QB「マミ!カニクリームコロッケが食べたいよ!!」 (35)

QB「はやく作ってよ!!!」

マミ「はいはい、ちょっと待っててね」

マミ(めんどくさいから冷凍のでいいわよね、ちょうどマルハチニロってところのがあるし)

チーン

マミ「おまたせ、キュゥべえ」

QB「すごく待ったよ、熱々でおいしそうだなぁ…いただきまーす」ガブッ

QB「むぐっ…」

マミ「?」

QB「くせえええええええええ!!!!!!!!


QB「くさいくさいくさいくさい!!!なんだこれは!!!!!!!」

       r‐'`'ー‐┐ l二二l   r─‐┐ r┐ r┐     /´〉
\      ̄! | ̄! |       くノ ̄! | |__! ! | l二二l / /__r┐
/     くノ くノ l二二二l   くノ   くノ     く__,--、.」
\         l二二`! .i´二二`!      「`ー─┐ 「`| 「`|
く             | |  | |   | | [][] i`! くノ ̄! |´   L/ L/
 \        i二二..!  |..二二..|   くノ   くノ   O  O
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         ト、   /: : ,.   -──- 、: : : : \
         ゝ V( ))/         `ヽ: : : : \
      / 〃 Y^y'´           )  `ヽ: : : :〉
      フ {{ / /    /      人    \/

     イ   ヽノノ    /   / //  ヽ     ヽ
     /  / 〃 /    /  / /     ヽ\     !
      |/   〃 {   >‐メ、    -‐ < リ ヽ  !
     ヽ     Vハ  /  ィ.:.:下      不::.ヽ }  ハ|
      )   /Vヽ \ ヒ.::::ソ     ヒ.::::ソ ノ イ

     ノ | /   ( \| ,,,,,,..    '   ..,,, /イノノ ‐‐┐
       |/     ) ヘ     i⌒ヽ      r イ __  }
         /´  ̄ `ヽ >     ‐'   . イ,. '´    〈
         (       \  > = < ノノ    ,.   ノ
         ヽ``ヽ     )VTT´  ̄ ̄`L ,.  '´ -=<  __
       r── ミミヽ ,. ィ イ77´  ̄`7 //´ ̄`ヽ´ ̄ ̄`ヽノ

       }       ノ  レイ ハ ´ ̄`   l l     '.    (
       r── ミミヽ//// |       l V    }ミヽ __ ノ
          フ /  く ///レ'      `Y´     `ヽ\
        /  {   {:{          }        Y )

QB「ふざけるなよ!!!!!!!なんてものを出してるんだ!!!!!!!」

マミ「なにって、カニクリームコロッケじゃない?」

QB「こんなくさいものがカニクリームコロッケなわけないだろ!!!!!!!」

QB「おいしいカニクリームコロッケが食べられると思ったのになんだこの仕打ちは!!!!!!!」 

QB「ほんと死ぬほどくっさいくっさい、マミの腋汗みたいな臭いだよ!!!!!!!」

マミ「」ムカッ

マミ「なによ!!!!!!!」

マミ「キュゥべえがわがまま言うから急いで出してあげたのに文句ばかり言って…」

マミ「そんなにくさいなら出ていけばいいでしょ!!!!!!!」

QB「言われなくても出ていってやるよ!!」

QB「もう二度と来ないからな、こんなくっさい部屋」

マミ「ふん」

このQB絶対感情あるだろ

QB「まだ臭いが染み付いてるよ…はやくちゃんとしたカニクリームコロッケが食べたいな」

QB「まどかのところにいってみよう、まどかならあんなデブ臭のするカニクリームコロッケは作らないはずだ」

QB「まどか、こんにちわ」

まどか「わっ、キュゥべえ!?どうしたの?」

QB「突然おじゃましちゃってごめんね、ちょっとお願いがあって来たんだ」

まどか「お願い?私のできることなら手伝うよ」

QB「ありがとうまどか!じゃあカニクリームコロッケを作ってほしいんだ!!」

まどか「カニクリームコロッケ…?」

QB「どうしても今必要で…お願いできるかな」

まどか「…わかった、なんとかしてもってくるよ」

QB「うん、なるべくはやくお願いね」

まどか「引き受けちゃったけど今はパパは出かけてるし、私は料理なんてできないし、どうしよう…」

まどか「…あっ、そういえばパパが買ってきた冷凍のがあったかも」ガサゴソ

まどか「あったぁ!!これなら私でもできるよ」

チーン

まどか「えへへ、キュゥべえの役に立ててよかった」

まどか「キュゥべえできたよー」

QB「遅かったね、はやくはやく」

まどか「はい、カニクリームコロッケだよ」

QB「これがまどかのカニクリームコロッケか」

QB(あれ?マミのと似てるような…まぁいいか)

QB「さて、いただきまーす」ガブッ

まどか「おいしい?」

QB「くさああああああああい!!!!!!!!!!」

まどか「!?」

QB「お前はマミか!!!デブか!!!」

QB「まどかまでくっさいデブ臭に犯されてるなんて失望したよ!!!!!」

まどか「ひどいよ…なんでそんなこと言うの…?」グスッ

QB「泣きたいのはこっちだよ!!!!!!!」

QB「おいしいカニクリームコロッケを求めてはるばるやってきたのにこのざま…」

QB「お前なんか二度と契約しに来てやんねえからな!!!一生デブクリームコロッケ食ってブヒブヒ嘆いてろ!!!!」

まどか「うぅ…うわああああん」

QB「マミに初めてカニクリームコロッケを作ってもらったあの味が懐かしい」

QB「あの頃のおいしいカニクリームはもう食べられないのかな…」

QB「僕はいったいこれからどうすれば…」

「あなたがカニクリームコロッケになればいいんじゃない?」

QB「!?」バッ

QB「んーんー!!!」

ほむら「新鮮な材料が手に入ったわよ、マミ」

マミ「ええ、これならおいしいカニクリームコロッケができるかもしれないわね」

ほむら「いいえ、それはできないわ」

マミ「どうして?」

ほむら「それだとメニュー偽装じゃない」

マミ「あぁそうだったわね、それじゃあ」

マミ「キュゥべえクリームコロッケ、かしら」

ほむら「ふふ、語呂が悪いわね」

マミ「仕方ないわ、もともとセンスのない名前だもの」

ほむら「確かにそうね、じゃあ早速作りましょうか」

マミ「ええ、おいしいキュゥべえクリームコロッケを」

QB「んーんー!!!」



カニ・フィナーレ

後日談

杏子「うめえな!このクリームコロッケ!」モグモグ

ほむら「喜んでもらえてうれしいわ」

マミ「たくさん作りすぎちゃってね…」

ほむら(自分では食べたくないし、まどかにも食べさせられないから助かったわ)

さやか「なんか変な臭いがするような…」

ほむら「気のせいよ」

マミ「無理して食べなくたいいからね」

杏子「ちょっと気になるけど、全然食えるよ」モグモグ

さやか「あたしはもういらないや」

杏子「マジで!?全部食っちまうからな!!」モグモグ

さやか「どうぞ」

マミ(ごめんね、佐倉さん…)

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