苗木「超高校級のスクールアイドル?」 (300)

苗木「(全国から将来有望な高校生が集められる、UTXヶ峰学園)」

苗木「(ボクは超高校級の幸運として、抽選でここの生徒に選ばれた。ボク以外には9人の超高校級の生徒が編入しているらしい)」

苗木「(それにしても、この高校は本当に学校なのか?)」

苗木「(こんなのどう見ても完全に高層ビルじゃないか……。何故か液晶スクリーンも付いてるし)」

苗木「(でもまあ、これからボクもここに通うことになるんだ。気負うことはない)」

苗木「(式は人が集まり次第開くって書いてあるな。早いところ入ってしまおう)」ウィーン

苗木「(電子生徒手帳をカードリーダーに通して……っと)」ピッ

苗木「(講堂は……)」

苗木「(ここが講堂か。やけにゴツゴツした扉だな)」

苗木「(ちょっと早いかもしれないけど、入ろう)」ギィィ…

穂乃果「あっ!最後の人が来たみたいだよ!!」

苗木「えっ!?」

海未「そこの人!扉を閉めないで下さい!!」

苗木「はっ!?」

……ガチャ


希「あーあー」

苗木「と、扉が勝手に!?」

海未「遅かったですか……」

苗木「あ……開かない!?」ガチャガチャ

海未「どうやら私たち、閉じ込められてしまったようなのです」

苗木「ええっ!?」

穂乃果「海未ちゃんは心配し過ぎだよー」

ことり「そうだよ。きっと学校側のレクリエーションか何かだよー」

海未「二人は呑気過ぎです!携帯も繋がらないんですよ!もっと危機感を持ってですね……!」

苗木「えっと、これは一体どういう状況なのかな……?」

絵里「UTXヶ峰学園に編入した生徒が全員、この学校から出られなくさせられてしまったみたいね」

絵里「まああまり深刻に考えなくてもいいと思うわ。ことりが言うように、レクリエーションの一環だろうから。これから全員で殺し合いをされられるなんてことはないでしょう」

苗木「え、えーと……」

絵里「言い遅れたわね。初めまして。私は絢瀬絵里。3年生よ。音ノ木坂学園では生徒会長をしていたわ」

苗木「……ボクは苗木誠。よろしくね」

苗木「(この人は、超高校級の生徒会長絢瀬絵里!生徒会長としての業務を完璧にこなした上で部活や学業にも力を入れているという生徒の鑑だ!)」

苗木「(しかもネットで見たよりもずっと綺麗だ。肌白過ぎだろ)

希「どーやろかー。本当に殺し合いさせられるかも知れんよー」

絵里「希!新しく来た人をあまり煽らないで」

希「はいはい。初めまして苗木くん。ウチは東條希。えりちの補佐役の副会長をやってたん」

苗木「(東條希……。超高校級の占い師だ。タロットカードを使った占いで、これまで様々な事件を解決してきたと言われている!)」

苗木「うん。よろしくね」

希「もしかすると、これからうちらには絶望的なことが起こるかもしれん。カードがウチに……そう告げるんや!」

絵里「不吉なこと言わないで」

希「うちの占いは3割当たる!」

苗木「(3割って、外れる確立の方が高いんじゃ……)」

絵里「あなた以外の編入生は全員顔見知りだから、あなたは他の人たちに挨拶をして来たらどうかしら?」

苗木「うん、そうするよ」

苗木「(残っているあの3人と話してみよう)」

苗木「ね、ねぇ……」

海未「あなたたちはどうしていつもいつも!」

穂乃果「うわ、まだ説教続いてたんだ」

海未「はぁ!?ちゃんと聞いてなさい!」

穂乃果「うわーん海未ちゃんが虐めるー」

海未「穂乃果!!」

苗木「あ、あのー……」

ことり「どうかしました?」

苗木「!!?」

苗木「(ま……眩しい!)」

ことり「苗木くん……ですよね。私たちに混じってUTXヶ峰に編入したって人」

苗木「(この人は、まさか!)」

ことり「私、南ことりっていいます。これからよろしくお願いしますね」

苗木「(超高校級のメイド、南ことり!秋葉原のメイド喫茶で圧倒的な人気を誇る伝説のメイド、コトリンスキーだ!絶えない笑顔でご主人様をもてなす、非の打ち所がないメイドだ!)」

苗木「(知ってはいたけど、本当に本物をこの目で見られるなんて……!)」

苗木「(ぐっ……!あまりの輝きに目を合わせられない!)」

ことり「どうしたんですか!?目が痛いんですか?」

苗木「(な、なんて優しいんだ!こんな人にご奉仕されたら、ボクはもう死んでしまう!)」

ことり「穂乃果ちゃん!海未ちゃん!来て!」

海未「ど、どうしたのですか!?」

穂乃果「大丈夫!?」

苗木「だ、大丈夫だよ!心配しないで!ちょっと立ちくらみがしただけだよ」

穂乃果「なーんだ。心配しちゃったよ」

ことり「よかった」

海未「全く、人騒がせですね」

海未「あなた、苗木誠さんですよね。私は園田海未と申します。こんな状況ですが、頑張って脱出しましょう!」

苗木「(超高校級のポエマー、園田海未。スクールアイドルμ’sの作詞を担当するアイドルだ。曲の世界観を忠実、丁寧に表現した歌詞を作ることに定評のある作詞家だ!)」

苗木「(ただ、μ’sのCDなんかを見ても、作詞は畑亜貴って人になってる。不思議だなぁ……)」

穂乃果「私は穂乃果!高坂穂乃果だよ!スクールアイドルをやってるんだ!」

苗木「(高坂穂乃果。超高校級の可能性。特筆すべき才能は無いが、だって可能性感じたという理由で選ばれた普通の高校生だ!)」

苗木「(才能が有るわけではなく選ばれたという点では、ボクと少し似ているかも知れない)」

苗木「三人ともよろしくね」

穂乃果「そういえば、一年生の皆は?」

海未「真姫もいませんね」

絵里「あなたたちが来る前に、花陽がお腹が痛いって言ってトイレを探しに行ったの。危険だから四人で行くように任せたわ」

希「そういえば、かよちん朝からたくさんご飯食べてたもんね」

絵里「そうね。気になるから確認しに行った方がいいかしら。終わったらここに帰ってくるはずだから、私と希で行ってくるわ。皆はここに……」

苗木「ちょっと待って!ボクも一緒に行っていいかな」

絵里「……別に構わないけど」

絵里「……これから行くのは女子トイレよ?」

苗木「あっ!」

絵里「遅れているということは、腹を下しているかも知れないのよ。外から聞こえる音でしているかも……」

苗木「そ、そういうことじゃなくて!ほら!編入案内には、『式は集まり次第開く』って書いてあるでしょ?」

絵里「だから?」

苗木「これにはどこに集まるかは書いてないんだ。だから、皆が帰ってきてここに全員が揃った時、何かしらの式が始まるんだと思うんだ」

苗木「その時ボクはその4人とは初対面。だから全員が一箇所に集まる前にその人たちに会っておきたいかなと思って……」

海未「なるほど。式が始まってしまえば自己紹介する時間がないかもしれませんしね」

苗木「そうだよ!そういう意味で一緒に行きたいと思ったんだ」

ことり「でも普通、式って体育館とか講堂とかでしないかな?」

絵里「放送か何かがあるのかしら。まあ、苗木には付いてきてもらって構わないわ」

絵里「花陽は健康な子だから下痢になんてことはないだろうし」

希「えりち、ちょっと下品」

絵里「不気味な雰囲気の廊下ね」

希「スピリチュアルやね」

苗木「ん……あ。あれは……!」

絵里「4人ともいるみたいね」

にこ「……あ!あれは、絵里と希と……」

花陽「誰?」

絵里「苗木誠くんよ。ほら、超高校級の幸運っていう」

凛「あー!何の才能も無いのにUTXが峰学園に編入したっていうあの!」

苗木「……」

ミナリンスキーはいつのまに
コトリンスキーに改名したんだ

>>33
ミスった悪い
普段からコトリンスキーって言ってるせいで……

花陽「え、えっと……!苗木誠さんですよね……。私、小泉花陽って言います!よろしくお願いします!」

苗木「(超高校級の飼育委員の小泉花陽。音ノ木坂学園のアルパカを増産して、所得経験値2000の稼ぎ用カードにしたことで有名だ!)」

苗木「(初めてアルパカを手に入れた時、覚醒しようと思って二つ目を待ったのは僕だけじゃないはずだ)」

苗木「初めまして小泉さん。よろしくね。他の皆も」

凛「凛は星空凛!元気が取り柄の女の子にゃ!よろしくにゃー」

苗木「(星空凛。超高校級の下級悪魔アザゼル篤史。青年漫画誌『イブニング』(講談社)にて連載中、さらには15分枠でアニメ化された作品、『よんでますよ、アザゼルさん』の主人公だ!)」

苗木「(ネットの情報では、セクハラ変態親父的な悪魔だって聞いてたけど、全然そんな感じではなさそうだな)」

にこ「にっこにっこにー。あなたのハートににこにこにー。にこの名前はぁー、矢澤にこにこー!にこにーって覚えてラブにこっ!」

苗木「(超高校級のアイドル、矢澤にこだ。μ’sの誰よりもアイドルへの想いは強い。『にっこにっこにー』のフレーズは世界的に有名で、一部のファンからは『世界のYAZAWA』として崇拝されているという!」

苗木「(生でにっこにっこにーを聞けるなんて、やっぱりボクは超高校級の幸運なのかも知れない)」

苗木「小泉さん。星空さん。矢澤さん。よろしくね!」

絵里「自己紹介は終わったかしら。それじゃあ元の場所に……」

苗木「あっ、いや、あと一人いるはずじゃあ……」

真姫「ワタシノコトカシラ!」

苗木「はっ!?」

真姫「ナニヨォ」

苗木「こ、声が……」

真姫「ナンナノヨォ」

苗木「(この声は……これでいいのか!?あまりにも……あまりにも棒過ぎる!!)」

真姫「ワタシノナマエハニシキノマキ。アナタノアタマヲサバイテアゲル」

苗木「(超高校級の歌手、西木野真姫。世間一般ではPileという名前で有名だ。一人だけ歌唱力がずば抜けており、その歌声は聞くもの全てを虜にする!)」

苗木「(で、間違いないんだよな……)」

苗木「(歌は聞いたことあったけど、喋りはこんなだなんて……!)」

真姫「ナエギマコト!」

苗木「え?」

真姫「ナエギマコトネ。オボエタワ!」

苗木「う……うん。よろしくね……」

にこ「ところで絵里、穂乃果たちは?」

絵里「全員来てるわよ。」

にこ「じゃあこれで全員揃ったってわけね」

絵里「それにしても遅かったじゃない。花陽のトイレが長引いたの?」

花陽「え、絵里ちゃん……」

にこ「いや、花陽が終わったら凛までトイレに行きたいって言い出して、ここは個室一つだから順番に入ったのよ」

凛「にこちゃんもしてたにゃー」

にこ「はぁ!?にこはアイドルだからトイレなんてしないしー?」

真姫「アナタタチ、ウルサイワヨ!」

苗木「……」

絵里「一応わかったわ。それじゃあ皆のところへ行きましょう」

穂乃果「あっ!皆!」

海未「無事だったのですね」

ことり「海未ちゃんったら……」

凛「わーい!皆揃ったにゃー」

花陽「お待たせしました」

真姫「マッタクモゥ……」

苗木「(……この声、慣れないな)」

希「ねえ苗木くん、これで式が始まるん?」

苗木「そうだと思うけど」

海未「全員集まったということを相手に伝えた方がいいのではないでしょうか?」

苗木「いや、それは流石に……」


モノクマ「えー、テステス。放送します。放送します。」

全員「!?」

モノクマ「今からオマエラのための入学式を始めます。至急、体育館までお集まりください」

穂乃果「ドラ○もん!?」

ことり「穂乃果ちゃん!」

絵里「そうは言われても、体育館ってどこなのか分からないわね」

希「えりちは冷静やね……」

モノクマ「あ!忘れてた。それじゃあ今、皆の生徒手帳から校舎の見取り図が見れるようになりました」

にこ「えっ!?こっちの声が聞こえてるの?」

苗木「あそこに監視カメラがある。声も聞こえてたって不思議じゃないよ」

にこ「えー、じゃあにこ達誰かに見られてるってこと!?やだー!」

真姫「トラナイデ!」

凛「気味が悪いにゃー」

海未「いい気分はしませんね」

希「スピリチュアルやね」

モノクマ「ごちゃごちゃうるさいなぁ!いいからさっさと体育館に来い!

モノクマ「さて、今から入学式を始めます」

海未「ぬいぐるみがしゃべった?」

モノクマ「ぬいぐるみじゃないよ!モノクマだよ!つってね。何度このやり取りをしたことか」

真姫「ナニコレ!」

希「スピリチュアルやなぁ」

にこ「機械で動いてるんでしょ。どうせ」

ことり「……かわいい」

絵里「ねぇ、最初にひとつ訊いていいかしら」

モノクマ「えー、やだー。うぷぷ。まずはボクから説明を受けないとね」

絵里「……」

モノクマ「えー、本日から、オマエラには、ここで共同生活を送ってもらいます」

にこ「はぁ!?」

穂乃果「何々?寮生活ってこと?楽しそー」

海未「え、穂乃果?これは多分違……」

モノクマ「違います。オマエラはここから一切出ることができません。一生ここで暮らすことになるのです」

真姫「ナニソレ!イミワカンナイ!」

花陽「イ゛エ゛ニ゛カ゛エ゛レ゛ナ゛ク゛ナ゛ッ゛チ゛ャ゛タ゛ノ゛ォ゛!?」

海未「そんなの、困ります!」

穂乃果「雪穂やお母さんに会えなくなっちゃうってこと!?」

モノクマ「その通り!今後一切外に出られない。過去とも未来ともお別れってこと!うぷぷ。絶望的だよねー」

にこ「ふざけてんじゃないわよ!」

モノクマ「まあまあ落ち着いて。そんなオマエラに一つだけ救済措置!」

モノクマ「ここにいる10人の超高校級の高校生の一人を殺せば、その人は一人だけ外の世界に戻れちゃうのです!」

苗木「殺っ……!?」

ことり「そんな……!」

海未「そんなことが道理が通るわけ……!」

モノクマ「それが通っちゃうのがモノクマ流!自分一人だけ助かりたかったら他の人を殺さなきゃだめなのです!」

海未「そんなこと……」

全員「…………」

モノクマ「というわけで今から詳しいルールの説明を……」

絵里「黙って聞いていれば、言いたい放題ね」

モノクマ「ん?」

絵里「一体何なの?オリエンテーションだとして、これは学校がしていいものなの?」

絵里「外に出せないようにする監禁。殺し合いをされるなんていう脅迫のようなもの。後から嘘だと言っても、この時点でももう犯罪と言っていいものよ」

絵里「そもそも人道的におかしいし……」

モノクマ「あっはっはっは!」

絵里「何がおかしいの!」

モノクマ「オマエラ、まだ嘘だとか思っちゃってたの?うぷぷ。オマエラって本当に普通だねー。本当に超高校級の高校生なのかな?」

モノクマ「ボクが言ったことは全て事実!間違いなく、疑いようのない、絶望的な真実なのです!」

絵里「そう。じゃあいずれ警察か何かにお世話になるんじゃないのかしら」

モノクマ「あっはっは!次から次へと笑わせないでよ!」

モノクマ「ここまできた皆、ほとんどの生徒が言うんだよね」

モノクマ「揃って警察がーだの法律がーだの、やっぱりゆとりの奴らには実際に見せてやらないとわからないのかな?」

モノクマ「というわけで、デモンストレーションとして今から見せしめに一人殺そうかと思います」

絵里「待ちなさい」

モノクマ「今から5秒数えるので、その後最初に喋った人には死んでもらいます」

絵里「なっ!?待ちなさい!」

モノクマ「それでは、ごー……」

絵里「全員口を開かないで!」

全員「えっ!?」

希「さっきまでそんなの嘘って……」

>>26
訂正

海未「真姫もいませんね」

海未「にこもいませんね」

モノクマ「よん……」

絵里「いいから!早く!」

海未「と、ともかく言う通りにしましょう!」

花陽「ええっ!?」

モノクマ「さん……」

絵里「いいから!」

モノクマ「にーいちぜろ!はい!


全員「…………」

モノクマ「……あれ?」

全員「……」

モノクマ「……本当に黙らせちゃったよ」

モノクマ「……流石は超高校級の生徒会長!カリスマ性が違うねー!」

絵里「……」

全員「…………」

モノクマ「……」

全員「…………」

モノクマ「……」

全員「……」

シーン……

>>1「……」

モノクマ「黙ってどうするんだよ!話が進まないだろうが!」

全員「…………」

モノクマ「…………」

全員「……」

モノクマ「……あ」


……ペロッ

ことり「……ヒィッ!?」

全員「!?」

ことり「な……、何かが顔に……!?」

花陽「!なんでアルパカがこんな所に!?」

モノクマ「あらあらうぷぷ。なんででしょうねぇ?」

モノクマ「それじゃあ全員、もう口を開けて大丈夫ですよー」

モノクマ「南ことりさんがオマエラの代わりとなって死んでくれるみたいです」

ことり「そ、そんなっ!」

モノクマ「さあさあ、見とれ見ていけ、超高校級のメイド、南ことりさんの公開処刑だ!」

穂乃果「ことりちゃん!?」

海未「ことり!」

モノクマ「いっけー!召喚魔法!グングニルの槍!!」


ザン!ザンザンザン!


ことり「…………ピヨ?」

海未「ことりぃぃぃぃ!!?」

凛「ひ、ひどい……!」

真姫「ウソデショ!?」

花陽「……!」バタン

にこ「こ、こんなの……!」

希「ありえへん……」

絵里「……ハラショー……」


穂乃果「ことり…………ちゃん?」


苗木「そんな……!」



苗木「(そうして、僕らのコロシアイ共同生活は始まった)」

wiki参照
一部改変
※変更点は《》内。ダンガンロンパでのルールは〈〉内
(例)《UTX》〈希望〉ヶ峰学園

校則として存在するルールはモノクマの一存で随時追加されていく。《》〈校内では校則は絶対であり、たとえモノクマであろうと破ることは許されない〉。基本的には以下のルールで殺人の捜査および裁判が行われる。

殺人を行った者をクロ(犯人)とする。
後述のルールで遺体が発見されると捜査開始となり、一定時間捜査が行われる。
捜査結果に基づき、その時点の生存者全員による「学級裁判」が行われる。
学級裁判後の生徒による投票で、クロが犯人とされたらクロだけが「おしおき」(公開処刑)される。クロではない人物が選ばれた場合、クロは「卒業」となり学園からの脱出が許され、クロ以外の全員が「おしおき」される。
共犯がいたとしてもクロになれるのは直接手を下した犯人だけ。

校則一覧
生徒達はこの学園内だけで共同生活を行いましょう。共同生活の期限はありません。
夜10時から朝7時までを“夜時間”とします。夜時間は《食堂、体育館、教室には立ち入り禁止となる》〈立ち入り禁止区域がある〉ので、注意しましょう。
就寝は寄宿舎に設けられた《5つの個室の、それぞれに2つずつ設置されてあるベッド》〈個室〉でのみ可能です。《ベッド以外》〈他の部屋〉での故意の就寝は居眠りとみなし罰します。
《UTX》〈希望〉ヶ峰学園について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。
学園長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラの破壊を禁じます。
仲間の誰かを殺したクロは“卒業”となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません。
生徒内で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、生徒全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます。
学級裁判で正しいクロを指摘した場合は、クロだけが処刑されます。
学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、クロだけが卒業となり、残りの生徒は全員処刑です。
電子生徒手帳の他人への貸与を禁止します。
コロシアイ学園生活で同一のクロが殺せるのは、2人までとします。
鍵の掛かってるドアを壊すのは禁止とします。
《殺人を犯した際、死体を焼却したりして、誰にも発見出来ないようにするのは禁止です。》〈〉

       _ミ`ー‐、
        `⌒丶、'ー-、_       +             十
           ̄\―ヽ._ 二_‐-
             \   \   ̄ ‐-       ̄二二_ ―_,r'⌒ヽー、
              ̄\ ̄ \‐-     ╋__..ニ -―― ´ ̄ __... -―一┘

        +  ニニ ー--\   ⌒Y´ ̄ `丶  __ __,. -‐二´  ̄ ―  
               _   ヽ.._ ^ω^  ノ -‐            
                  /⌒ 丶'   ⌒)    
                  / ヽ     / /    
                 / /へ ヘ / /l    
                 /  \ ヾミ  //     
                (__/|  \___ノ/    
                    〉    / 
           -=≡ /⌒⌒ヽ/⌒ヽ/\
    -=≡ ./⌒ヽ,  /     ̄   \\ ヽ/⌒ヽ,
   -=≡  /   |_/__i.ノ ,へ _    _/ \\/   | /ii
   -=≡ ノ⌒二__ノ__ノ  ̄ ̄     \ヽ  |./ |i
  -=≡ ()二二)― ||二)        ()二 し二) ― ||二)

  -=≡ し|  | \.||             .|   .|\ ||  
   -=≡  i  .|  ii               i  |  .ii
    -=≡ ゙、_ ノ               .゙、 _ノ

        し!/ ̄ ̄ ̄\                  ___/ ̄ ̄ ̄\    ノ
  小 童    // / ̄ ̄ ̄ ̄\             /  / / ̄ ̄ ̄ ̄)   童 え
  学 貞    L ̄          \          /    ̄        ヽ  貞  |           
  生 が    /.            \       /    □         i   !? マ
  ま 許    // ̄ ̄ ̄\      |       // ̄~\ / ̄ ̄ ̄\  く     ジ
  で さ    l∨〃/\   \   /\    //\ヽ ∨〃/\   \ 厶,
  だ れ   i ゞ/ /(・)  〉   |  | ∩|   //(・) \ゞ/ /(・)  〉   | iヽ
  よ る   lノ  \_/ ノ し|   | ∪|   | \_/ノ  \_/ ノ し|   レ、⌒Y⌒ヽ

  ね の   _ゝ       ⌒|   \/    l:::::::::∠~         ⌒|   \/
   l は  「~‐、ヽ      /    /     |:::::::::r~~‐、ヽ      /    /
人_,、ノL_,iノ:jjjjjjjjjヽヽ    /   /      .|:::::::::)jjjjjjjjjjjヽヽ    /   /
      /,   ||  /   /       _人__人ノ_   ||  /   /

ハ キ  .{iiiiiiiii// /    /.        「 ワ  Liiiiii// /   /

ハ ャ   ヽ..~"/   /          ノ.  イ   了" /   /
ハ ハ    >∠__/           )   リ   |/∠__/
ハ ハ   /]:::::::   [            く    |    >    [
       { ̄~      ゙ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ    !   ッ   (      ゙ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
                    ,~ヽ.  ノ   !!   >     

       ミ\                     /彡
       ミ  \                   /  彡
        ミ  \               /  彡

         ミ   \            /   彡
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ミ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  |  |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄彡

 ミ              \  ⊂⊃. /             彡
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄\ ∧_∧ / ̄ ̄\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

          /   / ̄ ( ・∀・ ) ̄\.   \
        /   /   ⊂. † ⊃   \    \
       /    │  / | | |\  │    \
     /    /│  ミ. (__|__)彡  │\.    \
     彡   /  │  ミ       彡  │  \   ミ
      彡/   │  ミ       彡  │   \ ミ
             \  ミ       彡  /
              \ミ       彡/

一日目

モノクマ「オマエラ、おはようございます。7時になりました。起床時間ですよー」


苗木「(……もう朝か)」

苗木「(あまり眠れなかったな。昨日あんなことがあったし、仕方ないか)」

苗木「(……昨日は全員体育館から閉め出され、寄宿舎に案内された)」

苗木「(部屋は全部で5部屋。それぞれに2つベッドがあって、そこ以外で寝ることは許されない)」

苗木「(男のボクは1人で1部屋使わせてもらって、他の8人でそれぞれ2人ずつに分かれたらしい)」

苗木「(就寝前、モノクマから全ての部屋に細かいルール説明があった)」

苗木「(思った以上に酷いルールだった。皆と話し合って今後の動向を決めるのが良さそうだ)」

苗木「(……他の皆と合流しよう)」

絵里「希。朝になったわよ。起きなさい」

希「うーん、えりちー。あと30分……」

絵里「駄目よ。皆が心配するでしょ」

希「う……んー」ゴロン

絵里「ちょっと、前はだけてるわよ。はい、これ着替え」

希「えりちー。起こしてー」

絵里「ほら。シャキッとしなさい。これからは私たちが引っ張っていかなきゃいけないでしょ?」

希「……う、うん……」

希「……本当に……コロシアイ生活が始まるん?」

絵里「……大丈夫よ。人の命の価値が分からないような人が、μ'sにいるわけないもの」

希「……そやね。そうやといいね」

花陽「凛ちゃん。凛ちゃん。朝だよ。起きて!」

凛「ん……にゃ?なんでかよちんが凛の家に?」

花陽「寝ぼけてないで、ほら起きて!皆待ってるよ!」

凛「……うー、にゃー!」ガバァ

花陽「どうしたの!?凛ちゃん」

凛「……シャワー浴びてくるにゃ」

花陽「……じゃあ、待ってるね」

真姫「ニコチャン。オキテ。アサニナッタワヨ!」

にこ「……もう、なによー」

真姫「ッタク、ナンデワタシガニコチャンノメンドウミナキャナラナイノヨ」

にこ「……しょうがないじゃない。他は他で妥当なカップリングで組んでるんだし」

真姫「ハァ?ナニソレ、イミワカンナイ!」

にこ「じゃあ何?男の人と2人で寝るの?」

真姫「イヤヨ!ソンナノ!」

にこ「とにかく、さっさと着替えて部屋を出るわよ」

穂乃果「…………」

海未「穂乃果……」

穂乃果「…………」

海未「穂乃果、早く他の皆と合流しましょう?」

穂乃果「…………」

穂乃果「……コトリチャン……」

海未「…………」

海未「(1人にするのは危険ですね……)」

海未「……ドア、開けておきましょう」ギィ

穂乃果「…………」

にこ「……穂乃果……」

希「相当ショックやったみたいやね。一晩明けたらどうにかなるかと思てたけど、やっぱりきついか……」

苗木「仕方ないよ。あんなことがあったんだから……」

絵里「……穂乃果。食堂に行くわよ……」

穂乃果「…………コト…リチャ……」

海未「穂乃果……」

絵里「……」

絵里「……穂乃果!」

穂乃果「!?」ビクッ

絵里「これから皆で食堂に行って、朝ごはんを食べるの」

絵里「穂乃果も来るわよね……?」

穂乃果「…………う、うん。……ごめんなさい」

絵里「謝らないで。さあ、行きましょう」

全員「……」

食堂

海未「ほら、穂乃果が好きなパンですよ。あんぱんです」

穂乃果「……あんこあきたー……」

花陽「ご飯はどうでしょうか!たくさんありますよ!」

凛「かよちん、盛り過ぎだにゃー」

穂乃果「……」

絵里「……そんなに囲まなくても、穂乃果一人で食べられるわよ」

絵里「それより皆、聞いて頂戴」

絵里「昨日希と話し合ったの」

にこ「へぇ、何?」

絵里「誰もこんなところに長居するつもりはないでしょう?だから、これから全員で、この学校を探索しようと思うの」

希「どっかから出られる場所があるかもしれんしね」

絵里「食事が終わったら、分かれて学校内を回って。12時になったら食堂に戻ってくる。それでいいかしら」

苗木「それに賛成だよ」

絵里「じゃあ、部屋のペアで行動するってことで」

真姫「ニコチャントォ?タヨリナイワネェ……」

にこ「何よあんた。文句あるわけ?」

苗木「(……そうなるとボクは一人で行動すればいいのか)」

苗木「(もうすぐ食べ終わるし、どこに行こうかな)」

1.体育館
2.寄宿舎
3.教室
4.植物庭園

>>104

ksk(;_;)

2

苗木「(寄宿舎に行ってみよう)」

苗木「(とは言え、寄宿舎は昨日から行ってるし、新たな収穫は無いと思うけどなぁ……)」

苗木「(自分の部屋で寛いでいようかな……)」

にこ「あ、苗木?」

苗木「矢澤さん?と、西木野さん?」

にこ「あんたもこっちの方を見に来たのね」

苗木「(サボろうとしてたなんて言えないな……)」

真姫「コッチハダイタイミオワッタワヨ」

苗木「そうなんだ。何か収穫はあった?」

にこ「何?聞きたいの?仕方ないわねー……」

真姫「ナニモナカッタワ!」

にこ「ちょ、ちょっとぉ!?」

苗木「そうなんだ。ありがとう!」

苗木「(次はどこを探してみよう……)」

>>110

>>114

植物

苗木「(植物庭園に行ってみよう)」

苗木「(ってうわっ!部屋中がびしょ濡れ!?」

凛「あ、苗木くんだにゃー」

花陽「あ!こんにちは!」

苗木「何をしてるの?」

花陽「アルパカに水をやっているんです」

苗木「……ああ、あの時の」

花陽「あのまま放っておくわけにもいかなかったし、この子に罪はありませんから……」

苗木「……」

凛「それにしても、なんでここは水浸しなのかにゃー?」

苗木「……本当だね」

モノクマ「お答えして差し上げましょう!」

苗木「うわ!びっくりした!」

モノクマ「この植物庭園では、植物の育成のためのスプリンクラーが毎朝起動するのです!」

苗木「そ、それはご親切に……」

苗木「(それにしても水の量が大過ぎると思うけど……)」

花陽「ここは私と凛ちゃんで調べておくので、苗木さんはどうぞ他の所に行ってください」

苗木「わかったよ」

苗木「次はどこに行こうか……」

>>119

えりーちか!

>>100のやつで選んでください

1.体育館
2.教室

>>124

2

苗木「(次は教室に行こう)」

苗木「(よく考えるとボク、あそこに一度も入ったことないな……)」

苗木「(まあ、行ってみよう)」

モノクマ「ちょーと待ったぁ!」

苗木「うわぁ!?」

モノクマ「またも驚かしちゃってごめんねー。苗木くん」

苗木「いい加減にしろ!」

モノクマ「まあまあ熱くならないで。ボクは今から苗木くんにプレゼントをあげようとしてるのにー」

苗木「……プレゼント?」

モノクマ「おっと、反応したね!うんうん分かるよー。その歳にとってのプレゼントという言葉の価値!」

苗木「……うるさいなぁ。で、何?」

モノクマ「いやー、苗木くんにはガッカリだなんだよ。周りにあんなにも可愛い女の子達がいるのに、手を出す素振りも見せない」

苗木「……」

モノクマ「そんなニブチンの苗木くんが、女の子に贈るプレゼントを、ボクが用意してあげたよ!」

苗木「怪し過ぎるだろ」

モノクマ「またそんな顔してー。苗木くんにも気になってる女の子くらいいるんでしょ?」

苗木「い、いないことはないけど……」

絵里「あ!……あら、苗木くん……」

希「スピリチュアルやね」

苗木「何が?」

希「丁度今苗木くんの話をしとったんや」

絵里「希!その話はもういいでしょ」

希「はいはい」

苗木「……」

ミスった

>>126>>127の間に


モノクマ「ほう!ほうほうほう!今のセリフ聞いちゃったー!」

苗木「な、なんだよ!」

モノクマ「はい!これ、赤い薔薇の花!持ち運びのしやすいように試験管に入れておいたよ」

苗木「……だから怪しいって!」

モノクマ「これを受け取らなければあなたは今死にます」

苗木「せこいよ!」

苗木「……分かった。受け取る」

モノクマ「はいなー。ちゃんと誰かに渡してね」

苗木「……」

苗木「(教室に行こう)」

苗木「……この銅像は何かな?」

絵里「……ウニの像かしら。相当大きいわね」

希「いや、これ、よく見ると人の顔があるで」

苗木「じゃあ、人間?となるとこのトゲトゲは、髪型?」

絵里「凄い生き物ね」

希「何か持っとるね。なんやこれ……?」

苗木「……刀?」

絵里「模擬刀……かしら?」

苗木「危ないから、回収しておこうか……」

ベタァ

苗木「うわっ!」

絵里「どうしたの!?」

苗木「触ったらべとついてて……」

希「うーん、これは……金箔やね」

苗木「金箔?」

希「塗られてた金箔が手にくっついたみたいやね。洗えば取れると思う」

絵里「これの回収はまた後にしましょうか」

希「ここはうちらが調べとくけん、苗木くんは他調べてきてええよ」

希「……それとも、うちが出ていこか?」ニヤ

絵里「何でこっちを見るのよ……」

苗木「じゃあボクは他の所に行ってくるよ」

苗木「(残るは体育館かな)」

苗木「(体育館の横にゴミ焼却場があるのか……)」

苗木「(とりあえずは体育館の中に入ろう)」

海未「あ、苗木さん、そちらはもう確認しましたよ」

苗木「!園田さん。いたんだ」

海未「失礼な。穂乃果もいますよ」

穂乃果「…………うん」

穂乃果「…………うん」

苗木「……焼却場を調べてたの?」

海未「はい。こういう見落としがちな所が意外と重要だったりするのです」

苗木「何か分かった?」

海未「それが……何も。もうすぐ12時になるので、今から帰ろうとしていた所なのです」

苗木「あ、本当だ。それじゃあボクも戻ろうかな」

海未「穂乃果。食堂に戻りますよ」

穂乃果「……ごはん?」

海未「……まったく、穂乃果は食いしん坊ですね」

苗木「…………」

絵里「何か手がかりになりそうなことがあった所は、手を挙げて発表して頂戴」

全員「…………」

絵里「…………」

絵里「……まあ、予想はしてたわ」

絵里「……誰か体育館に行ったら人はいる?」

海未「は、はい。私ですが」

絵里「……ことりはどうなってた?」

穂乃果「…………」

海未「……跡形もなくなっていました……」

絵里「そう……」

絵里「皆、昼食を食べたら自由時間でいいわ。明日からも、午前は調査、午後は自由ということでいいわね?」

希「りょーかい」

にこ「わかったわ」

苗木「(……このバター美味しいな……)」

苗木「(……食べてしまったし、部屋に戻ろうかな)」

苗木「(……部屋にいても退屈だな。やっぱりインターネットが無いのが辛い)」

苗木「(誰かと話に行こうかな)」

苗木「(そういえば……、モノクマにもらった赤い薔薇。やっぱり誰かにあげなきゃ駄目なのかな)」

苗木「よし!せっかくだし、これをあの人にプレゼントしよう!」

>>146の所に行く



エリーチカ!

苗木「(絢瀬さんのところに行こう)」

苗木「(会う前から気になってたし、出会ってからの印象も凄く上がった)」

苗木「(普通の高校生らしく言えば、これはきっと恋なのだろう)」

苗木「(多分モノクマも気付いててこれを渡したんだ)」

苗木「(今から絢瀬さんにあって、赤い薔薇をプレゼントしよう)」

苗木「(部屋にいるかな?)」

苗木「(チャイムがあるし、それを使おう)」ピーンポーン

苗木「(……ああ、心臓がバクバクしてる……)」

苗木「……」

……ガチャ

希「苗木くん?どーしたん?」

苗木「…………」

希「……ん?」

苗木「……」

希「それ何?うちにプレゼント?」

苗木「あっ、いや、違っ……」

ヒョイッ

苗木「(ああっ!)」

希「ありがとーねー」

苗木「だから、それはっ……!」

絵里「……どうしたの?」

苗木「!!」

苗木「(お風呂上がりの絢瀬さん!?)」カァァ

希「んーん、別にー」

絵里「あら、苗木くん。どうしたの?」

苗木「え!えっとぉ……ボクは……」カァァァ

絵里「……?」

苗木「あ……」

希「こらこら苗木くん。用が無いなら出てってやー」

苗木「えっ……あの……!」

絵里「……そう……?」

苗木「ちょっ……!」

希「……(まだ早いと思うで)」ボソリ

苗木「えっ?……」

希「ほななー」

ガチャリ

苗木「な……」

苗木「(なんてこった……!薔薇を取られてしまった!)」

苗木「(目的の人に渡せなかったからペナルティ、なんてことはないと思うけど、凄い悔しい)」

苗木「(せっかくモノクマの力を借りれたのに……)」

モノクマ「あららー!いい感じに青春してるみたいだねー!」

苗木「……モノクマ」

モノクマ「しっかし、苗木くんはやっぱりヘタレ主人公役が似合うねー」

モノクマ「東條さんも大変だね。こんな苗木くんと絢瀬さんの仲を取り次ぐなんて!」

苗木「ど、どういう意味だ?」

モノクマ「あれれ!?もしかして本当に気付いてない?これはおめでたい」

苗木「なんだよもう……」

モノクマ「東條さんは苗木くんを助けてあげたんだよ」

苗木「なっ……!?」

モノクマ「だって苗木あの時真っ赤になって何も言えそうになかったし、そんな状態で告白してもきっと振られるだろうしね!」

モノクマ「それに、人が死んでいるって状況で恋愛沙汰の話をしたら、真面目な生徒会長である絢瀬さんはきっと、苗木くんに幻滅するだろうねー」

苗木「そ……そうだったのか!……後で東條さんにはお礼を言っておこうかな……」

モノクマ「そうだね。それがいいと思うよ」

モノクマ「まだ時間はあるけど、どうするのさ?」

苗木「(今東條さんの所に行くと絢瀬さんがいる)」

苗木「(あの二人以外のところへ行こうかな)」

>>163のところに行く

飯と風呂行ってくる(一時間程度)
出来れば保守してもらいたいけどきついかな
てかレス少なくないか?面白くない?

飯食ってきた
今から風呂
再安価>>168

にこ

はい

苗木「(矢澤さんの所に行こうかな)」

苗木「(とりあえずチャイムを……)」ピンポーン

苗木「(いるかな?)」

ガチャ

真姫「ナニカヨウ?」

苗木「(……またか)」

苗木「矢澤さんいるかな?」

真姫「ニコチャンナライマ、ハナヨタチノヘヤニイルハズヨ」

苗木「……西木野さんは行ってないの?」

真姫「ベツニ……ワタシノカッテデショ」

苗木「……ありがとう。じゃあね」

真姫「ニコチャンニナニカヨウガアルノ?」

苗木「え……ああ、いや、何も無いけど……」

真姫「……ニコチャンニハテヲダサナイデネ……」

……ガチャ

苗木「え……?」

苗木「(どういう意味だったんだろう?)」

苗木「(次は小泉さんと星空さんの部屋か。なんだかちょっと躊躇われるうな……)」

苗木「(まあいいや。チャイムを鳴らそう)」ピーンポン

苗木「(今度は誰が出てくるのかな……)」

ガチャ

凛「はいはーい。ってあれ?なんで君?」

凛「ふしゃー!乙女の花園は気楽に入っていいものじゃないんだにゃー!」

小泉「苗木さん?」

にこ「何?苗木?何の用よ」

苗木「あ……えーと……」

苗木「……矢澤さんは、この状況についてどう思う?」

にこ「?この状況ってのは……この監禁されてる状況ってこと?」

凛「唐突だにゃー」

花陽「どうしてにこちゃんに?」

苗木「何と言えばいいか……ボクはこの生活になんとなく、エンターテイメント性を感じたんだ」

花陽「エンターテイメント性?」

苗木「例えば、黒幕が自分が楽しみたいためだけにボクらを監禁してるとか、ここでの生活が全て全国に生中継されてるとか、そんな感じがするんだ」

苗木「もしかしたら、これはテレビ的な何かだったりとかしないかなって思ったんだ」

苗木「だから、一番芸能界に精通していそうな矢澤さんに、何か心当たりがあるかどうか聞きたいんだ」

にこ「テレビ中継って……、一人死んでるのよ。そんなわけないでしょ」

苗木「…………」

にこ「何だとしても、私は何も思いつかないわ……」

苗木「そ……そうだよね」

にこ「あなたたち二人は?」

花陽「私も何も……」

凛「凛もにゃ」

苗木「そう。……ごめんね。邪魔して。それじゃあ」

にこ「……じゃあね」

絵里「昼にも言った通り、明日からも午前中は脱出の手がかりを探し、午後は自由時間よ。集合という集合は食堂で、食事の時に。食事は一緒にしましょう」

絵里「それじゃあ、どうぞ。夕食を食べて」

苗木「(絢瀬さん……。やっぱりしっかりしてるなぁ……)」

苗木「(……でもモノクマを言ってたしなぁ……。あんまり恋愛とかする雰囲気じゃない)」

苗木「(よし。無事に脱出できたらその時に告白しよう……)」

苗木「(ってそれは死亡フラグだよっ!)」

苗木「(あんまり考えててもしょうがないか。さっさと部屋に帰って寝よう)」

一日目終了

二日目

モノクマ「オマエラ、おはようございます。七時になりました。朝時間ですよー」

苗木「(朝か……。それにしても、モノクマの声で起こされるのはなんとなく嫌だな)」

苗木「(着替えと歯磨きと……)」

絵里「花陽と凛が遅いわね……」

穂乃果「……」モシャモシャ

海未「呼んできましょうか?」

希「いや、もうすぐ来るで」

にこ「な、なんでわかるのよ」

希「勘や!」

真姫「アンタネェ……」

希「うちの勘は7割当たる!」

苗木「(占いより確率が高い!?)」

希「……なんて言っとったら、本当に来たみたいやね」

凛「……みんなー!」ダッシュ

海未「花陽は一緒じゃないのですか」

絵里「どうしたの、凛?そんなに急いで」

凛「か、かよちんがいなくなったんにゃ!」

全員「!?」

凛「凛はかよちんに起こされてたんだけど、今日凛が起きたらかよちんいなくなっちゃってて……!」

真姫「ソ、ソレハ……!」

絵里「部屋で確認しなかったのは間違いだったかしら……!」

絵里「希とにこは教室の方を、真姫と凛で植物庭園を!私は体育館に行ってみるわ!」

絵里「苗木くんは寄宿舎の方をお願い。海未は穂乃果とここに残っていて」

海未「は、はい!分かりました」

にこ「そそ、そんなに気を張らなくても大丈夫でしょ……。どうせそこらへんぶらぶらしてるだけでしょ……!」

希「…………」

凛「かよちん……死んじゃ嫌にゃー!」

真姫「ソ、ソンナワケナイデショ!ナニイッテンノ!?」

穂乃果「…………」モシャモシャ

苗木「(皆動き始めた。ボクも行こう!)」

苗木「(ボクは寄宿舎だったよな)」

苗木「(とは言え、寄宿舎を調べるって言っても、どこを調べればいいのか……)」

1.のぞえりの部屋
2.にこまきの部屋
3.りんぱなの部屋
4.ほのうみの部屋
5.苗木の部屋

>>191

1

苗木「(絢瀬さんの部屋に行ってみよう)」

苗木「(下心なんでものはない。手がかりがあるかもしれないから入るんだ)」

ガチャ

苗木「……」

ガチャガチャ

苗木「(……そうだよな。……開くわけないよな……)」

>>195

4

苗木「(こうなったらしらみつぶしだ。高坂さん達の部屋に入ってみよう)」

ガチャ

ガチャガチャ

苗木「(……ボクは何をすればいいんだ)」

>>200

なにとクロスしてるんや?

>>197
クロスってなんだ?

正直この安価は要らんかった
3って答えてくれたらそれでいい

>>199
2つ以上作品のキャラや設定があるSS

ガチャ……

苗木「(あれ?……開いてる)」

苗木「(まあ、せっかくだから入ってみよう)」

苗木「(わっ!女の子の匂いがする……)」

苗木「(って昨日来ただろ。何を今更……)」

苗木「(小泉さんは……いないよな)」

苗木「(案外普通にシャワー浴びてたりして……)」

ガチャ……

苗木「(……流石にいないか)」

苗木「(いたらいたで、ボクが大変なことになっちゃってただろうし……)」

苗木「(超高校級のラッキースケベは求めてませんので)」

>>200
ダンガンロンパとラブライブ!

>>204
これはりんぱなの部屋ね

苗木「どうしたの!?」

凛「か、かよちんが……!」

苗木「……!」

希「……死んどる!」

絵里「どいて!とにかく止血を……!」

モノクマ「死体が発見されました。一定の操作時間の後、学級裁判を行います」

真姫「ソ、ソンナ!」

絵里「誰か!布をありったけ持ってきて!」

苗木「え?で、でも、もう死体発見のアナウンスが出たってことは……」

絵里「早く!」

希「……えりち、かよちんはもう……」

絵里「…………」

スッ……

絵里「……そうね。……私が冷静にならないと駄目……。駄目ね……」

希「えりち……」

絵里「捜査時間……だったわね。それじゃあ皆で調べましょう」

にこ「犯人の手がかりを……ね」

真姫「!」

真姫「ウソヨ!コノナカニハンニンナンテイルワケナイデショ!」

真姫「ドウセマタモノクマトカイウヤツガコロシタノヨ!」

モノクマ「失礼しちゃうなぁ!今回はボクは一切手出しはしてないよ!」

苗木「出たなモノクマ!」

モノクマ「犯人はちゃーんとこの中にいます!ボクはこの目で見ました!」

モノクマ「まあ、モニター越しでだけどね」

苗木「お前は……!」

絵里「苗木くん。クマは無視していいわ」

モノクマ「クマ!?」

絵里「今は犯人を見つけて、全員の命を救うことの方が大切よ」

苗木「そ、そうだね……」

捜査開始


絵里「何にせよ、死体のチェックは必要でしょうね」

絵里「苗木くん、ちょっと来てくれる?」

苗木「ボク?」

絵里「女の子にやらせるつもり?」

苗木「(これは、男らしい所を見せるチャンスか?)」

苗木「(……いや、駄目だ。小泉さんが死んでるんだぞ?冗談でも不謹慎過ぎる)」

苗木「(真面目に調べることに専念しよう)」

絵里「苗木くん、どう?」

苗木「全身びしょ濡れだ。きっと、スプリンクラーの水を浴びたんだと思う

絵里「スプリンクラー?」

凛「植物の水やりにスプリンクラーが朝7時半に作動するって、モノクマが言ってたにゃー」

絵里「朝7時半……つまりそれ以前の犯行ということかしら……」

コトダマゲット
[花陽の死体]
[スプリンクラー]

苗木「死因は……肩から胸にかけて斬られてる。大きい刃物で付いた傷だよ」

絵里「大きい刃物……心当たりがあるとすれば……」

希「……模擬刀やね」

絵里「それじゃあ、私と希で教室を見てくるわ」

苗木「ま、待って!」

絵里「何?」

苗木「今少人数で動くのは危険だよ……!この中に犯人がいるかもしれないんだから」

真姫「ア、アナタネェ!」

モノクマ「その心配はいらないよ!」

全員「!」

モノクマ「捜査中は殺人禁止!きつーいオシオキが待っています。だから、どうぞご自由に捜査して下さい」

希「……らしいけど?」

苗木「駄目だ!犯人がアリバイを隠そうとしたりするかもしれない。絶対にまとまって動いた方がいい!」

絵里「そ、それもそうね」

モノクマ「言っておくけど、時間制限はボクの気分次第だからねー」

苗木「……お前も、つまらないことするつもりはないだろ?」

モノクマ「!……うぷぷ。男らしくなったねー。苗木くん。誰の影響かな?」

苗木「そういえば、昨日は眼鏡だったよね。小泉さん」

にこ「そうね……。コンタクトの洗浄液がないとかで」

絵里「となると、裸眼でここまで来たってことかしら?」

凛「それはないにゃ。かよちんは裸眼だと歩けないほど目が悪かったはずだにゃ」

絵里「どこかに眼鏡は落ちてない?」

モノクマ「落ちてないよ」

絵里「凛、にこ、この近くだけでいいから見てきて」

凛「はいにゃ!」

にこ「しょうがないわねー」

モノクマ「無視!?モノクマショック!」

絵里「苗木くん。他に分かることはある?」

苗木「そうだね……なにせびしょ濡れだから……」

絵里「難しいかしら……」

凛「眼鏡ないにゃー」

にこ「こっちも見当たらないわ」

絵里「……どうする?」

苗木「……教室に行こうか」

海未「これが使われたと見られる模擬刀……。それより、何ですか?この銅像」

穂乃果「…………うに?」

絵里「これは人間の銅像よ。……多分」

苗木「あ!この模擬刀……」

絵里「どうしたの?」

苗木「柄の部分の塗装が剥がれている……」

希「本当やね」

苗木「鞘も部分的にだけど剥がれている」

絵里「この模擬刀が凶器に使われたってことは間違いなさそうね」

コトダマゲット
[模擬刀(柄)]
[模擬刀(鞘)]

苗木「誰か手袋か何か持ってないかな?」

希「手袋はないけど、タロットのカードなら余るほどあるで」

苗木「……じゃ、じゃあ、それ貸して」

苗木「(親指と人差し指で……カードで……挟んで……)」

苗木「抜いたよ!」

苗木「ってあれ?」

苗木「血が付いていない……」

にこ「後から拭いたってだけでしょ?」

苗木「……それもそうだね」

コトダマゲット
[模擬刀(刀身)]

苗木「その他、この部屋に関して不自然な点は無いかな?」

にこ「……」

希「にこちゃん?」

にこ「あれ、不自然じゃない?」

絵里「あれって、ゴミ箱のこと?」

にこ「そう。普通このタイプのゴミ箱にはゴミ袋が付いてるんじゃない?」

真姫「タシカニ」

希「ここはうちらが来たけど、どうやったかなー」

絵里「確か付いてたはずよ。ゴミ袋」

コトダマゲット
[ゴミ袋]

苗木「他には?」

絵里「やっぱり目立つのはこの銅像だけど……」

希「何も見当たらんね」

穂乃果「…………うに……」

穂乃果「……うにちゃん、うみたべようよー」

海未「私は海未です!あれはウニ……じゃなくて人間です!……穂乃果、もう少しだけ我慢して着いてきてください」

絵里「……穂乃果もアレだし、急ぎましょう」

苗木「小泉さんの部屋か……」

絵里「苗木くん。あなたは私物を漁らないようにしてね」

苗木「わ、分かってるよ」

苗木「(ここではじっとしておこう)」

凛「これがかよちんの眼鏡だにゃー」

真姫「ケースニハイッテルワネ」

コトダマゲット
[花陽の眼鏡]

にこ「ベッドは……特に何も無いわね」

希「皆来て。シャワールームは結構期待出来そうや」

絵里「全体的に濡れているわね」

全員「……」ゾロゾロ

苗木「……」

絵里「……苗木くんも来ていいのよ?」

苗木「あ、うん」

コトダマゲット
[シャワールーム]

希「これ見て。洗面器」

苗木「沢山あるね」

希「それより……ほら」

苗木「これは……傷?結構大きい」

希「かよちんの傷と同じものやない?」

苗木「じゃあこれは、模擬刀に?」

コトダマゲット
[洗面器]

絵里「これは……金箔?」

にこ「何やってんの?」

絵里「排水口に、微小だけど金箔が付いてるわ」

コトダマゲット
[シャワールームの排水口]

絵里「そういえば凛。鍵はどうしていたの?」

凛「……それが……凛が付けるのを忘れていたんだにゃ……」

絵里「……そう。だったら全員容疑者ね」

コトダマゲット
[鍵]

モノクマ「そろそろかな?」

苗木「(焼却炉は……いつでも誰でも使えるし、犯人が証拠を残すことを無いか……)」

苗木「皆、いいかな?」

絵里「私は構わないわ」

希「いいって。タロットカードも言っとる」

にこ「希。それって3割よね……」

海未「私も大丈夫です」

穂乃果「…………うに……あるの?」

真姫「ジュンビカンリョウヨ!」

凛「いけるにゃ!」

モノクマ「じゃあ!始めようか!」

学 級 裁 判

学級裁判では、基本的に安価などで進めます。
ルール説明はそれぞれでやります。
10個ある♡がゼロになって苗木くんが死んだら、>>1は失踪しますので、ご注意ください。
>>1のレスのコンマぞろ目でその数字だけ回復します。

書き溜めてないので、遅い+gdgdの可能性が多々あります
あの子のオシオキが見たい人は、積極的に保守してください

苗木「まずは死因の確認だよ」

苗木「死体は植物庭園に」

絵里「教室にあった模擬刀で、肩から胸にかけて切りつけられていたわ」

苗木「植物庭園のスプリンクラーのせいか、全身が濡れた状態でね」


ノンストップ議論

ルール
こちらで番号の振ったいくつかのコトダマを装填します。
会話中のウィークポイントにも、それぞれ番号が振ってあります。
安価を取った人は、「1番のコトダマを3番に!」とかいう内容を書いて下さい。

コトダマ
1.眼鏡
2.鍵

絵里「事件は夜時間にあったと言って、まず間違いないでしょうね」

凛「何でにゃ?」

絵里「見つけたのが大体八時頃。植物庭園のスプリンクラーが作動するのが七時半」

絵里「死体は①【間違いなくスプリンクラーの水がかかっていた】し、誰にもばれず、30分程度で殺人が出来たとは思いにくいわ」

にこ「それじゃ、犯人は夜時間に花陽を②【起こして、あそこまで連れて行った】ってことになるわね」

海未「そしてあらかじめ用意してあった模擬刀で襲った、と」

海未「そういうことになりますね」

>>254

1を2に

BRAKE!

苗木「それは違うよ!」

にこ「な、何よ!」

苗木「だって、起こして連れて行くにしても、目が見えないはずの小泉さんは、眼鏡を付けていくはずだよ」

にこ「じ、じゃあ、寝ているのを抱きかかえて行ったとか?」

希「さ、流石に起きるんやないかな?」

にこ「じゃあ、どうやって連れて行ったっていうのよ」

苗木「それは……」

絵里「連れて行かなかったんじゃないかしら」

全員「!?」

絵里「どこか違う所で殺した死体を、植物庭園まで運んで行った」

絵里「そうは考えられないかしら?」

苗木「ど、どこで?」

絵里「……苗木くん。少し考えたらわかるでしょう?」

苗木「え、えーと」

閃きアナグラム

ワ ル ャ ー シ ム ー

安価は出さない

苗木「シャワールームだ!」

絵里「そう。凛と花陽の部屋のシャワールームよ」

凛「ど、どうしてそう言い切れるんだにゃ!?」

絵里「簡単な話よ……。苗木くん」

苗木「ボク?……えっと……」

1.模擬刀(柄)
2.鍵
3.洗面器

なんでこう安価書き忘れちまうんだよ……

>>268

3で

苗木「あのシャワールームの洗面器には、刀で切られた傷があった」

苗木「犯人がわざわざ来て証拠を残すとは考えにくいし、あれは犯人と小泉さんが争った時に出来た傷なんだ!」

真姫「ソンナトコロデタタカッタラ、ネテタリンモオキルワヨ?」

凛「!」

絵里「どうかしら、凛?」

凛「凛は耳元で目覚まし時計が鳴っても気づかないことがあるにゃ!」

ノンストップ議論

コトダマ
1.鍵
2.眼鏡
3.洗面器


絵里「確か凛は、①【鍵を閉め忘れた】って言ってたわね」

希「それで犯人はそこから部屋に入ることができた」

希「部屋に入って、かよちんを抱いて、シャワールームに入れた」

にこ「そのくらいなら起きないかもね。花陽だし」

真姫「ソレデ、ハナヨハ②【テイコウスルコトモデキズニコロサレタ】ノネ」

海未「その後、死体を植物庭園に移動した、と」

>>279
辛い

12時には消灯だから寝なきゃいけないし、明日は学校だからできない
12時までに一章終わらせられる自信がないから、クライマックス推理だけ書いて寝ていい?
スクフェスも可能性感じられてないし

おk

二章のクライマックス推理も書いてて、黒幕倒してハッピーエンドのところまで構想は立ててるんだが、一日じゃ無理だったな
ちなみにこれ俺の初SS
高1
いずれまた完成したやつ立て直すと思うけど、一章のクライマックス推理書いていいよな

クライマックス推理1
まず、犯人は、寝ている小泉さんを抱きかかえて、シャワールームに連れていこうとした。
小泉さんを殺した時の血を洗い流せるようにしたかったからだ。
小泉さんをシャワールームに横たわらせた犯人は、次に凶器である模擬刀を取りに行った。
その間に、シャワールームにいた小泉さんは起きたんだ。
しかし、犯人が帰って来た時にはまだシャワールームの中にいた。
そこで犯人が最初の一撃を繰り出した。
模擬刀の先制攻撃だべ!
小泉さんは、それを受け止めようとして、側にあった洗面器を構えた。
しかし、それには犯人が血を洗い流すために用意してあった水が入っていた。
だから、それで自ら水を浴びてしまう形になったんだ。
しかし、洗面器で刀を受け止めることには成功し、反撃として他にも置いてあった洗面器の水を犯人にかけた。
用意してあった全ての洗面器の水をかけたんだ。
しかし、犯人を撃退するには及ばず、犯人が放った二撃目には対応しきれなかった。
小泉さんを殺すことに成功した犯人は、まず濡れた体を拭いた。
その後、模擬刀を洗って元の場所に戻し、焼却場からゴミ袋を取ってきて、その中に小泉さんの死体を入れた。
夜時間でシャワーは出ないし、洗面器に貯めてあった水を全部こぼされてしまっていたので、シャワールームの清掃は後にした。
次に死体の移動だけど、死体が濡れているのは不自然だから、朝7時半にスプリンクラーが回る、植物庭園に隠したんだ。
そして朝を待ち、水が出るようになってからシャワールームの血を洗い流した。
そして、被害者がいないことを全員に伝え、自分はその中に紛れこんだ。
これが事件の真相だよ。
超高校級の陸上部員、星空凛さん!
あなたが犯人だ!!


次立てる時のために言っとくが模擬刀は切れない
ぱなよは斬殺じゃなくて撲殺されたことにした方がいい

>>285
まじか
本編で「模擬刀で襲いかかるなら鞘を抜いて……」って言ってたから切れるものかと……

今更だけど
絵里「……大丈夫よ。人の命の価値が分からないような人が、μ'sにいるわけないもの」

最初からメンバーじゃない奴が紛れ込んでるんですがそれは…
そして案の定幻想に終わる、と

>>288
それは狙って書いた
その時点では絵里は苗木を信じてないから

凛が超高校級の陸上部ってのは、裁判の途中で出てくる予定だった
アザゼルは苗木の勘違い

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