QB「僕と契約して契約者になってよ!」(489)

代理

  <⌒/ヽ-、___   ・・・ギュイーン
/<_/____/

   ∧∧

  (  ^ω^)     デーレレッテーレー デレーレデレレー
  _| ⊃/(___
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 ♪   ∩∧__,∧
    _ ヽ( ^ω^ )7 デーレレッテーレー デレーレデレレー
   /`ヽJ   ,‐┘   
    ´`ヽ、_  ノ
       `) ) ♪

               ∩∧__,∧
              _ ヽ( ^ω^ )7 デーレレッテーレー デレーレデレレー
             /`ヽJ   ,‐┘   
             ´`ヽ、_  ノ
                `) ) ♪

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     ヽ/ /Д`/⌒ヽ  / .| / /     /    //
      / /\/ ,ヘ  i   ̄ > \_/   /____//         \  さいごのガラスをぶち破れ~   /
      し' \_/    i  />      ̄ ̄ ̄ ̄             \ 乱れた景色を蹴散らして~  /
         i⌒ヽ  ./   ̄>__         .|| |::   
     /⌒ヽ i  i  \(    .|/  / /\    .|| |::
     i    | /ヽ   ヽ  ∠__/   ̄       .|| |::
     ヽ ヽ| |、 \_ノ  >   <>       || |::
       \|  )  ̄  ./V       ___    ..|| |::
____  .ノ ./⌒)∧ /  ...____[__||__]___||___
     / し'.ヽ ( .∨    /\________|__|

    //    し'  / /\   ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

              世界が逆に回転する~
                           - 、   - 、

                 _,, -― "⌒ヽ-、   ヽ    \
           -=≡ ,,-"        i ヽ    ヽ  ヽ.ヽ
         -=≡   /      ,,-ヽ  .i  i     i   i ii
       -=≡   ./ /    /  i  |.i  |     |   i ii
      -=≡   / ./、Д , )./     | '⌒/⌒)(_ヽ  !   ! !!
      -=≡    | |/ ̄∨/      ゙ -/ /-⌒) i
     -=≡, ~⌒| | ⌒l/ /          | | ヽ (ヽi  
     -=≡ー-ヽ | | | | /        .| |  し' (         i i
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 ⌒ヽ   -=≡   ヽ  \ ヽ、    /     /   /  / .'
  '"⌒ヽ  -=≡    \  ⌒ヽ⌒ン     /   _,,-'' ,,-"
  ヽ   ヽ、_-=≡     \       ,, -" _,, - '' - "
    )__ノ⌒    -=≡    ゙ ー---- "
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            ./ / | 日常を飛び越え~
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           / /     ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
         ./ /_Λ     , -つ

         / / ´Д`)  ./__ノ
        /    \ / /

        .|    へ/ /
        |    レ'  /、二つ
        |     /
       /   /

       /  /
      /  /
     / ノ
   _/ /

  ノ /
⊂ -'
       __
      |日常|
        ̄ ̄




黒「……お前はもう戦わなくていい」ギュッ

ほむら「黒さん―――私、わたし……ッ!」

黒「泣くな。お前が泣く必要はない」

黒「涙を流すのは、魔女どもだけで十分だ」



こんな感じで魔法少女たちを落としていく黒さんでひとつ頼みます

    __i⌒i__     i⌒i__i⌒i_        .i⌒i            /⌒,
  /´ _____ )    |  __   _)      |  |     __/  /___
  |  |  ____   i⌒i |  |  |  |    i⌒i  |  |  i⌒i (__   ___)
  |  | (___ `,. |  | |  |_.|  |__  / /  .|  |  ヽ `、  /  /
  |  |   __|  | .ゝィ |  _   ___ ) ` ´  |  |   ` ´  /  〈   i´ `i
  |  | /´._  _ノ    |  | |  | i⌒ 、       ゝィ   _    \ ` /  /
  / / / / |  |_   / / / /_ヽ \     _,-一´ )   _,-    、_
 ゝ_ノ ゝ_ノ 、__) ゝ_ノ ^ 、____ ィ   ( ̄ _,---イ  ( ̄ ,__入 __)
                            ̄          ̄
 P U E L L A M A G I  __i⌒i__      ○               _____         ○   _i´ `i__
 M  A  D  O  K  A (__  __)     ○,   _i´ `i__     (____  ` ,         ○ (_   __  `,
 M  A  G  I   C  A   __|  |___  ,´ `、,/ ,` (_   _  `  i⌒i        /  /  __i⌒i__    |  |     |  |
               (__  __) ヽ    /    /  /  〉  〉 ヽ `、     /  / (__   __)   /  /    .|  |
                   __|  |___   /  , ´     /  /  /  /   ` ´  i⌒ 、/  /   __|  |___   /  /    .|  |
              i´  _   __)  |  |      ゝ_ ノ _/  /   ∧   ヽ   /  (__   __)  ゝィ     .!  |
              !  (_)  |      |  、__   (__ ノ  <  >  ヽ `、       |  |         _ ノ  |
              ゝ、__,イ       ゝ、___)           ! ヘ !    ` ´        ゝィ        ( __ ノ
                                    Q B  の  契  約  者

 ♪   ∩∧__,∧
    _ ヽ( ^ω^ )7 デーレレッテーレー デレーレデレレー
   /`ヽJ   ,‐┘   デーレレッテーレー デレーレデレレー

    ´`ヽ、_  ノ   デーレレッテーレー デレーレデレレー
       `) ) ♪   デーレレッテーレー デレーレデレレー

  . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

        Λ_Λ . . . .: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:ニート:ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ

押し寄せてる 不安がまだ
苦痛を産み出して…



逃げたいほど辛いときも
          ∧_∧

    ∧_∧  (´<_`  ) <決して1人じゃない
   ( ´_ゝ`) /   ⌒i
   /   \     | |
  /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/  FMV  / .| .|____
    \/____/ (u ⊃

                       ヘ(^o^)ヘ 優しく包み込む
                         |∧  
                     /  /

                 (^o^)/  
                /(  )   風が戦う
       (^o^) 三  / / >

 \     (\\ 三
 (/o^)  < \ 三 勇気交じりー
 ( /
 / く  空想が・・・

          現実に変わるーー
          
  <(^o^)>      <(^o^)>      <(^o^)>
    )  )        )  )        ノ ノ
(((  > ̄ > ))))  (((  > ̄ > ))))  ((( < ̄< ))))


     ( \/ /_∧   <./|   /|       /\___
     ヽ/ /Д`/⌒ヽ  / .| / /     /    //
      / /\/ ,ヘ  i   ̄ > \_/   /____//         \  さいごのガラスをぶち破れ~   /
      し' \_/    i  />      ̄ ̄ ̄ ̄             \ 乱れた景色を蹴散らして~  /
         i⌒ヽ  ./   ̄>__         .|| |::   
     /⌒ヽ i  i  \(    .|/  / /\    .|| |::
     i    | /ヽ   ヽ  ∠__/   ̄       .|| |::
     ヽ ヽ| |、 \_ノ  >   <>       || |::
       \|  )  ̄  ./V       ___    ..|| |::
____  .ノ ./⌒)∧ /  ...____[__||__]___||___
     / し'.ヽ ( .∨    /\________|__|

    //    し'  / /\   ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

              世界が逆に回転する~
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                 _,, -― "⌒ヽ-、   ヽ    \
           -=≡ ,,-"        i ヽ    ヽ  ヽ.ヽ
         -=≡   /      ,,-ヽ  .i  i     i   i ii
       -=≡   ./ /    /  i  |.i  |     |   i ii
      -=≡   / ./、Д , )./     | '⌒/⌒)(_ヽ  !   ! !!
      -=≡    | |/ ̄∨/      ゙ -/ /-⌒) i
     -=≡, ~⌒| | ⌒l/ /          | | ヽ (ヽi  
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⌒ヽ   -=≡    !  ヽ \      /     /    /  / //
 ⌒ヽ   -=≡   ヽ  \ ヽ、    /     /   /  / .'
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  ヽ   ヽ、_-=≡     \       ,, -" _,, - '' - "
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||    (6    ゜(_ _) )|.  ( 6)        |    
||  __| ∴ ノ  3  )|  (∴ \____ノ_
|| (_/.\_____ノ |   >--(っ___□__)

|| / (   ))    ))ヽ|  (  ))     |三| ヾ
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   |  ||========[]===|)
                    |_||  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
己の体とその全てを     (_)\|三三三三三|

存在否定はさせない      (:::::::::::::::::::::y:::::::::ノ)\
                    |:::::::::::::::::::::|:::::::::|   |



            ./⌒丶
           / ヽ  ヽ          ,,        
         ( ヽ  ヽ ヽ       /.ヽ    ノ⌒  
        ( ヽ  ヽ  ヽヽ      人   ( >   ノ ノ⌒ 
       ( ヽ  ヽ  ヽ ヽ..      ││      ノ ノ ノヽ        
      ( ヽ   ヽ  ヽ ヽl⌒l.ヽ     ││     ノノ ノ ノ ヽ   
     ( 、ヽ ヽ  ヽ ヽ | |ヽ     ││    ノ ノ ノ ノ ヽ 
     ( 、、ヽ 、ヽ  ヽ│ │ ヽ    ││    (⌒.)ノ ノ ノ ヽ  空を飛べなかった
     ( 、、 、 、、ヽ .│ │ヽヽ   ノ  ヽ   ノ│ │ノ ノ ノ 丶  名も無いHEROは~
     ( 、、、、、、、、、、\ \ヽ/Λ_Λ.\ノ/ / ノ ノ ノ ) 
     (............ \ \( ´Д`) / /ノ ノ ノ ノ  ) 
     ( , , , , , , , , , , ,ヽ      ⌒ /ノ ノ ノ ノ   )  
      (, , , , , , , ・ ・ ・ ・  ノ       イ、ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ)  
      ( , , , , , , ・ ・ ・ ・/     /ヽ丶 ヽ ヽヽヽヽヽ )   
       ( , , , , , , ・ ・・/  / \ \ヽ ヽ  ヽ  ヽ 丿

        ( , , , , ,  ・ /  ん、  \ \ヽ ヽ   ヽ ノ
         (  , , ,  /(__ (    >  )ヽ ヽ ノ         
          (, ,  /     `し'  /  / \/          
           \/         ( ̄ /                
                     彡 )  |                 
                        \_つ

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/06(金) 23:44:28.44 ID:hWDv+5oe0

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... ..:(   )ゝ (   )ゝ(   )ゝ(   )ゝ世界を魅了する~ ..........
....  i⌒ /   i⌒ /  i⌒ /   i⌒ / .. ..... ................... .. . ...
..   三  |   三  |   三  |   三 |  ... ............. ........... . .....
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  三三  三三  三三   三三

 三三  三三  三三   三三




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    _ ヽ( ^ω^ )7 デーレレッテーレー デデデン♪
   /`ヽJ   ,‐┘ 
    ´`ヽ、_  ノ   
       `) ) ♪   

オラOP終わったぞさっさと書けください

QB「エネルギーの問題を解決するには魔法少女より契約者のほうが適していることが分かったんだ」

QB「人間らしい感情を失わせたり対価を払わせることによって、より多くのっと・・・これは説明しなくてもいいよね」

QB「さて、誰を契約者にしようか」

>>24

さやか

しえん

合理的に考えて私で抜きたまえの画像下さい!

書く気ねーのかよ!

ちょっと待ってやれよ
クロスSSを即興で書くのってすごく時間かかるんだよ
1レス10~20分とかざらだよ

>>30
へぇーそうなのか

QB「僕と契約して契約者になってよ!」

さやか「え!?ぬいぐるみが喋ってる!」

QB「僕と契約すればどんな願い事でも一つだけ叶えてあげるよ!」

さやか「へー、最近のおもちゃは随分高性能になったもんだね」

QB「美樹さやか、君には自分を犠牲にしてでも叶えたいことがあるんじゃないかな」

さやか「ど、どうしてそんなこと・・・」

QB「君には契約者になれる素質がある、君が望むなら今すぐにでも願いを叶えてあげるよ!」

さやか「・・・本当にどんな願いでも叶えられるの?」

QB「もちろんだよ」

願い叶えて契約者ってすごくかわいそうなんだけど
本人は割とどうでもいいんだろうな、後悔なんてあるわけないし

さやか「……じゃあ恭介の腕を治してあげてほしいんだ」

QB「それが君の願いかい?」

さやか「あはは……わたし変だよね、こんなよく分かんないモノにこんなこと言っちゃって」

さやか「でも今は誰でもいいから恭介を助けてあげてほしい、そう思わずにはいられないんだ」

QB「分かったよ!それくらいならお安い御用さ!」

さやか「はいはい、それじゃお願いね」

QB「それじゃさっそく君を契約者にするよ!それっ!」

さやか「えっ?な、なにこれ…………い、いやあああああああ!」


 //
☆   ←さやかの星

>>39
落とすなwwwwwww

さやか「…………」

QB「これで晴れて君も契約者の仲間入りさ!」

さやか「わたしが……けいやくしゃ……?」

QB「ああ、もう願いは叶えておいたから心配はいらないよ」

さやか「………………」

QB「そうだ、分かってるとは思うけど一応教えておかないとね」

QB「君の能力は>>47だ!」

kskst

加速

さやか「それが私の能力……」

QB「そう、君は短距離を超スピード移動することができるんだ」

さやか「なかなか悪くないわね」

QB「僕としては雨の日には使わないことをおすすめしておくよ」

さやか「どうして?」

QB「使ってみればわかるさ」

さやか「そう、分かったわ」

QB「そして能力を使うのには対価が必要なんだ」

QB「うーんそうだね……君の対価は>>56みたいだ」

幼馴染の指をへし折る

さやか「ふーん…………」

QB「幼馴染の指をへし折る……幼馴染を助けるために契約した君にとっては少し酷な対価だったかな」

さやか「そう?楽でいいじゃない」

QB「やれやれ、君たち人間はいつもそうだ……わけがわからないよ」

さやか「そんなことより幼馴染の定義を聞いておきたいんだけど」

QB「君の幼馴染と言ったら上条恭介しかいないだろう?」

さやか「一人しかいないんじゃ不便でしょ、鹿目まどかはどうなの?」

QB「それは>>83だよ」

君の気分しだい

QB「君の気分しだいなんじゃないかな」

さやか「それなら問題ないわね」

QB「僕としてはどっちの意味で言っているのか気になるけど」

さやか「は?意味わかんないんだけど」

QB「ふぅ……やっぱり聞くまでもないか」

さやか「用がないなら私はもう帰るから」

QB「好きにするといい」



QB「契約者は引かれあって戦わざるをえない……」

QB「美樹さやか、はたして君はいつまで生き残れるのかな」

QB「さて僕は次の契約者でもつくりに行こう」

QB「ふむふむ、契約者の素質があるのは>>100みたいだね」

QB「僕と契約して契約者になってよ!」

仁美「あら、これは……犬でしょうか」

QB「君には契約者としての素質がある、今すぐ僕と契約して契約者になるんだ!」

仁美「セールスお断りですのよ」

QB「僕と契約すればどんな願いでも一つだけ叶えてあげられるよ!」

仁美「そ、それは本当ですの!?」

QB「もちろんさ」

仁美「本当にどんな願い事でも大丈夫ですの?」

QB「僕にまかせてくれ」

仁美「うーん……わたくし前々からどうしても叶えたいことがありましたの」

QB「言ってみるといい」

仁美「>>108

宇宙人を支配下におきたい

仁美「うふふ……宇宙人を支配下においてみたいんです」

QB「う、宇宙人かい?」

仁美「はい!」

QB「それは困るよ!」

仁美「どうしてですか?どんな願いでも叶えてくれるって言いましたよね?」

QB「それは僕が、じゃなかった……宇宙人は存在しないんだよ!」

仁美「まぁ、そうでしたの?」

QB「そうなんだすまない、だから他の願いに……」

仁美「じゃああなたでいいです」

QB「えっ」

仁美「本やテレビじゃ見たことない生き物ですし、興味ありますわ」

QB「か、考えなおすんだ!」

仁美「いいからはやくしろ」

QB「…………わかったよ」

QB「……しょうがないから君を契約者にするよ……それっ……」

仁美「うふふ……宇宙人の下僕……くふふふふ……」

仁美「…………」

QB「……残念なことにこれで君も契約者になった」

QB「そしてもちろん君の願いも叶ったよ……」

仁美「我ながらいい願いを叶えましたわね」

仁美「人を契約者にできる生物……利用価値はいくらでもありそうです」

QB「おてやわらかに頼むよ仁美」

仁美「それで私の能力は?」

QB「うーんと…………」

仁美「はやく答えなさい」

QB「は、はい!えーっと>>125だよ!」

声を出すたびにタバコを飲み込まなければならない能力

QB「声を出すたびにタバコを飲み込まなければならない能力だよ!」

仁美「なるほど…………は?」

QB「なにかおかしかったかい?」

仁美「……能力は変えられないのかしら」

QB「当たり前じゃないか、仁美は欲張りすぎだよ」

仁美「…………」

QB「いただだ!いたいよ!無言で踏むのはやめてくれないかな!」

仁美「…………」

QB「いたいって!僕を踏んだって能力は変えられないのにわけがわからないよ!」

仁美「ちっ……」

仁美「…………」

QB「…………」

仁美「……ちょっと待ちなさい」

QB「……なんだい?」

仁美「さっきから普通に喋ってるけど別にタバコを飲み込んでないわ」

QB「うん?それは…………」

仁美「…………」

QB「あ、ごめんよ!今のは対価だったよ!能力じゃなかったんだ!」

仁美「…………」

QB「ぎゃああああ!い、痛いよ!僕をいじめる意味がわからないよ!」

QB「契約者は合理的な判断ができるはずだろ!?」

仁美「ええ、役に立たないペットにはオシオキが必要ですわ」

QB「ど、どうしてこんなことに……」

QB「気を取り直して君の能力を発表させてもらうよ!」

仁美「はやくしなさい」

QB「君の能力は発声による共振波の発生さ!」

仁美「共振波?それでなにができるの?」

QB「物を壊したり相手の心臓を止めたりできるよ」

