マミ「うふふ、QBったら///」(215)

QB「やめてよマミ!変な服着せないでよ!!」

マミ「可愛いわよ///」

QB「助けて!まどか!」


これでたのむ

マミ「さぁ、QB、お散歩の時間よ」

QB「マミ、僕はペットじゃないんだが」

マミ「なにいってるのよ!貴方は私の大切なお友達よ!」

QB「君は友達に首輪を付けてフリルの付いたピンクの服を着せるのかい?」

マミ「そう・・・そんなに嫌だったの・・・」シュン

QB「・・・!!」

QB「そ・・・そんな事ないよ!!」

マミ「・・・本当!?」

QB「う・・・うん!うれしいなぁ・・・ははは」

マミ「よかったわぁ///QBが気に入ってくれて!!」

QB「はは・・・はは」

マミ「じゃあ早速お散歩しましょう!!」

QB「う・・・うん」

散歩中

マミ「今日はいい天気ねぇ~」

QB「そ、そうだねー。出来れば誰にも会いたくないなぁ・・・」

マミ「何故?そんなに可愛いのに」

QB「あっ・・・マミ!そこの角は右に曲がって!!」

マミ「え?なになに・・・!?」

QB「あ・・・気のせいだったようだ」(ふぅ・・・もう少しで杏子と鉢合わせだった・・・)

マミ「あっ、美樹さんじゃない!」

QB「さっ!さやか!!」

さやか「あっ、マミさん!こんにちわー!」

QB(終わった・・・)

マミ「奇遇じゃない、美樹さん。なにか用事?」

さやか「いーえ?ブラついてるだけですよ・・・ってあれ?それ・・・QB?」

マミ「ええ、そうよ?あれ?元気ないわね?QB」


QB「や・・・やぁ、さやか」

さやか「ふ・・・ふひっ・・QBが・・・」

マミ「どうかしたの?」

さやか「いえ、とっても似合ってますよ・・・ふひひっ」パシャパシャ

QB「や、やめてよ!写メを撮らないでよ!!」

マミ「それぐらいいいじゃないQB」

さやか「ふひひひひ!QBは可愛いなぁ!!」ピロリン

QB「さ、さやか!?今誰に送ったんだい!?」

さやか「え?まどかだけど?」

QB「・・・さやか!!」

さやか「えっ!?」

QB「人の嫌がる事をするな!!」

さやか「ご・・・ごめん・・・」

マミ「QB?」

QB「大体キミは少し自己中なんじゃないか?いつもいつも・・・・」

さやか「はい・・・ぷっ」

QB「ほら!!また笑った!!」

さやか(そりゃそんな格好で説教されましても)

QB「絶対にゆるさないよ!さやか!!」

マミ「QB、落ち着いて」

QB「でもしかし・・・」

さやか「・・・ご、ごめんね」

マミ「ほら、美樹さんも謝ってるじゃない
というより一体なにをそんなに興奮しているの?」

さやか「いや・・・それは・・・」

マミ「ポーズを決めずに撮影したのがまずかったのかしら・・・」

QB「・・・」

マミ「それにしてもそんなに怒るなんて・・・・まったく、わけがわからないわ」

マミ「・・・ごめんなさいね美樹さん
この子最近ちょっとおかしいのよ・・・」

さやか「はぁ」

マミ「・・・ほら、いきましょQB」

QB「・・・うん」プルプル

さやか「じゃ、じゃあ・・・ぷっ・・じゃあね!」フルフル

QB「・・・」ワナワナ

マミ「さようなら、美樹さん」

さやか「は、ふひひ・・はーい!さようならー!」

マミ「あら、桜が咲いて来たわね」

QB「そうだね・・・」

マミ「あら?あそこに居るのは・・・」

ほむら「巴マミ・・・」

QB「」

マミ「あら、暁美さんじゃない。ごきげんよう」

ほむら「・・・ぷっ」

QB「・・・グスン」

マミ「貴女もお散歩?
ところでその右手の袋から下着がはみ出ているけど買い物帰り?」

ほむら「これは失礼したわね、コインランドリー帰りよ」

マミ「そう、春先は変なのが多いからそういうのは気をつけなさいね」

ほむら「確かに・・・変なのは多いわ」チラッ

QB「春はそういう季節らしいね・・・らしい・・ね・・・」プルプル

マミ「じゃあ気をつけてね」

ほむら「ええ・・・」クスッ

QB(畜生め)

