兄「妹かわいい」(462)

妹「なっ!?何急に!?」

兄「いやさ、かわいいなと思って」

妹「はぁ!?お金なら貸さないからね!!」

兄「いや…そういうんじゃなくて、単にかわいいなって」

妹「や…やめてよ!!」

兄「本当にかわいい」

妹「だからやめろって!!怒るよ!!」

兄「こんなこと言ったらもっと怒るかもしれないけどさ」

妹「な、何…?」

兄「怒ってるところも、正直めちゃくちゃかわいい」

妹「だから!!やーめーろッて!!!!」

妹「あんまりからかうと本当に怒るから!!」

兄「別にからかってるつもりはないんだが…」

妹「ご飯できたから!!みんな待ってるから!!」

兄「そっか、わざわざありがとな」

妹「ふ、ふんっ」

兄「あっ、これだけは言っとくけどさ」

妹「?」

兄「かわいいのはホントだから。少なくとも俺は本当に妹のことかわいいと思うよ」

妹「~~~ッ!!!」

「「「「いただきまーす」」」」


妹「パクパク…モグモグ…」

兄「」 ジーッ

妹「な、何…?」

兄「なんかご飯食べてるとこもかわいいな、って」

妹「ッ…!!」 ガシャンッ

兄「ビックリしてるとこもかわいい」

妹「お母さん!!お兄ちゃんが!!」

母「どうしたの?」

妹「私のことかわいいって!!」

母「あら、よかったじゃない」

妹「~~~ッ!!!」

妹「はぁ…」

兄「お腹いっぱい妹もかわいい」

妹「何よお腹いっぱい妹って…意味わかんないんだけど」

兄「そっか」

妹「恥ずかしくなの…?」

兄「何が?」

妹「そんな簡単に…か、かかわいいとか言って…」

兄「いや、でもかわいいのは本当だし」

妹「だからそういうのッ!!」

兄「お前からしたらウザいし何言ってんだコイツって思うかもしれないけどさ」

妹「………」

兄「でも兄ちゃんは本当に妹のことがかわいいし、大切だから」

妹「ッ…!!」 カァーッ

兄「守ってあげたいし、困ってるときは助けてあげたいって思う」

妹「あっ…ッ…○×△#*&%ッ…~~~////!!!!」

兄「だからお前のことが本当にかわいいし、大事だよ」

妹「き、ッききききキモッキモいんだよ!!!馬鹿兄貴ッッッッ!!!!」 ダッ

タッタッタッ…

ガチャンッ

妹「な、なななな何言っちゃってんのアイツッ!!?」 ブルッ

妹「しかも真顔で!!!キモイキモイキモイ!!!!」


トントン

妹「!?」

兄「さっきはごめんな、兄ちゃんちょっとキモかったよな」

妹「ッ…」

兄「でもさ…やっぱ言わなきゃ伝わらないこともあるし、別にふざけて言ったわけじゃないから」

妹(そういうところがキモいって言ってんだよッ!!)

兄「これからは兄ちゃんもちょっと気をつけるから」

妹(ウザい!!早くどっか行けよッ!!)

ご飯が炊けたんで終わります

じゃあ待ってる

兄「じゃあ、そういうことだから…あと風呂沸いたけど先入る?」

妹(もういいからあっち行けよッ!!)

兄「あれ?妹?」

妹(何でこうわざとやってんじゃないかってくらい人をイラつかせるかなッ!!?)

兄「もしかして寝てる?入らないなら誰か先に入っちゃうけど?」

妹「あ゛ー!!もう、わかったから!!先入るから消えろよ!!」

兄「ど、どうした?」

妹「しつこいんだよ!!わかったから!!何度も言わなくてもわかったから!!」

兄「………」

妹「チッ…」 イライラ

兄「」 トコトコトコ…

妹(何でああも気持ち悪いことを平気で言えるかな…ッ!!?) トコトコトコ

兄「」 トコトコトコ

妹「ッ!?」

兄「お風呂行くのか?んじゃあ、出たら兄ちゃんに」

妹「キモいんだが」 プイッ

兄「ん?」

妹「キモいんだがキモいんだがキモいんだが!!」 トコトコトコ…

兄「………」

………


妹「ふぅ」

母「またアンタ、お風呂一人でずっと入って」

妹「うん、次空いたから入っていいよ」

母「みんなずっと待ってたんだからね」

妹「すまねぇ」

母「じゃあ、次お兄ちゃん呼んどいて」

妹「………」

妹「」 トコトコトコ

兄「どうした?」

妹「風呂」

兄「今誰も入ってない?」

妹「」 プイッ

兄「………」

妹(どうせ相手にするとまた調子に…)