仁美「十分強い能力ですわね」

QB「対価はさっきも言ったとおりタバコを飲み込むことだ」

仁美「それもタバコを常備すれば問題ないですし」

QB「他に聞きたいことはあるかい?」

仁美「ひとつだけ」

QB「ひとつと言わず僕になんでも聞くといいよ!」

仁美「他の契約者について」

QB「やっぱりそう来たか……そうだね、いま一番近くにいるのは美樹さやかだ」

仁美「美樹さやか…………」

QB「もしかして君の友達だったかい?」

仁美「そうですわね、どうでもいいことですけど」

QB「当然戦いに行くんだろ?」

仁美「契約者ですもの」

QB「それじゃあ美樹さやかの能力と対価を」

仁美「結構ですのよ」

QB「どうしてだい?さやかの能力と対価を知っておけば君の勝率は大幅に上がるはずだ」

仁美「契約者にも譲りたくないモノはありますの」

QB「まったく合理的じゃないね……僕としては君がさっさと死んでくれたほうが都合がいいけど」

仁美「…………」

QB「やれやれ」

仁美「……タバコをもってきなさい」

QB「えっ」

仁美「タバコをもってこいと言ってるの、聞こえなかったのかしら」

QB「僕じゃ買い物はできないよ、他の人間には見えないからね」

仁美「いいからやりなさい」

QB「だいたい自分で買ってこればいいじゃないか、そっちのほうが確実だよ」

仁美「知らなかったんですの?未成年はタバコは買えない」

仁美「あなたが盗んだほうが騒ぎにならずにすみますから」

QB「…………」

仁美「…………」

QB「わかったよ……」


第一話 白き獣はやに色になる

次回予告


さやか「へぇー、あんたも契約者になったんだ」


まどか「どうして……どうしてなのさやかちゃん!」


上条「こんなことはもうやめるんだ!」


仁美「っ!背後にっ!?」


QB「鹿目まどか、君なら間違いなく最強の契約者になれるはずさ!」


上条「あああああああああっ!指がぁ!僕の指がぁ!!!」

黒「次の任務は約三時間後に始める予定だ……契約者なら保守するかどうかは自分で判断しろ」

まどか「ね、ねぇさやかちゃん……」

さやか「…………」

まどか「さやかちゃんが上条くんのお見舞いについて来てほしいなんて言うのめずらしいよね」

さやか「そんなことないって」

まどか「そうかな……学校でも様子がおかしかったから……」

さやか「だからなんなの?言いたいことがあるならはっきり言ってくれない?」

まどか「も、もしかして調子が悪いのかなって」

さやか「私は大丈夫だから余計な気をまわさないでよ」

まどか「……うん、ごめんね」

まどか「今日の数学の授業……むずかしかったな」

さやか「…………」

まどか「わたし馬鹿だからあんまり分かんなかった、さやかちゃんは?」

さやか「…………」

まどか「…………」

さやか「…………くる」

まどか「え?……ちょ、ちょっとさやかちゃん!?」

さやか「黙ってついて来て」

まどか「ひっぱらないでよ……急にどうしたの?こっちは病院のほうじゃないよ?」

仁美「あらあら、こんなところで会うなんて奇遇ですわね」

さやか「…………ちっ」

まどか「あれ?ひとみちゃん?」

仁美「まぁ、本当はさやかさんに用があって探してたんですけど」

さやか「いったい何の用?」

仁美「言わないと分かりません?契約しましたの」

さやか「へぇー、あんたも契約者になったんだ」

仁美「私もまさかこんな身近に他の契約者がいるとは思いませんでした」

さやか「で、さっそく私を潰しに来たってわけね」

仁美「そんな言い方されると心外ですわ、契約者なら仕方ない……そうは思いませんこと?」

さやか「……そこの白いのは誰の味方なわけ?」

QB「やぁ」

仁美「今は私の下僕ですけどあなたが心配してるようなことはありませんわ」

QB「この戦いに関しては僕は中立だから安心してくれていい」

さやか「どーだかね…………」

まどか「ふ、ふたりとも怖いよ……どうしちゃったの……喧嘩?」

仁美「…………」

さやか「…………」

まどか「仲直りしようよ!ねっ?」

さやか「来ないならこっちから行かせてもらうよ!」

まどか「えっ?……きゃ、きゃああああ!!!」

仁美「……どういうつもりですの?まどかさんを背負ったりしなくても別に攻撃したりはしませんのに」

まどか「お、降ろしてよーさやかちゃーん!」

さやか「しゃべってると舌噛むわ、よっ!」

仁美「そもそもその状態でわたしに勝てると思って……っ!?は、はやいっ!」

さやか「これで私の勝ちだっ!」

仁美「あ……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

さやか「!」

仁美「はぁ、はぁ……なんとか避けたみたいですわね……んっ!」

さやか「く、くうっ!」

仁美「ナイフなんて物騒なモノ持ち出されたら私もビックリして大声を出してしまいますわ」

まどか「い、今のなに?ね、ねえ!さやかちゃん!」

さやか「うるさい…………」

まどか「おかしいよ!なんでこんなことしてるの!?」

さやか「……まどか、手を出してくれない?」

まどか「え?……こ、これでいいの?」

さやか「えいっ!」

まどか「ひっ!い、いやああああああああ!!!」

仁美「あらら」

まどか「いたいぃぃ!!いたいよぉぉぉ!!」

さやか「それぐらい我慢してよ」

まどか「ひっく……ぐすっ……どうしてこんなことするの?」

さやか「いいからまどかは私につかまってなって」

まどか「嫌だよ!もうさやかちゃんの言うことは聞きたくない!」

さやか「ふーん、いいの?……仁美に殺されるよ?」

まどか「な、なにいってるの?ひとみちゃんがそんなことするわけないよ!」

さやか「じゃあ本人にでも聞いてみたらどう?」

まどか「ひとみちゃんはそんなことしないよね?わたし信じてるよ」

仁美「もちろんですわ、大事なお友達を殺したりするわけありません」

まどか「ほら!さやかちゃん!」

仁美「ですから安心してこちらに来てください」

まどか「うん!」



まどか「えっ?」

仁美「うーん……ちょっとやるのが早すぎちゃいましたわ、んっ!」

まどか「な、なんで……どうして……」

さやか「分かったでしょ?私が助けなかったら今のでまどか死んでたよ?」

まどか「どうして……どうしてなのさやかちゃん!」

さやか「まどかの指をへし折らないと私は能力が使えないの」

さやか「だから仁美がまどかを殺しちゃえば私を殺しやすくなるってわけ」

まどか「わけわかんないよ!なんで殺すとか殺さないとか言ってるの!?」

さやか「じゃあもう一本折らせてもらうね、えいっ!」

まどか「いいいいいいいっ!いたいよおおおおおおお!」

仁美「ああ、かわいそうなまどかさん」

まどか「ひくっ……うえっ……もういや……」

