響「全力ごぼう?」 みく「シバき合い対決?」 (45)

このSSはアイマス×モバマスのキャラが共存しています。

SS初心者であるため誤字・脱字、不手際等が有るかもしれません。ご了承ください。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1386343715

~765プロ~

響「嫌だぞ!どう考えても痛い内容じゃないか!」

P「そんなこと言わずに受けてくれよ。先方から是非とも響でとのご指名なんだ。」

響「プロデューサーのお願いでも流石にやってることが芸人だから・・・」

P「そうか・・・響はそんなものなのか」

響「?」

P「響はなんでもできて完璧なんだと思ったができないことがあったかー。」

響「それは心外だぞ!自分は完璧だぞ!」

P「じゃあ全力ごぼうシバき合い対決も出来るのか?」

響「やってやるぞ!自分にできないことはないからな!」

P「よーしよーし、響はちょろいなぁ。」

響「ん?今何か言ったか?」

P「なんでもないよ。さあ決まったなら準備しないとな!」

響「うん!シバき倒してやるぞ!」

~CGプロ~

みく「嫌にゃ!」

モバP「嫌か?是非ともみくでとのご指名なんだが・・・」

みく「そんな内容まるで芸人じゃにゃいか!」

モバP「もう既に芸人なんだよなぁ」

みく「え、ひどくない・・・」

モバP「でもな、この戦いは受けたほうがいいぞ?」

みく「なんでにゃ?」

モバP「今回の相手を教えよう。相手は765プロの我那覇響だ。」

みく「ふむふむ。」

モバP「つまりは、動物系アイドルの頂上決戦と言っても過言ではないんだ。」

みく「!」


モバP「どうだ?最高の動物アイドルになれるチャンスをみすみす逃すのか?」

みく「・・・るにゃ」

モバP「なんだって?」

みく「その勝負受けるにゃ!」

モバP(ちょろい)

みく「響チャンは何度か会ったことがあるけどいつか決着をつけようと思ってたのにゃ!」

モバP(うわあ絶対今考えたよこのにゃんこ)

みく「そうと決まったら早速準備するにゃ!Pチャン!行くよ!!」

モバP(これに関してはやる気になる方もなる方だよな)



~そして収録当日~


律子「さあやってまいりました!全力ごぼうシバきあい対決!実況解説は私、765プロの秋月律子と」

卯月「CGプロの島村卯月でお送りします!」

律子「果たしてどういった試合になるのでしょうか?見ものです!」

卯月「みくちゃんは負けませんよー!セコンドにもあの仲のいいにゃん・にゃん・にゃんの二人が付いていますしね!」

律子「あら、それを言ったら響だってプロジェクトフェアリーの二人が付いているわ。息の合った行動には折り紙つきよ。」

卯月「やっぱりお互い自分のプロダクションの勝利を願っているってところですね」

律子「そうね。やっぱり負けて欲しくはないわね」



春香「あ、あー、マイクテスト。ええー今日は「我那覇響VS前川みく 全力ごぼうシバきあい対決」にお集まり頂きありがとうございます。」

春香「この試合のレフェリーは私、天海春香が務めます。まずはルールの説明をいたします。」

春香「試合は2分3ラウンド、KOもしくはギブアップ。レフェリーが危険と判断したらレフェリーストップでの決着とします。」

春香「攻撃方法は支給されたごぼうでのみ許可とします。素手で殴ったり蹴ったりは禁止します。」

春香「また、第2ラウンドのみ特殊なルールを追加いたします。内容についてはそのときまでのお楽しみです。」



春香「それでは早速選手入場に移ります!まずは赤コーナーより、我那覇響選手の入場です!」


(入場曲:TRIAL DANCE)


響「うおおおお!自分やるぞおお!!!」


律子「さあ、響が入場してきました!持ち歌に合わせて颯爽と、そして堂々とした入場です!」

卯月「セコンドには大量のごぼうを持った貴音さん、美希ちゃんがいます!この戦いの生命線となるごぼうですからセコンドの受け渡し方も重要となります!」


春香「続きまして、青コーナーより、前川みく選手の入場です」


(入場曲:おねだり Shall we~?)


みく「のあにゃん!高いにゃ!降ろすにゃ!もうちょっとちゃんとした入場がしたかったにゃーー!!」

律子「おーっと!対するみくちゃんはセコンドの高峯のあさんに肩車されての登場だー!」

卯月「のあさん、みくちゃん乗せたままスクワットはじめましたね」

律子「のあさんが戦ったほうが強いんじゃないかしら」

卯月「そしてアーニャちゃんがごぼう全部持ってますね」

律子「凄く重そうね」


律子「さあ、ゴングを今か今かと待つ二人。セコンドと準備を着々と進めます」

卯月「というか水着、それもビキニタイプで戦うんですね・・・」

律子「絶対痛いわ・・・」



~ラウンド1~



美希「頑張るの!やられる前にやればいいの!」

貴音「良いですか?響。いきなり決めにかかってはいけません。まずは足や脇腹を狙って体力を削ぐのです。」

響「貴音ちょっと的確でこわいぞ・・・」

みく「今になって緊張してきたにゃ・・・というかなんでこんなことになってるんだにゃ・・・」

アーニャ「ウダーツィエ・・・頑張って、みく。」

みく「アーニャン、ありがとう、これで頑張れるにゃ・・・」\シパーン!/

みく「ぎにゃあああああああああああ!!!!!!!!」

アーニャ「!?」

響「!?」

貴音「!?」

美希「!?」

春香「!?」

のあ「みく。このごぼう、殴ると痛いわ。」

みく「知ってるにゃ!むしろ今身を持って知らされたにゃ!!」

響「相手のセコンドは色んな意味で恐ろしいぞ・・・」

貴音「面妖な・・・」

美希「見た目は貴音に似ているのに何千倍もおそろしいの・・・」

アーニャ「みく・・・大丈夫ですか?」

みく「だいじょばないにゃ・・・真の敵は身内に居たにゃ・・・」

のあ「アーニャ、醤油はどこに置いたかしら」

みく「何で煮物を作り出してるのにゃ!」

アーニャ「アー、そこの箱の中です。」

みく「アーニャンも渡さなくていいにゃ!」

貴音「煮物・・・ジュルリ。」

美希「貴音も食べたそうな顔しないの。」

のあ「すぐに作るわ。」

みく「のあにゃんは何しに来たんだにゃ!」


春香「さあー、お互いの準備が整いました!試合を始めましょう!」

春香「ラーウンド1!ファイッ!!」\カーン!/


みく「にゃああああ!!」


\シパーン!/


律子「おーっと!みくちゃんいきなりの攻撃だー!響の左腕にクリーンヒット!」

響「ぎゃああああああ!!!!」

美希「痛そうなのwww早速腕が赤くなってるのwwwwww」

春香「うわあ・・・美希が楽しそう・・・」

アーニャ「・・・・・・プッ」

卯月「アーニャちゃんも笑いが堪えられてないみたいですね」

律子「傍から見てる分には面白いからね、この戦い」

響「うがー!やったなー!このー!」

\シパーン!/ \ボキッ!/

みく「ぎにゃああああああああ!!!!!」

卯月「うわあ、痛い音・・・」

律子「響の反撃が太ももに当たったー!あまりの勢いにごぼうが折れたー!」

貴音「響!新しいごぼうです!」

みく「スキ有りにゃああ!!!」

\シパーン!/

響「うがああああああああああ!!!!!!」

律子「おー!響がごぼうを受け取ってる間に背中に一閃!これは痛い!」



春香「響ちゃん!ギブアップ!?」

響「い、嫌だ!絶対諦めないぞ!」

みく「響ちゃんから目を離しちゃいけない、早くごぼうをくれにゃ!」

のあ「みく、これを。」

みく「ありがと・・・んにゃあああああああ!!!!あつううううううう!!!!」

律子「さっきの煮込んだごぼうね。」

卯月「火傷しかねないですね。」

みく「あっついにゃ!にゃにしてんだにゃ!」

のあ「できたてよ」

みく「そういう問題じゃないにゃ!」

