モバP「最近、唯が甘えてくる」 (83)
のんびりと書いていきます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380715762
P「いや、前から甘えたがりなのはよく知ってる」
P「よその事務所にいるニートじゃないけど飴をねだったり、今日は休んでどこか行こうとか言ってくる子なのも知ってる」
P「だけどさ...」
唯「ん~♪」ギュウウウウ
P「最近はそういうレベルじゃないよな....」
唯「Pちゃんどったの?悩み事?」
P「まあ悩み事と言えなくもないな...」
唯「マジ?じゃあさ、ゆいに相談してみたら?」
P「じゃあそうするよ」
唯「うん☆なに悩んでんの?」
P「唯、ちょっと離れてくれないか?」
唯「やだー♪」
P「でもな、そんなに抱きつかれると仕事しにくいんだよ」
唯「えー、Pちゃんのケチー!」
P「弱ったな、唯に嫌われちまった...」
唯「フフーン、うっそー☆ゆいはPちゃんのこと大好きだじぇー♪」ギュッ
P「ショックだなぁ、唯に嫌われるなんて落ち込むなぁ...」
唯「もうー!そんなに落ち込まないでってば!」
P「冗談だよ、本気にするなって」
唯「あっ、ヒドーイ!ゆいのことからかったなー!」
P「反応が面白いからな」
唯「もう!でもそんなとこもスキ☆」
ちひろ「なにこれ?」
唯「んっ?ちひろちゃんどうかしたー?」
ちひろ「...唯ちゃん、なにやってるんですか?」
唯「んーっとね...ハグ?」
ちひろ「なんで疑問形なんですか...」
P「こーら唯、離れろっての」
唯「どうしよっかなー?」
P「しょうがないやつ、だ!」スクッ
唯「わぁっ!急に立たないでよー!」プラーン
P「まったくどうしようもないな...」
ちひろ「唯ちゃん、木にしがみつくコアラみたいになってますよ」
唯「んふふー♪ゆいはコアラになったんだもーん☆」ギュウウウ
P「えっと、これと...これだな...」
ちひろ「プロデューサーさんも何事も無かったように仕事してるし...」
P「よっこいしょっと....」
唯「Pちゃんなんか年寄りみたーい」
P「お前が重いからな」
唯「あっ!女の子に重いなんてサイテー!」
P「怒るなって」ナデナデ
唯「むぅぅ...キライになっちゃうよ?」
P「うーん、それは困るな」ナデナデ
唯「えへへ♪ゆいはPちゃんのことキライになんてならないもーん☆」
P「そうか?かっこいい俳優さんとか見たらホイホイそっちにいったりしてな」
唯「そんなことしないもん!」プイッ
ちひろ「ホントなんなんですかこれ.....」
P「唯、そろそろレッスンの時間だろ?早く準備しろ」
唯「うーん、残念だけど仕方ないネ」スッ
P「やっと離れたか....」
唯「Pちゃん、ゆいがいない時に浮気しちゃダメだかんね?」
P「どうかな?」
唯「もー、浮気したら泣いちゃうよ!」
P「しないしない、だから安心して行って来い」
唯「うん!じゃあ行ってくるね?」
P「ああ、気をつけてな」
唯「んっ♪」
P「なんだよ?」
唯「行ってらっしゃいのチューは?」
P「バカ言ってないで早く行きなさい」ペシッ
唯「むぅぅ...ケチー!」
P「ケチで結構、急がないと遅れるぞ」
唯「はーい、行ってきまーす!」バタン
P「やれやれ...」
ちひろ「プロデューサーさん、唯ちゃんってあんな感じでしたっけ?」
P「うーん、この事務所に入ったときはあそこまでじゃなかったんですけど...」
ちひろ「最近特にすごいですね」
P「唯はあんな見た目してるから誤解を受けやすいんですけど、すごく素直ないい子なんですよ」
ちひろ「知ってますよ、レッスンだってなんだかんだで真面目に受けますしお仕事だって評判いいですからね」
P「そうです、結構真面目にアイドルやってるんですよあいつ」
ちひろ「でもあんなにプロデューサーさんにベッタリなのも正直...」
P「ですよねぇ、でも俺も唯のこと可愛いからなぁ...」
ちひろ「ついつい甘やかしちゃうみたいな感じですか?」
P「おっしゃるとおりです、そうしてたら甘やかしてたらいつの間にかこんな風に...」
ちひろ「まあアイドルとの信頼関係が築けてるのはいいことだと思いますけどね」
P「ええ、嫌われるよりはまあ....」
ちひろ「どうです?同世代の女の子からカリスマとして崇められてるアイドルにあそこまで好かれるのは?」
P「嬉しいけどもうちょっと節度をわきまえてくれればなぁ、と....」
ちひろ「贅沢な悩みですね、まったく」
一旦中断します こんな感じでダラダラと書いていきます
ボチボチ再開します
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P「...」カタカタカタ...
ガチャッ
千夏「お疲れ様、Pさん」
P「お疲れ様です千夏さん、ラジオご苦労様でした」
千夏「どうもありがとう、やっと慣れてきたわ」
P「リスナーからも評判いいみたいじゃないですか」
千夏「ええ、おかげさまでね、でもやっぱり毎回緊張するわね」
P「聴いてる方からは全然それを感じさせないのがすごいですけど」
千夏「そう思ってくれるなら嬉しいわ」
千夏「そうそう、ラジオのディレクターさんからシュークリームをいただいたの」
P「おっ、美味しそうですね」
千夏「でしょ?事務所の皆さんにどうぞってことだったんだけど...」
P「じゃあありがたく頂きましょうか」
千夏「じゃあお皿に分けてくるわね、ついでにお茶も」
P「俺がやりますよ」
千夏「いいわよ、Pさんも疲れてるんだもの、これくらいさせてちょうだい」
P「うーん、それじゃお願いします」
千夏「ええ、ちょっと待ってて」スタスタ...
P「俺もちょっと疲れたし、休憩するかな....」
ガチャッ
唯「たっだいまー!」
P「おかえり唯、レッスンご苦労だったな」
唯「うん、つかれたじぇー☆」
P「荷物下ろしてゆっくり休むといいさ」
唯「でもその前に...えいっ!」ダキッ!
P「おおっと、元気だな」
唯「Pちゃん分ほきゅー♪」ギュウウウ
P「まったく甘えん坊だな」
唯「んふふ♪やっぱこれがないとダメだね♡」
P「はいはい」ナデナデ
唯「Pちゃん、おかえりのチューしてくんないの?」
P「ダメだ、そろそろ降りなさい」
唯「もうちょっと♪」ギュウウウウウ
千夏「おまたせ、準備できたわ」
P「ありがとうございます千夏さん」
唯「あっ、ちなったん!おつかれ~♪」
千夏「あら、ずいぶん仲良しなのね」
唯「そうだよ☆Pちゃんとゆいはラブラブだもん♪」
P「こらこら...」
千夏「はぁ、ひどいわ唯ちゃん...私とのことは遊びだったのね...」
唯「え、えぇ?」
千夏「せっかく眼鏡まであげたのに....グスッ」
唯「ちょ、ちょっとちなったん!ゆい別にちなったんをそんな風には...」
P「そうか、ということは唯は俺より千夏さんを取るんだな...」
唯「そ、そんなPちゃん!」
千夏「私とPさんとどっちが大事なの唯ちゃん?」
唯「うぅぅ...そんなの選べないったら!」
P「冗談だよ唯」
千夏「ふふっ、唯ちゃんがあんまり可愛いから、ねっ?」ナデナデ
唯「も、もー!二人して!」
P「怒るな怒るな、悪かった」
唯「ふん!」プイッ
千夏「ほらシュークリームよ、機嫌直して」
唯「どったのこれ?」
P「千夏さんがもらってきたんだ、高級品らしいぞ?」
千夏「はい、あーん」
唯「あーん♪」パクッ
千夏「どう?」
唯「うん!美味しいよコレ!」
千夏「フフッ、気に入ってもらえてよかったわ」
唯「ちなったんにも食べさせてあげる!あーん♪」
千夏「あーん」パクッ
唯「おいしい?」
千夏「ええ、甘くておいしいわ」
唯「えへへ♪よかったね☆」
P「どうやら機嫌直ったようだな」
唯「Pちゃんにも食べさせてあげるね!あーん♡」
P「わかったわかった、あーん」パクッ
唯「おいしいでしょ♪」
P「ああ、唯が食べさせてくれたから美味しいよ」
唯「ホント!?Pちゃん大好き♪」ダキッ
P「よしよし」ナデナデ
千夏「あらあら、嫉妬しちゃいそうね」
唯「ちなったんのことも大好きだよ♪」
千夏「ふふっ、ありがとう、お茶を淹れてあげるから二人とも飲んでね」
唯「うん!チョーダイ♪」
唯「ねえねえPちゃん、今度の週末ってヒマ?」
P「今度か?まあ休みだな」
唯「じゃあさ、ゆいとデートしようよ☆」
P「デート?うーん...」
千夏「いいんじゃない?唯ちゃん最近頑張ってるし、一回くらいなら」
P「そっか...まっ、買い物に付き合うくらいならいいぞ」
唯「やったー!Pちゃんとデート♪」
P「あんまり大声で言うなよ?うちのグリーンデビルはこういうことにうるさくて....」
ちひろ「誰のことでしょうねぇ、それ....」ゴゴゴゴゴゴ...
P「お、お疲れ様ですちひろさん.....」
ちひろ「まったく....プロデューサーがアイドルとデートするなんて....」
千夏「まあまあちひろさん、たまにはガス抜きも必要よ?」
唯「そのとーり!ちなったんわかってるね♪」
ちひろ「プロデューサーさん、わかってると思いますけど...」
P「ええ、気をつけます、特に周りの目には....」
唯「んじゃ、ゆいはこれから約束あるから行くね?」
P「約束?なにかあるのか?」
唯「今日はちょーっと友達と遊ぶの♪」
P「気をつけろよ、事故に巻き込まれないようにな」
唯「うん!Pちゃん心配してくれるんだー、そういうところもス・テ・キ♡」
P「わかったわかった、楽しんでこいよ」
唯「あっ、連絡来た♪はーい、じゃあ行ってくるね☆」
唯「もしもしミキミキ?今事務所を出るトコだから....」バタン
千夏「唯ちゃん、嬉しそうだったわ」
ちひろ「子供みたいにはしゃいじゃってましたね」
千夏「Pさん、デートの約束破っちゃダメよ?」
P「わかってますって、その日は一日あいつの好きなようにさせてやるつもりですから」
ちひろ「プロデューサーさんも嬉しいんじゃないですか?若い子とのデートなんて」
P「嬉しいというか、唯のノリについていけるかな...」
千夏「大丈夫よ、きっと唯ちゃんはPさんと一緒なだけで楽しいわ」
千夏「だから特別なことはしなくてもいいの、一緒に遊んであげてちょうだい」
P「ですね、そうします」
いったん中断します 続きはのちほど
ちょっとずつ再開します
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P「そろそろかな...」
ギュッ
唯「えへへー♪だーれだぁ?」
P「うーん、誰かなぁ...」
唯「わかんないの?」
P「いや待て、わかったぞ」
唯「答えは?」
P「こずえだろ、よく抱きついてくるからな」
唯「もぉー!本気で言ってる?」
P「嘘だよ、この抱きつき方は唯だな」
唯「フフーン♪よくできました♡」
P「会うたびに抱きつかれてば嫌でもわかるって」
唯「遅れてごめんねPちゃん、ちょっと支度に時間かかっちゃった☆」
P「いいさ、途中で事故とかに合わなくてよかった」
唯「Pちゃんやさしー♪」
P「そりゃお前のプロデューサーだからな」
唯「ねぇねぇ、今日のゆいはどう?カワイイ?」
P「もちろんだよ、ちょーカワイイぞ」
唯「やん☆もうPちゃんったら♪」
P「本当だよ、その服も唯にすごく似合ってる」
唯「ありがとー♪これミキミキに...じゃなかった、友達と一緒に選んだんだよっ♪」
P「へぇ、それ女の子か?」
唯「そーだよ、あれ~?もしかして男の子と一緒に出かけたと思ってた?」
P「えっ?いや、別に....」
唯「もぉー♪照れんなぁ!大丈夫だよ、ゆいはPちゃんしか見えてないかんね☆」
P「喜ぶべきなのかそうじゃないのか...」
唯「仲のいい友達なの、その子もデートの服買うからって事で一緒に行ったんだ♪」
P「唯の友達か、一度会ってみたいな」
唯「うん!今度紹介したげるね☆」
P「それで今日はどこに行くんだ?」
唯「んっとねー、まずカラオケして、それからゲーセンに行ってねー...」
P「そんなのでいいのか?別に遠慮する事は...」
唯「エンリョなんてしてないってば、そこがいいの♪」
P「だけど....」
唯「別に特別なところなんて行かなくてもサ、Pちゃんとふたりでいれるってだけでジューブンだよ☆」
P「そうか...」
唯「そーそー♪だから今日はいーっぱいあそぼーね♪」
P「...ああ、今日は思いっきり遊ぼう!」
唯「じゃあまずはカラオケだね、ゆい歌っちゃうよー☆」
P「久しぶりだな、カラオケなんて」
唯「Pちゃんの歌も聞かせてね♪」
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♪~
唯『な~んか甘い♪ドキドキしたでしょ にゃお!』
唯『子猫じゃなーいーのーよ~♪』
唯「イェーイ♪」
P「イェーイ!」パチパチパチ...
