士郎「遠坂を俺にください!」時臣「断る」 (412)
時臣「大体君は一体誰なんだ?」
士郎「衛宮士郎って言います」
時臣「衛宮?」ピクッ
時臣「もしかして、衛宮切継のご親戚かな?」
士郎「はい、じいさん……衛宮切継は俺の父親です」
時臣「ふむ……。それでは君も魔術を使えるのかね?」
士郎「はい。強化と投影だけ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380600624
時臣「強化と投影ね……。どちらも残念な魔術だと思うんだが」
凛「まぁ、見てみてよ」
時臣「はぁ……仕方ない。ちょっとやってみなさい」
士郎「分かりました。では、強化から」
士郎「トレース、オンーーーー」
時臣「ふむ、木刀が硬くなったね……それで?」
士郎「これだけです」
時臣「はぁ……もう魔術はいい。魔術回路は何本だい?」
士郎「二十七本です」
時臣「あのねぇ……平均よりは上かも知れないが、凛は何本あると思っているんだい?」
時臣「メインが40本、サブだけでも各30本あるんだよ」
時臣「君で釣り合うと思うかい?」
士郎「それは………」
凛「待って、お父様。まだ、投影の方を見ていないわ」
時臣「本気で言っているのか凛? 投影なんて非効率な魔術」
時臣「優雅でもないし、見る必要も無いと思うが……」
凛「いいからいいから」
時臣「…………凛がそこまで言うなら見てみよう」
士郎「ありがとうございます。では」
士郎「体は剣で出来ているーーー」ジャキン
時臣「え?」
士郎「まずは、作るのに慣れてる干将・莫耶を作ってみました」
時臣「あ、ああ。作るの速いんだね」
時臣「それはレプリカかい? それで何分ぐらい消せずに維持してられるんだい?」
士郎「いえ、限りなく本物に近い贋作です」
時臣「は?」
士郎「それに消えません」
時臣「…………どういうことだ凛?」
凛「彼の言ってる事は本当よ、お父様」
凛「それに今のだけじゃなく、見たことがあれば剣ならどれでも、それ以外でも大体は実物を投影出来るわ」
時臣「……え?」
凛「それにこれは彼の魔術のほんの一端。本来の力は別にあるのよ」
時臣「な……に……?」
凛「士郎、やってみせて」
士郎「ああ。ーーー体は剣で出来ていた」アンリミテッドブレイドワークス
時臣「え?」
時臣「…………え?」
時臣「凛」
凛「なに?」
時臣「これは?」
凛「固有結界よ」
時臣「そうだよね」
時臣「…………これは、彼が?」
凛「ええ、そうよ。魔力は私が貸してあげてるけどね」
時臣「…………いいよ」
士郎「へ?」
時臣「結婚を許そう!!」
凛「やったわ! 士郎!」
士郎「あ、ああ。そうだな」
士郎が遠坂家へ突撃編 完
凛「士郎を私にくださいお義父様」
切継「断るよ」
士郎「なんでさ!?」
切継「魔術師はやめておきなさい。冷酷な連中だ」
士郎「遠坂は心の贅肉が多いから大丈夫だって」
凛「何かいったかしら? 士郎」
切継「……士郎が言うなら信じてみるよ。それで、遠坂さん?」
凛「あ、凛でいいですよ」
切継「それじゃ、凛ちゃん。君は、主婦らしいことは出来るのかな?」
凛「大抵の事は得意ですが」
切継「それじゃ、料理をやってみてくれるかい?」
凛「はい」
凛「いつも通り、中華でいいわね」ジャァジャァ
凛「出来ました」
切継「悪くないね、むしろいい。これなら他の家事も完璧そうだ」
士郎「じゃあ!」
切継「いや、まだだ。まだ、馴れ初めを聞いていないよ」
士郎「馴れ初めか……元々、俺と遠坂は高校の同級生で」
切継「……」ウンウン
士郎「あるとき気付いたら聖杯戦争に巻き込まれて殺されたんだ」
切継「なんだって」
士郎「その時、助けてくれたのが遠坂だったんだ」
切継「そんな事が……」
士郎「それから俺が俺と戦うのを見届けて貰ったり」
切継「ん? 心境とかの話かな?」
士郎「いや?」
切継「そうか…………。どういうことだい?」
士郎「まあ、それはいいだろ。それから俺と遠坂の間にパスを繋いだりしたんだ」
切継「そうか(気になる……)」
凛「そしてそんなこんなで戦争戦争を勝ち残りました」
切継「そうなのかい」
凛「それで許してくれますか? 結婚」
切継「まだ考え中だ」
凛「そうですか……。あ、そういえば舞弥さんていいましたっけ奥さん」
切継「!?」
士郎「なに言ってんだ遠坂。母さんはアイリだぞ?」
凛「あら、そうだったかしら? あの黒髪の人アイリって言うのね」
切継「!?!?!?」ビクッ
士郎「黒髪? なに言ってんだ。母さんは銀」
切継「そうだ! 僕の奥さんはアイリだ! もう止めてくれ!」
士郎「どうしたんだ、じいさん?」
凛「あぁ、そうそう髪が短髪でー」
切継「わかった! この話はここまでだ! 結婚を許そう!」
凛「やったわよ、士郎!」
士郎「お、おう?」
凛が衛宮家に突撃編 完
タイころなのか?
切継じゃなくて切嗣じゃね?
>>30
ホロウとたいころ混ぜたみたいな感じだと思っていただければ
>>31
しまった・・・切嗣はいつも間違えてしまうんですよね。気をつけます
士郎「セイバーを俺にください!」
ガウェイン「断らさせて頂く!」
ランスロット「そうですとも!」
セイバー「何故ですか!」
ガウェイン「この者の素性が知り得ません。どこがよろしいのですか? それに王には妻も居たはず」
ランスロット「ガウェイン、その話は拗れてしまう」
セイバー「シロウのいいところですか。美味しいご飯を作ってくれます」
ガウェイン「それなら! 私がいつも作っていたはずです……何故!?」
セイバー「ガウェイン、貴方は王の気持ちが分からない」
ガウェイン「!? …………いいでしょう。私とそこのシロウという者で料理の勝負をします。私が勝てば話は無かったことに」
ランスロット「やめておけ……」
ガウェイン「やりますか、やりませんか?」
士郎「よし、やってやる!」
士郎「うーん……何がいいかな」トントントン
ガウェイン「ふんっ! ふんっ!」ドンッドンッ
~
士郎「今回は洋風にしてみた」
ガウェイン「ふむ」チラッ
ガウェイン「ふふ、私のマッシュポテトの勝ちですね」
セイバー「審査は公平にランスロットがしてください」
ランスロット「はい」
ランスロット「まずはガウェインのものを……いつも通りだな……うん」モゴモゴ
ガウェイン「ふふ、いつも通り美味しいですか」
ランスロット「……次は士郎のものを……これは……!」モグモグ
ガウェイン「ふ、食中りでもおこしましたか?」
ランスロット「…………うまい。生まれて初めての感覚だ。最高に美味い。この時代にはない衝撃だ…………!!」
ガウェイン「は? どれどれ……」モグモグ
ガウェイン「むぅ……やはり私の方が上だと思うのですが……効率的に」
ランスロット「この勝負……シロウの勝利!」
ガウェイン「なに!?」
セイバー「まあ、当然ですね」
士郎「なら、結婚を」
ランスロット「駄目だ!」
士郎「え?」
ランスロット「王は……みんなのものだ! お前一人のものになっていいわけがない!」
セイバー「は?」
ランスロット「王が孤立しているのを温かく見守るのが通なんだ! それが分からないお前に……!」
セイバー「切ってもいいですか?」
ガウェイン「少し私も引きました。王の手を煩わせる必要はありません、私が切りましょう」
ランスロット「ガウェイン、貴様裏切ったな!」
ガウェイン「私はもとより、王の味方。今の貴様は切り捨てて当然」
ランスロット「くっ……」
コンコン ガチャッ
モードレッド「遊び来たぞー! 父上ー!」
セイバー「む、モードレッドですか」
士郎「セイバー…………親父って?」
セイバー「えー……彼は私の息子です」
士郎「え!?」
セイバー「モードレッド。今日から私はお前の父上ではなく母上になる」
モードレッド「え?」
セイバー「そして、シロウが父上になります」
士郎「待ってくれ、なんでさ!? 子持ち何て聞いてないぞセイバー!」
訂正
セイバー「む、モードレッドですか」
士郎「セイバー…………父上って?」
セイバー「えー……彼は私の息子です」
士郎「え!?」
セイバー「モードレッド。今日から私はお前の父上ではなく母上になる」
モードレッド「え?」
セイバー「そして、シロウが父上になります」
士郎「待ってくれ、なんでさ!? 子持ち何て聞いてないぞセイバー!」
セイバー「やはり……子持ちでは駄目でしょうか?」ショボーン
士郎「早く言ってくれればよかっただろ!」
セイバー「え……士郎、いいのですか?」
士郎「なに、見た目そっくりだしセイバーが二人になったみたいで嬉しいよ」
セイバー「シロウ……」
モードレッド「オレ一応母上もいるんだけど」
セイバー「あんなのは知りません。今日から士郎が父上、私が母上です」
モードレッド「え……まぁいいか」
士郎「それじゃあ、改めて。結婚しよう、セイバー!」
セイバー「はい……シロウ」
ランスロット(そうだ、また寝取ってしまえば王は孤独になるじゃないか……!!)
ガウェイン「ランスロットは私達が片付けておきましょうか」チャキッ
モードレッド「そうだな」チャキッ
ランスロット「え?」
士郎が円卓に突撃編 完
セイバー「キリツグ、シロウを私にください」
切嗣「……士郎、これは?」
士郎「いやさ……セイバーが切嗣にも許可とっときたいって言うからさ」
セイバー「キリツグ! 今は私が話をしているんです。私と話して下さい!」
切嗣「……セイバーはやめておきなさい」
士郎「なんでさ?」
セイバー「キリツグ! 私の話を聞いて下さい!!」
切嗣「何かセイバーについて不満なところがあるはずだ。言ってごらん」
士郎「……食べてばっかだな」
セイバー「キリツグ! 話を! 聞いてください!」
切嗣「他にもあるだろう?」
士郎「んー……」
切嗣「家事はしてくれるかい?」
士郎「いや。家事は好きだから俺がやってるよ」
切嗣「つまりセイバーは何もしていないんだね?」
セイバー「そ、そんなことはありません! シロウ、言ってやってください」
士郎「セイバーは家守ってくれてるぞ」
セイバー「そうです! 私は家を守っています!」
切嗣「士郎、そういうのは俗に自宅警備員と言うらしいよ」
士郎「…………」
セイバー「ジタクケイビイン……恰好良い響きですね。騎士らしいです」
切嗣「……本当にこんなのでいいのかい?」
士郎「それは……」
セイバー「シロウ、どうして言葉に詰まっているのですか!?」
士郎「でもさ、爺さん」
切嗣「どうしたんだい、士郎?」
士郎「セイバーの顔を見ているとさ、力が湧いてくるんだ」
切嗣「……」
士郎「俺、セイバーが好きなんだよ」
セイバー「シロウ……」
切嗣「……でも、相手は英霊だ」
ガラガラ
アイリ「あら、キリツグ。私だってホムンクルスよ?」
切嗣「アイリ……」
アイリ「私は良くてセイバーさんは駄目なのかしら?」
切嗣「……」
士郎「切嗣」
切嗣「……はぁ、二人相手じゃ勝ち目がないな」
セイバー「あの、私は人数に……?」
士郎「それじゃ……」
切嗣「ああ、構わないよ。好きにするといい」
士郎「切嗣……! やったな、セイバー!」
セイバー「へ? ええ、やりましたねシロウ!」
アイリ「良かったわね」
セイバー「あの、キリツグ。これからは父上と呼ばせ」
切嗣「それじゃ、僕は部屋に戻るよ」
ガラガラ
セイバー「……」
アイリ「ごめんなさいね、セイバーさん。キリツグって頑固なのよ……」
セイバーが衛宮家へ突撃編 完
セイバー「キリツグ!イリヤスフィールを私にください!」
でもあれだな、士郎の嫁さんがセイバーだったら一つ屋根の下に暮らすことになったら、割と居場所がなくなるのが切嗣だよな
セイバーも切嗣無視し始めるだろうし、士郎はどっちも大事だけどおっぱじめたのは切嗣だからセイバーの味方になるから、あとアイリを士郎は味方につけるから、和解しとかないと居場所がなくなる切嗣
>>135
イリヤ「セイバーと仲良くしないキリツグなんか大ッ嫌い!!」
切嗣「」
セイバー「息子さんを私にくださいお義父さん!!」
切嗣「貴様にお義父さん呼ばわりされる筋合いはない!! ………あっ」
これで初会話成立だな。
士郎「桜を俺にください!」
臓硯「……」チラッ
桜「……」ユラッ
臓硯「ははは、わしは構わんぞ」
慎二「……」チラッ
桜「……」ユラッ
慎二「あ、ああ。僕も構わないよ」
士郎「え、いいのか?」
桜「良かったですね先輩」ニコッ
雁夜「ちょっと待って! 何で、二人共そんなにあっさりなんだ!?」
臓硯「そんなことどうでも良いじゃろう。ほれ、雁夜も祝いの準備を手伝え」
雁夜「早いよ! 臓硯は駄目だ……慎二君、君はどうして」
慎二「ん? おじさんも早く手伝えよ。僕達だけにやらせるつもりなわけ?」
雁夜「くっ……俺が判断するしかない……」
桜「どうしたんですか、おじさん?」
雁夜「桜ちゃん。俺がしっかり見てあげるからね」
桜「……そうですか」
雁夜「えーと、君はなんて言うんだ?」
士郎「衛宮士郎です」
雁夜「それじゃ、士郎君。君達の馴れ初めを聞いてもいいかな?」
士郎「分かりました」
士郎「えっと、俺と桜は慎二を通じて知り合って、そこから仲良くなっていって」
雁夜「うん」
士郎「それから高校の先輩後輩になったり、桜がよく家に来たりするようになって」
雁夜「その頃から仲良かったんだね」
士郎「そして、ある日聖杯戦争に巻き込まれました」
雁夜「……それで?」
士郎「いろいろあって、桜を殺そうとしたり」
雁夜「ん?」
士郎「殺されそうになったり」
雁夜「……は?」
雁夜「ごめん士郎君。もう一度頼む」
士郎「まあ、それはともかく。その後、正義の味方をやめる決心をしました」
雁夜「え、正義? 何を言ってるんだ?」
士郎「そして、みんなで桜を救うために命がけでサーヴァントと戦ったりして」
雁夜「まるで自分で戦ったりしたような言い方だね」
士郎「自分で戦って倒した事もありますよ」
雁夜「え?」
士郎「それから、桜を助けて俺は一度死んだらしいけど今に至ります」
雁夜「駄目だ、おじさんじゃもう着いていけないよ」
雁夜「馴れ初めはもういいや……。んーそうだな……」
桜「先輩凄いんですよ、自分の腕を英霊の腕に移植してまで助けに来てくれたんです!」
雁夜「え、英霊に? ……やっぱりついていけないから馴れ初めはもう」
桜「英霊の力を使う度に死にかけるのに何度も何度も使って……」
雁夜「な……!?」
雁夜(まるで聖杯戦争のときの俺みたいだ……)
雁夜「士郎君。もしかして、死んだというのは桜ちゃんのため?」
士郎「そうです」
雁夜「……この際、どうやって生き返ったとかはいいね」
士郎「……」
雁夜「桜ちゃんを愛してるかい?」
士郎「……はい」
雁夜「……桜ちゃん。いい人を見つけたね」
桜「おじさん……」
雁夜「士郎君、桜ちゃんを幸せにしてやってくれ」
士郎「うん……」
桜「やりましたね、先輩!」
慎二「衛宮、今日から僕達は義兄弟だ!」
臓硯「早く孫の顔が見たいのぅ……」
士郎が間桐家に突撃編 完
士郎「イリヤを俺にくれ!」
切嗣「言い訳は?」チャキッ
士郎「爺さん……それ偽物だよな?」
切嗣「おや、そう思うかい?」カチャッ
イリヤ「ち、ちょっと待ってキリツグ! 銃を下ろして!」
切嗣「イリヤごめんね……僕は何処で士郎の育て方を間違ったんだろうか」
切嗣「だからね、イリヤ……僕は自分でけりをつけるよ」
イリヤ「待って!」
切嗣「お別れだ士郎」
バキューン
『熾天覆う―――七つの円環!!』
キィン
切嗣「なに!?」
士郎「切嗣がそう来るなら……俺も力づくで!」
士郎「―――体は剣で出来ていた」アンリミテッドブレイドワークス
切嗣「な……!?」
切嗣「固有結界……僕だって娘を息子にやるわけにはいかない」
切嗣「Time alter ・ square accel」シュンシュンシュン
士郎「速い!?」
士郎「何故! 駄目なんだ!」ブゥンブゥン
切嗣「子供二人が! 結婚しようとしている! 親の気持ちが分かるかい!?」シュンバキューン
士郎「そんなの! 血が繋がってないんだ! いいだろ!」キィンブゥン
切嗣「そういう問題じゃ! ないんだよ!」バキューンバキューン
士郎「じゃあ! なんでさ!」キィンブゥン
切嗣「親になってみれば分かるさ! この複雑な! 気持ちが!」シュンシュンシュン
士郎「……それがさ俺、親になるんだ!」ブゥン
切嗣「何!?」グシャア
切嗣「くふ……今なんと言ったんだい士郎?」
士郎「イリヤに子供が出来たんだ」
切嗣「なに……」
アイリ「もういいでしょ、キリツグ」
切嗣「アイリ……」
アイリ「シロウならしっかりしてるしイリヤを任せられるわ。認めてあげましょうよ」
切嗣「…………」
士郎「今2ヶ月なんだ」
切嗣「……イリヤのどこがいいんだい?」
士郎「純粋なところや体型とか性格かな」
切嗣「そうか……ん? 体型?」
アイリ「いいでしょ、キリツグ」
イリヤ「許してくれないとキリツグの事嫌いになるから!」
切嗣「ははは……それは嫌だな」
士郎「……って事は」
切嗣「イリヤを頼むよ士郎」
イリヤ「やったー! 士郎のお嫁さんだー!」ギュウ
士郎「おいおいイリヤ、爺さん達の前では恥ずかしいからやめろって」
アイリ「あらあらお熱いわね」
士郎が衛宮家に突撃編 完
一成「衛宮を俺にくれ!」
凛「なにこいつ」
桜「えと……生徒会長さんでしたよね」
セイバー「シロウは男が好きだったのですか」
士郎「いや! 俺はそんな気は無いぞ! 一成が勝手に言ってるだけだから!」
凛「ふぅーん」ジトー
一成「はっはっは、そう照れるな衛宮。裸の付き合いをした中ではないか」
桜「へ……そ、そうなんですか先輩?」
士郎「桜、違うぞ!? 修学旅行で一緒に風呂に入っただけだ!」
一成「な……その程度の気持ちで共に風呂に……」
凛「あらー落ち込んじゃったー。士郎どうにかしなさいよ?」
士郎「なんでさ!? あー、一成。なんで突然こんな事言い出したんだ? 何かきっかけがあるだろ?」
一成「それは……昨日の事だ……」
士郎「昨日?」
一成「ああ、昨日……間桐とのお前を昼飯に誘う戦いの時だった」
セイバー「昼飯ですか……大切そうな話ですね」
凛「セイバーはちょっと黙っときましょうね」
一成「俺は間桐に見事勝利し、その結果見事勝数500を記録したのだ!」
士郎「……そんな事数えてたのか。ていうか何で勝負してんだよお前らは」
一成「お前は俺の誘いに500回も乗ってくれた……それはつまり! そろそろ結婚してもいい、そういう事だろ衛宮!」
士郎「ま、待てよ一成! それはなんかいろいろおかしい!」
凛「あらーお熱いのね」
桜「先輩……」
セイバー「シロウは男が好きだったのですか?」
士郎「違うから!」
一成「それで答えはどうなのだ衛宮」
士郎「え……そりゃ」
凛「ま、いいんじゃないの? 私達同性愛に対しては悪いとも思ってないわ」
凛「桜は反対しないでしょうし」
桜「え?」
凛「セイバーは同性の姉妹との子供までいるものねぇ」
セイバー「確かにそうですが……」
士郎「遠坂、後で話がある」
一成「今回だけは感謝してやろう悪魔め」
凛「借り一つね」
士郎「あの」
凛「じゃあ、士郎はどうぞ。煮るなり焼くなり好きにしちゃって」
一成「では持ち帰らせて貰う」
士郎「あれ、俺の人権は?」
士郎「く……助けてくれ爺さん、母さん!」
切嗣「士郎の趣味は否定しないよ。好きにしなさい」
アイリ「シロウとイッセイ君……ふふふ」
士郎「ええ!?」
一成「ご両親の了承も得た。観念しろ衛宮!」
士郎「なんでさああああ!!」
一成が衛宮家に突撃編 完
士郎「爺さん、孫連れてきたよ」
切嗣「孫だって?」チラッ
モードレッド「こ、こんにちわ」
切嗣「……セイバーにしか見えないよ。嘘はよくないな士郎」
セイバー「嘘ではありません! 私の息子です!」
切嗣「……本当なのかい」
士郎「ああ」
切嗣「それにしたって士郎とほとんど同じ年齢に見えるが……彼? 名前は?」
士郎「モードレッドっていうんだ」
モードレッド「……」ソワソワ
士郎「ほら、教えた通りにやってみな」
切嗣「?」
モードレッド「不束者ですがよろしくお願いします、お祖父ちゃん」
切嗣「お、お祖父ちゃん!?」キュピーン
士郎「おいおい、だから不束者は違うって教えたろー」
モードレッド「む……すまない父上」
士郎「まあ、あんまり緊張するなよ。……ん、どうしたんだ爺さん?」
切嗣「あー、いやなんでもないよ」
セイバー「やはり、お祖父ちゃんという呼び方はどうかと。祖父上、こちらの方で呼ばせるべきです」
士郎「あまり堅苦しいのは嫌だろ? 切嗣だって孫の顔見るのにそんな呼ばれ方は嫌だって」
セイバー「それではキリツグに決めて頂きましょう。シロウ」
士郎「ああ。なあ、切嗣は祖父上とお祖父ちゃんどっちがいいんだ?」
切嗣「え、僕かい? ……そうだな」
切嗣「お祖父ちゃん」ボソッ
士郎「へ?」
セイバー「祖父上といいました。難聴ですか士郎?」
切嗣「え?」
士郎「そっか……モードレッド、これからは祖父上でいいよ」
モードレッド「ああ、分かった」
切嗣「え?」
士郎「あれ、どうしたんだ爺さん?」
切嗣「え? ……ああ、いやなんでもないよ。そうだなー、僕も呼び方としては祖父上が正しいと思うよ? でも一般家庭でそれはどうだろうなー」
士郎「?」
切嗣「いやー、ここの家ではお祖父ちゃんと呼んだ方が自然かもしれないね。うん」
士郎「ん? そうか、それならそれでいいけど」
セイバー「む……そうですか」
切嗣「そういえば士郎、モードレッドと言えばアーサー王と姉の間の子だったよね? でもアーサー王は女だった。彼は一体?」
士郎「ああ、モードレッドはホムンクルスなんだよ」
切嗣「なに?」
切嗣(確かモードレッドはアーサー王の姉が自身の勝手のために生み出した)
士郎「だから楽にしてていいって」
モードレッド「お、おう!」モジモジ
士郎「あれ、もしかしてトイレか?」
モードレッド「!? そんなわけないだろ!」
切嗣(それなのにあんなに純粋そうに育って……)
士郎「トイレならそこを曲がってだなそこを真っ直ぐいけば着くぞ」
モードレッド「…………行ってくる」
ガラガラ
切嗣(可哀想なモードレッド……。これも全部あのアーサー王が悪いんだ)
切嗣(アーサー王が普段から寝る時まで気にしていればこんな事にはならなかった……!)