兄「お風呂上りの妹もかわいいよ」 ナデナデ

妹「」

兄「」 ナデナデ

妹「」 ピキピキ

妹「――ッ!!」 ドカッ

兄「あいたっ…」

妹「」 プイッ

兄「………」

妹(やっぱ何もわかってないじゃん!!あの禿ッ!!) トコトコトコ…


………

……

兄(56)
妹(49)




ミーン ミーン ミーン


妹(はぁ…夏休みも残りあと少しか…)

兄「おはよ」 トコトコトコ

妹「ッ…」

妹(まぁこの時間はお父さんもお母さんも仕事で家に居るのは必然的に私と…) チラッ

兄「?」

妹「何でもない」 プイッ

兄「ああ、そうだ」

妹「?」

兄「兄ちゃん明後日くらいにはもう帰るから」

妹「あっそ」

兄「久しぶりに帰ってきたのにあんま構ってやれなくてごめんな」

妹「別にいいよ。そもそも別に構ってほしくないし」

兄「そっか、そうだよな」

妹「………」

兄「………」

妹「………」

ミーン ミーン ミーン

兄「今暇なのか?別に予定もないなら今からでもどっか兄ちゃんと…」

妹「行かないから」

兄「そっか」

妹「………」

ミーン ミーン ミーン

兄「………」

妹「………」

兄「………」 ジーッ

妹「はぁ…」

兄「………」 ジーッ

妹「今度は…何?」

兄「いやね、何でこんなに可愛らしい生き物がいるんだろうって」

妹「………」

兄「お前が俺の妹でよかったなって、つくづくそう思う」

妹「あーはいはい、そうですか」

兄「うん」

妹「………」

兄「ありがとな」

妹「はいはいどういたしまして」

妹(もうリアクションするのも疲れた…)

兄「やっぱりもうちょっとだけこっちにいようかな」

妹「もういいからとっとと帰ってくれ」

兄「まぁ向こうでの予定もあるし、やっぱり明後日に帰るけどね」

妹「そ」

兄「寂しい?」

妹「寂しくないよ」

兄「兄ちゃんは正直寂しいな、やっぱり母さん達や妹のいるこっちの方がなんだか落ち着く」

妹「へぇ…」

兄「まぁお前も元気そうでよかったし、とりあえずは安心して帰れるかな」

妹「まぁ、別に元気だし…」

兄「そっか、よかった」

妹「………」

まさか兄・・・・病(ry

お風呂が沸いたんで終わります

щ(゚д゚щ)

チュンチュン

妹「ふぁぁ…ん?机の上に何か置いてある…」
妹(ってコレちっちゃい頃お兄ちゃんに私がお嫁になってあげるって渡した玩具の指輪だ!?)

妹「あー…朝から恥ずかし…あ、お兄ちゃんもう行ったの?」

母「そうみたいねぇ。ちなみに暫く会えないと思うわよ」

妹「はぁ?なんでさ」

母「なんでも兄くんが偶然助けた女の子が凄いトコのお嬢様だったみたいで」

父「婿に貰って海外行くんだとよ。全く漫画の主人公みたいだなハハハ」

妹「いや、ハハハじゃねーです!何で言わないの!」

母「アンタあの子から聞いてないの?」

妹「聞いてないよ!全然まともにお話もしてないのに!」
妹(冗談じゃないわよ…何か様子がおかしいと思ってたけどこんなの予想できる訳ない!)

