妹「兄さんがいるだけで幸せです」兄「そうか」 (133)
注意、このssはただの日常です
深い話では決して無いのでそう言う楽しさを求めないで下さい
また、イチャイチャを見て吐血してしまう方々は見ないことをお勧めします
物語上の注意、妹は兄のことを兄(にい)さん
それ以外の人の兄さんは兄(あに)さんと呼んでいます
また、兄は妹をさんとつけて呼ぶことが多いですが、これは兄さん的な意味の妹さんです
名前を呼ぶときは呼び捨てです
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妹「に、兄さん…好きです付き合ってください!!」
兄「そうか、妹さんそれ取ってくれ」
妹「これですか?」
兄「ありがとう」
妹「…………」
兄「…………」
妹「ちょっと待って下さい、何ですかその反応は!?実の兄に告白したんですよ!?」
兄「告白は食卓の席でするもんじゃない」
妹「私の一世一代の告白を『そうか』で受け流した上でそれ取ってって無いんじゃないですか?」
兄「オレモアイシテルゾ(棒読み)」
妹「本当ですかっ!?って棒読みじゃないですか!!」
兄「んじゃ、ご馳走様」
妹「ま、待って下さい兄さん!!」
「兄さぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
妹「はぁ……」
妹友「おはよ、どうしたそんな溜息ついて」
妹「……実はですね」
妹友「……なるほど、やっと告白したのに妹ちゃんのお兄さんが振り向いてくれないと」
妹友(実の兄妹で振り向いてくれないっておかしい気がするけど)
妹「どうしたらいいんでしょうか……」
妹友「何はともあれ情報が無いとどうしようもないな……そだ」
妹「?」
妹友「確か私の部活の先輩がお兄さんと同じクラスだったな……」
友「ん?電話だ……妹友からか」
友「もしもし?」
妹友「もしもし、妹友だよ」
友「敬語使えよ……で、何だ?」
妹友「実は頼みがありましてですね」
友「頼み?」
妹友「実は……」
友「なるほど、そう言うことなら引き受けよう」
妹友「頼んだよ」
友「敬語使えってば」
兄「…………」
友「おはよう、どうしたしけた面して」
兄「妹に告白された」
友(ラッキー普通に言ってくれた)
友「マジかよこのリア充め」
兄「だが、その時気付いてしまった」
友「(ここから本題っぽいな)何をだ?」
兄「妹が俺の気を引こうとして来る姿にとてつもなく快感を覚えてる俺にだ……」
友「」
兄「更に言えばちょっと冷たく返したときの妹がとてつもなく天使なんだ」
友「」
兄「と言うことで返事はしないで当分楽しむことにした」
友(俺の友達ってこんな変態だっけ?)
妹友「……うん、わかった……ありがと」
『だから敬語を……』ピッ
妹「なにか分かりましたか?」
妹友「……頑張って」
妹「?」
妹「兄さん!!一緒に帰りましょう!!」
兄「あぁ、帰ろうか」
妹「エヘヘ……私達カップルに見えますかね?」
兄「そうか?」
妹「む、何ですかその感じ」ジト
兄(かわいい死にそう)
兄「どっちかって言うと親子か、小さいし」
妹「酷っ!そんな小さくないですよ!!」
兄「胸が」
妹「親子とか関係の無い悪口でしたか……」ペタペタ
兄「冗談だ、胸が小さい以外は」
妹「まさかの追い討ちですか!?」
兄「悪い悪い、背もか」
妹「グハッ……」
兄「いじめ甲斐があるなお前は」
妹「いじめ料として付き合って下さい」
兄「立ち直りが速いな」
妹「答えてくださいよぉ!!」
兄「妹……」ジッ
妹「なな、な、何ですか?」カァァ
兄「……いや、何でもなかったわ」
妹「ちょっ……何ですかそれは!!ちょっと期待させといて……」
兄「反応が見たくてな」
妹「もしかして馬鹿にしてるんですか?」ジト
兄(かわいいな)
妹「全く、私の告白はスルーしておいて……」
兄(かわいいのが悪い)
兄「それで友がオリハルコン作るって言って裸で近くの湖に……」
妹「あっははは!!友さんは相変わらずですね」
妹(はっ……一時間弱もあったのについ普通に帰ってきてしまいました)
兄「ただいま」
妹「ただいま帰りました」
兄「……さて、俺は洗濯するから洗濯する奴出しとけよ」
妹「では、私は夕飯作ってしまいますね」
兄「おう」
妹(よく考えればこれって夫婦の会話…)
妹「~~~!」カァァ
兄(なんか知らんがかわいい)
妹「さて兄さん」
兄「何だい妹さん」
妹「私の告白の答えをですね」
兄「んっ……これ美味しいな」
妹「話を聞いて下さぁぁぁい……」
兄「聞いてるぞ」
妹「答えてください!!」
兄「ごちそうさま」
妹「あ、じゃ片付け……って違……あれ兄さん?」
妹「逃げられた……」
妹「しかし、私を甘く見ないで下さい……何年貴方の妹やってると思ってるんですか」
妹「もはや兄さんの部屋の鍵は鍵の役割は成していないのですよ」
妹「ふふふ……」カチャカチャ
妹「…………あれ?」カチャカチャ
妹「か、鍵が変わってますね……」
兄(俺が何年お前の兄やってると思ってるんだ妹よ)
妹「しかし、この程度で諦める私ではないのですよ」
妹「窓から侵入しましょう」
ガッ
妹「ま、まさかこっちまで対策済みだとは……」
妹「残念です、窓を割ることになるとはなぁ!!!」
バリィィン
兄「うわぁぁっ!?」
兄「……夢か」
兄(まぁ流石に妹がピッキングとかするわけないか……)
リビング
妹(ピッキングは流石に出来なかったのですが、まさか窓まで閉められてたとは……完敗ですね)
兄「おはよう、妹さん」
妹「あっ、おはようございます!」
今日はここまでにします。
遅くても一週間に一回位のペースで更新する予定です。
後、妹が欲しい
では、ノシ
妹友「妹ちゃん、進展……なかったか」
妹「はい……」
妹友(まぁ……どうしようも無いわ)
妹「むむむ……どうすればいいのでしょう……」
妹友「妹ちゃん、どんなことやったの?」
妹「あぅ……正直家事とか色々あってあんまりできてないんです…」
妹友「そういえばそうだったね……」
妹「勝負は日曜日です!!」
妹「しかし、普通の方はどんなことをしてるんでしょうか……」
妹友「えっ……え~と、映画とかかな……?」
妹「映画ですか……」
日曜日
妹「兄さん兄さん、遊びに行きませんか?」
兄「おぉ、いいぞ」
妹「やた、ちょっと待ってて下さいね」
兄「どこ行く?」
妹「映画みましょう映画」
兄「何か見たいものがあるのか?」
妹「ありませんよ?」
兄「……なのに行くのか?」
妹「あっ、あ~やっぱありました!!忘れてました!!」
兄「お、おう……でなんだ?」
妹「え、えっとですね……(どどど、どうしましょう……兄さんを誘うことばかり考えてました……)」
TV『ミスト2が○月○日から……』
妹「(そうだ、テレビで)そっそうですミスト2って言う映画です!!」
兄「えっ……珍しいな……大丈夫か?」
妹「な、何がですか?」
兄「い、いや……大丈夫ならいいんだ」
妹(……ミストってどんな映画なんでしょうか)
妹「あの、兄さん」
兄「なんだ?」
妹「ミストってこれですか?」
兄「ん?そうだが」
妹(思いっきりホラーじゃないですか!!)
兄「どうした?」
妹「ナナナナナナンデモナイデスヨ」
兄「大丈夫か?」
妹(そんな気分なんですとか言っとけば良かったです……)
妹「ひっ!?」ビクッ
妹「ににに兄さぁぁぁぁん!!」ギュッ
兄「おい……ちょっとボリュームを……」
妹「あ……あ……あ……」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
兄(怖がりなのに何でこの映画選んだんだろ?まぁ)
妹「にににいさぁぁん!!!!!」
兄(かわいいからいっか)
妹「正しい答えなど、どこにも無いのですね」フッ
兄(あまりの恐怖と絶望に妹が悟ってしまった)
妹「さぁ、帰りましょうか兄さん……」
兄「大丈夫か妹さん」
妹「ふ、ふふ……やはり兄さんに告白したのは間違いだったのでしょうか……」
妹「いや、私が兄さんの妹に生まれたことが最大の間違いだったのかもしれませんね……」
兄「あぁ……鬱過ぎて人生を悲観しだしてしまった」
妹「はぁ……」
兄(……落ち込んでるのはぐっと来ないな)
兄「なぁ、もう一個映画見ないか?」
妹「もう一個ですか?」
兄「折角の休日にこれじゃ嫌だろ?」
妹「兄さん……はい」
兄「これなんてどうだ?」
妹「これはどういう映画なんですか?」
兄「見てからのお楽しみ」
妹「??」
妹(こ、これは……)
映画「お兄ちゃーーん!」
妹(兄妹の恋愛もの!?)
妹「に、兄さん……」
兄「…………」ギュッ
妹「!!」
妹(手……えへへ……)
妹「えへへ……」
兄「どうした、さっきからにやけっぱなしだぞ」
妹「そ、そうですか?恥ずかしいです……」
兄「いい話だったな」
妹「はい、最後もいい感じでしたし、見てよかったです」
兄「それは良かった」
妹「まぁさっきの映画のもやもやも残っちゃってますけど……」
兄「そっか、まぁあれ見たいって言ったのは妹だからな」
妹「うん、そうなんですけど……酷かったです」
グゥゥゥゥ~
妹「っ!!」///
兄「そういやまだ食べてなかったな……もうおやつみたいなもんだが食うか」
妹「そ、そうして頂けると助かります……」
兄「……お腹の」
妹「言わなくていいです」
兄「……フフッ」ニヤッ
妹「もー!!何ですかその感じ!!」
兄「妹は、どうせオムライスだろ」
妹「え……そ、そうですが」
兄「フッ……」
妹「立て続けに何ですかその感じは……」
兄「いや、お子ちゃまだなと思ってな」
妹「むー馬鹿にしてますね!!そうなんですね!!」
兄「はっはっは馬鹿にしてない、可愛がってるだけだ」ナデナデ
妹「タチ悪いですね……」
店員「はーい、こちらオムライスでございます」
兄「あ、俺です」
妹「え……?」
店員「こちらマルゲリータビザでございます」
兄「こっちです」
妹「えっ……?」
店員「ごゆっくりどうぞー」
妹「あの……これは一体?」
兄「はい、あーん」
妹「えっ!?」
兄「あーん」
妹「ちょ……兄さん何を……」
兄「分かってるくせに」
妹「そ……そんな恥ずかしいこと出来る訳無いじゃないですか!!」
兄「ならあげない」
妹「まさか兄さん……このために私が嫌いなマルゲリータピザを……」
兄「よく分かったな」
妹「むぐぐぐぐぐぐ……」
兄「はい、あーん」
グゥゥゥゥゥ
妹「…………」パクッ
兄「あら可愛い、おいしい?」
妹「……はい」カァァァ
兄「妹さん妹さん」
妹「わ、分かってますよ」
妹「あ、あーん」
兄「…………」ニヤニヤ
妹「速く食べてください!!」
兄「…………」パクッ
妹「うぅ……」
兄「可愛いなぁ」
※ピザは切り分けた上でフォークに刺しています
兄「ふぅ、じゃ帰るか」
妹「酷い目にあいました……」
兄「何がだ?」
妹「お客さん皆見てました……」
兄「妹が可愛いからな」
妹「会計のとき店員さんが生暖かい目で見守ってました……」
兄「妹が可愛いからな」
妹「いや、それおかしくないですか?」
妹「もう家ですか……」
兄「さて、俺は掃除しとくわ」
妹「はい」
妹(ちょっと名残惜しいですが)
兄「ん?」
妹「いえ、何でもありません」
妹(まぁいいでしょう……幸せな休日でした……弄ばれましたが)
妹(あれ?でもこれって何の問題の解決にもなってない気が……)
妹「と言うことです」
妹友「あー……確かに映画は合ってないかもね~~」
妹「はい、どちらかと言うと兄さんに対する私の好感度が上がってしまっただけでした」
妹友「返り討ちに合っちゃったか」
妹「あぁ兄さん……貴方は何故私のことを見てくれないんですか……」
妹友「妹ちゃん戻ってきて……後もう見てると思うよ……」
妹「しかし……結局兄さんは私の事好きなのでしょうか?」
妹友(あぁ、そこわからないのか)
妹「告白したら部屋に引きこもってしまって答えてくれないのです」
妹友「引き篭もる……?」
妹「はいそうなんですよ……何故なんでしょうか」
妹友「う~ん……ちょっとまって友に聞いてって頼んでみる」
妹「何か頼ってばかりですね……」
妹友「きにしないでよ!貸しだから……」
妹「……なんだか感謝の気持ちが半減しました」
妹友「今度の英語の宿題一回分でお願い」
妹「します」
妹友「……お願いします」
妹「仕方ありませんね」
妹友「あれ私身分下?」
妹「学年順位では」
妹友「そうでござんしたね!!」
友「ったく……うちの後輩は敬語を知らないのか」
兄「ん?」
友「いや、なんでもない……で、まだやってんのか?」
兄「あぁ、大変充実している」
友「……かわいそうだ」
兄「まぁちょっと可哀想か流石に」
友「そろそろ答えてやったらどうだ?」
兄「う~ん……考えておこう」
友「実はお前の妹から相談された後輩が俺に相談してきたんだが」
兄「なんだその感じ」
友「お前妹から告白されたときなんで引き篭もるんだ?」
兄「…………」
友「正直俺も気になったからさ」
兄「あれだ……教えない」
友「何だよ教えろよ~~!!」
兄「決して教えない」
妹友「って感じで何か怪しいけど答えてくれなかったって」
妹「……これはあれですか、私に直接聞けと言うことでしょうか」
妹友「うん、まぁそれが一番いいと思うよ」
妹「そうですね、やはり自分の力で切り開かなければなりません!!」
妹友「と言うか、もうどうやったら付き合ってくれるって聞いちゃったら?」
妹「ななな、何言ってるんですかそんな恥ずかしいこと出切る訳無いですよ!!」
妹「と言う事で、どうやったら兄さんは振り向いてくれるでしょうか?聞いてもよろしいですか?」
兄「妹よ、今の話の流れで何故聞いているんだい?」
妹「いえ、兄さんと付き合えるのなら一時の恥かなと思いまして」
兄「聞くは一時の恥って奴か?」
妹「そうなのです」
兄「まぁいいや、聞こうじゃないか」
妹「じゃあ、兄さんは私の事好きですか……?」
兄「ストレートだな、好きだぞ」
妹「お……」
兄「ん?」
妹「……女の子として……ですよ?」
兄「……あぁ」
妹「……えへへ」
妹「はっ(つい喜んでしまいました)」
妹「じゃ、付き合ってください」
兄「…………」
妹「……なるほど、やはり私が妹だからですか?」
兄「いや違うな」
妹「???」
妹「じゃなんで付き合ってくれないんですか?」
兄「さぁ」
妹「……質問を変えましょう、どうやったら付き合ってくれますか?」
兄「俺が断れないような告白をしてくれたら付き合ってやろう」
妹「…………」
兄「…………」
妹「あの……兄さん」
兄「なんだい妹さん?」
妹「もしかして、私で遊んでいましたか?」
兄「よく分かったな」
妹「兄さんの鬼畜!!」
兄「はっはっは妹はかわいいなぁ」ナデナデ
妹「まさかの逆効果!?まぁ撫でてくれたのでいいですけど」
兄「まぁ、頑張ってくれ」
さぁ、>>1と
布団に行こう…
_,, ,_
ヤダァ(メД(` )
| ̄ ̄⊂ ⊂ ヽ≡
| | @ 〃〃∪≡
| |@ @ | |
| |____| |
|_______|
オジサンが子守唄を
うたってあげよう
_,,_ ,_ ~♪
ヤダ(`Д´(` )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| | ̄ ̄ ̄ ̄| |
| | @ @| |
| |@ @ | |
| |____| |
|_______|
_, ,_ ~チュッ
んっ( `(` )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
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| | @ @| |
| |@ @ | |
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|_______|
妹「むむむ……兄さんめこの私の純真無垢な気持ちを弄んでいたとは……」
妹「しかし、ここまで来たらグイグイ行っちゃいますよ!!」
妹「さぁ兄さん!!一緒にお風呂に入りましょう!!」
兄「いや、俺もう入ったから。じゃ」
妹「兄さんの意地悪!!でも好きです付き合って下さぁぁぁ
妹「ち……逃がしましたか」
妹「しかし、最早あの時の私にあらずですよ!!」
妹「血の滲む様な特訓をし、遂にピッキングを極めたのです!!」
妹「さて、ここをこうして……」カチャカチャ
ガチャッ
妹「ふふふふふふ……さぁ兄さんもう逃げられませ……」
妹「兄さん……何してるんですか?」
兄「…………」
妹「と言うかそれなんですか?」
兄「これは……枕だ」
妹「抱き枕ですよね?しかも私の」
兄「…………そういう言い方もある」
妹「まぁ、とりあえず」パシャッ
兄「妹よ、なぜ写真を取ってるんだい?」
妹「これ、皆に見せられたくなかったら付き合って下さい」ニコッ
兄「まさかの脅しか……」
妹「まぁ四分の一は冗談です」
兄「半分以上本気じゃないか」
妹「なるほど、こういうグッズを影ながら作ってたんですね」
兄「あぁ、力作だ」
妹「で、私をほったらかしにしていた訳ですか」
兄「そう言う事になるか」
妹「もう、兄さんってばそんなもの無くても」ゴソッ
兄「妹よ何故布団に入って来る!?」
妹「頼んでくれればいつでもオーケーですよ」ギュッ
兄「…………(保て理性抑えろ野性……お前ならできる)」
妹「兄さん兄さん……」
兄「な、何だ?」
妹「キスしましょう」
兄「」
妹「もちろん、キスしたら付き合ってもらいますけど」
兄「…………」
妹「兄さーん……」スリスリ
兄「ふぅ、なかなか上手い作戦だ」
妹(まさか、これで揺るがない!?ちょっとショック……)
兄(甘い匂い……じゃない甘いな妹何年俺が我慢してきたと思ってるんだ)
妹「兄さ~ん♪」スリスリ
兄(あ、駄目だこれ)
妹「……兄さん、そんなに嫌なんですか?」
兄「ん?」
妹「いや、私のこと好きなんですよね?」
兄「あぁ……だがな、ここまで来ると男のプライドがな」
妹「そういう物ですか」
兄(妹が話を振ってくれてよかった……襲う所だった)
妹(ふふふ、ならば更なる奥の手……あれ)
妹(……何だか………眠気……)
妹(そ、そうでした……兄さんと寝ると安心してすぐ眠く……)
妹「むにぇんです……」zzz
兄「……た、助かった」
妹「ん~……兄さん……」
兄(あ、これ徹夜か……)
兄「ハァ……襲っときゃ良かったか……」
妹「……結局失敗してしまいました」
兄「おはよう」
妹「はい、おはようございます」
兄「ん~~」
妹「どうしました?眠そうですが」
兄「お前のせいだお前の」
妹「フフフ……好きな女の子との夜はどうでしたか?」
妹(自分で言ってなんですけど恥ずかしいですっ!!)カァァ
兄「あれだ、蟹アレルギーの奴が蟹大好き見たいな感じ」
妹「最悪ですねそれは」
兄「あれはもう禁じ手な」
妹「検討しておいてあげます」
兄「ヤバイ……眠い」
友「おう、昨日は寝かせなかったのか?」
兄「寝かさせてもらえなかったんだ」
友「……何があった、そんなやつれたお前見たのは妹受験騒動以来だぞ」
兄「あぁ……あの日以来だ」
妹受験騒動、それは妹の受験日前、妹が高熱を出してしまい、兄が一晩中医師の家を襲撃して回った伝説の事件である
友「ま、まぁ聞かないでおこう」
妹友「はよ~」
妹「…………」
妹友「どしたの?」
妹「いえ、明日は創立記念日ですよね」
妹友「うん、そうだよ」
妹「明日こそは……」ゴゴゴ
妹友「燃えてるねぇ」
兄「……まだ眠い」
友「午前中ずっと寝てるのにな」
兄「……こりゃまずい」
友「何がだ?」
兄「明日……明日蹴りを付けよう……」zzz
友「あー明日創立記念日か」
満を持して次の日
兄「さて、妹さん今日あいてるかい?」
妹「はい、空いてますけど」
兄「なら、一緒に出かけよう」
妹「本当ですか?」
兄「あぁ」
妹「珍しいですね……私にとっては好都合ですが」
兄「たまにはいいだろ」
妹「で、どこ行くんですか?」
兄「まぁまぁ」
妹「???」
妹「ふわぁ~……ここが遊園地ですか、初めて来ました」
兄「だろうな、俺も初めてだ」
妹「何だか威圧感が半端ないです」
兄「……俺も、テンションの違いを感じる」
妹「なら、上げてっちゃいましょう!!ジェットコースターにレッツゴーです!!」
兄「はっはっは、転ぶなよ~」
妹「最早娘を見守る父親のようです!?」
妹「……ところで、あれってどんな感じなんでしょうか?」
兄「電車みたいな感じなんじゃないか?」
妹「そんな訳ないと思いますが」
兄「お、意外とすいてるな」
妹「今日は平日ですからね、ラッキーです」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
妹「あの……悲鳴が凄いんですけど」
兄「あぁそうだな」
妹「随分と余裕かましやがってますね……」
兄「頭撫でてやろうか?」
妹「馬鹿にしてますね……まぁ……お願いします」
兄「可愛いなお前」ナデナデ
係員「お次の方どうぞ~」
兄「ほら、行くぞ」
妹「兄さんいいですね手を離さないで下さいね絶対ですよ」
兄「はいはい」
妹「あ、意外と怖くないですね」
兄「まだ乗っただけだからな」
妹「ににに兄さん動きましたよ!!」アセアセ
兄「焦るなよ、そういうものだろ」
妹「そ、そうでしたね……どうかしてますね私……」
兄「お前から行こうって言い出したんだぞ」
妹「あ、あ、あの……実際乗ったら意……意外と怖いです……」
兄「お、来るぞ」
妹「あ……あ、あ……」
ガクン
妹「~~~~っ!!!」
妹「あう……」
兄「結構叫んでたな」
妹「予想を大幅に超えていました……」
兄「いい写真がもらえたし、俺は満足だったが」
妹「あ!!いつの間に買って来たんですか!?」
兄「ほら、半泣きで俺に縋り付いてきて……」
妹「うううううるさいですよ!!!!」
兄「じゃ、次はあれ乗るか」
妹「あれ……め、メリーゴーランドですか?恥ずかしいですよ……」
兄「お前の身長なら大丈夫だ」
妹「そこまで小さくありませんよ!!」
兄「因みに146が小六の平均身長だが……俺の記憶によると」
妹「もうそれ以上言わなくて結構です……」ズーン
兄「それに」
妹「に……兄さん……あの」カァァァ
兄「実はその気になれば密着度が一番のアトラクションなんだ」
妹「は、恥ずかしすぎます!!」
兄「なんやかんや拒みきれない妹に萌える」
妹「もー恥ずかしいですよ全く……」
兄「まぁまぁ」
妹「もっと普通なの行きましょう兄さん」
兄「じゃ、お化け屋敷だな」
妹「なんでそうなるんですか!!」
兄「だって普通じゃないですか」
妹「あ、あのににに兄さん」
兄「落ち着きなさい妹さんや」
妹「そ、そんな事言ったって……」
お化け「うぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
妹「いにゃーーーーー!!!!」ギュゥゥゥゥゥゥ
兄「い、いたたたたた……妹痛い!!痛い!!」
妹「兄さぁぁぁぁぁぁん!!!!」
兄「く、首は駄目だ……」
お化け「ちょ、大丈夫ですか!?」
兄「思ってたのと違った……」
妹「あの、ご、ごめんなさい」
兄「いや、気にするな」
妹「パニックに陥ってしまいました……」
兄「まぁお遊びはここまでにして」
妹「お遊びって、遊んでましたよね今までも」
兄「普通のアトラクション行くか」
妹「普通のって今までの普通じゃないって認めましたね今!!」
妹「最初はどうなるかと思ったのですが、楽しかったです」
兄「そうか、それは良かった」
妹「それでですね、最後に乗ると言ったらやっぱり」
兄「ジェットコースターか?」
妹「もう二度と乗らない乗り物の名前が聞こえましたね」
兄「相当怖かったらしいな……まぁ冗談だ。観覧車だろ?」
妹「はい!!」
妹「…………兄さん」
兄「なんだ?」
妹「景色、綺麗ですね」
兄「お前の方が……いやそうでもないか」
妹「そこはそうであって欲しかったですっ!!」
兄「いや、お前綺麗と言うよりかわいいだからしょうがない」
妹「む……それは正直反論できませんね」
妹「しかし、遠まわしに小さいと言われているようで非常に嫌です」
兄「まぁいいじゃないか、おれはそんなお前と付き合いたいぞ」
妹「なら付き合って下さい!!」
兄「いいぞ」
妹「兄さん答え……てますね」
兄「付き合うならまずキスだな」
妹「え……えっ!ちょ、まだ心の準備が……」
兄「問答無用」
妹「もー……兄さん……」
兄「やはり俺は主導権を握ってるほうが好きなんだ」
妹「兄さんはいじめっ子ですからね」
兄「そんな俺でいいのか?」
妹「……そんな兄さんだからですよ」
兄「お前……エムだったのか」
妹「そんな訳無いですよ!!」
兄「でもいじめられて感じるって……そう言う性癖があるからじゃ……」
妹「ありません!!そこにあるのは愛情です!!」
兄「そうかそうか」ナデナデ
妹「……なんだか、いつもより気持ちがいいです」
兄「そっか~愛いやつめ~」グリグリ
妹「ちょ、兄さんちょっと雑になってますよ!!」
兄「気にすな気にするな」
ガラッ
兄・妹「!!!」ビクッ
店員「足元にお気を付け下さ~い」ニヤニヤ
妹(見られましたかっ!?)
兄(不覚……)
妹「あぅぅ……」///
兄(かわいい)
妹「兄さん」
兄「なんだ?」
妹「これからよろしくお願いしますね」
兄「安心しろ……後70年位まで面倒見るさ」
妹「……はい!!」
妹「えへへ……兄さん」
兄「なんだい?」
妹「なんでもないですよ~」
兄「……このやり取り何回目だ?」
妹「数えてませんそんなの」
兄「奇遇だな俺もだ」
妹「……兄さん♪」
兄「なんだい?」
妹「なんでもないですよ~」
兄「……そんなに嬉しいか?」
妹「嬉しいですよ、兄さんは嬉しくないんですか?」
兄「……そこまでじゃ」
妹「はっ……温度差を感じますっ!!」
兄「まぁ俺はお預けしてた方だしな」
妹「私は犬ですか!?」
兄「大丈夫俺は犬派だ」
妹「全然大丈夫じゃないです!!私は猫派です!!」
兄「論点がずれたな」
妹「はっ!!」
妹「ともかく、この温度差は何とかしなければなりません!!」
兄「お~そうか、でどうするんだ?」
妹「する事は只ひとつ!!一緒に寝ましょ
兄「じゃお休み」
妹「そんな殺生な!!兄さん!!」
妹「兄さぁぁぁぁぁぁぁん!!」ガシッ
兄「捕まっただと……!?」
妹「兄さん一緒に寝るくらい良いじゃないですか!!」
兄「俺が寝不足になる」
妹「……襲っても良いんですよ?」
兄「因みに襲うってなにか分かってるか?」
妹「キスですよね?」
兄「…………」
妹「??」
兄「……それ以外は?」
妹「抱きしめたり」
兄「なるほど…………お休み」バタン
妹「…………」
妹「……はっ!!」
妹「逃げられました……」
妹「何故追い出されてしまったんでしょうか?」
妹友「まさか同学年で知らない人がいたなんて……」
妹「何がですか?」
妹友「赤ちゃんの作り方」
妹「それくらい知ってますよ」
妹友「じゃ、説明してみて」
妹「キスですよね?」
妹友「…………」
妹「特殊な」
妹友(特殊なって…)
妹友「もう具体的でもなんでもないし」
妹「う……」
妹友「やっぱり知らないじゃん!!」
妹「じ、実は知らなかったり……」
妹友「いい?妹ちゃん、襲うって言うのはね」
妹友(ん……これは教えない方が面白いかも……)
妹「どうしたんですか?」
妹友「いや、なんでもないよ!!」
妹「そうですか?」
妹友「そうだな、とりあえず今夜は……」ゴニョゴニョ
妹「え……裸でですか!?」
妹友「そうそう、で……」ゴニョゴニョ
妹「食べて……ですか?」
妹友「うん、で、何処でそんな事をって言うと思うけど私から教わったって言うんだよ」
妹「?分かりました」
妹「さぁ、夜です!!」
兄「……さて、何をしてるのかな妹」
妹「クローゼットに潜んでます」
兄「そうか、じゃまず出てきなさい」
妹「はい」
兄「何する気だ?」
妹「私を兄さんの物にしてもらおうと思って」
兄「…………はい?」
妹「だから
兄「待って、とりあえず腹筋するから」
妹「何故腹筋するんですか!?」
兄「とりあえずそんな戯言教えた……妹友か」
妹「流石ですね」
兄「まぁいい、とりあえず自分の部屋へ
妹「それは嫌です」ガバァ
兄「うわっ」
妹「兄さん、私を……食べて良いんですよ?」
妹(あ、裸になるの忘れてました)
兄「……ま、当然の流れか」
妹「はい?」
兄「こんな風に付き合ったらこう言う流れになるだろうし」
妹「何の話ですか!?」
兄「まぁ、頂くという事で」
兄「妹」ダキッ
妹「ふぁ……兄さん……えへへ」
兄「かわいいなぁ」ナデナデ
妹「はっ(こうやって誤魔化されない様注意されたんだった!!)」
妹友『いい?絶対抱きしめてきたりして誤魔化すけどこれだけは覚えといて』
妹友『激しい事だから!!絶対疲れる事だからね!!』
妹「激しいこと……」
兄「ん?」
妹「誤魔化されませんよ……兄さん」
兄「駄目か」
妹「そうですよ」ヌギヌギ
兄「…………」
妹「兄さん♪」
兄「……俺達は兄弟だ」
妹「はい?」
兄「……ここからは後戻りできない領域だ、いいか?」
妹「もう、そんなの決まってるじゃないですか」
兄「妹」
妹「兄さん」ダキッ
兄「妹………」
翌朝
ピピピピピピ←目覚まし
妹「ん~兄さん」zzz
兄「…………」zzz
妹「えへへ……兄さ~ん」zzz
数十分後
妹「兄……さん」zzz
兄「…………」zzz
数時間後
妹「…………」パチッ
兄「…………」zzz
妹「……兄さん」
兄「…………ん」
妹「兄さん!!!」
兄「……何だ?」
妹「今十一時です!!!」
兄「…………」
妹「…………」
兄「……面白い事を言うな妹」
妹「はい、非常に趣がある現実です」
兄「参ったな……」
妹「兄さんってば昨日寝かせてくれないんですもん」テレテレ
兄「……よしサボろう」
妹「そんなあっさり!?」
兄「決断は速い方がいいだろう」
妹「まぁ、それはそうですが」
兄「んじゃ、水族館へ行こう」
妹「はい!?」
兄「決断は速い方がいいだろ?準備しろ」
妹「もう……強引ですね」
兄「俺は支配したい派の人だからな」
妹「しかし、良いんでしょうか?」
兄「いいの。さっさと準備」
妹「しかし……」
兄「彼彼女での初デートだぞ?」
妹「すぐ準備しますね!!」
兄「素直で扱いやすいな」
妹「何か言いましたか?」
兄「いや、何にも」ナデナデ
妹「……何故撫でられているのか分かりませんが」
兄「嫌か?」
妹「聞くのは野暮ってもんですよ兄さん」
妹「…………」チラッ
兄「…………」
妹「…………」チラチラッ
兄「……何だ?」
妹「い、いえなんでもないです」
兄「…………」サッ
妹「!!」
兄「手、繋ぎたいんだろ?」
妹「……はい、兄さん!!」ギュ
妹「兄さん」
兄「何だ?」
妹「水族館、休かn
兄「言うな」
妹「も~……完全に思いつきだったんですね」
兄「……いや、今回は本当にすまないと思ってる」
妹「兄さんの失敗する所、萌えます」
兄「萌えって……お前な……」
兄「んじゃ、ウィンドウショッピングって奴行ってみるか」
妹「は、初めてですね……」
兄「……前から思ってたがお前ずっと俺といるからな……皆と上手くいってるのか?」
妹「そう言う兄さんだって、私とずっといますよ?」
兄「…………」
妹「…………」
兄「本当だな」
妹「ふふっ本当にそうですね」
妹「兄さん、この服かわいくないですか?」
兄「かわいい」
妹「あ、これどうですか?」
兄「かわいい」
妹「……これはどうですか?」
兄「かわいい」
妹「もーさっきからかわいいばっかりですよ!!」
兄「かわいい」ナデナデ
妹「……もしかして私の事ですか?」
妹「ちゃんと商品の感想を言ってくださいよ!!」
兄「悪い悪いつい」
妹「……まぁかわいいって言われるのは嫌じゃないですけど」
店員「^^」ニコニコ
妹「店員さんの視線が痛いですっ……!!」
兄「確かに、ちょっと嫌だな……」
少々忙しくて投下出来なかった……
誰か見てるか分からないけど自己満足に投下
妹「そろそろお昼ですね」
兄「あぁ、どうする?」
妹「お弁当もって来ましたよ」
兄「いつの間に作ったんだ?」
妹「今日は学校の予定でしたので」
兄「……そういえば昨日作っといたっけか」
妹「 私が ですよ」
兄「そ、そだったな」
妹「……手作りデスよ?」
兄「そうだな」
妹「そこまで反応がありませんね」
兄「そりゃ、いつも弁当はお前のだろ」
妹「でもでも!!か……れしか……のじょとして初ですよ?」
兄(意識しちゃってかわいい)
兄「なら、今夜俺の手作りの晩飯だが、お前はうれしいか?」
妹「……さて、食べましょうか」
兄「だろ?」
妹「……まぁあれです、それに関しては私に非がありますね」
兄「もう、それが日常なんだ」
兄「とりあえず近くの公園に来た」
妹「結構広いですね」
兄「そして人気がないな」
妹「兄さん?」
兄「な、なんだ?」
妹「いえ……何か企んでる感じだったので」
兄「ほう……分からないか?」
妹「……分かりませんね」
兄「……」ゴニョゴニョ
妹「えっ……こんな……外ですか!?」
兄「あぁ」
妹「で……でもですね」
妹「……本当にやるんですか?」カァァ
兄「ここは隣町だ、見られたって大丈夫だ」
妹「そう言う話では無くてですね……見られる事自体が!!」
兄「ほらほら、大声出すと……」
妹「し、しかし……こんな所で……」
兄「ここなら人目にはつかないって」
妹「で、ですがっ……」
兄「もっと広げろ、入んないだろ……」
妹「あ……あ……」
兄「はい、あーん」
妹「やっぱり恥ずかしいですっ!!」
兄「ふぅ」ツヤツヤ
妹「もー……」
兄「妹はかわいいなぁ」
妹「本当に……外ではちょっと」
兄「とりあえず寝る」ポスッ
妹「ふぁっ……なんですか!?」
兄「膝枕だが」
妹「何故してるのかを聞いてるんですよ!」
兄「眠くなった」
妹「理由になってませんよ!!」
兄「…………」
妹「……兄さん?」
兄「…………」
妹「兄さ~ん?」
兄「…………」
妹「本当に寝やがりましたね……もう……いっつも強引なんですから」
妹(私もそう言う時良くありますけど……)
妹「起きてると意地悪が顕著に現れてしまいますが……」
兄「…………」
妹(やはりかっこいいですね兄さんは……)
妹「…………」ナデナデ
兄「…………」
妹「…………」ナデナデ
兄「……ん…」
妹「……まずいですね……癖になりそうです」ナデナデ
兄「…………」
妹「あぁ…兄さぁん……!!」
兄「……妹、本当に悪いんだがうるさい」
妹「コホン、すいません、ちょっと興奮しちゃって」
兄「にしても」
妹「?」
兄「かわいいなぁ……」ダキッ
妹「はわっ……」
兄「妹~~」スリスリ
妹「に、兄さん!急に何を!?」
兄「良いではないか良いではないか」
妹「ひゃー……もう……」
兄「よっ」グイッ
妹「兄さっ!?」
妹「不意打ちのキスは卑怯ですよ……」
兄「かわいかったからな」
妹「……今日は楽しかったです」
兄「……学校ズル休みしたけどな」
妹「ちょっ!!それ言わないで下さいよぉ」
兄「明日はちゃんと行くぞ」
妹「当然です」
兄「さて、帰るか」
妹「さて、兄さん一緒に寝まsy
兄「お休み」
パタン
妹「……あれ??」
妹友「で……どうだった?昨日一日中?」
妹「何がですか?」
妹友「裸で誘ったんでしょ?」ゴニョゴニョ
妹「あぁ……一昨日寝不足になっちゃいましたよ」///
妹友「キャー……!!やっぱり痛かった?」
妹「指入ったときはチクッとしましたね」
妹友「……指だけ?」
妹「指だけですが?」パチクリ
妹友「……ま、まさか」
妹「?」
妹友「あのヘタレーーーーーー!!!」
妹友「逆に凄い理性……」
妹「???」
妹友「で、どういう事ですかねぇお兄さん?」
兄「まぁ……そう言うことだ」
妹友「ヘタレ」
兄「……その通りでございます」
妹友「お兄さんの理性が凄いと思うよ」
友「そりゃこいつは鉄(クロガネ)の男だし」
妹友「ちゃんっとやってあげなよ!!」
友「女の子がそう言うこと言っちゃだめ」
妹「兄さん、騙しましたね」
兄「そうとも言うな」
妹「そうとしか言いません!!私の純情を弄んで!!」
兄「いや……あれだ……ごめん」
妹「え……珍しいですねそんな風に謝るの」
兄「まぁ、あれは俺がヘタレたんだ……本当にスマンな」
妹「兄さんにヘタレの称号を挙げます」
兄「妹から貰うなら喜んで」
妹「喜ばないで下さい!!」
妹「しかし、何でちゃんとしてくれなかったんですか?」
兄「いや、なんか……やっぱ俺はまだお前の兄なのかもしれないな」
妹「……なんか悲しいです」
兄「いや、なんか潜在意識的な」
妹「むぅ~~」
妹「まぁ……無理もないですか」
妹(しかし、今晩は逃がしませんよ)
このSSまとめへのコメント
現実にはこんな妹いないんですよ兄さん