ガラガラ
モードレッド「ふぅー」
切嗣「モードレッド君。これからも僕をお祖父ちゃんとして頼って来てくれ」
モードレッド「へ?」フワリ
切嗣「あれ……スカートを履いていたんだね。さっきまで座っていたから気付かなかったよ。……もしかして、女の子なのかい?」
モードレッド「おい……」
切嗣「ん?」
モードレッド「お祖父ちゃんなんか大嫌いだ!!」
切嗣「!?」パリィン
士郎「あれ、今何か割れた音がしなかったか? それより、モードレッド。そんな事お祖父ちゃんに言っちゃだめだろ?」
切嗣「ああ……割れたよ……僕の心が砕けた……」ブツブツ
セイバー「大丈夫ですかキリツグ?」
切嗣「……」プイッ
セイバー「……」
孫と衛宮家へ突撃編(モードレッド) 完
士郎「セイバーを俺にくれ!」
ギル「断る」
あるいは
士郎「セイバーは俺のものだ!」
ギル「」
ってどう?
士郎「セイバーは俺のものだ!」
ギル「不敬者め。我が至宝の剣で葬ってくれるわ」ドンドンドンッ!!
士郎「」
士郎「セイバーは俺のものだ!」
ギル「不敬者め。我が至宝の剣で葬ってくれるわ」パンパンパンッ!!
士郎「アッー! 」
士郎「英雄王…いや、ギルガメッシュを俺にください!!」
エンキドゥ「」
士郎「エンキドゥを俺に下さい!」トウエイ!
ギルガメッシュ「」
Extraならはくのんでいいと思うよ
士郎「爺さん、舞弥さんを俺に下さい!」
アイリ「えっ?」
切嗣「!?!?!?」ドンガラガッシャーン
ライダー「士郎を頂けますか?」
アイリ「えー、キリツグは英霊嫌いなので代わりに私が見るわね」
士郎「ああ」
アイリ「そうねえ……ライダーさんは見た目は完璧ね。ぼんきゅっぼんだし」
ライダー「……」
士郎「あー、母さんそうじゃなくてさ」
アイリ「あら? そういうのも大切なのよシロウ。しっかり判断していかなきゃ」
アイリ「家事はどうなのかしら?」
ライダー「家事ですか……習ってみてはいますが……」
士郎「あー、家事はいずれ出来るさ。それまでは俺がやるしな」
アイリ「まあそうね、家事はシロウがすればいいわね。それじゃ何もしないわけにはいかないし、お仕事は?」
ライダー「バイトを」
アイリ「へえ、そうなのね。シロウ、女の子に苦労かけちゃ駄目でしょ?」
シロウ「え? ああ、うん」
アイリ「うーん、いい方じゃないライダーさん。シロウには勿体無いぐらいね」
士郎「そうだろ? 何で俺なんだろうな」
ライダー「ふふ、内緒です」
アイリ「あらあら、仲がよろしいのね。よし、それじゃ結婚は」
桜「だめええええええええ!!」ガラガラ
ライダー「サクラ……」
アイリ「あら、サクラちゃんどうしたの?」
桜「だ、駄目です! 先輩は……」
士郎「ん?」
桜「あ、いや……そうだ! ライダーに用事があって」
アイリ「サクラちゃん、今は大事なお話中なの。急用じゃないなら後でにして欲しいんだけど」
アイリ「用件は何かしら?」
桜「え……用件は……」
ライダー「……分かりました桜。士郎、私は出て来ますので」
士郎「いや、待ってくれ。桜、用件は何なんだ?」
桜「えと……用件は……ありません」
士郎「え?」
桜「先輩と離れたくなくて嘘吐いちゃいました……」
アイリ「あら、なんで離れるのかしら?」
桜「ふぇ? だって夫婦になったら私がいたら迷惑じゃ……」
ライダー「そんな事はありませんよ、サクラ」
士郎「ああ、これからも来てくれた方が俺は嬉しいよ」
桜「へ……?」
ライダー「そうですね、私もまだ家事を教えて欲しいです」
桜「え、いやそういうことじゃ」
アイリ「良かったわねサクラさん」
桜「あれ」
アイリ「それじゃ、結婚は私が許可するわ!」
ライダー「……士郎」
士郎「ああ、やったなライダー!」
ライダー「サクラも、ありがとうございます」
桜「え? あ、おめでとう? ライダー」
ライダーが衛宮家に突撃編 完
藤村「士郎を私にください!」
切継「えー」
藤村「士郎!切継さんをお姉ちゃんにちょうだいっ!」
士郎「えー」
アーチャー「藤ねえを渡せ、士郎。お前には冬木で最も美しい虎こと藤村を幸せにすることはできない」
士郎「お前に渡すものか、お前にだけには冬木で最も美しい虎こと藤ねえを任せられない」
士郎「ライダーをください!」
エリュアレ「嫌よ」
ステンノ「嫌よ」
ゼルリッチ
「フォ フォ フォ
とりあえず、英霊の座からいろいろ拉致してきた。」 ボトボトボト・.........、アーチャー士郎
「ナ」
バトラー士郎 (執事の英霊)
「ン」
ブラウニ- 「デ」
主夫(オカン)士郎
「サ」
キャス子 セイバーちゃん可愛いわあ。んもう、うちに養女に来ない?
セイバー お断りいたします!!!!
切嗣 ああ、どうぞどうぞ、すぐにでも引き取ってくれ。やっと厄介者が片付く。
セイバー キリツグ!!!!?
アイリ ねえ、キリツグ、仮にも家族の一員なのだから、いくらなんでも・・・・・
切嗣 僕は家族の一員などと一度も思ったことはないね!だいたい、いつまで居座っているんだかね、ごくつぶしの居 候さんは・・・ ああ、騎士王様はさすがに度胸が据わっていらっしゃいますなあ!!!
アイリ 「キリツグ!!!!」
キャス子 ちょっっとお!? いくら英霊嫌いとはいえ、さっきから何?あなた脳みそいかれてんじゃない?
いますぐ脳髄引っこ抜いて異常者の脳の構造いろいろ調べたくなってきたわ。
ねえ、セイバー、 こんな異常な家族紛い、いますぐに殺し尽くしてやるから私たちと一緒 に・・
葛城先生 「何をしている。」
キャス子 「あ、貴方。なぜここに・・・」
言峰 「ふ、エミヤキリツグ。それが「貴様の正義の味方」とは恐れ入った。
いじめはいけまちゃんよー、ごめんなさいして、仲直りしましょうねー ケリーちゃん♡ (ジョージ低音)
切嗣 「言峰!! 貴様あ!!」
士郎 イリヤ 「ただいまー・・・って 、ええええ!!!!!?」
どーしてこーなったorz コンセプトは「切嗣とセイバーの和解」 だれかヨロ
ゾォルケン日記×××「ユスティツアーたんの笑顔マジ天使
ユスティツアーたん天然ボケ可愛い
箱入り娘可愛い
ハサン先生(魔術師殿の古い日記か。)
次の日
ピンポーンゾロゾロワラワラワラ
「王の危機と聞いて、円卓の騎士一同、英霊の座より馳せ参じました。エミヤキリツグ容疑者は、ここですか?」
切嗣「」
士郎 「親父、ガンバ」
セイバーいじめ編 終了
ちょいと番外編
綺礼 「そろそろ切嗣君と、身を固めたいと思います。」
士郎・イリヤ 「」
アイリ 「
さあ、ここから物語をつくってみたまえ。
綺礼 「聖杯をめぐったのあの殺し愛より、ずっと切嗣君をお慕い申し上げておりました。 その他に、( ̄ー+ ̄)ニヤリ 」
綺礼「起源弾、すっごく 痛かったンだからね。
殺した責任取ってもうんだから!」グォォ
切嗣 「くっ! 令呪を以て命ず!
あの変態から,僕の貞操を守れ!」
セイバー
「はあ? 都合のいいときだけ呼びつけておいて、普段シカトとかもう我慢の限界なんで、一応、令呪に従わなけばならない約束ですから、アヴァロンだけ仕方なく貸しますので,我慢し続けて頑張ってください。」 アヴァロン ポイ
舞夜
「ホテル爆破で、ケーキバイキングがパー, もう一つ、何が「舞夜はまあいいや。」とか,オヤジギャグふざけんな。」
士郎 「おい,みんな何を言ってるんだ。親父を早く助けないと!」
アイリ 「駄目よ! これは、大人の問題だから、子供が介入することで、心の成長の妨げになる事もあるのよ。 むしろ,当人同士で解決することで、新しい可能性が開ける!」
ナタリア
「そうだな。あいつの親代わりとして,じっと見守ってあげよう。 さあ、子供は帰った帰った」シッシッ
(黒)葵さん
「そういう事なので、さっさと帰りなさい。 ここから先は、限られた紳士淑女にのみ許された時間よ。邪魔翌立てするなら、その精神完膚なきまでに破壊しつくすわよ。(桜は資格有るけどね)」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
士郎 「クソッ、邪気と妄想が渦巻いて、精神が蝕まれる。すまん、親父、イリヤは俺とセラさんで一人前に育て上げるから、空から見守ってくれ。」ダダダダダ゙
イリヤ「キリツグ、アーメン。」ダッシュニゲ
綺礼
ガッチリオサエコミ「さて、アヴァロン装着済みなら,遠慮は要らんな。」ニヤリ
切嗣「ああ、ノーマルよりたち悪いじゃねえか。連続再生回復可能とか..もうね...」シンダメー
アイリ「やっぱ切嗣受けがスタンダードかぁ」 ワクワク
ナタリア
「ああ、受けが基本であることを徹底的に教え込んできたからな。」キリッ
葵さん
「ふふっ、後は雁夜君×ウチノ旦那をセットにして、コミケに殴り込みよ...私があの世界では、最強であることを再び証明してみせる!」ゴゴコゴゴコ
綺礼 「時は来た! さあ、君の願いを聞かせて貰おうか。」
(ケリィはさ、どんな大人になりたいの?)
切嗣 「ああ、素敵なお嫁さんになるんだ」
BAD END
士郎「言峰! 俺のものになれ!」
言峰「……………………なに?」
士郎「お前が好きなんだ……結婚しよう!」
言峰「…………私は気分が悪い。後は任せたぞ」スタスタ
ギル「待て、どこへ行くのだ言峰」ガシッ
ランサー「そうだぜ? ほらそこ座んな」ガシッ
言峰「貴様ら……それで、何のつもりかな? 衛宮士郎」
士郎「お前の背が高いところやあの運動神経。そしてSなところ、好みなんだ!」
言峰「そういう事を聞いているのでは無い……!」
ギル「くはははは! 良き相手に巡り会えたな言峰よ!」
ランサー「くふ……はははは! 違いねえ!」
言峰「令呪を持って命じる。自害せよランサー、真名解放を使って」
グサッ
ランサー「ぐふっ!? なんで俺……だけ……」ガクッ
士郎「だから……結婚しよう! 言峰!」
言峰「……勿論断らさせてもらおう、衛宮士郎」
士郎「……っ!? なんでさ!?」
言峰「私はノーマルだ」
士郎「なんだよ、好きな奴でもいるのか!?」
言峰「話を聞け。……む、好きな奴……か」
言峰「いるぞ」
士郎「な……誰なんだ!」
言峰「……切嗣だ」ボソッ
士郎「なんだって?」
言峰「衛宮……切嗣だ!」
ギル「くはははは!」
士郎「なに!?」
言峰「私は知らず知らずのうちに奴を好きになっていたのだ……だから貴様の気持ちには答えられん」
士郎「それならさ……今から俺を好きになれよ」
言峰「なに?」
士郎「お前が俺を好きになるよう精一杯努力する……だから……!!」
言峰「な……貴様、それほどに私を……?」
士郎「ああ、分かってくれたか?」
言峰「…………いいだろう」
士郎「え?」
ギル「くはははは! くっ! ははははははは!!」
言峰「……私は貴様を好きになれるか分からんぞ? それでもいいなら」
士郎「構わないさ。お前がそばにいるだけで俺は幸せだ」
言峰「衛宮…………士郎……」ズキュゥゥゥン
ギル「クヒヒヒヒヒ! ひっひっひ! クァッハッハッハッハ!!」
士郎が教会へ突撃編(言峰) 完
一瞬乗っ取られたかと……一応酉付けときましょうか
大河「士郎ちょーだい」
切嗣「ああ、いいよ」
大河「やったー! じゃあ、士郎結婚しよ」
士郎「ああ、いいよ」
大河「よし、婚姻届取りに行きましょうか」
士郎・切嗣「え?」
大河「なにぼさってしてるのよ士郎。ほら、立った立った」
士郎「本気で言ってたのか藤ねえ?」
大河「あたりまえでしょ」
切嗣「……本気かい?」
大河「うん」
切嗣「あのね、大河ちゃん。僕はてっきり冗談かと思ったんだ。だからね、」
大河「だから?」
士郎「結婚は無かったことに……」
大河「ふーん。これ見ても言えるかなー?」スッ
切嗣「それは……ICレコーダー……」
大河「遠坂さんに相談したらねー、一応証言取れたら記録しときなさいって言われたのよー」
大河「それで、さっきの一応録音してるんだけど」
士郎「く……遠坂のやつ……」
切嗣(流石にいつものような手を使うわけにはいかない。相手は大河ちゃんだ……どうするべきか)
大河「ふふん。それじゃ役所行ってそのまま手続きしましょ」
切嗣「……すまない士郎。僕じゃどうにも……」
大河「ほら観念するのよ士郎!」
士郎「……分かった。役所に行こう藤ねえ」スタッ
大河「よし、それじゃ行きましょうか」スタッ
切嗣「く……せめて僕も一緒に行こう」スタッ
士郎「藤ねえとの結婚生活か……養えきれるかな、俺……」
大河「あ、家事と仕事は任せるからねー」
士郎「……それ全部だろ!?」
大河「この大河ちゃんの魅力だけで十分でしょ?」
士郎「くそう……くそう……」
大河「まあ」
大河「冗談だけどね」
士郎「え?」
大河「だから冗談よー」
切嗣「本当かい?」
大河「だって、士郎にはお嫁さん候補いっぱいいるじゃない。お姉ちゃんは怖くて入ってけないよぅ」
切嗣「……良かったね士郎」
士郎「…………えと、めでたしめでたし?」
藤村が衛宮家に突撃(?)編 完
藤ねえは、将来、校長→穂積原トップの学院(学園)長まで勤めあげるはず。
葛城先生
→最後は、教頭あたり(キャス子が時々,臨時講師)
カレン
保健(今ココ)→保健体育,倫理・道徳,世界史・外国語の教科担任
桜
保健→理系教科(生物など) 家庭科の教科担任+生活指導 (生徒よりむしろ教員や藤村の懲罰担当(最終防衛システム)
赤青チンピラ
(属託ブラウニ-時々臨時講師,時々(最終防衛システムの暴走を止める為の生け贄) ,時々給食調理員
士郎 「お嬢さんを下さい!」
時臣
「未熟者は、お断りだ。」
凛 「お父様, 話だけでも聞いて!」時臣
「凛よ。悪いが,我が一族の悲願、このような者に託せると思えるのかね? 」ユウガアア
士郎
「確かに、気品も教養も、魔術の腕前でさえ、まだまだ未熟者ですが、解析と投影に関しては...」
時臣「そのような事をいっておるのではない!!!」杖ブン ガシャーン
葵さん 「あなた?」
時臣 「それは,必要ではあるが我が一族の悲願を前にしては些細な事だ!」
杖ガツン バキッ
葵さん
「貴方?」
士郎 「しかし、根源に至る為の..イタッ!」 バシン
時臣 「,魔術師足る者の常識を聞いておるのではない!」
ビュン パリン
葵さん
「あーなた?」(やや黒)
時臣 「娘から聞いておらんのかね?我が一族の忌まわしい呪いとの闘いを!」
ガラゴロヘコミ
凛 「ええっ!? 初耳よ!」
葵さん(黒化)
「アーナータ?いい加減、こっちを向きやがれデスワ」アイアンクロ-
時臣「」ピクピク
士郎・凛
ガクガクブルブル
葵 「まったく、何かに夢中になると周りが見えなくなるんだから気を付けてくださいと言っているのに注意しないんだか ら・・・・・」 ズルズルズル
士郎 「あ、あのー・・」
