まどか「今日から私も戦いますから、よろしくおねがいします!」
マミ「(ねえ、これどういうこと?キュウべえ)」
QB「(僕にもわからないよ。まどかに昨日『まだ魔法少女になる決心はつかないから、見習いになる』って言われて、気づいたら……!)」
マミ「鹿目さん、そんな半端な覚悟で魔法少女は……」
まどか「マミさん、私、マミさんと一緒に戦えるなんてとってもうれしいです……!これから一緒にがんばりましょうね!」
『エール』
マミ「え、ええ……。(身体が軽い……なに?この感覚!)」speed+1
ほむら「私のジョブはまどかのお嫁さんよ」
まどか「ほむらちゃん・・・///」
マミ「じ、じゃあとりあえず閉じ込められた美樹さんとキュウべえを助けに行きましょうか……。」
まどか「はい!」
QB「『魔女はまだ孵化していないけれど、なるべく刺激しないようにゆっくり来てくれないか』」
マミ「わかったわ」
ほむら「……手を引きなさい、巴マミ」
まどか「ほむらちゃん!?」
ほむら「今回の魔女は今までとは訳が違う。あなたは手を引いて」
マミ「悪いけど、手を引くわけにもいかないわ。美樹さんとキュウべえを迎えにいかなきゃ」
ほむら「あの二人の安全は保証するわ」
マミ「……信用すると思って?」シュルルルル
ほむら「!?」ギリ…
マミ「もちろん怪我させるつもりはないけど、あんまり暴れると保証しかねるわよ?」
ほむら「待って、こんなことしてる場合じゃ──」
マミ「おとなしくしていればきちんと解放してあげるわ。行きましょう、鹿目さん」
まどか「……ちょっと待ってください!」
マミ「!?」
ほむら「!?」
まどか「マミさん、話くらい聞いてあげてもいいんじゃないですか?いきなり縛り上げるなんてひどいじゃないですか」
マミ「え!?あの……だって……。」
まどか「ほむらちゃんも!あんな言い方じゃマミさんが身構えちゃうのも仕方ないよ。ケンカしに来たわけじゃないんでしょ?」
ほむら「え……うん……。」
まどか「だったらまず仲直りしよう。魔女が強いんだったら、ほむらちゃんも一緒に協力すればいいんですよ。ね、マミさん!」
『説得』
マミ「……それもそうね。いきなり縛り上げたりして悪かったわ」シュル
ほむら「え、ええ……こちらこそ……。」ストン
まどか「さあ!三人で魔女を倒しましょう!」
マミ「そうね!」
ほむら「ええ」
ほむら「(……三人!?)」
ほむら「あなた、いま三人って……!」
まどか「あ、実は私ね……魔法少女見習いなんだ!」
ほむら「魔法少女……見習いぃ?」
ほむら「(どういうこと?巴マミ。また何か吹きこんだの?)」
マミ「(私は知らないわよ!キュウべえも知らないって言うし……!)」
まどか「よーし……がんばるぞ!」ドゥイーン
『ためる』
まどか「なんだか力が湧いてきた!」AT+1
マミ「待たせたわね!美樹さん!キュウべえ!」
さやか「マミさん!まどか!それに……転校生までいるじゃん!」
まどか「ほむらちゃんは話したら協力してくれたんだよ!」
さやか「ふーん……。」チラッ
ほむら「……なに?」
さやか「いやいや、ちょっと意外だっただけだよ」
QB「気をつけて……来るよ!」
シャルロッテ「……。」
ほむら「……ここは私が」
マミ「せっかくのところ悪いけど、一気に決めさせて!」バゴォ
ほむら「あ!」
マミ「ティロ!フィナーレ!」ズドォォォン
さやか「やったぁ!」
シャルロッテ「くぱぁ」ギュン!
マミ「あ……!」
ほむら「くっ!(早く時を止めて……!)」
まどか「マミさん!危なぁぁぁい!」ブンッ!
『投石』
シャルロッテ「ギャ!」ボコッ!
さやか「魔女が退がった!あんな石っころで!?」
ほむら「(今なら!)」ガ チ ャ ン
マミ「」ピタ
まどか「」ピタ
シャルロッテ「」ピタ
ほむら「巴マミとの位置が近いから爆薬は使えないわね……銃でなんとかしましょう」ジャキ!
シャルロッテ「」
ほむら「……。」バララララララララ!!
ほむら「時は動き出す」
シャルロッテ「ギャ!?」バチュッ! バチュ! チュン!
まどか「え!?え!?私の石、そんなにすごいの!?」
ほむら「勘違いしないで……今よ、巴マミ」
マミ「え……ええ!ティロ・フィナーレ!」
シャルロッテ「ギャアアアアアア!!」ボシュウウウウウ
シュウウウウ……。
まどか「やった……倒した!」
コロン……。
マミ「……受け取って、暁美さん。このグリーフシードはあなたの物よ」
ほむら「え?でも……。」
マミ「……いいの。受け取って」
ほむら「……ええ、受け取っておくわ、今回は。さよなら」
さやか「なにさ、カッコつけちゃってー!」
まどか「……でも『今回は』って言ってくれたよ、ほむらちゃん。きっとまた、一緒に戦ってくれるよ」
マミ「……暁美さんに大きな借りを作ってしまったわね。鹿目さんも、助けてくれてありがとう。あの投石がなかったら私は……。」
まどか「い、いえそんな……!」
マミ「ううん、本当のことだから。それより、これから一緒に頑張りましょうね、『魔法少女見習い』さん?」
まどか「……はい!」
──こんな私でも、誰かの役に立つことができる。
それは、とっても嬉しいなって、思ってしまうのでした……。
Congratulation!
デレレデレレデレレデレレデンデデンデンデンデデデデレレレレン!