貴音「味が染みていますね・・・美味しいです。」

美希「一口欲しいの!」

響「結局2人共食べてる!?」

\カーン!/

律子「あーっと!ここで第1ラウンド終了のゴングだー!」

みく「か、過酷な戦いだにゃ・・・」

響「これを続けていたらいつか死ぬぞ・・・」

のあ「ひどいダメージね」

みく「誰のせいにゃ!」

~ラウンド2~

律子「さあ第2ラウンドが始まりました!このラウンドは先攻後攻制に分かれて特殊アイテムを使用しての勝負になります!」

響「特殊アイテム?」

春香「はい、箱の中に特殊アイテムの名前が書いてあるのでその武器を使用してのバトルになります!」

みく「いやな予感しかしないにゃあ」

律子「それでは特殊アイテムボックス入場!」

やよい「うっうー!持ってきましたー!」

春香「それでは先攻のみくちゃん!引いてください!」

みく「いい武器が欲しいにゃ・・・ええーい!」




「師匠」

響「へ?なんだこれ?」\プシュー/

愛海「ハァハァ・・・素晴らしい・・・素晴らしいお山だ・・・」

響「なに!?怖い、怖いぞ!」

春香「それでは第2ラウンド、先攻みくちゃんの攻撃~ヴァイッ!」\カーン!/

愛海「いやっふぉーーーい!こんな健康的なボディ魅せられたらたまんないよねぇ!この双宝山は登頂せねばなるまいよおおおおおお!」モミモミ

響「いやあああ!やめて!揉むなあ!」

愛海「おおーう!引き締まった体に違わぬこのハリ!そして主張された山頂!たまりませんなぁ!たまりませんなぁ!」モミモミ

響「あっ!そこは・・・あ、ああっ!ダメぇ!」



みく「全部愛海チャン一人で良いんじゃないかにゃ」

貴音「め、面妖な・・・」

アーニャ「ストラースナ・・・酷いです・・・」

美希「ひでぇの。酷いじゃなくてひでぇの。」

みく「逆の立場だったと考えたらぞっとするにゃ」


響「も、もうお嫁にいけないぞ・・・」

貴音「響、本当に良く耐えました。けぇおぉされていてもおかしくない猛攻でした。」

美希「防御に徹するのはここまでなの!やりかえすの!」

響「そ、そうだな!今度はこっちの番だぞ!」

律子「さー耐え切った響!反撃に出ます!特殊アイテムボックスカモーン!」

やよい「うっうー!引いてくだーい!」

春香「さあさあ響ちゃん引いちゃって!」

響「えーい!」



「のヮの」


春香「えっ?」

律子「あーっと!響が引いた武器は春香だーっ!」

春香「はっ?えっ?ええっっっ!!??」

のあ「目には目を、助っ人には助っ人ってわけね。」

響「春香!頼んだぞ!さっきの分をやり返してくれ!」

春香「ええっ、でも私・・・愛海ちゃんみたいなスキルもってないし・・・」

美希「春香・・・春香はどうしたいの?」

春香「えっ?」

貴音「目の前に困っている響がいて、助けを求めているのです。答えはもう見えているのではありませんか。」

響「春香・・・」

春香「・・・・・・そうだよね。力になれるなら、力にならなきゃね!」

春香「やるよ!私、私やるよ!」

響「春香!」



卯月「いい話ですねー!」

律子「いい話なのかしら」

春香「そうとなれば早速やるよ!美希!貴音さん!ゴボウをちょうだい!」

のあ「貴女が武器なのよ。武器がごぼうを持ってはいけないわ。」

春香「へっ?」

みく「要は春香チャンがごぼうの代わりなのにゃ。来るならごぼうになりきって体当たりにゃ。」

アーニャ「愛海も、素手でした。」

美希「そういう事なら仕方ないの。春香、いってらっしゃいなの!」

春香「」




今わたしの(シパーン!)願いごとが(痛いいいい!!) 
かなうならば翼がほしい(シパーン!シパーン!)

この背中に(タイムタイム!無理!)鳥のように
白い翼つけて下さい(これも戦いなのにゃ) (ひぎいいい!!!!)


この大空に(シパーン!)翼をひろげ(シパーン!)
飛んでゆきたいよ(シパーン!)
悲しみのない(シパーン!)自由な空へ(シパーン!)
翼はためかせゆきたい(シパーン!!!!!!)



のあ「死体が出来上がったわね」

みく「我ながらやりすぎたにゃ」

アーニャ「これはやりすぎです」

美希「こりゃあもう使い物にならないの」

春香「」


~第3ラウンド~


律子「さて、第3ラウンドは第1ラウンド同様シンプルなシバき合いとなります。」

美希「冷静に考えたらシンプルなシバき合いって言葉もどうかと思うの。」

卯月「なお、レフェリーの春香ちゃんがKOされましたのでここからのレフェリーは私、島村卯月が担当します!」

のあ「嫌な事件だったわ」

アーニャ「アー、ご冥福をお祈りします。」

みく「死んだことになってるにゃ」


律子「さあさあ、泣いても笑ってもこれが最終ラウンド!試合はここまで互角!どう転ぶか!」

卯月「ラウンド3!ファイト!」\カーン!/

みく(正直、ここまでの戦いで体力は限界に等しいにゃ)

響(一発でもクリーンヒットを貰ったら・・・)

みく(その時はthe・ENDにゃ・・・)

響(でもそれは相手にも言えること・・・)

みく(それなら・・・)

響(一点集中の攻撃・・・つまり・・・)



響(次の一撃で決まるぞ!)
みく(次の一撃で決まるにゃ!)

律子「お互い一歩も動かない!高度な心理戦を繰り広げている!」

響(頭は避けられるし胴は膝で防がれる。ならば狙う箇所は一点。首!)

みく(響チャンが狙ってくるのは首元しかないにゃ。打つところが解ってるならば避けてカウンターを狙うしかない。)

響(やられる前にやる!強烈な一撃を叩き込むぞ!)

みく(迫力に押されちゃダメにゃ・・・受けとめて、打ち返すにゃ!)



ダッ!

律子「響が攻めた!振りかぶって斜めに切りかかる!」

みく「見切ったにゃああああ!!!」

律子「みくも避けてカウンターを狙う!」

響「ぐっ、足さばきがうまい!このままじゃ攻撃がずれる!」

みく「にゃっ、勢いが強い!このままじゃ避けきれない!」

響「うおおおおおおおお!!!!」

みく「にゃああああああああ!!!」





ズバーン!!!!!





プルン

響「うがああああああああああああああ!!!!!!」
みく「ぎにゃあああああああああああああ!!!!!!!」

律子「ごぼうはお互いの水着だけを剥ぎ取ったあああああ!!!!」



響「みるな、みるなあああああ!!!」

みく「タオルー!服ー!何か布おおおおお!!!!」





卯月「ええー、この試合は両者戦意喪失につき引き分けといたします。」


美希「ひでぇオチなの。」

P「いやー、お疲れ様でした。」

モバP「あ、765プロの・・・お疲れ様でした。」

P「ウチの響とそちらのみくちゃんがまさかここまで噛み合うとは、自分で提案しておきながら言うのもアレですが驚きましたよ」

モバP「こちらとしても驚きましたよ。是非ともまた共演させたいものです。」

P「ええ!ぜひまたよろしくお願いします!」

モバP「代わりと言っては何ですが、実はこういう企画を思いつきましてね・・・」

P「ふむふむ・・・これはまたなかなか・・・」












あずさ「ぬるぬる」
雫「大相撲大会ですか?」




おわり

初めてSS書いたので投稿するときめちゃくちゃ緊張しました。

大相撲編はまだ全くのノープランなので思いついたら書いてみます。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom