一方通行「ぶかつのじかンだァ」 (41)


台本形式

ギャグと日常ほのぼの

です。

よろしくお願いします。


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第一話 きっかけとていさつのじかん 前編



─────黄泉川宅─────


一方通行「ひまァ」

一方通行「だりィ」

一方通行「つまんねェ」

打ち止め「あなたはどうしてひまなの? ってミサカはミサカは質問してみる」

一方通行「知らねェ」

打ち止め「でもあなたと同い年ぐらいの人は忙しそうにしてるよ、ってミサカはミサカは指摘してみたり」

一方通行「知らねェ」

一方通行「何で俺はひまなンだァ?」

一方通行「ンー?」


一方通行「わっかンねェ」ダルダル

打ち止め「あなた何か趣味とかないの? ってミサカはミサカ疑問に思ってみたり」

一方通行「コーヒー」

一方通行「珈琲」

一方通行「coffee」

打ち止め「それじゃあコーヒーマスターになるとかは? ってミサカはミサカは提案してみる」

一方通行「……めんどくせェ」

一方通行「却下ァ」ダルッ

打ち止め「むかつくんだけど、ってミサカはミサカは思ったことをそのまま口に出してみたり」イラッ


一方通行「じゃあどうすればいいンですかァ!」バン

打ち止め「知らないよ! ってミサカはミサカはムカムカしてみたり!」バン

打ち止め「本当に何かしたいことないの? ってミサカはミサカはあなたに問いかけてみる」

一方通行「ンー」

一方通行「強いて言うなら青春的なァ」

打ち止め「それだよ! ってミサカはミサカはあなたに人差し指を指してみる!!」ビシッ

一方通行「はァ……?」

打ち止め「学校だよ!学校! ってミサカはミサカは一つの提案を提示してみたり!」

一方通行「でも俺学園都市で一番頭いいしィ」

一方通行「習うことなンかねェしィ」


一方通行「無理」ダラーン


打ち止め「死ねよ」チッ

一方通行(ロリに死ねよって言われた)ビクンビクン

打ち止め「もうあなたに出来るアドバイスがないよ、ってミサカはミサカは諦めてみたり」

一方通行「なんか部活的なことをしてェンだよ俺は」

打ち止め「したいことあるなら最初から言えよ、ってミサカはミサカは遺憾の意を示してみたり」ハァ

打ち止め「というか最初のくだり意味ないよ、ってミサカはミサカは……語尾付けるのめんどくせ」

一方通行「本音出てンぞ」

打ち止め「ともかく、やりたいことが決まってるならばやればいいじゃん、ってミサカはミサカはあなたに向かって『じゃあ、いつやるの?』」ニヤニヤ

一方通行「……」


一方通行「……!」ピカーン


一方通行「後で」ダラーン


打ち止め「嘘でも良いから『今でしょ!』って言えやぁぁぁ!!! ってミサカはミサカはあなたの顔面にドロップキック!!」ボコォ

一方通行「痛ェ」ヒリヒリ

打ち止め「思い立った日が吉日っていうんだし、行動起こしてみたら、ってミサカはミサカは助言してみる」

一方通行「何すりゃいいンだァ?」

打ち止め「学校行ってみよう、ってミサカはミサカは期待に胸を踊らせながら提案してみる!」

一方通行「学校だァ?」

打ち止め「いきなり部活的な青春っていっても何すればいいかわかんないでしょ? ってミサカはミサカは質問してみる」

打ち止め「だから実際に青春を謳歌してる学生に習ったほうが早いでしょ、ってミサカはミサカは正論を述べてみたり」

一方通行「そりゃそうだな」ウンウン

一方通行「でもどこの学校に行くンだよ?」

打ち止め「決まってるじゃん」

打ち止め「ヒーローさんのところに! ってミサカはミサカはニヤつきながら言ってみたり」ニヤニヤ



───────とある高校 1ー7───────


上条当麻「吹寄、次の授業ってなんだっけか?」

吹寄制理「何だと貴様。一日の授業も把握することも出来ないのか時間割貸すからしっかり暗記しなさい!」ピラッ

上条当麻「暗記はしねーけどな」

吹寄制理「まったく、貴様はいつもだらしがない」

上条当麻「えーっと、次は数?か。サンキュー吹寄、返すよ」ピラッ

吹寄制理「速く席に着きなさい上条当麻。先生が来るわよ」

上条当麻「はいはい」

ガラガラ


月詠小萌「はーい生徒ちゃんたち席に着くのです!」


土御門元春「小萌先生、授業間違ってるんじゃないかなにゃー? 今は数学だぜい」

月詠小萌「今日数学の先生がお休みだそうで、急遽先生に代わったのです」

青髪ピアス「小萌先生が代わりの先生だなんて……そんなの神様からのご褒美やないか!」

ラッキー コモエセンセイノジュギョウノホウガイイシ- ガヤガヤ

月詠小萌「ほら、騒いでないで! 授業ですよー!」


─────────とある高校 廊下────────



???「用意はできたか?」

???「ばっちしだよ、ってミs
……コホン」

???「行くぞ」

???「わかった、ってミs……あぁ癖がとれない」


──────── 教室 ──────────


     ガラガラ

???「すみませーン」

ダレーアノヒトタチ カミノケシロイ- チッチャイコカワイイ

     ザワザワ  ザワザワ

月詠小萌「あなた達、誰ですかー?」


???「えェっとすみませン、私上条当麻の母、鈴科百合子っていうもンです」テヘッ

???「同じく妹の打ち止め子って言うんだよ、ってみs……コホンコホン」テヘヘ



上条当麻(なんでだぁぁぁぁぁ!!!!!)



上条当麻(おかしいだろ! なんで一方通行と打ち止めがいるんだよ!!)

上条当麻(そしてなんで化粧してまでの家族設定だぁぁ!!??)


鈴科百合子「当麻ー!がンばりなさーい」フリフリ


上条当麻(手ぇ振ってくんじゃねぇぇぇ!!!!)


お付き合い頂きありがとうございます

最初にキャラ崩壊って書くの忘れてたスマン

今回は短めでした。次回はもう少し量多く書けるようにしたいです。

良くない点などがあればご指摘下さい。

ではでは



打ち止め子の読みって'うちどめこ'それとも'らすとおーだーこ'?

土御門の反応が気になる。

どこかの屋さンの風味を感じるな


こんにちは。

レスありがとうございます。

励みになります。

>>13 「うちどめこ」で

>>19 屋さンのまろみは自分じゃ出せません

量は少ないですが投下です。



第一話 きっかけとていさつのじかん 後編




月詠小萌「……えーっとですね、上条ちゃんの親御さんなのですか?」

鈴科百合子「はい」キリッ

打ち止め子「はい」キリッ


上条当麻(死ねよお前ら)


月詠小萌「親御さんなのに名字は違うんですか……?」


鈴科百合子「……!」ハッ

打ち止め子「?」


上条当麻(打ち止めが理解できてねーぞ)


鈴科百合子「間違いました上条セラ子です」

打ち止め子「上条止め子です、ってミs……」



上条当麻(打ち止めはともかく一方通行がネーミングセンスがダサすぎるよぉ)


上条当麻(何だよセラ子って……学園都市第一位の頭脳が台無しだよぉぉぉ!!!)


青髪ピアス「小萌センセー! 上やんが頭かかえてまーす」

月詠小萌「大丈夫ですか、 上条ちゃん?」

上条当麻「……具合悪いので保健室行ってきます」ガタッ


次の瞬間、教室の後ろのドア付近が突如爆発した。ドア金属部分が折れ曲がりの窓ガラスの割れた破片が床一帯に散乱している。クラスの生徒は皆恐怖で震えあがり、月詠小萌はあわわと慌てている。


上条セラ子「ちょっと待とォかァァ! 当麻ちゃァン!!!」


上条セラ子「せェっかく親が授業参観に来てるってェのに出て行くとはなかなか笑わせンじゃねェかァ」

上条当麻「今日が授業参観でも無ければ、お前が俺の親でもねーけどな」

上条止め子「お黙りっ! ってミサカはミサカはヒーローさんを指を指してみたり!」


上条セラ子「当麻ちゃんが出て行ったらこの学校が一瞬でばーンなンてこと有り得ちまうよなァ? ケケッ、コイツは傑作だなァァ!!」


上条当麻(えっ、これなんていうテロ?)

