~妹の部屋~
妹「うっそ~、1億円ですよね?そんな大金使えきれるか分からないな~」
妹「けど1億円かぁ、いやぁ、うまい棒何本帰るんだろ~」
妹「うまい棒風呂にうまい棒シャワー、うまい棒生活が捗りますね!」
妹「あはは、ごめんなさい。ちょっぴり浮かれちゃってました」
妹「……で」
妹「どうして私に頼むんですか?そんな大金有るならヤクザにでも頼めばよくないですか?」
妹「兄を妹に殺させるなんて、ちょっぴり怖いですよ」
妹「……幼馴染さん」
幼馴染「……」
幼馴染「やってくれるのやらないのどっちなの」
妹「いやぁ、それに1億円なんて嘘みたいなお金、用意出来てる訳無いですよ」
幼馴染「……」ポチポチ
幼馴染「これが証拠よ」
妹「携帯?ひーふーみー……わわっ、本当に1億円有りますね」
幼馴染「それで、殺ってくれるのかしら」
妹「ははっ、私は少なからずお兄ちゃんを尊敬してるんですよ?それにお兄ちゃん、私に優しくて自慢のお兄ちゃんなんですよ?」
幼馴染「そう…他をあた
妹「やらないなんて言ってないです」
幼馴染「……」
妹「その前に、なんでお兄ちゃんを殺したい理由を教えてください」
幼馴染「彼、最近家に帰るのが遅いでしょ」
妹「あぁ、確かにそうですね。部活なんじゃないんですか?」
幼馴染「部活はやってないわ」
妹「ふ~ん……つまり、女の子が出来たとか」
幼馴染「……」
妹「うっわぁ、女の嫉妬って怖いですねぇ。お兄ちゃんだって健全な学生なんですから恋愛の一つや二つすると思うんですけど」
幼馴染「……彼ね、よく彼女さんと私の家の前で写メを撮るの」
幼馴染「そしてTwitterで呟くの、幼馴染の家なうって…」
妹「……あはは、ちょっと笑えない」
幼馴染「1億円に関しては親の全財産120万をFXで増やした結果よ」
妹「……」
幼馴染「じゃあ、早い報告待ってる……死体を確認後、渡しに来るから」ガチャ
妹「あっ、はい。それじゃあ」
幼馴染「えぇ、良い報告待ってるわね」
バタン
妹「……だってさ」
妹「お兄ちゃん」
男「慌ててベッドの下に隠れたが…まさか幼馴染の奴が俺の事を殺したいって思ってたのか」
妹「えへへ~」
男「??どうしたんだよニヤついて」
妹「いやいやなんとなく」
男「そっか、じゃあ俺は自分の部屋に戻るよ。匿ってくれてありがとな」
妹「うん、じゃあねお兄ちゃん」スッ
男「おい、なんでカッター持ってるんだ」
妹「1億円欲しいからね、さよなら」ブスッ
男「……」
妹「はぁ、やっぱりカッターで突き刺しただけじゃ死なないかぁ」
男「水泳やってるからな」
妹「じゃあさじゃあさ、この毒薬飲んでみてよ!」
男「お前、そんなに金が欲しいのか…」ゴクゴク
妹「……どう?インド象も2秒で殺せる毒薬なんだけど」
男「水泳やってるからなぁ」
妹「ゔ~、やっぱり効かないのかぁ残念」
男「俺を殺したいなら核でも打ち込まないと無理だよ、じゃあな」ガチャ
妹「あっ、お兄ちゃん!」
男「ん~?」
妹「私、諦めないからね!ぼっこぼこにするからね!」
男「はいはい、じゃあな」バタン
~翌朝~
妹「~♪」
母「あらあら、どうしたの?朝ごはん作るから邪魔しないようにね」
妹「お母さんお母さん、これをお兄ちゃんの料理に混ぜてよ!」
母「あらぁ、これは…?」
妹「殺象剤!これさえ有れば象も一滴で殺せるんだよ!」
母「まぁまぁ、じゃあ全部いれとくわね」
妹「やった!お母さん大好き」
男「ふわぁあぁぁあ、母さん、朝ごはんまだー?」
母「はいはい、すぐ作るからね」
男「いただきまーす」
父「いただきます」
妹「わくわくどきどき」
母「……(どうしましょ、どれに毒薬入れたか分からなくなっちゃった)」
男「うん、この卵焼き美味しい」モグモグ
妹「ちっ!やっぱり水泳やってるお兄ちゃんには効かないか」
男「は?なんの話だよ」
父「……」
妹「別に~、ねぇお父さん、明日休みなんでしょ?だったら服買いに連れてってよ」
父「……」ドサッ
男「おうわっ!?父さん、どうしたんだよ!!」
父「……」ピクピク
母「あらあらまぁまぁ」
~焼却場~
父「……」シーン
妹「オーマイガ」
母「あらぁ~」
男「なんで父さんが……キャッチボールするって約束したじゃないか…ゔぅ」
妹「さよならお父さん、生まれ変わったら会おうね」
ブボボモワァアア
母「あなた…」
男「父さん、父さん……くっ…」
妹「よー燃えるよー燃える」
~通学路~
妹「突っ張ることがおとこ~の~」
男「ちょっとは悲しめよ…父さん、死んじゃったんだぞ」
妹「そういうキャラじゃないからね、早く学校に行って皆の顔見て笑いたいの」
男「……そうだな、何時迄も落ち込んでたらいけないもんな」
妹「そうそう!だから私はこうやって…」
男「?どうしたんだよその拳銃」
妹「さっき警察から借りたの!じゃあねお兄ちゃん、お父さんによろしく」カチャ
バァアアン‼
男「……」
妹「もう!せめてちょっとは痛がってよ!」
男「平泳ぎ得意なんだ」
~教室~
ガラララララ
男「おはよ」
友「ん、おはよ」
男「?なに読んでるんだ?」
友「死体処理の方法100選だよ、ちょっと急用でさ」パラッ
男「物騒な本読んでんなぁ、じゃあ俺は自分の席でゲームやってるから」
友「……(あいつの椅子にダイナマイトを仕掛けた…これで1億円ゲットだぜ)」パラッ
ズドオォォオォン
生徒「うわー!男の椅子が爆発した!ついでに破片が委員長の胸を貫きやがった!」
男「バタフライやっといて良かったぁ」
~保健室~
委員長「……」ピクピク
友「先生、委員長は大丈夫なんですか?一応責任感じて連れてきたんですけど」
保先生「大丈夫よ、椅子の破片が心臓を貫いているけど……えぇ、助かるわ」
友「良かったぁ、委員長に死なれたら大変だったんだよなぁ」
保先生「こうやって化粧水を付けたら…」ペチャペチャ
委員長「う、ううん…」
保先生「ほらね?たかが心臓を貫かれた位、私に掛かればなんて事無いわ」
友「おーすげぇ」
男「……」チラ
幼馴染「……」ブィイィィン
男「……(あいつまた授業中にまんこにバイブ挿入れてやがる)」
先生「で、あるからして、3×3は9になるんだ」
男「……(あいつが俺を殺したい理由が彼女といちゃついてたってだけ…頭おかしいだろ)」
幼馴染「……」ブブブィイイィイン
男「はくしょん!(あいつバイブの振動MAXにしたんだな…うえっ、愛液の臭いが部屋中に広がるだろうが馬鹿)」
幼馴染「……」ブルイィィイィイイン‼
このSSまとめへのコメント
めっちゃすきこれw
ダイナマイトで肛門都市開発
水泳やってると無敵になるのか?