唯「Pちゃん、ゆいの歌どぉ?」
P「いいな、やっぱり上手だよ」
唯「それだけ?」
P「みくの歌を歌うのはちょっと予想外だったなぁ...」
唯「みくにゃんカワイーよね♪」
P「唯もカワイイさ、ネコキャラもいけるかもしれないな」
唯「えへへ♪Pちゃんがしろっていうんだったらしちゃうよ?」
P「まぁ安心しろよ、嫌がる事を無理矢理させたりってことはさせないからさ」
唯「やっぱPちゃんやさしーね!ゆいうれしー♪」
眠い...
ちょっと寝てから再開します
♪~
P『さだめとあれば こころをきめる♪』
P『そっとしておいてくれ あしたに♪』
P『ああ つながる今日くらい♪』
唯「Pちゃん上手~♪」パチパチパチ...
P「うーむ、唯の前で歌うと緊張するな」
唯「なんか知らない歌だったけど渋い曲だネ☆」
P「知らないよな、さすがに....」
唯「ねえ、次はふたりでいっしょに歌おーよ!」
P「元気だなぁ唯は...」
唯「Pちゃんと二人っきりだもん、アゲアゲでいくよ~☆」
------
P「いやー、歌った歌った...」
唯「楽しかったね♪」
P「こんなに歌ったのは久しぶりだよ」
唯「Pちゃんって歌上手なんだね、ゆいビックリしちゃった☆」
P「現役のアイドルにそんなこと言ってもらえると嬉しいな」
唯「ふふっ♪惚れなおしたかも♡」
P「唯はさすがに上手だな、普段のレッスンの成果が出てると思うぞ」
唯「もぉPちゃん!今日はデートなんだからレッスンの話はダーメ!」
P「ゴメンゴメン、でも唯があんまり上手なんでつい、な?」
唯「えへへ、そんなら許してあげる☆」ギュッ
P「次はどうするんだ?」
唯「んじゃ、このままゲーセンに行こー♪」
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P「くっ!あれ?」
唯「Pちゃんガンバレー!」
P「あっ、終わった...」
唯「もしかしてこういうの苦手だった?」
P「いや、あんまりやったことなくてな...」
唯「じゃあ次はゆいの番ね♪」
P「できるのか?」
唯「結構得意だよ☆」
\サァ ハジマルドン/
唯「よっ、ほっ!」
P「おおっ、上手い」
唯「ほらほら50コンボいったよ!」
P「やるなぁ唯も...」
唯「やったー!クリアー♪」
P「うん、上手だな」
唯「ゆいすごいでしょ?褒めて褒めて♡」
P「すごいなぁ、さすがは唯だ」ナデナデ
唯「ふふーん♪ありがと!」
唯「Pちゃんは普段ゲームとかしないの?」
P「昔はやってたけど最近はなぁ、ヒマがなくてさ」
唯「どんなのやってたの?」
P「うーん、格闘ゲームとかかな」
唯「ゆいもこの前やったよ☆紗南ちゃんとかと一緒に♪」
P「そういえば事務所に持ち込んでやってたっけ...」
唯「紗南ちゃんすごく上手なんだよ、今度一緒にやろーね♪」
P「そうしようか、ほら取れたぞ」
唯「あっ、カワイイ♡上手だね♪」
P「まあな、地元じゃUFOキャッチャーあらしと呼ばれたもんだ」
唯「アハハ!すごいねPちゃんは☆」
P「しかしなんていうか、普通のデートだなこれ」
唯「んっ、Pちゃんゆいとのデートはタイクツ?」
P「いやいや、そんなことは全然ないけどさ」
唯「ゆいは今日とっても楽しいよ!Pちゃんが一緒にいてくれるもん♪」
P「お前がうれしいならいいけどさ、なんかこう...」
唯「なに?」
P「唯はここ最近頑張ってくれてるから、もっと普段できないような事をしてあげたかったんだよ」
唯「普段できないような事?」
P「なにかないか?俺にしてほしいこととか、やりたいことみたいなの」
唯「うーん、なんでもいいの?」
P「ああ、なんでもいいぞ」
唯「じゃあねぇ....耳貸して?」
P「?」
唯「....」ボソボソ...