──上条恭介の病室
上条「治らないんだよこの腕は!奇跡でも起きない限り!」
さやか「……あるよ。奇跡も、魔法も、あるんだよ!」
──病院外
さやか「場の勢いで言っちゃったものの……本当に魔法少女になるのがいいのかな」
まどか「あれ?さやかちゃん。お見舞いの帰り?」
さやか「ああ、うん……。」
まどか「……どうしたの?さやかちゃん」
さやか「実はね……。」
まどか「そう、上条くんの腕はもう……。」
さやか「うん。だから、あたしが魔法少女にならなきゃ……あたししか」
まどか「……いや、腕が動かないくらいならなんとかなるかもしれないよ!」
さやか「え!?」
まどか「ちょっと待ってて!マミさん呼んでくる!」
さやか「え!?マミさんって……え!?」
──マミ家
まどか「──というわけです、お願いします!」
マミ「わかったわ!……と言っても私は何をすれば」
まどか「大丈夫ですよ」
テーッテレーッテレレッテーレー
『マミ 白魔導師』
マミ「!?」
書き溜めしてあるのん?
>>43
書き溜めなしの即興です
遅筆で申し訳ない
マミ「ちょ、ちょっと、何!?この格好!」
まどか「大丈夫です、さあ早く!」
マミ「大丈夫って、答えになってないわよ!せめてこのローブ着替えさせてー!」ズルズルズルズル
──十数分後
まどか「連れてきたよ!」
さやか「まどか、遅……ってマミさん、何ですかその格好」
マミ「言わないでよ……。」
まどか「さあ、上条くんの病室にいくよ」
さやか「え、もう!?」
まどか「大丈夫、マミさんが全部解決してくれるから!」
さやか「え?」
マミ「え?」
マミ「……え?」
──上条恭介の病室、ふたたび
さやか「……恭介」
上条「さ、さやか……。」
さやか「あの……さっきはごめん、あたし……!」
上条「いいよ、さやかが悪いわけじゃないから……それより、後ろの二人は……?鹿目さんはわかるんだけど……。」
まどか「久しぶり、上条くん」
マミ「初めまして。三年の巴マミよ」
上条「は、はぁ……一体何で僕の所に?」
まどか「……ねえ、上条くん。その腕がさ、もう一度動くようになるって言ったら、信じる?」
上条「えっ!?でも、医者だってもう無理だって……。」
まどか「それが出来るの……このマミさんは!」
上条「なんだって!?」
マミ「(え!ちょっと、本当に私がやるの!?)」
まどか「(大丈夫ですよ、出来ますから……お願いします、マミさん!頑張って!)」
『エール』
マミ「(……あとに引けないのね)」Speed+1
まどか「マミさん、昨日覚えたアレでお願いします」
マミ「わかったわ……はっ!」バッ
《C》
さやか「ま、マミさんの頭上になんか吹き出しが出てる!」
まどか「集中してるんだよ」
マミ「天駆ける風、力の根源へと我を導き、そを与えたまえ!エスナ」
ピュー ピロピロピロリロリン
上条「あ、あれ?手が……動く!足もだ!すごい……すっかり身体が動くよ!」
さやか「恭介!」
まどか「エスナはあらゆる状態異常を治す魔法……上条の『ドンアク』『ドンムブ』状態はすっかり元通りだよ」
マミ「やったわ!」フンス
上条「ありがとうございます!なんてお礼を言ったらいいか……!」
マミ「私はいいわよ」
上条「え?」
さやか「恭介……良かった、本当に、良かった……!」ポロポロ
上条「さやか……。」
マミ「……いい子じゃない、美樹さん。大事にしてあげなさい。それじゃ」
まどか「それじゃ学校でね、二人とも」ガラガラガラ
上条「……さやか」
さやか「……ん?」
上条「あのさ──」
──病院外
まどか「ところで、エスナの前置きはなんだったんですか?詠唱みたいな……。」
マミ「あー……えっと……ノリよ」
まどか「ノリ?えぇー、どんなノリだったんですか?」
マミ「い、いいじゃない何だって!ほら、早く帰りましょう!」
──翌日、夜
仁美「~♪」
まどか「(仁美ちゃん!あれってまさか……魔女のくちづけ!?)」
仁美「あら鹿目さん、ご機嫌よう」
まどか「仁美ちゃん、どこ行こうとしてるの!?」
仁美「どこって、それは……ここよりもずっといい場所ですわ。鹿目さんもぜひご一緒にいかがですか?」
まどか「い、いや私は……それより夜も遅いしさ、それは明日にして今日は一緒に帰らない?」
『説得』
仁美「今行かずにどうするんです!ほら、鹿目さんもご一緒に!それが素晴らしいですわ!」Miss!
まどか「(ど、どうしよう……!)」
──廃工場
まどか「(どうしよう、成り行きでここまでついて来ちゃったけど、絶対危ないよね……。)」
仁美「~♪」
まどか「(……マミさん!マミさんならなんとかしてくれるかもしれない!)」
まどか「『マミさん、聞こえますか?』」
マミ「『ええ、聞こえてるわ。どうしたの?鹿目さん』」
まどか「『実は魔女のくちづけをされた友達を見つけちゃって、止めようと思ったんですけど、結局ついていっちゃって……!』」
マミ「『そう……場所は?』」
まどか「『外れのほうにある廃工場です!』」
マミ「『……わかったわ、急いで行くからなんとか持ちこたえて』」
まどか「『……はい!』」
まどか「な、中に入っちゃった……。」
モブ「……。」ゾロゾロ
まどか「人がいっぱいいる……この人たちも、魔女のくちづけが……。」
モブA「俺たちは生きてる価値なんざねぇ。だったら、死んで満足するしかねぇ!」ドボドボドボ
まどか「あ……あれって、混ぜたらキケンの!止めなきゃ!」ダダダッ
仁美「邪魔をしてはいけません」ガッ
まどか「うっ!」
仁美「あれは神聖な儀式ですのよ?」
まどか「で、でもあんなことしたら……みんな死んじゃうよ!」
仁美「そう、生きてる身体なんて邪魔なだけですわ。素晴らしい世界で満足するんですの!」
まどか「違う!そんなことで仁美ちゃんに満足されてたまるか!」ガッ
『体当たり』
仁美「ぐッ!」ドタァ
. ∧
へ.∧/ |/|∧/|//
_ |\.\| .| |../ / ./7/7
\.\ .\| |/ / ././ ./|_
ヽ\.\ヘΛΛΛ/へ//フ
.\\| ̄ ⌒ - ⌒ ::: ̄7/7 + 続きはまだか!?
.. \|=( )=( )= |/+ 書き手としては二流だな!
|:: ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::|
|:: `-=ニ=- ' .::::::|_ +
/_\:: `ニニ´ .:::/ `ー-、__
,. -‐'´.: : .:|!:.:ヽヽ、ニ__ ー ::|::...  ̄``ー-、
_,. --r'´.:.:.:.:: ..:.:∧:.:.:.: (__) ::::::::|:.:.:.:... r \
r‐'´ _:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l |!:.:: ハ ::: |;;;;:.:.:.:>....:.|:.. 、 ヽ
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:. /了:.:.:.:.:.:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:. ``ー-、L.. __〉.'" \:.:.:.:.:.:.ヽ:.:./:.:.:/: \
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:.:.:.:厶;;辷==' /⌒|::.:_;. -'´...:/ :.:l!:.::: :;;;;;|:.:.: ', ∧
:.::イ:.:.:.:´ `ヾ|:: レ'ヽ:.:.:.:/ .:.:.:.:.:.:.:.:.|!:.:.:... rぅ...:.;;;;;:∧:.:.:. ヽ. |: \
:.:/:.:.: :.:.|::/ /r─  ̄〉.:.:.:.:.:.:.人;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;/::∧:.:.:.:...... ヾ \
:.:.:.:.:.: :.:/: :/.:.:/__ノィ' ̄〉‐一'´___  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄lヾ、:/ :::\_::::::.: . l| :ヽ
まどか「止めなきゃ……!」ダダダダダ ガシッ!
まどか「えいッ」ブン! ガシャアアアアン!!
モブ「!?」
まどか「はあ……はあ……!」
モブ「裏切ったのか……チームを!仲間を!」ドドドドド
まどか「ひッ!」ダダダダッ バタン ガチャ!
ドン! ドン!
まどか「鍵は閉めたから、これでなんとか……。」
ユラァ……。
まどか「ならないよぉ……魔女の結界、一人でどうしよう……!」
半端な覚悟ではいってくるなよ・・・
誤爆
使い魔「デュ↑エルダァ!」「ヒャーッハッハッハッハ!」
まどか「頑張れ……頑張れ私!」
『エール』
まどか「マミさんが来るまでは……!」 Speed+1
使い魔「オドレェ!」「シノダンスヲ!」ガシッ!
まどか「両腕が!しまっ……!」
使い魔「ハンパナカクゴデハイッテクンナ……」「デュエルノセカイニヨォ!」
まどか「嫌ぁぁぁぁぁッッ!」グィィィィィッ
ズダダダダダァン!!
使い魔「マンゾク」「デキネェゼ……!」バタバタッ
マミ「間に合ったようね!」フンス
まどか「マミさん!」
マミ「見よ、愚かなる人類!ふはははは!!」
マミ「これがティロ・フィナーレの最終進化形態だ!!」
マミ「私が来たからにはもう安心よ、あっという間に片付けて……!」
使い魔「オノレ!ナ-ンテナァ?」「イーイダメージダァ……!」ムクリ……!
マミ「あ、あれあれ?」
まどか「(しまった……ジョブ戻すの忘れてた!)」
まどか「すいませんマミさん!」
マミ「え?なんで謝るの!?ねえ!」
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Vミ、=イュ!
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. (三三三三三三三三三i ',ミ=三=ミl イ ,イ |', このスレは
゙、三三三三三三三三ヨ |!|三三|,' /|| ./||| ェ、,ェュ. !|', .ィ チーム・サティスファクションによって
'|三三三三三三三三ミ、 -===、 N三ミ《|/|||!./ミ》,ィチ三三ミュ,ィjミ', ,イ! 監視されています
\三三三三三三三三!、 ´''ミ三三三三三',《三三三三三三三》',ィミ|
゙、三三三三三三三ミヘ rイ三三三三三三三三三三三三ミKイ三! _\.ー、ヽ } Vレ〃レ7/ノ __
',三三三三三三三三》 i三三三三三三三三三三三三三三ミ彡',イ > `ヽ ヽ) ´∠r " /_
',三三三三三三三ソ !三三三三三三三三三三三三三三巛イス、 _,..ゝ _∠
',三三三三三三ミリ' |三三三三三三三三三三三三ィセ三三三三゙、 > ,.....---....、 ∠、
ム三三三三三三リ' i三三三三三三三ミ从´''i三F´_,イ三三三三三ミゞ ⌒> /:::::::::::::::::::::\ __.>
/三三三三三三ミ', |三三三三三三三三三三三三三三三三三三ミュ `>、 ./:「トL「¨M¨'ヽ、::::!/
/三三三三三三三| |三三三三三三三三三三三三三三三三三三《 .  ̄7Y´、__, 、_, Y′
/三三三三三三三|| i三三三三三ミN三三三三三三三三三三三三ミ', ノ∧ <・」 , L・> !}__
/三三三三三三三ミ| !三三三三三》 `《三三三三三三三三三三三三ミ、 . r‐v'´:::::ヾ:、 r-、 ./::::::::::|`L、
,ィチ三三三三三三三三i !三三三三三ミ、 ゙、三三三三三三三三三三三三ミ /! i:::::::::::::::/ヽ  ̄ _ イ:::::::::::::! l ヽ
マミ「えい!」ダダァン!!