葵 「ああー、ごめんなさい。衛宮君。 ちょっとこれから、夫婦でお話合いがあるからまた後にしてね。」
「それから凛?」
凛 「はっ、はい!」
葵 「お父様が言おうとしていた 「遠坂の伴侶となる者の資格」については、もう分かっているわよね。」
凛 「イ、イエスマム! 士郎は、その最低条件の資格を十分に満たしております。ですが、私はこれからもお母様やアー チャーの言いつけをしっかり守っていく心構えを忘れずに生きていきたいと思います。」ビシッ
士郎「え、何このピリピリとした空気・・・・・」
葵 「たいへんよろしい。 では、これからちょっと手が離せなくなるから、衛宮君を送って差し上げて頂戴ね。」
「あと、衛宮君。 今度、挨拶にいらっしゃったとき、簡単なテストの様な事をするから、詳細は凛に訊いてね。」
士郎「え、テストですか? それはいったいどういったことで、」
凛 「士郎、とりあえず衛宮邸まで帰るわよ。詳しいことについては、歩きながら話すわ。」
士郎 「それにしても、遠坂のお母さん、アグレッッシブルというか、気迫がすごいというか
あんな性格の人だったっけ?もっと大人しい人かと思ってたんだけど・・・・」
凛 「えっ、注目するとこ、そこじゃないでしょ。お父様への挨拶はどうでもいいわけ?」
士郎 「いや、遠坂のお父さん、ある意味通常運転だから想定内だったけど、
遠坂のお母さんがあんなに怒っていたの初めて見たからびっくりした。」
凛 「よくある事、じゃなくて私の母親だけじゃなく、「桜の母親」でもあるのよ。
迂闊に舐めてかかると、命がいくつあっても足りないから注意してね。」
士郎 (アーチャーみたいに、余計な突っ込みはやめておこう。痛いの嫌だし。)
凛 「もう、士郎のせいで話が脱線した―。
それでね、肝心の「遠坂家の伴侶の資格」の事なんだけど、これは遠坂家の代々に渡る宿命の闘い・・」
士郎 「それについては言われなくてもはっきりと分かるぞ。今から一緒に言っても正解だと思う。」
士郎・凛 「せーの。『うっかり』の解明に生涯を捧げられる者!!!」
はくのん「アーチャーを私に下さい」
切嗣「……誰だい君は? それにアーチャーって、」
無銘「俺だよ、爺さん」
切嗣「まさか君は……士郎かい?」
無銘「ああ」
はくのん「それは後で直に聞いて下さい」
切嗣「そっか……後で教えてくれるかい、士郎?」
無銘「話すと長くなるが……俺はエミヤとは少し違うのでな。こっちの凛のとこにいるアーチャーから聞いてくれ」
切嗣「こっちとか何を言ってるんだい?」
はくのん「話を戻しますね?」
切嗣「……脱線してたね、すまない」ショボーン
順番を間違えました>>393は一度無かった事に
切嗣「大きくなったね……士郎」
無銘「まあ俺は、エミヤじゃなくて無銘の方だが……その辺はいいだろう」
切嗣「まさか英霊なるなんてね……きっと僕に代わり正義の味方になってくれたんだよね。嬉しいよ」
はくのん「あの、話の続きいいですか?」
切嗣「うん? ああ、すまないね。士郎を下さいだったかな?」
はくのん「はい」
切嗣「ははは、そうだね……まだ結論を出すには早い。馴れ初めから聞こうか」
はくのん「えっとですね、私とアーチャーは月の聖杯戦争で出会いました」
切嗣「ごめんよ、ちょっと聞き割れない単語が出てきたんだけど」
はくのん「それでですね、4回戦まで宝具も使わず、私達は勝ち抜いていきました」
切嗣「もう意味が分からないんだけど」
はくのん「そして5回戦……強敵との出会いでした。その時初めて、アーチャーの過去を聞き、本当の信頼を手にしたんです」
切嗣「その過去は僕もよく知らないから聞きたいなあ」
はくのん「それは後で直に聞いて下さい」
切嗣「そっか……後で教えてくれるかい、士郎?」
無銘「話すと長くなるが……俺はエミヤとは少し違うのでな。こっちの凛のとこにいるアーチャーから聞いてくれ」
切嗣「こっちとか何を言ってるんだい?」
はくのん「話を戻しますね?」
切嗣「……脱線してたね、すまない」ショボーン
はくのん「それでその後は苦あり難ありで突き進んで聖杯を手に入れました」
切嗣「へえ、月の聖杯戦争? というのにも聖杯があったんだね」
はくのん「まあそれはさておき、そこからなんやかんやあって月の裏側に行きました」
切嗣「……なんやかんやが気になるんだけど」
はくのん「そこではアーチャーが恥ずかしい姿になったまま世界を救う事に」
切嗣「急に大規模な事になったね……」
はくのん「そんなこんなで相棒であり、恋人でありというような関係に」
切嗣「へー、凄そうなのは分かったけどいまいち分からなかったね。もう家事とか出来るのか聞いて終わりでいいよ」
無銘「ふ、家事なら私がするから問題は無い。むしろ私が進んでやろう」
切嗣「士郎、これは大事な事だよ? そうなると、この……」
はくのん「岸波白野です」
切嗣「白野ちゃんに働いてもらう事になるけどいいのかい?」
はくのん「問題ありません」
切嗣「…………へ?」
無銘「それがだな、彼女は聖杯を手に入れているからね……どこかしこからエリート扱いされていて働き口には困らんのだ」
切嗣「なんだって……?」
はくのん「場合によってはアーチャーの投影した剣を売り捌くのでその辺は問題ないです」
切嗣「な……」
無銘「それでどうなんだ切嗣?」
切嗣「指摘するところがもう無いね……。まあ、いいんじゃないかな……」
はくのん「やったわねアーチャー!」
無銘「ああ、そうだな! とはいっても私は英霊だから婚姻届出せないのだがね」
はくのんが衛宮家に突撃編 完
しばらく間が空きすみません
ネタ提供してもらえたら気分が乗ると書くかも…?
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