぇ。面白いことでもあったのかな?」
アニ「……さぁね」
とりあえずここまでです
初SSでキャラの口調などつかめてないところもありますが頑張って完走させます
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