使い魔「ワスレチマッタゼ」「マンゾクナンテコトバ……!」バタバタ
マミ「やっと倒れた……!」
使い魔「オレタチノマンゾクハ」「コレカラダ!」ゾロゾロ
まどか「また使い魔!」
マミ「きりがないわ!このままじゃ!」
エリー「オレヲ……マンゾクサセテクレヨ?」
まどか「魔女……!」
マミ「く……使い魔が多すぎるわ!」
パァン!パァン!
使い魔「オレタチニ」「マンゾクハオトズレナイ……!」バタバタ
マミ「銃声!?」
ほむら「手こずっているようね」
まどか「ほむらちゃん!」
マミ「暁美さん!どうしてここに……!」
ほむら「……魔力の痕跡を追っていたら偶然あなた達がいただけよ」
まどか「ありがとうほむらちゃん!また助けてくれたね」
ほむら「礼には及ばないわ」
まどか「ううん、そんなことない。ほむらちゃんはいい人だね」
ほむら「そんな事……!」
まどか「しかも頭脳明晰、スポーツ万能だし……ほむらちゃんは本当にすごいよ」
『ほめる』
ほむら「い、いえ、それほどでもないわ……さあ!魔女を倒すわよ」Brave+4
マミ「(私も助けに来たんだけど……。)」
エリー「ヒャーッハハハハ!」
ほむら「悪いけど……。」ガ チ ャ ン
まどか「」ピタ
マミ「」ピタ
エリー「」ピタ
ほむら「これで終わりよ」ボシュッ! ボシュッ! ボシュッ!
ほむら「時は動きだす」 ガ チ ャ ン
エリー「YOU☆SAAAAY!!」チュドォォォォォン!
マミ「ティロ……あれ?終わってる?」
マミ「……今回もいい所はもっていかれちゃったわね。グリーフシードはあなたが……。」
ほむら「……グリーフシードはあなたの物よ、巴マミ。先に魔女を見つけていたのはあなただし……譲ってばかりでは辛いでしょう」
マミ「それはそうだけど……いいの?」
ほむら「ええ……おやすみなさい、まどか」タタタッ
まどか「あ、行っちゃった……。」
マミ「(なんで鹿目さんにだけ……?)」
杏子「見習い魔法少女ぉ?」
QB「ああ。僕も契約した覚えはないし、ソウルジェムも存在していない。しかし不思議な力をもっているのは確かだ」
杏子「ふざけやがって……魔法少女見習い?寝言は寝て言えってーの」
QB「とにかく、この先どんな脅威になるかも分からないということは教えておくよ」
杏子「……そう言われたら、確かめてみるしかないよね?自分の目でさ」
──翌日、路地裏
使い魔「ブーンブンブン!」ビューン!
まどか「く……当たれ!」バアァン!! チュイン!
使い魔「ブンブンブン!」
まどか「『ほむらちゃん、お願いがあるんだけど……ほむらちゃんの持ってる拳銃を分けてほしいんだ、私一人でも魔女と戦えるように……。』」
ほむら「『まどか……わかったわ。でも扱いには気をつけて。それと……極力一人では魔女と戦わないで。できるだけ逃げるか、私たちを呼んで』」
まどか「『うん。ありがとう、ほむらちゃん』」
まどか「今のうち、慣れておかないと……!」ヂギィン!
使い魔「ブーンブーン!」
まどか「弾かれた!何!?」
杏子「なに使い魔あいてにドンパチやってんの?グリーフシードを落としゃしないっつーの」
まどか「……いらないよ、グリーフシードなんて」
杏子「もしかしてあんた……噂の『魔法少女見習い』ってやつ?」
さやかちゃんの立つ瀬が無い
まどか「私に用があって来たの?」
杏子「ああ。『魔法少女見習い』ってどういうつもりだテメェ、魔法少女には見習いもクソもねーんだぞ。魔法少女がどういうモンか分かって言ってんのか?」チャキッ
まどか「……知ってるよ。魔法少女がどんなものか、よく。だって私──」
杏子「あ?今なんて……。」
まどか「……何でもないよ。それよりあなたは何しに来たの?」
杏子「魔法少女見習いってのはこの先どんな脅威になるかわからねーらしいからな。あたしの目で確かめにきた。」
まどか「それで、私はどう見えるのかな?」
杏子「信じらんねーな。何も知らないで使い魔狙ってるバカにしか見えなかったけど」
まどか「……私は知ってるよ。少なくとも、あなたよりもずっと詳しく。魔法少女のことも、魔女のことも」
杏子「……どういうことだ?」
まどか「キュウべえの言ってることはほんの一部でしかないんだよ。本当のことが知りたいんだったら……私に協力してほしいんだ」
杏子「……話、聞こうじゃねえか」
──喫茶店
まどか「……もう一度聞くよ、本当に真実を聞く勇気はある?」
杏子「くどいよ……始めな」
まどか「まず、魔法少女の力の源になってるソウルジェム……そのソウルジェムは、あなたたちの魂そのものなの」
杏子「……は?どういうことだ?」
まどか「ソウルジェムが魂そのものだとすると、今の肉体に魂は……だから、ソウルジェムを肉体から100m圏外に離すと、魔法少女は死んじゃうんだよ」
杏子「おい……それってつまり、あたし達、ゾンビにされたようなモンじゃねえか!」
まどか「それだけならまだいいの……まだ続きがあるの」
杏子「続き?」
まどか「ソウルジェムが穢れを溜め込んで、限界いっぱいになると……。」
杏子「限界に、なると……?」
まどか「……っ、ソウルジェムは砕けて魔女が生まれる」
杏子「──!」
QB「驚いたよ、まどか。どこでその情報を手に入れたんだい?」
杏子「キュウべえ!てめーいつの間に……!」
まどか「……。」
QB「やれやれ、答える気はない、か。」
杏子「キュウべえ!さっきの話は本当なのかよ!」ガッ
QB「否定するほど間違ってはいないね」
杏子「なんで……なんでそんな大事なコト説明しなかったんだよ!」
QB「聞かれなかったからね」
杏子「……テメェ!」
まどか「落ち着いて……みんな見てるよ」ガタ
杏子「あ……ああ」
まどか「別のところに行こ?」
杏子「(なんなんだよ……その落ち着きようは)」
ほ
──路地裏
まどか「やっぱり、こういう話をする時はこういう場所のほうが都合がいいね」
杏子「……なんでテメェまでついてくるんだよ」
QB「まどかがこの情報をどこで知ったのか、とても興味があるからね」
まどか「……悪いけど、あんまり聞かれたくないんだよね、キュウべえ」パアァン!
QB「」バチュッ!!
杏子「あ、あ……殺したのか!?お前!」
まどか「うん」
QB「やれやれ、酷いじゃないか、代わりはいくらでもいるけど、もったいないじゃないか」バッ
杏子「な……!」
まどか「もったいないと思うなら、大人しく帰って」チャキ
QB「やれやれ……。」ササッ
杏子「……どう、なってんだよ」
最初のギャグテイストが無くなっちまったな…
死QB「」
まどか「あ……死体を残していったね、ラッキーだよ」
杏子「ラッキーって……何言ってんだ」
まどか「まあ見ててよ」
『キュウべえの肉体は消滅し、クリスタルへと姿を変えた……。』
シュウウウ……。
杏子「なっ……なんだこれ!?」
まどか「クリスタルだよ」テロレーン
『どのアビリティを継承しますか?』
まどか「うーん……『勧誘』でいいか」ピッ
杏子「い、今なにが……。」
まどか「ああ、今のは気にしないで」
杏子「(気にするなってほうが無理だろ……。)」
まどか「それで、私の話なんだけど」
杏子「あ、ああ」
まどか「約束通り、私は魔法少女と魔女の真実をあなたに話した。今度は、私の頼みを聞いてもらう番だよ」
杏子「……ああ」
まどか「もうすぐこのまちに『ワルプルギスの夜』っていう魔女が来るの。だから、この町にいる二人の魔法少女、巴マミさん、暁美ほむらちゃんと協力して戦ってほしいんだ」
『勧誘』
杏子「ワルプルの夜だって……?大物じゃねえか」
まどか「うん、でも戦わなきゃ……私の大事な人がたくさん犠牲になる。だから──」
杏子「……仕方ねえな、借りを作っちまったしな。乗ってやるよ、その話」
まどか「ほんと!?ありがとう……杏子ちゃん!」
杏子「ん?名乗ったか……?まあいいや、佐倉杏子だ。改めてよろしくな」
『佐倉杏子が 仲間に加わりました!』
ほむぅ
──ほむホーム
杏子「佐倉杏子だ、よろしくな」
ほむら「……あなたが共闘してくれるのはありがたいけれど、いったいどこでワルプルギスの夜の情報を手に入れたの?」
杏子「あ……それは、その……言えねーな」
まどか「『杏子ちゃん、もう一つお願いがあるの。私が魔法少女のことやワルプルギスの夜のことを話したっていうのは……二人に内緒にしていてほしいんだ』」
ほむら「(……おかしい、キュウべえが話すはずがないし、杏子が知るはずが……一体?)」
マミ「私なんて初耳よ、この町にワルプルギスの夜が来るなんて!どうにかしなきゃ!」
杏子「だからそれをどうにかするっていう話をこれからすんだよ!」
継承ってあれ全部継承されるんだよな
最初選んだ奴だけだと思ってたわ
>>208
oh……同じ勘違いをしていた
>>198修正
×『どのアビリティを継承しますか?』
まどか「うーん……『勧誘』でいいか」ピッ
○『以上のアビリティを継承しますか?』
『勧誘』
まどか「あ、『勧誘』はまだ無かったんだよね」ピッ
マミ「私たち三人だけで戦力的に大丈夫なのかしら……鹿目さんも連れていったほうがいいんじゃない?」
ほむら「駄目よ、まどかに余計な危害は加えられない」
杏子「鹿目、まどか……あいつは連れていったほうがいいんじゃねーか?」
ほむら「知ってるの?杏子!でもダメよ、絶対ダメ、まどかに危害は加えられない。私たちだけで迎え撃つわ」
杏子「お、おう」
ほむら「まどかは私が……今度こそ……!」ブツブツ
杏子「……おい、どうしちゃったんだよ、アイツ」
マミ「……わからないわ」
──まどか家
まどか「……ほむらちゃん、今回は……今回こそ、私が助けるから……!」ブツブツ
──────────────
まどか「グリーフシード……本当は一つだけとっておいたんだ……ほむらちゃん……お願い」
ガシッ カチン……。
まどか「!!」
ほむら「……それは、自分で……自分で使って……!」
シュウウウ……!
