男「暇すぎて公園にきた」
男「にしても誰もいないな。どうなってんの。今日休日なのに」
男「はあ……とりあえずベンチに座るか」
ガサガサ
幼女「ターゲット確認。目標は現在ベンチに腰掛けている。
ゴルフワン、そちらはどうだ。状況を報告せよ」
幼女2「ゴルフワンからウルフへ。
準備はできてる。いつでも大丈夫だよ」
幼女「こちらウルフ、了解した。S2!そちらの様子は?」
幼女3「こちらS2!問題が発生した!繰り返す!無視できないレベルの問題が発生した!」
幼女「なにっ!?詳細は!?」
幼女3「銃弾の装填を忘れていた!」
幼女「ファック!!つまらない冗談はよせ!!」
幼女3「とにかく一度水道へ向かう!オーバー?」
幼女「勝手にしやがれってんだ!クソッタレ!!状況を理解しているのか!?何考えてんだ!」
幼女2「こちらゴルフワン。どうする?先にターゲットに近づいちゃう?」
幼女「……くっ!二体一では分が悪い!そのまま待機!S2の復帰と同時に接近を開始する!」
幼女2「了解!」
幼女3「はぁ……はぁ……」トテトテ
男「ん?」
幼女3「」ビクッ
男「……」
幼女3「……」
男「なにしてr」
幼女3「こちらS2!こちらS2!シット!ターゲットに発見されてしまった!
なんてことだ!至急応援を頼む!繰り返す!至急応援を!」
幼女「ワッツアップ!?あ、あいつは何をしてるんだ!?理解できない!!」
幼女2「落ち着いてウルフ!こうなったらもう、特攻するしか道はないよ!」
幼女「馬鹿げてる!命を投げ出すつもりか!?
3時のおやつを皆で食べるという約束はどうした!?忘れたのか!?」
幼女2「その皆ってのは、私とウルフとS2のことでしょ?」
幼女「……くそっ!!」
幼女2「スリーカウントで出るよ!スリー、ツー……」
幼女「うおおおおおっ!!」トテトテ
幼女「おおおおおっ!!」ピュッ
男「うわっ!な、なんだよ!?つ、冷たっ!!」
幼女2「手をあげて地面に膝をついて!!」
男「えっ!?えっ!?」
幼女2「聞こえないの!?手をあげて地面に膝を!!死にたいの!?」
幼女「早くするんだ!!少しでも不穏な動きを見せたら急所を狙う!!」
男「な、なんだよなんだよ!?」ザッ
幼女3「今だ!!拘束しろ!!」
幼女2「やー!!」
幼女「わー!!」
男「い、痛い痛い痛い痛い!!痛い!!痛いって!!」
幼女3「よくやった!!ミッションは無事に完了した!
スマートな仕事は評価に値する!!」
幼女「ぐだぐだ言ってないでS2も手伝え!!」
幼女2「いつまで水道の影に隠れてるの!?」
幼女3「い、今向かう!し、しっかりと拘束をしておくように!!いいな!?」
男「おいおいおいおい!」
幼女「こっちに来い!!来るんだ!!」
男「なんなんだよ!?説明してくれ!!」
幼女2「それはあなたがこちらの質問に答えてからよ!!」
男「し、質問!?」
幼女「そこで何をしていた!?」
男「何って……ただぼーっとしてただけだけど」
幼女「なにっ!?」
幼女3「ウルフ、ゴルフワン……こいつは臭いな。血と鉛の臭いがプンプンしやがる」
幼女「S2は黙ってろ!!」
幼女3「はい」
幼女2「他に目的は?」
男「な、無いよ。暇だったから来ただけさ」
幼女2「……どうする?ウルフ」
幼女「……ターゲットを離すな。嘘をついているかもしれん」
男「えぇぇっ!?」
幼女3「……私達を甘く見ない方がいい。少しでも変な動きを見せてみろ。
私のわるさーが火を吹くぞ」
幼女2「じゃあS2、ターゲットの監視はお願いね」
幼女3「えぇぇっ!?」
木陰
幼女2「……どうする?」
幼女「……休日とはいえ、こんな公園に一人でやってくる男だ。
何か隠しているのかもしれん。我々公園自警団にとって無視できない存在であることは確かだ」
幼女2「でも、何か隠していたとして、どうやって吐かせるつもり?」
幼女「……今考えている。それまでは、S2に働いて貰わないとな」
幼女2「……そうだね」
ベンチ
幼女3「う、うご、動くなよ!!絶対動かないでね!!」
男「……めちゃくちゃびびってるじゃん」
幼女3「な、なに、何を言うか!?そんなこというやつは、こうだ!!」ピュッ
男「冷たっ!!」
幼女3「ど、どぉうだ!わかったか!」
男「……帰っていいかな」
幼女3「な、なにっ!?だ、ダメだ!!ま、またウルフに怒られちゃう!!」
男「……」
幼女「お前!!ついて来い!!」
男「……何するつもりなの?」
幼女2「話し合った結果、あなたが嘘をついているという可能性が否定できない。
そこで、あなたには少し痛い目にあってもらうことにしたの」
男「な、なんだってー!?」
幼女「そうすれば嘘をつきとおせまい。それと、S2、ちょっと来い」
幼女3「な、なにっ?」
幼女「なんだその口のききかたは!!自らの発言の前にはサーをつけろ!!」
幼女3「さ、さー、いえす、まむ!」トテトテ
幼女「……コホン。あー、与えられた短い任務だったが、ターゲットをロストすることなくよくぞ遂行してくれた。
それでこそ、我ら自警団の一員である!」
幼女3「!!」パァァ
幼女3「あ、ありがとう幼女ちゃん!!」
幼女「ば、馬鹿者!!なんのためのコードネームだ!!」
幼女2「まったくもう……」
幼女「これより試練を発表する。男!……といったな?」
男「ああ」
幼女「ジャングルジム登り降りを10回!!3セットだ!!」
男「は、はぁ!?」
幼女「早くしろ!!」
男「なんで俺が」
幼女2「S2」
幼女3「蜂の巣になりたいか!?」ピュッピュッ
男「つ、冷たっ!!冷たいよ!!」
幼女「こちらには武器があるということを忘れるな」
男「わかったよ!!やればいいんだろ!?やれば!!」
幼女「そうだ!!早くしろ!!」
男「……っと、その前に、トイレ行ってきていい?」
幼女「な、なんだと!?」
男「頼む、水鉄砲くらったら冷えちゃってさ」ブルッ
幼女3「そ、そう言って逃げるつもりじゃないだろうな!?」
幼女「いいことを言ったS2!!その手には乗らんぞ!!」
男「頼むよ!!このままだと漏れちまう!!それともかかってもいいのか!?ほれ!!」
幼女2「きゃあっ!!」
幼女「わぁ!!」
幼女3「やぁ!!」
男「行ってくる!!」タッタッタ
幼女「ファック!!あいつはイカれてる!!」
幼女2「変態だよ!!変態!!」
幼女3「怖かったぁ~……」グスッ
幼女にすればなんでもいいんだなお前ら
>>28
当たり前だろうが
幼女「ぐぬぬ……許さん」
幼女2「どうするつもり?」
幼女3「うぅ……もう帰ろうよぉ」
幼女「……ゴルフワン、やつは今、どういう状況だ?」
幼女2「ん?今は……トイレの建物の中?」
幼女「そうだ。つまり……やつは袋のネズミだ。時はきた。今こそターゲットを包囲し、殲滅するチャンスだ!」
幼女2「そうだね、これを逃したらもうないかも」
幼女「よしっ!行くぞっ!なるべく足音は立てるな!隊列を組んで目標へ接近する!」トテトテ
幼女2「らじゃー!」トテトテ
幼女3「ふえぇ……」トテトテ
幼女「……こちらウルフ。聞こえるか?ゴルフワン、状況を」
幼女2「ゴルフワンからウルフへ。もう少しで目標地点に到達する。後は建物の屋根に登るだけだよ」
幼女「了解した。S2。そちらはどうだ?」
幼女3「こっ、こちらS2!た、ただいまゴルフワンを肩車し、建物上への侵入補助を行っている!
完了しだい目標地点へ向かっ、きゃあっ!」ドテッ
幼女「なんだ!?どうした!?まさかまたターゲットn」
幼女2「こ、こちらゴルフワンだよ……心配はいらないから。ちょっとバランス崩しちゃっただけ」
幼女「……はぁ」
幼女「状況を」
幼女2「ゴルフワン、異常なし」
幼女3「こっちも異常なし。後はターゲットが出てくるのを待つだけだ」
幼女「了解。……よしっ」
男「……ふぅ~、危なかった。まじでもらすところだった」
幼女「ターゲット確認!」
男「……よし、あの子達はいないみたいだな。今のうちにこっそり帰宅するか……」
幼女「やはりそのつもりだったのだな!私達からそうやすやすと逃げられると思ったか!」ガサッ
幼女3「び、びびってないからねっ!!」ガサガサッ
幼女2「覚悟っ!!」
ピュッ!ピュッ!ピュッ!ピュッ!
男「うぐっ!!……ぐはぁ……!!」
ウルファーザー「コラぁ!!!!」
幼女達「」ビクゥ!!
ウルファーザー「お前らは……!!」
男「……えっ!?えっ!?」
幼女3「あ、あわわわ……!」フルフル
幼女2「あ、あなたは……!!」
幼女「おとーさn」
ウルファーザー「なっとらん!!!!」
幼女達「」ビクゥ!!
男「な、なに!?なんなの!?」
ウルファーザー「ウルフ!!なんだその銃の持ち方は!!」
幼女「は、はい!」
ウルファーザー「ゴルフワンもだ!!建物の上にいるときは、下に影が映らないように細心の注意をはらえと言っているだろうが!!
敵に発見されたらどうする!?命取りになるぞ!!」
幼女2「ご、ごめんなさいっ!」
ウルファーザー「S2もだ!!」
幼女3「は、はぁい!!」ビク
ウルファーザー「声がでかい!!敵に見つかってしまう!!まる聞こえだったぞ!!」
幼女3「ご、ごめんなさぁい……」
ハートマン軍曹ほどスパルタじゃないなら許す
/j
/__/ ‘,
// ヽ ', 、
// ‘ ! ヽ …わかった この話はやめよう
/イ ', l ’
iヘヘ, l | ’
| nヘヘ _ | | l ハイ!! やめやめ
| l_| | | ゝ ̄`ヽ | |〈 ̄ノ
ゝソノノ `ー‐' l ! ¨/
n/7./7 ∧ j/ / iヽiヽn
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, 一 r‐‐l γ /、::::::::::::::::::::::::〉ー= ___ ヘ ヽ }
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\、,,)r゙''"''ー弋辷_,,..ィ 〉`ヽ. O 〉 人,人 O `ヽ}`ヽ Yヽ
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``ミミ, i'⌒! ミミ=-人_ノゝ、‐'`‐ァ´ 人 ヽ_ノ弋___ノィr 人
= -三t f゙'ー'l ,三 7,、r‐´`ァ'´レ':ゝし':::::::::ー'::::::::::::::::::レハゝ‐く`イノ
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〃ミ ,r''f! l! ヽ. 'Y|:::|::::::::||::ィL::j L:_jLiL:/ L::j Lj L:::ヽ:|:::::::i!::::|
ノ , ,イ,: l! , ,j! , ト、 i:| |:::|::::::::|レ ,ォ ≠ミ ィ ≠ミ、`|::::::,:::::.′
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/ /ll '゙ ! イ::人:::::iゝ  ̄´ j:人::::ヽ:ゝ
/' ヽ. リ 弋_彡f⌒ ' r_'_ノ`⌒
/ ヽ / `ーハ {ニニニィ /:/
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/ ,:ィ! ト、 'イ:::::_::_| ` r <ト、:/
>>41
いや終わってんじゃねえって
ウルファーザー「俺はお前らの上官としてお前らを鍛える義務がある!」
幼女「は、はいっ!!」
ウルファーザー「俺を上官に選んだのはどこのどいつだ!!」
幼女2「わ、私達ですっ!!」
ウルファーザー「ではこの公園の平和を維持したいと願い、武器を手に立ち上がった勇気ある戦士とはどこのどいつだ!!」
幼女3「私達ですっ!!」
ウルファーザー「そうだ!!お前達自身だ!!帰って特訓だ!!」
幼女達「さー、いえっさ!!」ビシッ
ウルファーザー「当面の撃墜目標はあの男に設定する!!」
男「えぇ!?」
幼女達「さーいえっさ!!」ビシッ
ウルファーザー「来週のこの時間この場所で待っていろ!!以上だ!!隊列を組め!!」
幼女達「さーいえっさ!!」ザッ
ウルファーザー「俺の後に続け!!いくぞっ!!公園こそが我が故郷!!」ザッザッザッ
幼女達「こーえんこそが我がふるさと!!」ザッザッザッ
男「い……行っちまった……」ポカーン
男(……当面の撃墜目標は俺……だと!?)
男(……クククッ、……クハッ!クハハハッ!!)
男(なぁーに!今日は武器を持っていなかったから不覚をとっただけのこと!!)
男(みなぎる……みなぎるぜぇ……!!)
男(久しく封印していた俺の……厨二!!心がな!!)
男(社会人になってからはパッタリと途絶えていたが、中学時代の俺の自称は"イーグル"!!
そのあまりの力に恐れられていたほどだ!!主に俺から!!
ふふっ……真贋の集う若者の楽園【トイザ○ス】へと向かい、武器を入手するのがまず先だな)
男(…………ふう)
男(……久しぶりに休日の予定ができたな。仕事の都合で転勤してから孤独な生活を送ってたから)
男(……なにこれっ!!心が……ときめいちゃう!!)
男(ククク!!そうと決まれば一週間後に向けて、早速作戦会議だ!!)
男(うおおおおおおおおおっ!!!!!)
タッタッタ
/j
/__/ ‘,
// ヽ ', 、
// ‘ ! ヽ …やっぱり この話はやめよう
/イ ', l ’
iヘヘ, l | ’
| nヘヘ _ | | l 展開が思いつかん!! 書けるやつが書くべきジュワッ
| l_| | | ゝ ̄`ヽ | |〈 ̄ノ
ゝソノノ `ー‐' l ! ¨/
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くう……っ!
次の日
男(しまった!!厨二病だったというだけで、知識もなにもないじゃないか!!)
男(うおおおっ!!検索!!検索!!検索ぅ!!)カチカチッ
二日後
男(勝ちたければまずは地形を知ることだな!!)
男(公園を徹底調査だ!!地形を頭に叩き込め!!俺ならできるはずだ!!)
三日後から五日後
男(俺としたことが……!!武器の扱いがてんでなってねぇじゃねえか!!)
男(そうだ!!空き缶!!これよりターゲット射撃のミッションを開始する!!なんつって!!)ニヤッ
六日後
男(お、俺としたことが!!基礎体力が絶望的にないじゃねぇか!!)
男(そうだ!!腕立て!!ふんっ!ふんっ!ふんっ!ふんっ!)
その日の夜
男(ククク……この六日間、仕事終わりにしか行動はできなかったが、これだけやれば十分なはずだ。
さあ、どこからでもかかってこい!ちびっ子共よ!!)
