妹「お帰りなさいませ、ご主人様」兄「!?」 (108)

妹「……お兄ちゃん、今日もバイト?」

兄「あぁ、夕飯用意してあるからチンして食べてくれ」

妹「分かった……」

兄「じゃあ、いってくる」

妹「うん……頑張ってね」

バタンッ

妹「…」

妹「……お兄ちゃん」

妹「寂しいから、お兄ちゃんの布団で寝ようかな……」

妹「あ、こ、これって……えっちな本……だよね」ペラッ

妹「へぇ……メイドみたいのが好きなんだ……」

妹「お帰りなさいませ、ご主人様っ?」

妹「……よし」

兄「ただいまー……」

妹「お帰りなさいませ、ご主人様っ」

兄「!?」

妹「お風呂にしますか?……それとも」

兄「ど、どうしたんだその格好!?」

妹「……ちょっと、しらけること言わないでよ」

兄「ご、ごめん……」

妹「おこずかいで買ったの。どう?」

兄「どうって……似合ってるけど……」

妹「……そ、そう///」

兄「……! お、お前まさか!」

妹「……あ、分かっちゃった?」

兄「……見たな」

妹「……うん」

兄「言っておくが、あれは俺のじゃないからな」

妹「……え?」

兄「あれはバイト先の……」

妹「バイト先の?」

兄「の……ヤツから無理やり渡されたんだ」

妹「なんで?」

兄「そ、それは……知らん」

妹「ふーん……そっか……」

兄「お、おう」

妹「趣味じゃ……なかったんだ……」

兄「あ……」

妹「ごめんね、変なことしちゃって……着替えるから」

兄「……いや、そのままでいてくれ」

妹「へ?」

兄「いや、その、せっかく買ったんだから……もったいないだろ?」

妹「で、でも……」

兄「すっごく似合ってるし、なっ?」

妹「……そ、そんなに似合ってる……かな///」

兄「あぁ!めちゃくちゃ可愛いぞ!!」

妹「えへへ……しょ、しょうがないなぁ……」

兄「メイド妹最高ー!」

妹(お兄ちゃんが……似合ってるって……可愛いって……えへへへへ///)

兄(俺のことを思っておこずかい使って用意してくれたんだもんな……)

妹「ごほん……ご主人様っ?」

兄「え?」

妹「お風呂の用意ができていますので、お仕事の疲れを取ってください」ニコッ

兄「お、そうか!ありがとな!」

妹「……/// め、メイドですから……当然のことです」

兄「じゃあ、お言葉に甘えて……」

チャポン

兄「ふう……いい湯だなぁ……」

妹「ご主人様、お着替えを置いておきますね」

兄「おーう」

妹(……お兄ちゃんの……脱ぎたてパンツ……)ゴクリ

妹の部屋

妹「……持ってきちゃった」

妹「やっぱりダメだよね……こんなこと……」

妹「私、変態みたいじゃん……」

妹「…」

妹「い、一回だけ……」クンカクンカ

妹「……これが、お兄ちゃんの……匂い///」

妹「ん……」クチュ

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妹「……はぁ、はぁ」

妹「あ、そうだ……お兄ちゃんの背中……」

妹「流さないと……」

妹「お兄ちゃ……じゃなくて、ご主人様ぁ!」

兄「ん?いま頭洗ってるんだけど……どうした?」

ガラガラッ

妹「お背中……洗いますね……」

兄「え!?ちょ……」

妹「…」ゴシゴシ

兄「…」

妹「……大きい///」ゴシゴシ

兄「……え!?」

妹「?」ゴシゴシ

兄「あ、あぁ、なんだ……背中のことか……」

妹「あ……///」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

兄「い、痛い痛い痛いっ!」

みんなぁ……いるのぉ……?

妹「あっ、す、すみません!」

兄「……き、気をつけてくれよ?」

妹「は、はいっ!」ジャージャー

兄「ふう……って冷た!!!!!!」

妹「きゃっ!」

兄「うおっ!シャワーが暴れだした!」

キュッキュッ

兄「ふ、ふう……なんとか止まった」

妹「……うぅ」ビショビショ

兄「……裸の男とびしょ濡れのメイド……」

妹「濡れちゃった……」

兄(アカン)

風呂入るから待っててけろ

ただいま

深夜までおなしゃす

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