岡部「コスプレだと?」(160)
岡部「ふむ、ラボメンガールを全員集めて何をするかと思いきや、ただのコスプレとはな」
まゆり「そうなのです、まゆしぃはとーっても楽しみ」
フェイリス「ニャン、楽しそうだニャ!」
萌郁「…がん、ばる……」
鈴羽「この時代の文化って興味あるんだよね」
るか「…ぼく、男です……グスッ」
紅莉栖「ちょ、ちょっとぉ!? 私までコスしなきゃ駄目なの!?」
書き溜めなし、展開未定
紅莉栖「なんで私までコスプレする必要があるのよっ」
鈴羽「牧瀬紅莉栖はいやなの?」
紅莉栖「当たり前よ!! なんで岡部の前でそんなことしなきゃだめなの!?」
まゆり「えー、きっと楽しいよぉ?」
るか「えとその……ぼ、ぼくは男……」
萌郁「だいじょうぶ……可愛いは、正義、だから……」
フェイリス「くーニャンはもしかして、自分に自信がないのかニャ?」
紅莉栖「そういう訳じゃないわよっ」
岡部「ええい、うるさいっ!! 姦しいってレベルを超えているではないかっ」
岡部「助手よ」
紅莉栖「助手って言うな!」
岡部「クリスティ」
紅莉栖「ティーナも禁止!!!」
岡部「ザ・ゾンビ!」
紅莉栖「普通に名前で呼べんのかおのれはっ」
フェイリス「ニャニャン、くーニャンちょっとこっち来るニャン」
紅莉栖「え、なにフェイリスさん?」
ヒソヒソ
フェイリス「これは凶真を虜にするチャンスだニャ」
紅莉栖「どういうことよそれ」
フェイリス「今日のまゆしぃはとーっても可愛いコスを持ってきたらしいニャン」
紅莉栖「それってどういうことなのかしら?」
鈴羽「なるほど、可愛らしい姿を見せて岡部倫太郎の好感度を上げるんだ?」
紅莉栖「ちょっ、阿万音さん!?」
フェイリス「そうだニャ! ふふふ、でもフェイリスだって凶真に可愛がられたいから頑張るニャんよ?」
紅莉栖「へ!?」
鈴羽「うん、あたしも負けてられないね」
紅莉栖「ちょ、ちょっとぉ!?」
まゆり「トゥットゥルー、まずは萌郁さんからなのです!」
岡部「ああ楽しみだな」
3人「「「ええええ!?」」」
るか「……空気扱いなんて、酷いです……ぼく、泣いてしまいそう……」グスグス
萌郁「……い、痛いところは、ない?」
まゆり「まずは看護師さんなのですー」
岡部「いや、むしろ閃光の指圧師が人殺しな雰囲気なのだが」
まゆり「そうかなぁ……」
萌郁「どう、岡部君、似合ってるかな?」
岡部「あ、ああ……」
まゆり「あー、オカリンったら萌郁さんのお胸に目がいってるよぉ? まゆしぃはがっかりなのです」
岡部「べべべ、別にそういう訳ではないっ」
紅莉栖「ぐぬぬぬ」
フェイリス「これは先にやられてしまったニャ……」
鈴羽「うわー、すごいおっぱい」
るか「……」グスグス
萌郁「……岡部君、こっち、きて」
岡部「な、なんだ萌郁よ。そこの椅子に座ればいいのだな?」
萌郁「そう…」
萌郁「それで、上着、脱いで……」
岡部「ん? なるほど、そういうことかまゆり」
まゆり「そうなのですー、プレイもありありなんだよぉー」
紅莉栖「……」
フェイリス「……」
鈴羽「へぇー」
るか「……」ハァハァ
萌郁「今日は、かぜ?」
岡部「ほぉ、演技も様になっているではないか萌郁。ああそうだ、そういう設定でいこう」
萌郁「……お胸の音、聞かせて欲しい」
岡部「ああ、これでいいか?」バッ
萌郁「案外、鍛えてるんだ……」
岡部「ああ、いつでも機関の連中と闘争になっていいように鍛えておかねばな」
紅莉栖「ぐぬぬぬぬ、なんで前だけ捲ってるの、死ぬの!?」
鈴羽「はいはい、それで岡部倫太郎の裸が見れなくて嫉妬してるんだ」
紅莉栖「そんなんじゃないわよっ」
フェイリス「で、でもフェイリスはちょっと恥ずかしいニャ……あれ……」
萌郁「……残念」
岡部「うぉい!? 聴診器を当てて残念とはどういう意味だっ」
萌郁「……」フルフル
岡部「何か言え指圧師よっ! 不安が残るではないかぁっ!!」
萌郁「……触診、する」
岡部「ぬあぁっ、そこを触るな萌郁、くっ……やめっ……」
まゆり「へぇ、ナースさんって大変なんだねぇ……」
紅莉栖「あれはどう見てもやりすぎよっ!」
鈴羽「そうかなぁ? あたしの時代では衛生兵はもっと」
紅莉栖「ここは平和な秋葉原よっ!」
岡部「……い、いきなりどっと疲れたのだが」
まゆり「えー、まだまだあるんだよぉ?」
萌郁「……」カチカチ
[萌郁『岡部君の体素敵だったよ(*/∀\*) ちょっと恥ずかしかった(照』]
岡部「口で言えっ、それに無表情だったぞ貴様っ!」
萌郁「……どきどき、した」
岡部「うるさいっ!」
まゆり「えっとねぇ、次はるか君なのです☆」
るか「こ、こんなの恥ずかしいよぉ……」
岡部「ほぉ、これは素晴らしい」
まゆり「るか君はねぇ、すーぱーそに子なのです♪」
るか「こ、こんなの……ぼく、ギターなんて弾けない……」
岡部「ふむ、普段着が若干ゴスっぽいルカ子がカジュアルな服装だと、惹かれるものがあるな」
まゆり「でしょぉー?」
紅莉栖「わ、私の出番はいつなのっ」
鈴羽「あれ、コスプレいやじゃなかったっけ?」
紅莉栖「嫌に決まってるわよっ!」
フェイリス「……これは、ツンデレニャ」
まゆり「でもねぇ、残念なことがあるの」
岡部「なんだ?」
まゆり「そに子ちゃんはお胸おっきいのです……」
岡部「……あ、ああ」
るか「そんなぁ、だってぼく、男なのに……まゆりちゃん酷いよぉ……」
岡部「ところでまゆりよ、その……そに子、か? どういうプレイなのだ?
ルカ子はギターなど弾けないぞ?」
まゆり「んーん、違うの。そに子のプレイはねぇ、写真撮影をされるのです」
るか「え? されるんですか、おか……凶真さんに……?」
まゆり「それにねぇ、着せ替え自由なんだよぉー」
岡部「着せ替え自由……ふむ……色んな格好のルカ子が見られるという訳か」
紅莉栖「それってコスプレの意味あるの?」
フェイリス「ヘッドフォンを付けてるニャン!」
鈴羽「それだけなの?」
なんかコスプレさせたいのあったら書いてくらさい
がちで困ってる
なんでこんな設定で書き始めたのか後悔している
るか「……は、恥ずかしいです……」
岡部「笑顔をくれないか?」
るか「こ、こうですか……?」ニコ
岡部「ふむふむ、いい感じだ、ルカ子よ。次はソファに寝そべってくれ」
るか「は、はいっ!」
岡部「ナイスだルカ子! そうだ、よしっ、次はスカートを履いてみようか」
るか「え、ええ!? だって、そんな……」
岡部「大丈夫だお前は可愛い、さぁ」
るか「……凶真さんがそう言うなら………」
るか「すごくひらひらしてます……泣いてしまいそうです……」グス
岡部「自信を持つのだルカ子!! かの剣豪・グレジアルバイオンはだな」
紅莉栖「誰よそれ」
るか「こ、こんなのって……ぼく、何も得してない……」グスグス
岡部「そうではないぞルカ子。俺は得をした」
るか「岡部さんだけですよぉっ……」
まゆり「んー、ルカ君にはやっぱりいつも通りのコスがよかったのかなぁ」
岡部「否定はしない」
るか「そんなぁっ!」
岡部「それで次は誰なのだ?」
まゆり「えっとね、スズさんなのですー!」
岡部「なんだまゆり、張り切っているぞ」
まゆり「えへへー、次のコスは気合を入れたのです、えっへん!」
岡部「そうか、それは楽しみだな?」
まゆり「うんー!」
鈴羽「がおーーー!!」
岡部「なんだただのJKか」
まゆり「違うのです! これはねぇ、恋するドラゴンなの」
岡部「ドラゴン? ただの女子高生にしか見えないのだが」
鈴羽「だよねぇ。あたしもただのミニスカにしか見えないんだけどさ」
まゆり「違うんだよスズさん、えっとねぇ……」ゴニョゴニョ
岡部「なんだ、秘密話しか?」
まゆり「という訳なのです!」
鈴羽「んー、よくわかんないから自分の設定でいっていい?」
まゆり「いいよぉー」
岡部「なんだ、何が始まるのだ?」
鈴羽「岡部倫太郎、君はあたしの英雄だ」ズズ
岡部「なっ!?」
鈴羽「君が好きだ、恋っぽいことをしよう」ズズズ
岡部「なななっ!?」
紅莉栖「ちょぉおおおっと待ったぁあああああ!!!!!」
鈴羽「なにさ牧瀬紅莉栖」
紅莉栖「それって何!? どういう訳!? なんのプレイよ!!」
フェイリス「英雄……そうかニャ、凶真はとうとうその域まで達したのニャ」
るか「……いいなぁ、岡部さんにあんな事できて」
鈴羽「んーっと、なんだかさそういう設定らしい」
紅莉栖「そうなのまゆり!?」
まゆり「えっとぉ、ちょっと違う気もするけどいいと思うよー?」
紅莉栖「なななっ」
鈴羽「はいはい、今はあたしの番なんだからさ、邪魔しないで」
紅莉栖「……くぬぅ」
鈴羽「英雄殿、あたしと恋をしようよ」
岡部「なんだ……女子高生の鈴羽に迫られると……」
鈴羽「スカートっていうものを初めて履いてみたんだ。すごくスースーするんだね」ピラピラ
岡部「ええいやめんかっ! ただでさえミニなのだぞ、見えるではないかぁっ!」
鈴羽「椎名まゆり曰く、見せパンらしいよ?」
岡部「だからって見せていいものではないっ」
萌郁「……岡部君」
鈴羽「え、桐生萌郁?」
まゆり「あー、勝手にコス来てるぅー」
岡部「な、なんだその露出の高い衣装は!?」
まゆり「スマガのアリデットさんなのです☆」
鈴羽「ちょっとちょっと、いまはあたしの番だって」
萌郁「このまま、引き下がれ……ない……」
岡部「くっ、これが……エデンか……」
フェイリス「ぬぬぬ、フェイリスも負けてられないニャン!」
るか「ぼ、ぼくだってっ」
紅莉栖「ええええ!? なにこれ、なんでみんなやる気あるの!?」
紅莉栖「……だけど、私なんてコスプレしても………」
紅莉栖「だけどいいの私、このままでいいの?」
紅莉栖「大切な思いを伝えられないままでいいのっ!?」
るか「……えっと、これも女子高生…?」
まゆり「それはねぇ、るい智の智ちんなのです、ちなみに男の娘なんだよぉ?」
るか「え?……だ、だけどこれならっ」
フェイリス「フェイリスはわかるニャ、これ翠星石ニャン!」
鈴羽「桐生萌郁、そんな胸元開けて恥ずかしくないの?」
萌郁「…少し、恥ずかしい」
フェイリス「ニャンーなのですニャ!」
岡部「おおフェイリス、なんだそれは。ロリータではないか」
フェイリス「ニャーニャー、これは違うニャ、翠星石ニャン!」
岡部「うむ、アニメか何かのキャラなのだな」
るか「ぼ、ぼくだって…」
紅莉栖「……」
まゆり「…紅莉栖ちゃん……」
ワーワー
ヤーヤー
岡部「さぁて、そろそろ解散しよう」
まゆり「えー、そんなぁ……」
岡部「これ以上は俺の身がもたん……」
萌郁「…楽しかった、とても」
フェイリス「たまにはメイド服以外を着てもいいもんだニャ!」
るか「……結局、ぼくって……」
サラバダ、エルプサイコングルゥ
エルプサイコンガリィ
バイバイニャ
サヨウナラ
ガチャン
岡部「なんだクリスティーナ、お前は帰らないのか?」
紅莉栖「わ、わるいかっ?」
岡部「いや悪いなど言ってないが……」
まゆり「あー、でも紅莉栖ちゃんはコスしてないのです」
岡部「そういえばそうだったな」
紅莉栖「ごめんねまゆり、私コスプレはちょっと……」
まゆり「そうかなぁ、きっととーっても似合うと思うよぉ?」
岡部「ふむ、ちなみに助手には何を用意していたのだ?」
まゆり「メイド服なのです、まゆしぃ特性だったんだよー……」
紅莉栖「……ごめんね、まゆり」
岡部「まぁいいではないか。無理やり着ても何も楽しくはないからな」
まゆり「そうだけどぉ……まゆしぃは紅莉栖ちゃんのメイドが見たかったのです……」
岡部「次の機会に着てもらえばいいではないか」
まゆり「……そだねぇ」
紅莉栖「……」
岡部「さて、今日はもう帰ることにしようか。ところでダルはどうしたのだ?」
まゆり「ダル君はねぇ、風邪なんだってぇー……」
岡部「それは惜しいことはしたな、ダル」
紅莉栖「わ、私は先にホテルに帰っているわ」
岡部「ああわかった。ではな」
紅莉栖「ええ、グッバイ岡部、まゆり」
まゆり「ばいばーい、紅莉栖ちゃん!」
次の日、早朝
紅莉栖「ハロー、って誰もいないわね」
紅莉栖「……昨日はまゆりに悪いことをしたわ」
紅莉栖「あら、……これって、私が着るためのメイド服かしら?」
紅莉栖「……昨日のこともあるし」
紅莉栖「べ、別にこれは決して私が着たいとかそういう訳じゃないんだからなっ!」
紅莉栖「……って、私ってば誰に言ってるのよ」
紅莉栖「……」ゴクリ
ヌギヌギ
ガサガサ
以下、省略
紅莉栖「へぇ、ぴったりなのね!」
紅莉栖「えっと、こういうときってあれよね」
紅莉栖「お帰りさないませ、ご主人様、って奴よね……」
紅莉栖「……岡部なら」
紅莉栖「って違う違うっ! なんであんな奴に言わなきゃダメなのよっ!」
ガチャ
紅莉栖「へ?」
紅莉栖「えええええ!?」
岡部「フゥーーーーハハハ!!!! ただいま帰還を果たしたぞ、鳳凰院凶真だっ!」
岡部「って、誰もいないのか」
紅莉栖「(とっさにシャワー室に隠れたのはいいもの、あいつってば一人でも厨二なの!?)」
岡部「んー、おかしいではないか、助手の靴があるのに」
紅莉栖「(私のばかーーーーーーっ!!!!)」
岡部「さては助手よ、どこかに隠れて俺を驚かそうとしているのだな?」
紅莉栖「(間違ってないけど、間違ってるわよっ! 見つかったら間違いなく驚かれるわよねこれ……)」
岡部「隠れんぼとは小癪な、このきょぉおおきのマァァァアアッッドッ、サイエェエェエエンティストゥ、ほぉおおおぉおおいんきょぉおぉま」
紅莉栖「うっさいわっ!!!」ガララ
岡部「は?」
紅莉栖「あっ」
岡部「おい、お前それ」
紅莉栖「ああああああっ!!!!!」
岡部「……メイド服」
紅莉栖「忘れて、というか忘れろ、今すぐ忘れろ、なによりもこっち見るなバカ岡部!!!」
岡部「……くくく」
紅莉栖「な、なによっ」
岡部「なによではない、助手よぉ。なんだお前もコスプレしたかったのではないかぁ、んん?」
紅莉栖「べ、別に私はそういう訳じゃっ! そう、まゆりのためなの、昨日あんなことあったじゃない?」
岡部「ならば今すぐ写メでまゆりの携帯に送ってやろう」
紅莉栖「や、やめなさいよっ! そんなことしたら殴るわよ、ぐーで殴るからなっ!!」
岡部「どうしたのだ? まゆりのためなのだろう?」
紅莉栖「……ぬぬぬ」
紅莉栖「ええそうよ、悪い? コスプレしてみたかったのよ、これで満足かっ!?」
岡部「ぬっふふぅ、やっと素直になったのだな助手よ」
紅莉栖「助手って言うなといつも言ってるでしょーがっ!」
岡部「ならばこうか、メイドぉ」
紅莉栖「メイドも禁止! ああもう、どうしてよりによって岡部なんかにっ!」
岡部「だが安心するがいい、ラボメンナンバー001の権力で今日のラボに他のラボメンを寄せ付けなくしてやらなくも、ないぞ?」
紅莉栖「説明台詞乙。というかそれ本当なの岡部!?」
岡部「しかぁぁあーーし! この俺の命令に従うのであれば、の話しだ」
紅莉栖「……くっそぉ、背に腹は変えられないってこういうことね…」
紅莉栖「で、なによ? どうせまた下らないことなんでしょ?」
岡部「くだらっ!? お前はもっとリーダーを敬うということを」
紅莉栖「敬える人間なのかあんたは!」
岡部「……そうか、せっかく人が優しくしてやろうと思っていたのに」
紅莉栖「へ?」
岡部「お前は俺を怒らせたのだっ!」
紅莉栖「ちょ、ちょっと岡部?」
岡部「いいか助手よっ!!!!」
紅莉栖「ひっ!?」
岡部「お前は今から今日だけでいい、俺専属のメイドだ!!」
紅莉栖「……はい?」
岡部「フゥーーーハハハハハ!!! 流石は俺、狂気のマッドサイエンティスト、どえすだぁぁ……」
紅莉栖「……」グス
岡部「お、おいクリスティーナ?」
紅莉栖「う、うっさい!! べ、別にあんたがいきなり怒鳴るからっ、とか、そんなんじゃないからっ!!」グス
岡部「……あ、ああ」
紅莉栖「わかったわよっ、今日だけあんたの…その、メイド……すればいいでしょ……」
岡部「おお流石は助手、いやメイド長だなっ!」
紅莉栖「長ってなんだ長って!? 私一人のメイド部隊なのかっ」
岡部「細かいことなど必要ないっ。さて、俺は他のラボメンにメールを送るか」
紅莉栖「……あ、ありがと」
岡部「ん、何か言ったか?」
紅莉栖「なんでもないっ!!」
>>66
サンクス
イヤマジサンクス
紅莉栖「で、私は何をすればいいの?」
岡部「まずはそうだな、お茶を入れろ」
紅莉栖「それだけでいいの?」
岡部「ああ、まずはそれだけだ」
紅莉栖「はいはいちょっと待ってなさいよ」
トクトクトク
紅莉栖「はい、お茶よ」
岡部「ふん、お前は何も解っていないのだなメイド長」
紅莉栖「だから長ってつけるなっ!」
岡部「ならばメイドよぉ」
紅莉栖「そういう意味じゃないっ!!!」
岡部「喋り方はまぁ仕方ないとしよう」
紅莉栖「何よ、不満があるなら言いなさいよ……」
岡部「コップを置くときはせめて、フェイリスのように振舞えんのか」
紅莉栖「ふぇ、フェイリスさん?」
岡部「なんだお前はフェイリスと同じことができんのか」
紅莉栖「で、できるわよっ! 別に、フェイリスさんに嫉妬したとかじゃないからなっ、本当だからなっ!?」
岡部「ええい、さっさともう一度だメイド」
紅莉栖「メイドって言うな、名前で呼べ!!」
紅莉栖「お、お、おま、お待たせしまし、しましま、した、お茶で、す」
岡部「………」
紅莉栖「……なによ」
岡部「ぷぷぷっくくくくくっ、くっくっく、ふはははははは!!!!!!」
紅莉栖「わ、笑うなぁっ!!」
岡部「助手よ、なんだそれは、ネタなのか?」
紅莉栖「かみかみで悪かったなっ!? そうよ、恥ずかしくて頭から湯気が出そうよ、もうばかっ!!」
岡部「おいおい、誰もそこまで言ってないだろうが」
紅莉栖「おおお、お茶のお変わりが必要でし、でしら、でしたらっ」
岡部「言えてないぞ?」
紅莉栖「うっさいっ!!! こ、これからが本番よっ!」
岡部「……だめだこいつ、早くなんとかしないと」
紅莉栖「私は至って平常よ!! ええ、むしろ今のほうが清清しい気持ちねっ」
岡部「助手が壊れた……」
紅莉栖「今日はたっぷり奉仕してやるから覚悟しなさいっ!」
岡部「とりあえず落ち着け」
紅莉栖「ほら、何か命令しなさい……してよ……」
岡部「あ、ああっ!」
紅莉栖「……」ジトー
岡部「と、と、とりあえず掃除をするのだなっ! ラボもそろそろ掃除の時期だっ!」
紅莉栖「……うん」
岡部「あの、俺も手伝おうかと」
紅莉栖「いいわよ、岡部はその、あれ……なんだから、座ってなさい」
岡部「ご主人様も言えんのか?」
紅莉栖「うっさいうっさいうっさいっ!!!」
岡部「と、とにかく掃除は軽くでいいからな」
紅莉栖「わかってるわよっ」
紅莉栖「掃除終わったわ。案外汚れって隠れた場所に溜まるものなのね」
岡部「そうだな、すっかり見違えたではないのかぁ?」
紅莉栖「褒めすぎよばか」
岡部「ところでじょ、メイドよ」
紅莉栖「言い直すな!! なによ」
岡部「料理だけはするな」
紅莉栖「はぁ!? なんでよ、メイドといえば料理でしょ!?」
岡部「その認識は著しく間違っている、間違いない」
紅莉栖「いいからいいから、あんたは美味しい料理ができるのを座って待ってなさい♪」
岡部「止めろ、その語尾に音符が付く発言は止めてくれっ」
紅莉栖「あんたってほんっとーに失礼な奴よね!? いいわ、目にモノ見せてあげるから覚悟しなさい!」
岡部「別の意味で覚悟せねばならんだろうがっ」
ザックザック
ジャージャー
※紅莉栖調理中
岡部「もしもし俺だっ……俺はいま、逃げられない拷問に掛かろうとしている……
ああそうだ、奴が動き出した……俺は制したつもりだった……ああ、力不足だ
……俺、お前と仲間になれてよかった…………ああ、またいつかドクペで飲み明かそう
…さらばだ、我が友よ……エル・プサイ・コングルゥ………」
岡部「……ああ、神よ」
紅莉栖「さぁできたわ! チャーハンよ」
岡部「待て、なぜチャーハンなのに野菜しか目に映らないのだ、米はどうした」
紅莉栖「あら、チャーハンなんて野菜を炒めればいいだけでしょ?」
岡部「だから米はどうしたのだっ」
紅莉栖「お米が足りなくて、ごめんね岡部?」
岡部「いや、それだけではない。野菜と言いながらなぜわかめがっ」
紅莉栖「インスタント味噌汁の具材だけを入れてみたの、野菜でしょ?」
岡部「海草と野菜をいっしょにするなっ!!」
紅莉栖「ちゃんとお味噌の方は取ってるわよ?」
岡部「そういう事ではないっ」
紅莉栖「とにかく食べてよ、ね?」
岡部「……お前、味見はしたのか?」
紅莉栖「してないわよ? 少しでも多く岡部に食べてもらおうと思って……」///
岡部「頼む、一口でいい、お前が食べてみろ」
紅莉栖「え? なんでよ、あんたが食べなさいよっ!」
岡部「頼む、この通りだ、紅莉栖っ」
紅莉栖「…あ、あんた今なんて、紅莉栖って」
岡部「頼むっ!!!」
紅莉栖「え、えへへ……ま、まぁ岡部がそこまで言うなら? 食べてあげてもいいわよ」
岡部「本当かっ!? フゥーーーハハハ、この俺に死角はなかったのだっ!」
紅莉栖「まぁいいわ、どうで美味しいに決まってるもの」
パク
紅莉栖「んんんん―――っ!!?!?!??!?!?!」
ちょっと疲れた休憩する
展開未定なので、どうなるかわからん
落ちたらそのときは寝ます
―――
――
―
紅莉栖「んん……」
岡部「やっと目覚めたのか」
紅莉栖「へ? 岡部?」
岡部「自分の料理で気絶するとは、情けないぞ」
紅莉栖「あああ、あんた何してっ!?」
岡部「いや、膝枕だが? ソファもよかったのだが、変に寝違えては大変だと思ってな」
紅莉栖「……―――っ!!!」
岡部「どうかしたか助手よ。気分はどうだ」
紅莉栖「ま、まだ悪いから……その……」
岡部「ああいいだろう、まだ俺の膝をかしておいてやろう」
紅莉栖「……ありがと」ボソ
岡部「フゥーハハハハハ、気にするなっ!」
すまない、寝る
落としてくれても構わないさ
仮に書けるようになるのは今日の夜だっ
少しの間書くよ!
保守ありがとう、こんな駄文なのに
紅莉栖「あのさ、私ってどれくらい失神してたの?」
岡部「ざっと1時間ほどだ」
紅莉栖「そんなにっ!? 我ながら恐ろしいわね……私の料理って一体……欝だ」
岡部「そうだな、お前のは料理と呼べん」
紅莉栖「ちょっと酷くないっ? これでも頑張ったのよっ!」
岡部「まぁよいではないか、これから練習すればいいだけの話だろう」
紅莉栖「……ふん」
岡部「拗ねるな助手よ、俺も付き合ってやるから」
紅莉栖「へぁ?」
岡部「なんてまぬけな声を出しているのだ」
紅莉栖「ななな、なんでもないわよっ、なんでもないからなっ!!」
紅莉栖「さてと」
岡部「なんだ、もういいのか?」
紅莉栖「ええ、岡部の膝は名残惜しい…くないっ」
岡部「お前は何が言いたいのだ……」
紅莉栖「詮索するな、これは命令だからな、絶対だぞっ!」
岡部「主に命令するメイドがどこにいるっ!!」
紅莉栖「うっさいわよご主人様!!」
岡部「へ?」
紅莉栖「あっ、あああああああ!!!!!」ボッ///
岡部「ほほう、とうとう俺を主と認めたのだなぁ~、ん~?」ニヤニヤ
紅莉栖「ニヤニヤすんなばかっ!!」
岡部「いいではないか、いいではないか」
紅莉栖「おのれはどこの悪代官様だ!!」
岡部「だがもうよい」
紅莉栖「え? どういうこと?」
岡部「流石にずっとメイド服というのも、辛いだろうと思ってだな」
紅莉栖「岡部、あんた……」
岡部「岡部ではない、鳳凰院凶真だっ」
紅莉栖「……はいはい、はぁ、それさえなければなぁ」
岡部「どういう意味だ?」
紅莉栖「なんでもないわよ……」
岡部「気になるではないかぁ」
紅莉栖「気にすんな。だけど、今日だけはあんたのメイドしてやるわよ、約束は守る」
岡部「いいのか?」
紅莉栖「それこそ気にすんな、ってね」
岡部「しかしだ、腹が減った」
紅莉栖「え?」グゥ
岡部「なんだ、お前もなのか」
紅莉栖「ちちちっ、違う! これは……うぅ……」
岡部「カップラーメンでも食べるか」
紅莉栖「……うん」
紅莉栖「ああああ、どこの世界にご主人様にカップラーメンを食べさせるメイドがいるのよ……」
岡部「またご主人様と言ったな」
紅莉栖「うっさいばか岡部っ! べ、別にあんたのメイドになれて嬉しいとかそんなんじゃないんだからねっ!!」
岡部「……なんだその立派なツンデレメイドは」
紅莉栖「ツンデレって言うなっ!!」
―――
――
―
岡部「さてと、もう夕方だな」
紅莉栖「そうね」
ガチャ
まゆり「トゥットゥルー!! 誰かいるー?」
岡部「なっ!?」
紅莉栖「え、まゆり、なんでっ!?」
まゆり「あー、紅莉栖ちゃん可愛いねぇ!」
紅莉栖「ちちち、違うのよまゆりっ、これは岡部が無理やりっ」
岡部「さらっと俺のせいにするではないっ!!」
まゆり「着てくれたんだねー、まゆしぃはとっても嬉しいのです」
紅莉栖「…まゆり、あんた」
岡部「ところで、まゆりはどうしてラボにきたのだ? 今日は来るなとメールしたではないか……」
まゆり「ごめんねオカリン、忘れ物しちゃったのです」
岡部「忘れ物?」
まゆり「オカリンのコスプレ衣装なんだよ」
岡部「はぁ?」
紅莉栖「っ!?」
紅莉栖「岡部にもコスプレあったの!?」
まゆり「そうなのです、まゆしぃはみんなにコスプレ衣装を作ってたんだぁ」
岡部「ふむそうか」
まゆり「オカリーン、着てくれると嬉しいなー」
岡部「いいだろう、着てやろうではないか」
まゆり「いいのー、オカリン?」
紅莉栖「なんであんたもそんなにやる気あるのか謎なんだけど」
岡部「お前にコスプレさせておいて、俺がしない訳にはいかないだろう」
紅莉栖「……あ、あんたってどうしてそういう所で優しいのよ」
岡部「フゥーーーーハハハ、なんで、惚れたのか?」(キリッ
紅莉栖「うっさいばかシネ!!!」
まゆり「じゃあねぇオカリン、さっそくこれに着替えて欲しいな」
岡部「ああいいだろう」
―――
――
―…
紅莉栖「これってまさか…」
まゆり「そうなのです、執事さんなの☆」
岡部「くぬぬぬ、この鳳凰院凶真とあろうものが、奉仕する立場の人間になるとはなっ」
紅莉栖「まゆり、グッジョブ!」
まゆり「えへへ、まゆしぃは頑張ったのです」
岡部「……ぐぬぅ」
まゆり「じゃあぁまゆしぃはもう帰っちゃうねー」
岡部「なに?」
紅莉栖「え、衣装はどうするの?」
まゆり「んーっと、また明日返してもらうことにしたの」
岡部「なぜだまゆり」
まゆり「それは秘密なのです」
紅莉栖「……まゆり、あなたって本当に良い子ねっ」
ガチャン
岡部「……メイドに、執事」
紅莉栖「……見事にご主人様がいないわね」
岡部「どうするのだ」
紅莉栖「どうしたものかしらね」
岡部「そうだ、助手よ、お前は私服に着替えろ」
紅莉栖「は?」
岡部「次は俺が奉仕してやろうではないか、フゥーーハハハ!!」
紅莉栖「へぇー、それもいいわね」
岡部「くくく、俺の執事っぷりに目を丸くするがよい」
紅莉栖「着替えたわよ、これでいいかしら」
岡部「いいだろう」
紅莉栖「あんた執事のくせに、偉そうな口調は変わらないのね……」
岡部「ふははは、こんなことで口調が変わると思うのならば」
紅莉栖「その幻想をぶち壊すんですねわかります」
岡部「は?」
紅莉栖「なんでもない、詮索するなっ、これは命令だからなっ!」
岡部「命令ならば仕方あるまい、この@ちゃんねらー」
紅莉栖「ぐぬぬぬ」
岡部「フゥーーーハハッハ!」
岡部「ふむ、ところで俺は何をすればいいのだ?」
紅莉栖「そうね、とりあえず肩を揉んでちょうだい、最近こっちゃって大変なのよ」
岡部「お前が肩をこる?」
紅莉栖「何がいいたいのか、はっきりさせてみろ」
岡部「なんでもないぞっ、さっそくやってやる!」
紅莉栖「はいはい、お願いね」
岡部「ああ」ガシ
紅莉栖「ひゃぁん!?」
岡部「どうした助手よ、変な声を出すな」
紅莉栖「あ、あ、あ、あんたもいきなり肩を触ってくるなぁっ! びっくりしちゃったじゃないっ!?」
岡部「ああそれはすまないな」
紅莉栖「と、とりあえずもう心の準備はできたわ、お願いねっ」
岡部「なぜ顔が赤いのだ?」
紅莉栖「うっさいさっさと肩を揉め、このばか岡部!!!」
岡部「どうだ、これくらいでいいのか?」
紅莉栖「そうね……いいわよ……」
岡部「ふむ、案外こっているのだな」
紅莉栖「案外って余計なことは言うな、気にしてるんだから」
岡部「何を気にしてるのだ?」
紅莉栖「そりゃあ胸……あ」
岡部「胸? 何故なのだぁ、言ってみろ」
紅莉栖「……うっさい、うっさい、うっさい!!! あんたは私を苛めて楽しいか、楽しいんだな、そうなんだなっ!!」
岡部「フゥーーーハハハハ!!!」
紅莉栖「ひゃっ! そ、そこで高笑い禁止、息が首にかかってくすぐったいじゃないっ!!」
岡部「あ、ああすまなかった」
紅莉栖「ったく、なんで肩を揉んでいるだけでこんなに喧嘩しなくちゃいけいないのよっ」
岡部「喧嘩ではない、スキンシップだっ」
紅莉栖「あー……はいはい、まったくもう」クス
岡部「これでいいか助手よ」
紅莉栖「ええいいわ、サンクス岡部。……あと、助手じゃない」
岡部「ならばクリスティ」
紅莉栖「……お…う、まって言え」
岡部「ん、何を言ったのだ?」
紅莉栖「お嬢様って言えって言ったのよ、悪いかっ!」
岡部「はぁん!?」
紅莉栖「わ、私だってあんたにご主人様って言った、言ったからなっ! フェアじゃないわこのままだと、それだけよ、他に意味なんてないんだからっ!」
岡部「あ、ああ解ったから落ち着け助手」
紅莉栖「……」ジトー
岡部「まったく、お嬢、これでいいか?」
紅莉栖「…う、うん」
岡部「女というのはまったく訳がわからんものだ」
紅莉栖「いいじゃないお嬢様、いい響きだとは思わない?」
岡部「俺はそっちの文化に詳しい訳ではないからな、よくわからん」
岡部「で、俺は次は何をすればいい」
紅莉栖「……その、頭、撫でて」
岡部「なに?」
紅莉栖「頭撫でてよ、岡部……」
岡部「な、撫でるのか?」
紅莉栖「そ、そうよっ」
岡部「……ま、任せるのだなっ」
岡部「これで満足か?」
紅莉栖「もっと」
岡部「ど、どうしたのだ、じょ……お嬢よ、普段とは全然違うではないかっ!」
紅莉栖「だって、こんなときくらいしか、甘えられないじゃない……」
岡部「……なるほどな」
今はここまでしか書けない
保守マジサンクス、駄文なのは自分でもわかってる
落ちたらそこまでだけど、次は23時までには書き出せるのは
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