P「な、なにー!!?」
唯「ダメ?」
P「ダメダメ!それはダメだ!」
唯「Pちゃんお願い!ねっ?お願い♪」
P(くぅぅ...この顔に弱いんだよなぁ....)
ガチャッ
唯「お邪魔しま~す☆」
P「はぁ、連れてきてしまった....」
唯「これがPちゃんの部屋なんだー」
P「あんまりイジるなよ?」
唯「あっ、洗濯物たまってる~♪汚ーい!」
P「あっ、こらあんまり見るな!」
唯「仕方ないよね、Pちゃん忙しいし」
P「やろうやろうとは思ってるんだが....」
唯「ごはんもコンビニ弁当ばっかりじゃん、身体壊すよ?」
P「仰るとおりです...」
唯「でも大丈夫!今日はゆいが美味しいご飯作ってあげるからね☆」
P「本当に大丈夫かな...」
唯「ヒドーイ!そんなこと言うんだ!」
P「いや、だってさ...」
唯「平気だもん!ちなったんから教えてもらったし!」
P「なるほどな...」
唯「いいから座ってて!のんびり待ってていいかんね♡」
P(まさか唯に作ってもらえるとは...)
唯「フンフン♪」トントントン...
P(でもエプロン姿もカワイイなぁ...)
唯「どうかしたPちゃん?」
P「えっ?いや別に...」
唯「あっ、ゆいのエプロン姿に見とれちゃった?」
P「そ、そんなこと...あるかもな...」
唯「えへへっ♪ねえ似合ってる?」
P「ああ、すごくよく似合ってるぞ」
唯「嬉しいな☆Pちゃんが似合ってるって言ってくれて...」
P「唯...」
唯「ゆいね、Pちゃんがみたいって言いてくれたらいつだって...」
P「おい唯!なんか焦げてるぞ!?」
唯「えっ?あっ、ゴメン!よそ見してたらつい....」
P「気をつけろよ?やっぱり俺も手伝おうか?」
唯「ダメ!Pちゃんは座ってて!」
P「わ、わかったよ....」
唯「よし、これで...」
P「大丈夫か?」
唯「うん!今できるからね♪」
P「ちなみにメニューは?」
唯「ナイショ♪できてからのお楽しみ☆」
P「楽しみだな」
唯「あんまり凝ったのは作れないんだけどね...」
P「気にしないよ、唯が作ってくれるんならな」
唯「ありがと♡はい、できたよ!」
P「どれどれ、味噌汁に玉子焼きにそれから...肉じゃがか」
唯「一生懸命作ったんだよ♪」
P「ありがとう、それじゃ食べてもいいか?」
唯「はい、召し上がれ☆」
P「それじゃあまず、この玉子焼きから...」パクッ
唯「...ど、どう?」
P「うん、甘くてとっても美味しいよ」
唯「ホント!?やったぁ!」
P「普段料理とかはするのか?」
唯「うーん、実はあんまりしないの、だからちなったんに色々習ってね」
P「なるほどな、でも本当に美味しいぞ、才能があるのかもな」
唯「も、もぉ...言いすぎだってばPちゃんったら!」
P「この肉じゃがも美味しいな、俺の好きな味だ」
唯「えへへ....あっ、ちょっと待って!」
P「なんだ?」
唯「はい、あーん♪」
P「いいよ、別に...」
唯「ダーメ、あーん!」
P「あーん...」パクッ
唯「美味しい?」
P「うん、美味しいな」
唯「んふふふ♪Pちゃんがゆいの料理美味しいだって♡」
P「ふぅ、ごちそうさまでした」
唯「はーい、食器洗っちゃうからゆっくりしててね」
P「ありがとう唯、とっても美味しかったよ」
唯「えー、いいよ別に、Pちゃん頑張ってるもんね☆」
P「お前ほどじゃないさ、唯だってレッスンにライブにテレビに....」
唯「ううん、だってそういうお仕事って全部Pちゃんが取ってきてくれたお仕事だもん」
唯「Pちゃんは毎日毎日いろんなとこに出かけて、いっぱいお仕事して...」
唯「すごく忙しいのに、ゆいのコト大事にしてくれるでしょ?」
唯「今日だってたまのお休みなのにゆいに付き合ってくれたし...」
唯「だからね?少しでもPちゃんのこと癒してあげられたらなーって思って料理覚えたんだ...」
P「そっか...」
唯「Pちゃん、今日ゆいと一緒にいてイヤじゃなかった?」
P「そんなわけないだろ、とっても楽しかったし美味しい手料理までごちそうしてくれたじゃないか」
P「すごく楽しい一日だったよ、ありがとう唯」ナデナデ
唯「えへへ♪ゆいうれしー♡」
P「唯、別に遠慮なんかすることないんだ」
P「お前だって最近仕事も増えて忙しい毎日を送ってるだろ」
P「よく頑張ってると思うし、えらいと思う」
P「だからな、俺に甘えたいと思ったら遠慮しなくてもいい」
P「俺なんかでよかったら相談に乗るし、してほしいことがあるなら言っていいんだ」
唯「Pちゃん....」
P「気を使ってくれてありがとうな」ナデナデ
ギュッ
唯「うん....じゃあゆい、もっとPちゃんに甘えちゃうよ?」
P「ああ、どうぞ」
唯「Pちゃん、大好き♡」
唯「いつもゆいのために頑張ってくれてありがと♪」
唯「これからもずっと一緒にいてね?」
P「わかってるよ」
唯「ずっとだよ?ずーっと一緒!」
P「はいはい、ずっと一緒だ」ナデナデ
唯「うん!あとね...」
唯「いつもPちゃんに大好きって言ってるけど...」
唯「あれ、本気だから!」
P「唯....」
唯「その...今はまだアイドル続けたいから無理だけど...」
唯「いつかゆいがアイドルじゃなくなったら...」
唯「ゆいのこと...お、お嫁さんに...」モジモジ...
P「....」
唯「...ダメ?」
P「....そうだな、唯がもっとアイドルとして有名になってそれでも俺のことを嫌いじゃなければ....」
唯「なければ?」
P「まぁ、どうなるかはわからないけど、その時は、なっ?」
唯「う、うん!ゆい、もっと綺麗になるから!それでハネムーンはハワイが...」
P「待て待て!話が飛躍しすぎだから!」
いったん中断します もう少しで終わります
ちょびっとずつ再開します
唯「そ、そっか!そうだよね....」
P「そうそう、落ち着けって」
唯「や、やっぱ最初は....キ、キスからでいい....のかな?」
P「なっ...」
唯「Pちゃん...」ギュッ
P「ゆ、唯...」
唯「んっ...」スッ
P「だ、だからそういうのはだな...」
唯「お願い...」
P(ヤバイ...唯のキス顔...カワイイ...)
唯「.....」プルプル...
P「.....」
チュッ
唯「っ!!」
P「今はこれで我慢してくれ」
唯「も、もぉー!デコチューなんて反則じゃん!」
http://i.imgur.com/8eK7mrZl.jpg
http://i.imgur.com/7DnVBqY.jpg
http://i.imgur.com/U4ljZWH.jpg
http://i.imgur.com/CUhrAx3.jpg
大槻唯(17)
P「し、しかしだな....」
唯「ゆいもう17だよ!ケッコンできるし!」
P「そうは言っても周りの目と言う物がだな...」
唯「むぅぅ、Pちゃんのいくじなし....」
P「これでも相当頑張った方なんだぞ?現役アイドルにキ、キスなんて....」
唯「Pちゃん知ってる?キスって場所によって意味が違うんだって」
P「まぁ、なんとなくは....」
唯「おでこは友情のキスだよ、Pちゃんはゆいに友情しか感じないの?」
P「いや、友情以上のものも感じてるけど...」
唯「じゃあいいもん、ゆいがしたげる!」ガバッ!