母「困った兄くんねぇウフフ」
父「誰に似たんだかハハハ」

妹「この親ヒドすぎる…」

兄「なぁ、やっぱ暇してるなら兄ちゃんとどっか行くか?」

妹「だ、だから行かないって…」

プルルルル プルルルル

兄「ケータイ鳴ってるぞ?」

妹「言われなくてもわかってるから」

ポチッ

妹「はいー」 トコトコトコ…

兄「………」

妹「ねぇ、今日ずっと家にいるの?」

兄「うん、予定もないしゴロゴロしてる」

妹「今からうちに友達来ることになったから。宿題やりに」

兄「そっか」

妹「だからさ、私達二階で勉強してるからずっと一階にいてよね」

兄「まぁ…別にいいけど」

妹「じゃあ、そういうことだから。よろしく」 トコトコトコ…

兄「………」


………

友達「お邪魔しまーす」

妹「どうぞどうぞーあがってー」

友達「誰もいないの?」

妹「帰省してる兄貴がね…ゴロゴロしてるけど、気にしないでっ」

友達「ふーん…」

妹「こっちこっち」 トコトコトコ…

妹「狭いところですが、どうぞどうぞ…」

友達「ありがとー」

妹「どのくらい終わってる?」

友達「うーん…半分くらい」

妹「私は3分の2くらいかな」

友達「よしっ、じゃあお互い協力して今日中に終わらせちゃいますかっ」

妹「だねっ」

友達「んで残った夏休みはどこか行って遊ぶということでっ」

妹「おおっ、いいねー」


………

ミーン ミーン ミーン


友達「それにしても暑いねー…」

妹「あっ、それじゃあ私何か飲み物とか持ってくるよ」

友達「しのびねえな」

妹「かまわんよ」 タッタッタッ…


兄「おっ、どうした?」

妹「ジュース取りにきただけだから」

兄「そっか」

妹「イチイチうるさいから」

兄「勉強頑張れよっ」

妹「言われなくても頑張るから」

妹「げっ…何もないじゃん」

兄「麦茶とかも作っておいてないのか?」

妹「だから何もないって…」

兄「………」

妹「はぁ…水に氷入れていくしかないか」

兄「いいよ、兄ちゃんが何か買ってくるから」

妹「いや、いいよ…別に」

兄「いいって。ついでにもうすぐお昼だし昼飯とかも買ってくるから」

妹「だから、別にいいって…」

兄「いいんだよ、暇なんだから」

妹「………」

兄「その代わりお前はちゃんと友達と勉強頑張っとけよ」 ナデナデ

妹「だ、だから言われなくても頑張るっつーの…」 ペシッ

兄「そっか」

妹「ごめーん、何もなかったっ」

友達「ジーザス」

妹「でも大丈夫、お兄ちゃ…兄貴がどっか行くみたいだったから、ついでに頼んどいた。あっ、お昼も買っとくって」

友達「そんな、悪いよ」

妹「いいっていいって!!気にしないで、どうせゴロゴロしてるだけだったんだしっ」

友達「じゃあ、後でお礼言っといて…」

妹「あははっ…そんなのいらないって、それより宿題宿題っ」


………

バタンッ

妹「あっ、帰ってきたっぽい。ちょっと待ってて」

友達「うん」

トコトコトコ…


兄「ごめん、遅くなった」

妹「別に、いいよ…そこまで遅くないし…」

兄「とりあえず弁当と飲み物とお菓子類買ってきたけど、これだけでよかった?」

妹「う、うん…十分」

兄「弁当好きなやつ取ってっていいから、俺は余ったのでいいよ」

妹「うん…」

兄「他になんかある?」

妹「ううん、もう大丈夫…」

兄「勉強頑張れよ」

妹「だから言われなくても…ッ、って言うかさ…」

兄「?」

妹「あっ…いや…その…」

兄「?」

妹「ご、ご苦労…」

兄「………」

妹「………」

兄「はっ!!お褒めに預かり光栄です!!」 ビシッ

妹「プッ…」

兄「………」

妹「――ッ!!」

兄「あははっ…なんてね」

妹「キ、キモッッッ!!」 カァーッ

バタンッ

妹「たッ、ただいま!!」

友達「お…おかえり」

妹「はい!!ジュースお弁当お菓子!!」

友達「あ…ありがとう」

妹「さぁ!!宿題の続き続キ!!」

友達「あっ、私やっぱりちょっとお兄さんにお礼を…」

妹「いいって!!あんな奴!!」

友達「いや、でも…」

妹「いいってッ!!!」

友達「………」


………

妹「フーッ…何とか終わったねぇ…」

友達「うん、お疲れー」

妹「お疲れー」

友達「そんじゃ、そろそろ私は帰りますか…」

妹「あっ、うん。わざわざ来てくれてありがとね」

友達「あははっ、いいよ別に…あっ、そうだっ」

妹「?」

友達「早速明日どこか遊びに行こうよ!?」

妹「早速だね」

友達「早速だよ」

友達「どう?」

妹「う~ん…」

友達「無理なら別にいいけど…」

妹「いや、行け…ちょっと待って…」

友達「何か予定あった…?」

妹「いや、無いような…あるような…」

友達「………」

妹「う~ん…じゃあ、行けたら行くってことでいい?」

友達「おお、随分あいまいな返事だな…」

妹「しのびねえな…」

友達「かまわんよ」

友達「じゃあね、バイバイ」

妹「うん」

友達「あっ、でもその前にやっぱり…」

妹「?」

友達「お兄さんにお礼だけでも…」

妹「いや、だからいらないと何度も…」

友達「いや、でもそういうわけには…」

妹「いいから、帰りなさい」

友達「でも…」

妹「いいから、まっすぐドアに向かって、帰りなさい」

友達「お礼…」

妹「いい子だから」

