ほむら「好きよ、美樹さやか」(819)
さやか「………え?」
ほむら「転校してきた時から、ずっと」
さやか「えーと」
さやか(…多分友達として、だよね)
さやか「―――ああ、あたしも別に転校生のこと嫌いじゃないよ」
ほむら「そう、じゃあ付き合ってくれるのかしら」
さやか「へ?」
さやか「転校生、もしかしてその好きっていうのは………?」
ほむら「何かしら? 好きというのは勿論普通の意味での好きよ。タイタニック的な」
さやか「タイタニックは駄目じゃん!」
さやか(ヤバいよヤバいよ、好きは好きでも教師が卒業式の日に教え子に言う的な好きと思ったのに………)
ほむら「校舎裏に呼び出しておいてわざわざ友達としての好きを伝える訳ないじゃない」
さやか「そ、そうだよね……(薄々解ってはいたけど)
さやか(どうしよう)
さやか(同姓愛だなんて、漫画の中でしか知らないよ……)
ほむら「で、どうなのかしら。付き合ってくれるのかしら?」
さやか「転校生、あたしは」
ほむら「転校生なんて言わないで」
さやか「へ?」
ほむら「ちゃんと名前で呼んで。まどかや仁美は名前で呼んでるじゃない」
さやか「うーん、……それはまどかは親友だし仁美も友達だし」
ほむら「私は友達じゃないの?」
さやか「いや、そういうわけじゃ……」
ほむら「じゃあもしかして、私は嫌われているのかしら?」
さやか「そ、そうじゃないよ!」
ほむら「なら何故?」
さやか(正直嫌いというか、少し苦手なんだよなぁ)
さやか「ほ、ほら! まだ転校して間もないし!」
ほむら「転校してまもなければ『転校生』と呼ばれなければならないの? 私はそんなルール寡聞にして知らないわ」
さやか「う…」
ほむら「それにまどかや皆だって名前で呼んでくれるし」
さやか「うぅ……」
さやか「じゃあ分かった……これからは名前で呼ぶことにするよ」
ほむら「是非そうして頂戴。じゃあ早速私のこと、名前で呼んでくれるかしら」
さやか「……いま?」
ほむら「今よ」
さやか「う、うん…じゃあ(なんだか緊張するなぁ)」
さやか「――ほ、ほむら」
ほむら「好きよ」
さやか「…………」
ほむら「今、名前で呼ばれて改めて思ったわ。やっぱり私は貴方のことが好きなのよ」
さやか(何で今ので改まったんだろう)
さやか「そ、そうなんだ」
ほむら「……話が逸れたわね。結局のところ付き合ってくれるの?」
さやか「……ごめん、やっぱり無理だよ。ほむらはクラスメイトでそれ以上でもそれ以下でもない、それに同姓だし……」
ほむら「…………そう。貴女の気持ちはわかったわ」ススッ
さやか「えっ、なに?(顔のすぐ前まで来た!)」
ほむら「―――綺麗ね」
さやか「い、いいよそんなお世辞」
ほむら「お世辞じゃないわ。貴女のその蒼い髪。可愛らしい顔。表情。性格。全て愛おしくてたまらない」
さやか「ほむら、もうわたし家に帰らないと…」
ほむら「待って!」
ガシッ
さやか「ふぇ!?」
ほむら「……付き合ってくれないのなら、せめて一晩だけでも私と」
さやか「うわああああ!!ほんとに無理だからあああああ!!!」ドンッ スタタタ
バタッ
ほむら「………まあ、そうでしょうね」
―――学校
まどか「ほむらちゃん、おはよー!」
ほむら「おはよう鹿目まどか」
まどか「ほむらちゃん、私のことは『まどか』って呼んでくれても」
ほむら「何故その必要があるのかしら?」
まどか「必要っていうか……フルネームってなんか他人みたいじゃない?私とほむらちゃんは友達なんだし、そういうのは不自然かなあって」
ほむら「それならこれからは『鹿目さん』と呼ぶことにするわ。これで何の問題もないでしょう」
まどか「そんな……」
ほむら「――おはようさやか」
さやか(…!)
さやか「……おはようほむら」
ほむら「さやか、今日も綺麗よ」
さやか「あ、ありがとう」
まどか「……あはは、二人は仲が良いなあ」
ほむら「前から良かったわ。ねえさやか」
さやか「そ、そうだったかなあ」
ほむら「行きましょうさやか」
さやか「え、うん……」スタスタ
まどか「…………」
―――昼休み
まどか「ほむらちゃーん、一緒にご飯食べない?」
ほむら「…遠慮しておくわ」
まどか「…あはは、残念だなあ」
ほむら「さやか、お昼一緒にどうかしら」
さやか「え?別にいいけど……まどかは」
ほむら「貴女と二人っきりで食べたいわ
さやか「でも」
まどか「私の事はいいよ!…ほら、二人の邪魔しちゃ悪いし」ティヒヒ
まどか「じゃあ私他のクラスの子と食べるから」トテテテ
さやか「まどか……」
屋上
マミ「はぁ、今日も一人かあ……」
マミ「いえ、世の中にはトイレでご飯を食べている子だっているわ!それに比べたら」
QB「自分より不幸な人間のことを考えて自らを安心させるのか。なるほど、いい方法だね」
マミ「うるさいわよQB」
QB「マミが言っているのは俗にいう便所飯のことかな?」
マミ「食事中にやめて頂戴」
QB「便所飯ならマミだって一時期していたじゃないか」
マミ「黙りなさい」
QB「ん……あれは」
まどか「…あ、マミさん」
マミ「鹿目さん!?」
マミ「一体どうしたの?こんな所で」
まどか「えーっと(マミさんがいると思わなかったな)」
まどか「たまにはマミさんと一緒にお昼ご飯食べたいなって思って……」
マミ「か、鹿目さん……」ジーン
まどか「駄目でしたか?」
マミ「いいえっ!!そんなことないわ!」クビブンブン
まどか「良かったあ」
QB「良かったじゃないかマミ、一人でご飯食べなくて済んで」
マミ「黙れ」
まどか「あの……マミさん?」
マミ「はっ!か、鹿目さん!こちらにどうぞっ!」ユカペチペチ
まどか「あ、すいません」ペタ
マミ(鹿目さん……私なんかの為に)ジーン
マミ「うっ……」グスン
まどか「マミさん…?どうして泣いてるんですか!?」
マミ「泣いてないわ……泣いてなんかないのよ……!」
まどか「いや、どう見ても泣いてますよ。どうしたんですか?悩み事とかあるんだったら私で良ければ聞きますよ?」
マミ「鹿目さん…鹿目さん……うわあああああん!!!」ダキッ
まどか「うわっ!」
マミ「う…うぅ……」グスベシャ
まどか「えぇ……」
QB「まどかが引いてるよ」
数十分後
マミ「ごめんなさい、何もないわ」グス
まどか「流石にそれは無理がありますよ。本当に大丈夫ですか?」
マミ「えぇ、大丈夫よ。何も心配ないわ」
まどか「目真っ赤にして言われても説得力ないですよマミさん」
マミ「本当にもう……」スタッ
フラッ
まどか「!――マミさん危ない!」
マミ「………………」
自分なんかの為に一緒にお昼ご飯を食べてくれた優しい少女、自分なんかの為に身を張って、こんな重い体の下敷きになってくれた健気な少女。
言ってみればそれだけだったが、しかし巴マミにはそれで十分過ぎる程だった。
まどか「マミ…さん……?」
目の前の少女が呼び掛ける。改めて見てみても、その姿はやはり天使にしか見えなかった。
――愛おしい。
巴マミには、既に物事を冷静に判断出来る理性など欠片も残っていなかった。
マミ「鹿目さん……」
巴マミは、目の前のその唇に優しく口づけをした。
まどか「っ!!」
まどかの顔に驚きの表情が浮かぶ。しかしそれでも巴マミは行為を止めることが出来ない。
マミ「ふぅ、ん…」レロ
まどかの口内に舌を侵入させる。突然ということもあってか、その壁が陥落するのに、そう時間はかからなかった。
まどか「んん……!」
舌を絡める。その感触は今までの人生で味わったことがなく、その官能的な心地よさで、巴マミはさらに行為に夢中になった。
まどかの驚きの表情に嫌悪が加わっても、巴マミが行為を止めることはなかった。むしろ加虐心をそそられ虐めたくなる感情まで芽生えた。
手を下の方に伸ばす。
――しかし
まどか「いやぁ……」
その時巴マミはまどかの目に浮かぶ涙を見た。
マミ「っ!」
途端、巴マミは自分が一体何をしていたのかを全て理解した。
立ち上がりまどかと即座に距離をとる。
まどか「うぐっ、ひぐっ…!」
まどかは泣いていた。
――最悪だ。巴マミは思った。
自分は一体何をしているんだ。自分が泣いているときには慰めてくれて心配してくれた。しかし自分はその少女に対し無理矢理キスをし、その上舌まで侵入させ、さらにはレイプまがいのようなことをしている。
後悔と自己嫌悪が怒涛のように押し寄せてくる。血の気が引いていくのが分かる。
――死にたい。素直にそう思った。
マミ「鹿目さ――」
まどか「来ないで…」
マミ「…………」
そんな言葉を吐かれた。当然だろう。
自分を強姦しそうになった相手が話し掛けてきて、あろうことか近付いてきたら誰だって拒否するに決まっている。
それなのに自分はなに他人面して、のうのうと一人前に心配なんかしているのだろうか。馬鹿なのか。
――だけどそれじゃ
私は何ができるのだろうか。何をすればいいのだろうか。先輩……いや、加害者として一体何を――
だがそんなことは決まっていた。
何も出来やしないのだ。
結局過去に犯した過ちなど、どう償ったとしても所詮自己満足にしかならない。被害者からしてみれば、そんなの迷惑もいいところだ。
そう、迷惑にしか―――
まどか「ごめんなさい。私教室に帰ります。授業始まってるので……」グス
チャイムはとっくの昔に鳴っていた。
まどか「私……忘れます。今日のこと、全部忘れますから。――だからマミさんも忘れて下さい」
マミ「………え?」
まどか「それじゃ…」
少女はそう言い残して去っていった。
思てたんとちがう
屋上に取り残されたマミは一人思案に耽っていた。これから自分がどうするかということだ。
加害者が何をしたところでそれは自己満足にしかならない。そんなことは重々解っている。
だけど、それでも何もしないわけにはいかない。
巴マミは自己満足がしたかった。
QB「やれやれ、まどか泣いて出ていっちゃったね」
どこにいたのかキュウべえが現れた。
マミ「……今までどこにいたの」
マミは問い掛ける。
QB「え、僕は何処にも行かないよ。君たちのすぐ近くにいたさ」
そんな答えを返された。
マミ「見てたのね、ずっと」
QB「おいおい、別に僕は悪くないだろ?別に見たいわけでもなかったし。それにずっとと言ってもほんの数分間の出来事だよ」
マミ「……数分間?」
QB「そう、数分間。細かく言うなら5、6分ってところかな。それより長く感じたかい?」
5、6分なんてとんでもない。こっちは数十分にも、数時間にも感じられた程だ。楽しい時間は早く過ぎるというけれど、あれは嘘だということがたった今立証された。
――楽しい時間?
マミ「……えぇ」
嫌がる後輩に無理矢理キスをすることが、私にとって楽しいことなのか。
マミはまた自己嫌悪に浸ってしまいそうだった。
QB「それにしても、まどかは脆いなぁ。たかだかキスされたくらいで泣くこともないだろうに。そう思わないかい?マミ」
マミ「そんなこと言わないで」
QB「まあ君は加害者側だしね。被害者側に対してあまりそういうことも言えないだろうけど。――でも、マミも心の中には少しくらいそんな思いもあるだろう?」
マミ「…………」
マミは言い返せない。そんな感情が自分の中には絶対ないと言いきれなかった。
QB「まあ、そういう事だよ。僕には人間の余計な感情がないから客観的に物事を言えるんだけど、マミはそんなに重い罪を犯したわけじゃない」
マミ「……」
QB「多分それはまどかだって解っている。だからマミに忘れて欲しいと言ったんだろう」
マミ「…そんなの解らないわ」
QB「解るさ。だってまどかは教室に戻る時なんて言った?『ごめんなさい』って言ったんだよ?普通、重罪を犯した相手にそんなこと言わないよ」
マミ「…礼儀として言っちゃったのよ」
QB「礼儀としてもさ。要するに、まどかは大したこともされてないのに、泣いてマミを困らせちゃったから、自然とそんな言葉が出たんだよ」
マミ「……うるさい」
QB「反論出来ないんだろう?」
マミ「うるさいうるさいうるさい!!!あんたに鹿目さんの何が解るのよ!!あんたは人間の余計な感情がないから客観的に物事を言えるって言ったけどね、その人間の余計な感情がないと、解らない事だってあるのよ!!」
QB「………」
マミ「今回だってそうよ!人間の余計な感情がない人形みたいなあんたに、鹿目さんの気持ちなんて理解できる訳がないわ!!!」
QB「……うん、確かに言われてみればそうだね。僕も勢いで喋っちゃったから抜け落ちてたよ。ごめんごめん」
マミ「…………」ギリ
QB「でもさ、加害者であるマミに、そんなこと言うのも不自然な話だと思わないかい?」
マミ「――!」
QB「まぁいいよ。これでこの話は終わり。これ以上マミを怒らせたくないしね。……もっとも、もう既に限界まで怒っている様な気もするけど」
マミ「…………」
QB「じゃあねマミ、また後で」
マミ「…………はぁ」
実際のところ、マミに『怒り』という感情はなかった。
『怒り』というよりはむしろ『苛立ち』。
そう、マミは自分自身に対して、どうしようもなく苛立ちを感じていたのだった――
―――教室
ほむら(昼休み、一体まどかは何をしていたのかしら)
ほむら(五時限目の授業にも遅刻してくるし……それに若干泣いていたようにも見えるわ。目が赤いし)
ほむら(少し突き放し過ぎたかしら。もしかしてそれでまどかが……。いっそもうこんなこと止めてしまおうか……)
ほむら(いや、だめよほむら。それだとまた今までの二の舞、何も進歩しないわ)
ほむら(目標を達成する為には、この計画は必ず成功させなければならないのよ!)
―――転校前日
ほむら「はぁ……今まで何度も世界を繰り返してきたけど、これまでまどかが私を性の対象としてみてくれたことが一度としてないわ」
ほむら「こっちはまどかの為だけに世界を何度も何度も繰り返しているっていうのに、こんなの報われないわ、あんまりよ」
ほむら「……もしかして、正攻法で仲良くなろうとするから友達にしかなれないのかしら?」
ほむら「昔の偉い人は言ったわ。『押して駄目なら引いてみろ』この言葉が正しいとするなら方法は一つしかないわね!」
ほむら「まどかに嫉妬させる!!!」
――回想終わり
ほむら(と、考えて転校してきてから今日まで、まどかに嫉妬させるため美樹さやかに好意的な態度をとってきたけれど……)
ほむら(恋人としての距離が縮まるどころか友達にもなれていない有様!)
ほむら(まあ、友達方向は最初から考えていなかったから仕方ないにしても、恋人としての距離が全くといっていいほど縮まっていないのは考えものね)
ほむら(全く、何が『押して駄目なら引いてみろ』よ。引いてみても全く駄目じゃない。昔の偉い人は何を考えているのかしら。この言葉は『押して駄目なら諦めろ』に改変して後世に伝えるべきね)
ほむら(……でもよく考えてみると、引くだけならまどかを突き放すだけで、美樹さやかと仲良くする必要はなかったんじゃないかしら?)
ほむら(これってもしかして私が最初から間違――いや、そんなことは断じてないわ!…多分)
ほむら(昨日美樹さやかに告白してしまった以上、今更引けないのよ。毒を食らわば皿まで。私は最後までこの道を貫く!)