上条当麻「すみませんしたっ!」

上条止め子「よろしい! ってミサカはミサカは隠しきれなない語尾に諦めてみる!」

上条セラ子「すみませーン、授業止めてしまって。修理代は俺が払うのでご心配なくゥ」ニコニコ

シーン

月詠小萌「は、はーい! 皆さんケガはないですかー? 授業再開しましょうねー!」

上条セラ子(この状況で授業再開できるなンて……暗部出身か?)ムム

上条止め子(あなたのせいだよ、ってミサカはミサカは本音を漏らしてみたり)


土御門元春(……なんか面白い事になってきたぜい)ププ



──────────────────────────────



月詠小萌「では、問題? ?3x≦6がわかる人は手を」


上条セラ子「はいっっっっっ!!!!」ビシッ


上条当麻「お前ここの生徒じゃねえだろうがぁぁぁ!!!!」


月詠小萌「は、はい、セラ子さん」

上条セラ子「1です!」

上条当麻「何でだよぉぉ!! 中学校レベルの問題もわかんねーのかよぉぉ!!!」

上条セラ子「1という数字以外興味はねェよ」キリッ

上条当麻「帰れぇぇぇ!!!」


月詠小萌「え、えっと、間違いなので土御門ちゃん、答えてください!」



土御門元春「オレはバカなのでわかんないんだにゃー」

上条セラ子「土御門くゥゥン、3秒で答えられなかったら爆破な。さァァン、にィィい」

土御門元春「x≦2ですっ!!」

上条セラ子「爆破ァ」

土御門元春「何でだにゃぁぁ!!!」ドカーン

月詠小萌「あわわわ、土御門ちゃん大丈夫ですかー!」

青髪ピアス「小萌センセー、つっちーが爆発したので保健室に連れてってもええかな?」

月詠小萌「青髪ちゃん、お願いしますね」

土御門退場

上条セラ子「オマエ等も、しっかり答えられなかったら土御門と同じだからなァ」ギャハハ

シーン

上条セラ子「返事はァ」

1?7生徒「はい!!」


──────────────────────────────

キーンコーンカーンコーン


月詠小萌「授業を終わるのです!」


青髪ピアス「きりーつ」


アリガトウゴザイマシター


月詠小萌「あと上条ちゃんは後で職員室にきてくださいねー」

上条当麻「不幸だ……」

月詠小萌「さらにセラ子さんは公共物破損罪で通報なのです!」

一方通行「ちょっ、待ってください」オドオド

月詠小萌「どうかしましたかー?」

一方通行「すみませンでした5分で直すので許してくださいお願いします本当にすみませンしたー」ドゲザー



月詠小萌「……まぁ、上条ちゃんのお友達ですし明日の朝までに直ってたら許します。一方通行ちゃんと打ち止めちゃん」ニコッ


打ち止め「正体がバレてるー! ってミサカはミサカは驚きを隠しきれなかったり!」


上条当麻「小萌先生はいつから知っていたんですか?」


月詠小萌「いい女にはひみつは付き物ですよ」クスクス


ペタッ ペタッ ペタッ


打ち止め「……行っちゃった、ってミサカはミサカは去りゆく姿を呆然と見送ってみたり」

一方通行「すごい先生だな。外見的にも内面的にもよォ」

上条当麻「そうだな……つーかお前らウチの高校に何しにきたんだよ?」

一方通行「忘れてた! ここに来たのはちゃンと理由があンだよ」

一方通行「クソガキ、三下に説明してやれ。俺が説明すンのはめンどくせェ」


打ち止め「はいはーい! ってミサカはミサカはヒーローさんに説明してみる」ゴニョゴニョ

上条当麻「……学生に習うっていうよりも明らかに授業妨害してたじゃねーか」

一方通行「やっちンちン」テヘッ

打ち止め「やっちんちん」テヘッ

上条当麻「マジで死ねよ」チッ

上条当麻「……これからどうすんだ? 部活動見学でもするのか?」

一方通行「いや、もう決まった」

上条当麻「何がだよ」

一方通行「部員は俺と三下とクソガキだな」

上条当麻「何で俺が入ることになってんだよ」


一方通行「部室はこの学校の空いてる部屋か、三下の部屋だ」

上条当麻「だから何で俺が入ることになってんだよ」

一方通行「許せサスケェ」

上条当麻「サスケじゃねーよ俺は」

打ち止め「結局何部なの? ってミサカはミサカは疑問に思ってみたり」

一方通行「決まってねェ。まァ、ともかく……」



一方通行「ぶかつのじかんだァ」




お付き合い頂きありがとうございます

結構文字化けしてるんですが物語に直ちに影響はないです。

今回はギャグのゴリ押し回になってしまいました。

次回はもっとスッキリさせたいです。

良くない点などがあればご指摘下さい。

ではでは

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