友達「………」

妹「………」

友達「じゃあ、妹の方からちゃんとお礼言っといてね」

バタンッ

妹「もう友達帰ったから、好きにしていいよ」

兄「かわええ…」 キュン

妹「は?」

兄「いや、何でもない。宿題の方は?」

妹「終わった」

兄「そっか、よかったな」

妹「まぁ…」

兄「どうせ明日も休みだろ?なら兄ちゃんとどこか遊びにでも」

妹「行かないから」

兄「そっか、でもやっぱり、」

妹「行かないから」

兄「いや、まだ何も…」

妹「行かない。行かないから」

兄「そっか…」

兄「じゃあ、その気になったらでいいよ…」

妹「いや、ならないけど?」

兄「ならないのか?」

妹「ならないと思うけど?」

兄「そっか…」 ズーンッ

妹(フフンッ♪)

兄「あっ、そういえばさっき暇だったからDVD借りてきたんだけどさ、後で下で見てもいいか?」

妹「別に見たいテレビもないからいいけど」

兄「そっか」 ニヤニヤ

妹「?」


………

布団が敷けたんで終わります

おいついた
捕手



        ゴガギーン
             ドッカン
         m    ドッカン
  =====) ))         ☆
      ∧_∧ | |         /          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (   )| |_____    ∧_∧   <  おらっ!出てこい>>1
     「 ⌒ ̄ |   |    ||   (´Д` )    \___________

     |   /  ̄   |    |/    「    \
     |   | |    |    ||    ||   /\\
     |    | |    |    |  へ//|  |  | |
     |    | |    ロ|ロ   |/,へ \|  |  | |
     | ∧ | |    |    |/  \  / ( )

     | | | |〈    |    |     | |

     / / / / |  /  |    〈|     | |
    / /  / / |    |    ||      | |
   / / / / =-----=--------     | |


        ゴガギーン
             ドッカン
         m    ドッカン
  =====) ))         ☆
      ∧_∧ | |         /          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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     「 ⌒ ̄ |   |    ||   (´Д` )    \___________

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     |    | |    ロ|ロ   |/,へ \|  |  | |
     | ∧ | |    |    |/  \  / ( )

     | | | |〈    |    |     | |

     / / / / |  /  |    〈|     | |
    / /  / / |    |    ||      | |
   / / / / =-----=--------     | |

  /⌒ヽ

  ∩ ^ω^) な ん だ
  |   ⊂ノ
 |   _⊃
  し ⌒

  /⌒ヽ
 (^ω^ ∩ う そ か
  t⊃  |
 ⊂_   |
   ⌒ J

     /⌒ヽ
   (     )  おっおっおっ

   /  、 つ
  (_(__ ⌒)ノ
   ∪ (ノ

妹「ごちそうさまー」

兄「ごちそうさま」

母「プリンあるけど食べる?」

妹「食べうー」

母「アンタは?」

兄「俺は別にいいよ。妹が食べるならあげて」

母「だってさ」

妹「ん」

母「どうするの?」

妹「だから、ん」

母「んじゃわからないでしょっ」

妹「た…食べる」 ボソッ

母「はじめからそう言いなさい」

妹「ッ…」

兄「そうだ。DVD借りてきたからこっちで見ていい?」

母「何借りてきたの?」

兄「フフッ…怖いやつ」

母「別にいいけど、みんなにもちゃんと聞きなさい」

兄「親父、こっちのテレビ使っていい?」

父「Zzz…」

兄「妹は今何かテレビ見てる?」

妹「別に見てないけど、何それ?」

兄「見てのお楽しみ」

妹「ふーん。いいよ、別に」

兄「じゃあちょっと使うね」

来たーー

ウィーン…

(ナンカノコワイエイガァ~…) デーン


妹「何これ?ホラーじゃん」

兄「見たくなかった?」

妹「いや、別にどうせ見たいテレビもないからいいけど」

兄「そっか」

(シーン…)

妹「………」

兄「………」

妹「どうせならアクションとかSF借りてきて欲しかった」

兄「そっか」

………

……


(ドッ…ドッ…ドッ…)

妹「………」 ジーッ

兄「………」

(シーン………ドンッ!!)

