妹「うちの兄ちゃんがロリコンかもしれない」(239)

妹友「・・・・・・・・・まじ?」

妹「わりとまじ」

妹友「根拠は?」

妹「うーん、結構いっぱいあるんだけどね・・・まぁ、割愛」

妹友「へー、でも妹ちゃんさぁ・・・お兄さんのこと好きなんだよね?」







妹「・・・///」カアァ

妹友「まぁそれはおいといて」

妹「あ、いいんだ」アセアセ

妹友「なんで妹ちゃんのお兄さんがロリコンだと?」

妹「いや、それがね?この前テレビ見てたときに、芦田愛菜ちゃん見てにやにやしてたんだよね・・・」

妹友「・・・え?それだけ?」

妹「うん」

妹友「さ、流石にそれは・・・他の芸人見て笑ってたんじゃないの?」

妹「ドラマだよ?」

妹友「・・・」

妹「どう思う?」

妹友「いや、流石にそれだけじゃぁ・・・」

妹「その後ちょっと観察してたんだけど、ドラマ中芦田愛菜ちゃんが台詞言うたびニヤニヤするんだよ?」

妹友「あー・・・」

妹「しかも他の役者が出てるときは無表情で見てるし」

妹友「・・・じゃ、じゃぁ、これは?実は芦田愛菜ちゃんの子供特有の演技にほほえましくしてたとか・・・」

妹「いや、あれは多分違うよ・・・気持ち悪かったもん。しかも泣きシーンではうるうる来てたし」

妹友「・・・気持ち悪かったって・・・一応すきなんでしょ?」

妹「えっ?ま、まぁ・・・」ポッ

妹友「っていうか、ロリコンって小さい子がすきなんでしょ?妹ちゃん小さいし、まだ中1だし・・・」

妹「・・・?あっ!そ、そうか!そういうことか!!じゃ、じゃぁ私も・・・///」

妹友「ま、まだロリコンって決まったわけじゃないからね?」

妹「むー」

妹友「とりあえず・・・。それだけじゃロリコンかどうか分からないよ。もっとなんか・・・」

妹「そ、そうかー、・・・よし。決めた!」

妹友「え?何を?」

妹「決定的証拠を手に入れるよ!!!」フンス

妹友「あ、妹ちゃんの中ではもうロリコンで確定なんだね」

妹「だって・・・」

妹友「でも妹ちゃんのお兄さんハンドボールやっててスポーツマンじゃん。なんかロリコンとは思えないなぁ」

妹「うーん、そうなんだよね。聞いた話だと、結構女の人にもてるらしい・・・」ハァ

妹友「あれ?彼女いたっけ?」

妹「私のリサーチによればいない」

妹友「なにそれ」

妹「兄ちゃんの友達の人がよく遊びに来て、私が小学生の頃から遊んでもらってたんだけど
   その人に聞いたら『告白されたりするらしいけど付き合ったって話は無いなぁ』って」

妹友「ふーん・・・お兄さん結構顔はいいのに、なんで彼女持たないんだろ」

妹「その友達は『誰か好きな人でもいるんじゃない?』って言ってた・・・でもそんな話も聞かないし」

妹友「なぞは深まる一方だね!」

妹「とにかくロリコンかそうでないかだけ今のところは知りたいよ・・・」

妹友「じゃぁロリコンについて調べてみようか?携帯~っと」

妹「あ、いいなぁ携帯。羨ましい・・・」

妹友「一人っ子だしね~でもお兄ちゃんいたらよかったかなぁ?」

妹「かっこいいとは限らないよ?」

妹友「あ、そっか・・・」

妹友「あ、ウィキペディア・・・」ポチポチ

妹「うぃきぺでぃあ?」

妹友「うん。インターネットの辞書かな?」ポチポチ

妹「へぇ~・・・携帯あると本当楽そうでいいなぁ・・・」

妹友「あった。【ロリコン】。」

~~~
ロリータ・コンプレックス (英語: Lolicon) とは、幼女・少女への性的嗜好や恋愛感情のこと。
略して「ロリコン」とも称される。俗称。
~~~

妹友「だって」

妹「幼女?少女?ど、どこまでが少女なの・・・?」

妹友「うーん、どうなんだろ。もうちょっと見てみるね?」ポチポチ

~~~
実年齢による定義もないため、身体的に成熟しているかは主観的な判断をともない、
ロリコンの対象と見なされる年齢は、新生児から成人以上にまで及ぶ可能性がある。
~~~

妹友「うーむ・・・」ポチポチ

妹「ど、どういうことなの?」

妹友「えと、要するに何歳でもいいの・・・かな?」カナ?

妹「でも成人以上って・・・少女、ではないよね?」

妹友「・・・」ウーン

妹「・・・」ウーン

妹友「じゃぁ、少女で調べてみよっか?」

妹「あ、そうだね。それがいいかも」

~~~
少女(しょうじょ、girl)は、一般イメージとしては未成年者の女性を指す言葉。
~~~

妹「」ポカン

妹友「こ、これは・・・」

妹「わけがわかんない!こ、これはわけがわかんないよ妹友ちゃん!」ガシッ

妹友「うん、私も分からない・・・」ガクガク

妹「・・・ま、まぁいいや。とりあえず今日帰ったら色々探してみよっと」

妹友「探すって・・・お兄さんにもプライベートがあるでしょうに・・・」

妹「いいのいいの!兄妹だし!」

妹友「いいのかな」

妹「じゃぁ、そういうことで!また明日ね~」フリフリ

妹友「あ、うん。ばいばーい」フリフリ

妹友「あ、妹ちゃんおは・・・」

妹「」ヌケガラ

妹友「ちょ、ど、どうしたの!?なんていうかその・・・白いよ!?全体的に!!」

妹「き、昨日兄ちゃんがロリコンどーたらの話したよね?」

妹友「え?あ、うん」

妹「あの後帰ってすぐ兄ちゃんの部屋ピッキングして入ったんだけどさ」

妹友「うん。・・・え?ピッキング?」

妹「ベッドの上に堂々と置いてあったの・・・それはなんとっ!!」ババーン

妹友「まってまってまって!え?ピッキング!?どういうこと?」

妹「ちょっと待って今いいとこ」

妹友「」

妹「でぃ、DVDがさ、あったの」

妹友「えっ、ええぇっ!?ま、まさかあの・・・え、えっちな・・・///」

妹「ううん、違う」

妹友「え?じゃぁなんのDVD?」

妹「なんか・・・その、『ジュニアアイドル』って書いてあった」

妹友「・・・えっ?」

妹「どう思う!?」ユサユサ

妹友「ジュニアアイドルって・・・その・・・」

妹「・・・高校生以上には見えなかったよ」

妹友「・・・確定、かな」

妹「やっぱり!?」ガーン

妹友「でも、これで妹ちゃんにもチャンスがあるってことじゃない?」

妹「あ!そ、そうだよね!ロリコンっていうことは・・・うふふ」ニヤニヤ

妹友「でも・・・なんで小さい女の子が好きなんだろ。あんなにスポーツマンなのに・・・」

妹「そ、それはスポーツマンに偏見を持ってないかい?」

妹友「そうかなぁ・・・。でも、あのお兄さんが、ねぇ」

妹「それには私もびっくりだけど、受け入れるしかないんだよね」

妹友「わ、妹ちゃん達観してるー」

妹「これからも色々探してみる!!何かあったらまた報告するよ!」

妹友「うん、わかったー」

兄「・・・」モグモグ

妹「・・・ねぇ」

兄「ん?」

妹「・・・兄貴は、好きな人とか、か、彼女とか・・・いるの?」

兄「え?あー・・・今のところはいないけど」

妹「そ、そうか」ホッ

兄「どうしたんだ急に」

妹「うるさい死ね」

兄「・・・(話しかけたのはあっちなのに」



兄(そういえば久々に喋った様なきがする)

妹友「そうなんだー良かったね」

妹「うん!・・・でもまた死ねって言っちゃった・・・」ショボ

妹友「はぁ・・・何で好きなのにそんなこといっちゃうのさー・・・素直になればいいのに」

妹「だってなんか喋りかけられると焦っちゃって・・・なんか言っちゃう」モジモジ

妹友「・・・なにそれ」



兄「そういえば昨日久々に妹に話しかけられてさ」

兄友「え?あぁ・・・あのちっこい・・・中一になったんだよね?」

兄「そうなんだけど・・・小5くらいからめっきり突っかかってきてさ・・・やっぱり反抗期?」

兄友「うーん・・・かもなぁ」

兄「あー、贔屓目でも一応可愛いのになぁ」ハァ

兄友「でもお前・・・自分でロリコンだって言ってたよな、そういえば」

兄「バカ自分では言ってねぇよ・・・。ただ小さい子が可愛いだけでさ・・・ちっこいの・・・可愛いじゃん」

兄友「十分ロリコン。じゃぁ何で妹ちゃん可愛がらないのさ」

兄「いや、さっき言ったように反抗期みたいだしさ・・・」

兄友「そっか。でも帰り道小学生に『こんにちはー』って挨拶されただけであんなにニヤけるお前が」

兄「いや、だってさぁ」







兄「中学生はもうビッチだろ」


兄友「・・・は?」

兄「携帯とか持っちゃったりして。あの年で彼氏とか作っちゃったりして。驚きの非処女率!!
  しかもメイクとかしやがってからに!中学生になると人を見下し始めるし!!何より・・・」


兄「胸 が で か く な る ん だ よ お お ぉ お お ! ! !」



兄友「うん、死ね」

兄「なんで!?」

兄友「妹ちゃん言っちゃ悪いけど胸絶壁じゃん」

兄「うん、アレは見事な絶壁だ。そそる」

兄友「死ね。じゃぁなんで・・・」

兄「だって喋っても無視されるしーたまに喋っても死ねって言われるしー」

兄友「・・・俺もこんな兄持ったら死ねって言うわ」

兄友「あれじゃね?実はおにいちゃんが好きで思ってることとは別のこと言っちゃうーみたいな」

兄「うわきもい」

兄友「」

兄「でもそれはないわ。あの目はやばい。しかし本当にツンデレだったら可愛がれるのになぁ・・・」

兄友「え?ツンデレ・・・って、何?」

兄「あぁ、お前が言ったみたいに好きだけど素直になれないみたいな感じの」

兄友「へー・・・そういうのってどこから覚えるんだ?おまえ」

兄「あいつが教えてくれたー」


オタ「・・・」


兄友「・・・あの隅っこで小さい小説みたいなの読んでるやつ?」

兄「そ。なんかねー小さい子好きなんだよねーって言ったら凄い仲良くなった」

兄友「・・・そうか」

兄友「相変わらずお前の『誰とでも仲良くなれるスキル』はすげぇな」

兄「何それ!初耳なんだけど・・・」

兄友「まぁいいや。そうかーあいつがー・・・じゃぁオタク用語てきなもんなのか?」

兄「そうなのかなぁ。そういえば今日こんなんも貸してもらったし」ガサ

兄友「・・・なにそのでかい箱。R-18って書いてあるんだけど。しかもその絵は・・・明らかにオタク的な・・・」

兄「エロゲって言うらしいんだけど、可愛いよねーちっさくて!なんかエッチなこともできるらしくて・・・」ニヤニヤ

兄友「本格的にお前はそっちの世界に・・・いや、俺は別にいいけどね?」

兄「最初は抵抗あったけど、1回やったらはまっちゃってー・・・いやはやこのゲームは深いよ!」

兄友「そうですか・・・」

兄「帰ったら早速やろっと」

妹「妹友ちゃああああぁぁあぁああああん!!!!!!!」

妹友「わ、わわわ!な、なに!?どうしたの妹ちゃん・・・」

妹「昨日兄ちゃんがコンビニ行ってる時に部屋はいったらね?その・・・」

妹友「その?」

妹「オ、オタクがやるようなゲームがパソコンに表示されてた」

妹友「え、えぇ!?」

妹「漫画みたいな絵で、小さい子が二人立ってて、なんか下の台詞みたいなところに
   『今日からあなたが私たちのおにいちゃんなの?』って可愛い文字で・・・」

妹友「う、うわあ」

妹「確定というかもう通り越して兄ちゃんはオタクでした!?」

妹友「事が大きくなってきたね・・・」

妹「しかも・・・」

妹友「し、しかも?」

妹「その横に箱が置いてあって、よく見てみると R-18 って・・・」

妹友「え!?それって・・・」

妹「そうだよエッチなゲームだよ!あそこにいた小さい女の子たちときっとエッチするんだよ!!」

妹友「ちょっ!!妹ちゃん声大きいって!!!」アセアセ

妹「だってどう見ても小学生の・・・高学年ではない顔だったよ、アレは・・・」

妹友「そ、そんなに!?そんな小さいことその・・・え、エッチするゲームって売っていいの・・・?」

妹「わかんないよそんなこと!ううぅぅぅ・・・に、兄ちゃん・・・好きなのにいぃ」

妹友「げ、幻滅したりとかした?」

妹「・・・わ、割と平気だった」ケロッ

妹友「そっか・・・」ナニソレ

妹友「まとめると、お兄さんはロリコンでオタクで小学校低学年あたりがどストライク?」

妹「かあぁあぁぁっ!!かすってないよ!中一かすってないよ!!!」

妹友「ままままって!まだ中一はアウトって決まったわけじゃないよ!」

妹「ハァ・・・ハァ・・・そ、そっか」

妹友「でもロリコンでオタクは確定だね。うん」ウン

妹「うっ・・・で、でも・・・兄ちゃん・・・嫌いになれないいいぃぃいもうわけわかんないぃいい!!!!」

妹友「落ち着いて!落ち着いて是非に!もうクラスのみんなみてるよ!!!」

妹「」ハズカシイ

妹友「そういえば妹ちゃん、どうしてお兄ちゃん好きなの?」

妹「あれ?言ってなかったっけ・・・それは・・・」

妹(8)「うわぁああぁぁん!!転んですりむいたー!!」

兄「大丈夫か?今洗ってやるから・・・」


妹(9)「お兄ちゃん・・・怖い夢見た・・・」

兄「じゃぁ今日は一緒に寝るか?」


妹(10)「お兄ちゃん!見てー!テストで100点とったよ!」

兄「おー!妹は本当に頭がいいな!!!」ナデナデ

妹(10)「えへへ・・・///」



妹「優しいんだよー♪なでなでしてくれる手がおっきくてあったかいし・・・何よりかっこいいし・・・」

妹友「うわぁ」

妹「でも小5くらいからなんか兄ちゃんが好きってのが恥ずかしくなって・・・」

妹友「そういえばお兄さんのこと『兄貴』って家では呼んでるんだよね」

妹「うん・・・お兄ちゃんってよびたいかも」

妹友「私と喋るときも『兄ちゃん』だもんね。まだ恥ずかしがってるんだー」

妹「でも・・・一度兄貴って呼び始めたからもうお兄ちゃんって呼べないよ・・・どうしよう」

妹友「うーん・・・流石にそれは恥ずかしいかなぁ」

妹「妹友ちゃーん・・・たすけてぇ・・・」メソメソ

妹友「うわマジ泣きだー・・・。・・・!というかお兄さんロリコンじゃん!」

妹「うお、他の人から言われるとなんか腹立つ」

妹友「あ、ごめ・・・。中一でもストライクゾーンかもしれないし、恥ずかしさを振り切って
    今日ちょっと頑張って近づいてみようよ!」バーン

妹「え、えぇぇええ!?む、むりむりむり!絶対死ねとか言っちゃう!」

妹友「そこをがんばるんだよ!!」

妹「う、うーん・・・じゃ、じゃぁ、がんば・・・・・・る」ボソボソ

妹友「言ったからには絶対やってよ!」

妹「うぐぅ」

兄「・・・」モグモグ

妹「・・・ね、ねぇ」ボソッ

兄「!・・・な、なに?」

妹「な、何で彼女とか作らないの?」

兄「・・・は?」

妹「その、そんなに顔は悪くないんだし、一人くらいいてもおかしくないんじゃないかなーって」

兄「・・・」ポカーン

妹「そ、その・・・お、おに・・・・・・おにいち・・・・・・///」カアァァァ

兄「ね、熱でもあるのか?」サワ

妹「っ!!!!!!!」デコピトッ

兄「うーん・・・なさそうだけど・・・あれ?熱くなってきた」

妹「死ね!死ね!!!ばーかばーかばーか!!!!」バッ スタスタスタ

兄「あ・・・ま、また死ねって・・・バカまで言われた・・・」ガックシ



兄(久々に妹触ったなー・・・触ったから怒ったのかな・・・謝ったほうがいいかなー・・・)ウーン

妹「」ヌケガラ

妹友「一段と白い」

妹「駄目だったよー・・・頑張ったんだけど死ねって言っちゃったよー」メソメソ

妹友「やっぱりかー」

妹「やっぱり!?」

妹友「ま、これからどんどん近づいていけば・・・ね!」ビシッ

妹「う・・・うん」




兄「妹がおかしい」

兄友「どうした急に」

兄「最近良く話しかけられる」

兄友「あれ?兄妹だよね?」

兄「・・・?そうだけど?」

兄友「・・・」ナンダコイツ

兄「まぁいいや。もうすぐ良い事あるから俺はハイテンションです!」

兄友「なんだこいつ」

兄「あ、オター!昨日借りたゲーム面白かったー!!」


オタ「あ、ど、どうだった?」

兄「もう可愛くてしかも泣けるって素晴らしいゲームだよっ!!」

オタ「そ、そ、そう・・・良かった」

兄「しおりちゃんのストーリーが一番良かった!最後に布団もぐりこんでくるところとか・・・」

オタ「あ、しおりルートは僕も神だと思って・・・いじめられてたしおりを助けるところとか」

兄「あー!!もうそこで無口だったしおりちゃんが大声で泣き出しちゃってね!可愛かったー!!」



兄友「」ポカン

兄友「なんかこのクラスはあいつがいるから平和だなー」ホノボノ

~帰り道~


妹「あっ」

兄友「あっ」

妹友「・・・?」

妹「あ、妹友ちゃん。この人が、にい・・・兄貴の友達」

兄友「久しぶりー。そういえば最近兄んちいってねぇなー。妹ちゃん縮んだ?」

妹「伸びました!6ミリ!!」セノビッ

妹友(なんだか面白そうな人・・・)

兄友「なーんかこの前までランドセル背負ってたから制服が違和感あるなー」

妹「じき大きくなって凄く似合うようになります」

兄友「期待してるー。その子はお友達?」

妹友「あ、はじめまして・・・。妹友です」

兄友「よろしくー。妹ちゃんの保護者よろしくねー」

妹「むきー!」ジタバタ

妹友「妹ちゃん妹ちゃん!兄友さんに聞いてみたら?お兄さんのこと・・・」ヒソヒソ

妹「あ、そうか・・・。兄友さん、その・・・あ、兄貴は・・・・・・ロリコン・・・ですか?」

妹友(直球で聞いた!?)

兄友「あ、そうだよ?」

妹友(返球もストレートだ!!)

妹「」

妹友「また白くなってる」

兄友「あれー?知ってたんだ。あいつ妹には一応言ってないって言ってたのに・・・」

妹友「ま、まぁいろいろあったんです・・・」

妹「その・・・ロリコンっていうのは・・・小さい女の子が好きなんですよね?」

兄友「あ、うん。なんかそんな事いってたね」

妹「ど、どのくらい小さい子が・・・」

兄友「あー・・・うーん・・・あ。中学になったらビッチって言ってたなぁ」

妹「・・・は?」

兄友「小学生のランドセル可愛いって言ってた」

妹「」

妹友「撃沈だ・・・」

兄「ただいまー」

妹「・・・お、おかえり」ボソッ

兄「!た、ただいま!」パァッ

兄(おかえりって言ってもらえたの久々だー!)

妹「・・・今日はなんか元気だね」

兄「え?そ、そんなこと無いけど・・・」



ピンポーン


兄「来た!!」バッ

妹「・・・?」

??「やーやー!兄君久しぶりだねぇ~!!元気してた?」

兄「はい!おばさん老けましたね!!」

??「はっはっはっはっは!!!!!!!捻り潰すぞ」ゴゴゴ


妹「こ、この人は・・・」

兄「あ、妹が会ったのはすごい昔だもんなー覚えてないか。お母さんの同級生

母友「やぁやぁ。妹ちゃん大きくなった・・・大きくなってないなー!ははははは!!!」

妹「」ムカッ

母「あー母友ー!久しぶり!いつ来たのー?」

母友「一応娘を小学校に慣れさせたかったからね~。実は3月には来てた」

母「なんだ~来てもよかったのに!」

妹「娘・・・小学校・・・」ドキッ

兄「♪」ルンルン

ID変わったけど>>1です
ネット不調・・・

母「しかし婿さん転勤でしかも私の家の近くなんて本当偶然だねー」

母友「そだなー・・・まぁ気分転換にもなるし、娘もまだ年行ってないしね」




幼女「ままー」


兄「!!」

妹「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


母友「あ、車で待っててって言ったのに・・・挨拶だけのつもりだったから」

母「どうせだからご飯食べてけば?カレーだから多めにあるし・・・」

母友「ほんと!?じゃぁご馳走になろうかなー夫様には一人飯してもらおう♪」

母「うわ、悪い嫁だなー」


幼女「・・・」ジー

兄「♪」ニコニコ

妹「・・・」ジー

母友「じゃ、挨拶。ほれ」

幼女「幼女です。えと、7さい」

母友「まだ6歳」

幼女「6さい」

母「かわいい!妹の小さい頃を思い出すわー」ニコニコ

兄「そうだなー!」ニコニコ

妹「・・・」ポカン

妹(これは・・・)


幼女「・・・」ジー

母友「いただきまーす」

幼女「いただきまーす」

妹(まさかこの子が恋のライバル!?・・・んなわきゃないか)

兄「で・・・」



兄「母友さんいつからアメリカでしたっけ?」


妹(?)

母友「あぁ、明後日から・・・いやーまさか仕事で海外に行くとはねぇ・・・」

母「ま、幼女ちゃんはしっかり育てるから、いってらっしゃいな」


妹(!?)

母「あ、言ってなかったっけ。母友ちゃんが仕事でアメリカ行くから、今日から幼女ちゃんはうちの子です!」


妹(!?!?!?!?!?)

母友「こらこら。一週間だから・・・勝手に娘もらってくなー」フリフリ

兄「しかし婿さんも同タイミングで出張とは・・・大変ですね」

母友「そうなんだよねー。できれば幼女も連れて行きたかったんだけど、小学校はいってすぐだし・・・」

母「まぁ一週間だけだしね」

母友「はい!幼女、挨拶~」


幼女「おせわになります」ペコ

母友「よくできました~♪」パチ

兄「わ~」パチパチ



妹(非常にまずい!)

妹「非常にまずい!」

妹友「わ、大声出さないでよー」キーン

妹「近所に可愛いぴかぴかの一年生!しかも一週間は同棲!?」

妹友「預かるだけでしょー?」

妹「ど、どうしよう・・・兄ちゃんの優しさスキルをあの子にも振りまいて懐いちゃったら・・・」

妹友「うーん・・・確かにお兄さん、子供に好かれそう・・・」

妹「そしてそのまま成長して・・・あの子が『おにいちゃん!大好き!』なんていわれた日には!!」

妹友「ま、まだ分からないよ・・・」

妹「いいや言う!確実に言う!私は言った!」

妹友「言ったんだ・・・」

兄「めっっっっっちゃ可愛いんだよー!!」ニコニコ

兄友「あぁ・・・この前ハイテンションだったのはそれね・・・」

兄「明日から一緒に住むんだよ!?もしかしたらなでなでできるかも!!」

兄友「できるだろきっと」

兄「待ち遠しい!ああ待ち遠しい!!」

兄友「うっせ」

オタ「く、くれぐれも手は出さないでね・・・?」

兄「分かってるよー♪」

兄友「やりかねない」



兄友(しかしこいつのおかげでオタもだいぶなじんだなぁ・・・前よりは明るくなったし)

兄友(うぅむ・・・大成しそうだ。兄)

母友「じゃ、今日からよろしくねぇ~!着替えとかは全部そのバッグにつめたから!」

幼女「・・・」

母「はいはい。いってらっしゃいな。土産忘れんなよー」

兄「いってらっしゃーい」フリフリ

幼女「ママ、いってらっしゃい」フリフリ


妹(ついに・・・ついに!)



妹「私どうすればいいの!?」

妹友「・・・私に聞かれても」

妹友「やっぱりこの前の作戦を続けようよ・・・。中一はアウトかもしれないけど、妹ちゃん小さいし・・・」

妹「小さいって言うな!成長するから!」セノビ

妹友「まぁおいといて、続けてれば恥ずかしさもなくなるよきっと」

妹「そうかな・・・」

妹友「それにこの前は触られたから恥ずかしくて駄目だったんでしょ?」

妹「う、うん・・・///」

妹友「じゃぁ触られるのにも耐性つけなきゃ!自分から触ってみたり・・・」

妹「む、無理でしょ・・・大体どういう状況で兄ちゃんの体触るの・・・」

妹友「それもそうだね」

妹「ただいまー」

幼女「おかえりなさーい」

兄「おかえりなさーい」

妹「・・・にい・・・兄貴。部活は」

兄「今日は休んだよ。なんか体の調子が悪くて」

幼女「おにいちゃん、ここ、おしえて?」

兄「はいはい♪これは足し算だから、こっちのりんごとこっちのりんごを・・・」

妹(嘘だ)

兄「あ、冷蔵庫に母友さんからもらったバウムクーヘンあるよ」

妹「・・・うん。兄貴は、食ったの?」

兄「うん、さっき幼女ちゃんと一緒に食べたから」

妹「そう」パタパタ



妹「・・・」パクパク

実はオタが女の子だったフラグ

妹友「じゃぁ死ねって言わなかったんだ!進歩だよ!」

妹「・・・うん」

妹友「あれ?うれしくないの?」

妹「・・・いやー、予想通り兄ちゃん、幼女ちゃんに付きっ切りだったんだけど」

妹「悔しいとかじゃなかったんだよねー。やっぱり小学生だからかな」

妹友「そうなんじゃない?流石にお兄さんも小学生は恋愛対象じゃ・・・」

妹「エッチなゲームの件」

妹友「あぁ」

妹「まぁ、とにかく妹友ちゃんの言うとおり徐々に慣れるようにするよ」

妹友「うん、がんばってね!妹ちゃん!!」

妹「うん!」

兄「可愛かった!なでなでできた!」ペカペカ

兄友「はいはいそれはよかったねぇ~」

オタ「ほ、本当に小さい子好きなんだね」

兄「おう!もう溺愛ですよ!妹も小さい頃は本当可愛かった・・・」

兄友「今は?」

兄「む、今も可愛いけど・・・でも俺、嫌われてるからなぁ・・・」

兄友「うーん・・・でも最近話してるんでしょ?」

兄「あぁ、結構ねぇ~。なんだろ、急に話せるようになったな・・・」

兄「・・・あ!昨日死ねって言われなかった!!!!」ニコー

オタ「・・・兄妹だよね?」

兄「・・・?そうだよ?」

オタ「・・・?」

兄友「オタ、気にしないで良いよ」

妹「ただい・・・ま」

幼女「おかえりなさーい」

兄「おかえりなさーい」

妹(デジャヴ)

妹「兄貴。部活は」

兄「なんだろ、この前の練習試合かな・・・うまく動けなくて・・・」

妹(嘘以外のなにものでもない)

幼女「おにいちゃん、おじゃる丸やってるよー」

兄「お!久しぶりに見るなぁ~♪懐かしい・・・一緒にみよっかー」イソイソ

兄「妹もいっしょにみるかー?」

妹「えっ!?なっ!!」ドキッ

兄「って、そんな年じゃないよな~あはは、ごめんごめん」

妹「え、・・・あ・・・・・・」

兄「あれ、歌変わってる・・・でも北島先生だ・・・」

幼女「・・・」ワクワク



妹「・・・」

妹(そういえば、昔はああやってひざに乗せてもらって一緒にテレビ見たな・・・)

妹(あそこ座ると、暖かいんだよなー・・・おにいちゃん・・・)



兄「うおあぁあ!?おこりんぼうとにこりんぼうが女の子になったあぁああ!!!」バーン



妹「」

妹友「だいぶ普通に話せるようになったんだね!」

妹「・・・・・・」ボー

妹友「ど、どうしたの?」

妹「・・・いや、なんか・・・・・・なんだろう。虚無感?」

妹友「ふーん。まぁとにかく、階段をちゃくちゃくとのぼれてるわけですよ!!」

妹「妹友ちゃんそんなキャラだったっけ?」

妹友「気にしない。で、お兄さん最近部活を体を理由に休んでるんでしょ?」

妹「仮病だよ」

妹友「関係ない!マッサージしてあげるって言って密着するんだ妹ちゃん!!」

妹「え」


妹「えぇぇええええええ!?」ガターン

妹「むりむりむりむり!!!!無理!無理!!!!」ムリムリ

妹友「わぁ体いっぱいの拒絶」

妹「だってその・・・お、おでこ触られただけであんなになったのに・・・自分からなんて・・・」

妹友「自分からというのが大事!」

妹「え?」

妹友「この前は不意に触られたから駄目だったんだよ!自分から覚悟していけば・・・」

妹「・・・あ、そ、そうかも」

妹友「ね?だから・・・勇気を振り絞ってさ!」

妹「う・・・うん。・・・・・・で、でも、マッサージって何をすれば・・・」

妹友「何って・・・普通、うつぶせの人にまたがって背中押したり」

妹「またがって・・・?」

妹友「うん」

妹「むりむりむりむりむり!!!!!無理!無理!!無理!!!」ムリムリムリ

妹友「わぁ」

『 妹友「ま、なるようになるさ!」 』

妹「うぅ・・・若干楽しんでるよあの子・・・」グスン

妹「・・・いるな。きっと」


妹「ただいまー」

幼女「おかえりなさーい」

兄「おかえりなさーい!」フリフリ

妹「うん。やっぱり」

兄「?どうしたのー」

妹「なんでもない・・・というか、なんで幼女ちゃんが兄貴の上に?」

幼女「・・・よいしょ、えい」フミフミ

兄「あぁこれ?いやぁー部活休んだんだって言ったらマッサージしてくれたんだよねー」ニコニコ

妹「!!・・・・・・ま、マッサージ・・・ふーん、そうなんだ・・・・・・」

兄「?どうしたんー」

幼女「おにいちゃん、きもちいい?」

兄「うん~きもちいいよー!」ニコニコ



妹「・・・・・・」

妹(また、ひとりぼっち)






妹友「あー」

妹「・・・」ハァ

妹友「それは・・・・・・タイミングが悪かったね」

妹「兄ちゃん、本当に幼女ちゃんのことー・・・」

妹友「むむむ・・・」


妹「どうしよう、妹友ちゃん・・・・・・」メソ

妹友(ゲッ!!マジ泣き!!!!)

妹「うぅぅぅー・・・ふぇえぇぇぇ」グスグス

妹友「あぁーな、泣かないでよ妹ちゃん~まだそうと決まったわけじゃないよー!」

妹友(あー・・・放課後誰も残ってなくて良かった・・・本当に)

妹「幼女ちゃんにお兄ちゃん取られちゃうよおぉ!」メソメソ

妹友「・・・・・・うーん・・・」

妹友「・・・そ、それは、好きとかどうとかじゃなくて・・・寂しいだけなんじゃないの?」ピコン



妹「え?」

妹友「だって・・・取られちゃうって言ったよね妹ちゃん。」

妹「あ・・・う、うん///」

妹友「幼女ちゃんに『わたしのお兄ちゃんとらないで!』って言いたいんじゃないの?」

妹「あー・・・うー・・・う?」

妹友(あと一押し?)

妹友「と、とにかく、今までは妹ちゃんだけのお兄ちゃんだったから、急に幼女ちゃんが来て
    妹ちゃん、寂しくなったんだよ」

妹「うーん・・・そ、そうなのかな」

妹友「お兄ちゃんにかまってもらいたいとか思ったでしょ」

妹「あ・・・うん、おもった・・・かも」

妹友「幼女ちゃんだけずるい!とか・・・」

妹「あう・・・お、思った。」

妹友「心配することないよ!お兄さんも妹ちゃんのことちゃんと妹だと思ってるって!」

妹「そ、そりゃぁ・・・」

妹友「だから、思い切り甘えてしまえ!」

妹「・・・え?」

妹友「幼女ちゃんみたいに『おにいちゃーん』って言えばいいじゃん!」

妹「あ・・・うぅー・・・・・・」

妹友(いけるか!?)

妹「・・・いやむり!ぜったいむりむり!!!」カァァ

妹友(ゲッダン!)

妹「話がだだズレだよ!妹友ちゃん楽しんでるでしょ!?」

妹友「そんなことないよー」

妹「棒読み・・・」

妹友「頑張れ妹ちゃん!」

妹「投げ槍・・・」



妹「なんかよく分からないまま帰ってきてしまった」

妹「ただいまー」

幼女「おかえりなさーい」

妹「・・・・・・ん?兄ちゃんいないのか・・・」

幼女「・・・」カキカキ

妹「・・・」ジー

幼女「・・・」カキカキ

妹「何かいてるの?」

幼女「ん、えっとね、おにいちゃん!」

妹「!!」ズキッ

幼女「それと・・・おねえちゃん!」

妹「・・・え?」

幼女「こっちがおにいちゃんで、こっちがおねえちゃんだよ?」

妹「え?これ・・・わたし?」

幼女「うん!」

妹(お、お兄ちゃんと・・・手、つないでる・・・)

幼女「おにいちゃんとおねえちゃん仲良しだよねー」

妹「そ、そうかな・・・」

幼女「うん。おにいちゃん、おねえちゃんと話してるとき楽しそうだよ?」

妹「・・・・・・」ドキ

幼女「それに、おねえちゃんもおにいちゃんと喋ってるとき、なんだかうれしそう」

妹「!」

幼女「おねえちゃん、なんでおにいちゃんと遊ばないの?おにいちゃん、きらい?」

妹「・・・・・ううん、好きだよー」

幼女「えへへ、だよね!じゃぁ一緒に遊ぼうよー」

妹「妹ちゃんはお兄ちゃん、好き?」

幼女「うん、お兄ちゃんだいすきー!!」

妹(・・・幼女ちゃんは悪くないんだよ。鈍いおにいちゃんが悪いだけなんだから)

兄「ただいまー」

幼女「おかえりなさーい」

妹「・・・・・・」

兄「幼女ちゃーんただいまー!妹も、ただいまー」

妹「・・・うん」

兄「・・・?幼女ちゃん、今日は何して遊ぶー?」

幼女「うーん・・・・・・あ!おままごとしたい!」

兄「おーいいねー懐かしい~!」

幼女「おにいちゃんがパパで、おねえちゃんがママ!」

妹「っ!」

幼女「で、幼女こどもやる~」

兄「おぉ~!妹、ご指名かかったぞー。一緒にやろー」

妹「・・・・・・べ、勉強あるから、ごめんね?幼女ちゃん」スタスタ

兄「・・・?」


妹(や、やっぱりはずかしいっ!)

妹友「あと一歩じゃん!!!」

妹「・・・」ポケー

妹友「あと一歩じゃん!!!!!!!」

妹「ごめんうるさい」シッシ

妹友「ひどい!」

妹友「そこでおままごと参加すれば円満解決じゃん!そこで恥ずかしがってどうするの!」

妹「だって・・・兄ちゃんが私のお婿さんって・・・//////」

妹友「子供か!!!こどもか!!!!」

妹「妹友ちゃんそんなキャラだったっけ」

妹友「このさいもうどうでもいい」

兄「幼女ちゃん可愛いんだけどさー」

兄友「ん?」

兄「最近妹が本気でおかしい」

オタ「ど、どういうふうに・・・?」

兄「なんかね、うーん・・・なんかおかしい」

兄友「は?」

兄「昨日はずっとボーっとしてたような気がする、妹」

兄友「ふーん・・・なんだ、新種の風邪じゃねえの?」

オタ「いつから?」

兄「そういえば・・・うーん。幼女ちゃんが来てからかなぁ・・・」

兄友「へぇ~」

オタ「・・・!」ピコーン

オタ「妹ちゃん・・・さびしいんじゃないの?」

兄「へ?」

兄友「・・・あぁ~。なんだ、あれか?新しく子供ができちゃって、子供に親を取られちゃったてきな・・・」

兄「なに、なに?どゆこと?」

オタ「だから、幼女ちゃんにお兄ちゃん取られて、妹ちゃんさびしいんじゃない?」

兄「・・・・・・えー、それはないんじゃないかな」

兄友「なにゆえ」

兄「だっていっつも俺のこと死ねって言ってるし・・・最近言われないけど」

オタ「実はツンデレで、今自分を変えようと頑張ってるから最近死ねって言わないとか?」

兄「お、おー?そ、それはシナリオ的に良いですねオタ氏!」

オタ「え、えへへ・・・」

兄友「いやっほう蚊帳の外」





兄友(オタ・・・もしかして髪整えてコンタクトにすれば結構可愛いんじゃないの?)

兄友「じゃぁ、今日ちょっと妹ちゃんかまってみたら?」

兄「かまうって・・・どういった風に・・・」

兄友「うーん・・・妹ちゃんの昔の頃を思い出してみたら?」

兄「あぁそうか。じゃぁ、なでなでしたり」

オタ「あ、いいんじゃない?」

兄友「じゃぁそういうことで、報告よろしくー。なんか俺まで楽しくなってきた」

オタ「あ、今日バイト・・・帰るね?」

兄「あ、オタバイトしてるんだー。どこ?」

オタ「うん、初めてだから怖いけど・・・一応、坂下りたところのセブン」

兄友「あ、帰り道じゃん。じゃぁそこまで一緒行くか」

オタ「あ、うん。じゃぁ、またあした」

兄「あいあーい」

兄「なでなでか・・・最後にしたの、いつだろ」

妹「ただいまー」

幼女「おかえりなさーい」

妹「ただいま。お兄ちゃんまだなんだ」

幼女「うん。お姉ちゃん、ここわからないんだけど・・・」

妹「ん、どれどれ」


兄「ただいまぁ~!」ニコニコ

幼女「おかえりなさーい」

兄「お、ただいま!」ナデナデ

幼女「んー」

兄「妹もいるー。ただいま~」

妹「・・・・・・おかえり」

兄「ういうい♪・・・・・・・・・あ。」


『 兄友「じゃぁ、今日ちょっと妹ちゃんかまってみたら?」 』

兄(なでなでかー)

兄「いーもうとっ」

妹「・・・?」

兄「こっちにも、ただいまー!」ナデナデ

妹「・・・」




妹「!?!?!?!?」


兄(あれ?意外と何も言われない)

幼女「おねえちゃん、うれしそう~」

兄「え、ほんと?」ナデナデ

妹「」プシュ

兄「はいおしまい。さて、今日はなにしてあそぼっかー?」

幼女「うーんとねー・・・」

妹「」

妹「」マダカンショクガ

兄「ふいー・・・くったくったー。さて、おふろはいろ」

幼女「ようじょもはいるー」

妹「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」!!!!!!

兄「あー、だめだめ。そうだ!幼女ちゃん、たまには妹と入ったら?」

妹「え?あ、そうだね」

幼女「おねえちゃんとはいるー」

兄「先はいる?」

妹「・・・勉強済ませるから、後で」

兄「じゃぁお先~」


幼女「おねえちゃんと一緒におふろ~♪」

妹「」チャポン

幼女「きもちー♪」

妹(そういえば・・・先にお兄ちゃんはいってたんだよなぁこのお風呂)

妹「・・・」ポッ

幼女「おねえちゃんもうのぼせたのー?」




幼女「おねえちゃん、なんでおにいちゃんのこと『あにき』って呼ぶの?」

妹「あー・・・特に理由は・・・」

幼女「ようじょと一緒のときはおにいちゃんっていうよね?」

妹「う、そういえば・・・」

幼女「おにいちゃんって言ったほうがいいのにー」

妹(うーん)

妹「お兄ちゃん、お母さん呼んでたよ」

兄「はいはー・・・ん?んん!?い、いま・・・」

妹「・・・なに?///」カァ

兄「今お前・・・『お兄ちゃん』って・・・」

妹「あぁ、幼女ちゃんが『お兄ちゃんっていったほうがいい』って言ったから、仕方なく、ね」ボソ

兄「あ、あぁ・・・そう」テクテク

妹「・・・・・・」


妹(いえたっ!いえたー!!)ヤッタ




幼女「言えたねー♪」

妹「!」

妹友「い、いえたの!?」

妹「うん、い、いえた///」

妹友「やったじゃん!これはもう階段5段越えだよっ!」パタパタ

妹「そ、そうかな・・・」

妹友「そうだよー!よくできました!」

妹「・・・なんだか妹友ちゃんと幼女ちゃんに操られてるきがするー」

妹友「へ?私はいいとしても何で幼女ちゃん?」

妹「なんとなく・・・待った。『私はいいとしても』ってどういうことじゃ言ってみろ」

妹友「あ、先生来るよ」

妹「ちくしょう」

兄友「お、おぉぉ!まさかオタの読みがあたったのか!?」

兄「いや、幼女ちゃんがいってたからーって、言ってたし・・・」

オタ「でも『兄貴』と『おにいちゃん』では大きな違いがあるよー」

兄「む、確かに。でも『兄貴』でも悪い気はしませんオタ氏!」

オタ「それはある・・・」

兄友「しかし・・・妹ちゃん、もしや兄のこと好きなんじゃねえの?」

兄「むー・・・でも、幼女ちゃんが来てる一時的なものなんじゃないの?」

オタ「・・・」ウーン

兄友「オタはどうやらそうは思ってないみたいだなー」

兄「むむむ・・・兄妹とは難しいものです」

兄友「ゲームでは全然攻略できるのにな」

兄「それは言わないお約束です」

妹(幼女ちゃんが来てから今日で6日目・・・明日でお別れかー・・・さみしいかも)

妹(でも近所みたいだし、遊べるよね)

妹「ただいまー」

幼女「おかえりなさーい」

兄「おかえりなさーい!」

妹「・・・ただいま」

幼女「~♪」カキカキ

兄「あ、そこちがう。『字』はうかんむりだよ」

妹「今日は・・・なでなでしないんだ」ボソッ

兄「ん?なんかいった?」

妹「なんでもない」

さるさんくらった

妹「明日で幼女ちゃん帰っちゃうね」

兄「はっ!そういえば・・・」

幼女「このおうちも楽しいけど、お母さんと遊ぶのも楽しいよ~」

妹「だよねぇ~」

兄「そっか・・・もうお別れか・・・」グス

妹「・・・・・・・・・ねぇ、お、おにいちゃん」

兄「!・・・なに?」





妹「お兄ちゃんはロリコンなの?」

兄「!!!」ビクゥ

兄「な、何言ってんだおまおま」アセアセ

妹「・・・見ちゃったんだよね。お兄ちゃんの部屋」

兄「なぁあっ!?」ガン

妹「ね、お兄ちゃん、ロリコンなの?」ズイ

兄「うぐうぅぅぅ・・・」

幼女「おといれいってくるー」


兄「う、うん、多分俺は、世間一般的に言う『ロリコン』だと思われる・・・」

妹「小さい女の子が好きなの?」

兄「うん・・・」

妹「幼女ちゃんも?」

兄「!!・・・う、うん・・・いや勘違いしないで!別に性的な意味じゃなくて普通に可愛いって言う意味で」

妹「・・・・・・」

兄(沈黙こわい)

妹「幼女ちゃん、好き?」

兄「ううぅぅぅ・・・す、好き。可愛い。」

妹「私も幼女ちゃん好きだよ」

兄「・・・ん?」

妹「小さい子が好きなんだよね?」

兄「・・・うん・・・・・・?」

妹「私も、だいぶ小さいけど」



兄「・・・?」

妹「ね、お兄ちゃん・・・」

兄「な、なに?」



妹「私のこと、好き?」

兄「!!」

妹「・・・・・・///」カァ

妹(言っちゃった・・・)

兄「えー・・・あー・・・・・・ど、どういう意味で?」

妹「ど、どういう意味で取ってもらっても・・・」

兄「・・・」

妹「・・・」


兄「うん、好きだよ」


妹「!!!」

兄「お前は、俺が昔から大好きな、可愛い妹だから」

妹「・・・そう、だよね」

妹「・・・・・・おにいちゃん」

兄「・・・ん?」

妹「おにいちゃん」

兄「・・・ん」

妹「やっと、ちゃんといえるようになった」

兄「・・・」

妹「ずっとずっと言いたかったんだよ。お兄ちゃんって」

兄「・・・妹、」ナデナデ

妹「っ!!!そ、そこでなでるの、ずるい・・・」

兄「・・・なんか俺もごめんな?そういえば高校はいって部活ばっかだったな、俺」ナデナデ

妹「・・・さ、さびしかった」

兄「・・・・・・ごめん」

妹「ずっと、ずっと・・・・・・さびしかったんだから・・・ね」グス

兄「・・・・・・どうしたら、許してくれる?」

妹「・・・・・・また、昔みたいに」グスグス




妹「私が泣いたら、よしよしって、頭なでてよ」







妹「・・・」

兄「・・・落ち着いた?」ナデナデ

妹「うん。ごめん」

兄「謝るのはこっちだから。でも、また妹と一緒に遊べるな」

妹「・・・あ」

兄「ん?」

妹「妹友ちゃんと幼女ちゃんからの最終課題・・・まだいえてない」

兄「え?課題?幼女ちゃんから?」

妹「おにいちゃん」





妹「だいすき」

兄「・・・・・・可愛い」

妹「なっ!こ・・・これでも恥ずかしくて、勇気振り絞ったんだから!」

兄「あはは、ごめんごめん。でも、本当可愛い」

妹「・・・///」

兄「・・・///」

妹「ほんとに可愛い?」

兄「うん、可愛い」

妹「じゃ、ちゅーして?」

兄「うん。え?はぁ!?」

妹(なんかふっきれた)

兄「だって、兄妹だし、こういうのは、だめだって!」

妹「私はちゃんと大好きって言ったんだから」

兄「ぐっ・・・」

妹「・・・」ドキドキ

兄「・・・」ドキドキ

兄(妹の『大好き』ってまさかこういう意味だったのか!?)

妹(やばいやばい恥ずかしい恥ずかしい言っちゃったあぁあ)

兄「・・・」

妹「・・・」





幼女「すっきりしたー!」バーン

兄・妹「!!」

幼女「あ、おにいちゃんとおねえちゃん、仲良しさんだね~!」

兄「よ、幼女ちゃんおといれ長かったねー」

妹「な、何して遊ぶ?」

幼女「うーんと・・・」

兄・妹(助かった・・・)

妹(でも、キス、してほしかったな・・・)ボー

幼女「おねえちゃん、おままごとにしゅーちゅーだよ!」

妹「ごめんごめん、えっと、なんだっけ?」

幼女「しんこんさんだから、パパにいってらっしゃいのちゅーするんだよ!」

妹「・・・え?パパって・・・え?」

兄「う・・・まさか」


幼女「はやく、おにいちゃんとおねえちゃん、ちゅーして!」バーン

妹・兄「なぁああああ!?」

兄「ちょ、幼女ちゃんそういうのは・・・」アセアセ

妹「そうそう、じ、実は結婚して10年たった倦怠期なんだよー」アセアセ

幼女「だーめ♪はい、はやくはやく、はい、おにいちゃんいっけー♪」ドン

兄「え?」フラッ

妹「あ」


チュッ

妹「」ボー

妹友「お、抜け殻だけど白くない。どうしたの?今日は

妹(一応、ファーストキスだったんだけどな・・・)ボー

妹友「おーい、きこえてる?妹ちゃーん」

妹(でも、お兄ちゃんの顔が急に近づいてきて・・・)ボー

妹友「だめかなぁこれは」

妹「・・・」ニヘラ

妹友「うわ!笑った!気持ち悪い!!!」

妹「気持ち悪いって何よ気持ち悪いって!」ムキー

妹友「あはははは、ごめんごめん~」キャー

妹「・・・」

妹友「ん?ど、どうしたの?」

妹「妹友ちゃん、ありがとねー」

妹友「わ、わわわ、急にどうしたの本当に・・・」

妹「えへへ、ないしょ」

兄「幼女ちゃんがかえっちゃうー」メソメソ

オタ「あはは・・・」

兄友「アホか・・・で、件の妹ちゃんの件はどうしたん?」

兄「え、あぁ・・・なんか皆さんのご尽力のおかげで見事また仲良くなれたよ!」ニコニコ

兄友「ほぉ!それはよかったな~」

オタ「本当に嬉しそうだねー」

兄友「なんだかんだいって、こいつはロリコンでシスコンだからな」

兄「そうかもね~・・・なんか幼女ちゃん来てからいいことばかりだー」

オタ「良かったね~!・・・あ、もうこんな時間・・・帰らないと」

兄友「あ、電車か。じゃ、俺も帰るわー。お幸せにな」

兄「あれ?二人で帰るの?」

兄友「なんか聞いてみたらオタが使ってる駅と俺んちが近くて、一緒に買えることにしたー」

オタ「そうなんだ~」ニコニコ

兄「そーなんだ・・・なんか俺さびしいなぁ・・・」

兄(こんなに仲良かったっけ?この二人。オタも心なしか可愛くなってる?)

