一夏「鈴が一番抱き心地がいいなぁ」(368)

一夏「鈴、鈴!」

鈴「ん?なに?」

一夏「今、時間いいか?」

鈴「うん、暇だったし別にいいけど」

一夏「よかった。じゃあ俺の部屋に来てくれないか」

鈴「なにするの?」

一夏「いや、映画みようかと思って」

鈴「いいわね。じゃあ飲み物持ってくるわ!」

一夏「ありがと」

一夏「まだかよ鈴は……」ソワソワ

鈴「おっまたせー!飲み物とお菓子持って来たわよー」

一夏「きたかっ!!」ガタッ

鈴「えっ?あ、そんなに待ってたの?ごめんね」

一夏「あ、いや、いいんだ、早くみよう」

鈴「うん、じゃ、ちょっと隣に失礼するわね」

一夏「えっ?」

鈴「ん?」

一夏「えっ?」

鈴「どうしたの?あ、ちょっと詰めてよ一夏」

一夏「えっ?隣に座るの?」

鈴「あれ?ダメだった?でもソファ一つしかないし……」

一夏「いや。ちょっと待って、俺、今まんなかに座ってるよね?」

鈴「うん、だからちょっと詰めてって……」

一夏「だったらもう座る場所一つしかないだろ?」

鈴「えー、レディに床に座らせるつもりなのー?それともラウラみたいに一夏の膝の上……?なーんちゃって。はいはい、床にすわ……」

一夏「そうだよ!なんだわかってるじゃないか!まったくびっくりしたよ!」

鈴「いや、だから床に座るつもりだから安し」

一夏「えっ?なんで床に座るの?なんで?」

鈴「なんでっていちかが」

一夏「いや、いいから。はやく膝の上こいよ」

鈴「え?いいの?」

一夏「え?だめなの?」

鈴「……」

一夏「……はやく。はやく!」

鈴「そ、それじゃあ、失礼しま……す」

一夏「おう!それじゃあ早映画みるか!」

鈴「う……うん」

一夏「お、始まった始まった、これ見たかったんだよなー」

鈴「……」

一夏「いやー、気づいたら上映終わってるし。最近は上映期間短いよなー」

鈴「……」

一夏「レンタルスタートしたから早速借りてきてさ……どうした鈴、そんな背筋のばして」

鈴「いや、あの、そのね?」

一夏「うん?まあ鈴見たいって言ってたし楽しみなのはわかるけどもっとリラックスしろよ」

鈴「あ、う、うん」

一夏「ほら寄りかかって。大丈夫、重さに負けて倒れたりしないって鈴は軽いんだから。俺もやわな鍛え方はしてないし」

鈴「で、でも」

一夏「それとも嫌か?俺のこと、本当は嫌い?」

鈴「いや……じゃない」

一夏「じゃあほらはやく!カモン!Come on!!!C'mon!!!!!Hurry!!!」

鈴「お、おじゃまします」

一夏「ははは、なんだそれ。まるで借りてきた猫みたいだ、そんなに映画楽しみだったのか?」

鈴「う、うん!そうなの!」

一夏「そうだったのか、まあ俺も楽しみだったし」

鈴(あ、一夏の胸板厚い……ラウラはいつもこんないい思いしてたの……)

一夏「でさー……」

鈴(心臓の音が凄くばくばく言ってる、一夏のかあたしのかわかんないくらい……)

一夏「あ、ごめん、映画に集中してるんだな」

鈴(あ、あたしの心臓の音、一夏に聞こえてないよね……)

一夏「おいっ、それは違うだろ」ブツブツ

鈴(また独り言言ってる、映画みるときいつもこうだもんね一夏。弾に解説役か、って言われてたっけ)

一夏「えっまさか裏切るなんて……」

鈴(あ、一夏が喋るたびに少し揺れる……)

一夏「いやでも……」ブツブツ

鈴(安心するなあ、これ)

一夏「鈴、いい匂いするな」

鈴「う……うん」

一夏「シャンプーの匂いかな、なんで女の子はいい匂いするんだろうなー」ブツブツ

鈴(えっ!?今一夏なんて!?……よ、よかった。念のためにシャワー浴びてきてよかった!!)

一夏「あー、そっかー、やっぱり裏切りじゃなかったのか……」

鈴(一夏の顔見たいけど、あたしも顔真っ赤だから振り向けない……どんな顔してるんだろ……)

一夏「あー、楽しかった!いい映画だった!」

鈴「そ、そうね!」

一夏「いやー、まさかああなるとは。レビューとか見なくて正解だった」

鈴(集中できなかった……)

一夏「あ、集中してたのにごめんな、つい癖でなー、独り言」

鈴「ううん!気にしないで!」

一夏「いや、つい無意識でつぶやいちゃうんだよ」

鈴(じゃあ、あれも無意識で……?まあいっか……えへへ)

一夏「思い出し笑いする位楽しかったのか」

鈴「う、うん!」

一夏「じゃあ明日また見るか?この監督の別の作品借りてきてるから」

鈴「あ、うん!ぜひ!」

一夏「ぜひって、ははは」

鈴(えへへ……また明日も……)

一夏「おーい、鈴!今日も見るか」

鈴「うん!」

一夏「今日はお菓子とかはいいよ、俺が準備するから。昨日の残りもあるしさ」

鈴「じゃあ、すぐいく!」

一夏「そんなに楽しみだっか」

鈴(授業終わってすぐシャワー浴びたし大丈夫!)

一夏「おい鈴」

鈴「ん?」

一夏「なんでまた横に座ろうとしてるんだよ」

鈴「えっ、だって」

一夏「はやくこいよ」

鈴「は……い。おじゃま、します」

一夏「んー、やっぱりこの位置が一番落ち着くな」

鈴(またドキドキしてる……)

一夏「なあ、鈴」

鈴「えっ、な、な、な、ななな、何!?」

一夏「どうしたんだよ、そんな驚いて」

鈴「いやなんでもっない!なに!?どうしたの!?」

一夏「リモコンとってって頼もうと思ったんだけど」

鈴「あ、リモコンね!は、はい!」

一夏「ありがと」

鈴(心音ばれたかとおもった……)

一夏「お、始まったぞ」

鈴「う、うん」

一夏「またこの役者かあ、好きだよなこの監督も」

鈴「そ、そうだね!」

一夏「あ、鈴」

鈴「ん?なに?」

一夏「手、回していいか?」

鈴「手?」

一夏「ん、こうするんだよ」

鈴「へっ!?」

鈴「な、な、なにしてるのいちかっ!」

一夏「なにって、後ろから手を回しただけじゃないか」

鈴「そ、そうだけど!」

一夏「嫌か?嫌なら言ってくれ、鈴に嫌われるようなことはしたくないからさ」

鈴「う、うん。別にだめじゃない。から、いい……よ?」

一夏「よかった」

鈴「あの、そのね?ひとつ、いい?」

一夏「なんだ?」

鈴「その、もっとぎゅって、して?」

一夏「えっ……」

一夏「……それは」

鈴「……だめ?」

一夏「え、あ、ああ、いいぞ」

鈴「ありがと」

一夏「痛くないか?」

鈴「ううん、全然。安心する、かな」

一夏(あれ……なんか鈴が凄く色っぽい……ドキドキする……)

鈴「んふふ……」

一夏(なんだよこの小動物……なんでこんなにドキドキしてるんだよ俺……)

鈴「~♪」

一夏(くそっ、映画に集中できねえ)

鈴(えへへ、いちかにぎゅってしてもらってる)

一夏(なにが狙いなんだよこの小動物……くそっ、やたらかわいいなくそっ)

鈴「映画楽しかったね!」

一夏「え、ああ、うん、そうだな」

鈴「また見にきてもいい?」

一夏(ラウラの時は全然こんな気持ちにならなかったのになんだよこれ……)

鈴「いちか?」

一夏「えっ、あ?ああ、次は何みようかな?」

鈴「じゃああたしが選んでいい!?」

一夏「わかった。じゃあ楽しみにしてる」

鈴「あ、明日でも大丈夫?」

一夏「おう!」

一夏「結局、一睡もできなかった……」

鈴「あ、いちかー!今日の映画はこれでいい?」

一夏「あ、鈴、今日はちょっと……」

鈴「あれ?恋愛もの、だめだった?」

一夏「いや、だめじゃない!だめじゃない!」

鈴「よかった、じゃあ晩御飯終わったらすぐいくから!」

一夏「あ、うん、待ってる」

鈴「うん!えへへ、じゃあまたあとで!」

一夏(断れよ俺!くそっ、眠れるだけ寝ておくか……)

一夏(結局緊張で眠れなかった……)

鈴「いちかー?いるー?」

一夏「ああ、今開ける」

鈴「やっほ」

一夏「えぅ、あれ、パジャマ……?」

鈴「うん、終わったらすぐ寝ようとおもって」

一夏「なるほど、あー、俺もそうしておけばよかった

鈴「ん?じゃあシャワー浴びる?」

一夏「いいのか?」

鈴「いいわよ、待ってる」

一夏「悪いな、じゃあちょっと浴びてくる」

鈴「ん。いってらっしゃい」

一夏(よしっ、これですこしは目が覚める)

鈴(あ……なんかこれ、恋人同士みたい……)

鈴(ふふっ、でも立場が逆か)

鈴(いちかは、あたしのことどうおもってるんだろ)

鈴(やっぱり友達とか……かな)

鈴はナデナデしたくなるキャラだよな

一夏「おまたせ、じゃあみようか」

鈴「うん!」

一夏(あ、まずい、変に意識したせいで鈴の重みすらなんか気になる……)

鈴「ねえ」

一夏「ん?」

鈴「また、ぎゅってして?」

一夏(なんだよこの小動物はよぉぉぉっ!!)

鈴「だめ、かな?」

一夏「まかせとけ」

鈴「えへへ」

一夏「鈴は柔らかいな……」

鈴「なっ、なに言ってるのよ!ばかいちかっ!」

一夏「はは、暴れるな、こうして抱きしめてるからなにもできないぞ」

鈴「あ……あう」

一夏「どうした?鈴、抵抗が弱まったぞ」

鈴「その、もう暴れないから」

一夏「手を離せってか?その手には乗らないぞ」

鈴「違うわよ、その、もっと強くぎゅーってして」

一夏「……」

鈴「……いちか?」

鈴「ていう夢を見たのよ!」

シャル「いいなぁ~」

ぐはっ

一夏「あ、うん、わかった」

鈴「えへへ。ありがと」

一夏「痛くないか?」

鈴「また同じこと聞いてる……大丈夫。すごく暖かい」

一夏「あ、うん」

鈴「ほら、もう映画、始まってるわよ」

一夏(集中できるわけないだろぉぉっ!)

鈴(恋愛ものじゃなくてホラーでもよかったかも……まあいっか)

一夏(あ、落ち着いて来たら途端に眠くなって来た……)

鈴「こういうのいいわよねー」

一夏「ん……」

鈴「あ、ごめんうるさいわよね」

一夏「んん……」

鈴「なに、急によりかかったりして……ちょっ、顔近いわよ、吐息がくすぐったいって!」

一夏「スビー」

鈴「あれ?一夏、寝ちゃった?」

一夏「スピー」

鈴(ふふっ、いちかの寝顔、かわいい)

鈴「しょうがないなぁ、もう……」

鈴「まあ、恋愛ものは一夏にはつまらなかったかもね。ごめんね」

鈴「じゃあ、あたしは……」

鈴「あれ……」

鈴「うごけない……」

一夏「スースー……」

鈴「えへへ、まいっか」

鈴(いや、よくない!)

鈴「ど、どうしよう……」

鈴「とりあえずティナに……」

鈴「そういえば遅くなるかもって言ってたから大丈夫か……」

鈴「うう……まさかこうなるとは……」

鈴「どうしよう……」

鈴「……うん、諦めよう!」

鈴「えへへ、いちかぁ……おやすみなさい」

ラウラ「一夏、邪魔するぞ」

ラウラ「えっ」

俺の夫が……

ラウラ「な、な、なななな、な、なにをしてるんだ鈴」

鈴「んー……?」

ラウラ「起きるんだ!鈴」

鈴「あー、おはようラウラぁ……」

ラウラ「おはようじゃない!説明してもらおうか!」

鈴「んー、えっ、あっ」

ラウラ「な、なんでここにいるんだ!」

鈴「な、なんであんたこそここにいるのよ!」

ラウラ「うぐっいや、その嫁にようがあってな」

鈴「説明になってないわよ!」

ラウラ「説明するのはそっちの方だ!」

鈴「そ、その、映画みてて、そのまま」

ラウラ「説明になってないぞ!離れろ!」

鈴「いや、本当だって!」

ラウラ「じゃあなんで嫁に抱きしめられてるのだ!」

鈴「だってこれは一夏が離してくれなくて……」

ラウラ「そんなはずがあるか!」

鈴「本当だもん!それにラウラだっていつもこうしてるじゃない!」

ラウラ「私だって抱きしめられたことなんかない!」

鈴「へっ?あ、そうなの?ふーん?」

ラウラ「な、なんだその勝ち誇ったような顔は!」

鈴「いや、べっつにー?」

ラウラ「くっ!とにかく離れろ!」

鈴「ちょ、少し静かにしなさいよ!一夏が起きちゃうでしょ!」

ラウラ「うっ」

鈴「ほら、静かに」

ラウラ「む、しかたない」

鈴「それと部屋に戻ったら?シャルも心配するわよ?」

ラウラ「わかった、そうだな」

鈴「うん、じゃね」

ラウラ「ああ」



ラウラ「……あれ?」

ラウラ「と、いうことがあったんだ」

シャル「それで鈴ずっとあんな調子なんだ……」

鈴「んふふー」

セシリア「ラウラさんもラウラさんですけど、鈴さんだけずるいですわ!」

箒「変だと思っていたら……」

鈴「ねーいちかー、今日は何みるー?」

一夏「そうだなあ……」

セシリア「ちょっと待ってくださいまし!わ、私も一緒に見たいですわ!」

シャル「僕も!」

ラウラ「私もだ!ここ最近は一緒に見てないしな」

箒「その、私も……」

鈴「ちょっ、だめよそんなの!」

シャル「なにがだめなの?別にいいよね?一夏」

一夏「あ、ああかまわないけどただ」

セシリア「ただ?」

一夏「映画は静かに見たいしあの部屋にこの人数はちょっとな」

鈴「でしょでしょ!」

ラウラ「ならば順番にすればいいではないか」

箒「うむ、各自映画をもちよればいい」

一夏「あ、それいいな」

セシリア「だそうですわよ?鈴さん?」

鈴「う……わかったわよ」

シャル「うん、物分りがいいのはいいことだよ」

鈴「怖いわよ、鈴、それに確かにちょっと抜け駆け気味だったし……」

箒「じゃあ順番決めするぞ」

一夏「ペロペロ」

シャル「最初は僕だよ、よろしくねいちか!」

一夏「映画見るのによろしくまなにも……で、何見るんだ?」

シャル「これだよ、一夏も監督は知ってると思うけど」

一夏「フランス映画か。いいな」

シャル「うん!じゃあ見ようか」

一夏「おう、ほら、隣座れよ」

シャル「うん、じゃあ失礼するね」

一夏「ワクワクするな」

シャル「えへへ」

一夏「シャル、ペロペロ」

一夏「楽しかった!シャルとは趣味が合うかもな」

シャル「そう?良かった。フランス人と日本人の感性って近いんだって!」

一夏「そうなのか」

シャル「また見ようね!」

一夏「おう、シャルとならいつでもいいぞ!」

シャル「やった!」




シャル「えっ?あれっ?」

セシリア「今日はこの私ですわね!シャルさんのような情けないミスは犯しませんわ!」

一夏「ん、よろしく」

セシリア「選んだ映画はこれですわ!」

一夏「アート映画か……そういやあまり見ないんだよな、そういうの」

セシリア「いいものですわよ!」

一夏「じゃあ見ようか」

セシリア「ええ」

一夏「んじゃ隣に」

セシリア「ら、ラウラさんや鈴さんと同じように一夏さんのお膝に座りたいですわ……」

一夏「えっ」

セシリア「だめ……ですの?」

一夏「いいけど、じゃあほらこいよ」

セシリア「おじゃましますわ」

>>111
>シャル「そう?良かった。フランス人と日本人の感性って近いんだって!」


だかやアニメ好きなの?

一夏「セシリア、ペロぺ…まずっ」

一夏「(セシリアの尻って重いな…さすが36歳なだけある)」

セシリア「そうだ、一夏さん!鈴さんにしたようにぎゅってしてください!」

一夏「え?いいけど、いいのか?セシリア。嫁入り前にそんなことしちゃ……」

セシリア「あら?支えてもらうだけですわよ?それともなんですの?傷物にでもするとおっしゃるつもりで?」

一夏「いや、そんなことはないよ!そ、それじゃあいくぞ」

セシリア「ええ」

一夏「よいしょっと」

セシリア「ふふっ」

一夏「前が見えねぇ」

一夏(セシリアもいい匂いはするんだけど……香水……かな)

一夏(鈴とは別ベクトルのいい匂い、だな)

一夏(鈴の石鹸の匂いの方が落ち着くな……)

一夏(それに、なんかいろいろおっきいから本当に支える感じになってるし……)

一夏(ってあれ、画面みえねえ……)

>>119
同じこと思ってたら
本当になってたww


完全に鈴√きたっ!

セシリア「一夏さん!このシーンが!凄いんですわ!」

一夏「あの……セシリア……さん?」

セシリア「なんですの!?」

一夏「悪いんだけど」

セシリア(来ましたわ!淑女の魅力に耐えられなくなって獣と化すわけですわね!)

一夏「画面みえないからやっぱり横に座ってもらっていいかな」

セシリア「ええ、私はかまいませ……へっ?」

一夏「いや、本当にごめん」

セシリア「い、いえ、わたくしも気づかなくて申し訳ございません……」

一夏「アート映画もいいもんだな、深いっていうか、何度でも見たくなる」

セシリア「ええ、それはよかったですわ……」

一夏「また見ような」

セシリア「ええ……」

一夏「セシリア……どうしたんだ?」

セシリア(まだ重いからどいてとか言われた方がダイエットなりのしようもあったのに、でかいからって……神様は残酷ですわ……)

一夏「だ、大丈夫か?」

セシリア「気になさらずに、ちょっと色々と人生について考えさせられただけですわ」

一夏「あー、確かに、いい映画だったもんな」

箒「今日は私だ」

一夏「時代劇か?」

箒「いや、任侠映画と迷ったんだが、今日は普通に邦画にした」

一夏「剱岳か……」

箒「どうした?」

一夏(東映のか……どんだけ東映好きなんだよ箒……)

箒「それじゃ、邪魔するぞ」

一夏「おう、って俺の前に座るのか?」

箒「邪魔にならないように気をつける。少しよりかかるぞ……」

箒「少しバランスが悪くなるから支えてくれ」

一夏「おう、抱きしめる形になるけどいいか?」

箒「かまわん、変なところは触るなよ」

一夏「ははっ、大丈夫だって」

一夏「モッピー、ペロペロ」

箒(なんだこの体制は……)

箒(自分から言い出して置いてなんだがまるで恋人同士じゃないか)

箒(こんなことをしていたのか鈴は……羨ましい……)

一夏(……体格いいなあ。俺も鍛え方足りないかな……)

一夏「うん、山の映画だった。男らしくて、いい映画だ」

箒「うむ。素晴らしい男たちだ」

一夏「山男。かっこいいな、力強くて」

箒「なんなら今からでも鍛えるか?」

一夏「ああ、ぜひ頼むよ」

箒(よし!これは来た!映画のチョイスも流れも自然だ!)

一夏(流石に女の子にはガタイで負けたくないしな……あ、でも箒と訓練したら同じか。一人で筋トレにしよう)

箒「じゃあ今すぐ剣道場にいくぞ」

一夏「いや、やっぱり筋トレから始めるよ」

箒「なん……だと?」

一夏「また次の映画、考えといてくれ、楽しかったしこういう映画がいいな」

箒「わ、わかった!」

一夏(そうすりゃモチベーションは保てるだろうし)

箒(筋トレ……そうか、まずは体格から変えるのか。ふふっ、まったくしょうがない奴だ、だがまあ、勝負はみえたな、すまんな、みんな)

ラウラとセシリアはかっこいいと思われ

一夏「うん、山の映画だった。

わろたwwww

眠いがペロペロ頑張る

ラウラ「最後は私だ」

一夏「ラウラは何を選んだんだ?戦争映画か?」

ラウラ「うむ、それもいいとは思ったんだがきっとつっこみどころ満載で静かに見れそうもないのでな、これにした」

一夏「ほー、アニメか」

ラウラ「だめだったか?」

一夏「いや、普段見ないしいいぞ、楽しみだ」

ラウラ「そうか!これは犬が可愛いんだ!すごく可愛いんだぞ!」

一夏「ははっ、じゃあ見るか」

ラウラ「本当だぞ!」

一夏「うん、わかったって、ほらこっちにこいよ」

ラウラ「うむ、それから鈴と同じように抱きしめてくれ!」

一夏「邪魔じゃないか?」

ラウラ「そんなことはない!さあはやく!」

一夏「はいはい」

>>154
友達とかにあげれば良かったのに、あっ・・・

一夏(んー、ラウラはちっこくてかわいいなあ)

ラウラ「あっ危ない!そっちにいっちゃだめだ!」

一夏(こんなに映画に真剣になっちゃって……)

ラウラ「あー!」

一夏(うん、俺に妹がいたらきっとこんな感じだったんだろうな)

一夏「弾、妹よこせ」

一夏「ラウラ。ペロペロペロペロ」

ラウラ「ぐすっ、よかったなあ、幸せになって」

一夏「ほら、ラウラハンカチ」

ラウラ「ありがとう、うるさくしてすまなかったな」

一夏「映画見る時はいつもそうだろ?俺も同じようにもんだしさ」

ラウラ「そういってもらえると助かる」

一夏「たのしかったか?」

ラウラ「うむ!」

一夏「それはよかった」

>>155
わろた

鈴「いちかー、やっとあたしの番がまわってきたよー」

一夏「はは、俺は逃げないって。映画は逃げるけど」

鈴「じゃあ早速見るわよ!」

一夏「おう」

鈴「おじゃましまーす」

一夏「はーい、よっと」

鈴「んっ、今日の一夏は大胆ね」

一夏「ああ、ごめん、他のメンバーもこうしてたからさ」

鈴「……ふ、ふーん、で、どうだったの?」

一夏「どうって?」

鈴「そ、その、抱きしめたんでしょ?」

一夏「まあ、抱きしめたっていうか支えたっていうか」

鈴「同じじゃない、で?」

一夏「でってなにが?」

鈴「だから!その、だ、抱き心地とか……」

一夏「だ、抱き心地って!そんな人を尻軽みたいに!」

鈴「ばっ、ばか!そうじなないわよ!感触とかよ!」

一夏「言わなきゃだめか?」

鈴「う、うん……だって気になるんだもん……」

一夏(女の子の世界はよくわからんな……ダイエットとかの参考なのかな?)

一夏「んー、セシリアは柔らかかったな。あといい匂いがした」

鈴「え!!ふ、ふーん……」

一夏「でもなんか違うんだよなぁ」

鈴「続けて」

一夏「箒は、すごかった!」

鈴「す、すごいって何が、やっぱり胸が?」

一夏「いや、ガタイがいいんだよ!着痩せっていうのか?とにかくびっくりした。肩幅とかああ見えて広いんだなって感心したよ」

鈴(箒、アウトー!ででーん!!)

一夏「ラウラはちっこくてかわいいよな」

鈴「か、かわいい!?」

一夏「うん、かわいいだろ?」

鈴「た、確かに可愛いけど……」

鈴(箒、アウトー!ででーん!!)

かわいい

一夏「やっぱり鈴もそう思うか?妹みたいでさー、ほっとけないよなー」

鈴「へっ!?あ、い、妹。妹ね。そうね、妹みたいに可愛いわよね」

一夏「だろー?」

鈴(とりあえず、セシリアが一番、次にラウラが厄介ね……)

一夏「あー、でも、毎日映画見てたらさすがに疲れるなー」

鈴「な、頭に顎のせるな!」

一夏「えー、いいだろー、ちょうどいい位置にあるし、鈴にしかこんなことできねーもん」

鈴「あたしにしか?じゃ、じゃあしょうがないわね」

一夏「おー、ありがとー、んー。柔らかしいい匂いするなー鈴は」

鈴「へ、変態みたいなこというな!」

一夏「えー、本当のことだし」

鈴「そ、その……で、誰が一番なのよ……」

一夏「どの映画も面白かったぞ?」

鈴「映画じゃなくて、抱きご……感触よ!」

一夏「鈴に決まってるだろ」

鈴「えっ」

一夏「鈴が一番抱き心地いいなあ」

鈴「ほ、頬ずりするな!そ、その本当?」

一夏「いや、違ったら、こんなに抱きしめないし」

鈴「ふぇ……えへへ」

一夏「あー、今日は映画って気分じゃないけど、ずっとこのままでいいかな」

鈴「う、うん!いいわよ!」

一夏「ありがと、あー落ち着くわー」

鈴(えへっ)ニヘラ

一夏(もういっそこのまましてたいなー)

エロあるの?
なくていいんだが

>>170
禿同

箒「一夏、いるか?」

一夏「おう、箒か、どうした?」

箒「いや、昼になっても食堂に来ないから呼びに来……なっ」

鈴「あー、ほうきー?どうしたのー?」

箒「何をしてるんだ貴様ら!」

一夏「なにって休みだし朝から映画……はみてねえや、そういえば」

箒「ひ、卑猥だ!不潔だ!」

一夏「いや、でも箒にもしてたことだぞ?」

箒「う。だ、だが鈴が普通じゃないぞ!惚けてるじゃないか!何をしたんだ!」

一夏「いや、なにってずっと朝からこうしてただけだけど」

箒「あ、朝って、何時からだ!」

一夏「朝飯のあとからかな」

箒「じゃあ五時間もなのか?」

一夏「そんなにたつのか、そういや腹減ったな」

一夏「よし、じゃあ飯食いにいくか」

箒「そうするべきだ!一刻も早く離れろ」

一夏「いくぞ、鈴」

鈴「あ、うん、いくー。えへへ」

箒「り、鈴……」

>>1のお陰で鈴の素晴らしさに気づきました

箒「しゃんとしろ、鈴」

鈴「えっあれ、なんで食堂にいるのあたし」

箒「あきれた、昼食を食べにきたのだろうが」

鈴「いちかは?」

箒「もう頼んで席をとってる。今はお手洗いに行ってるだけだ、他の面子も後少しすれば来る」

鈴「ごめんね、なんかぼーっとしてて」

箒「鍛え方が足りないからだ、と言いたいかかまわん、以後気をつけろ」

鈴「うん、ありがと」

箒(なにせ一夏は私を選んだのだからな。ふふんっ!勝者の余裕くらいの慈悲は見せてやらんとな)

一夏「あ、ようやく来たか。ほら席人数分とってるから」

箒「助かる……」

鈴「あれ?奇数?1.2.3.4.5……誰か来ないの?」

箒「いや、今日は皆、くるはずだが」

鈴「じゃあひとつ、足りないわね」

一夏「え?足りてるだろ?」

箒「一夏、お前算数もできなくなったのか……」

一夏「いや、あってるって。ていうかなんで鈴はそんなところに座ってるんだよ」

鈴「え?一夏の前と隣はみんなに譲ろうかなって……」

一夏「こっちこいよ」

鈴「隣、いいの?」

一夏「えっ、隣?」

鈴「えっ?」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

一夏「なにやってんだよ、早く座れよ鈴」

鈴「えっ、でもそこ、一夏が座ってるじゃない」

箒「そうだぞ、何を言ってるんだ一夏」

一夏「お前らこそなにいってんだよ、当たり前だろ」

鈴「当たり前って……」

一夏「いいから。早く」

鈴「あ、うん……」

一夏「よし、それにしてもお腹すいたな、鈴」

鈴「う、うん、そうだね……」

箒「は?えっ?なに?えっ?」

箒の反応ww

鈴「いちか……やっぱりみんな見てるしやめよ?」

一夏「え?なんで?」

鈴「なんでって……」

セシリア「一夏さん、お待たせしましたわー、ほえっ」

ラウラ「セシリア、どうしたんだ?いきなり変な声出して固まって。それになんで箒は立っ……は?」

シャル「あれ?どうしたのみんな、鈴もいないみたいだけ……ど……」

シャル「あ、そっかー、一夏の膝に座ってたから小さくてみえなかったのかー。あはは、鈴、居たんだ。あはは」

ラウラ「いや、ちょっとまて!何をしてるんだ二人とも!」

セシリア「なんで鈴さんが一夏さんのお膝に座ってますの!!理解できませんわ!」

鈴「私はやめようって言ったんだけどいちかがっ!」

ラウラ「席はあいてる!早く移れ!鈴!」

シャル「そっかそっか、それで箒は呆然と立ち尽くしてるんだ!食器落としてないのは流石としか言いようがないねー」

鈴「落ち着いてみんな!あ、あたしもなんかよくわかんないうちにこうなってたのよ!」

セシリア「箒さんはいらっしゃったのに何をしてたんですの!」

箒「あっ、は、はひっ、えっ、何をしているんだ一夏!」

一夏「いや、飯を食おうとしてるんだけど……」

箒「そうか」

一夏「おう、早く食おうぜ」

セシリア「箒さん、何を納得してらっしゃるんですか!!」

箒「これは夢だこれは夢だ……」

>>1はシャルをわかっている

そうでもなくね

>>209
焦らないだけわかっている

ラウラ「現状確認!敵機四時の方向に一機!しかし味方機も同位置にて発見、巻き込む恐れあり!」

セシリア「ら、ラウラさんも落ち着いてくださいまし!」

シャル「それじゃあ食べようか、席につきなよラウラとセシリア」

セシリア「シャルさんもなんでそんなに落ち着いていらっしゃるんですか!」

シャル「んー、一夏」

一夏「どうした?」

シャル「明日、僕にもそれしてくれない?ね?いいよね、鈴?」

一夏「ちょっとま」

セシリア「ず、ずるいですわ!わたくしは明後日ですからね!一夏さん!」

ラウラ「じゃあ私は明々後日だな」

ループ?

鈴の圧勝だな

鈴「や、やっぱりやめよいちか。その、食べづらいし」

一夏「はい、鈴、あーん」

鈴「あの」

一夏「あーん」

鈴「あーん……」

一夏「うまいか?作ったのは俺じゃないけど」

鈴「うん、おいしー、いちかぁ、えへへ」

セシリア「イライラしますわ。すっごくイライラしますわ」

ラウラ「同感だ。今すぐにでも風穴を開けたい奴がいる。殺意が止められそうにない」

箒「これは夢だ……」

シャル「ふふふ……」

えへへ

>>218
キャラ叩きかっこ悪い

>>219
ちょばっ

鈴「っは!あれ、なんであたし部屋にいるの!?」

ティナ「何言ってるの、織斑君に連れられて部屋まで来たんじゃない」

鈴「えっ」

ティナ「それからずっとニヤニヤしてて……聞いたわよ、食堂で織斑君に
あーんさせて貰ったんだってね?」

鈴「夢じゃ……なかった!?」

箒「あれ、なんで私は部屋に……」

シャル「あ、やっと気がついた?ずっとブツブツ言ってたから心配したんだよ」

箒「へ?」

シャル「それでも普通にご飯食べて自力で戻ってくるあたりは流石だと思うけど」

箒「いや、すこし悪い幻覚を見ていてだな……」

シャル「あ、一夏と鈴?ちょっとこのままだとまずいかもね」

箒「夢じゃ……なかったのか!?」

一夏「おーい、鈴、大丈夫か?」

鈴「えっ?いちか?どうしたの?」

一夏「いや、食事のあと、調子悪そうだったから心配になってさ」

鈴「だ、大丈夫!元気よ!」

一夏「中に入っていいかな?」

鈴「う、うん!いい、わよね?」

ティナ「別に私は気にしないけど。色々と聞きたいこともあるしー」

一夏「じゃあおじゃまします」

ティナ「おー、織斑君!まっさか君があんなに情熱的だとはねー。お昼のこと、聞いたぞー」

一夏「あはは、からかわないでくださいよ、ただ、鈴がかわいいからですよ」

鈴「んなっ」

ティナ「おーおーおー。熱いねー。そこんとこよく聞きたいのよねー。あ、はい椅子」

一夏「あ、結構です」

ティナ「えっ?」

鈴「へっ?な、なんでいちか、こっちに座って……」

一夏「さて、おいで。鈴」

鈴「ちょっとまって、ティナが見てるし……」

一夏「……?なんかダメな理由でもあるのか?」

鈴「だって……」

一夏「ほら、おいで」

鈴「あ……うん」

一夏「んー、落ち着くなー」

鈴「あう……」

ティナ「……」

一夏「ぎゅって抱きしめる度に思うけど柔らかいよなー鈴」

鈴「ふにゃあ……」

ティナ「えっと、うん、なんかごめん、私邪魔だね。でてくわ」

いまさらなんだけどティナってだれ?

>>220-222
ID:j7czA4r4Oがシャル豚臭かったのでついカッとなってやった
反省はしていない

一夏「あ、お気になさらず。ただ、鈴を抱きしめてるだけですから」

ティナ「あーうん。別の世界から迷い込んだ気分だわ」

一夏「……?」

ティナ「なんていうかお願いだから外出させて?そんな気分なの」

一夏「は、はあ……」

鈴「えへへ……」

ティナ(そりゃ私だって織斑君に憧れてたから、何かの間違いだとか思ってたのに……ちくしょー!!)

>>233
どこがww

反省してないなら許す

原作のじゃないの?

シャル「待ちに待った日が来た!一夏ー、お昼ご飯、食べに行こ?」

一夏「おう」

シャル「ねえ、今日は学食じゃなくて、外に食べにいかない?せっかくの休みだし」

一夏「いいな、じゃあみんな呼んでくるか」

シャル「ううん、みんなには話は通してあるから、たまには二人でさ」

一夏「そっか」

シャル(みんなに見せびらかすのもいいけど、独占したいし)

一夏「なにか食べたいものとかってある?」

シャル「ううん、日本の料理は勉強したけどお店には詳しくないから、一夏の食べたいものでいいよ」

一夏「そっか、じゃあ日本の文化も楽しめるあれがいいかな」

シャル「あれ?」

一夏「そ。日本の電車文化を垣間見れるさ」

シャル「なになに?気になる!」

一夏「つけば分かるよ」

シャル「ここは、駅だけど?」

一夏「ここの駅の奴は有名でさ、遠くからわざわざ食べにくる人がいるほどなんだよ!」

シャル「ふーん?」

一夏「悪いな、ちょっとした小旅行になっちゃったけど」

シャル「ううん、気にしないで!」

一夏「お腹減ったし、食べるか」

シャル(ご飯を食べるどころかデートになるなんてツいてる!)

一夏「それじゃあ、俺はたぬきで。シャルは?」

シャル「じゃあ僕も一緒ので」

一夏「たぬき二つ!」

シャル「あれ?これは、そば?」

一夏「そうだよ。んでもって立って食べるんだ」

シャル「あ、だから椅子が無いんだ!」

一夏「正解。時間短縮のためにこうやって立って食べるんだ。元は座席を持たない移動式の店からの発展らしいんだけど」

シャル「うん、向こうにも立って飲むバーはあるにはあるけど、ちょっと文化が違うかな。それに立って食べる文化は確かにない」

一夏「長話をしてると麺が延びちゃうな、帰りの電車にとっておこう!んじゃいただきます」

シャル「いただきます」

シャル「美味しかった!遠くから来るのもわかるよ!」

一夏「だな。電車旅行もたのしかったし」

シャル「あはは、でも時間のために立ち食いなんて、日本人らしいね」

一夏「その積み重ねがダイヤを守る秘訣なのかもな」

シャル「今日はたのしかった、ありがとう」

一夏「おう、またなんか食べに行こうな」

シャル「うん!」




シャル「あれ……おかしいな……?」

セシリア「シャルさんのようにヘマは絶対にしませんわ、それに今日は授業がありますもの、遠出は不可能」

セシリア「さらに皆さんには納得して貰って二人きり……」

セシリア「畳み掛けは私の手料理ですわ!」

セシリア「完璧すぎて自分自身が怖いですわ……」

セシリア「しかし、これで一夏さんも目を覚ましてくださるはず!」

セシリア「セシリア・オルコット、一世一代の頑張りを見せますわ!!!」

セシリア(今日は別に前を見る必要もありませんわ、大丈夫ですけど、念には念をいれて!)

一夏「今日はセシリアだっけ?」

セシリア「ええ!それでは屋上に行きますわよ!」

一夏「ん、てことは弁当?」

セシリア「ええ!手作りですわ!」

一夏「へ、へぇ……」


>一夏「今日はセシリアだっけ?」

なんか………

セシリア「一夏さん、鈴さんのように、と言いたいところですが、私があーん、してさしあげますわ!」

一夏「え、でもこの体制じゃ無理……」

セシリア「そ、こ、で!座ったまま一夏さんの方を私が向きますわ!」

一夏「セシリア……めちゃくちゃ恥ずかしいぞこれ……」

セシリア「そんなに見つめないでくださいまし……私も恥ずかしいのを我慢してるんですわ……」

一夏(対面座位……)

セシリア(一応恥の概念はあるようで、安心しましたわ……)

さすがセシリアエロい

妹……
こうしちゃおられん

行動まであと…………

ラウラ「すまない、今屋上は立て込んでいて使用禁止なんだ」

ラウラ「なんで私が人払いと見張りなんぞ……」

ラウラ「我慢だ我慢、手伝わなければ明日の私の時に仲間が減る……」

ラウラ「今頃この扉の奥では一夏とセシリアが……」

ラウラ「一夏ぁ……グスン」

ラウラ可愛い…

セシリア「はい、一夏さん、あーんですわ」

一夏「う、うまそうだなぁ、あーん」

セシリア「はい、どうぞ召し上がれ」

一夏「……うぐっ……」

セシリア「えっ?」

一夏「……」

セシリア「いや、いくらそんなに私が魅力的だからって胸に顔をおしつけてはだめですわ!」

一夏「……」

セシリア(ああ、とうとう一夏さんも本性を……狼になってしまわれたのですわね……)

一夏「……」

セシリア「このままでは押し倒されてしまいますわって一夏さん、一夏さん!?」

一夏「……」

セシリア「ら、ラウラさん、一夏さんが!医務室に運ぶのを手伝ってくださいまし!」

一夏「はっ」

セシリア「お目覚めですの?」

一夏「な、何が……」

セシリア「私の料理を食べた直後に一夏さんが気を失ってしまいまして……」

一夏「あ、そうか、ごめん」

セシリア「いえ、突然倒れるほど体調が優れなかったのですのに無理を聞いてくださって、むしろ感謝してますわ」

一夏(いや、料理のせいだけど……)

セシリア「それにふふっ、一夏さんの寝顔を独占できましたもの」

一夏「ずっと看病してくれたのか?悪いな…、あ、膝枕…」

セシリア「いえ、お気になさらず」

一夏「そうか?じゃあ悪いけどもう少しこのままでもいいかな」

セシリア「ええ、かまいませんわ」

一夏(いい子だな、セシリア。料理さえなければパーフェクトなんだけど……)

セシリア「ふふっ」

一夏(なんか柔らかいし膝枕気持ちいいし、セシリアは抱きしめるより抱きしめられる方がいいな……)

>>271
この一夏に禿同

ラウラ「ようやく来た!今日の良き日が!」

一夏「天気悪いぞ、今日」

ラウラ「かまわん!どうせ学食だ、降るなら勝手に降らせておけ」

一夏「ラウラがいいならいいんだけどな」

ラウラ「早くご飯食べにいくぞ!!」

一夏「はいはい、そんなに慌てなくても……」

ラウラ(どう考えても不利なのだ、外出して長時間一緒でもなければ気絶して看病するなんて予定もセシリア以外には無理だ、明らかに時間が短い、ならばインパクト勝負!)

一夏「ラウラは何にするんだ?」

ラウラ「実は先日から頼み込んで特別メニューを作って貰ったんだ!」

一夏「特別メニュー?」

ラウラ「そうだ!そしてこれがそれだ!」

一夏「これは……」

シャル(どう見ても……)

セシリア(お子様ランチですわ!!)

ラウラ「どうだ、驚いたか!」

鈴「まさかここでこれを見るとは……」

一夏「ああ、うん驚いた」

ラウラ「本国にいた頃に一度、教官に日本式のファミレスに連れて行って貰って、そこで食べたご馳走なんだ!記憶を頼りに頼んだんだが、まさかここまでとは!食堂のおばちゃんはすごいな!」

一夏「ラウラ……今まで苦労してたんだな……」ナデナデ

ラウラ「んむぅ……も、もっとナデナデしてくれ」

一夏「何度でもしてやるさ。そうだ、今度レストランに食べに行こう。食堂のも美味いはずだけど、そこのコレも美味いんだよ」

ラウラ「ほ、本当か!で、でも抜け駆けになるし……」

一夏「誰が止めても連れて行く。いいよな?みんな。止めてくれるな」

セシリア「ええ、止める権利なんかありませんわ……」

シャル「よかったね、ラウラ」

ラウラ「う、うん!」

鈴「ラウラはかわいいわねー」

ラウラ「そ、そうか?」

ラウラ可愛い…

ラウラ(予定とは大幅に変わったが、なぜかいい方向に動いた!!本当は口移しとか色々考えていたのだが……)

一夏「それじゃ、ゆっくり食べような?」

ラウラ「うむ!」

一夏「あーん、しようか?」

ラウラ「いや、いい、自分でゆっくりと食べたいんだ」

一夏「そうか」

ラウラ(そうだ、せっかく作って貰ったのだ、味わって食べたい。一夏からあーんしてもらうのは次の機会でもいい)

鈴「おいし?」

ラウラ「ああ、美味い」

鈴「あ、そうだ、爪楊枝と、あとは割り箸いれをちょっと切って……」

一夏「なにしてるんだ?鈴」

鈴「はいラウラ。旗。ドイツの国旗はわからなかったから無地だけど、やっぱりこれがないとねー」

ラウラ「おお!まさしく昔食べたのと同じだ!ありがとう鈴!」

セシリア「幸せそうでなによりですわ」

シャル「そうだね」

箒(あれ、この前鈴が一夏のところ座ってると思ったらなんだこれ、なんで今日はラウラが座ってるんだ……)

一夏「じゃあこれでおしまいだな。シャル、今度は牛丼屋にでも挑戦して見るか!」

シャル「うん!一度行ってみたかったけどなかなか勇気が出なくて……!約束だよ!」

一夏「セシリア、今度またマッサージでもするよ、この前のお詫びも兼ねてさ」

セシリア「本当ですの?楽しみにしてますわ!」

一夏「ラウラ、今度レストランに行こうな」

ラウラ「うむ!いつでもいいぞ!」

箒「わ、私は?わたしには何かないのか?」

一夏「そうだ、ピクニック……いや登山の方がいいかな。山に行こうぜ箒!」

箒「あ、ああ!絶対にだぞ!」

抱き心地のことをすっかり忘れてた

一夏「ごちそうさまでした」

箒「美味しかったか?」

ラウラ「美味しかった!」

鈴「もしまた食べたくなったらあたしに言ってね、作ってあげるから」

シャル(僕も手伝うよ、と言おうと思ったけどここで手伝うというときっとセシリアも乗り出して来るから、やめておこう。ラウラのために)

ラウラ「ありがとう鈴!」

セシリア「よかったですわね、ラウラさん」

一夏「それじゃ、授業いくか」

箒(あれ、なんか私だけ損してる気がする……)

一夏「あ、そうだ、鈴。鈴分が不足してるから今日の夜また一緒に映画見ないか?」

鈴回帰

鈴「ん、わかった」

シャル(鈴はいつものように映画か。確かにアドバンテージは多少あるけどデート率の高さは僕が一番だしまだ闘えるな)

ラウラ(れすとらん、れすとらん!よめとレストラン!楽しみだな)

箒(山か、どこの山にしよう、ピクニックから言い直した、ということは泊りもありだよな……)

セシリア「ちょ、ちょっとまってくださいまし!り、鈴分ってなんですの!?それでしたらセシリア分も足りないはずですわ!」

一夏「それもそうだな、じゃあセシリア。俺に抱きついてくれないか?」

四人「えっ」

おしまい

>>1は偉人

鈴を一気に人気者へ

いちか「鈴ちゃんぺろぺろ(^ω^)」

鈴「またなの?いちかぁ?」


http://viploader.net/ero2d/src/vlero2d070458.jpg

>>316
むねでか

生きてて良かった

保守や

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