―――放課後
ほむら(でもやっぱりワルNIGHTまでこの状態を貫くのは流石に辛いわね、精神的に)
ほむら(もう今日で最後にしようかしら。そうしようかしら、ええそうしましょう!)
ほむら(人間やっぱり素直が一番よ!)
ほむら(とはいえ今日までは作戦を遂行するわけだから油断は禁物ね)
ほむら(しっかり美樹さやかにデレデレするわ!)
ほむら「さやか、一緒に帰りましょう」
さやか「ああ、うん構わないけど……」チラッ
まどか「………」ゴソゴソ
ほむら(……いつも一緒に帰っているものね。まあいいわ)
ほむら「じゃあ鹿目さんも一緒に帰りましょう」
さやか「よし。まどかー、一緒に帰ろー」
まどか「え、でも私は……」
さやか「ほむらも一緒に帰ろうってさ、だよね?ほむら」
ほむら「ええ」
まどか「じゃあ……一緒に帰ろうかな」
さやか「よし、じゃあ行こう!」
仁美「……皆さんもう帰られたのでしょうか」
さやか「でさー、その時親父の頭がさあ―――」
ほむら(やっぱりまどかは可愛いわね。一体今まで私はなにをしてたのかしら)
ほむら(でも安心してまどか。……明日からの私は、まどかにデレデレよ!)
さやか「そしたらその衝撃でカツラとパンツがさあ―――」
まどか「あはは、それは面白いね」
ほむら(まどか、やっぱりいつもよりテンションが低いわ……大丈夫なのかしら)
ほむら(このテンションは昼休みからだわ。一体昼休みに何があったというの?)
さやか「で、そこにあったのが連邦のモビルスーツだったってわけよ……っていうかほむら、ちゃんと聞いてる?」
ほむら「―――ええ、勿論聞いているわ、私がさやかの話を聞き逃すわけないじゃない。とても面白いわ」
ほむら(全く聞いていなかったけど、どうでもいい話ということだけは解ったわ)
さやか「そ、そうかな? へへへ」
ほむら(それにしても美樹さやかの私に対する嫌悪が薄らいでないかしら?朝と比べて普通に話し掛けてくるし……慣れてもらっても困るのだけど)
さやか「―――なあ、ほむら。昨日の話だけどさ」
ほむら(昨日の話?昨日というのは、まさか告白のことかしら?…まずいわ、作戦の中止を決定した今となっては、もうそんなことまどかにバラす必要は――)
ほむら「さやか、その話は」
さやか「付き合おうよ」
ほむら「―――え?」
さやか「今日考えたんだけどさ、ほむらと付き合うの、別に嫌じゃないかな、って」
まどか「えーっと……何の話?」
さやか「いや昨日さー、さやかちゃんほむらに告白されちゃったんだよねー
まどか「そ、そうなんだ…」
ほむら(ヤバイわ)
ほむら「それは」
さやか「同性ってことで嫌悪感を抱くのはさ、やっぱりおかしいのかなって、今日1日考えて思ったんだ」
ほむら「で、でも昨日は」
さやか「昨日は昨日、今日は今日。可能性を捨てることになると思うんだよ。同性をそういう対象としてみないっていうことは。それにさ、あたし別にほむらのこと嫌いじゃないし」
ほむら「そう……」
さやか「いや、違うな。そうじゃない。美樹さやかは暁美ほむらの事が好きなんだ」
ほむら「え…」
さやか「第一印象は、、気取った奴だなとか話し掛けづらいなとか、そういうこと思ったりもしたけど、話してみるとそうでもなくて、そのギャップでわたしは惹かれていったんだと思う」
ほむら「…………」
さやか「昨日はさ、多分混乱してたんだよ、突然のことでさ。それにあたし自身この感情に気がついていなかったし」
さやか「――というわけで、これからよろしくね、ほむら。最初は友達からみたいになると思うけど、お互いのこともっと知ろうよ!」
ほむら「………えぇ、よろしく」
まどか「わ、わぁ、おめでとう二人とも。これから応援させてもらうよ」
さやか「ありがとうまどか!」
ほむら「………ありがとう」
さやか「でもほむら、なんか昨日と様子違ってない?昨日はもっと『綺麗ね』とか『愛おしくてたまらない』とか言ってくれたのに」
まどか「うわぁ…情熱的だね」
ほむら「――そんなこと言ったかしら」
さやか「言ったって。あ、もしかしてまどかがいるから緊張してるの? ほむらは照れ屋さんだなー」アハハ
ほむら「別にそういう訳では…」
さやか「あ、ごめんまどか。今日は先に帰ってくれる?これからほむらと親睦を深めるために、私の家に行くから」
ほむら「え?」
まどか「――え? あ、うん。じゃあ分かった。今日は帰るよ。…じゃあねさやかちゃん、ほむらちゃん」トテテテ
さやか「おぉ、じゃあなー」
ほむら「まどか……」
さやか「―――じゃあ行こうか、ほむら」
ほむら「……分かったわ」
睡眠って大事だよな………
……寝る
明日夕方頃奇跡的に残ってたらもしかすると書くかもしれん……
ちなみにストーリーなんて全然考えてないけど、取り敢えずあんこやらイマジンブレイカーやらは出てこない
じゃあな…
最初からほむらがさやかに好きって言っていた時点でこれはわかっていた
本当にほむさやが好きなら最初はギスギスしているのにだんだんお互いのよさがわかっていって少しずつデレていく過程を楽しむからね
ティヒヒやらウェヒヒヒって字でみるとキモいけど実際まどかが言ってるの聞くと可愛いよね
ほむまど厨がウザいのはほむまどが嫌いだからじゃなくて、それ以外の組み合わせを叩くから
特に「結論から」とかいう低能池沼糞コテがいい例だ
ほ
ほ
ほ
ティロ
は
か
俺は神
ほむ
>>173
からずっと保守状態か…
>>303
もはやスレタイを「保守」にした方がいいな
ほむら「好きよ、保守」
ほむら「保守よ、美樹さやか」
>>306
よし、スレタイ「保守」にしてこのまま保守し続けようぜ!
ほむら「保守よ、美樹さやか」
さやか「………え?」
ほむら「>>173から、ずっと」
さやか「えーと」
さやか(…多分住人として、だよね)
さやか「―――ああ、あたしも別に保守のこと嫌いじゃないよ」
ほむら「そう、じゃあ付き合ってくれるのかしら(保守を)」
さやか「へ?」
ほむら「そう……」
さやか「いや、違うな。そうじゃない。美樹さやかは暁美ほむらの事が好きなんだ(保守仲間として)」
ほむら「え…」
さやか「第一印象は、、気取った奴だなとかレスしづらいなとか、そういうこと思ったりもしたけど、レスしてみるとそうでもなくて、そのギャップでわたしは惹かれていったんだと思う(仲間として)」
ほむら「…………」
>>314
逃 が さ な い
>>173
頼むよ…もどってきてくれよ…
皆、頑張ってるんだよ…
_________________
| |
| 早く書いて |
|__________________|
. |::| -─- |::|
r‐ |::|´ \‐x.|::|
/乂_|::|ソ ___∧ __ ∨i|::ト,
,ノイ |::| |\/ ∨ VⅥ_|::|.|
| ,|::|小. ┃ ┃ | |_|::N
|/∨|::| | ' ' _ ' '〉| |::|
. | |::N{≧‐┴┴r≦‐ミ|::|_
. |(___) 〈__〉 ! (___)
ノム|::| | | |::ト、〉
|├|::|ノ| ├<二ノ
|八`゙/ミ ノ⌒ヽⅣ
/ \
あーインスピレーション湧いてきたわ
続き書いていい?
詠矢空希の書き手なんだが
>>322
代行してやるからそっち行け?な?