オタ「よかったねー兄君」

兄友「お?あぁ~よかったよかった。しかしあいつは大物になるよ」

オタ「え?なんで?」

兄友「人が良いというかよくできてるというか・・・ま、たいした奴だ」

オタ「そういえばクラス替えでちょっとなじめなかった僕と仲良くしてくれたなー・・・」

兄友「あいつのおかげでこうやってオタとも仲良くなれたし、よかったよかった」

オタ「兄君に感謝しなきゃ!」

兄友「・・・電車、次の一本だけだっけ?」

オタ「え?あぁ、その次もあるよ。ちょっと待つことになっちゃうけど」

兄友「じゃぁ電車の時間遅くしてどっか遊びにいかね?」

オタ「え?・・・あ、い、いいよ!どこいこっかー///」

兄友(うーん、確かにあいつに感謝しなきゃ)

妹「ただいまー」

幼女「おかえりなさーい」

兄「おかえりなさーい!」

妹「幼女ちゃんのおかえりなさーいも今日で最後か~」

兄「うぐ、そういうこというと俺が泣く・・・」メソメソ

妹「キモイ」

兄「ひどい!」ガーン

幼女「あはははは!本当におにいちゃんとおねえちゃん、なかよしだね~」

兄「ん?あぁ、まぁね、仲良しだよな」アハハ

妹「・・・うん、そうだね。なんてったって」



妹「おにいちゃんのこと、大好きだから」






妹「うちのお兄ちゃんがロリコンかもしれない」     おわり

ありがとうございましたー
2個目のSSです。4日前くらいに幼女とおふろがにゃんにゃかな感じのをかいてました
まとめサイトのコメントにていろんなアドバイスを頂きましたので生かしてみた・・・生かせてる?

オタが女の子になったのは>>69から
もう>>69みてからオタが女の子にしか見えなくなったので急遽変更・・・ぼくっこですね
では、また思いついたらだらだらここで書いていきたいです。お疲れ様でした

うお、残ってる・・・

~あふたーすとーりー~


幼女「おにいちゃん!おねちゃん!!」ペカー

兄「ようじょちゃあぁん!」デレデレ

妹「遊びに来たの?」

幼女「うん!ママまだお仕事なのー」

妹(幼女ちゃんの両親が共働きということもあって、あの一週間以降もよく遊びにくるようになった)

妹(実際家族が一人増えたみたいで、ちょっと嬉しい)

兄「今日は何してあそぼっかー!」ニコニコ

妹(ただやっぱりおにいちゃんがデレデレしてるのを見ると妙に腹が立つ)イラッ

兄「・・・!」ハッ

兄「・・・・・・」ナデナデ

妹「なっ!?」カァ

妹(あとお兄ちゃんは最近鈍くなくなってきた・・・なんか、色々ずるい///)ドキドキ

幼女「~♪」ニコニコ

妹(あと幼女ちゃんは小一らしからぬ笑顔が垣間見えて・・・)

妹(あの一週間といい、ただものとは思えないんだよね。きっと凄いこになると思う)

幼女「おねえちゃん、良かったねー♪」

妹「・・・うん」テレ

妹(幼女ちゃんに嫉妬してた自分が恥ずかしい///)


幼女「ママ!今日のご飯なぁにー?」

妹「今日はカレーだよー」イソイソ

妹(三人のおままごとは恒例になった。『いってらっしゃいのちゅー』は、一応、禁止にした)

妹(幼女ちゃんに伝えるといやにあっさり承諾して・・・あの時のはしゃぎ方にも裏があるのかな・・・)

妹(うん、いろんな意味で、あなどれない)

妹(でも・・・ちゅー、もう一度だけ・・・・・・)

兄友「おはよー」

オタ「おはよー」

兄「あ、おはよー二人とも・・・あれ?オタ、メガネは?」

オタ「コンタクトにしたのー。兄友君がコンタクトにしたら?って言ったから・・・」

兄「へー。兄友はまたなんでそんなことを?」

兄友「へ?あーなんていうか、その・・・」

オタ「兄友君、『メガネよりコンタクトのほうがいいと思うよ』ってアドバイスしてくれてー」

兄友「ば、ばか。いうな」カアァ

兄「お、もしかしてー」ニヘラ

兄友「うわ、気づくなバカ!少なくともオタは鈍いみたいなんだから!」ヒソヒソアセアセ

オタ「~?」ハテナ

兄「そかそか。まぁ、頑張れよー。それよりオタ、あのゲームやったよー」

オタ「あ、本当?どうだったどうだった?僕はゆうかちゃん派なんだけど・・・」

兄「あ、俺もー!可愛いよねー」

兄友(頑張るとも)

妹友「はー・・・羨ましいよ、妹ちゃん」

妹「はえ?なんでー?」モグモグ

妹友「かっこいいお兄ちゃんと相思相愛で、ラブラブなんでしょ?」

妹「ブハッ!な、何を言ってるのかな?急に!!」

妹友「いやね?私も、素敵な出会い欲しいな~って」

妹「・・・妹友ちゃんならすぐにできると思うけど・・・」

妹友「そうかなー・・・でも私妹ちゃんみたいに可愛くないし・・・」

妹(いやいやいやいや。その中一とは思えない胸と長身と大人びた顔・・・)

妹(どう考えても高嶺の花過ぎて男子がよってこないだけだから!!)バーン

妹友「生き別れのお兄ちゃんとかいないかなー」

妹「そう簡単にでてくるもんじゃないでしょー」アハハ

妹友「このさい妹ちゃんのお兄さんを・・・っ!!」

妹「だめ!だめだめだめ!!!絶対駄目だからね!」ガバッ

妹友「・・・・・・本当にお兄さん好きなんだねー」ニヨ

妹「うー・・・す、好きだもん///」

兄「いやー近くの大学受かって本当に良かったよーこれでまだ家にいれるなー」バンザーイ

妹「・・・」

妹(あれから10ヶ月くらい。兄ちゃんは大学に合格した)

妹(ハンドボールの強い企業から引き抜きのオファーがあったみたいだけど、大学に進んだ)

妹「なんでおにいちゃんは就職しなかったの?」

兄「えー?だって大学いってみたいし、ハンドボールのサークルもあるみたいだし・・・」

妹「・・・なんか楽観的だね」

兄「そうでもないよ?ちゃんとした理由もあるし」

妹「え?なに?」

兄「だってお願いされた会社、家から遠いもん。妹と会えなくなっちゃうじゃん」ケロッ


妹「~~~~!!」カアァ

妹(お兄ちゃんはどこか天然で、とてつもなく・・・ずるい///)

妹(でもそんなおにいちゃんが大好きです)

妹「春」

妹「春がいけないんだ。こんなにも暖かくてお布団も私を包み込んでくれる」ウン

兄「そんなこといってないで早く学校行ったら?」モグモグ

妹「だあぁあああ!やばい!時間がだいぶやばいっ!!」バタバタ

兄「このとったばかりの免許でおくってあげようか?」ババーン

妹「あ・・・うーん、いいや。まだ走れば間に合うかも」

兄「あら、そっか。兄の威厳を見せようとしたのにー」

妹「・・・・・・うん、また今度ね。じゃぁ、そろそろ行くね」

兄「おう、いってらっしゃい」ナデナデ

妹「・・・ん」テレ

妹(送ってもらったら、いってらっしゃいで撫でてもらえないもんね)

妹「いってきます!」

妹(私はこんなに天然でロリコンでシスコンなおにいちゃんが大好きです。)

妹(いつか・・・いつか。またちゅーしてもらいます)

はい、後日談的なもの終了ー
お兄ちゃんは大学生、妹は中2、兄友とオタはめでたく付き合い始め、兄と一緒の大学に通っています
幼女ちゃんも小2になってますます可愛くなりました

後は皆さんの想像力にお任せするよー
頭の中で妹と兄をいちゃいちゃさせてください。少なくとも俺はそうしてる
学校ちこくだー

>>75
おこりんぼうがおにゃのこになったってマジかよ
画像検索してでたことには出たが…

>>197
http://dante09.blog86.fc2.com/blog-entry-3978.html

あれ?ID変わってるな。>>1です
じゃぁ最後にちょっとだけ

妹友「・・・進展がない」

妹「へ?」

妹友「進展がないよ妹ちゃん・・・」

妹「え、何?何の話?」

妹友「お兄さんとあれからどうなったの!?」

妹「あー・・・別に、仲良くなれてから特に何もないけど・・・」

妹友「・・・なんで?仲良くなれただけで満足なのかい妹ちゃん!」

妹「なっ!?」

妹友「これ以上の進展がなければただの兄妹で終わっちゃうよ!?」

妹「でも・・・別に、今のままでも。撫でてくれるし、一緒に遊べるし・・・」

妹友「だめ!全然ダメ!!」

妹(あの一件以来妹友ちゃんよく喋るようになったなぁ)

妹友「キスしなさい」

妹「へ?」

妹友「お兄さんとキスしなさい!」

妹「キスって・・・いいいいい妹友ちゃんっ!?」アセアセ

妹友「・・・ん?まさかもうしたことがある?」

妹「いや、ないないないな・・・

~~~
幼女「だーめ♪はい、はやくはやく、はい、おにいちゃんいっけー♪」ドン

兄「え?」フラッ

妹「あ」


チュッ
~~~

妹「」ボンッ

妹友「え、何その反応怖いんだけど」

妹「いや、してない!アレは入らない!」ブンブン

妹友「ふーん・・・でも妹ちゃんが真っ赤になるくらいの出来事はあったと」

妹「あ・・・あう・・・」カアァ

妹友「そこまで行ったんだったらキスも大丈夫だって!なせばなるよ妹ちゃん」

妹「でも・・・兄妹だし、ちゅーとかしちゃったらやばいんじゃない?」

妹友「問題なし!法は許さずしても私が許すから」

妹「妹友ちゃん・・・何があったの・・・」



『 妹友「とにかく、進展しなきゃ!前にまた一歩踏み出すんだよ妹ちゃん!」 』

妹「・・・」ハァ

妹「そうはいっても・・・どうすれば・・・」

妹「・・・ちゅー・・・・・・してくれるかな」

妹「~~~~~///」バタバタ

妹「ただいまー」

兄「おかえり~」ニコニコ

妹「・・・学校は?」

兄「午後は休講~。サークルもおやすみ」

妹「ふーん・・・」

兄「・・・」

妹「・・・」




妹(二人っきりだあぁああああ!!!)

『 妹友「お兄さんとキスしなさい!」 』

妹(むりむりむりむり!!!!)ムリムリ

兄「あ、小腹がすいた・・・なんかつくろっと」

兄「いもうとー、たべるー?」

妹「へ?・・・うん、食べる」





兄「我ながらうまい!」パクパク

妹「・・・」ウメー

妹「勉強もそこそこできて、料理できてスポーツできて・・・おまけにかっこいいって・・・」

兄「え、俺かっこいい?照れるなー」アハハ

妹「うん、かっこいい」

兄「ぐ、な、なんかそうやって真顔で言われると・・・本当照れる・・・」テレテレ

兄「でもできないことだってあるけどなー」

妹「え?初耳ー・・・なに?」

兄「なんかなー、妹とどう接していいか分からなかったんだよねー」

妹「・・・?」

兄「でもいろんな人のおかげで仲良くなれたし、それはもういっか。じゃぁ俺完璧人間!?)ペカー

妹「・・・」

妹「じゃぁ、今私が何考えてるか分かる?」ボソッ

兄「へ?」

妹「・・・」

兄「・・・うーん・・・・・・お、おかわり?」

妹「ばーか」

兄「ええぇ・・・」

妹「お兄ちゃんのこと、私好きっていったよね?」

兄「む、言われた・・・」

妹「お兄ちゃんも私のこと好きっていってくれたじゃん」

兄「・・・」

兄(え?何この展開)

妹「お互い好き同士じゃん」

兄「あー・・・うん。・・・・・・妹の『好き』っていうのはさ、どういう意味ですきなの?」

妹「こうやって話してるだけでドキドキする感じの、好き」

兄「・・・えーっと、つまりは?」

妹「・・・・・・恋人」カアァ

兄(ええぇぇぇぇええええ)

妹「何回もいってるじゃん、好きって」

兄「そうだけどー・・・兄妹だからさ。俺も妹のこと好きだけど、そういうのは・・・」

妹「あの時さ、初めてお兄ちゃんとその・・・き、きす、したよね?」

兄「え!?あれは事故で・・・っ」

妹「あの時、私、凄く嬉しかったんだよ・・・///」

兄「・・・」

兄「正直俺もちょっと嬉しかったけど・・・」

兄「妹は俺とキスがしたいの?」

妹「・・・う、・・・・・・・・うん」

兄「・・・」

兄「なー妹、やっぱり、俺にとって妹は妹なんだよ」

妹「!!」

兄「これから先、妹にもいい人ができるかもしれないし・・・そういうのは、さ。わかるだろ?」

妹「・・・」

兄「もちろん妹は好きだ。正直今にでも抱きしめたいくらい可愛いし、自慢の妹だ」

兄「だからこそ、俺は妹に幸せになって欲しいんだよ」

兄「分かってくれよ」

妹「・・・」

妹「・・・・・・かん・・・・・・ない・・・よ」グス

兄「え?」

妹「そんなの・・・わ、わかんないよおぉ・・・」メソメソ

さるさんくらた

妹「好きなのに、好き同士なのに・・・仲良くできないなんてやだよ・・・」グスグス

妹「いっぱいいっぱいなでなでもちゅーもして欲しいもん・・・おにいちゃん・・・」

妹「大好きだよ・・・大好きなんだよ・・・・・・」

妹「うぅぅ・・・」グスン

兄「・・・うん、俺も大好き」

妹「だったら・・・」

兄「だから!俺は兄として最大級の愛情で接するから!」

妹「・・・え?」ポカン

兄「・・・」ギュッ

妹「え、うわっ」フラッ

兄「・・・こうやって抱きしめてあげてなでなでするくらいならいつでもしてやるから」ナデナデ

妹「・・・・・・」

                            _
                           /∧、
                        -─‐ 厶 }}、
             _ -- ´        `ヽヘ

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              | i i/x=ミ.    rしハ }!| ゝつく ノ∧  はかせだにゃん
             _| i | i{ {しヘ   V_ソ | |ハ  ̄   '、
              _r'「{∨|i∧  Vソ     '' | |ノハ___ノヘ
          {_{└と 从 ハ ''       ,   |   |'.    ∧
          | `┴'' | |i八    ー   イ|/ー¬ヘ     -ヘ
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               人     〉  〉〈   >       __ノ
             {     \ ∨  \ ∨ /     ア「
           \,,____、|      }         /|│      /⌒)
               |  │    {        |│     / /´
               |  │               |│   / /
               |  │          /  ヽ|.   / /
               |  │              l  / /

               |  │                 l / /
                   |                 |ノ '′
               ∨\|               | ノ


兄「・・・だめ?」ナデナデ

妹「・・・・・・だ、だめ」

兄「まじか!?」ナデナデ

妹「・・・キスがダメなら・・・・・・ほっぺにちゅーだけ」

兄「・・・あー」

妹「ただの兄妹じゃやだ。普通の兄妹よりも、もっと仲がいい兄妹がいい」フンス

兄「・・・わ、分かった」

妹「・・・///」ボン

兄「・・・・・・ほ、本当にいいの?」

妹「~~~///」コクコク

兄「・・・・・・・・・・・・妹」

妹「・・・ん」

兄「・・・・・・・・・」

兄「大好き」

>>225
すいません誤爆です

妹「・・・」ボー

兄「・・・満足?」

妹「・・・・・・うん、まぁ、及第点」ウン

兄「そっか、よかった」ニコ

妹「これからずっと甘えるから」

兄「うん」

妹「自分から抱きつくし、ちゅーもするから」

兄「ほっぺたな」

妹「私も、大好きだから」

兄「知ってる」

妹「・・・」カアァ

妹「・・・」

妹友「・・・・・・ま、仕方ないか」

妹「でも、なんか、これで幸せかも」ハァ

妹友「そっか。妹ちゃんが幸せならいっか」

妹「・・・おにいちゃんに絶対『あの頃付き合っとけば良かった』って言われるくらい成長する」グッ

妹友「お兄さんロリコンなんでしょ?」

妹「・・・成長しない」

妹友「うん、小さいほうが妹ちゃんらしいよ」

妹「小さいって、言うな」カァ

兄「ただいまー」

妹「おかえり、お兄ちゃん」ダキッ

兄「うお!?」

妹「言ったじゃん。ずっと甘えるって」

兄「そういえばそうだったなー」ナデナデ

妹「ん」フニャ

妹「いまんところは、それで幸せだから、いいよ」

兄「・・・そっか」

妹「幼女ちゃん呼んでおままごとでもする?」

兄「おーいいね~。じゃぁ、一緒に幼女ちゃんち行こうか」

妹「うん・・・・・・・・・手」

兄「はいはい」フリフリ



ギュッ

はい、本当におしまい。落としといてくださいな

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