ヒュウウウウ

マミ「きゃっ、みだらな風ね!」ヒラリ

QB「うわっ、嫌味な風だなぁ!!」ヒラリ

マミ「・・・誰もいないわね、よかったわ」

QB「・・・誰もいないね、もうどうでもいいけど」

マミ「風も強くなってきたし帰りましょうか?」

QB「・・・うん!!」

まどか「あれ?マミさん?」

QB「」

マミ「あら!鹿目さんじゃない!」

QB「やぁ!まどか!」

まどか「うわぁ、QBって本当に女装癖持ってたんだ・・・
さやかちゃんのメールが本当とは・・・」

QB「ち、ちがうよ!これはこういうファッションなんだ!!僕の仲間内で流行なんだ!!さやか死ね!」

マミ「え?」

まどか「ふ、ふーん。ねぇ、ところで聞きたいんですけど、ちょっといいですか?」

マミ「なに?」

まどか「あのー、ここらへんに下着が転がってませんでした?
干してたら飛んでっちゃったみたいで・・・」

             /)
           ///)

          /,.=゙''"/
   /     i f ,.r='"-‐'つ____   こまけぇこたぁいいんだよ!!
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |

     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /

マミ「今度は鹿目さんに首輪を付けてお散歩したいわ」

まどか「え……?」

な展開希望

             /)
           ///)

          /,.=゙''"/
   /     i f ,.r='"-‐'つ____   こまけぇこたぁいいんだよ!!
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     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /

まどかの下着どこに飛んでっちゃったんだろうな

                          ,-‐- 、 カタカタ
               ,..-──- 、       i    `ヽ、
 -‐ 、_         ,.:::':::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、  |   、─ '
    `゙'ー- 、,∠:::::::::::::::;.-‐-v' ⌒`ヽ,‐、ヽ.j  ┌.’     マミさん早くしてよ

 テ    ,   ,  _,., 二>          ゙、:、lヽ===========
 ゙ー‐''"´`'7"::`''"´::::::;:ゝ   ___ ゝ   ‐'ニヽ.弋l |
      /:::::::::::::::::::::{    //‐゙i   |l .il i. l |
     /:::::::::::::::::::::::;-゙   | | l ・.l   l.ー'ノ ! | |
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    /::::::::::::::::::::::::::丶: : : : : :`ー'  (_,ひJ : : :| |   
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   .l::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ     ∠-‐-`  i‐/ | |       | |
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                                 ヽ!二二二二二二二二二