まどか「もう大丈夫だよ……離して!ほむらちゃん、グリーフシード使わなきゃ……魔女になっちゃうよ!」
ゴポ……
ほむら「わたしは大丈夫……こんなにソウルジェムは濁っていても、わたし、今幸せなんだよ。鹿目さん……まどかを、守れたから、やっと……だから、魔女になんてなるはずがないんだよ」
まどか「ほむらちゃん?ほむらちゃん!しっかりして!嫌だよ!私、こんなの……!」
ほむら「まどか……ありがとう、さよなら……!」
──生きて。
『暁美ほむらの肉体は消滅し、クリスタルへと姿を変えた……。』
このGSってさやかちゃんなんだよな…
まどか「……あ」
そこに、ほむらちゃんはもういなかった。
あるのは、優しい輝きを放ちながら浮かぶ紫色のクリスタルだけ。
そのクリスタルも、私が手を触れると同時にぱあっと消えていった。
『以上のアビリティを継承しますか?』
『時間遡行』
→『はい』
『いいえ』
まどか「……わかったよ、ほむらちゃん。」
『時間遡行を継承しました』
まどか「今度は、私が──!」
こうして、私は1ヶ月前に身を投じた。
ソウルジェムは無くなっていた。ほむらちゃんが私の願いを、聞き届けてくれていたのかもしれない。
QB「やあ、僕はキュウべえ!僕と契約して……!?」
まどか「あなたさえ……あなたさえいなければ!」グググググ……!
QB「うぐっ、何を、するんだい!首から、手を、離しっ、ぐっぷ……!」ギリギリギリギリギリ
まどか「はぁ……はぁ!」ググ……ギュ!
QB「う゛ぅ!……。」
まどか「はぁ、はぁ……!」
QB「やれやれ、何するんだいきなり」サッ
まどか「っ!」キッ
QB「おっと、どうやら話を聞いてくれそうもないみたいだ。今日は退散することにするよ」ササッ
まどか「はぁ……殺しちゃった、キュウべえを……この手で」
『キュウべえの肉体は消滅し、クリスタルへと姿を変えた……。』
まどか「……え?」
まどか「……まさか、これって」ス……。
『以上のアビリティを継承しますか?』
『説得』
『ほめる』
『死の予言』
まどか「……。」
→『はい』
『いいえ』
『アビリティを継承しました』
まどか「……使える」
──数日後
QB「やあまどか、話を聞いてくれる気になったかい?」
まどか「こんにちは、キュウべえ。実は聞いて欲しい話があるんだけど──」
『説得』
まどか「私を、見習い魔法少女にしてほしいんだ」
死ぬほど眠い
いつ寝落ちするか分からないとだけいっておく
寝落ちする時は言ってくれ。出来る限り保守する
──ほむホーム
杏子「……まぁ、鹿目まどかの件はおいといて、これからどうすんだ?」
ほむら「魔女を狩ってグリーフシードを集めるわ。何よりもまずグリーフシードが必要よ」
杏子「それもそうだな……余計な使い魔まで狙うんじゃねーぞ?マミ」
マミ「わかってるわよ。ただ、いくらか『不幸な流れ弾』が出るかもしれないけれど?」フフン
杏子「ん?まあいいや……集まって狩っても効率わりーから、獲物は各自で穫ってくるってことでいいな?」
マミ「え、ええ(いまいち通じなかったわね……。)」
申し訳ない、寝落ちします。もう頭が回りません
起きてスレが残ってたら続き書きます
はい
ほむ
ほむ
ほむ
ほむ
ほむ
ほむ
ほむ
ほむ
ほむら「それじゃ、当日の作戦についてはまた次回話し合いましょう」
杏子「おう、またな」
マミ「暁美さん、また明日ね」ガチャ
ほむら「……そこにいるのは分かっているわ。出てきなさい、キュウべえ」キッ
QB「なぜそこまで僕に敵意を持つんだい?暁美ほむら……まったく、まどかといい、わけがわからないよ」
ほむら「……?まどかがどうかしたの?」
QB「どうかしたなんてものじゃない、彼女は──」
ほむら「……嘘、どういう事なの?まどかが魔女や魔法少女の真実について知ってるなんて……ありえない」
QB「僕にもわからない。しかし彼女はその事実を理解し、説明していた。暁美ほむら、君なら何か知ってるんじゃないか?」
ほむら「まどかが……知ってるはず」
パアァン!
QB「」バチュ!
まどか「遅かった、キュウべえの口止めが間に合わなかった……!」
ほむら「え……まどか……?」
まどか「ごめん、ちょっと上がってもいいかな?」
『キュウべえの肉体は消滅し、クリスタルへと姿を変えた……。』
おはようございます
保守していただいてありがとうございます。再開します
って投下前に言うべきだったね普通
ほむら「わ、私は構わないけど……。」
まどか「ありがとう」テロレーン
『以上のアビリティを継承します。』
『リレイズ』
ほむら「え?そのクリスタル……え?」
まどか「ああ、これは何でもないから……。」
ほむら「(何でもない……?)」
まどか「……それで、ほむらちゃんは気になってるんだよね?何で私が魔法少女のこと、魔女のこと、知ってるのか……。」
ほむら「……えぇ」
まどか「私が、ほむらちゃんを救うために未来から来た、って言ったら……信じる?」
ほむら「え……!?」
来たか、支援
まどか「私、未来でほむらちゃんに助けられたからここにいるんだよ。だから、今度こそ、一緒にワルプルギスの夜を倒そう」
ほむら「まどか……まさか、本当に未来から」
まどか「うん。だから、ほむらちゃんがどれだけ頑張ってきてくれたのか……今ならわかるよ」
ほむら「──!!」
まどか「もう、いいんだよ。一人じゃないから……!」ギュッ
ほむら「まどかぁ……うっ……あッ……私ッ……わたし!」ポロポロ
今ここに来て眠い
まどか「今度倒そう。今度こそみんなで越えよう……ワルプルギスの夜を」
ほむら「……うん!」
──ワルプルギスの夜、当日
マミ「ついにこの日が来たわね……!」
杏子「そうだな……!」
ほむら「今度こそ……今度こそ私は!」
まどか「……みんなで生きて帰ろう!いくよ!」
──ソシテ センリツノヨルガ オトズレタ
ワルプルギス「キャハハハハハハハ!!」
勝利条件
ワルプルギスの夜を倒せ!