じゃあ今から書く
途中で死ぬかもしれないけどその時はごめんなさい
ガンバッテ
ほむ保守
>>322
スレタイ検索したら何件か出てきてワロタ
――さやかの家
さやか「はい着いた、ここがあたしの家!」
ほむら(普通なのね)
さやか「じゃあ上がって上がって!」
ほむら「お邪魔するわ」
さやか「今日は親遅くまで帰ってこないんだ!遠慮せずにイチャイチャできるね」
ほむら「そうね」
さやか「…………」
ほむら「………」
さやか「…じゃあ部屋行こうか」
さやほむぺろぺろ(^ω^)
―――さや部屋
さやか「――ほむら、やっぱり態度変わったよね。最初はまどかが近くにいるからだと思ったけど、どうもそうじゃないみたい」
ほむら「……そんなに態度変わったかしら」
さやか「変わったよ。――思い出してみると昼休みまでは昨日と同じ感じだった様な気がするから、変わったのはそこからかな」
ほむら「…まあ、そうかもしれないわね」
さやか「なんかさ、ほむらがそんな冷めた態度だと、こっちも興をそがれるっていうか、肩透かし食らったみたいな気分になるんだよね」
ほむら「好きよさやか」
さやか「感情がこもってないから嬉しくない」
ほむら「別に冷めたという訳ではないわ、ただ今はテンションが低いだけなのよ」
さやか「まどかが落ち込んでたから?」
ほむら「……気付いてたのね」
さやか「そりゃ気付くよ、だってほむらより付き合いずっと長いもん」
ほむら「――本当にそうかしら」ボソ
さやか「ん、何か言った?」
ほむら「いえ、何も……じゃあ何故そのことについて、まどかに何も言わなかったの?」
さやか「うーん、まどかがあんまり触れて欲しくなさそうだったから、かな。ほむらも大体そんな感じでしょ?」
ほむら「……えぇ、その通りよ」
さやか「まあ案外明日になったらケロッとしてるかもしれないしね。いきすぎた心配はお節介だし迷惑なだけだよ」
ほむら「…そうね」
さやか「…………」
さやか「――だからほむらも気にしないでおこうよ。大体、今ほむらが気にするべきなのは、あたしの方なんじゃないの…?」ガシッ
ほむら(…肩を掴まれたわ)
ほむら「……なにかしら?(顔が近い)」
さやか「――好きだよ、ほむ」スッ
『ガシャンッ』
ほむら「美樹さやか、花瓶が割れたわ」
さやか「何故!?」
さやほむぺろぺろ(^ω^)
ほむら(少し不自然だったかしら)
さやか「あああ!! この前買ったばかりなのに!」
ほむら「残念だったわね」
さやか「うぅ、花瓶も花も…雰囲気も台無しだよ」ガチャガチャ
ほむら「お悔やみ申し上げるわ」
ほむら(…もう帰りたいわ)
さやほむぺろぺろ(^ω^)
さやか「もうこれは仕方ないけど………ねえ、ほむら」ガチャピタッ
ほむら「なに?」
さやか「さっき、何であたしのこと『美樹さやか』って言ったの?」
ほむら(――深く考えてなかったわ)
ほむら「えぇ、つい前までの癖で……」
さやか「あたしには名前で呼べって言っておいて、ほむらは何で名前で読んでくれないの?」
さやほむぺろぺろ(^ω^)
ほむら「いえ、だからうっかり」
さやか「うっかりとしてもだよ。何だかさやかちゃん、今のでほむらとの間に距離感じちゃったな」
ほむら「――気のせいよ」
さやか「……そうかな。ほむらはさ、あたしの事、好き?」
ほむら「……」
さやか「あたしさ、何だか心の奥で違う気がするんだ。今日のほむらが変なんじゃなくてさ、今までのほむらが変なんじゃないか、って」
ほむら「…………」
メガほむのが相性良くない?
さやか「もう一回聞くけどさ、ほむらはあたしの事――本当に好き?」
ほむら「…………」
さやか「ねぇ……答えてよ……!」
さやかが振り返る。
ほむら「…!」
さやかのその瞳には涙が浮かんでいた。
さやか「……ちゃんと答えてよ、好きなら好きって言ってよ、ほむらの気持ち教えてよ!」
さやかが近寄ってくる。
そしてほむらは肩を掴まれた。
さやか「あたしの事好きなんでしょ……?だったらちゃんとそれ言葉にしてよ、昨日みたいに『愛おしい』って言ってよ……」グスン
その言葉を最後に、美樹さやかは本格的に泣き始めた。
ほむら「……………」
ほむらは何も答えることができない。流石にほむらでも、この場で軽々しく『好き』と言ってはいけない、ということぐらい解った。
ふむふむ
http://i.imgur.com/II3I3.jpg
もっと欲しい?
>>357
もしもしだから見れないな
自分のせいだとほむらは思った。
自分の我儘な欲求が、美樹さやかを泣かせることになってしまった。自分の我儘な欲求の為に起こした、人の心を踏み躙る様な行為のせいで、この涙は流れてしまった。
――全部自分のせいで。
ほむらは後悔の念に包まれた。
さやか「――えぅ、うぇ…」グスングスン
泣きじゃくるさやかに、ほむらは何をしていいのか解らなかった。何が出来るのか解らなかった。
数分が経っただろうか。
依然としてさやかは泣きじゃくっていたが、しかし嗚咽も大分止まり、漸く落ち着きを取り戻そうとしていた。
すると必然、室内には静寂が訪れる。その静寂により、既に動揺していたほむらは、さらに動揺することとなった。
脱いだ
さやか「えぅっ……」グス
肩に寄りかかるさやかの頭を取り敢えず撫でようと試みる。抵抗はなかった。
さやかの髪は予想外にサラサラだった。髪の毛に摩擦は殆どなく、ほむらの手はスルリと流れ、昨日自分が言った事は事実だったんだということが分かった。
―――唐突にさやかの嗚咽が止まる。
そして部屋は静寂に包まれた。
>>368
見れねぇ…
ほむら「さやか……」
沈黙に耐えきれず、ほむらが口を開く。
さやか「ほむら……」
さやかも言葉を返す。
そしてその瞬間―――
ドンッ
唐突にほむらの身体は何か強い力に押しやられた。
ほむらはその強い力によって、後ろのベッドに倒れこむ。
突然のことで一瞬自分の身に何が起こったのか理解できない。
わっふるわっふる
押し倒されたという事実にほむらが気付いたのは、さやかが自分の上に馬乗りになってからだった。
さやか「……ほむらはあたしの事、好きなんだよね」
ほむら「…………」
さやか「…言葉に出してくれなくても解るよ。だって昨日言ってくれたもんね。『綺麗ね』って、『愛おしい』って、言ってくれたもんね」
ほむら「さやか………」
さやか「信じてるよ、ほむらの事――」
そしてさやかはほむらに口づけをした。
晩ごはん食べてきます
>>380
/ ̄\
| ^o^ | <命に かかわる パンチを しますよ
\_/
/ ヽ
| ヽ | _ _,.’;./ ̄\
ヽ _ ̄=-_- _._))| |
|  ̄ ;’,.∴;\_/
| i | / ヽ
.| || / /| |
| ノ ノ / / | |
.| .| ( / / | :|
/|\.\ し | |
し'  ̄
また保守スレとなるのか…
いや、俺が悪い
>>396
お前が悪いな
>>396
あやまれよ!!
>>357
誰かこれでss書いてください頼みます
>>396
詠矢空希(ヨメヤ ソラキ)の刑な
ごめんなさいごめんなさい
>>401
とりあえず、今の段階では『やだね』だ
だから誰か書くべきだろ。刑法的に
>>404
ちっ……もう余計なことするなよ
よーし書くぞ
ほむらは全く抵抗せず、なされるがままだった。自分を人形だと思い込んだ。
抵抗する事は、さやかとの繋がりを断ち切る行為の様な気がした。
さやか「――ん、ちゅ、ぬちゃ、じゅるる」
ほむら「 」
静かな部屋に二人の唾液の音が響く。その音をほむらは他人事のように聞いた。
―――いつまで続くのだろう、そんな事を思った。
どれだけ時間が経っただろうか。
長い長いキスは漸く終わり告げ、さやかはほむらの身体にもたれかかってきた。
……相変わらずほむらは自分が何をすればいいのか解らない。
どうせ一回も二回も同じだろうと、自分からキスをしてみようかとも思った。だけどそれは、さやかを受け容れる行為だと思う。そんな事をすればもう取り返しがつかなくなる―――
そんな気がした。
一周だけの恋だって、あるんだよ
これってファーストキスだったのかな?
