男「俺なんかしたっけ?」
DQN「知ってるんだよ…お前、俺の悪口いいふらしてるだろ!!」
男「……は?いや言って無いけど」
DQN「嘘つくんじゃねぇぞクソがぁぁぁ!!!」
男「じゃあさ……それ誰から聞いた?」
DQN「誰って……DQN女からだよ!」
男「(DQN女……そういえばあいつの答えを否定して恥を掻かせたけどそれでか…?)」
男「……その話の信憑性はあるのか?」
DQN「あるに決まってんだろゴラァァァァ!!!」
男「ふむ……」
男「……もう一度聞く。本当k…」
DQN女「おー、DQNじゃん。おひさー」
DQN「おぉ…ちょうど良いところに……お前さ、こいつが悪口言ってるの聞いたんだろ?」
DQN女「そうだよーwこいつあんたの事を低脳バカってみんなに言っててさーww」
DQN「このやろう……」ギリギリ
男「暴力に走るということは議論の放棄と見なすぞ?」
DQN「うるせぇぇぇぇ!!!」ブンッ
男「……グッ!」バキィ
DQN「おらおらぁ!!」
男「ちょっ…グフッ…!!」バキッドゴッ
男「」
DQN「こいつ2000円しか持ってないのかよww」
DQN女「じゃあそれでゲーセン行かない?w」
DQN「お、いいね」
DQN女「じゃあレッツゴーww」
男「」
男「……はっ!」
母「っ!!男!」
男「…ここは……病院?」
母「……よかった……よかった……!!」グスグス
男「(俺を女手ひとつで育ててくれた母さんが泣いてる……)」
医師「……お母さん、ちょっと」
母「は、はい……」グスッ
看護師「男くんはここにいてね」
男「そういえば財布は……」
男「(……盗られてる……)」
男「明日母の日なのに……」
________________________
医師「……ですので、もう男君は大丈夫です」
母「……ありがとうございました」
医師「退院は3日後あたりになりますかね……」
母「わかりました……」
男「(DQN達、今頃俺から取った金でゲーセンにいるだろうな……)」
男「……復讐、するか」
男「(まずこの件はあいつらを起訴する。母さんもその気だし裁判は大丈夫だろう……)」
男「(次にあいつらへの制裁。確かDQNとDQN女はカッターを携帯してるって聞いたな……だとすると……)」
男「(……よし、これでいこう)」
男「……いた」
DQN「にしてもあいつ弱いよなーww」
DQN女「白目向きながら気絶してたもんねww………あっ」
男「……よう」
DQN「弱虫君のおでましだぜーww」
DQN女「ビビらせるんじゃないわよww」
男「……お前らを起訴する」
DQN「…は?急に何いってんの?次は刺すぞ?」カチカチ
DQN女「てか起訴ってwwまたボコルよ?いいの?ww」カチカチ
男「……よし、完璧」ポチッ
DQN「……あ?何だそれ」
DQN女「あっ……ボイスレコーダー……」
男「そうだ。これで証拠は揃った。あとハイチーズ」パシャッ
DQN「おわっ!?」
男「傷害、窃盗、恐喝、銃刀法違犯。1年は固いだろうな。あと留年か。頑張れよww」
DQN「……うっ、うらぁぁぁぁぁ!!!」ザクッ
男「……ッ!!」ポタポタ
DQN女「…死ね!!!」ザクッ
男「(左腕と左肩に一本ずつ……ギリギリいけるか……)」
男「……フンッ!」バキィ
DQN「ぐっ!?」
男「(あとは寝かせるようにこかして蹴り飛ばす!)」グルッバキャッ!
DQN「かっ……は……」
DQN「」
DQN女「ゆ、許して……お願い……」
男「うるせぇ豚が。次は法廷で会おうなww」バコッ!
DQN女「」
男「フーッ……フーッ……」ポタポタ
男「(意識が朦朧としてきた……)」フラフラ
警察官「……っ!君!大丈夫か!」
男「(……警察官?なにいってるんだ?)」
警察官「おい!今救急車を呼ぶからな!」
男「(そういえば母さんへのプレゼント……まだ買ってなかった…な………)」ガクッ
その後DQNとDQN女は起訴され、傷害、窃盗、脅迫、銃刀法違犯の4つの罪に問われ懲役5年及び高校退学、並びに賠償金計300万円が言い渡された。
男「母さん……はいこれ」
母「……っ!あんた…」グスッ
男「遅いけど今までありがとう」
母「……うん!」
猫「フシャー!!!」
男「あと猫にもキャットフードな」コトッ
猫「ニャー」ガツガツ
男「うりうり、可愛いやつめ」
猫「ゴロニャーン」ゴロゴロ
~END~
ありがとうございました!これにて終わりです!
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