>>268
修正
×まどか「今度倒そう。今度こそみんなで越えよう……ワルプルギスの夜を」
○まどか「今度こそ倒そう。今度こそみんなで越えよう……ワルプルギスの夜を」
さやかちゃんは?
まどか「がんばれ私……私ならできる!」
『エール』 Speed+1
マミ「速攻で終わらせるわ!ティロ・フィナーレ!」
ズドォォォォン!
杏子「最初から全力だ……いくよ!」ジャキン! ジャキン! ジャキン!
杏子「こんな大技、めったに使わないけど……吹っ飛べぇぇぇぇぇッ!!」
ドシュウウウウ!
ほむら「……。」
ガ チ ャ ン!
ほむら「無茶しすぎよ、杏子……!」トーン
カチッ シュウウ……!
ほむら「これで大丈夫ね……あとは」カチッ シュッ!
ほむら「時は動きだす」
ドオォォォン!!
杏子「ほ、ほむら!?」
ほむら「無茶しすぎよ杏子、いきなり魔力を使い切る寸前まで……ソウルジェムは浄化しておいたわ」
杏子「悪いな……でも、これだけやればさすがのあいつも」ワルプルギス「キャハハハハハハハ!!」ゴゴゴ……!
ほむら「無傷……嘘!」
まどか「頑張れっ、まどかちゃんっ」
まどか「はいっ、頑張りますっ」
まどかは一人頑張るちゃん可愛い
ワルプルギス「キャハハハハハ!!」
『ファイガ』
杏子「なっ!?うわああぁぁぁ!」シュゴォォォォ
マミ「杏子!……はっ!」
『サンダガ』
マミ「ああああああぁぁぁッ!」バチバチバチバチバチィ!!
『グラビガ』
ほむら「ああぁぁぁ……くッ!!」ギュイイイイイイ!!
まどか「みんな!」
ほむら「く……どういうこと?ワルプルギスは今まで一度もあんな攻撃……!」
まどか「私も……見たことないよ、前の未来じゃ、少なくともあんなデタラメじゃなかった!」
QB「……驚いたよ、まさかそういうことだったとはね」
まどか「キュウべえ!?」
QB「暁美ほむら。君はもしかしたらこの時間を繰り返しているのかい?ワルプルギスを倒すために……原理はわからないけど、まどかも」
まどか「……そうだとしたら、なんだっていうの?」
QB「ワルプルギスの夜に更なる力を与えたのは、君たちということになる」
ほむら「どういう……こと?」
『ガダブレダ』
QB「まず、暁美ほむら。君はなぜ時を越えてきたんだい?」
ほむら「……まどかを、救うためよ……うっ」グラッ
まどか「ほむらちゃん!」
QB「まどか、君は?」
まどか「ほむらちゃんを助けるため。こんな運命から……今度は私が!」
QB「これは不思議なことだ。助けられる対象である二人が、助ける側として時を越えてやってきてしまった。すると、どうなると思う?」
まどか「……わかんないよ、全然!」
QB「本来どちらかに重ねられるはずだった因果の糸が行き場を失い、君たちの倒すべき最終目標……そう君たちは設定したんだろうね。ワルプルギスの夜に因果の糸が重ねられることになった。」
まどか「それで、どうなるっていうの!」
QB「簡単に説明すると、魔法少女としての才能が増幅する。つまり、魔女としての力も増す。ワルプルギスの夜は現存最強、『究極』の魔女さ」
ほむら「そんな……じゃあ、私がやってきたことって……!」
まどか「ほむらちゃん!」
QB「……ところで、どうしてこんなに長い話をしたと思う?」
まどか「──え?」
『アルテマ』
カッ!
まどか「あ……!」
パ……ドオォォォォォォォ!!
まどか「く……ほむら、ちゃん……!」バタッ
ほむら「まどかぁぁぁぁぁッ!……インキュベーター、あなた!」
QB「僕はただ説明していただけじゃないか。君たちが気づいていたら何かできたはずだろう?」
ほむら「く……!」
QB「さて、魔法少女でもないまどかはもう生きてはいないだろう。あとの二人も戦闘不能だ。どうするんだい?暁美ほむら」
ほむら「(繰り返せば繰り返すだけ……ワルプルギスが強くなる……どうしようもないじゃない!私……!)」ザワ……!
QB「(このまま放っておけば三人とも魔女に……。)」
『リレイズ』
まどか「……危ないところだったよ、インキュベーター」
ほむら「まどか!」
QB「な……どういうことだい!?有り得ない!」
まどか「大丈夫?ほむらちゃん。痛いの痛いの……とんでけ」ギュ……
『おまじない』
ほむら「あ……。」
『ソウルジェムの穢れが消えた!』
まどか「もう大丈夫。それじゃ、私行ってくるね」
ほむら「待って、まどか!絶対……絶対戻ってきて」
まどか「……約束するよ、それじゃ、行ってくるね」バッ!
ワルプルギス「キャハハハハハハ!!」
まどか「うわあああああああ!!」
『さけぶ』
まどか「勇気が……力が湧いてくる!」Brave+10 MA+1 AT+1 Speed+1
ワルプルギス「キャハハハハハ!!」ガラガラガラ……!
まどか「瓦礫……多すぎるよ!」
ゴゴゴ……バキィィィン!!
まどか「結界!これって……!」
杏子「へ……あと、任せたよ……!」バタ
まどか「杏子ちゃん!」
ワルプルギス「キ……キャハハハハハ!!」
『ブリザガ』
まどか「呪文!あんなの受けたら……!」
──沈黙の光よ、音の波動のもたらす 邪悪な影から守りたまえ! シェル!
まどか「きゃあああっ!……あれ?何かが守ってくれた……?」
マミ「鹿目さん、大丈夫?少しは先輩らしいこと、できたかしら……!」バタッ
まどか「マミさん!」
ワルプルギス「キャハハハハハハ」
まどか「ありがとう……みんな」
ワルプルギス「キャハハハハハハ!!」
まどか「──虚栄の闇を払い、真実なる姿現せ あるがままに!アルテマ!」
車田的
ほむら「これは!?」
QB「さっきワルプルギスの夜が放ったのと同じ呪文だ!でもどういうことだ……威力が桁違いだ!」
まどか「もういい」ゴゴゴゴ……。
ワルプルギス「ギャ……ギャアアアアアア!!」
まどか「もう、いいんだよ、終わりにしよう。そんな姿じゃなくったっていいんだよ……もう」
ワルプルギス「ギャアアアアア……ア……あ……私」
ほむら「ワルプルギスの夜が……人間に戻っていく……!」
まどか「もう絶望しなくてもいいの。誰も憎まなくて……。」
ワルプルギス「……ありがとう」スウッ……!
ほむら「消えた……もしかして、私たち」
まどか「終わったよ、ほむらちゃん!勝ったんだよ!私たち!」
Congratulation!
デレレデレレデレレデレレデンデデンデンデンデデンデレレレレン!
──エピローグ
杏子「……なあ、本当にやるの?」
マミ「仕方ないでしょ、私たちが魔法少女を卒業するには」
まどか「こっちの準備はいつでもいいよ」
杏子「……よし!いつでも来い!」
まどか「虚栄の闇を払い、真実なる姿現せ あるがままに!アルテマ!」シュバアアアアアア
杏子「ぎゃああああああ!」ドタァ
マミ「杏子!大丈夫?」
杏子「う、うぅ……あ!ソウルジェムが……消えた……!」
まどか「次はマミさんですね」
マミ「え!?ちょっと待って、心の準備が……!」
まどか「アルテマ!」
マミ「いやああああああ!」
まどか「地球から出ていくってほんと?」
QB「ああ。君みたいな子が出てこられちゃ、エネルギーの採算がまったく取れないからね。どこか別の星を探すことにするよ」
ほむら「まさか魔女たちを全員ほっぽりだしていくつもり?」
QB「……善処するよ」
まどか「善処?ちゃんとやらないと……どうなるかわかってるよね?」
『おどす』
QB「コケッ!?」Brave-20
ほむら「キ、キュウべえがニワトリに……!」
まどか「勇気がなかったんだね」
──喫茶店
さやか「それでね、恭介ったらね……。」
まどか「すっかりラブラブだねさやかちゃん……ちょっと前まであんなに恥ずかしがってたのに」
さやか「う……言うなー!それを言ったらまどかだって、いつの間に転校生とそんなに仲良くなったのさ!」
まどか「え?それは……。」チラ
ほむら「ちょっと色々……ね?まどか」チラ
さやか「色々ってなによ!気になるー!」
まどか「えへへ」
──公園
まどか「……すっかり日が暮れるね」
ほむら「そうね」
まどか「二人っきりだね」
ほむら「……そうね」
ギュ……。
ほむら「ま、まどか……!?」
まどか「やっぱり、ほむらちゃんが側にいるって……幸せ」
ほむら「あ、あ……!」ドキドキ
まどか「ほむらちゃんが一緒にいると嬉しい……もっとほむらちゃんと一緒にいたい」
ほむら「わ……私も。私もまどかと一緒にいると幸せだよ!」
まどか「……もう、離れ離れになったりしなくてもいいんだよね、私たち」
ほむら「……うん」
しあわせだよ、私たち。
完
乙乙
無事、完結出来てよかった
終わりです
正直いってかなりの難産でした、完結できたのは見て頂いた皆さんのおかげです、支援、保守ありがとうございました
ちなみに言及があったので白状しておきますが
マミ「燭台壊してハート稼ぐのは一苦労ね」の作者は私です
SSは今回で六本目なのでもしかしたらどこかで会ってるかもしれませんね
>>302
おお、あれか。あれも面白かったぞ
>>302
ロックマンはやらんの?
>>303
ありがとうございます
思い出深い作品なので面白いと言っていただけると嬉しいです
>>305
申し訳ありませんが現時点でやるつもりはありません
私の引き出しでは上手くクロス出来る気がしないので……。
>>307
って事はドンキーもそうだよね?>>1の書く他の魔法少女とちょっと違うマミさんのSS好きだわ
ピクミンまだー?
いちおう報告。前回のSS(たしかDKクロス)の終了後に書くといっていたSSは一回落ちたけど書ききることができました。書くと豪語していたため報告しときます。次も頑張ってください。
>>310
そう言っていただけると励みになります
マミさんと白いテッカマンが出会ったり、風紀委員がほむほむのボディガードを引き受けたり、杏子が『さやか』と散歩に行ったり……。
そんなSSに心当たりがあったら、それは私かもしれません
>>311
ピクミンはやったことないので……。
SSお疲れ様でした。
スレが落ちたにもかかわらず、よく完結させたと思います
本当にお疲れ様でした。あなたも、次も頑張ってください
さて、なんだかんだでレス返しまくってましたがそろそろ消えます
ありがとうございました!
>>312
テッカマンだけ知らんな…
このSSまとめへのコメント
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