>>417
大事なのはお前がどちらを望んでいるのかということだ
ほむら「あっ…!」
気を抜いていたせいか、ほむらはそんな声をあげてしまった。
さやか「ふふ、どうしたのほむら、感じちゃった?ほむらちゃんは胸が弱いのかなあ?」
さやかが意地悪な笑みを浮かべる。
ほむら「……いきなりだったから驚いただけよ。胸を触られた位で感じたりしないわ」
――そう、決して感じたわけなどではない。好きでもない人物に身体を触られて感じる筈がない。
ほむらは強くそう思った。
さやか「別に隠さなくてもいいのに。女の子なら誰でも胸を揉まれたら感じちゃうって。ほむらも女の子なんだから、別に嫌らしくなんてないよ……?」
さやかはそういって、今度は首筋にキスをした。
ゾクッ
身体が身震いする。嫌悪からくる反応だとほむらは勝手に自分で解釈した。
認めたくなかった。
そんなこと、絶対に――
認めちまえよ…楽になるぜ…?
さやか「ほむら、あたしも触って……?」
そう要求してくるさやかの瞳は色気を帯びていた。
心臓がドクリと跳ねる。
ほんの少しだけさやかに見惚れた後、ほむらはハッと我に返り冷静さを取り戻した。――不覚だ。
ほむら「……遠慮するわ」
さやか「そんなこと言わないでさあ……ほら」
さやかがほむらの手を取る。抵抗する間もなく、その手はさやかの胸に押しあてられた。
感触はとても柔らかなものだった。それは、普段触る自分の胸とは似て非なるものであり、ほむらはその感覚がもっと欲しくなった。
――ふとした好奇心。
ほむらは手を恐る恐る動かした。
さやか「あっ……」
さやかから喘ぎ声が漏れる。ほむらの心臓がまたしても跳ねた。
もっとこの声が聞きたい――
素直にそう思った。
>普段触る
>>431
すばらしい
君はいいところに目を付けた
>>431-432
体洗うに決まってるじゃないか?
>>433
おい
おい
さやか「はあぅ、…いいよ、ほむら」
その色気を帯びた表情がみたくてほむらはさらに強く揉む。まるで何かにとり憑かれているかのようで、この表情には人を虜にする麻薬的なものがあるのではないかと考えたほどだった。
さやか「はぁ……はぁ…」
さやかの息遣いが徐々に荒くなってきているのが解る。それは火照った表情とマッチし二重攻撃となってほむらに襲い掛かった。更にはそこにさやかの熱っぽい視線も重なってほむらの理性は確実に追い詰められていく。
どうしてこんな好きでもない、むしろどちらかといえば嫌悪するべき対象の女にここまで感情を揺さ振られなければならないのか――普段のほむらならそう冷静に推測しただろう。
だが今現在そんなことは考えることができず、そして考えたいとも思わなかった。
ほむら「ぅんっ……」
止まっていたさやかの手が動き出す。既に追い詰められていたほむらの理性はその現象でもう崩壊寸前まで追いやられた。
今からでも遅くないさやほむにするんだ
さや→ほむ
からの
ほむ→さや
で、最終的に
ほむ⇔さや
になればいいと思います
さやか「ち、ちく…」
突然目の前の女がそんな訳の解らない言葉を発する。
ほむら「――はっきり言わないとなんのことだか分からないわ」
一体、自分は何を言っているのだろう。さやかが言いたいことなど既に分かりきっている事だ。それを敢えて言わせるなんて、まるで言葉責めではないか――
そしてほむらは悟る。
まるでなんかではない。無意識とはいえ、無自覚とはいえ、暁美ほむらは美樹さやかを言葉そのまま真の意味で言葉責めしたのだ。
その意味を理解した時、そして。
さやか「ち、ちくび……私の乳首、弄って!」
美樹さやかの口から出たその言葉を聞いた時、その瞬間――
ほむらの理性は崩壊した。
わほっ
ウェヒヒ
ほむらがさやかの胸をさらにもみしだくと、気のせいか僅かに膨らんだような錯覚を覚えた
いや、結論から言えばそれは錯覚ではなかった
もみしだけばもみしだく程にさやかの胸はみるみる大きくなっていく。ほむらもそれが異常であることに気付くが、それでも行動を止める事が出来ない
胸はどんどん膨らみを増していく。さながら風船の様に。ブクブクブクブクブクブク―――
そしてついに爆発した
これが世に言うビッグバンである
宇宙はこうして生まれた
そして数十億年の歳月が経ち
現在の我々がここにいるのだ
まあとりあえず風呂に入ってきます
>>451
表出ろよ^^
rr 、 ∧, "´ ̄ ̄ ̄`゙ ∧r=┐
| !ヽУ´ ヽ!j
/y'´ V⌒ヽ
//// l ∧ ト、 | | ! ゙, |
〃 / / ├-≠ ', |厶斗匕 | l ヘ
| 厶イ| ト〆㍉ ∨ 〆㍉| | } l |\
| / 从\{ ん } ん } Y λ/ |
∨ j ! ゝ' , ゝ' / }ノ /
ヘ ∧ 八 ゙゙゙゙゙ r‐┐゙゙゙゙厶イ / l |〃
゙,n′∨ヽ> . `_´. rくイ/}人 |/
l | ΓT´ ̄]_ ′ ' ヽ|
. /| |^n. r‐=7 ソ -‐'_..ノヽ
| ' | / f⌒/7⌒ヽ〃 ヘ
! / 〈 し介'、 } 〉
f‐-‐1./ `〈 // | |` ┘/ /
風呂上がったあとまた頑張るから……
>>459
中断のしかたに問題があるだろww
>>459
どっせい!!上段正拳!!
いやあ面白いssだった1乙
>>469
まだ終わってへんやろ
保守ほむ
建ってからちょうど一日か
よーしまた頑張るぞー
さやかのパンツに手を伸ばす。
そして上から舐めるように撫で回す。
さやか「あっ…」
さやかの艶やかな声が漏れる。
秘部は早くも既に濡れており、それはパンツの上からでも十分に確認することが出来た。
あれ?乳首は放置?
ほむら「――もう濡れているのね、嫌らしい子」
そう言ってほむらはさやかを逆に押し倒した。立ち位置が逆転する。形勢逆転であった。
ほむらの突然の変貌にさやかも唖然とした表情を浮かべる。
ほむらの手がパンツの中に侵入してきた。
さやか「ひやっ!」
突然のことに思わず声があがってしまう。
最初乗り気ではなかったのに、一体ほむらはどうしたのだろうか。
さやかはほむらの変化が理解できなかった。
>>490
ちゃんとビッグバンしただろ
>>492
ビッグバンのためにわざわざ言葉攻めしたのかよ…
>>490
あぁ、乳首ね。普通に忘れてたわ
ほむら「……これは濡れているどころではないわね、グショグショじゃない」
しかしこれはさやかにとって願ってもない変化である。
ほむらが積極的にきてくれるとさやかも安心することができる。不安も吹き飛ばしてくれる。
何はともあれさやかは今の状況が嬉しかった。
>>497
おい
マジレスした俺が馬鹿みたいじゃないか
ほむら「ねえ、さやかは何でもうこんなに濡れているの? 理由を説明してくれるかしら?」
さやか「……それは…キス、とか…」
ほむら「何を言っているのか全く解らないわ……もっと大きな声で言いなさい」
さやか「――キ、キスが……気持ち良くて…濡れちゃったんだよ!」
だが支援
ほむら「……なぜそんなに偉そうなのかしら? 貴女自分の立場分かってる? 敬語で喋りなさい」
さやか「え、そんな……」
『ズブッ』
さやか「――いっ!!」
さやかの膣にほむらの指が挿入される。説明する必要もないだろうし言うまでもない事であるし当然のことだが、一応念の為に断っておくと、さやかは処女である。
当然『初めて』には破瓜の痛みが伴う。
現在、第一関節までほむらの指がさやかの膣に沈み込んでいた。
さやか「い、痛いよほむら!」
ほむら「貴女が自分の立場をわきまえないからよ。――で、貴女はどうすればいいのかしらね」
それは暗に、敬語を使え、ということなのだろう。
さやか「で、でも、おかしいよ! 恋人同士でそんな関係……!」
『ズブブ』
さやか「っっ!!!」
ほむらの指が第二関節まで沈んだ。
さやか「痛い痛いっ! もうやめてよおっ!」
ほむら「ならあなたがとるべき態度があるでしょう。このままだと貴女は痛い思いをするだけよ」
続けてほむらはさやかの耳元で囁く。
ほむら「――私は貴女のご主人様よ。これから私のことは『ほむら様』と呼びなさい」
―――ゾクッ
さやかはその囁きに抗えない様な感覚を覚える。
その理由として、耳が性感帯であることも挙げられるが、それ以前にさやかが元々M気質だった事が最大の理由だろう。
脳髄を直接揺さぶるようなほむらの囁きに、もうさやかは抵抗することなど考えられなくなる。
そこにあるのはただただ主へ服従することだけを考える奴隷の精神。
さやかの性癖がほむらによって剥き出しにされた。
さやか「――ほむら様ぁ」
ほむら「ふふ、やっと正しい言葉遣いが出来る様になったのね。……何か言いたいことがあるの?」
さやかのもじもじした態度にほむらはそう尋ねる。
さやか「……あの、…初めてだから……や、優しくして下さい…!」
その可愛さに一瞬心を奪われそうになるが、ハッとして我を取り戻す。
今のほむらはさやかのご主人様であり、つまりそれはSでなければならないのである。加謔の精神を忘れてはならない。
ほむら「――初めて『だから』ではないわ。初めて『ですから』よ。一体誰にタメ口利いてるのかしら」
そして遂に――
『ズブブッ」
ほむらの指が最後まで挿入された。
さやか「あああっ!!」
さやかが悲痛の声をあげる。
ほむら「いけない子にはお仕置きが必要よねえ!」
『ズブッズブッ』
ほむらの指がさやかの膣内をかき回す。
さやか「痛いっ! 痛いですご主人様!!」
ほむら「『ご主人様』ではないわ! 『ほむら様』よ!
ほむらは更に指の動きを加速させた。
さやかの膣から血が溢れだしても構う事無く指を動かし続ける。
必然さやかの体には激痛がはしる。――しかし今のさやかは一昔前のさやかとは全く異なる生き物だった。
さやか「あっ…あっ…痛いです…んっ…」
当然痛みはあるがしかしそれとは別に何か妙な感覚がある。
さやかは最初、破瓜の痛みに早くも慣れてきたのかと思ったが、しかしどうもそうではないようだった。
痛みは相変わらず痛いままだし、そもそもこんな激痛にそんな簡単に慣れる訳がない。
じゃあ一体なんなのか。
しばらく考えて――そしてさやかは気付く。
――自分は喜んでいるのだ。この激痛を。ほむらの指から与えられるこの痛みを。
Mに目覚めたさやかにとって、この破瓜の激痛は、既に快感でしかなかった。
さやか「ああっ! 痛いです! ほむら様! 痛いですっ」
さやかは相変わらず痛い痛いと喚き続けていたが、しかしどこか様子が変だった。
さやか「んっ……あ…もっと……優しく……」
最初の方に比べて声が色気を帯びている様な気がするし、挙句の果てには涎まで垂らしている。
表情は明らかに苦痛のそれではない。
ほむらは以前自分で処女膜を破ってみたことがあるが、その痛みは想像を絶するものであった。
バイブで一気に貫通してしまった事が原因かもしれないが――下半身が一直線に避けてしまったのかと思った。
いや、あながちそれは間違いではないが――取り敢えずそんな簡単に慣れるものではない。
ほむらは激痛でその日1日中号泣しながら痛みと闘った程である。
さやかなど貫通してその上膣内を掻き回されているのだ。瞬間的な痛みはほむらのそれに及ばないかもしれないが、それでも貫通後指で掻き回すなど、ほむらは想像しただけでも恐ろしい。冗談ではない。絶対泣く。
だがしかし目の前のさやかはどうもその限りではないようだ。仮に早くも痛みに慣れていたとして、それでもすぐに快感に変わるわけなどないし、こんなに濡れるはずもない。じゃあ一体どうして―――
ほむらはふと思い当たって指を止める。
さやか「あっ…あぁ……え? ど、どうして止めるんですか? ほむら様」
ほむらの指が唐突にさやかの膣から引き抜かれた。
ほむら「――いえ、流石にさやかが可哀想だと思って。……痛かったのでしょう?」
さやか「え? は、はい……」
股間が疼く。快感が急に止まったからだ。ほむらはいきなりどうしたのだろうか、とさやかは思った。
ほむら「ならもうやめにするわ。やり過ぎたわね、悪かったわ。ごめんなさい」
さやか「い、いえ……。――でもそろそろ慣れて」
ほむら「この痛みはそう簡単に慣れるものではないわ。嘘を吐かなくてもいいわよ」
さやか「…………」
確かにそうだ。痛みなんて全く消えてないし、慣れてもいない。たださやかがその痛みを快楽に変換していただけである。
……その事を言った方が良いのだろうか。――いや、ほむらの事だ、そんな事を言えばしてくれなくなるだろう。
――だがそもそも何故ほむらは突然止めてしまったのだろうか。お仕置きの最中ではなかったのか。お仕置きになどなっていなかったが。
―――気付かれたのか。
思い返してみるとばれてもおかしくない態度だったかもしれない。
わざとほむらにタメ口を遣ってみたり、露骨に痛い痛いと主張してみたり、涎を垂らしたり――
そのほか膣だってグチョグチョに濡らしていたし、喘ぎ声もあげたりしてしまったし、表情も苦悶のそれではなかったかもしれない。
考えれば考える程思い当たる節が出てくる。なるほど、これでは確かにほむらにばれてしまっていても無理はない。
――じゃあ一体どうすればいいのだろうか。
ほむら「別にもう何もしないから安心して。私ももう帰るわ」
ほむらが帰ってしまう。
さやかは焦りを覚えた。
さやか「でもほむら……私も…お仕置き…とか、されないと気が済まないし……」
あえてタメ口を利いてみる。
だが気が済まないとはなんなのだろうか。一体何の気が済まないのか。自分でも解らなかった。
ほむら「もういいのよ、そんな気を遣わなくても。別に怒っている訳じゃないから」
しかしさやかのタメ口は完全にスルーされてしまう。その上、気を遣っているとまで勘違いしている始末だ。現在さやかの頭にあるのは、自分の股間の疼きを止めたい、という切なる願いだけである。
だがそんな事ほむらは解ってくれるはずもない。
さやかの焦りは最高潮に達していた。
実のところをいうと、ほむらには帰るつもりなど毛頭なかった。
たださやかに対するお仕置きがお仕置きになっていないと解ったので、それをやめた時さやかがどんな反応をするのか見たかったのである。
ほむらの見立てでは、現在さやかは完全に焦っている。恐らく股間も疼いていることだろう。
当然だ。
さやかはイク直前だったのだから。
ほむらは行為を止める直前、さやかの膣がきゅうきゅうと締め付けてくるのをはっきりと指に感じていた。さやか自身気付いていなかったかもしれないが、あれはイク前兆である。
絶頂に達する直前で行為を止められたのだからさやかもたまったものではないだろう。ほむらだってそんなの絶対嫌だ。
だからさやかは何が何でも自分を引き止めてくるだろうとほむらは予測していた。
そしてその予測は見事適中する。さやかは明らかに不自然なまでの理由でほむらを引き止めてきた。無様なことこの上ない。
―――そう、これはさやかに対するほむらにとって最大のお仕置きだった。
ほむら「じゃあ帰るわね。お邪魔しました」
ほむらは部屋のドアノブに手を掛ける。
恐らく今さやかはこの上ないくらい焦っているだろう。さやかには見えていないだろうが、ほむらの表情は完全にニヤけていた。
さやか「……待って!」
―――きた!
ほむらの表情に笑顔が満面に広がる。そして次の瞬間――
『ドンッ』
さやかが突進してきた。
――いや、性格には突進ではない。ただ単純に抱きついてきたのだ。
だがその勢いといったら凄まじいもので、ほむらには突進と同義であった。
ドアの前でニヤけていたほむらは後ろから突進された。そこから導きだされる答えは力学的観点から言って一つしかない。
『ガンッ』
ほむらはドアで顔面を強打した。
さやか「まだ帰らないで、ずっと傍にいて!」
さやかが何か言っているがそんな事は関係無しに顔が痛い。鼻を思いっきりぶつけた。破瓜の痛みを上回っているのではないだろうか。
流石にそれはないにしてもかなりの痛さだ。こいつ後でどうやっていじめてやろうか。余裕の笑みで出迎えるはずだったのに最悪である。
それに、何が『まだ帰らないで、ずっと傍にいて!』だ。ただ股間が疼いて仕方ないだけだろ、正直に言えよ。
プライドを傷つけられた怒り、顔面を強打したことに対する怒り、さやかが正直に白状しなかった怒り――
それらが相まって、ほむらの加謔心は極地にまで達した。
ほむら「――さやか」
さやか「―――え?」
次の瞬間、さやかが気付くとそこはベッドの上だった。
気を失った訳ではない。意識ははっきりとしている。一体今何が起こったのかさやかには全く理解できなかった。
自分の制服は脱ぎ捨てられ全裸。手と足はいつの間にかベッドに縛られている。
――そして何よりも先に目についたのは、ほむらが握っているその禍々しい物体である。
さやかの知識が正しければそれは――バイブというものだろう。だがそのバイブはさやかが知っているものと多少異なっていた。
その物体の表面には何かゴツゴツしたものがついているし、それに――亀頭、だっただろうか、その部分と棒の部分との落差が1.5㎝くらいあるように思える
そして何より異なっているのがその大きさである。
日本人の平均の大きさは13㎝と聞く。だがこの物体、ひいき目に見ても軽く20㎝以上ある。太さも直径4㎝程度あるのではないか。
こんな恐ろしいモノを一体どうするのだろうか。さやかは知っている筈なのに考えても解らなかった。
ほむら「――このバイブ、私が持っている中でも一番サイズが大きいのよ」
ほむらはそう呟く。
ほむら「全長が25.1㎝太さが直径5.3㎝あるのよ。亀頭部分はもう少し太いわ。ふふふ、素晴らしいわよね」
ほむらの口にしたその数字に、さやかは気が遠くなる様な感覚を覚えた。
ほむらはとても愉しげだった。しかしその目の焦点は定まっていない。
さやかはそんなほむらを素直に怖いと思った。
ほむら「ねえ、これが今から貴女の中に挿入るのよ。楽しみでしょう?」
ナカニハイル? 一体ほむらは何を言っているのだろう。
そしてほむらはその手に持った禍々しい物体をさやかの口元に持ってきた。
ほむら「舐めなさい」
そう言う。
さやか「…い、嫌だよ」
舐めたくなかった。
ほむら「貴女まだこの期に及んで拒否権があるとでも思っているの? ……いいからさっさと舐めなさい!」
さやか「……嫌だ、嫌だよ」
ほむらは口にそれを押し付けてくる。
さやかは頑なに口を閉じた。開いたらもう負けだと思った。舐めたら次の段階に移行してしまう――そう思った。
だが結果的にそれは間違いだった。
ほむら「……そう、じゃあ仕方ないわね」
ほむらは意外にあっさりとそれをさやかの口から離した。あまりにも諦めが早いのでさやかは拍子抜けしてしまう。
終わりにしてくれるのか?
そうなら早くこの縛りを解いて欲しい。かなりきつく縛ってある様でさっきから手足が痛い。
それをほむらに伝えようとした――その時
ほむら「このまま挿入するわ」
――ほむらはそんなことを言った。
なにを言っているのか、さやかは一瞬よく解らない。
……このまま挿入する、確かそう言った。挿入するって何を? …考えるまでもない、このバイブだ。
じゃあソレを一体ドコに――
その事に考えが至った時、さやかは総てを理解した。
さやか「いやあ゙あ゙ああ゙あ゙!!! やだやだやだあ゙あ゙ああああ!!!! やめてやめてやめてやめて!!
」
さやかが暴れるが縛りは全く解けない。それどころか紐が更にきつく縛られただけだった。
さやか「無理無理無理、絶対に入らないって!!! その他の事なら何でもするからぁ、お願いしますほむら様お願いしますどうか許して下さい……!!」
手足をじたばたさせながら懇願するさやかの姿はさぞかし滑稽だったろう。だがさやかにはもうそんなことどうでも良かった。とにかくここから逃げ出したかった。
ほむら「そんなに嫌がらなくてもいいのに。別に舐めなくても貴女もう濡れてるじゃない」
確かにさやかはさっきほむらに弄られていた時にかなり濡れていた。しかし濡れている事などもはやこの状況において関係ない。こんなモノを入れたら間違いなく裂ける。
さやかは確信があった。
さやか「嫌だぁ、嫌だよお、ほむら様許して下さいほむら様許して下さい……」
さやかは無様な姿で必死に頼み続ける。だがその姿はほむらの加謔心を更にそそるだけだった。
ほむら「――嫌よ。いきなり『ほむら様』とか言いだしても説得力に欠けるわ。さっきまでタメ口を利いていたくせに…」
ほむらは冷たく言い放つ。その瞳にはやめる気などまるで感じられなかった。
ほむら「さっきから言っているけれど、痛いのが嫌ならその前に舐めておきなさい。……少しはマシになるかもしれないわよ?」
…恐らくそんなの関係ないと思う。舐めようが舐めまいが入らないものは入らない。
痛い痛くないの問題ではない。大前提としてまず入らない。そんな入る可能性すらないものを無理に挿入れようとすれば――
考えるだけで背筋が震えた。
ほむら「ほら、もう一度言うわよ。……舐めなさい」
ほむらが再度口にソレを押し付けてくる。
恐らくほむらはやめる気などないのだろう。さやかは何となく解り始めていた。
……抵抗すればもっと苦しい思いをするかもしれない。
……それなら舐めて少しでも摩擦をなくした方がいいのではないだろうか。
さやかの思考回路はそんな風に変わってきていた。
さやかは無言で口を開けた。
ほむら「……漸くやる気になったのね」
ほむらは嬉しそうな表情を浮かべた。さやかには悪魔にしか見えなかったが。
ほむら「ほら……たっぷり舐めなさい」
ほむらが口の前まで持ってくる。さやかはソレを一心不乱に舐めた。
その様子を見てほむらは更に嬉しそうな表情を浮かべた。心なしかその頬には赤みを帯びている様にも見える。
ほむら「はぁ……さやか、好いわよ。涙目とか堪らないわ…」
そういうとほむらはおもむろにバイブを持っている方と反対の手を下腹部に伸ばした。
そしてその手はスカートの中に消えていく。自慰だ、ということはさやかにも分かった。
ほむら「ん……はぁっ…!」
ほむらが自分の醜態を眺めてオナニーしている。こんな状況だが、その事実はさやかにも嬉しかった。
興奮してきたのかフェラチオにも熱がはいる。
さやか「 」グチュレロレロ
そして遂にソレを加えた。
『ジュポ』
口の中一杯をバイブが満たす。その大きさのせいか口を目一杯開けても当然全体は入り切らず、半分程度が精一杯だった。
だがそれでも一生懸命それをしゃぶり続ける。
さやか「 」ジュプジュプグプ
ほむらもそんなさやかを見て興奮したのか、一層自慰に熱がはいる。
ほむら「はぁ、……好いわ、好いわよ…その表情、さやか………!」ハアハア
息もきれぎれにそう言うほむらの表情は、とても官能的だった。