男(…………いよいよ明日だし、寝るか!)ワクワク
次の日
ウルファーザー「いいか、今回の鍵はいかに相手を錯乱させるかだ」
幼女達「さーいえっさ!」
ウルファーザー「そのために、隊列を徹底させろ」
ウルファーザー「ウルフ、ゴルフワン、S2、君達にならできる」
幼女達「!!……さーいえっさ!!」ビシッ
ウルファーザー「こちらには3人いる。対して相手は一人。状況は圧倒的に有利だ。
敗北は許されない。それすなわち、一ヶ月間のお菓子禁止令を意味する」
幼女「なっ!?」
幼女3「おりんごも?」
ウルファーザー「おりんごも、だ」
幼女2「……覚悟を決めないといけないみたいだね」
ウルファーザー「よし、それでは特訓にうつる。準備はいいか!?」
幼女達「さーいえっさ!!」
ウルファーザー「声が小さいぞ!!そんなのでは負ける!!敵の武器に撃たれ無様に散りたいか!?
ほらどうした!!声を出せ!!勝つためならなんでもしてやるという気持ちでいろ!!
敵はクズだ!虫ケラだ!肛門に付着したトイレットペーパーのカスだ!!お前らは、高貴な存在であり、敵を駆逐する権利を持っているのだ!!」
幼女達「さーいえっさー!!!!!」
ウルファーザー「優しさは捨てろ!!戦場では蚊ほどの意味も持たない!!己と仲間のことだけを考えろ!!!
いかに勝つか、いかに相手を騙すか、心を鬼にしろ!!!!ただし戦場のみだ!!お母さんの前では必ずいい子にしろ!!!!」
幼女達「さーいえっさ!!」
姉妹なのか
ウルフマザー「あなた、その子達の前で変なこと言わないでって言ったわよね?
あ、幼女ちゃん達はちょっとだけあっち行っててね?」ニコッ
ウルファーザー「うっ、ウルフマザー!!」
幼女達「」トテトテ
ウルフマザー「……敵は虫ケラ?トイレットペーパーのカス?高貴な存在?」ニコッ
ウルファーザー「そ、それはだなっ……!!」
ウルフマザー「私の憧れの女性がこう言ってたわ……。
命が惜しくば狩るものを納得させろ……または、楽しませろってね?」ニコッ
ウルファーザー「い、いy」
ウルフマザー「あたしゃ今テメェに銃口向けてんだよォ!!おぉ!?分かってんのかぁ!?
ほら命乞いしてみろよ!!あぁん!?納得のいく理由か笑える小話でもしてみろってんだ!!
じゃねぇとテメェの額の穴にあたしが挿れるハメになんぞォ!?」
ウルファーザー「ひ、ひゃあ!!たすけ、助けてえ!!」
ウルフマザー「……それが答え、か。残念だねえ、あたしは納得なんざこれっぽっちもしてねえし、楽しくもねえ。
むしろ地獄のような気分だ……。これの意味することがわかるか?ん?」
ウルファーザー「ひ、ひいぃ……」
ウルフマザー「デットエンドっつってんだ」ニコッ
ウルファーザー「あぁあああぁぁああぁあぁああぁあぁあぁ!!!!!」
ウルフマザー「……ほんっとにもう。あの子達の将来がかかってるんだからね?」
ウルファーザー「……はい」ボロッ
ウルフマザー「あなただって今が大事な時期だってことくらいわかるでしょ?
公園でのことはあの子達の希望もあって目を瞑ってるけど、それとこれとは別よね?」
ウルファーザー「おっしゃるとおりです……私が気をつければいいことです」
ウルフマザー「はぁ……わかってればいいのよ。今日は、あなたの好きなシチューだから、
あんまり遅くまでフラフラしないで、なるべく早く帰ってきてね?」
ウルファーザー「……サーイエス、マム」
ウルフマザー「オッケー。特訓を再開してよろしい」
ウルファーザー「ありがたき幸せ!!」ダッ
ウルファーザー「集まれ!!!!」
幼女達「さーいえっさ!!」
ウルファーザー「いいか?これから今回のミッションに関わる最重要事項をお前達に伝える」
幼女達「」ゴクリ
ウルファーザー「人のことをトイレットペーパーのカスなんて言うやつこそがトイレットペーパーのカスだ」
幼女2「え?で、でも」
ウルファーザー「シャラップ!!これ以上この話を拡げるな。……鬼がでる」
幼女3「お、鬼!?」
ウルファーザー「シャラップ!!その名を口にするな……鬼は常に近くにいる」
幼女「ど、どこだ!?そんなファッキン野郎は私g」
ウルファーザー「シャラーーーップ!!!……とにかくこの話はこれで終わりだ。デットエンドだ。
これよりできるだけ平和的に特訓を再開する。いいな?」
幼女達「さ、さーいえっさ!」
ウルファーザー「よしっ!!各々決して人を殺めることのない、ただ水を出すだけの武器を持て!!
