兄「妹を更生させたい」 (86)
妹「ねえゴミ、お茶持ってきて」
兄「もうやめろよ」
妹「は? 何が?」
兄「俺は一応お前の兄貴なんだぞ? それをゴミだの、おかしいだろ?」
妹「あのね、あんたと私じゃ全部が違うわけ」
妹「成績優秀容姿端麗文武両道、あらゆる美辞麗句が正しく私を表現してるわけ」
妹「ゴミは大人しく私の奴隷やってろって話なわけ。理解した?」
兄「ああ、わかったよ」
兄(お前が人間として間違ってるって事がな)
兄(俺には兄としての責任がある。ここは>>3で妹を更生させよう)
シカト
兄(シカトで妹を更生させよう)
妹「ちょっと、まだ?」
兄「……」
妹「ねえ」
兄(このまま無視し続けてれば、こいつも何もかもが自分の思い通りにはならないと思い知るだろ)
妹「……へえ、面白いわね」 スッ スタスタ
兄(怒ってたな。でもこれで妹も分かってくれ……っ)
妹「……」 ビチャビチャビチャッ
兄「冷たっ!? な、何してんだお前!?」
妹「せっかくだからあんたにもお茶を飲ませてあげようと思ったのよ」 ニコッ
兄「お前、ふざけんじゃねえっ!」 ガシッ
妹「ふん」 バシンッ
兄「うぐ……っ」 フラッ
妹「正当防衛ね。無駄に反抗して私を煩わせないでよ」 スタスタッ
兄(何なんだこいつ……)
兄(ダメだこいつ、このくらいじゃどうにもなんねえ)
兄(>>20くらいしないと……)
殴る
バキッ
兄(これは効いたはずだ!)
妹「全く効かんなあ!)
兄「こ、こいつ!化け物か!?」
妹「殴るとはこういうことだあ!」
バキドカ!ボコボコフルボッコ!
妹「精進が足りんな・・・」
兄(殴るくらいしないと……) グッ
妹「はあ。私の貴重な時間が一分も消費されたわ」
兄「この、バカ女っ!」 ブンッ
妹「……」 サッ
兄「うおっ、と、っと……っ」 ヨロッ
妹「へえ、予想外。あんたがまさか私を殴ろうとするなんて」
兄「うるせえ。お前みたいな奴は殴られるくらいしないと、人の気持ちも分からないだろ」 ギロッ
妹「人の気持ちが分からない? 変な事言うわね。ああ、ゴミの癖に自分が人間だなんて思ってるのね。面白いわね」
兄「……」 ギュッ
妹「ていうか文武両道の意味分かる? 私があんた如きに殴られるわけないじゃない」
兄「やってみなきゃ分かんねえだ、ろ!」 ダッ
妹「はあ。無駄に疲れた」 スタスタッ
兄「ぐっ、うぅ……」
妹「一発も当たらなかったわね。ねえ、今どんな気持ち?」
兄「……っ」 ギロッ
妹「うわぁ、プライドだけは人並みなんだ? 笑えるー」 ケラケラッ
兄「……」 ブルブルッ
妹「そうそう、次にこんな事したらこれくらいじゃ済まさないから。あははっ」 スタスタッ
兄(クソ、クソクソクソクソ!)
兄(どうすりゃいいんだ? あいつに思い知らせるにはどうすればいいんだ!)
兄(何かないのか。何か。……例えば、>>27なんてどうだ?)
レイプ
兄(例えば、レイプなんてどうだ?)
兄(人の痛みの分からない人間には、徹底的に痛みを教える以外にねえじゃねえか)
兄(女として一番の苦痛は、やっぱりそれだろ)
兄「でも、どうやってだ?」
兄(あいつに真正面から何かしようとしても、とても俺じゃ相手にならない)
兄(何か良い作戦はないか?)
兄(……>>34なんてどうだ?)
催眠術
兄(……催眠術なんてどうだ?)
兄(一応やり方くらいは知ってるし、もし上手く掛けられればあいつだって抵抗できないはずだ)
兄「これで妹が更生させられるなら、やるしかないか……」
兄「妹、さっきは悪かったな」 ニコニコッ
妹「で、何?」
兄「いや何っていうか、ほら、謝っておきたくてさ」
妹「なら用事は終わったでしょ。消えて」
兄(取り付く島もないってやつだな)
兄(何かこいつの興味を惹きそうな話題でもないもんか)
兄「妹、>>41」
俺は人間になる
兄「妹、俺は人間になる」
妹「はあ? 何それ」
兄「いい加減ゴミ扱いされるのもウンザリなんだ、俺も人間になりたいんだよ」
妹「あんたが? 無理無理、無能は何やっても無能よ」
兄「そこをなんとか! 頭脳明晰なお前の力で何とか!」
妹「私が? ……そうね、同じ親から生まれた私の兄がゴミっていうのも困るわね」
兄「じゃあ」
妹「いいわ、あんたにヤル気があるなら私が教育してあげる」
兄(どうにか話題も繋がったな。後はタイミングを待つか)
妹「で、どうしてこれくらいの問題が解けないわけ?」
兄「そう言われても、これまだ習ってない範囲だし……」
妹「はあ? 一年先の予習なんて澄ませておいて当然でしょ?」
兄(どこの世界の常識だ、それは)
妹「ダメね、話にならないわ。;次週よ次週、私が教えるレベルじゃないわ」
兄「そ、そうか、時間を無駄にさせて悪かったな」
妹「そう思うならゴミなりに努力しなさい」
兄「……あのさ、実は俺、趣味で催眠術やってるんだよね」
妹「それが何?」
兄「ちょっと練習に付き合ってくれないか?」
妹「嫌よ」
兄(少しは迷うとかしろよ)
妹「大体催眠術なんて精神の弱いそこらの馬鹿にしか掛からないわよ」
兄「へー、妹は掛からない自信あるんだ?」
妹「当たり前でしょ。私が誰かの思い通りになったりなんて絶対にしないわ」
兄「なるほどなー。でもさ、そんな事言って本当は怖いだけなんじゃないか?」
妹「は?」 ギロッ
兄「だって、掛からないんだったら別に付き合ってくれても問題ないだろ?」
妹「何それ。あんた、図に乗ってるわね」
兄「で、でも実際そうだろ!? 俺はただ練習に付き合ってくれって言ってるだけなんだぜ?」
妹「……ああ、そう。いいわ、面白いじゃない。付き合ってあげるわよ、練習」
兄(よ、良かった。また殴られるかと思ったぜ)
妹「でも、もし掛からなかったらどうなるか分かってるわよね?」 ニコッ
兄「えっ?」
妹「私を挑発した罪をどう贖わせるか、今から楽しみだわ」
兄(失敗したら死ぬな、これは)
兄「なんて不安も杞憂に終わったな」
妹「……」 ボーッ
兄(面白いほどあっさり掛かって、こっちが拍子抜けするくらいだな)
兄(妹みたいなタイプの方が案外効くのかもしれないな)
兄「本題はここからなんだよな」 ゴクリッ
兄(妹をレイプできるように催眠術を掛けるってのが目的なわけだが)
兄(どんな暗示を仕込んでおけばいいんだろう?)
兄(>>51-53辺りが有効か?)
>>56-58
嫌なのに気持ち良くて好きになる
そもそも苦痛を与える目的でレイプするのに気持ち良くなってどうんすんだよ
>>84お願いするわ
任せろ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません