マミ「燭台壊してハート稼ぐのは一苦労ね」(323)
──シャルロッテ戦
マミ「(ティロフィナーレは失敗だったかしら……ハート使いすぎるのよね)」
まどか「マミさん!前!前ー!危ない!」
シャル「キシャー」
ばくり
マミ「ウッ(野太い声)」
まどさや「えっ」
さやか「ちょっとキュウべえ、今のなに?マミさんがあの魔女に食べられそうになった途端に点滅して吹っ飛んだように見えたんだけど」
QB「あれが魔法少女としてのマミの体質さ」
QB「彼女は残機と体力ゲージが無くなるまで決して死ぬことがない」
まどか「わけがわからないよ」
QB「それはこっちのセリフだよ」
マミ「(仕留め切れてなかったしなんか飛んでるし……ハートもったいないからリボンで叩き殺しましょ)」ピョーン
ビシッ! ビシッ!
シャル「ギャー!」
ピョーン ビシッ! ビシッ!
ピョーン
マミ「ウッ(野太い声)」
さやか「今自分から当たりにいって吹っ飛んでたけどあれはどれくらいのダメージなの?」
QB「マミの体力を16とするとさっきの噛みつきも今のミスも同じ2ダメージだね」
まどか「わけがわからないよ」
QB「それはこっちのセリフだよ」
ビシッ! ビシッ! ビシッ! ピョーン
マミ「あー、面倒くさくなってきたわ……ティロフィナーレ!」
ズドォン!
シャル「なんとぉー!」ドゴォ
さやか「直撃したー!」
シャル「oh……。」
マミ「これで一件落着ね」
テレテッテテーテーテテッテテーテレテテレテテー
まどか「景色が元通りになっていく……!?」
ほむら「……。」
さやか「転校生!?なんで緊縛されてここに!?」
マミ「あっ」
ほむら「そんなことよりはやく解放してくれないかしら、巴マミ(巴マミが生還した……今までと違う?)」
マミ「え、ええ、あなたの忠告通りあの魔女は強かったわね、体力ゲージが4も減ってしまったわ」
ほむら「ちょっとなに言ってるかわからないわ、そもそも体力ゲージって……。」
マミ「……少し、話をしない?みんなも、私の家に来てほしいの」
──マミのいえ
さやか「マミさん、このにくメチャうまっすよ!」
マミ「ふふ、よかった、うまいにくは沢山用意してあるから遠慮なく食べてね」
ほむら「(家に上がってきた後輩に肉……?)」
まどか「それでマミさん、話ってなんですか?」
マミ「ええ、話っていうのは魔法少女になる時の願いが必ずしも、いい結果だけをもたらすって事じゃないこと。」
マミ「私だってね、こんな身体になるなんて想像できなかった。」
ほむら「……!?」
マミ「私ね、自動車事故に遭ったの。私自身死にかけて、お父さんもお母さんも亡くした。」
マミ「その時にキュウべえが私の前に現れて私に願いごとを聞いてきたわけ。でもその時私はもう走馬灯でも見て意識が朦朧としてたんでしょうね」
QB「びっくりしたよ、『あ、悪魔城ドラキュラ、う、うまいにく……回復』って言われた時は……。どう解釈していいのか迷ったよ」
マミ「その後私はなんとか生き長らえたけど、体力ゲージ制の身体になり、部屋からは回復能力のあるうまいにくが無限に湧き出るようになった」
マミ「願いが必ず思った通りの結果ばかりをもたらすとは限らないわ」
ほむら「(それにしてもどこからツッ込めばいいのか分からないわ……。)」
マミ「だから、仮に魔法少女になってもいい程の願いが見つかったとしても、まずは私に相談して欲しいの」
まどか「マミさん……。」
マミ「魔法少女になってくれたらそれは嬉しいけど、魔法少女にならなくってもこうして一緒に話をしているだけでも嬉しいのよ?」
マミ「……さぁ、今日はもう遅いわ、解散にしましょう」
まどさや「ありがとうございましたー」
マミ「気をつけて帰るのよー」
ほむら「……巴マミ、どういう風の吹き回しなの?」
マミ「どうもこうもないわよ、私はただ後輩の意志を尊重したいだけ。わけもわからないうちに私みたいな身体になったらたまらないもの」
ほむら「……そうね、ソウルジェムが本体だなんて、ソウルジェムが濁りきったら魔女になるなんてやりきれないもの」
マミ「えっ?」
ほむら「えっ」
マミ「……えっ?」
ほむら「(これは……地雷を踏んでしまったかしら?)」
マミ「言ってることがよくわからないんだけど……ソウルジェムって濁るものなの?」
ほむら「!?」
マミ「たしかに増えたり減ったりはするけど濁ったことは……」
ほむら「ちょっと待って話がかみ合わない」
ほむら「認識をまず整理しましょう」
マミ「あ、うん」
ほむら「これがソウルジェム、私たち魔法少女の源」
マミ「あなたのソウルジェムってシンプルなデザインね……私のなんてこれよ」
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H-12
P-02
ほむら「何これ!?四角っ!中にステータス値みたいなの書いてあるし!」
マミ「魔女が出たときは魔女の体力も出るのよ?」
ほむら「……めまい起こしそう」
マミ「うまいにく食べる?身体にいいわよ」
ほむら「……なんとか巴マミと共同戦線を結ぶことができたわ」
ほむら「今回起きた異常事態が巴マミの不安要素を払拭するなんて……なんだか皮肉ね」
ほむら「皮肉……肉……うっぷ、食べすぎた……。」
霜降りなのかな(´・ω・` )
──そして
さやか「……」トボトボ
上条『この腕はもう治らないんだよ!奇跡でも起きないかぎり!』
さやか「恭介……。」
さやか「あたしが魔法少女になれば恭介の腕は治る、でも……。」
マミ『まずは私に相談して欲しいの』
さやか「そうだよ、マミさんにまだ相談してなかった……!」
さやか「どうすればいいか、アドバイスだけでも貰おう!」
さやか「……というわけなんです」
マミ「そう、よく話してくれたわね」
さやか「やっぱり私が魔法少女になるしか方法はないんでしょうか……?」
マミ「落ち着いて美樹さん、それくらいなら私がなんとかできるわ」
さやか「えぇぇぇっ!?だってお医者さんだって無理だって……!」
マミ「大丈夫よ。このうまいにくをその子に食べさせてあげて」
さやか「えぇぇぇぇぇっ!?」
うまい肉万能薬すぎる
さやか「そんなこんなでマミさんにうまいにくを貰ってきちゃったけど……正直言って眉唾だよねぇ」
さやか「……お、おす、恭介」ガラガラ
恭介「さやか……。」
さやか「ごめんね昨日は、あたし無神経だった……。」
上条「ううん、僕も正直いって八つ当たりだった……ごめん」
さやか「……あ、こ、これお見舞い!」
上条「これは?」
さやか「うまいにくだよ!」
上条「に、にく……!?」
( ゚д゚)←恭介
さやか「いつも病院食ばっかりじゃ飽きるでしょ?たまにはと思ってさ!」
上条「い、いや僕は」
さやか「いいから遠慮しないで!」ガッ
上条「むぐっ!」ハムッ
モグモグ
上条「な……。」
ゴクン
さやか「な?」
上条「なんちゅうもんを……なんちゅう美味いもんを喰わせてくれたんや……こんな美味いもんは喰うたことがない……!」ポロポロ
さやか「(あたしも恭介のそんなリアクション見たことがない)」
山岡「ガラッ!」
上条「んっ!」
さやか「今度はなに!?」
上条「うおぉぉぉぉッ!腕がッ!僕の腕がッ!」ビキビキビキビキ
さやか「恭介!」
ピタッ
スッ
上条「動く……!さっきまで完璧に動かなかったのに!こんなに重い石も持てる!」
さやか「き……恭介!」ダキッ
上条「さ、さやか……////」
さやか「よかった、本当に、よかった……!」グスッ
上条「ありがとう、さやか……それにしても、一体何が起きたんだ……足まで完治して……。」
さやか「言ったでしょ?恭介」
さやか「奇跡も、魔法も、あるんだよ」
マミさんが天使になった瞬間である
──マミんち
マミ「そう、無事に治ったのね」
さやか「はい!もうマミさんには何回感謝してもしきれないですよ!」
マミ「いいのよ、そうやって幸せな顔を見るだけで私も嬉しいから」
さやか「マミさん……」グスッ
ほむら「(上条恭介の腕を完治させ、美樹さやかの魔法少女化のきっかけを防いだ)」
ほむら「(過程にツッコミどころはあるけど……今回はいける気がするわ)」
まどか『──マミさん!ほむらちゃん!誰か聞こえてますか?助けて!』
三人「!!」
さやか「まどか!?」
マミ「おそらく魔女に出会ってしまったと考えるべきね……、行くわよ暁美さん!」
ほむら「ええ」
使い魔「ヒャッハー!」
まどか「嫌ぁぁぁっ!」ビョーン
パァン! パァン! パァン!
使い魔「あべし!」 「たわば!」 「ひでぶ!」
まどか「わっ……!」ドタン
ほむら「まどか!」マミ「鹿目さん、大丈夫?」
まどか「は、はい……。」
マミ「数が多いわね、一気にマスケットでケリをつけるわよ!」
ズドドドドドド
使い魔「やめて!」「とめて!」「やめて!」「とめ」「ぴゅー」
使い魔「」ゾロゾロ
マミ「しぶといわね……もう一発!」
H-0
マミ「」
マミ「……暁美さん!ちょっとお願い!」ダダダッ
ほむら「え、ちょっ!どこに!」
マミ「(燭台……燭台……あった!)」ピョーン ガシャン ピロリッ
H-1
ピョーン ガシャン ピロリッ
H-2
ピョーン ガシャン ピロリッ
H-7
マミ「あ、ラッキー」
使い魔「チィーッスwwwww」ゾロゾロ
ほむら「いくらなんでも数が多すぎる……!」
カカッ!
使い魔「ちにゃ!」「ぬべぇ!」
マミ「お待たせ!」
まどか「マミさん!……ってなんで投げナイフなんですか?」
マミ「途中でうっかり手に入れちゃって……。」
ほむら「とにかく大元を叩かなきゃ埒があかないわ、探すしかないわね」
マミ「私に任せて」
ほむら「どうするの?」
マミ「私が前進するとなぜか絶対に魔女に遭遇するの、さあ行きましょう」
マミ「この魔女は燭台が多くて親切ね」ピョーン ガシャン ピロリロリロ
まどか「マミさん……なんで燭台を壊して回ってるんですか?」
マミ「アイテム回収は大切なのよ……。」
まどか「……?」
エリー「トゥットゥルー」
ほむら「そうこう言ってる間に魔女が出たわね」
これが異次元バトルというものか
マミ「いくわよ!」ブンッ
まどか「投げ斧!?」
マミ「さっき拾ったのよ」ブンッ ブンッ ブンッ ブン ブンッ ブンッ ブンッ ブンッ ブンッ ブンッ ブンッ
エリー「ちょ……ま……」ガシャンガシャンガシャンガシャンガシャンガシャンガシャンガシャンガシャンガシャンガシャン
マミ「ふぅ……。」
テレレッテレーテーレレッテレーテレレテレレテー
ほむら「(私の知っている巴マミじゃない)」
マミ「鹿目さん、大丈夫?」
まどか「は、はい」
ほむら「今回は無事に済んだけど」
>>103
誤爆
マミ「鹿目さん、大丈夫?」
まどか「は、はい」
ほむら「今回は無事に済んだけど、二度とこんなことはしないで頂戴。あなたを心配する人がいることを分かって」
まどか「う、うん……。」
マミ「そうね……今回はたしかに無茶だったわ。友達を助けようという気持ちは立派だけど、私達に任せてちょうだい、すぐ駆けつけるから」ニコ
まどか「は……はい!」
マミ「わかったら私の家に行きましょうか、うまいにくをごちそうするわ」
まどか「またうまいにくですかー!」
ほむら「(お、お腹が膨れる……。)」
──次の日
マミ「ワルプルギスの夜?」
ほむら「ええ、数日後にこの街にワルプルギスの夜が来るわ。」
マミ「手強い相手ね……二人では不安だわ」
ほむら「ええ、でも勝てない相手ではないと私は思う」
マミ「そうね、力を合わせれば……それと一人、魔法少女の知り合いに心当たりがあるわ」
ほむら「……誰?」
マミ「年はあなたと同じ。名前は……佐倉杏子よ」
ほむら「!?」
ほむら「佐倉杏子?」
マミ「ええ、まあ考え方の違いであまり良好な関係ではなかったけれど……。」
マミ「彼女はグリーフシードを産み落とさない使い魔は人を殺して魔女に成長するまで放置する、という考え方をもっていたの。だから人に害をなす使い魔を倒していた私と考え方が合わなかったのよ(ぶっちゃけグリーフシードいらないし)」
ほむら「それで、協力を仰ぐアテはあるの?」
マミ「ええ、任せなさい」
──そして
杏子「久しぶりじゃねぇか、マミ」
マミ「ええ、どれくらいぶりかしら?元気そうね杏子」
杏子「それで、なんの用なんだ?てめーがなんの用もなしにあたしを呼び出すハズがないだろ?」
マミ「ええ、用件はズバリ……共闘よ」
杏子「共闘?アンタと?笑わせるなよ、あたしになんの得があんだよ?だいたい相手は?」
マミ「得……そうね、目一杯うまいにくをごちそうするわ」
杏子「!?」ジュルリ
杏子「わ、悪い話じゃねぇがまだ乗るワケにはいかねえな……だいたい相手はなんなんだよ」ジュルジュル
マミ「ワルプルギスの夜よ」
杏子「大物じゃねぇか……にくのために命捨てろってか?」
マミ「いいえ、犠牲者を出さずに倒して見せるわ」
杏子「まだそんな甘ったれたこと言ってやがんのか!」
マミ「無理かどうか……試してみる?」
杏子「ちっ……上等だよ」チャキッ
杏子「その甘ったれた考え……叩き直してやるよッ」ブンッ!
マミ「相変わらず元気がいいのね、杏子」
杏子「!?」
杏子「(い、一瞬で背後にいやがる……何が起きたんだ?)ちッ!」ブンッ
マミ「ハート消費が荒いからみだりに使いたくないんだけど……」カチッ
マミ「タンマウォッチ~」ドォーン
杏子「」
マミ「これが『世界』だ……佐倉杏子」
杏子「あれっ!?なんでまた後ろにい」ビシッ!「痛い!」
マミ「これも!これも!これも!」ビシッ! ビシッ! ビシィーッ!
杏子「痛い痛い痛い痛い!痛っ……やめっ……!わかった!わかったから!」
マミ「じゃあ私たちと共闘してくれるのね?」ビシッ ビシィ ビシッ!
杏子「するっ!するから叩かないでくれ!痛っ!痛い!」
マミ「よかった、ありがとう!これからよろしくね、杏子」ビシィ
杏子「あうっ……くぅ……!」ポロポロ
マミ「そ、そんなに痛かった!?ごめんね!」
杏子「ひうっ……ぐずっ……(もっと早くやめろよ……。)」ポロポロ
マミさん、エントロピー凌駕しすぎじゃね?
マミ「というわけで一緒に戦うことになった佐倉杏子よ」
杏子「あんたが暁美ほむらか……まあ乗りかかった船だ、よろしくな」ムシャムシャ
ほむら「あ、よろしく……(どこまで本当なんだ……。)」
杏子「それで、これからどうするんだ?ワルプルギスの夜が来るまでまだ時間はあるんだろ?」
ほむら「ええ、だからまず準備をしなければいけないと思っているわ」
杏子「準備?」
ほむら「迎撃するのにもグリーフシードと私の武器、そして巴マミのハートが必要。」
杏子「となると、魔女狩りか……。」
マミ「ちょっとまって、武器?たしかにくの中に埋もれてたような……。」
ほむら「!?」
マミ「あったあった」ゴトン
杏子「ちょっと席立ったと思ったらえらく物々しいモン持ってきたなおい」
マミ「私が魔法少女になった日に部屋に置いてあったんだけどすっかり忘れてて……暁美さん、よかったら使って」
ほむら「え、ええ(『ポジトロンレーザー』って何よ……いつの時代から来たのよ……。)」
マミさんの部屋は四次元空間とかになってるに違いない
──魔女結界
エルザマリア「阿部ーマリーアー」
杏子「そんでもって肉臭いレーザー砲は実戦テストってわけだ、ははは」ケラケラ
ほむら「あなたには言われたくないわ……。」
マミ「じゃあ二人とも任せたわよ、私は燭台を片っ端から叩き壊してくるわ!」ピョーン
ほむら「えっと、照準をつけて……トリガー!」カチリッ
ドギャアアアアア!
杏子「!?」
ほむら「!?」
エルザマリア「ちょ、出番……。」
ズドォォォン
杏子「一撃で倒しちまいやがった……。」
ほむら「こ、これならワルプルギスと戦える……!肉臭いけど」
ズライカ「出番なんて」
ウールマン「無かった」
──マミの家
マミ「さて、ワルプルギスの夜の出現予定日もいよいよ明日、ね」
杏子「なんかここまで長いようで短かったよな」
ほむら「(今まで全て上手くいっている。まどかと美樹さやかの魔法少女化を未然に防ぐことができたし、マミとも和解できた。それに杏子を加え、十分な戦力でワルプルギスの夜を迎え討とうとしている)」
ほむら「……っ(だからこそ、怖い。このループで失敗してしまったら私は本当に──)」
杏子「ほむら、震えてるぞ……大丈夫か?」
ほむら「ええ……大丈夫、よ(怖い。泣き出したい位怖い、失敗したらどうしよう、私は……)」
マミ「……暁美さん」ギュッ
ほむら「!」
マミ「大丈夫」
杏子「おぉ……?」
肉が戦ってるのか、マミが戦ってるのかそれが問題だ
ほむら「マ……ミ……さん」
マミ「怖くないわ。今のあなたは一人じゃない。私達がいる」
杏子「お……おぅ!そうだ!最初は無理やりだったけどなんかお前らと一緒にいるの……楽しいぞ!」
マミ「組んだ理由はそれぞれかもしれないけど……今は私達、立派な仲間よ」
ほむら「はい……!」ポロポロ
マミ「じゃあ、決戦前夜……せっかくだし、泊まっていく?」
杏子「おぉ!流石マミ!気が利くじゃねーか!」
ほむら「ふふっ、杏子は毎日宿無しだもんね」
杏子「なんだとー!こう見えてもホテル暮らしだチクショウ」
マミ「ふふふ」
まどか、あっかりーん状態
マミ「(そう……仲間)」
マミ「(毎日独りぼっちで闘っていた私にできた、仲間たち)」
マミ「(魔法少女じゃないけど、鹿目さんも美樹さんも……。)」
マミ「(仲間を守る、もう一度みんなで……うまいにくを食べるために)」
──スーパーセル、観測──
杏子「来たか」
⑤
マミ「暁美さん、鹿目さんと美樹さんには」
④
ほむら「伝えておきました。これから起こる竜巻は洪水は魔女の仕業だから、絶対に避難所から出ないでって。それと……」
②
マミ「それと?」
ほむら「……必ず、勝ってくるからって!」
マミ「そうね」ニコッ
杏子「へっ、言うじゃねえか」ニッ
①
杏子「それじゃ行くぜ!」ダッ
杏子が切り込むと同時に、私がポジトロンレーザーを構え、マミさんが燭台を叩き始める。
──決戦が始まった。
杏子「くそっ!刃が通らねえ!」ガシュッ キィン!
ワルプルギス「キャハハハハハハハ!」
ほむら「杏子、退がって!」チャキッ
杏子「おう!」
ほむら「いけっ!」ズギュウウウウウウウン!
ズドォ!
杏子「やったか!」
ほむら「いや……効いてない」
ワルプルギス「超えちゃいけないライン考えろよ」グワアアアアア
ほむら「崩れたビルの一角を飛ばしてくる!?」
杏子「よけろほむらーッ!」
ほむら「(ダメ……避けきれない……こんなの当たったら……死)」マミ「ティロ・フィナーレ!」ズドォォン
ほむら「マミさん!」
杏子「マミ!」
マミ「怪我はなかった?勝負はこれからが本番よ!」
──避難所
まどか「マミさん達……大丈夫かな」
まどか「大丈夫だよね、ほむらちゃんもいるし、もう一人、助っ人の一人もいるみたいだし」
まどか「……私、ちょっとトイレ言ってくる!」
──避難所トイレ前
まどか「……はぁ」
さやか「……まどか?」
まどか「さやかちゃん?」
さやか「ため息なんてついて……まさかあんたも?」
まどか「あんたもってことは……さやかちゃんも?気になって仕方ないんだ……。」
まどさや「マミさん達のこと」
まだ残ってたwwwww
寝落ちしてました、保守ありがとうございます
ぼちぼち再開しようかと思います
QB「やあ、久しぶりだね二人とも」
まどさや「キュウべえ!?」
QB「話は聞かせてもらったよ、マミ達が気になるんだろう?君たちが契約してくれたら今すぐにでもマミ達のもとに駆けつけることができるんだけど……。」
さやか「い……いやいやパス!」
まどか「私達が言っても足手まといになるだけだし……。」
QB「そんなことはない!だって君はマミ以上の、物凄い魔法少女になる才能を秘めてるんだ!」
まどか「ううん、仮にそうだとしても」
まどか「マミさん達は今、絶対に勝つよ!だから契約はしない」ニコッ
QB「ちぇっ」
さやか「(マミさん以上の才能ってなんだろ……次世代機?)」
──ワルプルギス戦
使い魔「トリハダチュウイ」「スベテノスマブラゾクニツグ」ゾロゾロ
ほむら「囲まれた!これじゃポジトロンレーザーでもどうにも──」
ズバッ ザシュウ!
使い魔「ジサク」「ジエンッ!」
杏子「大丈夫か!」
ほむら「え、ええ……。」
杏子「無茶すんな、お前はレーザーだけじゃ囲まれたらどうにもならねぇんだぞ?」
ほむら「ええ、ありがとう……ところでマミさんは?」
杏子「えっと、大砲ぶっ放すかと思ったら燭台叩き壊しに行く繰り返しだな……今はたぶん燭台叩いてる」
ほむら「相変わらずね」
ピョーン ガシャン パシービシー
マミ「……これなら、接近戦でもいけるかしら」
杏子「噂をすれば、マミが戻ってきたぞ!」
マミ「ティロ・フィナーレ!サンレンダァ!」
ズドォ ズドォ ズドォ!
ワルプルギス「ちょっと放置されたと思ったらこの仕打ちだよ」ズドドドドドド
マミ「はっ!」ビシィ! ビシィ! ビシィ!
使い魔「ああっ!」「いい!」「もっと!」
マミ「悪かったわね、勝手にいなくなっちゃってて」
ほむら「マミさん……なんかグレードアップしてるような……その鉄球ついた鎖みたいなリボンといい、て、ティロフィナーレ三連発といい」
マミ「燭台をたくさん割るとそうなるの」
杏子「どういうことだオイ」
マミ「とにかく、今の状態ならワルプルギスと互角に戦えるわ!二人とも!援護お願い!」ピョーン
杏子「え、おいマミ!」
ほむら「援護ってなんですか!」
マミ「使い魔をこっちに寄せ付けないでおいて!お願い!使い魔は絶対ダメ!」
杏子「……なんで使い魔そんなダメなんだ?」
ほむら「そっか……マミさんの身体じゃ使い魔の攻撃でもワルプルギスの攻撃でも同じ2ダメージ受けちゃうんだ……。」
ほむら「(でも、だからこそマミさんならワルプルギスを倒せる……そのために使い魔を近付けちゃいけない!)いきましょう、杏子!」
杏子「……おう!」
マミ「速攻で片付けるわよ!ティロ・フィナーレ!ダイイチダァ!」ズドォ
ワルプルギス「情緒もクソもないよこの嬢ちゃん」ズドド
マミ「ダイニダァ!ダイサンダァ!ダイヨンダァ!」ズドン ズドン ズドン
マミ「ティロ・フィナーレ!ダイゴダァァ」ズドォォォン
ワルプルギス「コウゲキリョク4800ダトー!」ドゴォォォォォン
マミ「私の全力全開……これなら」
ワルプルギス「ブッタオシテモ!ブッタオシテモ!コノイカリハオサマラナイ!」
マミ「そんな……仕留めきれない!」
ガラガラガラガラ!
ほむら「瓦礫がマミさんに!」
杏子「潰されちまうぞマミ!よけろーッ!」
マミ「ウッ(野太い声)」
マミ「やってくれたじゃない……でも何度もこうはいかなウッ(野太い声)」
ほむら「竜巻がまともに!」
杏子「いま巻き込まれないでお前が点滅した気がするんだが気のせいかマミ!」
マミ「気にするほどじゃないわ……それっ!」ピョーン ビシッ ビシッ
ワルプルギス「ハハッ」
ガラガラガラ……グワッ!
マミ「ウッ(野太い声)」
フワッ
マミ「(しまった、空中で食らっちゃった……!高所から落とされたら、わたし……!)」
デレレデレレデー
ほむら「マミさん!?」
杏子「大丈夫かマミ!」
ダダダダダダッ
ほむら「(体力ゲージはまだあったはずだし、大丈夫だよね……!)」
マミ「」
杏子「マミ!……くそっ」
ほむら「?」
杏子「死んでるじゃねぇか……!」
ほむら「……えっ?」
ほむら「ちょっと、それどういう……!」
杏子「無理もねえよ、あんな高いところから落ちたんだ……傷一つないのは不思議だけどよ」
ほむら「嘘……だって……マミさんは……」ヘタリ
杏子「バカ野郎!犠牲者を出さないなんて言って起きながら……自分が真っ先によう……!」
パアアアアアア
ほむら「あ、マミさんの身体が、消え……。」
杏子「……くそっ!行くぞほむら、倒すぞ、ワルプルギスを!」
ほむら「……ええ、ここでワルプルギスの夜を倒せなかったら……マミさんが無駄死にになってしまうわ!」グスッ
P-01
杏子「おりゃあ!」ガギィン! サッ
ほむら「これでっ!」ズギュウウウン!ズバアアアアア!
ワルプルギス「屋上行こうぜ……久しぶりにキレちまったよ」
杏子「くそっ!さっきと同じ作戦でレーザーぶち当てたのに……ぜんぜん効いた様子がねぇ!」
ほむら「ならもう一発ッ」キィィィィン
ワルプルギス「だから超えちゃいけないライン考えろって」グワアアアッ
杏子「瓦礫……!まずいほむら!避けろーッ!」
ほむら「……っ!」ダダダッ ガシャア!
ほむら「レーザー砲が!」
杏子「瓦礫にやられちまった!」
ワルプルギス「いや、切れてないっすよ」ブワアアアッ!
ほむら「っ!」
杏子「うわっ!」
ドンッ! ドタッ!
杏子「ゲホッ、くそ……瓦礫の山に竜巻、それに突風……反則級だぜ、思い切り背中打ったじゃねぇか」
ほむら「(ポジトロンレーザーも……マミさんもなしに、こんな化け物に私は勝てるの……私は、こんな化け物と何回も戦っていたの……?)」ザワザワッ
ほむら「(今まではまどかが一緒だったからなんとか勝ててたんだ……でも前回も今回も、私は何もできない……!)」ザワザワッ
杏子「おい、ほむら!大丈夫か!」
ほむら「(こんなこと続けてても、私は──)」
──ほむらちゃん!
ほむら「……えっ?」
まどか『ほむらちゃん、聞こえる?今ほむらちゃん達はこの近くで戦ってるんだよね。返事はしなくていいよ、でも私、これだけ言いたかったんだ』
まどか『ありがとう』
ほむら「──!!」
まどか『私は何も出来ないけど、ほむらちゃん達がどこかで頑張ってることで私たちが平和に暮らせてるんだなって考えるとね』
まどか『ほむらちゃんたち魔法少女が私の希望なんだ』
さやか『転校生、しばらくだね。まぁ今はキュウべえに頼んでテレパシーで喋ってるんだけどさ……まどかはあんたのこと凄く心配してたんだよ?だから必ず無事に帰ってきなよ!』
まどか『ちょ、ちょっとさやかちゃん!』
ほむら『ふふっ……ありがとう、まどか』
さやか『ちょっ、私はー!?』
ほむら『美樹さんもありがとう……。』
ほむら「(そう、本当にありがとう。まどか達が励ましてくれなかったら私は下手したら魔女になっていたかもしれない……。)」
杏子「落ち着いたか?ほむら」
ほむら「ええ、もう大丈夫よ……!あなたこの結界は!?」
杏子「気にすんな、ちょっと魔力を使いすぎちまったけどこうでもしなきゃ防げねぇ」
ほむら「(私がずっと立ち尽くしていたから……。)ごめんなさい」
杏子「気にすんな、来るぞ!」
ワルプルギス「俺キレさせたら対したもんすよ」グワアアアアッ
ほむら「瓦礫!」
杏子「でけぇ!これじゃ結界が保たないぞ!」
グワシャアアア
杏子「うわあああああっ!」ドォン
ほむら「くっ!」ダァン
杏子「くそっ、強すぎる……勝てないのかよ、こいつには!」
ほむら「いえ、希望を捨てちゃ駄目よ、希望を持てば必ず……。」
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン ズバシャア!
杏子「じゅ……十字架がワルプルギスの腕を一撃で!一体誰が……まさか!」
マミ「待たせたわね二人とも!」
ほむら「マミさん……マミさん!」
マミ「遅くなってごめんなさい、でも私が来たからにはもう大丈夫よ!」
杏子「いやいやいやちょっと待て!お前たしかに死んだはずじゃ……!」
マミ「ええ、体力ゲージはまだあったからまさか高所から落ちると死ぬなんて思ってなかったわ、でもまだ残機があったから……。」
杏子「残機ィ!?」
マミ「杏子には説明してなかったわね……じつはかくかくしかじか」
杏子「どんな魔法少女だお前は!」
マミ「というわけで復活地点が自宅だったから焦ったわ、道中の燭台割りながら急いでここまできたのよ」
ほむら「(残機システムは本当だったのね……!)でも生きてて良かった……マミさん」
マミ「ふふ、私は不死身よ!」
ボスまで遠いもんなぁ
マミ「それじゃあ私はもう一回ワルプルギスに行くわ……その前に、これ差し入れよ」ゴソゴソ
ほむら「に、にく……!?」
マミ「うまいにくよ、元気が出るわ」
杏子「ありがとよ!気が利くなマミ!」ムシャムシャ
ほむら「(食べるのか……)い、いただきます」
杏子「うおォン、あたしは人間火力発電所だ……ん!?んおぉっ!?なんだこの肉!」
ほむら「どうしたの?」
杏子「ソ、ソウルジェムの穢れが……消えてる……。」
ほむら「!?」
大丈夫wwwまだ一回死ねるwwww
杏子「んぐっ……ぷは、ありがとよマミ、元気百倍だぜ!」ペロリ
ほむら「(このにくは一体なんのにくなんだろう……。)」
マミ「それはよかったわ……それじゃ二人とも、使い魔を頼んだわよ」
ほむら「あの、大丈夫なんですか?もしもう一度同じ目にあったら……。」
カ
マミ「大丈夫よ、必ず倒して見せるわ、ワルプルギスの夜を!」ピョーン
ワルプルギス「キレちまったよ……腕も私もよォ!」ガラガラガラガラ
マミ「ウッ(野太い声)ワルプルギスの夜……魔女になってしまったあなたにはわからないでしょう!」ピョーン ビシッ! ビシッ! ビシッ!
マミ「私たちは仲間のことを思えば……仲間がいればこんなにも頑張れる!」ヒュンヒュヒュヒュ ヒュンヒュヒュヒュ ザバッ ザバッ
マミ「身体が軽い……力が湧いてくる」ピョーン ビシッ! ビシッ! ピョーン ビシッ!
マミ「もう何も怖くない!」ピョーン ビシィ!
ワルプルギス「おまえはいったい……な……に……も……の……ウボァー」
テレレッテレーテーレレッテレーテレレテレレテー
杏子「空が……晴れていく」
ほむら「終わった……倒したのね、ワルプルギスの夜を……誰一人欠けることなく……!」ペタン
マミ「終わったわ」ドタッ
杏子「マミ!」
マミ「ワルプルギスの夜は凄い強敵だった……まさか残機を一機減らされるなんて、私も思ってなかったわ」
杏子「そうだな……でももう、終わりだ」
さやか「あ!いた!いたよ!」
まどか「マミさん!ほむらちゃーん!」タッタッタッタ
ほむら「……まどか!」
ほむら「よかった、みんな無事だったんだね」
さやか「よかったあぁぁ……!あんな凄い竜巻だったからあたし、気が気じゃなかったよ!」
キャッキャワイワイ
杏子「……。」
さやか「ところでそっちの人が助っ人ですか?」
マミ「ええ、佐倉杏子、あなたたちと同い年よ」
さやか「へぇ……あたし、美樹さやかってんだ、よろしく!」
まどか「あ、わたし鹿目まどかっていうんだ」ウェヒヒ
杏子「お、おう」テレッ
マミ「これでめでたしめでたしね……」ハッ
マミ「……」サァーッ
まどか「マミさん?」
マミ「魔女の結界の中じゃないのに……片っ端から燭台割って歩いちゃった……。」
まどか「」
杏子「あ、あれは仕方ないだろ!?ワルプルギスの夜を倒すためだよ!」
さやか「そ、そうですよ!だいたいあんだけの嵐だったんだからバレませんって!」
マミ「うー……やだ……だれか私の家に泊まって!」
杏子「えぇっ!?」
マミ「一人じゃ怖いのー!」
杏子「(ベテランの魔法少女がなにを今更……。)」
街中に燭台あるんだなww
──マミんち
ほむら「マミさんは?」
杏子「寝たよ」
マミ「……」グースカピー
杏子「まったく……何回も『警察来てないよね?』だもんなぁ……ワルプルギスの夜を仕留めた魔法少女のセリフじゃねぇよ、ははっ」
ほむら「ふふっ、結局私と杏子で泊まることになっちゃったわね」
杏子「ああ、あたしはホテル暮らしだからいいけどさ……ほむら、あんたはいいのか?親とかがうるさいんじゃ……実際あの二人もそうだったしよ」
ほむら「私は……大丈夫。それに二人に大事な話があるから」
杏子「大事な話?それって一体……。」
ほむら「それは明日話すわ。お休み」ニコッ
杏子「あ、ああ……。」
──翌日
マミ「タイムループしてきたですってェーッ!?」
ほむら「ええ、それで今までワルプルギスの夜から先の未来を見ることが出来なかったんですけど……今日、やっと、マミさんと杏子のおかげでっ、誰も死なないで、まどかが魔法少女にならないで未来に行けました……!」ポロポロ
杏子「どーりでワルプルギスの夜がどこに現れるか分かったわけだ」ムシャムシャ
マミ「杏子はあんまり驚いてないのね」
杏子「お前で驚きすぎたせいかな……。」
マミ「まぁ……これで晴れて暁美さんの願いも本当に叶ったわけね」
杏子「それで……これからどうすんだ?」
マミほむ「?」
杏子「もうワルプルギスの夜はやっつけちまったんだろ?あたしの共同戦線はワルプルギスの夜を倒すのに協力しろって話だったぞ」
マミ「そうね……もう自由にしていいわ。今までありがとうね」
杏子「そ、そうか……じゃああたしは地元に戻るよ」
マミ「もちろん、ここにも好きに遊びにきてもいいのよ?いつでうまいにくをごちそうするわ」
杏子「本当か!?」パアアアァ
マミ「えぇ」ニコッ
杏子「もちろん遊びにくるからな!元気でなお前ら!」
ほむら「……行っちゃいましたね」
マミ「そうね……ところで暁美さん、あなたはどうするの?」
ほむら「私は今まで通り……マミさんと一緒に戦っていきたいです」
マミ「……!」
ほむら「仲間……ですから……嫌、ですか?」
マミ「ううん、嬉しい……!」ポロポロ
マミ「(お父さん、お母さん、見てる?私、もう一人じゃない)」
マミ「(仲間って言ってくれる人が出来たんだよ。)」
ワルプルギスの夜は未曾有の突発的台風ということで片付けられた。
なお、異常な本数の街灯が叩き割られていたらしい。おそらくマミさんのせいだろう。
しかし死傷者はほとんど出なかった。なんでも
「見滝原の制服を着た少年からうまいにくを食べさせてもらったら、傷がたちまち治っていった」
と証言する人間が何人もいるそうな。
ワルプルギスの夜以降、まどかからは「雰囲気がやさしくなったね」って言われるようになった。
以前までの私はそんなに張り詰めていたのだろうか?
杏子もちょくちょく遊びに来る。というかにくを食べに来る。
毎日のように来るんだったら、いっそこっちに引っ越せばいいのに。
私とマミさんは、魔女退治に忙しい。
ある時は地道に魔女を探して、ある時は魔女に教われた人を助けるために。
さやか『マミさん!ほむら!大変なことになっちゃったよ……!』
ほむら「さやか?どうしたの?今どこにいるの?」
さやか『さっきまで恭介と一緒に白馬神社にいたんだけど突然景色が変わって……恭介が、恭介がぁ!』
マミ「落ち着いて美樹さん、今すぐ行くわ」
ほむら「白馬神社……たしか今日は皆既日蝕のイベントでしたね」
マミ「皆既日蝕、か……何かが起こりそうな気がするわね……急ぎましょう!」
ワルプルギスの夜を倒しても、魔女がいなくなったわけではない。
だから、私は戦い続ける。マミさんが隣にいるなら、私──
もう何も、怖くない!
END
終わりです
保守&支援ありがとうございました
正直スレタイ以外なにも考えてない状態で書いてしまったらこんなうまいにくが主役の作品になってしまいました
でも最後まで見てくれてありがとう!
乙!
>>306
第一形態はマントから剣飛ばし、第二形態でオクタヴィアちゃんになるわけか。
乙!
>>310
巴マミ「美樹さん・・・!」
さやか「来るがいい・・・巴マミィ!」
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