隊列を組んで俺の後ろに並べ!!いいか!?人を殺めることではなく濡らすことだけを考えろ!!
ちょっとしたお遊びだ!!笑顔を忘れるな!?」グッ
幼女達「さーいえっさ!!」ニコッ
そして決戦当日
男「……待ってたぞ」ヒュオオオ
ウルファーザー「……ふんっ」
ザッザッザッザッ
幼女「ゴルフワン、合図を」
幼女2「危険はない。ウルフを先頭にそのままの隊列で前進」
幼女「了解した」
男「……ククク、鍛えてきたみたいだな」
幼女「口を慎め。お前と無駄口を叩いている暇はない」
男「ほぉ……。言うじゃねぇか。しかしその割には、震えているように見えるぞ」
幼女2「武者震いってやつだよ」
男「ククク……」
ウルファーザー「俺達はお前とつまらない与太話をするためにここに来たんじゃない」
男「わかってるさ、早速始めようか……」
幼女「」チラッ
幼女2、3「」コクッ
幼女2「こちらゴルフワン、聞こえるか、こちらゴルフワン」
幼女3「S2からゴルフワンへ。聞こえている」
幼女「こちらウルフ。問題ない」
幼女2「安心した。ゴルフワンから全隊員へ。本作戦の指揮はこのゴルフワンがとることとなった。
これは上官であるコードネームUFの指示であり、私にはこの責を全うする義務がある。
そこで諸君らに聞いておきたい。いかなる場合も指揮官である私の指示を聞き入れられるか?」
幼女「……ゴルフワン、それは愚問だ。聞くまでもない下らない質問だ」
幼女3「こちらS2。私も同意見だ。その質問は神父に神はいるのかと聞くに等しい」
幼女2「……さすがだな。ではこれよりミッションを開始する!!
敵を翻弄し勝利を手にするための作戦行動にうつる」
幼女「らじゃー」
幼女3「らじゃ!」
男「さて……どうくるかな。数ではこちらが不利だけど、体格では圧倒的に有利というのは子供でも分かること……。
つまりだ、接近戦をしかけてくる可能性は極めて低い。それにあちらにはS2がいる。
一週間前の体験から彼女は少しおっちょこちょいな面があることが分かっている。そのチャンスを逃すわけにはいかない。
以上のことから分かるのは、彼女達の作戦は身を隠しながらの遠距離射撃だと推測される!!」
男「ククク……ッ!!さすが俺だ。
とりあえず、水鉄砲の射程距離なんかたかが知れている。一定の場所にとどまり、彼女達の行動範囲からおおよその居場所をつきとめることから始めるか……」
男「俺はこの地形の全てを把握し、射程精度も高い!!腕はちょっと腕立てのし過ぎで痛いけど、そんなものはハンデだ!!
ククク……どこからでもかかってくるがいい!!