寝てた

マミ「下着?・・・見なかったわねぇ」

まどか「ですよねー、変な事聞いてすいません」

QB「まどか、それってどんな下着だい?」

まどか「えっ!?」ビクッ

QB「えっ?」

マミ「キュウ・・・べぇ・・・!?」

QB「えっ?・・・・あっ」ハッ

まどか「く・・・クマのプリント付きだけど・・・」ビクビク

マミ「か・・・鹿目さん!こんな変態に付き合う必要ないわよ!」

QB「い、いや!」

マミ「まったく・・・見損なったわ」

まどか「QB・・・今までそんな目で私達を・・・」

QB「だ、断じてちがうよ!まどか!」

マミ「QB!言い訳しなくて良いから謝りなさい!」

QB「えええ!?」

マミ「見苦しいわよ!そこまで女の子の下着が見たいの!?」

まどか「QB・・・」

QB「チッ・・・ご、ごめんよ・・・ま、まどか」

マミ「鹿目さん、QBは変態だけど純粋なだけだから・・・許してあげてね?」

まどか「は・・はい・・・」

QB「そ、そうだまどか!折角だし仲直りの記念に僕と契約しようよ!」

まどか「えっ?」

マミ「えっ?」

QB「ほ・・ほら?今探してる物だって僕の力を使えば・・・」

まどか「ま・・・まぁ、そうだけど・・・」

マミ「QB・・・あなたも大した根性ね」

QB「そ、そうそう。だから僕と契約してちゃんとパンツを穿いた魔法少女になってよ!」

「それには及ばないわ」

QB「!?」

まどか「ほ、ほむらちゃん!」

マミ「暁美さん!」

ほむら「まどか、これを」スッ

まどか「あっ、私のパンツだ!」

ほむら「向こうの水たまりに落ちてたわ」

QB「えっ?」

まどか「本当だ・・・湿ってる」

QB「そ・・・それって君がさっ!?
ぎゃあああああああああああ!!
目がァアアアアアアアア!!!目がァアアアアアアアア!!」

マミ「QB!?」

まどか「どうしたの!?」

ほむら「ゴミでも入ったんじゃないかしら、風が強いシネQB大丈夫?」

QB「うぅううう・・・・目がァアアアアアアアア・・・・!!
僕のつぶらな目が・・・・うう・・・」

ほむら「・・・QBはおいといて、これで大丈夫ね。まどか」

まどか「うん!もう何も怖くない!」

マミ「えっ」

ほむら「そう、じゃあ私はこれで」シュッ

QB「こんなの絶対おかしいよ!!・・・うぅ・・・目が」ヨロヨロ

マミ「・・・ほら、QB。抱っこしてあげるからお家に帰りましょ」ギュッ

まどか「わぁ、QBったら赤ちゃんみたい!」

QB「マ、マミ!降ろして!恥ずかしいよ!」

まどか「QBったらそんな事いってにやけてるじゃない」

マミ「あらあら///」

QB「にやけてないよ!
ぼ、僕にだって恥もプライドもあるんだよ!?」

まどか「もぅ、QBったら本当にバカだね!
素直に喜べばいいのに!」

マミ「うふふ、じゃあ帰るわね。さよなら鹿目さん」

まどか「さよならー!」

QB「はぁ・・・」(まったく、まどかには参ったよ・・)

マミ「あらあら、QBったらお眠の時間かしら?」

QB「いや、ちょっと疲れただけだよ」

マミ「別に寝ててもいいのよ、ちゃんと家まで抱っこしてあげるから」

QB「・・・うん、ありがとう」
(もう何も言うまい、せめてこの感触を楽しもう・・・)

マミ「あら?あそこのベンチにいるのは佐倉さんじゃない」

QB「・・・はぁ」

マミ「こんにちは、佐倉さん」

杏子「おっ、巴マミじゃねぇか。お前なに抱えてんだ?」

マミ「えっ?これはQBよ?」

QB「・・・」

杏子「あっ、QB!って・・・おまえそんな趣味があったのか」

QB「・・・やぁ、杏子」

杏子「・・・可愛いじゃねぇか」

QB「えっ?」

杏子「知らなかったなぁ・・・QBにこんな服が似合うなんてよ」

マミ「あら、佐倉さんってこういうのが好きなのね」

二度寝してたわ

杏子「ほら、今丁度ビーフジャーキーもってるからやるよ」スッ

QB「ありがとう・・・杏子・・・」モグモグ

杏子「いやー、しかしこうして見ると本当に犬か猫だな
ところで犬鍋って以外に美味いのしってたか?」

マミ「あら?犬って食べれるの?」

杏子「当たり前じゃん、きっとQBも美味しいんだろうなぁ・・・」

QB「き、杏子・・・!?」

杏子「あ・・・すまねぇな、別にQBを鍋にしようなんて思ってねぇからよ」ジュル

マミ「あらあら、佐倉さんったら面白い冗談を言うのね」

QB「僕には冗談に聞こえないよ!・・・ヒャア」ビクッ

杏子「へへへ・・・、ところでよぉなんで今日はこんな服きてんだ?」

マミ「えっ?・・・だってQBったらいつも全裸なのよ?
さすがに女の子の周りを全裸で舐り歩くのはねぇ・・・」

QB「えっ」

杏子「おお、確かにそれもそうだ
犬ならともかくQBの場合喋るからなぁ
・・・まぁ、今後はもっと気をつけろよ?QB」

QB「えっ・・・う、うん」

マミ「そうよ!もっとオシャレしましょうね!QB!」

QB(・・・・人間はわけがわからないよ)

それからというもの

僕は数ヶ月に渡り、マミやまどか達から着せ替え人形の様に扱われた
そしてそれは収まる事を知らずある日まどかがとんでもない事を言い出したのだ

まどか「ねぇ?QBを犬のコンテストに出場させてみない?」

当然悪ノリしたまどか達は大賛成
そしてその月に県で行われた犬のファッションショーに僕は出場した

犬名は「インキュチワワのQBちゃん」
服装はウェディングドレスのような服に天使の羽と輪っかを付けたものだった

まわりの観客は僕に大歓声を送り審査員も大絶賛
当然のように僕はそのファッションショーで優勝してしまった!

ただ優勝賞金の50万円が僕の所に1円も来なかったのが不思議でならない

そして県で優勝した僕はファッションショーの日本大会に出場する事になってしまった

マミは涙を流し喜んだ
さやかは財布の中身を見ながらニヤニヤしている
杏子は吉野家に行ったっきり帰って来ない
まどかは僕を抱きしめて喜んでいる
暁美ほむらは凄まじい形相で僕を睨みつけてくる

そして月日が流れ僕はファッションショーの日本大会に出場し




優勝した

犬名は以前と同じ「インキュチワワのQBちゃん」
服装は魔法少女モードのマミとお揃いの服装

以前のファッションショーで知名度が上がった僕を見た客は
何故か「ティロ・フィナーレ!」と叫ぶ様になっていた

ティロ・フィナーレ
何故か心地がよかった、ティロ・フィナーレ・・・ふふふ・・・

・・・まぁともかく日本大会で優勝した僕は一躍スターになり雑誌の取材等が来る様になった

まぁ僕の可愛さなら当然の事だろうね
これで宇宙のエントロピーも満たされ・・・ん?
エントロピー・・・?
なんだったっけそれ?

・・・・ただ今回の賞金500万円もどこかへ消えてしまった

マミ「QB!株式会社シャフトさんから取材よ!」

QB「えっ?シャフトからかい!?」

マミ「ええ!そうよ!あのシャフトさんよ!
うふふ、今日も可愛いわぁ・・・私のQB///」

QB「えへへ、シャフトかぁ・・・うれしいなぁ」

マミ「さっ、行くわよ!」

QB「はーい」

カメラマン「おー!いいねいいねー、そうそう!もっと足開いてー」

QB「こうかな?」

カメラマン「ひゅー!いいねいいねー!最高にQBだよ!!」

QB「いやだなぁ、もっと褒めてよ!」

マミ「あらあら、QBったら///」

カメラマン「おーし、いいのが撮れたぞー!」

マミ「まぁ、本当!可愛いわぁ!」

QB「どれどれ?おっ!最高だね!さすがシャフトのカメラマンだよ!」

カメラマン「あざーっす」

社員「マネージャーさん、今回のギャラです」

マミ「あっ、ありがとうございます!」

マミ宅

QB「うふふ、僕が表紙の雑誌もこれで10冊目だ・・・」

ピンポーン

マミ「あらっ?誰かしら?」ガチャ

まどか・さやか「こんにちわー」

マミ「あら、こんにちわ!さぁ上がって上がって!」

まどか「はい!あっ、QBー、久しぶりだねー」
さやか「あんた最近みなかったけどどうしたのよ?」

QB「いやぁ、僕ぐらいになるとファンが煩くてね
そうそう外にも出られないんだよね」

さやか「こいつー、自惚れちゃってぇ!」
まどか「QBったら!」

QB「・・・ところで君たちその服装はなんだい?
ファッションスターである僕の前でそんな服を着ないでもらえるかな?」

まどか・さやか「えっ・・・?」

QB「んっ?なんなら僕がコーディネートしてあげようか?」

まどか「えっ・・・い、いいよ」
さやか「うわぁ・・・」

マミ「QB・・・」

QB「まぁ、一般人に僕みたいなオシャレをしろってのが無茶なんだけどね!あははっ!」

まどか「そ、そうだね・・・ごめんね」
しゃか「帰ろう・・・まどか」

マミ「えっ?」

まどか「・・・うん、ごめんなさい。マミさん」
さやか「マミさん、さようなら」ガチャ

QB「まったく、これだから一般人は・・・」

マミ「・・・ひどい」
QB「え?」

マミ「ひどいわよ!QB!・・・2人ともやっとできたお友達なのに!!」

QB「・・・!!」

マミ「うう・・・ぐすっ・・」シクシク

QB「マ・・・マミ・・・」

マミ「QBなんか大っ嫌い!!」ガチャ


QB「ふ、ふんっ!僕にはこの可愛ささえあれば・・・何も困らないよ!!」




QB「・・・さようならマミ、今まで楽しかった
・・・・星に帰ろう」シュン



地球に平和が訪れました


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