美也「エッチなにぃにだね!」
絢辻「IDの数だけメロンパンを食べなさい」
絢辻「お見舞いにバナナと栄養ドリンクって……まったく、何を考えてるのかしら」
絢辻「……やだ、橘君のせいで変な気分になっちゃったじゃない……んっ///」
みたいな感じなのかしら
橘純一(やれやれ、僕としたことが教室にお宝本を忘れてしまうなんて)
?「あっ……んっ……はあっ……」
橘純一(あれ、教室の中から声が聞こえる。まだ誰かいるのかな)
ガラッ
絢辻「ひゃあっ!!」
橘純一「わあっ!あ、絢辻さん!?」
絢辻「……橘君、もしかして、見ちゃった?」
……メロンパン買いに行くか
絢辻「それを聞いてどうするの?」
「え?いや、単に気になったというか…」
絢辻「へぇ~…気になっただけで、女の子にそんなこと聞くんだ?」
「うっ…ご、ごめん…」
絢辻「…っなさいよ…」
「え?」
絢辻「責任!取りなさいよ!///」
「いや、で、でもそれは・・・」
絢辻「私だって・・・その・・・いつまでもこのままじゃいや・・・なんだから」
「あ、絢辻さん・・・」
絢辻「橘君・・・して」
絢辻「はぁ!?自慰行為!?」
橘「い、いや!ほら!真面目な絢辻さんもするのかなー、なんて思って」
絢辻「……あのねぇ、私も一応女の子なんだけど?……するに決まってるでしょ」ボソッ
橘「そ、そっかー!いやー、絢辻さんでもするんだなー!はははー……」
絢辻「変なことを考えてる暇があったら、
そのツルツルな脳味噌に少しでも皴を増やしなさいよ」
橘「は、はい!」
絢辻「……まったく、デリカシーの欠片も無いんだから」
橘(絢辻さんでもするんだ……)ゴクリ
無理あるだろこれ
絢辻「大体、急になんて質問する訳?言っておくけどセクハラ発言よ」
橘「ごめんごめん……ただ気になっただけだよ」
絢辻「ふーん……橘君、見たいの?」
橘「……へ?」
絢辻「へ?じゃないわよ……私の自慰行為、見たい?」
橘「な、ななななな何言ってるんだ絢辻さん!?」
絢辻「あなたから言ってきたんでしょ?……質問に答えなさい、見たいの?見たくないの?」
橘(ま、待て!落ち着け橘純一!ここは紳士らしく答えなければ……!
いや、でも待てよ?こんなチャンス滅多に無いわけだし……)
絢辻「……ほーら、正直者にはご褒美が待ってるわよ~?ん~?」ペラペラ
橘「ご、ご褒美……」ゴクリ
絢辻「……ふふっ、ほらほら~?早く決めなさいよ~?」ペラペラ
橘(はっ……!?ま、待て!これは絢辻さんの罠だ!罠に決まってる!
きっと見たいですなんて言ったら親や友達に広められて……)
橘「み、見たくないから!だから早くスカートから手を離してよ!」
絢辻「……ヘタレ」ボソッ
橘「?」
絢辻「……なんでもないわよ……それと、冗談に決まってるでしょ?」
橘「そ、そっか……!そうだよね……はぁ、良かった……断っておいて……」
絢辻「まったく、見たいなんて言ってたら明日からセクハラ橘って私に呼ばれてたわよ」
橘「は、はは……」
絢辻「……あなたの頭ってどうしてそんな事しか入って無い訳?」
橘「なっ……!?誤解だよ絢辻さん!?」
絢辻「別に隠さなくてもわかるわよ、あなたの考えてる事くらいは……」
橘「そ、そっか……ってそうじゃなくて!」
絢辻「何ヶ月あなたの彼女になってると思ってるの?もうそれくらいお見通しに決まってるじゃない」
橘「うぐ……流石絢辻さんだ……」
絢辻「はぁ……それと私達、そろそろ名前で呼べる仲でも良いんじゃない?」
橘「でも僕は『絢辻さん』で慣れちゃってるからなぁ、それに絢辻さんだって『橘君』じゃないか?」
絢辻「う、うるさいわね!?じゃあ私が名前で呼んだら『詞』って呼んでくれるの!?」
橘「僕は絢辻さんが良いなら構わないけど……」
絢辻「そ、そう……?なら今日から私の事を『詞』って呼ぶこと!これは命令だからね?」
橘「わかった、それじゃあ詞も今日から『純一』って呼んでよ?」
絢辻「うっ……し、仕方ないわね?あなたがそこまで言うなら……」
橘「よし、決まりだね!それじゃー今日から僕は『詞』って呼ぶから詞は『純一』って呼んでよ?」
絢辻「わ、わかったわ……コホン……純一」ボソッ
橘「……ん?声が小さくて聞こえないな」
絢辻「……じゅ、純一!これで満足!?こっの変態!」プイ
橘「えぇ!今のでどうして僕が変態になるんだよ!?」
絢辻「う、うるさい!あんまし調子乗るんじゃないわよこの!」
橘「いたっ!痛い!でも詞の香りが……って痛い!痛いって!」
絢辻「ふ、ふん!あなたがいけないのよ……」
橘「いてて……なにも本気で殴る事無いじゃないか……」
絢辻「ほら、勉強の続きしましょ?せっかくあなたの家まで来たんだし時間が勿体ないわ」
橘「そうだね……よしっ!それじゃー頑張るかな!」
絢辻「そうそう、その調子でがんばりなさい♪」
橘「……詞は、僕と付き合ってて楽しいかな?」
絢辻「……急に何を言い出すのよ」
橘「ほら、僕ってそこまで顔もスタイルも良くないからさ、
こういう所で頑張らないと詞に見放されちゃうとか考えたりするんだよね」
絢辻「……」
絢辻「……はぁ、純一って本当にバカなのね」
橘「え?」
絢辻「……あのねぇ、私があなたの彼女になった理由はそういう所じゃないの」
絢辻「言っておくけど、顔やスタイルが好みだから私はあなたと付き合ってるんじゃないの」
橘「……」
絢辻「あなたが橘純一だから、私はあなたの彼女になってるのよ」
橘「詞……」
絢辻「……そんなくだらない事を考えてる暇があったら、少しでも英単語を覚えなさいよ」
橘「……ありがとう、詞」
絢辻「ま、真顔で呼ばないでよ!……照れるでしょ、バカ」
橘「ははは、詞の照れてる顔は貴重だからずっと見ておきたいな」
絢辻「ほら、ここの英単語を覚えて書けるようにすること、良いわね?」
―――――
橘「んー……疲れたー……」
絢辻「……はいはい、お疲れ様でした」
橘「詞はこの倍くらい毎日勉強をしてるんでしょ?敵わないなぁ」
絢辻「純一も毎日すればいいじゃない?そのうち脳と体が慣れてくるわよ」
橘「は、ははー!僕は遠慮しておこうかな……」
絢辻「あっそう……」
橘「そ、そうだ!もう遅いし送っていくよ」
絢辻「……きょ、今日はその、純一の家に泊まりたい……かも……」
橘「僕の家は大丈夫だけど……詞は大丈夫なの?」
絢辻「う、うん……姉には言ってきたから……」
橘「わかった、それじゃあ今日は家に泊っていきなよ」
絢辻「……うん」
橘「……や、やだなぁ!今日が初めて泊まるんじゃないんだしそんな緊張しなくても」
絢辻「う、うるさい!女の子はそういうのに緊張するの!」
橘「そ、そっか……?えっと、パジャマとかは美也ので大丈夫?」
絢辻「別に純一ので良いわよ、それくらい……」
橘(な!?詞が僕の服を……!?ダメだ、変なことを妄想しては!
落ち着け!落ち着くんだ僕!)
絢辻「なにしてるのよ?……それとも、嫌だった?」
橘「い、嫌な訳が無いよ!むしろ嬉しいよ!」
絢辻「……」ジー
橘「い、嫌!違うんだ詞!これには深い事情が……」
絢辻「だから別に良いって言ってるじゃない、あなたってホント面白いわね」
橘「あんまりからかわないでよ……」
絢辻「からかわれる事をあなたがしてるんでしょ?」
橘「くっ……!おっしゃる通りです……」
絢辻「純一のお母さんに言わなくていいの?」
橘「あー、今日はお父さんもお母さんも帰って来ないんだ、だから僕と美也と詞しか居ないよ」
絢辻「そ、そうなんだ……それじゃーご飯はどうするの?」
橘「んー……どうしようか……」
ごめん眠いから寝る
後は任せる
/⌒ヽ
\ ⊂[(_ ^ω^)
\/ (⌒マ´
(⌒ヽrヘJつ
> _)、
し' \_) ヽヾ\
丶_n.__
 ̄ (⌒
 ̄ ̄| ┌‐┐
__|_ _l__|_ ┌‐┐
^ω^) /⌒ヽ \ / (^ω^) _l__|_
7 ⌒い _( ^ω^) X. /⌒ヽ / ヽ (^ω^)
| l /フ ̄⌒ヽ n/ \ (^ω^ )_ l / ヽ
\ \ (/l、__\__ソ (^Vヽ  ̄ 、 \ l |
\ /っ / ,(_\ ー' 人 ̄ )(つ
│/_/ /__ノ 〈__r‐\ \
___)─' └--' └-┘ (フ
│ | │
何故開いたww
まあハマる人はハマるよね
橘「えぇっ、絢辻さんが風邪で休み!?」
高橋「そう、彼氏君にプリント持っていって欲しいなって」
橘「はい、勿論行かせて頂きます!」
高橋「ふふ、頑張ってね」
橘「はい!」
~~~
橘「そういえば絢辻さんの家に来るのはこれで二回目だな…」
橘「そのどっちも風邪のお見舞いだなんて、何だか面白いな」
ピンポーン
絢辻さんのお姉さんって名前何だっけ?
トンクス
縁「はぁ~い」
橘「あ、どうも。あの…」
縁「あ~詞ちゃんに~?」
橘「あ、はい。そうです」
縁「前にも来た事あるよね~? 上がってっていいよ~」
橘「あれ、お姉さんは?」
縁「私はこれからちょっとお出かけ~」
橘「え」
縁「ちなみに両親は今日は帰って来ません」
橘「え、え」
縁「私も遅くまで帰ってこないから」
橘「え、え、え」
縁「……頑張ってね?」
橘「えええええぇええぇぇえええっ!?」
縁「じゃあね~」
橘「……本当に行ってしまった」
橘「って事は、本当に今日は二人きり…?」
橘「…………///」
橘「うわああぁ何を考えてるんだ僕は///」
橘「ごほん。とにかく玄関でこうしてても埒があかないし」
橘「えっと、おじゃましま~す……」
橘「絢辻さんの部屋は、こっちか……」
ンッ、クゥ ンアッ
橘「……ん? 絢辻さん?」
ンッ、ンゥッ、タチバナクンッ
橘(ここここここの声はまさかまさかまさかっ!?)
ギシッ
詞「だれっ、姉さん!?」
橘「……」
詞「扉の外にいるのは分かってるわよ! 忘れ物でもしたのか知らないけど……」
ガチャ…
詞「え……?」
橘「あ、あはは…」
詞「うそ、なんで、あなたが、どうして、え、なぜ、うちに…?」
橘「高橋先生に風邪だって聞いて、プリント届けにお見舞いに……」
詞「……で」
橘「で?」
詞「出てけ出てって忘れて忘れなさいいいぃぃいぃいーっ!」
橘「わあぁ絢辻さんそんな投げたらあぶなうわ痛いっ」
詞「いやあああぁああああぁああっ!」
橘「おち、おちつっ、落ち着いて絢辻さん!」
詞「これが落ち着いていられるかああぁあぁぁあ!」
橘「落ち着いてってば!」ガシッ
詞「きゃっ」
橘「病人なんだから安静にしてなきゃだめだよ!」
詞「……う」
橘「絢辻さん……」ぎゅ
詞「……」
橘「……」
詞「……もぅ、落ち着いたわ。大丈夫」
橘「そ、そう?(なんだか勿体ないな……)」スッ
詞「……」
橘「……」
詞「……」
橘「……」
詞「……聞…え…?」
橘「え?」
詞「どこから聞こえてたのっ!?」
橘「ひいっ僕の名前を呼ぶ前辺りからです!」
詞「なっ!///」
橘「……」
詞「……///」
橘「……(ん? 絢辻さんの枕元の携帯、僕が写って……?)」
詞「? 何を見て……っ!?」がばっ
もう無理ぽ
文才なくてすまんこ
詞「……見た?」
橘「えーっと、僕の写真が映ってたよねあはは…」
詞「~~~~ッ///」
橘「あ、えっと、その」
詞「お願いちょっと黙ってて……//」
橘「……」
詞「……」
橘「……」
詞「……よし、」
橘「?」
詞「さて、何の用だったかしら?」
橘「…その、先生からプリントを、っと、これを渡して欲しいって」がさっ
詞「そ、ご苦労様。これで用は終わり?」
橘「あと、お見舞いに…」
詞「そ。見ての通り、明日には登校出来るわ。ありがとう。これで用は済んだかしら?」
橘「え」
詞「用が済んだのなら帰って頂ける?」
橘「……それは、ひどいよ、絢辻さん」
詞「…っ。…そうね、ごめんなさい」
橘「……」
詞「……」
橘「……(うぅ、気まずい)」
詞「ねぇ」
橘「はっ、はい!?」
詞「何か、話しなさいよ」
橘「えっ!? えーとえーと…」
詞「……」
橘「あ、絢辻さんもオナニーってするんだね!」
ビシィッ
詞「…………」
橘「(し、しまったあぁあ~!)」
詞「……ごほんっ」
橘「…?」
詞「え、えぇ。思春期真っ盛りの女の子だもの。その、いわゆる、」
詞「自慰行為? 私だってそれぐらいするわよ」
橘「……そ、それはやっぱり好きな人をオカズに?」
詞「何を言わせたいのかしら?」じろっ
橘「うっ」
詞「…………はぁ、そうよ。あなたを想ってしてたの」
橘「ほっ本当に!?」がばっ
詞「目を輝かせて聞き返さないでよこんな事で嘘つかないわよ落ち着きなさい!」
あとはもうえっちするだけだし俺は風呂だからバトンタッチお願い
/⌒ヽ
\ ⊂[(_ ^ω^)
\/ (⌒マ´
(⌒ヽrヘJつ
> _)、
し' \_) ヽヾ\
丶_n.__
 ̄ (⌒
 ̄ ̄| ┌‐┐
__|_ _l__|_ ┌‐┐
^ω^) /⌒ヽ \ / (^ω^) _l__|_
7 ⌒い _( ^ω^) X. /⌒ヽ / ヽ (^ω^)
| l /フ ̄⌒ヽ n/ \ (^ω^ )_ l / ヽ
\ \ (/l、__\__ソ (^Vヽ  ̄ 、 \ l |
\ /っ / ,(_\ ー' 人 ̄ )(つ
│/_/ /__ノ 〈__r‐\ \
___)─' └--' └-┘ (フ
│ | │
ほ
/⌒ヽ
\ ⊂[(_ ^+^) 決闘を申し込む!
\/ (⌒マ´
(⌒ヽrヘJつ
> _)、
し' \_) ヽヾ\
丶_n.__
 ̄ (⌒
⌒Y⌒
 ̄ ̄|
__|_
^ν^) /⌒ヽ. /
7 ⌒い _( ^+^) / /⌒ヽ
| l /フ ̄⌒ヽ n/ `=ニニフ' (^ν^ )
\ \┌ニニ=´ (/l、__\__ソ Ltl;;;ノニ ̄ ヽ
\ / l::ltっ┘ / ,(_\. └’  ̄フ )J
│ ┘ /_/ /__ノ 〈__r‐\ \
___) ─' └--' └-┘ (フ
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 ̄ ̄| ┌‐┐
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^ω^) /⌒ヽ \ / (^ω^) _l__|_
7 ⌒い _( ^ω^) X. /⌒ヽ / ヽ (^ω^)
| l /フ ̄⌒ヽ n/ \ (^ω^ )_ l / ヽ
\ \ (/l、__\__ソ (^Vヽ  ̄ 、 \ l |
\ /っ / ,(_\ ー' 人 ̄ )(つ
│/_/ /__ノ 〈__r‐\ \
___)─' └--' └-┘ (フ
│ | │
上崎さんなら
上崎「えっと、その……はい、時々……」
上崎「あ!でもでも!橘君だけだから!!」
上崎「他の人のことなんて、ゼッタイ考えないよ!?」
上崎「あたしは橘君のことしか見えないし……その……橘君になら、見られても……」
上崎「えっと……見たい、ですか……?」
こんな風になりそう
今日絢辻編初めてクリアした俺でよければ少しだけ書く
絢辻(なんかムラムラしてきたなあ)
絢辻「橘君」
橘「どうしたの絢辻さん?」
絢辻「あなたを私のオカズにします」
橘「はい?」
橘「絢辻さん、それってどういう意味?」
絢辻「いいから早く服を脱いで」
橘「でも・・・」
絢辻「何?私に逆らう気?」
絢辻「もし今の平和な生活を維持したいのなら、私の言うことを聞くべきね」
橘「うぅ・・・」
橘(女の子の前でオナニーとか、屈辱以外の何物でもないよ)
橘(でも絢辻さんならいいかな)
橘「・・・」シコシコ
絢辻「・・・ちょっと」
橘「今度は何?っていうか絢辻さんオナニーしてないじゃないか」
絢辻「私のことなんてどうでもいいから」
絢辻「それよりあなたいつもそんな機械的な自慰行為してるの?」
橘「え・・・?」
絢辻「普通は好きな人のこととかエッチなことを想像しながらするはずでしょ」
絢辻「でも、今のあなたからはそれが感じられない」
橘「うっ・・・」
絢辻「わかった?ほら、最初からやり直し」
橘「はぁ、はぁ・・・絢辻さん・・・」シコシコ
絢辻「うん、それでいいわ、どんどん続けて」
橘「う・・・、くうっ」
絢辻「イキそうになったらちゃんと言ってね」
絢辻「あなたがイクときの顔しっかり見てあげるから」
橘「あっ・・・、イクッ・・・」
絢辻「もうイっちゃうの?」
橘「え?」
絢辻「いいわ、さっさと出しなさい」
橘「うっ・・・、あああ」ドピュ
橘「はあぁ、はぁ」
絢辻「終わった?御苦労さま、もう帰っていいわよ」
橘「はい・・・って、絢辻さん結局オナニーしなかったじゃん」
橘「これじゃあ僕が恥ずかしい思いしてオナニーしただけじゃないか」
絢辻「はいはい、そういうこと」
絢辻「わかったらさっさと帰ってくれる?私いろいろと忙しいの」
橘「なんかか釈然としないなぁ」トボトボ
絢辻「・・・」
橘(やっぱり何かおかしい、戻って抗議しよう)
橘「絢辻さん・・・あっ」
絢辻「あっ・・・んっ・・・はあぁ・・・」
橘(なんだ、僕にオナニーしてるところを見られたくなかっただけか)
橘(アへ顔を見せたくないなんて絢辻さんらしいや)
完
絢辻「自慰行為?私だってそれぐらいするわよ」
橘「うん・・・えっ!?」
絢辻「だ~か~ら~!するって言ってんの!!」ドカッ
橘「いっ!えぁ・・・絢辻さん!?な、な何を?」
絢辻「・・・じ、自慰行為・・って何度も言わせないで!」カァ///
橘「自慰・・・絢辻さん・・あの・・・」
絢辻「なっ!自分で聞いておいて!!」ドカッ
橘「痛っ!ぼ、僕は 実行委員(の仕事を今日も)するの?って・・・」
絢辻「実行委員?・・・っ!!」カァァ///
・・・・・・
橘「あ、絢辻さん!その恥ずかしい事じゃないって言うか僕だって毎日」
絢辻「・・・なさいよ」
橘「するし・・・えっ?」
絢辻「ここでしなさいって言ってんのっ!!」ダンッ!
保守
絢辻「自慰行為?」
橘「う、うん…絢辻さんもするのかなって」
絢辻「…よく女の子相手にそんなこと聞けるわね」
橘「ご、ごめん」
絢辻「はぁ…呆れたわ…あなたはどうなの?」
橘「えっ!?」
絢辻「だから橘君はするの?しないの?まさか人に聞くだけ聞いておいて自分は答えないつもりだったの?」
橘「そういうわけじゃないけど…その…」
絢辻「…答えられないくらい恥ずかしいでしょ?」
橘「うん…」
絢辻「反省しなさい」
橘「すいませんでしたっ!!」
絢辻「よろしい。今回は特別に許してあげるわ」
橘「あ、ありがとう」
絢辻「…次はないわよ」
橘「は、はいっ!」
絢辻「そろそろ授業が始まるわね。教室に戻るわよ」
橘「うん…(結局聞けなかったけど…許してもらえただけ良かったな)」
~授業中~
絢辻「(それにしても突然あんなことを聞いてくるなんて…まったく信じられないわ)」
絢辻「(まだまだ躾が足りないようね…先が思いやられるわ)」
絢辻「(…自慰行為くらい私だってするわよ…でも…)」
高橋「絢辻さん?」
絢辻「は、はい!」
高橋「あなたがボーッとするなんて珍しいわね。睡眠不足かしら?」
絢辻「いえ、大丈夫です。申し訳ありません」
高橋「あまり無理しないのよ。じゃあ教科書の214ページを読んでちょうだい」
絢辻「はい。国学を思想的に高め~……」
橘「(絢辻さんが授業中ボーッとするなんて…何かあったのかな?)」
橘「(悩み事でもあるのかもしれない…ここは男として支えてあげないと!)」
橘「(よし!休み時間にでも聞いてみよう!)」
すいとんくらったから寝る
~休み時間~
橘「絢辻さん!」
絢辻「橘君、どうかしたの?」
橘「いや、ちょっと話があって…」
絢辻「いいわよ。じゃあ場所を変えましょう」
橘「そうだね」
~廊下、ひと気の無い場所~
絢辻「この辺で良いかしら…それで話って何?」
橘「あ、うん。その…ぼ、僕は絢辻さんの力になりたいんだ!!」
絢辻「…えっ?どうしたの?急に…」
橘「いや、その…さっきの授業中珍しくボーッとしていたから、何か悩み事でもあるのかと思って…」
絢辻「…」
橘「ほら、僕は絢辻さんの恋人だから…そういう時は力になりたいなぁって…」
絢辻「…クスッ」
橘「え?」
絢辻「心配しないで。別に何か悩んでいるわけではないわ」
絢辻「さっきボーッとしていたのは女の子相手に破廉恥なことを唐突も無く聞くような人と自分が付き合っているなんて信じられなくて少し考え込んでいただけだから」
橘「うっ…そ、それってもしかして…(振られてしまうのか…僕は…)」
絢辻「…?」
橘「ごめん!本当にごめん!!」
橘「決して絢辻さんを傷つけるつもりはなかったんだ!」
橘「もう二度とあんなことは言わないから…」
絢辻「ふふふ、橘君って面白い人ね」
橘「…えぇ!!?」
絢辻「安心しなさい。あなたと別れるつもりはないわ」
橘「そ、それじゃあ…!?」
絢辻「さっきのはちょっとした冗談よ。少しお仕置きが必要だと思ったから」
橘「な、なんだ…良かった…で、でもそのことはもう許してくれるって」
絢辻「何か文句あるの?」
橘「い、いえ!ありません…(怖い…)」
絢辻「よろしい。それにしても…あなたったら今にも泣きそうな顔で謝るんだから…ふふっ」
橘「だって…絢辻さんに振られると思ったら…」
絢辻「それで貸し借り無しにしてあげるわ。ほら、そろそろ授業が始まるから戻りましょう」
橘「うん。あ、そうだ絢辻さん」
橘「…もし本当に悩み事があったり辛い時は僕を頼って欲しいんだ。頼りになるかわからないけど…絢辻さんの力になれるために頑張るから」
絢辻「なっ…何を急に…あ、ありがとう…」
橘「じゃあ戻ろうか」
橘「(ふぅ…一時はどうなるかと思ったけど…何もなくて良かった)」
絢辻「(…本当は橘君のことが頭から離れなくて授業に集中できなかったなんて…言える訳無いわよ…)」
絢辻「(それにあんなこと言われたらますます…もうっ!しっかりしなさい詞!)」
絢辻「(彼と付き合うようになってから…彼がいないとどうしようもなく不安になることが多くなったわ)」
絢辻「…ダメな女ね、私…」
橘「…?何か言った?」
絢辻「いえ、なんでもないわ。早くしないと遅れるわよ」
絢辻「(ん…あれは…橘君…?)」
橘「お~い、薫~。一緒に帰らないか?」
棚町「良いわよー。ちょうどあたしも純一と帰ろうと思っていたのよねぇ」
橘「ははっ、気が合うな」
棚町「ねぇ…その前にキスしたいんだけど」
橘「僕も同じことを考えていたよ」
絢辻「(なっ…何をしているの…)」
棚町「…純一、キス上手くなったわね」
橘「薫もな。…やっぱり薫は良い女だなぁ」
棚町「なっ…ど、どうしたのよ突然…おだてても何も出ないわよ!?」
橘「ははっ、思ったことを言っただけさ。あの性悪女とは大違いだ」
絢辻「(性悪女って…まさか私のこと…?)」
棚町「あぁ~、あの優等生ぶってる…まだあの女の相手してたの?」
橘「からかってやると意外と面白いもんだよ」
絢辻「(…っ!!!)」
棚町「あははっ、確かに面白そうねぇ」
橘「ああいうタイプって誰も信用しないのかと思ったけど、結構ちょろいもんだよ」
絢辻「(いや…やめて…)」
棚町「純一も人が悪いわねぇ」
橘「薫には言われたくないよ」
「あははははははっ」
絢辻「もうやめてっ!!橘君!!」
ガタンッ
先生「…!?あ、絢辻さん…?」
橘「(な…なんだ!?)」
絢辻「(ゆ…夢…だったの…?)」
絢辻「(ここは…教室?)」
先生「絢辻さん…どこか具合でも悪いのですか…?」
絢辻「いえっ…だいじょうぶ…!?」
絢辻「(わたし…泣いてるの…?)」
橘「せ、先生!僕が保健室に連れて行きます!」
先生「で、では橘君、お願いします…」
男A「おい、何があったんだ…?」ヒソヒソ
男B「さぁ…俺に聞かれても…」ヒソヒソ
男C「なんか橘の名前叫んでたぜ」ヒソヒソ
女A「夢の中で痴話喧嘩でもしてたんじゃない?」ヒソヒソ
女B「やっぱりあの二人って付き合っていたんだ」ヒソヒソ
先生「静かに!授業を再開しますよ」
~廊下~
橘「絢辻さん…大丈夫?」
絢辻「…」
橘「(うぅ…ずっと黙っているから気まずい…)」
橘「(僕の名前を叫ぶし…泣いているみたいだし…)」
橘「(何か悪い夢でも見ていたのかな…?)」
橘「(授業中に絢辻さんが寝るなんて…やっぱり何か悩みがあるに違いない)」
橘「あ、保健室に着いたよ」
絢辻「…あなたは教室に戻りなさい」
橘「えっ…でも…」
絢辻「良いから戻って」
橘「そんな…絢辻さんを放っておけな」
絢辻「戻ってって言ってるでしょ!!」
橘「あ…絢辻さん…?」
絢辻「…ごめんなさい。今は一人になりたいの…」
橘「(こんな…こんな状態の絢辻さんを一人にするわけにはいかないだろう!!)」
橘「(でも…下手に干渉するのはかえってよくない…)」
橘「(一人になりたい時もあるだろうし…ここはそっとしておくべきか?)」
橘「(僕はどうすれば良いんだ…!?)」
橘「(くっ…絢辻さんの恋人でありながらどうすればいいかもわからないなんて…)」
橘「(僕はなんて情けない男なんだ…)」
橘「(…いや、ダメだ…見るんだ、ちゃんと…絢辻さんと向き合うんだ…!!)」
橘「絢辻さん!!」
絢辻「な…何…?」
橘「僕は教室には戻らないよ」
絢辻「っ…いい加減しつ
橘「泣いている絢辻さんを目の前にして教室に戻れる訳がないじゃないか!!」
絢辻「…」
橘「僕は…僕は本当に絢辻さんのことが好きなんだ」
橘「好きな人が悲しんだり苦しんでいる姿は見ていたくないよ!」
絢辻「なら…それなら早く私から離れれば…っ!!」
ギュッ
橘「絢辻さんには…笑っていて欲しい」
橘「絢辻さんの心からの笑顔はとても美しいんだ」
橘「僕はそれを知っているから絢辻さんの笑顔を取り戻したい」
橘「そのためなら僕は自分がボロボロになるとしてもなんでもするよ」
橘「絢辻さんの笑顔があれば僕はどんなに苦しくても頑張れるから」
橘「辛い時は一人で抱え込まないで、その辛さを僕にわけて欲しい」
橘「楽しいこと、苦しいこと、悲しいこと…いろんなことや感情を共有することが付き合うことなんだと僕は思う」
橘「例え絢辻さんが僕の想いを受け入れなくても…僕は受け入れてもらえるまで絶対に諦めないから」
橘「だから…だから僕は教室に戻らない!」
橘「誰が何と言おうと、絢辻さんが笑ってくれるまで僕は側にいるよ!!」
絢辻「橘君…たちばなくんっ…」グスッ
ギュッ
橘「絢辻さん…」
絢辻「ごめんなさい…私…わたし…」
橘「大丈夫…大丈夫だよ…」
ガラガラッ
保健室の先生「さっきからうるさ…
橘「」
保健室の先生「」
橘「あ、あはは…ど、どうも~…」
ピシャッ
橘「(絢辻さんと抱き合っているところをバッチリ見られてしまったぞ…)」
絢辻「グスッ…ひっく…」
橘「(絢辻さん…見られたことに気付かないなんてよっぽどなんだな…)」
橘「あ、絢辻さん…ちょっと場所を変えようか」
~屋上~
橘「さすがにここなら誰もいないな…」
橘「絢辻さん、少し落ち着いた?」
絢辻「ええ…」
橘「そっか…もし良かったら、その…」
絢辻「…ちゃんと話すわ。あんなこと言われたら…話さない訳にはいかないでしょ」
橘「はは…ありがとう」
絢辻「私はね、ずっと一人ぼっちだったの」
絢辻「本当の私を知っている人は誰もいなかった」
絢辻「でもあなたが本当の私を見つけてくれたのよ」
橘「僕が…僕だけが…」
絢辻「ええ。あなたと接しているうちに私の中であなたという存在があまりにも大きくなりすぎたの」
絢辻「だから…いつも不安だった。本当は私のことなんて好きじゃないんじゃないかって」
橘「そんな…そんなことは!!」
絢辻「いつか私は棄てられてしまうんじゃないかって…」
橘「そんなことは絶対にしないよ!」
絢辻「ありがとう…最近夜はあなたのことばかり考えてしまって、なかなか眠れない日も多くて…」
絢辻「さっきも…夢の中であなたと棚町さんがキスしてた」
橘「ぼ、僕が薫とっ!??」
絢辻「あなたが本当に好きなのは彼女の方で…私はただの遊び」
橘「(夢の中の僕はどれだけ最低な男なんだ…)」
絢辻「あなたに棄てられる、あなたを失う状況を目の当たりにしただけで…あんな風に取り乱すなんて」
絢辻「ただの夢なのに…馬鹿でしょ、私…」
橘「…僕だって、例え夢の中でも絢辻さんに振られたら号泣するよ」
橘「だから…絢辻さんは馬鹿なんかじゃないよ」
絢辻「クスッ…確かに私が馬鹿で橘君が馬鹿じゃないのは納得いかないわ」
橘「あ、絢辻さん…手厳しいなぁ…」
橘「(でも…ちょっと笑ってくれたから良かった)」
絢辻「…こんな話をしたら、あなたに別れを告げられるんじゃないかって、怯えていたの」
橘「ど、どうして?」
絢辻「重過ぎる、面倒臭い女だって思われるから…」
橘「そんなことないよ!」
橘「むしろ僕は…今の話を聞いてますます絢辻さんを好きになったよ」
絢辻「橘君…」
橘「絢辻さんのような人が僕のことをそんな風に想っていてくれていたなんて…」
橘「嬉し過ぎてもうこの世に未練がないくらいだよ」
絢辻「もう…あなたってそんな恥ずかしいことをよく躊躇い無く言えるわね」
橘「ご、ごめん…(絢辻さん、ちょっと照れているのかな)」
絢辻「ところで…橘君、さっき私のためならなんでもするって言ったわよね?」
橘「う、うん…確かに言ったけど…」
絢辻「じゃあ…ずっと私の側にいてくれる…?」
橘「!!も、もちろん!何があっても絢辻さんの側にいるよ!!」
絢辻「ふふふ…ありがとう」
橘「ははっ、こちらこそありがとう」
橘「(こうして絢辻さんに笑顔が戻った)」
橘「(やっぱり絢辻さんの笑顔は…この上なく美しいなぁ…)」
橘「(教室に戻った時は少し空気が凍りついていたけど…)」
橘「(梅原や薫のお陰でわだかまりはすぐに消えた)」
橘「(そして…)」
詞「もう、休んでばかりいないで少しは手伝いなさいよ」
橘「ご、ごめん。ちょっと高校の卒業アルバムを見ていてさ」
詞「そんなの洗濯物干してからでいいでしょ」
橘「ははは…そうだね」
橘「そういえば…詞は自慰とかするの?」
詞「…」
バキッ
橘「い、痛っ!!」
詞「あなたねぇ…確か高校の時もそんなこと聞いてきたわよね?」
橘「あ、あれ?そうだっけ?」
詞「本当に呆れるわ…」
橘「ま、まあ今はあの時と違って、夫婦なんだからそういうことくらい聞いても良いじゃないか」
詞「夫婦の間にもプライバシーってものがあるのよ」
橘「…僕はするよ」
詞「…はぁ!?」
橘「いや、だから…詞が仕事で疲れて相手してくれない時はさ…」
橘「一人ですることもあるよ」
詞「…わよ」
橘「え?」
詞「私だってそれぐらいするわよ」ボソッ
橘「あの、聞こえなかったんだけど…」
ドカッ
橘「うぐっ!!」
詞「ほら、無駄口たたいてないで早く干すわよ」
橘「ははは…まあ良いか」
ー完ー
乙!
エロシーンはないの?
>>411
俺は書けないから他の人に頼むんだな
切れ痔で苦しんでいる上にすいとんされながらも書き切ったんだから駄作でもなんでもいいだろちくしょう
さあ書こうぜ!
絢辻「橘君、ちょっといいかしら」
橘「ん?何かな絢辻さん」
絢辻「……貴方、私に何か言う事があるんじゃないの?」
橘「え?別にないけど…」
絢辻「……本当に?」
橘「え~っと……」
絢辻「本 当 に ?」
橘「ちょっちょっと待ってよ絢辻さんはどうして僕にそんなことを!?」
絢辻「だって貴方、授業中とか私を見てなんか考えてたじゃない…何かやましい事があるんでしょ?」
橘「えっ!!……違うよ!!全然やましい事なんか!!」
橘(うわぁ~授業中ずっと絢辻さんが自慰行為するのかなぁなんて思ってたなんて言えないよ…)
保守ん
絢辻「……で、やましい事でなくても私で何か考えてたのは事実よね?話して」
橘「…え~っと……言わなきゃ駄目かな」
絢辻「駄目」
橘「う……」
絢辻「……もしかして、浮気?浮気なの?」ジロッ
橘「えっそっそんなわけないじゃないか!!ちょ…怖いよ絢辻さん!!」
絢辻「なら何なの?」
橘「いやっ!絢辻さんでも自慰行為するのかなって思っただけで…って……あっ」
絢辻「なっ─!?」
橘「あ……いや、その……何かの間違いだよ…」
絢辻「………ふ……ふふふ……」
橘「あ、絢辻さん?」
絢辻「橘君が変態だって事は分かってたけど…まさか、ここまでだったとはね…」
寝る前保守
起きた保守
ロリ辻「じいこうい?じいこう・・・!」
ロリ辻「そっ、そんなこときくなんてさいてーね」
ロリ辻「な、なによ」
ロリ辻「うぅ・・・たまに///」
ロリ辻「うるさい!」
ロリ辻「えっ?このからだのまま・・・で?」
ロリ辻「へ、へんたい!ばか!こんなからだじゃ ひゃん///」
ロリ辻「ちょ!てつだいなんていら んぁ///」
ロリ辻「らめぇら///・・・んんっ!!」
ロリ辻「えっ?・・・・うんん///」
ロリ辻「へいき///」
おとさない
エロシーンが書けない…
縁「詞ちゃんもお年頃だから…」
縁「やっぱりオナニーとかしちゃうのかしら?」
絢辻「……」
絢辻「はぁ!?」
姉妹会話見たい
絢辻詞
スキエピローグ オナニー
もうこのスレなんてメロンパンになってしまえば良いんです!