さやか「分かったならちゃんと私にしがみついてなよ」

仁美「うふふ……この様子ではもう私の勝ちは決まったようなものですわね」

さやか「ごちゃごちゃ言ってないで攻撃してきたら?それとも自信ないの?」

仁美「そんな安い挑発にのると思ってるんですか」

さやか「いま降参するなら見逃してあげないこともないよ?」

仁美「……そうですか……そんなに死にたいなら、お望み通り殺してさしあげますっ!」

仁美「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

李「仁美の勇気がさやかを倒すと信じて!ご愛読ありがとうございました!」

黒「契約者は夢を見ない、だが眠りはする……任務の進行は遅いうえに夕方まで戻ってこれそうにない」

黒「だから保守する必要もない……それでも残っていたら続きを始める」

さやか「ふっ!」

まどか「さ、さやかちゃぁん、振り落とされちゃうよー」

さやか「落ちたら死ぬって言ってんで、しょっ!」

仁美「ちょこまかと目障りですわ!あ゛あ゛あ゛あ゛あ!」

まどか「だ、だって指がぁ……いたいよぉ…ぐすっ……うう」

さやか「あんたってホントとろい」

まどか「そんな……ひどい……」

仁美「があ゛あ゛あ゛あ゛あ!」

さやか「あんたはあんたでしつこい女!」

仁美「……くっ……はぁはぁ……はぁはぁ……んっ!」

さやか「ふー……そろそろ疲れてきたみたいね」

さやか「ま、あんだけ大声出してりゃ無理ないって」

仁美「……うふふ……あはっ、あははは……」

さやか「なに笑ってんの?あたま大丈夫?」

仁美「人のことを心配してる余裕があるならもう少し周りを見ることですわね」

さやか「なにを……っ!」

まどか「い、行き止まり……」

仁美「あなたがたはもう袋のねずみですのよ」

仁美「契約者になっても肝心の頭の出来は変わらなかったようですね」

さやか「…………」

まどか「ど、どうしようさやかちゃん……」

さやか「まどか……ごめんね」

まどか「え?」

さやか「えいっ!えいっ!えいっ!えいっ!」

まどか「ぎゃああああああああ!!!いたいいたいいたいいたいよぉぉぉ!!!」

さやか「えいっ!えいっ!えいっ!えいっ!」

まどか「も、もうやめでよぉぉぉ!!!ゆびがなくなっぢゃうぅぅぅ!!!」

仁美「これはこれは……少しは手加減してあげようとは思いませんの?」

さやか「あんたって本当に契約者?」

仁美「は?」

さやか「ぼーっと見てないでさっさと攻撃すればよかったのに」

仁美「いやですわ、ちょっと休憩してただけじゃありませんか」

まどか「……ママ……たすけて……」

さやか「そう……じゃあ休憩ついでにこいつも預かってよっ!」

まどか「え?」

仁美「うふふ、今さらまどかさんを放り投げたくらい私が躊躇すると思って……」

仁美「……い、いない!確かにさっきまではあそこにっ!?」

仁美「ど、どこっ!?」

さやか「死ねっ!」

仁美「っ!背後にっ!?」

さやか「これで私のか」

仁美「ぐっ……あ゛あ゛あ゛!」

仁美「ううっ、血が……」

まどか「……どうなったの……?]

さやか「…………あう」

仁美「まだ……生きてましたか……げほっ、げほっ……とどめを……」

さやか「くぅ……うううううううううう」

さやか「恭介……恭介……きょうすけぇぇぇ!」

仁美「に、逃げられましたか……まだ動ける力があったなんて、げぼっ!」

QB「おやおや、ひどいありさまだね仁美」

仁美「……あなたの声は……耳障りですのよ……」

QB「治療をしたほうがいいと思うんだけどね」

仁美「くうっ……はぁ……ぐっ……」

QB「やれやれ、それじゃあ美樹さやかの居場所を」

仁美「必要ありません……そんなのバカでも分かりますのよ」

QB「それなら僕は……ん?君は……」

まどか「さやかちゃん……ひとみちゃん……ぐすん」

さやか「うう……恭介……」

上条「ん?やあ」

さやか「…………」

上条「聞いてよ、腕が急に治ったんだ……先生もまったく理由が分からな」

さやか「知ってる」

上条「え?」

さやか「だって私が直したんだもん」

上条「あはははは、さやかはすごいね」

さやか「冗談じゃないわよ」

上条「?」

さやか「恭介の腕は私が契約して直してあげたの」

上条「契約?いったいなんのこと?」

さやか「ちょっと私を見ててくれる……ふっ!」

上条「す、すごいよ!今のはマジックかなにかなのかい!?」

さやか「正真正銘、私の能力だよ……」

さやか「恭介の腕を直すかわりにいろいろ厄介ごとに巻き込まれちゃってさ」

上条「……さやかの言ってることはよく分からないけどさやかが僕の手を治してくれたってことなの?」

さやか「信じられない?」

上条「いや、信じるよ」

さやか「恭介……」

上条「さやかは何度もお見舞いに来てくれたしね」

さやか「……きょうすけにお願いがあるんだ」

                                      ,.へ
          ___               ∧          ム  i
         「 ヒ_i〉             /  ゙i         ゝ 〈

         ト ノ              /    ゙i          iニ(()
         i  {              /  QBB ',           |  ヽ
         i  i            /         i         i   }
         |   i          /(●)   (●)',        {、  λ
         ト-┤.        /  ├──┤  .i      ,ノ  ̄ ,!
         i   ゝ、_      /   ヽ、  ノ   !    ,. '´ハ   ,!
            ヽ、    `` 、,__/       ̄    .::| /" \  ヽ/
           \ノ ノ   ハ ̄r/:::r―--―/::7   ノ    /
               ヽ.      ヽ::〈; . '::. :' |::/  /   ,. "
                `ー 、    \ヽ::. ;:::|/     r'"
             / ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ

             | 答 |     Q B B チ ー ズ       │|
             \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ

上条「お願い?僕にできることだったらいいんだけど」

さやか「恭介の指を折らしてほしいの」

上条「え…………あ、ああそういうことか」

さやか「…………」

上条「手がちゃんと動くかどうか確かめたいんだね?」

上条「まったくさやかは心配性だな、はははは」

さやか「……うん」

上条「はい、いつでもどうぞ」

さやか「………………えいっ!」

上条「さ、さやか……?指がへ、ヘンなほうに曲がってないかい……?」

さやか「…………」

上条「う、うわああああああああぁぁぁぁ!!」

上条「あああああああああっ!指がぁ!僕の指がぁ!!!」

さやか「……やっぱり恭介の指はいいね、安心する……まどかの指とはおおちがい」

上条「ど、どうしてこんなことを……さやかが僕の手を治してくれたって言ったじゃないか!」

さやか「それは本当だよ……恭介のことは大事だったし……」

さやか「でもこうしないと私が死んじゃうの、だからしょうがないでしょ」

上条「僕の指を折らないとさやかが死ぬ?そんなムチャクチャ」

さやか「ほら、また契約者が私を殺しにやってきた」

仁美「ごきげんよう、上条くん」

上条「志筑さん?」

仁美「どうやら新しいストックを用意できたようですわね」

上条「血まみれじゃないか!いったいどうして……」

さやか「わたしはこいつと殺し合いしてるの」

上条「殺し合いだって!?志筑さんもそうだって言うの!?」

仁美「ええ、当たり前じゃないですか」

上条「お、おかしいよ……僕は二人の間になにがあったのかは知らない……だけどこんなのおかしいだろ!」

上条「友達だったはずだろ!?毎日笑いあってたんじゃないのか!悲しいこともつらいこともあったかもしれないけど!」

上条「それでもそれぞれにとってかけがえのない存在だったはずだ!」

さやか「…………」

仁美「…………」

上条「こんなことはもうやめるんだ!」

まどか「さやかちゃん達を追いかけなきゃ……」

QB「鹿目まどか、今の君が行ってもどうすることもできないよ」

まどか「でも二人はわたしの友達だから」

QB「彼女達は僕と契約して契約者になった、君ではあまりにも無力だ」

まどか「あなたがさやかちゃん達をあんな風にしたの?」

QB「彼女達は願い事を一つ叶える代わりに自分から契約者になったんだ」

QB「それと僕のことはキュゥべえとでも呼んでくれ」

まどか「キュゥべえ?……契約者ってなんなの?」

QB「対価と引き換えに特殊な能力が使えるようになった存在さ」

まどか「じゃあさっきはその能力で戦ってたんだね……」

QB「まどか!彼女達を止めたいなら契約者になるといい!それしか方法はないよ!」

まどか「で、でも契約者っていうのになったらさやかちゃん達みたいになっちゃうんでしょ?」

QB「そうなるかもしれないし、そうならないかもしれない」

まどか「それにもし契約者になってもわたし弱いからきっと何も出来ないよ……」

QB「そんなことはない!」

まどか「えっ?」

QB「鹿目まどか、君なら間違いなく最強の契約者になれるはずさ!」

まどか「ほ、ほんとう?」

QB「ああ!さやかや仁美なんて比べものにならないくらい強くなれるんだ」

まどか「わたしがそんな……なんだかよく分からないな」

QB「さぁ!今すぐ僕と契約するんだ!」

まどか「でも……やっぱり戦うのはこわいよ……」

QB「そうか、それなら仕方ないね……契約したくなったらいつでも言ってほしい」

まどか「うん……とりあえずさやかちゃん達を探そうかな」

QB「それなら僕が案内するよ!ついて来てくれ!」

さやか「恭介……わたしそんな恭介が大好きだった……だから」

上条「さやか!分かってくれたんだね!」

さやか「ちょっと眠っててくれない?」

上条「ぐっ……さ……やか……」

さやか「ふぅ……さぁ続きを始めるとしますか」

仁美「そうですわね」

まどか「待って!」

さやか「まどかか……邪魔だからどっか行っててくんない?」

仁美「……どうしてこんなのをつれて来たんですの?」

QB「なにかマズかったかい?」

まどか「もうこんなことやめようよ!二人が傷つけあってもいいことないよ!」

QB「まどか!僕と契約したくなったらいつでも言ってくれ!」

まどか「また三人で一緒に学校行こ?ね、それがいいよ!」

QB「すぐにでも君を契約者にできるからね!」

さやか「……こんなやつ無視して始めよっか」

仁美「私も賛成ですわ」

まどか「や、やめてよ!わたしここからどかないからね!」

さやか「……はー、予備は残しておきたかったんだけどしょうがないかな」

仁美「最初から遠慮するつもりなんてありませんでしたし」

まどか「さやかちゃん……ひとみちゃん……」


???「おいおい、病院のど真ん中でドンパチやらかす気かってーの」

???「これだから契約者ってやつは……」

???「ま、これはあたしが止めてやるしかないよねぇ」


第二話 藍緑色の涙は血の水たまりに落ちた


QB「まどか!はやく僕と契約するんだ!」

まどか「で、でも…………」

さやか「もう遅いわよっ!」

仁美「…………!」

さやか「ぐうっ!な、なによ!?」

???「ちょっとちょっと、何やってんのさ、アンタたち」

仁美「いったいなにが起こったんですの!?」

まどか「あれ……わたしまだ生きてる?」

QB「これは……あんこか…………」

あんこ「ルーキーのヒヨッ子があたしの縄張りでずいぶん好き勝手やってくれてんじゃん」

さやか「今の……あんたがやったの」

あんこ「あんただって?最近の新入りは口の利き方がなってないよね、先輩に向かってさぁ」

仁美「あいつはいったい何者ですの?」

QB「佐倉あんこ……かなりやっかいな契約者さ」

仁美「…………」

QB「…………」

仁美「………で?」

QB「なんのことだい?」

仁美「いいから能力と対価を教えなさい」

QB「そういうのは結構だって言ったじゃないか」

仁美「あんなどこの馬の骨とも分からないやつは別ですのよ」

QB「やれやれ、君達契約者はまったくわけがわからないよ」

QB「……あんこの能力は>>313なんだ…………」

炎上

仁美「炎上?」

QB「ああ、彼女の発火能力はとても強力だよ……」

QB「周りを広範囲にわたって炎上させることができるほどにね」

仁美「なるほど……確かにやっかいですわね」

QB「まぁ彼女が本当にやっかいなのはもっと他のところなんだけどね」

仁美「?」

QB「えっと、対価は……>>328だったかな」

歌を歌う


仁美「歌ですか……めんどくさいですわね」

QB「あんこもかなり嫌がってたよ」

あんこ「テメェ!余計なこと話してんじゃねぇよ!」

QB「………………」

さやか「で、あんたは何の用があんの?」

仁美「漁夫の利でも狙ってきたんですか」

あんこ「どうとらえてもらってもかまわないさ」

あんこ「アンタたちはかなり消耗してて今のあたしなら簡単に殺せる、これを分かってくれればいい」

さやか「…………」

仁美「…………」

あんこ「どうだい?見逃してやらないこともないけど」

さやか「見逃す?」

あんこ「そうさ、契約者なら好きだろ?合理的判断ってやつ」

仁美「……条件は?」

あんこ「アンタたちが二度と戦わない、これだけ守ってくれればいい」

仁美「…………」

あんこ「この病院を炎上させちまえばアンタたちだって無事に脱出できるわけないんだしさ」

あんこ「悪くない条件だろ」

さやか「……はっ!あんたに見逃してもらわなくたって…………!?」

あんこ「探し物はこれかい?」

上条「」

まどか「あはは…………」

さやか「恭介!……まどか」

あんこ「それだよ、それ、自分の手札を相手に見せすぎだって分かんないかなぁ」

さやか「なにを……」

あんこ「契約者は合理的判断の下に行動する……動揺するってことはつまりはそういうことだろ?」

さやか「なにが言いたいのよ」

あんこ「アンタはこいつらがいなくちゃ困るってことさ、理由もだいたい察しがついてるけどな」

さやか「っ!」

あんこ「おおっと、動くんじゃねぇぞ!動いたらこいつらを消し炭にする」

さやか「…………」

あんこ「いいぜ、競争してみようか?」

あんこ「アンタがこいつらを取り返すスピードとあたしが消し炭にするスピード」

あんこ「いったいどっちが速いんだろうね」

あんこ「もちろんアンタが一人で逃げても消し炭にするからな」

あんこ「後から回収しようと考えてもムダだよ」

さやか「…………分かった、条件を呑む」

まどか「よ、よかった…………」

あんこ「アンタはどうだい?」

仁美「私も問題ありませんわ、こんなところで無駄死にしたくありませんし」

あんこ「あ、言っとくけど約束なんて無視すればいいと思ってるならそれはできないぞ」

あんこ「契約者同士が戦いをしないと決めた約束は強制力を持つ」

さやか「!」

仁美「!」

あんこ「いや、この言い方はちょっと違うか……契約者の本能によっては戦いが引きおこされない」

あんこ「まぁそれなりの理由があれば戦えるってことだな」

仁美「おい、下僕」

QB「…………」

仁美「あいつの言ってることは本当なんですの?」

QB「佐倉あんこ……やはり君はやっかいだよ」

あんこ「本能って言ってもそもそも契約者は意味もなく戦ったりはしない」

あんこ「それをテメェが細工してんだろうが!キュゥべえ、いやインキュベーター!」

QB「僕にとっては契約者が殺しあったほうが都合がいいんだ」

QB「それにその代わりに願いを叶えてあげてるじゃないか」

あんこ「……そんなことは今はどうでもいい、さっさと約束を済ませ」

QB「もう手遅れだよ、マミが来るからね」

あんこ「なんだと!?クソッ!急げ!今ならまだ間に合う!」

マミ「あんこちゃん?何を慌ててるのかしら」

あんこ「マ、マミ…………」

さやか「次から次へとよく分かんないのが出てくるわね……」

仁美「あいつの能力と対価は?」

QB「………………」

仁美「聞こえなかったのかしら、はやく答えなさい」

QB「………………分かった」

QB「マミの能力は>>360だよ」

黒「今回も次の任務は約三時間後に始める予定だ……契約者なら保守するかどうかは合理的に判断してくれ」

任意の場所に真空を作り出す能力

仁美「真空を作り出せる?あきらかに凶悪すぎる能力じゃありません?」

QB「マミはこの能力で数々の契約者を殺して生き残ってきたんだ」

仁美「というか詰んでますよね私……」

仁美「まぁいいでしょう、とりあえず対価を聞きましょうか」

QB「>>378さ」

技名を叫ぶ
「ティロ・フィナーレ!」とか

QB「これは言いにくいんだけど……技名を叫ばないといけないんだ……」

仁美「わざめい?なんですのそれは?」

QB「正直言って僕にも分からないんだ……」

仁美「いいからはやくしろ」

QB「……ティロ・フィナーレとかのことだよ」

仁美「は?」

QB「これ以上は説明のしようがないんだ、許してほしい……」

仁美「ホントに役に立たないペットですわね」

QB「…………」

仁美「……そうですわ」

QB「まだなにかあるのかい?」

仁美「念のためマミとかいうのが叶えた願いを教えてもらえるかしら」

QB「そんなこと知ってもどうにもならないじゃないか」

仁美「なぜか聞いておいたほうがいい気がしますの」

QB「たいした願いじゃなかったんだけどね」

QB「僕の記憶では>>390だったと思うよ」

>>387

仁美「……よく聞こえませんでしたわ、もう一回言ってもらえる?」

QB「友達が欲しいだったよ!友達が欲しいだったよ!」

まどか「えっ?」

さやか「はぁ?」

上条「そ、その幻想はぶち殺せない……」

仁美「なんだただのぼっちか」

あんこ「…………」

マミ「ちょ、ちょっとキュゥべえ!」

マミ「なに勝手に人の秘密を暴露しちゃってるのよ!」

QB「ごめんよマミ、僕にはどうしようもないんだ」

仁美「それでいったい誰がぼっち☆マミの友達になったのかしら?」

マミ「ぼっち☆マミってなによ!なによ!」

QB「それはぼ」

マミ「ティロ・フィナーレ!!!」

QB「…………」

仁美「…………」

まどか「…………」

さやか「…………」

マミ「…………はぁはぁ!あ、焦ってこの部屋全体を真空にしちゃった……」

仁美「げほっ!げぼっ!き、傷がひらいちゃいましたわ……」

QB「こんな事に能力を使うなんてわけがわからないよ」

マミ「これでもう話すことはできないわね!次に話そうとしたらまた真空にするわよ」

仁美「しょうがないですわね、テレパシーでお願いしますわ」

QB「分かったよ仁美!僕に任せてくれ!」

マミ「すとーっぷ!ストーップストーップ!!!」

QB「これも仕方のないことなんだ!悪く思わないでくれマミ!」

マミ「キュゥゥゥゥゥべえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

まどか「てれぱしーってなんだろう?」

QB「それじゃあ始めるよ!」

マミ「キュゥべえ待ってよぉ!私たち友達でしょ!?」

仁美「…………」

さやか「…………」

まどか「…………」

上条「ううっ……ぐすっ……」

マミ「……イ、イマノハチガウノヨ?カ、カンチガイしないでよ?」

QB「マミと僕は友達なんだ!」

マミ「ゴラアアアアアア!!!」

仁美「願いごと一つ使っても友達一人つくれないなんて……」

仁美「少々かわいそうですわね」

さやか「私の願い事も案外良かった気がしてきたわ」

マミ「ぐぬぬぬぬ」

QB「あとあんこが友達になったんだよね!」

あんこ「…………」

仁美「…………えっ?」

さやか「ふーん」

まどか「ほっ……」

上条「よかった……本当によかった……」

マミ「………………」

QB「どうしたんだいマミ?願い事であんこは確かに君の友達になったはずだよ?」

マミ「ちがうのよ……」

QB「なにがちがうのか僕にはわからないよ、あんこに聞いてみたらどうだい?」

マミ「……あんこは私の友達だよね?そうだよね?」

あんこ「んなわけねーだろ」

マミ「」

あんこ「絶交したのもう忘れたのかよ?」

まどか「ど、どうしよう……」

上条「なんてこった……」

あんこ「だいたい毎日毎日一緒に技名なんて考えてられるかよ!」

マミ「どうしてよ!楽しいじゃない技名考えるのって!」

あんこ「それはお前だけだっつーの!」

マミ「ね、QB!楽しいよね!ねっ!」

QB「技名についてはさすがの僕もわけがわからないよ……」

あんこ「ほらみろ」

マミ「がーん」


さやか「今のうちに逃げようかな」

仁美「そうしたほうがよさそうですわね」

マミ「待ちなさい」

あんこ「……ま、そんなことはどうでもよくてお前との考えの違いが原因なんだけどな」

マミ「まだ分かってくれないのねあんこ」

あんこ「考え直すのはお前のほうだ!契約者だって生きてんだよ!」

さやか「ちょっとちょっと、人呼び止めときながらそっちだけで話さないでよね」

仁美「用がないならそろそろ帰らせていただきたいんですけど」

マミ「ごめんなさいね、ちょっと待っててもらえる?」

マミ「うーん……」

さやか「なによ」

上条「?」

マミ「そうね……」

仁美「もういいかしら、ぼっち☆マミ」

マミ「やっぱり要らないのはあなたのほう」

仁美「なっ!」

あんこ「やめろマミっ!」

マミ「>>425!!!」

みんなで私と一緒に技名を考えましょう!

孤独の独奏曲

黒「契約者は夢を見ない、だが眠りはする……今回も任務の進行は遅かった……しかもまた夕方まで戻ってこれそうにない」

黒「だから保守する必要もない……それでも残っていたら続きを始める」

マミ「孤独の独奏曲!!!」

仁美「なにそ…………」

あんこ「マミ、テメェ!このっ!」

マミ「っ!熱いじゃない、ひどいわねあんこ」

マミ「アルティマシュート!!!」

あんこ「ちっ…………」

マミ「はいはい♪鎮火鎮火♪」

あんこ「おい!そこのアンタ!はやく逃げろ!」

さやか「そんなこと言ったって恭介が……」

マミ「ねぇねぇ、あなた」

さやか「……なに?」

マミ「そこの子に止めを刺してくれない?」

仁美「…………」

さやか「なんでそんなこと私が……」

マミ「やらないならあなたも殺すわよ?」

さやか「…………分かった」

まどか「さやかちゃん!?」

マミ「よしよし、聞き分けのいい子は好きよ」

あんこ「そうはさせるかよっ!」

マミ「>>470!!!」

kskst

マミ「破滅の輪舞曲!!!」

あんこ「ちくしょ…………」

さやか「さよなら仁美」

まどか「ま、まって!さやかちゃん!」

仁美「…………」

まどか「あ、ああ……ひとみちゃんが……」

上条「さやか…………」

マミ「うふふ」

あんこ「…………ぷはぁ!はぁはぁ!どうしてだ!」

あんこ「こんなことをしたって契約者はいなくならない!」

あんこ「全滅させることなんて不可能だってのが分かんねーのか!」

マミ「…………うるさいわね」

さやか「これでいいの?」

マミ「ええ、そこの男の子を連れてどこへでも行きなさい」

さやか「行くよ、恭介」

上条「うわっ」

まどか「さやかちゃん……」

あんこ「なっ!ま、まてっ!」

マミ「あーあ、追いかけて行っちゃった」

マミ「ちょっと嫉妬しちゃうわ」

QB「ありがとうマミ、助かったよ!」

マミ「キュゥべえ……あとでオシオキだからね」

QB「しょうがないじゃないか」

QB「まさか仁美が願い事を使って僕を下僕にするなんて思わなかったんだ」

マミ「はぁ……いつも言ってるでしょ、安易に願い事を叶えるなんていったらダメって」

マミ「いつ自分の身に悪意が降りかかるか分からないんだから」

マミ「これに懲りたらもっと慎重に契約しなさい」

QB「残念だけどそれはできないよ、契約するのは僕の使命だからね!」

マミ「あなたが無闇に契約するのをやめてくれると私も助かるんだけど」

QB「いくら友達の頼みでもそれは聞けないんだ、すまないマミ」

まどか「ひとみちゃん……」

マミ「危なかったわね、でももう大丈夫」

まどか「ひっ」

マミ「う……その反応は結構心にくるものがあるわね」

マミ「でも仕方ないか……」

マミ「あなたから見たらわたしも契約者と同じバケモノだもんね」

マミ「でも安心してちょうだい、普通の人間には手を出さないから」

まどか「ど、どうしてひとみちゃんを……」

マミ「うーん、そうね……まずは場所を変えましょ」

マミ「ここじゃ色々と問題があるしわたしの家に来ない?」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年12月18日 (金) 04:35:51   ID: Ued9Dj1G

おぃh;お

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