響「炎夜」 (25)

響「誕生日かぁ…」

朝起きて、歯を磨きながらカレンダーを見つめる。

その日付は10月10日。自分、我那覇響の誕生日だ。

響「みんな…覚えててくれてるかなぁ」

少しの不安と、待ちきれない期待が胸をよぎっていた…

響「はいさい!」

いつものように故郷の方言で挨拶をして事務所に入っていく。

春香「あ、響ちゃん!おはよう!」

春香「今日、誕生日だよね!おめでとう!」

響「春香は覚えててくれたのか?」

春香「みんな覚えてると思うよ!はい、これ」

どうやら手作りのクッキーのようだ。いつも春香は手作りのクッキーをくれるが、今日は格別にうれしい

響「ありがとう春香!」

春香「さっそく食べてみて、感想聞かせて!」

響「うん、それじゃあ1つ…」

美味しい。いつもより格段に美味しく感じた。

響「すっごく美味しいぞ!ありがとう春香!」

春香「良かったぁ」

春香「あ、そういえば美希も前にプレゼント選んでたよ」

響「美希が?そっかぁ…」

みんなちゃんと覚えていてくれた。今年も素晴らしい誕生日になりそうで何よりだ。

美希「おはようなの!」

響「おはよう美希」

春香「おはよう!」

響「美希は何をくれるんだ?」

美希「え?何でプレゼントのこと…」

春香「えへへ…」

美希「あー!春香ひどいのー!」

春香「ごめんごめん」

美希「もう…せっかく驚かせようと思ったのに…」

美希「はい、これ」

響「バッグ?すごく可愛いぞ…」

美希「響ってあんまり可愛いもの持たないから、ちょうどいいかなって」

響「ありがとだぞ!美希!」

みんな祝ってくれる。事務所で、収録先で会う度に「おめでとう」と言ってくれる。

美希にプレゼントをもらってから半日経った頃に、仕事が終わった。

響「今年はすごくいい誕生日だったぞ!」

P「そうか。よかったな。俺からのプレゼントも事務所に用意してあるよ」

響「ホント!?何だろうな~」

P「それはお楽しみだ」

響「そういえばやよいや伊織には会ってないぞ。期待してたんだけどなぁ」

P「ははは。やよいは心のこもったプレゼントを期待できそうだ」

響「だよね」

プロデューサーの車で雑談を交わしているうちに事務所に着いた。

P「響!これが俺からのプレゼントだ!」

響「肩叩き券…?」

P「ああ!母ちゃんにもよくやってた」

響「ちょっといい…?」

P「ん?なんだ?肩叩き券が何か?」

響「自分まだそんな年じゃ…」

言いかけたその時、やよいの声が響く。

やよい「えー!プロデューサーもなんですかー!?」

響「え?」

やよい「私のは肩もみ券なんですけど…」

響「ありがとうやよい!大事にするぞ!」

やよい「使ってくれないんですか…?」

響「ごめんごめん。ちゃんと使わせてもらうぞ!」

P「え、何この差。ねえ」

響「プロデューサーのは心がこもってないぞ」

P「ひどいわね!」

響「冗談だって。プロデューサーのもちゃんと使わせてもらうぞ」

P「よかった。響マジいい子」

響「ちょ…照れるぞ…。やめてってば!」

3人でほのぼのした時間を過ごす。

しかし、一つの闇がその時間を壊していった…。


伊織「ただいま。響、いるかしら?」

P・やよい「おかえりなさい」

響「おかえり伊織、自分に用か?」

伊織「ああ、ちょうどよかったわ。アンタに渡したいものがあるの」

響「プレゼントか?何かな~」


P「伊織…プレゼント…」

P「…ハッ」

P「危ない響!逃げろーーー!!」


伊織「遅いわよ…!」

響「……」

P「響!響!!」

P「響に何をした!」

響「…」

やよい「響さん!」

伊織「何よ二人とも…そんな顔しちゃって…」

伊織「ただいつも通り…律子や真の時のようにしてあげただけよ」

伊織「すぐに効果が出るわ…。じゃあね」

P「待て!…っく、逃がしたか…」

やよい「響さん!」

響「…トー……」

やよい「響さん!」

P「大丈夫か響!」

響「…オ…ヤー…」



響「ナイトーファイヤー」

響「ナイトーwwwwwファイヤーwwwwww」

響「come over over me wwwwwwwwwwwww」

響「come over over the top wwwwwwwwwwww」

響「you've never been here wwwwwwwwwww」

P「なんだこれ…」

やよい「響さん…」

響「ナイwwwwトーwwwwファイヤーwwwwww」

響「you've better better stay wwwwwwwwwwww」

響「you've better better begin the player to play wwwwwwwwwww」

Hibiki「ナイwwwwwwトーwwwwwwファイヤーwwwwwwwwwww」

P「やよい…すまん…」

やよい「え…?」

P「踊りたくなってきた!!!」

やよい「ええ!?」

Hibiki「ナイwwwwwwwwwwトーwwwwwwwwwwwファイヤーwwwwwwwwwwwwww」

Producer「うおおぉぉぉぉぉぉ!!」

やよい「どうしよう…」

Hibiki「Night wwwwwwwwww of wwwwwwwwwwwwww fire wwwwwwwwwwwwwww」

Yayoi「私も踊っちゃいましょー!いぇーい!」

Producer「ふぉおおおおおおおおお!!」

その夜はまるで炎のように熱く燃え上がった。

そして765プロダクションは大切なアイドルをまた一人失った…





おわり

終わりました。この誕生日シリーズは今回で3作目ですが、
最初のネタがいきなり強烈過ぎたのでだんだんクオリティが下がりつつあると
思っています。

それでは、次回の美希の誕生日でまたお会いしましょう!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom