コナン「サンキュー博士!」
博士「くれぐれも悪用するんじゃないぞ~」
博士「あ、ところで新一、発明の見返りに例のもの頼むぞい」
コナン「バーロ、わかってるよw」
~~学校~~
コナン「さぁて、しかたねえ、早速博士のために一肌脱ぐか!」
コナン「それにしても小学生のオリモノが欲しいだなんて博士のやつ・・・」
~~女子トイレ~~
コナン「よし、給食の時間だから幸い人は少ないみたいだな!」
コナン「それじゃあ・・お!早速一つ目のナプキンを見つけたぜ!」
コナン「ペロッ・・・これは!コーンフレークとイチゴのさわやかな味!」
コナン「間違いねえ・・・歩美ちゃんのだ!幸先いいぜ!」
コナン「お次は・・ペロッ・・・これは!博士んちの香りがするな!さては灰原のか!」
歩美&灰原「うんうん・・それでね~・・・」
コナン「!!まずい!女子特有のみんなでトイレか!この声は歩美ちゃんと灰原!」
歩美「あれ?あの個室の影・・・半ズボン!?」
灰原「おかしいわね・・・まさか男子が?」
コナン「まずいぜ!!こうなったら例のスイッチで!」
コナン「LAAAAAAAANN!!」(ポチッ!)
シュイイイイイン!!
~~教室~~
光彦「ほんとに元太君はよく食べますね~」
元太「給食にもうな重がでねぇかなぁ~!」
光彦「さて、僕はデザートのイチゴゼリーをいただきましょうかね」
光彦「まずはスプーンを使わないで口で吸いこんでみます」
光彦「ちょっと下品ですけど、これがまたおいしいんですよね!」
シュイイイイイイン!!
光彦「!?」
~~女子トイレ~~
光彦「パク!!・・?!この味は・・・なんです?うわぁ!生臭いです!」
光彦「しかもここは・・トイレ?ええ?」
歩美「光彦君!!何してるの?!」
灰原「円谷君・・あなた一体・・・?!」
光彦「ええ??なんです?え!何があったんですか!?」
灰原「あなた・・・その手に持ってるのはなんなの!?」
光彦「うわあっ!!なんなんですこれ!?」
歩美「サイテーーー!!先生呼んでくる!!」
灰原「円谷君・・・最低ね」
光彦「ま・・・待ってくださーーーい!誤解ですーーー!」
~~教室~~
小林「・・・ということがありました」
歩美「最低だよ!」
小林「円谷君は早退してもらいましたので、今度みんなで話し合いの時間を設けますね」
元太「光彦のやつなにやってたんだろうな」
コナン「ったく、サイテーな野郎だな!!」
元太「そんなにうめぇのかな・・ところでナプキンってなんだ?」
コナン「バーロ!知らなくていいんだよ!」
歩美「コナン君・・・///」
灰原「・・・」
コナン「光彦のヤロー・・バーロ!なにやってんだよ・・・」
~~放課後~~~
コナン「さてと、次は体操着か・・・博士のやつ注文が多すぎるぜ」
コナン「みんなが帰ったあとを見計らって・・・」
コナン「どれ・・まずは歩美ちゃんの体操着を・・・」
コナン「へぇ、いい感じに汗がしみ込んでるじゃねぇか!!食べごろだな!」
コナン「ちょっとぐらい楽しませてもらうとするかっ!」クンカクンカ
コナン「ちくしょう!我慢できねえ!」シコシコシコ・・・
歩美「うわぁ~!体操着忘れちゃったよぉ・・!」タッタッタ
コナン「!?」
灰原「まったくトジねぇ」
歩美「哀ちゃんつき合わせてごめんね!」
コナン「(まずい!どうすれば・・・!そうか!あのスイッチを使うしかない!)」
コナン「(結果がどうなるか予想もつかねぇが・・・いちかばちかだ!!)」
コナン「LAAAAAAAAAAAAAN!!」
ポチッ!!
シュイイイイイイイン!!
~~光彦宅~~
光彦「僕は何もしていないのに早退させられてしまいました・・・」
光彦「お母さんや姉さんを泣かせてしまいました・・」
光彦「なんでこんなことに・・・」
光彦「くそっ!!こうなったら姉さんのパンティーでオナニーです!」
光彦「あああーーー!!」シコシコシコ
シュイイイイイイイン!!
光彦「!?」
~~学校~~
ガラッ
歩美「あれ!光彦君!?なんで学校に!?」
灰原「それより・・どうして裸なのかしら?」
光彦「!!!」
歩美「ちょっとぉー!その手に持ってるの歩美の体操服!!」
灰原「あなた・・それを使ってなにをしようとしてたのかしら?」
光彦「ま・・待ってください!これは誤解なんです!!」
灰原「もう小学生だからと言って言い訳は通じないわね・・・」
歩美「うええええーーーん!先生よんでくるーーー!」
光彦「ちょおおおおーーーーー!!!」
~~翌日~~
小林「残念ですが、円谷君は精神病院に入院することになりました」
小林「みなさん、特に女子はお見舞いに行かないこと、いいですね?」
歩美「見損なったよ光彦君」
元太「家でおとなしくうな重でも食ってりゃよかったのにな」
灰原「・・・」
コナン「バーロ!なにやってんだよ光彦・・・」
コナン「悩みがあるなら俺に相談しろってんだ・・・!!」
歩美「コナン君・・・///」
コナン「(一体どうしたってんだ・・光彦らしくねぇ・・なにか裏があるのか・・?)」
コナン「(まさか・・黒づくめの!!?・・いやまさかな・・考えすぎか・・)」
~~翌日~~
小五郎「よし、今日から土日で福岡までいくぞ!」
LAN「どうして急に??」
小五郎「福岡のほうの依頼人が是非来てくれってんでな!しかたない!」
LAN「もちろん私たちも・・・」
小五郎「ったくしかたねえなぁ・・・邪魔だけはすんじゃねえぞ!!」
コナン「福岡か・・・念のため例のスイッチは持っていくか」
コナン「事件解決の手がかりになるかもしれねぇからな・・・」
~~飛行機~~
LAN「うわぁ~高いねコナン君!」
コナン「そうだねLANねーちゃん!」
小五郎「おい!静かに乗ってろよ・・ったく」
ビーッビーッビー!!
コナン「!?」
男「この飛行機はわれわれがジャックした!!」
コナン「なんだと!?」
男2「貴様らには悪いがこのままこの飛行機でアメリカに向かう!!」
コナン「なんだと!?」
コナン「そうはさせねぇよ!」チキチキチキ・・キィーーン
LAN「いくよコナン君!」
コナン「応っ!!」
LAN「アアアァァァァァァァッ・・・!!」
・・・
・・
・
小五郎「くそっ!!犯人は倒したがパイロットは殺されてる!」
CA「このままでは墜落してしまいます・・!!」
コナン「バーロ!おっちゃん!犯人はさっきの男達だ!」
CA「下は山脈で不時着もできません!!」
LAN「どうしよう!?」
小五郎「とにかくみんな!緊急脱出装置から出るんだ!」
コナン「複数犯ってやつか・・・おっちゃんこいつは一筋縄ではいかねーぜ!」
小五郎「パラシュートは全員分ある!」
コナン「真実はいつも一つ!!」
小五郎「うおおおお!!」
LAN「キャアーーーー!!」
バサッ!!
・・・
・・
・
LAN「なんとか助かったよお父さん・・・」
小五郎「ああ・・・」
LAN「あれ!?コナン君は!?」
~~機内~~
コナン「バーロ・・・みんな脱出しちまったら誰が高度を保つんだ?」
コナン「これでいいんだ・・・このまま飛行機と一緒に俺は山脈に墜落する・・」
コナン「LAN・・元気でな・・」
コロッ
コナン「ん?このスイッチは・・・そうか!」
コナン「このスイッチを押せば・・・もしかしたら助かるかもしれない!!」
コナン「何が起きるかはわかねぇ・・だが!このまま死を待つよりは!!」
コナン「みんな!俺に勇気を貸してくれぇーーーー!!」
コナン「LAAAAAAAAAAAAAANN!!」
ポチッ
シュイイイイイイイン!!
~~精神病院~~
光彦「・・・」
光彦「僕はなぜこんなところにいるのでしょう・・・」
光彦「僕は無実です・・・」
光彦「鳥になりたい・・あの大空を・・」
光彦「思いきり飛んでみたい・・・」
シュイイイイイイイン!!
光彦「!?」
ドグオォォォォォォォォォン!!!!
ーーこの大空にーー
コナン「こうして俺は一か八かの賭けで一命を取り留めた
ーー翼をひろげーー
コナン「この日常があるのもあのスイッチのおかげだ・・・」
ーー飛んでいきたいよーー
コナン「しかし、あの日以降光彦が病院から姿を消した・・・」
ーー悲しみのない自由な空へーー
コナン「だがきっと・・いつか俺がこの謎を解き明かすっ!」
ーー翼はためかせーー
コナン「真実は!いつもひとつだから!!」
ーーいきたいーー
fin
くぅ~~~www
初SS読んでくれてありがとうおまいら
このSSまとめへのコメント
素晴らしいw
おもれぇ
ラストの飛行機はストーリーランドを思い出すな
感動した