『ズルル』
そう思っていると、唐突に口からバイブが引き抜かれた。
ほむら「……もういいでしょう。これ以上見てると私がイッてしまうわ…」
ふと時計を見るとかなりの時間が過ぎていた。
そしてさやかは現実に引き戻される。
――今からコレを挿入されるのだ。
そう思うとまた気が遠のいた。
ほむら「 」ゴソゴソ
ほむらが後ろと何やらゴソゴソとバイブを何かに装着している。
それはベルトの様にも見えた。
ほむら「……準備出来たわ」
それは、俗に言うペニバンだった。
ほむらが先程のバイブを専用のバンドみたいなものに装着しており、それを自分に巻いていた。パンツがベッドの横にほったらかされていた。
バイブがさやかの膣口にあてがわれる。
ほむら「……いくわよ、さやか」
――ああ、今からコレを挿入されるんだな、とさやかは他人事の様に漠然と思った。
そして次の瞬間――
『ズププッ』
それはさやかの膣に一気に侵入した。
さやか「 」
―――嘘だ、とさやかは思った。
さやかは挿入される以前自分でも驚く位落ち着いていた。何故かというと、それはバイブが膣口にあてがわれた時に確信していたからだ。
はいるわけない、と。
先程まで処女で、その上中学生の自分に、こんな化物じみた物体がはいるわけがない。
ところが予想は大きく外れることになった。
――痛みを通り越した、頭が真っ白になる様な衝撃。
バイブが子宮に激突する感覚を最後に、さやかは意識を手放した。
こんなバイブが準備もなしにさっきまで処女だったさやかの膣に挿入出来るだけわけがない。
そんなことはほむらだって分かっていた。
だからほむらは挿入する前の準備をそれはそれは念入りに行った。
さやかがバイブをフェラチオしている途中、時を止めて数十分に渡り愛撫。
その結果さやかの膣はほむらの指が3本は余裕で入るまでに拡張された。
そうでなければいくら何でもあのサイズが入るはずない。
ほむらはSの割にさやかの身体を気遣っているのである。
しかし拡張したまでは良いが、挿入れた瞬間さやかは気絶してしまった。流石にいきなり奥までつっこむのはやり過ぎたのだろうか。
ほむらは頬をぺちぺち叩いてさやかを起こした。
起きた瞬間下腹部に裂ける様な激痛を覚える。
見るとそこにはあのバイブを挿入され、限界まで広がった自分の膣があった。
さやか「―――っ」
さやかは全て思い出す。先程までの出来事を。全部。
ほむら「さやか、いい加減動いていいかしら?」
ほむらがそんな事を言いだした。
さやかは首をブンブン横に振る。
無理だ、今動いたら確実に壊れる。――さやかは本気でそう思った。
ほむら「――もう無理よ、動くわ」
しかしさやかの拒否も空しく、ほむらはゆっくり動き出した。
ズズズッ
さやか「い――――」
ほむら「……さやかっ」
さやか「んむっ」
声が出そうになるがしかしその声はほむらのキスでかき消された。
子宮が引きずりだされる様な激痛にさやかの頭は真っ白になる。そのさなか口の中の感触だけが心地よかった。
恐らくほむらのキスがなければまた気絶してしまっているだろう。気絶してしまえば痛みは消えるかもしれないが、しかしさやかはそんな事をしたくなかった。
ほむらとの繋がりが断ち切られる様な気がした。今度意識を手放したらもう二度とほむらに逢えなくなる――そんな錯覚を覚えた。
だからさやかは夢中で舌を絡めた。意識を保つ為に。ほむらと繋がっている為に。
さやか「――ぷはっ」
ほむらの舌がさやかから離れた。意識を手放しそうになりながらそれを眺める。
ほむら「ねえ見てさやか。さやかのおまんこ、私のおちんぽで、ぐっちゃぐちゃに、なってるわよ」ハァハァ
息を切らしながらほむらがそう言う。さやかはその隠語に今更ながら恥ずかしさを覚えた。
そしてふと気付く。
――またあの妙な感覚だ。
痛みには勿論まだ慣れていない。この痛みは破瓜の痛みより凄まじい。
しかし痛みとは別の奇妙な感覚――
さやか「……うそ」
さやかは早くもこの激痛に快感を覚えはじめていた。
ほむら「さやかの中ぐちゃぐちゃで凄く気持ち良いわよ、私のおちんぽに絡み付いてくる…!」ハァハァ
ほむらにそんな事分かるわけがない。だって今自分の膣に挿入れられてるのはバイブなんだから――
そう頭では分かっていてもその言葉にさやかは興奮してしまう。
こういうのは気分の問題なんだろうな、とさやかはこの状況下で冷静に思った。
規制が
ほむら「ねえ、さやかも気持ち良いんでしょう? このぶっといおちんぽで、子宮ゴツゴツされて、感じちゃってるのよね?」ハァハァ
ほむらの口から発されるその隠語でさやかは更に興奮してしまう。
否定できなかった。
正確にはほむらの言っている意味と違うような気はするが同じようなことである。
――美樹さやかは化物染みたバイブで膣内を掻き回され、その痛みで感じちゃっているのだ。
さやか「はぁ…はぁ……」
さやかの快感は徐々に徐々に大きくなっていき、今では痛みの殆どが快楽に変化している。
……絶頂に達するのも時間の問題かもしれない、という感覚がさやかの中に芽生え始めていた。
そしてそれはほむらも同じだった。
ほむら「あっ……ハッ…」
さやかは気付いてないかもしれないが、このペニバンは装着する側にもディルドが付いているタイプである。
つまりさやかを攻めている最中、ほむらもずっと感じていていたのだった。
さやか「ん、はあ、…あっ」
さやかもどうやら感じてくれているようで、それはほむらも嬉しい。
入れた瞬間気絶してしまったのでどうなることかと思ったが、もう問題ないようである。
しかし――と、ほむらは考える。
いくらほむらが拡張したからとはいえ、この順応性の高さは異常である。
当初ほむらはさやかの事を、いやらしい子、と言葉攻めの一環でそう言ったのだが、それは間違いではなかった様だ。
さやかの身体はほむらが思っていた以上にいやらしい。
これはもう間違いなかった。
ほむら「あっ、あ、もう無理よ、イクわ……」ハァハァ
ひとりでに言葉が零れる。その言葉通りほむらの絶頂は近かった。
さやか「う、ん……イッて、ほむら…あたしももうっ……イクから…!」ハァハァ
さやかも絶頂が近いらしい。
感じているとは思っていたがもうイキそうとは……やはりさやかの身体はもの凄くエロい。
純粋に恐怖を覚えると共に、本格的にほむらに絶頂が近づいてくる。
ほむらがスパートをかける。
ほむら「イクッ、イクッ、あっあっああぁ!」
さやか「あたしもヤバいよっ………イッちゃう、イク、イク、イクッ!!」
二人の艶やかなあえぎ声と、グチュ、グチュ、という水音が室内に響き渡る。
その空間にいるのは欲求を満たそうと一心不乱に腰を振る二匹の淫乱な雌のみ―――
そしてほむらが渾身の力を込めてさやかの子宮にペニバンを激突させた時
ほむらさやか「「イクぅぅぅぅぅぅぅ!!!」」
二人は絶頂に達した。
取り敢えずここでひとまず終わり
明日の夕方頃また奇跡的に残ってたら、ささっと続き書いてささっと完結させるけど、多分面白くもないだろうから別にここで落としちゃっていいよ
じゃあな
ごめんなさいごめんなさい取り敢えずごめんなさい多くは語れないけど現在車の中であと3時間は出れない充電は残り13%もう無理今日は年に3日ぐらい訪れる厄日だったもしもしが調子乗って申し訳ありませんでしたこのスレじゃもう無理だろうから明日てめえで立てますさよなら
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