P「こ、こら!ちょっと待った!」
唯「なーに?」
P「い、言っとくが唇はダメだからな!」
唯「ええーっ?Pちゃんのケチー...」
P「ケチとかそういう問題じゃ...」
唯「じゃあ....」
チュッ
唯「ほっぺならいいでしょ?」
P「う、うーん...いいとは...」
唯「じゃあ口のほうがよかった?」
P「そ、それも...」
唯「ゆいも口にしたかったけど....まだ恥ずかしいから...」
唯「だから口にするのは、もう少し時間がたってからにしとく☆」
P「な、なぁ唯、わかってるとは思うけど....」
唯「ダイジョーブ、Pちゃんとゆいがふたりきりの時にしかしない♡」
P「あ、ああ...」
唯「でもいつかはPちゃんとお口でキスしたいな♪ブチュ~って熱烈なのをね☆」
P「こ、こら!」
唯「キャー♪怒っちゃやー!」
P「ダメだ、許さん!」コチョコチョ...
唯「キャハハハハ!Pちゃんくすぐったいよー!」
------
千夏「....で?」
唯「その後?ふつーに帰ったよ、帰る前にもう一回『大好き』って言ってハグしてからね♪」
千夏「はぁ....」
唯「どったのちなったん?」
千夏「唯ちゃん、私は唯ちゃんがPさんに何かしてあげたいっていうから料理も教えたの」
唯「うん、Pちゃんも美味しかったって喜んでた☆」
千夏「でもね、プロポーズの仕方までは教えなかったわよ?」
唯「そ、それは....」
千夏「まったく...ちょっと背中を押すつもりがゴールまで行くなんて予想がつかなかったわ」
唯「だ、だってぇ...Pちゃんが喜んでくれたから嬉しくなっちゃって....」
千夏「まっ、いいんじゃないかしら?お互い好き合ってるんだもの」
唯「ホント?ちなったん反対しない?」
千夏「しないわよ、唯ちゃんがいいならもっといろいろ教えてあげる」
唯「うん!ちなったん大好きー!」ダキッ
千夏「はいはい、私も大好きよ」ポンポン...
http://i.imgur.com/iGJp8kA.jpg
http://i.imgur.com/dqVC0H4.jpg
相川千夏(23)
http://i.imgur.com/XkQpmCw.jpg
http://i.imgur.com/QLrleiD.jpg
星井美希(15)
ガチャッ
P「ただいま帰りましたー」
唯「あっ、Pちゃんおかえりー!」
P「ただいま唯、いい子にしてたか?」
唯「うん!してたよ☆」
千夏「Pさん、私Pさんに対する認識を改めないといけないみたい」
P「どういう事ですか?」
千夏「Pさんが唯ちゃんみたいないたいけな子を手篭めにするなんて...」
P「なっ...」
唯「んふふふ♪Pちゃんはゆいの魅力にメロメロになったんだもんね☆」
P「ゆ、唯!お前喋ったな!」
唯「ちなったんはダイジョーブだよ♪」
P「し、しかしだな...」
千夏「私、口は固い方なの、だから安心してPさん」
P「た、助かります....」
唯「ねえ、ちなったん?」
千夏「なあに、唯ちゃん?」
唯「ゆいね、これからもっとPちゃんとラブラブになりたいの♪」
唯「だから、Pちゃんをメロメロにできるようなオトナのテクニックいっぱい教えてね☆」
千夏「そうね、私の知ってる範囲でよければ.....」
P「千夏さん、唯が本気にしますって....」
千夏「あら、わりと本気よ?私は」
P「マジですか....」
千夏「でも唯ちゃんがその気になったら、Pさんくらいなら手玉に取れるんじゃない?」
P「いえいえ、なんだかんだでまだ子供ですからこいつは」
唯「あっ、そんなこと言うんだー!」
P「だって昨日だってキスを待ってる時は顔を真っ赤にして....」
千夏「へぇ、詳しく知りたいわね...」
唯「ダ、ダメー!そんなの言ったら怒るよ!?」
P「ふふん、そういう所が子供なんだよ」
唯「むぅぅ....ゆいはもっともーっとオトナの女になるんだから!」
P「気長に待ってるよ」ナデナデ
唯「見ててね!Pちゃんがゆいから離れられなくなるくらい綺麗になるの!」
唯「そんで、ゆいもPちゃん離さないからね☆」ダキッ
唯「これからはずーっと一緒!だから....」
唯「もっとゆいとあま~い時間、過ごそうね♡」
おわり
駄文失礼しました~
唯は可愛いなぁ!
可愛いのにSSでの出番は何故か少なめです
ゆいSS増えろ!できればゆいちなも
個人的にはゆいみきも見たいなぁ
ではまた~
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