妹「」 ビクッ

兄「………」

(ガサガサ…ガサガサ…)

妹「………」 ジーッ

兄「………」


兄(コイツ怖いの弱いくせに、怖いもの見たさで見てる間はどっぷりはまり込むんだよなぁ…)

妹「ゴクッ…」 ジーッ

兄(後でお風呂とか寝るときとか一人になったときのことを考えないで…)

4円

(シーン…)

兄「………」

妹「………」 ジーッ

(キャァ~ッ!!)

兄「…なぁ、妹?」

妹「………」

(ウワァ~ッ!!)

兄「………」

妹「………」

(バンッ!!バンッ!!)

兄「怖かったらもっと兄ちゃんのとこに寄っていいんだぞ?」

妹「ちょっと静かにして」

(ドンッ!!ドンッ!!)

兄「………」

妹「………」 ジーッ

………

……


(END)

兄「な、なかなか面白かったな…ッ!?」

妹「まぁまぁ」

兄(本当は怖かったのに強気に振舞う妹かわいい) ニヤニヤ

妹「…?」 ゾクッ

兄(家に誰かいなきゃ一人で怖いテレビも見れないくせに…) ニヤニヤ

妹「な、何一人でニヤニヤしてんの…」

兄(昔も何だかんだいってお風呂に行けずウロウロしたり、一人で寝られず夜中に部屋の明かりつけたり…) ニヤニヤ

妹「キモッ」

兄(まぁいいや…布石は打ったし、後は機を待つだけ…) ニヤニヤ

妹「キモッ!!キモッ!!」 ドカッ ドカッ

母「アンタら見終わったならとっととお風呂入ってきなさい」

兄「お、おおおおッおふっ!!」

妹「今度は何一人でテンション上がってるの…気持ち悪いよ…とても…とても…」

兄「あははっ、なんでもないよ」

妹「あっそ…」

兄「どうする?お前先入るか?」

妹「別に後でもいいけど」


兄(案の定怖くてすぐにはお風呂に行けない妹かわいい!!)


兄「俺も別に後でもいいけど…どっちがいい?」

妹「はぁ?だからどっちでもいいって…昨日私から入ったから先入れば」


兄(何だかんだ言い訳を作ってお風呂を敬遠する妹かわいい!!)


兄「いや俺は後でもいいから先は入れよぉ」

妹「じゃあ何でわざわざ聞いてきたの…まぁ、お兄ちゃんが入らないなら普通に私が先入るけど」

妹「じゃあ、出たら教えるから」 トコトコトコ

兄「………」 ニヤニヤ

妹「さっきから…何?」 ピタッ

兄「何でもないよ」

妹「何かした…?」

兄「何にもしてないよ」

妹「何かするつもり…?」

兄「何にもしないよ」

妹「………」

兄「………」 ニヤニヤ


妹「変な事したら、鬼を見ることになると思ってね、比喩表現じゃなくて」

兄「あいよ」

妹「………」

捕手

捕手

妹「………」

兄「どうした?」 ニヤニヤ

妹「なっ、なんでもない!あーキモッ!」



((キャ~ッ))

((ドンッ!!ドンッ!!))

妹「………」

妹(なんなのよ!ホラー映画なんか見てニヤニヤして!)

妹「………………………」

・・・ポチャン

妹「」 ビクッ



という

きたか
  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

  /⌒ヽ

  ∩ ^ω^) な ん だ
  |   ⊂ノ
 |   _⊃
  し ⌒

  /⌒ヽ
 (^ω^ ∩ 釣 り か
  t⊃  |
 ⊂_   |
   ⌒ J

     /⌒ヽ
   (     )  おっおっおっ

   /  、 つ
  (_(__ ⌒)ノ
   ∪ (ノ

来てくれ><

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暇ならここを荒らしてくれ

そこをなんとか><

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