このイーグルを倒すことができるのであればの話だがな……ククッ、クハハハッ!!!」
幼女2「こちらゴルフワン、ターゲットが見える?」
幼女「こちらウルフ。駄目だ、ここからでは見えない。声は聞こえるが」
幼女3「こちらS2!ターゲットの姿を確認。
どうやら公園中央にある電灯に拠点を置く模様」
幼女2「……やっぱりだね」
幼女「……やっぱりとはどういうことだ。ゴルフワン、説明を求む」
幼女2「こちらゴルフワン。ミッション開始前に上官と共に話していたことが的中した」
幼女3「私がおトイレにいっている間に何を話した?」
幼女2「彼の弱点について。彼は慢心しすぎてる。
故に我が部隊を見下し優越感に浸っている。そこが狙い目だよ。
そういう人間の精神の隙間に入り込むのはいともたやすいから」
幼女「こちらウルフ。具体的に作戦内容を告げてくれ。とりあえず、何をすればいい?」
幼女2「そうだね……とりあえず、何もしなくていいよ。
愚かな男を眺めてあざ笑うことに精神を集中させればいい」
幼女「どういうことだ?」
幼女3「こちらS2。緊急事態だ」
幼女2「!?どうしたの、S2!」
幼女3「おトイレの話をしたらまたおトイレに行きたくなってしまった。状況は切迫している。
指示を」
幼女&幼女2「……我慢しろ」
幼女3「……らじゃー」
男「……妙だ。あちら側に動く気配が無い。一体何を企んでる。ハッ……まさか!!
ククッ、……そうかそうか……怖気づいたか!!クックハハハハ!!!」
男「仕方が無い。それではあちら側が落ち着くまで、待ってやらんこともない。これも大人のハンデだ!!」
男「……ククッ」
男「……」
男「……」
10分後
男(今日の晩御飯カレーにしようかな……)
男「……」
ガサッ
男「!! …………きたか!?」
幼女3「……お、おトイレ……その、我慢できなくて」モジモジ
男「」ピュッ
幼女3「きゃあ!冷たい!」
男「……とったどおおおおおっ!!!!」バンザーイ
幼女3「えっ!?えっ!?私脱落なの!?」
幼女2「なっ!?なんでなんで!?なんで持ち場から離れてるの!?」
幼女「何してんだS2!!ファック!!ファッキン野郎!!S2のSはSITのSか、
クソッタレ!!」
幼女3「ふえぇ……おトイレ行ってくる」トテトテ
幼女「このSPが!!シットピー野郎!!」
幼女2「まずいよ……二体一じゃ上官の作戦が実行できない!!一気に劣勢だよ!!」
SHITじゃなくてSITなの?
/j
/__/ ‘,
// ヽ ', 、
// ‘ ! ヽ …わかった 落ち着け
/イ ', l ’
iヘヘ, l | ’
| nヘヘ _ | | l イヤ!! 少し待ってくれ、話が見えなくなった
| l_| | | ゝ ̄`ヽ | |〈 ̄ノ
ゝソノノ `ー‐' l ! ¨/
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幼女2「そんな、そんな……行動を起こさずに相手の忍耐力を削って、緩んだところを私達のフォーメーションで一気に畳み掛ける作戦だったのに……」
男「おーい、聞こえるか子供たちよ!!」
幼女「しっ!男が何か叫んでいる!!」
幼女2「そんな……そんな……むしろ相手に勢いがついちゃってる」
男「ただ勝負するのもおもしろくないだろー?
そこでだ!特別ルールを追加したいんだがどうだ!?」
幼女「……特別ルールだと!?」
男「何、簡単さ!!勝った方は負けた方に一つだけなんでも命令できるというのはどうだ!!」
幼女2「えっ!?」
幼女「上等だ。敵の挑発にあえて乗ろうじゃないか」
幼女2「む、無茶だよ!もう二人しかいないし……相手は大人なんだよ?」
幼女「これを機に、またあの男の気が緩むかもしれない。その可能性は?
圧倒的有利な状況で、相手が自分の提示した条件を飲む。やつにとってこれほど優越感に浸れることはないだろう。
それに、まだ二人もいるんだ。大丈夫。私達ならできる!!」
幼女2「!!」
幼女2「……わかった」
幼女「これより本作戦の指揮権は私へと移行した。繰り返す。指揮権はウルフへ移行。
フォーメーションXによりターゲットを駆逐する!!」
幼女2「らじゃー!!」
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