橘「絢つ自慰さん」
絢辻「なっ…!?」
ドゴォッ!!
橘「うっ!?」
絢辻「猛省なさい!!」
絢辻「ねぇ、橘君」
橘「な、なにかな…?」
絢辻「私は貴方のことが、だーい好きよ」
橘「ぼ、僕も絢辻さんのこと大好きだよ…」
絢辻「ふふっ。嬉しいなー」ニコッ
橘「……」ドキドキ…
絢辻「ねぇ、覚えてるかな?」
絢辻「去年の冬、私が貴方に言ったこと」
絢辻「橘君のいる日常を私にちょうだい、って」
橘「あっ、うん…」
橘「も、もちろんだよ」
橘「あ、あの時はびっくりしたなー…」アセアセ
絢辻「……」
絢辻「橘君がいる日常…」
絢辻「それはね橘君自身の日常も欲しいって意味なの」
橘「ぼ、僕自身の…」
絢辻「うんっ!」
絢辻「私には貴方しか見えないの」
絢辻「四六時中、貴方のしか考えられないわ」
絢辻「だから、こうして今、貴方のそばにいられることが私は幸せよ」
橘「う、うん…」
橘「僕も絢辻さんのそばにいられることが一番の幸せだよ…」
絢辻「……」
絢辻「橘君」
橘「は、はい…」
絢辻「貴方も年頃の男の子ですもの」
橘「……」ドキドキ…
絢辻「青年向け雑誌の一冊や二冊を持っていてもおかしくは無いと思うわ」
橘「うっ…!!」
橘「あっ、ち、違うんだよ!これはね…」アセアセ
絢辻「うん、わかってるわ」
橘「そ、そうなんだよ!これは…」
絢辻「性欲処理の為に使用しているのよね」ニコッ
橘「はうっ…!?」ビクッ
橘「い、いや!違うんだよ絢辻さん!」
橘「こ、これは梅原の奴が僕の家に遊びに来た時に…」アセアセ
絢辻「人間の三大欲求」
橘「えっ…?」
絢辻「睡眠欲、食欲…」
絢辻「そして性欲」
橘「あ、絢辻さん…?」
絢辻「だから橘君が性欲を満たそうとすることは人間として当然のことなのよ」
絢辻「自慰行為?私だってそれぐらいするわよ」
橘「……」
橘「えっ?えっ!?」
橘「(ど、どういうことなんだ…?)」
橘「(僕はてっきり絢辻さんに大量のお宝本の存在がバレたせいで…)」
橘「(軽蔑をされたものなのかと…)」
橘「(けれど…絢辻さんの反応…)」
橘「(そういうものとは何か違うものを…)」
橘「(た、確かにこのお宝本で自己処理をしたことは多々あるけれど…)」
橘「(でも…絢辻さん自身も自分で…)」
橘「……」
橘「(絢辻さんの…オナニー…)」モンモン…
絢辻「見たい?」
橘「ぜ、是非!」
絢辻「……」
橘「……」
橘「えっ!?」ドキッ
橘「え、えっ!?」
橘「も、もしかして僕…今、声に出してた…?」
絢辻「ううん。顔に書いてあった」
橘「えっ…?」
絢辻「ふふっ」
絢辻「言ったでしょう?」
絢辻「橘君のこと、ずぅっと見てるんだから」
絢辻「表情でわかっちゃうわよ」
絢辻「ねぇ」
絢辻「私の自慰行為…想像したでしょう?」
橘「……」
橘「ご、ごめん…」
絢辻「ううん。それで良いのよ」
橘「…えっ?」
絢辻「私が橘君だけを見ているように…」
絢辻「橘君にも私だけを見ていて欲しいの」
絢辻「今も…これからもずっと…」
橘「…!」
絢辻「だから…その…」
絢辻「私…橘君に会えない時は橘君のことだけを考えて自慰行為してるから…」
絢辻「だから橘君も…」
絢辻「私がいない時は私のことだけを考えて自慰行為して欲しいの…」
絢辻「他の女の子なんか見ないでよ…」
橘「絢辻さん…」
絢辻「雑誌の中の女の子だってイヤ」
絢辻「僅かな時間でも橘君の頭から私の存在が消えるのが…」
絢辻「私には怖いの…」
絢辻「だから…」
橘「絢辻さん」
絢辻「えっ?…わっ!」
絢辻「橘君…?」
橘「ごめん」
橘「僕、絢辻さんのことをそんなに不安させていただなんて思ってもなかった」
絢辻「……」
絢辻「…気づくのが遅いのよ、バカ」
絢辻「雑誌の中の女の子だってイヤ」
絢辻「僅かな時間でも橘君の頭から私の存在が消えるのが…」
絢辻「私には怖いの…」
絢辻「だから…」
橘「絢辻さん」ギュッ…
絢辻「えっ?…わっ!」
絢辻「橘君…?」
橘「ごめん」
橘「僕、絢辻さんのことをそんなに不安させていただなんて思ってもなかった」
絢辻「……」
絢辻「…気づくのが遅いのよ、バカ」
橘「うん。僕、バカだよ」
絢辻「あっさり肯定しちゃうのね」
橘「バカだから…」
橘「もう絢辻さん以外の女の子のことは考えられなくなっちゃったよ」
絢辻「…!」ドキッ
絢辻「本当にバカね…」
絢辻「でも…」
絢辻「そんな貴方が好きなのよ」
橘「絢辻さん…」
絢辻「…というわけで、お互いの想いを再確認にしたところで…」
橘「ん?」
絢辻「この青年雑誌、全部処分しちゃって良いわよね」
橘「……」
橘「ええっ!?」
絢辻「だって、もう必要ないでしょう?」
橘「い、いや…でもこのお宝本達は僕の高校時代を支えてくれたもので…」
絢辻「……」
橘「……」
橘「はい…処分します…」
絢辻「うんっ。よろしい」
絢辻「そんな素直な橘君も大好きよ」ニコッ
橘「ううっ…さようなら…ローアングル探偵団…」
絢辻「なんで、そんなにテンション下がってるのよ?」
橘「いや…そういうわけじゃ…」ズーン…
絢辻「これから、そんな雑誌よりももっとイイものを見せてあげようと思ったのに」
橘「えっ?イイもの…?」
絢辻「あれ?私の自慰行為見たいんじゃなかったの?」
橘「……」
橘「ええっ!?ほ、本当に!?」
絢辻「何回も言わせないで」
絢辻「私だけを見て欲しいって言ってるじゃない」
絢辻「だから私のことだけを考えて貴方も性欲処理をして」
橘「じ、じゃあ…」
絢辻「本当は…凄く恥ずかしいんだからね…」
絢辻「だけど橘君に見て欲しいの…」
絢辻「私の…自慰行為…」
絢辻「それを見て、橘君も…」ドキドキ…
橘「あ、絢辻さん…」ドキドキ…
絢辻「橘君のしてるところも見たい…」
絢辻「私がしてる目の前でしてる見せて…?」ドキドキ…
絢辻「私…もうっ…」ハアッ…
橘「絢辻さんっ…!
」
ガチャ
美也「それってエッチした方が早くない?」
橘&絢辻「……」
橘&絢辻「ぎゃあああああああ!?」
美也「イチャイチャするのは良いけど隣の部屋にいる、みゃーのことも考えてよね…」
絢辻「……」
橘「……」
絢辻「今日は家に誰もいないって言ったじゃない!?」
橘「い、一度言ってみたかったセリフで…」
絢辻「本当にいない時に言えば良いだけじゃないの、この唐変木!」ドコッ!
橘「げふっ!」
絢辻詞 スキエピローグ
スンドメEND
美也「もしもしの電池が大変だから終わりだよ、にぃに!」
勝手に合鍵作って橘氏の布団の中でしてる
美也「もしもしの電池復活だよ、にぃに!」
橘「続きは?」
絢辻「もう寝るから書かないわよ」
あとは任せた
薫「へぇ…優等生さんもそんなことするんだ」
絢辻「するわよ。橘君の事考えながらね…あなたはしないの?」
薫「へっ?し、しないわよ!!そんなこと!」
絢辻「どうかしらね…昨日一緒に帰ってたみたいだし…家に着いた途端とか」
薫(な、なんで判るのよ、この女…)
こんな感じですか?わかりません!
ーー昨晩ーー
薫「あ、あたしだって女だし…そういう気分の時だって…」
ヌルッ
薫「//////////」
薫「しょ、しょうがないじゃない!あいつが悪いんだから…」
絢辻「ねぇ、ちょっと…聞いてるの?」
薫「き、聞いてるわよ……何?」
絢辻「何じゃなくて……したんでしょ?昨日」
薫「だから!してないって…」
絢辻「顔に書いてるわよ」
薫「!」バッ
絢辻「やっぱり…別に隠さなくてもいいじゃない」
薫「隠すに決まってんでしょ!!」
やっぱりこれ以上は判りません!!
絢辻「良いじゃない。健康的な証拠よ」
薫「そ、そういう問題じゃないわよ!そんなあけっぴろげに言うもんじゃないでしょ!」
絢辻「あら?棚町さんはそういうところは恥ずかしがるのね・・・意外だわ」
薫「意外でもなんでもないわよ…そ、そんなこと言えないじゃない」
絢辻「自慰行為なんて誰だってやってると思うけど…橘君だってきっとやってるわよ…知ってるでしょ?」
薫「知らないわよ!そんなの!」
絢辻「なら、聞いてみる?誰を想像してイタシているのか…とか」
薫「………」
絢辻「聞きたそうな顔」
薫「!」バッ
絢辻「ふふっ…」
絢辻「と、言うわけで」
薫「///////」
絢辻「聞きに来たわけだけど、橘君」
橘「えっと…まだ、状況が良く…」
絢辻「あなたが誰をオカズにしているのかって話よ。ちゃんと聞きなさい」
橘(……言えるわけがないじゃないか)
絢辻「で、誰なの?」
橘「あ、絢辻さんは誰でしてるのさ!それを教えてくれるまでは…」
絢辻「あなたでしてるわ。で、誰?」
橘(・・・か、薫!助け…)
薫「/////////」
橘(だ、ダメだ…薫はショートしてるし…しかたない。言うか…)
橘(…言えない。ローテーションだなんて…)
橘(しかも、二人とも入ってるとか言ったら…軽蔑される!)
橘(と、言うかそもそも答える時点でアウトな気がする)
七咲「随分大きな声で騒いでると思ったら先輩でしたか」
橘(七咲!良い所に)
絢辻「あら、七咲さん。こんにちわ」
七咲「絢辻先輩に棚町先輩まで…なにしてるんですか?」
橘「七咲!そういえば用があるとか」
七咲「はい?い、いきなり何を」
橘「ほ、ほら…行こう…公園にいくんだろ??」
絢辻「ちょ、ちょっと橘君待ちなさ…」
ガシッ
橘「うわっ!」
薫「/////// 答えて」
橘「か、薫…答えてって言われても…」
薫「/// あ、あたしはアンタでしてる…あ、あんたは誰で…その…」
橘「お、落ち着け。薫…正気になってくれ」
薫「/// あたしは正気だってば!正気で…してる…」
七咲「あの…何の話をしてるんですか?話がよく見えないんですけど」
絢辻「誰を想像して自慰行為してるかって話よ」
七咲「はぃっ?!な、何…」
絢辻「自慰行為。オナニーって言ったほうがいいかしら?」
七咲「そ、そのくらい判ります!って言うか何でそんな話に…」
絢辻「まぁ、良いじゃない…あなたも興味あるんでしょ?橘君のコトに」
薫「ゴマかさ…ないで…ちゃんと答えて」
橘「え…えっと…その…」
絢辻「ほら、ちゃんと言わないと…男らしくないぞ」ニヤニヤ
七咲「そうですよ、先輩…わたしもちゃんと聞いていてあげますから」ニヤニヤ
橘(ううっ…七咲まで向こう側につくとは…)
薫「あたしで…してる?」
橘(うわ…薫のこんな上目遣い…始めて見る…正直可愛い)
絢辻「それともわたし??」
七咲「それとも…わたしのスカートたくし上げたアレ…ですか?」
橘(…ど、どうする…?)
安価>>685
1、正直にローテーションを激白
2、薫のヘソ
3、七咲のスカートめくり
4、絢辻さんに苛められている妄想
その場でズボンを下ろして始める
橘(よ、よし…こうなったら)カチャカチャ
七咲「先輩?ベルトなんか外して…って!ぬ、脱がないでください!!」
絢辻「ちょっと橘君!何をしてるの!!」
薫(///////// 可愛いパンツ履いてる)
橘「二人に恥ずかしい思いさせたんだ…パンツ姿で土下座始めるんで勘弁してください」 orz
薫「え…えっと…」
絢辻「そこまでされると…聞けないじゃない…いいからズボン履きなさい!」
七咲(残念だなぁ…聞きたかったのに…)
DOGEZAEND
いくじなし!
>>691
「何を」始めるかと言わなかったお前が悪いw
>>690
コンテニュー
>>694
七咲のおねだり風味でコンテニューのお願いをしてくれたら
やり直そうじゃあないか
4
橘(ええい!こうなればもうヤケだ!!)
橘「あ、絢辻さんだよ!!苛められる妄想して…その…えっと…」
絢辻「ふふっ…わたしなんだ……」
橘「う、うん…い、苛められるというか詰られるとちょっと嬉しいっていうか…」
薫「あ…あたし…は?」
橘「え?」
薫「あたしだって…あんたのこと苛めたりとか…みたいのしてる…よね」
橘「え、えっと…そ、そうだけど…」
七咲「……い、苛めるなら…わたしも良く『変態』って詰ってますよね…?」
橘「な、七咲まで…」
絢辻「苛められて興奮するなら…後の二人も参加しても大丈夫ってコトかしら?」
絢辻「ふーん…橘君は変態なのね…苛められて喜ぶだなんて…ねぇ?」
橘「あ、あははは…」
薫「そっか…苛めると…」
七咲「先輩…本当にえっちな先輩ですよね…」
橘「あ…あの…さ…三人とも…なんか目の色が…いつもと違うって言うか」
絢辻「捕まえる?」
薫/七咲 コクリ
橘「ちょ、ちょっとまって…!!」
橘「か、薫ちょっと…は、離して…せ、背中に当たって…」
薫「純一……あたしやわらかいでしょ?…結構自信あんのよ?」(////)
七咲「ふふっ…先輩…スカートの中…今日は下着ですよ??」
橘「な、七咲…」
七咲「凄く見たそうな顔して…可愛いです」ゾクゾクッ
絢辻「正直に言ってくれた御褒美に…三人で苛めてあげるから覚悟するのね」ニコリ
橘「あ、絢辻さん……」
橘(これは…もう何が起きてるんだろう…)
薫「はむ…はむ…」
橘(薫は後ろから抱き着いて…ずっとぼくの首筋を甘噛みしてるし…)
七咲「…せん…ぱい…息が…くすぐったいです…っ」
橘(七咲は…七咲のスカートの中にぼくの顔を押し付けて…)
絢辻「夕べの妄想よりも…興奮しているのかしら?」
橘(絢辻さんは…ぼくの愚息をずっと擦り続けてる…)
橘(正直…もう堪りません…)
絢辻「ふふっ…橘君覚悟することね…」
橘(え?)
七咲「三人…います…から…」
薫「/// 全員が満足するまで…帰れないと思いなさい」
橘(これは…もう…どうにでも…うっ!)
HAREMEND
絢辻さん「じ、自慰行為くらいするわよ!」
七咲「まぁ、しますよね。私もしますし」
絢辻「へ、へぇ~・・・誰を想像してかしら?」
七咲「橘先輩ですよ?」
絢辻(さも当たり前のように答えたわ、この子)
七咲「絢辻先輩だって橘先輩でするんじゃないんですか?」
絢辻「そ、それはそうだけど・・・」
七咲「やっぱり」
絢辻「な、何よ・・・文句あるのかしら」
七咲「いえいえ、先輩も女の子だなぁって思いまして」
絢辻「な、なんかトゲのある言い方ね。わたしの事嫌いなのかしら?」
七咲「嫌いじゃありませんけど、恋のライバルじゃあありませんか」
絢辻「あら?宣戦布告と受け取って良いのかしら?」
七咲「選ぶのは橘先輩ですよ?絢辻先輩と争っても選ばれるかなんて判りませんし」
七咲「むしろ、仲良くしましょう」
絢辻(掴めないわ、この子)
七咲「で、絢辻先輩はどんな想像するんですか?」
絢辻「え?」
七咲「一人えっちの時ですよ」
七咲「どんな風に犯される想像するんですか?」
絢辻「お、犯されっ?!あなた何を言って・・・」
七咲「私はプールで泳いでいる時に橘先輩にプールサイドに無理矢理引っ張られて・・・とか」
絢辻「き、聞いてないわよ!」
絢辻(何この子・・・噂に言う変態紳士ってやつかしら?)
七咲「最近は泳いでいる時に想像しちゃって大変なんですよ」
絢辻(女の子なんだから変態淑女って言った方が正しいわね)
七咲「で、絢辻先輩は?」
絢辻「い、言えるわけないでしょ!」
七咲「別に良いじゃないですか。減るもんじゃあるまいし」
絢辻「尊厳とか羞恥心が減るわよ!」
七咲「別に誰でもするわけですし」
絢辻「そういう問題じゃないわよ」
七咲「そりゃ橘先輩に聞かれたらちょっとだけ恥ずかしいですけど、女の子同士ですし・・・」
絢辻「あなたみたいな変態淑女と一緒にしないで」
絢辻「だ、大体。もし私が橘君に『あなたがそんなことをしてるってバラすわよ?』なんて言い始めたらどうするのよ」
七咲「別に構いませんよ?」
絢辻「えっ?!」
七咲「そりゃ恥ずかしいですけど」
絢辻「けど?」
七咲「あのえっちな先輩の事ですから、喜びそうですし」
絢辻(・・・・・・確かに)
強制イベントが始まるから行ってくるわ
橘さんが自殺して絢辻さんが後追い自殺する話考えたけどやめた
梅原「よう、大将。この後ちょっと付き合えるか?」
橘「何かあるのか?」
梅原「実は結構なお宝本を手に入れてな…是非大将にも見てもらいたいんだよ」
橘「あー…悪いけど遠慮しておくよ」
梅原「そうだろうそうだ…って何だって!?」
橘「だから遠慮しておくと言っているんだよ」
梅原「おいおい、どうしたんだよ。ついこの間まで一緒に楽しんでいた仲じゃないか」
橘「別に何もないけど、ただ今はそういう気分じゃないんだ」
梅原「…何かあったのか?」
橘「だから何もないよ。ちょっとした心境の変化って奴さ」
梅原「そうか…なら良いんだけどな。悩み事でもあるのなら早めに相談しろよ」
橘「ああ。そうするよ」
梅原「それじゃあまた明日な」
橘「ああ」
橘「(…おそらく二度とお宝本の世話になることは無いだろうな)」
橘「(僕のコレクションは梅原に譲ってやるとしよう)」
橘「(僕がお宝本に興味を示さなくなった理由…それは…)」
桜井「あ、純一~」
橘「…梨穂子か」
桜井「これから帰るところ?」
橘「ああ、そうだよ」
桜井「良かったら一緒に帰らない?」
橘「…僕は梨穂子とは一緒に帰りたくないな」
桜井「え……ど、どうして…?」
橘「今まで我慢して来たけど、はっきり言って僕は梨穂子が嫌いなんだ」
橘「迷惑だから今後話しかけないでくれるかな」
桜井「…え…あ……そ…そっ…か……」
桜井「ゴ、ゴメンね!今まで気付かなくて…」
桜井「こ、これからは…もう……は、話しかけないように…する…から……」
橘「それは良かった。お陰でせいせいするよ」
橘「それじゃあな」
桜井「う…うぐっ……ひっく………」
橘「(あぁ…最高の表情だったよ、梨穂子)」
橘「(やはり…女の子が悲しんだり苦しむ姿は美しい…)」
橘「(僕の前では泣き顔を見せないように必死になって笑顔を作って…)」
橘「(でも笑顔を作りきれずに顔が引きつっていたのがまた良いんだよ)」
橘「(結局堪えきれずに泣いてしまったようだけどね)」
橘「(健気に頑張る梨穂子はかわいいなぁ!!!)」
橘「(この良さを知ってしまったらお宝本なんて必要ない)」
橘「(…それにしても梨穂子のあの表情…たまらないなぁ)」
橘「(思い出しただけで興奮を抑えきれないよ)」
橘「(今頃家で泣いているのかな…?)」
橘「(…想像しただけでご飯3杯はイケそうだ)」
橘「(明日学校に来れるのだろうか…)」
橘「(ククク…楽しみで今夜は眠れなさそうだ)」
ー翌日ー
橘「(梨穂子は…休んでいるみたいだな)」
橘「(昨日のことがあれほどショックだったのかな…?)」
橘「(傷付いて学校を休む梨穂子はかわいいなぁ!!!)」
?「隙ありっ!!」
ふぅ~
橘「うわっ!??」ビクッ
薫「あはははは!そのリアクション最高!」
橘「薫か…まったくいきなり耳に息を吹きかけるなんてどういう神経しているんだ」
薫「純一の反応が面白いからついやりたくなっちゃうのよね~」
薫「それに他のクラスの廊下の前でボーッとしてる純一にも落ち度があるわ」
橘「…」
ミスった薫じゃなくて棚町だ
棚町「あれ?いつもなら反論してくるのにどうしたの?」
棚町「ひょっとして反論の余地がないほどあたしの言ってる事が正しいって認めるのね?」
橘「…」
棚町「あたしに隙を見せるのが悪いのよ~。悔しかったら仕返ししてみなさい」
橘「…ないか」
棚町「え?」
橘「もうやめてくれないか?」
棚町「ど…どうしたの急に」
橘「前からこういうことされるのが嫌だったんだよ」
橘「薫はノリでやってるかもしれないけど僕は本当に嫌なんだ」
橘「以前言った時もノリが悪い!とか言って僕を悪者にしようとしたし」
橘「もう薫のような他人の気持ちを考えずに悪ふざけするような人とは関わりたくないね」
棚町「な…ちょ ちょっと待って」
棚町「純一がそこまで嫌がっていたなんて思わなかった…」
棚町「これからはもうしないから…ごめん」
橘「今更謝っても遅いよ」
橘「…でも条件付きで許してやるよ」
棚町「ホント!?…その条件って……?」
橘「今後僕と…」
棚町「(も、もしかして付き合えなんて言うつもりじゃないでしょうね…)」
棚町「(純一のことだからあり得るわ…)」
棚町「(その時は…///)」
橘「僕と一切関わらないでくれるかな」
棚町「……えっ…」
橘「中学の時から嫌だったんだよ」
橘「高校で別々になれると思ったら同じ高校だし」
橘「挙げ句の果てにはクラスまで同じだ」
橘「僕にとってはこの上ない地獄だよ」
棚町「な…何もそこまで言わなくたって…!!」
棚町「それに…あたしのことが嫌いならどうして思わせぶりな態度を取ったのよ!」
棚町「そのせいであたしは…純一のこと好きになってしまったのよ…!!」
橘「じゃあそういうわけで」
棚町「待って…ちょっと待ってよ…お願いだから……純一ぃ…」グスッ
橘「(まさか薫があんなに泣きじゃくるなんて思ってもいなかった…)」
橘「(殴られるのは覚悟していたんだけどな)」
橘「(それにしても…良い表情を見せてくれたよ)」
橘「(普段明るい薫が顔をくしゃくしゃにして泣いて…)」
橘「(弱さを見せない薫が…強いはずの薫が…)」
橘「(あぁ…僕は今この上ないくらいに幸せだよ)」
橘「(梨穂子も良かったけど薫も良かったなぁ)」
橘「(これはますます病みつきになりそうだよ…ククク)」
梅原「よう大将。顔がニヤけているけど何か良い事でもあったのか?」
橘「いや何でもないよ」
梅原「水臭いぞ~。俺たちの仲には隠し事はなしだろ?」
橘「ははは…」
梅原「ズバリ当ててやろう!その調子だと…とんでもないお宝本が手に入ったんじゃないか!?」
橘「残念ながら違うよ」
梅原「何だ…違うのか…」
梅原「…ひょっとしてアレか!?可愛い女の子から告白でもされたのか!??」
橘「(薫の件は告白…と言っても間違いではないか…)」
橘「うーん、あながち間違いではないけど…」
梅原「だ、誰なんだ相手は!?同じクラスの子か!??知り合いの子なのか!??」
橘「ちょ、ちょっと落ち着けよ梅原」
梅原「いや、すまん…大将が告白されたと聞いたら気になってつい…」
梅原「それでどうしたんだ?付き合うことにしたのか?」
橘「いや」
梅原「断わったのか…タイプじゃなかったのか?」
橘「なんというか…告白と言うよりは…その…」
橘「まあとにかく何でもないんだ」
梅原「こりゃ上手くはぐらかされちまったな…」
橘「ははは、お詫びとして僕のコレクションをやるよ」
梅原「さすがにそれは受け取れねえよ。大将の命と言っても過言ではないだろ?」
橘「ははは…(もう不要なんだけどな)」
梅原「ま、話す気になったら詳しく聞かせてくれよ」
橘「ああ」
橘「(さて…ようやく放課後か)」
橘「(しかし薫が早退するなんて予想外だ)」
橘「(さっきのことがよほど堪えたのだろうか…)」
橘「(ククク…最高だ…最高だよ薫…)」
七咲「あれ?橘先輩?」
橘「ん?七咲か」
七咲「どうしたんですか?ボーッとして…」
橘「いや、ちょっと考え事をしていたんだよ」
橘「七咲はこれから部活か?」
七咲「いえ、今日はお休みなんです」
七咲「だから今日は早く帰って郁夫の勉強を見てあげようと思って」
橘「七咲は弟想いの優しいお姉さんなんだな」
七咲「いえ…///これくらいは当然ですよ」
橘「(七咲…少し嬉しそうだな)」
橘「(でも僕が見たいのはその表情じゃないんだよ…七咲…)」
七咲「そういえば私、先輩にお礼を言おうと思っていたんです」
橘「お礼?僕が何か感謝されるようなことをしたかな?」
七咲「もう、忘れちゃったんですか?」
七咲「ふふっ…先輩らしいですね」
橘「はは…(七咲…何故そんなに楽しそうなんだ)」
橘「(ダメなんだよ…その表情じゃ…!)」
七咲「タイムが伸び悩んで私が落ち込んでいる時…先輩が親身になってくれて」
七咲「励ましてくれて…すごく嬉しかったです」
橘「ああ…そのことか…」
七咲「先輩がお守りにってくれたハンカチ…とても大切にしています
七咲「私の一生の宝物です」
橘「大げさだなぁ」
七咲「そんなことありませんよ。私は先輩のお陰で救われましたから」
橘「それじゃあ七咲…僕のことも救ってくれるか?」
七咲「…何か悩んでいることでもあるんですか?」
橘「ああ…とても悩んでいるんだ」
七咲「わかりました。先輩の力になれるよう最善を尽くします」
橘「実は気になっている女の子がいるんだ」
七咲「…!!そ、そうなんですか…」
橘「その子は一つ下の後輩なんだけど」
七咲「は、はい」
橘「美也と同じクラスで仲が良い子で」
七咲「(誰なんだろう…)」
橘「水泳部に所属していて、弟が一人いる子なんだよ」
七咲「そ、それって…もしかして…」
橘「ああ。今僕の目の前にいる子だ」
橘「七咲のことだよ」
七咲「(先輩…私のことを好きでいてくれたんですね…嬉しい)」
七咲「あ、あのっ!!それなら私は先輩の力になれると思います!」
七咲「私も…先輩のこと…好きですから…」
止めろ
七咲はやめるんだ・・・
橘「…なに勘違いしているんだ?」
七咲「えっ!?で、ですから私も先輩のことが…」
橘「僕は『好き』とは一言もいっていないよ」
七咲「え…」
橘「僕が言う『気になっている』の意味は生意気で腹が立つという意味なんだよ」
七咲「そ…んな……」
橘「顔を見るだけで嫌気がさすどころか声を聞いただけでもイライラするよ」
橘「最近では『七咲逢』の中のどれか一文字でも見ただけで吐き気がする」
橘「諸悪の根源である七咲が二度と僕に関わらないことで僕は救われるよ」
橘「最善を尽くすって言ったよね?」
橘「ああ!これからは楽に生きられるぞ!!ありがとう七咲!!」
七咲「う…う……そ………どう…して……」
七咲「ひ…ひどすぎ…ます……うぅっ…」
橘「それじゃあ弟さんの勉強ちゃんと見てあげるんだぞ」
七咲「うぅぅぅ……あ……ああああ………!」ジョロロロ
橘「!!!」
橘「良い年して漏らすなんて、やっぱり七咲は最低だよ」
橘「どこまでも僕を腹立たせる存在だ」
橘「それじゃあ」
七咲「…」
>>790
前の書き手さんが戻ったようなので撤退
スレ汚しすまんかったな
強制イベントはまだ終わらないから
続けてくれ
許可が下りたので続ける
橘「(七咲も最高の表情を見せてくれたなぁ)」
橘「(その上失禁までするなんて…)」
橘「(漏らした後の放心した七咲…たまらないよ)」
橘「(泣きじゃくる女の子も良いけど…ショックの余り放心する女の子も良いな)」
橘「(今でも手が震えるほど興奮が収まらない…)」
橘「(七咲…僕も七咲から一生の宝物を貰ったよ)」
橘「(最高の表情と光景をね…ククク)」
ー翌日ー
橘「(さて…今日も良い表情が見れると良いな)」
??「それそれー」
グイッ
橘「うわっ!」
森島「やっほー橘君」
橘「も、森島先輩…突然でびっくりしましたよ」
森島「うふふ、にゃんにゃん攻撃大成功ね!」
橘「にゃ、にゃんにゃん攻撃?」
森島「そうよ!響が言っていたんだけど、私はもっと積極的に行くべきだって」
森島「だから早速実践してみたの!」
橘「そうなんですか(森島先輩は結構積極的だと思うけどな)」
森島「なんだか今日の橘君はそっけないな~」
橘「そうですかね」
森島「いつもはもっと目をキラキラさせているのに…」
森島「はい!そんな君にダッ君キーホルダーをあげるわ」
橘「はぁ…」
森島「可愛いでしょ~?あ、これはね、ペアになっているのよ」
森島「私と橘君にピッタリだな~って思って買ったの!」
橘「…」
森島「べ、別に変な意味ではないのよ?ただのダッ君好き同士としてって意味だからね」
橘「…」
森島「橘君…?」
橘「なんというか…もうやめません?こういうの」
森島「え…?」
橘「にゃんにゃん攻撃とか…痛々しくて目も当てられませんよ」
橘「それにペアのキーホルダーとかカップルでもあるまいし…」
森島「ご、ゴメンね!気に入らなかった…?」
橘「気に入る気に入らないの問題じゃないですよ」
橘「森島の神経がおかしいと言っているんです」
森島「…!!」
橘「一年の男子…誰だったかな?」
橘「可愛いからって言って声かけて仲良くして、相手をその気にさせて」
橘「はっきり言って先輩がやっていることは最低ですよ」
橘「森島先輩はただ可愛い人に声をかけているだけかもしれませんけど」
橘「声をかけられた男はすっかりその気になってますよ」
橘「無自覚なのが余計にタチが悪いですね」
森島「ごめんなさい…」
橘「先輩は見た目が良いから許されていますけど」
橘「僕は許したくありませんね」
橘「人の気持ちを考えられない人とは一緒にいたくないです」
森島「!…待って、橘君…私変わるから…これからはちゃんと気をつけるわ」
森島「だから…そんなこと言わないで…」
橘「無理ですね。ではさようなら」
森島「橘君…橘君っ……!!」
森島「う…グスッ……」
橘「(…良いですよ…その表情)」
橘「(学校のアイドルだけあって泣いている姿も映えるなぁ…)」
橘「(あぁ…今日も最高だ…!!)」
橘「(…うーん、しかしなんというか、これだけでは少し物足りないというか…)」
橘「(もっと救いようのないほど絶望しきった表情が見たいなぁ…)」
絢辻「橘君、ちょっと良いかしら?」
橘「え?ああ、絢辻さん。どうしたの?」
絢辻「ここ最近、あなたと親しい子の様子がおかしいのよ」
橘「そうなんだ」
絢辻「あなたは何か知らないの?」
橘「それを知ってどうするつもりなの?」
絢辻「…質問に答えて」
橘「…わかったよ」
橘「僕はこれまで優柔不断でどっちつかずの言動をしてきたからさ」
橘「それをはっきりさせようと思ったんだ」
橘「僕が一番好きなのは絢辻さんなんだ」
橘「だから他の女の子と距離を置くようにしただけだよ」
絢辻「…そうだったのね」
橘「僕はずっと絢辻さんの側にいるって約束したから…」
橘「そういうことはちゃんとしなきゃって思ったんだ」
絢辻「信じていいのよね?」
橘「え?」
絢辻「ずっと私の側にいてくれるって…」
橘「もちろんだよ」
絢辻「橘君…」
橘「絢辻さん…」
ギュッ
橘「(…絢辻さんは僕に対する依存が強い)」
橘「(だから傷付けるのは簡単だけど…)」
橘「(もう泣き顔を見るだけじゃ満足できないんだよ、僕は…)」
橘「(絢辻さんが最高の表情を見せてくれるには…)」
橘「(目の前で自分の命を断つしかない…!!)」
橘「さよなら絢辻さん」グサ
絢辻「えっ…?」
絢辻「な…何をしているの…」
絢辻「橘君…橘君……!?」
橘「…この上なく…最高の…ひょう…じょ……う…だよ……」
橘「あぁ…し……あ…わ………せ……だ…」
絢辻「いや……いやぁぁぁぁぁっ!!」
絢辻「嫌よ…橘君……」
絢辻「お願い目を開けて…」
絢辻「もう暴力を振るったりしないから…」
絢辻「優しくするから…お願い……」
橘「…」
絢辻「……ふ、ふ…ふふ…」
絢辻「私たち…ずっと一緒だって……約束したわよね…」
絢辻「今私もそっちに行くわ…」
絢辻「ううん、良いの。あなたがいない世界なんて…」
絢辻「私は生きていけないから」グサ
ー完ー
自慰行為が自殺行為に見えたと言う声が多数あったんでやってみた
あとアマガミは大好きです
橘「飛羽先輩も自慰行為とかなさるんですか」
飛羽「……性欲を、超越」
橘「…………!!?」
飛羽「冗談」
橘「」
絢辻「はぁ・・・全く凄い子だったわ・・・」
絢辻「どんな想像で犯されてるか・・・なんて・・・」
絢辻「いつも苛めている想像でしてたけど・・・」
(七咲「危険な日です!って言ってるのに無理矢理橘先輩に中に注がれちゃう想像とか・・・」)
絢辻「・・・・・・」
絢辻「・・・・・・無理矢理」ゾクッ
(七咲「孕め。なんて命令されちゃう想像とかも良いですよ?」)
絢辻「嘘・・・・・・触ってもいないのに・・・」ブルッ
絢辻「・・・・・・」クチュ
強制イベントは終わったが
ケフカに「心もとない電池」を打たれた模様
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